JPH11117834A - 内燃機関のアイドル回転数制御装置 - Google Patents

内燃機関のアイドル回転数制御装置

Info

Publication number
JPH11117834A
JPH11117834A JP9286591A JP28659197A JPH11117834A JP H11117834 A JPH11117834 A JP H11117834A JP 9286591 A JP9286591 A JP 9286591A JP 28659197 A JP28659197 A JP 28659197A JP H11117834 A JPH11117834 A JP H11117834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
valve
air
flow rate
internal combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9286591A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Matsumoto
浩明 松本
Hiroaki Saeki
浩昭 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Car Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9286591A priority Critical patent/JPH11117834A/ja
Publication of JPH11117834A publication Critical patent/JPH11117834A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、アイドル回転数の制御とアシ
ストエアの制御を同時に行えるとともに、構成が簡単
で、よりコンパクトなアイドル回転数制御装置を提供す
ることにある。 【解決手段】コントロールユニット60によって制御さ
れる空気流量制御弁100は、内燃機関の吸気通路に設
けられたスロットル弁80の上流から流入した吸気をス
ロットル弁の下流の吸気通路にバイパスエアとして流出
するとともに、この吸気を燃料噴射弁50の噴射口の近
傍にアシストエアとして流出する。空気流量制御弁10
0は、円筒形状の第1の流出通路116aと円形状に開
口した第2の流出通路115aからなる流体通路と、軸
方向に摺動可能なシャフト130に固定され、第1の流
出通路内116aに挿入可能な円筒部122と第2の流
出通路115aに当接可能な平面部124とを有するバ
ルブとから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のアイド
ル回転数を制御するアイドル回転数制御装置に係り、特
に、アシストエアの制御も可能な内燃機関のアイドル回
転数制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関においては、例えば、特
開平6−330834号公報に記載されているように、
内燃機関のスロットル弁の上流と下流をバイパスする空
気通路に設けられた流量制御弁を制御して、バイパス通
路を流れる空気流量を制御することにより、アイドル回
転数を制御している。また、このアイドル回転数制御機
構とは、別に、スロットル弁の上流の空気を流量制御弁
を介して燃料噴射装置に供給することにより、噴射され
る燃料の微粒化を図るアシストエア機構が設けられてい
る。しかしながら、エンジンルームのスペースが狭くな
ると、これらの機構を独立して設けることは困難になっ
てきている。
【0003】そこで、例えば、特開平7−189876
号公報に記載されているように、アイドル回転数制御機
構とアシストエア制御機構を一体化した装置が知られて
いる。この装置では、シャフトにバイパス流量制御用の
バルブと、アシストエア制御用のバルブを取付け、この
シャフトをソレノイドにより駆動することにより、アイ
ドル回転数の制御とアシストエアの制御を同時に行える
ため、構成をコンパクトにすることができるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−189876号公報に記載のものにおいては、シャ
フトに2つのバルブを取り付ける構成であるため、機構
が複雑となり、2つのバルブの位置調整も容易でなく、
また、シャフトが長くなるため、装置が大型化するとい
う問題があった。
【0005】本発明の目的は、アイドル回転数の制御と
アシストエアの制御を同時に行えるとともに、構成が簡
単で、よりコンパクトなアイドル回転数制御装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、内燃機関
の吸気通路に設けられたスロットル弁の上流から流入し
た吸気をスロットル弁の下流の吸気通路にバイパスエア
として流出するとともに、この吸気を燃料噴射弁の噴射
口の近傍にアシストエアとして流出する空気流量制御弁
と、この空気流量制御弁を制御して、上記バイパスエア
の流量及び上記アシストエアの流量を制御するコントロ
ールユニットとを有する内燃機関のアイドル回転数制御
装置において、上記空気流量制御弁は、円筒形状の第1
の流出通路と円形状に開口した第2の流出通路からなる
流体通路と、軸方向に摺動可能なシャフトと、このシャ
フトに固定され、上記第1の流出通路内に挿入可能な円
筒部と上記第2の流出通路に当接可能な平面部とを有す
るバルブとから構成され、上記第1の流出通路から上記
円筒部が離れることにより、上記第1の流出通路から吸
気を流出させ、上記第2の流出通路から上記平面部が離
れることにより、上記第1の流出通路から吸気を流出す
るようにしたものである。かかる構成により、第1の流
出通路と第2の流出通路を流出する流量を制御すること
により、アイドル回転数の制御とアシストエアの制御を
同時に行えるとともに、1つのバルブで2つの流量を制
御するようにしているため、構成が簡単で、よりコンパ
クトにし得るものとなる。
【0007】(2)上記(1)において、好ましくは、
上記バルブは、上記第1の流出通路内に挿入され、上記
シャフトの摺動をガイドするガイド部を備えるようにし
たものである。かかる構成により、シャフトをガイドす
るガイド部をもバルブに備えることにより、構成をさら
に簡単にし、よりコンパクトにし得るものとなる。
【0008】(3)上記(1)において、好ましくは、
上記第1の流出通路を流れる流量によりバイパスエアの
流量を制御し、上記第2の流出通路を流れる流量により
アシストエアの流量を制御するようにしたものである。
かかる構成により、アシストエアの流量制御特性は、飽
和特性とし、バイパスエアの流量制御特性は、制御信号
に比例して増加する特性とし得るものとなる。
【0009】(4)上記(1)において、好ましくは、
上記バルブを上記第1及び第2の流出通路から離す方向
に附勢するスプリングを備えるようにしたものである。
かかる構成により、本体の輸送中において、バルブはシ
ート部から離れることとなり、輸送中におけるバルブの
振動による損傷を防止し得るものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を用いて、本発
明の一実施形態によるアイドル回転数制御装置の構成に
ついて説明する。最初に、図1を用いて、本発明の一実
施形態によるアイドル回転数制御装置を備えた電子制御
燃料噴射式内燃機関の全体構成について説明する。図1
は、本発明の一実施形態によるアイドル回転数制御装置
を備えた電子制御燃料噴射式内燃機関の全体構成を示す
システムブロック図である。
【0011】エアクリーナ10から吸入された空気は、
スロットルチャンバ20及び吸気マニホールド30を経
て内燃機関の燃焼室40に送り込まれる。燃焼室40の
近傍の吸気マニホールド30には、燃料噴射弁50が装
着されている。燃料噴射弁50から噴射される燃料量
は、コントロールユニット60によって制御される。
【0012】吸気マニホールド30には、圧力センサ7
0が設けられており、吸気管の圧力を検出し、検出され
た圧力信号を、コントロールユニット60に出力する。
コントロールユニット60は、検出された圧力信号に基
づいて、EGR率を推定する他、エンジン始動時の吸気
管内の空気充填率を推定して、適正なる燃料を各気筒に
供給するのに用いられる。
【0013】スロットルチャンバ20には、アクセルペ
ダルの動きに応じて回動するスロットル弁80が取り付
けられており、スロットル弁80の開度は、スロットル
弁開度センサによって検出され、コントロールユニット
60に出力される。コントロールユニット60は、入力
したスロットル開度信号に基づいて、エンジンの負荷を
推定する。
【0014】スロットル弁80の上流から分岐したバイ
パス通路210は、空気流量制御弁100に接続されて
いる。空気流量制御弁100は、バイパス通路220に
よってスロットル弁80の下流に接続されるとともに、
アシストエア通路230によって燃料噴射弁50の噴射
口近傍に接続されている。空気流量制御弁100は、コ
ントロールユニット60によって制御され、バイパス通
路210からパイパス通路220に流れるバイパスエア
の流量を制御して、アイドル回転数を制御するととも
に、バイパス通路210からアシストエア通路230に
流れるアシストエアの流量を制御する。空気流量制御弁
100は、コントロールユニット60から入力するデュ
ーティ信号によって制御される。
【0015】コントロールユニット60は、スロットル
弁80の開度を示すスロットル開度信号や、圧力センサ
70によって検出された吸気管圧力や、水温等のエンジ
ンの状態を示す各種の信号に基づいて、予め記憶されて
いるプログラムに従って、燃料噴射弁50や空気流量制
御弁100を制御する。
【0016】次に、図2を用いて、本実施形態によるア
イドル回転数制御装置に用いる空気流量制御弁の構造に
ついて説明する。図2は、本発明の一実施形態によるア
イドル回転数制御装置に用いる空気流量制御弁の構造を
示す断面図である。
【0017】最初に、全体の構成について説明し、続い
て、その動作について説明する。流体制御弁100は、
主として、図の中央から右側に位置し、弁体であるバル
ブを備えたボデイ部と、図の左側に位置し、バルブを駆
動するソレノイド部から構成されている。ボデイ部を構
成するボディ110には、パイプ112とパイプ114
が圧入されている。パイプ112は、図1に示したパイ
パス通路210に接続され、スロットル弁の上流から空
気が流入する流入通路113を形成している。流入通路
113から流入した空気は、第1の流出通路116及び
第2の流出通路115から流出する。第1の流出通路1
16は、図1に示したパイパス通路220に接続され、
アイドル回転数を制御するためのバイパスエアを流出す
る。パイプ114は、図1に示したアシストエア通路2
30に接続され、燃料噴射弁の噴射口の近くにアシスト
エアを供給する第2の流出通路115を形成している。
【0018】バルブ120は、中空のシャフト130の
一端側に圧入固定されている。バルブ120は、樹脂材
でモールド成形されており、円筒部122と、平面部1
24と、ガイド部126を有している。バルブ120の
円筒部122は、流入通路113と第1の流出通路11
6とを連結する円筒形の通路116aに挿入されてお
り、図示の状態では、流入通路113と第1の流出通路
116との連通を遮断しており、バルブが閉じた状態と
なっている。シャフト130が、図示の矢印A方向に摺
動すると、バルブ120の円筒部122が通路116a
から引き抜かれ、円筒部122がボディ110のシート
部117から離れると、流入通路113と第1の流出通
路116とが連通し、バルブが開かれた状態となる。な
お、円筒部122とシート部117の間の距離に応じ
て、流入通路113から第1の流出通路116に流れる
流量を変えることができる。
【0019】また、バルブ120の平面部124は、流
入通路113と第2の流出通路115とを連結する通路
115aの端面に対向しており、図示の状態では、流入
通路113と第2の流出通路115とが連通しており、
バルブが開いた状態となっている。シャフト130が、
図示の矢印B方向に摺動すると、バルブ120の平面部
124が通路115aの端面のシート部118に当接し
て、流入通路113と第2の流出通路115との連通を
遮断して、バルブが閉じた状態となる。なお、平面部1
24とシート部118の間の距離に応じて、流入通路1
13から第2の流出通路115に流れる流量を変えるこ
とができる。
【0020】さらに、バルブ120のガイド部126
は、常に、円筒形の通路116aに挿入されており、シ
ャフト130が矢印A,B方向に摺動する際に、シャフ
ト130の右側端部における摺動をガイドしている。シ
ャフト130は、左側の端部及び中央部においても支持
ガイドされており、この点については、後述する。
【0021】中空状のシャフト130の左側の端部に
は、オリフィス132が形成されており、シャフト13
0の右側の端部の開放口134から流入する負圧の空気
の流入を制限している。
【0022】また、シャフト130には、プレート14
2とプレート144が溶接により一体化されて固定され
ている。プレート142とプレート144の間には、ダ
イヤフラム140の内輪部が挟み付けられている。ダイ
ヤフラム140の外輪部は、ボデイ110とカバー16
0に挟まれ、密閉固定されている。プレート142とプ
レート144に設けられたオリフィス144aは、プレ
ート142とプレート144とダイヤフラム140によ
って隔てられた左側の空間140aから右側の空間14
0bに流出する空気を制限している。
【0023】プレート146の外輪部は、アフィヤフラ
ム140と同様に、ボデイ110とカバー160に挟ま
れ、固定されている。プレート146の内輪部には、カ
バー152によってゴムダンパー148が固定されてい
る。ゴムダンパー148は、その内周側でシャフト13
0を摺動可能に支持している。ゴムダンパー148は、
車体の振動によるシャフト130のガタ付き防止のため
に備えられている。また、プレート146には、穴14
6aが形成されている。
【0024】また、プレート146とプレート144の
間には、ブーツ154が固定されており、レゾネーショ
ン(脈動)を防止している。さらに、プレート146と
プレート144の間には、スプリング156が挿入され
ている。プレート146及びプレート144は剛体であ
るが、プレート144に取り付けられたダイヤフラム1
40は、変形可能であるため、スプリング156の附勢
力によって、プレート144及びこのプレート144に
固定されたシャフト130を、矢印A方向に附勢してい
る。このスプリング156の作用については、後述す
る。
【0025】カバー160の中に挿入固定された軸受プ
レート156は、その中央部に筒状部を有しており、こ
の筒状部によって、シャフト130の左側の端部を支持
ガイドしている。軸受プレート156は、複数個の穴1
56aを有している。
【0026】次に、図示の左側に位置し、カバー160
によって覆われているソレノイド部の構成について説明
する。カバー160に収納固定されているソレノイド1
62は、軸方向に可動するプランジャ164と、プラン
ジャ164を吸引するコア166と、プランジャ164
を摺動可能に保持するとともに、環状コイル168を保
持するボビン170と、プランジャ164に対する吸引
力に抗するばね172と、ばね172のセット荷重を調
整するとともにプランジャ164の左側のシャフト部を
その中心の軸受穴で支持するアジャストスクリュー17
4から構成されており、これらは、全体がコイル外装モ
ールド176でモールドされている。また、アジャスト
スクリュー174の備えられている開口部には、プラグ
178が挿入され、ばね172のセット荷重の調整後の
防水防塵機能を果たしている。
【0027】プランジャ164の右側の凹部には、コン
トロールシート180が、リング状のストッパー182
によって固定されている。コントロールシート180
は、ステンレス材の表面にゴムシートが張り付けられた
ものであり、ゴムシートの面が、シャフト130の左側
の端部のオリフィス132が形成された部分に当接する
ようになっている。軸受プレート156とストッパー1
82との間には、プランジャ164をアジャストスクリ
ュー174側に押すスプリング182が設けられてい
る。
【0028】次に、かかる構成の流体制御弁100の動
作について説明する。エンジンが回転している状態で
は、吸気負圧が発生しており、流出通路116には、こ
の吸気負圧が印加されている。従って、バルブ120
は、吸気負圧によって吸引され、矢印B方向に摺動し、
バルブ120の円筒部122は通路116aに挿入さ
れ、平面部124は通路115aに当接することによ
り、第1及び第2の流出通路は閉じられている。
【0029】ここで、ソレノイド部の環状コイル168
に印加する電流を増加させていくと、吸引力により、プ
ランジャ164は、コア166側に移動する。コントロ
ールシート180もプランジャ164と共に移動するた
め、シャフト130の端部からコントロールシート18
0が離れる。
【0030】シャフト130は中空構造となっており、
シャフト130の右側端部は、開放口134を介して、
通路116に通じている。通路116は、図1に示した
バイパス通路220を介してスロットル弁の下流側に接
続されているため、通路116には、負圧が導入されて
いる。コントロールシート180がシャフト130から
離れると、通路116の負圧が開放口134を通り、シ
ャフト130の内部から左端のオリフィス132,穴1
56aを通り、カバー160とダイヤフラム140の間
の空間140aへ導入される。この導入された負圧によ
り、ダイヤフラム140は、図の矢印A方向に引っ張ら
れて、シャフト130が左方向(矢印A方向)に移動す
ることにより、バルブ120の平面部124は第2の流
出通路115aから離れてバルブが開き、また、円筒部
122が第1の流出通路116aから引き抜かれてバル
ブが開くことになる。また、このとき、ダイヤフラム1
40にかかった負圧は、オリフィス144aを介して、
穴146aを通り、通路113から大気へ徐々にリーク
する通路構造となっている。
【0031】負圧によりダイヤフラム140が左方向へ
動き、同時にシャフト130の先端のオリフィス132
がコントロールシート180と接触して閉じられると、
負圧通路が遮断される。すると、空間140aの負圧
は、オリフィス144aから大気へ徐々にリークし、負
圧が減少し、ダイヤフラム140を引っ張る力が減少す
るため、シャフト130は通路116の負圧による矢印
B方向への吸引力により、右方向へ移動する。これに伴
い、シャフト130の先端のオリフィス132が開き、
負圧が空間140aに導かれる。
【0032】これの繰り返しにより、プランジャ164
の移動した位置に追従してシャフト130は移動し、コ
ントロールシート180とオリフィス132の間に僅か
な隙間ができる位置に、シャフト130は保持される。
即ち、エンジンからの吸入負圧を利用した自己位置調整
構造により、ソレノイド162の環状コイル168への
通電量に応じた位置に、シャフト130を保持すること
ができる。ソレノイド162の吸引力は、それほど大き
くすることはできず、一方では、エンジンからの吸入負
圧は極めて大きいため、ソレノイド162によって直接
にシャフト130を駆動する方法に代えて、上述したよ
うな吸入負圧サーボ法により、シャフト130の移動位
置調整が可能となっている。
【0033】なお、ソレノイド162に通電する電流
は、パルス電流とし、パルスのオン・デユーテイを変え
ることにより、シャフト130の位置調整が可能であ
る。また、パルス電流に代えて、直流電流を通電して、
直流電流の値によってシャフト130の位置調整を行う
ようにすることも可能である。
【0034】ここで、バルブ120は、その中心軸に垂
直方向に平面部124を有した形状であり、バルブ12
0の平面部124が、シャフト130の進退方向に直交
する方向に開口している通路115aに接触密閉してい
る。即ち、バルブ120の円筒部122は、シャフト1
30の進退方向に直交する方向に開口している通路11
6a内に挿入されており、この通路116a内をスライ
ドする一方、平面部124で通路115aを開閉する構
造となっている。
【0035】いま、ソレノイド162への印加電流を増
加させ、シャフト130を矢印A方向に移動させると、
まず、平面部124が通路115aから離れ、流入通路
113から通路115aへ空気が流れる。この時、円筒
部122は、また、通路116a内に収まっており、最
小限の漏れ量以外は、通路116aには空気は流れない
ため、通路115aのみの流量が制御される。ソレノイ
ドの印加電流をさらに増加させると、シャフト130は
さらに左方向に移動し、平面部124と通路115aと
の開口面積は増加し始め、また、円筒部122は、通路
116aかあ引き抜かれるため、通路116aには空気
が流れる。これによって、通路116aと通路115a
とはそれぞれ一つのバルブにて独立した空気流量特性を
得ることができる。
【0036】ここで、スプリング156の作用について
説明する。プランジャ164を両側から押圧するスプリ
ング172とスプリング182だけが備えられている状
態では、プランジャ164は、矢印B方向に附勢されて
おり、シャフト130に固定されたバルブ120の平面
部124は、シート部118に当接する状態となる。空
気流量制御弁100を単体で輸送する場合、ソレノイド
部には通電されておらず、また、通路116に負圧が印
加されてもいないため、輸送中の振動によって、バルブ
120の平面部124がシート部118と衝突を繰り返
すことになり、シート部118が損傷する恐れがある。
そこで、スプリング156を、プレート146とプレー
ト144の間に挿入して、スプリング156の附勢力に
よって、プレート144及びこのプレート144に固定
されたシャフト130を、矢印A方向に附勢することに
より、空気流量制御弁100の輸送中のシート部118
の損傷を防止するようにしている。
【0037】次に、図3を用いて、本実施形態によるバ
ルブに設けられたガイド部の構成について説明する。図
3は、本発明の一実施形態によるアイドル回転数制御装
置の中の空気流量制御弁に用いるバルブの正面図であ
る。
【0038】バルブ120は、図2において説明したよ
うに、円筒部122と平面部124を備えるとともに、
中心軸から半径方向に延在している3個のガイド部12
6を備えている。ガイド部126の外周面が、図2にお
いて説明したように、通路116aの内周面と係合する
ことにより、バルブ120及びシャフト130の摺動時
に、ガイドする構成となっている。
【0039】シャフト130は、図2において説明した
ように、軸受プレート156によって左側の部分を支持
され、ゴムダンパー148によって中央の部分を支持さ
れており、さらに、バルブ120のガイド部126によ
って右側の部分を支持されている。シャフトを3点支持
する方法としては、例えば、特開平7−189876号
公報に示されているように、シャフトの右側端部を中空
のガイド部材の中に挿入する方法も考えられるが、この
ような構造では、ボディにガイド部材を支持する構造を
とる必要があり、その結果、ボディの軸方向の長さが長
くなり、空気流量制御弁が大型化する結果となる。それ
に対して、本実施形態のように、バルブ120にガイド
部126を設けることにより、コンパクト化することが
可能となる。
【0040】次に、図4及び図5を用いて、図2に示し
た流体制御弁100の流量特性について説明する。図4
は、本発明の一実施形態によるアイドル回転数制御装置
に用いる空気流量制御弁の流量特性の説明図であり、図
5は、本発明の一実施形態によるアイドル回転数制御装
置に用いる空気流量制御弁の動作状態の説明図である。
【0041】図4において、流量特性Aは、ソレノイド
164へ通電するパルス電流のデューティ(%)と、通
路113を介して通路115から流出するアシストエア
の空気流量を表している。流量特性Bは、ソレノイド1
64へ通電するパルス電流のデューティ(%)と、通路
113を介して通路116に流出するバイパスエアの空
気を表している。流量特性Cは、流量特性Aと流量特性
Bを合計した本実施形態空気流量制御弁全体としての流
量特性を表している。
【0042】通電電流のデューティが20%になるまで
は、図2において説明したように、通路116には負圧
が作用しているため、バルブ120は、矢印B方向に吸
引されているため、図5(A)に示すように、バルブ1
20の平面部124は通路115aの端面のシート部1
18に当接しており、また、円筒部122は、通路11
6aに挿入されているため、バルブからのリークを除け
ば、いずれも流量は0である。
【0043】通電電流のデューティが20%になると、
図5(B)に示すように、平面部124が通路115a
の端面のシート部118から離れ、通路113側から通
路115へ空気が流出する。ソレノイドへの印加電流の
デューティをさらに増加させると、シャフト130はさ
らに矢印B方向へ移動し、平面部124とシート部11
8の距離が広がり、開口面積は増加し、通過流量Bは増
加する。
【0044】通電電流のデューティが40%になると、
図5(C)に示すように、円筒部122が通路116a
から抜け出し、円筒部122と通路116aのシート部
117が離れて、通路116aに空気が流れ始める。通
電電流のデューティを大きくするに従って、通路116
aを流れる空気流量は増加する。
【0045】通電電流のデューティが60%以上になる
と、図5(D)に示すように、通路115aの開口面積
は最大になっており、通路115aを流れる流量は飽和
する。
【0046】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、2方向の流量の制御を単一のバルブで行えるため、
流体制御弁を構成する部品点数を少なくすることができ
るので、構造が簡単になり、従って、流体制御弁の信頼
性を向上することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、アイドル回転数の制御
とアシストエアの制御を同時に行えるアイドル回転数制
御装置の構成を簡単することができるとともに、よりコ
ンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるアイドル回転数制御
装置を備えた電子制御燃料噴射式内燃機関の全体構成を
示すシステムブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態によるアイドル回転数制御
装置に用いる空気流量制御弁の構造を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態によるアイドル回転数制御
装置の中の空気流量制御弁に用いるバルブの正面図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態によるアイドル回転数制御
装置に用いる空気流量制御弁の流量特性の説明図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態によるアイドル回転数制御
装置に用いる空気流量制御弁の動作状態の説明図であ
る。
【符号の説明】
60…コントロールユニット 100…空気流量制御弁 110…ボデイ 113,115,116…通路 120…バルブ 122…円筒部 124…平面部 126…ガイド部 130…シャフト 132…オリフィス 162…ソレノイド 164…プランジャ 168…コア 180…コントロールシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 33/00 318J 318C 318K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の吸気通路に設けられたスロット
    ル弁の上流から流入した吸気をスロットル弁の下流の吸
    気通路にバイパスエアとして流出するとともに、この吸
    気を燃料噴射弁の噴射口の近傍にアシストエアとして流
    出する空気流量制御弁と、 この空気流量制御弁を制御して、上記バイパスエアの流
    量及び上記アシストエアの流量を制御するコントロール
    ユニットとを有する内燃機関のアイドル回転数制御装置
    において、 上記空気流量制御弁は、 円筒形状の第1の流出通路と円形状に開口した第2の流
    出通路からなる流体通路と、 軸方向に摺動可能なシャフトと、 このシャフトに固定され、上記第1の流出通路内に挿入
    可能な円筒部と上記第2の流出通路に当接可能な平面部
    とを有するバルブとから構成され、 上記第1の流出通路から上記円筒部が離れることによ
    り、上記第1の流出通路から吸気を流出させ、上記第2
    の流出通路から上記平面部が離れることにより、上記第
    1の流出通路から吸気を流出されることを特徴とする内
    燃機関のアイドル回転数制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の内燃機関のアイドル回転数
    制御装置において、 上記バルブは、上記第1の流出通路内に挿入され、上記
    シャフトの摺動をガイドするガイド部を備えたことを特
    徴とする内燃機関のアイドル回転数制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の内燃機関のアイドル回転数
    制御装置において、 上記第1の流出通路を流れる流量によりバイパスエアの
    流量を制御し、上記第2の流出通路を流れる流量により
    アシストエアの流量を制御することを特徴とする内燃機
    関のアイドル回転数制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の内燃機関のアイドル回転数
    制御装置において、 上記バルブを上記第1及び第2の流出通路から離す方向
    に附勢するスプリングを備えたことを特徴とする内燃機
    関のアイドル回転数制御装置。
JP9286591A 1997-10-20 1997-10-20 内燃機関のアイドル回転数制御装置 Pending JPH11117834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9286591A JPH11117834A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 内燃機関のアイドル回転数制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9286591A JPH11117834A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 内燃機関のアイドル回転数制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11117834A true JPH11117834A (ja) 1999-04-27

Family

ID=17706405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9286591A Pending JPH11117834A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 内燃機関のアイドル回転数制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11117834A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105465406A (zh) * 2015-12-15 2016-04-06 西安航天动力研究所 一种气控先导磁自锁双稳态发动机控制阀门结构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105465406A (zh) * 2015-12-15 2016-04-06 西安航天动力研究所 一种气控先导磁自锁双稳态发动机控制阀门结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3402605B2 (ja) エンジンのアイドリング時に改良されたパージ機能を備えているキャニスタパージ電磁制御弁
EP0740741B2 (en) Canister purge system having improved purge valve
JPS5884282A (ja) 電磁操作弁
JPS5884281A (ja) 電磁操作弁
US5042448A (en) Idle air bypass
JPH08232651A (ja) 内燃エンジンの排気システム内の空気噴射回路のための閉止バルブユニット
US6647956B1 (en) Sound attenuating system for a marine engine
US9784218B1 (en) Sound attenuating air intake systems for marine engines
US4211201A (en) Fuel supply apparatus for internal combustion engines
JP3323799B2 (ja) 内燃機関のアイドル回転数制御装置
JPH11117834A (ja) 内燃機関のアイドル回転数制御装置
JPS59231153A (ja) スロツトルバルブ
JPS6153539B2 (ja)
JP3639205B2 (ja) 内燃機関のアイドル回転数制御装置
JP2620571B2 (ja) 自動車のアイドルスピードコントロールバルブ
JPH06346826A (ja) 内燃機関のアイドリング回転数を制御するための装置
JP2000283009A (ja) スロットルボディにおけるバイパス路制御装置
JPS623311B2 (ja)
JP2896722B2 (ja) 気化器の自動始動装置
JPH0111974Y2 (ja)
JPH09291869A (ja) 流体制御弁
JP3042814B2 (ja) アイドル回転制御バルブと内燃機関制御装置
JP2896723B2 (ja) 気化器の自動始動装置
JPH11351107A (ja) 内燃機関のアイドル回転数制御装置
JP2895073B2 (ja) 内燃機関の吸入空気量制御弁