JPH11112315A - 不感応コンパレータ回路 - Google Patents

不感応コンパレータ回路

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JPH11112315A
JPH11112315A JP9266925A JP26692597A JPH11112315A JP H11112315 A JPH11112315 A JP H11112315A JP 9266925 A JP9266925 A JP 9266925A JP 26692597 A JP26692597 A JP 26692597A JP H11112315 A JPH11112315 A JP H11112315A
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Yuji Yamanaka
祐司 山中
Jun Funaki
純 船木
Masayuki Suzuki
雅之 鈴木
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、温度変動や外乱ノイズの混入によ
る不感応時間のばらつきを抑制する不感応コンパレータ
回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 被比較電圧を第1の基準電圧と比較する
第1のコンパレータ10と、第1のコンパレータの出力
に応じて所定の時定数で充電されるコンデンサCと、コ
ンデンサに充電された電圧を第2の基準電圧と比較する
第2のコンパレータ20と、第2のコンパレータの出力
に応じたレベルの信号を出力する出力回路Q5,Q7と
を有し、コンデンサの充電時定数に応じた不感応時間を
有する。このように、第2のコンパレータを設けたこと
により、出力信号のスイッチングの論理振幅を従来に比
して大きくすることができ、温度変動や外乱ノイズの混
入による不感応時間のばらつきを抑制することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不感応コンパレータ
回路に関し、スイッチング時に不感応時間つまり遅延時
間を持つコンパレータ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スイッチング時に不感応時間
つまり遅延時間を持ち、遅延付きリセット回路等に用い
られる不感応コンパレータ回路がある。図5は従来の不
感応コンパレータ回路の一例の回路図を示す。この回路
は電源電圧VCCが所定値以下となったことを検出してリ
セット等に用いる信号を生成する回路である。
【0003】同図中、一定のレギュレータ出力電圧VS
と接地間には抵抗R1,R2が接続されており、抵抗R
1,R2の接続点から電圧VS を分圧した基準電圧V
REF が取り出されてコンパレータ10の反転入力端子に
供給される。また、電源電圧V CCと接地間には抵抗R
3,R4が接続されており、抵抗R3,R4の接続点か
ら電圧VCCを分圧した電圧VP が取り出されてコンパレ
ータ10の非反転入力端子に供給される。
【0004】コンパレータ10の出力端子はnpnトラ
ンジスタQ1のベースに接続されており、npnトラン
ジスタQ1のコレクタは抵抗R6を介してレギュレータ
出力電圧VS を印加され、エミッタは接地されている。
また、npnトランジスタQ1のコレクタはnpnトラ
ンジスタQ2,Q3それぞれのベース及び外部端子12
に接続されている。npnトランジスタQ2はエミッタ
を接地され、コレクタを抵抗R5を介してコンパレータ
10の非反転入力端子に接続されている。npnトラン
ジスタQ3のエミッタは接地され、コレクタは出力端子
14に接続されると共に、抵抗R7を介してレギュレー
タ出力電圧VS を印加された端子に接続されている。外
部端子12は外部のコンデンサCを介して接地されてい
る。
【0005】ここで、電源電圧VCCが高いときは、電圧
P [VP =VCC・R4/(R3+R4)]が基準電圧
REF より高いため、npnトランジスタQ1はオン
で、コンデンサCは放電状態であり、npnトランジス
タQ3がオフのため、出力端子14から出力される信号
はハイレベルである。次に、電源電圧VCCが図6の実線
Iに示すように低下し、図6の実線IIに示す電圧VP
基準電圧VREF 未満となると、コンパレータ10出力が
ローレベルとなり、npnトランジスタQ1はオフして
コンデンサCが時定数C・R6で充電され,npnトラ
ンジスタQ3のベース電圧VA は図6の実線III に示す
ように上昇する。そして、不感応時間(遅延時間)TD
後に、電圧VA が電圧VBE(V BEはnpnトランジスタ
のベース・エミッタ間順方向降下電圧)を越えると、n
pnトランジスタQ3がオンして出力端子14からの出
力信号がローレベルに切り替わり、また、npnトラン
ジスタQ2がオンして電圧VP は、VP =VCC・(R4
・R5)/[(R4・R5)+R3・(R4+R5)]
と低下してヒステリシスが与えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来回路においては、
コンデンサCの充電電圧(電圧VA )がnpnトランジ
スタQ3の論理振幅VBEを越えたときに、npnトラン
ジスタQ3がスイッチングするが、上記論理振幅VBE
0.6V程度と低いために、温度変動でnpnトランジ
スタQ3の論理振幅VBEが変動したり、外乱ノイズが電
圧VA に混入した場合に不感応時間TD のばらつきが大
きくなり、所望の不感応時間(遅延時間)を取ることが
できなくなる恐れがあるという問題があった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、温度変動や外乱ノイズの混入による不感応時間のば
らつきを抑制する不感応コンパレータ回路を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、被比較電圧を第1の基準電圧と比較する第1のコン
パレータと、前記第1のコンパレータの出力に応じて所
定の時定数で充電されるコンデンサと、前記コンデンサ
に充電された電圧を第2の基準電圧と比較する第2のコ
ンパレータと、前記第2のコンパレータの出力に応じた
レベルの信号を出力する出力回路とを有し、前記コンデ
ンサの充電時定数に応じた不感応時間を有する。
【0009】このように、第2のコンパレータを設けた
ことにより、出力信号のスイッチングの論理振幅を従来
に比して大きくすることができ、温度変動や外乱ノイズ
の混入による不感応時間のばらつきを抑制することがで
きる。請求項2に記載の発明は、請求項1記載の不感応
コンパレータ回路において、前記出力回路の出力する信
号のスイッチング時に前記被比較電圧の分圧比を変化さ
せて前記第1のコンパレータに供給する分圧比可変回路
を有する。
【0010】このように、被比較電圧の分圧比を変化さ
せて第1のコンパレータにヒステリシスを持たせること
により、第1のコンパレータの出力が安定化する。請求
項3に記載の発明は、請求項2記載の不感応コンパレー
タ回路において、前記出力回路の出力する信号のスイッ
チング時に前記第2のコンパレータの第2の基準電圧を
変化させてヒステリシスを持たせる。
【0011】このように、第2のコンパレータにヒステ
リシスを持たせることにより、第2のコンパレータの出
力が安定化する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の不感応コンパレー
タ回路の第1実施例の回路図を示す。この回路は電源電
圧VCCが所定値以下となったことを検出してリセット等
に用いる信号を生成する回路である。同図中、一定のレ
ギュレータ出力電圧VS と接地間には抵抗R1,R2が
接続されており、抵抗R1,R2の接続点から電圧VS
を分圧した第1の基準電圧V REF が取り出されて第1の
コンパレータ10の反転入力端子に供給される。また、
電源電圧VCCと接地間には抵抗R3,R4が接続されて
おり、抵抗R3,R4の接続点から電圧VCCを分圧した
電圧VP1が取り出されてコンパレータ10の非反転入力
端子に供給される。
【0013】コンパレータ10の出力端子はnpnトラ
ンジスタQ1のベースに接続されており、npnトラン
ジスタQ1のコレクタは抵抗R16の一端に接続され、
抵抗R16の他端は抵抗R17を介してレギュレータ出
力電圧VS を印加されている。npnトランジスタQ1
のエミッタは接地されている。また、抵抗R16,R1
7の接続点は第2のコンパレータ20の反転入力端子に
接続されると共に、外部端子12に接続されている。外
部端子12は外部のコンデンサCを介して接地されてい
る。
【0014】レギュレータ出力電圧VS と接地間には抵
抗R18,R19が接続されており、抵抗R18,R1
9の接続点から電圧VS を分圧した第2の基準電圧VP2
が取り出されてコンパレータ20の非反転入力端子に供
給される。コンパレータ20の出力端子はnpnトラン
ジスタQ5のベースに接続されている。npnトランジ
スタQ5はエミッタを接地され、npnトランジスタQ
5のコレクタは定電流源22を介してレギュレータ出力
電圧VS を印加された端子に接続されており、また上記
コレクタはnpnトランジスタQ6,Q7それぞれのベ
ースに接続されている。npnトランジスタQ6はマル
チコレクタ構成であり、そのエミッタは接地され、第1
コレクタは抵抗R5を介してコンパレータ10の非反転
入力端子に接続され、第2コレクタは抵抗R20を介し
てコンパレータ20の非反転入力端子に接続されてい
る。なお、npnトランジスタQ6の代わりに、ベース
が共通接続された2つのnpnトランジスタを用いても
良いことは、勿論である。
【0015】npnトランジスタQ7のエミッタは接地
され、コレクタは出力端子14に接続されると共に、抵
抗R21を介してレギュレータ出力電圧VS を印加され
た端子に接続されている。上記のnpnトランジスタQ
5,Q7と、定電流源22と、抵抗R21とで、出力回
路が構成され、npnトランジスタQ6と、抵抗R3,
R4,R5とで、分圧比可変回路が構成されている。
【0016】ここで、電源電圧VCCが高いときは、抵抗
R3,R4の接続点の電圧VP1[V P1=VCC・R4/
(R3+R4)]が基準電圧VREF より高いため、np
nトランジスタQ1はオンとなり、コンデンサCは放電
状態である。ところで、このとき、抵抗R16,R17
の接続点の電圧VM2[VM2≒VS ・R16/(R17+
R16)]と、抵抗R18,R19の接続点の電圧VP2
[VP2=VS ・R19/(R18+R19)]とは、V
M2<VP2となるように抵抗R16〜R19が選定されて
いる。これにより、npnトランジスタQ5がオンで、
npnトランジスタQ7のベース電圧VA はほぼ電圧0
Vとなり、npnトランジスタQ7がオフして、出力端
子14から出力される信号はハイレベルである。
【0017】次に、電源電圧VCCが図2の実線Iに示す
ように低下し、図2の実線IIに示す電圧VP1が基準電圧
REF 未満となると、コンパレータ10出力がローレベ
ルとなり、npnトランジスタQ1はオフしてコンデン
サCが時定数C・R17で充電され、抵抗R16,R1
7の接続点の電圧VM2は図2の実線III に示すように上
昇する。そして、不感応時間TD 後に、VM2>VP2とな
り、npnトランジスタQ5がオフとなって、npnト
ランジスタQ7のベース電圧VA は電圧VBEとなり、n
pnトランジスタQ7がオンして、出力端子14からの
出力信号がローレベルに切り替わる。
【0018】このとき、npnトランジスタQ6がオン
して抵抗R4と並列に抵抗R5が接続されるため、電圧
P1は、VP1=VCC・R4/(R3+R4)からVP1
CC・(R4・R5)/[(R4・R5)+R3・(R
4+R5)]と低下してヒステリシスが与えられる。こ
れと共に、抵抗R19と並列に抵抗R20が接続される
ために、電圧VP2は、図2の一点鎖線IVに示すように、
P2=VS ・R19/(R18+R19)からVP2=V
CC・(R19・R20)/[(R19・R20)+R1
8・(R19+R20)]と低下してヒステリシスが与
えられる。
【0019】この後、電源電圧VCCが図2の実線Iに示
すように上昇し、図2の実線IIに示す電圧VP1が基準電
圧VREF 以上となると、コンパレータ10出力がハイレ
ベルとなり、npnトランジスタQ1はオンしてコンデ
ンサCが時定数C・R16で放電され、抵抗R16,R
17の接続点の電圧VM2は図2の実線III に示すように
低下する。そして、VM2<VP2となり、npnトランジ
スタQ5がオンとなって、npnトランジスタQ7のベ
ース電圧VA はほぼ電圧0Vとなり、npnトランジス
タQ7がオフして、出力端子14からの出力信号がハイ
レベルに切り替わる。
【0020】このとき、npnトランジスタQ6がオフ
して抵抗R4から抵抗R5が切り離されるため、電圧V
P1は、VP1=VCC・R4/(R3+R4)に上昇してヒ
ステリシスが与えられる。これと共に、抵抗R19から
抵抗R20が切り離されるために、電圧VP2は、図2の
一点鎖線IVに示すように、VP2=VS ・R19/(R1
8+R19)に上昇してヒステリシスが与えられる。
【0021】ここで、図3に示すように、電源電圧VCC
にノイズが混入して短時間低下した場合、電圧VP1も同
様に低下して、基準電圧VREF 以下のときにコンデンサ
Cが充電される。しかし、電圧VM2がコンパレータの閾
値VP2に達する以前に電源電圧VCCが回復してVP1>V
REF となると、コンデンサCの充電も停止されるため、
端子14の出力はハイレベルを維持する。つまり、不感
応時間TD があるために、ノイズによる誤出力を防止し
ている。
【0022】本実施例では、不感応時間TD を決定する
コンパレータ20の論理振幅を抵抗R18,R19で任
意に設定できる。このため、論理振幅としての図4に示
す閾値VP2が温度変動によりdVだけ変動したり外乱ノ
イズの混入で電圧VM2がdVだけ変動した場合に、不感
応時間はTD1となる。これに対して、従来回路では論理
振幅としての電圧VP が温度変動によりdVだけ変動し
たり外乱ノイズの混入で電圧VA がdVだけ変動した場
合に、不感応時間はTD2となる。つまり、本実施例で
は、温度変動や外乱ノイズの混入による不感応時間の変
動が大幅に小さくなる。
【0023】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
被比較電圧を第1の基準電圧と比較する第1のコンパレ
ータと、前記第1のコンパレータの出力に応じて所定の
時定数で充電されるコンデンサと、前記コンデンサに充
電された電圧を第2の基準電圧と比較する第2のコンパ
レータと、前記第2のコンパレータの出力に応じたレベ
ルの信号を出力する出力回路とを有し、前記コンデンサ
の充電時定数に応じた不感応時間を有する。
【0024】このように、第2のコンパレータを設けた
ことにより、出力信号のスイッチングの論理振幅を従来
に比して大きくすることができ、温度変動や外乱ノイズ
の混入による不感応時間のばらつきを抑制することがで
きる。請求項2に記載の発明は、請求項1記載の不感応
コンパレータ回路において、前記出力回路の出力する信
号のスイッチング時に前記被比較電圧の分圧比を変化さ
せて前記第1のコンパレータに供給する分圧比可変回路
を有する。
【0025】このように、被比較電圧の分圧比を変化さ
せて第1のコンパレータにヒステリシスを持たせること
により、第1のコンパレータの出力が安定化する。請求
項3に記載の発明は、請求項2記載の不感応コンパレー
タ回路において、前記出力回路の出力する信号のスイッ
チング時に前記第2のコンパレータの第2の基準電圧を
変化させてヒステリシスを持たせる。
【0026】このように、第2のコンパレータにヒステ
リシスを持たせることにより、第2のコンパレータの出
力が安定化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明回路の回路図である。
【図2】本発明回路を説明するための信号波形図であ
る。
【図3】本発明回路を説明するための信号波形図であ
る。
【図4】本発明回路を説明するための特性図である。
【図5】従来回路の回路図である。
【図6】従来回路を説明するための信号波形図である。
【符号の説明】
Q1〜Q7 トランジスタ R1〜R21 抵抗 C コンデンサ 10,20 コンパレータ 22 定電流源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被比較電圧を第1の基準電圧と比較する
    第1のコンパレータと、 前記第1のコンパレータの出力に応じて所定の時定数で
    充電されるコンデンサと、 前記コンデンサに充電された電圧を第2の基準電圧と比
    較する第2のコンパレータと、 前記第2のコンパレータの出力に応じたレベルの信号を
    出力する出力回路とを有し、 前記コンデンサの充電時定数に応じた不感応時間を有す
    ることを特徴とする不感応コンパレータ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の不感応コンパレータ回路
    において、 前記出力回路の出力する信号のスイッチング時に前記被
    比較電圧の分圧比を変化させて前記第1のコンパレータ
    に供給する分圧比可変回路を有することを特徴とする不
    感応コンパレータ回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の不感応コンパレータ回路
    において、 前記出力回路の出力する信号のスイッチング時に前記第
    2のコンパレータの第2の基準電圧を変化させてヒステ
    リシスを持たせたことを特徴とする不感応コンパレータ
    回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010258951A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Mitsumi Electric Co Ltd 半導体集積回路
JP2011009917A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Mitsumi Electric Co Ltd 半導体集積回路
US7965112B2 (en) 2006-09-29 2011-06-21 Mediatek Inc. Power-on reset circuits

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