JPH11105441A - 熱転写リボン及びエンドマーク加工方法 - Google Patents
熱転写リボン及びエンドマーク加工方法Info
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- JPH11105441A JPH11105441A JP9290542A JP29054297A JPH11105441A JP H11105441 A JPH11105441 A JP H11105441A JP 9290542 A JP9290542 A JP 9290542A JP 29054297 A JP29054297 A JP 29054297A JP H11105441 A JPH11105441 A JP H11105441A
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- Japan
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- end mark
- thermal transfer
- layer
- transfer ribbon
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱転写リボンのエンドマークを読み取るセン
サーが、転写層側に設けてある熱転写プリンターで使用
される熱転写リボンにおいて、エンドマークの粘着テー
プを貼付する場合、エンドマークが剥がれることがな
く、またエンドマークを印刷方式で形成する時のエンド
マークが裏移りするようなことがなく、簡単な装置でエ
ンドマークを形成することができる熱転写リボン及びエ
ンドマークの加工方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 基材2の一方の面に熱溶融性インキ層
3、または転写性保護層を設けた熱転写リボン1を使用
し、該熱溶融性インキ層3、または転写性保護層を部分
的に除去し、該除去された部分6にエンドマーク5を貼
付することにより、エンドマーク5が剥がれることがな
く、またエンドマーク5が裏移りせず、簡単な装置でエ
ンドマーク5を形成することができる。
サーが、転写層側に設けてある熱転写プリンターで使用
される熱転写リボンにおいて、エンドマークの粘着テー
プを貼付する場合、エンドマークが剥がれることがな
く、またエンドマークを印刷方式で形成する時のエンド
マークが裏移りするようなことがなく、簡単な装置でエ
ンドマークを形成することができる熱転写リボン及びエ
ンドマークの加工方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 基材2の一方の面に熱溶融性インキ層
3、または転写性保護層を設けた熱転写リボン1を使用
し、該熱溶融性インキ層3、または転写性保護層を部分
的に除去し、該除去された部分6にエンドマーク5を貼
付することにより、エンドマーク5が剥がれることがな
く、またエンドマーク5が裏移りせず、簡単な装置でエ
ンドマーク5を形成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写リボン及び
そのリボンに形成されるエンドマークの加工方法に関
し、さらに詳しくは、熱転写リボンのエンドマークを読
み取るセンサーが、転写層側に設けてある熱転写プリン
ターで使用される熱転写リボンにおいて、エンドマーク
の粘着テープを貼付する場合、エンドマークが剥がれる
ことがなく、またエンドマークを印刷方式で形成する時
のエンドマークが裏移りするようなことがなく、簡単な
装置でエンドマークを形成することができる熱転写リボ
ン及びエンドマークの加工方法に関する。
そのリボンに形成されるエンドマークの加工方法に関
し、さらに詳しくは、熱転写リボンのエンドマークを読
み取るセンサーが、転写層側に設けてある熱転写プリン
ターで使用される熱転写リボンにおいて、エンドマーク
の粘着テープを貼付する場合、エンドマークが剥がれる
ことがなく、またエンドマークを印刷方式で形成する時
のエンドマークが裏移りするようなことがなく、簡単な
装置でエンドマークを形成することができる熱転写リボ
ン及びエンドマークの加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の熱転写方法が知られている
が、この方法は、基材上に着色転写層を形成し、その背
面からサーマルヘッドなどにより、文字や図形あるいは
模様などの画像を、その画像状に加熱して、上記の着色
転写層を被転写材の表面に熱転写するものである。この
熱転写方法は、その着色転写層の構成によって、昇華転
写型と熱溶融転写型の2方式に大別される。昇華転写型
は、熱によって昇華または移行する染料を適当なバイン
ダーにより、基材上に着色転写層を担持させて、背面か
らの加熱によって、着色転写層中の染料を被転写材表面
に熱移行させるものである。但し、被転写材表面には、
染料の染着しやすい受容層を設けているものである。そ
れに対し、熱溶融転写型は、基材上に加熱により容易に
軟化、溶融して転写可能な着色転写層を形成し、背面か
らの加熱によって、被転写材表面に着色転写層を転写す
るものである。
が、この方法は、基材上に着色転写層を形成し、その背
面からサーマルヘッドなどにより、文字や図形あるいは
模様などの画像を、その画像状に加熱して、上記の着色
転写層を被転写材の表面に熱転写するものである。この
熱転写方法は、その着色転写層の構成によって、昇華転
写型と熱溶融転写型の2方式に大別される。昇華転写型
は、熱によって昇華または移行する染料を適当なバイン
ダーにより、基材上に着色転写層を担持させて、背面か
らの加熱によって、着色転写層中の染料を被転写材表面
に熱移行させるものである。但し、被転写材表面には、
染料の染着しやすい受容層を設けているものである。そ
れに対し、熱溶融転写型は、基材上に加熱により容易に
軟化、溶融して転写可能な着色転写層を形成し、背面か
らの加熱によって、被転写材表面に着色転写層を転写す
るものである。
【0003】両方式ともに、モノカラーおよび多色カラ
ー画像の形成が可能であり、多色カラー画像の場合に
は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアンさらに必要に
応じてブラックの三色ないし四色の熱転写リボンを用意
し、同一の被転写材の表面に各色を熱転写して、カラー
画像を形成するものである。このような熱転写リボンに
おいて、三色ないし四色は、同一リボン上に面順次で、
繰り返して塗り分けたり、基材を別にして、一つの基材
に一色を設けたモノカラータイプ等が使用されている。
また、イエロー、マゼンタ、シアンないしブラックの着
色転写層だけでなく、転写性保護層も基材上に設けた熱
転写リボンも使用されるようになってきた。保護層は、
着色転写層が被転写材へ熱転写された後に、その熱転写
された画像上に熱転写して形成されるものであり、転写
性保護層であり、基材上に離型層を介して、この転写性
保護層を形成して、保護層の転写剥離性を向上させるこ
とが行われている。
ー画像の形成が可能であり、多色カラー画像の場合に
は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアンさらに必要に
応じてブラックの三色ないし四色の熱転写リボンを用意
し、同一の被転写材の表面に各色を熱転写して、カラー
画像を形成するものである。このような熱転写リボンに
おいて、三色ないし四色は、同一リボン上に面順次で、
繰り返して塗り分けたり、基材を別にして、一つの基材
に一色を設けたモノカラータイプ等が使用されている。
また、イエロー、マゼンタ、シアンないしブラックの着
色転写層だけでなく、転写性保護層も基材上に設けた熱
転写リボンも使用されるようになってきた。保護層は、
着色転写層が被転写材へ熱転写された後に、その熱転写
された画像上に熱転写して形成されるものであり、転写
性保護層であり、基材上に離型層を介して、この転写性
保護層を形成して、保護層の転写剥離性を向上させるこ
とが行われている。
【0004】上記のような熱転写リボンを使用する熱転
写プリンターは、熱溶融転写型及び昇華転写型熱転写リ
ボンの両方を兼用できるものがある。また、熱転写プリ
ンターでは、熱転写リボンを効率良く使用するために、
ボビンに巻かれた熱転写リボンがエンド付近になると、
熱転写リボンに設けたエンドマークを、プリンターのセ
ンサーで読み取り、熱転写の終了を指令するようにして
いる。
写プリンターは、熱溶融転写型及び昇華転写型熱転写リ
ボンの両方を兼用できるものがある。また、熱転写プリ
ンターでは、熱転写リボンを効率良く使用するために、
ボビンに巻かれた熱転写リボンがエンド付近になると、
熱転写リボンに設けたエンドマークを、プリンターのセ
ンサーで読み取り、熱転写の終了を指令するようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
熱転写プリンターにおいて、熱転写リボンのエンドマー
クを読み取るセンサーが、転写層側に設けてある場合に
は、エンドマークを転写層の上に粘着テープを貼付して
形成すると、熱溶融転写型の着色転写層や転写性保護層
が、そのエンドマークの部分で剥がれてしまい、エンド
検知が出来ないという問題がある。また、同様の熱転写
プリンターを使用する場合、熱転写リボンの転写層の上
にエンドマークを印刷方式で形成すると、エンドマーク
の位置精度が良くなく、エンドマークを印刷後、巻き取
った時にエンドマークが熱転写リボンの背面側に裏移り
しやすいという問題がある。さらに、熱転写リボンの転
写層の上にエンドマークを印刷方式で形成する場合、そ
の印刷部を設置したり、乾燥機を付与したりする必要が
あり、設備が複雑になるという問題がある。
熱転写プリンターにおいて、熱転写リボンのエンドマー
クを読み取るセンサーが、転写層側に設けてある場合に
は、エンドマークを転写層の上に粘着テープを貼付して
形成すると、熱溶融転写型の着色転写層や転写性保護層
が、そのエンドマークの部分で剥がれてしまい、エンド
検知が出来ないという問題がある。また、同様の熱転写
プリンターを使用する場合、熱転写リボンの転写層の上
にエンドマークを印刷方式で形成すると、エンドマーク
の位置精度が良くなく、エンドマークを印刷後、巻き取
った時にエンドマークが熱転写リボンの背面側に裏移り
しやすいという問題がある。さらに、熱転写リボンの転
写層の上にエンドマークを印刷方式で形成する場合、そ
の印刷部を設置したり、乾燥機を付与したりする必要が
あり、設備が複雑になるという問題がある。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みて創案さ
れたものであり、熱転写リボンのエンドマークを読み取
るセンサーが、転写層側に設けてある熱転写プリンター
で使用される熱転写リボンにおいて、エンドマークの粘
着テープを貼付する場合、エンドマークが剥がれること
がなく、またエンドマークを印刷方式で形成する時のエ
ンドマークが裏移りするようなことがなく、簡単な装置
でエンドマークを形成することができる熱転写リボン及
びエンドマークの加工方法を提供することを目的とす
る。
れたものであり、熱転写リボンのエンドマークを読み取
るセンサーが、転写層側に設けてある熱転写プリンター
で使用される熱転写リボンにおいて、エンドマークの粘
着テープを貼付する場合、エンドマークが剥がれること
がなく、またエンドマークを印刷方式で形成する時のエ
ンドマークが裏移りするようなことがなく、簡単な装置
でエンドマークを形成することができる熱転写リボン及
びエンドマークの加工方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材の一方の
面に熱溶融性インキ層、または転写性保護層を設けた熱
転写リボンにおいて、該熱溶融性インキ層、または転写
性保護層を部分的に除去し、該除去された部分にエンド
マークが貼付されたことを特徴とすることにより、上記
の課題を解決することができた。また、前記の基材と熱
溶融性インキ層、または転写性保護層との間に離型層を
設けたことにより、上記の課題を解決することができ
た。さらに、熱転写リボンのエンドマークの加工方法
で、基材の一方の面に熱溶融性インキ層、または転写性
保護層を設けた熱転写リボンを使用し、該熱溶融性イン
キ層、または転写性保護層を部分的に除去し、該除去さ
れた部分にエンドマークを貼付することにより、上記の
課題を解決することができた。
面に熱溶融性インキ層、または転写性保護層を設けた熱
転写リボンにおいて、該熱溶融性インキ層、または転写
性保護層を部分的に除去し、該除去された部分にエンド
マークが貼付されたことを特徴とすることにより、上記
の課題を解決することができた。また、前記の基材と熱
溶融性インキ層、または転写性保護層との間に離型層を
設けたことにより、上記の課題を解決することができ
た。さらに、熱転写リボンのエンドマークの加工方法
で、基材の一方の面に熱溶融性インキ層、または転写性
保護層を設けた熱転写リボンを使用し、該熱溶融性イン
キ層、または転写性保護層を部分的に除去し、該除去さ
れた部分にエンドマークを貼付することにより、上記の
課題を解決することができた。
【0008】
【作用】本発明の熱転写リボンのエンドマークの加工方
法によれば、基材の一方の面に熱溶融性インキ層、また
は転写性保護層を設けた熱転写リボンを使用し、該熱溶
融性インキ層、または転写性保護層を部分的に除去し、
該除去された部分にエンドマークを貼付することによ
り、熱転写リボンのエンドマークを読み取るセンサー
が、転写層側に設けてある熱転写プリンターで使用され
る熱転写リボンにおいて、エンドマークの粘着テープを
貼付する場合、エンドマークが剥がれることがなく、ま
たエンドマークを印刷方式で形成する時のエンドマーク
が裏移りするようなことがなく、簡単な装置でエンドマ
ークを形成することができる。
法によれば、基材の一方の面に熱溶融性インキ層、また
は転写性保護層を設けた熱転写リボンを使用し、該熱溶
融性インキ層、または転写性保護層を部分的に除去し、
該除去された部分にエンドマークを貼付することによ
り、熱転写リボンのエンドマークを読み取るセンサー
が、転写層側に設けてある熱転写プリンターで使用され
る熱転写リボンにおいて、エンドマークの粘着テープを
貼付する場合、エンドマークが剥がれることがなく、ま
たエンドマークを印刷方式で形成する時のエンドマーク
が裏移りするようなことがなく、簡単な装置でエンドマ
ークを形成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2、3は、本発明の熱転写リボ
ンの一つの実施形態を示す平面図であり、ボビン9上に
粘着層10により熱転写リボン1が接着していて、ボビ
ン9から間隔をおいて、熱溶融性インキ層3、または転
写性保護層4が部分的に除去された部分6にエンドマー
ク5が設けられている。また、図1は図2のX−X断面
を示すもので、熱転写リボン1の基材2上に熱溶融性イ
ンキ層3が設けられ、エンドマーク5が熱溶融性インキ
層3が部分的に除去された部分6の中に有る。そして、
熱転写リボン1の基材2側の端で粘着層10を介してボ
ビン9と接着している。図6は、本発明の熱転写リボン
1の層構成の例を示すもので、基材2の一方の面に離型
層2を介して、熱溶融性インキ層3、または転写性保護
層4を設け、基材2の他方の面に耐熱層10を設けるこ
とができる。
に基づいて説明する。図2、3は、本発明の熱転写リボ
ンの一つの実施形態を示す平面図であり、ボビン9上に
粘着層10により熱転写リボン1が接着していて、ボビ
ン9から間隔をおいて、熱溶融性インキ層3、または転
写性保護層4が部分的に除去された部分6にエンドマー
ク5が設けられている。また、図1は図2のX−X断面
を示すもので、熱転写リボン1の基材2上に熱溶融性イ
ンキ層3が設けられ、エンドマーク5が熱溶融性インキ
層3が部分的に除去された部分6の中に有る。そして、
熱転写リボン1の基材2側の端で粘着層10を介してボ
ビン9と接着している。図6は、本発明の熱転写リボン
1の層構成の例を示すもので、基材2の一方の面に離型
層2を介して、熱溶融性インキ層3、または転写性保護
層4を設け、基材2の他方の面に耐熱層10を設けるこ
とができる。
【0010】(基材)基材2は、従来公知のある程度の
耐熱性と強度を有するものであれば、いずれのものでも
よく、例えば、0.5〜50μm、好ましくは3〜10
μm程度の厚さの紙、各種加工紙、ポリエステルフィル
ム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、
ポリサルホンフィルム、アラミドフィルム、ポリカーボ
ネートフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、セロ
ファン等であり、特に好ましいものは、ポリエステルフ
ィルムである。上記のような基材2は、必要に応じて、
その基材の一方または両方の面に、プライマー処理やコ
ロナ放電処理を施すのが好ましい。
耐熱性と強度を有するものであれば、いずれのものでも
よく、例えば、0.5〜50μm、好ましくは3〜10
μm程度の厚さの紙、各種加工紙、ポリエステルフィル
ム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、
ポリサルホンフィルム、アラミドフィルム、ポリカーボ
ネートフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、セロ
ファン等であり、特に好ましいものは、ポリエステルフ
ィルムである。上記のような基材2は、必要に応じて、
その基材の一方または両方の面に、プライマー処理やコ
ロナ放電処理を施すのが好ましい。
【0011】(熱溶融性インキ層)熱溶融性インキ層3
は、着色剤とバインダーからなり、必要に応じて任意の
添加剤を加えてもよい。上記の着色剤としては、有機ま
たは無機の顔料、もしくは染料のうち、記録材料として
良好な特性を有するもの、例えば、十分な着色濃度を有
し、光、熱、温度などにより変褪色しないものが好まし
い。着色剤としては、シアン、マゼンタ、イエロー、ブ
ラックなどの色相を任意に選択することができる。ま
た、金色、銀色、銅色等の金属光沢を有した顔料や、蛍
光性を有する無機顔料や有機顔料、染料、そして白色系
や、緑色、橙色、紫色等の中間色系の顔料、染料も使用
できる。
は、着色剤とバインダーからなり、必要に応じて任意の
添加剤を加えてもよい。上記の着色剤としては、有機ま
たは無機の顔料、もしくは染料のうち、記録材料として
良好な特性を有するもの、例えば、十分な着色濃度を有
し、光、熱、温度などにより変褪色しないものが好まし
い。着色剤としては、シアン、マゼンタ、イエロー、ブ
ラックなどの色相を任意に選択することができる。ま
た、金色、銀色、銅色等の金属光沢を有した顔料や、蛍
光性を有する無機顔料や有機顔料、染料、そして白色系
や、緑色、橙色、紫色等の中間色系の顔料、染料も使用
できる。
【0012】使用するバインダーとしては、ワックスを
主成分として、その他に乾性油、樹脂、鉱油、セルロー
スおよびゴムの誘導体などの混合物が用いられる。ワッ
クスとしては、マイクロクリスタリンワックス、カルナ
バワックス、パラフィンワックス等がある。更に、フィ
ッシャートロプシュワックス、各種低分子量ポリエチレ
ン、木ロウ、ミツロウ、鯨ロウ、イボタロウ、羊毛ロ
ウ、セラックワックス、キャンデリラワックス、ペトロ
ラクタム、ポリエステルワックス、一部変性ワックス、
脂肪酸エステル、脂肪酸アミド等、種々のワックスが用
いられる。
主成分として、その他に乾性油、樹脂、鉱油、セルロー
スおよびゴムの誘導体などの混合物が用いられる。ワッ
クスとしては、マイクロクリスタリンワックス、カルナ
バワックス、パラフィンワックス等がある。更に、フィ
ッシャートロプシュワックス、各種低分子量ポリエチレ
ン、木ロウ、ミツロウ、鯨ロウ、イボタロウ、羊毛ロ
ウ、セラックワックス、キャンデリラワックス、ペトロ
ラクタム、ポリエステルワックス、一部変性ワックス、
脂肪酸エステル、脂肪酸アミド等、種々のワックスが用
いられる。
【0013】本発明の場合、熱溶融性インキ層の使用す
る樹脂バインダーとしては、アクリル系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリオレフィン系樹
脂、スチレン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合、スチレン−ブタジエ
ンゴム等の熱可塑性エラストマーが挙げられる。また、
熱溶融性インキ層は、ワックスを使用せず、上記のバイ
ンダー樹脂主体で構成することもできるが、その場合は
基材からの離型性向上のため、ワックスを主体とした離
型層7を介して基材上に熱溶融性インキ層を設けること
が好ましい。
る樹脂バインダーとしては、アクリル系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリオレフィン系樹
脂、スチレン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合、スチレン−ブタジエ
ンゴム等の熱可塑性エラストマーが挙げられる。また、
熱溶融性インキ層は、ワックスを使用せず、上記のバイ
ンダー樹脂主体で構成することもできるが、その場合は
基材からの離型性向上のため、ワックスを主体とした離
型層7を介して基材上に熱溶融性インキ層を設けること
が好ましい。
【0014】本発明の熱溶融性インキ層は、上記の着色
剤とバインダーと、必要に応じて任意の添加剤を用い
て、ホットメルトコート、ホットラッカーコート、グラ
ビアコート、グラビアリバースコート、ナイフコート、
エアコート、ロールコート法等により、乾燥時で厚さは
1〜8μm程度である。熱溶融性インキ層の厚みが1μ
m未満であると、良好な色調が得られない。一方、厚さ
が8μmを越えると、印字時の転写感度が低下し、好ま
しくない。
剤とバインダーと、必要に応じて任意の添加剤を用い
て、ホットメルトコート、ホットラッカーコート、グラ
ビアコート、グラビアリバースコート、ナイフコート、
エアコート、ロールコート法等により、乾燥時で厚さは
1〜8μm程度である。熱溶融性インキ層の厚みが1μ
m未満であると、良好な色調が得られない。一方、厚さ
が8μmを越えると、印字時の転写感度が低下し、好ま
しくない。
【0015】(離型層)離型層7としては、ワックス
類、シリコーンワックス類、シリコーン樹脂、フッ素樹
脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、セルロース樹脂、ポ
リビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂な
どを使用することができる。また、離型層の形成は、上
記の熱溶融性インキ層の場合と同様であり、ワックスを
主体として基材との密着性を向上させるため、熱溶融性
インキ層のバインダー樹脂を一部添加することもでき、
乾燥時で厚さ0.05〜5μm程度である。また、転写
後に、転写された表面に艶消し状態が望ましい場合に
は、離型層中に各種の粒子を包含させるか、離型層を形
成する面をマット処理した基材を使用することにより、
表面をマット化することができる。
類、シリコーンワックス類、シリコーン樹脂、フッ素樹
脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、セルロース樹脂、ポ
リビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂な
どを使用することができる。また、離型層の形成は、上
記の熱溶融性インキ層の場合と同様であり、ワックスを
主体として基材との密着性を向上させるため、熱溶融性
インキ層のバインダー樹脂を一部添加することもでき、
乾燥時で厚さ0.05〜5μm程度である。また、転写
後に、転写された表面に艶消し状態が望ましい場合に
は、離型層中に各種の粒子を包含させるか、離型層を形
成する面をマット処理した基材を使用することにより、
表面をマット化することができる。
【0016】(転写性保護層)本発明の転写性保護層4
は、染料層や熱溶融性インキ層の着色転写層が受像シー
トに転写された文字や画像部の上に転写して覆うもので
あり、その転写された文字や画像の耐候性、耐磨耗性等
の耐性を向上させる機能を有するものである。特に、染
料層による文字や画像では耐候性、耐磨耗性等の耐性が
低いため、転写性保護層を使用して耐性を向上させるこ
とが好ましい。転写性保護層4は、例えばアクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂などの透明
性、耐磨耗性、耐薬品性などに優れた樹脂から構成する
ことが好ましい。転写性保護層4は、上記の如き樹脂
に、さらに必要に応じて各種の添加剤を加え、適当な有
機溶剤に溶解、あるいは有機溶剤や水に分散した分散体
をグラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用
いたリバースロールコーティング法等の形成手段によ
り、前記の基材上に、必要に応じて前記で説明した離型
層を設け、その上に、塗布し、乾燥して、形成されるも
のである。
は、染料層や熱溶融性インキ層の着色転写層が受像シー
トに転写された文字や画像部の上に転写して覆うもので
あり、その転写された文字や画像の耐候性、耐磨耗性等
の耐性を向上させる機能を有するものである。特に、染
料層による文字や画像では耐候性、耐磨耗性等の耐性が
低いため、転写性保護層を使用して耐性を向上させるこ
とが好ましい。転写性保護層4は、例えばアクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂などの透明
性、耐磨耗性、耐薬品性などに優れた樹脂から構成する
ことが好ましい。転写性保護層4は、上記の如き樹脂
に、さらに必要に応じて各種の添加剤を加え、適当な有
機溶剤に溶解、あるいは有機溶剤や水に分散した分散体
をグラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用
いたリバースロールコーティング法等の形成手段によ
り、前記の基材上に、必要に応じて前記で説明した離型
層を設け、その上に、塗布し、乾燥して、形成されるも
のである。
【0017】転写性保護層の厚さは、上記の形成手段に
より、乾燥時で0.2〜10μmの厚さで形成すること
が好ましい。また、この転写保護層を形成する場合に
は、熱転写時における膜切れを良好なものにするため
に、シリカやアルミナなどの充填剤を加えることもでき
る。この他、耐磨耗性や滑り性を向上させるために、転
写性保護層中にポリエチレンワックスなどのワックス類
を添加してもよい。
より、乾燥時で0.2〜10μmの厚さで形成すること
が好ましい。また、この転写保護層を形成する場合に
は、熱転写時における膜切れを良好なものにするため
に、シリカやアルミナなどの充填剤を加えることもでき
る。この他、耐磨耗性や滑り性を向上させるために、転
写性保護層中にポリエチレンワックスなどのワックス類
を添加してもよい。
【0018】(耐熱層)上記の如き本発明の熱転写リボ
ンは、基材の一方の面に熱溶融性インキ層、または転写
性保護層を設け、該基材の他方の面に、サーマルヘッド
等の熱によるステッキングや印字しわなどの悪影響を防
止するため、耐熱層8を設けることが好ましい。
ンは、基材の一方の面に熱溶融性インキ層、または転写
性保護層を設け、該基材の他方の面に、サーマルヘッド
等の熱によるステッキングや印字しわなどの悪影響を防
止するため、耐熱層8を設けることが好ましい。
【0019】上記の耐熱層8を形成する樹脂としては、
従来公知のものであればよく、例えば、ポリビニルブチ
ラール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂、ポリエ
ステル樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリエ
ーテル樹脂、ポリブタジエン樹脂、スチレン/ブタジエ
ン共重合体、アクリルポリオール、ポリウレタンアクリ
レート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアク
リレート、エポキシアクリレート、ウレタン又はエポキ
シのプレポリマー、ニトロセルロース樹脂、セルロース
ナイトレート樹脂、セルロースアセトプロピオネート樹
脂、セルロースアセテートブチレート樹脂、セルロース
アセテートヒドロジエンフタレート樹脂、酢酸セルロー
ス樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂などがあ
げられる。
従来公知のものであればよく、例えば、ポリビニルブチ
ラール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂、ポリエ
ステル樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリエ
ーテル樹脂、ポリブタジエン樹脂、スチレン/ブタジエ
ン共重合体、アクリルポリオール、ポリウレタンアクリ
レート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアク
リレート、エポキシアクリレート、ウレタン又はエポキ
シのプレポリマー、ニトロセルロース樹脂、セルロース
ナイトレート樹脂、セルロースアセトプロピオネート樹
脂、セルロースアセテートブチレート樹脂、セルロース
アセテートヒドロジエンフタレート樹脂、酢酸セルロー
ス樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂などがあ
げられる。
【0020】これらの樹脂からなる耐熱層に添加あるい
は上塗りする滑り性付与剤としては、リン酸エステル、
シリコーンオイル、グラファイトパウダー、シリコーン
系グラフトポリマー、フッ素系グラフトポリマー、アク
リルシリコーングラフトポリマー、アクリルシロキサ
ン、アリールシロキサン等のシリコーン重合体が挙げら
れるが、好ましくは、ポリオール、例えば、ポリアルコ
ール高分子化合物とポリイソシアネート化合物及びリン
酸エステル系化合物からなる層であり、更に充填剤を添
加することがより好ましい。耐熱層は、上記に記載した
樹脂、滑り性付与剤、更に充填剤を、適当な溶剤によ
り、溶解又は分散させて、耐熱層形成用インキを調製
し、これを、上記の基材の他方に面に、例えば、グラビ
ア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバ
ースコーティング法等の形成手段により塗布し、乾燥し
て形成することができる。耐熱層の厚さは、乾燥時で
0.1〜10μm程度である。
は上塗りする滑り性付与剤としては、リン酸エステル、
シリコーンオイル、グラファイトパウダー、シリコーン
系グラフトポリマー、フッ素系グラフトポリマー、アク
リルシリコーングラフトポリマー、アクリルシロキサ
ン、アリールシロキサン等のシリコーン重合体が挙げら
れるが、好ましくは、ポリオール、例えば、ポリアルコ
ール高分子化合物とポリイソシアネート化合物及びリン
酸エステル系化合物からなる層であり、更に充填剤を添
加することがより好ましい。耐熱層は、上記に記載した
樹脂、滑り性付与剤、更に充填剤を、適当な溶剤によ
り、溶解又は分散させて、耐熱層形成用インキを調製
し、これを、上記の基材の他方に面に、例えば、グラビ
ア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバ
ースコーティング法等の形成手段により塗布し、乾燥し
て形成することができる。耐熱層の厚さは、乾燥時で
0.1〜10μm程度である。
【0021】(エンドマーク)本発明の熱転写リボン
は、基材の一方の面に熱溶融性インキ層、または転写性
保護層を設け、該熱溶融性インキ層、または転写性保護
層を部分的に除去し、該除去された部分にエンドマーク
が貼付されたことを特徴としている。エンドマーク5
は、例えば基材の一方の面に黒色、白色、銀色等の着色
層を設け、基材の裏面に粘着層を設けた構成をとること
ができ、熱溶融性インキ層、または転写性保護層が部分
的に除去された部分に粘着層により貼付できる。
は、基材の一方の面に熱溶融性インキ層、または転写性
保護層を設け、該熱溶融性インキ層、または転写性保護
層を部分的に除去し、該除去された部分にエンドマーク
が貼付されたことを特徴としている。エンドマーク5
は、例えば基材の一方の面に黒色、白色、銀色等の着色
層を設け、基材の裏面に粘着層を設けた構成をとること
ができ、熱溶融性インキ層、または転写性保護層が部分
的に除去された部分に粘着層により貼付できる。
【0022】また、エンドマーク5は、蒸着フィルムを
転写箔でホットスタンプで設けることも可能である。特
に、後で説明するエンドマーク加工方法で、熱溶融性イ
ンキ層、または転写性保護層を部分的に除去する際に、
ホットスタンプを使用する場合は、同じホットスタンプ
で、上記のようにエンドマークを設けることが好まし
い。エンドマークの形状は、センサーによって検知可能
であれば良く、限定されるものではない。例えば図2の
ように四角形でも、円形やバーコード等でも良い。ま
た、図3のように熱転写リボンの幅全体に渡って形成し
ても良い。エンドマークの色は、センサーで検知可能で
あれば良く、例えば、光透過型センサーであれば、隠蔽
性の高い銀色、黒色等が挙げられる。また、光反射型セ
ンサーであれば、反射性の高い金属光沢や白色等の色調
が挙げられる。
転写箔でホットスタンプで設けることも可能である。特
に、後で説明するエンドマーク加工方法で、熱溶融性イ
ンキ層、または転写性保護層を部分的に除去する際に、
ホットスタンプを使用する場合は、同じホットスタンプ
で、上記のようにエンドマークを設けることが好まし
い。エンドマークの形状は、センサーによって検知可能
であれば良く、限定されるものではない。例えば図2の
ように四角形でも、円形やバーコード等でも良い。ま
た、図3のように熱転写リボンの幅全体に渡って形成し
ても良い。エンドマークの色は、センサーで検知可能で
あれば良く、例えば、光透過型センサーであれば、隠蔽
性の高い銀色、黒色等が挙げられる。また、光反射型セ
ンサーであれば、反射性の高い金属光沢や白色等の色調
が挙げられる。
【0023】(エンドマーク加工方法)本発明のエンド
マーク加工方法は、基材の一方の面に熱溶融性インキ
層、または転写性保護層を設けた熱転写リボンを使用
し、該熱溶融性インキ層、または転写性保護層を部分的
に除去し、該除去された部分にエンドマークを貼付する
ものである。まず、基材上から熱溶融性インキ層、また
は転写性保護層を部分的に除去する方法は、例えば図4
に示すように熱転写リボンの熱溶融性インキ層3、また
は転写性保護層4の上に粘着テープ13等の感圧接着剤
が設けられた部材を介して鉄板を上下させて、粘着面と
熱溶融性インキ層3、または転写性保護層4とが接着す
るようにする。すると、粘着テープ13の加圧された部
分に、熱溶融性インキ層3、または転写性保護層4が基
材2から剥離して、移行する。そして粘着テープ13を
矢印の方向に搬送して、同様の加工を行い、次の熱転写
リボンの熱溶融性インキ層、または転写性保護層を部分
的に除去することができ、連続加工が可能となる。
マーク加工方法は、基材の一方の面に熱溶融性インキ
層、または転写性保護層を設けた熱転写リボンを使用
し、該熱溶融性インキ層、または転写性保護層を部分的
に除去し、該除去された部分にエンドマークを貼付する
ものである。まず、基材上から熱溶融性インキ層、また
は転写性保護層を部分的に除去する方法は、例えば図4
に示すように熱転写リボンの熱溶融性インキ層3、また
は転写性保護層4の上に粘着テープ13等の感圧接着剤
が設けられた部材を介して鉄板を上下させて、粘着面と
熱溶融性インキ層3、または転写性保護層4とが接着す
るようにする。すると、粘着テープ13の加圧された部
分に、熱溶融性インキ層3、または転写性保護層4が基
材2から剥離して、移行する。そして粘着テープ13を
矢印の方向に搬送して、同様の加工を行い、次の熱転写
リボンの熱溶融性インキ層、または転写性保護層を部分
的に除去することができ、連続加工が可能となる。
【0024】また、図5に示すように熱転写リボンの熱
溶融性インキ層3、または転写性保護層4の上に紙14
等の支持体を介してホットスタンプ12を上下させて、
紙14と熱溶融性インキ層3、または転写性保護層4と
が圧着するようにする。すると、紙14の加圧及び加熱
された部分に、熱溶融性インキ層3、または転写性保護
層4が基材2から剥離して、移行する。そして紙14を
矢印の方向に搬送して、同様の加工を行い、次の熱転写
リボンの熱溶融性インキ層、または転写性保護層を部分
的に除去することができ、連続加工が可能となる。但
し、図5の場合、転写性保護層4を基材2から剥離する
際に、紙の支持体を使用したが、ポリ塩化ビニルシート
を支持体に用いて、転写性保護層と支持体の密着性を向
上して行うことが好ましい。尚、図5において、ホット
スタンプ12が上側にあるが、熱転写リボンを加圧する
際に上と下のブロックではさみ込む時に、下のブロック
の方を加熱してホットスタンプを下側にしたり、上と下
のブロックを両方とも加熱してもよい。
溶融性インキ層3、または転写性保護層4の上に紙14
等の支持体を介してホットスタンプ12を上下させて、
紙14と熱溶融性インキ層3、または転写性保護層4と
が圧着するようにする。すると、紙14の加圧及び加熱
された部分に、熱溶融性インキ層3、または転写性保護
層4が基材2から剥離して、移行する。そして紙14を
矢印の方向に搬送して、同様の加工を行い、次の熱転写
リボンの熱溶融性インキ層、または転写性保護層を部分
的に除去することができ、連続加工が可能となる。但
し、図5の場合、転写性保護層4を基材2から剥離する
際に、紙の支持体を使用したが、ポリ塩化ビニルシート
を支持体に用いて、転写性保護層と支持体の密着性を向
上して行うことが好ましい。尚、図5において、ホット
スタンプ12が上側にあるが、熱転写リボンを加圧する
際に上と下のブロックではさみ込む時に、下のブロック
の方を加熱してホットスタンプを下側にしたり、上と下
のブロックを両方とも加熱してもよい。
【0025】次に、上記のように基材2上から熱溶融性
インキ層3、または転写性保護層4を部分的に除去した
後、エンドマーク5を基材2上に形成する方法を説明す
る。熱溶融性インキ層3、または転写性保護層4が部分
的に除去された部分6の中に、図4で示したような加圧
方式で、裏面に粘着層を有するエンドマーク(一定のサ
イズに予めカットされたもの)を貼着することができ
る。また、熱溶融性インキ層3、または転写性保護層4
が部分的に除去された部分6の中に、図5で示したよう
なホットスタンプ方式で、蒸着フィルム等の転写箔を転
写させることができる。このホットスタンプ方式では、
エンドマークの形状は加熱するスタンプの形状を変えれ
ば任意に決めることができる。
インキ層3、または転写性保護層4を部分的に除去した
後、エンドマーク5を基材2上に形成する方法を説明す
る。熱溶融性インキ層3、または転写性保護層4が部分
的に除去された部分6の中に、図4で示したような加圧
方式で、裏面に粘着層を有するエンドマーク(一定のサ
イズに予めカットされたもの)を貼着することができ
る。また、熱溶融性インキ層3、または転写性保護層4
が部分的に除去された部分6の中に、図5で示したよう
なホットスタンプ方式で、蒸着フィルム等の転写箔を転
写させることができる。このホットスタンプ方式では、
エンドマークの形状は加熱するスタンプの形状を変えれ
ば任意に決めることができる。
【0026】以上のような熱溶融性インキ層3、または
転写性保護層4が部分的に除去された部分6とエンドマ
ーク5の貼付する位置は、熱転写リボンの末端(ボビン
と接着している部分)から一定の距離に収める必要があ
る。それは、熱転写プリンターのセンサーで、エンドマ
ークを読み取った後、プリント終了する迄の熱転写リボ
ンを搬送させて最後の熱転写受像シートの画像を形成さ
せるためである。したがって、エンドマークの形成位置
は、熱溶融性インキ層3、または転写性保護層4の転写
する形状と一部重なった部分が存在すると、画像の転写
不良が生じるため、図2のように熱転写リボンの片端に
有することが、好ましい。
転写性保護層4が部分的に除去された部分6とエンドマ
ーク5の貼付する位置は、熱転写リボンの末端(ボビン
と接着している部分)から一定の距離に収める必要があ
る。それは、熱転写プリンターのセンサーで、エンドマ
ークを読み取った後、プリント終了する迄の熱転写リボ
ンを搬送させて最後の熱転写受像シートの画像を形成さ
せるためである。したがって、エンドマークの形成位置
は、熱溶融性インキ層3、または転写性保護層4の転写
する形状と一部重なった部分が存在すると、画像の転写
不良が生じるため、図2のように熱転写リボンの片端に
有することが、好ましい。
【0027】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を示し、本発明を
詳述する。 (実施例1)基材として、厚さ6μmのポリエチレンテ
レフタレート長尺フィルム(ルミラー:東レ株式会社
製)の一方の面に、下記組成の熱溶融性インキを用い
て、グラビアコーターにより、乾燥時4.0g/m2 の
厚さで塗工、乾燥し、熱溶融性インキ層を形成し、熱転
写リボンを作製した。熱溶融性インキ カーボンブラック(三菱化学株式会社製ダイヤブラック) 10部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 10部 (三井デュポン・ポリケミカル社製エバフレックス200W) カルナバワックス 15部 パラフィンワックス 60部
詳述する。 (実施例1)基材として、厚さ6μmのポリエチレンテ
レフタレート長尺フィルム(ルミラー:東レ株式会社
製)の一方の面に、下記組成の熱溶融性インキを用い
て、グラビアコーターにより、乾燥時4.0g/m2 の
厚さで塗工、乾燥し、熱溶融性インキ層を形成し、熱転
写リボンを作製した。熱溶融性インキ カーボンブラック(三菱化学株式会社製ダイヤブラック) 10部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 10部 (三井デュポン・ポリケミカル社製エバフレックス200W) カルナバワックス 15部 パラフィンワックス 60部
【0028】そして、図2に示すような配置で、上記の
熱転写リボン1の端を粘着層10で塩化ビニル製ボビン
9と接着させ、熱溶融性インキ層3の上に、図5に示す
ような加工方法で、すなわち、紙14の支持体を介して
ホットスタンプ12を上下させて、紙14と熱溶融性イ
ンキ層3とが圧着するようにする。そして、紙14の加
圧及び加熱された部分に、熱溶融性インキ層3が基材2
から剥離して、移行する。これによって、基材2上に部
分的に除去された部分6が設けられ、その除去された部
分6の中に、ホットスタンプ方式で、表面が銀色の蒸着
フィルムの転写箔を転写させて、エンドマークを形成し
た。
熱転写リボン1の端を粘着層10で塩化ビニル製ボビン
9と接着させ、熱溶融性インキ層3の上に、図5に示す
ような加工方法で、すなわち、紙14の支持体を介して
ホットスタンプ12を上下させて、紙14と熱溶融性イ
ンキ層3とが圧着するようにする。そして、紙14の加
圧及び加熱された部分に、熱溶融性インキ層3が基材2
から剥離して、移行する。これによって、基材2上に部
分的に除去された部分6が設けられ、その除去された部
分6の中に、ホットスタンプ方式で、表面が銀色の蒸着
フィルムの転写箔を転写させて、エンドマークを形成し
た。
【0029】(実施例2)基材として、厚さ6μmのポ
リエチレンテレフタレート長尺フィルム(ルミラー:東
レ株式会社製)の一方の面に、下記組成の離型層用イン
キを用いて、グラビアコーターにより、乾燥時1.0g
/m2 の厚さで塗工、乾燥して、離型層を形成した。次
に、その離型層の上に、下記組成の転写性保護層用イン
キにより、グラビアコーターにより、乾燥時1.0g/
m2 の厚さで塗工、乾燥し、転写性保護層を形成し、熱
転写リボンを作製した。離型層用インキ ポリウレタン樹脂 70部 ポリビニルアルコール 30部 蛍光増白剤(チバガイギー社製、Uvitex O.B.) 0.5部 メチルエチルケトン 150部 トルエン 150部
リエチレンテレフタレート長尺フィルム(ルミラー:東
レ株式会社製)の一方の面に、下記組成の離型層用イン
キを用いて、グラビアコーターにより、乾燥時1.0g
/m2 の厚さで塗工、乾燥して、離型層を形成した。次
に、その離型層の上に、下記組成の転写性保護層用イン
キにより、グラビアコーターにより、乾燥時1.0g/
m2 の厚さで塗工、乾燥し、転写性保護層を形成し、熱
転写リボンを作製した。離型層用インキ ポリウレタン樹脂 70部 ポリビニルアルコール 30部 蛍光増白剤(チバガイギー社製、Uvitex O.B.) 0.5部 メチルエチルケトン 150部 トルエン 150部
【0030】転写性保護層用インキ アクリル樹脂(三菱レイヨン株式会社製BR−83) 88部 ポリエチレンワックス 11.5部 ポリエステル 0.5部 蛍光増白剤(チバガイギー社製、Uvitex O.B.) 0.5部 メチルエチルケトン 150部 トルエン 150部
【0031】そして、図3に示すような配置で、上記の
熱転写リボン1の端を粘着層10で塩化ビニル製ボビン
9と接着させ、転写性保護層4の上に、図4に示すよう
な加工方法で、すなわち、熱転写リボンの転写性保護層
4の上に粘着テープ13の感圧接着剤が設けられた部材
を介して鉄板11を上下させて、粘着面と転写性保護層
4とが接着するようにする。すると、粘着テープ13の
加圧された部分に、転写性保護層4が基材2から剥離し
て、移行する。これによって、基材2上に部分的に除去
された部分6が設けられ、その除去された部分6の中
に、鉄板11による加圧方式により、裏面に粘着層を有
し、予めカットされた表面が白色のエンドマークを貼着
した。
熱転写リボン1の端を粘着層10で塩化ビニル製ボビン
9と接着させ、転写性保護層4の上に、図4に示すよう
な加工方法で、すなわち、熱転写リボンの転写性保護層
4の上に粘着テープ13の感圧接着剤が設けられた部材
を介して鉄板11を上下させて、粘着面と転写性保護層
4とが接着するようにする。すると、粘着テープ13の
加圧された部分に、転写性保護層4が基材2から剥離し
て、移行する。これによって、基材2上に部分的に除去
された部分6が設けられ、その除去された部分6の中
に、鉄板11による加圧方式により、裏面に粘着層を有
し、予めカットされた表面が白色のエンドマークを貼着
した。
【0032】(比較例1)実施例1と同様の基材と、熱
溶融性インキ層を用いて、熱転写リボンを作製した。下
記組成のエンドマーク用インキをグラビア印刷により、
熱転写リボンの熱溶融性インキ層の上に、所定の位置に
設けてエンドマークを形成した。エンドマーク用インキ 白色顔料 8.0部 ウレタン樹脂(日本ポリウレタン株式会社製HMS−20) 15.0部 メチルエチルケトン 38.5部 トルエン 38.5部
溶融性インキ層を用いて、熱転写リボンを作製した。下
記組成のエンドマーク用インキをグラビア印刷により、
熱転写リボンの熱溶融性インキ層の上に、所定の位置に
設けてエンドマークを形成した。エンドマーク用インキ 白色顔料 8.0部 ウレタン樹脂(日本ポリウレタン株式会社製HMS−20) 15.0部 メチルエチルケトン 38.5部 トルエン 38.5部
【0033】(比較例2)実施例2と同様の基材と、転
写性保護層を用いて、熱転写リボンを作製した。次に、
熱転写リボンの裏面側(転写性保護層の設けられていな
い面)に、裏面に粘着層を有し、予めカットされた表面
が白色のエンドマークを貼り付けた。
写性保護層を用いて、熱転写リボンを作製した。次に、
熱転写リボンの裏面側(転写性保護層の設けられていな
い面)に、裏面に粘着層を有し、予めカットされた表面
が白色のエンドマークを貼り付けた。
【0034】上記の実施例および比較例の各エンドマー
クを有する熱転写リボンを、熱転写リボンのエンドマー
クを読み取るセンサー(光反射型検知方式)が、熱溶融
性インキ層または転写性保護層側に設けてある熱転写プ
リンターで、連続印字した。結果として、実施例1と実
施例2のエンドマークを有する熱転写リボンは、正常に
エンド検知して、プリント終了した。しかも、実施例1
と実施例2のエンドマークの加工方法は、簡単な装置で
行えた。
クを有する熱転写リボンを、熱転写リボンのエンドマー
クを読み取るセンサー(光反射型検知方式)が、熱溶融
性インキ層または転写性保護層側に設けてある熱転写プ
リンターで、連続印字した。結果として、実施例1と実
施例2のエンドマークを有する熱転写リボンは、正常に
エンド検知して、プリント終了した。しかも、実施例1
と実施例2のエンドマークの加工方法は、簡単な装置で
行えた。
【0035】それに対し、比較例1のエンドマークを有
する熱転写リボンは、エンドマークを印刷方式で形成し
て、エンドマークの位置が所定位置に対し、1〜2cm
狂ってしまい、エンドマークの位置精度が良くなく、ま
たエンドマークを印刷後、巻き取った時にエンドマーク
が熱転写リボンの背面側に裏移りして、その裏移り部分
の熱溶融性インキ層の転写性が低下した。比較例2のエ
ンドマークを有する熱転写リボンは、上記の熱転写プリ
ンターでエンド検知できず、熱転写リボンがエンド部分
まで引っ張られ、プリンターが非常停止し、プリンター
の熱転写リボンの搬送制御系が損傷した。
する熱転写リボンは、エンドマークを印刷方式で形成し
て、エンドマークの位置が所定位置に対し、1〜2cm
狂ってしまい、エンドマークの位置精度が良くなく、ま
たエンドマークを印刷後、巻き取った時にエンドマーク
が熱転写リボンの背面側に裏移りして、その裏移り部分
の熱溶融性インキ層の転写性が低下した。比較例2のエ
ンドマークを有する熱転写リボンは、上記の熱転写プリ
ンターでエンド検知できず、熱転写リボンがエンド部分
まで引っ張られ、プリンターが非常停止し、プリンター
の熱転写リボンの搬送制御系が損傷した。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、以上説明したように、
基材の一方の面に熱溶融性インキ層、または転写性保護
層を設けた熱転写リボンを使用し、該熱溶融性インキ
層、または転写性保護層を部分的に除去し、該除去され
た部分にエンドマークを貼付することにより、熱転写リ
ボンのエンドマークを読み取るセンサーが、転写層側に
設けてある熱転写プリンターで使用される熱転写リボン
において、エンドマークの粘着テープを貼付する場合、
エンドマークが剥がれることがなく、またエンドマーク
を印刷方式で形成する時のエンドマークが裏移りするよ
うなことがなく、簡単な装置でエンドマークを形成する
ことができる。
基材の一方の面に熱溶融性インキ層、または転写性保護
層を設けた熱転写リボンを使用し、該熱溶融性インキ
層、または転写性保護層を部分的に除去し、該除去され
た部分にエンドマークを貼付することにより、熱転写リ
ボンのエンドマークを読み取るセンサーが、転写層側に
設けてある熱転写プリンターで使用される熱転写リボン
において、エンドマークの粘着テープを貼付する場合、
エンドマークが剥がれることがなく、またエンドマーク
を印刷方式で形成する時のエンドマークが裏移りするよ
うなことがなく、簡単な装置でエンドマークを形成する
ことができる。
【図1】本発明の熱転写リボンの一つの実施形態を示す
断面図である。(図2のX−X断面である。)
断面図である。(図2のX−X断面である。)
【図2】本発明の熱転写リボンの一つの実施形態を示す
平面図である。
平面図である。
【図3】本発明の熱転写リボンの一つの実施形態を示す
平面図である。
平面図である。
【図4】本発明の熱転写リボンのエンドマーク加工方法
の一つの実施形態を示す側面図である。
の一つの実施形態を示す側面図である。
【図5】本発明の熱転写リボンのエンドマーク加工方法
の一つの実施形態を示す側面図である。
の一つの実施形態を示す側面図である。
【図6】本発明の熱転写リボンの層構成の例を示す断面
図である。
図である。
1 熱転写リボン 2 基材 3 熱溶融性インキ層 4 転写性保護層 5 エンドマーク 6 除去された部分 7 離型層 8 耐熱層 9 ボビン 10 粘着層 11 鉄板 12 ホットスタンプ 13 粘着テープ 14 紙
Claims (3)
- 【請求項1】 基材の一方の面に熱溶融性インキ層、ま
たは転写性保護層を設けた熱転写リボンにおいて、該熱
溶融性インキ層、または転写性保護層を部分的に除去
し、該除去された部分にエンドマークが貼付されたこと
を特徴とする熱転写リボン。 - 【請求項2】 前記の基材と熱溶融性インキ層、または
転写性保護層との間に離型層を設けたことを特徴とする
上記の請求項1に記載する熱転写リボン。 - 【請求項3】 基材の一方の面に熱溶融性インキ層、ま
たは転写性保護層を設けた熱転写リボンを使用し、該熱
溶融性インキ層、または転写性保護層を部分的に除去
し、該除去された部分にエンドマークを貼付することを
特徴とするエンドマークの加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9290542A JPH11105441A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 熱転写リボン及びエンドマーク加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9290542A JPH11105441A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 熱転写リボン及びエンドマーク加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11105441A true JPH11105441A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17757381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9290542A Pending JPH11105441A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 熱転写リボン及びエンドマーク加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11105441A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010188564A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Union Chemicar Co Ltd | 熱転写性保護層形成用組成物、およびそれを用いた保護層熱転写リボン |
| JP2014046573A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 中間転写媒体および印刷物 |
| CN108025576A (zh) * | 2015-09-30 | 2018-05-11 | 大日本印刷株式会社 | 印相物的形成方法、转印层的剥离方法、及热转印打印机 |
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1997
- 1997-10-08 JP JP9290542A patent/JPH11105441A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010188564A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Union Chemicar Co Ltd | 熱転写性保護層形成用組成物、およびそれを用いた保護層熱転写リボン |
| JP2014046573A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 中間転写媒体および印刷物 |
| CN108025576A (zh) * | 2015-09-30 | 2018-05-11 | 大日本印刷株式会社 | 印相物的形成方法、转印层的剥离方法、及热转印打印机 |
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