JPH11117778A - 車両用エンジンの制御装置 - Google Patents

車両用エンジンの制御装置

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JPH11117778A
JPH11117778A JP9280303A JP28030397A JPH11117778A JP H11117778 A JPH11117778 A JP H11117778A JP 9280303 A JP9280303 A JP 9280303A JP 28030397 A JP28030397 A JP 28030397A JP H11117778 A JPH11117778 A JP H11117778A
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JP
Japan
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vehicle
engine
valve
deceleration
intake
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Application number
JP9280303A
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English (en)
Inventor
Masaaki Ogami
正明 大神
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
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    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の減速時における制動距離の短縮化、及
びドライバビリティの向上を図ることができる車両用エ
ンジンの制御装置を得ること。 【解決手段】 車両の走行時における減速動作を検知
し、車両の減速状況を検出する減速状況検出手段と、エ
ンジン動作状態を検出するエンジン動作状態検出手段
と、検出した減速状況とエンジン動作状態に応じて吸・
排気弁の少なくとも一方の開弁期間を短縮するバルブ制
御手段を設ける。したがって、車両の減速状態に応じて
エンジンの制動力を調整することができ、車両のスムー
ズな減速を得ることができる。これにより、制動距離の
短縮化及びドライバビリティの向上を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用エンジンの
制御装置、特に、車両用エンジンの吸・排気弁を電気的
に自動開閉制御する電磁式吸・排気弁制御システムを有
する車両用エンジンの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭55−87835号公報には、内
燃機関の運転状態に応じて吸・排気弁の開閉タイミング
及びバルブリフト量を変更可能な3次元の立体カムを用
いて、機関減速時に吸・排気弁の動作を制限又は停止す
ることにより吸・排気弁を全閉状態として、エンジンブ
レーキの効果により減速を向上させる旨の記載がなされ
ている。
【0003】特開平2−5718号公報には、多気筒内
燃機関において、エンジンブレーキ時に吸・排気弁の動
作を停止して閉状態とすることにより、より強力なエン
ジンブレーキ作用を発生させる旨の記載がなされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術を車両に適用した場合には、エンジン動作状態
や車両速度にかかわらず、減速時に吸・排気弁を全閉状
態に制御するので、アクセルペダルを戻した場合や、ブ
レーキをかけた場合等の車両が減速状態に入ったときに
は急制動がかかり、アクセルペダルを踏み込んで加速状
態に入ったときには急加速がかかることとなる。
【0005】したがって、加速と減速を繰り返す運転状
態では、ギクシャクした走行となり、不快感を車両の操
作者に与えることとなり、ドライバビリティに欠けてい
た。
【0006】本発明は、上記課題を鑑みてなされたもの
であり、その目的は車両の減速時における制動距離の短
縮化、及びドライバビリティの向上を図ることができる
車両用エンジンの制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来からのカ
ムシャフト等からなる動弁機構に代えて、吸・排気弁の
開閉制御を電磁手段を用いたアクチュエータにより行う
システムを前提としている。すなわち、この電磁式アク
チュエータを用いた吸・排気弁が、開閉時期を自由に設
定することができることに着目したものである。
【0008】従来のカムシャフト等を用いた動弁機構で
は、吸・排気弁の開閉動作はエンジンのクランクシャフ
トと連動しており、その開閉時期はエンジンのピストン
の位置に対して常に一定であり、自由に設定することが
できなかった。また、近年、運転条件によってカムシャ
フトの位相をずらして開閉時期を変更したり、リフト量
を変更可能な可変式動弁機構が開発されているが、その
開閉時期の変更は構造上制限があり、しかもクランクシ
ャフトと連動させずに動作させて運転サイクルを変更す
ることは不可能であった。
【0009】しかし、電磁式アクチュエータを用いて吸
・排気弁を駆動することにより開閉時期を任意に設定す
ることが容易に可能となった。そこで、本発明では、エ
ンジンの動作状態等に適合させて任意に吸・排気弁の開
閉時期を設定できる電磁式アクチュエータを用いること
としたものである。
【0010】本発明の請求項1〜3にかかる車両用エン
ジンの制御装置は、走行中の車両を減速させるための減
速動作を検知したときに、ブレーキペダルの踏込量若し
くはアクセルペダルの戻し量等により車両の減速状況を
検出する減速状況検出手段と、エンジン回転数等により
エンジン動作状態を検出するエンジン動作状態検出手段
と、減速動作の検知時における減速状況とエンジン動作
状態に応じて吸・排気弁の少なくとも一方の開弁期間を
通常の開弁期間よりも短縮する制御を行うバルブ制御手
段とを有する。そして、車両が減速動作状態となった場
合に、減速状況とエンジン動作状態に応じて開弁期間の
短縮制御が行われる。
【0011】したがって、エンジンの吸排気量は、車両
の減速状況とエンジン動作状態に応じて減少され、車両
にはエンジンによる制動、すなわち、いわゆるエンジン
ブレーキが減速状況及びエンジン動作状態を加味してか
けられることとなる。これにより、車両をスムーズに減
速させることができ、ドライバビリティの向上を図るこ
とができる。また、操作者の操作するブレーキと相俟っ
て、制動力を適切に増大することができ、制動距離の短
縮化を図ることができる。
【0012】請求項4にかかる車両用エンジンの制御装
置は、バルブ制御手段は、減速状況を検出した際に、エ
ンジンの吸気行程における吸気弁の開弁期間を減速状況
とエンジン動作状態に応じて短縮し、かつ吸気弁の開弁
時期を吸気行程の開始直後とするように制御する。
【0013】また、請求項5にかかる車両用エンジンの
制御装置は、バルブ制御手段は、減速状況を検出した際
に、エンジンの排気行程における排気弁の開弁期間を減
速状況とエンジン動作状態に応じて短縮し、かつ排気弁
の開弁時期を排気行程の終了直前とするように制御す
る。
【0014】これにより、減速時のエンジンの燃料気
化、燃焼を最大限に促進し、また、排気行程中の圧縮し
ている期間を長くしエンジンブレーキが最も利く状態と
することができる。したがって、減速状態時におけるエ
ンジンブレーキを効率良く効かすことができ、車両のス
ムーズな減速を実現することができ、ドライバビリティ
の向上を図ることができる。
【0015】請求項6にかかる車両用エンジンの制御装
置は、バルブ制御手段は、開弁期間を減速動作状態に入
ってからの時間の経過に応じて徐々に短縮するように制
御する。これにより、エンジンブレーキによる制動力
は、制御開始時は小さく、制御時間の増加とともに徐々
に大きくなる。したがって、初期の制動力を小さくする
ことができ、減速によるショックを小さくすることがで
きる。
【0016】請求項7にかかる車両用エンジンの制御装
置は、車両はオートマチックミッションを有し、そのオ
ートマチックミッションはエンジンの出力軸とミッショ
ンの入力軸とを所定条件下において直結又は解除するロ
ックアップ機構を具備する。
【0017】そして、減速動作を検知した際に、吸・排
気弁の開閉制御とともに、ロックアップ機構を直結状態
に制御する。したがって、エンジンブレーキによる制動
力を駆動輪を介して路面に直接的に伝達することがで
き、制動距離を短縮することができる。
【0018】請求項8にかかる車両用エンジンの制御装
置は、車両は2輪駆動と4輪駆動の2種類の駆動方式を
有し、その駆動方式を運転状態に応じて自動的に切り替
える自動切替機構を有する。そして、減速動作を検知し
た際に、吸・排気弁の開閉制御とともに、自動切替機構
は駆動方式を4輪駆動方式に強制的に切り替える。
【0019】したがって、エンジンブレーキによる制動
力をより4つの駆動輪に分散することができるので、制
動力をバランス良く路面に伝達することができる。これ
により、タイヤのスリップ等を低減することができるの
で、より強い制動力で車両の制動距離を短縮することが
できる。
【0020】請求項9にかかる車両用エンジンの制御装
置は、車両の走行状態における前方を監視する前方監視
機構と、前方監視機構により前方の危険要素の有無を判
定する危険要素判定手段と、危険要素判定手段により危
険要素があると判定した際にその危険要素までの距離及
び車両の運転状態とを検出する車両状況検出手段と、そ
の検出した車両状況に応じて吸・排気弁の少なくとも一
方の開弁期間を短縮する制御を行うバルブ制御手段とを
有する。
【0021】したがって、前方監視機構により危険要素
を検知した際に、車両状況に応じて開弁期間の短縮制御
が行われるため、制動が極めて早くかつ安全に行われ、
衝突を回避し、安全に停車することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係
る車両用エンジンの制御装置が適用される自動車のエン
ジン、例えば水平対向型エンジンの概略全体構成図であ
る。図示のように、エンジン本体10は、複数の気筒1
1から成るシリンダ部12と複数の燃焼室32を具備す
るシリンダヘッド部14とにより構成されており、各燃
焼室32は吸気通路16及び排気通路18と各々連通し
ている。
【0023】吸気通路16には、その上流側から順に、
吸気チャンバ20、空気中の塵埃を除去するエアクリー
ナ22、アクセルペダル(図示せず)の踏み込み量に応
じて吸入空気量Qを制御するスロットルバルブ26が設
けられている。
【0024】そして、吸気通路16の下流側は、インテ
ークマニホールド17に接続されている。インテークマ
ニホールド17は、サージタンク13から分岐して各気
筒11と接続しており、各気筒11に各々設けられた吸
気ポート30を介して燃焼室32と連通している。ま
た、インテークマニホールド17には、インジェクタ2
8が設けられており、吸気ポート30に向けて燃料噴射
を行う。
【0025】一方、排気通路18の上流側はエキゾース
トパイプ38を有しており、各気筒11の排気ポート4
0を介して燃焼室32と連通している。排気通路18の
下流側は車体後部(図示せず)に取付けられたマフラ3
6に接続される。また、エキゾーストパイプ38の下流
側には三元触媒等の触媒39が介装され、触媒39の上
流側には排気ガス中の酸素濃度を検出することにより空
燃比を検出するO2センサ55が設けられている。
【0026】そして、吸気ポート30には吸気弁34が
所定のタイミングで開閉可能に設けられ、排気ポート4
0には排気弁42が所定のタイミングで開閉可能に設け
られている。吸気弁34及び排気弁42は、燃焼室32
に対して突出する方向に移動することにより開弁し、戻
す方向に移動することにより閉弁し、燃焼室32と吸気
ポート30又は排気ポート40との間を連通又は遮断す
る。
【0027】シリンダヘッド部14には、吸気弁34及
び排気弁42毎にそれぞれ電磁式のアクチュエータ44
が設けられている。アクチュエータ44は、電気的にO
N・OFF動作を行うソレノイド方式のものであり、動
弁駆動部45からの通電により吸気弁34及び排気弁4
2を開閉駆動するものである。
【0028】また、エンジン動作状態を検出するセンサ
として、吸気通路16にはエンジン10に吸入される吸
入空気量Qを検出するエアフローメータ24と、スロッ
トルバルブ26のスロットル開度θを検出するスロット
ル開度センサ54が設けられ、シリンダ部12には、ピ
ストン46の位置(クランク回転角度位置)及びエンジ
ン回転数Neを検出するクランク角センサ50、及びエ
ンジン10の冷却水温を検出する水温センサ52が設け
られている。
【0029】更に、図示していないアクセルペダルのア
クセル戻し量θbを検出するアクセルセンサ51、図示
していないブレーキペダルのブレーキ踏込量Sbを検出
するブレーキストロークセンサ53、及び、図示してい
ない車両の走行速度を検出する車速センサ57が設けら
れている。そして、これら各センサからの検出信号を入
力し、各制御手段に制御信号を出力して、エンジン動作
を制御する電子制御装置(以下、単に「ECU」とい
う)56が設けられている。
【0030】図2は、図1に示したECU56の内部構
成を示す構成説明図である。図示のように、ECU56
は、各センサからの検出信号を入力する入力インタフェ
ース56a、各制御手段への制御信号を出力する出力イ
ンタフェース56b、主演算装置としてのCPU56
c、制御プログラムや予め設定された固定データが記憶
されているROM56d、各センサ類からの信号を処理
した後のデータやCPU56cで演算処理したデータが
格納されるRAM56e、さらに学習データなどを格納
するバックアップRAM56f、タイマ56g等をバス
ライン56hで相互に接続してなるマイクロコンピュー
タシステムとして構成されている。
【0031】図3は、図1に示した排気弁42と、それ
を駆動するアクチュエータ44の内部構造を機能的に示
した概略構造説明図である。なお、吸気弁34も同様の
構造であることからその詳細な説明を省略する。図示の
ように、シリンダヘッド部14に上下方向に移動可能に
設けられた排気弁42は、弁部42a及びバルブステム
部42bより構成されている。
【0032】弁部42aは、排気弁42が上方に引き上
げられた際にシリンダヘッド部14に開口する排気ポー
ト40の開口部周縁40aに設けられたバルブシート部
61と密着可能な形状に形成されている。そして、バル
ブステム部42bの頭頂部には磁性材料からなる可動子
64が連結されている。この可動子64は、シリンダヘ
ッド部14の上部に設けられたアクチュエータ44のケ
ーシング62内に納められている。
【0033】ケーシング62内には、可動子64を上下
方向より挟み、かつその間で可動子64が上下方向に移
動可能な位置に開弁用コイル66と閉弁用コイル68が
設けられている。そして、開弁用コイル66の内方でか
つバルブステム部42bの外周には常に排気弁42を閉
弁方向(図中、上方向)に付勢する閉弁用スプリング7
0が設けられている。
【0034】また、可動子64を挟んで反対側の閉弁用
コイル68の内方には逆に排気弁42を開弁方向(図
中、下方向)に付勢する開弁用スプリング72が設けら
れている。尚、図3は、排気弁42の開弁状態を示して
おり、開弁用コイル66に通電がなされ、可動子64が
吸着されている。
【0035】次に、本発明の第1の実施の形態につい
て、以下に説明する。図4は、第1の実施の形態の制御
系に係る制御ブロック図である。図示のように、本実施
の形態における制御ブロックは、減速状況検出部80、
エンジン動作状態検出部81、バルブ制御部82、アク
チュエータ駆動部83とにより構成される。
【0036】減速状況検出部80は、アクセルセンサ5
1及びブレーキストロークセンサ53により構成されて
いる。アクセルセンサ51はアクセルペダルの戻し量θ
bを検出し、ブレーキストロークセンサ53はブレーキ
ペダルの踏込量Sbを検出する。したがって、戻し量θ
b若しくは踏込量Sbの増加により車両の減速動作を検
知し、車両の減速状況を検出してバルブ制御部82に出
力する。
【0037】エンジン動作状態検出部81は、クランク
角センサ50、エアフローメータ24、スロットル開度
センサ54により構成されており、エンジン回転数N
e、エンジンの吸入、圧縮、爆発、排気の各行程、吸入
空気量Q、スロットル開度θを検出してバルブ制御部8
2に出力する。
【0038】バルブ制御部82は、減速状況検出部80
より減速動作を検知した際にアクセルペダルの戻し量θ
b若しくはブレーキペダルの踏込量Sbと、エンジン動
作状態検出部81にて検出したエンジン回転数Neとに
基づいてパルス信号のパルス幅を算出し、動弁駆動部4
5に出力する。動弁駆動部45は、入力したパルス幅に
基づいてアクチュエータ44に通電を行い、吸気弁34
と排気弁42の弁開閉動作を行う。
【0039】次に、上記構成を有する車両用エンジンの
制御装置の動作及び作用効果について図5を用いて説明
する。図5は、本実施の形態における開閉制御方法を示
すフローチャートである。まず最初に、S101にて、
ブレーキストロークセンサ53によりブレーキ踏込量S
bを検出し、アクセルセンサ51によりアクセル戻し量
θbを検出する。ここでは、車両の減速動作が検知され
る。
【0040】次に、S102にて、クランク角センサ5
0によりエンジン回転数Neが検出され、エンジン動作
状態が検出される。そして、S103において、ブレー
キ踏込量Sbとエンジン回転数NeがECU56のRO
M56d内に予め設定されている設定値以上であるか否
かの判断がなされる。
【0041】ここでは、吸気弁34及び排気弁42の開
閉制御を通常の車両走行時における開弁タイミング及び
期間により行うのか(以下、単に通常モードという)、
若しくは減速時における開弁タイミング及び期間により
行うのか(以下、単に減速モードという)が判断され
る。
【0042】ここで、エンジン回転数Neとブレーキ踏
込量Sbとが設定値を以上である(YES)場合は、吸
・排気弁の減速モードによる開閉制御を行うべく、S1
04へ移行する。また、設定値を超えていない(NO)
場合には、吸・排気弁の通常モードによる開閉制御を行
うべくS105へ移行する。
【0043】図6は、上述の車両用エンジンの制御装置
による吸気弁34及び排気弁42の作動状況をエンジン
の各行程毎に示した説明図である。図中(a)は、S1
05における通常モードの開閉制御による吸気弁34と
排気弁42の作動状態を示し、図中(b)は、S104
の減速モードによる開閉制御によって駆動される吸気弁
32と排気弁42の作動状態を示している。
【0044】図中(a)に示したように、通常時におい
て、吸気弁34及び排気弁42は、予め設定されている
一定の開弁期間tin、texにより開閉制御されている。
そして、図中(b)に示したように、減速動作時におい
て吸気弁34と排気弁42は、一定の開弁期間tin、t
exよりも短縮された開弁期間tiin 、tiex によって開
閉する。また、減速動作時には、吸気弁34は吸気行程
の開始直後に開弁し、排気弁42は排気行程の終了直前
に開弁するように開閉制御される。
【0045】尚、吸気行程及び排気行程における所定の
開弁期間は、ECU56のROM56d内に開弁期間t
iin、tiexに応じて予め設定されているデータマ
ップを参照することにより設定される。
【0046】したがって、エンジンの吸排気量はブレー
キの踏込量Sbとエンジン回転数Neとに応じて減少さ
れることから、エンジンブレーキによる車両の制動力を
調整することができる。また、エンジンの各行程におい
て上述のような開弁タイミングで開弁制御されることに
より、減速時における燃料気化、燃焼を最大限に促進
し、また、排気行程中の圧縮している期間を長くしエン
ジンブレーキが最も利く状態とすることができる。
【0047】これにより、減速時にドライバの意志に応
じた車両のスムーズな減速を実現することができ、ドラ
イバビリティの向上を図ることができる。
【0048】以下に、減速動作時に短縮される開弁時間
iin 、tiex の算出方法について説明する。図5のフ
ローチャートに基づいた吸・排気弁の開閉制御により、
吸気弁34及び排気弁42は、通常時の開弁期間tin
exを減速動作の検知時におけるブレーキ踏込量Sbと
エンジン回転数Neに基づいて算出された減速動作時の
開弁期間tiin 、tiex に短縮することにより開閉制御
される。
【0049】吸気弁34の開弁時間tiin は、バルブ制
御部82からアクチュエータ駆動部83に出力されるパ
ルス信号のパルス幅Pwiによって設定され、排気弁4
2の開弁時間tiex は、パルス幅Pweによって設定さ
れる。そして、パルス幅Pwi、Pweは、以下の
(1)、(2)式により算出される。
【0050】 Pwi=G(1−Kb1)/Kb2………(1) Pwe=H×G(1−Kb1)/Kb2……(2) (但し、0<H<1) ここで、Gは係数であり、Hは排気弁42専用の係数で
ある。また、Kb1は、ブレーキ踏込量Sbに対応して
設定されるパルス幅係数であり、Kb2は、エンジン回
転数Neに対応して設定されるパルス幅係数である。図
7は、ブレーキ踏込量Sbとパルス幅係数Kb1の関係
を示した説明図、図8は、エンジン回転数Neとパルス
幅係数Kb2の関係を示した説明図である。
【0051】したがって、図7及び図8に示されるよう
に、ブレーキ踏込量Sbが大きく、かつエンジン回転数
Neが高回転である場合、例えば、高速運転中に前方に
障害物を発見して、車両の操作者が急ブレーキをかけた
場合には、アクチュエータ駆動部45に出力されるパル
ス幅Pwi、Pweは上記(1)、(2)式により通常
時のパルス幅よりも大幅に小さく設定され、吸気弁34
及び排気弁42は、大幅に短縮設定された開弁期間t
iin 、tiex により開閉動作を行う。
【0052】これにより、エンジンの吸排気量は大幅に
減少され、車両には、エンジンブレーキにより強い制動
力がかけられた状態となる。したがって、車両の制動力
を増大させ、かつ操作者のブレーキ操作の意志に応じ
て、車両を減速又は停止することができ、安全性を向上
することができる。
【0053】また、ブレーキ踏込量Sbが小さく、かつ
エンジン回転数Neが低い場合、例えば、高速道路を一
定速度によりクルージング状態で走行中に、前方を走る
車両と接近しすぎたと操作者が判断して、アクセルペダ
ルを戻してブレーキを軽く踏み込んだ場合には、アクチ
ュエータ駆動部45に出力されるパルス幅Pwi、Pw
eは上記(1)、(2)式により通常時のパルス幅より
も僅かに小さいパルス幅に設定される。したがって、吸
気弁34及び排気弁42は僅かに短縮された開弁期間t
iin 、tiex により開閉動作を行う。
【0054】これにより、エンジンの吸排気量はわずか
に減少され、車両にはエンジンブレーキにより弱い制動
力がかけられた状態となり、車両は操作者のブレーキ操
作の意志に応じて僅かに減速する。したがって、減速時
にドライバの意志に応じたスムーズな減速を実現するこ
とができ、ドライバビリティの向上を図ることができ
る。
【0055】以上の制御を行った後に、図5のフローを
抜ける(リターン)。尚、減速動作が解除された場合、
すなわち、ブレーキペダルの踏込を中止して完全に開放
した場合やアクセルペダルを踏み込んだ場合には、本ル
ーチンは、即座にキャンセルされ、通常時の開弁期間に
よる開閉制御がなされる。また、エンジン回転数Neが
一定値以下に低下した場合にも、本ルーチンは自動的に
キャンセルされ、中止する。
【0056】尚、本実施の形態は、上記構成に限定され
るものではなく、例えばパルス幅Pwi、Pweの設定
に際して、ブレーキ踏込量Sbの代わりにアクセル戻し
量θbを用いても同様の動作及び作用効果を得ることが
できる。また、開弁期間tiin 、tiex を、アクセル戻
し量θbとエンジン回転数Neとに基づいて算出しても
同様である。
【0057】次に、第2の実施の形態について以下に説
明する。本実施の形態において特徴的なことは、上述の
開弁期間の短縮制御を、減速動作を検知してからの時間
の経過とともに行うことである。
【0058】すなわち、第1の実施の形態は、減速動作
を検知した際には、直ちにその検知時におけるブレーキ
の踏込量Sb及びエンジン回転数Neによってパルス幅
Pwi、Pweを算出し、これらパルス幅によって設定
された開弁期間tiin 、tiex によって減速動作が解除
されるまで減速モードによる開閉制御が行われるが、本
実施の形態は、通常時の開弁期間tin、texを減速動作
を検知してからの経過時間Tgに応じてを徐々に短縮す
るように制御するものである。
【0059】これにより、減速時の初期段階における制
動力を小さくして開弁期間の短縮制御による減速ショッ
クを排除して車両のスムーズな制動を可能とし、操作者
の意志と減速状態の違和感を排除することができる。
【0060】以下に、本実施の形態における吸気弁34
及び排気弁42の開弁期間tiin 、tiex の設定方法に
ついて説明する。パルス幅Pwii、Pwixは、以下
の(3)〜(5)式により算出される。
【0061】 Pwii=D×G(1−Kb1)/Kb2……………(3) Pwix=D×H×G(1−Kb1)/Kb2………(4) D=exp(−Tg/B)………………………(5) ここで、Dは、開弁時間係数であり、Bは、減速要求レ
ベルパラメータである。減速要求レベルパラメータB
は、例えば、ブレーキペダルを踏み込む力、ブレーキ踏
み込み速度、若しくはアクセルペダルを踏み込むアクセ
ル開度速度から求めることができる。また、開弁時間係
数Dは、減速要求レベルパラメータBと経過時間Tgと
の関数により算出される。図9は、開弁時間係数Dと経
過時間Tgとの関係を示した特性図である。
【0062】したがって、経過時間Tgが短い場合は、
図9に示したように開弁時間係数Dは大きい値を採るこ
とにより、パルス幅Pwii、Pwixは上記(3)、
(4)式により小さい値が設定され、吸気弁34及び排
気弁42は通常時よりも僅かに短縮設定された開弁期間
iin 、tiex により開閉動作を行う。
【0063】したがって、エンジンの吸排気量はわずか
に減少され、車両には、エンジンブレーキにより弱い制
動力がかけられた状態となる。そして、経過時間Tgが
長くなると開弁時間係数Dは小さい値を採ることによ
り、パルス幅Pwii、Pwixは上記(3)、(4)
式により大きい値が設定され、吸気弁34及び排気弁4
2は通常時よりも大幅に短縮設定された開弁期間t
iin 、tiex により開閉動作を行う。
【0064】したがって、減速動作状態の時間が長くな
る程、エンジンの吸排気量は大幅に減少され、車両に
は、エンジンブレーキにより強い制動力がかけられた状
態となる。これにより、減速時における初期の制動力を
小さくし、時間経過に応じて制動力を徐々に増大させ、
開弁期間の短縮制御による初期のショックを排除するこ
とができ、スムーズかつ安全に車両を減速することがで
き、制動距離を短くすることができる。
【0065】次に、第3の実施の形態について以下に説
明する。本実施の形態において特徴的なことは、第2の
実施の形態における制御装置を具備する車両が、駆動装
置としてオートマチックトランスミッション(以下、単
に「AT」という)を具備し、ATを減速モードによる
開閉制御と同時にエンジン10の出力軸とATの入力軸
とを直結状態(ロックアップ状態)に制御することであ
る。
【0066】以下に、本実施の形態における装置の構成
及び作用効果について説明する。尚、第1及び第2の実
施の形態と同様の構成要素には、同一の符号を付するこ
とでその詳細な説明を省略する。
【0067】図10は、第3の実施の形態の制御系に係
る制御ブロック図である。図示のように、本実施の形態
では、第1及び第2の実施の形態に加えて、ロックアッ
プ指示部85と、AT制御ユニット86と、ロックアッ
プソレノイド87を有する。
【0068】AT制御ユニット86は、エンジンの出力
軸とATの入力軸とを直結・解除可能な機構(以下、単
にロックアップ機構という)を具備するAT(図示せ
ず)を制御し、ロックアップ指示部85はAT制御ユニ
ット86にロックアップ機構を作動させるロックアップ
指示信号を出力する。また、ロックアップソレノイド8
7は、AT制御ユニット86からの制御信号によってロ
ックアップ機構を駆動する。
【0069】そして、AT制御ユニット86には、車速
センサ57により計測された車両の走行速度vと、AT
のニュートラル状態を検出するニュートラルスイッチ5
8からニュートラル信号cと、ロックアップ検出センサ
59からロックアップ機構の状態を示すロックアップ状
態信号kが入力される。そして、AT制御ユニット86
は、ロックアップ機構を駆動するロックアップソレノイ
ド87に制御信号を出力する。
【0070】したがって、車両の減速動作を検知した
際、減速モードによる開閉制御とほぼ同時にロックアッ
プ機構によりATをロックアップ状態、すなわちエンジ
ンの出力軸と直結した状態に制御する。これにより、減
速モードによる開閉制御によって発生した制動力を駆動
輪に直接的に伝達することができ、AT車のエンジンブ
レーキの利き具合を良好にすることができる。したがっ
て、車両の制動距離をより一層短縮することができる。
【0071】次に、第4の実施の形態について以下に説
明する。本実施の形態において特徴的なことは、第1及
び第2の実施の形態における制御装置を具備する車両
が、4輪駆動と2輪駆動の2種類の駆動方式を有し、そ
の駆動方式を車両の運転状態に応じて自動的に切り替え
る駆動方式切替機構を有し、減速動作を検知した際に減
速モードによる開閉制御と同時に駆動方式を4輪駆動方
式に強制的に切り替える制御を行うものである。
【0072】以下に、本実施の形態における装置の構成
及び作用効果について説明する。尚、第1〜第3の実施
の形態と同様の構成要素には、同一の符号を付すること
でその詳細な説明を省略する。図11は、第4の実施の
形態の制御系に係る制御ブロック図である。図示のよう
に、本実施の形態では、第1及び第2の実施の形態に加
えて、4輪駆動指示部88、駆動方式切替制御ユニット
89、切替ソレノイド90を有する。
【0073】駆動方式切替制御ユニット89は、駆動方
式を車両の運転状態に応じて4輪駆動方式又は2輪駆動
方式に切り替える制御を行い、4輪駆動指示部88は駆
動方式切替制御ユニット89に4輪駆動指示信号を出力
する。また、切替ソレノイド90は、駆動方式切替制御
ユニット89からの制御信号によって駆動方式を4輪駆
動方式に強制的に切り替える。
【0074】そして、駆動方式切替制御ユニット89に
は、車速センサ57により計測された車両の走行速度v
と、ATのニュートラル状態を検出するニュートラルス
イッチ58からニュートラル信号cと、駆動状態検出セ
ンサ60から駆動装置の現在の駆動状態を示す駆動状態
信号dが入力される。そして、駆動方式制御ユニット8
9は、2輪・4輪駆動方式を切り替える切替ソレノイド
90に制御信号を出力する。そして、車両の減速動作を
検知した際に減速モードによる開閉制御とほぼ同時に、
駆動方式切替機構により駆動装置を4輪駆動方式に切り
替える。
【0075】したがって、減速モードによる開閉制御に
よって発生したエンジンブレーキをより全ての駆動輪に
分散することができるので、制動力をバランス良く路面
に伝達することができる。これにより、タイヤのスリッ
プ等を低減することができるので、より強い制動力で車
両の制動距離を短縮することができる。
【0076】次に、第5の実施の形態について以下に説
明する。本実施の形態において特徴的なことは、第1及
び第2の実施の形態における制御装置を具備する車両
が、走行状態において前方を監視する前方監視機構と、
自動的に機械式ブレーキ(操作者が操作するブレーキ)
を操作する自動ブレーキ機構を有し、前方監視機構が予
め設定されている条件により危険要素を認識した場合
に、減速モードによる開閉制御とともに自動ブレーキを
駆動する制御を行うことである。
【0077】以下に、本実施の形態における装置の構成
及び作用効果について説明する。尚、第1〜第4の実施
の形態と同様の構成要素には、同一の符号を付すること
でその詳細な説明を省略する。
【0078】図12は、第5の実施の形態の制御系に係
る制御ブロック図である。図示のように、本実施の形態
では、第1及び第2の実施の形態に加えて、前方監視部
91、制御信号出力ユニット92、自動ブレーキ制御ユ
ニット93、ブレーキ駆動ソレノイド94を有してい
る。
【0079】前方監視部91は、外部監視センサ91
a、画像処理ユニット91bとからなり、外部監視セン
サ91aは、例えばCCDカメラ等により構成され、画
像処理ユニット91bは、例えば、マイクロコンピュー
タ等により構成されている。そして、前方監視部91か
らCCDカメラからの画像情報が変換された画像処理デ
ータが出力され、制御信号出力ユニット92に入力され
る。
【0080】制御信号出力ユニット92は、コンピュー
タにより構成され、入力した画像処理データをECU5
6のROM56d内に予め設定されている条件と比較
し、その比較結果をバルブ制御部82と自動ブレーキ制
御ユニット93に出力する。ここで、比較される条件と
は、危険要素を判断するためのものである。
【0081】自動ブレーキ制御部93は、車速センサ5
7と、図示していない車輪の回転数Nwを検出する車輪
回転数検出センサ47と、ブレーキ装置95の作動状態
を検出するブレーキセンサ48の各センサからの検出信
号と制御信号出力ユニット92からの制御信号とを入力
し、ブレーキ装置95を駆動するブレーキソレノイド9
4に制御信号を出力する。
【0082】したがって、前方監視部91により車両の
前方に危険要素を認識した場合、その制御信号は、制御
信号出力ユニット92によりバルブ制御部82と自動ブ
レーキ制御部93に出力される。
【0083】バルブ制御部82は、制御信号出力ユニッ
ト92の制御信号を入力すると、車両が減速動作を行う
必要があると判断して、減速モードによる開閉制御を行
う。自動ブレーキ制御ユニット93は、車速v、車輪回
転数Nw、ブレーキ装置95の作動状態をデータとして
入力し、該データに基づいて最適な制動力を付加できる
ようにブレーキ装置95を制御する。
【0084】したがって、2つの制御により車両の制動
を危険要素が発見された初期の段階で行うことによって
車両の衝突を回避することができ、危険要素を回避して
車両を安全に減速又は停車させることができる。
【0085】また、第2の実施の形態で述べた減速モー
ドによる開閉制御(短縮制御)と組み合せ、前方監視部
91からの信号を処理し、危険要素、例えば障害物との
距離に応じて時間経過とともに制御するため、より強い
制動力、より広い制動力制御幅を確保することができ、
減速度を任意に設定することができる。
【0086】尚、本発明は、上述の各実施の形態の構成
に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々
の変形が可能である。例えば、上記各実施の形態では水
平対向型エンジンに適用する場合を例示したが、これに
限らず、その他の方のエンジンにも適用することができ
ることはもちろんのこと、第1〜第5の実施の形態を全
て備えることも可能である。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる車
両用エンジンの制御装置によれば、車両の減速動作を検
知した際に、吸気弁と排気弁の少なくとも一方の開弁期
間を車両の減速状態に応じて短縮させることによって、
車両のスムーズな減速を行うことができ、運転性の向上
を図ることが可能となり、より強力な制動力によって制
動距離の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用エンジンの制御装置が適用
される自動車のエンジンの概略全体構成図である。
【図2】図1に示したECUの内部構成を示す構成説明
図である。
【図3】図1に示した排気弁と、それを駆動するアクチ
ュエータの内部構造を機能的に示した概略構造説明図で
ある。
【図4】第1の実施の形態の制御系に係る制御ブロック
図である。
【図5】本実施の形態における開閉制御方法を示すフロ
ーチャートである。
【図6】吸気弁及び排気弁の挙動をエンジンの各行程毎
に示した説明図である。
【図7】ブレーキ踏込量Sbとパルス幅係数Kb1の関
係を示した説明図である。
【図8】エンジン回転数Neとパルス幅係数Kb2の関
係を示した説明図である。
【図9】開弁時間係数Dと経過時間Tgとの関係を示し
た特性図である。
【図10】第3の実施の形態の制御系に係る制御ブロッ
ク図である。
【図11】第4の実施の形態の制御系に係る制御ブロッ
ク図である。
【図12】第5の実施の形態の制御系に係る制御ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10 エンジン本体 34 吸気弁 42 排気弁 44 アクチュエータ 45 アクチュエータ駆動部 50 クランク角センサ(エンジン動作状態検出手段) 51 アクセルセンサ 53 ブレーキストロークセンサ(減速状態検出手段) 82 バルブ制御部(バルブ制御手段) tin 吸気弁の通常時の開弁期間 tex 排気弁の通常時の開弁期間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 41/12 320 F02D 41/12 320 45/00 312 45/00 312F

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用エンジンの吸・排気弁を電気的に
    自動開閉制御する電磁式吸・排気弁制御システムを有す
    る車両用エンジンの制御装置において、 前記車両の走行時における前記車両を減速させるための
    減速動作を検知したときに、その減速状況を検出する減
    速状況検出手段と、 前記エンジンの動作状態を検出するエンジン動作状態検
    出手段と、 前記減速動作の検知時における減速状況とエンジン動作
    状態に応じて前記吸・排気弁の少なくとも一方の開弁期
    間を通常の開弁期間よりも短縮する制御を行うバルブ制
    御手段とを有することを特徴とする車両用エンジンの制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記減速状況検出手段は、 ブレーキペダルの踏込み動作を検知することにより前記
    減速動作を検知し、 該ブレーキペダルの踏込量に基づいて前記減速状況を検
    出することを特徴とする請求項1に記載の車両用エンジ
    ンの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記減速状況検出手段は、 アクセルペダルの戻し動作を検知することにより前記減
    速動作を検知し、 該アクセルペダルの戻し量に基づいて前記減速状況を検
    出することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用
    エンジンの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記バルブ制御手段は、 前記減速状況を検出した際に、前記エンジンの吸気行程
    における前記吸気弁の開弁期間を前記減速状況とエンジ
    ン動作状態に応じて短縮し、かつ前記吸気弁の開弁時期
    を前記吸気行程の開始直後とするように制御することを
    特徴とする請求項1〜3に記載の車両用エンジンの制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記バルブ制御手段は、 前記減速状況を検知した際に、前記エンジンの排気行程
    における前記排気弁の開弁期間を前記減速状況とエンジ
    ン動作状態に応じて短縮し、かつ前記排気弁の開弁時期
    を前記排気行程の終了直前とするように制御することを
    特徴とする請求項1〜4に記載の車両用エンジンの制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記バルブ制御手段は、 前記減速動作を検知してからの時間の経過に応じて前記
    開弁期間を短縮するように開閉制御することを特徴とす
    る請求項1〜5に記載の車両用エンジンの制御装置。
  7. 【請求項7】 前記車両はオートマチックトランスミッ
    ションを有し、該オートマチックトランスミッションは
    ロックアップ機構を有し、 前記減速動作の検知時に前記ロックアップを行うことを
    特徴とする請求項1〜6に記載の車両用エンジンの制御
    装置。
  8. 【請求項8】 前記車両は、2輪駆動と4輪駆動の2種
    類の駆動方式を有し、これらの駆動方式を前記車両の運
    転状態に応じて自動的に切り替える自動切替機構を有
    し、 該自動切替機構は、前記減速動作の検知時に前記車両の
    駆動方式を4輪駆動に強制的に切り替えることを特徴と
    する請求項1〜7に記載の車両用エンジンの制御装置。
  9. 【請求項9】 車両用エンジンの吸・排気弁を電気的に
    自動開閉制御する電磁式吸・排気弁制御システムを有す
    る車両用エンジンの制御装置において、 前記車両の走行状態における前方を監視する前方監視機
    構と、 該前方監視機構により前方の危険要素の有無を判定する
    危険要素判定手段と、 該危険判定手段により危険要素があると判定した際に、
    該危険要素までの距離及び前記車両の運転状態とを検出
    する車両状況検出手段と、 該検出した車両状況に応じて前記吸・排気弁の少なくと
    も一方の開弁期間を短縮する制御を行うバルブ制御手段
    とを有することを特徴とする車両用エンジンの制御装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6546910B2 (en) 2000-03-21 2003-04-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method and apparatus for controlling the cylinder torque of a combustion engine having electromagnetically driven valves
US6855090B2 (en) 2001-08-17 2005-02-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Integrated vehicle engine/transmission control apparatus
US7048671B2 (en) 2001-09-20 2006-05-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device and method for engine and transmission
US7131933B2 (en) 2001-12-07 2006-11-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle control apparatus having means for changing inertia torque of engine during shifting action or during switching of operating state of lock-up clutch
JP2011137419A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Hitachi Automotive Systems Ltd 車載用内燃機関の制御装置

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