JPH111170A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
電動パワーステアリング装置Info
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- JPH111170A JPH111170A JP15415497A JP15415497A JPH111170A JP H111170 A JPH111170 A JP H111170A JP 15415497 A JP15415497 A JP 15415497A JP 15415497 A JP15415497 A JP 15415497A JP H111170 A JPH111170 A JP H111170A
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Abstract
グ系を積極的に駆動制御することができ、しかも、操舵
力が小さな領域においては、良好な操舵感覚を得るられ
ること。 【解決手段】 摩擦係合式双方向クラッチ機構41,5
1は、電動機に連結した入力部材32bと、入力部材に
対して同軸上に配列しステアリング系に連結した出力部
材34と、入力部材の内周面と出力部材の外周面との間
に形成したテーパ状空間部61と、テーパ状空間部に介
在させた係合部材62と、係合部材をテーパ状空間部の
テーパ方向に付勢する付勢部材65と、係合部材の位置
決めをなすためにステアリングハンドルに連結した位置
制御部材64とからなり、位置制御部材を、クラッチの
中立状態では、係合部材から離れた位置に配置すること
で、中立状態の入力・出力部材を係合状態にするもので
ある。
Description
ング装置の改良に関する。
軽減して快適な操舵感を与えるために、電動パワーステ
アリング装置が多用されてきた。この種の電動パワース
テアリング装置は、電動機で操舵トルクに応じた補助ト
ルクを発生し、この補助トルクを摩擦係合式双方向クラ
ッチを介してステアリング系に伝達するものであって、
例えば特開平1−218973号「電動パワーステアリ
ング装置」の技術がある。この技術は、その公報の第2
図によれば、電動モータ24(番号は公報に記載された
ものを引用した。以下同じ。)にギヤ機構を介して連結
した円筒状のアウタースリーブ23と、操舵輪に連結し
た6角部12b付き出力軸12とを、摩擦係合式双方向
クラッチを介して連結したものである。すなわち、電動
モータ24からなるアシスト系とステアリング系とを摩
擦係合式双方向クラッチで連結した。
ば、同一円上に配置された複数組の摩擦係合式双方向ク
ラッチ機構は、アウタースリーブ23の内面と6角部1
2bの外面との間にコロ22…を介在したものであり、
これらのコロ22…は入力軸11の大径部11bの移動
に伴って、アウタースリーブ23と6角部12bとを係
合・非係合に選択的に切換える(クラッチを係合・解除
する)ものである。
ば、操舵トルクTが一定値T1以下の場合に、摩擦係合
式双方向クラッチ機構が解除になり、上記アシスト系を
ステアリング系から分離する構造である。摩擦係合式双
方向クラッチ機構が解除された状態は、クラッチの中立
状態である。操舵トルクがT1以下の場合には、電動モ
ータ24の慣性や摩擦抵抗の影響がないので、ステアリ
ングハンドルは良好な操舵感覚が得られる。しかし、ス
テアリングハンドルから手を離している状態では、アシ
スト系からステアリング系へ補助トルクを伝達すること
はない。
っても、ステアリング系をより積極的に制御する要求が
高まってきた。例えば、クラッチの中立状態で、ステア
リング系を自動操舵制御できるようにしたい。そこで本
発明の目的は、(1)クラッチの中立状態であっても、
ステアリング系を積極的に駆動制御することができ、し
かも、(2)上記従来の技術と同様に操舵力が小さな領
域においては、良好な操舵感覚(操舵フィーリング)を
得ることができる電動パワーステアリング装置を提供す
ることにある。
に、請求項1記載の発明は、電動機で操舵トルクに応じ
た補助トルクを発生し、この補助トルクを摩擦係合式双
方向クラッチ機構を介してステアリング系に伝達するも
のであって、摩擦係合式双方向クラッチ機構を、電動機
に連結した入力部材と、この入力部材に対して同軸上に
配列しステアリング系に連結した出力部材と、入力部材
の内周面と出力部材の外周面との間に形成したテーパ状
空間部と、このテーパ状空間部に介在させた係合部材
と、この係合部材をテーパ状空間部のテーパ方向に付勢
する付勢部材と、係合部材の位置決めをなすためにステ
アリングハンドルに連結した位置制御部材とで構成し、
この位置制御部材の回動に伴ってテーパ状空間部の摩擦
係合面にくさび作用により係合又は非係合する係合部材
で、入力・出力部材を係合・非係合状態に切換える形式
の電動パワーステアリング装置において、摩擦係合式双
方向クラッチ機構の位置制御部材を、クラッチの中立状
態では、係合部材から離れた位置に配置することで、中
立状態の入力・出力部材を係合状態にする構成としたこ
とを特徴とする。
係合部材から離れた位置にある。すべての係合部材は、
付勢部材で押されてテーパ状空間部の摩擦係合面に係合
し、入力・出力部材を係合状態にする。このような中立
状態から、ステアリングハンドルで出力部材を回して摩
擦係合式双方向クラッチ機構を解除するための操舵トル
クは、係合部材を外すだけの小さいトルクである。この
とき、電動機は停止しており、摩擦係合式双方向クラッ
チ機構は係合しているので、ステアリングハンドルには
電動機の慣性や摩擦抵抗の影響による反力を受ける。し
かし、その影響の最大値はクラッチ解除のための操舵ト
ルク以上にはならない。従って、電動機の慣性や摩擦抵
抗の影響は、クラッチを介在しない電動機直結方式と比
べて極めて小さい。この結果、ステアリングハンドルの
操舵力が小さな領域において良好な操舵感覚(操舵フィ
ーリング)を得ることができる。また、摩擦係合式双方
向クラッチ機構は中立状態であっても、電動機の駆動ト
ルク(補助トルク)をステアリング系に伝達することが
できる。従って、クラッチの中立状態でステアリング系
を自動操舵制御するなど、より積極的に操舵制御するこ
とができる。
クラッチ機構とステアリング系との間に減速機構を介在
することにより、電動機の補助トルクを摩擦係合式双方
向クラッチ機構、減速機構、ステアリング系の順に伝達
するようにしたことを特徴とする。
機構を連結した場合と比べて、摩擦係合式双方向クラッ
チ機構に伝達する補助トルクは、減速機構の減速比に反
比例した極めて小さいトルクですむ。補助トルクが小さ
いのでクラッチの伝達容量を小さくすることができ、こ
の結果、摩擦係合式双方向クラッチ機構を小型で軽量に
することができる。
クラッチ機構を同一円上に配置された複数組とし、これ
ら複数組の摩擦係合式双方向クラッチ機構の内の少なく
とも1組を、他のクラッチ機構よりも早いタイミングで
非係合状態になる早期解除クラッチとしたことを特徴と
する。
で解除すると、他のクラッチ機構は力のバランスが崩れ
て解除の方向に合力が作用するので摩擦力が低下し、小
さな解除力で解除になる。従って、一度に全てのクラッ
チ機構を解除するよりも小さな解除力で、確実に解除す
ることができる。
出力軸を設け、この出力軸に出力部材を径方向移動可能
に取付けたことを特徴とする。
けたので、出力部材に係合している複数の係合部材の一
部が外れると、係合部材で出力部材を押す力のバランス
が崩れる。バランスが崩れると、出力部材は他の係合部
材で一方に押されて、径方向に移動する。この結果、出
力部材と他の係合部材との摩擦力は低下して、より一層
安定して係合が外れる。このように、一部のクラッチ機
構が解除になると、他のクラッチ機構もより一層安定し
て解除になるので、電動機が何等かの理由で回転したよ
うな時でも、一度にすべてのクラッチ機構を解除するよ
りも小さな解除力で、確実に解除することができる。
へ押圧する弾性部材を備えることにより、出力軸に対し
て出力部材に移動方向への予圧を付与したことを特徴と
する。
ッチ機構が解除した後に、弾性部材の弾発力で元の中立
位置に自動復帰させることができる。このため、クラッ
チ機構を何度でも小さな解除力で、しかも、確実に解除
できるので、クラッチ機能の安定化を図ることができ、
商品性が高まる。
移動に伴って、テーパ状空間部における係合部材の位置
が変わっても、係合部材の当接部におけるくさび角がほ
ぼ一定となるように、摩擦係合面にテーパ角補正部を形
成したことを特徴とする。
が偏心し、この偏心に伴ってテーパ状空間部における係
合部材の位置が変わっても、テーパ角補正部は、摩擦係
合面と係合部材との間のくさび角がほぼ一定となるよう
に補正する。この結果、出力部材の偏心に伴って、テー
パ状空間部における係合部材の位置が変わっても、くさ
び角はほぼ一定であり、くさび作用も変わらない。この
ため、テーパ状空間部から係合部材を解除するための解
除力は増すことがなく、常に適正な解除力を維持でき
る。
一部を拡げて、非係合時に係合部材を摩擦係合面から分
離できるようにしたことを特徴とする。
拡げた部分と非係合時の係合部材との間の隙間は大き
い。このため、非係合時の係合部材を摩擦係合面から確
実に分離することができるので、出力部材の径方向移動
量を大きくすることができ、この結果、クラッチ機構を
確実に解除することができる。
基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見
るものとする。図1は本発明に係る電動パワーステアリ
ング装置の全体構成図であり、電動パワーステアリング
装置1は、ステアリングハンドル2で発生したステアリ
ング系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段3
と、この操舵トルク検出手段3の検出信号に基づいて制
御信号を発生する制御手段4と、この制御手段4の制御
信号に基づいて操舵トルクに応じた補助トルクを発生す
る電動機5と、この電動機5の補助トルクをステアリン
グ系に伝達するトルク伝達手段6並びに機械式クラッチ
40とからなり、ピニオン7、ラック8aを介して車輪
(操舵輪)9,9を転舵するものである。
り、制御手段4は、操舵トルク検出手段3からの信号T
sに基づき電動機5が発生すべき目標補助トルクTaを
決定する目標補助トルク決定手段4aと、目標補助トル
ク決定手段4aからの信号Taに基づき電動機5を駆動
する制御信号を発生する制御信号発生手段4bと、制御
信号発生手段4bの信号に基づいて電動機5を駆動する
ための電動機駆動部4cとからなる。
グ装置の要部拡大断面図であり、電動パワーステアリン
グ装置1は、上記ステアリングハンドル2(図1参照)
に連結した管状の入力軸11と、この入力軸11内に挿
通し且つ入力軸11に上部をピン12で結合したトーシ
ョンバー(弾性部材)13と、このトーションバー13
の下部にピン14で結合し下部に上記ピニオン7を刻設
した出力軸15とで、主たるステアリング系を構成した
ものである。トーションバー13は、文字通りトルクに
対して正確にねじれ角が発生するメンバーであって、入
力軸11と出力軸15との間での相対ねじり変位を発生
する。
1,15間の相対ねじれ角を検出することにより、ステ
アリング系の操舵トルクを検出するものであり、本実施
の形態ではポテンショメータを用いた。ポテンショメー
タは、図示せぬ抵抗素子及び抵抗素子に沿って移動する
摺動接点を内蔵した検出本体部21と、この検出本体部
21内の摺動接点を作動するべく回転可能な棒状の作動
子22と、この作動子22を回転方向の一方に付勢する
ねじりばね23とからなる。ポテンショメータは、入力
軸11の下部外周面に検出本体部21をボルト止めし、
出力軸15の上部外周面の係合溝15aに作動子22の
先端部を掛けて使用するものである。作動子22は、ね
じりばね23にて係合溝15aの一方の側壁に常に押し
付けられるので、回転方向への遊びがない。検出本体部
21は電気ケーブル24を備え、この電気ケーブル24
は、入力軸11側のケーブルリール25に複数巻回した
(例えば、3巻き程度)後、ハウジング26側のコネク
タ27に接続したものである。
は、ブッシュ33を介して出力軸15の上部に回転自在
に支承した厚肉の円筒部材であり、この円筒部材に、ギ
ヤ部32aと入力部材32bとを軸方向に下から順に形
成したものである。機械式クラッチ40は、入力部材3
2bの内部に配置したものであり、その断面構成は図6
にて詳述する。なお、ラック8aは、この図の表裏方向
に延びたラック軸8に刻設したものである。また、入力
軸11とトーションバー13と出力軸15とは同軸上に
ある。図中、36,37,38は軸受、39はダストカ
バーである。
ク伝達手段6の断面構造を示す。トルク伝達手段6は、
電動機5の電動軸(電動機の出力軸)5aに結合したウ
ォーム31と、出力軸15に回転自在に支承したホイー
ル32とからなるウォームギヤ減速機構である。これに
より、図3に示す入力部材32bは電動機5に連結した
状態にある。従って、図3においてステアリング系(入
力軸11→トーションバー13→出力軸15)の操舵ト
ルクに、電動機5からの補助トルクを付加した複合トル
クで、ピニオン7を介してラック8aを駆動する。な
お、電動機5はハウジング26にボルト止めした。
グ装置の要部分解斜視図である。入力軸11は下端に、
機械式クラッチ40の一構成部品である環状の位置制御
手段63をセレーション嵌合し、この位置制御手段63
は、下方に延びる3つの位置制御部材64…(…は複数
を示す。以下同じ。)を一体に形成したものである。こ
のため、位置制御部材64…は入力軸11を介して、図
1に示すステアリングハンドル2に連結したことにな
る。出力軸15は基部上端に出力部材34を連結したも
のであり、この出力部材34は入力部材32bに対して
同軸上に配列した部材である。
式クラッチ40の断面構成を示す。なお、ハウジング2
6は省略した。機械式クラッチ40は、上記電動機5
(図3参照)の補助トルクの作用方向がステアリング系
の操舵方向と一致した場合のみ、電動機5の補助トルク
をステアリング系に伝達する複数組の摩擦係合式クラッ
チ機構の集合体である。詳しくは、機械式クラッチ40
は、入力部材32bの矢印X方向(図反時計回り方向)
に係合する3組の第1クラッチ機構41…と、逆廻り方
向に係合する3組の第2クラッチ機構51…とを、同一
円上に交互に並べたものであり、これら第1・第2クラ
ッチ機構41…,51…は摩擦係合式クラッチ機構から
なるワンウエイクラッチである。互いに隣接する第1ク
ラッチ機構41と第2クラッチ機構51の組合せは、1
組の摩擦係合式双方向クラッチ機構の構成となり、合計
3組の摩擦係合式双方向クラッチ機構がある。
1…,51…は、上記入力・出力部材32b,34間に
形成したテーパ状空間部61…と、これらのテーパ状空
間部61…に介在して入力部材32bと出力部材34と
を係合する円柱状の係合部材62…と、これらの係合部
材62…の位置決めをなすための位置制御部材64…
と、これらの位置制御部材64…に向って係合部材62
…を付勢する(テーパ状空間部61…のテーパ方向に係
合部材62…を付勢する)付勢部材としての圧縮ばね6
5…とからなる。
(角部を切り落とした正三角形断面の3つの辺を円弧状
とした形状)を呈する。テーパ状空間部61…は、入力
部材32bの円形内周面と出力部材34の多角形外周面
との間に形成した、周方向端部がテーパ形状を呈する空
間部である。位置制御部材64…は、互いに離間しつ
つ、入力部材32bと出力部材34との間の同一円上に
等ピッチで、回動可能に配置された部材である。このよ
うな構成の機械式クラッチ40は、位置制御部材64…
の移動(回転)に伴って、テーパ状空間部61…の摩擦
係合面にくさび作用により係合又は非係合する係合部材
62…で、入力部材32bと出力部材34とを係合・非
係合に選択的に切換えて、電動機5からの補助トルクを
出力軸15に伝達するものである。
…,51…のうち、特定の各1組(以下、「特定第1・
第2クラッチ機構41A,51A」と称する。)は、他
の組よりも早いタイミングで非係合状態になる早期解除
クラッチである。具体的には、位置制御部材64…は、
同一円上に等ピッチで配置するが、特定第1・第2クラ
ッチ機構41A,51A側の爪が他のクラッチ機構41
…,51…側の爪よりも長い(L1>L2)。
の各中心O1〜O3を断面略正三角形である出力部材34
の各角部に合致させたものである。そして、2つの位置
制御部材64…(特定位置制御部材64A,64A)
は、中心O1,O2から互いに向い合った方の部分(「長
爪」と称する。)の円弧長L1が他方の部分(「短爪」
と称する。)の円弧長L2よりも大きい。長爪は特定第
1・第2クラッチ機構41A,51Aの係合部材62…
の位置決めをなす。他の1つの位置制御部材64は、中
心O3から左右両方の円弧長が等しいL2,L2であり、
前記短爪の円弧長と同一である。
第1・第2クラッチ機構41…,51…の中立状態で
は、係合部材62…から離れた位置に配置することで、
中立状態の入力・出力部材32b,34間を係合状態に
する構成としたものである。詳しくは、この図に示すク
ラッチ中立状態では、すべての位置制御部材64…の端
が係合部材62…から離れるように、円弧長L1,L2を
設定した。
bに対し相対的に径方向に移動可能に取付けたものであ
る。具体的には、出力部材34を出力軸15に径方向移
動可能に取付けたものであり、さらに具体的には、出力
部材34を、特定第1クラッチ機構41Aと特定第2ク
ラッチ機構51Aとの中間位置(特定位置制御部材64
A,64A間の中間位置)に向って移動可能とした。
円の貫通孔34aを開け、この貫通孔34aに円形の出
力軸15を嵌合し、且つ、貫通孔34aの長手軸上にピ
ン14を通し、このピン14に弾性部材(圧縮ばね等)
35を介設して、この弾性部材35で出力部材34の貫
通孔34aを出力軸15に相対的に押圧する構成にし
た。すなわち、出力軸15の外周面と貫通孔34aの長
手軸方向の面との間に弾性部材35を介在し、この弾性
部材35の弾性方向を出力部材34の移動方向(貫通孔
34aの長手軸方向)に合致させ、出力部材34を出力
軸15へ押圧する構成にした。これにより、出力軸15
に対して出力部材34に移動方向への予圧を付与するこ
とができる。
ラッチ機構41A及び特定第2クラッチ機構51A)の
テーパ状空間部61…の一部を拡げて、非係合時に係合
部材62…を摩擦係合面から分離できるようにした。詳
しくは、出力部材34の多角形外周面のうちの、係合面
34bの一部に逃げ凹部34cを形成し、特定第1・特
定第2クラッチ機構41A,51Aの係合部材62,6
2を摩擦係合面から分離できるようにした。
1クラッチ機構41A又は特定第2クラッチ機構51
A)のみ解除した際に、出力部材34を径方向移動自在
となすべく、他のクラッチ機構41…,51…の係合部
材62…と係合する出力部材34の多角形外周面を抜け
勾配とした。すなわち、出力部材34が径方向へ移動す
るときに、多角形外周面が係合部材62…から離れ易い
形状とした。このため、1組を解除した場合に、出力部
材34は何等規制されることなく径方向に移動できる。
従って、1組のクラッチ機構を解除するだけで、他のク
ラッチ機構をも確実に解除できる。
クラッチ機構41Aのテーパ状空間部61の摩擦係合面
を拡大した図である。なお、第1・第2クラッチ機構4
1…、51…におけるテーパ状空間部61…の摩擦係合
面とは、「入力部材32bの内周面32c(以下、「入
力側の摩擦係合面32c」と称する。)と、出力部材3
4の多角形外周面のうちの係合面34b(以下、「出力
側の摩擦係合面34b」と称する。)」を指す。
軸上にあるとき、係合部材62はテーパ状空間部61の
摩擦係合面に、図の想像線で示す位置で係合する。この
ときの入力側の摩擦係合面32cと係合部材62との接
点はP1であり、出力側の摩擦係合面34bと係合部材
62との接点はP2である。
2bに対して相対的に径方向に移動可能であるが、出力
部材34の戻り不良により、あるいは、各部材の製造誤
差により、テーパ状空間部61における係合部材62の
位置が変わる。これに対応するために、特定第1クラッ
チ機構41Aのテーパ状空間部61における摩擦係合面
に、テーパ角補正部34dを形成したものであり、この
テーパ角補正部34dは、係合部材62の位置が変わっ
ても、係合部材62の当接部におけるくさび角θがほぼ
一定となるように作用するものである。
4bに、テーパ状空間部61のテーパが広がる方向(こ
の図の右方向)に傾斜する斜面を形成し、好ましくはこ
の斜面は所定の曲率半径rの円弧面である。円弧面の基
端は、上記接点P2からテーパ方向と逆方向に若干変位
した位置である。また、円弧面は円弧中心位置及び係合
部材62の径が変わっても(寸法公差や摩耗等により変
化しても)、係合部材62の当接部におけるくさび角θ
がほぼ一定となるように、適宜設定したものである。す
なわち、上記円弧面をテーパ角補正部34dとした。特
定第2クラッチ機構51Aも同様に、摩擦係合面にテー
パ角補正部34dを有する。
を、図8に基づき説明する。図8(a)〜(c)は本発
明に係るテーパ角補正部の作用図であり、特定第1クラ
ッチ機構41A及びテーパ角補正部34dを模式的に示
したものである。(a)は比較例であり、入力部材32
bに対して出力部材34が同軸上にあるとき、出力部材
34の平坦な第1面(出力側の摩擦係合面34b)は太
い実線で示す下位レベルにある。このときの入力側の摩
擦係合面32cと係合部材62との接点はP1であり、
第1面と係合部材62との接点はP2である。また、係
合部材62の当接部におけるくさび角はθ1である。
4が相対的に径方向に移動することにより、第1面は細
い実線で示す上位レベルまで移動する。この結果、係合
部材62がテーパ状空間部61のテーパ方向と逆方向
(この図の右方向)に移動するので、接点P1の位置も
同方向に移動する。このため、接点P1位置で入力側の
摩擦係合面32cに接する接線の傾斜角は小さくなる。
傾斜角が小さいので、係合部材62の当接部におけるく
さび角θ2は小さい。従って、移動後のくさび角θ2は、
出力部材34が径方向へ移動した距離に応じて、元の位
置でのくさび角θ1より小さくなる。くさび角θ2が小さ
くなるとくさび作用が強まり、テーパ状空間部61から
係合部材62を解除するための解除力は増す。
上記(a)を改良したものである。移動後の第1面に対
して、テーパ状空間部61のテーパが広がる方向(この
図の右方向)の第2面を設け、この第2面を係合部材6
2に接するようにし、第2面と入力側の摩擦係合面32
cとの間に係合した係合部材62のくさび角をθ3と
し、このくさび角θ3をくさび角θ1と同一角度になるよ
うにした。従って、第1面が移動したにもかかわらず、
くさび角は変わらない。くさび角が変わらないのでくさ
び作用も変わらず、テーパ状空間部61から係合部材6
2を解除するための解除力は増すことがない。
を具体化したものである。出力側の平坦な第1面の途中
に、テーパ状空間部61のテーパが広がる方向に傾く円
弧面を形成し、この円弧面を第2面とした。入力部材3
2bに対して出力部材34が相対的に径方向(この図の
上方)に移動した場合に、この相対移動に伴い、テーパ
状空間部61における係合部材62の位置が変わる。第
2面は、係合部材62の位置が変わっても、係合部材6
2の当接部におけるくさび角がほぼ一定となるような円
弧面である。この円弧面の基端は、上記接点P2からテ
ーパ方向と逆方向に若干変位した位置である。
部材34が相対的に径方向に移動しても、くさび角が常
にほぼ一定なので、くさび作用も変わらず、テーパ状空
間部61から係合部材62を解除するための解除力は増
すことがなく、常に適正な解除力を維持できる。本実施
の形態では、前記第2面をテーパ角補正部34dとした
ものであり、このテーパ角補正部34dは、特定第1ク
ラッチ機構41Aのクラッチ解除力を常に適正な解除力
に維持することができる。なお、特定第2クラッチ機構
51Aも同様の作用をなす。
いて、中立状態からの切換え原理を図9に基づき説明す
る。図9(a)〜(d)は機械式クラッチの切換え原理
図である。なお、説明の便宜上、この図では第1クラッ
チ機構41の係合部材を「第1係合部材62F」と言
い、第2クラッチ機構51の係合部材を「第2係合部材
62R」と言う。
照)の操舵トルクにより、第1・第2クラッチ機構4
1,51を切換える原理を説明する。上記図6及び図7
でも説明したように、入力側の摩擦係合面32cは円形
であり、一方、出力側の摩擦係合面34bは、角部を切
り落とした正三角形断面の3つの辺からなる概ね偏平状
の面である。入力・出力側の摩擦係合面32c,34b
間に形成したテーパ状空間部61は、周方向中央が広幅
であって、周方向の両端部がテーパ形状を呈する空間部
である。
41,51は、共に係合した中立状態にある。電動機5
(図3参照)は停止しており、このため、入力部材32
bもほぼ停止した状態にある。この中立状態において
は、第1・第2係合部材62F,62Rは圧縮ばね65
の弾発力により、入力・出力側の摩擦係合面32c,3
4bにくさび作用で係合する。すなわち、入力・出力側
の摩擦係合面32c,34bに、第1係合部材62Fは
点Q1及び点Q2で係合し、第2係合部材62Rは点Q3
及び点Q4で係合する。以下、これらの点Q1,Q2,
Q3,Q4を「係合点」と言う。出力部材34の外周面の
回転軌跡を線K1で表すことができ、係合点Q2及び係合
点Q4の回転軌跡を線K2で表すことができる。そして、
出力側の摩擦係合面34bは概ね偏平であるため、係合
点Q2及び係合点Q4において、回転軌跡K2と交差す
る。
り、出力部材34を矢印X方向に回すとき、テーパ状空
間部61は、第1係合部材62Fに対しては、回転に伴
って広幅になる。このとき、第1係合部材62Fは、テ
ーパ状空間部61の先から広幅方向へ逃げる方向なの
で、出力部材34からの操舵トルクを入力部材32bに
伝達することはできない。
力部材34を矢印X方向に回すとき、テーパ状空間部6
1は、第2係合部材62Rに対しては、回転に伴って狭
幅になる。すなわち、出力側の摩擦係合面34bは、第
2係合部材62Rがくい込む方向に回転することにな
る。このため、第2係合部材62Rの係合は外れない。
この結果、第2係合部材62Rは、出力部材34からの
操舵トルクを伝達することができる。ところで、電動機
5と入力部材32bとは、トルク伝達手段6(図3参
照)で連結したものである。トルク伝達手段6はウォー
ムギヤ減速機構からなるので、摩擦抵抗が極めて大き
い。よって電動機5が停止中には、第2係合部材62R
がロックするので、出力部材34は回らない。このとき
のトルク伝達手段6の摩擦抵抗に伴う反力は、出力部材
34を介してステアリングハンドル2に作用する。
ルクを増すと、位置制御部材64は、矢印X方向への変
位角が大きくなる。そして、(b)において図の右端に
ある位置制御部材64が、第2係合部材62Rを矢印X
方向へ押出して、係合を解除する。このときの操舵トル
ク(切換えトルク)は、T10である。この時点で、ステ
アリングハンドル2の操舵トルクT10により、出力部材
34を回すことができる。
ら入力部材32bへ、矢印X方向の補助トルクT20が伝
わるようにすることにより、補助トルクT20は入力部材
32b→第1係合部材62F→出力部材34の経路で作
用する。従って、出力部材34及び出力軸15(図6参
照)は、ステアリング系の操舵トルクT10に電動機5の
補助トルクT20を付加した複合トルクによって、矢印X
方向に回転する。
は停止した状態なので、ステアリングハンドル2を操作
している運転者は機械式クラッチ40を介して電動機5
やトルク伝達手段6の慣性・粘性抵抗・摩擦抵抗の影響
に伴う反力を受けるものの、その反力の最大値は、第1
・第2クラッチ機構41,51の一方だけを解除させる
のに必要な、操舵トルクT10以上にはならない。従っ
て、電動機5やトルク伝達手段6の慣性や摩擦抵抗の影
響は、クラッチを介在しない電動機直結方式と比べて極
めて小さい。この結果、ステアリングハンドル2の操舵
力が小さな領域において良好な操舵感覚(操舵フィーリ
ング)を得ることができる。
1・第2クラッチ機構41,51を自動的に切換える原
理を説明する。(d)において、第1・第2クラッチ機
構41,51は係合した中立状態にある。この中立状態
においては、上記(a)に示す操舵トルクによる切換え
原理図と同様に、第1・第2係合部材62F,62Rは
入力・出力側の摩擦係合面32c,34bに、係合点Q
1,Q2,Q3,Q4で係合する。
へ、矢印X方向の電動機トルクを伝えると、係合点
Q1,Q3に電動機トルクT30が作用する。第2係合部材
62Rが入・出力側の摩擦係合面32c,34bから外
れるためには、第2係合部材62Rが矢印X方向に若干
変位する必要がある。しかし、第1係合部材62Fが係
合状態にあるので、第2係合部材62Rは変位できな
い。ところで、入力部材32bを矢印X方向に回転させ
たとき、テーパ状空間部61は、第2係合部材62Rに
対しては、回転に伴って広幅になる。このとき、第2係
合部材62Rは、テーパ状空間部61の先から広幅方向
へ逃げる方向なので、出力部材34に電動機トルクを伝
達することができない。この結果、電動機トルクT30は
入力部材32b→第1係合部材62Fの経路で出力部材
34に作用する。従って、出力部材34及び出力軸15
(図6参照)は、電動機5の電動機トルクT30によっ
て、矢印X方向に回転する。
用を、図1、図10〜図13に基づき説明する。図10
〜図13は本発明に係る機械式クラッチの作用図であ
る。図1において、ステアリングハンドル2を操舵しな
い場合、操舵トルク検出手段3の信号が無いので、制御
装置4は制御信号(アシスト命令信号)を出力しない。
このため、電動機5は電動機トルク(補助トルク)を発
生しない状態である。この状態では、図10に示すすべ
ての位置制御部材64…は係合部材62…から離れてお
り、このため、第1・第2クラッチ機構41…,51…
は、すべて係合した中立状態にある。すなわち、すべて
の係合部材62…は、圧縮ばね65…でテーパ状空間部
61…の摩擦係合面に押されただけの係合状態にある。
クが小さく、電動機5が電動機トルク(補助トルク)を
発生しない場合、入力軸11(図3参照)に連結した位
置制御部材64…と出力部材34との間の位相は、ほと
んど変化しない。この場合には、各位置制御部材64…
が、例えば、この図の反時計回り方向に若干移動するも
のの、係合部材62…を押すことはない。
ルクが一定以上になると、第1クラッチ機構41…及び
第2クラッチ機構51…は、上記図9(b),(c)で
説明した原理に基づいて作用する。すなわち、図11に
示すように位置制御部材64…が、例えば、矢印X方向
に移動して、第2クラッチ機構51…の係合部材62…
の係合を解除する。このときには、操舵トルクが大きい
ので電動機5は補助トルクを発生する。電動機5が回転
することで入力部材32bは矢印X方向に回転する。第
1クラッチ機構41…が係合しているので、電動機5か
らの電動機トルク(補助トルク)は入力部材32b→第
1クラッチ機構41…→出力部材34→ピン14→出力
軸15の経路でステアリング系に伝わる。この結果、出
力軸15は、ステアリング系(入力軸11→トーション
バー13→出力軸15)の操舵トルクに電動機5の補助
トルクを付加した複合トルクによって、矢印X方向に回
転する。
助トルクの伝達が継続している場合に、第1クラッチ機
構41…は次のようにして解除される。ステアリングハ
ンドル2を逆方向に急速操舵すると、図12に示すよう
にすべての位置制御部材64…は入力部材32bの回転
方向と反対方向(矢印Y方向)に回る。そして、特定位
置制御部材64Aは、他の位置制御部材64…よりも先
に、右隣の係合部材62(便宜的に「係合部材62A」
と称する。)に当接し、摩擦力及び付勢力に抗して押出
す。このため、係合部材62Aは特定第1クラッチ機構
41Aの係合を解除する。
向に急速操舵した瞬間には、すべての第2クラッチ機構
51…の係合部材62…は、この図のようにまだ解除状
態にある。急速転舵時でなくても、第2クラッチ機構5
1…の係合部材62…は、摩擦力により入力部材32b
の回転方向Xに引きづられており、やはり、第2クラッ
チ機構51…は非係合状態にある。また、他の位置制御
部材64…は係合部材62…と当接していない。この時
点では、他の係合部材62…から出力部材34へ継続し
て、図中の矢印Z1,Z2で示すベクトルが作用してお
り、これらのベクトルの合力に基づき、出力部材34に
図中の矢印Z3で示す偏荷重が作用する。この結果、出
力部材34は弾性部材35の弾発力に抗し、ピン14を
案内として特定位置制御部材64A側に僅かに移動す
る。従って、他の係合部材62…の係合力が弱まる。そ
の直後に、他の位置制御部材64…も係合部材62…と
当接して、係合を解除する。
解除される。出力部材34は弾性部材35の弾発力によ
り、図10に示す中立位置に自動復帰する。この場合、
他の係合部材62…には摩擦力が発生しないので、他の
位置制御部材64…で押圧する解除力は、付勢部材65
…の付勢力に抗するだけの小さいものですむ。このよう
に、入力部材32bの回転が持続しているにもかかわら
ず、3組の第1クラッチ機構41…の係合を解除するの
に、最大1組分の小さい解除力ですみ、しかも、確実に
解除できる。
1クラッチ機構41…と逆作動をするものであり、ステ
アリングハンドル2を逆方向に操舵した場合に、上記図
10〜図12にて説明した作用と同様の操作で、係合・
非係合に切換えることができる。
の外周面と係合部材62Aとの間の隙間は、凹部34c
の深さ分だけ大きい。このため、係合部材62Aを摩擦
係合面から確実に分離することができるので、その分だ
け出力部材34の径方向移動量を大きくすることができ
る。従って、第1・第2クラッチ機構41…,51…
を、より一層速やかに且つ確実に解除することができ
る。
…,51…が、図10に示すように中立状態にあると
き、ステアリング系を上記図9(d)で説明した原理に
基づいて自動操舵制御することができる。すなわち、不
図示の制御手段により制御されて、電動機5が電動機ト
ルクを発生させると、図13に示すように入力部材32
bは、例えば矢印X方向に回転する。上記図9(d)で
説明した原理により、第2クラッチ機構51…は電動機
トルクを伝達できない。このため、電動機5からの電動
機トルクは入力部材32b→第1クラッチ機構41…→
出力部材34→ピン14→出力軸15の経路でステアリ
ング系に伝わる。この結果、出力軸15は、電動機5の
補助トルクによって、矢印X方向に回転する。
ね零にすると、第1・第2クラッチ機構41…,51…
は、図10に示す状態に復帰する。また、電動機5から
逆向きの電動機トルクを発生させることにより、第1・
第2クラッチ機構41…,51…を上記図10に示す中
立状態から上記図13と逆作動に切換えて、出力軸15
を矢印Xと反対方向に回転させることができる。このよ
うに、第1・第2クラッチ機構41…,51…の中立状
態でステアリング系を自動操舵制御するなど、より積極
的に操舵制御することができる。
ング装置の電動機トルクと補助トルクの関係を示すグラ
フであり、(a)は電動機系とステアリング系とを常に
連結した比較例1、(b)は操舵トルクが所定以下の場
合に解除となるクラッチを備えた比較例2、(c)は本
発明の実施例を示し、いずれも横軸は電動機5の発生ト
ルク(電動機トルク)TM、縦軸はステアリング系に付
加する補助トルクTAである。電動機5やトルク伝達手
段6の慣性・粘性抵抗・摩擦抵抗の影響をαとすると、
TA=TM−αとなる。
ステアリング方向右と左とすると、TM≧0の領域で
は、a→b→cの直線(TA=TM−α)となる。TM<
0の領域では、前記直線の原点0に対する点対称の直線
(d→e→f)となる。ステアリングハンドルを右操舵
トルク状態から左操舵トルク状態へと切り返すと、a→
b→c→d→e→fの順にTAが変化するが、b→cの
範囲のTAはマイナスとなり、ハンドルが重くなる。d
→eの範囲も同様である。グラフにハッチングを施した
領域は、操舵頻度が最も高いところなので、ハンドルが
重くなることは好しくない。
は、a→b→e→fとなる。すなわち、電動機5やトル
ク伝達手段6の慣性や摩擦などに伴うαの成分がカット
されたことになり、b→eの範囲でハンドルが重くなる
ことはない。しかし、クラッチ機構の中立状態でステア
リング系を自動操舵制御することはできない。
10で詳しく説明した通りに、第1・第2クラッチ機構
41…,51…は、操舵トルクが所定値より小さい場合
に中立状態となり、また、操舵トルクが所定値以上にな
ると、一方が解除状態へ移行する。第1・第2クラッチ
機構41…,51…が、中立状態から一方を解除した状
態へ移行するまでの切換えトルク(操舵トルク)は、上
記図9(a)で説明した通りのT10であり、この切換え
トルクT10はc点のTAや、d点のTAよりも小さい。こ
の結果、TMとTAの関係はa→b→b0→c0→d0→e0
→e→fとなる。すなわち、b→eの範囲におけるハン
ドルの重さは、切換えトルクT10分だけですむ。このた
め、上記(a)に比べて、b→eの範囲でハンドル操作
力は極めて小さくてすみ、従って、ハンドルは軽い。し
かも、第1・第2クラッチ機構41…,51…が両方と
も係合した中立状態にあるので、ステアリング系を自動
操舵制御するなど、より積極的に操舵制御することがで
きる。
〜図21に基づき説明する。なお、上記実施の形態と同
じ構成については同一符号を付し、その説明を省略す
る。図15は本発明に係る電動パワーステアリング装置
(他の実施の形態)の全体構成図であり、電動パワース
テアリング装置71は、ステアリングハンドル2で発生
したステアリング系の操舵トルクを検出する操舵トルク
検出手段73と、この操舵トルク検出手段73の検出信
号に基づいて制御信号を発生する制御手段4と、この制
御手段4の制御信号に基づいて操舵トルクに応じた補助
トルクを発生する電動機75と、この電動機75の補助
トルクをステアリング系に伝達する機械式クラッチ40
並びにトルク伝達手段76とからなり、ピニオン7、ラ
ック8aを介して車輪(操舵輪)9,9を転舵するもの
である。
ング装置(他の実施の形態)の要部断面構成図であり、
入・出力軸線Lから左半分を入・出力軸線Lに沿って断
面し、入・出力軸線Lから右半分を、この図の手前側に
ある電動機75の軸線に概ね沿って断面した姿を示す。
電動パワーステアリング装置71のステアリング系は、
上記ステアリングハンドル2(図15参照)に連結した
管状の入力軸11と、この入力軸11内に挿通し且つ入
力軸11に上部をピン12で結合したトーションバー1
3と、このトーションバー13の下部にセレーション結
合し下部に上記ピニオン7を設けた出力軸15とを、主
要な構成要素としたものである。
ング装置(他の実施の形態)の要部拡大図である。操舵
トルク検出手段73は、入・出力軸11,15間の相対
ねじれ角を検出することによりステアリング系の操舵ト
ルクを検出するものであり、スライダ81と可変インダ
クタンス式センサ82とからなる。スライダ81は、側
壁に傾斜溝81aと縦長のストレート溝81bとを備え
た円筒体であり、前記入力軸11と出力軸15との間に
掛け渡すことで、相対ねじり変位に応じて軸方向へ変位
するものである。スライダ81の軸方向への変位量はト
ルクに比例する。センサ82はスライダ81の変位量を
電気信号に変換するものである。図中、83は圧縮ばね
である。
り、機械式クラッチ機構40とステアリング系との間に
トルク伝達手段76を介在することにより、電動機75
の補助トルクを機械式クラッチ機構40、トルク伝達手
段76、ステアリング系の順に伝達するようにしたこと
を示す。電動機75は、ハウジング26にボルト止めし
たケース84とステータ85とロータ86と電動軸(電
動機の出力軸)87とからなる。
軸87に連結したウォーム88と、出力軸15に結合し
たホイール89とからなるウォームギヤ減速機構であ
る。ホイール89は、出力軸15に結合したボス部89
aに一体的に設けたものである。ウォーム88はウォー
ム軸88aを一体に形成し、このウォーム軸88aの一
端を電動軸87の先端に回転可能に支持されるようにし
た構成である。図中、91,92は電動軸用軸受、93
はウォーム軸用軸受である。
スライダ81は下端外周に周溝81cを形成したもので
ある。また、ウォーム軸88aは円筒状の位置制御手段
94を回転可能に嵌合し、この位置制御手段94は、ウ
ォーム軸88aに備えたピン88bが貫通する傾斜孔9
4aと、外周の周溝94bとを形成したものである。ハ
ウジング26は側面視L字状のリンク95の中央支持部
95aを上下回転可能に支持し、リンク95は一端のピ
ン部95bをスライダ81の周溝81cに掛けるととも
に、他端のピン部95cを位置制御手段94の周溝94
bに掛けた組合せ構成である。このため、位置制御手段
94は図15に示すステアリングハンドル2に連結した
ことになる。
廻り(他の実施の形態)の断面図である。電動軸87
は、先端部に入力部材96を結合し、さらに、入力部材
96を貫通した端部に且つ同心上に、ニードルベアリン
グ97を介してウォーム軸88aの一端を回転可能に支
持したものである。入力部材96は、電動軸用軸受92
を介してハウジング26で回転可能に支持される構成で
ある。この図に示す機械式クラッチ40は入力部材96
の内部に配置したものであり、詳しくは、ウォーム軸8
8aと、位置制御手段94に備えた3つの位置制御部材
64…とを、入力部材96の内部に配置した構成であ
る。機械式クラッチ40の断面構成は図20にて詳述す
る。なお、入力軸としての電動軸87と出力軸としての
ウォーム軸88aとの間にトーションバーを介在してい
ない。
り、本発明に係る機械式クラッチ40(他の実施の形
態)の断面構成を示す。なお、ハウジング26は省略し
た。他の実施の形態における機械式クラッチ40は、上
記図6〜図7に示す機械式クラッチ40と同一構成であ
る。この構成において、ウォーム軸88aは機械式クラ
ッチ40の出力軸の役割を果たすことになる。また、機
械式クラッチ40は上記図8〜図14に示す作用をなす
ものであり、説明を省略する。
御部(他の実施の形態)の作用図である。スライダ81
は、ステアリングハンドル2の操舵トルクに基づき、図
17に示す入力軸11と出力軸15との間の相対ねじり
変位に応じて軸方向(矢印方向)に変位する。これに
伴い、リンク95は一端のピン部95bが周溝81cに
て引上げられるので矢印方向に揺動する。位置制御手
段94は周溝94bが他端のピン部95cにて押圧され
るので矢印方向に移動する。この場合、位置制御手段
94はピン88bと傾斜溝94aとの係合により周方向
(矢印方向)に変位にする。これに伴い、機械式クラ
ッチ40は上記図10〜図13に示す係合作用、解除作
用をする。
とステアリング系との間にトルク伝達手段(減速機構)
76を介在することにより、電動機75の補助トルクを
機械式クラッチ40、トルク伝達手段76、ステアリン
グ系の順に伝達するようにしたので、上記図1及び図3
に示す構成と比べて、機械式クラッチ40に伝達する補
助トルクは、トルク伝達手段76の減速比に反比例した
極めて小さいトルクですむ。補助トルクが小さいのでク
ラッチの伝達容量を小さくすることができ、この結果、
機械式クラッチ40を小型で軽量にすることができる。
において、弾性部材13は、操舵トルクに比例して入力
軸11と出力軸15との間での相対ねじり変位を発生さ
せるものであればよく、トーションバーに限定するもの
ではない。第1・第2クラッチ機構41…,51…の数
量は、3組ずつに限定するものではなく、任意に設定可
能である。
対的に径方向に移動可能に取付けるものであればよく、
出力部材34を径方向に移動可能にする他に、入力部材
32bを径方向に移動可能にする構成であってもよい。
テーパ状空間部61は、非係合時に係合部材62を摩擦
係合面から分離できるように、一部を拡げるようにした
ものであればよく、例えば、入力部材32bの内周面に
凹部を設けた構成であってもよい。
れた際に、他の係合部材62…で押圧されて、径方向移
動するものであればよく、移動方向を問わない。出力部
材34を他の係合部材62…で押圧して移動させれば、
これら他の係合部材62…と出力部材34との摩擦係合
力を減少させることができるからである。出力部材34
の径方向移動を案内する部材は、ピン14に限定するも
のではない。出力軸15に出力部材34を押圧する弾性
部材は、圧縮ばね35に限定するものではなく、例え
ば、皿ばねでもよい。
内周面と出力部材34の外周面との間に形成するもので
あればよく、出力部材34の外周面(摩擦係合面)の形
状も図6や図20に示すものに限定しない。そして、入
力部材32bの内周面を所定の多角形とし、出力部材3
4の外周面を円形としてもよい。係合部材62は、テー
パ状空間部61の周方向端部と係合・非係合の切換えが
できるものであればよく、円柱状の他に、例えば球状で
もよい。機械式クラッチ40の付勢部材は圧縮ばね65
に限定せず、例えば、硬質ゴム材や板ばね等で構成して
もよい。
1…は、摩擦係合式クラッチの構成であればよく、例え
ば、周知のスプラグ式クラッチでもよい。スプラグ式ク
ラッチとは、円筒状の内周係合面を有する外方部材(入
力部材32bに相当)と、円筒状の外周係合面を有する
内方部材(出力部材34に相当)とを同心に配置し、こ
れらの両係合面を対向させ、その間の隙間に、複数のス
プラグ(くさび作用をするこま)と、これらのスプラグ
の位置決めをなすためにステアリングハンドルに連結し
た部材(位置制御部材64に相当)と、スプラグを前記
両係合面に向ってくさび係合させるように付勢するばね
とを介在したものである(特開平1−188727号に
示すクラッチ装置など)。
する。上記目的を達成するために、請求項1記載の発明
は、電動機で操舵トルクに応じた補助トルクを発生し、
この補助トルクを摩擦係合式双方向クラッチ機構を介し
てステアリング系に伝達するものであって、摩擦係合式
双方向クラッチ機構を、電動機に連結した入力部材と、
この入力部材に対して同軸上に配列しステアリング系に
連結した出力部材と、入力部材の内周面と出力部材の外
周面との間に形成したテーパ状空間部と、このテーパ状
空間部に介在させた係合部材と、この係合部材をテーパ
状空間部のテーパ方向に付勢する付勢部材と、係合部材
の位置決めをなすためにステアリングハンドルに連結し
た位置制御部材とで構成し、この位置制御部材の回動に
伴ってテーパ状空間部の摩擦係合面にくさび作用により
係合又は非係合する係合部材で、入力・出力部材を係合
・非係合状態に切換える形式の電動パワーステアリング
装置において、摩擦係合式双方向クラッチ機構の位置制
御部材を、クラッチの中立状態では、係合部材から離れ
た位置に配置することで、中立状態の入力・出力部材を
係合状態にする構成としたことを特徴とする。
係合部材から離れた位置にある。すべての係合部材は、
付勢部材で押されてテーパ状空間部の摩擦係合面に係合
し、入力・出力部材を係合状態にする。このような中立
状態から、ステアリングハンドルで出力部材を回して摩
擦係合式双方向クラッチ機構を解除するための操舵トル
クは、係合部材を外すだけの小さいトルクである。この
とき、電動機は停止しており、摩擦係合式双方向クラッ
チ機構は係合しているので、ステアリングハンドルには
電動機の慣性や摩擦抵抗の影響による反力を受ける。し
かし、その影響の最大値はクラッチ解除のための操舵ト
ルク以上にはならない。従って、電動機の慣性や摩擦抵
抗の影響は、クラッチを介在しない電動機直結方式と比
べて極めて小さい。この結果、ステアリングハンドルの
操舵力が小さな領域において良好な操舵感覚(操舵フィ
ーリング)を得ることができる。また、摩擦係合式双方
向クラッチ機構は中立状態であっても、電動機の駆動ト
ルク(補助トルク)をステアリング系に伝達することが
できる。従って、クラッチの中立状態でステアリング系
を自動操舵制御するなど、より積極的に操舵制御するこ
とができる。
クラッチ機構とステアリング系との間に減速機構を介在
することにより、電動機の補助トルクを摩擦係合式双方
向クラッチ機構、減速機構、ステアリング系の順に伝達
するようにしたことを特徴とする。
機構を連結した場合と比べて、摩擦係合式双方向クラッ
チ機構に伝達する補助トルクは、減速機構の減速比に反
比例した極めて小さいトルクですむ。補助トルクが小さ
いのでクラッチの伝達容量を小さくすることができ、こ
の結果、摩擦係合式双方向クラッチ機構を小型で軽量に
することができる。
クラッチ機構を同一円上に配置された複数組とし、これ
ら複数組の摩擦係合式双方向クラッチ機構の内の少なく
とも1組を、他のクラッチ機構よりも早いタイミングで
非係合状態になる早期解除クラッチとしたことを特徴と
する。
で解除すると、他のクラッチ機構は力のバランスが崩れ
て解除の方向に合力が作用するので摩擦力が低下し、小
さな解除力で解除になる。従って、一度に全てのクラッ
チ機構を解除するよりも小さな解除力で、確実に解除す
ることができる。
出力軸を設け、この出力軸に出力部材を径方向移動可能
に取付けたことを特徴とする。
けたので、出力部材に係合している複数の係合部材の一
部が外れると、係合部材で出力部材を押す力のバランス
が崩れる。バランスが崩れると、出力部材は他の係合部
材で一方に押されて、径方向に移動する。この結果、出
力部材と他の係合部材との摩擦力は低下して、より一層
安定して係合が外れる。このように、一部のクラッチ機
構が解除になると、他のクラッチ機構もより一層安定し
て解除になるので、電動機が何等かの理由で回転したよ
うな時でも、一度にすべてのクラッチ機構を解除するよ
りも小さな解除力で、確実に解除することができる。
へ押圧する弾性部材を備えることにより、出力軸に対し
て出力部材に移動方向への予圧を付与したことを特徴と
する。
ッチ機構が解除した後に、弾性部材の弾発力で元の中立
位置に自動復帰させることができる。このため、クラッ
チ機構を何度でも小さな解除力で、しかも、確実に解除
できるので、クラッチ機能の安定化を図ることができ、
商品性が高まる。
移動に伴って、テーパ状空間部における係合部材の位置
が変わっても、係合部材の当接部におけるくさび角がほ
ぼ一定となるように、摩擦係合面にテーパ角補正部を形
成したことを特徴とする。
が偏心し、この偏心に伴ってテーパ状空間部における係
合部材の位置が変わっても、テーパ角補正部は、摩擦係
合面と係合部材との間のくさび角がほぼ一定となるよう
に補正する。この結果、出力部材の偏心に伴って、テー
パ状空間部における係合部材の位置が変わっても、くさ
び角はほぼ一定であり、くさび作用も変わらない。この
ため、テーパ状空間部から係合部材を解除するための解
除力は増すことがなく、常に適正な解除力を維持でき
る。
一部を拡げて、非係合時に係合部材を摩擦係合面から分
離できるようにしたことを特徴とする。
拡げた部分と非係合時の係合部材との間の隙間は大き
い。このため、非係合時の係合部材を摩擦係合面から確
実に分離することができるので、出力部材の径方向移動
量を大きくすることができ、この結果、クラッチ機構を
確実に解除することができる。
体構成図
部拡大断面図
部分解斜視図
電動機トルクと補助トルクの関係を示すグラフ
(他の実施の形態)の全体構成図
(他の実施の形態)の要部断面構成図
(他の実施の形態)の要部拡大図
実施の形態)の断面図
実施の形態)の作用図
ンドル、5,75…電動機、6,76…減速機構として
のトルク伝達手段、9…操舵輪(車輪)、11…入力
軸、13…トーションバー、15…出力軸、32b,9
6…入力部材、32c…入力部材の内周面(入力側の摩
擦係合面)、34…出力部材、34a…貫通孔、34b
…出力部材の係合面(出力側の摩擦係合面)、34c…
逃げ凹部、34d…テーパ角補正部、35…弾性部材
(圧縮ばね)、40…機械式クラッチ、41,41A…
摩擦係合式クラッチ(第1クラッチ機構)、51,51
A…摩擦係合式クラッチ(第2クラッチ機構)、61…
テーパ状空間部、62,62A…係合部材、64,64
A…位置制御部材、65…付勢部材(圧縮ばね)、87
…入力軸としての電動軸、88a…出力軸としてのウォ
ーム軸。
Claims (7)
- 【請求項1】 電動機で操舵トルクに応じた補助トルク
を発生し、この補助トルクを摩擦係合式双方向クラッチ
機構を介してステアリング系に伝達するものであって、 前記摩擦係合式双方向クラッチ機構を、電動機に連結し
た入力部材と、この入力部材に対して同軸上に配列しス
テアリング系に連結した出力部材と、入力部材の内周面
と出力部材の外周面との間に形成したテーパ状空間部
と、このテーパ状空間部に介在させた係合部材と、この
係合部材を前記テーパ状空間部のテーパ方向に付勢する
付勢部材と、前記係合部材の位置決めをなすためにステ
アリングハンドルに連結した位置制御部材とで構成し、
この位置制御部材の回動に伴って前記テーパ状空間部の
摩擦係合面にくさび作用により係合又は非係合する前記
係合部材で、入力・出力部材を係合・非係合状態に切換
える形式の電動パワーステアリング装置において、 前記摩擦係合式双方向クラッチ機構の位置制御部材を、
クラッチの中立状態では、前記係合部材から離れた位置
に配置することで、中立状態の前記入力・出力部材を係
合状態にする構成としたことを特徴とする電動パワース
テアリング装置。 - 【請求項2】 前記摩擦係合式双方向クラッチ機構とス
テアリング系との間に減速機構を介在することにより、
前記電動機の補助トルクを摩擦係合式双方向クラッチ機
構、減速機構、ステアリング系の順に伝達するようにし
たことを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリ
ング装置。 - 【請求項3】 前記摩擦係合式双方向クラッチ機構は同
一円上に配置された複数組あり、これら複数組の摩擦係
合式双方向クラッチ機構の内の少なくとも1組が、他の
クラッチ機構よりも早いタイミングで非係合状態になる
早期解除クラッチであることを特徴とした請求項1又は
請求項2記載の電動パワーステアリング装置。 - 【請求項4】 前記ステアリング系に出力軸を設け、こ
の出力軸に前記出力部材を径方向移動可能に取付けたこ
とを特徴とする請求項3記載の電動パワーステアリング
装置。 - 【請求項5】 前記出力部材を前記出力軸に押圧する弾
性部材を備えることにより、前記出力軸に対して前記出
力部材に移動方向への予圧を付与したことを特徴とする
請求項4記載の電動パワーステアリング装置。 - 【請求項6】 前記出力部材の径方向移動に伴って、前
記テーパ状空間部における前記係合部材の位置が変わっ
ても係合部材の当接部におけるくさび角がほぼ一定とな
るように、前記摩擦係合面にテーパ角補正部を形成した
ことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の電動パワ
ーステアリング装置。 - 【請求項7】 前記テーパ状空間部の一部を拡げて、非
係合時に前記係合部材を前記摩擦係合面から分離できる
ようにしたことを特徴とする請求項4、請求項5又は請
求項6記載の電動パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15415497A JP3751418B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 電動パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15415497A JP3751418B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 電動パワーステアリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH111170A true JPH111170A (ja) | 1999-01-06 |
| JP3751418B2 JP3751418B2 (ja) | 2006-03-01 |
Family
ID=15578035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15415497A Expired - Fee Related JP3751418B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 電動パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3751418B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003002216A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-08 | Showa Corp | 電動パワーステアリング装置 |
| US6789443B1 (en) | 1998-08-03 | 2004-09-14 | Asmo Co., Ltd. | Driving apparatus equipped with motor and decelerating mechanism |
| JP2006131061A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Keeper Co Ltd | ステアリングギヤボックス用ダストカバー |
| JP2014016848A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Toyota Industries Corp | 操作装置 |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP15415497A patent/JP3751418B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6789443B1 (en) | 1998-08-03 | 2004-09-14 | Asmo Co., Ltd. | Driving apparatus equipped with motor and decelerating mechanism |
| JP2003002216A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-08 | Showa Corp | 電動パワーステアリング装置 |
| JP2006131061A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Keeper Co Ltd | ステアリングギヤボックス用ダストカバー |
| JP2014016848A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Toyota Industries Corp | 操作装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3751418B2 (ja) | 2006-03-01 |
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