JPH11113510A - 温熱食品の製造方法 - Google Patents

温熱食品の製造方法

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JPH11113510A
JPH11113510A JP9284957A JP28495797A JPH11113510A JP H11113510 A JPH11113510 A JP H11113510A JP 9284957 A JP9284957 A JP 9284957A JP 28495797 A JP28495797 A JP 28495797A JP H11113510 A JPH11113510 A JP H11113510A
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JP
Japan
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edible oil
food
rice
fat
container
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Pending
Application number
JP9284957A
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English (en)
Inventor
Yuji Takai
裕司 高井
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TAKAI SHOKUHIN KK
Original Assignee
TAKAI SHOKUHIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動販売機等において長期間加熱して温めて保
存しても腐敗せず、かつ、原料米及び具材の形状、味、
風味、鮮度が維持できるような温熱食品を効率よく製造
する方法を提供すること。 【解決手段】原料米を、洗米し、水に浸漬してから脱水
し、さらに食用油脂又は食用油脂と乳化剤との混合物に
絡ませて透明になるまで低温で炒めたのち、100〜2
00℃に加熱された食用油脂又は100〜200℃の乾
燥蒸気を用いて加熱滅菌処理した後脱油し冷却し、一
方、具材を洗浄、脱水した後100〜200℃に加熱さ
れた食用油脂又は100〜200℃の乾燥蒸気を用いて
加熱滅菌処理し、さらに脱油し冷却し、しかるのち、こ
のように処理された原料米と具材とを混合して合成樹脂
の材質からなる酸素バリヤー性の容器に充填し密封した
のち、調理と加熱加圧殺菌処理を同時に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機等におい
て50〜65℃の温度で長期間加熱して温めて保存して
も腐敗しない保存食品(以下温熱食品という)の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チャーハン、ピラフ、ドライカレ
ー、おこわ、赤飯等のレトルト食品における御飯の製造
方法では、一般に原料米を洗米した後、水に浸漬し、さ
らに水切りし、この原料米に具材を混入し炊飯して調理
したものを容器に充填し脱気、密封した後、レトルト等
で加熱殺菌し冷却して製品とする方法が採用されてい
る。そしてレトルト食品は、食事の直前に電子レンジ等
の加熱手段で120℃位の温度に温め、容器内の食品に
付着した細菌類を電子レンジ等で瞬間的に滅菌してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来方法においては、原料米及び具材を炊飯して
加熱調理した後のものを容器に充填しその後加熱殺菌し
ているので、原料米及び具材の形状、味、風味、鮮度が
維持できないという問題点がある。
【0004】また、自動販売機は、そこから商品を取り
出すとすぐに食することがができるように、常時50〜
65℃で加熱して商品を温めているので、自動販売機で
従来のレトルト食品を長期間温めた場合には、容器に充
填する前に滅菌処理をしていないので細菌によってレト
ルト食品が腐敗することがある。すなわち、従来のレト
ルト食品を自動販売機で50〜65℃の温度で温めた場
合、この温度は微生物が活動する温度であるため、バチ
ルス菌等の熱損傷を受けた菌が存在する場合には腐敗が
予想される。そして、これらの細菌が活性化する結果、
食品の充填された容器内に炭酸ガスが発生し、レトルト
食品が腐敗する。したがって、50〜65℃で常時加熱
して商品を温める自動販売機では、レトルト食品を長期
間保存することができず、その結果、レトルト食品を温
めた状態で自動販売機で販売することができないという
問題点もある。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するべ
くなされたものであって、自動販売機等において長期間
加熱して温めて保存しても腐敗せず、かつ、原料米及び
具材の形状、味、風味、鮮度が維持できるような温熱食
品を効率よく製造する方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために本発明者が鋭意研究を重ねた結果完成し
たものである。すなわち、本発明は、原料米を洗米し、
該原料米を水に浸漬してから脱水し、さらにこの原料米
に食用油脂又は食用油脂と乳化剤との混合物を絡ませて
透明になるまで低温で炒めた後、原料米を100〜20
0℃に加熱された食用油脂又は100〜200℃の乾燥
蒸気を用いて、加熱滅菌処理した後脱油し冷却し、一
方、具材を洗浄、脱水した後100〜200℃に加熱さ
れた食用油脂又は100〜200℃の乾燥蒸気を用いて
加熱滅菌処理し、さらに脱油し冷却し、しかるのち、こ
のように処理された原料米と具材とを混合して合成樹脂
の材質からなる酸素バリヤー性の容器に充填し、含気部
分の酸素を窒素ガスに置換し密封したのち、調理と加熱
加圧殺菌処理を同時に行うことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の製造方法を以下に説明す
る。例えば精米、玄米等の原料米を例えば洗米機で洗米
し、この原料米を例えば約60分間水に浸漬した後、遠
心分離機等を用いて脱水し、その後該原料米を食用油脂
または食用油脂と乳化剤との混合物に絡ませて弱火を用
いて透明になるまで低温で炒める。ついで、この原料米
を100〜200℃に加熱された食用油脂中にて揚げて
加熱滅菌処理をおこなった後遠心分離機等を用いて脱油
し冷却する。食用油脂としてはサラダ油、オリーブ油、
ナタネ油、ダイズ油、パーム(ヤシ)油、ピーナツ油等
の植物性食用油やラード等の動物性食用油が使用され
る。
【0008】一方、具材を、原料米の場合と同様にして
洗浄し脱水し、ついで原料米の場合と同様にして、10
0〜200℃に加熱された食用油脂中にて揚げて加熱滅
菌処理した後脱油し冷却する。具材としては、人参、玉
ねぎ、椎茸をサラダ油等の食用油等で炒めてから常温状
態にしたもの等が使用される。
【0009】なお、上記のように100〜200℃に加
熱された食用油脂を用いて原料米及び具材の加熱滅菌処
理をおこなう代わりに、原料米及び具材のそれぞれを1
00〜200℃の乾燥蒸気を用いて加熱し、加熱滅菌処
理をおこなってもよい。
【0010】このようにして処理された原料米と具材と
を混合し、必要に応じて調味料を混入して酸素バリヤー
性容器に充填し、容器内に窒素ガスを吹き込んで容器内
の空気を窒素ガスと置換してからシール材を用いて容器
を密封したのち、容器を常法により加熱加圧して調理と
殺菌処理を同時におこない商品とする。容器としては外
気を遮断し得る、耐熱性、耐紫外線性の酸素バリヤー性
容器を用いる。酸素バリヤー性容器としては、例えば、
外層がポリプロピレン樹脂、中間層がエチレン−ビニル
アルコール共重合樹脂、内層がポリプロピレン樹脂から
なり、外層と中間層及び中間層と内層の間に何れもポリ
オレフィン系樹脂接着剤からなる接着層を介在させた5
層タイプの合成樹脂製の容器を用いる。また、バリヤー
性容器の形状は、円筒形のものが水の対流が良好であり
炊飯が良好におこなえるので、好適である。
【0011】また、上記のシール材も容器と同様に酸素
バリヤー性のもので、例えば、第1層(最外層)がナイ
ロンフィルム又はポリエステルフィルム、第2層がエチ
レン−ビニールアルコール共重合樹脂フィルム、第3層
がナイロンフィルム、第4層(最内層、容器とのシール
層)がポリオレフィン系樹脂からなり、第1層と第2層
及び第2層と第3層の間に何れもポリエステル系樹脂接
着剤からなる接着層を介在させた合成樹脂製で酸素バリ
ヤー性の材質のものを用いる。
【0012】
【発明の効果】本発明の方法によって得られる温熱食品
は、容器に充填する前に原料米及び具材を加熱滅菌処理
しており、かつ容器に充填後さらに加熱加圧殺菌処理し
て容器充填時等の際に混入する雑菌をも殺菌しているの
で、常時50〜65℃で加熱して商品を温めている自動
販売機等に収納して保存しても無菌状態のため長期間腐
敗しない。また、この温熱食品においては、50〜65
℃で加熱を継続した場合でもこの温度で活性化する全好
熱性菌等が発生せず、温めた状態での長期間の保存が可
能となる。さらに、本発明の方法に用いる容器は酸素バ
リヤー性のものであるから、外気を遮断し酸素の存在に
より生ずる酸化及び細菌の繁殖を防ぎ、食品の腐敗を防
止することができる。したがって、本発明の方法によっ
て得られる温熱食品は、常時50〜65℃で温められて
いる自動販売機等でも販売することが可能である。
【0013】また、本発明の方法においては、予め原料
米及び具材を炊飯し調理したものを容器に充填すること
なくおこなうので、原料米及び具材の形状、味、風味、
鮮度等が維持された温熱食品が得られる。さらに、本発
明の方法においては、レトルト食品の場合と異なり、加
圧加熱殺菌工程において、殺菌と調理とを同時におこな
い得て効率良く製品化することができるので商品のコス
トダウンをおこなうことができる。なお、本発明の方法
によると、処理された原料米と具材をバリヤー性容器に
充填し含気部分の酸素を窒素ガスに置換するために食品
の褐変現象も生ぜず優れた温熱食品を得ることができ
る。
【0014】このような特長を有する本発明の方法によ
って得られる温熱食品は、自動販売機のほか、ホットウ
オーマー、電子レンジ等に広く適用することができるの
で、本発明の方法の産業上の意義は極めて大きい。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料米を洗米し、該原料米を水に浸漬し
    てから脱水し、さらにこの原料米に食用油脂又は食用油
    脂と乳化剤との混合物を絡ませて透明になるまで低温で
    炒めたのち、該原料米を100〜200℃に加熱された
    食用油脂又は100〜200℃の乾燥蒸気を用いて加熱
    滅菌処理した後脱油し冷却し、一方、具材を洗浄、脱水
    した後100〜200℃に加熱された食用油脂又は10
    0〜200℃の乾燥蒸気を用いて加熱滅菌処理し、さら
    に脱油し冷却し、しかるのち、このように処理された原
    料米と具材とを混合して合成樹脂の材質からなる酸素バ
    リヤー性の容器に充填し、含気部分の酸素を窒素ガスに
    置換し密封したのち、調理と加熱加圧殺菌処理を同時に
    行うことを特徴とする温熱食品の製造方法。
  2. 【請求項2】 食用油脂が植物性食用油又は動物性食用
    油である請求項1記載の温熱食品の製造方法。
JP9284957A 1997-10-17 1997-10-17 温熱食品の製造方法 Pending JPH11113510A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000074073A1 (en) * 1999-05-26 2000-12-07 Amersham Plc Sterile radioactive seeds

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000074073A1 (en) * 1999-05-26 2000-12-07 Amersham Plc Sterile radioactive seeds
US6692426B1 (en) 1999-05-26 2004-02-17 Amersham Plc Sterile radioactive seeds

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