JPH11117721A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents
内燃機関の可変動弁装置Info
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- JPH11117721A JPH11117721A JP28725097A JP28725097A JPH11117721A JP H11117721 A JPH11117721 A JP H11117721A JP 28725097 A JP28725097 A JP 28725097A JP 28725097 A JP28725097 A JP 28725097A JP H11117721 A JPH11117721 A JP H11117721A
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- JP
- Japan
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- cam
- lifter
- slider
- inner cam
- combustion engine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アウターカム及びインナーカムによる各リフ
ト量の設定の自由度を高くする。 【解決手段】 高リフト用の一対のアウターカム13に
より駆動されるリフタ20の中央に形成された貫通孔内
に、吸排気弁30の上端面と当接するスライダー22の
小径部を摺動可能に嵌合し、該小径部の上端を一対のア
ウターカム間に配置される低リフト用のインナーカム1
4に対向してリフタの上端面に突出させ、該小径部の上
端にアウターカムの間にてインナーカムの径方向に延び
る形状を呈し、インナーカムに当接可能なシム50を取
り付けた。
ト量の設定の自由度を高くする。 【解決手段】 高リフト用の一対のアウターカム13に
より駆動されるリフタ20の中央に形成された貫通孔内
に、吸排気弁30の上端面と当接するスライダー22の
小径部を摺動可能に嵌合し、該小径部の上端を一対のア
ウターカム間に配置される低リフト用のインナーカム1
4に対向してリフタの上端面に突出させ、該小径部の上
端にアウターカムの間にてインナーカムの径方向に延び
る形状を呈し、インナーカムに当接可能なシム50を取
り付けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の低回転
時と高回転時とに吸排気量を調整するために吸排気弁の
リフト量を可変とする可変動弁装置に関する。
時と高回転時とに吸排気量を調整するために吸排気弁の
リフト量を可変とする可変動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の可変動弁装置としては、
特開平8−189316号公報に示されるものが知られ
ている。この装置は、一対のアウターカムと、両アウタ
ーカム間に位置され、アウターカムのベース円及びノー
ズよりも小さなベース円及びノーズを有するインナーカ
ムと、軸方向に移動することによって開閉し、閉じる方
向に付勢されている吸排気弁と、アウターカムと当接す
る方向に付勢され内燃機関のシリンダヘッド内に配設さ
れたリフタと、該リフタの中央に軸方向に形成された貫
通孔内に摺動可能に配設され、その下端が吸排気弁の上
端面と常時当接し、その上端がリフタの上端面に突出し
常時インナーカムに当接するスライダーと、吸排気弁の
軸に直交する方向に摺動可能であり、リフタと共に移動
するプレートと、該プレートを吸排気弁の軸に直交する
方向に油圧により移動させる制御手段とを備えている。
制御手段は、内燃機関の回転数、負荷等の内燃機関の運
転状態に応じて、プレートを溝に係合する位置に移動さ
せて、リフタとスライダーの相対移動を規制し、吸排気
弁をアウターカムにより高リフト状態で開閉させる高リ
フトモードと、プレートを溝に係合しない位置に移動さ
せて、リフタとスライダーの相対移動を許容させ、吸排
気弁をインナーカムにより低リフト状態で開閉させる低
リフトモードとを、選択可能としている。
特開平8−189316号公報に示されるものが知られ
ている。この装置は、一対のアウターカムと、両アウタ
ーカム間に位置され、アウターカムのベース円及びノー
ズよりも小さなベース円及びノーズを有するインナーカ
ムと、軸方向に移動することによって開閉し、閉じる方
向に付勢されている吸排気弁と、アウターカムと当接す
る方向に付勢され内燃機関のシリンダヘッド内に配設さ
れたリフタと、該リフタの中央に軸方向に形成された貫
通孔内に摺動可能に配設され、その下端が吸排気弁の上
端面と常時当接し、その上端がリフタの上端面に突出し
常時インナーカムに当接するスライダーと、吸排気弁の
軸に直交する方向に摺動可能であり、リフタと共に移動
するプレートと、該プレートを吸排気弁の軸に直交する
方向に油圧により移動させる制御手段とを備えている。
制御手段は、内燃機関の回転数、負荷等の内燃機関の運
転状態に応じて、プレートを溝に係合する位置に移動さ
せて、リフタとスライダーの相対移動を規制し、吸排気
弁をアウターカムにより高リフト状態で開閉させる高リ
フトモードと、プレートを溝に係合しない位置に移動さ
せて、リフタとスライダーの相対移動を許容させ、吸排
気弁をインナーカムにより低リフト状態で開閉させる低
リフトモードとを、選択可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来装置のリ
フタの上面図を図10に示す。図10において、リフタ
120の中心にスライダー123の上端が突出してお
り、該上端の表面のインナーカム当たり面(LOカム当
たり面)にインナーカムが摺接し、リフタ120の上面
のアウターカム当たり面(HIカム当たり面)にアウタ
ーカムが摺接する。ここで、これら当たり面のカムシャ
フトの軸方向に直交する方向の長さ、即ち、両カムの半
径方向の長さ(図10において上下方向)は、各カムに
よるリフト量に比例する。そのため、上記した従来装置
においては、インナーカムのリフト量を確保するために
スライダー上端の外径を十分な大きさとして該上端面の
インナーカム当たり面(LOカム当たり面)の長さを確
保すると、リフタ上面のアウターカム当たり面(HIカ
ム当たり面)が図10において左右に押し出され、アウ
ターカム当たり面(HIカム当たり面)の長さがリフタ
外径により制限され、アウターカムのリフト量が制限さ
れてしまうという問題があった。この問題は、リフタの
外径を大きくすることにより解消可能ではあるが、シリ
ンダヘッド内でのスペース上の制約からリフタの外径も
制限されてしまうため、アウターカムのリフト量を十分
に確保するには至っていなかった。
フタの上面図を図10に示す。図10において、リフタ
120の中心にスライダー123の上端が突出してお
り、該上端の表面のインナーカム当たり面(LOカム当
たり面)にインナーカムが摺接し、リフタ120の上面
のアウターカム当たり面(HIカム当たり面)にアウタ
ーカムが摺接する。ここで、これら当たり面のカムシャ
フトの軸方向に直交する方向の長さ、即ち、両カムの半
径方向の長さ(図10において上下方向)は、各カムに
よるリフト量に比例する。そのため、上記した従来装置
においては、インナーカムのリフト量を確保するために
スライダー上端の外径を十分な大きさとして該上端面の
インナーカム当たり面(LOカム当たり面)の長さを確
保すると、リフタ上面のアウターカム当たり面(HIカ
ム当たり面)が図10において左右に押し出され、アウ
ターカム当たり面(HIカム当たり面)の長さがリフタ
外径により制限され、アウターカムのリフト量が制限さ
れてしまうという問題があった。この問題は、リフタの
外径を大きくすることにより解消可能ではあるが、シリ
ンダヘッド内でのスペース上の制約からリフタの外径も
制限されてしまうため、アウターカムのリフト量を十分
に確保するには至っていなかった。
【0004】それゆえ、本発明は当該可変動弁装置にお
いて、アウターカム及びインナーカムによる各リフト量
の設定の自由度を高くすることを、その課題とする。
いて、アウターカム及びインナーカムによる各リフト量
の設定の自由度を高くすることを、その課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の技術的手段は、当該内燃機関の可変動
弁装置を、内燃機関のシリンダヘッド上に回転可能に配
設され、一対のアウターカム及び両アウターカム間に位
置され、前記アウターカムのベース円及びノーズより小
さなベース円及びノーズを有するインナーカムを備える
カムシャフトと、前記シリンダヘッドに形成された軸孔
内に配設されると共に前記アウターカムと当接するよう
に付勢され、前記アウターカムにより前記軸孔内を摺動
されるリフタと、該リフタの中央に軸方向に形成された
貫通孔内に摺動可能に配設され、その下端が吸排気弁の
上端面と常時当接し、その上端が前記インナーカムに対
向して前記リフタの上端面に突出されるスライダーと、
前記一対のアウターカムの間にて前記インナーカムの径
方向に延びる形状を呈して、前記インナーカムに当接可
能なように前記スライダーの上端に取り付けられ、前記
スライダーを前記インナーカムにより摺動させる係合部
材と、前記リフタと前記スライダーとの相対移動を規制
可能とする相対移動規制手段とから成る構成としたこと
である。
に講じた本発明の技術的手段は、当該内燃機関の可変動
弁装置を、内燃機関のシリンダヘッド上に回転可能に配
設され、一対のアウターカム及び両アウターカム間に位
置され、前記アウターカムのベース円及びノーズより小
さなベース円及びノーズを有するインナーカムを備える
カムシャフトと、前記シリンダヘッドに形成された軸孔
内に配設されると共に前記アウターカムと当接するよう
に付勢され、前記アウターカムにより前記軸孔内を摺動
されるリフタと、該リフタの中央に軸方向に形成された
貫通孔内に摺動可能に配設され、その下端が吸排気弁の
上端面と常時当接し、その上端が前記インナーカムに対
向して前記リフタの上端面に突出されるスライダーと、
前記一対のアウターカムの間にて前記インナーカムの径
方向に延びる形状を呈して、前記インナーカムに当接可
能なように前記スライダーの上端に取り付けられ、前記
スライダーを前記インナーカムにより摺動させる係合部
材と、前記リフタと前記スライダーとの相対移動を規制
可能とする相対移動規制手段とから成る構成としたこと
である。
【0006】上記手段において、前記スライダーの上端
外周に環状溝が形成され、該環状溝には前記係合部材の
下面に前記インナーカムの径方向に延在して形成される
係止片が係止されるようにしても良い。
外周に環状溝が形成され、該環状溝には前記係合部材の
下面に前記インナーカムの径方向に延在して形成される
係止片が係止されるようにしても良い。
【0007】また、上記した手段において、前記カムシ
ャフトの軸方向における前記係合部材の両側面に、前記
一対のアウターカムの互いに対向する側面に常時摺接す
る摺動部材が設けられていても良い。
ャフトの軸方向における前記係合部材の両側面に、前記
一対のアウターカムの互いに対向する側面に常時摺接す
る摺動部材が設けられていても良い。
【0008】上記した手段によれば、図5に示すよう
に、スライダー上端に取り付けられる係合部材をインナ
ーカムと摺接するようにしたことにより、スライダー上
端の外径を大きくすることなく、インナーカム当たり面
(LOカム当たり面)のカム半径方向の長さを大きく確
保することができる。そのため、リフタ上面のアウター
カム当たり面(HIカム当たり面)をリフタ中心側に位
置させることができ、それによりアウターカム当たり面
のカム半径方向の長さを同時に確保することが可能とな
る。
に、スライダー上端に取り付けられる係合部材をインナ
ーカムと摺接するようにしたことにより、スライダー上
端の外径を大きくすることなく、インナーカム当たり面
(LOカム当たり面)のカム半径方向の長さを大きく確
保することができる。そのため、リフタ上面のアウター
カム当たり面(HIカム当たり面)をリフタ中心側に位
置させることができ、それによりアウターカム当たり面
のカム半径方向の長さを同時に確保することが可能とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従った内燃機関の
可変動弁装置の一実施形態を図面に基づいて、説明す
る。
可変動弁装置の一実施形態を図面に基づいて、説明す
る。
【0010】一般に内燃機関には、その1気筒あたりに
少なくとも1つずつ吸気通路及び排気通路が連通してお
り、各通路の気筒側開口端には夫々吸気ポート及び排気
ポートが形成されている。そして、吸気ポートには吸気
弁が、排気ポートには排気弁が取り付けられている。夫
々の弁の構成及び動作は類似しており、以下の実施形態
では吸気弁を例に用いて本発明による可変動弁装置の構
成及び動作を説明する。
少なくとも1つずつ吸気通路及び排気通路が連通してお
り、各通路の気筒側開口端には夫々吸気ポート及び排気
ポートが形成されている。そして、吸気ポートには吸気
弁が、排気ポートには排気弁が取り付けられている。夫
々の弁の構成及び動作は類似しており、以下の実施形態
では吸気弁を例に用いて本発明による可変動弁装置の構
成及び動作を説明する。
【0011】図1乃至図3において、本発明による内燃
機関の可変動弁装置10は、内燃機関のシリンダヘッド
11上に回転可能に配設され、一対のアウターカム(H
Iカム)13及び両アウターカム13間に位置され、ア
ウターカム13のベース円及びノーズより小さなベース
円及びノーズを有するインナーカム(LOカム)14を
備えるカムシャフト12と、シリンダヘッド11に形成
された軸孔11a内に配設されると共にアウターカム1
3と当接するように付勢され、アウターカム13により
軸孔11a内を摺動されるリフタ20と、該リフタ20
の中央に軸方向に形成された貫通孔20a内に摺動可能
に配設され、その下端が吸気弁30のステム31の上端
面と常時当接し、その上端がインナーカム14に対向し
てリフタ20の上端面に突出されるスライダー22と、
一対のアウターカム13の間にてインナーカム14の径
方向に延びる矩形形状を呈して、インナーカム14に当
接可能なようにスライダー22の上端に取り付けられ、
スライダー22をインナーカム14により摺動させる係
合部材であるシム50と、リフタ20とスライダー22
との相対移動を規制可能とする相対移動規制手段である
プレート23等から構成されている。尚、図1に示す状
態は、アウターカム13及びインナーカム14とがその
夫々のベース円でリフタ20とシム50とに当接してお
り、吸気弁24が閉じているときの状態である。
機関の可変動弁装置10は、内燃機関のシリンダヘッド
11上に回転可能に配設され、一対のアウターカム(H
Iカム)13及び両アウターカム13間に位置され、ア
ウターカム13のベース円及びノーズより小さなベース
円及びノーズを有するインナーカム(LOカム)14を
備えるカムシャフト12と、シリンダヘッド11に形成
された軸孔11a内に配設されると共にアウターカム1
3と当接するように付勢され、アウターカム13により
軸孔11a内を摺動されるリフタ20と、該リフタ20
の中央に軸方向に形成された貫通孔20a内に摺動可能
に配設され、その下端が吸気弁30のステム31の上端
面と常時当接し、その上端がインナーカム14に対向し
てリフタ20の上端面に突出されるスライダー22と、
一対のアウターカム13の間にてインナーカム14の径
方向に延びる矩形形状を呈して、インナーカム14に当
接可能なようにスライダー22の上端に取り付けられ、
スライダー22をインナーカム14により摺動させる係
合部材であるシム50と、リフタ20とスライダー22
との相対移動を規制可能とする相対移動規制手段である
プレート23等から構成されている。尚、図1に示す状
態は、アウターカム13及びインナーカム14とがその
夫々のベース円でリフタ20とシム50とに当接してお
り、吸気弁24が閉じているときの状態である。
【0012】リフタ20は、円板状の上部端壁と円筒状
の側壁とからなり、シリンダヘッド11に吸気弁30の
軸方向に形成された軸孔11a内に摺動可能に、且つ吸
気弁30の軸を中心に回転可能に嵌入されている。リフ
タ20の上部端壁の中心には貫通孔20aが形成されて
おり、リフタ20の円筒状側壁の内孔内には、インナー
ボデー21がリフタ20と一体移動可能に嵌合されてい
る。軸孔11aの底面とインナーボデー21との間に
は、リテーナ36、38を介してスプリング40が配設
され、該スプリング40によりインナーボデー21及び
リフタ20は常時図示上方に付勢されており、これによ
りリフタ20の上端面はアウターカム13と常時摺接す
るようになっている。尚、図1において、39はインナ
ーボデー21の軸方向移動をリテーナ38を介して規制
するスナップリングである。インナーボデー21は、リ
フタ20の貫通孔20aと同心で大径の貫通孔21aを
有すると共に、該貫通孔21aに直交するボデー孔21
bを有する。また、ボデー孔21bの一端側には、ボデ
ー孔21bの軸方向幅よりも大きな径を有する大径孔2
1cが形成されている。尚、リフタ20の円筒状側壁の
外周面には環状の溝20bが形成されており、ボデー孔
21bの他端側はこの環状の溝20bにリフタ20の円
筒状側壁に形成された連通孔20cを介して連通されて
いる。
の側壁とからなり、シリンダヘッド11に吸気弁30の
軸方向に形成された軸孔11a内に摺動可能に、且つ吸
気弁30の軸を中心に回転可能に嵌入されている。リフ
タ20の上部端壁の中心には貫通孔20aが形成されて
おり、リフタ20の円筒状側壁の内孔内には、インナー
ボデー21がリフタ20と一体移動可能に嵌合されてい
る。軸孔11aの底面とインナーボデー21との間に
は、リテーナ36、38を介してスプリング40が配設
され、該スプリング40によりインナーボデー21及び
リフタ20は常時図示上方に付勢されており、これによ
りリフタ20の上端面はアウターカム13と常時摺接す
るようになっている。尚、図1において、39はインナ
ーボデー21の軸方向移動をリテーナ38を介して規制
するスナップリングである。インナーボデー21は、リ
フタ20の貫通孔20aと同心で大径の貫通孔21aを
有すると共に、該貫通孔21aに直交するボデー孔21
bを有する。また、ボデー孔21bの一端側には、ボデ
ー孔21bの軸方向幅よりも大きな径を有する大径孔2
1cが形成されている。尚、リフタ20の円筒状側壁の
外周面には環状の溝20bが形成されており、ボデー孔
21bの他端側はこの環状の溝20bにリフタ20の円
筒状側壁に形成された連通孔20cを介して連通されて
いる。
【0013】リフタ20の貫通孔20a及びインナーボ
デー21の貫通孔21aには、段付状のスライダー22
が摺動可能に嵌合されている。貫通孔21aに嵌合され
るスライダー22の大径部の下面はインナーシム32を
介して吸気弁30のステム31の上端部と常時当接して
おり、貫通孔20aに嵌合されるスライダー22の小径
部はその上端がリフタ20の上端面から上方に突出して
いる。吸気弁30のステム31の上端部にはコッタを介
してリテーナ35が配設され、該リテーナ35と軸孔2
0aの底部のリテーナ36との間には弁スプリング37
が吸気弁30を閉じる側への付勢力を有して配設されて
いる。吸気弁30のステム31の外周には、シリンダヘ
ッド11の孔内に固設されたガイド33が嵌合されてお
り、吸気弁30のステム31はガイド33の孔内を上下
摺動するようになっている。シリンダヘッド11には、
吸気通路41が形成されており、その気筒側開口端には
吸気弁30が着座可能な着座面を備えた吸気ポートが形
成されている。
デー21の貫通孔21aには、段付状のスライダー22
が摺動可能に嵌合されている。貫通孔21aに嵌合され
るスライダー22の大径部の下面はインナーシム32を
介して吸気弁30のステム31の上端部と常時当接して
おり、貫通孔20aに嵌合されるスライダー22の小径
部はその上端がリフタ20の上端面から上方に突出して
いる。吸気弁30のステム31の上端部にはコッタを介
してリテーナ35が配設され、該リテーナ35と軸孔2
0aの底部のリテーナ36との間には弁スプリング37
が吸気弁30を閉じる側への付勢力を有して配設されて
いる。吸気弁30のステム31の外周には、シリンダヘ
ッド11の孔内に固設されたガイド33が嵌合されてお
り、吸気弁30のステム31はガイド33の孔内を上下
摺動するようになっている。シリンダヘッド11には、
吸気通路41が形成されており、その気筒側開口端には
吸気弁30が着座可能な着座面を備えた吸気ポートが形
成されている。
【0014】ボデー孔21b内には、図4に示すよう
に、ボデー孔21bの軸方向幅とほぼ同一の厚さを有す
るプレート23が摺動可能に配設されている。このプレ
ート23には、吸気弁30の軸方向に貫通する貫通孔2
3aが形成され、該貫通孔23aの内径はスライダー2
2の大径部の外径とほぼ同一とされ、該貫通孔23a内
をスライダー22の大径部が摺動可能とされている。プ
レート23は、貫通孔23aの軸心とスライダー22の
軸心が一致せず、貫通孔23aの内周面がスライダー2
2の小径部の外周面に当接する図4に実線で示す第1位
置と、ボデー孔21bの一端側のプレート23の端部に
形成されるストッパ部がリフタ20の円筒状側壁に当接
して貫通孔23aの軸心とスライダー22の軸心が一致
し、貫通孔23a内をスライダー22の大径部が摺動可
能な図4に鎖線で示す第2位置との間で移動可能とされ
ている。第1位置では、貫通孔23a内をスライダー2
2の大径部が移動不能であるため、リフタ20とスライ
ダー22とは相対移動不能でありリフタ20の図1にお
ける下方の摺動時に一体となって移動し、第2位置で
は、リフタ20とスライダー22とは相対移動可能とな
る。
に、ボデー孔21bの軸方向幅とほぼ同一の厚さを有す
るプレート23が摺動可能に配設されている。このプレ
ート23には、吸気弁30の軸方向に貫通する貫通孔2
3aが形成され、該貫通孔23aの内径はスライダー2
2の大径部の外径とほぼ同一とされ、該貫通孔23a内
をスライダー22の大径部が摺動可能とされている。プ
レート23は、貫通孔23aの軸心とスライダー22の
軸心が一致せず、貫通孔23aの内周面がスライダー2
2の小径部の外周面に当接する図4に実線で示す第1位
置と、ボデー孔21bの一端側のプレート23の端部に
形成されるストッパ部がリフタ20の円筒状側壁に当接
して貫通孔23aの軸心とスライダー22の軸心が一致
し、貫通孔23a内をスライダー22の大径部が摺動可
能な図4に鎖線で示す第2位置との間で移動可能とされ
ている。第1位置では、貫通孔23a内をスライダー2
2の大径部が移動不能であるため、リフタ20とスライ
ダー22とは相対移動不能でありリフタ20の図1にお
ける下方の摺動時に一体となって移動し、第2位置で
は、リフタ20とスライダー22とは相対移動可能とな
る。
【0015】ボデー孔21bの他端側のプレート23の
端面とリフタ20の円筒状側壁との間には油圧室25が
形成されている。該油圧室25は、上記したようにリフ
タ20の円筒状側壁に形成された連通孔20cを介して
円筒状側壁外周の環状溝20bに常時連通されている。
この環状溝20bには、オイルパン44から作動油を吸
込み吐出する油圧ポンプ42からの圧油が電磁切替弁4
3及びシリンダヘッド11に形成される通路11bを介
して供給されるようになっている。電磁切替弁43は、
内燃機関の回転数、負荷等の内燃機関のその時々の運転
状態が入力される制御装置(図示しない)に電気的に接
続され、内燃機関の運転状態に応じて制御装置からの信
号に応じて油圧ポンプ42からの圧油を油圧室25に供
給する第1切替位置と油圧室25をオイルパン44に連
通させる第2切替位置とに選択的に切替えられる。即
ち、プレート23は電磁切替弁43が第1切替位置にあ
るときに油圧室25に供給される圧油(油圧)により第
1位置から第2位置へ移動されるようになっている。
端面とリフタ20の円筒状側壁との間には油圧室25が
形成されている。該油圧室25は、上記したようにリフ
タ20の円筒状側壁に形成された連通孔20cを介して
円筒状側壁外周の環状溝20bに常時連通されている。
この環状溝20bには、オイルパン44から作動油を吸
込み吐出する油圧ポンプ42からの圧油が電磁切替弁4
3及びシリンダヘッド11に形成される通路11bを介
して供給されるようになっている。電磁切替弁43は、
内燃機関の回転数、負荷等の内燃機関のその時々の運転
状態が入力される制御装置(図示しない)に電気的に接
続され、内燃機関の運転状態に応じて制御装置からの信
号に応じて油圧ポンプ42からの圧油を油圧室25に供
給する第1切替位置と油圧室25をオイルパン44に連
通させる第2切替位置とに選択的に切替えられる。即
ち、プレート23は電磁切替弁43が第1切替位置にあ
るときに油圧室25に供給される圧油(油圧)により第
1位置から第2位置へ移動されるようになっている。
【0016】ボデー孔21bの一端側に形成される大径
孔21c内には、スプリング24が配設されており、該
スプリング24はプレート23をボデー孔21bの他端
側、即ち第1位置に向けて常時付勢している。スプリン
グ24の付勢力は、油圧室25の油圧によりプレート2
3をボデー孔21bの一端側に付勢する力よりも小さく
なるように設定されており、油圧室25に油圧が作用し
ていないときには、スプリング24の付勢力によりプレ
ート23は図1に示す第1位置に維持される。
孔21c内には、スプリング24が配設されており、該
スプリング24はプレート23をボデー孔21bの他端
側、即ち第1位置に向けて常時付勢している。スプリン
グ24の付勢力は、油圧室25の油圧によりプレート2
3をボデー孔21bの一端側に付勢する力よりも小さく
なるように設定されており、油圧室25に油圧が作用し
ていないときには、スプリング24の付勢力によりプレ
ート23は図1に示す第1位置に維持される。
【0017】リフタ20の上端面にインナーカム13に
対向して突出するスライダー22の小径部の上端の外周
面には、環状溝22aが形成されている。該環状溝22
aには、図6及び図7に示すシム50の下面にその長手
方向に平行に延在して形成される一対の係止片50aが
係止されている。シム50は、インナーカム14の半径
方向に延びる矩形形状を呈し、カムシャフト12の軸方
向の幅はインナーカムの幅+α程度とされており、カム
シャフト12及びリフタ20等をシリンダヘッド11に
組み付けた後に、クリアランス調整し係止片50aを環
状溝22aに係止してスライダー22の小径部の上端と
インナーカム14との間にカムの半径方向に挿入するこ
とにより取り付けられる。係止片50a間のシム50の
下面には、長手方向の中心に向かうに従い、その自由端
がリフタ20の上端面側に突出する一対の抜け止め用板
ばね52の固定端が固定されている。これにより、これ
ら板ばね52の一方の自由端を撓ませながらシム50が
挿入されて、両板ばね52の自由端の間にスライダー2
2の小径部の上端が位置すると、図3に示すように板ば
ね52の一方の自由端が弾性で戻り、スライダー22の
小径部の上端に両板ばね52の自由端が係合可能とされ
ることによって、シム50の長手方向の抜け出しが防止
される。また、シム50のカムシャフト12の軸方向両
側面には、夫々板ばね51の一端が固定されており、自
由端とされるこれら板ばね51の他端は図2及び図3に
示すようにシム50のカムシャフト12の軸方向両側面
に対向するアウターカム13の側面に摺接するようにな
っている。これにより、シム50とアウターカム13と
が衝接して異音が発生するのが防止される。
対向して突出するスライダー22の小径部の上端の外周
面には、環状溝22aが形成されている。該環状溝22
aには、図6及び図7に示すシム50の下面にその長手
方向に平行に延在して形成される一対の係止片50aが
係止されている。シム50は、インナーカム14の半径
方向に延びる矩形形状を呈し、カムシャフト12の軸方
向の幅はインナーカムの幅+α程度とされており、カム
シャフト12及びリフタ20等をシリンダヘッド11に
組み付けた後に、クリアランス調整し係止片50aを環
状溝22aに係止してスライダー22の小径部の上端と
インナーカム14との間にカムの半径方向に挿入するこ
とにより取り付けられる。係止片50a間のシム50の
下面には、長手方向の中心に向かうに従い、その自由端
がリフタ20の上端面側に突出する一対の抜け止め用板
ばね52の固定端が固定されている。これにより、これ
ら板ばね52の一方の自由端を撓ませながらシム50が
挿入されて、両板ばね52の自由端の間にスライダー2
2の小径部の上端が位置すると、図3に示すように板ば
ね52の一方の自由端が弾性で戻り、スライダー22の
小径部の上端に両板ばね52の自由端が係合可能とされ
ることによって、シム50の長手方向の抜け出しが防止
される。また、シム50のカムシャフト12の軸方向両
側面には、夫々板ばね51の一端が固定されており、自
由端とされるこれら板ばね51の他端は図2及び図3に
示すようにシム50のカムシャフト12の軸方向両側面
に対向するアウターカム13の側面に摺接するようにな
っている。これにより、シム50とアウターカム13と
が衝接して異音が発生するのが防止される。
【0018】以上の構成から成る本実施形態の作用を以
下、説明する。
下、説明する。
【0019】最初に、内燃機関の低回転時或いは低負荷
の場合について、即ち、吸気弁30を低リフト状態で開
閉動作させる場合について説明する。
の場合について、即ち、吸気弁30を低リフト状態で開
閉動作させる場合について説明する。
【0020】内燃機関の低回転時或いは低負荷時には、
電磁切替弁43は第1切替位置にあり、油圧ポンプ42
からの圧油が通路11bを介して油圧室25に供給され
る。このため、図4に示すように、スプリング24の付
勢力に抗してプレート23がそのストッパ部をリフタ2
0の円筒状側壁の内周面に当接し、貫通孔23aの軸心
とスライダー22の軸心が一致する第2位置に位置され
る。この第2位置においては、プレート23の貫通孔2
3a内をスライダー22の大径部が移動可能であり、リ
フタ20とスライダー22とが相対移動可能とされる。
電磁切替弁43は第1切替位置にあり、油圧ポンプ42
からの圧油が通路11bを介して油圧室25に供給され
る。このため、図4に示すように、スプリング24の付
勢力に抗してプレート23がそのストッパ部をリフタ2
0の円筒状側壁の内周面に当接し、貫通孔23aの軸心
とスライダー22の軸心が一致する第2位置に位置され
る。この第2位置においては、プレート23の貫通孔2
3a内をスライダー22の大径部が移動可能であり、リ
フタ20とスライダー22とが相対移動可能とされる。
【0021】この状態で、図9に示されるように、アウ
ターカム13及びインナーカム14の各ノーズが夫々リ
フタ20及びシム50に作用しはじめると、インナーカ
ム14のリフト量は、弁スプリング37の付勢力に抗し
て、スライダー22、吸気弁30へと伝達される。一
方、アウターカム13のリフト量は、スプリング40を
圧縮してリフタ20及びインナーボデー21をスライダ
ー22の外周上を摺動させながら押し下げていく。つま
り、アウターカム13の作用力は吸気弁30の移動には
関係せず、吸気弁30のリフト量及び開閉タイミングは
インナーカム14のノーズによって決定される。そし
て、アウターカム13及びインナーカム14のリフト量
が減少するにつれて、弁スプリング37及びスプリング
40の付勢力によって、スライダー22及びリフタ20
が夫々押し上げられていき、図1に示す閉弁状態に戻
る。
ターカム13及びインナーカム14の各ノーズが夫々リ
フタ20及びシム50に作用しはじめると、インナーカ
ム14のリフト量は、弁スプリング37の付勢力に抗し
て、スライダー22、吸気弁30へと伝達される。一
方、アウターカム13のリフト量は、スプリング40を
圧縮してリフタ20及びインナーボデー21をスライダ
ー22の外周上を摺動させながら押し下げていく。つま
り、アウターカム13の作用力は吸気弁30の移動には
関係せず、吸気弁30のリフト量及び開閉タイミングは
インナーカム14のノーズによって決定される。そし
て、アウターカム13及びインナーカム14のリフト量
が減少するにつれて、弁スプリング37及びスプリング
40の付勢力によって、スライダー22及びリフタ20
が夫々押し上げられていき、図1に示す閉弁状態に戻
る。
【0022】内燃機関の回転数が高回転になると、又は
内燃機関が高負荷になると、図示しない制御装置からの
信号によって、電磁切替弁43が第2切替位置に切替え
られ、油圧室25がオイルパン44に連通される。これ
により、スプリング24によってプレート23は図4に
示す第1位置に移動され、貫通孔23aの軸心がスライ
ダー22の軸心と不一致となり、貫通孔23aの内周面
がスライダー22の小径部の外周面に当接する。これに
より、リフタ20とスライダー22との相対移動が阻止
される。
内燃機関が高負荷になると、図示しない制御装置からの
信号によって、電磁切替弁43が第2切替位置に切替え
られ、油圧室25がオイルパン44に連通される。これ
により、スプリング24によってプレート23は図4に
示す第1位置に移動され、貫通孔23aの軸心がスライ
ダー22の軸心と不一致となり、貫通孔23aの内周面
がスライダー22の小径部の外周面に当接する。これに
より、リフタ20とスライダー22との相対移動が阻止
される。
【0023】この状態で、図8に示すように、アウター
カム13及びインナーカム14の各ノーズが夫々リフタ
20及びシム50に作用しはじめると、アウターカム1
3のリフト量は、スプリング40及び弁スプリング37
の付勢力に抗して、リフタ20、プレート23、スライ
ダー22、そして吸気弁30へと伝達される。一方、イ
ンナーカム14のノーズはアウターカム13のノーズよ
りも小さく設定されているので、インナーカム14のリ
フト量はアウターカム13のリフト量より小さく、イン
ナーカム14は、アウターカム13によってスライダー
22と共に押し下げられていくシム50の上端面から次
第に離間していく。つまり、インナーカム14の作用力
は吸気弁30の移動には関係せず、吸気弁30のリフト
量及び開閉タイミングはアウターカム13のノーズによ
って決定される。そして、アウターカム13及びインナ
ーカム14のリフト量が減少するにつれて、弁スプリン
グ37及びスプリング40の付勢力によって、スライダ
ー22及びリフタ20が夫々押し上げられていき、図1
に示す閉弁状態に戻る。
カム13及びインナーカム14の各ノーズが夫々リフタ
20及びシム50に作用しはじめると、アウターカム1
3のリフト量は、スプリング40及び弁スプリング37
の付勢力に抗して、リフタ20、プレート23、スライ
ダー22、そして吸気弁30へと伝達される。一方、イ
ンナーカム14のノーズはアウターカム13のノーズよ
りも小さく設定されているので、インナーカム14のリ
フト量はアウターカム13のリフト量より小さく、イン
ナーカム14は、アウターカム13によってスライダー
22と共に押し下げられていくシム50の上端面から次
第に離間していく。つまり、インナーカム14の作用力
は吸気弁30の移動には関係せず、吸気弁30のリフト
量及び開閉タイミングはアウターカム13のノーズによ
って決定される。そして、アウターカム13及びインナ
ーカム14のリフト量が減少するにつれて、弁スプリン
グ37及びスプリング40の付勢力によって、スライダ
ー22及びリフタ20が夫々押し上げられていき、図1
に示す閉弁状態に戻る。
【0024】このようにして、制御装置からの信号に応
じて、可変動弁装置10の動作状態を低リフト状態と高
リフト状態とに切換えることができるが、本実施形態に
よれば、スライダー22を矩形形状シム50を介してイ
ンナーカム14により移動させる構成としたことによっ
て、低リフト状態と高リフト状態における夫々のリフト
量を十分な大きさに確保することができる。即ち、スラ
イダー22の小径部の上端をリフタ20の貫通孔20a
より突出させ、該上端にインナーカム14に摺接するシ
ム50を取り付けたことにより、図5に示すように、イ
ンナーカム14の当たり面(LOカム当たり面)のカム
シャフト軸方向に直交する方向の長さを長く確保しつ
つ、アウターカム13の当たり面(HIカム当たり面)
をリフタ20のより中心側に位置させることができ、よ
ってアウターカム13の当たり面(HIカム当たり面)
のカムシャフト軸方向に直交する方向の長さを長く確保
することができる。これら当たり面の長さはリフト量に
比例するので、インナーカム14の当たり面(LOカム
当たり面)及びアウターカム13の当たり面(HIカム
当たり面)の各長さを長く確保することにより、低リフ
ト状態と高リフト状態における夫々のリフト量を十分な
大きさに確保される。従って、従来のように、高リフト
状態におけるリフト量を確保するためにリフタ20の外
径を大きくする必要もなくなるため、リフタ20の小型
化をも図ることができ、シリンダヘッドの設計自由度を
高くすることができる。
じて、可変動弁装置10の動作状態を低リフト状態と高
リフト状態とに切換えることができるが、本実施形態に
よれば、スライダー22を矩形形状シム50を介してイ
ンナーカム14により移動させる構成としたことによっ
て、低リフト状態と高リフト状態における夫々のリフト
量を十分な大きさに確保することができる。即ち、スラ
イダー22の小径部の上端をリフタ20の貫通孔20a
より突出させ、該上端にインナーカム14に摺接するシ
ム50を取り付けたことにより、図5に示すように、イ
ンナーカム14の当たり面(LOカム当たり面)のカム
シャフト軸方向に直交する方向の長さを長く確保しつ
つ、アウターカム13の当たり面(HIカム当たり面)
をリフタ20のより中心側に位置させることができ、よ
ってアウターカム13の当たり面(HIカム当たり面)
のカムシャフト軸方向に直交する方向の長さを長く確保
することができる。これら当たり面の長さはリフト量に
比例するので、インナーカム14の当たり面(LOカム
当たり面)及びアウターカム13の当たり面(HIカム
当たり面)の各長さを長く確保することにより、低リフ
ト状態と高リフト状態における夫々のリフト量を十分な
大きさに確保される。従って、従来のように、高リフト
状態におけるリフト量を確保するためにリフタ20の外
径を大きくする必要もなくなるため、リフタ20の小型
化をも図ることができ、シリンダヘッドの設計自由度を
高くすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、スライダ
ー上端に取り付けられる係合部材をインナーカムと摺接
するようにしたことにより、スライダー上端の外径を大
きくすることなく、インナーカム当たり面(LOカム当
たり面)のカム半径方向の長さを大きく確保することが
可能となり、そのため、リフタ上面のアウターカム当た
り面(HIカム当たり面)をリフタ中心側に位置させる
ことができて、アウターカム当たり面のカム半径方向の
長さを同時に確保することができる。よって、リフタ外
径を大きくすることなく、インナーカム当たり面(LO
カム当たり面)及びアウターカム当たり面(HIカム当
たり面)のカム半径方向の長さに夫々比例する低リフト
状態と高リフト状態における各リフト量を十分な大きさ
に確保でき、アウターカム及びインナーカムによる各リ
フト量の設定の自由度を高くすることが可能となる。
ー上端に取り付けられる係合部材をインナーカムと摺接
するようにしたことにより、スライダー上端の外径を大
きくすることなく、インナーカム当たり面(LOカム当
たり面)のカム半径方向の長さを大きく確保することが
可能となり、そのため、リフタ上面のアウターカム当た
り面(HIカム当たり面)をリフタ中心側に位置させる
ことができて、アウターカム当たり面のカム半径方向の
長さを同時に確保することができる。よって、リフタ外
径を大きくすることなく、インナーカム当たり面(LO
カム当たり面)及びアウターカム当たり面(HIカム当
たり面)のカム半径方向の長さに夫々比例する低リフト
状態と高リフト状態における各リフト量を十分な大きさ
に確保でき、アウターカム及びインナーカムによる各リ
フト量の設定の自由度を高くすることが可能となる。
【図1】本発明に従った内燃機関の動弁装置の一実施形
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】図2のカムシャフトを横断面とした断面図であ
る。
る。
【図4】図1の実施形態におけるプレートとスライダー
の関係を示す断面図である。
の関係を示す断面図である。
【図5】図1の実施形態におけるリフタの上面図であ
る。
る。
【図6】図1の実施形態におけるシムの斜視図である。
【図7】図1の実施形態におけるシムの斜視図である。
【図8】図1の実施形態におけるアウターカムによるリ
フト状態を示す断面図である。
フト状態を示す断面図である。
【図9】図1の実施形態におけるインナーカムによるリ
フト状態を示す断面図である。
フト状態を示す断面図である。
【図10】従来の装置のリフタの上面図である。
10 可変動弁装置 11 シリンダヘッド 12 カムシャフト 13 アウターカム 14 インナーカム 20 リフタ 20a 貫通孔 22 スライダー 22a 環状溝 23 プレート(相対移動規制手段) 24 スプリング(相対移動規制手段) 30 吸気弁 37 弁スプリング 40 スプリング 42 油圧ポンプ(相対移動規制手段) 43 電磁切替弁(相対移動規制手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 内燃機関のシリンダヘッド上に回転可能
に配設され、一対のアウターカム及び両アウターカム間
に位置され、前記アウターカムのベース円及びノーズよ
り小さなベース円及びノーズを有するインナーカムを備
えるカムシャフトと、前記シリンダヘッドに形成された
軸孔内に配設されると共に前記アウターカムと当接する
ように付勢され、前記アウターカムにより前記軸孔内を
摺動されるリフタと、該リフタの中央に軸方向に形成さ
れた貫通孔内に摺動可能に配設され、その下端が吸排気
弁の上端面と常時当接し、その上端が前記インナーカム
に対向して前記リフタの上端面に突出されるスライダー
と、前記一対のアウターカムの間にて前記インナーカム
の径方向に延びる形状を呈して、前記インナーカムに当
接可能なように前記スライダーの上端に取り付けられ、
前記スライダーを前記インナーカムにより摺動させる係
合部材と、前記リフタと前記スライダーとの相対移動を
規制可能とする相対移動規制手段とから成る内燃機関の
可変動弁装置。 - 【請求項2】 前記スライダーの上端外周に環状溝が形
成され、該環状溝には前記係合部材の下面に前記インナ
ーカムの径方向に延在して形成される係止片が係止され
ることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の可変動
弁装置。 - 【請求項3】 前記カムシャフトの軸方向における前記
係合部材の両側面に、前記一対のアウターカムの互いに
対向する側面に常時摺接する摺動部材が設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の可変動弁
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28725097A JPH11117721A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 内燃機関の可変動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28725097A JPH11117721A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 内燃機関の可変動弁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11117721A true JPH11117721A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17714974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28725097A Pending JPH11117721A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 内燃機関の可変動弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11117721A (ja) |
-
1997
- 1997-10-20 JP JP28725097A patent/JPH11117721A/ja active Pending
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