JPH111066A - 熱転写記録方法および熱転写記録装置 - Google Patents
熱転写記録方法および熱転写記録装置Info
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- JPH111066A JPH111066A JP9153377A JP15337797A JPH111066A JP H111066 A JPH111066 A JP H111066A JP 9153377 A JP9153377 A JP 9153377A JP 15337797 A JP15337797 A JP 15337797A JP H111066 A JPH111066 A JP H111066A
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 3色の熱昇華性インクリボンを用いた記録を
行なった場合にも、用紙に悪影響を与えることなく良好
な品質の記録を行なうこと。 【解決手段】 記録する画像の濃度に応じて熱昇華性イ
ンクの昇華量を調整するためにサーマルヘッド7への印
加エネルギを制御するとともに、イエロー、マゼンタお
よびシアンの3色の熱昇華性インクによりフルカラー画
像の記録を行なう際に、最後に記録することになる色の
記録を2回に分けて行なうとともに、この2回の記録に
おいて1回目の記録および2回目の記録の濃度をそれぞ
れ所定の濃度となるように制御する制御部25を有する
ことを特徴とする。
行なった場合にも、用紙に悪影響を与えることなく良好
な品質の記録を行なうこと。 【解決手段】 記録する画像の濃度に応じて熱昇華性イ
ンクの昇華量を調整するためにサーマルヘッド7への印
加エネルギを制御するとともに、イエロー、マゼンタお
よびシアンの3色の熱昇華性インクによりフルカラー画
像の記録を行なう際に、最後に記録することになる色の
記録を2回に分けて行なうとともに、この2回の記録に
おいて1回目の記録および2回目の記録の濃度をそれぞ
れ所定の濃度となるように制御する制御部25を有する
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写記録方法およ
び熱転写記録装置に係り、特に、記録画像がいわゆるマ
ット化されてしまうことを防止することを可能とした熱
転写記録方法および熱転写記録装置に関するものであ
る。
び熱転写記録装置に係り、特に、記録画像がいわゆるマ
ット化されてしまうことを防止することを可能とした熱
転写記録方法および熱転写記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱転写プリンタ等の熱転写記録
装置は、プラテンの前方に用紙を支持するとともに、キ
ャリッジに、複数の発熱素子が形成されたサーマルヘッ
ドを搭載し、これらのサーマルヘッドとプラテンとの間
に基体に所望のインクを塗布したインクフィルムの一例
としてのインクリボンと前記用紙とを挟持し、サーマル
ヘッドをキャリッジとともにプラテンに沿って往復動さ
せながら、前記インクリボンを繰り出し、前記サーマル
ヘッドの発熱素子に記録情報に基づいてエネルギたる電
流を選択的に付与して発熱させることにより、インクリ
ボンのインクを部分的に用紙に転写して用紙上に所望の
文字等の画像の記録を行なうようになっている。このよ
うな熱転写記録装置は、高記録品質、低騒音、低コス
ト、メンテナンスの容易性等の理由により、コンピュー
タ、ワードプロセッサ等の出力装置として多用されてい
る。
装置は、プラテンの前方に用紙を支持するとともに、キ
ャリッジに、複数の発熱素子が形成されたサーマルヘッ
ドを搭載し、これらのサーマルヘッドとプラテンとの間
に基体に所望のインクを塗布したインクフィルムの一例
としてのインクリボンと前記用紙とを挟持し、サーマル
ヘッドをキャリッジとともにプラテンに沿って往復動さ
せながら、前記インクリボンを繰り出し、前記サーマル
ヘッドの発熱素子に記録情報に基づいてエネルギたる電
流を選択的に付与して発熱させることにより、インクリ
ボンのインクを部分的に用紙に転写して用紙上に所望の
文字等の画像の記録を行なうようになっている。このよ
うな熱転写記録装置は、高記録品質、低騒音、低コス
ト、メンテナンスの容易性等の理由により、コンピュー
タ、ワードプロセッサ等の出力装置として多用されてい
る。
【0003】このような熱転写記録装置の従来のものと
しては、プラスチックフィルムのような基体に熱溶融性
インクが塗布されたインクリボン(熱溶融性インクリボ
ン)を用いて用紙に記録を行なうものがよく知られてい
るが、このほか基体に熱昇華性インクが塗布されたイン
クリボン(熱昇華性インクリボン)を用いて用紙に記録
を行なうものも知られている。
しては、プラスチックフィルムのような基体に熱溶融性
インクが塗布されたインクリボン(熱溶融性インクリボ
ン)を用いて用紙に記録を行なうものがよく知られてい
るが、このほか基体に熱昇華性インクが塗布されたイン
クリボン(熱昇華性インクリボン)を用いて用紙に記録
を行なうものも知られている。
【0004】このうち、熱溶融性インクリボンを用いて
用紙に記録を行なう熱転写記録装置(以下熱溶融型プリ
ンタと称す)は、普通紙、厚紙、葉書等の幅広い種類の
用紙に記録することができ、使い勝手に優れたものであ
る。そして、この熱溶融性インクリボンを用いて階調記
録を行なうには、1ドットの濃度階調ができないためデ
ィザ法等を用いていた。
用紙に記録を行なう熱転写記録装置(以下熱溶融型プリ
ンタと称す)は、普通紙、厚紙、葉書等の幅広い種類の
用紙に記録することができ、使い勝手に優れたものであ
る。そして、この熱溶融性インクリボンを用いて階調記
録を行なうには、1ドットの濃度階調ができないためデ
ィザ法等を用いていた。
【0005】これに対し、熱昇華性インクリボンを用い
て用紙に記録を行なう熱転写記録装置(以下熱昇華型プ
リンタと称す)においては、サーマルヘッドに印加する
エネルギを制御することにより、熱昇華性インクの昇華
量を調整して用紙に転写するインクの量を制御でき、用
紙上における記録画像の濃度を調節できるため、用紙と
して表面処理が施された専用紙を用いることにより銀塩
写真に匹敵する高画質のフルカラー記録画像を得ること
ができるものである。このため、熱昇華型プリンタは、
近年、高画質のビデオプリンタ等として広く利用される
ようになってきている。
て用紙に記録を行なう熱転写記録装置(以下熱昇華型プ
リンタと称す)においては、サーマルヘッドに印加する
エネルギを制御することにより、熱昇華性インクの昇華
量を調整して用紙に転写するインクの量を制御でき、用
紙上における記録画像の濃度を調節できるため、用紙と
して表面処理が施された専用紙を用いることにより銀塩
写真に匹敵する高画質のフルカラー記録画像を得ること
ができるものである。このため、熱昇華型プリンタは、
近年、高画質のビデオプリンタ等として広く利用される
ようになってきている。
【0006】なお、熱溶融性インクリボンと熱昇華性イ
ンクリボンの両者を共用できる熱転写記録装置ももちろ
ん開発されている。
ンクリボンの両者を共用できる熱転写記録装置ももちろ
ん開発されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した熱昇華型プリ
ンタにおいては、フルカラーの記録を行なう場合、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの3色のインクの組合せること
により行なうものであり、また、一般に、熱昇華型プリ
ンタにおいて高濃度の記録画像を得る場合には、サーマ
ルヘッドの発熱素子に付与するエネルギが熱溶融型プリ
ンタより多くなっている。
ンタにおいては、フルカラーの記録を行なう場合、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの3色のインクの組合せること
により行なうものであり、また、一般に、熱昇華型プリ
ンタにおいて高濃度の記録画像を得る場合には、サーマ
ルヘッドの発熱素子に付与するエネルギが熱溶融型プリ
ンタより多くなっている。
【0008】そのため、2色以下のインクを重ねた記録
を行なう場合、多量のエネルギをサーマルヘッドの発熱
素子に印加して記録を行なっても、用紙になんらの悪影
響を与えることなく良好な品質の記録を行なうことがで
きるが、高濃度のグレーあるいは黒色の記録画像を得る
ために同量のエネルギの付与を行なってイエロー、マゼ
ンタ、シアンの3色のインクの記録を行なうと、用紙に
熱変形が生じて、しわ、凹凸等のいわゆるマット化現象
を生じ、良好な品質の記録を行なうことができないとい
う問題を有している。
を行なう場合、多量のエネルギをサーマルヘッドの発熱
素子に印加して記録を行なっても、用紙になんらの悪影
響を与えることなく良好な品質の記録を行なうことがで
きるが、高濃度のグレーあるいは黒色の記録画像を得る
ために同量のエネルギの付与を行なってイエロー、マゼ
ンタ、シアンの3色のインクの記録を行なうと、用紙に
熱変形が生じて、しわ、凹凸等のいわゆるマット化現象
を生じ、良好な品質の記録を行なうことができないとい
う問題を有している。
【0009】これは、用紙に1色のインクの記録ごとの
エネルギが2色分以上累積されるので、最後のインクを
重ねる際にサーマルヘッドの発熱素子から用紙に付与さ
れたエネルギとの合計エネルギが用紙の熱変形のしきい
値を越えるためであると考えられる。
エネルギが2色分以上累積されるので、最後のインクを
重ねる際にサーマルヘッドの発熱素子から用紙に付与さ
れたエネルギとの合計エネルギが用紙の熱変形のしきい
値を越えるためであると考えられる。
【0010】このようなマット化現象は、普通紙に対し
て記録するような場合に、記録時に生じる熱の放熱効果
が悪いため、特に、顕著となっており、深刻な問題とな
っていた。
て記録するような場合に、記録時に生じる熱の放熱効果
が悪いため、特に、顕著となっており、深刻な問題とな
っていた。
【0011】また、このようなマット化現象を除去する
手段として、従来から、イエロー、マゼンタ、シアンの
各色による記録が終了した後、別のインクリボンを用い
て用紙を再加熱することも提案されているが、余分なイ
ンクリボンが必要となるため、インクリボンのリボンカ
セットの設置スペースが多く必要となり、装置の大型化
を招くとともに、ランニングコストの増大を招いてしま
うという問題をも有している。
手段として、従来から、イエロー、マゼンタ、シアンの
各色による記録が終了した後、別のインクリボンを用い
て用紙を再加熱することも提案されているが、余分なイ
ンクリボンが必要となるため、インクリボンのリボンカ
セットの設置スペースが多く必要となり、装置の大型化
を招くとともに、ランニングコストの増大を招いてしま
うという問題をも有している。
【0012】本発明は前述した点に鑑みてなされたもの
で、高濃度のグレーあるいは黒の画像を形成するために
3色の熱昇華性インクリボンを用いた記録を行なった場
合にも、用紙に悪影響を与えることなく良好な品質の記
録を行なうことのできる熱転写記録方法および熱転写記
録装置を提供することを目的とするものである。
で、高濃度のグレーあるいは黒の画像を形成するために
3色の熱昇華性インクリボンを用いた記録を行なった場
合にも、用紙に悪影響を与えることなく良好な品質の記
録を行なうことのできる熱転写記録方法および熱転写記
録装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明に係る熱転写記録方法は、イエロ
ー、マゼンタおよびシアンの3色の熱昇華性インクによ
りフルカラー画像の記録を行なう際に、最後に記録する
ことになる色の記録を2回に分けて行なうとともに、こ
の2回の記録において1回目の記録および2回目の記録
の濃度をそれぞれ所定の濃度となるようにして記録する
ようにしたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明に係る熱転写記録方法は、イエロ
ー、マゼンタおよびシアンの3色の熱昇華性インクによ
りフルカラー画像の記録を行なう際に、最後に記録する
ことになる色の記録を2回に分けて行なうとともに、こ
の2回の記録において1回目の記録および2回目の記録
の濃度をそれぞれ所定の濃度となるようにして記録する
ようにしたことを特徴とするものである。
【0014】この請求項1の発明によれば、3色の熱昇
華性インクによりフルカラーの画像を記録する際に、最
後に記録することになる色の記録を2回に分けて行なう
とともに、この2回の記録において1回目の記録および
2回目の記録の濃度をそれぞれ所定の濃度となるように
して記録するようにしているので、他の色による記録お
よび最後に記録することになる色の1回目の記録により
マット化現象が生じて用紙に凹凸が形成されていたとし
ても、2回目の記録を行なう際の用紙の加熱によるラミ
ネート効果により用紙の凹凸を平滑化して良好な品質の
記録を行なうことができる。
華性インクによりフルカラーの画像を記録する際に、最
後に記録することになる色の記録を2回に分けて行なう
とともに、この2回の記録において1回目の記録および
2回目の記録の濃度をそれぞれ所定の濃度となるように
して記録するようにしているので、他の色による記録お
よび最後に記録することになる色の1回目の記録により
マット化現象が生じて用紙に凹凸が形成されていたとし
ても、2回目の記録を行なう際の用紙の加熱によるラミ
ネート効果により用紙の凹凸を平滑化して良好な品質の
記録を行なうことができる。
【0015】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
において、上記1回目の記録を行なう場合の濃度より2
回目の記録を行なう場合の濃度を低くして記録するよう
にしたことを特徴とするものである。
において、上記1回目の記録を行なう場合の濃度より2
回目の記録を行なう場合の濃度を低くして記録するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0016】この請求項2の発明によれば、1回目の記
録を行なう場合の濃度より2回目の記録を行なう場合の
濃度を低くして記録するようにしているので、2回目の
記録を行なう際の用紙の加熱によるラミネート効果をよ
り高めることができ、マット化現象による用紙の凹凸を
確実に平滑化することができるものである。
録を行なう場合の濃度より2回目の記録を行なう場合の
濃度を低くして記録するようにしているので、2回目の
記録を行なう際の用紙の加熱によるラミネート効果をよ
り高めることができ、マット化現象による用紙の凹凸を
確実に平滑化することができるものである。
【0017】請求項3に記載の発明に係る熱転写記録装
置は、記録する画像の濃度に応じて熱昇華性インクの昇
華量を調整するために発熱素子への印加エネルギを制御
するとともに、イエロー、マゼンタおよびシアンの3色
の熱昇華性インクによりフルカラー画像の記録を行なう
際に、最後に記録することになる色の記録を2回に分け
て行なうとともに、この2回の記録において1回目の記
録および2回目の記録の濃度をそれぞれ所定の濃度とな
るように制御する制御手段を有することを特徴とするも
のである。
置は、記録する画像の濃度に応じて熱昇華性インクの昇
華量を調整するために発熱素子への印加エネルギを制御
するとともに、イエロー、マゼンタおよびシアンの3色
の熱昇華性インクによりフルカラー画像の記録を行なう
際に、最後に記録することになる色の記録を2回に分け
て行なうとともに、この2回の記録において1回目の記
録および2回目の記録の濃度をそれぞれ所定の濃度とな
るように制御する制御手段を有することを特徴とするも
のである。
【0018】この請求項3の発明によれば、制御手段に
より、3色の熱昇華性インクによりフルカラーの画像を
記録する際に、最後に記録することになる色の記録を2
回に分けて行なうとともに、この2回の記録において1
回目の記録および2回目の記録の濃度をそれぞれ所定の
濃度となるように制御するようにしているので、他の色
による記録および最後に記録することになる色の1回目
の記録によりマット化現象が生じて用紙に凹凸が形成さ
れていたとしても、2回目の記録を行なう際の用紙の加
熱によるラミネート効果により用紙の凹凸を平滑化して
良好な品質の記録を行なうことができる。
より、3色の熱昇華性インクによりフルカラーの画像を
記録する際に、最後に記録することになる色の記録を2
回に分けて行なうとともに、この2回の記録において1
回目の記録および2回目の記録の濃度をそれぞれ所定の
濃度となるように制御するようにしているので、他の色
による記録および最後に記録することになる色の1回目
の記録によりマット化現象が生じて用紙に凹凸が形成さ
れていたとしても、2回目の記録を行なう際の用紙の加
熱によるラミネート効果により用紙の凹凸を平滑化して
良好な品質の記録を行なうことができる。
【0019】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
において、上記制御手段により、上記1回目の記録を行
なう場合の濃度より2回目の記録を行なう場合の濃度を
低くするように制御することを特徴とするものである。
において、上記制御手段により、上記1回目の記録を行
なう場合の濃度より2回目の記録を行なう場合の濃度を
低くするように制御することを特徴とするものである。
【0020】この請求項4の発明によれば、1回目の記
録を行なう場合の濃度より2回目の記録を行なう場合の
濃度を低くするように制御するようにしているので、2
回目の記録を行なう際の用紙の加熱によるラミネート効
果をより高めることができ、マット化現象による用紙の
凹凸を確実に平滑化することができるものである。
録を行なう場合の濃度より2回目の記録を行なう場合の
濃度を低くするように制御するようにしているので、2
回目の記録を行なう際の用紙の加熱によるラミネート効
果をより高めることができ、マット化現象による用紙の
凹凸を確実に平滑化することができるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図4を参照して説明する。
から図4を参照して説明する。
【0022】図1から図4は本発明に係る熱転写記録装
置の実施の一形態を示したもので、この熱転写記録装置
1は、フレーム(図示せず)の所望の位置に平板状のプ
ラテン2がその記録面がほぼ垂直となるように配設され
ており、このプラテン2の前側下方には、ガイドシャフ
ト3が前記プラテン2と平行に配設されている。そし
て、前記ガイドシャフト3には、上下に分割されたキャ
リッジ4が取着されており、下方に示す一方は、ガイド
シャフト3に取着される下キャリッジ4aとされ、上方
に示す他方は、後述するリボンカセット5が取着され下
キャリッジ4aに対し上下方向に接離可能とされた上キ
ャリッジ4bとされている。このキャリッジ4には、一
対のプーリ(図示せず)に巻回された適宜な駆動ベルト
6が接続されており、ステッピングモータ等の適宜な駆
動手段(図示せず)により上記プーリを介して上記駆動
ベルト6を駆動することにより、上記キャリッジ4を前
記ガイドシャフト3に沿って往復動させるようになって
いる。
置の実施の一形態を示したもので、この熱転写記録装置
1は、フレーム(図示せず)の所望の位置に平板状のプ
ラテン2がその記録面がほぼ垂直となるように配設され
ており、このプラテン2の前側下方には、ガイドシャフ
ト3が前記プラテン2と平行に配設されている。そし
て、前記ガイドシャフト3には、上下に分割されたキャ
リッジ4が取着されており、下方に示す一方は、ガイド
シャフト3に取着される下キャリッジ4aとされ、上方
に示す他方は、後述するリボンカセット5が取着され下
キャリッジ4aに対し上下方向に接離可能とされた上キ
ャリッジ4bとされている。このキャリッジ4には、一
対のプーリ(図示せず)に巻回された適宜な駆動ベルト
6が接続されており、ステッピングモータ等の適宜な駆
動手段(図示せず)により上記プーリを介して上記駆動
ベルト6を駆動することにより、上記キャリッジ4を前
記ガイドシャフト3に沿って往復動させるようになって
いる。
【0023】また、前記キャリッジ4には、プラテン2
に対向しかつプラテン2に対して接離自在とされ、圧接
状態においてプラテン2上の用紙(図示せず)に記録を
なすサーマルヘッド7が配設されており、このサーマル
ヘッド7は、ホストコンピュータ、イメージリーダ等、
あるいはキーボード等の適宜な入力装置(図示せず)に
より入力された所望の記録情報に基づいて選択的に発熱
される整列配置された複数の発熱素子(図示せず)を備
えている。
に対向しかつプラテン2に対して接離自在とされ、圧接
状態においてプラテン2上の用紙(図示せず)に記録を
なすサーマルヘッド7が配設されており、このサーマル
ヘッド7は、ホストコンピュータ、イメージリーダ等、
あるいはキーボード等の適宜な入力装置(図示せず)に
より入力された所望の記録情報に基づいて選択的に発熱
される整列配置された複数の発熱素子(図示せず)を備
えている。
【0024】前記キャリッジ4についてさらに詳しく説
明すると、図3に示すように、キャリッジ4は、ガイド
シャフト3に取着される下キャリッジ4aの上面に、ほ
ぼ平行をなす板状の上キャリッジ4bが、キャリッジ4
の左右両端にそれぞれ設けられている一対の平行クラン
ク機構8により下キャリッジ4aに対して接離するよう
に平行移動自在に取着され構成されている。各平行クラ
ンク機構8は、互いにX状に交差した一対のリンク9
a,9bを有しており、これらのリンク9a,9bの交
差位置はピン10aにより枢着され、リンク9a,9b
の端部はピン10b,10c,10d,10eによりそ
れぞれ下キャリッジ4aおよび上キャリッジ4bの両側
部前後端部にそれぞれ形成された長孔(図示せず)に摺
動自在に係止されている。
明すると、図3に示すように、キャリッジ4は、ガイド
シャフト3に取着される下キャリッジ4aの上面に、ほ
ぼ平行をなす板状の上キャリッジ4bが、キャリッジ4
の左右両端にそれぞれ設けられている一対の平行クラン
ク機構8により下キャリッジ4aに対して接離するよう
に平行移動自在に取着され構成されている。各平行クラ
ンク機構8は、互いにX状に交差した一対のリンク9
a,9bを有しており、これらのリンク9a,9bの交
差位置はピン10aにより枢着され、リンク9a,9b
の端部はピン10b,10c,10d,10eによりそ
れぞれ下キャリッジ4aおよび上キャリッジ4bの両側
部前後端部にそれぞれ形成された長孔(図示せず)に摺
動自在に係止されている。
【0025】また、前記下キャリッジ4aには、回転ク
ランク機構11が配設されており、この回転クランク機
構11は、下キャリッジ4aに回転駆動しうるように支
持された回転板12と、この回転板12の偏心位置にピ
ン13aにより枢着された連結リンク14とからなり、
連結リンク14の先端が上キャリッジ4bにピン13b
により枢着されて構成されている。そして、回転板12
は、モータ等の適宜な駆動手段(図示せず)により回転
駆動され、この回転板12の回転駆動により、上キャリ
ッジ4bが下キャリッジ4aに対して平行に昇降移動で
きるようになっている。
ランク機構11が配設されており、この回転クランク機
構11は、下キャリッジ4aに回転駆動しうるように支
持された回転板12と、この回転板12の偏心位置にピ
ン13aにより枢着された連結リンク14とからなり、
連結リンク14の先端が上キャリッジ4bにピン13b
により枢着されて構成されている。そして、回転板12
は、モータ等の適宜な駆動手段(図示せず)により回転
駆動され、この回転板12の回転駆動により、上キャリ
ッジ4bが下キャリッジ4aに対して平行に昇降移動で
きるようになっている。
【0026】また、図1に示すように、前記上キャリッ
ジ4bの左右両側部には、先端が相互に内側に緩やかに
湾曲し上下端に突起が形成された係合部15aとされた
板状のアーム15がほぼリボンカセット5の幅と等しい
間隔を隔てて立設されている。そして、前記上キャリッ
ジ4bの上面には、相互に所定間隔を隔てて一対の回転
可能なボビン16が上方に突出するようにして配設され
ており、このボビン16によりインクリボン17を所定
の方向に走行させるようになされている。この一対のボ
ビン16は、一方がインクリボン17を巻取る巻取りボ
ビン16aとされ、他方がインクリボン17を送出する
送出ボビン16bとされている。また、キャリッジ4の
プラテン2に対して遠方側の端縁上には、リボンカセッ
ト5に収納されたインクリボンの種類を検出する光セン
サ18が配設されている。
ジ4bの左右両側部には、先端が相互に内側に緩やかに
湾曲し上下端に突起が形成された係合部15aとされた
板状のアーム15がほぼリボンカセット5の幅と等しい
間隔を隔てて立設されている。そして、前記上キャリッ
ジ4bの上面には、相互に所定間隔を隔てて一対の回転
可能なボビン16が上方に突出するようにして配設され
ており、このボビン16によりインクリボン17を所定
の方向に走行させるようになされている。この一対のボ
ビン16は、一方がインクリボン17を巻取る巻取りボ
ビン16aとされ、他方がインクリボン17を送出する
送出ボビン16bとされている。また、キャリッジ4の
プラテン2に対して遠方側の端縁上には、リボンカセッ
ト5に収納されたインクリボンの種類を検出する光セン
サ18が配設されている。
【0027】前記光センサ18aは、熱転写記録装置1
の所望の位置に配設された熱転写記録装置1の記録動作
等の制御を行なう制御部25に接続されている。この制
御部25は、図示しないメモリ、CPU等から形成され
ており、少なくともキャリッジ4の移動に伴う光センサ
18aからの出力信号に基づいて、リボンカセット5の
有無およびリボンカセット5に収納されたインクリボン
17の種類、ホームポジションに対するキャリッジ4の
移動距離、後述するキャノピ19の開閉状態、隣位ある
いは離間した一対のリボンカセット5間の距離等を判別
または検出可能とされている。
の所望の位置に配設された熱転写記録装置1の記録動作
等の制御を行なう制御部25に接続されている。この制
御部25は、図示しないメモリ、CPU等から形成され
ており、少なくともキャリッジ4の移動に伴う光センサ
18aからの出力信号に基づいて、リボンカセット5の
有無およびリボンカセット5に収納されたインクリボン
17の種類、ホームポジションに対するキャリッジ4の
移動距離、後述するキャノピ19の開閉状態、隣位ある
いは離間した一対のリボンカセット5間の距離等を判別
または検出可能とされている。
【0028】また、図1および図2に示すように、キャ
リッジ4の上方には、図示しないフレームに図2におい
て矢印Aで示す方向に開閉自在に支持されたほぼ板状の
キャノピ19が所定間隔をもって配設されている。この
キャノピ19は、閉状態において、紙送り機構(図示せ
ず)の出口側の紙押えとして機能するものであり、キャ
リッジ4と対向するようにして、キャリッジ4の移動領
域とほぼ同一の長さに形成されている。
リッジ4の上方には、図示しないフレームに図2におい
て矢印Aで示す方向に開閉自在に支持されたほぼ板状の
キャノピ19が所定間隔をもって配設されている。この
キャノピ19は、閉状態において、紙送り機構(図示せ
ず)の出口側の紙押えとして機能するものであり、キャ
リッジ4と対向するようにして、キャリッジ4の移動領
域とほぼ同一の長さに形成されている。
【0029】前記キャノピ19のキャリッジ4と平行に
対向する下面の所定位置には、リボンカセット5を保持
する複数のカセットホルダ(図示せず)が設けられてお
り、各カセットホルダにより、カラー画像の記録を行な
うための4色の熱昇華性インクからなるインクリボン1
7a,17b,17c,17dが収納されたリボンカセ
ット5a,5b,5c,5dがキャリッジ4の移動方向
に1列状に配設されるようになっている。このうち、リ
ボンカセット5aにはイエローの熱昇華性インクからな
るインクリボン17aが、リボンカセット5bにはマゼ
ンタの熱昇華性インクからなるインクリボン17bが、
リボンカセット5cにはシアンの熱昇華性インクからな
るインクリボン17cが、また、リボンカセット5dに
は黒の熱昇華性インクからなるインクリボン17dがそ
れぞれ収納されている。そして、各リボンカセット5
a,5b,5c,5dは、図2に両矢印Bにて示すよう
に、キャノピ19と上キャリッジ4bとの間で選択的に
受け渡しが行なわれるようになっている。
対向する下面の所定位置には、リボンカセット5を保持
する複数のカセットホルダ(図示せず)が設けられてお
り、各カセットホルダにより、カラー画像の記録を行な
うための4色の熱昇華性インクからなるインクリボン1
7a,17b,17c,17dが収納されたリボンカセ
ット5a,5b,5c,5dがキャリッジ4の移動方向
に1列状に配設されるようになっている。このうち、リ
ボンカセット5aにはイエローの熱昇華性インクからな
るインクリボン17aが、リボンカセット5bにはマゼ
ンタの熱昇華性インクからなるインクリボン17bが、
リボンカセット5cにはシアンの熱昇華性インクからな
るインクリボン17cが、また、リボンカセット5dに
は黒の熱昇華性インクからなるインクリボン17dがそ
れぞれ収納されている。そして、各リボンカセット5
a,5b,5c,5dは、図2に両矢印Bにて示すよう
に、キャノピ19と上キャリッジ4bとの間で選択的に
受け渡しが行なわれるようになっている。
【0030】本実施の形態の各リボンカセット5a,5
b,5c,5dは、インクリボン17の種類にかかわら
ず、すべてが同一形状、同一寸法に形成されており、上
下一対とされた平面ほぼ矩形のケース本体20の内部に
は、回転自在に支持された一対のリール21,21、回
転自在に支持された一対のリボン送りローラ(図示せ
ず)および回転自在に支持されたリボン経路に臨んでい
る複数のガイドローラ等が配設されている。そして、前
記一対のリール21,21にインクリボン17が巻回さ
れるとともに、インクリボン17のリボン経路の中間部
が外部に導出されている。これら一対のリール21,2
1は、上キャリッジ4bに搭載されると、その一方は、
記録に供した部分のインクリボン17を巻取る巻取りリ
ールとされ、他方は、インクリボンを送出する送出リー
ルとされる。そして、各リール21の内周面には、複数
のキー溝が周方向に間隔を隔ててスプライン状に形成さ
れており、一方のリール21の内周面は、前記巻取りボ
ビン16aが係合される巻取り孔21aとされ、他方の
リール21の内周面は、前記送出ボビン16bが係合さ
れる送出孔21bとされている。また、リボンカセット
5のキャリッジ4に搭載された状態でプラテン2と対向
する前面には、サーマルヘッド7が臨む凹部22が形成
されており、この凹部22の内側においてインクリボン
17の中間部が導出されるようになされている。
b,5c,5dは、インクリボン17の種類にかかわら
ず、すべてが同一形状、同一寸法に形成されており、上
下一対とされた平面ほぼ矩形のケース本体20の内部に
は、回転自在に支持された一対のリール21,21、回
転自在に支持された一対のリボン送りローラ(図示せ
ず)および回転自在に支持されたリボン経路に臨んでい
る複数のガイドローラ等が配設されている。そして、前
記一対のリール21,21にインクリボン17が巻回さ
れるとともに、インクリボン17のリボン経路の中間部
が外部に導出されている。これら一対のリール21,2
1は、上キャリッジ4bに搭載されると、その一方は、
記録に供した部分のインクリボン17を巻取る巻取りリ
ールとされ、他方は、インクリボンを送出する送出リー
ルとされる。そして、各リール21の内周面には、複数
のキー溝が周方向に間隔を隔ててスプライン状に形成さ
れており、一方のリール21の内周面は、前記巻取りボ
ビン16aが係合される巻取り孔21aとされ、他方の
リール21の内周面は、前記送出ボビン16bが係合さ
れる送出孔21bとされている。また、リボンカセット
5のキャリッジ4に搭載された状態でプラテン2と対向
する前面には、サーマルヘッド7が臨む凹部22が形成
されており、この凹部22の内側においてインクリボン
17の中間部が導出されるようになされている。
【0031】さらに、リボンカセット5の後面には、各
リボンカセット5内に収納されているインクリボン17
の種類を判別するための識別マーク23が配置されてお
り、本実施形態においては、この識別マーク23は、イ
ンクリボン17の種類によって異なる数の縞状の非反射
部24aを有する反射シール24により形成されてい
る。そして、この識別マーク23をキャリッジ4に設け
た光センサ18aにより検出し、この検出信号をプリン
タの制御部25に出力し、この制御部25内において各
リボンカセット5における識別マーク23の数を計数す
ることによりリボンカセット5内に収納されているイン
クリボン17の種類を判別するようになっている。
リボンカセット5内に収納されているインクリボン17
の種類を判別するための識別マーク23が配置されてお
り、本実施形態においては、この識別マーク23は、イ
ンクリボン17の種類によって異なる数の縞状の非反射
部24aを有する反射シール24により形成されてい
る。そして、この識別マーク23をキャリッジ4に設け
た光センサ18aにより検出し、この検出信号をプリン
タの制御部25に出力し、この制御部25内において各
リボンカセット5における識別マーク23の数を計数す
ることによりリボンカセット5内に収納されているイン
クリボン17の種類を判別するようになっている。
【0032】すなわち、図1において左端に示すリボン
カセット5aには、3本の非反射部24aを有する反射
シール24Aが識別マーク23として配置されており、
以下順に、リボンカセット5bには、4本の非反射部2
4aを有する反射シール24Bが識別マーク23として
配置されており、リボンカセット5cには、2本の非反
射部24aを有する反射シール24Cが識別マーク23
として配置されており、リボンカセット5dには、1本
の非反射部24aを有する反射シール24Dが識別マー
ク23として配置されている。また、リボンカセット5
の後面の左端部が識別マーク23の検出のための基準位
置BPとされ、識別マーク23の図において右端に位置
する非反射部24aの右端面までの距離Lを、すべての
識別マーク23において同一とするとともに、この距離
L内にインクリボン17の種類を識別するための所望の
非反射部24aが形成されている。そして、使用に供す
る識別マーク23を光センサ18aが検出した状態でキ
ャリッジ4が停止可能とされており、キャリッジ4が停
止した状態で、キャノピ19のカセットホルダに配設さ
れているリボンカセット5が上キャリッジ4bへ受け渡
されるようになっている。
カセット5aには、3本の非反射部24aを有する反射
シール24Aが識別マーク23として配置されており、
以下順に、リボンカセット5bには、4本の非反射部2
4aを有する反射シール24Bが識別マーク23として
配置されており、リボンカセット5cには、2本の非反
射部24aを有する反射シール24Cが識別マーク23
として配置されており、リボンカセット5dには、1本
の非反射部24aを有する反射シール24Dが識別マー
ク23として配置されている。また、リボンカセット5
の後面の左端部が識別マーク23の検出のための基準位
置BPとされ、識別マーク23の図において右端に位置
する非反射部24aの右端面までの距離Lを、すべての
識別マーク23において同一とするとともに、この距離
L内にインクリボン17の種類を識別するための所望の
非反射部24aが形成されている。そして、使用に供す
る識別マーク23を光センサ18aが検出した状態でキ
ャリッジ4が停止可能とされており、キャリッジ4が停
止した状態で、キャノピ19のカセットホルダに配設さ
れているリボンカセット5が上キャリッジ4bへ受け渡
されるようになっている。
【0033】また、図4に示すように、前記制御部25
には、RAM25aとROM25bが配設されており、
このRAM25aには、例えば、フルカラーの記録画像
を記録する場合は、この記録画像の情報をイエロー、マ
ゼンタ、シアンの3色に色分解した色別の記録データと
して格納するとともに、例えば、モノクロの記録画像を
記録する場合は、この記録画像の情報を黒色の記録デー
タとして格納するようになっている。そして、実際の記
録を行なう際に、使用されるリボンカセット5のインク
リボン17の色に対応する色の記録データがRAM25
aから制御部25に出力され、この制御部25がサーマ
ルヘッド7の複数の発熱素子のいずれかを記録データに
応じて選択的に駆動するようになっている。
には、RAM25aとROM25bが配設されており、
このRAM25aには、例えば、フルカラーの記録画像
を記録する場合は、この記録画像の情報をイエロー、マ
ゼンタ、シアンの3色に色分解した色別の記録データと
して格納するとともに、例えば、モノクロの記録画像を
記録する場合は、この記録画像の情報を黒色の記録デー
タとして格納するようになっている。そして、実際の記
録を行なう際に、使用されるリボンカセット5のインク
リボン17の色に対応する色の記録データがRAM25
aから制御部25に出力され、この制御部25がサーマ
ルヘッド7の複数の発熱素子のいずれかを記録データに
応じて選択的に駆動するようになっている。
【0034】また、本実施形態においては、上記制御部
25は、イエロー、マゼンタ、シアンの3色によりフル
カラー画像の記録を行なう場合に、最後に記録すること
になる色の記録を2回に分けて行なうとともに、この2
回の記録において1回目の記録および2回目の記録の濃
度をそれぞれ所定の濃度となるように制御するようにな
っている。例えば、イエロー、マゼンタ、シアンの色順
序で記録を行なう場合は、最後のシアンの色による記録
を2回に分けて行なうとともに、このシアンの色による
記録の1回目の記録および2回目の記録の濃度をそれぞ
れ所定の濃度となるように制御するものである。また、
この濃度制御は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン
の各色をそれぞれ100%の濃度で記録するような場合
に、最後のシアンの色による記録のうち、例えば、1回
目の記録を40〜90%の範囲の濃度で記録を行ない、
2回目の記録を60〜10%の範囲の濃度で記録を行な
い、1回目の記録の濃度と2回目の記録の濃度との合計
が100%の濃度となるように制御するようになってい
る。
25は、イエロー、マゼンタ、シアンの3色によりフル
カラー画像の記録を行なう場合に、最後に記録すること
になる色の記録を2回に分けて行なうとともに、この2
回の記録において1回目の記録および2回目の記録の濃
度をそれぞれ所定の濃度となるように制御するようにな
っている。例えば、イエロー、マゼンタ、シアンの色順
序で記録を行なう場合は、最後のシアンの色による記録
を2回に分けて行なうとともに、このシアンの色による
記録の1回目の記録および2回目の記録の濃度をそれぞ
れ所定の濃度となるように制御するものである。また、
この濃度制御は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン
の各色をそれぞれ100%の濃度で記録するような場合
に、最後のシアンの色による記録のうち、例えば、1回
目の記録を40〜90%の範囲の濃度で記録を行ない、
2回目の記録を60〜10%の範囲の濃度で記録を行な
い、1回目の記録の濃度と2回目の記録の濃度との合計
が100%の濃度となるように制御するようになってい
る。
【0035】この場合に、1回目の記録を行なう場合の
濃度より2回目の記録を行なう場合の濃度を低く設定す
る方が、他の色による記録および1回目の記録によりマ
ット化現象が生じて用紙に凹凸が形成されていたとして
も、記録を行なう際の用紙の加熱によるラミネート効果
により用紙の凹凸を平滑化して良好な品質の記録を行な
うことができる。特に、2回目の記録を30%程度の濃
度で行なうのが最も良好な記録品質を得ることができる
ことから、1回目の記録を70%程度の濃度、2回目の
記録を30%程度の濃度に制御することが最も適してい
る。
濃度より2回目の記録を行なう場合の濃度を低く設定す
る方が、他の色による記録および1回目の記録によりマ
ット化現象が生じて用紙に凹凸が形成されていたとして
も、記録を行なう際の用紙の加熱によるラミネート効果
により用紙の凹凸を平滑化して良好な品質の記録を行な
うことができる。特に、2回目の記録を30%程度の濃
度で行なうのが最も良好な記録品質を得ることができる
ことから、1回目の記録を70%程度の濃度、2回目の
記録を30%程度の濃度に制御することが最も適してい
る。
【0036】次に、前述した構成からなる熱転写記録装
置を用いた熱転写記録方法について説明する。
置を用いた熱転写記録方法について説明する。
【0037】図示しないホストコンピュータやイメージ
リーダ等から熱転写記録装置1の制御部25に入力され
た画像情報は、使用されるイエロー、マゼンタ、シアン
の3色に色分解して色別の記録データとしてRAM25
aに保存されている。そして、実際の記録は、リボンカ
セット5a,5b,5cの順に使用してイエロー、マゼ
ンタ、シアンのインクの順に行なわれる。なお、有彩色
はイエロー、マゼンタ、シアンの3色のインクのうちの
いずれか1色もしくは2色の組合せに濃度階調を加えて
形成されるとともに、無彩色は、イエロー、マゼンタ、
シアンの3色のインクの組合せに濃度階調を加えて形成
されるものである。また、無彩色のうち、黒は、黒のイ
ンクにより形成される。
リーダ等から熱転写記録装置1の制御部25に入力され
た画像情報は、使用されるイエロー、マゼンタ、シアン
の3色に色分解して色別の記録データとしてRAM25
aに保存されている。そして、実際の記録は、リボンカ
セット5a,5b,5cの順に使用してイエロー、マゼ
ンタ、シアンのインクの順に行なわれる。なお、有彩色
はイエロー、マゼンタ、シアンの3色のインクのうちの
いずれか1色もしくは2色の組合せに濃度階調を加えて
形成されるとともに、無彩色は、イエロー、マゼンタ、
シアンの3色のインクの組合せに濃度階調を加えて形成
されるものである。また、無彩色のうち、黒は、黒のイ
ンクにより形成される。
【0038】そこで、まず最初に行なわれるイエローの
インクの記録について説明すると、イエローの熱昇華性
インクリボン17aが収納されているリボンカセット5
aの検出動作は、制御部25からの指令によりホームポ
ジションに位置するキャリッジ4を図1において右側に
向かって移動させることにより、キャリッジ4に配設し
た光センサ18aが、リボンカセット5の識別マーク2
3を検出することにより行なわれる。そして、光センサ
18aは、非反射部24aの配列およびピッチ等の構成
による各識別マーク23の固有の検出信号を制御部25
に送出し、制御部25において指令に対応するリボンカ
セット5aの識別マーク23か否かを判断し、指令に対
応するリボンカセット5aの識別マーク23の場合に
は、キャリッジ4の移動を停止し、指令に対応するリボ
ンカセット5aの識別マーク23でない場合には、指令
に対応するリボンカセット5aの識別マーク23を検出
するまでキャリッジ4の移動を継続する。
インクの記録について説明すると、イエローの熱昇華性
インクリボン17aが収納されているリボンカセット5
aの検出動作は、制御部25からの指令によりホームポ
ジションに位置するキャリッジ4を図1において右側に
向かって移動させることにより、キャリッジ4に配設し
た光センサ18aが、リボンカセット5の識別マーク2
3を検出することにより行なわれる。そして、光センサ
18aは、非反射部24aの配列およびピッチ等の構成
による各識別マーク23の固有の検出信号を制御部25
に送出し、制御部25において指令に対応するリボンカ
セット5aの識別マーク23か否かを判断し、指令に対
応するリボンカセット5aの識別マーク23の場合に
は、キャリッジ4の移動を停止し、指令に対応するリボ
ンカセット5aの識別マーク23でない場合には、指令
に対応するリボンカセット5aの識別マーク23を検出
するまでキャリッジ4の移動を継続する。
【0039】その後、対応するリボンカセット5aに対
向する位置でキャリッジ4を停止し、各平行クランク機
構8と回転クランク機構11を駆動して上キャリッジ4
bを上昇し、キャノピ19のカセットホルダに保持され
イエローの熱昇華性インクリボン17aが収納されてい
るリボンカセット5aを上キャリッジ4に受け渡す。そ
して、再度、各平行クランク機構8と回転クランク機構
11を駆動して上キャリッジ4bを下キャリッジ4aに
接触するように下降したうえで、このリボンカセット5
aを使用したイエローの記録が行なわれるが、このイエ
ローの記録においては、記録画像の濃度に応じて記録が
行なわれるように制御部25が制御を行ない、最大10
0%の濃度でイエローの記録が行なわれる。
向する位置でキャリッジ4を停止し、各平行クランク機
構8と回転クランク機構11を駆動して上キャリッジ4
bを上昇し、キャノピ19のカセットホルダに保持され
イエローの熱昇華性インクリボン17aが収納されてい
るリボンカセット5aを上キャリッジ4に受け渡す。そ
して、再度、各平行クランク機構8と回転クランク機構
11を駆動して上キャリッジ4bを下キャリッジ4aに
接触するように下降したうえで、このリボンカセット5
aを使用したイエローの記録が行なわれるが、このイエ
ローの記録においては、記録画像の濃度に応じて記録が
行なわれるように制御部25が制御を行ない、最大10
0%の濃度でイエローの記録が行なわれる。
【0040】このイエローの記録が終了したら、使用に
供したリボンカセット5aが保持されていたカセットホ
ルダに対向する位置においてキャリッジ4を停止したう
えで、再度前述した動作と同様に、上キャリッジ4bを
上昇し、この上キャリッジ4bに搭載されているイエロ
ーインクのリボンカセット5aをカセットホルダに受け
渡す。ついで、光センサ18aにより次に記録に供され
るマゼンタのリボンカセット5bの識別マーク23を検
出し、このリボンカセット5bをキャリッジ4に搭載
し、リボンカセット5bを使用したマゼンタの記録が行
なわれるが、このマゼンタの記録においても、記録画像
の濃度に応じた記録が行なわれるように制御部25が制
御を行ない、最大100%の濃度でマゼンタの記録が行
なわれることになる。
供したリボンカセット5aが保持されていたカセットホ
ルダに対向する位置においてキャリッジ4を停止したう
えで、再度前述した動作と同様に、上キャリッジ4bを
上昇し、この上キャリッジ4bに搭載されているイエロ
ーインクのリボンカセット5aをカセットホルダに受け
渡す。ついで、光センサ18aにより次に記録に供され
るマゼンタのリボンカセット5bの識別マーク23を検
出し、このリボンカセット5bをキャリッジ4に搭載
し、リボンカセット5bを使用したマゼンタの記録が行
なわれるが、このマゼンタの記録においても、記録画像
の濃度に応じた記録が行なわれるように制御部25が制
御を行ない、最大100%の濃度でマゼンタの記録が行
なわれることになる。
【0041】このマゼンタの記録が終了したら、前述し
た動作と同様に、シアンのリボンカセット5cをキャリ
ッジ4に搭載し、リボンカセット5cを使用したシアン
の記録が行なわれるが、この場合に、本実施形態におい
ては、上記制御部25により、シアンの色による記録を
2回に分けて行なうとともに、このシアンの色による記
録の1回目の記録および2回目の記録の濃度をそれぞれ
所定の濃度となるように制御する。
た動作と同様に、シアンのリボンカセット5cをキャリ
ッジ4に搭載し、リボンカセット5cを使用したシアン
の記録が行なわれるが、この場合に、本実施形態におい
ては、上記制御部25により、シアンの色による記録を
2回に分けて行なうとともに、このシアンの色による記
録の1回目の記録および2回目の記録の濃度をそれぞれ
所定の濃度となるように制御する。
【0042】これにより、イエローおよびマゼンタの色
による記録およびシアンの色の1回目の記録によりマッ
ト化現象が生じて用紙に凹凸が形成されていたとして
も、記録を行なう際の用紙の加熱によるラミネート効果
により用紙の凹凸を平滑化して良好な品質の記録を行な
うことができる。
による記録およびシアンの色の1回目の記録によりマッ
ト化現象が生じて用紙に凹凸が形成されていたとして
も、記録を行なう際の用紙の加熱によるラミネート効果
により用紙の凹凸を平滑化して良好な品質の記録を行な
うことができる。
【0043】したがって、本実施形態においては、3色
の熱昇華性インクを重ねてフルカラーの画像を記録する
際に、最後に記録することになる色の記録を2回に分け
て行なうとともに、この2回の記録において1回目の記
録および2回目の記録の濃度をそれぞれ所定の濃度とな
るように制御するようにしたので、他の色による記録お
よび最後に記録することになる色の1回目の記録により
マット化現象が生じて用紙に凹凸が形成されていたとし
ても、2回目の記録を行なう際の用紙の加熱によるラミ
ネート効果により用紙の凹凸を平滑化して良好な品質の
記録を行なうことができる。しかも、余分なインクリボ
ンを用いる必要がないため、余分な設置スペースが不要
であり、ランニングコストも低減させることができる。
の熱昇華性インクを重ねてフルカラーの画像を記録する
際に、最後に記録することになる色の記録を2回に分け
て行なうとともに、この2回の記録において1回目の記
録および2回目の記録の濃度をそれぞれ所定の濃度とな
るように制御するようにしたので、他の色による記録お
よび最後に記録することになる色の1回目の記録により
マット化現象が生じて用紙に凹凸が形成されていたとし
ても、2回目の記録を行なう際の用紙の加熱によるラミ
ネート効果により用紙の凹凸を平滑化して良好な品質の
記録を行なうことができる。しかも、余分なインクリボ
ンを用いる必要がないため、余分な設置スペースが不要
であり、ランニングコストも低減させることができる。
【0044】なお、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
れるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載の発明
に係る熱転写記録方法は、最後に記録することになる色
の記録を2回に分けて行なうとともに、この2回の記録
において1回目の記録および2回目の記録の濃度をそれ
ぞれ所定の濃度となるようにして記録するようにしたの
で、他の色による記録および最後に記録することになる
色の1回目の記録によりマット化現象が生じて用紙に凹
凸が形成されていたとしても、2回目の記録を行なう際
の用紙の加熱によるラミネート効果により用紙の凹凸を
平滑化して良好な品質の記録を行なうことができる。
に係る熱転写記録方法は、最後に記録することになる色
の記録を2回に分けて行なうとともに、この2回の記録
において1回目の記録および2回目の記録の濃度をそれ
ぞれ所定の濃度となるようにして記録するようにしたの
で、他の色による記録および最後に記録することになる
色の1回目の記録によりマット化現象が生じて用紙に凹
凸が形成されていたとしても、2回目の記録を行なう際
の用紙の加熱によるラミネート効果により用紙の凹凸を
平滑化して良好な品質の記録を行なうことができる。
【0046】また、請求項2に記載の発明は、1回目の
記録を行なう場合の濃度より2回目の記録を行なう場合
の濃度を低くして記録するようにしたので、2回目の記
録を行なう際の用紙の加熱によるラミネート効果をより
高めることができ、マット化現象による用紙の凹凸を確
実に平滑化することができる。
記録を行なう場合の濃度より2回目の記録を行なう場合
の濃度を低くして記録するようにしたので、2回目の記
録を行なう際の用紙の加熱によるラミネート効果をより
高めることができ、マット化現象による用紙の凹凸を確
実に平滑化することができる。
【0047】請求項3に記載の発明に係る熱転写記録装
置は、制御手段により、最後に記録することになる色の
記録を2回に分けて行なうとともに、この2回の記録に
おいて1回目の記録および2回目の記録の濃度をそれぞ
れ所定の濃度となるように制御するようにしたので、他
の色による記録および最後に記録することになる色の1
回目の記録によりマット化現象が生じて用紙に凹凸が形
成されていたとしても、2回目の記録を行なう際の用紙
の加熱によるラミネート効果により用紙の凹凸を平滑化
して良好な品質の記録を行なうことができる。
置は、制御手段により、最後に記録することになる色の
記録を2回に分けて行なうとともに、この2回の記録に
おいて1回目の記録および2回目の記録の濃度をそれぞ
れ所定の濃度となるように制御するようにしたので、他
の色による記録および最後に記録することになる色の1
回目の記録によりマット化現象が生じて用紙に凹凸が形
成されていたとしても、2回目の記録を行なう際の用紙
の加熱によるラミネート効果により用紙の凹凸を平滑化
して良好な品質の記録を行なうことができる。
【0048】また、請求項4に記載の発明は、1回目の
記録を行なう場合の濃度より2回目の記録を行なう場合
の濃度を低くするように制御するようにしたので、2回
目の記録を行なう際の用紙の加熱によるラミネート効果
をより高めることができ、マット化現象による用紙の凹
凸を確実に平滑化することができる等の効果を奏する。
記録を行なう場合の濃度より2回目の記録を行なう場合
の濃度を低くするように制御するようにしたので、2回
目の記録を行なう際の用紙の加熱によるラミネート効果
をより高めることができ、マット化現象による用紙の凹
凸を確実に平滑化することができる等の効果を奏する。
【図1】 本発明に係る熱転写記録装置の実施の一形態
を示す斜視図
を示す斜視図
【図2】 図1の実施形態の熱転写記録装置の要部の概
略側面図
略側面図
【図3】 図1の実施形態の熱転写記録装置のキャリッ
ジの概略側面図
ジの概略側面図
【図4】 図1の実施形態の制御部の概略を示すブロッ
ク図
ク図
1 熱転写記録装置 4 キャリッジ 5 リボンカセット 7 サーマルヘッド 17 インクリボン 18 光センサ 25 制御部 25a RAM 25b ROM
Claims (4)
- 【請求項1】 イエロー、マゼンタおよびシアンの3色
の熱昇華性インクからなるインクフィルムを用い、サー
マルヘッドの複数の発熱素子に選択的にエネルギを印加
して熱昇華性インクを用紙に転写してカラー画像の記録
を行なう熱転写記録方法であって、前記3色の熱昇華性
インクによりフルカラー画像の記録を行なう際に、最後
に記録することになる色の記録を2回に分けて行なうと
ともに、この2回の記録において1回目の記録および2
回目の記録の濃度をそれぞれ所定の濃度となるようにし
て記録するようにしたことを特徴とする熱転写記録方
法。 - 【請求項2】 上記1回目の記録を行なう場合の濃度よ
り2回目の記録を行なう場合の濃度を低くして記録する
ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の熱転写記
録方法。 - 【請求項3】 イエロー、マゼンタおよびシアンの3色
の熱昇華性インクからなるインクフィルムを用い、サー
マルヘッドの複数の発熱素子に選択的にエネルギを印加
して熱昇華性インクを用紙に転写してカラー画像の記録
を行なう熱転写記録装置であって、記録する画像の濃度
に応じて熱昇華性インクの昇華量を調整するために前記
発熱素子への印加エネルギを制御するとともに、前記3
色の熱昇華性インクによりフルカラー画像の記録を行な
う際に、最後に記録することになる色の記録を2回に分
けて行なうとともに、この2回の記録において1回目の
記録および2回目の記録の濃度をそれぞれ所定の濃度と
なるように制御する制御手段を有することを特徴とする
熱転写記録装置。 - 【請求項4】 上記制御手段により、上記1回目の記録
を行なう場合の濃度より2回目の記録を行なう場合の濃
度を低くするように制御することを特徴とする請求項1
に記載の熱転写記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9153377A JPH111066A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 熱転写記録方法および熱転写記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9153377A JPH111066A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 熱転写記録方法および熱転写記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH111066A true JPH111066A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15561141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9153377A Withdrawn JPH111066A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 熱転写記録方法および熱転写記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH111066A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6245724B1 (en) | 1994-08-01 | 2001-06-12 | Exxon Chemical Patents Inc. | Preparation of sulfurized phenol additives intermediates and compositions |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP9153377A patent/JPH111066A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6245724B1 (en) | 1994-08-01 | 2001-06-12 | Exxon Chemical Patents Inc. | Preparation of sulfurized phenol additives intermediates and compositions |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |