JPH11110045A - ステッピングモータ制御装置およびステッピングモータによるビデオカメラのレンズ駆動系の制御装置 - Google Patents

ステッピングモータ制御装置およびステッピングモータによるビデオカメラのレンズ駆動系の制御装置

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JPH11110045A
JPH11110045A JP9268458A JP26845897A JPH11110045A JP H11110045 A JPH11110045 A JP H11110045A JP 9268458 A JP9268458 A JP 9268458A JP 26845897 A JP26845897 A JP 26845897A JP H11110045 A JPH11110045 A JP H11110045A
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lens
motor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオカメラなどのような制限された空間
で、小型のステッピングモータによって駆動され、制御
対象とステッピングモータとの間にずれなどが発生せ
ず、非常に精密に制御対象を制御する。 【解決手段】 ステッピングモータをフィードバック制
御する。すなわち、ズームレンズ7を駆動するステッピ
ングモータのズームモータ13と、モータードライバ1
4と、ズームレンズ7の基準位置を検出するズームリセ
ットセンサ11と、ズームレンズ7の現在位置を検出す
る磁気抵抗効果センサ(MRセンサ)9と、検出回路1
8と、ズームコントロール部21を有し、ズームコント
ロール部21は、ズームレンズ操作スイッチ、ズームリ
セットセンサ11の基準位置検出信号、検出回路18か
らのズームレンズ7の現在位置検出信号を参照し、ズー
ムレンズ7の制御信号をモータードライバ14に出力し
てズームモータ13を駆動する。ズームコントロール部
21は、制御指令通りズームモータ13が動作したか否
かを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はステッピングモータ
制御装置に関するものであり、特に、ビデオカメラのレ
ンズ駆動系などにおける制御対象の精密な位置制御など
を行うとき、制御対象の現在位置を検出する位置検出セ
ンサの読みと位置決め指令との差に応じてステッピング
モータを閉ループ制御するステッピングモータ制御装置
およびステッピングモータによるビデオカメラのレンズ
駆動系の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラのレンズ駆動系のズーム機
構、フォーカス機構の駆動には精密な位置制御が要求さ
れており、これまでビデオカメラのレンズ駆動系それら
の機構をステッピングモータを用いて位置制御している
場合が多い。
【0003】これまでビデオカメラのレンズ駆動系など
において多用されているステッピングモータを駆動制御
するステッピングモータ制御装置は、ステッピングモー
タが自己保持型のアクチュエータであり、1パルスの駆
動指令に応じて1ステップ分回転するから、サーボ制御
ループなどの複雑なクローズド(閉)ループ制御系を構
成するまでもなく、簡単な構成であるオープン(開)ル
ープ制御系で構成されている。
【0004】ビデオカメラのレンズ駆動系などにおける
ステッピングモータ制御装置においては、ステッピング
モータのドライバ回路と、制御対象の位置を検出するた
め基準位置を決めるための位置センサと、その位置セン
サの出力信号を検出するセンサ信号検出回路を備えてい
る。
【0005】そのようなステッピングモータ制御装置に
おいては、ステッピングモータの基準位置を決めるため
に基準位置検出センサが設けられ、その基準位置検出セ
ンサを探して、その基準位置検出センサの検出位置を基
準位置とする。その後は基準位置を起点として、オープ
ンループで制御対象を移動させる指示信号をステッピン
グモータのドライバ回路に送るだけなので、構成は簡単
であるが、制御対象が指示値通りに実際に動いているか
はわからない。ステッピングモータ制御装置はステッピ
ングモータが脱調した場合でもステッピングモータが指
示通りに動いたものとみなすので制御対象の位置指示値
(目標値)と、たとえば、ビデオカメラのレンズ駆動系
におけるズームレンズあるいはフォーカスレンズなどの
制御対象の実際の位置がずれることがある。一旦、位置
ずれが発生すると、その後は正常な動作ができなくなる
ことがある。さらに位置ずれが蓄積して大きな位置ずれ
になることもある。
【0006】最近はビデオカメラのレンズ駆動系などに
おいては、機器の小型化に伴いステッピングモータのリ
ードスクリューのピッチが細かくなり数μmオーダーで
の位置制御が要求されている。そこで、このような細か
な位置制御では送り精度が悪いと実際には指示値よりも
少ない移動量しか動かない場合があり、位置ずれが蓄積
して大きな位置ずれになることがある。
【0007】ビデオカメラのレンズ駆動系におけるズー
ムレンズ、フォーカスレンズなどの制御対象が実際にど
のくらい動いているかを測定するには、レーザー測長器
などを使用して位置を測定しなければならない。つま
り、制御対象物を含めてステッピングモータの送り精度
や反転ヒステリシスはビデオカメラの外部から測定しな
いと判らず、非常に厄介な作業となる。
【0008】上述したビデオカメラのレンズ駆動系など
におけるズームレンズのフォーカスずれ補正の制御は、
たとえば、特開平5−313058号公報、特開平7−
301740号公報などに提案されているが、アクチュ
エータとしてステッピングモータではない通常のモータ
を用いてサーボ制御する方法であるから、ステッピング
モータを用いる本発明には適用できない。
【0009】特開平5−333933号公報は、産業用
ロボット装置などにおける制御対象を位置制御、速度制
御するときのサーボシステムを提案している。特開平5
−333933号公報においては、ステッピングモータ
を用いてオープンループ制御したときに発生する、脱調
現象、位置ずれ現象などを防止するため、位置信号など
をフィードバックしてクローズド・ループ制御すること
を提案している。
【0010】特開平5−333933号公報に提案され
ている制御方法をより詳細に述べる。両軸型ステッピン
グモータと、ステッピングモータの軸の一方の軸端に固
定してステッピングモータの軸の回転角度を検出するロ
ータリィエンコーダと、ステッピングモータの軸を時計
方向、反時計方向に回転駆動させるドライバ回路と、ス
テッピングモータの軸の他方の軸端に固定して制御対象
の原点位置、最大駆動位置、最小駆動位置を検出する原
点位置センサ、最大駆動位置センサ、最小駆動位置セン
サと、マイクロコンピュータなどを用いた制御手段とを
用いて、原点位置センサの位置を基準として、ロータリ
ィエンコーダで検出した位置信号をフィードバックして
ステッピングモータを制御する。すなわち、特開平5−
333933号公報は、ステッピングモータをクローズ
ド・ループ構成にして、脱調子、位置ずれの防止、位置
ずれの蓄積を回避する技術を開示しているが、特開平5
−333933号公報に開示されている方法は、産業用
ロボット、工作機械などのような大型の制御対象を駆動
し、空間的にも余裕がある部位に設けた比較的大型のス
テッピングモータを用いた場合には有効な方法である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たロータリィエンコーダのステッピングモータの軸の一
方の軸端への取り付け、および、原点位置センサ、最大
駆動位置センサ、最小駆動位置センサなどのステッピン
グモータの軸の他方の軸端への取り付けは、ビデオカメ
ラのレンズ駆動系などのような、非常に限られた空間内
で制御される制御対象を駆動するステッピングモータに
は取り付けが困難である。
【0012】また特開平5−333933号公報におい
ては、制御対象の原点位置(基準位置)、最大駆動位
置、最小駆動位置を直接検出していないから、ステッピ
ングモータと制御対象との間に位置ずれなどが発生した
場合、正確に制御ができないという不具合がある。
【0013】ビデオカメラのレンズ駆動系などにおいて
は、位置検出手段としてロータリィエンコーダを設ける
空間がないし、ズームレンズ、フォーカスレンズなどの
位置決め制御にはロータリィエンコーダの分解能では不
十分である。しかもロータリィエンコーダは価格が高
い。したがって、特開平5−333933号公報に開示
されて技術をビデオカメラのレンズ駆動系などのような
精密な位置制御を行う制御対象をステッピングモータを
用いて駆動する技術には適用できない。
【0014】したがって、本発明の目的は、ビデオカメ
ラのレンズ駆動系などのような制限された空間で、小型
のステッピングモータによって駆動され、制御対象とス
テッピングモータとの間にずれなどが発生せず、非常に
精密な制御が要求される制御対象を正確に制御可能なス
テッピングモータ制御装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のステッピングモ
ータ制御装置は、制御対象を駆動するステッピングモー
タと、該ステッピングモータのドライブ回路と、前記制
御対象の基準位置を検出する基準位置検出手段と、前記
制御対象の現在位置を検出する位置検出手段と、前記制
御対象の位置決め指令に応じて、前記制御対象の移動量
を算出して、前記ドライブ回路を介して前記ステッピン
グモータを駆動制御する制御手段とを有する。
【0016】本発明のステッピングモータ制御装置にお
いては、位置検出信号をフィードバックしたクローズド
・ループ構成で、ステッピングモータを制御する。特に
本発明のステッピングモータ制御装置においては、ステ
ッピングモータには位置検出手段などを装着または配設
せず、制御対象側に位置検出手段を配設して、直接、制
御対象の位置検出および基準位置を検出する。それによ
り、正確な位置検出および基準位置検出が可能になると
ともに、ステッピングモータにその種の検出手段を装着
する困難さが回避できる。
【0017】また本発明のステッピングモータによるビ
デオカメラのレンズ駆動系の制御装置は、ビデオカメラ
のレンズ駆動系の制御対象を駆動するステッピングモー
タと、該ステッピングモータのドライブ回路と、前記制
御対象の基準位置を検出する基準位置検出手段と、前記
制御対象の現在位置を検出する位置検出手段と、前記制
御対象の位置決め指令に応じて、前記基準位置を考慮し
て前記制御対象の移動量を算出し、前記ドライブ回路を
介して前記ステッピングモータを駆動制御する制御手段
とを有する。好適には、前記位置検出手段は、前記ビデ
オカメラに配設され前記制御対象の位置を検出する磁気
抵抗効果センサを含む。
【0018】本発明のステッピングモータによるビデオ
カメラのレンズ駆動系の制御装置においても、位置検出
信号をフィードバックしたクローズド・ループ構成で、
ステッピングモータを制御する。本発明においても、ス
テッピングモータには位置検出手段などを装着または配
設せず、ビデオカメラ側に位置検出手段を配設して、直
接、制御対象の位置検出および基準位置を検出する。そ
れにより、正確な位置検出および基準位置検出が可能に
なるとともに、ステッピングモータにその種の検出手段
を装着する困難さが回避できる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明のステッピングモータ制御
装置の実施の形態を添付図面を参照して述べる。図1は
本発明のステッピングモータ制御装置の基本構成を示す
図である。図1に図解したステッピングモータ制御装置
は、全体の制御を行う制御手段1と、制御対象4と、制
御対象4を駆動するステッピングモータ3と、制御対象
4の位置を検出する位置検出器6と、検出回路5と、制
御手段1からの制御指令をステッピングモータ3に与え
るステッピングモータドライバ2とを有する。制御手段
1は、たとえば、マイクロコンピューターユニット1
(以下、MCUと称する)からステッピングモータドラ
イバ2に駆動指示および駆動量を与えることにより、ス
テッピングモータ3が指示に従って動き、制御対象4が
移動する。ステッピングモータ3によって制御対象物4
が移動させられることにより、その制御対象物4に付け
られた位置検出器6の出力が変化する。この位置検出器
6の出力は、検出回路5に入力され、その出力が制御手
段1としてのMCUに入力される。
【0020】図1に図解したステッピングモータ制御装
置においては、制御対象4の位置を検出する位置検出器
6の信号を制御手段1にフィードバックして、制御対象
4の実際の移動量を算出するクローズド・ループ構成で
ステッピングモータ3および制御対象4を制御するの
で、特に、制御対象4の実際の位置制御を行うので、正
確な位置制御が可能になる。特に、本発明のステッピン
グモータ制御装置においては、ステッピングモータ3に
は位置検出器6を装着または配設せず、制御対象4側に
位置検出器6を配設して、直接、制御対象4の位置検出
を検出する。それにより、制御対象4の正確な位置検出
検出が可能になるとともに、ステッピングモータ3に位
置検出器6を装着する困難さが回避できる。さらに本発
明によれば、制御手段1としてのMCUにおいて、ステ
ッピングモータドライバ2に与えた指令と、位置検出器
6で検出した制御対象4の実際の位置とを比較して、ス
テッピングモータ3および制御対象4が正常に動作した
か、脱調現象などの異常が発生したか否かを判断でき
る。
【0021】図1に図解したステッピングモータ制御装
置をビデオカメラのレンズ駆動系に適用した例を下記に
述べる。図2は図1に例示したステッピングモータ制御
装置をビデオカメラのレンズ駆動系に適用した一例を示
すステッピングモータ制御装置の構成図である。本実施
の形態においては、ビデオカメラのレンズ駆動系におけ
るズームレンズ7およびフォーカスレンズ8が制御対象
である。
【0022】ズームレンズ7はズームモータ13によっ
て矢印方向に移動させることができる。ズームモータ1
3はステッピングモータである。ズームモータ13は制
御手段1としてのマイクロコンピュータ・ユニット(M
CU)19からの指令を受けたモータードライバ14を
介して駆動される。ズームレンズ7の基準位置はズーム
リセットセンサ11で検出される。ズームレンズ7の現
在位置は磁気抵抗効果センサ(MRセンサ)9と、この
MRセンサ9に接続された検出回路18で検出される。
ここで、ズームレンズ7の基準位置が光検出によるズー
ムリセットセンサ11で直接検出されることに留意され
たい。もちろん、ズームレンズ7の現在位置は、MRセ
ンサ9および検出回路17で検出される。したがって、
ズームレンズ7の基準位置および現在位置が正確に検出
されるばかりでなく、ズームモータ13が指令通りに駆
動しなかったとしても、ズームレンズ7が実際にどれだ
け駆動されたか、駆動しなかったかが、検出可能な構成
になっている。
【0023】同様に、フォーカスレンズ8はフォーカス
モータ15によって矢印方向に移動させることができ
る。フォーカスモータ15もステッピングモータであ
る。フォーカスモータ15はマイクロコンピュータ・ユ
ニット(MCU)19からの指令を受けたモータードラ
イバ16を介して駆動される。フォーカスレンズ8の基
準位置は光検出によるフォーカスリセットセンサ12で
検出される。フォーカスレンズ8の現在位置は磁気抵抗
効果センサ(MRセンサ)10と、このMRセンサ10
に接続された検出回路17で検出される。ここでも、フ
ォーカスレンズ8の基準位置がフォーカスリセットセン
サ12で直接検出されることに留意されたい。もちろ
ん、フォーカスレンズ8の現在位置は、MRセンサ10
および検出回路17で検出される。したがって、フォー
カスレンズ8の基準位置および現在位置が正確に検出さ
れるばかりでなく、フォーカスモータ15が指令通りに
駆動しなかったとしても、フォーカスレンズ8が実際に
どれだけ駆動されたか、駆動しなかったかが、検出可能
な構成になっている。
【0024】制御手段1としてのMCU19は、オート
フォーカスコントロール部22およびフォーカスコント
ロール部20を有する。オートフォーカスコントロール
部22には、ビデオカメラの信号処理回路などからのオ
ートフォーカス検出信号が入力されて、その信号が評価
された結果がフォーカスコントロール部20に入力され
る。また、フォーカスコントロール部20には、ビデオ
カメラに設けられた操作スイッチなどの入力信号から被
写体より近くにあるいは遠くにフォーカスを合わせるよ
うな命令が入力される。フォーカスコントロール部20
は、手動フォーカス操作スイッチ信号とオートフォーカ
スコントロール部22からの処理結果信号、および、フ
ォーカスリセットセンサ12からの基準位置信号、検出
回路17からのフォーカスレンズ8の現在位置検出信号
を入力し、所定の制御処理を行って、どの程度フォーカ
スレンズ7を動かせばよいかなどを算出し、実際のフォ
ーカスモータ15の駆動方向および駆動量をモータード
ライバ16に供給される。
【0025】制御手段1としてのMCU19はさらにズ
ームコントロール部21を有する。ズームコントロール
部21は、ビデオカメラのズーム操作スイッチのスイッ
チ信号、ズームリセットセンサ11からの基準位置信
号、検出回路18からのズームレンズ7の現在位置検出
信号を入力し、ズームレンズ7をWIDE側かTELE
側に動かすか、あるいはどの程度のスピードでズームレ
ンズ7をどの程度動かせばよいかなどを算出し、実際の
ズームモータ13の駆動方向および駆動量をモータード
ライバ14に供給して、ズームモータ13を駆動する。
【0026】なお、制御手段1としてのMCU19は、
本実施の形態においてはマイクロコンピュータ・ユニッ
トを適用しているから、フォーカスコントロール部2
0、ズームコントロール部21およびオートフォーカス
コントロール部22の実際は、プログラム制御方式で実
現される。しかしながら、後述するフォーカスコントロ
ール部20、ズームコントロール部21およびオートフ
ォーカスコントロール部22の処理内容は、ハードウエ
ア回路などで実現することもできるから、これらの処理
を行う制御手段1としてはハードウエア回路で実現する
こともできる。以下、制御手段1として、MCU19を
用いた例について述べる。
【0027】ステッピングモータであるフォーカスモー
タ15の基準位置、すなわち、フォーカスレンズ8の基
準位置、および、ステッピングモータであるズームモー
タ13の基準位置、すなわちズームレンズ7の基準位置
はそれぞれ、フォーカスリセットセンサ12およびズー
ムリセットセンサ11から印加された信号をフォーカス
コントロール部20およびズームコントロール部21に
おいて評価して決定される。
【0028】MRセンサ9、10はそれぞれ、3相のM
Rセンサを用いて、サブミクロンオーダの位置まで正確
に検出可能なようにしている。フォーカスレンズ8の位
置を検出するMRセンサ9の出力信号は、検出回路18
に入力される。ズームレンズ7の位置を検出するMRセ
ンサ10の出力信号は検出回路17に入力される。検出
回路17、18では、その出力信号をMCU19のA/
Dコンバーターのダイナミックレンジに合うように増幅
し、増幅された信号がMCU19内でA/D変換されて
フォーカスコントロール部20およびズームコントロー
ル部21に提供される。その提供された信号からフォー
カスコントロール部20およびズームコントロール部2
1においてフォーカスレンズ8およびズームレンズ7の
位置を算出する。
【0029】ここで、MRセンサ9、10のマグネット
の磁極幅はステッピングモータであるフォーカスモータ
15およびステッピングモータであるズームモータ13
の最高速で動くフォーカスレンズ8およびズームレンズ
7の移動量より十分大きいものにする。上記基準位置に
フォーカスレンズ8およびズームレンズ7がある時に同
時にMRセンサ9、10から算出したフォーカスレンズ
8およびズームレンズ7の位置もMCU19内に記憶し
て(以下、これをリセット時のMR位置と称する)、レ
ンズ位置をある値に設定する。MCU19において、ズ
ームレンズ7の基準位置およびフォーカスレンズ8の基
準位置を決定した後は、上記記憶したMR位置とある時
点のMR位置の差分あるいはある時点のMR位置と1つ
前のMR位置の差分を上記ズームレンズ7の位置および
フォーカスレンズ8の位置に加算することにより、ズー
ムレンズ7の基準位置およびフォーカスレンズ8の基準
位置に対する相対位置が判る。
【0030】したがって、フォーカスコントロール部2
0およびズームコントロール部21で算出した指示値と
上記動作中のレンズ位置とを比較することにより、脱調
等が起きたかどうかの判断ができる。MCU19におい
て比較した結果が一致している場合は、フォーカスモー
タ15およびフォーカスレンズ8が正常に動作している
と考えることができる。また比較した結果が一致してい
る場合は、ズームモータ13およびズームレンズ7が正
常に動作していると考えることができる。MCU19に
おいて比較した結果が一致しない場合は、フォーカスモ
ーター15あるいはズームモーター13が脱調したか、
またはなんらかの原因で結果的にフォーカスレンズ8あ
るいはズームレンズ7が正常に動かなかったと判断でき
る。比較した結果が一致しない場合の差分は指示値とレ
ンズ位置のずれ量となる。MCU19における上述した
判断処理はプログラム処理によって容易に行うことがで
きる。
【0031】上述した実施の形態の変形態様を述べる。
上述の例では、制御対象、すなわち、ズームレンズ7お
よびフォーカスレンズ8の位置検出器として、MRセン
サ9、10を用いた例について説明したが、ズームレン
ズ7およびフォーカスレンズ8の位置検出センサとして
は、MRセンサ9、10に限らず、ホール素子などの非
接触型のセンサあるいは接触型の位置検出センサを用い
てもよい。
【0032】また、MRセンサ9、10の出力をそれぞ
れ、検出回路17、18で増幅し、A/D変換してシリ
アル通信データにのせて、MCU19に送信してもよ
い。さらに、上記のごとくA/D変換した後に位置を算
出するまで検出回路で行い、検出回路からレンズ位置デ
ータをシリアル通信データに乗せてMCU19に送信し
てもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明のステッピングモータ制御装置に
よれば、制御対象の実際の位置を検出して、その結果を
フィードバックしてクローズドループの制御を可能にす
る。そのため、制御対象の位置制御が正確になる。さら
に、本発明によれば、ステッピングモータへの駆動指示
値と制御対象の実際の位置のずれ量も検出できるため、
制御上の補正やステッピングモータを含めた制御対象の
送り精度などの測定も外部測定機器を用いずにできる。
加えて、ステッピングモータの脱調や制御対象を含めた
メカ的な要因による異常を検出できる。また、脱調が検
出できるので、ステッピングモータの最低駆動電圧の最
適化を計ることができ、ステッピングモータを含めたシ
ステム全体の低消費電力化を実現できる。
【0034】本発明のステッピングモータによるビデオ
カメラのレンズ駆動系の制御装置においても、位置検出
信号をフィードバックしたクローズド・ループ構成でス
テッピングモータを制御するので、制御対象の位置制御
が正確に行える。また本発明において、ステッピングモ
ータには位置検出手段などを装着または配設せず、ビデ
オカメラ側に位置検出手段を配設して、直接、制御対象
の位置検出および基準位置を検出する。それにより、正
確な位置検出および基準位置検出が可能になるととも
に、ステッピングモータにその種の検出手段を装着する
困難さが回避できる。本発明においても、ステッピング
モータへの駆動指示値と制御対象の実際の位置のずれ量
も検出できるため、制御上の補正やステッピングモータ
を含めた制御対象の送り精度などの測定も外部測定機器
を用いずにできる。加えて、ステッピングモータの脱調
や制御対象を含めたメカ的な要因による異常を検出でき
る。また、脱調が検出できるので、ステッピングモータ
の最低駆動電圧の最適化を図ることができ、ステッピン
グモータを含めたシステム全体の低消費電力化を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のステッピングモータ制御装置の
構成図である。
【図2】図2は本発明のステッピングモータ制御装置を
ビデオカメラのレンズ駆動系に適用した構成の一例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・制御手段 2・・ステッピングモータドライバ 3・・ステッピングモータ 4・・制御対象 5・・検出回路 6・・位置検出器 7・・ズームレンズ 8・・フォーカスレンズ 9,10・・MRセンサ 11・・ズームリセットセンサ 12・・フォーカスリセットセンサ 13・・ズームモータ 14・・モータードライバ 15・・フォーカスモータ 16・・モータードライバ 17,18・・検出回路 19・・MCU(マイクロコンピュータ・ユニット) 20・・フォーカスコントロール部 21・・ズームコントロール部 22・・オートフォーカスコントロール部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御対象を駆動するステッピングモータ
    と、 該ステッピングモータのドライブ回路と、 前記制御対象の基準位置を検出する基準位置検出手段
    と、 前記制御対象の現在位置を検出する位置検出手段と、 前記制御対象の位置決め指令に応じて、前記制御対象の
    移動量を算出して、前記ドライブ回路を介して前記ステ
    ッピングモータを駆動制御する制御手段とを有するステ
    ッピングモータ制御回路。
  2. 【請求項2】ビデオカメラのレンズ駆動系の制御対象を
    駆動するステッピングモータと、 該ステッピングモータのドライブ回路と、 前記制御対象の基準位置を検出する基準位置検出手段
    と、 前記制御対象の現在位置を検出する位置検出手段と、 前記制御対象の位置決め指令に応じて、前記基準位置を
    考慮して前記制御対象の移動量を算出し、前記ドライブ
    回路を介して前記ステッピングモータを駆動制御する制
    御手段とを有するステッピングモータによるビデオカメ
    ラのレンズ駆動系の制御装置。
  3. 【請求項3】前記位置検出手段は、前記ビデオカメラに
    配設され前記制御対象の位置を検出する磁気抵抗効果セ
    ンサを含む請求項2記載のステッピングモータによるビ
    デオカメラのレンズ駆動系の制御装置。
JP9268458A 1997-10-01 1997-10-01 ステッピングモータ制御装置およびステッピングモータによるビデオカメラのレンズ駆動系の制御装置 Abandoned JPH11110045A (ja)

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