JPH11114933A - 無機質板材の表面模様付け方法 - Google Patents
無機質板材の表面模様付け方法Info
- Publication number
- JPH11114933A JPH11114933A JP28415197A JP28415197A JPH11114933A JP H11114933 A JPH11114933 A JP H11114933A JP 28415197 A JP28415197 A JP 28415197A JP 28415197 A JP28415197 A JP 28415197A JP H11114933 A JPH11114933 A JP H11114933A
- Authority
- JP
- Japan
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- plate material
- inorganic plate
- uneven pattern
- layer
- press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】無機質板材表面にプレスにより深彫りの凹凸模
様を材料の制限なく容易に製造することを課題とする。 【解決手段】未硬化の無機質板材表面をほぐして空気混
入層とし、該層の表面から凹凸模様プレスを行い、その
後常法により養生硬化する工程よりなり、未硬化の無機
質板材表面のほぐす深さがプレス型の凹凸深さの60%
〜150%であることを含む。
様を材料の制限なく容易に製造することを課題とする。 【解決手段】未硬化の無機質板材表面をほぐして空気混
入層とし、該層の表面から凹凸模様プレスを行い、その
後常法により養生硬化する工程よりなり、未硬化の無機
質板材表面のほぐす深さがプレス型の凹凸深さの60%
〜150%であることを含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無機質板材の表
面模様付け方法に関する。
面模様付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、壁板、屋根材等の建材として無機
質板材が非常に広く使用されている。これら、無機質板
材の多くは表面に凹凸模様を付し意匠性を付与すること
が行われ、この凹凸模様を付す方法としてプレス成形が
よく用いられる。
質板材が非常に広く使用されている。これら、無機質板
材の多くは表面に凹凸模様を付し意匠性を付与すること
が行われ、この凹凸模様を付す方法としてプレス成形が
よく用いられる。
【0003】ところで、プレス成形法で深い凹凸模様を
付すには、プレス時の未硬化板材表面の流動性を高めて
おけば良いことは知られている。このため、製造可能な
ぎりぎりのレベルまで含有水分を高め、この成形板材表
面に直接凹凸プレスすることにより凹凸模様を付すこと
が通常行われてきた。
付すには、プレス時の未硬化板材表面の流動性を高めて
おけば良いことは知られている。このため、製造可能な
ぎりぎりのレベルまで含有水分を高め、この成形板材表
面に直接凹凸プレスすることにより凹凸模様を付すこと
が通常行われてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように含
有水分を上げ過ぎると、プレス時の圧力によって基材が
流れ、板材そのものの製造に不具合を生じたり、プレス
時の脱水がうまくいかず製品に不具合を生じ易いといっ
た問題があった。
有水分を上げ過ぎると、プレス時の圧力によって基材が
流れ、板材そのものの製造に不具合を生じたり、プレス
時の脱水がうまくいかず製品に不具合を生じ易いといっ
た問題があった。
【0005】即ち、含有水分が多いとプレス圧にもよる
が、加圧時未硬化のセメント板材の組織中や表面に水走
りが発生し、水走りに伴って組織中に含まれる無機粒子
の流出が起こり、このため製品表面のクラックや表面の
粗面化による意匠性の低下などを起こす問題があった。
が、加圧時未硬化のセメント板材の組織中や表面に水走
りが発生し、水走りに伴って組織中に含まれる無機粒子
の流出が起こり、このため製品表面のクラックや表面の
粗面化による意匠性の低下などを起こす問題があった。
【0006】一方、無機質板材の組織中に含まれる補強
繊維の使用量や使用する繊維の長さを変更したり、基材
の配合を変えることにより、プレス前の未硬化の無機質
板材の流動性を改善することも行われているが、使用繊
維の添加量や長さの変更は、直接製品の強度に関係する
ため大幅な改変は不可能であり、また配合の変更も製品
の性能に直接的影響を及ぼすため、流動性を改善できる
範囲は極めて限られていた。
繊維の使用量や使用する繊維の長さを変更したり、基材
の配合を変えることにより、プレス前の未硬化の無機質
板材の流動性を改善することも行われているが、使用繊
維の添加量や長さの変更は、直接製品の強度に関係する
ため大幅な改変は不可能であり、また配合の変更も製品
の性能に直接的影響を及ぼすため、流動性を改善できる
範囲は極めて限られていた。
【0007】このため、プレス成形可能な模様、柄の種
類も限定され、特に深彫りの凹凸模様をプレスにより成
形するのは困難となる問題があった。この発明は、上記
問題を解消することを目的としてなされたものであり、
繊維補強セメント板の表面に深彫りの凹凸模様を、材料
の制限なく容易に製造することを目的としてなされたも
のである。
類も限定され、特に深彫りの凹凸模様をプレスにより成
形するのは困難となる問題があった。この発明は、上記
問題を解消することを目的としてなされたものであり、
繊維補強セメント板の表面に深彫りの凹凸模様を、材料
の制限なく容易に製造することを目的としてなされたも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の無機質板材の
表面模様付け方法は、未硬化の無機質板材表面をほぐし
て空気混入層とし、該層の表面から凹凸模様プレスを行
い、その後常法により養生硬化することを特徴とするも
のである。
表面模様付け方法は、未硬化の無機質板材表面をほぐし
て空気混入層とし、該層の表面から凹凸模様プレスを行
い、その後常法により養生硬化することを特徴とするも
のである。
【0009】ここに空気混入層とは、無機質板材表面の
未硬化の繊維補強セメント材料がほぐされ、組織が空気
混じりの粗な状態となった層をいう。このほぐす手段と
しては、回転ドラム外周にピンを半径方向に粗に立設し
たスパイクロールを未硬化無機質板材表面に回転させつ
つ接触させ移動させることや、櫛の歯状にピンを立設し
たスライドバーを未硬化無機質板材表面に接触させて軸
方向と軸直角方向に交互に移動させ表面を前記ピンで荒
らす手段が採られる。
未硬化の繊維補強セメント材料がほぐされ、組織が空気
混じりの粗な状態となった層をいう。このほぐす手段と
しては、回転ドラム外周にピンを半径方向に粗に立設し
たスパイクロールを未硬化無機質板材表面に回転させつ
つ接触させ移動させることや、櫛の歯状にピンを立設し
たスライドバーを未硬化無機質板材表面に接触させて軸
方向と軸直角方向に交互に移動させ表面を前記ピンで荒
らす手段が採られる。
【0010】このようにして形成された空気混入層は嵩
が高く、いわばポーラスな層とされるため含有水分が少
なくても深い凹凸模様のプレス成形が可能となる。請求
項2の無機質板材の表面模様付け方法は、上記請求項1
に記載の未硬化の無機質板材表面のほぐす深さがプレス
型の凹凸深さの60%〜150%であることを特徴とす
るものである。
が高く、いわばポーラスな層とされるため含有水分が少
なくても深い凹凸模様のプレス成形が可能となる。請求
項2の無機質板材の表面模様付け方法は、上記請求項1
に記載の未硬化の無機質板材表面のほぐす深さがプレス
型の凹凸深さの60%〜150%であることを特徴とす
るものである。
【0011】凹凸模様の再現性を良くするためである。
ここに、ほぐす深さをプレス型の凹凸深さの60%〜1
50%とするのは、60%より浅いと、含有水分の低い
無機質板の場合彫りの深い凹凸が十分付されない場合が
あり、150%より深くすると、凹凸模様の達しない板
材の実体部分の組織まで粗となり、プレスにも係わらず
板材強度に影響がでる場合があるからである。
ここに、ほぐす深さをプレス型の凹凸深さの60%〜1
50%とするのは、60%より浅いと、含有水分の低い
無機質板の場合彫りの深い凹凸が十分付されない場合が
あり、150%より深くすると、凹凸模様の達しない板
材の実体部分の組織まで粗となり、プレスにも係わらず
板材強度に影響がでる場合があるからである。
【0012】
【発明の実施例】次に、この発明の実施例を説明する。
基層用のセメント配合として、セメント40重量%、珪砂
40重量%、パーライト10重量%、パルプ繊維として繊維
長2〜4mmのパルプ繊維10重量%の通常一般に用いられ
るセメント配合を用意し、これら配合材料を水と共に混
合槽に投入し均一混合してスラリー濃度25%のセメント
スラリーAを調整した。 [実施例1]スラリーAを図1に示すように吸引脱水装置
1を備えた無端フェルトベルト2上に厚さ15〜25mmの層
状3に供給し、吸引脱水しつつ搬送し、表面の遊離水が
消失する程度に脱水された時点で、スパイクロール4を
セメント層3上に、ピン4Aの先端部分1mmが接触する
ように軸支し回転させてセメント層3表面をほぐした。
基層用のセメント配合として、セメント40重量%、珪砂
40重量%、パーライト10重量%、パルプ繊維として繊維
長2〜4mmのパルプ繊維10重量%の通常一般に用いられ
るセメント配合を用意し、これら配合材料を水と共に混
合槽に投入し均一混合してスラリー濃度25%のセメント
スラリーAを調整した。 [実施例1]スラリーAを図1に示すように吸引脱水装置
1を備えた無端フェルトベルト2上に厚さ15〜25mmの層
状3に供給し、吸引脱水しつつ搬送し、表面の遊離水が
消失する程度に脱水された時点で、スパイクロール4を
セメント層3上に、ピン4Aの先端部分1mmが接触する
ように軸支し回転させてセメント層3表面をほぐした。
【0013】なお、スパイクロール4は、直径50cmの
ドラム外周に、長さ1cmのピンを1cm2当たり1本の割
りでアトランダム配置に立設したものを使用した。この
表面をほぐした未硬化無機質板3をカッター5により切
断しプレス装置6に移送し10cm×5cmのレンガ目地状で
図2に示すように深さd=5mm、凹凸模様の立ち上がり
角θ=60°の凹凸模様のプレス盤6Aでプレス圧15MPa
で60秒間圧縮プレスした。
ドラム外周に、長さ1cmのピンを1cm2当たり1本の割
りでアトランダム配置に立設したものを使用した。この
表面をほぐした未硬化無機質板3をカッター5により切
断しプレス装置6に移送し10cm×5cmのレンガ目地状で
図2に示すように深さd=5mm、凹凸模様の立ち上がり
角θ=60°の凹凸模様のプレス盤6Aでプレス圧15MPa
で60秒間圧縮プレスした。
【0014】プレス後、成形板材3を24時間自然養生し
その後、170℃×15時間のオートクレーブ養生を行い製
品とした。 [実施例2]スパイクロール4の接触深さを4mmとした他
は、実施例1と同様にして無機質板材の製品を得た。 [実施例3]スパイクロール4の接触深さを5mmとした他
は、実施例1と同様にして無機質板材の製品を得た。 [実施例4]スパイクロール4の接触深さを6mmとした他
は、実施例1と同様にして無機質板材の製品を得た。 [比較例1]スパイクロール4を接触させることなくその
まま板材をカッター5により切断しその後は、実施例1
と同様にして無機質板材の製品を得た。 [比較例2]スパイクロール4の接触深さを2mmとした他
は、実施例1と同様にして無機質板材の製品を得た。 [比較例3]スパイクロール4の接触深さを8mmとした他
は、実施例1と同様にして無機質板材の製品を得た。
その後、170℃×15時間のオートクレーブ養生を行い製
品とした。 [実施例2]スパイクロール4の接触深さを4mmとした他
は、実施例1と同様にして無機質板材の製品を得た。 [実施例3]スパイクロール4の接触深さを5mmとした他
は、実施例1と同様にして無機質板材の製品を得た。 [実施例4]スパイクロール4の接触深さを6mmとした他
は、実施例1と同様にして無機質板材の製品を得た。 [比較例1]スパイクロール4を接触させることなくその
まま板材をカッター5により切断しその後は、実施例1
と同様にして無機質板材の製品を得た。 [比較例2]スパイクロール4の接触深さを2mmとした他
は、実施例1と同様にして無機質板材の製品を得た。 [比較例3]スパイクロール4の接触深さを8mmとした他
は、実施例1と同様にして無機質板材の製品を得た。
【0015】上記実施例と比較例についてプレス直前の
未硬化無機質板材の含水量、製品とした後の表面凹凸模
様の表れ具合及び曲げ強度を測定した。その結果を表1
に示す。
未硬化無機質板材の含水量、製品とした後の表面凹凸模
様の表れ具合及び曲げ強度を測定した。その結果を表1
に示す。
【0016】表1より明らかなように実施例1〜4のも
のは深彫りの凹凸模様が鮮明に付されかつ凹凸模様の周
辺のクラックもほとんど見られなかった。これに対し比
較例1は凹凸模様のエッジ部分に欠けたような不鮮明な
部分が見られ、また凸模様表面にエッジに沿って走る多
数のクラックが見られた。
のは深彫りの凹凸模様が鮮明に付されかつ凹凸模様の周
辺のクラックもほとんど見られなかった。これに対し比
較例1は凹凸模様のエッジ部分に欠けたような不鮮明な
部分が見られ、また凸模様表面にエッジに沿って走る多
数のクラックが見られた。
【0017】比較例2は程度は比較例1よりはかなり良
いがエッジの不鮮明さやエッジに沿ったクラックが見ら
れた。比較例3は、凹凸模様、クラックの点では問題は
ないが、曲げ強度が低下し建材としては実用困難となっ
た。
いがエッジの不鮮明さやエッジに沿ったクラックが見ら
れた。比較例3は、凹凸模様、クラックの点では問題は
ないが、曲げ強度が低下し建材としては実用困難となっ
た。
【0018】なお、表1中曲げ強度はJIS 4号曲げ
試験に準拠して行ったものである。
試験に準拠して行ったものである。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば無機質板材の製板時の含有水分が低くても表面が
ほぐされ、ポーラスな状態とされるので深い凹凸模様も
再現性よく付すことができる。
よれば無機質板材の製板時の含有水分が低くても表面が
ほぐされ、ポーラスな状態とされるので深い凹凸模様も
再現性よく付すことができる。
【0021】また、含有水分を低くしても賦形角度の大
きい凹凸模様を付すことが可能となる。また、請求項2
の発明によれば、無機質板材の実体部分に影響を及ぼす
ことなく深い凹凸模様を付すことができる効果を有す
る。
きい凹凸模様を付すことが可能となる。また、請求項2
の発明によれば、無機質板材の実体部分に影響を及ぼす
ことなく深い凹凸模様を付すことができる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の方法を実施する装置の
側面図である。
側面図である。
【図2】プレス盤の凹凸模様型の要部拡大断面図であ
る。
る。
1 吸引脱水装置 2 無端フェルトベルト 3 セメント層 4 スパイクロール 5 カッター 6 プレス盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 和幸 兵庫県尼崎市浜一丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】未硬化の無機質板材表面をほぐして空気混
入層とし、該層の表面から凹凸模様プレスを行い、その
後常法により養生硬化することを特徴とする無機質板材
の表面模様付け方法。 - 【請求項2】請求項1に記載の未硬化の無機質板材表面
のほぐす深さがプレス型の凹凸深さの60%〜150%
であることを特徴とする無機質板材の表面模様付け方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28415197A JPH11114933A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 無機質板材の表面模様付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28415197A JPH11114933A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 無機質板材の表面模様付け方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11114933A true JPH11114933A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17674847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28415197A Pending JPH11114933A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 無機質板材の表面模様付け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11114933A (ja) |
-
1997
- 1997-10-17 JP JP28415197A patent/JPH11114933A/ja active Pending
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