JPH11116099A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPH11116099A
JPH11116099A JP9293510A JP29351097A JPH11116099A JP H11116099 A JPH11116099 A JP H11116099A JP 9293510 A JP9293510 A JP 9293510A JP 29351097 A JP29351097 A JP 29351097A JP H11116099 A JPH11116099 A JP H11116099A
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JP
Japan
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paper
roller
sheet
passed
feeding
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Application number
JP9293510A
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English (en)
Inventor
Junji Nakai
順二 中井
Masanori Katsuki
政徳 香月
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11116099A publication Critical patent/JPH11116099A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙の給紙性能の向上を図り、的確なタイミ
ングでジャム検出を行うことができる複写装置を提供す
る。 【解決手段】 通紙される用紙の種類を判定する紙種判
定手段を備え、この紙種判定手段により判定された用紙
が薄紙であるときは、ピックアップローラ53による給
紙時間を短くし、厚紙であるときは給紙時間を長くす
る。また、薄紙であるときはジャム検出タイミングを早
くし、厚紙であるときは遅くする。紙種判定手段は具体
的には、定着装置の熱源22を用紙連続通紙中に一定時
間オフしたときの定着ローラ21の温度変化を利用して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の複写装置に関し、特に、通紙される用紙の種類を判
定し、給紙制御を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを有する複写装置にお
いては、給紙部から給紙される用紙は、レジストローラ
を経て転写部に搬送され、転写部で未定着画像が転写さ
れ、さらにその下流側の定着装置に搬送されて、未定着
画像が加熱定着された後、排紙部から排紙されるように
なっている。
【0003】ところで、通紙される用紙のサイズは、大
きいもの(例えばA2サイズ)から小さいもの(例えば
B5サイズ)まで種々あり、また用紙の厚さも種々のも
のがある。ここで、広幅(大サイズ)の用紙を給紙トレ
イから給紙する場合、小サイズの用紙を給紙する場合よ
り、用紙の面積が大きいため、紙と紙の摩擦抵抗が増大
する。また、薄紙に比べて厚紙の場合は、紙自体の重さ
が重くなり、搬送抵抗が増大する。従って、大サイズ紙
や厚紙を給紙する場合、給紙ローラと用紙がスリップ
し、不送りジャムになりやすい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、大サ
イズ紙や厚紙を給紙する場合、給紙ローラと用紙間でス
リップが発生し、不送りジャムを引き起こすことがあ
る。これを防止するために、給紙ローラの給送時間(用
紙を給紙すべく給紙ローラが用紙に当接した状態で駆動
が掛かっている時間)を長くすることが考えられる。
【0005】しかし、給紙ローラの給送時間が長いと、
薄紙の場合には、給紙ローラと、その下流側近傍にあっ
て用紙を1枚ずつ分離して搬送する分離ローラとの間で
用紙がブロックで送られてしまうことがある。そして、
ブロックで送られた最後(一番下)の用紙がストレスを
受け、座屈ジャムが発生しやすい。そのため、これまで
一律に給紙ローラの給送時間を長く設定することは出来
なかった。
【0006】また、大サイズ紙、厚紙の場合、給紙ロー
ラと用紙のスリップが大きく、そのスリップを見込んで
ジャム検出のタイミングを決定しているが、薄紙の場
合、厚紙と同じタイミングでジャム検出を行うと、実際
に上記の座屈ジャムが発生した場合、ジャムの状況が酷
く、ジャム処理が困難になる。
【0007】なお、用紙搬送制御に関する技術として、
特開昭56−17833号公報には、用紙サイズを検出
し、この検出結果により給紙圧の変更を行うことが示さ
れている。
【0008】また、特開昭59−4551号公報には、
設定された給紙タイミングよりも所定時間だけ遅延した
用紙を紙詰まりと判断せず、その用紙を次後の複写サイ
クルで給紙すると共に、所定時間を越えたときに紙詰ま
りと判定することが示されている。
【0009】また、特開昭60−128138号公報に
は、用紙の紙質を選定し、この選定信号に基づいて給紙
ローラの回転速度及び回転力を制御し、紙質に合わせる
ことが示されている。
【0010】本発明の目的は、用紙の給紙性能の向上を
図り、的確なタイミングでジャム検出を行うことができ
る複写装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、通紙される用紙の種類を判
定する紙種判定手段と、紙種判定手段の判定結果に基づ
いて、給紙部から用紙を給紙する給紙ローラの給送時間
を設定する給紙制御手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0012】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、通紙される用紙が薄紙のときは給送時
間を短く設定し、通紙される用紙が厚紙のときは給送時
間を長く設定することを特徴とするものである。
【0013】また請求項3記載の発明は、請求項1記載
の発明において、紙種判定手段の判定結果に基づいてジ
ャム検出タイミングを変えることを特徴とするものであ
る。
【0014】また請求項4記載の発明は、請求項3記載
の発明において、通紙される用紙が薄紙のときはジャム
検出タイミングを早め、通紙される用紙が厚紙のときは
ジャム検出タイミングを遅くすることを特徴とするもの
である。
【0015】また請求項5記載の発明は、請求項1記載
の発明において、熱源を有する定着ローラと加圧ローラ
からなる定着装置を備え、用紙連続通紙中に熱源を一定
時間オフして、定着ローラの温度変化を検出すること
で、通紙される用紙の紙種を判定することを特徴とする
ものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら説明する。図1は複写装置の作像部
を示す構成図である。第1帯電器1により均一に帯電さ
れた感光体2上に、図示しない光学系により第1画像露
光3が施され、感光体2上にネガ−ポジの潜像が形成さ
れ、第1現像器4により第1画像が感光体2上に現像さ
れるようになっている。本例では、接触2成分現像によ
り黒トナーが現像される。
【0017】続いて、第2帯電器13により、黒トナー
画像部、非画像部を含めて感光体2上の再帯電が行わ
れ、図示しない光学系により、第2画像露光6が施さ
れ、再び感光体2上にネガ−ポジ潜像が形成される。そ
して、第2現像器5により、第1現像とは色調の異なる
トナーがネガ−ポジ現像される。本例では、非接触現像
により赤トナーが現像されるようになっている。
【0018】黒赤の2色画像は、バイアスローラ7を通
して電圧印加装置8から電圧を印加された転写ベルト9
により用紙10に転写され、この用紙10は、転写ベル
ト9により下流側に搬送されるようになっている。な
お、第2現像器5は、現像時のみ感光体2と微少ギャッ
プを保つよう、ソレノイド11とバネ12にて感光体2
に対して、近接、離間位置に移動される。
【0019】2色現像における、第2帯電器13による
再帯電の条件は、黒トナー現像領域への赤トナーの混色
現像の防止、かつ、赤現像器、即ち第2現像器5への黒
トナーの逆現象の防止、が達成されるように設定されて
いる。本例では、第1帯電電位=−850V、第1露光
電位=−100V、第1現像バイアス=−550Vにて
黒トナー画像を形成し、第2帯電は、前記した条件を満
たすために、実験により求められた、黒トナー画像部再
帯電電位=−800〜−900Vを達成するよう、第2
帯電グリッド電位=−900Vにて施され、第2露光電
位=−100V、第2現像バイアス=−750Vによっ
て、第2現像器5により赤トナー画像が形成される。
【0020】図示されない操作部より、黒色または赤色
または黒、赤同時2色のそれぞれのモードが選択される
と、それに対応して黒現像器、または赤現像器を作動さ
せ、用紙に黒トナー、赤トナーを転写する。黒色または
赤色のトナーを担持した用紙は定着装置へ搬送され、定
着される。
【0021】図2は定着装置の斜視図、図3は加圧ロー
ラの第1加圧位置を示す図、図4は同じく第2加圧位置
を示す図である。定着ローラ21は表面がPFA、PT
FE等の耐熱離型層でコーティングされ、内部に熱源2
2を有している。熱源22は、ハロゲンヒータまたは赤
外線(ニクロム線)ヒータを使用している。定着ローラ
21は、熱源22により加熱されるが、温度検知手段2
3により定着ローラ21の温度を検出し、その温度があ
る一定の温度になるように制御されている。
【0022】また、加圧ローラ24は表面が耐熱ゴム
(シリコンゴム)層で構成され、加圧ローラ24の両端
の軸に軸受25が配設されている。この軸受25の下方
には、加圧ローラ24を上方に付勢するための加圧レバ
ー26が設けてある。加圧ローラ24は加圧レバー26
により定着ローラ21に押圧されている。
【0023】加圧レバー26は、その一端が軸27によ
り回転自在に軸支され、他端に弾性材(スプリング)3
1が掛けられている。定着ローラ21は図示しない駆動
部で図の矢印A方向に回転され、用紙を搬送しながら定
着を行う。
【0024】弾性部材31には加圧力を調整する圧力調
整手段が設けられている。この圧力調整手段は、側板3
3に沿って上下動可能に設けられている可動板32を有
し、この可動板32には、その上下方向の長孔が設けら
れ、この長孔に、側板33に回動可能に支持された回動
軸34が摺嵌している。
【0025】そして、回動軸34の一端には、図示しな
い駆動部から回転駆動を伝達されるギヤ35が、さらに
同軸上にカム36が、それぞれ取り付けられている。カ
ム36は可動板32に図のように常に係合し、図示しな
い駆動部により図3に示すように、その最低部位が可動
板32に係合する第1加圧位置と、図4に示すように、
最高部位が可動板32に係合する第2加圧位置に切り替
えられるようになっている。
【0026】電源投入後、熱源22により定着ローラ2
1が加熱され、温度検知手段23により定着ローラ温度
が、用紙の未定着画像を定着できる温度に達したことが
検出された時点で、複写開始可能となる。
【0027】図5は連続通紙中に定着ローラの熱源を一
定時間Δtオフする様子を示す温度特性図、図6は図5
の一定時間Δtにおける厚紙、薄紙通紙時の温度勾配を
示す特性図、図7は図5の一定時間Δtにおける温度変
化から厚紙、薄紙を判断する基準レベルTNを示す特性
図である。複写を開始し、図5に示すように、用紙連続
通紙中に定着ローラ21の熱源22を一定時間(Δt=
t2−t1)オフする。この間、定着ローラ21の熱源
22による熱の供給が無くなるため、定着ローラ21の
蓄熱だけで用紙に熱を供給することになる。
【0028】用紙の種類が異なる場合、定着ローラ21
からの供給熱量も異なるために、図6に示すように、ロ
ーラ対で挟持されるニップ部の幅を固定した場合、普通
紙(坪量約70g/m2 )におけるΔtの温度低下ΔT
Nによる温度変化(温度勾配;AN=ΔTN/Δt)を
設定し、実通紙時の温度勾配(A)がA<ANならば、
通紙されている用紙を薄紙と判定する。また、AN≦A
ならば通紙されている用紙を厚紙と判断する。
【0029】また、図7に示すように、定着ローラ21
の熱源22をオフしてΔt時間後の普通紙の温度(T
N)を設定し、実通紙時の温度(T)がTN<Tなら
ば、通紙されている用紙を薄紙と判定する。また、T≦
TNならば通紙されている用紙を厚紙と判断する。
【0030】図8は基準値となる普通紙の温度勾配と判
定対象の用紙の温度勾配を示す図表、図9は温度勾配の
比較による用紙判定制御のフローチャートである。図8
に示すように、ここでは4種類の用紙が判定される。図
9において、上述したように、まず、通紙サイズのチェ
ックを行い(S1)、次に通紙サイズに対するANの決
定を行い(S2)、時間Δt分熱源22をオフする(S
3)。そして温度変化ΔTを検出し(S4)、温度勾配
A(=ΔT/Δt)を算出する(S5)。AがANより
大きい場合は(S6でN)、厚紙と判定する(S7)。
小さい場合は(S6でY)、薄紙と判定する(S8)。
【0031】図10は基準値となる普通紙の温度と判定
対象の用紙の温度を示す図表、図11は温度の比較によ
る用紙判定制御のフローチャートである。図10に示す
ように、ここでは4種類の用紙が判定される。図11に
おいて、上述したように、まず通紙サイズのチェックが
行われ(S11)、通紙サイズに対するTNが決定され
る(S12)。そして時間tの定着ローラ温度Tを検出
し(S13)、TNとTの比較が行われる(S14)。
TNがTより大きければ厚紙と判定される(S15)。
TNがTより小さければ薄紙と判定される(S16)。
【0032】図12は定着装置の上流側に検知部材が配
設された例を示す簡略構成図、図13は検知部材がオン
してから到達時間後に熱源をオフする様子を示す特性
図、図14は検知部材オンを起点とする温度勾配の比較
による用紙判定制御のフローチャートである。
【0033】図12に示すように、ローラ対(定着ロー
ラ21、加圧ローラ24)のニップ部より距離Lだけ上
流にある検知部材40によって第1枚目に給紙された用
紙10の先端を検知する。用紙10の搬送速度と検知タ
イミングから用紙10の先端がローラ対のニップ部に到
達する時間である到達時間tLが算出される。
【0034】図13に示すように、検知部材40が用紙
10の先端を検知して、到達時間tL後に定着ローラ2
1の熱源22を一定時間(Δt=t2−t1)オフす
る。この間、定着ローラ21の熱源による熱の供給が無
くなるため、定着ローラ21の蓄熱だけで用紙に熱を供
給することになる。
【0035】上記と同様に、普通紙(坪量約70g/m
2 )におけるΔtの温度低下ΔTNによる温度変化(温
度勾配;AN=ΔTN/Δt)を設定し、実通紙時の温
度勾配(A)がA<ANならば、通紙されている用紙を
薄紙と判定する。また、AN≦Aならば通紙されている
用紙を厚紙と判断する。すなわち、図14において、ま
ず、通紙サイズのチェックを行い(S21)、次に通紙
サイズに対するANの決定を行い(S22)、検知部材
40のオン時、時間tL後、時間Δt分熱源22をオフ
する(S23)。そして温度変化ΔTを検出し(S2
4)、温度勾配A(=ΔT/Δt)を算出する(S2
5)。AがANより大きい場合は(S26でN)、厚紙
と判定する(S27)。小さい場合は(S26でY)、
薄紙と判定する(S28)。
【0036】図15は定着ローラ温度の絶対値の変化か
ら定着ローラの熱源を一定時間Δtオフする様子を示す
特性図である。図15に示すように、用紙10を連続通
紙中に、一定時間Δt′の間に変化した定着ローラ21
の温度の絶対値ΔT′が許容変化温度ΔTAより小さい
とき(ΔT′<ΔTA)、定着ローラ21の熱源22を
一定時間Δtオフする。この間、定着ローラ21の熱源
による熱の供給が無くなるため、定着ローラ21の蓄熱
だけで用紙に熱を供給することになる。
【0037】上記と同様に、普通紙(坪量約70g/m
2 )におけるΔtの温度低下ΔTNによる温度変化(温
度勾配;AN=ΔTN/Δt)を設定し、実通紙時の温
度勾配(A)がA<ANならば、通紙されている用紙を
薄紙と判定する。また、AN≦Aならば通紙されている
用紙を厚紙と判断する。
【0038】図16は定着ローラ温度の絶対値を基にし
た温度勾配の比較による用紙判定制御のフローチャート
である。まず、通紙サイズのチェックを行い(S3
1)、次に通紙サイズに対するANの決定を行い(S3
2)、ΔT′とΔTAを比較する(S33)。ΔT′が
ΔTAよりも小さいときは、時間Δt分熱源22をオフ
する(S34)。そして温度変化ΔTを検出し(S3
5)、温度勾配A(=ΔT/Δt)を算出する(S3
6)。AがANより大きい場合は(S37でN)、厚紙
と判定する(S38)。小さい場合は(S37でY)、
薄紙と判定する(S39)。
【0039】図17は給紙装置の構成図、図18はリバ
ースローラの構成図である。給紙トレイ50が複写機本
体にセットされると、これが検知されて、底板上昇機構
に連動したレバー51により、用紙上面を給紙適正位置
になるように底板60が上昇し、かつその位置を維持す
るように制御されるようになっている。給紙信号によ
り、フィードローラ52及びピックアップローラ53
は、時計方向に回転駆動され、同時にピックアップアー
ム54が時計方向に回転し、ピックアップローラ53を
用紙上面に所定圧にて圧接するようになっている。これ
により用紙は図の左方向に送り出される。
【0040】ピックアップローラ53は、用紙をフィー
ドローラ50に、リバースローラ55間のニップ部まで
送り込むに十分な設定時間後、紙面より解除される(本
実施の形態では、この設定時間を給紙時間と呼ぶ)。
【0041】リバースローラ軸56は給紙信号と同時に
時計方向に回転駆動される。リバースローラ軸56にト
ルクリミッタ57を介して軸支されるリバースローラ5
5は、加圧スプリング58による初期圧と、トルクリミ
ッタトルクの反力として得られる作動圧を与えられ、フ
ィードローラ52に圧接されている(図18参照)。
【0042】トルクリミッタ57は、リバースローラ5
5がフィードローラ52と接触するとき(ニップ間に用
紙が無いとき)、及び用紙が1枚ニップ間に送り込まれ
たときに滑って反時計方向に連れ回る。用紙が2枚以上
ニップ間に送り込まれた場合、トルクリミッタトルクが
用紙間の摩擦力に打ち勝って、リバースローラ55を時
計方向に回転させ、下側の用紙をトレイ側に押し戻し、
多数枚送りを防止する。
【0043】本実施の形態では、前述の用紙厚検出手段
により、用紙の紙厚を検出し、用紙の厚みにより上記給
紙時間を変化させている。用紙が厚紙と検出された場
合、給紙時間Sは、S1が設定され、薄紙の場合はS2
が設定される。ここでは、S1>S2なる関係になって
いて、S1は厚紙が十分吸収できる時間に設定されてお
り、また、S2は薄紙が十分給紙可能な時間に設定され
ている。また、用紙1枚目がスタートして、紙厚が検出
されるまでは、本実施形態では、給紙時間はS1で設定
されている。紙厚が検出されてから、紙厚の検出結果に
対応してS1のままか、あるいはS2に変更する。
【0044】図19は給紙部におけるジャム判定制御の
フローチャート、図20は薄紙と厚紙におけるジャム検
出時間Uを示す図表である。図20を参照しながら図1
9に示すフローチャートを説明する。まず用紙の種類を
チェックし(S41)、紙種に対するU0を決定する
(S42)。給紙信号から用紙検知手段59が用紙先端
を検出するまでの時間Uをカウントし(S43)、厚紙
の場合はU1、薄紙の場合U2未満であればジャムでな
く正常搬送としている(S44でN、S45)。また、
それ以上であればジャムとしている(S44でY、S4
6)。
【0045】また、用紙1枚目がスタートして、紙厚が
検出されるまでは、本実施形態ではジャム検出時間はU
1で設定されている。紙厚が検出されてから、紙厚の検
出結果に対応して、U1のままか、またはU2に変更す
る。
【0046】本実施の形態の複写装置は、通紙される用
紙の種類を判定する紙種判定手段を備え、この紙種判定
手段により判定された用紙が薄紙であるときは、ピック
アップローラ53による給紙時間を短くし、厚紙である
ときは給紙時間を長くする。また、薄紙であるときはジ
ャム検出タイミングを早くし、厚紙であるときは遅くす
る。紙種判定手段は具体的には、定着装置の熱源22を
用紙連続通紙中に一定時間オフしたときの定着ローラ2
1の温度変化を利用している。このように、薄紙、厚紙
により給紙時間、ジャム検出タイミングを変えること
で、信頼性の高い複写装置が得られる。
【0047】
【発明の効果】請求項1及び請求項2記載の発明によれ
ば、通紙される用紙が薄紙のときは給送時間を短く設定
し、通紙される用紙が厚紙のときは給送時間を長く設定
するようにしたので、用紙給紙性能の向上を図ることが
できる。
【0048】請求項3及び請求項4記載の発明によれ
ば、通紙される用紙が薄紙のときはジャム検出タイミン
グを早め、通紙される用紙が厚紙のときはジャム検出タ
イミングを遅くするようにしたので、ジャム処理性の向
上を図ることができる。
【0049】請求項5記載の発明によれば、定着装置を
利用するだけで用紙の種類を判定することができるか
ら、コスト低下に繋がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写装置の作像部を示す構成図である。
【図2】定着装置の斜視図である。
【図3】加圧ローラの第1加圧位置を示す図である。
【図4】同じく第2加圧位置を示す図である。
【図5】連続通紙中に定着ローラの熱源を一定時間オフ
する様子を示す温度特性図である。
【図6】図5の一定時間における厚紙、薄紙通紙時の温
度勾配を示す特性図である。
【図7】図5の一定時間における温度変化から厚紙、薄
紙を判断する基準レベルTNを示す特性図である。
【図8】基準値となる普通紙の温度勾配と判定対称の用
紙の温度勾配を示す図表である。
【図9】温度勾配の比較による用紙判定制御のフローチ
ャートである。
【図10】基準値となる普通紙の温度と判定対称の用紙
の温度を示す図表である。
【図11】温度の比較による用紙判定制御のフローチャ
ートである。
【図12】定着装置の上流側に検知部材が配置された例
を示す簡略構成図である。
【図13】検知部材がオンしてから到達時間後に熱源を
オフする様子を示す特性図である。
【図14】検知部材オンを起点とする温度勾配の比較に
よる用紙判定制御のフローチャートである。
【図15】定着ローラ温度の絶対値の変化から定着ロー
ラの熱源を一定時間オフする様子を示す特性図である。
【図16】定着ローラ温度の絶対値を基にした温度勾配
の比較による用紙判定制御のフローチャートである。
【図17】給紙装置の構成図である。
【図18】リバースローラの構成図である。
【図19】給紙部におけるジャム判定制御のフローチャ
ートである。
【図20】薄紙と厚紙におけるジャム検出時間Uを示す
図表である。
【符号の説明】
1 第1帯電器 2 感光体 3 第1画像露光 4 第1現像器 5 第2現像器 6 第2画像露光 7 バイアスローラ 8 電圧印加装置 9 転写ベルト 10 用紙 11 ソレノイド 12 バネ 13 第2帯電器 21 定着ローラ 22 熱源 23 温度検知手段 24 加圧ローラ 25 軸受 26 加圧レバー 27 軸 31 弾性材 32 可動板 33 側板 34 回動軸 35 ギヤ 36 カム 40 検知部材 50 給紙トレイ 51 レバー 52 フィードローラ 53 ピックアップローラ 54 ピックアップアーム 55 リバースローラ 56 リバースローラ軸 57 トルクリミッタ 58 加圧スプリング 59 用紙検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/00 526 G03G 15/00 526 15/20 109 15/20 109 21/14 21/00 372

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通紙される用紙の種類を判定する紙種判
    定手段と、紙種判定手段の判定結果に基づいて、給紙部
    から用紙を給紙する給紙ローラの給送時間を設定する給
    紙制御手段とを備えたことを特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 通紙される用紙が薄紙のときは給送時間を短く設定し、
    通紙される用紙が厚紙のときは給送時間を長く設定する
    ことを特徴とする複写装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、 紙種判定手段の判定結果に基づいてジャム検出タイミン
    グを変えることを特徴とする複写装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載において、 通紙される用紙が薄紙のときはジャム検出タイミングを
    早め、通紙される用紙が厚紙のときはジャム検出タイミ
    ングを遅くすることを特徴とする複写装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載において、 熱源を有する定着ローラと加圧ローラからなる定着装置
    を備え、用紙連続通紙中に熱源を一定時間オフして、定
    着ローラの温度変化を検出することで、通紙される用紙
    の紙種を判定することを特徴とする複写装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007290812A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Ricoh Co Ltd 自動用紙搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP2015067397A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート供給装置及び画像形成装置

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