JPH11107882A - 燃料噴射弁の駆動装置 - Google Patents
燃料噴射弁の駆動装置Info
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- JPH11107882A JPH11107882A JP9266289A JP26628997A JPH11107882A JP H11107882 A JPH11107882 A JP H11107882A JP 9266289 A JP9266289 A JP 9266289A JP 26628997 A JP26628997 A JP 26628997A JP H11107882 A JPH11107882 A JP H11107882A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】燃料噴射弁の駆動装置のコスト低減等を図る。
【解決手段】電磁駆動式の燃料噴射弁の燃料噴射期間の
前に、燃料噴射弁の電磁コイルに予備通電を行って開弁
しない上限電流値S/L1近傍の電流を流しておき、燃
料噴射期間に入ってから電磁コイルへの通電電流を急増
させて弁体を全開させ、その後通電電流を開弁状態に保
持する保持電流値S/L2近傍に維持する構成とする。
これにより、燃料噴射期間の前に電磁コイルに電磁エネ
ルギが蓄えられた状態から通電電流を増大して開弁され
るので、電源電圧が低くとも開弁速度を早めることがで
き、応答性を確保できる。
前に、燃料噴射弁の電磁コイルに予備通電を行って開弁
しない上限電流値S/L1近傍の電流を流しておき、燃
料噴射期間に入ってから電磁コイルへの通電電流を急増
させて弁体を全開させ、その後通電電流を開弁状態に保
持する保持電流値S/L2近傍に維持する構成とする。
これにより、燃料噴射期間の前に電磁コイルに電磁エネ
ルギが蓄えられた状態から通電電流を増大して開弁され
るので、電源電圧が低くとも開弁速度を早めることがで
き、応答性を確保できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁(ソレノイ
ド) 式燃料噴射弁の駆動装置に関する。
ド) 式燃料噴射弁の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ガソリン機関等の火花点火式機関
において燃料を燃焼室内に直接噴射し、低・中負荷領域
では、燃料を圧縮行程で噴射することにより点火プラグ
付近のみに可燃混合気を層状に生成して成層燃焼を行
い、これにより、空燃比を大幅にリーンとした燃焼を可
能として燃費,排気浄化性能を大きく改善した技術が開
発されている。
において燃料を燃焼室内に直接噴射し、低・中負荷領域
では、燃料を圧縮行程で噴射することにより点火プラグ
付近のみに可燃混合気を層状に生成して成層燃焼を行
い、これにより、空燃比を大幅にリーンとした燃焼を可
能として燃費,排気浄化性能を大きく改善した技術が開
発されている。
【0003】この種の燃料噴射弁では、燃料を圧縮行程
中に圧縮圧力に抗して高圧でかつ短期間で燃料噴射する
必要がある。このような制約の下で燃料噴射量のダイナ
ミックレンジを拡大するためには、燃料噴射弁の応答性
の改善が必要である。このため、従来は、燃料噴射弁の
開弁時にはコンデンサに蓄えた高電圧を燃料噴射弁の電
磁コイルに印加して速やかに通電電流を立ち上げて開弁
時間を短縮し、その後は該電磁コイルにバッテリ電圧を
印加して開弁状態を保持するのに必要な比較的小さな電
流を通電するようにしている。
中に圧縮圧力に抗して高圧でかつ短期間で燃料噴射する
必要がある。このような制約の下で燃料噴射量のダイナ
ミックレンジを拡大するためには、燃料噴射弁の応答性
の改善が必要である。このため、従来は、燃料噴射弁の
開弁時にはコンデンサに蓄えた高電圧を燃料噴射弁の電
磁コイルに印加して速やかに通電電流を立ち上げて開弁
時間を短縮し、その後は該電磁コイルにバッテリ電圧を
印加して開弁状態を保持するのに必要な比較的小さな電
流を通電するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の燃料噴射弁の駆動装置においては、各気筒毎
に機関回転の全領域に対応できるような高電圧充電回路
が必要であり、また、高電圧回路や、高電圧とバッテリ
電圧を切り換えて使用しつつ燃料噴射弁を駆動するため
の複雑な駆動方式のスイッチング回路が必要であり、さ
らには、消費電流が大きいため放射ノイズ低減用にシー
ルド線が必要であった。このため、回路規模が大きくな
り、コスト高につくものであった。
うな従来の燃料噴射弁の駆動装置においては、各気筒毎
に機関回転の全領域に対応できるような高電圧充電回路
が必要であり、また、高電圧回路や、高電圧とバッテリ
電圧を切り換えて使用しつつ燃料噴射弁を駆動するため
の複雑な駆動方式のスイッチング回路が必要であり、さ
らには、消費電流が大きいため放射ノイズ低減用にシー
ルド線が必要であった。このため、回路規模が大きくな
り、コスト高につくものであった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
なされたもので、燃料噴射弁の電磁コイルの通電方式を
改良することにより、低電圧のみでの駆動が可能とな
り、以て上記問題点を解決した燃料噴射弁の駆動装置を
提供することを目的とする。
なされたもので、燃料噴射弁の電磁コイルの通電方式を
改良することにより、低電圧のみでの駆動が可能とな
り、以て上記問題点を解決した燃料噴射弁の駆動装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、電磁コイルの通電をON・OFFすることに
より弁体が開閉される燃料噴射弁の駆動装置において、
前記電磁コイルに、燃料噴射期間前に前記弁体が開弁し
ない程度の予備電流を流しておき、燃料噴射期間に入っ
てから該電流を急増させて該弁体を全開させ、その後燃
料噴射期間を終了するまでの間は該弁体の開弁状態を保
持できる程度の保持電流を流すことを特徴とする。
る発明は、電磁コイルの通電をON・OFFすることに
より弁体が開閉される燃料噴射弁の駆動装置において、
前記電磁コイルに、燃料噴射期間前に前記弁体が開弁し
ない程度の予備電流を流しておき、燃料噴射期間に入っ
てから該電流を急増させて該弁体を全開させ、その後燃
料噴射期間を終了するまでの間は該弁体の開弁状態を保
持できる程度の保持電流を流すことを特徴とする。
【0007】請求項1に係る発明によると、燃料噴射期
間前に燃料噴射弁の電磁コイルに前記弁体が開弁しない
程度の予備電流を流しておくことにより、該電磁コイル
に予め電磁エネルギーが蓄えられるので、この状態から
弁体が電流を急増させると、短時間で速やかに弁体が全
開する。したがって、低電圧でも応答性を確保できる。
また、弁体が全開した後は開弁状態を保持できるだけの
保持電流に減少させることにより、消費電力を最小限と
することができる。
間前に燃料噴射弁の電磁コイルに前記弁体が開弁しない
程度の予備電流を流しておくことにより、該電磁コイル
に予め電磁エネルギーが蓄えられるので、この状態から
弁体が電流を急増させると、短時間で速やかに弁体が全
開する。したがって、低電圧でも応答性を確保できる。
また、弁体が全開した後は開弁状態を保持できるだけの
保持電流に減少させることにより、消費電力を最小限と
することができる。
【0008】また、請求項2に係る発明は、前記予備通
電時における上限電流値を、該燃料噴射弁への燃料供給
圧力に基づいて設定することを特徴とする。請求項2に
係る発明によると、燃料供給圧力によって燃料噴射弁の
開弁に要する電磁コイルへの通電電流が変わってくるの
で、これに応じて予備通電時における上限電流値を設定
することにより、必要かつ最小限の通電を行うことがで
きる。
電時における上限電流値を、該燃料噴射弁への燃料供給
圧力に基づいて設定することを特徴とする。請求項2に
係る発明によると、燃料供給圧力によって燃料噴射弁の
開弁に要する電磁コイルへの通電電流が変わってくるの
で、これに応じて予備通電時における上限電流値を設定
することにより、必要かつ最小限の通電を行うことがで
きる。
【0009】また、請求項3に係る発明は、前記予備通
電時の通電時間を、電源電圧に基づいて設定することを
特徴とする。請求項3に係る発明によると、前記予備電
流時において通電開始から上限電流値に立ち上げるのに
要する時間が変わってくるので、これに応じて予備通電
時の通電時間を設定することにより、必要かつ最小限の
通電を行うことができる。
電時の通電時間を、電源電圧に基づいて設定することを
特徴とする。請求項3に係る発明によると、前記予備電
流時において通電開始から上限電流値に立ち上げるのに
要する時間が変わってくるので、これに応じて予備通電
時の通電時間を設定することにより、必要かつ最小限の
通電を行うことができる。
【0010】また、請求項4に係る発明は、前記燃料噴
射期間に入ってから前記電磁コイルへの電流を急増させ
る通電時間を、電源電圧に基づいて設定することを特徴
とする。請求項4に係る発明によると、燃料噴射期間に
入ってから電流を急増させる速度は、電源電圧によって
変わってくるので、これに応じて該電流急増時の通電時
間を設定することにより、必要かつ最小限の通電を行う
ことができる。
射期間に入ってから前記電磁コイルへの電流を急増させ
る通電時間を、電源電圧に基づいて設定することを特徴
とする。請求項4に係る発明によると、燃料噴射期間に
入ってから電流を急増させる速度は、電源電圧によって
変わってくるので、これに応じて該電流急増時の通電時
間を設定することにより、必要かつ最小限の通電を行う
ことができる。
【0011】請求項5に係る発明は、前記燃料噴射弁
は、内燃機関の燃焼室に直接燃料噴射するように装着さ
れていることを特徴とする。請求項5に係る発明による
と、圧縮行程で燃料噴射して成層燃焼を行うガソリン機
関等の燃料噴射弁の駆動装置に適用して十分な効果を発
揮することができる。
は、内燃機関の燃焼室に直接燃料噴射するように装着さ
れていることを特徴とする。請求項5に係る発明による
と、圧縮行程で燃料噴射して成層燃焼を行うガソリン機
関等の燃料噴射弁の駆動装置に適用して十分な効果を発
揮することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
る燃料噴射弁の駆動装置の回路構成を示す。本実施の形
態における燃料噴射弁は、図示しないが、ガソリン機関
等の火花点火機関の燃焼室に直接燃料を噴射するように
装着され、特に、低中負荷領域で圧縮行程に高圧で燃料
噴射して成層燃焼を行うものに適用される。
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
る燃料噴射弁の駆動装置の回路構成を示す。本実施の形
態における燃料噴射弁は、図示しないが、ガソリン機関
等の火花点火機関の燃焼室に直接燃料を噴射するように
装着され、特に、低中負荷領域で圧縮行程に高圧で燃料
噴射して成層燃焼を行うものに適用される。
【0013】図2において、燃料噴射弁の電磁コイル1
の一端は、第1のスイッチングトランジスタTr1を直
列に介してバッテリ電源VB に接続され、該電磁コイル
1の他端は、第2のスイッチングトランジスタTr2及
び電流検出用抵抗R1を直列に介して接地される。ま
た、前記電磁コイル1, 第2のスイッチングトランジス
タTr2及び電流検出用抵抗R1を並列に介してフライ
ホイールダイオードFDが接地される。
の一端は、第1のスイッチングトランジスタTr1を直
列に介してバッテリ電源VB に接続され、該電磁コイル
1の他端は、第2のスイッチングトランジスタTr2及
び電流検出用抵抗R1を直列に介して接地される。ま
た、前記電磁コイル1, 第2のスイッチングトランジス
タTr2及び電流検出用抵抗R1を並列に介してフライ
ホイールダイオードFDが接地される。
【0014】前記電流検出用抵抗R1の端子電圧がA/
D変換器等で構成される電流検出回路2に入力され、該
電流検出回路2によって検出された電磁コイル1の通電
電流値に基づいて、マイクロコンピュータのCPU等で
構成される噴射タイミング演算装置3が後述するように
噴射制御信号を設定して第1のスイッチングトランジス
タTr1及び第2のスイッチングトランジスタTr2に
出力する。これにより、第1のスイッチングトランジス
タTr1及び第2のスイッチングトランジスタTr2が
スイッチング制御され、電磁コイル1の通電が制御され
て図示しない弁開の開閉が制御される。なお、電磁コイ
ル1と第2のスイッチングトランジスタTr2との間
に、電磁コイル1の通電をOFFしたときに生じる逆起
電力を速やかに吸収して第1のスイッチングトランジス
タTr1及び第2のスイッチングトランジスタTr2を
保護するための逆起吸収回路4が接続されている。
D変換器等で構成される電流検出回路2に入力され、該
電流検出回路2によって検出された電磁コイル1の通電
電流値に基づいて、マイクロコンピュータのCPU等で
構成される噴射タイミング演算装置3が後述するように
噴射制御信号を設定して第1のスイッチングトランジス
タTr1及び第2のスイッチングトランジスタTr2に
出力する。これにより、第1のスイッチングトランジス
タTr1及び第2のスイッチングトランジスタTr2が
スイッチング制御され、電磁コイル1の通電が制御され
て図示しない弁開の開閉が制御される。なお、電磁コイ
ル1と第2のスイッチングトランジスタTr2との間
に、電磁コイル1の通電をOFFしたときに生じる逆起
電力を速やかに吸収して第1のスイッチングトランジス
タTr1及び第2のスイッチングトランジスタTr2を
保護するための逆起吸収回路4が接続されている。
【0015】次に、前記噴射タイミング演算装置2の噴
射制御信号による本実施形態の動作を、図2のタイムチ
ャートを参照して説明する。機関の運転状態に基づいて
燃料噴射期間が設定され、該燃料噴射期間より設定時間
T1前から電磁コイル1への予備通電を開始し、燃料噴
射期間に入ってから設定時間T2通電電流を急増させ、
その後噴射期間終了までの間開弁状態を保持できる保持
電流に減少させる。
射制御信号による本実施形態の動作を、図2のタイムチ
ャートを参照して説明する。機関の運転状態に基づいて
燃料噴射期間が設定され、該燃料噴射期間より設定時間
T1前から電磁コイル1への予備通電を開始し、燃料噴
射期間に入ってから設定時間T2通電電流を急増させ、
その後噴射期間終了までの間開弁状態を保持できる保持
電流に減少させる。
【0016】前記予備通電時における上限電流値S/L
1は、弁体が開弁しない所定レベルに設定され、第1の
スイッチングトランジスタTr1及び第2のスイッチン
グトランジスタTr2をONとして電磁コイル1への通
電開始後、前記検出された電磁コイル1への通電電流が
上限電流値S/L1に達すると第1のスイッチングトラ
ンジスタTr1を所定時間OFFとして電流値を減少さ
せ、再度ONとして電流を増大させて上限電流値S/L
1に達すると所定時間OFFとするというスイッチング
制御を繰り返して上限値S/L1近傍に制御する。
1は、弁体が開弁しない所定レベルに設定され、第1の
スイッチングトランジスタTr1及び第2のスイッチン
グトランジスタTr2をONとして電磁コイル1への通
電開始後、前記検出された電磁コイル1への通電電流が
上限電流値S/L1に達すると第1のスイッチングトラ
ンジスタTr1を所定時間OFFとして電流値を減少さ
せ、再度ONとして電流を増大させて上限電流値S/L
1に達すると所定時間OFFとするというスイッチング
制御を繰り返して上限値S/L1近傍に制御する。
【0017】燃料噴射期間に入ってから設定時間T2
は、第1のスイッチングトランジスタTr1及び第2の
スイッチングトランジスタTr2のON状態を継続し、
電磁コイル1に上限電流値S/L1近傍で通電されて電
磁エネルギが蓄えられた状態から電流が増大されるた
め、弁体は速やかに開かれて全開となる。前記設定時間
T2の経過後、第1のスイッチングトランジスタTr1
をOFFとして、電磁コイル1への通電電流を減少し、
検出された電流値が開弁状態に保持するのに必要な保持
電流値S/L2(前記上流電流値S/L1より少し大き
い値に設定されている) まで減少すると、第1のスイッ
チングトランジスタTr1を所定時間ONとして通電電
流を増大させ、再度OFFとして通電電流を減少させた
後検出された電流値が保持電流値S/L2まで減少する
と所定時間ONとするというスイッチング制御を繰り返
して保持電流値S/L2近傍に制御する。
は、第1のスイッチングトランジスタTr1及び第2の
スイッチングトランジスタTr2のON状態を継続し、
電磁コイル1に上限電流値S/L1近傍で通電されて電
磁エネルギが蓄えられた状態から電流が増大されるた
め、弁体は速やかに開かれて全開となる。前記設定時間
T2の経過後、第1のスイッチングトランジスタTr1
をOFFとして、電磁コイル1への通電電流を減少し、
検出された電流値が開弁状態に保持するのに必要な保持
電流値S/L2(前記上流電流値S/L1より少し大き
い値に設定されている) まで減少すると、第1のスイッ
チングトランジスタTr1を所定時間ONとして通電電
流を増大させ、再度OFFとして通電電流を減少させた
後検出された電流値が保持電流値S/L2まで減少する
と所定時間ONとするというスイッチング制御を繰り返
して保持電流値S/L2近傍に制御する。
【0018】燃料噴射期間が終了すると、第1のスイッ
チングトランジスタTr1及び第2のスイッチングトラ
ンジスタTr2を共にOFFとして、電磁コイル1への
通電を速やかに停止させる。このようにすれば、バッテ
リ電源電圧のみで燃料噴射弁を応答性良く駆動すること
ができ、これにより、高電圧電源回路を廃止できると共
に駆動方式が大幅に簡素化されて回路規模を縮小でき、
更には消費電流を低減できるので放射ノイズ低減用のシ
ールド線も不要となって、大幅にコストを低減できる。
チングトランジスタTr1及び第2のスイッチングトラ
ンジスタTr2を共にOFFとして、電磁コイル1への
通電を速やかに停止させる。このようにすれば、バッテ
リ電源電圧のみで燃料噴射弁を応答性良く駆動すること
ができ、これにより、高電圧電源回路を廃止できると共
に駆動方式が大幅に簡素化されて回路規模を縮小でき、
更には消費電流を低減できるので放射ノイズ低減用のシ
ールド線も不要となって、大幅にコストを低減できる。
【0019】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る
燃料噴射弁の駆動装置の回路構成を示し、図1の構成に
燃料噴射弁への燃料供給圧力を検出する燃圧センサ5を
追加して設け、該検出された燃料供給圧力に基づいて前
記予備通電時における上限電流値S/L1を可変に設定
する構成としたものである。即ち、燃料噴射弁の開弁所
要時間は、弁体が燃料供給圧力により閉弁方向へ押しつ
けられるため、燃料供給圧力に比例して大きくなる。こ
の燃料供給圧力による開弁時間への影響を改善するた
め、燃料圧力が高いときほど上限電流値S/L1を大き
く設定して、開弁しないぎりぎりの電磁エネルギを電磁
コイル1に蓄えておくようにする。これにより、必要か
つ十分な予備通電を行うことができる。
燃料噴射弁の駆動装置の回路構成を示し、図1の構成に
燃料噴射弁への燃料供給圧力を検出する燃圧センサ5を
追加して設け、該検出された燃料供給圧力に基づいて前
記予備通電時における上限電流値S/L1を可変に設定
する構成としたものである。即ち、燃料噴射弁の開弁所
要時間は、弁体が燃料供給圧力により閉弁方向へ押しつ
けられるため、燃料供給圧力に比例して大きくなる。こ
の燃料供給圧力による開弁時間への影響を改善するた
め、燃料圧力が高いときほど上限電流値S/L1を大き
く設定して、開弁しないぎりぎりの電磁エネルギを電磁
コイル1に蓄えておくようにする。これにより、必要か
つ十分な予備通電を行うことができる。
【0020】なお、厳密には燃焼室内の筒内圧力が開弁
力として作用するので(燃料供給圧力による閉弁方向の
付勢力の方が該閉弁力に比較して十分大きいのでそれほ
どの影響はないが) 、筒内圧力を検出するセンサを設け
て筒内圧力により上限電流値S/L1を補正して設定す
るようにしてもよい。図4は、本発明の第3の実施の形
態に係る燃料噴射弁の駆動装置の回路構成を示し、図1
の構成にバッテリ電圧の検出値を入力して前記予備通電
の通電時間T1を可変に設定する構成を追加したもので
ある。
力として作用するので(燃料供給圧力による閉弁方向の
付勢力の方が該閉弁力に比較して十分大きいのでそれほ
どの影響はないが) 、筒内圧力を検出するセンサを設け
て筒内圧力により上限電流値S/L1を補正して設定す
るようにしてもよい。図4は、本発明の第3の実施の形
態に係る燃料噴射弁の駆動装置の回路構成を示し、図1
の構成にバッテリ電圧の検出値を入力して前記予備通電
の通電時間T1を可変に設定する構成を追加したもので
ある。
【0021】即ち、予備通電は、電磁コイル1を燃料噴
射期間の開始直前に上限電流値S/L1近傍で通電して
おけばよく、第1のスイッチングトランジスタTr1の
ON・OFFを繰り返すスイッチング制御時間は短くて
よく、長くしても消費電力が増大するだけである。そし
て、予備通電開始後の通電電流の増大速度はバッテリ電
圧の増大に応じて大きくなり、上限電流値S/L1に達
するまでの時間もバッテリ電圧の増大に応じて短くなる
ので、これに合わせて予備通電時間T1を短縮する構成
とすれば、必要かつ十分な予備通電を行うことができ
る。
射期間の開始直前に上限電流値S/L1近傍で通電して
おけばよく、第1のスイッチングトランジスタTr1の
ON・OFFを繰り返すスイッチング制御時間は短くて
よく、長くしても消費電力が増大するだけである。そし
て、予備通電開始後の通電電流の増大速度はバッテリ電
圧の増大に応じて大きくなり、上限電流値S/L1に達
するまでの時間もバッテリ電圧の増大に応じて短くなる
ので、これに合わせて予備通電時間T1を短縮する構成
とすれば、必要かつ十分な予備通電を行うことができ
る。
【0022】また、第1のスイッチングトランジスタT
r1のON状態を継続して通電電流を上限電流値S/L
1から急増させるときの電流の増大速度もバッテリ電圧
の増大に応じて増大するので、該ON継続時間T2もバ
ッテリ電圧の増大に応じて短縮するようにすれば、必要
かつ十分なON継続時間とすることができる。さらに、
燃料供給圧力が高いときは閉弁力が大きいため、弁体の
開弁速度が遅れる傾向となるので、前記ON継続時間T
2を増大する構成を付加してもよい。
r1のON状態を継続して通電電流を上限電流値S/L
1から急増させるときの電流の増大速度もバッテリ電圧
の増大に応じて増大するので、該ON継続時間T2もバ
ッテリ電圧の増大に応じて短縮するようにすれば、必要
かつ十分なON継続時間とすることができる。さらに、
燃料供給圧力が高いときは閉弁力が大きいため、弁体の
開弁速度が遅れる傾向となるので、前記ON継続時間T
2を増大する構成を付加してもよい。
【0023】また、前記第2の実施の形態と第3の実施
の形態とを組み合わせて、燃料供給圧力に応じた上限電
流値S/L1の設定と、バッテリ電圧に応じた予備通電
時間T1の設定、さらにはバッテリ電圧や燃料供給圧力
に応じたON継続通電時間T2の設定を行うようにして
もよいことは勿論である。
の形態とを組み合わせて、燃料供給圧力に応じた上限電
流値S/L1の設定と、バッテリ電圧に応じた予備通電
時間T1の設定、さらにはバッテリ電圧や燃料供給圧力
に応じたON継続通電時間T2の設定を行うようにして
もよいことは勿論である。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る燃料噴射弁の
駆動装置の回路構成図。
駆動装置の回路構成図。
【図2】同上実施の形態の作動状態を示すタイムチャー
ト。
ト。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る燃料噴射弁の
駆動装置の回路構成図。前記実施形態における燃圧セン
サの特性を学習するルーチンを示すフローチャート。
駆動装置の回路構成図。前記実施形態における燃圧セン
サの特性を学習するルーチンを示すフローチャート。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る燃料噴射弁の
駆動装置の回路構成図。
駆動装置の回路構成図。
1 電磁コイル 2 電流検出回路 3 噴射タイミング演算装置 5 燃圧センサ Tr1 第1のスイッチングトランジスタ Tr2 第2のスイッチングトランジスタ VB バッテリ電圧
Claims (5)
- 【請求項1】電磁コイルの通電をON・OFFすること
により弁体が開閉される燃料噴射弁の駆動装置におい
て、 前記電磁コイルに、燃料噴射期間前に前記弁体が開弁し
ない程度の電流を流すように予備通電し、燃料噴射期間
に入ってから該電流を急増させて該弁体を全開させ、そ
の後燃料噴射期間を終了するまでの間は該弁体の開弁状
態を保持できる程度の保持電流を流すことを特徴とする
燃料噴射弁の駆動装置。 - 【請求項2】前記予備通電時における上限電流値を、該
燃料噴射弁への燃料供給圧力に基づいて設定することを
特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁の駆動装置。 - 【請求項3】前記予備通電時の通電時間を、電源電圧に
基づいて設定することを特徴とする請求項1又は請求項
2に記載の燃料噴射弁の駆動装置。 - 【請求項4】前記燃料噴射期間に入ってから前記電磁コ
イルへの電流を急増させる通電時間を、電源電圧に基づ
いて設定することを特徴とする請求項1〜請求項3のい
ずれか1つに記載の燃料噴射弁の駆動装置。 - 【請求項5】前記燃料噴射弁は、内燃機関の燃焼室に直
接燃料噴射するように装着されていることを特徴とする
請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の燃料噴射弁
の駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9266289A JPH11107882A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 燃料噴射弁の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9266289A JPH11107882A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 燃料噴射弁の駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11107882A true JPH11107882A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17428886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9266289A Pending JPH11107882A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 燃料噴射弁の駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11107882A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-09-30 JP JP9266289A patent/JPH11107882A/ja active Pending
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