JPH1111914A - 煙ガスから硫黄化合物を回収するための方法および装置 - Google Patents
煙ガスから硫黄化合物を回収するための方法および装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃棄物燃焼プラントで生成する煙ガスから硫
黄化合物を効率的に除去する方法、装置を提供する。 【解決手段】 煙ガス、特に廃棄物燃焼プラントで生成
する煙ガス(R)からの硫黄化合物の除去のための方法
であり、洗浄液に含まれるアルカリ液を使用し、その
際、洗浄の後、アルカリ硫酸塩を含む洗浄液が電気透析
を受け、その結果アルカリ水溶液と希釈された硫酸が得
られる。
黄化合物を効率的に除去する方法、装置を提供する。 【解決手段】 煙ガス、特に廃棄物燃焼プラントで生成
する煙ガス(R)からの硫黄化合物の除去のための方法
であり、洗浄液に含まれるアルカリ液を使用し、その
際、洗浄の後、アルカリ硫酸塩を含む洗浄液が電気透析
を受け、その結果アルカリ水溶液と希釈された硫酸が得
られる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、請求項1に記載の煙ガ
スからの硫黄化合物の回収の方法に関する。本発明は更
に、請求項10に記載の煙ガスからの二酸化硫黄の除去
装置に関する。
スからの硫黄化合物の回収の方法に関する。本発明は更
に、請求項10に記載の煙ガスからの二酸化硫黄の除去
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】出版物“化学的エンジニア技術67(1
995)ナンバー6、731−739ページ、VCH出
版有限会社、D−69469 ヴァインハイム ”によ
り、煙ガスが苛性ソーダ溶液に含まれる洗浄液により洗
浄される、煙ガスからの二酸化硫黄の除去方法が知ら
れ、この方法においては、洗浄の後硫酸ナトリウムを含
む洗浄液が、洗浄液を硫酸と苛性ソーダ溶液中で分解さ
せる電気透析セルに供給される。
995)ナンバー6、731−739ページ、VCH出
版有限会社、D−69469 ヴァインハイム ”によ
り、煙ガスが苛性ソーダ溶液に含まれる洗浄液により洗
浄される、煙ガスからの二酸化硫黄の除去方法が知ら
れ、この方法においては、洗浄の後硫酸ナトリウムを含
む洗浄液が、洗浄液を硫酸と苛性ソーダ溶液中で分解さ
せる電気透析セルに供給される。
【0003】この周知の方法は、電気透析セルの膜が比
較的早く機能能力を失い、これにより一方では作動時間
が短くなり、他方では生じる停止時間と膜の必要不可欠
な交換により、高いコストが生じる。電気透析セルの配
設は比較的高価であり、更に大量のエネルギーを必要と
するという欠点を有する。
較的早く機能能力を失い、これにより一方では作動時間
が短くなり、他方では生じる停止時間と膜の必要不可欠
な交換により、高いコストが生じる。電気透析セルの配
設は比較的高価であり、更に大量のエネルギーを必要と
するという欠点を有する。
【0004】US4,107,015とUS4,55
2,635から、硫黄化合物の回収の他の方法が知られ
ている。この周知の方法の欠点は、煙ガス、特に廃棄物
燃焼プラントで蓄積する煙ガスからの硫黄化合物の回収
のために適さないことである。
2,635から、硫黄化合物の回収の他の方法が知られ
ている。この周知の方法の欠点は、煙ガス、特に廃棄物
燃焼プラントで蓄積する煙ガスからの硫黄化合物の回収
のために適さないことである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、煙ガ
スからの硫黄化合物をアルカリ液を使って回収するため
の経済的な方法と適切な装置を提案することである。
スからの硫黄化合物をアルカリ液を使って回収するため
の経済的な方法と適切な装置を提案することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1の
特徴を有する方法により解決される。従属請求項2から
8は、方法の有利な他の実施態様を示す。この課題はま
た、請求項10の特徴を有する装置により解決される。
請求項11は、装置の有利な実施態様に関する。
特徴を有する方法により解決される。従属請求項2から
8は、方法の有利な他の実施態様を示す。この課題はま
た、請求項10の特徴を有する装置により解決される。
請求項11は、装置の有利な実施態様に関する。
【0007】課題は特に、煙ガスがアルカリ金属水酸化
物を含む洗浄液により洗浄され、洗浄後アルカリ硫酸塩
を含む洗浄液が電気透析され、洗浄液から硫酸が除去さ
れる、煙ガスからの硫黄化合物の回収方法により解決さ
れ、この方法では、洗浄液は第一に、電気透析の前に前
洗浄(prepurification)を受ける。アルカリ金属水酸
化物として、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化リチウムあるいはこれらの混合物が適している。使用
されるそれぞれの苛性アルカリ液によって、洗浄の後、
硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸リチウムあるいは
これらの硫酸塩の混合物が得られる。
物を含む洗浄液により洗浄され、洗浄後アルカリ硫酸塩
を含む洗浄液が電気透析され、洗浄液から硫酸が除去さ
れる、煙ガスからの硫黄化合物の回収方法により解決さ
れ、この方法では、洗浄液は第一に、電気透析の前に前
洗浄(prepurification)を受ける。アルカリ金属水酸
化物として、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化リチウムあるいはこれらの混合物が適している。使用
されるそれぞれの苛性アルカリ液によって、洗浄の後、
硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸リチウムあるいは
これらの硫酸塩の混合物が得られる。
【0008】洗浄液の前洗浄により、電気透析セルの膜
の基本的により長い作動時間が生じる。前洗浄のために
特に、洗浄液のpH値の上昇と/あるいは濾過と/ある
いは選択的なイオン交換が適している。
の基本的により長い作動時間が生じる。前洗浄のために
特に、洗浄液のpH値の上昇と/あるいは濾過と/ある
いは選択的なイオン交換が適している。
【0009】発明の有利なステップでは、洗浄液は電気
透析の前にガス抜きされる。もし洗浄液が電気透析セル
に直接供給されると、電気透析セルの中でのpH値の低
下により二酸化硫黄と二酸化炭素の放出が生じる。生じ
る二酸化硫黄は匂い汚染を引き起こし更に非常に腐食性
が高く、二酸化炭素の生成には付加的電気エネルギーを
必要とするから、これは極めて好ましくない。ガス抜き
装置は例えば真空ポンプとして配設され得る。
透析の前にガス抜きされる。もし洗浄液が電気透析セル
に直接供給されると、電気透析セルの中でのpH値の低
下により二酸化硫黄と二酸化炭素の放出が生じる。生じ
る二酸化硫黄は匂い汚染を引き起こし更に非常に腐食性
が高く、二酸化炭素の生成には付加的電気エネルギーを
必要とするから、これは極めて好ましくない。ガス抜き
装置は例えば真空ポンプとして配設され得る。
【0010】有利な処理ステップの中で、洗浄液は洗浄
の後付加的に、特に空気の形で酸素を導入され、その結
果洗浄液の中に場合によっては存在する亜硫酸塩が硫酸
塩に酸化される。酸素の添加は、洗浄液WのpH値が硫
酸塩の形成により下がり、これが重炭酸塩と二酸化炭素
の間の平衡を二酸化炭素の方向に傾かせるという更なる
利点を有する。これにより、洗浄液Wから二酸化炭素が
完全に除去される。
の後付加的に、特に空気の形で酸素を導入され、その結
果洗浄液の中に場合によっては存在する亜硫酸塩が硫酸
塩に酸化される。酸素の添加は、洗浄液WのpH値が硫
酸塩の形成により下がり、これが重炭酸塩と二酸化炭素
の間の平衡を二酸化炭素の方向に傾かせるという更なる
利点を有する。これにより、洗浄液Wから二酸化炭素が
完全に除去される。
【0011】本発明の方法の特に有利な実施態様では、
電気透析セルは2室システムを有する。本発明による方
法では、硫酸だけが純粋な生成物として得られ、その結
果洗浄液を完全に分別しなくてよい。アルカリ金属硫酸
塩の硫酸への解離により、一方では純粋な硫酸、他方で
は、アルカリ金属水酸化物を含む水溶液がもたらされ、
この水溶液は洗浄液に有利に回帰される。2室システム
の利点は、電気透析セルが、3室システムと比べて、膜
がより少なく簡単な構造であり、これにより膜を新しい
ものと定期的に交換し得て電気透析セルの低コストの作
動が可能になる。2室システムの他の利点は、作動のた
めに、3室システムと比べて、著しく少ない電気エネル
ギーしか要せず、これにより本発明の方法のより低コス
トの作動が可能になる。
電気透析セルは2室システムを有する。本発明による方
法では、硫酸だけが純粋な生成物として得られ、その結
果洗浄液を完全に分別しなくてよい。アルカリ金属硫酸
塩の硫酸への解離により、一方では純粋な硫酸、他方で
は、アルカリ金属水酸化物を含む水溶液がもたらされ、
この水溶液は洗浄液に有利に回帰される。2室システム
の利点は、電気透析セルが、3室システムと比べて、膜
がより少なく簡単な構造であり、これにより膜を新しい
ものと定期的に交換し得て電気透析セルの低コストの作
動が可能になる。2室システムの他の利点は、作動のた
めに、3室システムと比べて、著しく少ない電気エネル
ギーしか要せず、これにより本発明の方法のより低コス
トの作動が可能になる。
【0012】特に有利な方法では、電気透析により得ら
れた硫酸が、そのアルカリ性を部分的に中和するよう
に、焼却過程により得られるスラグのpH値を下げるた
めに使用される。電気透析により得られる非常に純粋な
硫酸は低濃度を有し、従って作動で使用するために容易
に取り扱える。本発明の方法は、硫酸がスラグの熟成過
程を加速するのみならず(これは環境汚染を減少させ
る)、環境汚染なしに硫酸を利用することを可能にする
という利点を有する。この硫酸はまた、ボイラーから得
られるフライ・アッシュまたは電気フィルター中に蓄積
する重金属を、酸抽出によりなくすためにも使用され得
る。得られた硫酸は、一般に、焼却プラントに生じた排
水中のpH値の低下のために使用され得、例えばその結
果排水のpH値を、排水を排水装置あるいは下水施設か
ら排出する前に例えば中性値にすることが可能になる。
れた硫酸が、そのアルカリ性を部分的に中和するよう
に、焼却過程により得られるスラグのpH値を下げるた
めに使用される。電気透析により得られる非常に純粋な
硫酸は低濃度を有し、従って作動で使用するために容易
に取り扱える。本発明の方法は、硫酸がスラグの熟成過
程を加速するのみならず(これは環境汚染を減少させ
る)、環境汚染なしに硫酸を利用することを可能にする
という利点を有する。この硫酸はまた、ボイラーから得
られるフライ・アッシュまたは電気フィルター中に蓄積
する重金属を、酸抽出によりなくすためにも使用され得
る。得られた硫酸は、一般に、焼却プラントに生じた排
水中のpH値の低下のために使用され得、例えばその結
果排水のpH値を、排水を排水装置あるいは下水施設か
ら排出する前に例えば中性値にすることが可能になる。
【0013】本発明の方法の他の利点は、希釈された硫
酸が非常に純粋な石膏に変換されて、あるいは濃度を上
げることにより再利用可能になることである。純粋な石
膏は店頭で売ることができ、例えば建設産業や特別な目
的のために使用できる。
酸が非常に純粋な石膏に変換されて、あるいは濃度を上
げることにより再利用可能になることである。純粋な石
膏は店頭で売ることができ、例えば建設産業や特別な目
的のために使用できる。
【0014】本発明の方法の特に有利な実施態様では、
アルカリ金属硫酸塩を含む洗浄液は、洗浄液の粒子を除
去するために最初に粒子分離機に供給され、その後イオ
ン交換装置に供給され、その後初めて電気透析セルに供
給される。
アルカリ金属硫酸塩を含む洗浄液は、洗浄液の粒子を除
去するために最初に粒子分離機に供給され、その後イオ
ン交換装置に供給され、その後初めて電気透析セルに供
給される。
【0015】発明の方法の他の利点は、中和手段である
アルカリ金属水酸化物の最小限の量のみが使用され、し
かもエコロジー的に危険がなく、このため問題なく再利
用可能な生成物しか生じないことであり(なぜなら、こ
れらの生成物は、重金属やダイオキシンのような毒性の
ある微量元素を含まないからである)、排水中に硫酸塩
が排出されないことである。材料の回収により、環境へ
の負担は生じないかあるいは非常にわずかしか生じな
い。更に、例えば廃棄物焼却プラントの作動において全
ての物質が使用可能あるいは再使用可能であるため、材
料の物質の輸送が必要なくなる。
アルカリ金属水酸化物の最小限の量のみが使用され、し
かもエコロジー的に危険がなく、このため問題なく再利
用可能な生成物しか生じないことであり(なぜなら、こ
れらの生成物は、重金属やダイオキシンのような毒性の
ある微量元素を含まないからである)、排水中に硫酸塩
が排出されないことである。材料の回収により、環境へ
の負担は生じないかあるいは非常にわずかしか生じな
い。更に、例えば廃棄物焼却プラントの作動において全
ての物質が使用可能あるいは再使用可能であるため、材
料の物質の輸送が必要なくなる。
【0016】洗浄のためのアルカリ金属水酸化物の使用
は、パッキング・エレメントを有する中性の湿式洗浄装
置を装備することを可能にし、その結果より小寸法の湿
式洗浄装置で足りるようになる。
は、パッキング・エレメントを有する中性の湿式洗浄装
置を装備することを可能にし、その結果より小寸法の湿
式洗浄装置で足りるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明を3つの実施例をもとに説
明する。
明する。
【0018】次の実施例では水酸化ナトリウムを使用し
ている。水酸化ナトリウムの代わりに、水酸化カリウム
や水酸化リチウムのような他のアルカリ金属水酸化物を
使用できる。
ている。水酸化ナトリウムの代わりに、水酸化カリウム
や水酸化リチウムのような他のアルカリ金属水酸化物を
使用できる。
【0019】図1で示される煙ガス洗浄装置(purifica
tion facility)のフローダイアグラムは、廃棄物燃焼
プラント1で生成され、複数の処理装置を流れてとおり
煙突6に至る煙ガスの流れRを示す。燃焼プラント1を
出た後、煙ガスRは熱交換装置2で熱の一部を除去され
る。煙ガスRはその後脱塵装置3に供給され、3は例え
ばバグフィルターあるいは電気フィルターを有する。煙
ガスRは酸性の湿式洗浄装置4を流れてとおり、ここで
HCl,HF,あるいは塵の残りが洗浄される。このよ
うに前洗浄(prepurified)された煙ガスRはこの後中
性の湿式洗浄装置5に送られ、装置は例えばタワーパッ
キングカラムとして作られ、中和手段である水酸化ナト
リウムを使用して作動され、二酸化硫黄がほぼ定量的に
分離される。このように洗浄された煙ガスRはクリーン
ガスReとして煙突6に送られる。
tion facility)のフローダイアグラムは、廃棄物燃焼
プラント1で生成され、複数の処理装置を流れてとおり
煙突6に至る煙ガスの流れRを示す。燃焼プラント1を
出た後、煙ガスRは熱交換装置2で熱の一部を除去され
る。煙ガスRはその後脱塵装置3に供給され、3は例え
ばバグフィルターあるいは電気フィルターを有する。煙
ガスRは酸性の湿式洗浄装置4を流れてとおり、ここで
HCl,HF,あるいは塵の残りが洗浄される。このよ
うに前洗浄(prepurified)された煙ガスRはこの後中
性の湿式洗浄装置5に送られ、装置は例えばタワーパッ
キングカラムとして作られ、中和手段である水酸化ナト
リウムを使用して作動され、二酸化硫黄がほぼ定量的に
分離される。このように洗浄された煙ガスRはクリーン
ガスReとして煙突6に送られる。
【0020】洗浄液Wに含まれる中和手段としての水酸
化ナトリウムは、貯蔵容器11中に貯蔵され、中性の湿
式洗浄装置5の導管21を介して煙ガスRの洗浄のため
に供給される。洗浄液Wは中性の湿式洗浄装置5の中で
非常に細かく霧化され、その結果煙ガスRが反応できる
洗浄液Wの表面積が著しく増大され、物質移行がさかん
にされ、これにより、湿式洗浄装5が非常に小型でも二
酸化硫黄が良好に分離できる。
化ナトリウムは、貯蔵容器11中に貯蔵され、中性の湿
式洗浄装置5の導管21を介して煙ガスRの洗浄のため
に供給される。洗浄液Wは中性の湿式洗浄装置5の中で
非常に細かく霧化され、その結果煙ガスRが反応できる
洗浄液Wの表面積が著しく増大され、物質移行がさかん
にされ、これにより、湿式洗浄装5が非常に小型でも二
酸化硫黄が良好に分離できる。
【0021】以下の反応が洗浄過程で生起し得る:
【0022】
【化1】
【0023】煙ガスRの洗浄により、洗浄液W中で、希
釈された硫酸ナトリウムと亜硫酸ナトリウムを含む溶液
が生じ、溶液は排出管21から排出され、フィルター7
の粒子分離機に運ばれる。フィルター7は、場合によっ
ては煙ガスRの洗浄により排出された固体の除去に役立
つ。示される実施例では、フィルター7はサンドフィル
ターである。サンドフィルター7は定期的に洗浄され、
その際サンドフィルター7の定期的洗浄(バックフラッ
シュ)により生ずるわずかな量の排水は導管20を介し
て排水処理プラント8に入る。排水処理プラント8の主
要な役目は、酸性の湿式洗浄装置4から排水を受け入れ
ることである。サンドフィルター7を通り抜けた後、排
出された洗浄液はパイプ21を介して一部はイオン交換
装置9に供給され、装置は例えばCu,Mo,Pb,Z
n,Cd,Fe,あるいはAlのような2価と多価の陽
イオンを除去する。イオン交換装置9のイオン交換樹脂
の再生の時に得られる蓄積重金属を含む酸は、導管20
を介して、同様に排水処理プラント8に送られる。イオ
ン交換装置9を通り過ぎた後、排出される洗浄液は電気
透析セル10に送られる。この電気透析セル10は複数
の膜ユニットを持ち、その各々のユニットは2つの双極
性膜と1つの陰イオン交換膜から構成され、その際陰イ
オン交換膜は、硫酸ナトリウム溶液を硫酸と水酸化ナト
リウムを含む水溶液とに分離する。反応していない硫酸
ナトリウムと混合された水溶液は、導管21を介して貯
蔵容器11に供給され、導管21を介して再び水酸化ナ
トリウムを含む洗浄液Wとして、中性の湿式洗浄装置5
に供給される。導管21を通って作られる洗浄液Wの循
環は、水酸化ナトリウムの少量の損失をこうむる。この
損失を補償するために、水酸化ナトリウムタンク12が
導管20を介して貯蔵容器11と結合され、その際図示
されていない調整装置は貯蔵容器11中のアルカリ濃度
を測定し、適切に調整された量の水酸化ナトリウム溶液
が水酸化ナトリウムタンク12から供給される。
釈された硫酸ナトリウムと亜硫酸ナトリウムを含む溶液
が生じ、溶液は排出管21から排出され、フィルター7
の粒子分離機に運ばれる。フィルター7は、場合によっ
ては煙ガスRの洗浄により排出された固体の除去に役立
つ。示される実施例では、フィルター7はサンドフィル
ターである。サンドフィルター7は定期的に洗浄され、
その際サンドフィルター7の定期的洗浄(バックフラッ
シュ)により生ずるわずかな量の排水は導管20を介し
て排水処理プラント8に入る。排水処理プラント8の主
要な役目は、酸性の湿式洗浄装置4から排水を受け入れ
ることである。サンドフィルター7を通り抜けた後、排
出された洗浄液はパイプ21を介して一部はイオン交換
装置9に供給され、装置は例えばCu,Mo,Pb,Z
n,Cd,Fe,あるいはAlのような2価と多価の陽
イオンを除去する。イオン交換装置9のイオン交換樹脂
の再生の時に得られる蓄積重金属を含む酸は、導管20
を介して、同様に排水処理プラント8に送られる。イオ
ン交換装置9を通り過ぎた後、排出される洗浄液は電気
透析セル10に送られる。この電気透析セル10は複数
の膜ユニットを持ち、その各々のユニットは2つの双極
性膜と1つの陰イオン交換膜から構成され、その際陰イ
オン交換膜は、硫酸ナトリウム溶液を硫酸と水酸化ナト
リウムを含む水溶液とに分離する。反応していない硫酸
ナトリウムと混合された水溶液は、導管21を介して貯
蔵容器11に供給され、導管21を介して再び水酸化ナ
トリウムを含む洗浄液Wとして、中性の湿式洗浄装置5
に供給される。導管21を通って作られる洗浄液Wの循
環は、水酸化ナトリウムの少量の損失をこうむる。この
損失を補償するために、水酸化ナトリウムタンク12が
導管20を介して貯蔵容器11と結合され、その際図示
されていない調整装置は貯蔵容器11中のアルカリ濃度
を測定し、適切に調整された量の水酸化ナトリウム溶液
が水酸化ナトリウムタンク12から供給される。
【0024】電気透析中に生じる硫酸は、脱イオン装置
13により調製された脱イオン水により希釈され、導管
20を介してストックタンク14と、それに続いて利用
段階15に供給される。利用段階15は中和段階のため
に設けられており、その結果硫酸から石膏17が形成さ
れる。利用段階15は蒸発装置としても作られていて、
その結果より濃縮された硫酸17が他の利用のために供
給され得る。利用段階15は、希釈した硫酸を用いてス
ラグの品質の改善のためにも使用できる。この場合、希
釈された硫酸は、湿式スラグ除去装置に加えられ、この
結果スラグのアルカリ性が部分的に中和される。このよ
うな段階において、スラグに含まれるカルシウム化合物
は反応して石膏を形成する。これにより、スラグの老化
過程が加速される(なぜなら、新鮮なスラグは、溶出液
テストにより12以上のpH値を示すからである)。希
釈した硫酸の添加により、例えば鉛のような、高いpH
値で陰イオンを形成する両性重金属のリーチングの度合
いが著しく減少される。スラグの部分的中和の目標は、
12以上の通常の値から9から11の目標値への、DE
VS4(DIN38414 4章)に基づくスラグ溶離
物のpH値の低下である。
13により調製された脱イオン水により希釈され、導管
20を介してストックタンク14と、それに続いて利用
段階15に供給される。利用段階15は中和段階のため
に設けられており、その結果硫酸から石膏17が形成さ
れる。利用段階15は蒸発装置としても作られていて、
その結果より濃縮された硫酸17が他の利用のために供
給され得る。利用段階15は、希釈した硫酸を用いてス
ラグの品質の改善のためにも使用できる。この場合、希
釈された硫酸は、湿式スラグ除去装置に加えられ、この
結果スラグのアルカリ性が部分的に中和される。このよ
うな段階において、スラグに含まれるカルシウム化合物
は反応して石膏を形成する。これにより、スラグの老化
過程が加速される(なぜなら、新鮮なスラグは、溶出液
テストにより12以上のpH値を示すからである)。希
釈した硫酸の添加により、例えば鉛のような、高いpH
値で陰イオンを形成する両性重金属のリーチングの度合
いが著しく減少される。スラグの部分的中和の目標は、
12以上の通常の値から9から11の目標値への、DE
VS4(DIN38414 4章)に基づくスラグ溶離
物のpH値の低下である。
【0025】排水処理プラント8は、排水ラインや蒸発
装置に導く排出口16を有する。
装置に導く排出口16を有する。
【0026】図2は、電気透析セル10の詳細を示す煙
ガス洗浄装置の他のフローダイアグラムを示し、セルは
双極の膜を備え、2つの陽極KAと1つの陰極Aを持つ
2室構造を有する。この電気透析セル10は、酸性の硫
酸ナトリウム構成成分をアルカリ性の水酸化物に対して
連続的に交換させ、分離された硫酸塩を硫酸としてプロ
トン化された形で獲得することを可能にする。中性湿式
洗浄装置5から導管21を介して搬出される洗浄液W
は、最初に洗浄液中の粒子を著しく除去するキャンドル
フィルター7に供給され、次いで存在する多価重金属カ
チオンを除去する選択的イオン交換装置9に送られる。
その後、洗浄液は貯蔵容器18を介して電気透析セル1
0に供給される。電気透析セル10は電源により作動さ
れ、電気的接続51、52を有し、動作中電圧が印加さ
れる。貯蔵容器18中に貯蔵された溶液は電気透析セル
10に送られ、アルカリ性の硫酸ナトリウムは電気透析
セル10を出た後、導管23を介して再び貯蔵容器18
に供給される。電気透析セル10を出た硫酸は、導管2
4を介して貯蔵容器19に帰還、あるいはバルブ34を
開くことにより下流貯蔵容器14に搬出され得る。貯蔵
容器18中に貯蔵される溶液は、導管21を介してポン
プ31により、再び、中性の湿式洗浄装置5に送出され
得る。その際、図示された実施例では、洗浄液Wはスプ
レイ装置50を介して煙ガスの流れR中に導入される。
図示された実施例では、洗浄液Wは、ポンプ31により
湿式洗浄装置5中に付加的に循環される。この循環は省
くことができ、その場合には全ての洗浄液Wが煙ガスR
の噴霧と洗浄の後、フィルター7に送られる。
ガス洗浄装置の他のフローダイアグラムを示し、セルは
双極の膜を備え、2つの陽極KAと1つの陰極Aを持つ
2室構造を有する。この電気透析セル10は、酸性の硫
酸ナトリウム構成成分をアルカリ性の水酸化物に対して
連続的に交換させ、分離された硫酸塩を硫酸としてプロ
トン化された形で獲得することを可能にする。中性湿式
洗浄装置5から導管21を介して搬出される洗浄液W
は、最初に洗浄液中の粒子を著しく除去するキャンドル
フィルター7に供給され、次いで存在する多価重金属カ
チオンを除去する選択的イオン交換装置9に送られる。
その後、洗浄液は貯蔵容器18を介して電気透析セル1
0に供給される。電気透析セル10は電源により作動さ
れ、電気的接続51、52を有し、動作中電圧が印加さ
れる。貯蔵容器18中に貯蔵された溶液は電気透析セル
10に送られ、アルカリ性の硫酸ナトリウムは電気透析
セル10を出た後、導管23を介して再び貯蔵容器18
に供給される。電気透析セル10を出た硫酸は、導管2
4を介して貯蔵容器19に帰還、あるいはバルブ34を
開くことにより下流貯蔵容器14に搬出され得る。貯蔵
容器18中に貯蔵される溶液は、導管21を介してポン
プ31により、再び、中性の湿式洗浄装置5に送出され
得る。その際、図示された実施例では、洗浄液Wはスプ
レイ装置50を介して煙ガスの流れR中に導入される。
図示された実施例では、洗浄液Wは、ポンプ31により
湿式洗浄装置5中に付加的に循環される。この循環は省
くことができ、その場合には全ての洗浄液Wが煙ガスR
の噴霧と洗浄の後、フィルター7に送られる。
【0027】図3で示される、煙ガス洗浄装置の他の実
施例のフローダイアグラムは、燃焼装置36に供給され
た廃棄物Mから始まり、その際燃焼により得られるスラ
グ28は導管27を介して湿式スラグ除去操作40に供
給され、その際燃焼段階で生じた煙ガスRは、煙ガスが
他の図示されていない段階あるいは煙突に供給される前
に、ボイラー37、続いて急冷段階38、更に酸性の湿
式洗浄装置4、続いて中性の湿式洗浄装置5、更に洗浄
段階39、例えばリングジェット段階に供給される。煙
ガスRは急冷段階38で水により冷却され、その際HC
l,HFなどのような水素ハロゲン化物、塵、Hgが洗
浄される。これに続く酸性のパック段階4では、残って
いる水素ハロゲン化物(ハロゲン化水素)が洗浄され
る。リングジェット段階39は最も細かい塵の洗浄に役
立つ。この段階は軟水化された水により有利に作動され
る。後で行なわれる洗浄段階39は、例えば他の排ガス
清浄段階(例えば、活性炭の添加、布フィルターまたは
SCR法等による)に付され得る。
施例のフローダイアグラムは、燃焼装置36に供給され
た廃棄物Mから始まり、その際燃焼により得られるスラ
グ28は導管27を介して湿式スラグ除去操作40に供
給され、その際燃焼段階で生じた煙ガスRは、煙ガスが
他の図示されていない段階あるいは煙突に供給される前
に、ボイラー37、続いて急冷段階38、更に酸性の湿
式洗浄装置4、続いて中性の湿式洗浄装置5、更に洗浄
段階39、例えばリングジェット段階に供給される。煙
ガスRは急冷段階38で水により冷却され、その際HC
l,HFなどのような水素ハロゲン化物、塵、Hgが洗
浄される。これに続く酸性のパック段階4では、残って
いる水素ハロゲン化物(ハロゲン化水素)が洗浄され
る。リングジェット段階39は最も細かい塵の洗浄に役
立つ。この段階は軟水化された水により有利に作動され
る。後で行なわれる洗浄段階39は、例えば他の排ガス
清浄段階(例えば、活性炭の添加、布フィルターまたは
SCR法等による)に付され得る。
【0028】図3と図1では装置の同一部分については
同一の参照符号が付されているため、フィルター7の下
流の図3の右部分は、図1の説明で既に知られているた
め詳述しない。図1の実施例と対比して、図3の煙ガス
洗浄装置は、洗浄液Wの流れ方向においてフィルター7
の上流にある循環21中脱ガス装置41と中和装置42
を有する。更に、液体循環22が設けられている。洗浄
液Wには、パック(tower packing)段階
5を出た後、供給導管29を介して酸素が例えば空気の
形で供給され、その結果洗浄液W中に存在する亜硫酸ナ
トリウムが硫酸ナトリウムに酸化される。洗浄液Wはポ
ンプ31により液体循環22の周囲に送出され、その際
伝導率測定装置32がこの洗浄液WのpH値を測定し、
図示されていない調整器により、電気接続33を介して
バルブ34が、液体循環22中を循環する洗浄液Wが所
定のpH値を保つように制御される。バルブ34を介し
て液体循環22から搬出される洗浄液Wは、例えば、真
空ポンプ等の脱ガス装置41に供給され、洗浄液Wから
二酸化炭素を抜き取り、排出管30を介して二酸化炭素
を排出する。脱ガス装置41の下流に配置される中和装
置42において、重金属の沈殿を生じさせるために洗浄
液WのpH値が減少される。有利な実施態様では、貯蔵
容器11から抜き取られた酸性の洗浄液Wの一部が、洗
浄液Wを酸性化するために中和装置42に供給される。
このようにガス抜きされ重金属を有しない洗浄液Wは、
次いでフィルター7に供給される。フィルター7におい
て洗浄液Wから分離された固体は、導管25を介して急
冷段階38に供給される。
同一の参照符号が付されているため、フィルター7の下
流の図3の右部分は、図1の説明で既に知られているた
め詳述しない。図1の実施例と対比して、図3の煙ガス
洗浄装置は、洗浄液Wの流れ方向においてフィルター7
の上流にある循環21中脱ガス装置41と中和装置42
を有する。更に、液体循環22が設けられている。洗浄
液Wには、パック(tower packing)段階
5を出た後、供給導管29を介して酸素が例えば空気の
形で供給され、その結果洗浄液W中に存在する亜硫酸ナ
トリウムが硫酸ナトリウムに酸化される。洗浄液Wはポ
ンプ31により液体循環22の周囲に送出され、その際
伝導率測定装置32がこの洗浄液WのpH値を測定し、
図示されていない調整器により、電気接続33を介して
バルブ34が、液体循環22中を循環する洗浄液Wが所
定のpH値を保つように制御される。バルブ34を介し
て液体循環22から搬出される洗浄液Wは、例えば、真
空ポンプ等の脱ガス装置41に供給され、洗浄液Wから
二酸化炭素を抜き取り、排出管30を介して二酸化炭素
を排出する。脱ガス装置41の下流に配置される中和装
置42において、重金属の沈殿を生じさせるために洗浄
液WのpH値が減少される。有利な実施態様では、貯蔵
容器11から抜き取られた酸性の洗浄液Wの一部が、洗
浄液Wを酸性化するために中和装置42に供給される。
このようにガス抜きされ重金属を有しない洗浄液Wは、
次いでフィルター7に供給される。フィルター7におい
て洗浄液Wから分離された固体は、導管25を介して急
冷段階38に供給される。
【0029】有利な実施態様では、リングジェット段階
39に軟化された水が供給され、水は導管23を介して
液体循環22に供給され、その結果湿式洗浄装置5中の
液体損失を補償でき、電気透析のために最適な、例えば
3%から10%の硫酸ナトリウムの比較的に高い濃度
と、洗浄液W中への妨害Caイオンの最小限の導入とが
保証される。
39に軟化された水が供給され、水は導管23を介して
液体循環22に供給され、その結果湿式洗浄装置5中の
液体損失を補償でき、電気透析のために最適な、例えば
3%から10%の硫酸ナトリウムの比較的に高い濃度
と、洗浄液W中への妨害Caイオンの最小限の導入とが
保証される。
【0030】有利には、貯蔵容器11中に貯蔵された洗
浄液W中の水酸化ナトリウムの濃度が、電気透析セル1
0に供給される電流あるいは電圧によって制御される。
本発明の方法の1実施態様では、液体循環22に必要な
水酸化ナトリウムの濃度を、電気透析セル10に供給さ
れる電流あるいは電圧によって調整することにより、貯
蔵容器11が省略され得る。このために、調整装置と図
示されていないセンサーがpH値測定のために必要であ
る。
浄液W中の水酸化ナトリウムの濃度が、電気透析セル1
0に供給される電流あるいは電圧によって制御される。
本発明の方法の1実施態様では、液体循環22に必要な
水酸化ナトリウムの濃度を、電気透析セル10に供給さ
れる電流あるいは電圧によって調整することにより、貯
蔵容器11が省略され得る。このために、調整装置と図
示されていないセンサーがpH値測定のために必要であ
る。
【0031】送出される液体のpH値を異なる箇所で測
定でき、その結果これらの測定値と適切な調整装置によ
り、液体循環22中を循環する洗浄液Wあるいは、液体
循環22に導管21を介して供給される洗浄液の量、あ
るいは電気透析において生成される水酸化ナトリウムの
量やpH値を調整できる。
定でき、その結果これらの測定値と適切な調整装置によ
り、液体循環22中を循環する洗浄液Wあるいは、液体
循環22に導管21を介して供給される洗浄液の量、あ
るいは電気透析において生成される水酸化ナトリウムの
量やpH値を調整できる。
【0032】図1の実施例においても、図3で示される
ように、中性の湿式洗浄装置5とフィルター7の間に洗
浄液の放出のための脱ガス装置41、および洗浄液のア
ルカリ化のための下流中和装置42が配置され得る。
ように、中性の湿式洗浄装置5とフィルター7の間に洗
浄液の放出のための脱ガス装置41、および洗浄液のア
ルカリ化のための下流中和装置42が配置され得る。
【図1】廃棄物燃焼プラントの煙ガス洗浄装置(purifi
cation facility)のフローダイアグラムを示す。
cation facility)のフローダイアグラムを示す。
【図2】電気透析セルの詳細を示す、他の煙ガス洗浄装
置のフローダイアグラムを示す。
置のフローダイアグラムを示す。
【図3】他の煙ガス洗浄装置のフローダイアグラムを示
す。
す。
3 後脱塵装置 5 湿式洗浄装置 6 煙突 7、9、42 洗浄装置 8 排水処理プラント 9 イオン交換装置 10 電気透析セル 11 貯蔵容器 12 苛性ソーダ溶液タンク 13 脱塩装置 14 ストック容器 15 再利用段階 17 石膏 18 貯蔵容器 20、23 導管 21 供給パイプ 22 液体循環 25 パイプ 28 スラグ 30 排出管 31 ポンプ 33 電線 34 バルブ 36 燃焼装置 37 ボイラー 38 急冷段階 40 湿式脱スラグ装置 41 排ガス装置 42 中和装置 50 スプレー装置 W 洗浄液 R 煙ガス
Claims (11)
- 【請求項1】 煙ガス、特に廃棄物燃焼装置から得られ
る煙ガス(R)から硫黄化合物を回収するための方法で
あり、煙ガス(R)は、アルカリ金属水酸化物、特に水
酸化ナトリウムより成る洗浄液(W)により洗浄され、
洗浄の後、洗浄液(W)から硫酸を得るために、アルカ
リ硫酸塩、特に硫酸ナトリウムより成る洗浄液(W)が
電気透析に付される前記方法において、洗浄液(W)が
電気透析の前に前洗浄に付されることを特徴とする前記
方法。 - 【請求項2】 洗浄液(W)を前洗浄するために、洗浄
液のpH値が上昇され、及び/又は洗浄液(W)が濾過
され、及び/又は洗浄液(W)中に含まれる2価と多価
の陽イオンが置換されることを特徴とする請求項1に記
載の方法。 - 【請求項3】 洗浄液(W)が電気透析の前に脱ガス処
理に付されることを特徴とする請求項1〜2のいずれか
一項に記載の方法。 - 【請求項4】 洗浄後の洗浄液(W)に、場合によって
は存在する亜硫酸塩を硫酸塩に酸化するために酸素が特
に空気の形で導入されることを特徴とする請求項1〜3
のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項5】 電気透析が2室システムを有する電気透
析セル中で行なわれることを特徴とする請求項1〜4の
いずれか一項に記載の方法。 - 【請求項6】 電気透析により生成されるアルカリ金属
水酸化物水溶液が、洗浄液(W)に再循環されることを
特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項7】 硫酸が中和段階で石膏、特に純粋な石膏
を形成するように反応させられることを特徴とする請求
項1〜6のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項8】 燃焼、特に廃棄物の燃焼で得られるスラ
グのpHを低下させるために、硫酸が使用されることを
特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項9】 生成されたアルカリ金属水酸化物水溶液
中のアルカリ水酸化物の濃度が、電気透析セルに印加さ
れる電圧により制御されることを特徴とする請求項1〜
8のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項10】 湿式洗浄装置(5)が供給導管(2
1)と結合されて洗浄液(W)の搬出のための循環を形
成し、2つの供給導管(21)の間に、洗浄液(W)の
流れの方向に関して、その上流に洗浄装置(42、7、
9)が配置され、その下流に2室システムを有する電気
透析セル(10)が配置されることを特徴とする、請求
項1から8に記載の方法を実施するための装置。 - 【請求項11】 洗浄液(W)を搬出するための循環に
おいて、洗浄装置(42、7、9)の上流に脱ガス装置
(41)が配置されることを特徴とする請求項10に記
載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH19971453/97 | 1997-06-13 | ||
| CH145397 | 1997-06-13 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1111914A true JPH1111914A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=4210828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10165088A Pending JPH1111914A (ja) | 1997-06-13 | 1998-06-12 | 煙ガスから硫黄化合物を回収するための方法および装置 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0884093A1 (ja) |
| JP (1) | JPH1111914A (ja) |
| KR (1) | KR19990006889A (ja) |
| CA (1) | CA2240342A1 (ja) |
| CZ (1) | CZ183398A3 (ja) |
| HU (1) | HUP9801321A2 (ja) |
| NO (1) | NO982685L (ja) |
| PL (1) | PL326774A1 (ja) |
| TW (1) | TW357105B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011509904A (ja) * | 2008-01-07 | 2011-03-31 | ソルヴェイ(ソシエテ アノニム) | 煙道ガス脱硫用の重炭酸ナトリウムの製造方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111450673B (zh) * | 2020-03-31 | 2025-05-20 | 成都思达能环保设备有限公司 | 回收硫元素为酸溶液的脱硫设备以及脱硫方法 |
| KR102726855B1 (ko) * | 2022-04-26 | 2024-11-06 | 죽암건설 주식회사 | 습식배기가스 정화 설비의 발생폐수 및 순환 세정수 관리를 위한 전기투석 시스템 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4107015A (en) * | 1977-07-18 | 1978-08-15 | Allied Chemical Corporation | Method for removal of SO2 from gases |
| US4552635A (en) * | 1983-05-02 | 1985-11-12 | Allied Corporation | Electrodialytic methods for removal of sulfur oxides from waste gases |
| JPH0731842A (ja) * | 1993-07-21 | 1995-02-03 | Asahi Glass Co Ltd | 排ガスの脱硫方法 |
| JPH07204457A (ja) * | 1994-01-19 | 1995-08-08 | Asahi Glass Co Ltd | 排ガスの脱硫方法 |
-
1998
- 1998-06-09 EP EP98110591A patent/EP0884093A1/de not_active Withdrawn
- 1998-06-09 TW TW087109170A patent/TW357105B/zh active
- 1998-06-10 PL PL98326774A patent/PL326774A1/xx unknown
- 1998-06-11 KR KR1019980021722A patent/KR19990006889A/ko not_active Ceased
- 1998-06-11 CA CA002240342A patent/CA2240342A1/en not_active Abandoned
- 1998-06-11 NO NO982685A patent/NO982685L/no not_active Application Discontinuation
- 1998-06-11 HU HU9801321A patent/HUP9801321A2/hu unknown
- 1998-06-12 CZ CZ981833A patent/CZ183398A3/cs unknown
- 1998-06-12 JP JP10165088A patent/JPH1111914A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011509904A (ja) * | 2008-01-07 | 2011-03-31 | ソルヴェイ(ソシエテ アノニム) | 煙道ガス脱硫用の重炭酸ナトリウムの製造方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| NO982685L (no) | 1998-12-14 |
| PL326774A1 (en) | 1998-12-21 |
| HUP9801321A2 (hu) | 1999-06-28 |
| TW357105B (en) | 1999-05-01 |
| NO982685D0 (no) | 1998-06-11 |
| HU9801321D0 (en) | 1998-08-28 |
| CZ183398A3 (cs) | 1999-03-17 |
| KR19990006889A (ko) | 1999-01-25 |
| CA2240342A1 (en) | 1998-12-13 |
| EP0884093A1 (de) | 1998-12-16 |
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