JPH11108207A - 車両用の暖気装置 - Google Patents

車両用の暖気装置

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JPH11108207A
JPH11108207A JP27232297A JP27232297A JPH11108207A JP H11108207 A JPH11108207 A JP H11108207A JP 27232297 A JP27232297 A JP 27232297A JP 27232297 A JP27232297 A JP 27232297A JP H11108207 A JPH11108207 A JP H11108207A
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JP
Japan
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valve
warm
switching valve
ratio control
pressure chamber
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Application number
JP27232297A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kaneko
昌弘 金子
Kenji Tanaka
謙二 田中
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Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暖気作動中に、急激なアクセルの踏込み操作
に対しても、暖気バルブの高応答性が得られ、加速性能
を損わず、黒煙の発生をなくす。 【解決手段】 アクチュエータ24の作動圧室24aと
真空ポンプ16との間に介在し、弁体の弁開度を調整す
るためにコントローラECUにてデューティ比制御され
るデューティ比制御切換弁MVAと、暖気バルブの閉状
態から開状態への切換えを単純なオンオフ動作で行うオ
ンオフ切換弁MVBとを設け、該オンオフ切換弁側には
流通面積が大きい大径通路18を用い、デューティ比制
御切換弁MVA側にはコントローラECUのハンチング
を防止するために流通面積が小さい小径通路19を用い
て、デューティ比制御切換弁MVAとオンオフ切換弁M
VBとを並列的に作動圧室24aに接続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等のエンジ
ンから排出される排気ガスの排出流路を閉塞させて暖気
を促進するための車両用の暖気装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の暖気装置の一例を示す概略
構成図である。この暖気装置は、燃料噴射式エンジンE
からの排気ガスGの排出流路の途中に暖気バルブ1が設
けられ、暖気バルブ1の弁軸2にバタフライ形の弁体3
を取付けてあり、アクチュエータ4の作動圧室4aに対
する流体圧の給排の切換えを電磁式の切換弁MVによっ
て行い、アクチュエータ4の出力ロッド5を出入動作さ
せ、この出力ロッド5の出入動作によって、弁軸2の外
端に取付けたレバー7を回動させ、この回動により弁体
3が開閉する。
【0003】また、暖気装置は、排気ブレーキとしての
機能と暖気促進機能とを有し、排気ブレーキ用回路C1
と暖気用回路C2とを備えている。排気ブレーキ用回路
C1は、電源Sからメインスイッチ6、アクセルスイッ
チ8、クラッチスイッチ9及び切換スイッチ10を介し
て切換弁MVに接続されている。暖気用回路C2は、電
源Sからメインスイッチ6、切換スイッチ10及び水温
検知スイッチ14を介して切換弁MVに接続されてい
る。切換スイッチ10と切換弁MVとの間、及び水温検
知スイッチ14と切換弁MVとの間には、ランプL1,
L2がそれぞれ配設されている。切換弁MVは、第1の
管路11を介して真空ポンプ16に接続され、第2の管
路12を介して大気中に連通し、第3の管路13を介し
てアクチュエータ4の作動圧室4aに接続されている。
【0004】そして、この暖気装置は、暖気運転を行う
場合、切換スイッチ10を暖気用回路C2側に接続する
と、エンジンE用冷却水の水温が設定値以下であれば、
水温検知スイッチ14が閉成されており、ランプL2が
点灯して暖気用回路C2の作動状態が確認される。同時
に切換弁MVがオンになり、第1の管路11と第3の管
路13が連通し、真空ポンプ16からの負圧がアクチュ
エータ4の作動圧室4aに内に導入されるため、大気圧
室4b内の大気圧との差圧により、ダイアフラム15、
出力ロッド5が作動する。この作動によって、暖気バル
ブ1の弁体3がほぼ全閉状態に維持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来の暖気
装置の場合、暖気作動中に、アクセルを急に踏み込んだ
時、排気圧が急激に高圧になり、それに伴ってエンジン
Eが急に高負荷状態になる。この時、暖気バルブ1を開
とし、排気圧を低圧にしてエンジンEの高負荷状態を解
除しなければならない。しかし、切換弁MV及びこれに
連通する第3の管路13だけでは作動圧室4a内への圧
縮エアの流入能力が不足し、暖気バルブ1が迅速には開
状態にならず、車両の加速性能が低下し黒煙が発生する
等の問題点があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点にかんがみな
されたものであって、その目的は、暖気作動中に、急激
なアクセルの踏込み操作に対しても、暖気バルブの高応
答性が得られ、加速性能を損なったり黒煙を発生するこ
とがない車両用の暖気装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エンジンから排出される排気ガスの排出
流路中に配置した弁体を有する暖気バルブと、作動圧室
に対する流体圧の給排により前記弁体を開閉するアクチ
ュエータとを備え、前記弁体を閉じて前記排気流路を閉
塞させエンジンに負荷を与えた状態で暖気を促進する車
両用の暖気装置において、前記アクチュエータの作動圧
室と流体圧源との間に介在し、前記弁体の弁開度を調整
するためにコントローラにてデューティ比制御されるデ
ューティ比制御切換弁と、前記暖気バルブの閉状態から
開状態への切換えを単純なオンオフ動作で行うオンオフ
切換弁とを設け、該オンオフ切換弁側には圧力損失を小
さくするために流通面積が大きい大径通路を用い、前記
デューティ比制御切換弁側には前記コントローラのハン
チングを防止するために前記大径通路よりも流通面積が
小さい小径通路を用いて、前記デューティ比制御切換弁
とオンオフ切換弁とを並列的に前記作動圧室に接続させ
たことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態に係る車両用の暖気装置を示した概略構成図であ
る。この車両用の暖気装置では、暖気バルブ20と、該
暖気バルブ20の弁軸2に固定されている弁体3(図2
参照)の開閉操作用アクチュエータ24とを備え、アク
チュエータ24の作動圧室24aと流体圧源である真空
ポンプ16との間に介在し、弁体3の弁開度を調整する
ためにコントローラECUにてデューティ比制御される
デューティ比制御切換弁MVAと、暖機バルブ20の閉
状態から開状態への切換えを単純なオンオフ動作で行う
オンオフ切換弁MVBとを設けてある。
【0009】また、暖気装置は、オンオフ切換弁MVB
側には圧力損失を小さくするために流通面積が大きい大
径通路の管路18を用い、デューティ比制御切換弁MV
A側にはコントローラECUのハンチングを防止するた
めに流通面積が小さい小径通路の管路19を用い、デュ
ーティ比制御切換弁MVAとオンオフ切換弁MVBとを
互いに並列的に作動圧室24aに接続させてある。
【0010】そして、暖気装置は、エンジンから排出さ
れる排気ガスG(図2参照)の排出流路中に暖気用の弁
体3を配置し、アクチュエータ24の出力ロッド25を
動作させて弁体3を開閉させ、暖気時に弁体3を閉じて
排出流路を閉塞させエンジンに負荷を与えた状態で暖気
を促進するためのものである。
【0011】図2は本発明に係る暖気バルブ示す側断面
図である。暖気バルブ20は、バルブケーシング21に
回動自在に支持された弁軸2と、該弁軸2に固定された
弁体3とを備え、図3に示すように、弁軸2の端部に取
付けられたレバー7をアクチュエータ24の出力ロッド
25の動作で回動させることによって弁体3が開閉され
る。弁軸2を支持するバルブケーシング21は、中心の
筒体22と、該筒体22の直径の延長線に沿って突出し
た軸受筒部23,23(図4参照)とを一体に有し、筒
体22の内周には円形の弁体3の外周面の移動による軌
跡に対応する凹球面22aが形成されている。
【0012】また、バルブケーシング21は、弁軸2か
ら最も離れた位置における筒体22の一部を外側へ膨出
させて形成した厚肉部26を有し、この厚肉部26の内
面の一部を削除した切れ込み27が設けられている。こ
の切れ込み27は、閉じる時に排気ガスGの下流側から
上流側へ移動して全閉状態となる弁体3の弁本体部分に
対し、下流側に位置する弁体3の部分にのみあり、筒体
22の端面に近づくにしたがって深さが深くなり、ほぼ
垂直な姿勢の全閉状態の弁体3の位置に無く、弁体3の
傾斜角度が大きくなるにしたがって、排気ガスGの通過
断面積が大きくなるように傾斜底面27aが形成されて
いる。この傾斜底面27aの傾斜角度は、緩急変更する
ことによって、暖気バルブ20のバルブ特性を調整可能
とするものである。
【0013】さらに、バルブケーシング21は、図4に
示すように、長い方の軸受筒部23の両側にこれと平行
な結合筒部38,38と、この筒部に対し垂直方向に突
出した結合筒部39とを有し、各結合筒部38,39の
中心にねじ穴38a,39aを備え、各結合筒部38,
39のねじ穴38a,39aに螺合するボルト28を用
いてアクチュエータ24が組付けられている。
【0014】アクチュエータ24は、図3に示すよう
に、ハウジング30内のダイアフラム41と、リターン
スプリング44とを備え、ダイアフラム41に出力ロッ
ド25が連結されており、図1に示すデューティ比制御
切換弁MVAが小径通路である管路19を介して、オン
オフ切換弁MVBが大径通路である管路18を介して、
ハウジング30内の作動圧室24aに並列的に接続され
ている。また、アクチュエータ24は、ハウジング30
の頭部に出力ロッド25の位置を検出するポテンショメ
ータ式の変位変換器50が設けられている。
【0015】出力ロッド25は、先端部25aがピン3
4をもってレバー7にピン接合されており、ブラケット
部分33に突設されたストッパ35にレバー7の端部7
aが当たることによって開弁時の動きが規制され、ブラ
ケット部分33に螺着されたストッパボルト36にレバ
ー7の端部7aが当たることによって、閉弁時の動きが
規制されている。
【0016】ハウジング30は、図3に示すように、第
1のシェル31と、第2のシェル32とを組み合わせて
なり、第1のシェル31の内面によってリターンスプリ
ング44の一端を受け、ダイアフラム41と第1のシェ
ル31とによって内部に作動圧室24aを形成してい
る。第2のシェル32は、内面に一体形成した仕切壁4
6とダイアフラム41とによって大気圧室24bを形成
し、外周に複数の冷却用フィン47を有する。
【0017】また、ハウジング30は、第1のシェル3
1の一端寄りの傾斜側面31aに設けてある大気導入口
30aに管路18を接続し、第2のシェル32側の仕切
壁46に一体形成したガイド48によって出力ロッド2
5を案内しており、両シェル31,32の相互対向面で
ダイアフラム41の外周縁41aを挟持している。ハウ
ジング30の第2のシェル32は、ダイカストで一体成
形したブラケット部分33を有し、この一体成形はアル
ミニウムや亜鉛などの非鉄金属材料によって行われる。
【0018】ブラケット部分33は、長い方の軸受筒部
23及び弁軸2の鍔形部2aを覆う筒形カバー54と、
バルブケーシング21の結合筒部38に対向する結合基
板部55と、先端が結合筒部39に対向する結合突出板
部56とを一体に有し、結合基板部55と結合突出板部
56の先端とに開けた透孔55a,56aにそれぞれカ
ラー58が装着されている。そして、ブラケット部分3
3は、結合筒部38,39のねじ穴38a,39aに螺
合しカラー58の穴に挿通されるボルト28を用いて、
バルブケーシング21の直交する二面に亘って締結固着
されている。
【0019】ダイアフラム41は、ダイアフラムプレー
ト42とリテーナプレート43との間に中心寄り部分が
挟まれ、ダイアフラムプレート42とリテーナプレート
43とを介して出力ロッド25の頭部25b及び首部2
5cが結合されている。ダイアフラムプレート42は、
中央に出力ロッド25が貫通する透孔42aが開けら
れ、外周側部分を内向きに曲げて内フランジ42bを形
成し、出力ロッド25の首部25cに抜け止め嵌着した
リテーナプレート43との間にダイアフラム41の中心
寄りの部分を挟持している。
【0020】そして、ダイアフラム41は、図3に示す
状態で、真空ポンプ16から負圧が供給されて作動圧室
24aの圧力が低下すると、リターンスプリング44の
付勢力に抗して作動圧室24aを縮小させるように変形
し、出力ロッド25を入り動作させ、これにより暖気用
の弁体3が閉じられ、作動圧室24aから負圧が排除さ
れると、リターンスプリング44の付勢力により図3に
示す状態に戻り、これにより暖気用の弁体3が開く。
【0021】変位変換器50は、フランジ61aを有す
る筒形のセンサボディ61と、出力ロッド25の軸線延
長上にあってセンサボディ61に対し摺動自在なセンサ
ロッド62とを備え、出力ロッド25の位置を通じて弁
体3の弁開度を検出するためのものである。
【0022】センサボディ61は、ハウジング30内に
ある筒体64と、これに連通しハウジング30外に突出
しているパイプ状の負圧給排管65とを一体に有し、フ
ランジの一端にコネクタ66が設けられており、ボルト
67で該フランジがハウジング30に固定されている。
筒体64内には、図1に示す銅製の固定電極70と、抵
抗体であるカーボン電極71とが真直に連続して平行に
並設されている。各電極の一端はコネクタ66内の端子
を介して5Vの電源に接続されている。そして、固定電
極70は可動電極72及びカーボン電極71を通じて接
地されている。負圧給排管65にはデューティ比制御切
換弁MVAに連通する管路19が接続されている。
【0023】センサロッド62は、筒体64内の一端に
銅製の可動電極72が取付けられ、ハウジング30内の
突出している端部が出力ロッド25の大径半球状の凹球
面29に対向しており、可動電極72は固定電極70及
びカーボン電極71と直交配置されて常時接触してい
る。そして、センサロッド62は、暖気バルブ20の閉
弁時に、出力ロッド25によって押圧されて移動し、出
力ロッド25の押圧が解除されると、図示しないスプリ
ング等によって図3に示す状態に復帰するようになって
いる。
【0024】そして、変位変換器50は、暖気バルブ2
0の閉弁時に、出力ロッド25の移動に応じて可動電極
72が両電極70,71上を摺動し、出力ロッド25の
位置即ち暖気バルブ20のバルブ開度に応じた可動電極
72の位置により、0Vから最高5Vまでの範囲で両電
極70,71の一端からの距離にほぼ比例した出力電圧
が発生し、この出力電圧をコントローラECUへフィー
ドバックするようになっている。変位変換器50の検出
範囲は、暖気バルブ20の全作動範囲のバルブ角度を検
出する必要はなく、全作動角の3分の1程度で十分であ
る。
【0025】デューティ比制御切換弁MVAは、ソレノ
イド75を有する電磁式であり、真空ポンプ16とアク
チュエータ24との間に介在していて、小径通路の管路
19により作動圧室24aに接続され、管路77を介し
て真空ポンプ16に連通可能に接続され、管路78を通
じて大気に開放可能である。
【0026】そして、デューティ比制御切換弁MVA
は、コントローラECUからソレノイド75に送られる
デューティ駆動電力によって制御され、作動時のポジシ
ョンで真空ポンプ16からの負圧を作動圧室24aへ供
給し、非作動時のポジションで作動圧室24aからの負
圧を大気中へ排出する動作を行う。
【0027】オンオフ切換弁MVBは、ソレノイド76
を有する電磁式であり、大径通路の管路18により作動
圧室24aに接続され、配管77を通じて大気に開放可
能であり、コントローラECUからソレノイド76に送
られる信号により、オンの時には作動圧室24aを配管
77に連通させて大気を作動圧室24aに導入させ、オ
フの時には作動圧室24aを配管77に対し遮断する。
【0028】コントローラECUは、変位変換器50に
電線80及び信号線81で接続されるとともに、デュー
ティ比制御切換弁MVAのソレノイド75及びオンオフ
切換弁MVBのソレノイド76にそれぞれの電線82,
83で接続されており、暖気スイッチ84及び電線85
を介して電源86に接続可能とされている。
【0029】そして、暖気スイッチ84がオンとされる
と、コントローラECUは、電源86から電流を送ら
れ、エンジンの回転数に係る回転数検出信号N、冷却水
温に関する水温検出信号T及びアクセル開度信号A等を
受け、これらの信号に基づいて演算し、適正なバルブ開
度を得るためのデューティ駆動電力をデューティ比制御
切換弁MVAのソレノイド75に送り、デューティ比制
御切換弁MVAのデューティ比制御を行う。
【0030】次に、本発明の上記実施の形態に係る暖気
装置の動作について説明する。暖気スイッチ84をオ
ンにすると、コントローラECUへ電源86が接続され
る。コントローラECUは、エンジンの回転数N及び
冷却水温T等の検出結果と、変位変換器50からの出力
電圧に基づいて演算し、適正なバルブ開度を得るための
デューティ駆動電力を算定しこれをデューティ比制御切
換弁MVAのソレノイド75に送る。デューティ比制
御切換弁MVAが作動状態のポジションで、負圧力が管
路19を介して作動圧室24aへ供給され、アクチュエ
ータ24が作動して出力ロッド25が入り動作し、弁体
3を閉方向に回動させる。デューティ比制御切換弁MV
Aが非作動状態のポジションで、作動圧室24aから負
圧排出を行い、適切なバルブ開度を得るようにデューテ
ィ比制御が行われる。そして、暖気バルブ20の弁体3
は、図2において、水平な全開と垂直な全閉との中間の
二点鎖線で示す半閉状態の位置と、全閉状態の位置との
間の開度調整角度範囲θ内でデューティ比制御によって
無段階的に開度調整が可能である。また、弁体3を急速
に開く必要がある時には、コントローラECUからの指
令によって、オンオフ切換弁MVBがオンとされ、管路
18を介して円滑に大気が作動圧室4bに入る。
【0031】本発明の上記実施の形態に係る暖気バルブ
20では、変位変換器50からコントローラECUへ電
気信号を送り、コントローラECUから切換弁MVAの
ソレノイド75にデューティ駆動電力を送ることによ
り、アクチュエータ24の動作を制御して、暖気バルブ
20の弁開度を最適に調整するので、所望の排気圧に確
実になるようにすることができ、暖気性能と走行フィー
リングが非常に良くなるという利点がある。
【0032】また、バルブケーシング21の筒体22の
内周に、円形弁体3の外周面が移動したときの軌跡に対
応する凹球面22aが形成されていることにより、バル
ブ角度が大きく変化しても排気ガスの通過面積部の変化
が小さいので、出力ロッド25の先端のストロークが大
きくなり、フィードバック制御し易い出力電圧を得るこ
とができるという利点がある。さらに、第2のシェル3
2は、ダイカストで一体成形したブラケット部分33を
有し、この一体成形がアルミニウムや亜鉛などの非鉄金
属材料によって行われることにより、鋼板をプレス加工
して製作する場合に比較して、剛性が向上して共振し難
く、必要部品数が減少する。
【0033】なお、本発明は上記実施の形態によって限
定されず、種々の変更が可能である。例えば、アクチュ
エータ24としてエアシリンダ形式のものを用いてもよ
く、負圧で作動するアクチュエータ24に代えて正圧で
作動するアクチュエータに適用することもできる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、アクチュエータの作動圧室と
流体圧源との間に介在し、暖気用弁体の弁開度を調整す
るためにコントローラにてデューティ比制御されるデュ
ーティ比制御切換弁と、暖気バルブの作動状態から非作
動状態への切換えを単純なオンオフ動作で行うオンオフ
切換弁とを設け、該オンオフ切換弁側には圧力損失を小
さくするために流通面積が大きい大径通路を用い、デュ
ーティ比制御切換弁側にはコントローラのハンチングを
防止するために大径通路よりも流通面積が小さい小径通
路を用いて、デューティ比制御切換弁とオンオフ切換弁
とを並列的に作動圧室に接続させたことにより、暖気用
弁体を全開とする時オンオフ切換弁を開にして流通面積
が大きい大径通路を通じて大気を作動圧室に急速に入
れ、急激なアクセル踏み込み操作に対して暖気バルブの
応答性を良くし、エンジンからの黒煙の発生を押さえる
ことができ、加速性能を損なうことがなく、暖気運転時
デューティ比制御切換弁のオンオフの時間比をコントロ
ーラで制御し、暖気バルブの制御性を良好にすることが
でき、暖気性能と加速性能であるエンジン負荷の適正を
図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両用の暖気装置の
一部を破断して示した概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る車両用の暖気装置を
構成する暖気バルブの側断面図である。
【図3】図1の暖気装置の暖気バルブ及びアクチュエー
タを拡大して示した側面図である。
【図4】図3の正面図ある。
【図5】従来の暖気装置の一例を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
ECU コントローラ MVA デューティ比制御切換弁 MVB オンオフ切換弁 2 弁軸 3 弁体 7 レバー 18 管路(大径通路) 19 管路(小径通路) 20 暖気バルブ 21 バルブケーシング 22 筒体 22a 凹球面 24 アクチュエータ 24a 作動圧室 24b 大気圧室 25 出力ロッド 30 ハウジング 31 第1のシェル 32 第2のシェル 33 ブラケット部分 41 ダイアフラム 50 変位変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンから排出される排気ガスの排出
    流路中に配置した弁体を有する暖気バルブと、作動圧室
    に対する流体圧の給排により前記弁体を開閉するアクチ
    ュエータとを備え、前記弁体を閉じて前記排気流路を閉
    塞させエンジンに負荷を与えた状態で暖気を促進する車
    両用の暖気装置において、前記アクチュエータの作動圧
    室と流体圧源との間に介在し、前記弁体の弁開度を調整
    するためにコントローラにてデューティ比制御されるデ
    ューティ比制御切換弁と、前記暖気バルブの閉状態から
    開状態への切換えを単純なオンオフ動作で行うオンオフ
    切換弁とを設け、該オンオフ切換弁側には圧力損失を小
    さくするために流通面積が大きい大径通路を用い、前記
    デューティ比制御切換弁側には前記コントローラのハン
    チングを防止するために前記大径通路よりも流通面積が
    小さい小径通路を用いて、前記デューティ比制御切換弁
    とオンオフ切換弁とを並列的に前記作動圧室に接続させ
    たことを特徴とする車両用の暖気装置。
JP27232297A 1997-06-13 1997-10-06 車両用の暖気装置 Pending JPH11108207A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017160889A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 マツダ株式会社 エンジンの排気装置
CN114763050A (zh) * 2021-01-11 2022-07-19 长城汽车股份有限公司 车辆暖风系统的控制方法及终端设备

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