JPH1111958A - 光学素子及びその製造方法並びに光学素子の製造装置 - Google Patents
光学素子及びその製造方法並びに光学素子の製造装置Info
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- JPH1111958A JPH1111958A JP9175291A JP17529197A JPH1111958A JP H1111958 A JPH1111958 A JP H1111958A JP 9175291 A JP9175291 A JP 9175291A JP 17529197 A JP17529197 A JP 17529197A JP H1111958 A JPH1111958 A JP H1111958A
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- C03B7/10—Cutting-off or severing the glass flow with the aid of knives or scissors or non-contacting cutting means, e.g. a gas jet; Construction of the blades used
- C03B7/12—Cutting-off or severing a free-hanging glass stream, e.g. by the combination of gravity and surface tension forces
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- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B19/00—Other methods of shaping glass
- C03B19/10—Forming beads
- C03B19/1005—Forming solid beads
- C03B19/1055—Forming solid beads by extruding, e.g. dripping molten glass in a gaseous atmosphere
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- C03B21/00—Severing glass sheets, tubes or rods while still plastic
- C03B21/06—Severing glass sheets, tubes or rods while still plastic by flashing-off, burning-off or fusing
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- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B7/00—Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
- C03B7/005—Controlling, regulating or measuring
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/50—Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 形状精度や重量精度及び光学特性を向上
させることができるとともに、滴下に要する時間を大幅
に短縮できる光学素子の製造方法、並びにこの方法によ
り得られた光学素子を提供すること。 【解決手段】 溶融状態のガラスから線状体2aを形成
し、この線状体2aを加熱して前記線状体2aからガラ
スを滴下させることにより光学素子8を得ることを特徴
とする。また、線状体をガラス転移温度に維持したまま
ガラス滴下を行う。
させることができるとともに、滴下に要する時間を大幅
に短縮できる光学素子の製造方法、並びにこの方法によ
り得られた光学素子を提供すること。 【解決手段】 溶融状態のガラスから線状体2aを形成
し、この線状体2aを加熱して前記線状体2aからガラ
スを滴下させることにより光学素子8を得ることを特徴
とする。また、線状体をガラス転移温度に維持したまま
ガラス滴下を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
クの光ピックアップ用のレンズ等に用いる光学素子及び
その製造方法に関する。
クの光ピックアップ用のレンズ等に用いる光学素子及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学素子の製造方法としては、図
2に示すように、溶融状態のガラスを滴下して光学素子
を製造する方法が多く用いられている。すなわち、図2
に示すように、溶融状態のガラス(以下、溶融ガラスと
省略する)12を溜めたガラス溶融容器11の下方に受
け部16を配置し、ガラス溶融容器11内に挿入された
プランジャー13を上昇させてガラス溶融容器11の下
部のガラス流出孔14より球状化した溶融ガラス15を
受け部16に滴下し、これにより光学素子17を得るも
のである。
2に示すように、溶融状態のガラスを滴下して光学素子
を製造する方法が多く用いられている。すなわち、図2
に示すように、溶融状態のガラス(以下、溶融ガラスと
省略する)12を溜めたガラス溶融容器11の下方に受
け部16を配置し、ガラス溶融容器11内に挿入された
プランジャー13を上昇させてガラス溶融容器11の下
部のガラス流出孔14より球状化した溶融ガラス15を
受け部16に滴下し、これにより光学素子17を得るも
のである。
【0003】この場合、製造する光学素子17の形状或
いは重量の調整は、通常ガラス溶融容器11のガラス流
出孔14の孔径の大きさを変化させることにより行う。
いは重量の調整は、通常ガラス溶融容器11のガラス流
出孔14の孔径の大きさを変化させることにより行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記製
造方法においては、光学素子17の形状或いは重量を小
さくすればするほど、すなわちガラス流出孔の孔径を小
さくすればするほど、相対的に溶融ガラスに対するガラ
ス流出孔の孔内壁面抵抗が大きくなり、また、ガラス流
出孔から流出した溶融ガラスの表面張力の影響が大きく
なる。
造方法においては、光学素子17の形状或いは重量を小
さくすればするほど、すなわちガラス流出孔の孔径を小
さくすればするほど、相対的に溶融ガラスに対するガラ
ス流出孔の孔内壁面抵抗が大きくなり、また、ガラス流
出孔から流出した溶融ガラスの表面張力の影響が大きく
なる。
【0005】このため、受け部16に対して滴下する際
の精度が低下して、得られる光学素子17の形状や重量
の精度が低下したり、或いは滴下に要する時間が著しく
長くなる等の問題が生じる。
の精度が低下して、得られる光学素子17の形状や重量
の精度が低下したり、或いは滴下に要する時間が著しく
長くなる等の問題が生じる。
【0006】本発明はこれら課題に鑑み為されたもので
あり、大径状の光学素子の製造は言うに及ばず、小径状
の光学素子の製造においても形状精度や重量精度及び光
学特性を向上させることができるとともに、滴下に要す
る時間を大幅に短縮できる光学素子の製造方法、並びに
この方法により得られた光学素子を提供することを目的
とする。
あり、大径状の光学素子の製造は言うに及ばず、小径状
の光学素子の製造においても形状精度や重量精度及び光
学特性を向上させることができるとともに、滴下に要す
る時間を大幅に短縮できる光学素子の製造方法、並びに
この方法により得られた光学素子を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の手段を講じた。
に、本発明は以下の手段を講じた。
【0008】請求項1に記載の発明は、溶融状態のガラ
スから線状体を形成し、この線状体を加熱して前記線状
体からガラスを滴下させることにより光学素子を得る構
成を採る。
スから線状体を形成し、この線状体を加熱して前記線状
体からガラスを滴下させることにより光学素子を得る構
成を採る。
【0009】この構成によれば、溶融状態のガラスを線
状体にしているので、ガラス収容容器のガラス流出孔の
径が小さくても、溶融ガラスに対するガラス流出孔の孔
内壁面抵抗や溶融ガラスの表面張力を物理的に低下させ
ることができる。しかも、溶融ガラスに対するガラス流
出孔の孔内壁面抵抗や溶融ガラスの表面張力の影響を抑
えることができるので、個々の光学素子の製造に要する
時間を短くすることができる。
状体にしているので、ガラス収容容器のガラス流出孔の
径が小さくても、溶融ガラスに対するガラス流出孔の孔
内壁面抵抗や溶融ガラスの表面張力を物理的に低下させ
ることができる。しかも、溶融ガラスに対するガラス流
出孔の孔内壁面抵抗や溶融ガラスの表面張力の影響を抑
えることができるので、個々の光学素子の製造に要する
時間を短くすることができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、溶融状態のガラスを線引きすることに
より線状体を形成する構成を採る。
の発明において、溶融状態のガラスを線引きすることに
より線状体を形成する構成を採る。
【0011】この構成によれば、溶融状態のガラスから
容易に線状体を得ることができ、効率良く形状又は重量
精度の高い光学素子を得ることができる。
容易に線状体を得ることができ、効率良く形状又は重量
精度の高い光学素子を得ることができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、線状体形成からガラス滴
下までを連続的に行う構成を採る。
求項2に記載の発明において、線状体形成からガラス滴
下までを連続的に行う構成を採る。
【0013】この構成によれば、溶融ガラスに表面張力
の影響を抑えながら光学素子を得ることができる。
の影響を抑えながら光学素子を得ることができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載の発明において、線状体をガラ
ス転移温度に維持したままガラス滴下を行う構成を採
る。
求項3のいずれかに記載の発明において、線状体をガラ
ス転移温度に維持したままガラス滴下を行う構成を採
る。
【0015】この構成によれば、ガラスに不均一な体積
収縮の熱履歴を与えることを防止でき、均質で高精度な
光学素子を得ることができる。
収縮の熱履歴を与えることを防止でき、均質で高精度な
光学素子を得ることができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載の発明において、線状体の径を
調整する構成を採る。
求項4のいずれかに記載の発明において、線状体の径を
調整する構成を採る。
【0017】この構成によれば、得られる光学素子の形
状や重量を精度良く調整することができる。
状や重量を精度良く調整することができる。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5のいずれかに記載の発明において、線状体の軸方
向とガラス滴下方向がほぼ同じである構成を採る。
求項5のいずれかに記載の発明において、線状体の軸方
向とガラス滴下方向がほぼ同じである構成を採る。
【0019】この構成によれば、溶融ガラスのガラス収
容容器からの流出、溶融ガラスの線状化、及び加熱滴下
を同一軸に沿って行うことができるので、線状体形成か
らガラス滴下までの工程をスムーズに行うことができ
る。
容容器からの流出、溶融ガラスの線状化、及び加熱滴下
を同一軸に沿って行うことができるので、線状体形成か
らガラス滴下までの工程をスムーズに行うことができ
る。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項6のいずれかに記載の方法により製造された光学素
子を提供する。
求項6のいずれかに記載の方法により製造された光学素
子を提供する。
【0021】このようにして得られた光学素子は、溶融
ガラスに対するガラス流出孔の孔内壁面抵抗や溶融ガラ
スの表面張力の影響が抑えられた状態で製造されている
ので、形状や重量等が精度良く調整されたものである。
ガラスに対するガラス流出孔の孔内壁面抵抗や溶融ガラ
スの表面張力の影響が抑えられた状態で製造されている
ので、形状や重量等が精度良く調整されたものである。
【0022】請求項8に示す発明は、溶融状態のガラス
を収容し、このガラスを流出させる流出孔を有するガラ
ス収容容器と、このガラス収容容器から流出したガラス
を線状体にする線状体形成手段と、前記線状体を加熱す
る手段と、加熱された線状体から滴下されたガラスを受
けて光学素子を得る素子受容手段とを具備する構成を採
る。
を収容し、このガラスを流出させる流出孔を有するガラ
ス収容容器と、このガラス収容容器から流出したガラス
を線状体にする線状体形成手段と、前記線状体を加熱す
る手段と、加熱された線状体から滴下されたガラスを受
けて光学素子を得る素子受容手段とを具備する構成を採
る。
【0023】この構成によれば、線状体形成手段によ
り、ガラス収容容器から流出した溶融ガラスを強制的に
線状体にすることができる。これにより、溶融ガラスに
対するガラス流出孔の孔内壁面抵抗や溶融ガラスの表面
張力の影響を物理的に抑えることができる。
り、ガラス収容容器から流出した溶融ガラスを強制的に
線状体にすることができる。これにより、溶融ガラスに
対するガラス流出孔の孔内壁面抵抗や溶融ガラスの表面
張力の影響を物理的に抑えることができる。
【0024】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の発明において、ガラス流出孔及び線状体形成手段の少
なくとも一方により線状体の径を調整する構成を採る。
の発明において、ガラス流出孔及び線状体形成手段の少
なくとも一方により線状体の径を調整する構成を採る。
【0025】この構成によれば、所望の形状や重量の光
学素子を精度良く得ることができる。
学素子を精度良く得ることができる。
【0026】請求項10に記載の発明は、請求項8又は
請求項9に記載の発明において、線状体の温度をガラス
のガラス転移温度に維持する手段を備えている構成を採
る。
請求項9に記載の発明において、線状体の温度をガラス
のガラス転移温度に維持する手段を備えている構成を採
る。
【0027】この構成によれば、ガラスに不均一な体積
収縮の熱履歴を与えることなしに光学素子を得ることが
できるので、均質で高精度な高品質な光学素子を得るこ
とができる。
収縮の熱履歴を与えることなしに光学素子を得ることが
できるので、均質で高精度な高品質な光学素子を得るこ
とができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の
一実施の形態の光学素子の製造方法に用いる製造装置を
示す断面図である。
添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の
一実施の形態の光学素子の製造方法に用いる製造装置を
示す断面図である。
【0029】図1において、参照符号1は抵抗加熱等の
方法で均一に加熱された溶融状態のガラスを収容するガ
ラス収容容器を示す。ガラス収容容器1内には、数十ポ
イズ〜百ポイズ程度の線引き下げ可能な粘度に調整さ
れ、かつ、均質な状態に保たれた溶融ガラス2が溜めら
れている。
方法で均一に加熱された溶融状態のガラスを収容するガ
ラス収容容器を示す。ガラス収容容器1内には、数十ポ
イズ〜百ポイズ程度の線引き下げ可能な粘度に調整さ
れ、かつ、均質な状態に保たれた溶融ガラス2が溜めら
れている。
【0030】ガラス収容容器1の下部は、下方になるに
したがって縮径する形状になっており、その底部中央に
は、ガラス流出孔4が設けられている。また、ガラス収
容容器1内には、プランジャー3が上下方向に移動可能
に挿入されている。このプランジャー3には、ガラス流
出孔4よりも大きい径の大径部3aと、大径部3aより
先端側には、ガラス流出孔4よりも僅かに小さい小径部
3bとが形成されている。したがって、プランジャー3
を下げて小径部3bをガラス流出孔4に嵌合した状態で
ガラス流出孔4が閉塞されて溶融ガラスの供給が停止
し、プランジャー3を上げた状態でガラス流出孔4が開
放された溶融ガラスがガラス流出孔4の先端側の溜め部
4aに溜められるようになっている。
したがって縮径する形状になっており、その底部中央に
は、ガラス流出孔4が設けられている。また、ガラス収
容容器1内には、プランジャー3が上下方向に移動可能
に挿入されている。このプランジャー3には、ガラス流
出孔4よりも大きい径の大径部3aと、大径部3aより
先端側には、ガラス流出孔4よりも僅かに小さい小径部
3bとが形成されている。したがって、プランジャー3
を下げて小径部3bをガラス流出孔4に嵌合した状態で
ガラス流出孔4が閉塞されて溶融ガラスの供給が停止
し、プランジャー3を上げた状態でガラス流出孔4が開
放された溶融ガラスがガラス流出孔4の先端側の溜め部
4aに溜められるようになっている。
【0031】ガラス収容容器1の下方には、線状体形成
手段である線引き下げ用の回転治具5が配置されてい
る。この回転治具5は、側面に凹部を有する一対のロー
ラで構成されており、対面する凹部により形成される領
域に溶融ガラスが通過するように構成されている。した
がって、回転治具の回転により溶融ガラスから線状体2
aが形成される。線引き下げ用の回転治具の材料として
は、窒化ホウ素や白金合金等の耐熱性材を用いることが
好ましい。
手段である線引き下げ用の回転治具5が配置されてい
る。この回転治具5は、側面に凹部を有する一対のロー
ラで構成されており、対面する凹部により形成される領
域に溶融ガラスが通過するように構成されている。した
がって、回転治具の回転により溶融ガラスから線状体2
aが形成される。線引き下げ用の回転治具の材料として
は、窒化ホウ素や白金合金等の耐熱性材を用いることが
好ましい。
【0032】回転治具5の下方には、加熱器6が配置さ
れている。この加熱器6は、線状体を通過させるための
通路6aが形成されている。この通路6a内に線引きさ
れて形成された線状体が通過して加熱器6により加熱さ
れるようになっている。加熱器6としては、抵抗加熱
器、ミラー集光加熱器、レーザー集光加熱器等を用いる
ことができる。
れている。この加熱器6は、線状体を通過させるための
通路6aが形成されている。この通路6a内に線引きさ
れて形成された線状体が通過して加熱器6により加熱さ
れるようになっている。加熱器6としては、抵抗加熱
器、ミラー集光加熱器、レーザー集光加熱器等を用いる
ことができる。
【0033】また、加熱器6の下部には、素子受容手段
である受け部7が配置されている。この受け部7は、加
熱器6で線状体を加熱することにより滴下させたガラス
を受けるために凹表面7aを有している。受け部7の材
料としては、窒化ホウ素やステンレス等の耐熱性材を用
いることが好ましい。
である受け部7が配置されている。この受け部7は、加
熱器6で線状体を加熱することにより滴下させたガラス
を受けるために凹表面7aを有している。受け部7の材
料としては、窒化ホウ素やステンレス等の耐熱性材を用
いることが好ましい。
【0034】上記ガラス収容容器1、回転治具5、加熱
器6、及び受け部7は、溶融ガラスから形成した線状体
の軸方向と、線状体を加熱滴下する方向とがほぼ同じと
なるように、適宜配置することが望ましい。これによ
り、溶融ガラスのガラス収容容器からの流出、溶融ガラ
スの線状化、及び加熱滴下を同一軸に沿って行うことが
でき、線状体形成からガラス滴下までの工程をスムーズ
に行うことができる。
器6、及び受け部7は、溶融ガラスから形成した線状体
の軸方向と、線状体を加熱滴下する方向とがほぼ同じと
なるように、適宜配置することが望ましい。これによ
り、溶融ガラスのガラス収容容器からの流出、溶融ガラ
スの線状化、及び加熱滴下を同一軸に沿って行うことが
でき、線状体形成からガラス滴下までの工程をスムーズ
に行うことができる。
【0035】また、線状体2aの径を調整する場合に
は、ガラス流出孔の径及び回転治具における溶融ガラス
の通路の径を調整することにより行う。これにより、得
られる光学素子の形状や重量を精度良く調整することが
できる。
は、ガラス流出孔の径及び回転治具における溶融ガラス
の通路の径を調整することにより行う。これにより、得
られる光学素子の形状や重量を精度良く調整することが
できる。
【0036】また、線状体2aをガラス転移点以上の温
度に維持するために、ガラス流出孔4の先端から加熱器
6に至る間に、抵抗加熱器やミラー集光加熱器等の加熱
手段を配置しても良い。
度に維持するために、ガラス流出孔4の先端から加熱器
6に至る間に、抵抗加熱器やミラー集光加熱器等の加熱
手段を配置しても良い。
【0037】上記構成を有する装置において光学素子を
実際に製造する場合、まず、溶融ガラス2を収容したガ
ラス収容容器1内のプランジャー3を上方向に移動させ
てガラス流出孔4を開放して溜め部4aに溶融ガラスを
滞留させる。
実際に製造する場合、まず、溶融ガラス2を収容したガ
ラス収容容器1内のプランジャー3を上方向に移動させ
てガラス流出孔4を開放して溜め部4aに溶融ガラスを
滞留させる。
【0038】次いで、ガラス流出孔4の溜め部4aに滞
留した溶融ガラスを耐熱性の挟み治具等によって引き下
げ、線引き下げ用の回転治具5のガラスが通過する領域
に導入して挟み込み、線状体が下方向に進行するように
線引き下げ用の回転治具5を連続回転(図1の矢印方
向)させる。このようにして線状体2aを形成する。そ
して、回転治具5の回転により下方向に進行する線状体
2aが同軸上の設置された加熱器6に導入される。な
お、この加熱器6は、線状体を溶融可能な温度に設定さ
れている。このように、線状体2aを形成したので、溶
融ガラス2に対するガラス流出孔4の孔内壁面抵抗及び
溶融ガラス2の相対的な表面張力を物理的に除去するこ
とができる。
留した溶融ガラスを耐熱性の挟み治具等によって引き下
げ、線引き下げ用の回転治具5のガラスが通過する領域
に導入して挟み込み、線状体が下方向に進行するように
線引き下げ用の回転治具5を連続回転(図1の矢印方
向)させる。このようにして線状体2aを形成する。そ
して、回転治具5の回転により下方向に進行する線状体
2aが同軸上の設置された加熱器6に導入される。な
お、この加熱器6は、線状体を溶融可能な温度に設定さ
れている。このように、線状体2aを形成したので、溶
融ガラス2に対するガラス流出孔4の孔内壁面抵抗及び
溶融ガラス2の相対的な表面張力を物理的に除去するこ
とができる。
【0039】その後、加熱器6に導入された線状体2a
は、先端部より溶融球状化により球化し、一定量のボリ
ュウムに達した時点で同軸上の接地位置に設けた受け部
7に滴下着到して光学素子8となる。
は、先端部より溶融球状化により球化し、一定量のボリ
ュウムに達した時点で同軸上の接地位置に設けた受け部
7に滴下着到して光学素子8となる。
【0040】次に、本発明の効果を明確にするために行
った実施例について説明する。 (実施例1)図1に示す製造装置を用いて、溶融ガラス
2を引き下げにより線状体2aとした後に、その線状体
2aを継続的に加熱器6により溶融球状化させて受け部
7に滴下着到させて光学素子8を得た。
った実施例について説明する。 (実施例1)図1に示す製造装置を用いて、溶融ガラス
2を引き下げにより線状体2aとした後に、その線状体
2aを継続的に加熱器6により溶融球状化させて受け部
7に滴下着到させて光学素子8を得た。
【0041】その結果、形状並びに重量のバラツキ精度
は平均で5%以内であった。なかでも直径5mmφ以下
の光学素子については形状並びに重量のバラツキ精度は
平均で2%以内と良好であり、また、滴下時間も従来と
比べて5〜10倍早くなった。また、このようにして製
造された光学素子は、表面状態や光学特性も良好であっ
た。
は平均で5%以内であった。なかでも直径5mmφ以下
の光学素子については形状並びに重量のバラツキ精度は
平均で2%以内と良好であり、また、滴下時間も従来と
比べて5〜10倍早くなった。また、このようにして製
造された光学素子は、表面状態や光学特性も良好であっ
た。
【0042】更に、線状体2aの径を変更したところ、
精度良く光学素子8の形状や重量を調整することができ
た。このため、所望の形状や重量の光学素子を得ること
ができた。
精度良く光学素子8の形状や重量を調整することができ
た。このため、所望の形状や重量の光学素子を得ること
ができた。
【0043】(実施例2)この実施例は、引き下げた線
状体の温度をガラス転移点以上の温度に維持したまま、
その線状体を継続的に同軸線上の下部に設けた加熱器6
内において連続して溶融滴下するものである。
状体の温度をガラス転移点以上の温度に維持したまま、
その線状体を継続的に同軸線上の下部に設けた加熱器6
内において連続して溶融滴下するものである。
【0044】実施例1と同様にして、図1に示す製造装
置を用いて、溶融ガラス2を引き下げにより線状体2a
とした後に、その線状体2aを継続的に加熱器6により
溶融球状化させて受け部7に滴下着到させて光学素子8
を得た。このとき、引き下げた溶融ガラスの温度をガラ
ス転移点以上の温度に維持したまま、回転治具5で線状
体2aを形成し、線状体2aを加熱器6に導入した。こ
の場合、線引き下げ用の回転治具の材料としては、窒化
ホウ素や白金合金等の耐熱性材を用いた。
置を用いて、溶融ガラス2を引き下げにより線状体2a
とした後に、その線状体2aを継続的に加熱器6により
溶融球状化させて受け部7に滴下着到させて光学素子8
を得た。このとき、引き下げた溶融ガラスの温度をガラ
ス転移点以上の温度に維持したまま、回転治具5で線状
体2aを形成し、線状体2aを加熱器6に導入した。こ
の場合、線引き下げ用の回転治具の材料としては、窒化
ホウ素や白金合金等の耐熱性材を用いた。
【0045】その結果、形状並びに重量のバラツキ精度
は平均で3%以内であった。なかでも直径5mmφ以下
の光学素子については形状並びに重量のバラツキ精度は
平均で1%以内と良好であり、また、滴下時間も従来と
比べて30〜40倍早くなった。更に、引き下げた溶融
ガラスの温度を熱軟化点温度近傍の温度に維持したまま
回転治具5で線状体2aを形成し、線状体2aを加熱器
6に導入したところ、形状並びに重量のバラツキ精度は
0.3%以内と非常に良好な結果を得た。
は平均で3%以内であった。なかでも直径5mmφ以下
の光学素子については形状並びに重量のバラツキ精度は
平均で1%以内と良好であり、また、滴下時間も従来と
比べて30〜40倍早くなった。更に、引き下げた溶融
ガラスの温度を熱軟化点温度近傍の温度に維持したまま
回転治具5で線状体2aを形成し、線状体2aを加熱器
6に導入したところ、形状並びに重量のバラツキ精度は
0.3%以内と非常に良好な結果を得た。
【0046】また、このようにして製造された光学素子
は、表面状態や光学特性も良好であった。更に、この光
学素子は、不均一な体積収縮の熱履歴が与えられていな
いので、均質で高品質なものであった。
は、表面状態や光学特性も良好であった。更に、この光
学素子は、不均一な体積収縮の熱履歴が与えられていな
いので、均質で高品質なものであった。
【0047】更に、線状体2aの径を変更したところ、
精度良く光学素子8の形状や重量を調整することができ
た。このため、所望の形状や重量の光学素子を得ること
ができた。
精度良く光学素子8の形状や重量を調整することができ
た。このため、所望の形状や重量の光学素子を得ること
ができた。
【0048】上記実施形態においては、溶融ガラスを引
き下げて回転治具で線引きして線状体を形成する場合に
ついて説明しているが、本発明においては、他の方法に
より線状体を形成しても上記実施形態と同一の効果を得
ることができる。
き下げて回転治具で線引きして線状体を形成する場合に
ついて説明しているが、本発明においては、他の方法に
より線状体を形成しても上記実施形態と同一の効果を得
ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光学素子の
製造方法は、ガラス流出孔より流出した溶融ガラスを線
状体に形成するので、溶融ガラスに対するガラス流出孔
の孔内壁面抵抗や溶融ガラスの表面張力の影響を抑える
ことができる。したがって、光学素子を短時間で得るこ
とができるとともに歩留まりの向上や生産性の向上を図
ることができ、製造コストを低減させることができる。
製造方法は、ガラス流出孔より流出した溶融ガラスを線
状体に形成するので、溶融ガラスに対するガラス流出孔
の孔内壁面抵抗や溶融ガラスの表面張力の影響を抑える
ことができる。したがって、光学素子を短時間で得るこ
とができるとともに歩留まりの向上や生産性の向上を図
ることができ、製造コストを低減させることができる。
【0050】また、線状体の径を変えて調整することに
より、その線状体を加熱滴下した際に所望の形状や重量
の光学素子を精度良く得ることができる。また同時に、
ガラス流出孔より流出した溶融ガラスから形成された線
状体の温度をガラス転移点以上の温度に維持して、継続
的に加熱滴下することにより、不均一な体積収縮の熱履
歴を与えずに均質な光学素子を得ることができる。
より、その線状体を加熱滴下した際に所望の形状や重量
の光学素子を精度良く得ることができる。また同時に、
ガラス流出孔より流出した溶融ガラスから形成された線
状体の温度をガラス転移点以上の温度に維持して、継続
的に加熱滴下することにより、不均一な体積収縮の熱履
歴を与えずに均質な光学素子を得ることができる。
【図1】本発明の一実施の形態の光学素子の製造方法に
用いる製造装置を示す断面図。
用いる製造装置を示す断面図。
【図2】従来の光学素子の製造に用いる製造装置の断面
図。
図。
1 ガラス収容容器 2 溶融ガラス 2a 線状体 3 プランジャー 3a 大径部 3b 小径部 4 ガラス流出孔 4a 溜め部 5 線引き下げ用の回転治具 6 加熱器 6a 通路 7 受け部 7a 凹表面 8 光学素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土肥 美代子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 梅谷 誠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 春原 正明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 溶融状態のガラスから線状体を形成し、
この線状体を加熱して前記線状体からガラスを滴下させ
ることにより光学素子を得ることを特徴とする光学素子
の製造方法。 - 【請求項2】 溶融状態のガラスを線引きすることによ
り線状体を形成することを特徴とする請求項1に記載の
光学素子の製造方法。 - 【請求項3】 線状体形成からガラス滴下までを連続的
に行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
光学素子の製造方法。 - 【請求項4】 線状体をガラス転移温度に維持したまま
ガラス滴下を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項
3のいずれかに記載の光学素子の製造方法。 - 【請求項5】 線状体の径を調整することを特徴とする
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の光学素子の製
造方法。 - 【請求項6】 線状体の軸方向とガラス滴下方向がほぼ
同じであることを特徴とする請求項1乃至請求項5いず
れかに記載の光学素子の製造方法。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
の方法により製造されたことを特徴とする光学素子。 - 【請求項8】 溶融状態のガラスを収容し、このガラス
を流出させる流出孔を有するガラス収容容器と、このガ
ラス収容容器から流出したガラスを線状体にする線状体
形成手段と、前記線状体を加熱する手段と、加熱された
線状体から滴下されたガラスを受けて光学素子を得る素
子受容手段とを具備することを特徴とする光学素子の製
造装置。 - 【請求項9】 ガラス流出孔及び線状体形成手段の少な
くとも一方により線状体の径を調整する請求項8に記載
の光学素子の製造装置。 - 【請求項10】 線状体の温度をガラスのガラス転移温
度に維持する手段を備えていることを特徴とする請求項
8又は請求項9に記載の光学素子の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9175291A JPH1111958A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 光学素子及びその製造方法並びに光学素子の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9175291A JPH1111958A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 光学素子及びその製造方法並びに光学素子の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1111958A true JPH1111958A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15993555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9175291A Pending JPH1111958A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 光学素子及びその製造方法並びに光学素子の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1111958A (ja) |
-
1997
- 1997-06-16 JP JP9175291A patent/JPH1111958A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040127 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040220 |
|
| A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040405 |
|
| A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040903 |