JPH11117445A - 開閉式屋根 - Google Patents
開閉式屋根Info
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- JPH11117445A JPH11117445A JP28404897A JP28404897A JPH11117445A JP H11117445 A JPH11117445 A JP H11117445A JP 28404897 A JP28404897 A JP 28404897A JP 28404897 A JP28404897 A JP 28404897A JP H11117445 A JPH11117445 A JP H11117445A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 開閉機構・構造等を単純化することができる
とともに、設置に係るコストも嵩むものとならないよう
な開閉式屋根を提供する。 【解決手段】 野球場(構造物)22の少なくとも上部
に対して、第一および第二の屋根エレメント24,24
および25,25を設け、これら第一および第二の屋根
エレメント24,24および25,25のそれぞれを、
野球場22の互いに異なる位置に設けた第一および第二
の回転軸30,30および31,31によって支持させ
た。
とともに、設置に係るコストも嵩むものとならないよう
な開閉式屋根を提供する。 【解決手段】 野球場(構造物)22の少なくとも上部
に対して、第一および第二の屋根エレメント24,24
および25,25を設け、これら第一および第二の屋根
エレメント24,24および25,25のそれぞれを、
野球場22の互いに異なる位置に設けた第一および第二
の回転軸30,30および31,31によって支持させ
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造物の少なくと
も上部に対して設けられるとともに、開閉可能に形成さ
れた開閉式屋根に関するものである。
も上部に対して設けられるとともに、開閉可能に形成さ
れた開閉式屋根に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、競技場等の全天候化を図るととも
に、好天時には開放して使用することも可能であるよう
な開閉式屋根が各種提案されている。この種の開閉式屋
根としては、例えば、図7や図8、あるいは、図9,1
0に示すようなものが提案されている。図7に示す開閉
式屋根1は、平面視扇状に形成された複数の屋根エレメ
ント2,2,…からなるものであり、これら屋根エレメ
ント2,2,…の基端部2a,2a,…が支点3におい
て重ね合わせられるとともに、回転自在に軸支された構
成とされている。この開閉式屋根1を開放する際には、
屋根エレメント2,2,…を支点3を中心に旋回させ
る。そして、開閉式屋根1の全開状態においては、全て
の屋根エレメント2,2,…が一箇所に重なり合うこと
となる。
に、好天時には開放して使用することも可能であるよう
な開閉式屋根が各種提案されている。この種の開閉式屋
根としては、例えば、図7や図8、あるいは、図9,1
0に示すようなものが提案されている。図7に示す開閉
式屋根1は、平面視扇状に形成された複数の屋根エレメ
ント2,2,…からなるものであり、これら屋根エレメ
ント2,2,…の基端部2a,2a,…が支点3におい
て重ね合わせられるとともに、回転自在に軸支された構
成とされている。この開閉式屋根1を開放する際には、
屋根エレメント2,2,…を支点3を中心に旋回させ
る。そして、開閉式屋根1の全開状態においては、全て
の屋根エレメント2,2,…が一箇所に重なり合うこと
となる。
【0003】また、図8に示す開閉式屋根5は、図7に
示した開閉式屋根1において、屋根エレメント2,2,
…を支持する支点3を二箇所設け、これにより、支点3
における屋根エレメント2,2,…の荷重の負担の軽減
化を図ったものである。
示した開閉式屋根1において、屋根エレメント2,2,
…を支持する支点3を二箇所設け、これにより、支点3
における屋根エレメント2,2,…の荷重の負担の軽減
化を図ったものである。
【0004】一方、図9に示す開閉式屋根7は、平面視
略扇形の屋根エレメント8,8,…を、軌道9,9,9
および10,10,10により支持させるとともに、こ
れら軌道9,9,9および10,10,10上を走行可
能に形成したものである(特公平8−6396号公報参
照)。開閉式屋根7において、軌道9,9,9および1
0,10,10は、互いに同心円をなす円弧上に敷設さ
れており、開閉式屋根7を開放する必要がある場合には
軌道9,9,9および10,10,10に沿って屋根エ
レメント8,8,…を旋回させ、図9中二点鎖線で示し
たような位置に収納する。このようにすることにより、
屋根エレメント8,8,…は、図10において示すよう
な状態で重なり合い、また、図9に示すように競技場1
1の上方が開放されることとなる。
略扇形の屋根エレメント8,8,…を、軌道9,9,9
および10,10,10により支持させるとともに、こ
れら軌道9,9,9および10,10,10上を走行可
能に形成したものである(特公平8−6396号公報参
照)。開閉式屋根7において、軌道9,9,9および1
0,10,10は、互いに同心円をなす円弧上に敷設さ
れており、開閉式屋根7を開放する必要がある場合には
軌道9,9,9および10,10,10に沿って屋根エ
レメント8,8,…を旋回させ、図9中二点鎖線で示し
たような位置に収納する。このようにすることにより、
屋根エレメント8,8,…は、図10において示すよう
な状態で重なり合い、また、図9に示すように競技場1
1の上方が開放されることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7,
8に示したような開閉式屋根1,5は、屋根エレメント
2,2,…の基端部2a,2a,…が幾重にも重なり合
って交錯するために、この部分の収まりおよび開閉機構
が複雑となり、屋根全体を完全に開く構造とするのは困
難であるという問題点があった。
8に示したような開閉式屋根1,5は、屋根エレメント
2,2,…の基端部2a,2a,…が幾重にも重なり合
って交錯するために、この部分の収まりおよび開閉機構
が複雑となり、屋根全体を完全に開く構造とするのは困
難であるという問題点があった。
【0006】また、図9,10において示したような開
閉式屋根7においては、このような問題点は克服できる
ものの、屋根エレメント8,8,…における軌道9側お
よび軌道10側の双方において屋根エレメント8,8,
…を移動させるための駆動手段が必要となり、これら駆
動手段の設置に必要とされる費用の面で問題があった。
閉式屋根7においては、このような問題点は克服できる
ものの、屋根エレメント8,8,…における軌道9側お
よび軌道10側の双方において屋根エレメント8,8,
…を移動させるための駆動手段が必要となり、これら駆
動手段の設置に必要とされる費用の面で問題があった。
【0007】本発明は、以上のような事情に鑑みなされ
たものであり、その開閉機構・構造等を単純化すること
ができるとともに、設置に係るコストも嵩むものとなら
ないような開閉式屋根を提供することを課題とする。
たものであり、その開閉機構・構造等を単純化すること
ができるとともに、設置に係るコストも嵩むものとなら
ないような開閉式屋根を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては以下の手段を採用した。請求項1
記載の開閉式屋根は、構造物の少なくとも上部に対して
設けられるとともに、開閉可能に形成された開閉式屋根
であって、構造物の少なくとも上部に対して設けられる
とともに、開閉可能に形成された開閉式屋根であって、
複数の屋根エレメントを備えてなり、これら各屋根エレ
メントは、それぞれが、前記構造物の互いに異なる位置
に設けられた回転軸から支持されていることを特徴とす
る。
に、本発明においては以下の手段を採用した。請求項1
記載の開閉式屋根は、構造物の少なくとも上部に対して
設けられるとともに、開閉可能に形成された開閉式屋根
であって、構造物の少なくとも上部に対して設けられる
とともに、開閉可能に形成された開閉式屋根であって、
複数の屋根エレメントを備えてなり、これら各屋根エレ
メントは、それぞれが、前記構造物の互いに異なる位置
に設けられた回転軸から支持されていることを特徴とす
る。
【0009】上記のような構成とされるため、この開閉
式屋根においては、各屋根エレメントを支持する回転軸
の負担を従来に比較して小さくすることができる。
式屋根においては、各屋根エレメントを支持する回転軸
の負担を従来に比較して小さくすることができる。
【0010】請求項2記載の開閉式屋根は、請求項1記
載の開閉式屋根であって、第一および第二の屋根エレメ
ントを備えてなり、これら第一および第二の屋根エレメ
ントが、互いに重なり合う位置に収納されることによ
り、前記構造物の上方の少なくとも一部に開口部を形成
する構成とされていることを特徴とする。
載の開閉式屋根であって、第一および第二の屋根エレメ
ントを備えてなり、これら第一および第二の屋根エレメ
ントが、互いに重なり合う位置に収納されることによ
り、前記構造物の上方の少なくとも一部に開口部を形成
する構成とされていることを特徴とする。
【0011】上記のように、第一および第二の屋根エレ
メントを収納することができるため、この開閉式屋根に
おいては、開口部を形成するにあたっての屋根エレメン
トの可動範囲を最小とすることができる。これにより、
屋根エレメントの移動に係る構造等の規模を最小化する
ことができる。
メントを収納することができるため、この開閉式屋根に
おいては、開口部を形成するにあたっての屋根エレメン
トの可動範囲を最小とすることができる。これにより、
屋根エレメントの移動に係る構造等の規模を最小化する
ことができる。
【0012】請求項3記載の開閉式屋根は、請求項1ま
たは2記載の開閉式屋根であって、前記各屋根エレメン
トは、ともに平面視扇形に形成されるとともに、該扇形
のなす円弧部分に位置する外縁部が、前記構造物に設け
られた軌道から該軌道に沿って移動可能に支持され、な
おかつ、前記円弧の中心をなす基端部が前記構造物にピ
ン接合されていることを特徴とする。
たは2記載の開閉式屋根であって、前記各屋根エレメン
トは、ともに平面視扇形に形成されるとともに、該扇形
のなす円弧部分に位置する外縁部が、前記構造物に設け
られた軌道から該軌道に沿って移動可能に支持され、な
おかつ、前記円弧の中心をなす基端部が前記構造物にピ
ン接合されていることを特徴とする。
【0013】上記のような構成とされるため、この開閉
式屋根においては、屋根エレメントの外縁部側のみに屋
根エレメントを駆動するための駆動手段を設けるように
すればよい。
式屋根においては、屋根エレメントの外縁部側のみに屋
根エレメントを駆動するための駆動手段を設けるように
すればよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を、図面に基づいて説明する。図1に示す開閉式屋根2
1は、野球場(構造物)22を上部から覆うように設け
られたものであって、第一の屋根エレメント24,24
と、第二の屋根エレメント25,25と、これら第一お
よび第二の屋根エレメント24,24および25,25
を支持する第一および第二の軌道26,27とにより概
略構成されている。
を、図面に基づいて説明する。図1に示す開閉式屋根2
1は、野球場(構造物)22を上部から覆うように設け
られたものであって、第一の屋根エレメント24,24
と、第二の屋根エレメント25,25と、これら第一お
よび第二の屋根エレメント24,24および25,25
を支持する第一および第二の軌道26,27とにより概
略構成されている。
【0015】図中に示すように、第一および第二の屋根
エレメント24,24および25,25は、それぞれ、
平面視扇形に形成され、なおかつ、扇形の円弧部分をな
す外縁部24a,24aおよび25a,25aが、第一
および第二の軌道26,27によりそれぞれ支持された
構成とされている。また一方、これら第一および第二の
屋根エレメント24,24および25,25における外
縁部24a,24aおよび25a,25aのなす円弧の
中心に位置する基端部24b,24bおよび25b,2
5bは、野球場22側に固定された第一および第二の回
転軸30,30および31,31により支持されてい
る。
エレメント24,24および25,25は、それぞれ、
平面視扇形に形成され、なおかつ、扇形の円弧部分をな
す外縁部24a,24aおよび25a,25aが、第一
および第二の軌道26,27によりそれぞれ支持された
構成とされている。また一方、これら第一および第二の
屋根エレメント24,24および25,25における外
縁部24a,24aおよび25a,25aのなす円弧の
中心に位置する基端部24b,24bおよび25b,2
5bは、野球場22側に固定された第一および第二の回
転軸30,30および31,31により支持されてい
る。
【0016】これにより、第一および第二の屋根エレメ
ント24,24および25,25を、第一および第二の
回転軸30,30および31,31を支点として、第一
および第二の軌道26,27に沿って旋回し、図2にお
いて示したような位置に移動して収納することが可能と
なる。また、図2に示したような位置に第一および第二
の屋根エレメント24,24および25,25が収納さ
れることにより、野球場22の上部が開放され、平面視
略扇形の開口部32が形成されることとなる。
ント24,24および25,25を、第一および第二の
回転軸30,30および31,31を支点として、第一
および第二の軌道26,27に沿って旋回し、図2にお
いて示したような位置に移動して収納することが可能と
なる。また、図2に示したような位置に第一および第二
の屋根エレメント24,24および25,25が収納さ
れることにより、野球場22の上部が開放され、平面視
略扇形の開口部32が形成されることとなる。
【0017】図3は、図2におけるA−A断面を示した
ものである。図中に示すように、野球場22の上方を開
放した状態(図2に示した状態)においては、第一およ
び第二の屋根エレメント24および25は、互いに重な
り合って位置することとなる。
ものである。図中に示すように、野球場22の上方を開
放した状態(図2に示した状態)においては、第一およ
び第二の屋根エレメント24および25は、互いに重な
り合って位置することとなる。
【0018】また、図4は、図3に示した第一および第
二の屋根エレメント24および25の外縁部24aおよ
び25aと、第一および第二の軌道26,27とを拡大
図示したものである。図中に示すように、第一および第
二の屋根エレメント24および25の外縁部24aおよ
び25aの先端には、それぞれ走行部24c,25cが
設けられる。一方、第一および第二の軌道26,27
は、野球場22に形成された溝33,33によって構成
されており、走行部24c,25cは、これら溝33,
33内を車輪34,34,…により自走走行する構成と
されている。
二の屋根エレメント24および25の外縁部24aおよ
び25aと、第一および第二の軌道26,27とを拡大
図示したものである。図中に示すように、第一および第
二の屋根エレメント24および25の外縁部24aおよ
び25aの先端には、それぞれ走行部24c,25cが
設けられる。一方、第一および第二の軌道26,27
は、野球場22に形成された溝33,33によって構成
されており、走行部24c,25cは、これら溝33,
33内を車輪34,34,…により自走走行する構成と
されている。
【0019】上述の開閉式屋根21においては、第一お
よび第二の屋根エレメント24,24および25,25
のそれぞれが、野球場22側の互いに異なる位置に設け
られた第一および第二の回転軸30,30および31,
31によって別々に支持される構成とされているため
に、一つの回転軸で複数の屋根エレメントを支持する構
成とされた従来の開閉式屋根に比較して、個々の回転軸
の構造的負担を低減することができる。これにより、従
来に比較して、回転軸の支持構造を簡素化して施工コス
トの低減化を図ることができる。
よび第二の屋根エレメント24,24および25,25
のそれぞれが、野球場22側の互いに異なる位置に設け
られた第一および第二の回転軸30,30および31,
31によって別々に支持される構成とされているため
に、一つの回転軸で複数の屋根エレメントを支持する構
成とされた従来の開閉式屋根に比較して、個々の回転軸
の構造的負担を低減することができる。これにより、従
来に比較して、回転軸の支持構造を簡素化して施工コス
トの低減化を図ることができる。
【0020】また、このように、第一および第二の屋根
エレメント24,24および25,25のそれぞれを、
別々の回転軸により支持させたことにより、野球場22
の上方において形成すべき開口部32の寸法に応じて、
第一、第二の回転軸30,30および31,31の位置
を変化させ、これにより第一、第二の回転軸30,30
および31,31から第一および第二の軌道26,27
までの支点間距離を調整した設計とすることも可能であ
る。このような支点距離は、複数の扇形の屋根エレメン
トが同一の回転軸により支持される構成とされていた従
来の開閉式屋根においては、扇形のなす円弧とその円弧
の中心との距離に限定されていたのに対し、上記の開閉
式屋根21においては、上記支点間距離を調整して、第
一および第二の屋根エレメント24,24および25,
25に必要とされる面積を最小限とし、これにより建設
コストの低減化を図ることが可能である。
エレメント24,24および25,25のそれぞれを、
別々の回転軸により支持させたことにより、野球場22
の上方において形成すべき開口部32の寸法に応じて、
第一、第二の回転軸30,30および31,31の位置
を変化させ、これにより第一、第二の回転軸30,30
および31,31から第一および第二の軌道26,27
までの支点間距離を調整した設計とすることも可能であ
る。このような支点距離は、複数の扇形の屋根エレメン
トが同一の回転軸により支持される構成とされていた従
来の開閉式屋根においては、扇形のなす円弧とその円弧
の中心との距離に限定されていたのに対し、上記の開閉
式屋根21においては、上記支点間距離を調整して、第
一および第二の屋根エレメント24,24および25,
25に必要とされる面積を最小限とし、これにより建設
コストの低減化を図ることが可能である。
【0021】さらに、第一および第二の屋根エレメント
24,24および25,25のそれぞれを、別々の回転
軸により支持させたことにより、これらの開閉に要する
機構等が複雑なものとならず、したがって屋根全体を完
全に開くように形成することが容易となるだけでなく、
開閉機構に必要とされる費用の低減化をも図ることがで
きる。
24,24および25,25のそれぞれを、別々の回転
軸により支持させたことにより、これらの開閉に要する
機構等が複雑なものとならず、したがって屋根全体を完
全に開くように形成することが容易となるだけでなく、
開閉機構に必要とされる費用の低減化をも図ることがで
きる。
【0022】また、上述の開閉式屋根21は、野球場2
2の上方に開口部32を形成するにあたって、第一およ
び第二の屋根エレメント24,24および25,25を
互いに重なり合う位置に収納することができるため、こ
れら第一および第二の屋根エレメント24,24および
25,25の可動範囲を最小のものとすることができ
る。これにより、第一、第二の軌道26,27を初めと
する各種設備や、それらを支持する構造等の規模を最小
化することができ、これにより、建設コストの低減化を
図ることができる。
2の上方に開口部32を形成するにあたって、第一およ
び第二の屋根エレメント24,24および25,25を
互いに重なり合う位置に収納することができるため、こ
れら第一および第二の屋根エレメント24,24および
25,25の可動範囲を最小のものとすることができ
る。これにより、第一、第二の軌道26,27を初めと
する各種設備や、それらを支持する構造等の規模を最小
化することができ、これにより、建設コストの低減化を
図ることができる。
【0023】さらに、上述の開閉式屋根21において
は、第一および第二の屋根エレメント24,24および
25,25の外縁部24a,24aおよび25a,25
aが、第一および第二の軌道26,27に沿って移動す
る構成とされ、基端部24b,24bおよび25b,2
5bは、軸支持されるのみであることから、外縁部24
a,24aおよび25a,25a側のみに、第一および
第二の屋根エレメント24,24および25,25を駆
動させるための走行部24c,25cを設ければよい。
したがって、屋根エレメントが一対の軌道間に架設され
た構成とされた従来の開閉式屋根と異なり、屋根エレメ
ントを移動させるための駆動手段が多数必要となること
がない。これにより、従来に比較して、駆動手段の数を
低減化するとともに、屋根エレメントの駆動機構を単純
化することが可能であり、建設コストの低減化を図るこ
とができる。
は、第一および第二の屋根エレメント24,24および
25,25の外縁部24a,24aおよび25a,25
aが、第一および第二の軌道26,27に沿って移動す
る構成とされ、基端部24b,24bおよび25b,2
5bは、軸支持されるのみであることから、外縁部24
a,24aおよび25a,25a側のみに、第一および
第二の屋根エレメント24,24および25,25を駆
動させるための走行部24c,25cを設ければよい。
したがって、屋根エレメントが一対の軌道間に架設され
た構成とされた従来の開閉式屋根と異なり、屋根エレメ
ントを移動させるための駆動手段が多数必要となること
がない。これにより、従来に比較して、駆動手段の数を
低減化するとともに、屋根エレメントの駆動機構を単純
化することが可能であり、建設コストの低減化を図るこ
とができる。
【0024】なお、上記実施の形態において、開閉式屋
根21の設置対象の構造物や、開閉式屋根21の各部の
構造、あるいは、第一、第二の屋根エレメント24,2
5を移動させるための機構等について、本発明の主旨を
逸脱しない範囲内で、他の構成を採用するようにしても
よい。
根21の設置対象の構造物や、開閉式屋根21の各部の
構造、あるいは、第一、第二の屋根エレメント24,2
5を移動させるための機構等について、本発明の主旨を
逸脱しない範囲内で、他の構成を採用するようにしても
よい。
【0025】例えば、開閉式屋根21が設置される構造
物は、野球場に限らず、他の競技場や野外ステージのよ
うなものであってもよい。また、図4に示した走行部2
4c,25cは、自走式に限らず、ケーブル等により牽
引される構成としてもよい。また、図4に示した走行部
24c,25cを、図5や図6に示したようなものとし
てもよい。図5に示す走行部24cまたは25cは、屋
根エレメント24または25側に固定された板体37,
37に対して、複数のコロ38,38,…を連結して形
成された無限軌道39を巻回し、これにより、走行部2
4cまたは25cが、第一または第二の軌道26または
27上を走行できるようにしたものである。
物は、野球場に限らず、他の競技場や野外ステージのよ
うなものであってもよい。また、図4に示した走行部2
4c,25cは、自走式に限らず、ケーブル等により牽
引される構成としてもよい。また、図4に示した走行部
24c,25cを、図5や図6に示したようなものとし
てもよい。図5に示す走行部24cまたは25cは、屋
根エレメント24または25側に固定された板体37,
37に対して、複数のコロ38,38,…を連結して形
成された無限軌道39を巻回し、これにより、走行部2
4cまたは25cが、第一または第二の軌道26または
27上を走行できるようにしたものである。
【0026】また、図6に示す走行部24cおよび25
cは、その下面に四フッ化エチレン樹脂41が設けられ
たものであり、この四フッ化エチレン樹脂41により走
行部24cおよび25cと第一および第二の軌道26,
27との摩擦を低減して、走行部24cおよび25cが
第一および第二の軌道26および27を円滑に走行でき
るようにしたものである。さらに、図6に示した四フッ
化エチレン樹脂41の代わりに、空気圧または水圧を使
用して第一および第二の軌道26,27との間の摩擦を
低減するエアーベアリングを採用するようにしてもよ
い。
cは、その下面に四フッ化エチレン樹脂41が設けられ
たものであり、この四フッ化エチレン樹脂41により走
行部24cおよび25cと第一および第二の軌道26,
27との摩擦を低減して、走行部24cおよび25cが
第一および第二の軌道26および27を円滑に走行でき
るようにしたものである。さらに、図6に示した四フッ
化エチレン樹脂41の代わりに、空気圧または水圧を使
用して第一および第二の軌道26,27との間の摩擦を
低減するエアーベアリングを採用するようにしてもよ
い。
【0027】また、上記実施の形態において、開閉式屋
根21に形成される開口部32の形状は平面視略扇形と
されていたが、これを他の形状とするようにしてもよ
い。特に、本発明の従来技術として先に示した開閉式屋
根においては、その構造上、開口部の形状が扇形に限定
されるのに対し、本発明においては、第一および第二の
屋根エレメント24および25を回転可能に支持する第
一、第二の回転軸30,30および31,31のそれぞ
れが別々の位置に設けられるために、これら回転軸の相
対位置を調整することにより、開口部32のとりうる形
状にある程度の自由度を持たせることができる。これに
より、開閉式屋根21の設置対象の構造物の形状等に対
応して、開口部32を適切な形状とすることも可能であ
る。
根21に形成される開口部32の形状は平面視略扇形と
されていたが、これを他の形状とするようにしてもよ
い。特に、本発明の従来技術として先に示した開閉式屋
根においては、その構造上、開口部の形状が扇形に限定
されるのに対し、本発明においては、第一および第二の
屋根エレメント24および25を回転可能に支持する第
一、第二の回転軸30,30および31,31のそれぞ
れが別々の位置に設けられるために、これら回転軸の相
対位置を調整することにより、開口部32のとりうる形
状にある程度の自由度を持たせることができる。これに
より、開閉式屋根21の設置対象の構造物の形状等に対
応して、開口部32を適切な形状とすることも可能であ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る開
閉式屋根においては、複数の屋根エレメントのそれぞれ
が、構造物側の互いに異なる位置に設けられた回転軸か
ら別々に支持される構成とされているために、一つの回
転軸において複数の屋根エレメントを支持する構成とさ
れた従来の開閉式屋根に比較して、個々の回転軸の構造
的負担を低減することができる。したがって、従来に比
較して、回転軸の支持構造を簡素化して施工コストの低
減化を図ることができる。また、これにより構造物の上
方において形成すべき開口部の寸法に応じて、各回転軸
の位置を調整することが可能であり、これにより用いる
べき屋根エレメントの面積を最小限とし、これにより建
設コストの低減化を図ることが可能である。さらに、ま
た各屋根エレメントのそれぞれを、別々の回転軸により
支持させたことにより、これらの開閉に要する機構等が
複雑なものとならず、したがって屋根全体を完全に開く
ように形成することが容易となるだけでなく、開閉機構
に必要とされる費用の低減化をも図ることが可能であ
る。
閉式屋根においては、複数の屋根エレメントのそれぞれ
が、構造物側の互いに異なる位置に設けられた回転軸か
ら別々に支持される構成とされているために、一つの回
転軸において複数の屋根エレメントを支持する構成とさ
れた従来の開閉式屋根に比較して、個々の回転軸の構造
的負担を低減することができる。したがって、従来に比
較して、回転軸の支持構造を簡素化して施工コストの低
減化を図ることができる。また、これにより構造物の上
方において形成すべき開口部の寸法に応じて、各回転軸
の位置を調整することが可能であり、これにより用いる
べき屋根エレメントの面積を最小限とし、これにより建
設コストの低減化を図ることが可能である。さらに、ま
た各屋根エレメントのそれぞれを、別々の回転軸により
支持させたことにより、これらの開閉に要する機構等が
複雑なものとならず、したがって屋根全体を完全に開く
ように形成することが容易となるだけでなく、開閉機構
に必要とされる費用の低減化をも図ることが可能であ
る。
【0029】請求項2に係る開閉式屋根は、構造物の上
方に開口部を形成するにあたって、第一および第二の屋
根エレメントを互いに重なり合う位置に収納することが
できるため、これら各屋根エレメントの可動範囲を最小
のものとすることができる。これにより、屋根エレメン
トの支持構造等の規模を最小化することができ、これに
より、建設コストの低減化を図ることができる。
方に開口部を形成するにあたって、第一および第二の屋
根エレメントを互いに重なり合う位置に収納することが
できるため、これら各屋根エレメントの可動範囲を最小
のものとすることができる。これにより、屋根エレメン
トの支持構造等の規模を最小化することができ、これに
より、建設コストの低減化を図ることができる。
【0030】請求項3に係る開閉式屋根においては、各
屋根エレメントの外縁部が、構造物側に設けられた軌道
から移動可能に支持されるとともに、各屋根エレメント
の基端部が、軸支持される構成とされていることから、
外縁部側のみに、屋根エレメントを移動させるための駆
動手段を設ければよく、屋根エレメントが一対の軌道間
に架設された構成とされた従来の開閉式屋根と異なり、
屋根エレメントを移動させるための駆動手段が多数必要
とされることがない。これにより、駆動手段の数を低減
化して、屋根エレメントの駆動機構を単純なものとし、
建設コストの低減化を図ることができる。
屋根エレメントの外縁部が、構造物側に設けられた軌道
から移動可能に支持されるとともに、各屋根エレメント
の基端部が、軸支持される構成とされていることから、
外縁部側のみに、屋根エレメントを移動させるための駆
動手段を設ければよく、屋根エレメントが一対の軌道間
に架設された構成とされた従来の開閉式屋根と異なり、
屋根エレメントを移動させるための駆動手段が多数必要
とされることがない。これにより、駆動手段の数を低減
化して、屋根エレメントの駆動機構を単純なものとし、
建設コストの低減化を図ることができる。
【図1】 本発明の一実施の形態を模式的に示す開閉式
屋根の平面図である。
屋根の平面図である。
【図2】 図1に示した開閉式屋根における屋根エレメ
ントを収納して開口部を形成した際の状況を示す平面図
である。
ントを収納して開口部を形成した際の状況を示す平面図
である。
【図3】 図2におけるA−A矢視断面図である。
【図4】 図3に示した各屋根エレメントの外縁部に設
けられた走行部と、野球場(構造物)側に設けられた第
一および第二の軌道とを拡大して図示した立断面図であ
る。
けられた走行部と、野球場(構造物)側に設けられた第
一および第二の軌道とを拡大して図示した立断面図であ
る。
【図5】 図4に示した屋根エレメントの走行部の他の
実施の形態を示す立断面図である。
実施の形態を示す立断面図である。
【図6】 同、さらに他の実施の形態を示す立断面図で
ある。
ある。
【図7】 本発明の従来技術を模式的に示す開閉式屋根
の平面図である。
の平面図である。
【図8】 本発明の従来技術の他の例を模式的に示す開
閉式屋根の平面図である。
閉式屋根の平面図である。
【図9】 本発明のさらに他の従来技術の例を模式的に
示すための開閉式屋根の平面図である。
示すための開閉式屋根の平面図である。
【図10】 図9に示した屋根エレメントを収納して開
口部を形成した際の状況を示すための屋根エレメントの
立断面図である。
口部を形成した際の状況を示すための屋根エレメントの
立断面図である。
21 開閉式屋根 22 野球場(構造物) 24 第一の屋根エレメント 24a 外縁部 24b 基端部 25 第二の屋根エレメント 25a 外縁部 25b 基端部 26 第一の軌道 27 第二の軌道 30 第一の回転軸 31 第二の回転軸 32 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 住川 雄一 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 芦田 裕二 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 中島 肇 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 構造物の少なくとも上部に対して設けら
れるとともに、開閉可能に形成された開閉式屋根であっ
て、 複数の屋根エレメントを備えてなり、 これら各屋根エレメントは、それぞれが、前記構造物の
互いに異なる位置に設けられた回転軸から支持されてい
ることを特徴とする開閉式屋根。 - 【請求項2】 請求項1記載の開閉式屋根であって、 第一および第二の屋根エレメントを備えてなり、 これら第一および第二の屋根エレメントが、互いに重な
り合う位置に収納されることにより、前記構造物の上方
の少なくとも一部に開口部を形成する構成とされている
ことを特徴とする開閉式屋根。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の開閉式屋根であ
って、 前記各屋根エレメントは、ともに平面視扇形に形成され
るとともに、該扇形のなす円弧部分に位置する外縁部
が、前記構造物に設けられた軌道から該軌道に沿って移
動可能に支持され、なおかつ、前記円弧の中心をなす基
端部が前記回転軸により支持されていることを特徴とす
る開閉式屋根。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28404897A JPH11117445A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 開閉式屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28404897A JPH11117445A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 開閉式屋根 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11117445A true JPH11117445A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17673625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28404897A Pending JPH11117445A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 開閉式屋根 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11117445A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105064584A (zh) * | 2015-08-12 | 2015-11-18 | 上海核工程研究设计院 | 一种可开启的球面层叠屋面 |
| CN106193303A (zh) * | 2016-07-08 | 2016-12-07 | 上海大学 | 一种半球形结构建筑墙壁装置 |
-
1997
- 1997-10-16 JP JP28404897A patent/JPH11117445A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105064584A (zh) * | 2015-08-12 | 2015-11-18 | 上海核工程研究设计院 | 一种可开启的球面层叠屋面 |
| CN106193303A (zh) * | 2016-07-08 | 2016-12-07 | 上海大学 | 一种半球形结构建筑墙壁装置 |
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