JPH111182A - 乗用田植機のフロア構造 - Google Patents

乗用田植機のフロア構造

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JPH111182A
JPH111182A JP15665897A JP15665897A JPH111182A JP H111182 A JPH111182 A JP H111182A JP 15665897 A JP15665897 A JP 15665897A JP 15665897 A JP15665897 A JP 15665897A JP H111182 A JPH111182 A JP H111182A
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誠 井上
Toshiki Minaishi
俊樹 南石
Kazunori Yamamoto
二教 山本
Junjiro Fujimoto
潤二郎 藤本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロアの剛性を高めると共に、フロアと支持
部材の形状や構造を簡単にしてコストダウンをはかる。 【解決手段】 合成樹脂を素材としたブロー成形手段に
より、上面板と下面板よりなる中空略板形状に形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用田植機のフロ
ア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用田植機のフロア構造には、板
金又はFRP成形品が主として用いられている。
【0003】また、座席の前端部下方に立上り部を張設
しており、同立上り部の後方から延出した操作レバーの
先端を、同立上り部を挿通して外部に突出させ、同先端
をオペレータが把持して同操作レバーを操作できるよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フロアが板
金やFRP成型品であるため、成形可能の形状に制限が
あり、そのため、同フロア支持するのに、支持フレーム
に多数の取付具を固設し、同取付具を介してフロアを固
定するという構造がとられている。
【0005】また、上記立上げ部を挿通して外部に突出
した操作レバーの先端が、オペレータの足に接触して誤
操作を起こすおそれがあり、操作レバーの突出量を小さ
くすれば操作しにくくなるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、車
体フレームに取付けたフロアステー上にフロアを載設し
た乗用田植機のフロア構造において、フロアは、合成樹
脂を素材としたブロー成形手段により、上面板と下面板
よりなる中空略板形状に形成されていることを特徴とす
る乗用田植機のフロア構造を提供せんとするものであ
る。
【0007】また次のような特徴を併せ有するものであ
る。
【0008】フロアは、上記下面板に下方に膨出した突
条を形成し、同突条をフロアステー上に載設したこと。
【0009】フロアは、上記下面板に下方に膨出した突
条を形成し、同突条の下面を介して上記フロアをフロア
ステーに支持させたこと。
【0010】フロアは、上記突条の側部に近接して複数
のコンプレッション部を形成したこと。
【0011】フロアは、上記下面板にステー嵌入溝を形
成し、同ステー嵌入溝の内部にフロアを支持するフロア
ステーを嵌入させたこと。
【0012】フロアは、上記ステー嵌入溝の中央線に沿
って、複数のコンプレッション部を配置したこと。
【0013】座席前部下方に位置するフロアの立上げ部
を、合成樹脂を素材としたブロー成形手段により、前面
板と後面板よりなる中空略板状に形成し、前面板に上下
方向に伸延した凹溝部を形成して、前面板と後面板とを
接着一体化すると共に、同凹溝部の中央線に沿ってレバ
ー挿通孔を形成し、同レバー挿通孔を介して操作レバー
の先端部を外部に露出させ、しかも、同操作レバーの先
端が前面板よりも前方に突出していないこと。
【0014】
【発明の実施の形態】合成樹脂のブロー成形により、上
面板と下面板よりなる中空略板状のフロアを形成し、上
記下面板に下方に膨出した突条を形成して、同突条の下
面を支持フレームの上面に当接させてフロアを支持する
ようにしている。また、上記突条に近接して多数のコン
プレッション部を形成して、フロアの剛性を高めるよう
にしている。
【0015】また、上記支持フレームに当接する位置の
下面板にステー嵌入溝を形成して、同ステー嵌入溝中に
支持フレームを嵌入させて、フロアの位置決めを容易に
することもでき、この場合は、前記コンプレッション部
をステー嵌入溝の中央線に沿って複数形成して、フロア
の剛性を高めるようにする。
【0016】更に座席の下方に張設した立上げ部の前面
板に、上下方向に伸延した凹溝部を形成して、同凹溝部
の中央線に沿ってレバー挿通孔を形成して、同挿通孔を
介して操作レバーの先端部を外部に露出させ、しかも、
同先端が前面板よりも前方に突出しないようして、操作
レバー先端部にオペレータの足が接触しないようにし、
しかも、手動操作を容易にしている。
【0017】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0018】図1は、本発明に係る構造のフロアFを具
備する乗用田植機Aを示しており、同乗用田植機Aは、
自走可能の走行車体Bの後方に、三点リンク機構Cを介
し、植付装置Dを昇降及び左右傾動自在に連結してい
る。
【0019】走行車体Bは、車体フレーム1の前部左右
側に、それぞれ左右前車輪2L,2R を操向回動自在に装着
し、同車体フレーム1の後部左右側に、それぞれ左右後
車輪3L,3R を装着し、車体フレーム1の上面には、前方
から、原動機部4、運転部5、座席6、昇降機構7、植
付装置Dを連結するための車体側ヒッチ8を上記の順で
配設し、原動機部4からの動力を、無段変速機9、ミッ
ションケース10及び前後デフケース11,12 を介し左右前
後車輪2L,2R,3L,3R に伝達し、運転部5に立設したステ
アリングホイル13の回動操作によって左右前車輪2L,2R
を操舵するようにしている。
【0020】三点リンク機構Cは、トップリンク14と左
右ロアリンク15とで構成されており、トップリンク14と
左右ロアリンク15の前端を前記車体側ヒッチ8の後面に
回動自在に枢着し、同後端を植付側ヒッチ16に回動自在
に枢着して平行リンク機構を構成しており、走行車体B
の後部に設けた昇降機構(図示せず)により植付装置D
を昇降させるようにしている。図中、19は予備苗台、E
は両側端部を前方に折り畳み可能とした側条施肥機であ
る。
【0021】植付装置Dは、前記植付側ヒッチ16に、前
後方向に伸延した枢軸21を介し、植付部フレームを兼ね
る伝動ケース22を左右傾動自在に枢着し、同伝動ケース
22の上方に前高後低に傾斜した苗載台23を配置し、同苗
載台23の下端縁近傍に伝動ケース22で駆動される植付爪
24を配設して、同植付爪24の回動により、苗載台23に載
置した苗を田面に植付けるように構成している。
【0022】また、上記植付側ヒッチ16の上面から上方
に延出したステー25と苗載台23との間に左右傾斜シリン
ダ26を介設して、同左右傾斜シリンダ26の伸縮作動によ
り、走行車体Bに対して植付装置Dを左右傾斜させるよ
うにしている。図中、27はセンタフロート、28はサイド
フロートである。
【0023】図2〜図4は、車体フレーム1と、フロア
ステー30と、フロアFとを示しており、車体フレーム1
は、角パイプにより、平面視略梯子状に形成されてい
る。
【0024】フロアステー30は、丸パイプにより略枠形
状に形成されており、走行車体Bの外側縁内側を、同走
行車体Bの前端部から原動機部4の左右側を経て走行車
体Bの後部にかけて配置されており、複数のステー支持
体31を介して車体フレーム1の上面に所定間隙を設けて
固設している。
【0025】フロアFは、上記フロアステー30の上面
に、原動機部4の前端部左右側から座席6の前端下部に
かけて張設されており、座席6前部下方に位置した立上
げ部32と左右リアフェンダ部33とに連続している。
【0026】フロアFと立上げ部32と左右リアフェンダ
部33とは、ABF等の合成樹脂を素材としたブロー成形
によって、連続した上面板34と前面板50、及び、連続し
た下面板35と後面板51よりなる中空の略板状に一体形成
されており、上記フロアFのフロアステー30の上面に当
接する位置に、下方向に突出した断面略台形状の突条36
を形成し、同突条36に近接してフロアFの下面板35に多
数の円錐台形状の凹部を形成して、フロアFの上面板34
と下面板35とが接着一体化したコンプレッション部37を
多数形成している。図中、38は滑り止め突起である。
【0027】このように、フロアFがブロー形成されて
いるので、凸部や凹部の形状や位置を自在に成形でき、
従って、フロアステー30の形状やフロア取付具などを簡
単にすることができる。
【0028】また、フロアステー30に当接する位置に突
条36を形成しているので、フロアF上面にかかる荷重が
突条36を介してフロアステー30に伝達されると共に、同
突条36の両側にコンプレッション部37を形成しているの
で、上面板34と下面板35とのずれが防止されてフロアF
の剛性が高くなり、同フロアFの変形を防止することが
できる。
【0029】図5は、他実施例のフロアF1を示してお
り、同フロアF1の下面板35がフロアステー30に当接する
位置に、断面略台形状のステー嵌入溝40を形成し、同ス
テー嵌入溝40の中央線に沿ってコンプレッション部37を
多数形成している。
【0030】このように、フロアステー30に当接する位
置の下面板35にステー嵌入溝40を形成しているので、フ
ロアステー30の上面にフロアFを載設する際の位置決め
を行うことができてこのための部材等を要せず、ステー
嵌入溝40の中央線に沿って多数のコンプレッション部37
を形成しているので、フロアFの剛性を高めて、変形を
防止することができる。
【0031】図6及び図7は、立上げ部32を示してお
り、同立上げ部32は、フロアF上面後端部から座席6の
前端部下方にかけてやや後傾斜状態に張設されており、
座席6の直下方位置の前面板50に上下方向に伸延した4
条の凹溝部52を形成して、前面板50と後面板51とを接着
一体化し、各凹溝部52の中央部に上下方向に伸延したレ
バー挿通孔53を形成して、各レバー挿通孔53から操作レ
バー54の先端を外部に露出させ、しかも、操作レバー54
の先端が前面板50よりも前方に突出しないようにしてい
る。
【0032】このように、操作レバー54の先端が、立上
げ部32の表面に形成した凹溝部52内で露出しているの
で、オペレータが上記凹溝部52内で操作レバー54先端を
把持して同操作レバー54を操作することができ、しか
も、操作レバー54が立上げ部32の前面板50よりも前方に
突出していないので、オペレータの足が操作レバー54に
接触するのが防止されて、運転が容易になり安全性も向
上する。また、レバー挿通孔53の周囲の前面板50と後面
板51とが接着一体化しているので、立上げ部32の剛性が
低下するのを防止している。図中、55は操作ペダル、56
はペダル挿通孔であって、上記レバー挿通孔53と同様に
前面板50に凹溝部52を形成し、同凹溝部52中に形成した
ペダル挿通孔56周囲の前面板50と後面板51とを接着一体
化している。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果を得るこ
とができる。
【0034】請求項1記載の発明では、車体フレームに
取付けたフロアステー上にフロアを載設した乗用田植機
のフロア構造において、フロアは、合成樹脂を素材とし
たブロー成形手段により、上面板と下面板よりなる中空
略板形状に形成されている頃によって、軽量かつ高い剛
性のフロアを形成することができ、成形可能形状の制限
が大幅に緩和されるので、フロアを直接支持フレームに
支持させることができるようになり、フロア支持構造を
簡略化することができ、軽量化とコストダウンとを実現
できる。
【0035】請求項2記載の発明では、フロアは、上記
下面板に下方に膨出した突条を形成し、同突条をフロア
ステー上に載設したことによって、上面板と下面板との
ずれが防止されて、フロアの剛性を高めることができ
る。
【0036】請求項3記載の発明では、フロアは、上記
下面板に下方に膨出した突条を形成し、同突条の下面を
介して上記フロアをフロアステーに支持させたことによ
って、フロア下面と支持フレーム上面とを密着させるこ
とができるので、取付具の増加や支持フレーム形状の複
雑化を要せず、コストダウンをはかることができる。
【0037】請求項4記載の発明では、フロアは、上記
突条の側部に近接して複数のコンプレッション部を形成
したことによって、荷重が集中する突条近傍の上面板と
下面板とのずれを防止して、効果的にフロアの剛性を高
めることができる。
【0038】請求項5記載の発明では、フロアは、上記
下面板にステー嵌入溝を形成し、同ステー嵌入溝の内部
にフロアを支持するフロアステーを嵌入させたことによ
って、フロアの位置決めが容易になり、取付具や支持フ
レームの形状を簡略化してコストダウンをはかることが
できる。
【0039】請求項6記載の発明では、フロアは、上記
ステー嵌入溝の中央線に沿って、複数のコンプレッショ
ン部を配置したことにより、フロアの剛性を高めること
ができる。
【0040】請求項7記載の発明では、座席前部下方に
位置するフロアの立上げ部を、合成樹脂を素材としたブ
ロー成形手段により、前面板と後面板よりなる中空略板
状に形成し、前面板に上下方向に伸延した凹溝部を形成
して、前面板と後面板とを接着一体化すると共に、同凹
溝部の中央線に沿ってレバー挿通孔を形成し、同レバー
挿通孔を介して操作レバーの先端部を外部に露出させ、
しかも、同操作レバーの先端が前面板よりも前方に突出
していないことことによって、手動による操作レバーの
操作は容易であるが、同操作レバーの先端部がオペレー
タの足に接触して誤動作するのを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフロアを具備する乗用田植機の側
面図。
【図2】車体フレーム、支持フレーム及びフロアの一部
断面側面図。
【図3】フロアの平面図。
【図4】支持フレーム及びフロアの断面側面図。
【図5】他実施例フロアの断面側面図。
【図6】立上げ部の正面図。
【図7】図6におけるI−I線断面図。
【符号の説明】
A 乗用田植機 F フロア 6 座席 30 フロアステー 32 立上げ部 34 上面板 35 下面板 36 突条 37 コンプレッション部 40 ステー嵌入溝 50 前面板 51 後面板 52 凹溝部 53 レバー挿通孔 54 操作レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 潤二郎 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレーム(1) に取付けたフロアステ
    ー(30)上にフロア(F) を載設した乗用田植機のフロア構
    造において、 フロア(F) は、合成樹脂を素材としたブロー成形手段に
    より、上面板(34)と下面板(35)よりなる中空略板形状に
    形成されていることを特徴とする乗用田植機のフロア構
    造。
  2. 【請求項2】 フロア(F) は、上記下面板(35)に複数の
    凹部を設けて、上面板(34)と下面板(35)とを部分的に一
    体化したコンプレッション部(37)を複数形成したことを
    特徴とする請求項1記載の乗用田植機のフロア構造。
  3. 【請求項3】 フロア(F) は、上記下面板(35)に下方に
    膨出した突条(36)を形成し、同突条(36)をフロアステー
    (30)上に載設したことを特徴とする請求項2記載の乗用
    田植機のフロア構造。
  4. 【請求項4】 フロア(F) は、上記突条(36)の側部に近
    接して複数のコンプレッション部(37)を形成したことを
    特徴とする請求項3記載の乗用田植機のフロア構造。
  5. 【請求項5】 フロア(F) は、上記下面板(35)にステー
    嵌入溝(40)を形成し、同ステー嵌入溝(40)の内部にフロ
    ア(F) を支持するフロアステー(30)を嵌入させたことを
    特徴とする請求項1記載の乗用田植機のフロア構造。
  6. 【請求項6】 フロア(F) は、上記ステー嵌入溝(40)の
    中央線に沿って、複数のコンプレッション部(37)を配置
    したことを特徴とする請求項5記載の乗用田植機のフロ
    ア構造。
  7. 【請求項7】 座席(6) 前部下方に位置するフロア(F)
    の立上げ部(32)を、合成樹脂を素材としたブロー成形手
    段により、前面板(50)と後面板(51)よりなる中空略板状
    に形成し、前面板(50)に上下方向に伸延した凹溝部(52)
    を形成して、前面板(50)と後面板(51)とを接着一体化す
    ると共に、同凹溝部(52)の中央線に沿ってレバー挿通孔
    (53)を形成し、同レバー挿通孔(53)を介して操作レバー
    (54)の先端部を外部に露出させ、しかも、同操作レバー
    (54)の先端が前面板(50)よりも前方に突出していないこ
    とを特徴とする乗用田植機のフロア構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110562330A (zh) * 2019-10-09 2019-12-13 重庆千能实业有限公司 一种汽车后地板结构

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CN110562330B (zh) * 2019-10-09 2022-03-04 重庆千能实业有限公司 一种汽车后地板结构

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