JPH11119408A - 版下用台紙図面作成装置 - Google Patents
版下用台紙図面作成装置Info
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- JPH11119408A JPH11119408A JP29502597A JP29502597A JPH11119408A JP H11119408 A JPH11119408 A JP H11119408A JP 29502597 A JP29502597 A JP 29502597A JP 29502597 A JP29502597 A JP 29502597A JP H11119408 A JPH11119408 A JP H11119408A
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- Printing Methods (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 筒状基材1の外側面、または内側面に斜めに
巻き付ける螺旋テープ2に絵柄を印刷するための、版下
用台紙図面を簡便かつ正確に作成する装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 筒状基体1の寸法と、螺旋テープ2の巻
き付け寸法と、螺旋テープ2の巻き付け面とを入力指定
する手段と、入力指定された筒状基体1の寸法と、螺旋
テープ2の巻き付け寸法、および指定された巻き付け面
とに基づいて、単位絵柄を配置するための複数種類の絵
柄配置図を作成する手段と、前記絵柄配置図を、ガイド
ライン図形に変換するデータ形式変換手段とで版下用台
紙図面作成装置を構成した。
巻き付ける螺旋テープ2に絵柄を印刷するための、版下
用台紙図面を簡便かつ正確に作成する装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 筒状基体1の寸法と、螺旋テープ2の巻
き付け寸法と、螺旋テープ2の巻き付け面とを入力指定
する手段と、入力指定された筒状基体1の寸法と、螺旋
テープ2の巻き付け寸法、および指定された巻き付け面
とに基づいて、単位絵柄を配置するための複数種類の絵
柄配置図を作成する手段と、前記絵柄配置図を、ガイド
ライン図形に変換するデータ形式変換手段とで版下用台
紙図面作成装置を構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷物を製作する
ときに必要な版下の作成に関し、特に、筒状基体の外側
面、または内側面に斜めに巻き付ける螺旋テープに、単
位絵柄を配列するための版下用台紙図面を作成する装置
であって、単位絵柄を一様に配列したエンドレス柄など
の印刷に用いる絵柄配置図を、簡便かつ正確に作成する
ための版下用台紙図面作成装置に関する。
ときに必要な版下の作成に関し、特に、筒状基体の外側
面、または内側面に斜めに巻き付ける螺旋テープに、単
位絵柄を配列するための版下用台紙図面を作成する装置
であって、単位絵柄を一様に配列したエンドレス柄など
の印刷に用いる絵柄配置図を、簡便かつ正確に作成する
ための版下用台紙図面作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷物を作成する場合、製版用の
版下を作成する。製版用の版下作成では、先ず、割り付
け指定紙やラフ原稿に基づいて、版下台紙を作成する。
この版下台紙は、写真やイラスト、文字原稿、ロゴや罫
線などの配置位置を、鉛筆で下書きし、次いで、それぞ
れの配置を示す枠線を墨入れして絵柄配置図を作図す
る。さらに、その周囲に、印刷物の仕上げ寸法や印刷色
の指示、加工指示に必要なトンボと呼ばれるレジスタマ
ークを描き入れる。次に、印画紙に出力した写植文字
を、上記版下台紙に貼り込み、版下とする。
版下を作成する。製版用の版下作成では、先ず、割り付
け指定紙やラフ原稿に基づいて、版下台紙を作成する。
この版下台紙は、写真やイラスト、文字原稿、ロゴや罫
線などの配置位置を、鉛筆で下書きし、次いで、それぞ
れの配置を示す枠線を墨入れして絵柄配置図を作図す
る。さらに、その周囲に、印刷物の仕上げ寸法や印刷色
の指示、加工指示に必要なトンボと呼ばれるレジスタマ
ークを描き入れる。次に、印画紙に出力した写植文字
を、上記版下台紙に貼り込み、版下とする。
【0003】でき上がった版下は、一旦、印刷物発注者
に提示されて、レイアウトや寸法、文字の間違いの有無
を確認する。この段階では、カラー写真の印刷仕上がり
状態は確認できない。この段階を版下校正と呼ぶ。この
版下は、従来、手書きで作成されていた。しかしなが
ら、版下台紙に作図した絵柄配置図や寸法図は、印刷物
発注者にて確認したとき、修整や変更が行なわれること
が多く、その都度、版下を修整したり、作り直すこと
は、手間がかかる。そこで最近は、座標入力用のデジタ
イザと、作図用のペンプロッタで構成された版下作図機
や、CAD装置を利用して作図している。
に提示されて、レイアウトや寸法、文字の間違いの有無
を確認する。この段階では、カラー写真の印刷仕上がり
状態は確認できない。この段階を版下校正と呼ぶ。この
版下は、従来、手書きで作成されていた。しかしなが
ら、版下台紙に作図した絵柄配置図や寸法図は、印刷物
発注者にて確認したとき、修整や変更が行なわれること
が多く、その都度、版下を修整したり、作り直すこと
は、手間がかかる。そこで最近は、座標入力用のデジタ
イザと、作図用のペンプロッタで構成された版下作図機
や、CAD装置を利用して作図している。
【0004】版下作図機は、版下台紙を作成するための
専用CAD装置で、デジタイザやキーボードによる座標
入力部と、ペンプロッタなどの作図機による出力部と、
これらを制御するコンピュータとで構成される。通常
は、割り付け指定紙に記載してある版面、写真、色帯、
罫線などに係わるレイアウト情報を、線、円、矩形など
の図形情報や位置情報としてデジタイザから入力し、位
置揃え、大きさ修整などを施して、作図機で台紙に描画
する。この台紙に、図版や文字などを貼り込み版下台紙
とする。
専用CAD装置で、デジタイザやキーボードによる座標
入力部と、ペンプロッタなどの作図機による出力部と、
これらを制御するコンピュータとで構成される。通常
は、割り付け指定紙に記載してある版面、写真、色帯、
罫線などに係わるレイアウト情報を、線、円、矩形など
の図形情報や位置情報としてデジタイザから入力し、位
置揃え、大きさ修整などを施して、作図機で台紙に描画
する。この台紙に、図版や文字などを貼り込み版下台紙
とする。
【0005】一方、版下作図機に入力された前記レイア
ウト情報は、別途フロッピディスクなどの記憶媒体に記
録される。そして、もし版下校正によって修整や変更が
生じたときは、フロッピディスクに記録されたレイアウ
ト情報を変更、修整することによって、版下台紙を容易
に作り直すことができる。さらに、フロッピディスクの
レイアウト情報は、製版マスクのカッティング装置やレ
イアウトスキャナシステムに入力されて、写真やイラス
ト、タイトル文字などの抜きマスク作成に利用され、正
確な寸法のレイアウトパターンを得る。
ウト情報は、別途フロッピディスクなどの記憶媒体に記
録される。そして、もし版下校正によって修整や変更が
生じたときは、フロッピディスクに記録されたレイアウ
ト情報を変更、修整することによって、版下台紙を容易
に作り直すことができる。さらに、フロッピディスクの
レイアウト情報は、製版マスクのカッティング装置やレ
イアウトスキャナシステムに入力されて、写真やイラス
ト、タイトル文字などの抜きマスク作成に利用され、正
確な寸法のレイアウトパターンを得る。
【0006】その後、前記版下台紙は、製版カメラで撮
影され線画原稿フィルムを作る。また、写真やイラスト
などのカラー原稿は、別途、指定の寸法に拡大、縮小、
および必要に応じてトリミングされ、色分解フィルムが
作成される。次いで、前記版下台紙の線画原稿フィルム
とカラー原稿の色分解フィルムとを合成し、製版用の4
原色(YMCK)分の製版フィルムを作成する。このと
き、線画原稿フィルムや色分解フィルムに抜きマスクを
被せて、不要部分を除去したり、階調や色調を補正す
る。次に、前記製版フィルムを用いて校正刷りを行い、
再度印刷物発注者に提示し、主に写真やイラストの色調
や階調などに関する確認を行う。これはいわゆる色校正
と呼ばれる確認作業である。
影され線画原稿フィルムを作る。また、写真やイラスト
などのカラー原稿は、別途、指定の寸法に拡大、縮小、
および必要に応じてトリミングされ、色分解フィルムが
作成される。次いで、前記版下台紙の線画原稿フィルム
とカラー原稿の色分解フィルムとを合成し、製版用の4
原色(YMCK)分の製版フィルムを作成する。このと
き、線画原稿フィルムや色分解フィルムに抜きマスクを
被せて、不要部分を除去したり、階調や色調を補正す
る。次に、前記製版フィルムを用いて校正刷りを行い、
再度印刷物発注者に提示し、主に写真やイラストの色調
や階調などに関する確認を行う。これはいわゆる色校正
と呼ばれる確認作業である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】通常、印刷物を作成す
るときは、上述したように、先ず、割り付け指定紙やラ
フ原稿などの印刷指示書に基づいて版下台紙を作成す
る。版下台紙は、文章や図形、写真などの大きさや配置
をデザインし、レイアウトするために使用される。一
方、種々の印刷物の中には、図1に示すように、金属缶
や紙管などの筒状基体1の外側面、または内側面に斜め
に巻き付ける螺旋テープ2がある。この螺旋テープ2
は、広幅の巻取基材に絵柄を印刷し、所定の幅にスリッ
トしたものである。この螺旋テープ2に絵柄を印刷する
ための版下台紙の作成では、筒状基体1に螺旋テープを
巻き付けたとき、絵柄の継ぎ目が目視では判別できない
程度に正確に継ながるように、精密に作図する必要があ
る。
るときは、上述したように、先ず、割り付け指定紙やラ
フ原稿などの印刷指示書に基づいて版下台紙を作成す
る。版下台紙は、文章や図形、写真などの大きさや配置
をデザインし、レイアウトするために使用される。一
方、種々の印刷物の中には、図1に示すように、金属缶
や紙管などの筒状基体1の外側面、または内側面に斜め
に巻き付ける螺旋テープ2がある。この螺旋テープ2
は、広幅の巻取基材に絵柄を印刷し、所定の幅にスリッ
トしたものである。この螺旋テープ2に絵柄を印刷する
ための版下台紙の作成では、筒状基体1に螺旋テープを
巻き付けたとき、絵柄の継ぎ目が目視では判別できない
程度に正確に継ながるように、精密に作図する必要があ
る。
【0008】しかしながら、版下台紙上での絵柄のデザ
インやレイアウトを手作業で行う限り、螺旋テープの絵
柄が、筒状基体上で正確に継ながるように版下を作成す
ることは容易ではない。すなわち、筒状基体に対し、螺
旋テープは所定の角度でねじれて巻き付けられ、さら
に、複数回、巻き回されることになるので、筒状基体に
巻き付ける角度や、筒状基体の周長、螺旋テープの幅な
どを考慮して、螺旋テープに印刷する絵柄をデザイン
し、レイアウトしなければならず、それは非常に厄介な
作業である。
インやレイアウトを手作業で行う限り、螺旋テープの絵
柄が、筒状基体上で正確に継ながるように版下を作成す
ることは容易ではない。すなわち、筒状基体に対し、螺
旋テープは所定の角度でねじれて巻き付けられ、さら
に、複数回、巻き回されることになるので、筒状基体に
巻き付ける角度や、筒状基体の周長、螺旋テープの幅な
どを考慮して、螺旋テープに印刷する絵柄をデザイン
し、レイアウトしなければならず、それは非常に厄介な
作業である。
【0009】特に、螺旋テープを筒状基体に巻き付けた
とき、筒状基体の側面に形成される絵柄がエンドレス柄
になるように、文字や図形をデザインし、正確にレイア
ウトするのは至難である。さらに、人手によって作図す
ると、形状や寸法の間違いを皆無にすることは困難であ
り、正確に作図しようとすると膨大な手間と時間がかか
る。このような螺旋テープに印刷する絵柄の配置図、特
に、エンドレス柄を構成する単位絵柄を配列するための
絵柄配置図を作成する際、従来は、単位絵柄の配列角度
や配列間隔などのパラメータを、少しずつ変化させなが
ら、手計算によって、エンドレス条件を満たす絵柄配列
条件を算出していた。したがって、絵柄配置図の作図作
業において、大きな作業負荷がかかるとともに、計算間
違いなどの事故の危険性を含んでおり、問題となってい
た。
とき、筒状基体の側面に形成される絵柄がエンドレス柄
になるように、文字や図形をデザインし、正確にレイア
ウトするのは至難である。さらに、人手によって作図す
ると、形状や寸法の間違いを皆無にすることは困難であ
り、正確に作図しようとすると膨大な手間と時間がかか
る。このような螺旋テープに印刷する絵柄の配置図、特
に、エンドレス柄を構成する単位絵柄を配列するための
絵柄配置図を作成する際、従来は、単位絵柄の配列角度
や配列間隔などのパラメータを、少しずつ変化させなが
ら、手計算によって、エンドレス条件を満たす絵柄配列
条件を算出していた。したがって、絵柄配置図の作図作
業において、大きな作業負荷がかかるとともに、計算間
違いなどの事故の危険性を含んでおり、問題となってい
た。
【0010】そこで、螺旋テープの寸法、螺旋テープを
巻き付ける筒状基体の寸法、およびエンドレス柄の絵柄
配列条件を入力することにより、自動的に絵柄の配列角
度や配列間隔などを算出し、エンドレス柄を形成するた
めの絵柄配置図を作図して、版下用の台紙図面を作成で
きる装置の出現が望まれていた。また、昨今のように、
次々と新商品が開発され、販売競争が激化している状況
では、かかる印刷物の製作時間の短縮、および多品種化
に対応することが急務である。
巻き付ける筒状基体の寸法、およびエンドレス柄の絵柄
配列条件を入力することにより、自動的に絵柄の配列角
度や配列間隔などを算出し、エンドレス柄を形成するた
めの絵柄配置図を作図して、版下用の台紙図面を作成で
きる装置の出現が望まれていた。また、昨今のように、
次々と新商品が開発され、販売競争が激化している状況
では、かかる印刷物の製作時間の短縮、および多品種化
に対応することが急務である。
【0011】本発明は上述の問題点に鑑み、筒状基体の
外側面、または内側面に斜めに巻き付ける螺旋テープに
印刷する絵柄を、正確、かつ簡便にデザインしたりレイ
アウトできる版下用台紙図面の作成装置を提供するもの
であり、特に、エンドレス柄を形成するための絵柄配置
図を、コンピュータ上で作図し、エンドレス柄を構成す
る単位絵柄を、簡便かつ正確に、版下上にて配列するこ
とができる台紙図面の作成装置を提供することを目的と
する。
外側面、または内側面に斜めに巻き付ける螺旋テープに
印刷する絵柄を、正確、かつ簡便にデザインしたりレイ
アウトできる版下用台紙図面の作成装置を提供するもの
であり、特に、エンドレス柄を形成するための絵柄配置
図を、コンピュータ上で作図し、エンドレス柄を構成す
る単位絵柄を、簡便かつ正確に、版下上にて配列するこ
とができる台紙図面の作成装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の版下用台紙図面
作成装置は、筒状基体の外側面、または内側面に斜めに
巻き付ける螺旋テープに関し、単位絵柄を配列するため
の版下用台紙図面を、簡便かつ正確に作成する装置であ
り、筒状基体の寸法と、希望する螺旋テープの寸法を入
力し、さらに、エンドレス柄の絵柄配列パラメータを数
値入力することによって、筒状基体に巻き付けたときに
正確に継がった絵柄になるように、単位絵柄を簡便に配
列することができる絵柄配置図を含む版下用台紙図面を
自動的に作図する装置であり、以下にこの発明の詳細を
説明する。
作成装置は、筒状基体の外側面、または内側面に斜めに
巻き付ける螺旋テープに関し、単位絵柄を配列するため
の版下用台紙図面を、簡便かつ正確に作成する装置であ
り、筒状基体の寸法と、希望する螺旋テープの寸法を入
力し、さらに、エンドレス柄の絵柄配列パラメータを数
値入力することによって、筒状基体に巻き付けたときに
正確に継がった絵柄になるように、単位絵柄を簡便に配
列することができる絵柄配置図を含む版下用台紙図面を
自動的に作図する装置であり、以下にこの発明の詳細を
説明する。
【0013】すなわち、本発明の版下用台紙図面作成装
置は、請求項1に示したように、筒状基体の外側面、ま
たは内側面に斜めに巻き付ける螺旋テープを作成するた
めの版下用台紙図面を作成する装置であって、筒状基体
の寸法と、螺旋テープの巻き付け寸法と、螺旋テープの
巻き付け面とを入力指定する手段と、入力指定された筒
状基体の寸法と、螺旋テープの巻き付け寸法、および指
定された巻き付け面とに基づいて、単位絵柄を配列する
ための複数種類の絵柄配置図を作成する手段と、前記絵
柄配置図を、ガイドライン図形に変換するデータ形式変
換手段とを備えている。
置は、請求項1に示したように、筒状基体の外側面、ま
たは内側面に斜めに巻き付ける螺旋テープを作成するた
めの版下用台紙図面を作成する装置であって、筒状基体
の寸法と、螺旋テープの巻き付け寸法と、螺旋テープの
巻き付け面とを入力指定する手段と、入力指定された筒
状基体の寸法と、螺旋テープの巻き付け寸法、および指
定された巻き付け面とに基づいて、単位絵柄を配列する
ための複数種類の絵柄配置図を作成する手段と、前記絵
柄配置図を、ガイドライン図形に変換するデータ形式変
換手段とを備えている。
【0014】また、本発明の版下用台紙図面作成装置
は、請求項2に示したように、請求項1の発明に加え
て、単位絵柄の配列個数または配列間隔と、単位絵柄の
配列方向および配列角度とを入力する手段と、入力され
た配列個数または配列間隔と、配列方向および配列角度
とに基づいて、単位絵柄をエンドレスに配列するための
正規化された座標位置を演算するエンドレス条件正規化
手段と、前記エンドレス条件正規化手段で得られた座標
位置に基づいて、単位絵柄をエンドレスに配列するため
の格子図形を配した絵柄配置図を作図する作図手段とを
備えている。
は、請求項2に示したように、請求項1の発明に加え
て、単位絵柄の配列個数または配列間隔と、単位絵柄の
配列方向および配列角度とを入力する手段と、入力され
た配列個数または配列間隔と、配列方向および配列角度
とに基づいて、単位絵柄をエンドレスに配列するための
正規化された座標位置を演算するエンドレス条件正規化
手段と、前記エンドレス条件正規化手段で得られた座標
位置に基づいて、単位絵柄をエンドレスに配列するため
の格子図形を配した絵柄配置図を作図する作図手段とを
備えている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の版下用台紙図面作
成装置について、実施例の図面に基づいて詳細に説明す
る。
成装置について、実施例の図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0016】(螺旋テープの構成)先ず始めに、本発明
の版下用台紙図面作成装置を用いて作成する螺旋テープ
について説明する。図1は、金属缶や紙管などの筒状基
体1の外側面に、螺旋テープ2を斜めに巻き付けた状態
を示す外観斜視図である。図1の例では、筒状基体1は
直径φ、単位長さHの円筒である。また、螺旋テープ2
は、テープ幅がWで、基体1に巻き付けたときの重ね代
はZである。この螺旋テープ2の表面には、符号
「A」、「B」、「C」で示される文字が一定間隔の配
列で印刷されている。
の版下用台紙図面作成装置を用いて作成する螺旋テープ
について説明する。図1は、金属缶や紙管などの筒状基
体1の外側面に、螺旋テープ2を斜めに巻き付けた状態
を示す外観斜視図である。図1の例では、筒状基体1は
直径φ、単位長さHの円筒である。また、螺旋テープ2
は、テープ幅がWで、基体1に巻き付けたときの重ね代
はZである。この螺旋テープ2の表面には、符号
「A」、「B」、「C」で示される文字が一定間隔の配
列で印刷されている。
【0017】前記螺旋テープ2を筒状基体1に巻き付け
たとき、「A」、「B」、「C」の各文字が、それぞ
れ、基体1の軸方向Yに等間隔で配列されるとともに、
基体1の単位長さHに対して、「A」、「B」、「C」
の各文字が、それぞれ一定個数配列されている。また、
基体1の周方向Xにおいて、基体1の周長を3等分する
ように「A」、「B」、「C」の文字が一列に並んでい
る。なお、図の例では、文字「A」は基体1の裏側にあ
る。しかも、基体1に対して斜めに複数回巻き付けられ
た螺旋テープ2によって形成される絵柄は、螺旋テープ
2の重なり部Zにおいて、文字が欠けたり、ずれること
なく目視では判別できない程度に、正確に継ながってい
る。従って、「A」、「B」、「C」の各文字が一定間
隔の配列で印刷された、この螺旋テープ2によって、基
体1に形成される絵柄はエンドレスになっている。
たとき、「A」、「B」、「C」の各文字が、それぞ
れ、基体1の軸方向Yに等間隔で配列されるとともに、
基体1の単位長さHに対して、「A」、「B」、「C」
の各文字が、それぞれ一定個数配列されている。また、
基体1の周方向Xにおいて、基体1の周長を3等分する
ように「A」、「B」、「C」の文字が一列に並んでい
る。なお、図の例では、文字「A」は基体1の裏側にあ
る。しかも、基体1に対して斜めに複数回巻き付けられ
た螺旋テープ2によって形成される絵柄は、螺旋テープ
2の重なり部Zにおいて、文字が欠けたり、ずれること
なく目視では判別できない程度に、正確に継ながってい
る。従って、「A」、「B」、「C」の各文字が一定間
隔の配列で印刷された、この螺旋テープ2によって、基
体1に形成される絵柄はエンドレスになっている。
【0018】図2は、筒状基体1に巻き付けて、エンド
レス柄を形成するための螺旋テープの一例を示す外観斜
視図である。螺旋テープ2には、基体1に巻き付けたと
きの重ね代Z部を含む螺旋テープの全幅Wに、「A」、
「B」、「C」の文字が一定間隔に配列されて印刷され
ている。前記螺旋テープ2の先端部は、図1に示した基
体1の周方向Xと平行になるように、便宜上斜めにカッ
トしてあり、この斜め線を、基体1の端縁と合致するよ
うに巻き付けることによって、エンドレス柄を筒状基体
1に形成することができる。
レス柄を形成するための螺旋テープの一例を示す外観斜
視図である。螺旋テープ2には、基体1に巻き付けたと
きの重ね代Z部を含む螺旋テープの全幅Wに、「A」、
「B」、「C」の文字が一定間隔に配列されて印刷され
ている。前記螺旋テープ2の先端部は、図1に示した基
体1の周方向Xと平行になるように、便宜上斜めにカッ
トしてあり、この斜め線を、基体1の端縁と合致するよ
うに巻き付けることによって、エンドレス柄を筒状基体
1に形成することができる。
【0019】図3は、上記螺旋テープ2に印刷されてい
る符号「A」、「B」、「C」で示される文字の配列状
態を示す平面図である。図において、Wは螺旋テープの
幅であり、Zは螺旋テープの重ね代を示している。な
お、重ね代Zは、螺旋テープ2を基体1に巻き付けたと
き、テープが重なって絵柄が隠れる部分である。図3に
おいて、符号Xで示される、点P、Oを通る直線は、螺
旋テープを巻き付ける基体1の周方向Xと平行であり、
点P、O間の長さUは基体1の周長と同じである。例え
ば、基体が円筒の場合、周長Uは、円筒の直径φ×πで
ある。一方、直線Xに垂直な、点O、Qを通る直線Y
は、基体1の軸方向Yと平行である。
る符号「A」、「B」、「C」で示される文字の配列状
態を示す平面図である。図において、Wは螺旋テープの
幅であり、Zは螺旋テープの重ね代を示している。な
お、重ね代Zは、螺旋テープ2を基体1に巻き付けたと
き、テープが重なって絵柄が隠れる部分である。図3に
おいて、符号Xで示される、点P、Oを通る直線は、螺
旋テープを巻き付ける基体1の周方向Xと平行であり、
点P、O間の長さUは基体1の周長と同じである。例え
ば、基体が円筒の場合、周長Uは、円筒の直径φ×πで
ある。一方、直線Xに垂直な、点O、Qを通る直線Y
は、基体1の軸方向Yと平行である。
【0020】図に示すように、符号「A」、「B」、
「C」で示される各文字は、前記直線Xと平行な、一定
間隔Pyで構成される直線群Rと、前記直線Yと平行
な、一定間隔Pxで構成される直線群Sとで構成される
格子図形の、各交点を基準に配列されている。このと
き、直線Yに平行な直線群Sの間隔Pxが、基体1の周
長Uの整数分の1であれば、基体1の周方向Xに、等分
割に文字が配列され、また、直線Xに平行な直線群Rの
間隔Pyが、基体1の単位長さHの整数分の1であれ
ば、基体1の軸方向Yに、基体の長さHと同調して文字
が繰り返し配置され、いわゆるエンドレス柄が形成され
る。すなわち、前記配列の「A」、「B」、「C」の文
字が印刷された螺旋テープを、長尺の筒状基体に連続し
て斜めに巻き付けることによって、同一絵柄の筒状製品
を、多数個連続して製作することができる。
「C」で示される各文字は、前記直線Xと平行な、一定
間隔Pyで構成される直線群Rと、前記直線Yと平行
な、一定間隔Pxで構成される直線群Sとで構成される
格子図形の、各交点を基準に配列されている。このと
き、直線Yに平行な直線群Sの間隔Pxが、基体1の周
長Uの整数分の1であれば、基体1の周方向Xに、等分
割に文字が配列され、また、直線Xに平行な直線群Rの
間隔Pyが、基体1の単位長さHの整数分の1であれ
ば、基体1の軸方向Yに、基体の長さHと同調して文字
が繰り返し配置され、いわゆるエンドレス柄が形成され
る。すなわち、前記配列の「A」、「B」、「C」の文
字が印刷された螺旋テープを、長尺の筒状基体に連続し
て斜めに巻き付けることによって、同一絵柄の筒状製品
を、多数個連続して製作することができる。
【0021】次に、前記2組の直線群R、Sで構成され
た格子図形による絵柄配列が、エンドレスになる条件に
ついて考察してみる。先ず、螺旋テープ2の幅Wの方向
を、螺旋テープへの絵柄の印刷幅方向とし、螺旋テープ
幅Wと直交する方向を螺旋テープの印刷流れ方向とす
る。この螺旋テープ幅Wの一端に原点Oを設け、この原
点Oを通過する直線OPと直線OQ、および印刷流れ方
向と平行な直線PQで構成される三角形OPQについて
検討する。なお、直線PQは、螺旋テープ2の重ね代Z
部を除いた正味テープ幅の他端に位置する。
た格子図形による絵柄配列が、エンドレスになる条件に
ついて考察してみる。先ず、螺旋テープ2の幅Wの方向
を、螺旋テープへの絵柄の印刷幅方向とし、螺旋テープ
幅Wと直交する方向を螺旋テープの印刷流れ方向とす
る。この螺旋テープ幅Wの一端に原点Oを設け、この原
点Oを通過する直線OPと直線OQ、および印刷流れ方
向と平行な直線PQで構成される三角形OPQについて
検討する。なお、直線PQは、螺旋テープ2の重ね代Z
部を除いた正味テープ幅の他端に位置する。
【0022】この三角形OPQにおいて、エンドレス条
件を決定する要素として、以下のパラメータが考えられ
る。すなわち、図3に示す直線PQの長さVが、絵柄印
刷の流れ方向の周期を構成し、この周期Vが、絵柄を印
刷する印刷版(版胴)の円周長と同じか、もしくは円周
長の整数分の1の長さであれば、この印刷版で印刷され
た螺旋テープの絵柄はエンドレスになる。
件を決定する要素として、以下のパラメータが考えられ
る。すなわち、図3に示す直線PQの長さVが、絵柄印
刷の流れ方向の周期を構成し、この周期Vが、絵柄を印
刷する印刷版(版胴)の円周長と同じか、もしくは円周
長の整数分の1の長さであれば、この印刷版で印刷され
た螺旋テープの絵柄はエンドレスになる。
【0023】次に、図3に示す絵柄配列の螺旋テープ2
を、点Pを起点として、直線POが基体の周方向Xと平
行になるように筒状基体に巻き付けたとき、点P、O間
の長さが基体1の周長Uと同じであるから、起点Pの上
に原点Oが重なる。それぞれの点P、Oに印刷されてい
る絵柄(図3では文字「A」)が同一であれば、起点P
と原点Oとに配置された絵柄は、ずれることなく重なり
合って一つの絵柄(文字)になって見える。このとき、
点Qの絵柄は、直線OQと平行な起点Pを通る直線上の
点P’に位置し、筒状基体の軸方向Yに絵柄が継ながっ
ているように見える。この螺旋テープの巻き付けを繰り
返すことによって、筒状基体の側面に、一定間隔Px、
Pyで配列された単位絵柄によって構成されるエンドレ
ス柄を形成することができる。
を、点Pを起点として、直線POが基体の周方向Xと平
行になるように筒状基体に巻き付けたとき、点P、O間
の長さが基体1の周長Uと同じであるから、起点Pの上
に原点Oが重なる。それぞれの点P、Oに印刷されてい
る絵柄(図3では文字「A」)が同一であれば、起点P
と原点Oとに配置された絵柄は、ずれることなく重なり
合って一つの絵柄(文字)になって見える。このとき、
点Qの絵柄は、直線OQと平行な起点Pを通る直線上の
点P’に位置し、筒状基体の軸方向Yに絵柄が継ながっ
ているように見える。この螺旋テープの巻き付けを繰り
返すことによって、筒状基体の側面に、一定間隔Px、
Pyで配列された単位絵柄によって構成されるエンドレ
ス柄を形成することができる。
【0024】(絵柄配置図の作図方法1)次に、上記図
1〜図3において例示した筒状基体に巻き付ける螺旋テ
ープに関し、エンドレス柄を構成するための単位絵柄の
配列図、すなわち絵柄配置図の作図方法について説明す
る。図4は、エンドレス柄を作成するための作図方法の
説明図である。図において、2は幅W、重ね代Zの螺旋
テープの平面展開図である。また、Tは前記螺旋テープ
2を巻き付ける筒状基体の側面展開図であり、Hは筒状
基体の軸方向Yの単位長さ、Uは筒状基体の周方向Xの
周長を示す。
1〜図3において例示した筒状基体に巻き付ける螺旋テ
ープに関し、エンドレス柄を構成するための単位絵柄の
配列図、すなわち絵柄配置図の作図方法について説明す
る。図4は、エンドレス柄を作成するための作図方法の
説明図である。図において、2は幅W、重ね代Zの螺旋
テープの平面展開図である。また、Tは前記螺旋テープ
2を巻き付ける筒状基体の側面展開図であり、Hは筒状
基体の軸方向Yの単位長さ、Uは筒状基体の周方向Xの
周長を示す。
【0025】螺旋テープ2に印刷する単位絵柄の配列図
を作成するときは、先ず、筒状基体の側面展開図Tに対
する螺旋テープ2の巻き付け開始位置、すなわち起点P
を決める。起点Pは、螺旋テープ2上において重ね代Z
部を除く正味テープ幅Wo(=W−Z)を示す直線上に
設定する。次に、前記起点Pを通る筒状基体の周方向を
示す直線Xと、螺旋テープ2の端縁との交点、すなわち
原点Oを求める。原点Oの座標位置は、螺旋テープ2の
端縁上で、かつ起点Pから筒状基体の周長Uの距離にあ
る。さらに、前記原点Oを通り、直線Xに垂直な、すな
わち筒状基体の軸方向を示す直線Yと、前記正味テープ
幅Woを示す直線との交点Qの座標位置を求める。な
お、筒状基体に対する螺旋テープ2の巻き付け角度γ
は、正味テープ幅Woと、筒状基体の周長Uから求める
ことができる。
を作成するときは、先ず、筒状基体の側面展開図Tに対
する螺旋テープ2の巻き付け開始位置、すなわち起点P
を決める。起点Pは、螺旋テープ2上において重ね代Z
部を除く正味テープ幅Wo(=W−Z)を示す直線上に
設定する。次に、前記起点Pを通る筒状基体の周方向を
示す直線Xと、螺旋テープ2の端縁との交点、すなわち
原点Oを求める。原点Oの座標位置は、螺旋テープ2の
端縁上で、かつ起点Pから筒状基体の周長Uの距離にあ
る。さらに、前記原点Oを通り、直線Xに垂直な、すな
わち筒状基体の軸方向を示す直線Yと、前記正味テープ
幅Woを示す直線との交点Qの座標位置を求める。な
お、筒状基体に対する螺旋テープ2の巻き付け角度γ
は、正味テープ幅Woと、筒状基体の周長Uから求める
ことができる。
【0026】上述したように、筒状基体の周長Uと、螺
旋テープ2のテープ幅W、および重ね代Z、すなわち正
味テープ幅Woが定まれば、筒状基体に対する螺旋テー
プの巻き付け条件が決定され、螺旋テープ2上における
筒状基体の周方向を示す直線X、すなわち起点P、原点
Oの各座標位置と、前記直線Xと直交する筒状基体の軸
方向を示す直線Y、すなわち原点O、交点Qの各座標位
置が決定する。さらに、前記直線Xと直線Y、および螺
旋テープの正味テープ幅Woを示す点P、Qを通る直線
とによって、エンドレス条件を決定するための三角形P
OQが得られる。
旋テープ2のテープ幅W、および重ね代Z、すなわち正
味テープ幅Woが定まれば、筒状基体に対する螺旋テー
プの巻き付け条件が決定され、螺旋テープ2上における
筒状基体の周方向を示す直線X、すなわち起点P、原点
Oの各座標位置と、前記直線Xと直交する筒状基体の軸
方向を示す直線Y、すなわち原点O、交点Qの各座標位
置が決定する。さらに、前記直線Xと直線Y、および螺
旋テープの正味テープ幅Woを示す点P、Qを通る直線
とによって、エンドレス条件を決定するための三角形P
OQが得られる。
【0027】次に、筒状基体の周方向を示す直線X上
と、軸方向を示す直線Y上とにおいて、単位絵柄の配列
間隔を示す座標位置をプロットする。先ず、筒状基体の
周長Uに対し、所望する単位絵柄の配列個数mを設定
し、周長U÷配列個数mから、筒状基体の周方向Xにお
ける単位絵柄の配列間隔Pxを求める。図4の例では、
周方向Xに対し周長Uを3等分するように、単位絵柄の
配列個数が設定されている。同様に、軸方向Yに対し所
望する単位絵柄の配列個数nを設定し、配列間隔Pyを
求める。
と、軸方向を示す直線Y上とにおいて、単位絵柄の配列
間隔を示す座標位置をプロットする。先ず、筒状基体の
周長Uに対し、所望する単位絵柄の配列個数mを設定
し、周長U÷配列個数mから、筒状基体の周方向Xにお
ける単位絵柄の配列間隔Pxを求める。図4の例では、
周方向Xに対し周長Uを3等分するように、単位絵柄の
配列個数が設定されている。同様に、軸方向Yに対し所
望する単位絵柄の配列個数nを設定し、配列間隔Pyを
求める。
【0028】なお、軸方向Yにおいては、筒状基体の単
位長さHに対して配列個数nを設定することもできる
が、正味テープ幅Woに対して配列個数を設定すること
も可能である。前者の場合は、筒状基体の単位長さHと
同調した単位絵柄の配列を得られるが、後者の場合は、
筒状基体の単位長さHとは無関係な、テープ幅に同調し
た単位絵柄の配列を得られる。図4の例では、軸方向Y
に対し筒状基体の単位長さHを6等分、または、正味テ
ープ幅Woを3等分するように、単位絵柄の配列個数n
が設定されている。なお、単位絵柄の配列個数ではな
く、単位絵柄の配列間隔を直接設定することも可能であ
る。
位長さHに対して配列個数nを設定することもできる
が、正味テープ幅Woに対して配列個数を設定すること
も可能である。前者の場合は、筒状基体の単位長さHと
同調した単位絵柄の配列を得られるが、後者の場合は、
筒状基体の単位長さHとは無関係な、テープ幅に同調し
た単位絵柄の配列を得られる。図4の例では、軸方向Y
に対し筒状基体の単位長さHを6等分、または、正味テ
ープ幅Woを3等分するように、単位絵柄の配列個数n
が設定されている。なお、単位絵柄の配列個数ではな
く、単位絵柄の配列間隔を直接設定することも可能であ
る。
【0029】次いで、筒状基体の周長Uや単位長さH、
あるいはテープ幅W−重ね代Zから求めた正味テープ幅
Wo、および単位絵柄の配列個数m、nとから求められ
た配列間隔Px、Py、または直接設定された配列間隔
に基づいて、原点Oを起点に、周方向を示す直線X上
と、軸方向を示す直線Y上とに、図4に示す如く、それ
ぞれ数字で示された位置に、単位絵柄の配列間隔を示す
座標位置を等間隔にプロットする。
あるいはテープ幅W−重ね代Zから求めた正味テープ幅
Wo、および単位絵柄の配列個数m、nとから求められ
た配列間隔Px、Py、または直接設定された配列間隔
に基づいて、原点Oを起点に、周方向を示す直線X上
と、軸方向を示す直線Y上とに、図4に示す如く、それ
ぞれ数字で示された位置に、単位絵柄の配列間隔を示す
座標位置を等間隔にプロットする。
【0030】次に、直線X上と直線Y上とにプロットさ
れた単位絵柄の配列間隔を示す座標位置を通る2組の直
線群を作図する。先ず、筒状基体の軸方向を示す直線Y
と平行な直線を、直線X上にプロットされている・・、
−1、O、1、2、3、・・の座標位置を通るように作
図し、図3に示したような直線群Sを得る。同様に、筒
状基体の周方向を示す直線Xと平行な直線を、直線Xと
直交する直線Y上にプロットされた・・、−3、−2、
−1、O、1、2、3、・・の座標位置を通るように作
図し直線群Rを得る。この2組の直線群RとSとによっ
て、図3に破線で示したような格子図形を得る。
れた単位絵柄の配列間隔を示す座標位置を通る2組の直
線群を作図する。先ず、筒状基体の軸方向を示す直線Y
と平行な直線を、直線X上にプロットされている・・、
−1、O、1、2、3、・・の座標位置を通るように作
図し、図3に示したような直線群Sを得る。同様に、筒
状基体の周方向を示す直線Xと平行な直線を、直線Xと
直交する直線Y上にプロットされた・・、−3、−2、
−1、O、1、2、3、・・の座標位置を通るように作
図し直線群Rを得る。この2組の直線群RとSとによっ
て、図3に破線で示したような格子図形を得る。
【0031】上述の方法で作図された筒状基体の周方向
を示す直線Xを含む直線群Rと、筒状基体の軸方向を示
す直線Yを含む直線群Sとによって構成された格子図形
は、版下を作成するときの単位絵柄の配列間隔を示し、
直線群Rと直線群Sとの各交点が、単位絵柄を配列する
ときの基準となる座標位置を示す。従って、前記格子図
形を用いた絵柄配置図を作成して、該絵柄配置図上にて
単位絵柄をデザインし、格子図形に沿ってレイアウトす
ることによって、螺旋テープにエンドレス柄を印刷する
ための版下を作成することができる。
を示す直線Xを含む直線群Rと、筒状基体の軸方向を示
す直線Yを含む直線群Sとによって構成された格子図形
は、版下を作成するときの単位絵柄の配列間隔を示し、
直線群Rと直線群Sとの各交点が、単位絵柄を配列する
ときの基準となる座標位置を示す。従って、前記格子図
形を用いた絵柄配置図を作成して、該絵柄配置図上にて
単位絵柄をデザインし、格子図形に沿ってレイアウトす
ることによって、螺旋テープにエンドレス柄を印刷する
ための版下を作成することができる。
【0032】(絵柄配置図の作成方法2)螺旋テープを
用いて筒状基体に形成するエンドレス柄として、単位絵
柄を基体に対して傾斜して配列したり、また、螺旋状に
配列する絵柄も考えられる。次に、その場合の単位絵柄
の配列図、すなわち絵柄配置図の作成方法について説明
する。例えば、図5に示すように、単位絵柄を配列する
ための格子図形を構成する直線Sを、基体の軸方向Yに
対して角度βをもって傾斜することにより、筒状基体に
形成する単位絵柄の配列を、軸方向に対して傾斜するこ
とができる。図において、2は幅W、重ね代Zの螺旋テ
ープの平面展開図である。また、Tは前記螺旋テープ2
を巻き付ける筒状基体の側面展開図を示し、Hは筒状基
体の軸方向Yの単位長さ、Uは筒状基体の周方向Xの周
長を示している。
用いて筒状基体に形成するエンドレス柄として、単位絵
柄を基体に対して傾斜して配列したり、また、螺旋状に
配列する絵柄も考えられる。次に、その場合の単位絵柄
の配列図、すなわち絵柄配置図の作成方法について説明
する。例えば、図5に示すように、単位絵柄を配列する
ための格子図形を構成する直線Sを、基体の軸方向Yに
対して角度βをもって傾斜することにより、筒状基体に
形成する単位絵柄の配列を、軸方向に対して傾斜するこ
とができる。図において、2は幅W、重ね代Zの螺旋テ
ープの平面展開図である。また、Tは前記螺旋テープ2
を巻き付ける筒状基体の側面展開図を示し、Hは筒状基
体の軸方向Yの単位長さ、Uは筒状基体の周方向Xの周
長を示している。
【0033】図5において、螺旋テープ2に印刷する単
位絵柄の配列図を作成するときは、先ず、筒状基体に対
する螺旋テープの巻き付け条件、すなわち、起点P、原
点O、交点Qの座標位置を決定する。点P、O、Qの座
標位置は、図4にて説明した方法と同じ方法で決める。
すなわち、筒状基体の周長Uと、螺旋テープ2のテープ
幅Wおよび重ね代Z、すなわち正味テープ幅Woが定ま
れば、筒状基体に対する螺旋テープの巻き付け条件が決
定され、螺旋テープ2上における筒状基体の周方向を示
す直線X、すなわち起点P、原点Oと、前記直線Xと直
交する筒状基体の軸方向を示す直線Y、すなわち原点
O、交点Qの座標位置が決まる。
位絵柄の配列図を作成するときは、先ず、筒状基体に対
する螺旋テープの巻き付け条件、すなわち、起点P、原
点O、交点Qの座標位置を決定する。点P、O、Qの座
標位置は、図4にて説明した方法と同じ方法で決める。
すなわち、筒状基体の周長Uと、螺旋テープ2のテープ
幅Wおよび重ね代Z、すなわち正味テープ幅Woが定ま
れば、筒状基体に対する螺旋テープの巻き付け条件が決
定され、螺旋テープ2上における筒状基体の周方向を示
す直線X、すなわち起点P、原点Oと、前記直線Xと直
交する筒状基体の軸方向を示す直線Y、すなわち原点
O、交点Qの座標位置が決まる。
【0034】次に、単位絵柄を傾斜して配列するための
条件、すなわち単位絵柄を配列するための格子図形を構
成する直線群の配列方向と配列角度を決め、その方向と
角度とに基づいて、基準となる直線Rと直線Sとを作図
する。図5の例では、筒状基体の軸方向Yに対して反時
計方向に、角度βをもって単位絵柄を傾斜して配列する
場合を示し、原点Oを中心に所定の方向と角度とを有す
る直線Sを作図する。なお、直線Rは、筒状基体の周方
向を示す直線Xと同一にしてある。
条件、すなわち単位絵柄を配列するための格子図形を構
成する直線群の配列方向と配列角度を決め、その方向と
角度とに基づいて、基準となる直線Rと直線Sとを作図
する。図5の例では、筒状基体の軸方向Yに対して反時
計方向に、角度βをもって単位絵柄を傾斜して配列する
場合を示し、原点Oを中心に所定の方向と角度とを有す
る直線Sを作図する。なお、直線Rは、筒状基体の周方
向を示す直線Xと同一にしてある。
【0035】次に、上記直線R上と直線S上とにおい
て、単位絵柄の配列間隔を示す座標位置をプロットす
る。先ず、筒状基体の周方向Xと同じ直線R上におい
て、筒状基体の周長Uに対し、所望する単位絵柄の配列
個数mを設定し、周長U÷配列個数mから単位絵柄の配
列間隔を求める。図5の例では、周方向Xに対し周長U
を3等分するように、単位絵柄の配列個数が設定されて
いる。同様に、直線S上において、筒状基体の単位長さ
Hに対して、または、正味テープ幅Woに対して、配列
個数nを設定し、単位絵柄の配列間隔を求める。なお、
直線R上においても、また、直線S上においても、単位
絵柄の配列間隔を直接設定することが可能である。
て、単位絵柄の配列間隔を示す座標位置をプロットす
る。先ず、筒状基体の周方向Xと同じ直線R上におい
て、筒状基体の周長Uに対し、所望する単位絵柄の配列
個数mを設定し、周長U÷配列個数mから単位絵柄の配
列間隔を求める。図5の例では、周方向Xに対し周長U
を3等分するように、単位絵柄の配列個数が設定されて
いる。同様に、直線S上において、筒状基体の単位長さ
Hに対して、または、正味テープ幅Woに対して、配列
個数nを設定し、単位絵柄の配列間隔を求める。なお、
直線R上においても、また、直線S上においても、単位
絵柄の配列間隔を直接設定することが可能である。
【0036】図5の例では、直線S上において、正味テ
ープ幅Woを2等分するように単位絵柄の配列個数を設
定している。従って、筒状基体の軸方向においては、単
位長さHとは同調しない周期で単位絵柄が配列されるこ
とになる。次に、前記筒状基体の周長Uや単位長さH
と、単位絵柄の配列個数m、nとから求められた配列間
隔、または直接設定された配列間隔に基づいて、原点O
を起点にして、周方向X、すなわち直線R上と、軸方向
Yに対して角度βをもって傾斜した直線S上とにおい
て、単位絵柄の配列間隔を示す座標位置をそれぞれプロ
ットする。
ープ幅Woを2等分するように単位絵柄の配列個数を設
定している。従って、筒状基体の軸方向においては、単
位長さHとは同調しない周期で単位絵柄が配列されるこ
とになる。次に、前記筒状基体の周長Uや単位長さH
と、単位絵柄の配列個数m、nとから求められた配列間
隔、または直接設定された配列間隔に基づいて、原点O
を起点にして、周方向X、すなわち直線R上と、軸方向
Yに対して角度βをもって傾斜した直線S上とにおい
て、単位絵柄の配列間隔を示す座標位置をそれぞれプロ
ットする。
【0037】次いで、直線R上と直線S上とにプロット
された単位絵柄の配列間隔を示す座標位置を通る2組の
直線群を作図する。先ず、筒状基体の軸方向Yに対して
傾斜した直線Sと平行な直線を、直線R上にプロットさ
れている・・、−1、O、1、2、3、・・の座標位置
を通るように作図する。次に、筒状基体の周方向Xと平
行な直線を、直線S上にプロットされた・・、−2、−
1、O、1、2、3、・・の座標位置を通るように作図
する。この結果、図6に破線で示すような、筒状基体の
周方向Xと平行な直線群Rと、筒状基体の軸方向Yと角
度βをもって傾斜した直線群Sとを得る。前記2組の直
線群R、Sによって、単位絵柄を配列するための格子図
形を得られる。
された単位絵柄の配列間隔を示す座標位置を通る2組の
直線群を作図する。先ず、筒状基体の軸方向Yに対して
傾斜した直線Sと平行な直線を、直線R上にプロットさ
れている・・、−1、O、1、2、3、・・の座標位置
を通るように作図する。次に、筒状基体の周方向Xと平
行な直線を、直線S上にプロットされた・・、−2、−
1、O、1、2、3、・・の座標位置を通るように作図
する。この結果、図6に破線で示すような、筒状基体の
周方向Xと平行な直線群Rと、筒状基体の軸方向Yと角
度βをもって傾斜した直線群Sとを得る。前記2組の直
線群R、Sによって、単位絵柄を配列するための格子図
形を得られる。
【0038】図6に示した単位絵柄を配列するための格
子図形は、筒状基体の周方向Xに平行な直線群Rと、筒
状基体の軸方向Yと角度βをもって反時計方向に傾斜し
た直線群Sとで構成される。この格子図形において、単
位絵柄は筒状基体の周方向X、配列間隔a、すなわち筒
状基体の周長Uを配列個数mで等分した間隔で配列さ
れ、また筒状基体の軸方向と角度βをなす直線方向に、
配列間隔b、すなわち正味テープ幅Woに対応する直線
S上の2点OQ’間を、配列間隔nで等分した間隔で配
列される。なお、実際に単位絵柄を格子図形上で配列す
るときは、2組の直線群RとSとの交点を基準にして配
列することになる。また、図5、図6の例では、筒状基
体の軸方向Yに対し、反時計方向に傾斜した直線群を用
いて格子図形を作成したが、時計方向に傾斜した直線群
を用いて格子図形を作成することも可能である。
子図形は、筒状基体の周方向Xに平行な直線群Rと、筒
状基体の軸方向Yと角度βをもって反時計方向に傾斜し
た直線群Sとで構成される。この格子図形において、単
位絵柄は筒状基体の周方向X、配列間隔a、すなわち筒
状基体の周長Uを配列個数mで等分した間隔で配列さ
れ、また筒状基体の軸方向と角度βをなす直線方向に、
配列間隔b、すなわち正味テープ幅Woに対応する直線
S上の2点OQ’間を、配列間隔nで等分した間隔で配
列される。なお、実際に単位絵柄を格子図形上で配列す
るときは、2組の直線群RとSとの交点を基準にして配
列することになる。また、図5、図6の例では、筒状基
体の軸方向Yに対し、反時計方向に傾斜した直線群を用
いて格子図形を作成したが、時計方向に傾斜した直線群
を用いて格子図形を作成することも可能である。
【0039】(絵柄配置図の作成方法3)次に、筒状基
体の側面に単位絵柄を螺旋状に配列するときの単位絵柄
の配列図、すなわち絵柄配置図の作成方法について説明
する。例えば、図6に示したような、筒状基体の軸方向
Yと角度βをなす直線群Sと、図7に示すように、螺旋
テープの巻き付け開始位置を示す起点Pと、筒状基体の
軸方向Yと角度βをもって延びる直線S上の、原点Oか
ら1番目の単位絵柄を配置する座標位置(1)とを結
ぶ、筒状基体の周方向Xと角度αをなす直線に平行な直
線群Rとを作図することによって、筒状基体の側面に右
ネジの方向へ単位絵柄を螺旋状に配列するための格子図
形が得られる。
体の側面に単位絵柄を螺旋状に配列するときの単位絵柄
の配列図、すなわち絵柄配置図の作成方法について説明
する。例えば、図6に示したような、筒状基体の軸方向
Yと角度βをなす直線群Sと、図7に示すように、螺旋
テープの巻き付け開始位置を示す起点Pと、筒状基体の
軸方向Yと角度βをもって延びる直線S上の、原点Oか
ら1番目の単位絵柄を配置する座標位置(1)とを結
ぶ、筒状基体の周方向Xと角度αをなす直線に平行な直
線群Rとを作図することによって、筒状基体の側面に右
ネジの方向へ単位絵柄を螺旋状に配列するための格子図
形が得られる。
【0040】また、図7に示した格子図形とは逆に、筒
状基体の側面に左ネジの方向へ螺旋状に単位絵柄を配列
する格子図形は、図8に示すように、螺旋テープの巻き
付け開始位置を示す起点Pと、筒状基体の軸方向Yと角
度βをもって延びる直線S上の、図7とは逆方向に原点
Oから−1番目の単位絵柄を配置する座標位置(−1)
とを結ぶ、筒状基体の周方向Xと角度α’をなす直線に
平行な直線群Rと、前記した筒状基体の軸方向Yと角度
βをなす直線群Sとを、作図することによって得られ
る。なお、図7、図8において、直線群Sは、筒状基体
の軸方向Yと角度βをなすように構成したが、軸方向Y
と平行な直線群Sによっても、単位絵柄を筒状基体の側
面に螺旋状に形成するための格子図形を得られる。
状基体の側面に左ネジの方向へ螺旋状に単位絵柄を配列
する格子図形は、図8に示すように、螺旋テープの巻き
付け開始位置を示す起点Pと、筒状基体の軸方向Yと角
度βをもって延びる直線S上の、図7とは逆方向に原点
Oから−1番目の単位絵柄を配置する座標位置(−1)
とを結ぶ、筒状基体の周方向Xと角度α’をなす直線に
平行な直線群Rと、前記した筒状基体の軸方向Yと角度
βをなす直線群Sとを、作図することによって得られ
る。なお、図7、図8において、直線群Sは、筒状基体
の軸方向Yと角度βをなすように構成したが、軸方向Y
と平行な直線群Sによっても、単位絵柄を筒状基体の側
面に螺旋状に形成するための格子図形を得られる。
【0041】前記、図6、図7、図8において例示し
た、単位絵柄を傾斜して配列したり、単位絵柄を螺旋状
に配列するための格子図形による絵柄配置図では、印刷
流れ方向のエンドレスピッチの周期が、起点Pと、筒状
基体の軸方向Yと角度βをもって延びる直線S上の点
Q’とを結ぶ距離V’になる。また、図7、図8におい
て例示した、単位絵柄を螺旋状に配列するための格子図
形による絵柄配置図では、格子図形を構成する直線群R
が周方向Xと角度をもって傾斜したので、印刷幅方向の
エンドレスピッチの周期がPh’またはPh”になる。
た、単位絵柄を傾斜して配列したり、単位絵柄を螺旋状
に配列するための格子図形による絵柄配置図では、印刷
流れ方向のエンドレスピッチの周期が、起点Pと、筒状
基体の軸方向Yと角度βをもって延びる直線S上の点
Q’とを結ぶ距離V’になる。また、図7、図8におい
て例示した、単位絵柄を螺旋状に配列するための格子図
形による絵柄配置図では、格子図形を構成する直線群R
が周方向Xと角度をもって傾斜したので、印刷幅方向の
エンドレスピッチの周期がPh’またはPh”になる。
【0042】(版下用台紙図面の構成)次に、上述した
エンドレス柄を形成するための螺旋テープに関し、単位
絵柄を配列するための版下用台紙図面の構成について説
明する。前述したように、筒状基材に巻き付ける螺旋テ
ープは、広幅の巻取基材に絵柄を印刷し、所定の幅にス
リットしたものである。このスリットした長尺のテープ
を、軸方向に長い寸法を有する筒状基体に対し、連続し
て斜めに巻き付けて、筒状基体の側面にエンドレス柄を
形成する。その後、テープを巻き付けた筒状基体を、単
位長さに切断して筒状容器などの製品に加工する。従っ
て、広幅の巻取基材に印刷する絵柄は、印刷の流れ方向
に一定の周期で繰り返されるエンドレス柄であり、か
つ、この巻取基材を所定の幅にスリットして作成した螺
旋テープを、筒状基体に対し一定幅の重ね代をもって傾
斜して巻き付けたとき、継ぎ目のない連続した、すなわ
ちエンドレス柄が、螺旋テープの重ね部においても形成
されなければならない。
エンドレス柄を形成するための螺旋テープに関し、単位
絵柄を配列するための版下用台紙図面の構成について説
明する。前述したように、筒状基材に巻き付ける螺旋テ
ープは、広幅の巻取基材に絵柄を印刷し、所定の幅にス
リットしたものである。このスリットした長尺のテープ
を、軸方向に長い寸法を有する筒状基体に対し、連続し
て斜めに巻き付けて、筒状基体の側面にエンドレス柄を
形成する。その後、テープを巻き付けた筒状基体を、単
位長さに切断して筒状容器などの製品に加工する。従っ
て、広幅の巻取基材に印刷する絵柄は、印刷の流れ方向
に一定の周期で繰り返されるエンドレス柄であり、か
つ、この巻取基材を所定の幅にスリットして作成した螺
旋テープを、筒状基体に対し一定幅の重ね代をもって傾
斜して巻き付けたとき、継ぎ目のない連続した、すなわ
ちエンドレス柄が、螺旋テープの重ね部においても形成
されなければならない。
【0043】上記制約を有する螺旋テープの製版印刷用
版下を作成するとき、単位絵柄を正確な位置に配列する
ための台紙図面が必要である。この台紙図面に用いる格
子図形の作成方法は前述したとおりである。なお、版下
用台紙図面において、前記エンドレス条件を満たす格子
図形を、印刷版(版胴)の全円周長、および全印刷幅に
対応して作成する必要はなく、殖版によって複製可能な
最小限の版下作成領域を満たせばよい。図9は、螺旋テ
ープに絵柄を印刷するための、エンドレス条件を満たす
格子図形の割付を指定した版下用台紙図面の一例であ
る。図において、Aは版下用台紙図面を示し、Wは螺旋
テープのテープ幅を示す寸法線、Xは筒状基体の周方向
を示す座標軸、Yは筒状基体の軸方向を示す座標軸であ
る。図に示すように、版下作成領域Dは、螺旋テープの
印刷流れ方向におけるエンドレスピッチVと、螺旋テー
プの幅Wを含む印刷幅方向のエンドレスピッチPhとで
囲まれた矩形の領域となる。
版下を作成するとき、単位絵柄を正確な位置に配列する
ための台紙図面が必要である。この台紙図面に用いる格
子図形の作成方法は前述したとおりである。なお、版下
用台紙図面において、前記エンドレス条件を満たす格子
図形を、印刷版(版胴)の全円周長、および全印刷幅に
対応して作成する必要はなく、殖版によって複製可能な
最小限の版下作成領域を満たせばよい。図9は、螺旋テ
ープに絵柄を印刷するための、エンドレス条件を満たす
格子図形の割付を指定した版下用台紙図面の一例であ
る。図において、Aは版下用台紙図面を示し、Wは螺旋
テープのテープ幅を示す寸法線、Xは筒状基体の周方向
を示す座標軸、Yは筒状基体の軸方向を示す座標軸であ
る。図に示すように、版下作成領域Dは、螺旋テープの
印刷流れ方向におけるエンドレスピッチVと、螺旋テー
プの幅Wを含む印刷幅方向のエンドレスピッチPhとで
囲まれた矩形の領域となる。
【0044】螺旋テープ用の台紙図面Aにおいて、単位
絵柄を配列するための2組の直線群で構成される格子図
形は、上記版下作成領域Dを含む領域に絵柄配置図とし
て作図する。また、台紙図面Aには、殖版における位置
合わせや、絵柄印刷時の見当合わせに使用するための、
短直線や十字線などで構成されるトンボと呼ばれるレジ
スタマークを前記版下作成領域Dの周囲に各種配置す
る。さらに、図示していないが、図26に例示するよう
な、印刷物の品名、図面管理項目などの記入枠や、図面
の検査、承認のための押印枠などの表題欄を、台紙図面
の余白領域に配置する。
絵柄を配列するための2組の直線群で構成される格子図
形は、上記版下作成領域Dを含む領域に絵柄配置図とし
て作図する。また、台紙図面Aには、殖版における位置
合わせや、絵柄印刷時の見当合わせに使用するための、
短直線や十字線などで構成されるトンボと呼ばれるレジ
スタマークを前記版下作成領域Dの周囲に各種配置す
る。さらに、図示していないが、図26に例示するよう
な、印刷物の品名、図面管理項目などの記入枠や、図面
の検査、承認のための押印枠などの表題欄を、台紙図面
の余白領域に配置する。
【0045】(台紙図面作成装置の構成)次に、上述し
た螺旋テープ用台紙図面の作成装置についてその構成を
説明する。図10は、本発明の版下用台紙図面作成装置
の一実施例を示すブロック構成図である。図において、
10は、版下用台紙図面作成装置である。また、25
は、本装置で作成した台紙図面のデータを記憶させる台
紙データ記憶手段である。台紙図面作成装置10は、台
紙図面を作成するための演算制御装置11、プログラム
やデータを記憶するための記憶装置12、作成した台紙
図面を表示するための表示装置23、およびこれらの装
置を操作したり、台紙図面の作成に必要な寸法値などを
入力するための入力操作装置13などで構成される。な
お、版下用台紙図面作成装置10を構成する記憶装置1
2には、複数種類の形態の異なる印刷物の仮想展開図を
記憶保管しておく展開図データベース12aと、台紙図
面を作図するための各種の図面構成部品、例えば、トン
ボと呼ばれる各種のレジスターマークや、表題欄などの
図形を記憶保管しておく台紙図面構成部品データベース
12bとを備えている。
た螺旋テープ用台紙図面の作成装置についてその構成を
説明する。図10は、本発明の版下用台紙図面作成装置
の一実施例を示すブロック構成図である。図において、
10は、版下用台紙図面作成装置である。また、25
は、本装置で作成した台紙図面のデータを記憶させる台
紙データ記憶手段である。台紙図面作成装置10は、台
紙図面を作成するための演算制御装置11、プログラム
やデータを記憶するための記憶装置12、作成した台紙
図面を表示するための表示装置23、およびこれらの装
置を操作したり、台紙図面の作成に必要な寸法値などを
入力するための入力操作装置13などで構成される。な
お、版下用台紙図面作成装置10を構成する記憶装置1
2には、複数種類の形態の異なる印刷物の仮想展開図を
記憶保管しておく展開図データベース12aと、台紙図
面を作図するための各種の図面構成部品、例えば、トン
ボと呼ばれる各種のレジスターマークや、表題欄などの
図形を記憶保管しておく台紙図面構成部品データベース
12bとを備えている。
【0046】版下用台紙図面作成装置10は、パーソナ
ルコンピュータ、例えば、Power Macinto
sh(Apple社の商標)を用いることができる。そ
して、演算制御装置11には、メモリを16MB以上搭
載しておくのがよく、また、記憶装置12として、ハー
ドディスクを用い10MB以上の空き容量を有するのが
望ましい。さらに、表示装置23としては、640×4
80ドット以上の解像度があり、好ましくは、1280
×960ドットの17インチ、もしくは、それ以上の解
像度を有するものを用いるのがよい。
ルコンピュータ、例えば、Power Macinto
sh(Apple社の商標)を用いることができる。そ
して、演算制御装置11には、メモリを16MB以上搭
載しておくのがよく、また、記憶装置12として、ハー
ドディスクを用い10MB以上の空き容量を有するのが
望ましい。さらに、表示装置23としては、640×4
80ドット以上の解像度があり、好ましくは、1280
×960ドットの17インチ、もしくは、それ以上の解
像度を有するものを用いるのがよい。
【0047】台紙図面作成装置10を構成する演算制御
装置11には、記憶装置12から読み出した印刷物の仮
想展開図、およびレジスタマーク図形や表題欄用図形な
どを使用して、版下用の台紙図面を作図する台紙図面作
図手段14と、台紙図面作図手段14で作図した台紙図
面を、版下作成用の台紙データに変換して出力するデー
タ形式変換手段21とを備えている。台紙図面作図手段
14としては、市販の汎用CADソフトの機能を拡張し
て用いることができる。例えば、米国カリフォルニア州
所在、ASHLAR社の「Ashlar・Vellu
m」(商標)を使用することができる。この場合、演算
制御装置11のOS(オペレーティングシステム)は、
Apple社製の漢字Talk7.1.2以降のものを
使用する必要がある。
装置11には、記憶装置12から読み出した印刷物の仮
想展開図、およびレジスタマーク図形や表題欄用図形な
どを使用して、版下用の台紙図面を作図する台紙図面作
図手段14と、台紙図面作図手段14で作図した台紙図
面を、版下作成用の台紙データに変換して出力するデー
タ形式変換手段21とを備えている。台紙図面作図手段
14としては、市販の汎用CADソフトの機能を拡張し
て用いることができる。例えば、米国カリフォルニア州
所在、ASHLAR社の「Ashlar・Vellu
m」(商標)を使用することができる。この場合、演算
制御装置11のOS(オペレーティングシステム)は、
Apple社製の漢字Talk7.1.2以降のものを
使用する必要がある。
【0048】前記台紙図面作図手段14は、図11
(a)により詳しく示すように、印刷物、ここでは螺旋
テープの仮想展開図にあらかじめ設定されている変数に
対し寸法値を与えて、実寸法の螺旋テープ展開図を作図
する螺旋テープ展開図生成手段15と、得られたテープ
展開図に重ね合わせて、絵柄配置図を付加する絵柄配置
図重合手段16と、台紙図面の版下作成領域の外周に隣
接して所定の位置に寸法線を付加する寸法線付加手段1
7と、版下作成領域の周囲に、台紙図面を構成する各種
レジスタマークの部品図を配置するレジスタマーク配置
手段18と、品名等の記入枠や検査承認の押印枠などの
標題欄を、台紙図面の余白に配置する標題欄貼込手段1
9とで構成されている。
(a)により詳しく示すように、印刷物、ここでは螺旋
テープの仮想展開図にあらかじめ設定されている変数に
対し寸法値を与えて、実寸法の螺旋テープ展開図を作図
する螺旋テープ展開図生成手段15と、得られたテープ
展開図に重ね合わせて、絵柄配置図を付加する絵柄配置
図重合手段16と、台紙図面の版下作成領域の外周に隣
接して所定の位置に寸法線を付加する寸法線付加手段1
7と、版下作成領域の周囲に、台紙図面を構成する各種
レジスタマークの部品図を配置するレジスタマーク配置
手段18と、品名等の記入枠や検査承認の押印枠などの
標題欄を、台紙図面の余白に配置する標題欄貼込手段1
9とで構成されている。
【0049】なお、前記台紙図面作図手段14を構成す
る絵柄配置図重合手段16は、螺旋テープ展開図生成手
段15にて得られたテープ展開図に、エンドレス柄を形
成するための単位絵柄を配列する格子図形などの絵柄配
置図を重ね合わせるものである。さらに、前記絵柄配置
図重合手段16は、前述した2組の直線群で構成される
格子図形の作図位置を演算するためのエンドレス条件正
規化手段20を含んでいる。このエンドレス条件正規化
手段20は、図10に示した台紙図面作成装置10の入
力操作装置13から入力される、筒状基体の寸法、螺旋
テープの巻き付け寸法、後述する螺旋テープの巻き付け
面、および、単位絵柄の配列個数または配列間隔、単位
絵柄の配列方向および配列角度とに基づいて、螺旋テー
プに印刷される絵柄がエンドレスになり、かつ、螺旋テ
ープを筒状基体に巻き付けたとき、筒状基体にエンドレ
ス柄が形成されるように、2組の直線群で構成される格
子図形の作図位置を演算する。
る絵柄配置図重合手段16は、螺旋テープ展開図生成手
段15にて得られたテープ展開図に、エンドレス柄を形
成するための単位絵柄を配列する格子図形などの絵柄配
置図を重ね合わせるものである。さらに、前記絵柄配置
図重合手段16は、前述した2組の直線群で構成される
格子図形の作図位置を演算するためのエンドレス条件正
規化手段20を含んでいる。このエンドレス条件正規化
手段20は、図10に示した台紙図面作成装置10の入
力操作装置13から入力される、筒状基体の寸法、螺旋
テープの巻き付け寸法、後述する螺旋テープの巻き付け
面、および、単位絵柄の配列個数または配列間隔、単位
絵柄の配列方向および配列角度とに基づいて、螺旋テー
プに印刷される絵柄がエンドレスになり、かつ、螺旋テ
ープを筒状基体に巻き付けたとき、筒状基体にエンドレ
ス柄が形成されるように、2組の直線群で構成される格
子図形の作図位置を演算する。
【0050】また、図10に示したデータ形式変換手段
21は、図11(b)により詳しく示すように、前記台
紙図面作図手段14にて作図された台紙図面を構成する
テープ展開図C、および絵柄配置図Bを、版下作成用の
ガイドライン図形8に変換するとともに、台紙図面の版
下作成領域の周囲に配置された寸法線5、各種レジスタ
マーク6、および表題欄7を版下図形9に変換する機能
を備えている。なお、ここでいうガイドライン図形8と
は、後述する版下作成用の図形処理装置において、印刷
する文字や図形をデザインし、レイアウトするとき、文
字や図形(写真なども含む)を、このガイドラインに引
き寄せ位置づける機能を備えた図形を指すものである。
従って、ガイドライン図形に変換されるテープ展開図
C、および絵柄配置図Bは、実際に印刷される図形では
なく、版下を作成するときのみに使用される、いわば仮
想図形である。
21は、図11(b)により詳しく示すように、前記台
紙図面作図手段14にて作図された台紙図面を構成する
テープ展開図C、および絵柄配置図Bを、版下作成用の
ガイドライン図形8に変換するとともに、台紙図面の版
下作成領域の周囲に配置された寸法線5、各種レジスタ
マーク6、および表題欄7を版下図形9に変換する機能
を備えている。なお、ここでいうガイドライン図形8と
は、後述する版下作成用の図形処理装置において、印刷
する文字や図形をデザインし、レイアウトするとき、文
字や図形(写真なども含む)を、このガイドラインに引
き寄せ位置づける機能を備えた図形を指すものである。
従って、ガイドライン図形に変換されるテープ展開図
C、および絵柄配置図Bは、実際に印刷される図形では
なく、版下を作成するときのみに使用される、いわば仮
想図形である。
【0051】(装置の作用動作)次に、上述した版下用
台紙図面作成装置10の作用動作について説明する。図
12、および図13は、本装置の作用動作を説明するた
めの概略フロー図である。先ず、ステップS1、S2に
おいて、作図する台紙図面の種類を選択する。この処理
は、図10に示した台紙図面作成装置10の入力操作装
置13を操作して行う処理である。このとき、台紙図面
作成装置10の表示装置23に、図14に示すメインメ
ニューが準備されており、この中の「新規図面」を選択
し、次いで、図15に示されるように、画面に表示され
る台紙図面の種類を示すメニューの中から「スパイラ
ル」を選択する。「スパイラル」を選択すると、螺旋テ
ープの台紙図面作成モードになり、図16に示すような
「スパイラル作成」と名付けられた螺旋テープのデータ
入力画面が表示される。
台紙図面作成装置10の作用動作について説明する。図
12、および図13は、本装置の作用動作を説明するた
めの概略フロー図である。先ず、ステップS1、S2に
おいて、作図する台紙図面の種類を選択する。この処理
は、図10に示した台紙図面作成装置10の入力操作装
置13を操作して行う処理である。このとき、台紙図面
作成装置10の表示装置23に、図14に示すメインメ
ニューが準備されており、この中の「新規図面」を選択
し、次いで、図15に示されるように、画面に表示され
る台紙図面の種類を示すメニューの中から「スパイラ
ル」を選択する。「スパイラル」を選択すると、螺旋テ
ープの台紙図面作成モードになり、図16に示すような
「スパイラル作成」と名付けられた螺旋テープのデータ
入力画面が表示される。
【0052】ステップS2において、図16に示す「ス
パイラル作成」のデータ入力画面が表示されると、次
に、ステップS3において、螺旋テープに印刷する絵柄
の配列形式を選択する。この操作は、台紙図面作成装置
10の入力操作装置13を用いて、図16に示すデータ
入力画面の「スパイラル形式」と名付けられたメニュー
領域を選択することによって行う。本実施例の版下用台
紙図面作成装置では、図17に示す3種類の絵柄配列形
式を選択することができる。その一つは、「紙管高さ指
定(エンドレス柄)」と呼ばれるもので、筒状基体の単
位長さHに同調したエンドレス柄が形成されるものであ
る。もう一つは、「紙管高さ自由(エンドレス柄)」と
呼ばれるもので、筒状基体の単位長さHと無関係に、螺
旋テープのテープ幅に同調したエンドレス柄が形成され
るものである。他の一つは「紙管高さ指定(単一柄)」
と呼ばれるもので、筒状基体の単位長さHに対して、た
だ一つの単位絵柄が形成されるものである。
パイラル作成」のデータ入力画面が表示されると、次
に、ステップS3において、螺旋テープに印刷する絵柄
の配列形式を選択する。この操作は、台紙図面作成装置
10の入力操作装置13を用いて、図16に示すデータ
入力画面の「スパイラル形式」と名付けられたメニュー
領域を選択することによって行う。本実施例の版下用台
紙図面作成装置では、図17に示す3種類の絵柄配列形
式を選択することができる。その一つは、「紙管高さ指
定(エンドレス柄)」と呼ばれるもので、筒状基体の単
位長さHに同調したエンドレス柄が形成されるものであ
る。もう一つは、「紙管高さ自由(エンドレス柄)」と
呼ばれるもので、筒状基体の単位長さHと無関係に、螺
旋テープのテープ幅に同調したエンドレス柄が形成され
るものである。他の一つは「紙管高さ指定(単一柄)」
と呼ばれるもので、筒状基体の単位長さHに対して、た
だ一つの単位絵柄が形成されるものである。
【0053】さらに、本実施例の版下用台紙図面作成装
置では、前記3種類の絵柄配列形式に対して、それが、
筒状基体の外側面に形成されるか、内側面に形成される
かを選択指示する。図16のデータ入力画面では、「巻
方向」の指示欄にて、基体の外側面に絵柄を形成する
「外巻」か、または、基体の内側面に絵柄を形成する
「内巻」のいずれかを選択する。つまり、本実施例の台
紙図面作成装置は、図1に示したような、筒状基体の外
側面に螺旋テープを巻き付ける場合の版下用台紙図面を
作成することができるが、さらに、筒状基体の内側面に
螺旋テープを巻き付ける場合の版下用台紙図面も作成で
きるように構成している。
置では、前記3種類の絵柄配列形式に対して、それが、
筒状基体の外側面に形成されるか、内側面に形成される
かを選択指示する。図16のデータ入力画面では、「巻
方向」の指示欄にて、基体の外側面に絵柄を形成する
「外巻」か、または、基体の内側面に絵柄を形成する
「内巻」のいずれかを選択する。つまり、本実施例の台
紙図面作成装置は、図1に示したような、筒状基体の外
側面に螺旋テープを巻き付ける場合の版下用台紙図面を
作成することができるが、さらに、筒状基体の内側面に
螺旋テープを巻き付ける場合の版下用台紙図面も作成で
きるように構成している。
【0054】前述のステップS3において希望する絵柄
配列形式、および螺旋テープの巻き付け面を選択指示し
たら、次に、ステップS4〜S11において、台紙図面
を作成するために必要な寸法値などを入力する。ここ
で、台紙図面を作成するのに必要な入力項目を、図16
に示すデータ入力画面に基づいて説明する。先ず、ステ
ップS4、S5において、テープ寸法値として、「スリ
ッター巾」と「重ね代」を入力する。「スリッター巾」
は、螺旋テープのテープ幅Wを指し、「重ね代」は、螺
旋テープを基体に巻き付けるときのテープの重なり幅Z
である。次いで、ステップS6、S7において、筒状基
体の寸法値として「紙管直径」と「紙管高さ」を入力す
る。「紙管直径」は、筒状基体が円筒の場合のその直径
φを指し、「紙管高さ」は、筒状基体の単位長さHを指
す。前記4項目を入力することによって、版下用台紙図
面の作図におけるテープ展開図の寸法が決定される。な
お、絵柄配列形式が「紙管高さ自由(エンドレス柄)」
の場合は「紙管高さ」、つまり筒状基体の単位長さHを
入力する必要はない。
配列形式、および螺旋テープの巻き付け面を選択指示し
たら、次に、ステップS4〜S11において、台紙図面
を作成するために必要な寸法値などを入力する。ここ
で、台紙図面を作成するのに必要な入力項目を、図16
に示すデータ入力画面に基づいて説明する。先ず、ステ
ップS4、S5において、テープ寸法値として、「スリ
ッター巾」と「重ね代」を入力する。「スリッター巾」
は、螺旋テープのテープ幅Wを指し、「重ね代」は、螺
旋テープを基体に巻き付けるときのテープの重なり幅Z
である。次いで、ステップS6、S7において、筒状基
体の寸法値として「紙管直径」と「紙管高さ」を入力す
る。「紙管直径」は、筒状基体が円筒の場合のその直径
φを指し、「紙管高さ」は、筒状基体の単位長さHを指
す。前記4項目を入力することによって、版下用台紙図
面の作図におけるテープ展開図の寸法が決定される。な
お、絵柄配列形式が「紙管高さ自由(エンドレス柄)」
の場合は「紙管高さ」、つまり筒状基体の単位長さHを
入力する必要はない。
【0055】次に、ステップS8〜S11において、螺
旋テープに印刷する絵柄の配列間隔や配列角度を指示す
る。先ず、ステップS8、S9において「柄の個数」ま
たは「柄のピッチ」を入力する。なお、「柄の個数」
は、単位絵柄の配列個数を指し、「柄のピッチ」は単位
絵柄の配列間隔を指す。単位絵柄の配列間隔の入力で
は、先ず、筒状基体の軸方向に配列する単位絵柄の配列
個数または配列間隔を「垂直方向」の入力欄に入力す
る。このとき、絵柄配列形式が「紙管高さ指定」のと
き、筒状基体の単位長さHに対する単位絵柄の配列個数
または配列間隔を、また「紙管高さ自由」のときは、螺
旋テープの正味テープ幅Woに対する単位絵柄の配列個
数または配列間隔を入力する。次いで、筒状基体の周方
向に配列する単位絵柄の配列個数または配列間隔を「円
周方向」の入力欄に入力する。
旋テープに印刷する絵柄の配列間隔や配列角度を指示す
る。先ず、ステップS8、S9において「柄の個数」ま
たは「柄のピッチ」を入力する。なお、「柄の個数」
は、単位絵柄の配列個数を指し、「柄のピッチ」は単位
絵柄の配列間隔を指す。単位絵柄の配列間隔の入力で
は、先ず、筒状基体の軸方向に配列する単位絵柄の配列
個数または配列間隔を「垂直方向」の入力欄に入力す
る。このとき、絵柄配列形式が「紙管高さ指定」のと
き、筒状基体の単位長さHに対する単位絵柄の配列個数
または配列間隔を、また「紙管高さ自由」のときは、螺
旋テープの正味テープ幅Woに対する単位絵柄の配列個
数または配列間隔を入力する。次いで、筒状基体の周方
向に配列する単位絵柄の配列個数または配列間隔を「円
周方向」の入力欄に入力する。
【0056】次に、ステップS10、S11において、
単位絵柄の配列方向と配列角度を「柄の傾斜角」の入力
欄に入力する。「柄の傾斜角」は、紙管などの筒状基体
に巻き付けた螺旋テープの絵柄を、正面から見たときの
単位絵柄の配列角度である。すなわち、図18に示すよ
うに、基体に対する螺旋テープの巻き付け面が基体の外
側面のときは、基体の外側からみたときの単位絵柄の配
列角度を、また、図19に示すように、基体に対する螺
旋テープの巻き付け面が基体の内側面のときは、基体の
内側から見たときの単位絵柄の配列角度を、度単位の数
値で配列方向とともに入力・選択指示する。なお、単位
絵柄の配列方向と配列角度は、筒状基体の軸方向に対す
る「垂直方向」と、筒状基体の周方向に対する「円周方
向」とについて、それぞれ選択指示する。
単位絵柄の配列方向と配列角度を「柄の傾斜角」の入力
欄に入力する。「柄の傾斜角」は、紙管などの筒状基体
に巻き付けた螺旋テープの絵柄を、正面から見たときの
単位絵柄の配列角度である。すなわち、図18に示すよ
うに、基体に対する螺旋テープの巻き付け面が基体の外
側面のときは、基体の外側からみたときの単位絵柄の配
列角度を、また、図19に示すように、基体に対する螺
旋テープの巻き付け面が基体の内側面のときは、基体の
内側から見たときの単位絵柄の配列角度を、度単位の数
値で配列方向とともに入力・選択指示する。なお、単位
絵柄の配列方向と配列角度は、筒状基体の軸方向に対す
る「垂直方向」と、筒状基体の周方向に対する「円周方
向」とについて、それぞれ選択指示する。
【0057】例えば、「垂直方向」の配列角度を0°に
した場合、単位絵柄は基体の軸方向と平行に並び、0°
以外の値を入力した場合、単位絵柄は別途指示された配
列方向「右に」または「左に」所定の角度で傾斜して配
列される。また、「円周方向」の配列角度を0°にした
場合、単位絵柄は基体の周方向と平行に並び、0°以外
の値を入力した場合、単位絵柄は別途指示された配列方
向「右上に」または「左上に」螺旋状に並ぶ。例えば、
図18に示す基体の外側面において、「円周方向」の配
列方向を「右上に」傾斜すると、単位絵柄は右ネジの方
向に螺旋状に並ぶ。また、配列方向を「左上に」傾斜す
ると、単位絵柄は左ネジの方向に螺旋状に並ぶ。
した場合、単位絵柄は基体の軸方向と平行に並び、0°
以外の値を入力した場合、単位絵柄は別途指示された配
列方向「右に」または「左に」所定の角度で傾斜して配
列される。また、「円周方向」の配列角度を0°にした
場合、単位絵柄は基体の周方向と平行に並び、0°以外
の値を入力した場合、単位絵柄は別途指示された配列方
向「右上に」または「左上に」螺旋状に並ぶ。例えば、
図18に示す基体の外側面において、「円周方向」の配
列方向を「右上に」傾斜すると、単位絵柄は右ネジの方
向に螺旋状に並ぶ。また、配列方向を「左上に」傾斜す
ると、単位絵柄は左ネジの方向に螺旋状に並ぶ。
【0058】以上のようにステップS3〜S11におい
て、図16に示したデータ入力画面のすべての項目の種
類を選択し、数値を入力したら、次に、台紙図面の作図
処理に進む。この台紙図面の作図処理は、図10、およ
び図11(a)に示した台紙図面作図手段14にて行わ
れる処理である。先ず、ステップS12において作図処
理を指示する。これは、図10に示した入力操作装置1
3を使用して行う。本実施例の場合は、図16に示すデ
ータ入力画面に表示されている「OK」を、マウスを用
いてクリック操作することによって作図の指示が行われ
る。次いで、図12のステップS13〜S16に示した
ように、螺旋テープ展開図、絵柄配置図、および寸法線
の各図面について作図処理が行われる。
て、図16に示したデータ入力画面のすべての項目の種
類を選択し、数値を入力したら、次に、台紙図面の作図
処理に進む。この台紙図面の作図処理は、図10、およ
び図11(a)に示した台紙図面作図手段14にて行わ
れる処理である。先ず、ステップS12において作図処
理を指示する。これは、図10に示した入力操作装置1
3を使用して行う。本実施例の場合は、図16に示すデ
ータ入力画面に表示されている「OK」を、マウスを用
いてクリック操作することによって作図の指示が行われ
る。次いで、図12のステップS13〜S16に示した
ように、螺旋テープ展開図、絵柄配置図、および寸法線
の各図面について作図処理が行われる。
【0059】先ず、ステップS13において、螺旋テー
プ展開図、絵柄配置図、および寸法線の作図寸法および
作図位置を演算する。次いで、ステップS14、S1
5、S16において、螺旋テープ展開図と絵柄配置図、
および寸法線をそれぞれ作図する。この作図処理は、図
11(a)に示した台紙図面作図手段14を構成する螺
旋テープ展開図生成手段15、絵柄配置図重合手段1
6、および寸法線付加手段17によって行われる処理で
ある。先ず、ステップS14において螺旋テープ展開図
を作図する。この処理は、台紙図面作図手段14を構成
する螺旋テープ展開図生成手段15によって行われる処
理である。本実施例では、図20に示すような2種類の
螺旋テープ展開図のいずれかが用いられる。図20
(a)は、筒状基体の内側面に螺旋テープを巻き付ける
ときのテープ展開図である。また、図20(b)は、筒
状基体の外側面に螺旋テープを巻き付けるときのテープ
展開図である。これらの螺旋テープ展開図は、図10に
示した記憶装置12の展開図データベース12aに、仮
想展開図として記憶されている。
プ展開図、絵柄配置図、および寸法線の作図寸法および
作図位置を演算する。次いで、ステップS14、S1
5、S16において、螺旋テープ展開図と絵柄配置図、
および寸法線をそれぞれ作図する。この作図処理は、図
11(a)に示した台紙図面作図手段14を構成する螺
旋テープ展開図生成手段15、絵柄配置図重合手段1
6、および寸法線付加手段17によって行われる処理で
ある。先ず、ステップS14において螺旋テープ展開図
を作図する。この処理は、台紙図面作図手段14を構成
する螺旋テープ展開図生成手段15によって行われる処
理である。本実施例では、図20に示すような2種類の
螺旋テープ展開図のいずれかが用いられる。図20
(a)は、筒状基体の内側面に螺旋テープを巻き付ける
ときのテープ展開図である。また、図20(b)は、筒
状基体の外側面に螺旋テープを巻き付けるときのテープ
展開図である。これらの螺旋テープ展開図は、図10に
示した記憶装置12の展開図データベース12aに、仮
想展開図として記憶されている。
【0060】図20において、Wは螺旋テープのテープ
幅、Zは螺旋テープの重ね代部、Hは筒状基体の単位長
さ、Uは筒状基体の周長、Lは筒状基体に巻き付ける螺
旋テープの単位テープ長を示している。螺旋テープ展開
図は、前記記憶装置12の展開図データベース12aか
ら仮想展開図が呼び出され、前述したステップS4〜S
7において、台紙図面作成装置に入力されたテープ幅
W、重ね代Zなどの螺旋テープの巻き付け寸法、および
筒状基体の単位長さH、筒状基体の周長Uなどの筒状基
体の寸法に基づいて実寸法で作図される。
幅、Zは螺旋テープの重ね代部、Hは筒状基体の単位長
さ、Uは筒状基体の周長、Lは筒状基体に巻き付ける螺
旋テープの単位テープ長を示している。螺旋テープ展開
図は、前記記憶装置12の展開図データベース12aか
ら仮想展開図が呼び出され、前述したステップS4〜S
7において、台紙図面作成装置に入力されたテープ幅
W、重ね代Zなどの螺旋テープの巻き付け寸法、および
筒状基体の単位長さH、筒状基体の周長Uなどの筒状基
体の寸法に基づいて実寸法で作図される。
【0061】螺旋テープの展開図は、先ず、正味テープ
幅(=テープ幅W−重ね代Z)を示す平行線の一方の線
上において、筒状基体への巻き付け開始位置すなわち起
点Pが設定される。次いで、正味テープ幅を示す他方の
線上において、前記起点Pから筒状基体の周長Uの距離
に原点Oを設ける。次に、前記点P、Oを通る筒状基体
の周方向を示す直線Xを得る。次いで、単位テープ長L
の位置に前記直線Xと平行な直線KJを得る。なお、単
位テープ長Lは、L=筒状基体の周長U×単位長さH/
正味テープ幅(=テープ幅W−重ね代Z)となる長さを
もって実寸法の螺旋テープ展開図が作図される。
幅(=テープ幅W−重ね代Z)を示す平行線の一方の線
上において、筒状基体への巻き付け開始位置すなわち起
点Pが設定される。次いで、正味テープ幅を示す他方の
線上において、前記起点Pから筒状基体の周長Uの距離
に原点Oを設ける。次に、前記点P、Oを通る筒状基体
の周方向を示す直線Xを得る。次いで、単位テープ長L
の位置に前記直線Xと平行な直線KJを得る。なお、単
位テープ長Lは、L=筒状基体の周長U×単位長さH/
正味テープ幅(=テープ幅W−重ね代Z)となる長さを
もって実寸法の螺旋テープ展開図が作図される。
【0062】次に、ステップS15において、単位絵柄
を配列するための絵柄配置図を作図する。単位絵柄を配
列するための絵柄配置図は、2組の直線群で構成される
格子図形であり、前述したステップS8〜S11におい
て、台紙図面作成装置に入力された単位絵柄の配列個数
または配列間隔と、単位絵柄の配列方向および配列角度
とに基づいて作図される。この絵柄配置図として作図さ
れる2組の直線群で構成された格子図形の作成方法につ
いては、絵柄配置図の作成方法1、2、3において詳述
したので、ここでは説明を省略する。なお、絵柄配置図
は、前記ステップS14にて作図された螺旋テープ展開
図の起点Pや原点Oに重ね合わされて作図され、この処
理は、図11(a)に示した台紙図面作図手段14を構
成する絵柄配置図重合手段16によって行われる処理で
ある。また、絵柄配置図に配される単位絵柄を配列する
ための格子図形は、絵柄配置図重合手段16に含まれる
エンドレス条件正規化手段20によって行われる作図処
理である。
を配列するための絵柄配置図を作図する。単位絵柄を配
列するための絵柄配置図は、2組の直線群で構成される
格子図形であり、前述したステップS8〜S11におい
て、台紙図面作成装置に入力された単位絵柄の配列個数
または配列間隔と、単位絵柄の配列方向および配列角度
とに基づいて作図される。この絵柄配置図として作図さ
れる2組の直線群で構成された格子図形の作成方法につ
いては、絵柄配置図の作成方法1、2、3において詳述
したので、ここでは説明を省略する。なお、絵柄配置図
は、前記ステップS14にて作図された螺旋テープ展開
図の起点Pや原点Oに重ね合わされて作図され、この処
理は、図11(a)に示した台紙図面作図手段14を構
成する絵柄配置図重合手段16によって行われる処理で
ある。また、絵柄配置図に配される単位絵柄を配列する
ための格子図形は、絵柄配置図重合手段16に含まれる
エンドレス条件正規化手段20によって行われる作図処
理である。
【0063】次に、ステップS16において、螺旋テー
プのテープ幅Wや重ね代Z、印刷流れ方向のエンドレス
ピッチV、および絵柄を殖版するときの印刷流れ方向の
ずらし量Pvや印刷幅方向のエンドレスピッチPhなど
の寸法線を、前記ステップS14にて作図された螺旋テ
ープ展開図や、ステップS15にて作図された絵柄配置
図の作図位置に合わせて、版下作成領域の周囲の所定位
置に作図する。この処理は、図11(a)に示した台紙
図面作図手段14を構成する寸法線付加手段17によっ
て行われる処理である。
プのテープ幅Wや重ね代Z、印刷流れ方向のエンドレス
ピッチV、および絵柄を殖版するときの印刷流れ方向の
ずらし量Pvや印刷幅方向のエンドレスピッチPhなど
の寸法線を、前記ステップS14にて作図された螺旋テ
ープ展開図や、ステップS15にて作図された絵柄配置
図の作図位置に合わせて、版下作成領域の周囲の所定位
置に作図する。この処理は、図11(a)に示した台紙
図面作図手段14を構成する寸法線付加手段17によっ
て行われる処理である。
【0064】以上の処理において作図された螺旋テープ
展開図、絵柄配置図、および寸法線に間違いが無いか否
か、図10に示した表示装置23に表示されている図面
を確認する。次いで、本実施例の台紙図面作成装置で
は、トンボなどのレジスタマーク配置処理、および品名
枠や検印枠などの表題欄の貼込処理を行う。
展開図、絵柄配置図、および寸法線に間違いが無いか否
か、図10に示した表示装置23に表示されている図面
を確認する。次いで、本実施例の台紙図面作成装置で
は、トンボなどのレジスタマーク配置処理、および品名
枠や検印枠などの表題欄の貼込処理を行う。
【0065】図13に示したフロー図では、ステップS
17〜S20においてレジスタマークの配置処理を、ス
テップS21〜S24において表題欄の貼込処理を行
う。これらの処理は、図14に示したメインメニューを
選択して行うことができ、図11(a)に示した台紙図
面作図手段14に含まれるレジスタマーク配置手段1
8、および表題欄貼込手段19にて行われる処理であ
る。先ず、ステップS17においてレジスタマーク付加
の指示を行う。これは図14に示したメインメニューの
「トンボ」を選択することによりなされ、その後、ステ
ップS18〜S20の図形位置の演算処理、レジスタマ
ーク図形の読み出し処理、レジスタマーク図形の作図処
理が、図11(a)に示したレジスタマーク配置手段1
7によって自動的に行われる。
17〜S20においてレジスタマークの配置処理を、ス
テップS21〜S24において表題欄の貼込処理を行
う。これらの処理は、図14に示したメインメニューを
選択して行うことができ、図11(a)に示した台紙図
面作図手段14に含まれるレジスタマーク配置手段1
8、および表題欄貼込手段19にて行われる処理であ
る。先ず、ステップS17においてレジスタマーク付加
の指示を行う。これは図14に示したメインメニューの
「トンボ」を選択することによりなされ、その後、ステ
ップS18〜S20の図形位置の演算処理、レジスタマ
ーク図形の読み出し処理、レジスタマーク図形の作図処
理が、図11(a)に示したレジスタマーク配置手段1
7によって自動的に行われる。
【0066】以上の作図処理の結果作成された版下用台
紙図面の一例を図21に示す。図において、Wは、螺旋
テープのテープ幅を示す寸法線であり、Vは、単位絵柄
をエンドレスに配列するときの、印刷流れ方向のエンド
レスピッチを示す寸法線である。図21に示す台紙図面
において、テープ幅Wを印刷幅方向として、エンドレス
ピッチVを印刷流れ方向とする矩形領域が版下作成領域
Dである。前記版下作成領域D内に含まれる水平線、お
よび垂直線には、それぞれの線分に対応付けられたレジ
スタマーク図形が設定されており、版下作成領域の各寸
法に対応して、レジスタマーク図形の作図位置が演算さ
れ、図10に示した記憶装置12の台紙図面構成部品デ
ータベース12bから、短線や十字線などのレジスタマ
ーク図形が読み出され、自動的に版下作成領域Dの周囲
に作図される。なお、図21は、筒状基体の内側面に巻
き付ける螺旋テープの版下用台紙図面の一例である。
紙図面の一例を図21に示す。図において、Wは、螺旋
テープのテープ幅を示す寸法線であり、Vは、単位絵柄
をエンドレスに配列するときの、印刷流れ方向のエンド
レスピッチを示す寸法線である。図21に示す台紙図面
において、テープ幅Wを印刷幅方向として、エンドレス
ピッチVを印刷流れ方向とする矩形領域が版下作成領域
Dである。前記版下作成領域D内に含まれる水平線、お
よび垂直線には、それぞれの線分に対応付けられたレジ
スタマーク図形が設定されており、版下作成領域の各寸
法に対応して、レジスタマーク図形の作図位置が演算さ
れ、図10に示した記憶装置12の台紙図面構成部品デ
ータベース12bから、短線や十字線などのレジスタマ
ーク図形が読み出され、自動的に版下作成領域Dの周囲
に作図される。なお、図21は、筒状基体の内側面に巻
き付ける螺旋テープの版下用台紙図面の一例である。
【0067】図21において、符号POJKで示される
平行四辺形が、筒状基体の内側面に巻き付ける螺旋テー
プの展開図である。前記螺旋テープ展開図Cにおいて、
斜辺POおよび斜辺KJが筒状基体の周方向を示し、そ
の長さが筒状基体の周長を示している。また、直線PK
および直線OJが螺旋テープの単位巻き付け長さを示し
ている。一方、単位絵柄を配列するための2組の直線群
R、Sで構成された格子図形による絵柄配置図Bは、前
記版下作成領域Dを含むように、螺旋テープ展開図Cの
巻き付け開始位置を示す起点P、および筒状基体の周長
を示す原点Oを基準に重ね合わされている。図21の例
では、直線群Rは、筒状基体の周方向と平行に配列角度
0°で、かつ正味テープ幅Woを2等分する間隔で作図
され、また、直線群Sは、筒状基体の軸方向から時計回
り方向に傾斜し、かつ筒状基体の周長を3等分する間隔
で作図されている。
平行四辺形が、筒状基体の内側面に巻き付ける螺旋テー
プの展開図である。前記螺旋テープ展開図Cにおいて、
斜辺POおよび斜辺KJが筒状基体の周方向を示し、そ
の長さが筒状基体の周長を示している。また、直線PK
および直線OJが螺旋テープの単位巻き付け長さを示し
ている。一方、単位絵柄を配列するための2組の直線群
R、Sで構成された格子図形による絵柄配置図Bは、前
記版下作成領域Dを含むように、螺旋テープ展開図Cの
巻き付け開始位置を示す起点P、および筒状基体の周長
を示す原点Oを基準に重ね合わされている。図21の例
では、直線群Rは、筒状基体の周方向と平行に配列角度
0°で、かつ正味テープ幅Woを2等分する間隔で作図
され、また、直線群Sは、筒状基体の軸方向から時計回
り方向に傾斜し、かつ筒状基体の周長を3等分する間隔
で作図されている。
【0068】また、前記版下作成領域D内に格子図形を
基準に配列された単位絵柄を、印刷流れ方向、および印
刷幅方向に殖版する際に必要な寸法線として、符号Vで
示される点P、Qを結ぶ、印刷流れ方向のエンドレスピ
ッチと、符号Phで示される点O、Qを結ぶ、印刷幅方
向のエンドレスピッチと、印刷幅方向へ殖版する際の、
印刷流れ方向への版下作成領域のずらし量Pvが作図さ
れている。なお、版下作成領域のずらし量Pvは、点
O、Q間の印刷流れ方向における長さである。
基準に配列された単位絵柄を、印刷流れ方向、および印
刷幅方向に殖版する際に必要な寸法線として、符号Vで
示される点P、Qを結ぶ、印刷流れ方向のエンドレスピ
ッチと、符号Phで示される点O、Qを結ぶ、印刷幅方
向のエンドレスピッチと、印刷幅方向へ殖版する際の、
印刷流れ方向への版下作成領域のずらし量Pvが作図さ
れている。なお、版下作成領域のずらし量Pvは、点
O、Q間の印刷流れ方向における長さである。
【0069】図21に示すように、本実施例における台
紙図面作成装置では、版下用台紙図面に作図される各レ
ジスタマークが、版下作成領域Dの周囲のそれぞれ10
〜20mmの領域に配置され、また、各種寸法線が、版
下作成領域Dの下部と右部のそれぞれ22〜40mmの
領域に作図される。なお、図では、寸法線に付加される
寸法値は図示していない。
紙図面作成装置では、版下用台紙図面に作図される各レ
ジスタマークが、版下作成領域Dの周囲のそれぞれ10
〜20mmの領域に配置され、また、各種寸法線が、版
下作成領域Dの下部と右部のそれぞれ22〜40mmの
領域に作図される。なお、図では、寸法線に付加される
寸法値は図示していない。
【0070】次に、ステップS21において、入力操作
装置13を操作して図14に示したメインメニューの
「品名枠・検印枠」を選択し、表題欄貼込の指示がなさ
れると、前記レジスタマークと同様に、図形位置の演算
処理(ステップS22)、図形の読み出し処理(ステッ
プS23)、図形の作図処理(ステップS24)が、図
11(a)に示した表題欄貼込手段19によって順次実
行され、版下作成領域Dの周囲の所定位置に表題欄が自
動的に作図される。以上の作図処理の結果、テープ展開
図Cに重ね合わせて格子図形を配した絵柄配置図Bが作
図され、かつ版下作成領域Dの周囲の所定位置にトンボ
などの各種レジスタマーク、寸法線、および表題欄が配
置され、版下用の台紙図面Aが完成する。
装置13を操作して図14に示したメインメニューの
「品名枠・検印枠」を選択し、表題欄貼込の指示がなさ
れると、前記レジスタマークと同様に、図形位置の演算
処理(ステップS22)、図形の読み出し処理(ステッ
プS23)、図形の作図処理(ステップS24)が、図
11(a)に示した表題欄貼込手段19によって順次実
行され、版下作成領域Dの周囲の所定位置に表題欄が自
動的に作図される。以上の作図処理の結果、テープ展開
図Cに重ね合わせて格子図形を配した絵柄配置図Bが作
図され、かつ版下作成領域Dの周囲の所定位置にトンボ
などの各種レジスタマーク、寸法線、および表題欄が配
置され、版下用の台紙図面Aが完成する。
【0071】版下用台紙図面が完成すると、再度、図面
の間違いの有無を確認のうえ、版下作成用の台紙データ
変換処理を行う。この処理は、図10に示した演算制御
装置11のデータ形式変換手段21によってなされる処
理である。この処理は、先ず、図13のステップS25
において、図14に示したメインメニューの「Illustra
tor File出力」を選択することによってなされる。次い
で、ステップS26のデータ形式の変換処理が行われ
る。この処理は、図11(b)に詳しく示したデータ形
式変換手段21によってなされる処理である。
の間違いの有無を確認のうえ、版下作成用の台紙データ
変換処理を行う。この処理は、図10に示した演算制御
装置11のデータ形式変換手段21によってなされる処
理である。この処理は、先ず、図13のステップS25
において、図14に示したメインメニューの「Illustra
tor File出力」を選択することによってなされる。次い
で、ステップS26のデータ形式の変換処理が行われ
る。この処理は、図11(b)に詳しく示したデータ形
式変換手段21によってなされる処理である。
【0072】すなわち、台紙図面を構成する、螺旋テー
プのテープ展開図を構成する各線分、および単位絵柄を
配列するための2組の直線群R、Sで構成した格子図
形、版下作成領域を示す枠線、テープ幅線、エンドレス
ピッチ線、重ね代境界線などは、後述する版下作成装置
において、文字や絵柄を台紙図面上でレイアウトするた
めに用いるものであり、例えば、Adobe社製作図処
理ソフト「Illustrator」(商標)のガイド
ライン図形用のデータ形式に変換される。
プのテープ展開図を構成する各線分、および単位絵柄を
配列するための2組の直線群R、Sで構成した格子図
形、版下作成領域を示す枠線、テープ幅線、エンドレス
ピッチ線、重ね代境界線などは、後述する版下作成装置
において、文字や絵柄を台紙図面上でレイアウトするた
めに用いるものであり、例えば、Adobe社製作図処
理ソフト「Illustrator」(商標)のガイド
ライン図形用のデータ形式に変換される。
【0073】一方、台紙図面を構成する各種寸法線、レ
ジスタマーク、表題欄の各図形は、版下を作成するとき
に実際に使用する図形なので、「Illustrato
r」用の図形データ、例えば、CMYK100%の墨色
の図形に変換される。すなわち、本装置に用いられたC
ADソフト「Ashlar・Vellum」で作成され
た台紙図面が、版下作成用の作図処理ソフト「Illu
strator」のデータ形式に変換される。次いで、
データ形式を変換された台紙図面は、ステップS27に
おいて、図10に示したように、台紙データ記憶手段2
5である、例えば、MOと呼ばれる光磁気ディスクに、
版下作成用台紙データとして記録保管される。
ジスタマーク、表題欄の各図形は、版下を作成するとき
に実際に使用する図形なので、「Illustrato
r」用の図形データ、例えば、CMYK100%の墨色
の図形に変換される。すなわち、本装置に用いられたC
ADソフト「Ashlar・Vellum」で作成され
た台紙図面が、版下作成用の作図処理ソフト「Illu
strator」のデータ形式に変換される。次いで、
データ形式を変換された台紙図面は、ステップS27に
おいて、図10に示したように、台紙データ記憶手段2
5である、例えば、MOと呼ばれる光磁気ディスクに、
版下作成用台紙データとして記録保管される。
【0074】(台紙データの使用例)次に、本発明の版
下用台紙図面作成装置で作成した、台紙データの使用方
法について説明する。図22は、台紙図面作成装置で作
成した版下作成用台紙データの使用例を説明するため
の、版下作成装置と製版装置の一例を示すブロック図で
ある。図において、25は、版下用台紙図面作成装置で
作成した螺旋テープ展開図と絵柄配置図とを含む台紙図
面のデータ形式を、版下作成用の台紙データに変換し記
憶させた台紙データ記憶手段であり、例えば、MOと呼
ばれる光磁気ディスクである。また、30は、台紙デー
タ記憶手段25の版下作成用台紙データに基づいて、製
版用の版下を作成する版下作成装置である。40は、前
記版下作成装置30でデザインし、レイアウトされた文
字や絵柄の版下データを記憶する版下データ記憶手段で
ある。また、50は、版下データ記憶手段40の版下デ
ータに基づいて、印刷版作成用の製版データを作成する
レイアウトスキャナ、またはトータルスキャナ、もしく
はCEPS(Color ElectronicPre
press System)と呼ばれる電子製版装置で
ある。また、60は、前記電子製版装置50で作成され
た印刷版作成用の製版データ記憶手段である。
下用台紙図面作成装置で作成した、台紙データの使用方
法について説明する。図22は、台紙図面作成装置で作
成した版下作成用台紙データの使用例を説明するため
の、版下作成装置と製版装置の一例を示すブロック図で
ある。図において、25は、版下用台紙図面作成装置で
作成した螺旋テープ展開図と絵柄配置図とを含む台紙図
面のデータ形式を、版下作成用の台紙データに変換し記
憶させた台紙データ記憶手段であり、例えば、MOと呼
ばれる光磁気ディスクである。また、30は、台紙デー
タ記憶手段25の版下作成用台紙データに基づいて、製
版用の版下を作成する版下作成装置である。40は、前
記版下作成装置30でデザインし、レイアウトされた文
字や絵柄の版下データを記憶する版下データ記憶手段で
ある。また、50は、版下データ記憶手段40の版下デ
ータに基づいて、印刷版作成用の製版データを作成する
レイアウトスキャナ、またはトータルスキャナ、もしく
はCEPS(Color ElectronicPre
press System)と呼ばれる電子製版装置で
ある。また、60は、前記電子製版装置50で作成され
た印刷版作成用の製版データ記憶手段である。
【0075】版下作成装置30は、前記版下用台紙図面
作成装置10で作成した台紙図面の台紙データを入力す
るための図示しない入力手段を備え、前記台紙データの
絵柄配置図およびテープ展開図を参照しながら、螺旋テ
ープに印刷するための絵柄の版下図形を作図する装置で
ある。そのために、版下作成装置30は、印刷する絵柄
を作成するための文字処理手段33、作表処理手段3
4、画像処理手段35、作図処理手段36などのソフト
ウェアを搭載したパーソナルコンピュータやワークステ
ーションなどで構成される。さらに、版下作成装置は3
0は、前記文字処理、作表処理、画像処理、および作図
処理に必要な、プログラムやデータを記憶するハードデ
ィスクなどの記憶装置38と、写真やイラストなどの画
像を入力するためのイメージスキャナなどの画像入力装
置37と、作成した版下図形を表示する表示装置32
と、作成された版下図形のハードコピーを得るためのカ
ラープリンタなどの画像出力装置39、およびこれらの
手段や装置を操作制御するための入力操作装置31など
で構成される。
作成装置10で作成した台紙図面の台紙データを入力す
るための図示しない入力手段を備え、前記台紙データの
絵柄配置図およびテープ展開図を参照しながら、螺旋テ
ープに印刷するための絵柄の版下図形を作図する装置で
ある。そのために、版下作成装置30は、印刷する絵柄
を作成するための文字処理手段33、作表処理手段3
4、画像処理手段35、作図処理手段36などのソフト
ウェアを搭載したパーソナルコンピュータやワークステ
ーションなどで構成される。さらに、版下作成装置は3
0は、前記文字処理、作表処理、画像処理、および作図
処理に必要な、プログラムやデータを記憶するハードデ
ィスクなどの記憶装置38と、写真やイラストなどの画
像を入力するためのイメージスキャナなどの画像入力装
置37と、作成した版下図形を表示する表示装置32
と、作成された版下図形のハードコピーを得るためのカ
ラープリンタなどの画像出力装置39、およびこれらの
手段や装置を操作制御するための入力操作装置31など
で構成される。
【0076】上記版下作成装置30としては、本発明の
版下用台紙図面作成装置10を構成するパーソナルコン
ピュータと同様に、例えば、Apple社のPower
Macintosh(商標)を用いることができる。
また、螺旋テープに印刷する絵柄の版下図形を作図する
ための、文字処理、作表処理、画像処理、作図処理など
を行うソフトウェアウェアとしては、Adobe社製の
図形処理ソフト「Illustrator」(商標)を
用いることができる。
版下用台紙図面作成装置10を構成するパーソナルコン
ピュータと同様に、例えば、Apple社のPower
Macintosh(商標)を用いることができる。
また、螺旋テープに印刷する絵柄の版下図形を作図する
ための、文字処理、作表処理、画像処理、作図処理など
を行うソフトウェアウェアとしては、Adobe社製の
図形処理ソフト「Illustrator」(商標)を
用いることができる。
【0077】版下作成装置30においては、先ず、前記
台紙データの螺旋テープ展開図や絵柄配置図などのガイ
ドライン図形を、図形処理ソフト(Illustrat
or)のガイドラインレイヤに入力し、同時に、前記台
紙データの寸法線やレジスタマーク、表題欄など、製版
に必要な文字や線画の版下図形を、作図レイヤに入力す
る。次いで、実際に印刷する文字や図形を、図形処理ソ
フト「Illustrator」を用いて、表示装置3
2上でデザインし、レイアウトを決定する。このとき、
絵柄配置図や螺旋テープ展開図を構成する直線、または
交点などのガイドライン図形を利用して、文字や図形を
配置することにより、文字や図形が、絵柄配置図の正確
な位置にレイアウトされる。もし、絵柄にカラー写真を
用いるときは、画像入力装置37を使用して写真画像を
「Illustrator」に入力し、絵柄配置図のガ
イドライン図形に沿って、画像レイヤに配置することに
より、写真やイラストをも含めた印刷用絵柄がレイアウ
トされた校正用版下を作成することができる。
台紙データの螺旋テープ展開図や絵柄配置図などのガイ
ドライン図形を、図形処理ソフト(Illustrat
or)のガイドラインレイヤに入力し、同時に、前記台
紙データの寸法線やレジスタマーク、表題欄など、製版
に必要な文字や線画の版下図形を、作図レイヤに入力す
る。次いで、実際に印刷する文字や図形を、図形処理ソ
フト「Illustrator」を用いて、表示装置3
2上でデザインし、レイアウトを決定する。このとき、
絵柄配置図や螺旋テープ展開図を構成する直線、または
交点などのガイドライン図形を利用して、文字や図形を
配置することにより、文字や図形が、絵柄配置図の正確
な位置にレイアウトされる。もし、絵柄にカラー写真を
用いるときは、画像入力装置37を使用して写真画像を
「Illustrator」に入力し、絵柄配置図のガ
イドライン図形に沿って、画像レイヤに配置することに
より、写真やイラストをも含めた印刷用絵柄がレイアウ
トされた校正用版下を作成することができる。
【0078】このとき、絵柄配置図を構成する直線群
や、直線群同士の交点を利用して、単位絵柄を一定間隔
に配列することによって、容易にエンドレス柄を作成す
ることができる。その場合、すべての交点に同じ絵柄を
配列して単純なエンドレス柄を作成することもできる
が、例えば、絵柄配列個数m、またはnが偶数値の場合
は、異なる2種類の絵柄を交互に配列してもエンドレス
柄を作成できる。さらに、複数種類の絵柄を交点間に均
等、または一定比率の位置に配列してもエンドレス柄を
作成できる。このように、本発明の版下用台紙図面作成
装置10を用いて、エンドレス条件を満たす絵柄配置図
を作図しておくことによって、複雑な構成のエンドレス
柄を、版下作成装置30上で簡単自在に作成することが
できる。
や、直線群同士の交点を利用して、単位絵柄を一定間隔
に配列することによって、容易にエンドレス柄を作成す
ることができる。その場合、すべての交点に同じ絵柄を
配列して単純なエンドレス柄を作成することもできる
が、例えば、絵柄配列個数m、またはnが偶数値の場合
は、異なる2種類の絵柄を交互に配列してもエンドレス
柄を作成できる。さらに、複数種類の絵柄を交点間に均
等、または一定比率の位置に配列してもエンドレス柄を
作成できる。このように、本発明の版下用台紙図面作成
装置10を用いて、エンドレス条件を満たす絵柄配置図
を作図しておくことによって、複雑な構成のエンドレス
柄を、版下作成装置30上で簡単自在に作成することが
できる。
【0079】上述の方法により、コンピュータを用いた
版下作成装置30上で作成した校正用版下画像を、一
旦、カラープリンタなどの画像出力装置39で用紙に印
刷することによって、印刷物発注者に確認校正してもら
うための、いわゆる簡易プリプレスプルーフを作成でき
る。図23は、プリプレスプルーフの一例を示す。図に
おいて、「ABC」の文字列図形が単位絵柄である。版
下を作成するときは、先ず、この単位絵柄を、2組の直
線群で構成される格子図形の単位矩形を基準にデザイン
し、次に、単位絵柄を、版下作成領域を含むテープ展開
図上に絵柄配置図として重ね合わされた格子図形に沿っ
て、一定間隔に配列してエンドレス柄を構成する。この
プリプレスプルーフを用いて、例えば、テープ展開図に
相当する部分を切り出し、筒状基体に巻き付けることに
よって、螺旋テープの仕上がり状態を現物で確認するこ
とができる。
版下作成装置30上で作成した校正用版下画像を、一
旦、カラープリンタなどの画像出力装置39で用紙に印
刷することによって、印刷物発注者に確認校正してもら
うための、いわゆる簡易プリプレスプルーフを作成でき
る。図23は、プリプレスプルーフの一例を示す。図に
おいて、「ABC」の文字列図形が単位絵柄である。版
下を作成するときは、先ず、この単位絵柄を、2組の直
線群で構成される格子図形の単位矩形を基準にデザイン
し、次に、単位絵柄を、版下作成領域を含むテープ展開
図上に絵柄配置図として重ね合わされた格子図形に沿っ
て、一定間隔に配列してエンドレス柄を構成する。この
プリプレスプルーフを用いて、例えば、テープ展開図に
相当する部分を切り出し、筒状基体に巻き付けることに
よって、螺旋テープの仕上がり状態を現物で確認するこ
とができる。
【0080】次に、螺旋テープに絵柄印刷するための製
版用版下について説明する。本実施例では、版下作成装
置30を用いて、図21に示したような台紙図面上で単
位絵柄をデザインし、前記単位絵柄を、絵柄配置図を構
成する格子図形、すなわちガイドライン図形を基準に配
列して、図23に示すような校正用版下を作成した。そ
して、この校正用版下を、印刷物発注者に提示して校正
の了解を得たら、次に、製版印刷用の正式版下を作成す
る。製版印刷用の正式版下は、例えば、図21の台紙図
面に示した、印刷流れ方向のエンドレスピッチVと、印
刷幅方向のエンドレスピッチPhとで囲まれた領域が、
正式の版下作成領域となるように前記校正用版下の絵柄
を切り出して作成する。なお、実際は、印刷版を作成す
るときの殖版作業における重ね合わせや、螺旋テープ巻
き付け時の重ね代部を含め、数mmの余裕をもって大き
めに版下作成領域を設定し、前記校正用版下の絵柄のう
ち、前記余裕をみた領域の絵柄を切り出して、製版用版
下データとして使用する。
版用版下について説明する。本実施例では、版下作成装
置30を用いて、図21に示したような台紙図面上で単
位絵柄をデザインし、前記単位絵柄を、絵柄配置図を構
成する格子図形、すなわちガイドライン図形を基準に配
列して、図23に示すような校正用版下を作成した。そ
して、この校正用版下を、印刷物発注者に提示して校正
の了解を得たら、次に、製版印刷用の正式版下を作成す
る。製版印刷用の正式版下は、例えば、図21の台紙図
面に示した、印刷流れ方向のエンドレスピッチVと、印
刷幅方向のエンドレスピッチPhとで囲まれた領域が、
正式の版下作成領域となるように前記校正用版下の絵柄
を切り出して作成する。なお、実際は、印刷版を作成す
るときの殖版作業における重ね合わせや、螺旋テープ巻
き付け時の重ね代部を含め、数mmの余裕をもって大き
めに版下作成領域を設定し、前記校正用版下の絵柄のう
ち、前記余裕をみた領域の絵柄を切り出して、製版用版
下データとして使用する。
【0081】次いで、前記版下作成装置30で作成した
製版用版下の文字や図形、エンドレス柄などの版下デー
タは、版下データ記憶手段40に一旦記憶保存する。版
下データ記憶手段40の文字や図形などの版下データ
は、次に、CEPSと称される電子製版装置50に入力
され、カラースキャナ52から入力した印刷用の高解像
度写真画像と合成される。
製版用版下の文字や図形、エンドレス柄などの版下デー
タは、版下データ記憶手段40に一旦記憶保存する。版
下データ記憶手段40の文字や図形などの版下データ
は、次に、CEPSと称される電子製版装置50に入力
され、カラースキャナ52から入力した印刷用の高解像
度写真画像と合成される。
【0082】電子製版装置50としては、サイテックス
社(イスラエル)のIMPAKPSやレスポンス、クロ
スフィールド社(イギリス)のSTUDIOやクロマコ
ム、ライノタイプ・ヘル社(ドイツ)のDaVinc
i、大日本スクリーン製造(日本)のレナトス、その他
バルコグラフィックス社(ベルギー)製などを使用する
ことができる。またカラースキャナ52としては、大日
本スクリーン製造(日本)のクロマグラフ他を利用する
ことができる。
社(イスラエル)のIMPAKPSやレスポンス、クロ
スフィールド社(イギリス)のSTUDIOやクロマコ
ム、ライノタイプ・ヘル社(ドイツ)のDaVinc
i、大日本スクリーン製造(日本)のレナトス、その他
バルコグラフィックス社(ベルギー)製などを使用する
ことができる。またカラースキャナ52としては、大日
本スクリーン製造(日本)のクロマグラフ他を利用する
ことができる。
【0083】上記、電子製版装置50では、カラースキ
ャナ52を介して入力された写真の色調や階調を、演算
制御装置51を用いて修整するとともに、版下データ記
憶手段40の版下データに基づいて、拡大縮小し、所定
の寸法に切り抜いた後、前記版下作成装置30で作成し
た文字や図形、エンドレス柄などと合成して製版画像を
作成する。次いで、印刷版を製作するために、製版画像
を、例えば、グラビア彫刻機(図示せず)の彫刻データ
に変換し、製版データ記憶手段60に出力する。グラビ
ア彫刻機では、製版データ記憶手段60の彫刻データに
基づいて、製版画像を殖版しながら印刷版を彫刻し、グ
ラビア印刷用の版胴を得る。
ャナ52を介して入力された写真の色調や階調を、演算
制御装置51を用いて修整するとともに、版下データ記
憶手段40の版下データに基づいて、拡大縮小し、所定
の寸法に切り抜いた後、前記版下作成装置30で作成し
た文字や図形、エンドレス柄などと合成して製版画像を
作成する。次いで、印刷版を製作するために、製版画像
を、例えば、グラビア彫刻機(図示せず)の彫刻データ
に変換し、製版データ記憶手段60に出力する。グラビ
ア彫刻機では、製版データ記憶手段60の彫刻データに
基づいて、製版画像を殖版しながら印刷版を彫刻し、グ
ラビア印刷用の版胴を得る。
【0084】または、電子製版装置50において、製版
画像をレーザ描画機(図示せず)の描画データに変換
し、製版データ記憶手段60に出力することもできる。
レーザ描画機では、製版データ記憶手段60の描画デー
タに基づいて、印刷版に塗布されたフォトレジストに製
版画像を殖版しながら描画したのち、現像処理を行い、
さらに、エッチング液で印刷版を腐食してグラビア印刷
用の版胴を得る。さらにまた、イメージセッタと称され
るフィルム出力装置53を用いて、製版画像を殖版しな
がら、一旦製版用フィルムに露光出力した後、写真製版
法でグラビア印刷用の版胴を得ることもできる。
画像をレーザ描画機(図示せず)の描画データに変換
し、製版データ記憶手段60に出力することもできる。
レーザ描画機では、製版データ記憶手段60の描画デー
タに基づいて、印刷版に塗布されたフォトレジストに製
版画像を殖版しながら描画したのち、現像処理を行い、
さらに、エッチング液で印刷版を腐食してグラビア印刷
用の版胴を得る。さらにまた、イメージセッタと称され
るフィルム出力装置53を用いて、製版画像を殖版しな
がら、一旦製版用フィルムに露光出力した後、写真製版
法でグラビア印刷用の版胴を得ることもできる。
【0085】グラビア彫刻機としては、ライノタイプ・
ヘル社(ドイツ)のヘリオクリッショグラフ、オハイオ
エレクトリックエングレーバーズ社(米国)のオハイオ
彫刻機、大日本スクリーン製造(日本)のバルカス、な
どを使用することができる。また、レーザ描画機として
は、シンク・ラボラトリー社(日本)のブーメランと呼
ばれるフィルムレス製版システムを使用することができ
る。この他に、クロスフィールド社(イギリス)のレー
ザーグラビア、MDC社のグラボスターなどのレーザー
彫刻機も使用することができる。
ヘル社(ドイツ)のヘリオクリッショグラフ、オハイオ
エレクトリックエングレーバーズ社(米国)のオハイオ
彫刻機、大日本スクリーン製造(日本)のバルカス、な
どを使用することができる。また、レーザ描画機として
は、シンク・ラボラトリー社(日本)のブーメランと呼
ばれるフィルムレス製版システムを使用することができ
る。この他に、クロスフィールド社(イギリス)のレー
ザーグラビア、MDC社のグラボスターなどのレーザー
彫刻機も使用することができる。
【0086】(版下用台紙図面の他の作成例)次に、本
発明の版下用台紙図面作成装置で作成する螺旋テープ用
台紙図面に関し、他の作成例について説明する。前述し
たように、本実施例の版下用台紙図面作成装置では、筒
状基体に巻き付ける螺旋テープの絵柄として、図17に
示したように、3種類の絵柄配列形式に対応した台紙図
面を作成することができる。このうち、「紙管高さ指定
(エンドレス柄)」、および「紙管高さ自由(エンドレ
ス柄)」の台紙図面作成ついては、既に詳述したので、
以下に「紙管高さ指定(単一柄)」の場合の台紙図面の
作成例について説明する。
発明の版下用台紙図面作成装置で作成する螺旋テープ用
台紙図面に関し、他の作成例について説明する。前述し
たように、本実施例の版下用台紙図面作成装置では、筒
状基体に巻き付ける螺旋テープの絵柄として、図17に
示したように、3種類の絵柄配列形式に対応した台紙図
面を作成することができる。このうち、「紙管高さ指定
(エンドレス柄)」、および「紙管高さ自由(エンドレ
ス柄)」の台紙図面作成ついては、既に詳述したので、
以下に「紙管高さ指定(単一柄)」の場合の台紙図面の
作成例について説明する。
【0087】「紙管高さ指定(単一柄)」、以下、単に
単一柄と称す。とは、筒状基体の側面に、基体の単位長
さに対し、ただ一つの単位絵柄を形成することを指す。
この場合の絵柄配置図は、前記に説明した2組の直線群
で構成される格子図形ではなく、単に筒状基体の周長と
単位長さとで構成される筒状基体の側面展開図を示す矩
形を配列したものになる。図24に、単一柄の場合の絵
柄配置図の一例を示す。図において、Tは筒状基体の側
面展開図であり、Uは筒状基体の周長、Hは筒状基体の
単位長さを示す。また、Woは螺旋テープの正味テープ
幅を示している。
単一柄と称す。とは、筒状基体の側面に、基体の単位長
さに対し、ただ一つの単位絵柄を形成することを指す。
この場合の絵柄配置図は、前記に説明した2組の直線群
で構成される格子図形ではなく、単に筒状基体の周長と
単位長さとで構成される筒状基体の側面展開図を示す矩
形を配列したものになる。図24に、単一柄の場合の絵
柄配置図の一例を示す。図において、Tは筒状基体の側
面展開図であり、Uは筒状基体の周長、Hは筒状基体の
単位長さを示す。また、Woは螺旋テープの正味テープ
幅を示している。
【0088】単一柄の場合の絵柄配置図は、図24に示
すように、先ず、螺旋テープ幅Woの一端に、螺旋テー
プの巻き付け開始位置を示す起点Pを設定する。次に、
螺旋テープの他端に、筒状基体の周長Uに対応する原点
Oを設定する。次いで、螺旋テープの印刷流れ方向と角
度γをなす、前記点P、Oを結ぶ、筒状基体の周方向を
示す直線Xを得る。絵柄配置図は、先ず、筒状基体の側
面展開図を示す矩形Tを、前記直線Xに沿って、筒状基
体の周長Uの間隔で一列に配列する。次に、螺旋テープ
の正味テープ幅Woを示す平行線上の点K、Jに、起点
Pを頂点とする側面展開図の矩形Tをずらして配置す
る。同様に点P’上にも矩形Tを配置し、それぞれ直線
Xと平行の方向に、筒状基体の周長Uの間隔で一列に矩
形Tを配列する。
すように、先ず、螺旋テープ幅Woの一端に、螺旋テー
プの巻き付け開始位置を示す起点Pを設定する。次に、
螺旋テープの他端に、筒状基体の周長Uに対応する原点
Oを設定する。次いで、螺旋テープの印刷流れ方向と角
度γをなす、前記点P、Oを結ぶ、筒状基体の周方向を
示す直線Xを得る。絵柄配置図は、先ず、筒状基体の側
面展開図を示す矩形Tを、前記直線Xに沿って、筒状基
体の周長Uの間隔で一列に配列する。次に、螺旋テープ
の正味テープ幅Woを示す平行線上の点K、Jに、起点
Pを頂点とする側面展開図の矩形Tをずらして配置す
る。同様に点P’上にも矩形Tを配置し、それぞれ直線
Xと平行の方向に、筒状基体の周長Uの間隔で一列に矩
形Tを配列する。
【0089】なお、前記単一柄の絵柄配置図における、
印刷流れ方向のエンドレスピッチは、直線PK、OJ、
またはP’Oで示される長さである。図25は、上記単
一柄の絵柄配置図におけるエンドレスピッチを説明する
ための平面図である。単一柄の場合の絵柄配置図を作成
するとき、筒状基体の寸法として、周長U、単位長さH
が与えられ、また螺旋テープの寸法として、テープ幅W
と重ね代Z、すなわち、正味テープ幅Wo=W−Zが与
えられる。従って、螺旋テープの印刷流れ方向と、筒状
基体の周方向を示す直線とのなす角度をγとすると、図
25に示すように、三角形OPK’において、sinγ
=正味テープ幅Wo/筒状基体の周長Uで示され、また
三角形O’PKにおいて、sinγ=筒状基体の単位長
さH/エンドレスピッチPKで示される。前記2式よ
り、エンドレスピッチPK=筒状基体の単位長さH×筒
状基体の周長U÷正味テープ幅Woで求められる。ま
た、螺旋テープのテープ展開図は、図27に示すよう
に、螺旋テープの正味テープ幅Woにおいて、平行四辺
形POJKで示される。
印刷流れ方向のエンドレスピッチは、直線PK、OJ、
またはP’Oで示される長さである。図25は、上記単
一柄の絵柄配置図におけるエンドレスピッチを説明する
ための平面図である。単一柄の場合の絵柄配置図を作成
するとき、筒状基体の寸法として、周長U、単位長さH
が与えられ、また螺旋テープの寸法として、テープ幅W
と重ね代Z、すなわち、正味テープ幅Wo=W−Zが与
えられる。従って、螺旋テープの印刷流れ方向と、筒状
基体の周方向を示す直線とのなす角度をγとすると、図
25に示すように、三角形OPK’において、sinγ
=正味テープ幅Wo/筒状基体の周長Uで示され、また
三角形O’PKにおいて、sinγ=筒状基体の単位長
さH/エンドレスピッチPKで示される。前記2式よ
り、エンドレスピッチPK=筒状基体の単位長さH×筒
状基体の周長U÷正味テープ幅Woで求められる。ま
た、螺旋テープのテープ展開図は、図27に示すよう
に、螺旋テープの正味テープ幅Woにおいて、平行四辺
形POJKで示される。
【0090】次に、図24に示した単一柄の場合におけ
る絵柄配置図を利用し、版下作成装置において単位絵柄
を配列して、螺旋テープの校正用版下を作成する方法に
ついて説明する。先ず、図24に示した筒状基体の側面
展開図を示す矩形Tにおいて単位絵柄をデザインし、次
に、この単位絵柄を、筒状基体の周方向を示す直線Xと
平行に配列された各矩形のガイドライン図形に沿って、
複製レイアウトすることによって、螺旋テープ用の校正
用版下を作成することができる。筒状基体の側面展開図
を示す矩形Tにおいて、単位絵柄をデザインするとき
は、例えば、図28に示すような手順で行う。先ず、図
28(a)に示すように、絵柄配置図における基本とな
る側面展開図の矩形Tを、原点Oを起点にして、同図
(b)に示す筒状基体を正面から見たときの正位置まで
回転し、次ぎに、正位置において矩形T内に絵柄をデザ
インする。次いで、絵柄をデザインした矩形Tを同図
(c)に示す元の位置まで回転することにより、螺旋テ
ープに対して所定の角度で傾斜した単位絵柄を作成する
ことができる。
る絵柄配置図を利用し、版下作成装置において単位絵柄
を配列して、螺旋テープの校正用版下を作成する方法に
ついて説明する。先ず、図24に示した筒状基体の側面
展開図を示す矩形Tにおいて単位絵柄をデザインし、次
に、この単位絵柄を、筒状基体の周方向を示す直線Xと
平行に配列された各矩形のガイドライン図形に沿って、
複製レイアウトすることによって、螺旋テープ用の校正
用版下を作成することができる。筒状基体の側面展開図
を示す矩形Tにおいて、単位絵柄をデザインするとき
は、例えば、図28に示すような手順で行う。先ず、図
28(a)に示すように、絵柄配置図における基本とな
る側面展開図の矩形Tを、原点Oを起点にして、同図
(b)に示す筒状基体を正面から見たときの正位置まで
回転し、次ぎに、正位置において矩形T内に絵柄をデザ
インする。次いで、絵柄をデザインした矩形Tを同図
(c)に示す元の位置まで回転することにより、螺旋テ
ープに対して所定の角度で傾斜した単位絵柄を作成する
ことができる。
【0091】前述のごとき方法でデザインを終えた矩形
Tの単位絵柄を、次いで、図24に示した絵柄配置図
の、各矩形のガイドライン図形に合わせて配列し、校正
用版下を得る。前記方法で、螺旋テープ用に単位絵柄を
配列した校正用版下の一例を、図29に示す。同図は、
単位長さH=90mm、直径φ=50mmの筒状基体の
外側面に、テープ幅W=70mm、重ね代Z=3mmの
螺旋テープを巻き付けて、「ABC」の文字列図形を単
一柄として形成するときの校正用版下の例を示してい
る。さらに、前記校正用版下を基にして、製版用版下を
作成するときは、図30にハッチングで示すように、筒
状基体に螺旋テープを巻き付けるときの起点Pを基準
に、印刷流れ方向がエンドレスピッチV、印刷幅方向が
正味テープ幅Woとなる矩形の領域を版下作成領域Dと
して、校正用版下の絵柄を切り出し製版用版下とする。
なお、実際の製版用版下は、螺旋テープの端部に設けら
れた重ね代部も含め、上下左右に数mmの余裕をもたせ
て作成する。
Tの単位絵柄を、次いで、図24に示した絵柄配置図
の、各矩形のガイドライン図形に合わせて配列し、校正
用版下を得る。前記方法で、螺旋テープ用に単位絵柄を
配列した校正用版下の一例を、図29に示す。同図は、
単位長さH=90mm、直径φ=50mmの筒状基体の
外側面に、テープ幅W=70mm、重ね代Z=3mmの
螺旋テープを巻き付けて、「ABC」の文字列図形を単
一柄として形成するときの校正用版下の例を示してい
る。さらに、前記校正用版下を基にして、製版用版下を
作成するときは、図30にハッチングで示すように、筒
状基体に螺旋テープを巻き付けるときの起点Pを基準
に、印刷流れ方向がエンドレスピッチV、印刷幅方向が
正味テープ幅Woとなる矩形の領域を版下作成領域Dと
して、校正用版下の絵柄を切り出し製版用版下とする。
なお、実際の製版用版下は、螺旋テープの端部に設けら
れた重ね代部も含め、上下左右に数mmの余裕をもたせ
て作成する。
【0092】以上、詳細に説明した如く、本実施例の版
下用台紙図面作成装置は、あらかじめ複数種類の螺旋テ
ープの仮想展開図を記憶しておき、その中から所望の螺
旋テープの種類を選択し、次いで、螺旋テープの寸法値
や、螺旋テープを巻き付ける筒状基体の寸法値を与える
だけで、種々の異なった形状や寸法の螺旋テープ展開図
を作成することができる。また、絵柄配列条件を決める
簡単なパラメータ数値を入力するだけで、単位絵柄を配
列してエンドレス柄を作成するための絵柄配置図を、前
記展開図に重ね合わせて作図し、版下用台紙図面を作成
することができる。このとき、版下や製版、印刷、加工
に必要な寸法線やレジスタマーク、表題欄などの図形
を、前期螺旋テープ展開図や絵柄配置図に合わせて自動
的、かつ正確に作図できるので、台紙図面作成時の作業
負荷を軽減できる。
下用台紙図面作成装置は、あらかじめ複数種類の螺旋テ
ープの仮想展開図を記憶しておき、その中から所望の螺
旋テープの種類を選択し、次いで、螺旋テープの寸法値
や、螺旋テープを巻き付ける筒状基体の寸法値を与える
だけで、種々の異なった形状や寸法の螺旋テープ展開図
を作成することができる。また、絵柄配列条件を決める
簡単なパラメータ数値を入力するだけで、単位絵柄を配
列してエンドレス柄を作成するための絵柄配置図を、前
記展開図に重ね合わせて作図し、版下用台紙図面を作成
することができる。このとき、版下や製版、印刷、加工
に必要な寸法線やレジスタマーク、表題欄などの図形
を、前期螺旋テープ展開図や絵柄配置図に合わせて自動
的、かつ正確に作図できるので、台紙図面作成時の作業
負荷を軽減できる。
【0093】(本装置の他の実施例)本実施例では、版
下作成用の台紙データ記憶手段として光磁気ディスクを
用いたが、これに限定されることなく、他のデータ記憶
媒体を使用してもよい。また、本装置と版下作成装置、
版下作成装置と電子製版装置、電子製版装置とグラビア
刷版機における各装置間でのデータ伝達に記憶媒体を介
したが、LAN(ローカルエリアネットワーク)やWA
N(広域ネットワーク)などの通信線を介してデータ伝
送する方式でもよい。また、本実施例では、本装置と版
下作成装置とを、別々の装置として説明したが、一台の
パーソナルコンピュータを共用してもよい。この場合
は、1台のコンピュータに台紙図面作成用のソフトと版
下作成用のソフトとを搭載し、それぞれのソフトを切り
替えて使用するように構成する。
下作成用の台紙データ記憶手段として光磁気ディスクを
用いたが、これに限定されることなく、他のデータ記憶
媒体を使用してもよい。また、本装置と版下作成装置、
版下作成装置と電子製版装置、電子製版装置とグラビア
刷版機における各装置間でのデータ伝達に記憶媒体を介
したが、LAN(ローカルエリアネットワーク)やWA
N(広域ネットワーク)などの通信線を介してデータ伝
送する方式でもよい。また、本実施例では、本装置と版
下作成装置とを、別々の装置として説明したが、一台の
パーソナルコンピュータを共用してもよい。この場合
は、1台のコンピュータに台紙図面作成用のソフトと版
下作成用のソフトとを搭載し、それぞれのソフトを切り
替えて使用するように構成する。
【0094】(版下用台紙図面の他の実施例)本実施例
では、筒状基体に巻き付ける螺旋テープの版下用台紙図
面について例示したが、ラベルやシール、あるいはカッ
プの胴部材、建材の壁紙や商品の包装紙などについて
も、本装置を使用して容易にエンドレス柄を作成するた
めの版下用台紙図面を作図できることは明白である。
では、筒状基体に巻き付ける螺旋テープの版下用台紙図
面について例示したが、ラベルやシール、あるいはカッ
プの胴部材、建材の壁紙や商品の包装紙などについて
も、本装置を使用して容易にエンドレス柄を作成するた
めの版下用台紙図面を作図できることは明白である。
【0095】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明の版
下用台紙図面作成装置は、請求項1に示すように、筒状
基体の外側面、または内側面に斜めに巻き付ける螺旋テ
ープに絵柄を印刷するための、版下用台紙図面を作成す
る装置であって、筒状基体の寸法と、螺旋テープの巻き
付け寸法と、螺旋テープの巻き付け面とを入力指定する
手段と、入力された筒状基体の寸法と、螺旋テープの巻
き付け寸法、および指定された巻き付け面とに基づい
て、単位絵柄を配列するための複数種類の絵柄配置図を
作成する手段と、前記絵柄配置図を、ガイドライン図形
に変換するデータ形式変換手段とを備えているので、種
々の寸法の筒状基体や、螺旋テープの巻き付け寸法およ
び筒状基体への巻き付け面に対応して、螺旋テープに印
刷する絵柄を簡便かつ正確に配列することができる版下
用台紙図面を作成することができる。また、種々の形式
の絵柄配置図を自動的に作図でき、様々なデザインやレ
イアウトの螺旋テープを容易に作成することができる。
さらに、螺旋テープの版下作成作業を省力化できる効果
を有する。
下用台紙図面作成装置は、請求項1に示すように、筒状
基体の外側面、または内側面に斜めに巻き付ける螺旋テ
ープに絵柄を印刷するための、版下用台紙図面を作成す
る装置であって、筒状基体の寸法と、螺旋テープの巻き
付け寸法と、螺旋テープの巻き付け面とを入力指定する
手段と、入力された筒状基体の寸法と、螺旋テープの巻
き付け寸法、および指定された巻き付け面とに基づい
て、単位絵柄を配列するための複数種類の絵柄配置図を
作成する手段と、前記絵柄配置図を、ガイドライン図形
に変換するデータ形式変換手段とを備えているので、種
々の寸法の筒状基体や、螺旋テープの巻き付け寸法およ
び筒状基体への巻き付け面に対応して、螺旋テープに印
刷する絵柄を簡便かつ正確に配列することができる版下
用台紙図面を作成することができる。また、種々の形式
の絵柄配置図を自動的に作図でき、様々なデザインやレ
イアウトの螺旋テープを容易に作成することができる。
さらに、螺旋テープの版下作成作業を省力化できる効果
を有する。
【0096】また、本発明の版下用台紙図面作成装置
は、請求項2に示すように、請求項1の発明に加えて、
単位絵柄の配列個数または配列間隔と、単位絵柄の配列
方向および配列角度とを入力する手段と、入力された配
列個数または配列間隔と、配列方向および配列角度とに
基づいて、単位絵柄をエンドレスに配列するための正規
化された座標位置を演算するエンドレス条件正規化手段
と、前記エンドレス条件正規化手段で得られた座標位置
に基づいて、単位絵柄をエンドレスに配列するための格
子図形を配した絵柄配置図を作図する作図手段とを備え
ているので、エンドレス条件を満たす様々な形状の格子
図形を配した絵柄配置図を、版下用台紙図面上に正確か
つ簡便に作図でき、また、螺旋テープにおけるエンドレ
ス柄の絵柄配列状態を、台紙図面上であらかじめ確認す
ることもでき、エンドレスな絵柄印刷の品質を向上でき
る効果がある。
は、請求項2に示すように、請求項1の発明に加えて、
単位絵柄の配列個数または配列間隔と、単位絵柄の配列
方向および配列角度とを入力する手段と、入力された配
列個数または配列間隔と、配列方向および配列角度とに
基づいて、単位絵柄をエンドレスに配列するための正規
化された座標位置を演算するエンドレス条件正規化手段
と、前記エンドレス条件正規化手段で得られた座標位置
に基づいて、単位絵柄をエンドレスに配列するための格
子図形を配した絵柄配置図を作図する作図手段とを備え
ているので、エンドレス条件を満たす様々な形状の格子
図形を配した絵柄配置図を、版下用台紙図面上に正確か
つ簡便に作図でき、また、螺旋テープにおけるエンドレ
ス柄の絵柄配列状態を、台紙図面上であらかじめ確認す
ることもでき、エンドレスな絵柄印刷の品質を向上でき
る効果がある。
【図1】 筒状基体に螺旋テープを巻き付けている状態
を示す外観斜視図である。
を示す外観斜視図である。
【図2】 螺旋テープの一例を示す外観斜視図である。
【図3】 螺旋テープに印刷されている絵柄の配列例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図4】 エンドレス柄を作成するための作図方法の説
明図である。
明図である。
【図5】 他のエンドレス柄を作成するための作図方法
の説明図である。
の説明図である。
【図6】 単位絵柄を傾斜配列するための格子図形の一
例である。
例である。
【図7】 単位絵柄を螺旋配列するための格子図形の一
例である。
例である。
【図8】 単位絵柄を螺旋配列するための他の格子図形
の一例である。
の一例である。
【図9】 版下用台紙図面の構成例である。
【図10】 本装置の構成を示すブロック図である。
【図11】 本装置のより詳細な構成を示すブロック図
である。
である。
【図12】 本装置の作用動作を示すフロー図の一部で
ある。
ある。
【図13】 本装置の作用動作を示すフロー図の一部で
ある。
ある。
【図14】 本装置のメインメニューを示す画面表示の
一例である。
一例である。
【図15】 台紙図面の種類を選択するメニュー表示画
面の一例である。
面の一例である。
【図16】 螺旋テープ用台紙図面のデータ入力画面表
示の一例である。
示の一例である。
【図17】 絵柄配列形式の種類を選択する画面表示の
一例である。
一例である。
【図18】 外巻き螺旋テープの絵柄配列方向を示す斜
視図である。
視図である。
【図19】 内巻き螺旋テープの絵柄配列方向を示す斜
視図である。
視図である。
【図20】 螺旋テープ展開図の種類を示す平面図であ
る。
る。
【図21】 本装置で作成した版下用台紙図面の一例で
ある。
ある。
【図22】 版下作成装置および製版装置の一例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図23】 エンドレス柄における校正用版下の一例で
ある。
ある。
【図24】 単一柄用絵柄配置図の一例である。
【図25】 単一柄用絵柄配置図におけるエンドレスピ
ッチの説明図である。
ッチの説明図である。
【図26】 台紙図面に貼り込む表題欄の一例である。
【図27】 単一柄用テープ展開図の説明図である。
【図28】 単位絵柄のデザイン方法の説明図である。
【図29】 単一柄における校正用版下の一例である。
【図30】 単一柄における製版用版下の作成方法の説
明図である。
明図である。
A 台紙図面 B 絵柄配置図 C テープ展開図 D 版下作成領域 T 筒状基体の側面展開図 U 筒状基体の周長 φ 筒状基体の直径 H 筒状基体の単位長さ W 螺旋テープの幅 Z 重ね代 Wo 正味テープ幅 L 単位テープ長 X 周方向直線 Y 軸方向直線 O、O’ 原点 P、P’ 起点 Q、Q’ 交点 J、K テープ展開図を示す点 γ 螺旋テープの巻き付け角度 m、n 単位絵柄の配列個数 Px、Py 単位絵柄の配列間隔 a、a’、a”、b 単位絵柄の配列間隔 α、α’、β 単位絵柄の配列角度 R、S 直線群 V、V’ 印刷流れ方向のエンドレスピッチ Ph、Ph’、Ph” 印刷幅方向のエンドレスピッチ Pv、Pv’、Pv” 印刷流れ方向のずらし量 1 筒状基体 2 螺旋テープ 8 ガイドライン図形 9 版下図形 10 版下用台紙図面作成装置 11 演算制御装置 12 記憶装置 12a 展開図データベース 12b 台紙図面構成部品データベース 13 入力操作手段 14 台紙図面作図手段 15 テープ展開図生成手段 16 絵柄配置図重合手段 17 寸法線付加手段 18 レジスタマーク配置手段 19 標題欄貼込手段 20 エンドレス条件正規化手段 21 データ形式変換手段 22 画像メモリ 23 表示装置 25 台紙データ記憶手段
Claims (2)
- 【請求項1】 筒状基体の外側面、または内側面に斜め
に巻き付ける螺旋テープに絵柄を印刷するための、版下
用台紙図面を作成する装置であって、筒状基体の寸法
と、螺旋テープの巻き付け寸法と、螺旋テープの巻き付
け面とを入力指定する手段と、入力された筒状基体の寸
法と、螺旋テープの巻き付け寸法、および指定された巻
き付け面とに基づいて、単位絵柄を配列するための複数
種類の絵柄配置図を作成する手段と、前記絵柄配置図
を、ガイドライン図形に変換するデータ形式変換手段
と、を備えていることを特徴とする版下用台紙図面作成
装置。 - 【請求項2】 単位絵柄の配列個数または配列間隔と、
単位絵柄の配列方向および配列角度とを入力する手段
と、入力された配列個数または配列間隔と、配列方向お
よび配列角度とに基づいて、単位絵柄をエンドレスに配
列するための正規化された座標位置を演算するエンドレ
ス条件正規化手段と、前記エンドレス条件正規化手段で
得られた座標位置に基づいて、単位絵柄をエンドレスに
配列するための格子図形を配した絵柄配置図を作図する
作図手段と、を備えていることを特徴とする請求項1に
記載の版下用台紙図面作成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29502597A JPH11119408A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 版下用台紙図面作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29502597A JPH11119408A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 版下用台紙図面作成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11119408A true JPH11119408A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17815360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29502597A Withdrawn JPH11119408A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 版下用台紙図面作成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11119408A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023044247A (ja) * | 2021-09-17 | 2023-03-30 | カシオ計算機株式会社 | テープ設定方法、印刷装置及びプログラム |
-
1997
- 1997-10-14 JP JP29502597A patent/JPH11119408A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023044247A (ja) * | 2021-09-17 | 2023-03-30 | カシオ計算機株式会社 | テープ設定方法、印刷装置及びプログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |