JPH11117355A - 水道管キャップ - Google Patents

水道管キャップ

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JPH11117355A
JPH11117355A JP28334997A JP28334997A JPH11117355A JP H11117355 A JPH11117355 A JP H11117355A JP 28334997 A JP28334997 A JP 28334997A JP 28334997 A JP28334997 A JP 28334997A JP H11117355 A JPH11117355 A JP H11117355A
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JP
Japan
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water pipe
pva
pipe cap
mol
cap
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Pending
Application number
JP28334997A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yuki
健 結城
Yoshimi Umemura
芳海 梅村
Naoko Tsunenari
直子 恒成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、配管埋設時に土中に埋められても
自然に崩壊する水道管キャップを提供するものである。 【解決手段】 けん化度90モル%以上のポリビニルア
ルコール系樹脂を主体とする樹脂組成物を成形して得ら
れる水道管キャップ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は土中に埋設後、自然
に崩壊する水道管キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水道管、特に上水道管を敷設する
場合、事前に工事現場に配管が運びこまれるが、この
際、配管内に土、砂、石や昆虫、小動物やゴミ等の異物
が入らないように、ポリエチレン等のプラスチック製の
キャップが配管の両端に装着されている。埋設時にこの
キャップを取り外して配管連結されるが、この際、キャ
ップはプラスチック廃棄物として処理されたり、また場
合によっては土砂埋め戻しの際にそのまま地中に埋めら
れる事もある。ポリエチレン等の非分解性物質が至る所
に埋められることは問題である。また、プラスチック廃
棄物として処理することも、昨今の増え続ける廃棄物を
減少させようとする流れに逆らうものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況下、配管埋設時に土中に埋められても自然に崩壊す
る水道管キャップを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上述の現状
に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、けん化度90モル%以
上のポリビニルアルコール(以下PVAと略す)系樹脂
を主体とする樹脂組成物または該樹脂組成物100重量
部に充填材3〜500重量部を配合してなる組成物を成
形して得られる自然崩壊性の水道管キャップを提供する
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に使用するPVA系樹脂と
は、種々のPVA系樹脂が使用可能であるが、水道管キ
ャップ装着された配管が屋外に置かれるので雨水に耐え
るだけの耐水性が必要であり、結晶性の高い無変性PV
Aあるいは疎水基変性PVAが好ましい。無変性PVA
としては重合度200〜5000およびけん化度90〜
100モル%のものが好ましい。重合度が200未満で
は成形物の強度が不足し、5000より大きいと粘度が
高くなり成形性が悪くなる。けん化度の好ましい範囲
は、95モル%以上である。けん化度が90モル%未満
では成形物の耐水性が不足する。
【0006】疎水基変性PVAとしては、例えば、炭素
数20以下のα−オレフィン単位を0.1〜20モル%
含有するPVA系樹脂、炭素数20以下の長鎖アルキル
基を含有するビニルエーテル単位を0.1〜20モル%
含有するPVA系樹脂、ヒドロキシル基を含有する炭素
数20以下のα−オレフィン単位を0.1〜20モル%
含有するPVA系樹脂、炭素数4〜50の長鎖アルキル
基を末端に有するPVA系樹脂が挙げられるが、生産性
の点から炭素数20以下のα−オレフィン単位を0.1
〜20モル%含有するPVA系樹脂が好ましい。これら
の疎水基変性PVAは、重合度200〜5000および
けん化度90〜100モル%のものが好ましく、重合度
が200未満では成形物の強度が不足し、5000より
大きいと粘度が高くなり成形性が悪くなる。けん化度の
好ましい範囲は、95モル%以上である。けん化度が9
0モル%未満では成形物の耐水性が不足する。炭素数2
0以下のα−オレフィンとしては、エチレン、プロピレ
ン、イソブチレンが生産性の点でさらに好ましい。α−
オレフィン単位の含有量としては、0.1〜20モル%
が適用されるが、さらに好ましくは3〜15モル%であ
る。α−オレフィン単位が0.1モル%未満の場合に
は、変性の効果が発現せず、20モル%を超えると、成
形物の土中での崩壊性が低下する。
【0007】本発明に使用するPVA系樹脂は、ビニル
エステル重合体を常法によりけん化することにより得ら
れる。ビニルエステルとしては、例えば蟻酸ビニル、酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニル、バ
ーサチック酸ビニル等が挙げられるが、酢酸ビニルが好
ましい。
【0008】本発明のPVA系樹脂は、本発明の効果を
損なわない範囲であれば、他の共重合可能な不飽和単量
体を共重合したものも使用できる。このような不飽和単
量体としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、
(無水)マレイン酸、(無水)イタコン酸等の不飽和
酸、アクリルアミドおよびその誘導体、N−ビニルピロ
リドン、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルホルムア
ミド、ビニルシラン類等が挙げられる。
【0009】本発明の水道管キャップは、PVA系樹脂
を単独で成形しても得られるが、PVA系樹脂に、水崩
壊性または生分解性を有する樹脂を配合してなる組成物
を成形しても得ることができる。このような水崩壊性ま
たは生分解性を有する樹脂としては、ポリカプロラクト
ン、ポリ乳酸、ポリエチレンサクシネート、ポリブチレ
ンサクシネート等の化学合成系樹脂、澱粉、キチン、キ
トサン等の天然物を利用した樹脂、ヒドロキシ酪酸/ヒ
ドロキシ吉草酸共重合体等の微生物系樹脂が挙げられ、
これらの樹脂を一種もしくは2種以上ブレンドできる。
【0010】本発明の水道管キャップは、PVA系樹脂
主体の組成物を成形して得られるが、PVA系樹脂に充
填剤を配合した組成物を成形しても得ることができる。
このような充填剤としては、木綿、ガラス繊維等の繊維
状物質、オカラ、コーヒー豆の粕、麦芽粕、醤油粕、リ
ンゴの絞り粕、ミカンの皮、汚泥、生ごみ等の有機性廃
材、タルク、クレー、炭酸カルシウム、シリカ、マイ
カ、アルミナ、酸化チタン、酸化ジルコニウム、窒化硼
素、窒化アルミニウム等の無機充填剤、尿素−ホルマリ
ン系樹脂、メラミン−ホルマリン系樹脂等の有機充填剤
が挙げられる。このような充填剤配合はコスト低減の他
に、成形物の寸法安定性を改善し、硬度、剛度を上げ、
さらには、自然崩壊性の速度を調整するために有効であ
る。特に、有機性廃材使用は資源の再利用の観点からも
好ましいものである。これら充填剤は単独で使用しても
よいし、2種以上を組み合わせて使用してもよい。充填
剤の添加量としては、PVA系樹脂100重量部に対し
て、3〜500重量部が好ましい。充填剤の添加量が3
重量部未満であれば、充填剤配合の効果が認められな
い。また500重量部を超えると、成形性が低下するば
かりでなく、成形物の強度、靭性が低下する。
【0011】本発明の水道管キャップは、PVA系樹脂
に、充填剤、可塑剤、着色剤、香料、滑剤、紫外線吸収
剤、防腐剤等の添加剤を適宜配合した組成物を成形して
得られる。可塑剤としては、PVAの可塑剤として一般
に用いられているものを本発明の特性を失わせない範囲
で使用することができる。これらの可塑剤としては、グ
リセリン、ジグリセリン、ジエチレングリコールなどの
多価アルコール類、ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコールなどのポリエーテル類、ビスフェノー
ルA、ビスフェノールSなどのフェノール誘導体、N−
メチルピロリドンなどのアミド化合物や水などがこれに
含まれる。また3価以上の多価アルコール1モルに対し
てアルキレンオキシド2〜4モルを付加した化合物も使
用可能である。該可塑剤は単独で使用するばかりでなく
数種類を混合して使用することもできる。可塑剤の添加
量としては特に限定はないが、PVA系樹脂100重量
部に対して、可塑剤0〜100重量部であり、好適には
5〜20重量部である。
【0012】本発明の水道管キャップの成形方法は種々
の方法を採用できる。例えば、PVA系樹脂水溶液に充
填剤、可塑剤、添加剤を配合したスラリーから成形して
もよいし、PVA系樹脂、充填剤、可塑剤、添加剤をブ
レンド後溶融混練して、ペレットとし、これを射出成形
やTダイ押し出し成形によりシートとした後、圧縮成形
することもできる。汎用の成形機を利用できるという点
では溶融成形が好ましい。
【0013】以下に実施例を挙げて、本発明をさらに詳
しく説明するが、本発明はこれによって限定されるもの
ではない。なお、実施例中、特に断りのない限り、
「%」および「部」は重量基準を表す。
【0014】実施例1 50℃で24時間減圧乾燥したエチレン含量90モル
%、重合度450、けん化度98モル%のエチレン変性
PVA(PVA−1と略す)粉末100部と、タルク1
00部を混合後、下記の条件で溶融混練してペレット化
を行った。次いで、溶融成形を行い、キャップを得た。
本キャップは水道管への装着性が良好であり、耐水性も
十分良好であった。また、埋設試験においても、12か
月後には50%以上の部分にわたって形態が失われてい
た。物性を表1に示す。 ペレット化条件 東洋精機(株) ラボプラストミル 2軸スクリュー 20mmφ,L/D=28,回転数50rpm モーター200V,定格20A,成形機温度 220℃ このペレットを用いて220℃で射出成形し、キャップ
を得た。得られたキャップの物性の評価方法を下記に示
す。
【0015】1)キャップの装着性:キャップを水道管
フランジへ装着し、成形物の剛性、柔軟性を評価。 ○:柔軟性あり、容易に装着可。 ×:脆く、無理に装着するとキャップが欠ける。 2)自然崩壊性:キャップを土中50cmの深さに埋設
し、形態を観察。 ○:6か月後から、形態の崩壊のきざしが幾分あり、1
2か月後には30%以上分解が進む。 ×:12か月後も、形態の変化が全く認められない。 3)耐水性:20℃の水に24時間浸漬し、形態変化を
観察。 ○:ほとんど樹脂の溶出がなく、形態保持している。 ×:かなり樹脂が溶出し、触ると形態を保てない。
【0016】実施例2 1−オクテン−8−オール単位を3.5モル%含有し、
重合度380、けん化度96モル%のPVA(PVA−
2と略す)を用いた以外は、実施例1と同様にしてタル
クと溶融混練しペレットを得た。次いで射出成形を行
い、キャップを得た。物性を表1に併せて示す。
【0017】実施例3 実施例1で用いたPVA−1粉末100部に、おから粉
末300部と水200部加えて120℃で溶融混練しペ
レットを得た。このペレットを160℃で射出成形し、
得られたキャップの物性を評価した。結果を表1に併せ
て示す。
【0018】実施例4 実施例1で用いたPVA−1のみを使用して、実施例1
と同様にしてペレット化、射出成形を行い、キャップを
得た。物性を表1に併せて示す。
【0019】比較例1 ポリエチレンのみを用いて、射出成形を行い、キャップ
を得た。物性を表1に併せて示す。
【0020】比較例2 実施例3で用いたPVA−1に代えて、重合度500、
けん化度73モル%のPVA(PVA−3と略す)を用
いた以外は、実施例3と同様にして射出成形し、キャッ
プを得た。物性を表1に併せて示す。
【0021】
【表1】
【0022】
【発明の効果】本発明の水道管キャップは、キャップの
装着性に優れており、さらに配管埋設時に土中に埋めら
れても自然に崩壊するという優れた作用効果を奏する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 けん化度90〜100モル%のポリビニ
    ルアルコール系樹脂を主体とする樹脂組成物を成形して
    得られる水道管キャップ。
  2. 【請求項2】 ポリビニルアルコール系樹脂が重合度2
    00〜5000である請求項1記載の水道管キャップ。
  3. 【請求項3】 ポリビニルアルコール系樹脂がα−オレ
    フィン単位を1〜20モル%含有し、かつ、重合度20
    0〜5000である請求項1記載の水道管キャップ。
  4. 【請求項4】 ポリビニルアルコール系樹脂を主体とす
    る樹脂組成物100重量部に充填材3〜500重量部を
    配合してなる組成物を成形して得られる請求項1記載の
    水道管キャップ。
  5. 【請求項5】 成形方法が溶融成形である請求項1〜4
    のいずれか1項に記載の水道管キャップ。
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