JPH11118826A - マイクロマシンセンサ - Google Patents
マイクロマシンセンサInfo
- Publication number
- JPH11118826A JPH11118826A JP9275857A JP27585797A JPH11118826A JP H11118826 A JPH11118826 A JP H11118826A JP 9275857 A JP9275857 A JP 9275857A JP 27585797 A JP27585797 A JP 27585797A JP H11118826 A JPH11118826 A JP H11118826A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floating body
- electrode
- substrate
- film
- wiring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Pressure Sensors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板上配線と検出エレメントとの容量結合に
よるS/N劣化を防止。配線と薄膜可動体との間の静電
引力による検出精度低下を防止。 【解決手段】 基板(1,2)に対して空隙を設けてほぼ平
行に配置された薄膜可動体(14,15,17,18),その変位を
検出するエレメント(20)および配線(3,5)を有するマイ
クロマシンセンサにおいて、配線(3,5)を絶縁距離を置
いて被覆する導電性膜(8)、を有する。薄膜可動体と導
電性膜をGND接続。薄膜可動体を振動駆動するための
エレメント(20),薄膜可動体の変位を検出するためのエ
レメント(4)、および、それらのエレメント(20,4)に接
続した、基板上の配線(3,5)、を有し、かつ、配線(3,5)
の実質上全長の上に位置する導電性膜(8)を有する角速
度センサ。
よるS/N劣化を防止。配線と薄膜可動体との間の静電
引力による検出精度低下を防止。 【解決手段】 基板(1,2)に対して空隙を設けてほぼ平
行に配置された薄膜可動体(14,15,17,18),その変位を
検出するエレメント(20)および配線(3,5)を有するマイ
クロマシンセンサにおいて、配線(3,5)を絶縁距離を置
いて被覆する導電性膜(8)、を有する。薄膜可動体と導
電性膜をGND接続。薄膜可動体を振動駆動するための
エレメント(20),薄膜可動体の変位を検出するためのエ
レメント(4)、および、それらのエレメント(20,4)に接
続した、基板上の配線(3,5)、を有し、かつ、配線(3,5)
の実質上全長の上に位置する導電性膜(8)を有する角速
度センサ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に対して浮動
支持された薄膜可動体とその変位を検出するエレメント
を備え、変位,角速度,加速度等の物理量を計測するた
めのマイクロマシンセンサに関し、特に、これに限定す
る意図ではないが、マイクロ加工技術により、櫛歯と支
持梁を有する薄膜半導体を基板上に、基板から浮いて基
板表面と平行または垂直な方向に移動可に形成し、この
薄膜半導体の変位を検出するための電極を基板上に形成
したマイクロマシンに関する。
支持された薄膜可動体とその変位を検出するエレメント
を備え、変位,角速度,加速度等の物理量を計測するた
めのマイクロマシンセンサに関し、特に、これに限定す
る意図ではないが、マイクロ加工技術により、櫛歯と支
持梁を有する薄膜半導体を基板上に、基板から浮いて基
板表面と平行または垂直な方向に移動可に形成し、この
薄膜半導体の変位を検出するための電極を基板上に形成
したマイクロマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のマイクロマシンには、導電性の
薄膜半導体を基板に対して可動に形成し、薄膜半導体に
対向する検出電極を基板上に形成して、薄膜半導体の変
位を検出電極を用いて検出する変位センサがある。この
変位センサは、薄膜半導体と検出電極の対向方向(変位
検出軸)方向に加速度が加わると薄膜半導体が該方向に
変位するので、加速度センサとして利用することができ
る。また、薄膜半導体と検出電極の対向方向(変位検出
軸)方向に流れる流体が薄膜半導体に接すると、流速に
対応して薄膜半導体が該方向に変位するので、流速セン
サとして利用することができる。変位検出軸を薄膜半導
体の平面に垂直なものとして、該方向に流体圧を加える
と流体圧対応で薄膜半導体が変位するので、圧力センサ
として利用することができる。
薄膜半導体を基板に対して可動に形成し、薄膜半導体に
対向する検出電極を基板上に形成して、薄膜半導体の変
位を検出電極を用いて検出する変位センサがある。この
変位センサは、薄膜半導体と検出電極の対向方向(変位
検出軸)方向に加速度が加わると薄膜半導体が該方向に
変位するので、加速度センサとして利用することができ
る。また、薄膜半導体と検出電極の対向方向(変位検出
軸)方向に流れる流体が薄膜半導体に接すると、流速に
対応して薄膜半導体が該方向に変位するので、流速セン
サとして利用することができる。変位検出軸を薄膜半導
体の平面に垂直なものとして、該方向に流体圧を加える
と流体圧対応で薄膜半導体が変位するので、圧力センサ
として利用することができる。
【0003】最も注目されているものは、可動櫛歯電極
が一体連続の導電性の薄膜半導体を、可動櫛歯電極に対
してギャップを置いて噛み合う関係に基板上に形成され
た固定櫛歯電極と薄膜半導体との間にパルス的に電圧を
印加することにより、基板表面と平行なx方向に励振
し、基板表面に平行なy軸廻りの角速度が薄膜半導体に
加わることによって生ずる薄膜半導体のz軸(垂直軸)
方向の振動の変位(振幅)を、基板上の、z方向で薄膜
半導体に対向する検出電極で検出する角速度センサであ
る(例えば特開平7−218268号公報)。また、x
方向に振動する薄膜半導体に、z軸廻りの角速度が加わ
ることによる薄膜半導体のy方向の振動の変位(振幅)
を、y方向で薄膜半導体に対向する検出電極で検出する
角速度センサもある。
が一体連続の導電性の薄膜半導体を、可動櫛歯電極に対
してギャップを置いて噛み合う関係に基板上に形成され
た固定櫛歯電極と薄膜半導体との間にパルス的に電圧を
印加することにより、基板表面と平行なx方向に励振
し、基板表面に平行なy軸廻りの角速度が薄膜半導体に
加わることによって生ずる薄膜半導体のz軸(垂直軸)
方向の振動の変位(振幅)を、基板上の、z方向で薄膜
半導体に対向する検出電極で検出する角速度センサであ
る(例えば特開平7−218268号公報)。また、x
方向に振動する薄膜半導体に、z軸廻りの角速度が加わ
ることによる薄膜半導体のy方向の振動の変位(振幅)
を、y方向で薄膜半導体に対向する検出電極で検出する
角速度センサもある。
【0004】図16に、導電性の薄膜半導体17をx方
向に励振し、それにy軸廻りの角速度が加わることによ
って生ずる薄膜半導体17のz方向の振動の振幅(変
位)を検出電極4を用いて検出する、従来の角速度セン
サの一例を示し、そのA−A線断面を図17に、B−B
線断面を図18に示す。絶縁膜2を形成したシリコン基
板1には、導電性とするための不純物を含むポリシリコ
ン(以下導電性ポリシリコン)の、浮動体アンカ16,
固定電極20および検出電極4が固定されている。導電
性ポリシリコンでなる半導体薄膜である浮動体(薄膜可
動体)17は、絶縁膜2から上方に離れており、浮動体
17と一体連続の支持梁14,15を介して、また浮動
体アンカ16および絶縁膜2を介して、基板1で支持さ
れている。浮動体17は支持梁および浮動体アンカ16
を介して、絶縁膜2上に形成された配線6によって電極
パッドに接続されている。固定電極20は同様な配線3
によって電極パッドに接続されており、検出電極4は配
線5によって電極パッドに接続されている。
向に励振し、それにy軸廻りの角速度が加わることによ
って生ずる薄膜半導体17のz方向の振動の振幅(変
位)を検出電極4を用いて検出する、従来の角速度セン
サの一例を示し、そのA−A線断面を図17に、B−B
線断面を図18に示す。絶縁膜2を形成したシリコン基
板1には、導電性とするための不純物を含むポリシリコ
ン(以下導電性ポリシリコン)の、浮動体アンカ16,
固定電極20および検出電極4が固定されている。導電
性ポリシリコンでなる半導体薄膜である浮動体(薄膜可
動体)17は、絶縁膜2から上方に離れており、浮動体
17と一体連続の支持梁14,15を介して、また浮動
体アンカ16および絶縁膜2を介して、基板1で支持さ
れている。浮動体17は支持梁および浮動体アンカ16
を介して、絶縁膜2上に形成された配線6によって電極
パッドに接続されている。固定電極20は同様な配線3
によって電極パッドに接続されており、検出電極4は配
線5によって電極パッドに接続されている。
【0005】浮動体アンカ17に、y方向に延びる浮動
支持梁15とそれに連続したx方向に延びる浮動支持梁
14が連続しており、これらの支持梁とアンカ16で、
基板1に対して浮動支持されている。
支持梁15とそれに連続したx方向に延びる浮動支持梁
14が連続しており、これらの支持梁とアンカ16で、
基板1に対して浮動支持されている。
【0006】浮動体17から左右(x方向)に、櫛歯状
にy方向に等ピッチで分布する複数個の、x駆動用の可
動櫛歯電極18が突出している。固定電極20には、可
動櫛歯電極18の歯間スロットに進入した、x駆動用の
櫛歯状の固定櫛歯電極19がある。これらのx駆動用の
可動櫛歯電極18とx駆動用の固定櫛歯電極19との間
には、微小ギャップがある。
にy方向に等ピッチで分布する複数個の、x駆動用の可
動櫛歯電極18が突出している。固定電極20には、可
動櫛歯電極18の歯間スロットに進入した、x駆動用の
櫛歯状の固定櫛歯電極19がある。これらのx駆動用の
可動櫛歯電極18とx駆動用の固定櫛歯電極19との間
には、微小ギャップがある。
【0007】基板1上の絶縁膜2上には、浮動体17の
本体矩形部と、微小ギャップを置いて面対向する検出電
極4があり、これに配線5が連続している。
本体矩形部と、微小ギャップを置いて面対向する検出電
極4があり、これに配線5が連続している。
【0008】上述の、浮動支持梁14,15,浮動体1
7(およびその可動櫛歯電極18)および固定電極20
の櫛歯19は、基板1(の上の絶縁膜2)の表面からz
方向に離れている。すなわち基板1の表面に、ギャップ
を置いて対向している。これらは、マイクロ加工技術に
より、浮動体アンカおよび固定電極の電極パッドをシリ
コン基板1の表面上に形成した後に、浮動体アンカおよ
び固定電極の電極パッドに、一体連続で形成される。上
述のように、基板1の表面からz方向に離れ、しかも基
板1に対してx方向,y方向又はz方向に変位又は撓み
得る支持態様を本書において「浮動」又は「可動」と称
す。
7(およびその可動櫛歯電極18)および固定電極20
の櫛歯19は、基板1(の上の絶縁膜2)の表面からz
方向に離れている。すなわち基板1の表面に、ギャップ
を置いて対向している。これらは、マイクロ加工技術に
より、浮動体アンカおよび固定電極の電極パッドをシリ
コン基板1の表面上に形成した後に、浮動体アンカおよ
び固定電極の電極パッドに、一体連続で形成される。上
述のように、基板1の表面からz方向に離れ、しかも基
板1に対してx方向,y方向又はz方向に変位又は撓み
得る支持態様を本書において「浮動」又は「可動」と称
す。
【0009】浮動体17を支持する浮動支持梁14,1
5が基体1から浮いておりしかも支持梁15がy方向に
延びるので、y方向には撓まないが、x方向には撓み易
く、浮動体17は、x方向およびz方向に振動し易い。
5が基体1から浮いておりしかも支持梁15がy方向に
延びるので、y方向には撓まないが、x方向には撓み易
く、浮動体17は、x方向およびz方向に振動し易い。
【0010】浮動体17は、浮動支持梁14,15,ア
ンカ16および配線6を介して、図示しないx駆動回路
に接続され、そこで機器ア−ス(GND)に接続されて
いる。浮動体17を間に置いて相対向する1対の固定電
極20はそれぞれ、配線3および電極パッド21を介し
てx駆動回路に接続されている。x駆動回路は、1対の
固定電極20のそれぞれに交互に高電圧を印加しこれを
繰返す。浮動体17は、その右側の固定電極に高電圧が
加わったときに図1上で右方に引かれ、その左側の固定
電極に高電圧が加わったときに左方に引かれて、左右方
向すなわちx方向に振動する。
ンカ16および配線6を介して、図示しないx駆動回路
に接続され、そこで機器ア−ス(GND)に接続されて
いる。浮動体17を間に置いて相対向する1対の固定電
極20はそれぞれ、配線3および電極パッド21を介し
てx駆動回路に接続されている。x駆動回路は、1対の
固定電極20のそれぞれに交互に高電圧を印加しこれを
繰返す。浮動体17は、その右側の固定電極に高電圧が
加わったときに図1上で右方に引かれ、その左側の固定
電極に高電圧が加わったときに左方に引かれて、左右方
向すなわちx方向に振動する。
【0011】浮動体17に、y軸を中心とする回転の角
速度が加わると、浮動体17にコリオリ力が加わって、
浮動体17は、z方向にも振動する楕円振動となる。浮
動体17がz方向に振動する。浮動体17は機器ア−ス
電位(GND)であるが、検出電極4は図示しない静電
容量検出回路に接続されている。該静電容量検出回路
は、浮動体17と検出電極4の間の静電容量を表わす電
気信号を発生する。この電気信号のレベルが、浮動体1
7のz方向振動の振幅に対応する。この電気信号を図示
しない信号処理回路が角速度を表わす信号(角速度信
号)に変換する。
速度が加わると、浮動体17にコリオリ力が加わって、
浮動体17は、z方向にも振動する楕円振動となる。浮
動体17がz方向に振動する。浮動体17は機器ア−ス
電位(GND)であるが、検出電極4は図示しない静電
容量検出回路に接続されている。該静電容量検出回路
は、浮動体17と検出電極4の間の静電容量を表わす電
気信号を発生する。この電気信号のレベルが、浮動体1
7のz方向振動の振幅に対応する。この電気信号を図示
しない信号処理回路が角速度を表わす信号(角速度信
号)に変換する。
【0012】以上は角速度検出原理の概要である。図1
6に示すマイクロマシンは、図16に示されるように、
上述の角速度検出要素を、y方向に延びる中心線Lcy
に関して対称に、2組備えている。両組のx方向に延び
る支持梁14は共通であって一体連続である。両組の浮
動体(17)は、相対的に逆相励振され、左側の浮動体
17が右に変位するとき右側の浮動体は左に変位する。
これにより、両浮動体にy軸廻りの角速度が加わると、
両浮動体はz方向に相対的に逆相で振動し、左側の浮動
体17が上に変位するとき右側の浮動体は下に変位す
る。信号処理回路は、左側の浮動体17とそれに対向す
る検出電極4の間の静電容量を表わす第1電気信号と、
右側の浮動体とそれに対向する検出電極の間の静電容量
を表わす第2電気信号とを差動増幅し、この処理で得た
電気信号を角速度信号に変換する。第1組の角速度検出
系(Lcyの左側のもの)と第2組の角速度検出系(L
cyの右側のもの)に共通に加わるノイズが差動増幅に
よって相殺され、S/Nが高い角速度信号が得られる。
6に示すマイクロマシンは、図16に示されるように、
上述の角速度検出要素を、y方向に延びる中心線Lcy
に関して対称に、2組備えている。両組のx方向に延び
る支持梁14は共通であって一体連続である。両組の浮
動体(17)は、相対的に逆相励振され、左側の浮動体
17が右に変位するとき右側の浮動体は左に変位する。
これにより、両浮動体にy軸廻りの角速度が加わると、
両浮動体はz方向に相対的に逆相で振動し、左側の浮動
体17が上に変位するとき右側の浮動体は下に変位す
る。信号処理回路は、左側の浮動体17とそれに対向す
る検出電極4の間の静電容量を表わす第1電気信号と、
右側の浮動体とそれに対向する検出電極の間の静電容量
を表わす第2電気信号とを差動増幅し、この処理で得た
電気信号を角速度信号に変換する。第1組の角速度検出
系(Lcyの左側のもの)と第2組の角速度検出系(L
cyの右側のもの)に共通に加わるノイズが差動増幅に
よって相殺され、S/Nが高い角速度信号が得られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、マイクロマ
シンの検出電極4の配線5と、浮動体(14,15,17,18;特
に、配線3の上方を横切る支持梁14)との間の静電引力
により、浮動体に不要な力が働き、S/N比の低下を招
く。特に、基板に対して平行にx方向に駆動し、基板に
平行かつ駆動方向に垂直なy方向を角速度の検出軸と
し、角速度の検出をコリオリの力により誘起される基板
に対して垂直なz方向の振動を検出する、上述のように
一例を示した角速度センサの場合、浮動体(14,15,17,1
8)に対して空隙を設けて基板上に配置される固定電極2
0と検出電極4との容量結合によるノイズのほかに、固
定電極20の配線3と浮動体(14,15,17,18:特に14)の間
には、基板に対してz方向の静電引力が働き、浮動体に
x励振周波数と一致するz方向振動を誘起する。上述の
振動型角速度センサの場合、角速度によって生ずる振動
方向zに誘起される、上述の静電引力によるz方向振動
の周波数はx励振の周波数と同じであるので、上述の容
量結合によるノイズ、および、上述の静電引力により誘
起される振動は、センサの角速度検出信号のオフセット
として現われ、センサの角速度検出精度の低下を招く。
シンの検出電極4の配線5と、浮動体(14,15,17,18;特
に、配線3の上方を横切る支持梁14)との間の静電引力
により、浮動体に不要な力が働き、S/N比の低下を招
く。特に、基板に対して平行にx方向に駆動し、基板に
平行かつ駆動方向に垂直なy方向を角速度の検出軸と
し、角速度の検出をコリオリの力により誘起される基板
に対して垂直なz方向の振動を検出する、上述のように
一例を示した角速度センサの場合、浮動体(14,15,17,1
8)に対して空隙を設けて基板上に配置される固定電極2
0と検出電極4との容量結合によるノイズのほかに、固
定電極20の配線3と浮動体(14,15,17,18:特に14)の間
には、基板に対してz方向の静電引力が働き、浮動体に
x励振周波数と一致するz方向振動を誘起する。上述の
振動型角速度センサの場合、角速度によって生ずる振動
方向zに誘起される、上述の静電引力によるz方向振動
の周波数はx励振の周波数と同じであるので、上述の容
量結合によるノイズ、および、上述の静電引力により誘
起される振動は、センサの角速度検出信号のオフセット
として現われ、センサの角速度検出精度の低下を招く。
【0014】また、基板に平行な面内で浮動体をx方向
に励振し、基板に垂直なz軸廻りの角速度が浮動体に作
用する場合の、コリオリの力により誘起されるy方向の
振動を検出する角速度センサにおいても、浮動体下方に
駆動電極(20)の配線が存在することにより、駆動電
極(20)と、浮動体のy方向振動を検出するための検
出電極との容量結合によるノイズのほかに、基板に対し
て垂直方向の振動が浮動体に誘起され、浮動体と検出電
極の相対的な位置が変わりこれがノイズとなりS/Nを
劣化させる。
に励振し、基板に垂直なz軸廻りの角速度が浮動体に作
用する場合の、コリオリの力により誘起されるy方向の
振動を検出する角速度センサにおいても、浮動体下方に
駆動電極(20)の配線が存在することにより、駆動電
極(20)と、浮動体のy方向振動を検出するための検
出電極との容量結合によるノイズのほかに、基板に対し
て垂直方向の振動が浮動体に誘起され、浮動体と検出電
極の相対的な位置が変わりこれがノイズとなりS/Nを
劣化させる。
【0015】本発明は、基板上の配線と検出エレメント
との容量結合によるS/Nの劣化を防止することを第1
の目的とし、基板上の配線と薄膜可動体との間の静電引
力による物理量検出精度の低下を防止することを第2の
目的とする。
との容量結合によるS/Nの劣化を防止することを第1
の目的とし、基板上の配線と薄膜可動体との間の静電引
力による物理量検出精度の低下を防止することを第2の
目的とする。
【0016】
(1)本発明は、基板(1,2),該基板に対して空隙を設
けてほぼ平行に配置された薄膜可動体(14,15,17,18),
前記基板で支持され前記薄膜可動体の変位を検出するた
めのエレメント(20)および基板上の電気配線(3,5)を有
するマイクロマシンセンサにおいて、前記電気配線(3,
5)を絶縁距離を置いて被覆する導電性膜(8)、を有する
ことを特徴とするマイクロマシンセンサ。なお、理解を
容易にするためにカッコ内には、図面に示し後述する一
実施例の対応要素の符号を、参考までに付記した。
けてほぼ平行に配置された薄膜可動体(14,15,17,18),
前記基板で支持され前記薄膜可動体の変位を検出するた
めのエレメント(20)および基板上の電気配線(3,5)を有
するマイクロマシンセンサにおいて、前記電気配線(3,
5)を絶縁距離を置いて被覆する導電性膜(8)、を有する
ことを特徴とするマイクロマシンセンサ。なお、理解を
容易にするためにカッコ内には、図面に示し後述する一
実施例の対応要素の符号を、参考までに付記した。
【0017】これによれば、導電性膜(8)が電気配線(3,
5)を電気的にシ−ルドするので、電気配線(3,5)とエレ
メント(20)との容量結合によるS/Nの劣化が低減す
る。また、基板上の配線(3,5)と薄膜可動体(14,15,17,1
8)との間の静電引力による物理量検出精度の低下を生じ
ない。
5)を電気的にシ−ルドするので、電気配線(3,5)とエレ
メント(20)との容量結合によるS/Nの劣化が低減す
る。また、基板上の配線(3,5)と薄膜可動体(14,15,17,1
8)との間の静電引力による物理量検出精度の低下を生じ
ない。
【0018】
(2)前記導電性膜は定電位に接続されているマイクロ
マシンセンサ。これにより上記シールド効果はより確実
となり検出精度の向上が図れる。
マシンセンサ。これにより上記シールド効果はより確実
となり検出精度の向上が図れる。
【0019】(3)前記導電性膜は、前記薄膜可動体と
同電位であるマイクロマシンセンサ。これにより、薄膜
可動体に働く基板方向への静電引力を最小にでき、セン
サの動作が安定化し、精度の向上が図れる。
同電位であるマイクロマシンセンサ。これにより、薄膜
可動体に働く基板方向への静電引力を最小にでき、セン
サの動作が安定化し、精度の向上が図れる。
【0020】(4)基板(1,2),該基板に対して空隙を
設けてほぼ平行に配置された薄膜可動体(14,15,17,1
8),前記基板で支持され前記薄膜可動体の変位を検出す
るためのエレメント(4)、および、該エレメントに接続
した、基板上の配線(5)、を有するマイクロマシンセン
サにおいて、前記配線(5)の少くとも前記薄膜可動体(1
4,15,17,18の14)に対向する部分と該薄膜可動体との間
に、両者に対して絶縁距離を置いて位置する導電性膜
(8)、を有することを特徴とするマイクロマシンセン
サ。これによれば、電気配線(5)とエレメント(20)と
の、薄膜可動体(14,15,17,18の14)を介した容量結合に
よるS/Nの劣化が低減する。
設けてほぼ平行に配置された薄膜可動体(14,15,17,1
8),前記基板で支持され前記薄膜可動体の変位を検出す
るためのエレメント(4)、および、該エレメントに接続
した、基板上の配線(5)、を有するマイクロマシンセン
サにおいて、前記配線(5)の少くとも前記薄膜可動体(1
4,15,17,18の14)に対向する部分と該薄膜可動体との間
に、両者に対して絶縁距離を置いて位置する導電性膜
(8)、を有することを特徴とするマイクロマシンセン
サ。これによれば、電気配線(5)とエレメント(20)と
の、薄膜可動体(14,15,17,18の14)を介した容量結合に
よるS/Nの劣化が低減する。
【0021】(5)基板(1,2),該基板に対して空隙を
設けてほぼ平行に配置された薄膜可動体(14,15,17,1
8),前記基板で支持され該薄膜可動体を振動駆動するた
めのエレメント(20)、および、該エレメント(20)に接続
した、基板上の配線(3)、を有するマイクロマシンセン
サにおいて、前記配線(3)の少くとも前記薄膜可動体(1
4,15,17,18の14)に対向する部分と該薄膜可動体との間
に、両者に対して絶縁距離を置いて位置する導電性膜
(8)、を有することを特徴とするマイクロマシンセン
サ。
設けてほぼ平行に配置された薄膜可動体(14,15,17,1
8),前記基板で支持され該薄膜可動体を振動駆動するた
めのエレメント(20)、および、該エレメント(20)に接続
した、基板上の配線(3)、を有するマイクロマシンセン
サにおいて、前記配線(3)の少くとも前記薄膜可動体(1
4,15,17,18の14)に対向する部分と該薄膜可動体との間
に、両者に対して絶縁距離を置いて位置する導電性膜
(8)、を有することを特徴とするマイクロマシンセン
サ。
【0022】これによれば、基板上の配線(3)と薄膜可
動体(14,15,17,18の14)との間の静電引力による物理量
検出精度の低下を生じない。
動体(14,15,17,18の14)との間の静電引力による物理量
検出精度の低下を生じない。
【0023】(6)基板(1,2),該基板に対して空隙を
設けてほぼ平行に配置された薄膜可動体(14,15,17,1
8),前記基板で支持され該薄膜可動体を振動駆動するた
めのエレメント(20),前記基板で支持され前記薄膜可動
体(14,15,17,18の17)の変位を検出するためのエレメン
ト(4)、および、それらのエレメント(20,4)に接続し
た、基板上の配線(3,5)、を有するマイクロマシンセン
サにおいて、前記配線(3,5)の少くとも前記薄膜可動体
(14,15,17,18の14)に対向する部分と該薄膜可動体との
間に、両者に対して絶縁距離を置いて位置する導電性膜
(8)、を有することを特徴とするマイクロマシンセン
サ。
設けてほぼ平行に配置された薄膜可動体(14,15,17,1
8),前記基板で支持され該薄膜可動体を振動駆動するた
めのエレメント(20),前記基板で支持され前記薄膜可動
体(14,15,17,18の17)の変位を検出するためのエレメン
ト(4)、および、それらのエレメント(20,4)に接続し
た、基板上の配線(3,5)、を有するマイクロマシンセン
サにおいて、前記配線(3,5)の少くとも前記薄膜可動体
(14,15,17,18の14)に対向する部分と該薄膜可動体との
間に、両者に対して絶縁距離を置いて位置する導電性膜
(8)、を有することを特徴とするマイクロマシンセン
サ。
【0024】これによれば、電気配線(5)とエレメント
(20)との、薄膜可動体(14,15,17,18の14)を介した容量
結合によるS/Nの劣化が低減する。基板上の配線(3)
と薄膜可動体(14,15,17,18の14)との間の静電引力によ
る物理量検出精度の低下を生じない。
(20)との、薄膜可動体(14,15,17,18の14)を介した容量
結合によるS/Nの劣化が低減する。基板上の配線(3)
と薄膜可動体(14,15,17,18の14)との間の静電引力によ
る物理量検出精度の低下を生じない。
【0025】(7)前記導電性膜(8)は、前記配線(3,5)
の、基板上の実質上全長の上に位置する。
の、基板上の実質上全長の上に位置する。
【0026】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0027】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示し、そのA−A
線断面を図2に、B−B線断面を図3に示す。この実施
例は、図16に示し上述した従来の1つの角速度センサ
に、本発明に基づいて改良を加えたものであり、図1〜
図3において浮動体14,15,16,17,18、固
定電極19,20、配線3,5,6等の構成は従来の角
速度センサ(図16)と同様であり、動作原理も同様の
動作原理で角速度の検出を行う。したがってここでのこ
れらの要素の説明は省略し、改善した部位を説明する
と、導電層8を、絶縁膜7と共に、浮動体14,15,
17,18と配線3,5,6の間に挿入することによ
り、配線から出る電界を導電層8でシールドした。これ
により浮動体17に対して不要な力が加わらず、精度の
高い検出が可能となる。また、検出用配線5に対して導
電層8が外乱に対するシールドとなりS/N比が向上す
る。次に、図1に示すセンサの製造工程例を示す。
線断面を図2に、B−B線断面を図3に示す。この実施
例は、図16に示し上述した従来の1つの角速度センサ
に、本発明に基づいて改良を加えたものであり、図1〜
図3において浮動体14,15,16,17,18、固
定電極19,20、配線3,5,6等の構成は従来の角
速度センサ(図16)と同様であり、動作原理も同様の
動作原理で角速度の検出を行う。したがってここでのこ
れらの要素の説明は省略し、改善した部位を説明する
と、導電層8を、絶縁膜7と共に、浮動体14,15,
17,18と配線3,5,6の間に挿入することによ
り、配線から出る電界を導電層8でシールドした。これ
により浮動体17に対して不要な力が加わらず、精度の
高い検出が可能となる。また、検出用配線5に対して導
電層8が外乱に対するシールドとなりS/N比が向上す
る。次に、図1に示すセンサの製造工程例を示す。
【0028】1)基板1 基板1にSi単結晶基板を用いる。なお、基板1はSi
多結晶基板,ガラス基板,ステンレス基板でもよい。
多結晶基板,ガラス基板,ステンレス基板でもよい。
【0029】2)絶縁膜2の形成 絶縁膜2としてSiN膜をプラズマCVDを用いて10
0nm形成する。なお基板に絶縁性基板を用いた場合、
絶縁膜2は形成しなくてもよい。また、絶縁膜2の厚み
は、100nmに限定しない。絶縁膜2としてSi酸化
膜,Al203(酸化アルミニウム)膜,AlN(チッ化
アルミニウム)膜を用いてもよい。成膜手段としてプラ
ズマCVDの他に熱CVD,スパッタ等を用いてもよ
い。なお成膜後たとえば1000℃,30分程度の熱処
理をしても良い。
0nm形成する。なお基板に絶縁性基板を用いた場合、
絶縁膜2は形成しなくてもよい。また、絶縁膜2の厚み
は、100nmに限定しない。絶縁膜2としてSi酸化
膜,Al203(酸化アルミニウム)膜,AlN(チッ化
アルミニウム)膜を用いてもよい。成膜手段としてプラ
ズマCVDの他に熱CVD,スパッタ等を用いてもよ
い。なお成膜後たとえば1000℃,30分程度の熱処
理をしても良い。
【0030】3)検出電極4および配線3,5,6の形
成(図4) 熱CVDを用いてn型多結晶Si(ポリシリコン)を5
00nm形成し、フォトリソグラフィ,エッチング工程
により検出電極4,固定電極20および浮動体アンカ1
6と電極パッド21を接続する配線3,5,6(図4)
を形成する。
成(図4) 熱CVDを用いてn型多結晶Si(ポリシリコン)を5
00nm形成し、フォトリソグラフィ,エッチング工程
により検出電極4,固定電極20および浮動体アンカ1
6と電極パッド21を接続する配線3,5,6(図4)
を形成する。
【0031】多結晶Siの形成は、プラズマCVD,ス
パッタ等を用いてもよく、n型不純物のドーピングは成
膜と同時に行っても、成膜後、イオン注入,熱拡散を用
いてもよい。なお、膜厚は500nmとは限定せず、成
膜時に非晶質Siでもよい。また、n型不純物にはV族
元素(P,As,Sb等)を用いる。また、上記半導体
薄膜(3〜6)にp型半導体薄膜を用いてもよいが、以
後の工程で形成される半導体薄膜は全てp型となる。n
型Si薄膜の形成後、またはn型不純物の導入後100
0℃,30分程度の熱処理をしてもよい。エッチング工
程にはHF−HNO3−H2O系のウェットエッチングで
もRIE,ECRプラズマエッチング等を用いたドライ
エッチングでもよい。エッチング後の基板1の上表面を
図4に示す。
パッタ等を用いてもよく、n型不純物のドーピングは成
膜と同時に行っても、成膜後、イオン注入,熱拡散を用
いてもよい。なお、膜厚は500nmとは限定せず、成
膜時に非晶質Siでもよい。また、n型不純物にはV族
元素(P,As,Sb等)を用いる。また、上記半導体
薄膜(3〜6)にp型半導体薄膜を用いてもよいが、以
後の工程で形成される半導体薄膜は全てp型となる。n
型Si薄膜の形成後、またはn型不純物の導入後100
0℃,30分程度の熱処理をしてもよい。エッチング工
程にはHF−HNO3−H2O系のウェットエッチングで
もRIE,ECRプラズマエッチング等を用いたドライ
エッチングでもよい。エッチング後の基板1の上表面を
図4に示す。
【0032】4)絶縁膜7の形成 絶縁膜7としてSiN膜をプラズマCVDを用いて10
0nm形成する。なお、絶縁膜7の厚みは、100nm
に限定しない。絶縁膜7としてSi酸化膜,Al2O
3膜,AlN膜を用いてもよい。成膜手段としてプラズ
マCVDの他に熱CVD,スパッタ等を用いてもよい。
好ましくはSiN,BSG(Boro-Silicate-Glass)等、
後に付加するエッチング層9との選択比の大きい絶縁膜
を、上記Si薄膜層の厚み以上に形成する。なお成膜後
たとえば1000℃,30分程度の熱処理をしても良
い。
0nm形成する。なお、絶縁膜7の厚みは、100nm
に限定しない。絶縁膜7としてSi酸化膜,Al2O
3膜,AlN膜を用いてもよい。成膜手段としてプラズ
マCVDの他に熱CVD,スパッタ等を用いてもよい。
好ましくはSiN,BSG(Boro-Silicate-Glass)等、
後に付加するエッチング層9との選択比の大きい絶縁膜
を、上記Si薄膜層の厚み以上に形成する。なお成膜後
たとえば1000℃,30分程度の熱処理をしても良
い。
【0033】5)配線を被覆する導電層8の形成(図
5) 熱CVDを用いてn型多結晶Siを500nm形成し、
フォトリソグラフィ,エッチング工程により、少くと
も、検出電極4,固定電極20,アンカ16等の領域を
除去する。多結晶Siの形成は、プラズマCVD,スパ
ッタ等を用いてもよく、n型不純物のドーピングは成膜
と同時に行っても、成膜後、イオン注入,熱拡散を用い
てもよい。なお、薄膜は500nmとは限定せず、成膜
時に非晶質Siでもよい。また、n型不純物にはV族元
素(P,As,Sb等)を用いる。また、上記検出電極
4および配線3,5,6をp型半導体薄膜とした場合
は、導電層8はp型のものとする。n型Si薄膜の形成
後、またはn型不純物の導入後1000℃,30分程度
の熱処理をしてもよい。エッチング工程はHF−HNO
3−H2O系のウェットエッチングでもRIE,ECRプ
ラズマエッチング等を用いたドライエッチングでもよ
い。導電層8にエッチングにより検出電極4,固定電極
20,アンカ16等の領域を開けた状態を図5に示す。
5) 熱CVDを用いてn型多結晶Siを500nm形成し、
フォトリソグラフィ,エッチング工程により、少くと
も、検出電極4,固定電極20,アンカ16等の領域を
除去する。多結晶Siの形成は、プラズマCVD,スパ
ッタ等を用いてもよく、n型不純物のドーピングは成膜
と同時に行っても、成膜後、イオン注入,熱拡散を用い
てもよい。なお、薄膜は500nmとは限定せず、成膜
時に非晶質Siでもよい。また、n型不純物にはV族元
素(P,As,Sb等)を用いる。また、上記検出電極
4および配線3,5,6をp型半導体薄膜とした場合
は、導電層8はp型のものとする。n型Si薄膜の形成
後、またはn型不純物の導入後1000℃,30分程度
の熱処理をしてもよい。エッチング工程はHF−HNO
3−H2O系のウェットエッチングでもRIE,ECRプ
ラズマエッチング等を用いたドライエッチングでもよ
い。導電層8にエッチングにより検出電極4,固定電極
20,アンカ16等の領域を開けた状態を図5に示す。
【0034】6)絶縁膜7のエッチング(図6) フォトリソグラフィ,エッチング工程により検出電極4
の領域を除去し、検出電極4を露出させる。なお、エッ
チング工程はHF−NH4F−H2O系(BHF:バッフ
ァードフッ酸)のウェットエッチングでもRIE,EC
Rプラズマエッチング等を用いたドライエッチングでも
よい。導電層8に開けた領域(絶縁膜7)のうちの、検
出電極4領域をエッチングして検出電極4を露出させた
状態を図6に示す。
の領域を除去し、検出電極4を露出させる。なお、エッ
チング工程はHF−NH4F−H2O系(BHF:バッフ
ァードフッ酸)のウェットエッチングでもRIE,EC
Rプラズマエッチング等を用いたドライエッチングでも
よい。導電層8に開けた領域(絶縁膜7)のうちの、検
出電極4領域をエッチングして検出電極4を露出させた
状態を図6に示す。
【0035】7)エッチング層9の形成(図7) エッチング層9として熱CVDを用いてPSG(Phospho
-Silicate-Glass)を2μm形成し、浮動体17のアンカ
ー16部のコンタクトホール,固定電極20の固定部の
コンタクトホール10,電極パッド21のコンタクトホ
ール11を形成し、導電層8の電極パッド接続部12を
露出させる。
-Silicate-Glass)を2μm形成し、浮動体17のアンカ
ー16部のコンタクトホール,固定電極20の固定部の
コンタクトホール10,電極パッド21のコンタクトホ
ール11を形成し、導電層8の電極パッド接続部12を
露出させる。
【0036】なお、エッチング層9の厚みは限定しない
が、下部配線3,5,6の厚みと、絶縁膜7および導電
層8の厚みの総和以上であることが望ましい。また、成
膜方法は、絶縁膜2,7同様、熱CVD以外の方法を用
いてもよく、コンタクトホールのエッチング工程は、H
F−NH4F−H2O系(BHF:バッファードフッ酸)
のウェットエッチングでもRIE,ECRプラズマエッ
チング等を用いたドライエッチングでもよい。
が、下部配線3,5,6の厚みと、絶縁膜7および導電
層8の厚みの総和以上であることが望ましい。また、成
膜方法は、絶縁膜2,7同様、熱CVD以外の方法を用
いてもよく、コンタクトホールのエッチング工程は、H
F−NH4F−H2O系(BHF:バッファードフッ酸)
のウェットエッチングでもRIE,ECRプラズマエッ
チング等を用いたドライエッチングでもよい。
【0037】8)浮動体(14,15,17,18)および固定電極
(19,20)の形成(図8) 浮動体(14,15,17,18)および固定電極(19,20)ならびに電
極パッド形状の半導体薄膜13として、熱CVDを用い
てn型多結晶Siを所望の膜厚で形成し、フォトリソグ
ラフィ,エッチング工程により浮動体(14,15,17,18),
固定電極(19,20)および電極パッド形状の半導体薄膜1
3の形状に加工する。
(19,20)の形成(図8) 浮動体(14,15,17,18)および固定電極(19,20)ならびに電
極パッド形状の半導体薄膜13として、熱CVDを用い
てn型多結晶Siを所望の膜厚で形成し、フォトリソグ
ラフィ,エッチング工程により浮動体(14,15,17,18),
固定電極(19,20)および電極パッド形状の半導体薄膜1
3の形状に加工する。
【0038】製造しようとしている図1に示すセンサ
は、浮動体17を基板1に平行にx方向に励振し、基板
1に垂直なz方向に誘起される振動を検出電極4で検出
して、角速度信号を生成する。この種の振動型角速度セ
ンサでは、10〜20kHzのx励振の共振周波数に対
して、100Hz程度の差を設けた周波数に浮動体のz
方向の共振周波数を設定する必要があり、浮動体の膜厚
はx励振の共振周波数に対してほとんど影響を与えない
が、z方向の共振周波数は浮動体の膜厚に大きく依存す
るため、浮動体の膜厚は高精度に制御する必要がある。
は、浮動体17を基板1に平行にx方向に励振し、基板
1に垂直なz方向に誘起される振動を検出電極4で検出
して、角速度信号を生成する。この種の振動型角速度セ
ンサでは、10〜20kHzのx励振の共振周波数に対
して、100Hz程度の差を設けた周波数に浮動体のz
方向の共振周波数を設定する必要があり、浮動体の膜厚
はx励振の共振周波数に対してほとんど影響を与えない
が、z方向の共振周波数は浮動体の膜厚に大きく依存す
るため、浮動体の膜厚は高精度に制御する必要がある。
【0039】なお、多結晶Siの形成は、プラズマCV
D,スパッタ等を用いてもよく、n型不純物のドーピン
グは成膜と同時に行っても、成膜後、イオン注入,熱拡
散を用いてもよい。なお、成膜時に非晶質Siでもよ
い。また、n型不純物にはV族元素(P,As,Sb
等)を用いる。また、上記検出電極4および配線3,
5,6をp型半導体薄膜とした場合、浮動体(14,15,17,
18)および固定電極(19,20),電極パッド形状の半導体薄
膜13はp型となる。また、エッチング工程にはRI
E,ECRプラズマエッチング等を用いた異方性ドライ
エッチングが好ましい。図8に、浮動体等の機能要素の
形成を終えた状態を示す。
D,スパッタ等を用いてもよく、n型不純物のドーピン
グは成膜と同時に行っても、成膜後、イオン注入,熱拡
散を用いてもよい。なお、成膜時に非晶質Siでもよ
い。また、n型不純物にはV族元素(P,As,Sb
等)を用いる。また、上記検出電極4および配線3,
5,6をp型半導体薄膜とした場合、浮動体(14,15,17,
18)および固定電極(19,20),電極パッド形状の半導体薄
膜13はp型となる。また、エッチング工程にはRI
E,ECRプラズマエッチング等を用いた異方性ドライ
エッチングが好ましい。図8に、浮動体等の機能要素の
形成を終えた状態を示す。
【0040】9)電極パッド21の形成(図9) 蒸着によりAl(アルミニウム)薄膜を形成し、フォト
リソグラフィ,エッチングにより電極パッド21を形成
する。Al薄膜の形成にスパッタを用いてもよい。エッ
チングは、リン酸系のエッチング液によるウェットエッ
チングでもRIE,ECRプラズマエッチング等を用い
たドライエッチングでもよい。また、リフトオフ法を用
いて電極パッド21を形成してもよい。Al以外にC
r,Au,W,Mo等の金属の単層または多層膜を用い
てもよい。
リソグラフィ,エッチングにより電極パッド21を形成
する。Al薄膜の形成にスパッタを用いてもよい。エッ
チングは、リン酸系のエッチング液によるウェットエッ
チングでもRIE,ECRプラズマエッチング等を用い
たドライエッチングでもよい。また、リフトオフ法を用
いて電極パッド21を形成してもよい。Al以外にC
r,Au,W,Mo等の金属の単層または多層膜を用い
てもよい。
【0041】10)エッチング層9の除去(図1) フッ酸系のエッチング液(フッ酸またはバッファードフ
ッ酸)によりエッチング層9を除去する。エッチング方
法として、RIE,ECRプラズマエッチング等を用い
た等方性ドライエッチングでもよい。エッチング層9を
除去すると、図1に示す角速度センサとなる。
ッ酸)によりエッチング層9を除去する。エッチング方
法として、RIE,ECRプラズマエッチング等を用い
た等方性ドライエッチングでもよい。エッチング層9を
除去すると、図1に示す角速度センサとなる。
【0042】以上の工程により製造したセンサに駆動回
路および検出回路を接続することにより、角速度信号を
得ることができる。
路および検出回路を接続することにより、角速度信号を
得ることができる。
【0043】上記7)でエッチング層9に開けた浮動体
アンカ用のコントクトホ−ルに相当する部位で、浮動体
(14,15,17,18)は配線6につながり、固定電極用のコン
タクトホ−ル10に相当する部位で、固定電極(19,20)
は配線3につながり、検出電極4は、配線を形成すると
きに配線5と一体連続で形成され、これらが電極パッド
用のコンタクトホ−ルの部位で電極パッド21につなが
っている。したがって、電極パッド21のそれぞれに
は、浮動体(14,15,17,18),固定電極(19,20),検出電極
4および導電層8が電気的につながっている。エッチン
グ層9の除去によって、基板1の大部分の領域を被覆し
た導電層8が露出し、この導電層8と、浮動体(14,15,1
7,18)および固定電極(19,20)との間には、先のエッチン
グ層9の厚みに相当するギャップがある。
アンカ用のコントクトホ−ルに相当する部位で、浮動体
(14,15,17,18)は配線6につながり、固定電極用のコン
タクトホ−ル10に相当する部位で、固定電極(19,20)
は配線3につながり、検出電極4は、配線を形成すると
きに配線5と一体連続で形成され、これらが電極パッド
用のコンタクトホ−ルの部位で電極パッド21につなが
っている。したがって、電極パッド21のそれぞれに
は、浮動体(14,15,17,18),固定電極(19,20),検出電極
4および導電層8が電気的につながっている。エッチン
グ層9の除去によって、基板1の大部分の領域を被覆し
た導電層8が露出し、この導電層8と、浮動体(14,15,1
7,18)および固定電極(19,20)との間には、先のエッチン
グ層9の厚みに相当するギャップがある。
【0044】図10に、図1に示す角速度センサに接続
した角速度検出回路の概要を示す。左側の浮動体17お
よび右側の浮動体は、x駆動回路31に接続され、そこ
で機器ア−ス(GND)に接続されている。導電層8も
機器ア−ス(GND)に接続されている。
した角速度検出回路の概要を示す。左側の浮動体17お
よび右側の浮動体は、x駆動回路31に接続され、そこ
で機器ア−ス(GND)に接続されている。導電層8も
機器ア−ス(GND)に接続されている。
【0045】左側の1対の固定電極20と、右側の1対
の固定電極もx駆動回路31に接続されている。x駆動
回路31は、左側の1対の固定電極20の、左側浮動体
より右側のものと、右側の1対の固定電極の、右側浮動
体より左側のものに、実質上同一位相および同一電圧の
矩形波電圧VD1を印加する。また、左側の1対の固定
電極20の、左側浮動体より左側のものと、右側の1対
の固定電極の、右側浮動体より右側のものに、実質上同
一位相および同一電圧の矩形波電圧VD2を印加する。
矩形波電圧VD1とVD2とは、図11に示すように1
80度位相がずれたもの(逆相)である。これにより左
側浮動体17と右側浮動体が、相対的に逆相で、x方向
に振動する。
の固定電極もx駆動回路31に接続されている。x駆動
回路31は、左側の1対の固定電極20の、左側浮動体
より右側のものと、右側の1対の固定電極の、右側浮動
体より左側のものに、実質上同一位相および同一電圧の
矩形波電圧VD1を印加する。また、左側の1対の固定
電極20の、左側浮動体より左側のものと、右側の1対
の固定電極の、右側浮動体より右側のものに、実質上同
一位相および同一電圧の矩形波電圧VD2を印加する。
矩形波電圧VD1とVD2とは、図11に示すように1
80度位相がずれたもの(逆相)である。これにより左
側浮動体17と右側浮動体が、相対的に逆相で、x方向
に振動する。
【0046】両浮動体にy軸廻りの角速度が加わると、
両浮動体がz方向に、相対的に逆相で、振動する。これ
により、左側浮動体17とそれに対向する検出電極4と
の間の静電容量が増減振動し、これと逆位相で、右側浮
動体とそれに対向する検出電極との間の静電容量が増減
振動する。静電容量検出回路32は、左側浮動体17と
それに対向する検出電極4との間の静電容量を表わす第
1電気信号と、右側浮動体とそれに対向する検出電極と
の間の静電容量を表わす第2電気信号とを差動増幅した
z振動検出信号を発生し、上述のx方向の振動が一定で
ある場合、角速度とz振動検出信号との間には一定の関
係がある。信号処理回路33は、この関係に基づいて、
z振動検出信号を角速度を表わす信号(角速度信号)に
変換する。
両浮動体がz方向に、相対的に逆相で、振動する。これ
により、左側浮動体17とそれに対向する検出電極4と
の間の静電容量が増減振動し、これと逆位相で、右側浮
動体とそれに対向する検出電極との間の静電容量が増減
振動する。静電容量検出回路32は、左側浮動体17と
それに対向する検出電極4との間の静電容量を表わす第
1電気信号と、右側浮動体とそれに対向する検出電極と
の間の静電容量を表わす第2電気信号とを差動増幅した
z振動検出信号を発生し、上述のx方向の振動が一定で
ある場合、角速度とz振動検出信号との間には一定の関
係がある。信号処理回路33は、この関係に基づいて、
z振動検出信号を角速度を表わす信号(角速度信号)に
変換する。
【0047】図11に、x駆動回路31が上述のように
固定電極(20)に加える電圧VD1,VD2と、左側
浮動体17および右側浮動体のx振動(x方向の変位)
の関係、ならびに、該x振動と、角速度が加わったとき
のz振動との関係を示す。角速度の方向(時計廻り/反
時計廻り)により、z振動検出信号の位相が180度の
ずれ(図11上のz変位の太線と細線)を生ずる。信号
処理回路33は、静電容量検出回路32からのz振動検
出信号の、x励振に対する位相差に基づいて角速度の方
向(時計廻り/反時計廻り)を判定してそれを表わす方
向信号と、z振動検出信号の振幅に対応する角速度の絶
対値を表わす角速度値信号とを出力する。
固定電極(20)に加える電圧VD1,VD2と、左側
浮動体17および右側浮動体のx振動(x方向の変位)
の関係、ならびに、該x振動と、角速度が加わったとき
のz振動との関係を示す。角速度の方向(時計廻り/反
時計廻り)により、z振動検出信号の位相が180度の
ずれ(図11上のz変位の太線と細線)を生ずる。信号
処理回路33は、静電容量検出回路32からのz振動検
出信号の、x励振に対する位相差に基づいて角速度の方
向(時計廻り/反時計廻り)を判定してそれを表わす方
向信号と、z振動検出信号の振幅に対応する角速度の絶
対値を表わす角速度値信号とを出力する。
【0048】導電層8が、絶縁膜7を介して、基板1上
の配線3,5,6のすべてを覆い、浮動体の可動櫛歯電
極19および固定電極の固定櫛歯電極18の分布領域の
下部にも存在し、しかも検出電極4の外縁に存在するの
で、配線3,5,6,浮動体(14,15,17,18)および検出
電極4の、外来ノイズに対するシ−ルド効果が高い。ま
た、検出電極4の、静電結合による、駆動電圧(VD
1,VD2)対応の静電誘導電圧(誘導ノイズ)が大幅
に低減する。さらに、固定電極の配線3と浮動体(14,1
5,17,18の14)との間に導電層8が存在するので、配線3
と浮動体との間には、配線3の電位変動(VD1)によ
るz方向の静電引力は作用しない。
の配線3,5,6のすべてを覆い、浮動体の可動櫛歯電
極19および固定電極の固定櫛歯電極18の分布領域の
下部にも存在し、しかも検出電極4の外縁に存在するの
で、配線3,5,6,浮動体(14,15,17,18)および検出
電極4の、外来ノイズに対するシ−ルド効果が高い。ま
た、検出電極4の、静電結合による、駆動電圧(VD
1,VD2)対応の静電誘導電圧(誘導ノイズ)が大幅
に低減する。さらに、固定電極の配線3と浮動体(14,1
5,17,18の14)との間に導電層8が存在するので、配線3
と浮動体との間には、配線3の電位変動(VD1)によ
るz方向の静電引力は作用しない。
【0049】なお、浮動体の励振効率を高くするため、
x励振の周波数を浮動体のx振動の共振周波数に自動的
に調整するのが好ましい。そのようにする場合には、従
来も行なわれているように、浮動体(14,15,17,18)のx
方向の変位を検出する変位検出構造を付加し、浮動体の
x振動検出信号を静電容量検出回路34からx駆動回路
31にフィ−ドバックする。変位検出構造としては、例
えば、可動櫛歯電極18と固定櫛歯電極19の組合せと
同様なものや、後述する図13に示す可動櫛歯電極23
と固定櫛歯電極22の組合せと同様なもの(ただし図1
3のx軸とy軸とは入れ替える)を用いることができ
る。そして、x振動検出信号を静電容量検出回路34に
フィ−ドバックする場合は、x駆動回路31は、x振動
検出信号(交流信号)のレベルの絶対値が設定値に達す
る度に、上述の、矩形波電圧VD1,VD2のレベル切
換え(立上り/立下り)を行なう。これにより、浮動体
17が、所定振幅でx方向に振動する。
x励振の周波数を浮動体のx振動の共振周波数に自動的
に調整するのが好ましい。そのようにする場合には、従
来も行なわれているように、浮動体(14,15,17,18)のx
方向の変位を検出する変位検出構造を付加し、浮動体の
x振動検出信号を静電容量検出回路34からx駆動回路
31にフィ−ドバックする。変位検出構造としては、例
えば、可動櫛歯電極18と固定櫛歯電極19の組合せと
同様なものや、後述する図13に示す可動櫛歯電極23
と固定櫛歯電極22の組合せと同様なもの(ただし図1
3のx軸とy軸とは入れ替える)を用いることができ
る。そして、x振動検出信号を静電容量検出回路34に
フィ−ドバックする場合は、x駆動回路31は、x振動
検出信号(交流信号)のレベルの絶対値が設定値に達す
る度に、上述の、矩形波電圧VD1,VD2のレベル切
換え(立上り/立下り)を行なう。これにより、浮動体
17が、所定振幅でx方向に振動する。
【0050】また、駆動方法として静電容量検出回路3
4より得られる信号を用いて、PLL(フェ−ズド ロ
ック ル−プ)制御により共振周波数で駆動し、静電容
量検出回路34より得られる信号により駆動振幅を求
め、駆動電圧を増減して振幅が一定となるように制御し
てもよい。これらにより、x励振効率が高い低電圧駆動
が可能となる。
4より得られる信号を用いて、PLL(フェ−ズド ロ
ック ル−プ)制御により共振周波数で駆動し、静電容
量検出回路34より得られる信号により駆動振幅を求
め、駆動電圧を増減して振幅が一定となるように制御し
てもよい。これらにより、x励振効率が高い低電圧駆動
が可能となる。
【0051】本発明の第2実施例を図12に示す。この
第2実施例では、大略ロ型の浮動体17が、左右の固定
電極に交互に電圧を印加することによりx方向に振動す
る。浮動体17にz軸廻りの角速度が加わると浮動体1
7がy方向にも振動する。浮動体17には、x方向に延
びる梁状の、y振動検出用の多数の可動電極23が一体
連続であり、y方向に所定ピッチで分布している。これ
らの電極23の隣り合うものの間に、2組のy振動検出
用の多数の固定電極22A,22Bがあり、浮動体17
が+y方向に変位すると、可動電極23と第1組の固定
電極22Aの間の静電容量が増大し、可動電極23と第
2組の固定電極22Bの間の静電容量が減少する。−y
方向に変位するときには、その逆となる。したがって、
図示しない静電容量検出回路にて、可動電極23/固定
電極22A間の静電容量を表わす第1電気信号と、可動
電極23/固定電極22B間の静電容量を表わす第2電
気信号を発生して、第1電気信号と第2電気信号とを差
動増幅することにより、浮動体17のy振動を表わす電
気信号が得られ、この電気信号を図示しない信号処理回
路にて角速度信号に変換することができる。
第2実施例では、大略ロ型の浮動体17が、左右の固定
電極に交互に電圧を印加することによりx方向に振動す
る。浮動体17にz軸廻りの角速度が加わると浮動体1
7がy方向にも振動する。浮動体17には、x方向に延
びる梁状の、y振動検出用の多数の可動電極23が一体
連続であり、y方向に所定ピッチで分布している。これ
らの電極23の隣り合うものの間に、2組のy振動検出
用の多数の固定電極22A,22Bがあり、浮動体17
が+y方向に変位すると、可動電極23と第1組の固定
電極22Aの間の静電容量が増大し、可動電極23と第
2組の固定電極22Bの間の静電容量が減少する。−y
方向に変位するときには、その逆となる。したがって、
図示しない静電容量検出回路にて、可動電極23/固定
電極22A間の静電容量を表わす第1電気信号と、可動
電極23/固定電極22B間の静電容量を表わす第2電
気信号を発生して、第1電気信号と第2電気信号とを差
動増幅することにより、浮動体17のy振動を表わす電
気信号が得られ、この電気信号を図示しない信号処理回
路にて角速度信号に変換することができる。
【0052】この第2実施例においても、上述の第1実
施例(図1)と同様に、基板1の略全面が絶縁膜7で被
覆され、その上に導電層8があり、この導電層8が、固
定電極20の配線3および固定検出電極22A,22B
の配線5A,5Bの上にありかつ、浮動体(15,17,18,2
3)ならびに固定電極の固定櫛歯電極19,固定検出電極
22A,22Bの下方に存在する。導電層8は機器ア−
ス(GND)に接続される。したがってこの第2実施例
でも、上述の第1実施例と同様に、配線3,5A,5
B,6,浮動体(15,17,18,23)および検出電極22A,
22Bの、外来ノイズに対するシ−ルド効果が高く、し
かも固定電極20と固定検出電極22A,22Bとの静
電結合によって、検出電極22A,22Bに、x励振電
圧対応で誘起するノイズが小さい。
施例(図1)と同様に、基板1の略全面が絶縁膜7で被
覆され、その上に導電層8があり、この導電層8が、固
定電極20の配線3および固定検出電極22A,22B
の配線5A,5Bの上にありかつ、浮動体(15,17,18,2
3)ならびに固定電極の固定櫛歯電極19,固定検出電極
22A,22Bの下方に存在する。導電層8は機器ア−
ス(GND)に接続される。したがってこの第2実施例
でも、上述の第1実施例と同様に、配線3,5A,5
B,6,浮動体(15,17,18,23)および検出電極22A,
22Bの、外来ノイズに対するシ−ルド効果が高く、し
かも固定電極20と固定検出電極22A,22Bとの静
電結合によって、検出電極22A,22Bに、x励振電
圧対応で誘起するノイズが小さい。
【0053】本発明の第3実施例を図13に示す。この
第3実施例では、浮動体17がy方向に移動しうる。浮
動体17には、x方向に延びる梁状の、y変位検出用の
多数の可動電極23が一体連続であり、y方向に所定ピ
ッチで分布している。これらの電極23の隣り合うもの
の間に、2組のy変位検出用の多数の固定電極22A,
22Bがあり、浮動体17が+y方向に変位すると、可
動電極23と第1組の固定電極22Aの間の静電容量が
増大し、可動電極23と第2組の固定電極22Bの間の
静電容量が減少する。−y方向に変位するときには、そ
の逆となる。したがって、図示しない静電容量検出回路
にて、可動電極23/固定電極22A間の静電容量を表
わす第1電気信号と、可動電極23/固定電極22B間
の静電容量を表わす第2電気信号を発生して、第1電気
信号と第2電気信号とを差動増幅することにより、浮動
体17のy位置に対応するレベルの電気信号が得られ
る。図13に示す矢印25の方向(y方向)の加速度が
浮動体17に加わると、この加速度に対応して浮動体1
7が変位する。浮動体17のy位置に対応するレベルの
電気信号を、図示しない信号処理回路にて、加速度を表
わす電気信号に変換すれば、加速度検出を行なうことが
できる。
第3実施例では、浮動体17がy方向に移動しうる。浮
動体17には、x方向に延びる梁状の、y変位検出用の
多数の可動電極23が一体連続であり、y方向に所定ピ
ッチで分布している。これらの電極23の隣り合うもの
の間に、2組のy変位検出用の多数の固定電極22A,
22Bがあり、浮動体17が+y方向に変位すると、可
動電極23と第1組の固定電極22Aの間の静電容量が
増大し、可動電極23と第2組の固定電極22Bの間の
静電容量が減少する。−y方向に変位するときには、そ
の逆となる。したがって、図示しない静電容量検出回路
にて、可動電極23/固定電極22A間の静電容量を表
わす第1電気信号と、可動電極23/固定電極22B間
の静電容量を表わす第2電気信号を発生して、第1電気
信号と第2電気信号とを差動増幅することにより、浮動
体17のy位置に対応するレベルの電気信号が得られ
る。図13に示す矢印25の方向(y方向)の加速度が
浮動体17に加わると、この加速度に対応して浮動体1
7が変位する。浮動体17のy位置に対応するレベルの
電気信号を、図示しない信号処理回路にて、加速度を表
わす電気信号に変換すれば、加速度検出を行なうことが
できる。
【0054】この第3実施例においても、上述の第1実
施例と同様に、基板1の略全面が絶縁膜7で被覆され、
その上に導電層8があり、この導電層8が、固定検出電
極22A,22Bの配線24A,24Bの上にありか
つ、浮動体(15,17,23)ならびに固定検出電極22A,2
2Bの下方に存在する。導電層8は機器ア−ス(GN
D)に接続される。したがってこの第3実施例でも、配
線24A,24B3,浮動体(15,17,23)および検出電極
22A,22Bの、外来ノイズに対するシ−ルド効果が
高い。
施例と同様に、基板1の略全面が絶縁膜7で被覆され、
その上に導電層8があり、この導電層8が、固定検出電
極22A,22Bの配線24A,24Bの上にありか
つ、浮動体(15,17,23)ならびに固定検出電極22A,2
2Bの下方に存在する。導電層8は機器ア−ス(GN
D)に接続される。したがってこの第3実施例でも、配
線24A,24B3,浮動体(15,17,23)および検出電極
22A,22Bの、外来ノイズに対するシ−ルド効果が
高い。
【0055】本発明の第4実施例を図14に示す。この
第4実施例は図12に示す第2実施例と類似であるが、
第2実施例の浮動体17をy方向には実質上変位不可と
し、かつx励振のための可動櫛歯電極18および固定電
極20を省略したものである。図示しない静電容量検出
回路にて、可動電極23/固定電極22A間の静電容量
を表わす第1電気信号と、可動電極23/固定電極22
B間の静電容量を表わす第2電気信号を発生して、第1
電気信号と第2電気信号とを差動増幅することにより、
浮動体17のy位置に対応するレベルの電気信号が得ら
れる。図14に示す矢印25の方向(y方向)の加速度
が浮動体17に加わると、この加速度に対応して浮動体
17が変位する。浮動体17のy位置に対応するレベル
の電気信号を、図示しない信号処理回路にて、加速度を
表わす電気信号に変換すれば、加速度検出を行なうこと
ができる。
第4実施例は図12に示す第2実施例と類似であるが、
第2実施例の浮動体17をy方向には実質上変位不可と
し、かつx励振のための可動櫛歯電極18および固定電
極20を省略したものである。図示しない静電容量検出
回路にて、可動電極23/固定電極22A間の静電容量
を表わす第1電気信号と、可動電極23/固定電極22
B間の静電容量を表わす第2電気信号を発生して、第1
電気信号と第2電気信号とを差動増幅することにより、
浮動体17のy位置に対応するレベルの電気信号が得ら
れる。図14に示す矢印25の方向(y方向)の加速度
が浮動体17に加わると、この加速度に対応して浮動体
17が変位する。浮動体17のy位置に対応するレベル
の電気信号を、図示しない信号処理回路にて、加速度を
表わす電気信号に変換すれば、加速度検出を行なうこと
ができる。
【0056】この第4実施例においても、上述の第1実
施例と同様に、基板1の略全面が絶縁膜7で被覆され、
その上に導電層8があり、この導電層8が、固定検出電
極22A,22Bの配線24A,24Bの上にありか
つ、浮動体(15,17,23)ならびに固定検出電極22A,2
2Bの下方に存在する。導電層8は機器ア−ス(GN
D)に接続される。したがってこの第4実施例でも、配
線24A,24B,浮動体(15,17,23)および検出電極2
2A,22Bの、外来ノイズに対するシ−ルド効果が高
い。
施例と同様に、基板1の略全面が絶縁膜7で被覆され、
その上に導電層8があり、この導電層8が、固定検出電
極22A,22Bの配線24A,24Bの上にありか
つ、浮動体(15,17,23)ならびに固定検出電極22A,2
2Bの下方に存在する。導電層8は機器ア−ス(GN
D)に接続される。したがってこの第4実施例でも、配
線24A,24B,浮動体(15,17,23)および検出電極2
2A,22Bの、外来ノイズに対するシ−ルド効果が高
い。
【0057】図15に本発明の第5実施例を示す。この
第5実施例では、浮動体17はx方向に変位可であるが
y方向には不可である。浮動体17には、左右に可動櫛
歯電極23があり、それらの歯間に左右の固定検出電極
20の固定櫛歯22が突出している。浮動体17が+x
方向(右方)に変位すると、右側の可動櫛歯電極23と
右側の固定検出電極20の間の静電容量が増大し、左側
の可動櫛歯電極と左側の固定検出電極の間の静電容量が
減少する。−x方向(左方)に変位するときには、その
逆となる。したがって、図示しない静電容量検出回路に
て、右側の可動櫛歯電極23/右側固定検出電極20間
の静電容量を表わす第1電気信号と、左側の可動櫛歯電
極/左側固定検出電極間の静電容量を表わす第2電気信
号を発生して、第1電気信号と第2電気信号とを差動増
幅することにより、浮動体17のx位置に対応するレベ
ルの電気信号が得られる。図15に示す矢印25の方向
(x方向)の加速度が浮動体17に加わると、この加速
度に対応して浮動体17が変位する。浮動体17のx位
置に対応するレベルの電気信号を、図示しない信号処理
回路にて、加速度を表わす電気信号に変換すれば、加速
度検出を行なうことができる。また、浮動体17の表面
(平面)に沿って矢印25方向に流体が流れると、浮動
体17が連れ移動して矢印25方向に変位し、変位量は
流体の流速に対応する。浮動体17のx位置に対応する
レベルの電気信号を、図示しない信号処理回路にて、流
速を表わす電気信号に変換すれば、流速検出を行なうこ
とができる。
第5実施例では、浮動体17はx方向に変位可であるが
y方向には不可である。浮動体17には、左右に可動櫛
歯電極23があり、それらの歯間に左右の固定検出電極
20の固定櫛歯22が突出している。浮動体17が+x
方向(右方)に変位すると、右側の可動櫛歯電極23と
右側の固定検出電極20の間の静電容量が増大し、左側
の可動櫛歯電極と左側の固定検出電極の間の静電容量が
減少する。−x方向(左方)に変位するときには、その
逆となる。したがって、図示しない静電容量検出回路に
て、右側の可動櫛歯電極23/右側固定検出電極20間
の静電容量を表わす第1電気信号と、左側の可動櫛歯電
極/左側固定検出電極間の静電容量を表わす第2電気信
号を発生して、第1電気信号と第2電気信号とを差動増
幅することにより、浮動体17のx位置に対応するレベ
ルの電気信号が得られる。図15に示す矢印25の方向
(x方向)の加速度が浮動体17に加わると、この加速
度に対応して浮動体17が変位する。浮動体17のx位
置に対応するレベルの電気信号を、図示しない信号処理
回路にて、加速度を表わす電気信号に変換すれば、加速
度検出を行なうことができる。また、浮動体17の表面
(平面)に沿って矢印25方向に流体が流れると、浮動
体17が連れ移動して矢印25方向に変位し、変位量は
流体の流速に対応する。浮動体17のx位置に対応する
レベルの電気信号を、図示しない信号処理回路にて、流
速を表わす電気信号に変換すれば、流速検出を行なうこ
とができる。
【0058】この第5実施例においても、上述の第1実
施例と同様に、基板1の略全面が絶縁膜7で被覆され、
その上に導電層8があり、この導電層8が、固定検出電
極20の配線24の上にありかつ、浮動体(15,17,23)な
らびに固定櫛歯電極22の下方に存在する。導電層8は
機器ア−ス(GND)に接続される。したがってこの第
5実施例でも、配線24,浮動体(15,17,23)および検出
電極22の、外来ノイズに対するシ−ルド効果が高い。
施例と同様に、基板1の略全面が絶縁膜7で被覆され、
その上に導電層8があり、この導電層8が、固定検出電
極20の配線24の上にありかつ、浮動体(15,17,23)な
らびに固定櫛歯電極22の下方に存在する。導電層8は
機器ア−ス(GND)に接続される。したがってこの第
5実施例でも、配線24,浮動体(15,17,23)および検出
電極22の、外来ノイズに対するシ−ルド効果が高い。
【図1】 本発明の第1実施例の平面図である。
【図2】 図1に示す角速度センサのA−A線断面図で
ある。
ある。
【図3】 図1に示す角速度センサのB−B線断面図で
ある。
ある。
【図4】 図1に示す角速度センサの製造途中の平面図
である。
である。
【図5】 図1に示す角速度センサの製造途中の平面図
である。
である。
【図6】 図1に示す角速度センサの製造途中の平面図
である。
である。
【図7】 図1に示す角速度センサの製造途中の平面図
である。
である。
【図8】 図1に示す角速度センサの製造途中の平面図
である。
である。
【図9】 図1に示す角速度センサの製造途中の平面図
である。
である。
【図10】 図1に示す角速度センサに接続した電気回
路の概略構成を示すブロック図である。
路の概略構成を示すブロック図である。
【図11】 図10に示す角速度センサの浮動体をx励
振する駆動電圧と、該浮動体の変位量を示すタイムチャ
−トである。
振する駆動電圧と、該浮動体の変位量を示すタイムチャ
−トである。
【図12】 本発明の第2実施例の平面図である。
【図13】 本発明の第3実施例の平面図である。
【図14】 本発明の第4実施例の平面図である。
【図15】 本発明の第5実施例の平面図である。
【図16】 従来の1つの角速度センサの平面図であ
る。
る。
【図17】 図16のA−A線断面図である。
【図18】 図16のB−B線断面図である。
1:基板 2:絶縁膜 3:配線 4:検出電極 5:配線 6:配線 7:絶縁膜 8:導電層 9:エッチング層 10:コンタク
トホール 11:コンタクトホール 12:コンタ
クトホール 13:半導体薄膜 14:連結梁 15:梁 16:アンカ 17:浮動体 18:可動櫛
歯電極 19:固定櫛歯電極 20:固定電
極 21:電極パッド 22A,B:
固定検出電極 23:可動電極 24:配線 25:加速度または流速の検出方向
トホール 11:コンタクトホール 12:コンタ
クトホール 13:半導体薄膜 14:連結梁 15:梁 16:アンカ 17:浮動体 18:可動櫛
歯電極 19:固定櫛歯電極 20:固定電
極 21:電極パッド 22A,B:
固定検出電極 23:可動電極 24:配線 25:加速度または流速の検出方向
Claims (3)
- 【請求項1】基板,該基板に対して空隙を設けてほぼ平
行に配置された薄膜可動体,前記基板で支持され前記薄
膜可動体の変位を検出するためのエレメントおよび基板
上の電気配線を有するマイクロマシンセンサにおいて、 前記電気配線を絶縁距離を置いて被覆する導電性膜、を
有することを特徴とするマイクロマシンセンサ。 - 【請求項2】前記導電性膜は定電位に接続されている、
請求項1記載のマイクロマシンセンサ。 - 【請求項3】前記導電性膜は、前記薄膜可動体と同電位
である、請求項1又は請求項2記載のマイクロマシンセ
ンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9275857A JPH11118826A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | マイクロマシンセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9275857A JPH11118826A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | マイクロマシンセンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11118826A true JPH11118826A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17561406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9275857A Pending JPH11118826A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | マイクロマシンセンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11118826A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001053194A1 (fr) * | 2000-01-19 | 2001-07-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Microdispositif et son procede de production |
| US6759591B2 (en) | 2001-06-13 | 2004-07-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Silicon device |
| DE10304835A1 (de) * | 2003-02-06 | 2004-08-05 | Robert Bosch Gmbh | Mikroelektromechanisches Bauelement |
| JP2011179822A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 物理量センサ |
| JP2012202696A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-22 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 静電容量型加速度センサ |
| CN113533783A (zh) * | 2020-04-20 | 2021-10-22 | 精工爱普生株式会社 | 惯性传感器、电子设备以及移动体 |
-
1997
- 1997-10-08 JP JP9275857A patent/JPH11118826A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001053194A1 (fr) * | 2000-01-19 | 2001-07-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Microdispositif et son procede de production |
| US6528724B1 (en) | 2000-01-19 | 2003-03-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Microdevice and its production method |
| KR100450804B1 (ko) * | 2000-01-19 | 2004-10-01 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 마이크로디바이스와 그 제조 방법 |
| US6759591B2 (en) | 2001-06-13 | 2004-07-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Silicon device |
| DE10304835A1 (de) * | 2003-02-06 | 2004-08-05 | Robert Bosch Gmbh | Mikroelektromechanisches Bauelement |
| JP2011179822A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 物理量センサ |
| JP2012202696A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-22 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 静電容量型加速度センサ |
| CN113533783A (zh) * | 2020-04-20 | 2021-10-22 | 精工爱普生株式会社 | 惯性传感器、电子设备以及移动体 |
| CN113533783B (zh) * | 2020-04-20 | 2023-07-18 | 精工爱普生株式会社 | 惯性传感器、电子设备以及移动体 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6227050B1 (en) | Semiconductor mechanical sensor and method of manufacture | |
| JP3430771B2 (ja) | 半導体力学量センサの製造方法 | |
| JP3412293B2 (ja) | 半導体ヨーレートセンサおよびその製造方法 | |
| JP3555388B2 (ja) | 半導体ヨーレートセンサ | |
| JPH06123632A (ja) | 力学量センサ | |
| US7062970B2 (en) | Electrostatic vibration device | |
| JPH11118826A (ja) | マイクロマシンセンサ | |
| JP4645656B2 (ja) | 半導体力学量センサ | |
| JP3355812B2 (ja) | 半導体ヨーレートセンサ | |
| JP2002318244A (ja) | 半導体力学量センサとその製造方法 | |
| JPH10270718A (ja) | 半導体慣性センサの製造方法 | |
| JP2000049358A (ja) | 表面マイクロマシンおよびその製造方法 | |
| JP2001281264A (ja) | 半導体力学量センサ | |
| JPH10313123A (ja) | 薄膜を用いた変換素子およびその製造方法 | |
| JPH10270719A (ja) | 半導体慣性センサ及びその製造方法 | |
| JP2004004119A (ja) | 半導体力学量センサ | |
| JP2002148278A (ja) | 半導体力学量センサとその製造方法 | |
| JP2006171009A (ja) | 半導体力学量センサ | |
| JP2000088579A (ja) | 角速度センサとその製造方法 | |
| JP2004333502A (ja) | 外力検知センサの製造方法 | |
| JPH10281771A (ja) | 振動型角速度センサの製造方法 | |
| JP2000046563A (ja) | 半導体力学量センサ | |
| JP2000065583A (ja) | 半導体力学量センサ | |
| JPH10308518A (ja) | 半導体加工部品の製造方法 |