JPH11118937A - 地震データ伝送方法及び地震データ伝送機能付き地震計 - Google Patents
地震データ伝送方法及び地震データ伝送機能付き地震計Info
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- JPH11118937A JPH11118937A JP27740497A JP27740497A JPH11118937A JP H11118937 A JPH11118937 A JP H11118937A JP 27740497 A JP27740497 A JP 27740497A JP 27740497 A JP27740497 A JP 27740497A JP H11118937 A JPH11118937 A JP H11118937A
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】地震動の立ち上がり時刻を遅延時間の制御に利
用することで、データの欠損の防止と、緊急性の高い地
震の伝送遅れの最小化を図る。 【解決手段】地震波形の立ち上がりを検知して、その時
刻T1を記憶するとともに、一定のトリガレベルTLを
超えた大きさの地震動を検知したときに、上記地震波形
の立ち上がり時刻T1から予め設定した時間t0だけ遡
った時刻T0以降の地震データをセンタ収集装置へ伝送
する。
用することで、データの欠損の防止と、緊急性の高い地
震の伝送遅れの最小化を図る。 【解決手段】地震波形の立ち上がりを検知して、その時
刻T1を記憶するとともに、一定のトリガレベルTLを
超えた大きさの地震動を検知したときに、上記地震波形
の立ち上がり時刻T1から予め設定した時間t0だけ遡
った時刻T0以降の地震データをセンタ収集装置へ伝送
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震動の観測デー
タ(地震データ)を収集する地震データ収集システムに
用いて好適な、地震データ伝送方法及び地震データ伝送
機能付き地震計に関する。
タ(地震データ)を収集する地震データ収集システムに
用いて好適な、地震データ伝送方法及び地震データ伝送
機能付き地震計に関する。
【0002】
【従来の技術】大地震発生時には、被害が広域に及ぶた
め、被害状況をいち早く掴むことが災害軽減のために重
要となる。このための方策として、地震後即座に地震デ
ータを収集し、その収集データに基づいて被害推定を行
う手法が用いられる。
め、被害状況をいち早く掴むことが災害軽減のために重
要となる。このための方策として、地震後即座に地震デ
ータを収集し、その収集データに基づいて被害推定を行
う手法が用いられる。
【0003】さて、地震データを収集する地震データ収
集システムでは、ある定められた大きさ以上の地震動を
観測した場合に、そのデータを自動送信する地震データ
伝送機能を持つ地震計が用いられるのが一般的である。
このような地震計では、常にある時間長の最新の地震動
観測データ(地震波形データ)を記録しておき、地震動
レベル(地震波形データのレベル)がある基準値を超え
た場合のみ、そのデータをセンタ収集装置(センタ局)
に送信する地震データ伝送方法を用いている。
集システムでは、ある定められた大きさ以上の地震動を
観測した場合に、そのデータを自動送信する地震データ
伝送機能を持つ地震計が用いられるのが一般的である。
このような地震計では、常にある時間長の最新の地震動
観測データ(地震波形データ)を記録しておき、地震動
レベル(地震波形データのレベル)がある基準値を超え
た場合のみ、そのデータをセンタ収集装置(センタ局)
に送信する地震データ伝送方法を用いている。
【0004】従来、この種の地震データ伝送方法におい
ては、地震波形データを地震の発生時から欠損すること
なく送るために、地震動レベルが基準値を超えた部分か
らではなく、送信するデータに一定時間の遅延処理を行
い、地震動の立ち上がり部分からのデータも含めてセン
タ収集装置に送信している。例えば、図5において、時
刻T1で地震動レベルが所定の基準値であるトリガレベ
ルTLを超えたとすると、その時刻T1から予め定めら
れた時間(遅延時間)t0だけ遡った時刻T0のデータ
から記録あるいは送信を開始する。
ては、地震波形データを地震の発生時から欠損すること
なく送るために、地震動レベルが基準値を超えた部分か
らではなく、送信するデータに一定時間の遅延処理を行
い、地震動の立ち上がり部分からのデータも含めてセン
タ収集装置に送信している。例えば、図5において、時
刻T1で地震動レベルが所定の基準値であるトリガレベ
ルTLを超えたとすると、その時刻T1から予め定めら
れた時間(遅延時間)t0だけ遡った時刻T0のデータ
から記録あるいは送信を開始する。
【0005】このような地震データ伝送方法を適用した
地震データ収集システムのメリットは、地震発生時のみ
データ伝送を行えば良いため、専用回線ではなくて一般
公衆回線が使用可能となり、専用回線を用いる場合に比
べてはるかに少ない通信費用でデータ収集できることに
ある。
地震データ収集システムのメリットは、地震発生時のみ
データ伝送を行えば良いため、専用回線ではなくて一般
公衆回線が使用可能となり、専用回線を用いる場合に比
べてはるかに少ない通信費用でデータ収集できることに
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、地震動のレ
ベルの最大値は、地震動到達時より遅れた時刻で発生す
るのが一般的である。したがって、データを記録、送信
するためのトリガ(図5の時刻T1のタイミング)は、
地震動の立ち上がりから遅れて発生する。よって、デー
タを欠損なく記録、送信するには、地震動の立ち上がり
以降のデータを抜けなく送信すれば良いが、そのために
必要な図5における時刻(送信トリガ時刻)T1を基準
とする遅延時間t0の最適値は一定ではなく、地震動毎
に異なる。
ベルの最大値は、地震動到達時より遅れた時刻で発生す
るのが一般的である。したがって、データを記録、送信
するためのトリガ(図5の時刻T1のタイミング)は、
地震動の立ち上がりから遅れて発生する。よって、デー
タを欠損なく記録、送信するには、地震動の立ち上がり
以降のデータを抜けなく送信すれば良いが、そのために
必要な図5における時刻(送信トリガ時刻)T1を基準
とする遅延時間t0の最適値は一定ではなく、地震動毎
に異なる。
【0007】例えば、小さな地震動の場合には初期微動
時間が長いために、地震波が到達してから、データ送信
のトリガがかかるまでに比較的長い時間が必要となる。
この場合、データ伝送時のデータ欠損を避けるには、例
えば30秒程度の比較的長い遅延時間を設定する必要が
生じる。これに対し、大きな地震動の場合には、地震発
生後直ちにデータ送信のトリガがかかるため、短い遅延
時間で済む。
時間が長いために、地震波が到達してから、データ送信
のトリガがかかるまでに比較的長い時間が必要となる。
この場合、データ伝送時のデータ欠損を避けるには、例
えば30秒程度の比較的長い遅延時間を設定する必要が
生じる。これに対し、大きな地震動の場合には、地震発
生後直ちにデータ送信のトリガがかかるため、短い遅延
時間で済む。
【0008】したがって、送信トリガ時刻(T1)を基
準とする固定の遅延時間(t0)を用いる従来の技術で
は、当該遅延時間(t0)として(上記した30秒程度
の)大きな値を設定するならば、緊急性の高い大きな地
震が発生した場合には、地震発生直後に送信のトリガが
かかるにも拘らず、データ送信に同様な時間遅れを招く
ことになる。これに対し、小さな値の遅延時間(t0)
を設定するならば、大きな地震が発生した場合の上記の
問題は生じないものの、初期微動時間が長い比較的小さ
な地震の発生時には、データ送信のトリガがかかるまで
に長時間を要することから、データの欠損が生じる。
準とする固定の遅延時間(t0)を用いる従来の技術で
は、当該遅延時間(t0)として(上記した30秒程度
の)大きな値を設定するならば、緊急性の高い大きな地
震が発生した場合には、地震発生直後に送信のトリガが
かかるにも拘らず、データ送信に同様な時間遅れを招く
ことになる。これに対し、小さな値の遅延時間(t0)
を設定するならば、大きな地震が発生した場合の上記の
問題は生じないものの、初期微動時間が長い比較的小さ
な地震の発生時には、データ送信のトリガがかかるまで
に長時間を要することから、データの欠損が生じる。
【0009】以上のように、従来の技術にあっては、送
信トリガ時刻を基準とする遅延時間を適用していたた
め、遅延時間を短くすると、初期微動時間が長い中小地
震の発生時にデータの欠損が生じ、一方、遅延時間を長
くすると、緊急性のある大きな地震の発生時でもデータ
伝送時に遅延が生じ、地震後即座に地震データを収集す
ることができないという問題があった。
信トリガ時刻を基準とする遅延時間を適用していたた
め、遅延時間を短くすると、初期微動時間が長い中小地
震の発生時にデータの欠損が生じ、一方、遅延時間を長
くすると、緊急性のある大きな地震の発生時でもデータ
伝送時に遅延が生じ、地震後即座に地震データを収集す
ることができないという問題があった。
【0010】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、地震動の立ち上がりを検知し
てその立ち上がり時刻を記憶しておき、データ送信のト
リガがかかった場合には、その地震動の立ち上がり時刻
を遅延時間の制御に利用することで、データの欠損の防
止と、緊急性の高い地震の伝送遅れの最小化が図れるよ
うにすることにある。
れたもので、その目的は、地震動の立ち上がりを検知し
てその立ち上がり時刻を記憶しておき、データ送信のト
リガがかかった場合には、その地震動の立ち上がり時刻
を遅延時間の制御に利用することで、データの欠損の防
止と、緊急性の高い地震の伝送遅れの最小化が図れるよ
うにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の地震データ伝送
方法は、地震波形の立ち上がりを検知して、その時刻を
記憶するとともに、一定のトリガレベルを超えた大きさ
の地震動を検知したときに、上記地震波形の立ち上がり
時刻から予め設定した時間だけ遡った時刻以降の地震デ
ータをセンタ収集装置へ伝送することを特徴とする。
方法は、地震波形の立ち上がりを検知して、その時刻を
記憶するとともに、一定のトリガレベルを超えた大きさ
の地震動を検知したときに、上記地震波形の立ち上がり
時刻から予め設定した時間だけ遡った時刻以降の地震デ
ータをセンタ収集装置へ伝送することを特徴とする。
【0012】このような地震データ伝送方法を適用する
地震データ伝送機能付きの地震計は、地震動を検知する
振動センサからなるセンサ部と、このセンサ部から送信
された地震波形データに基づいて地震波形データの立ち
上がり時刻(地震動の立ち上がり時刻)と送信トリガ判
定のための処理を逐次行う処理制御部と、この処理制御
部により送信トリガ時刻が検出された場合に、地震動立
ち上がり時刻から予め設定した時間だけ遡った時刻以降
の地震データの送信を行う通信部とにより構成すること
が可能である。
地震データ伝送機能付きの地震計は、地震動を検知する
振動センサからなるセンサ部と、このセンサ部から送信
された地震波形データに基づいて地震波形データの立ち
上がり時刻(地震動の立ち上がり時刻)と送信トリガ判
定のための処理を逐次行う処理制御部と、この処理制御
部により送信トリガ時刻が検出された場合に、地震動立
ち上がり時刻から予め設定した時間だけ遡った時刻以降
の地震データの送信を行う通信部とにより構成すること
が可能である。
【0013】また本発明は、センタ収集装置への地震デ
ータの伝送を、一定時間分の地震データ毎に当該データ
の時刻情報を含めて行うようにしたことをも特徴とす
る。また本発明は、センタ収集装置への地震データの伝
送に、ISDNのパケットサービスにおける相手先固定
サービスを使用することをも特徴とする。
ータの伝送を、一定時間分の地震データ毎に当該データ
の時刻情報を含めて行うようにしたことをも特徴とす
る。また本発明は、センタ収集装置への地震データの伝
送に、ISDNのパケットサービスにおける相手先固定
サービスを使用することをも特徴とする。
【0014】本発明において、地震動発生に伴って地震
波形が立ち上がると、その立ち上がりが検知されて、図
4に示すような、その検知時刻、即ち地震波形(地震
動)立ち上がり時刻(P波立ち上がり検知時刻)T1が
求められ、記憶される。そして、時刻T1で立ち上がっ
た地震波形が一定のトリガレベル(基準値)TLを超え
るようになり、そのことが送信トリガ判定処理で検知さ
れると、その検知時刻T2から地震データの送信が開始
される。
波形が立ち上がると、その立ち上がりが検知されて、図
4に示すような、その検知時刻、即ち地震波形(地震
動)立ち上がり時刻(P波立ち上がり検知時刻)T1が
求められ、記憶される。そして、時刻T1で立ち上がっ
た地震波形が一定のトリガレベル(基準値)TLを超え
るようになり、そのことが送信トリガ判定処理で検知さ
れると、その検知時刻T2から地震データの送信が開始
される。
【0015】ここで、地震データの送信を開始するに際
しては、先に記憶しておいた地震波形の立ち上がり時刻
T1から時間t0(t0は予め設定されているパラメー
タであり、t0≧0)だけ遡った時刻T0、即ちT1−
t0で示される時刻T0が、伝送するデータの送信先頭
時刻として決定される。この結果、時刻T0以降の地震
データが時刻T2からセンタ収集装置に送信されるよう
になる。
しては、先に記憶しておいた地震波形の立ち上がり時刻
T1から時間t0(t0は予め設定されているパラメー
タであり、t0≧0)だけ遡った時刻T0、即ちT1−
t0で示される時刻T0が、伝送するデータの送信先頭
時刻として決定される。この結果、時刻T0以降の地震
データが時刻T2からセンタ収集装置に送信されるよう
になる。
【0016】以上により本発明においては、中小地震の
ように地震の初期微動時間が長いためにT1とT2との
時間間隔が大きな値となっても、地震動の立ち上がり部
分のデータを失うことなく、地震データを送信できる。
また、地震防災上緊急対応が必要となる大きな地震に対
しては、T1とT2とがほぼ同時刻になるため、殆ど時
間遅れを招くことなく、地震データを送信できる。
ように地震の初期微動時間が長いためにT1とT2との
時間間隔が大きな値となっても、地震動の立ち上がり部
分のデータを失うことなく、地震データを送信できる。
また、地震防災上緊急対応が必要となる大きな地震に対
しては、T1とT2とがほぼ同時刻になるため、殆ど時
間遅れを招くことなく、地震データを送信できる。
【0017】また本発明においては、一定時間分の地震
データ毎に当該データの時刻情報を含めて伝送すること
により、センタ収集装置での地震波形と時刻との対応付
けが容易となり、解析精度が向上する。
データ毎に当該データの時刻情報を含めて伝送すること
により、センタ収集装置での地震波形と時刻との対応付
けが容易となり、解析精度が向上する。
【0018】また本発明においては、地震データの送信
に、ISDNのパケットサービスにおける相手先固定サ
ービスを用いることにより、回線接続時間による遅れが
発生しないため、センタ収集装置においても殆ど遅れる
ことなくデータ収集可能となる。
に、ISDNのパケットサービスにおける相手先固定サ
ービスを用いることにより、回線接続時間による遅れが
発生しないため、センタ収集装置においても殆ど遅れる
ことなくデータ収集可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る地震データ伝送機能付き地震計を備えた地震データ
収集システムの全体構成を示すブロック図である。
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る地震データ伝送機能付き地震計を備えた地震データ
収集システムの全体構成を示すブロック図である。
【0020】図1において、地震データ伝送機能付き地
震計1は、地震動を検知するセンサ部11、センサ部1
1により検知された地震動の波形データ(地震波形デー
タ)をもとに地震動の立ち上がりを判定するための処理
と送信トリガを判定するための処理とを逐次行う処理制
御部12と、この処理制御部12による送信トリガ判定
処理でトリガ時刻が検出された場合に、地震動の立ち上
がり時刻から予め設定した時間t0(t0≧0)だけ遡
った時刻以降の地震データの送信を行う通信部13とか
ら構成される。
震計1は、地震動を検知するセンサ部11、センサ部1
1により検知された地震動の波形データ(地震波形デー
タ)をもとに地震動の立ち上がりを判定するための処理
と送信トリガを判定するための処理とを逐次行う処理制
御部12と、この処理制御部12による送信トリガ判定
処理でトリガ時刻が検出された場合に、地震動の立ち上
がり時刻から予め設定した時間t0(t0≧0)だけ遡
った時刻以降の地震データの送信を行う通信部13とか
ら構成される。
【0021】この地震計1は、一般公衆回線、例えばI
SDN回線2を介して、地震データの収集を司るセンタ
収集装置3と接続される。なお図1では、地震計1は作
図の都合で1台だけ示されているが、実際には、必要な
観測点毎に設置され、それぞれの地震計1がISDN回
線2(公衆回線)を介してセンタ収集装置3に接続され
ることになる。
SDN回線2を介して、地震データの収集を司るセンタ
収集装置3と接続される。なお図1では、地震計1は作
図の都合で1台だけ示されているが、実際には、必要な
観測点毎に設置され、それぞれの地震計1がISDN回
線2(公衆回線)を介してセンタ収集装置3に接続され
ることになる。
【0022】図2は、地震計1の詳細な構成を示す。同
図において、センサ部11は、地震動を検知してアナロ
グの地震波形データを出力する振動センサ110から構
成される。
図において、センサ部11は、地震動を検知してアナロ
グの地震波形データを出力する振動センサ110から構
成される。
【0023】処理制御部12は、センサ部11(内の振
動センサ110)からの出力信号(アナログの地震波形
データ)に対する前処理(増幅、A/D変換、フィルタ
処理)を行う前処理部121、地震波形データと地震動
の立ち上がり時刻とを一時記憶するためのバッファメモ
リ(記憶装置)122、及び演算部123から構成され
る。
動センサ110)からの出力信号(アナログの地震波形
データ)に対する前処理(増幅、A/D変換、フィルタ
処理)を行う前処理部121、地震波形データと地震動
の立ち上がり時刻とを一時記憶するためのバッファメモ
リ(記憶装置)122、及び演算部123から構成され
る。
【0024】演算部123は、前処理部121による前
処理後のデータ(ディジタルの地震波形データ)をバッ
ファメモリ122に記録するとともに、当該データをも
とに地震動の立ち上がりを判定する処理と、地震動の大
きさが予め設定したトリガレベルTLを超えるか否かを
判定する送信トリガ判定処理とを逐次行う。また演算部
123は、地震動の立ち上がり(P波立上がり)を判定
した場合には、その時刻を地震動立ち上がり時刻(P波
立上がり検知時刻)としてバッファメモリ122に記憶
し、地震動がトリガレベルTLを超えたことを判定した
場合には、既に求まっている地震動立ち上がり時刻から
予め設定した時間t0だけ遡った時刻以降の地震波形デ
ータをバッファメモリ122から取り出して通信部13
に送る。
処理後のデータ(ディジタルの地震波形データ)をバッ
ファメモリ122に記録するとともに、当該データをも
とに地震動の立ち上がりを判定する処理と、地震動の大
きさが予め設定したトリガレベルTLを超えるか否かを
判定する送信トリガ判定処理とを逐次行う。また演算部
123は、地震動の立ち上がり(P波立上がり)を判定
した場合には、その時刻を地震動立ち上がり時刻(P波
立上がり検知時刻)としてバッファメモリ122に記憶
し、地震動がトリガレベルTLを超えたことを判定した
場合には、既に求まっている地震動立ち上がり時刻から
予め設定した時間t0だけ遡った時刻以降の地震波形デ
ータをバッファメモリ122から取り出して通信部13
に送る。
【0025】通信部13は、当該通信部13がISDN
回線2を介してセンタ収集装置3と接続される本実施形
態では、通信処理部131、及びISDNインタフェイ
ス132から構成されるISDN用通信ボードを組み込
んで実現される。ここでは通信部13は、1秒分のデー
タを単位に逐次送信する。この送信には、ISDNのI
NS−P(パケットサービス)における相手先固定サー
ビスが使用される。
回線2を介してセンタ収集装置3と接続される本実施形
態では、通信処理部131、及びISDNインタフェイ
ス132から構成されるISDN用通信ボードを組み込
んで実現される。ここでは通信部13は、1秒分のデー
タを単位に逐次送信する。この送信には、ISDNのI
NS−P(パケットサービス)における相手先固定サー
ビスが使用される。
【0026】次に、図1の構成の地震データ収集システ
ムにおける地震計1の動作を、図3のタイミングチャー
トを適宜参照して説明する。まず、センサ部11(内の
振動センサ110)は地震動を検知してその検知信号で
あるアナログの地震波形データを処理制御部12に送
る。
ムにおける地震計1の動作を、図3のタイミングチャー
トを適宜参照して説明する。まず、センサ部11(内の
振動センサ110)は地震動を検知してその検知信号で
あるアナログの地震波形データを処理制御部12に送
る。
【0027】処理制御部12(内の前処理部121)
は、センサ部11から送られた地震波形データに対する
増幅、A/D変換、フィルタ処理からなる前処理を行
う。処理制御部12(内の演算部123)は、この前処
理後の地震波形データ(ディジタルの地震波形データ)
をバッファメモリ122に記録する。このバッファメモ
リ122には、所定時間分(所定時間長)の地震波形デ
ータの記憶領域と、地震動立ち上がり時刻の記憶領域
(いずれも図示せず)とが確保されている。地震波形デ
ータ記憶領域は循環バッファとして用いられ、当該バッ
ファへの地震波形データの記録が一巡した後は、現在時
刻より所定時間前に記録されたデータは、現在の新たな
データに置き換えられる。つまりバッファメモリ122
(の地震波形データ記憶領域)には、地震波形データの
記録が一巡した後は、常に最新の所定時間分の地震波形
データが記録されることになる。
は、センサ部11から送られた地震波形データに対する
増幅、A/D変換、フィルタ処理からなる前処理を行
う。処理制御部12(内の演算部123)は、この前処
理後の地震波形データ(ディジタルの地震波形データ)
をバッファメモリ122に記録する。このバッファメモ
リ122には、所定時間分(所定時間長)の地震波形デ
ータの記憶領域と、地震動立ち上がり時刻の記憶領域
(いずれも図示せず)とが確保されている。地震波形デ
ータ記憶領域は循環バッファとして用いられ、当該バッ
ファへの地震波形データの記録が一巡した後は、現在時
刻より所定時間前に記録されたデータは、現在の新たな
データに置き換えられる。つまりバッファメモリ122
(の地震波形データ記憶領域)には、地震波形データの
記録が一巡した後は、常に最新の所定時間分の地震波形
データが記録されることになる。
【0028】処理制御部12(内の演算部123)は、
バッファメモリ122に地震波形データを記録する際に
は、当該データの立ち上がり、つまり地震動の立ち上が
りを判定するための地震動立ち上がり判定処理と、当該
データがトリガレベルTLを超えるか否かを判定するた
めの送信トリガ判定処理とを行う。ここでは、地震動立
ち上がり判定処理と送信トリガ判定処理での感度を異な
るものとし、地震動立ち上がり判定には、送信トリガ判
定に比べて敏感なアルゴリズムあるいは判別レベルを採
用する。
バッファメモリ122に地震波形データを記録する際に
は、当該データの立ち上がり、つまり地震動の立ち上が
りを判定するための地震動立ち上がり判定処理と、当該
データがトリガレベルTLを超えるか否かを判定するた
めの送信トリガ判定処理とを行う。ここでは、地震動立
ち上がり判定処理と送信トリガ判定処理での感度を異な
るものとし、地震動立ち上がり判定には、送信トリガ判
定に比べて敏感なアルゴリズムあるいは判別レベルを採
用する。
【0029】やがて、図3の例のように地震動が発生し
た結果、処理制御部12(内の演算部123)での地震
動立ち上がり判定処理で、地震動の立ち上がり(P波立
上がり)が検知され、その検知した時刻T1が地震動立
ち上がり時刻(P波立上がり検知時刻)T1として求め
られたものとする。この場合、処理制御部12(内の演
算部123)は、求めた地震動立ち上がり時刻T1をバ
ッファメモリ122の所定領域(地震動立ち上がり時刻
記憶領域)に記憶する。
た結果、処理制御部12(内の演算部123)での地震
動立ち上がり判定処理で、地震動の立ち上がり(P波立
上がり)が検知され、その検知した時刻T1が地震動立
ち上がり時刻(P波立上がり検知時刻)T1として求め
られたものとする。この場合、処理制御部12(内の演
算部123)は、求めた地震動立ち上がり時刻T1をバ
ッファメモリ122の所定領域(地震動立ち上がり時刻
記憶領域)に記憶する。
【0030】さて、時刻T1で地震動が立ち上がった後
も、処理制御部12(内の演算部123)は、後続する
地震波形データをバッファメモリ122に記録するとと
もに、送信トリガ判定処理を逐次行う。その後、図3の
例のように、時刻T2で地震波形データ(地震動の大き
さ)がトリガレベルTLを超えたものとする。
も、処理制御部12(内の演算部123)は、後続する
地震波形データをバッファメモリ122に記録するとと
もに、送信トリガ判定処理を逐次行う。その後、図3の
例のように、時刻T2で地震波形データ(地震動の大き
さ)がトリガレベルTLを超えたものとする。
【0031】この場合、処理制御部12(内の演算部1
23)は、地震波形データがトリガレベルTLを超えた
ことを送信トリガ判定処理で判定する。すると処理制御
部12(内の演算部123)は、送信トリガがかかった
ものと判断し、その時刻T2から通信部13による地震
データ送信を開始させるために、次の動作を行う。
23)は、地震波形データがトリガレベルTLを超えた
ことを送信トリガ判定処理で判定する。すると処理制御
部12(内の演算部123)は、送信トリガがかかった
ものと判断し、その時刻T2から通信部13による地震
データ送信を開始させるために、次の動作を行う。
【0032】まず処理制御部12(内の演算部123)
は、バッファメモリ122に記録しておいた、先に検知
した地震動立ち上がり時刻T1を読み出して、伝送すべ
き地震データの送信先頭時刻T0をT0=T1−t0の
演算により決定する。つまり処理制御部12(内の演算
部123)は、地震動立ち上がり時刻T1から予め設定
した時間t0(t0≧0)だけ遡った時刻を、地震デー
タ送信先頭時刻T0として決定する。
は、バッファメモリ122に記録しておいた、先に検知
した地震動立ち上がり時刻T1を読み出して、伝送すべ
き地震データの送信先頭時刻T0をT0=T1−t0の
演算により決定する。つまり処理制御部12(内の演算
部123)は、地震動立ち上がり時刻T1から予め設定
した時間t0(t0≧0)だけ遡った時刻を、地震デー
タ送信先頭時刻T0として決定する。
【0033】次に処理制御部12(内の演算部123)
は、決定した時刻T0以降のデータをバッファメモリ1
22(の地震波形データ記憶領域)から時系列順に取り
出して通信部13に送り、当該通信部13による地震デ
ータ送信を開始させる。
は、決定した時刻T0以降のデータをバッファメモリ1
22(の地震波形データ記憶領域)から時系列順に取り
出して通信部13に送り、当該通信部13による地震デ
ータ送信を開始させる。
【0034】これを受けて通信部13は、処理制御部1
2から送られたデータを、所定時間分(所定時間長)、
例えば1秒分のデータを単位に、ISDN回線2を介し
てセンタ収集装置3に逐次送信する。
2から送られたデータを、所定時間分(所定時間長)、
例えば1秒分のデータを単位に、ISDN回線2を介し
てセンタ収集装置3に逐次送信する。
【0035】ここで、地震発生、検知から送信までの時
間遅れは、地震動の立ち上がり後に直ちに送信トリガが
かかるような地震防災上緊急対応が必要となる大きな地
震に対しては、地震動立ち上がり時刻T1と送信トリガ
時刻T2とがほぼ同時刻になるため、遅延制御のための
パラメータである時間t0と送信データ長だけでほぼ決
まる。したがって、t0=1秒、送信データ長を1秒と
すれば、緊急性の高い大きな地震に対しては、送信まで
の遅れは、2〜3秒程度で収まることになる。
間遅れは、地震動の立ち上がり後に直ちに送信トリガが
かかるような地震防災上緊急対応が必要となる大きな地
震に対しては、地震動立ち上がり時刻T1と送信トリガ
時刻T2とがほぼ同時刻になるため、遅延制御のための
パラメータである時間t0と送信データ長だけでほぼ決
まる。したがって、t0=1秒、送信データ長を1秒と
すれば、緊急性の高い大きな地震に対しては、送信まで
の遅れは、2〜3秒程度で収まることになる。
【0036】一方、中小の地震のように、地震の初期微
動時間が長くT1とT2との時間間隔が大きな値となる
地震に対しては、地震発生、検知から送信までの時間
は、緊急性の高い大きな地震に比べて、送信トリガがか
かる時間の遅れ分だけ遅くなるが、このような初期微動
時間が長い地震は地震防災上緊急性の低いものであるた
め、何ら問題とならない。しかも、T1とT2との時間
間隔が大きな値となっても、T1から時間t0だけ遡っ
た時刻T0(=T1−t0)以降のデータが送信される
ことから、処理制御部12のバッファメモリ122(の
地震波形データ記憶領域)の容量により決まる時間分の
データは、地震動立ち上がりからのデータ(地震発生時
の先頭データ)を欠損することなくセンタ収集装置3に
送信できる。
動時間が長くT1とT2との時間間隔が大きな値となる
地震に対しては、地震発生、検知から送信までの時間
は、緊急性の高い大きな地震に比べて、送信トリガがか
かる時間の遅れ分だけ遅くなるが、このような初期微動
時間が長い地震は地震防災上緊急性の低いものであるた
め、何ら問題とならない。しかも、T1とT2との時間
間隔が大きな値となっても、T1から時間t0だけ遡っ
た時刻T0(=T1−t0)以降のデータが送信される
ことから、処理制御部12のバッファメモリ122(の
地震波形データ記憶領域)の容量により決まる時間分の
データは、地震動立ち上がりからのデータ(地震発生時
の先頭データ)を欠損することなくセンタ収集装置3に
送信できる。
【0037】このように本実施形態においては、緊急性
の高い大きな地震に対しては、T1とT2がほぼ同時刻
になるため、殆ど時間遅れなく地震データ伝送を行うこ
とができる。また、T1とT2との時間間隔が大きな値
となる地震に対しても、先頭データを失うことなく確実
なデータ収集を行うことが可能となる。
の高い大きな地震に対しては、T1とT2がほぼ同時刻
になるため、殆ど時間遅れなく地震データ伝送を行うこ
とができる。また、T1とT2との時間間隔が大きな値
となる地震に対しても、先頭データを失うことなく確実
なデータ収集を行うことが可能となる。
【0038】さて本実施形態では、通信部13は、処理
制御部12(内の演算部123)から送られた地震デー
タをそのままセンタ収集装置3に送信するのではなく、
所定時間分(ここでは1秒分)の地震データ(パケッ
ト)を単位に、図3に示すように、そのデータの時刻情
報をタイムスタンプとして付加して送信している。この
時刻情報は、通信部13が処理制御部12(内の演算部
123)から地震データ送信先頭時刻T0を受け取るこ
とで、当該通信部13において時刻T0を基準に所定時
間分の地震データ(パケット)毎に生成することができ
る。このように、時刻情報付きの地震データをセンタ収
集装置3に送信することで、センタ収集装置3では、た
とえ地震発生時刻と地震データの受信開始時刻との間に
ずれがあっても、地震波形と時刻との対応付けが容易と
なり、解析精度が向上する。なお、処理制御部12(内
の演算部123)において、所定時間分の地震データ
(パケット)を単位とする時刻情報を生成して、その時
刻情報を含む地震データを通信部13に送るようにして
も構わない。
制御部12(内の演算部123)から送られた地震デー
タをそのままセンタ収集装置3に送信するのではなく、
所定時間分(ここでは1秒分)の地震データ(パケッ
ト)を単位に、図3に示すように、そのデータの時刻情
報をタイムスタンプとして付加して送信している。この
時刻情報は、通信部13が処理制御部12(内の演算部
123)から地震データ送信先頭時刻T0を受け取るこ
とで、当該通信部13において時刻T0を基準に所定時
間分の地震データ(パケット)毎に生成することができ
る。このように、時刻情報付きの地震データをセンタ収
集装置3に送信することで、センタ収集装置3では、た
とえ地震発生時刻と地震データの受信開始時刻との間に
ずれがあっても、地震波形と時刻との対応付けが容易と
なり、解析精度が向上する。なお、処理制御部12(内
の演算部123)において、所定時間分の地震データ
(パケット)を単位とする時刻情報を生成して、その時
刻情報を含む地震データを通信部13に送るようにして
も構わない。
【0039】また本実施形態では、通信部13は、処理
制御部12を介してセンタ収集装置3に地震データを送
る送信方式として、ISDNのINS−P(パケットサ
ービス)における相手先固定サービス(相手固定接続サ
ービス)、つまり通信相手を固定して接続するサービス
を使用している。このサービスを使用した場合、回線接
続時間による遅れが発生しないことから、処理制御部1
2により通信部13での地震データ送信開始の起動がか
けられると、ISDN回線2を介してのセンタ収集装置
3への地震データ伝送を直ちに行うことができる。この
ため専用回線を用いていないにも拘らず、緊急性の高い
大きな地震に対しては、地震センタ収集装置3側におい
ても、(通信部13での地震動立ち上がりの検知から送
信開始までの時間遅れと同様に)ほぼ2〜3秒の遅れ
で、即ちほぼリアルタイムで地震データの収集を開始す
ることができる。
制御部12を介してセンタ収集装置3に地震データを送
る送信方式として、ISDNのINS−P(パケットサ
ービス)における相手先固定サービス(相手固定接続サ
ービス)、つまり通信相手を固定して接続するサービス
を使用している。このサービスを使用した場合、回線接
続時間による遅れが発生しないことから、処理制御部1
2により通信部13での地震データ送信開始の起動がか
けられると、ISDN回線2を介してのセンタ収集装置
3への地震データ伝送を直ちに行うことができる。この
ため専用回線を用いていないにも拘らず、緊急性の高い
大きな地震に対しては、地震センタ収集装置3側におい
ても、(通信部13での地震動立ち上がりの検知から送
信開始までの時間遅れと同様に)ほぼ2〜3秒の遅れ
で、即ちほぼリアルタイムで地震データの収集を開始す
ることができる。
【0040】以上に述べた地震計1(内の通信部13)
からセンタ収集装置3への地震データ送信は、地震が終
了したと判定される時刻のデータまで行われる。この判
定は、地震計1内の処理制御部12(に設けられた演算
部123)で行われる。明らかなように本実施形態で
は、地震終了時には地震データの収集が完了する。この
ため、地震後の輻輳などの影響を受けずに、信頼性の高
いデータ収集が可能となる。
からセンタ収集装置3への地震データ送信は、地震が終
了したと判定される時刻のデータまで行われる。この判
定は、地震計1内の処理制御部12(に設けられた演算
部123)で行われる。明らかなように本実施形態で
は、地震終了時には地震データの収集が完了する。この
ため、地震後の輻輳などの影響を受けずに、信頼性の高
いデータ収集が可能となる。
【0041】なお、前記実施形態では、地震計1(内の
通信部13)からセンタ収集装置3へのデータ送信にI
SDN回線2を用いた場合について説明したが、他の公
衆回線、例えばアナログ電話回線を用いるようにしても
構わない。但し、この場合には、相手先固定サービスが
使用できないため、回線接続時間による遅れが発生する
可能性がある。
通信部13)からセンタ収集装置3へのデータ送信にI
SDN回線2を用いた場合について説明したが、他の公
衆回線、例えばアナログ電話回線を用いるようにしても
構わない。但し、この場合には、相手先固定サービスが
使用できないため、回線接続時間による遅れが発生する
可能性がある。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、地
震動の立ち上がりを検知してその立ち上がり時刻を記憶
しておき、地震動のレベルがトリガーレベルを超えてデ
ータ送信のトリガがかかった場合には、先に記憶してお
いた地震動の立ち上がり時刻を遅延時間の制御に利用す
るようにしたので、防災上緊急性の高い大地震において
は、殆ど時間遅れを招くことなく地震データを収集でき
る。
震動の立ち上がりを検知してその立ち上がり時刻を記憶
しておき、地震動のレベルがトリガーレベルを超えてデ
ータ送信のトリガがかかった場合には、先に記憶してお
いた地震動の立ち上がり時刻を遅延時間の制御に利用す
るようにしたので、防災上緊急性の高い大地震において
は、殆ど時間遅れを招くことなく地震データを収集でき
る。
【0043】また本発明によれば、一定時間分の地震デ
ータ毎に当該データの時刻情報を含めて伝送することに
より、センタ収集装置での地震波形と時刻との対応付け
が容易となり、解析精度が向上する。
ータ毎に当該データの時刻情報を含めて伝送することに
より、センタ収集装置での地震波形と時刻との対応付け
が容易となり、解析精度が向上する。
【0044】また本発明によれば、地震データの送信に
ISDNのパケットサービスにおける相手先固定サービ
スを用いることにより、専用回線を使用しないにも拘ら
ずに、特に防災上緊急性の高い大地震において、ほぼリ
アルタイムで地震データを収集することができる。この
ため、多点に地震計を配置した地震データ収集システム
において、運用コストを著しく低減して、実現性を高め
ることができる。
ISDNのパケットサービスにおける相手先固定サービ
スを用いることにより、専用回線を使用しないにも拘ら
ずに、特に防災上緊急性の高い大地震において、ほぼリ
アルタイムで地震データを収集することができる。この
ため、多点に地震計を配置した地震データ収集システム
において、運用コストを著しく低減して、実現性を高め
ることができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る地震データ伝送機能
付き地震計を備えた地震データ収集システムの全体構成
を示すブロック図。
付き地震計を備えた地震データ収集システムの全体構成
を示すブロック図。
【図2】図1中の地震計の詳細な構成を示すブロック
図。
図。
【図3】同実施形態における地震計の動作を説明するた
めの地震データの送信タイミングを表すタイミングチャ
ート。
めの地震データの送信タイミングを表すタイミングチャ
ート。
【図4】本発明で適用される地震データ伝送方法を説明
するための図。
するための図。
【図5】従来の地震データ伝送方法を説明するための
図。
図。
1…地震計(地震データ伝送機能付き地震計) 2…ISDN回線 3…センタ収集装置 11…センサ部 12…処理制御部 13…通信部 122…バッファメモリ(記憶装置)
Claims (4)
- 【請求項1】 地震波形の立ち上がりを検知して、その
時刻を記憶するとともに、一定のトリガレベルを超えた
大きさの地震動を検知したときに、前記地震波形の立ち
上がり時刻から予め設定した時間だけ遡った時刻以降の
地震データをセンタ収集装置へ伝送することを特徴とす
る地震データ伝送方法。 - 【請求項2】 一定時間分の地震データ毎に当該データ
の時刻情報を含めて伝送することを特徴とする請求項1
記載の地震データ伝送方法。 - 【請求項3】 前記センタ収集装置への地震データの送
信方式として、ISDNのパケットサービスにおける相
手先固定サービスを使用することを特徴とする請求項1
又は請求項2記載の地震データ伝送方法。 - 【請求項4】 地震動を検知する振動センサからなるセ
ンサ部と、前記センサ部から送信された地震波形データ
を記憶装置に記録するとともに、前記地震波形データの
立ち上がりを判定してその立ち上がり時刻を前記記憶装
置に記憶し、地震動の大きさが一定のトリガレベルを超
えたときに、前記記憶装置に記憶されている地震波形デ
ータ立ち上がり時刻から予め設定した時間だけ遡った時
刻以降の地震波形データを前記記憶装置から取り出す処
理制御部と、 前記処理制御部により取り出された地震波形データに基
づいて送信用の地震データを生成してセンタ収集装置へ
伝送する通信部とを具備することを特徴とする地震デー
タ伝送機能付き地震計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27740497A JPH11118937A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 地震データ伝送方法及び地震データ伝送機能付き地震計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27740497A JPH11118937A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 地震データ伝送方法及び地震データ伝送機能付き地震計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11118937A true JPH11118937A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17583080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27740497A Withdrawn JPH11118937A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 地震データ伝送方法及び地震データ伝送機能付き地震計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11118937A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001134865A (ja) * | 1999-11-05 | 2001-05-18 | Fujita Corp | 地震警報システム |
| KR100365140B1 (ko) * | 2000-02-28 | 2002-12-16 | 한국가스공사연구개발원 | 지피알 시스템을 이용한 지하매설물 탐측장치 |
| JP2010081354A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Kyocera Corp | 基地局装置、基地局装置監視システム、および基地局装置の情報送信方法 |
| JP2010165273A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Keyence Corp | 連設型センサシステム、ネットワークユニット、及びセンサユニット |
| JP2022043932A (ja) * | 2020-09-04 | 2022-03-16 | 大和ハウス工業株式会社 | 地震波形の補完方法と補完システム |
| EP3524948B1 (en) * | 2018-02-07 | 2024-01-31 | C.S.G. S.R.L. | System for the automatic wireless monitoring, remotely and in real time, of structures, infrastructures and mountain-slope sectors |
-
1997
- 1997-10-09 JP JP27740497A patent/JPH11118937A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001134865A (ja) * | 1999-11-05 | 2001-05-18 | Fujita Corp | 地震警報システム |
| KR100365140B1 (ko) * | 2000-02-28 | 2002-12-16 | 한국가스공사연구개발원 | 지피알 시스템을 이용한 지하매설물 탐측장치 |
| JP2010081354A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Kyocera Corp | 基地局装置、基地局装置監視システム、および基地局装置の情報送信方法 |
| JP2010165273A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Keyence Corp | 連設型センサシステム、ネットワークユニット、及びセンサユニット |
| EP3524948B1 (en) * | 2018-02-07 | 2024-01-31 | C.S.G. S.R.L. | System for the automatic wireless monitoring, remotely and in real time, of structures, infrastructures and mountain-slope sectors |
| JP2022043932A (ja) * | 2020-09-04 | 2022-03-16 | 大和ハウス工業株式会社 | 地震波形の補完方法と補完システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |