JPH11105143A - 遮断竿及びその製造方法 - Google Patents
遮断竿及びその製造方法Info
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- JPH11105143A JPH11105143A JP9283203A JP28320397A JPH11105143A JP H11105143 A JPH11105143 A JP H11105143A JP 9283203 A JP9283203 A JP 9283203A JP 28320397 A JP28320397 A JP 28320397A JP H11105143 A JPH11105143 A JP H11105143A
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Landscapes
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、遮断竿が破損した際には、燃焼
可能な廃棄物として処理することができるようにした遮
断竿及びその製造方法に関する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂を20〜70重量%含浸さ
せ、セルロース系平面状物の目付量が30〜500g/
m2 であり、円筒体の外径寸法が10〜100mmで、
円筒体の肉厚寸法が0.5〜5.0mmの範囲の遮断竿
であり、また熱可塑性樹脂を含浸させたセルロース系平
面状物の溶剤を除去してプリプレグを製造し、該プリプ
レグを加熱して軟化させた後、芯金に巻付けて円筒体を
成形し、この円筒体の上面に高分子フィルムを巻付けて
から、この高分子フィルムを熱収縮させる遮断竿の製造
方法である。
可能な廃棄物として処理することができるようにした遮
断竿及びその製造方法に関する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂を20〜70重量%含浸さ
せ、セルロース系平面状物の目付量が30〜500g/
m2 であり、円筒体の外径寸法が10〜100mmで、
円筒体の肉厚寸法が0.5〜5.0mmの範囲の遮断竿
であり、また熱可塑性樹脂を含浸させたセルロース系平
面状物の溶剤を除去してプリプレグを製造し、該プリプ
レグを加熱して軟化させた後、芯金に巻付けて円筒体を
成形し、この円筒体の上面に高分子フィルムを巻付けて
から、この高分子フィルムを熱収縮させる遮断竿の製造
方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遮断竿及びその製造方
法に関し、さらに詳しくは踏切用、駐車場用、駐輪場用
等として使用される遮断竿であって、遮断竿が折損した
際には燃焼可能な廃棄物として処理することができるよ
うにした遮断竿及びその製造方法に関する。
法に関し、さらに詳しくは踏切用、駐車場用、駐輪場用
等として使用される遮断竿であって、遮断竿が折損した
際には燃焼可能な廃棄物として処理することができるよ
うにした遮断竿及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在使用されている遮断竿の素材は、そ
の多くがFRP(繊維強化プラスチック)製であり、一
部には天然の竹材が用いられたりしていた。
の多くがFRP(繊維強化プラスチック)製であり、一
部には天然の竹材が用いられたりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでFRP製遮断
竿は、その製品重量が比較的重く、かつ製造コストも高
く、さらにはFRP素材中にガラス繊維を使用している
関係から焼却処理が困難で、それを処理せんとする場合
には埋立処理を強いられていた。換言すれば、FRP遮
断竿は、それを廃棄する場合には、遮断竿を処理コスト
が高い埋立て用産業廃棄物として処理せざるを得ないと
いう問題点があった。
竿は、その製品重量が比較的重く、かつ製造コストも高
く、さらにはFRP素材中にガラス繊維を使用している
関係から焼却処理が困難で、それを処理せんとする場合
には埋立処理を強いられていた。換言すれば、FRP遮
断竿は、それを廃棄する場合には、遮断竿を処理コスト
が高い埋立て用産業廃棄物として処理せざるを得ないと
いう問題点があった。
【0004】本発明は、一般廃棄物としての処理が可能
でエコロジーの観点に優れる、セルロース系素材により
遮断竿を製造することにより、焼却処分が可能な遮断竿
を得ることができ、これにより上記の問題点を解消せん
とするものである。
でエコロジーの観点に優れる、セルロース系素材により
遮断竿を製造することにより、焼却処分が可能な遮断竿
を得ることができ、これにより上記の問題点を解消せん
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ための手段として、まず請求項1記載のものは熱硬化性
樹脂を含浸させたセルロース系平面状物を円筒体に成形
せしめた遮断竿において、熱硬化性樹脂を20〜70重
量%含浸させ、セルロース系平面状物の目付量が30〜
500g/m2 であり、円筒体の外径寸法が10〜10
0mmで、円筒体の肉厚寸法が0.5〜5.0mmの範
囲であることを特徴とする遮断竿である。
ための手段として、まず請求項1記載のものは熱硬化性
樹脂を含浸させたセルロース系平面状物を円筒体に成形
せしめた遮断竿において、熱硬化性樹脂を20〜70重
量%含浸させ、セルロース系平面状物の目付量が30〜
500g/m2 であり、円筒体の外径寸法が10〜10
0mmで、円筒体の肉厚寸法が0.5〜5.0mmの範
囲であることを特徴とする遮断竿である。
【0006】また請求項2記載のものは、セルロース系
平面状物に、溶剤で希釈した熱硬化性樹脂を含浸させ、
該溶剤を50〜150℃の雰囲気下で除去して、残存溶
剤量を10%以下としたプリプレグを製造し、該プリプ
レグを40〜140℃に加熱して軟化させ、この状態で
プリプレグを芯金に巻付けて円筒体を成形し、ついで高
分子フィルムをその円筒体の上面に張力0.1〜3.0
kg/cmで少なくとも1回巻付け、その後この円筒体
を100℃以上の雰囲気下に放置して高分子フィルムを
熱収縮硬化させることを特徴とする遮断竿の製造方法で
ある。
平面状物に、溶剤で希釈した熱硬化性樹脂を含浸させ、
該溶剤を50〜150℃の雰囲気下で除去して、残存溶
剤量を10%以下としたプリプレグを製造し、該プリプ
レグを40〜140℃に加熱して軟化させ、この状態で
プリプレグを芯金に巻付けて円筒体を成形し、ついで高
分子フィルムをその円筒体の上面に張力0.1〜3.0
kg/cmで少なくとも1回巻付け、その後この円筒体
を100℃以上の雰囲気下に放置して高分子フィルムを
熱収縮硬化させることを特徴とする遮断竿の製造方法で
ある。
【0007】また請求項3および請求項4記載のもの
は、熱硬化性樹脂として、エポキシ系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、アクリル系樹脂、フェノール系樹脂のいずれ
かを使用することを特徴とする請求項1記載の遮断竿又
は請求項2記載の遮断竿の製造方法である。
は、熱硬化性樹脂として、エポキシ系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、アクリル系樹脂、フェノール系樹脂のいずれ
かを使用することを特徴とする請求項1記載の遮断竿又
は請求項2記載の遮断竿の製造方法である。
【0008】また請求項5および請求項6記載のもの
は、セルロース系平面状物として、紙、綿布、レーヨン
織布のいずれかを使用することを特徴とする請求項1記
載の遮断竿又は請求項2記載の遮断竿の製造方法であ
る。
は、セルロース系平面状物として、紙、綿布、レーヨン
織布のいずれかを使用することを特徴とする請求項1記
載の遮断竿又は請求項2記載の遮断竿の製造方法であ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明によれば、上述のごとき素
材で形成されているため、遮断竿の折損事故が生じたよ
うな場合には、その折損遮断竿は廃棄物として簡単に焼
却処理が可能となる。
材で形成されているため、遮断竿の折損事故が生じたよ
うな場合には、その折損遮断竿は廃棄物として簡単に焼
却処理が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0011】請求項1記載の遮断竿の外形は、ストレー
ト状円筒体であっても、テーパー状円筒体であっても構
わない。また遮断竿を1本ものとしてそのまま使用して
も、あるいは複数本を接続して、長寸ものに仕立てて使
用するようにすることも可能である。
ト状円筒体であっても、テーパー状円筒体であっても構
わない。また遮断竿を1本ものとしてそのまま使用して
も、あるいは複数本を接続して、長寸ものに仕立てて使
用するようにすることも可能である。
【0012】本発明では、セルロース系平面状物に含浸
させる熱硬化性樹脂の量は、20%未満では樹脂量が不
足して、セルロース系平面状物を円筒体に成形した後、
強度欠陥が生じ、また70%を超えると遮断竿の剛性が
低下して使用に堪えないものとなる。
させる熱硬化性樹脂の量は、20%未満では樹脂量が不
足して、セルロース系平面状物を円筒体に成形した後、
強度欠陥が生じ、また70%を超えると遮断竿の剛性が
低下して使用に堪えないものとなる。
【0013】つぎに、セルロース系平面状物の目付量が
30g/m2 未満である場合には、芯金に巻付ける時に
セルロース系平面状物が破損してしまう惧れがあり、一
方目付量が500g/m2 を超えるとセルロース系平面
状物が厚くなり過ぎて、うまく円筒体に成形できない惧
れがある。
30g/m2 未満である場合には、芯金に巻付ける時に
セルロース系平面状物が破損してしまう惧れがあり、一
方目付量が500g/m2 を超えるとセルロース系平面
状物が厚くなり過ぎて、うまく円筒体に成形できない惧
れがある。
【0014】さらに、セルロース系平面状物を円筒体に
成形した際の、円筒体の外形寸法が10mm未満である
場合には、円筒体の強度が不十分で遮断竿として機能せ
ず、一方外径寸法が100mmを超えると円筒体の重量
と強度のバランスが悪くなって、遮断竿としての機能を
発揮し得ないこととなる。
成形した際の、円筒体の外形寸法が10mm未満である
場合には、円筒体の強度が不十分で遮断竿として機能せ
ず、一方外径寸法が100mmを超えると円筒体の重量
と強度のバランスが悪くなって、遮断竿としての機能を
発揮し得ないこととなる。
【0015】また前記円筒体の肉厚寸法が0.5mm未
満である場合には、円筒体の強度が確保されないため円
筒体に割れが発生し、一方肉厚寸法が5.0mmを超え
ると円筒体の強度が大きくなり過ぎて、遮断竿に車両等
が衝突した際に、遮断竿が破損しないことがあり、別の
面から安全性に問題が発生する。
満である場合には、円筒体の強度が確保されないため円
筒体に割れが発生し、一方肉厚寸法が5.0mmを超え
ると円筒体の強度が大きくなり過ぎて、遮断竿に車両等
が衝突した際に、遮断竿が破損しないことがあり、別の
面から安全性に問題が発生する。
【0016】また請求項2に記載する遮断竿の製造方法
において、セルロース系平面状物に熱硬化性樹脂を含浸
させる方法としては、浸漬法、スプレー法いずれも採用
できる。
において、セルロース系平面状物に熱硬化性樹脂を含浸
させる方法としては、浸漬法、スプレー法いずれも採用
できる。
【0017】熱硬化性樹脂を希釈させる溶剤としては、
メタノール、アセトン等低沸点の揮発性溶剤が好適で、
この溶剤を除去させるには50〜150℃の雰囲気下で
樹脂含浸したセルロース系平面状物を乾燥させる必要が
ある。この乾燥工程において、セルロース系平面状物内
の溶剤残存量を10重量%以下とするが、特に好ましく
は2重量%以下とするとよい。
メタノール、アセトン等低沸点の揮発性溶剤が好適で、
この溶剤を除去させるには50〜150℃の雰囲気下で
樹脂含浸したセルロース系平面状物を乾燥させる必要が
ある。この乾燥工程において、セルロース系平面状物内
の溶剤残存量を10重量%以下とするが、特に好ましく
は2重量%以下とするとよい。
【0018】上記乾燥工程における溶剤残存量が10重
量%を超えると、筒体成形時に筒体の表面に残存溶剤の
気泡が発生し、筒体の強度欠陥の原因となる。
量%を超えると、筒体成形時に筒体の表面に残存溶剤の
気泡が発生し、筒体の強度欠陥の原因となる。
【0019】本発明で製造したプリプレグは、40〜1
40℃に加熱されて軟化した状態で芯金に巻付けられる
が、プリプレグの加熱温度が40℃未満では軟化が不十
分なため巻付けが困難であり、一方加熱温度が140℃
を超えるとプリプレグの素材樹脂の反応が進み過ぎて硬
くなり、巻付けが困難となってしまう。
40℃に加熱されて軟化した状態で芯金に巻付けられる
が、プリプレグの加熱温度が40℃未満では軟化が不十
分なため巻付けが困難であり、一方加熱温度が140℃
を超えるとプリプレグの素材樹脂の反応が進み過ぎて硬
くなり、巻付けが困難となってしまう。
【0020】本発明で使用する高分子フィルムとして
は、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルム、
セロハンフィルムが適当であり、特にポリプロピレンフ
ィルムが好ましい。
は、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルム、
セロハンフィルムが適当であり、特にポリプロピレンフ
ィルムが好ましい。
【0021】上記高分子フィルムを、プリプレグにて形
成された筒状体に張力を掛けて巻付けることになるが、
高分子フィルムを巻付ける際の張力が0.1kg/cm
未満であると、その後高分子フィルムを加熱する際に、
高分子フィルムの熱収縮による円筒体への圧力が確保さ
れず、層間剥離の原因となり、一方張力が3.0kg/
cmを超えると安定したテーピングが不可能となる。
成された筒状体に張力を掛けて巻付けることになるが、
高分子フィルムを巻付ける際の張力が0.1kg/cm
未満であると、その後高分子フィルムを加熱する際に、
高分子フィルムの熱収縮による円筒体への圧力が確保さ
れず、層間剥離の原因となり、一方張力が3.0kg/
cmを超えると安定したテーピングが不可能となる。
【0022】上記高分子フィルムによる、円筒体への巻
付け回数は少なくとも1回以上である必要がある。高分
子フィルムによる、円筒体への熱収縮による圧力を確保
するためである。
付け回数は少なくとも1回以上である必要がある。高分
子フィルムによる、円筒体への熱収縮による圧力を確保
するためである。
【0023】ここで、高分子フィルムの加熱硬化温度は
100℃以上であるとよく、より好ましくは130〜1
60℃が適当であり、熱硬化温度が100℃未満では高
分子フィルムの完全硬化が行われず、その結果円筒体の
強度が低くなってしまう。
100℃以上であるとよく、より好ましくは130〜1
60℃が適当であり、熱硬化温度が100℃未満では高
分子フィルムの完全硬化が行われず、その結果円筒体の
強度が低くなってしまう。
【0024】本発明で使用する熱硬化樹脂としては、特
にフェノール系樹脂が望ましい。また、使用するセルロ
ース系平面状物としては、特にクラフト紙が好ましい。
にフェノール系樹脂が望ましい。また、使用するセルロ
ース系平面状物としては、特にクラフト紙が好ましい。
【0025】実施例 フェノール/ホルムアルデヒド=1/1.2のフェノー
ル樹脂前駆体と少量の苛性ソーダにメタノールを加え、
均一に混合溶解する(約40%溶液)。図1に示すよう
に200g/m2 のクラフト紙2を、レジンバス1に貯
留した上記フェノール樹脂溶液に浸漬せしめて、含浸セ
ルロース系平面状物を得る。
ル樹脂前駆体と少量の苛性ソーダにメタノールを加え、
均一に混合溶解する(約40%溶液)。図1に示すよう
に200g/m2 のクラフト紙2を、レジンバス1に貯
留した上記フェノール樹脂溶液に浸漬せしめて、含浸セ
ルロース系平面状物を得る。
【0026】この含浸セルロース系平面状物をローラー
4、4により絞り、さらに乾燥機中で110℃の雰囲気
下に置いて乾燥させて、紙/フェノールからなるプリプ
レグ3を製造した。該プリプレグ3の樹脂含有量は40
重量%で、メタノール残量は1.2%であった。
4、4により絞り、さらに乾燥機中で110℃の雰囲気
下に置いて乾燥させて、紙/フェノールからなるプリプ
レグ3を製造した。該プリプレグ3の樹脂含有量は40
重量%で、メタノール残量は1.2%であった。
【0027】該プリプレグ3を、ローラーローリングマ
シンにセットした外径寸法40mmの芯金5に巻付け、
巻付け素材たるプリプレグ3の肉厚寸法が2.0mmと
なるようにして円筒体6を得た。この円筒体6の成形時
には、芯金5に加熱ローラー(図示しない)を接触させ
て加熱しながら成形するのであるが、その時の加熱ロー
ラーの温度は80℃に設定して行った。
シンにセットした外径寸法40mmの芯金5に巻付け、
巻付け素材たるプリプレグ3の肉厚寸法が2.0mmと
なるようにして円筒体6を得た。この円筒体6の成形時
には、芯金5に加熱ローラー(図示しない)を接触させ
て加熱しながら成形するのであるが、その時の加熱ロー
ラーの温度は80℃に設定して行った。
【0028】ついで、円筒状にプリプレグを巻付けて円
筒体6を得た後、該円筒体6の表面にポリプロピレンフ
ィルム(厚さ寸法25ミクロン、幅寸法25mm)11
を張力2kg(0.8kg/cm)で巻付けた後、加熱
炉12にて160℃で1時間加熱し、ついで冷却した
後、この状態で芯金5を抜いて紙/フェノールからなる
円筒状の遮断竿10を得た。
筒体6を得た後、該円筒体6の表面にポリプロピレンフ
ィルム(厚さ寸法25ミクロン、幅寸法25mm)11
を張力2kg(0.8kg/cm)で巻付けた後、加熱
炉12にて160℃で1時間加熱し、ついで冷却した
後、この状態で芯金5を抜いて紙/フェノールからなる
円筒状の遮断竿10を得た。
【0029】該遮断竿10は、外径寸法44mm、長さ
寸法2mであった。またこの遮断竿は、充分な機能があ
り、可燃性廃棄物として焼却炉で焼却するのに何ら問題
がなかった。さらに、この遮断竿の根本側の内部に、補
強用のパイプ7を内接することにより、全体の強度を向
上させることができる。
寸法2mであった。またこの遮断竿は、充分な機能があ
り、可燃性廃棄物として焼却炉で焼却するのに何ら問題
がなかった。さらに、この遮断竿の根本側の内部に、補
強用のパイプ7を内接することにより、全体の強度を向
上させることができる。
【0030】また完成した遮断竿10の表面には、必要
に応じて適宜の着色を施すことができる。例えば、全面
を黄色にするように塗装し、最後に、適当間隔を存して
黒色のテープ13を巻いて黄色と黒色の交互まだら模様
を形成することもできる。
に応じて適宜の着色を施すことができる。例えば、全面
を黄色にするように塗装し、最後に、適当間隔を存して
黒色のテープ13を巻いて黄色と黒色の交互まだら模様
を形成することもできる。
【0031】さらに、各遮断竿10を複数本連結する方
法としては、根本側10aから順に徐々に先細状になる
ようにするのが一般的であり、かつ隣り合う遮断竿10
の間には、紙製筒体と同一素材からなる継手8を介在さ
せ、遮断竿10の内面と接する継手8部分に接着剤を塗
布し、この部分につぎの遮断竿10をねじるように差し
込んで連結する。あるいは、この継手を使用せず、差込
み側の遮断竿の端部を受入側の紙製筒体の端部に圧入し
て、嵌合状態に結合させることもできる。
法としては、根本側10aから順に徐々に先細状になる
ようにするのが一般的であり、かつ隣り合う遮断竿10
の間には、紙製筒体と同一素材からなる継手8を介在さ
せ、遮断竿10の内面と接する継手8部分に接着剤を塗
布し、この部分につぎの遮断竿10をねじるように差し
込んで連結する。あるいは、この継手を使用せず、差込
み側の遮断竿の端部を受入側の紙製筒体の端部に圧入し
て、嵌合状態に結合させることもできる。
【0032】完成した遮断竿10の根本側10aの端部
と、先端側10bの端部には、開口部を塞ぐための蓋9
が設けられる。この蓋9を設けたため、遮断竿内部に雨
水や埃が入らないものとなる。
と、先端側10bの端部には、開口部を塞ぐための蓋9
が設けられる。この蓋9を設けたため、遮断竿内部に雨
水や埃が入らないものとなる。
【0033】
【発明の効果】よって本発明によれば、製造コストが低
廉で、かつ遮断竿の重量が軽量で、また遮断竿が折損し
た際には一般廃棄物として処理することができるという
優れた効果がある。
廉で、かつ遮断竿の重量が軽量で、また遮断竿が折損し
た際には一般廃棄物として処理することができるという
優れた効果がある。
【0034】さらに本発明で得られる遮断竿は、セルロ
ース系平面状物でありながら、熱硬化性樹脂を充分含浸
させてあるため耐水・対候性に優れ、その機械的強度は
JISに定める試験片において、曲げ強度800〜10
00kgf/cm2、圧縮強度1300〜1500kgf
/cm2 、比重1.4という数値を示し、遮断竿として
充分な強度を持ち、従来の遮断竿と比較して何ら遜色が
ない特徴がある。
ース系平面状物でありながら、熱硬化性樹脂を充分含浸
させてあるため耐水・対候性に優れ、その機械的強度は
JISに定める試験片において、曲げ強度800〜10
00kgf/cm2、圧縮強度1300〜1500kgf
/cm2 、比重1.4という数値を示し、遮断竿として
充分な強度を持ち、従来の遮断竿と比較して何ら遜色が
ない特徴がある。
【図1】本発明方法の、セルロース系平面状物に熱硬化
性樹脂を含浸させる状態の説明図である。
性樹脂を含浸させる状態の説明図である。
【図2】本発明方法の、セルロース系平面状物にローラ
ーをかける状態の説明図である。
ーをかける状態の説明図である。
【図3】本発明方法の、プリプレグを芯金に巻設して円
筒体を得る状態の説明図である。
筒体を得る状態の説明図である。
【図4】本発明方法の、遮断竿の表面に、テープ状のポ
リプロピレンフィルムを巻設する状態の説明図である。
リプロピレンフィルムを巻設する状態の説明図である。
【図5】本発明方法の、遮断竿を乾燥炉中に放置する状
態の説明図である。
態の説明図である。
【図6】本発明遮断竿の、分解縦断面図である。
【図7】本発明遮断竿の、完成状態の正面図である。
1 レジンバス 2 クラフト紙 3 プリプレグ 4 ローラー 5 芯金 6 円筒体 7 補強用のパイプ 8 継手 9 蓋 10 遮断竿 10a 遮断竿の根本側 10b 遮断竿の先端側 11 ポリプロピレンフィルム 12 乾燥炉 13 黒色のテープ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 101:10 B29L 23:00
Claims (6)
- 【請求項1】 熱硬化性樹脂を含浸させたセルロース系
平面状物を円筒体に成形せしめた遮断竿において、熱硬
化性樹脂を20〜70重量%含浸させ、セルロース系平
面状物の目付量が30〜500g/m2 であり、円筒体
の外径寸法が10〜100mmで、円筒体の肉厚寸法が
0.5〜5.0mmの範囲であることを特徴とする遮断
竿。 - 【請求項2】 セルロース系平面状物に、溶剤で希釈し
た熱硬化性樹脂を含浸させ、該溶剤を50〜150℃の
雰囲気下で除去して、残存溶剤量を10%以下としたプ
リプレグを製造し、該プリプレグを40〜140℃に加
熱して軟化させ、この状態でプリプレグを芯金に巻付け
て円筒体を成形し、ついで高分子フィルムをその円筒体
の上面に張力0.1〜3.0kg/cmで少なくとも1
回巻付け、その後この円筒体を100℃以上の雰囲気下
に放置して高分子フィルムを熱収縮硬化させることを特
徴とする遮断竿の製造方法。 - 【請求項3】 熱硬化性樹脂として、エポキシ系樹脂、
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、フェノール系樹
脂のいずれかを使用することを特徴とする請求項1記載
の遮断竿。 - 【請求項4】 熱硬化性樹脂として、エポキシ系樹脂、
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、フェノール系樹
脂のいずれかを使用することを特徴とする請求項2記載
の遮断竿の製造方法。 - 【請求項5】 セルロース系平面状物として、紙、綿
布、レーヨン織布のいずれかを使用することを特徴とす
る請求項1記載の遮断竿。 - 【請求項6】 セルロース系平面状物として、紙、綿
布、レーヨン織布のいずれかを使用することを特徴とす
る請求項2記載の遮断竿の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9283203A JPH11105143A (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 遮断竿及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9283203A JPH11105143A (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 遮断竿及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11105143A true JPH11105143A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17662466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9283203A Withdrawn JPH11105143A (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 遮断竿及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11105143A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010019411A (ja) * | 2007-10-23 | 2010-01-28 | Yagikuma:Kk | 樹脂製バリケードパイプの端部補強部材 |
-
1997
- 1997-10-01 JP JP9283203A patent/JPH11105143A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010019411A (ja) * | 2007-10-23 | 2010-01-28 | Yagikuma:Kk | 樹脂製バリケードパイプの端部補強部材 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |