JPH11119661A - 表示用ボード - Google Patents

表示用ボード

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JPH11119661A
JPH11119661A JP27848997A JP27848997A JPH11119661A JP H11119661 A JPH11119661 A JP H11119661A JP 27848997 A JP27848997 A JP 27848997A JP 27848997 A JP27848997 A JP 27848997A JP H11119661 A JPH11119661 A JP H11119661A
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Toshinori Yamada
▲逸▼徳 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、従来の場合よりも製品コストを低減
でき、さらに軽く装飾性にも優れた表示用ボードを提供
することを目的とする。 【解決手段】本発明の表示用ボード1Aは、少なくとも
表板20aが透明な方形のー対の表板20aと裏板21
aとで構成され、ー辺dが非接合で残り三辺a、b、c
が接合された弾性変形により該ー辺dが開口するケース
本体2Aと、ケース本体2Aの表板20aの周縁部に接
合されたテープ状の裾部30aと裾部30aの一端側に
一体的に形成されケース本体2Aの側端面の少なくとも
一部を覆う頭部31aとからなる額縁部材3Aとを具備
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示用ボードに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示用ボードは、ポリスチレン、
スチロール、ポリ塩化ビニル(PVC)、エチレン・酢
酸ビニル共重合体(EVA)などの樹脂製発泡体をベー
スとして透明の樹脂板でカバーされた、所定の厚さおよ
び大きさの板状とした表示板と、表示板の四辺に装着さ
れ、かつ表示板の四辺を保護するアルミニュウム製また
は硬質樹脂製の断面略コの字状のフレームとからなる。
【0003】従来、表示用ボードは、その表示面に、伝
達したい表示内容を備えた表示部材を貼着することによ
って表示内容を視覚により伝達し得る機能を備え、例え
ば、各種商品の宣伝、レストランや飲食店などでのメニ
ューの表示、各種行事の開催広告などに用いられる。な
お、前記表示用ボードの表示面に貼着される表示部材と
しては、各種ポスター、写真、絵画、印刷あるいは手書
きされた紙およびフィルムなどである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の表示用ボー
ドは、樹脂製発泡体からなる表示板の四辺に、他の部材
が触れ破損しやすいことを防止目的とし、透明の樹脂板
を押さえるアルミニュウム製の断面略コの字状のフレー
ムなどを装着している。ここで、前記樹脂製発泡体およ
びアルミニュウム製フレームは、高価であり、必然的に
表示用ボードの製品価格を高めているため、製品コスト
を低減することが要望されること、さらに落下時にそれ
自体が破損したり、硬質のコーナ部が他の部材あるいは
人体などに当たり傷付ける可能性をもつため、それらを
考慮して保護(補強)および安全面での向上が要望され
る。
【0005】そこで、例えば、前記コーナ部の安全性を
少しでも高めるために、表示取り付け作業の際、予め、
ヤスリなどで面取りしたり、丸み加工を施すことや、厚
みをもつテープを用いてテーピングする場合には、前記
フレームの表出面の表示色および形状等が変化し、違和
感を与え、好ましくない。さらに、アルミニュウム製フ
レームは、金属のうちでは軽いものの、樹脂製発泡体か
らなる表示板と較べ重いため、表示用ボードの自重に占
める割合が大きく、壁、天井などに吊り下げ用器具を用
いて吊り下げた場合、吊り下げ用器具とともに落下する
可能性および落下時に、壁、天井などの一部を破損する
ことが考えられる。
【0006】本発明は、前記事情に鑑みなされたもの
で、前記従来の場合よりも製品コストを低減でき、さら
に軽く装飾性にも優れた表示用ボードを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明である請求項1
の表示用ボードは、少なくとも表板が透明な方形のー対
の該表板と裏板とで構成され、ー辺が非接合で残り三辺
の周縁部が接合された弾性変形により該ー辺が開口する
ケース本体と、該ケース本体の該表板の周縁部に接合さ
れたテープ状の裾部と該裾部の一端側に一体的に形成さ
れ該ケース本体の側端面の少なくとも一部を覆う頭部と
からなる額縁部材とを具備することを特徴とする。
【0008】請求項2の表示用ボードは、請求項1の構
成において、前記額縁部材は、前記ケース本体より軟質
の樹脂で形成されている。請求項3の表示用ボードは、
請求項1の構成において、前記頭部には、長手方向に延
びる孔が形成されている請求項1の表示用ボード。第2
発明である請求項4の表示用ボードは、透明な方形の表
板と、該表板と同形状の裏板と、該表板と該裏板の三辺
の周縁部に挟持接合されるテープ状の裾部と該裾部の一
端側に一体的に形成され該表板の側および該裏板の側に
突出し該表板および該裏板の側端面の少なくとも一部を
覆う頭部とからなる断面がT字形状の接合額縁部と、該
接合額縁部を中心軸面で2等分した断面がL字形状で該
表板と該裏板との残りの一辺の周縁部の対向面に接合さ
れた開口額縁部とを具備することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】第1発明の表示用ボードは、ケー
ス本体と、額縁部材とよりなる。ケース本体は、互いに
対向する表板と裏板との三辺が接合され、表示すべき表
示物(例えば、表示内容が記載された紙、板、フィルム
状など)を収容する中空の収容部を構成する。
【0010】この収容部には、前記表板と裏板とのー辺
が非接合で弾性変形により開口するように形成されるこ
とにより、この開口からは前記表示物を出し入れ可能で
ある。このため、表示すべき表示物(例えば、表示内容
が記載された紙、板、フィルム状などの)を、前記開口
から、三辺が接合された内部に収容できる。
【0011】収容部の中空巾は、0.5mm以上とする
ことができる。好ましい中空巾は、0.5mm〜3mm
である。前記表板は、裏板との間に収容された前記表示
物の表示内容を外部より視認できるように、表示内容に
対向する領域が透明である。前記ケース本体の材質は、
硬質性樹脂あるいは軟質性樹脂などが用いられる。
【0012】硬質性樹脂としては、硬質ポリ塩化ビニ
ル、アクリル樹脂などを用いることができる。軟質性樹
脂としては、軟質ポリ塩化ビニル、ポリアミド(ナイロ
ン)、シリコンなどを用いることができる。額縁部材
は、テープ状の裾部と、裾部の一端側に一体的に形成さ
れた頭部とからなる。
【0013】裾部は、ケース本体の表板の周縁部に接合
され、かつ周縁部を所定の巾で帯状に覆うことにより、
前記表板を装飾しその意匠効果を高める。裾部の前記周
縁部を帯状に覆う巾の値は、種々設定できる。ケース本
体の表板の周縁部に接合される裾部の貼着面には、予め
両面テープを貼着したり、粘着剤や接着剤を塗布するこ
とができる。なお、粘着剤や接着剤を塗布する場合に
は、額縁部材をケース本体に貼着するまでの間、予め、
粘着剤や接着剤が他の部材に触れないように保護するこ
とや、粘着剤の粘着機能や接着剤の接着機能を保持する
ために、剥離紙を貼着できる。
【0014】両面テープとしては、耐可塑剤処理がなさ
れたものを用いることが好ましい。接着剤としては、例
えば、アクリル系接着剤、エポキシ系接着剤などを用い
ることができる。粘着剤としては、例えば、ホットメル
ト粘着剤、エマルジョン系粘着剤、有機溶剤系粘着剤、
その他の粘着剤などの粘着層を用いることができる。
【0015】離型紙は、前記接着材を覆う。額縁部材
は、それらの表出面に、装飾効果を高めるためのメタリ
ック色のポリ塩化ビニル(PVC)、アルミクラフト、
アルミガラスクロス、ポリエチレンなどや、積層された
複数層からなるもの、表面にアルミを蒸着したものなど
を用いることができる。
【0016】本体の側端面の少なくとも一部を覆うとと
もに、前記側端面を装飾し、その意匠効果を高める。頭
部の長手方向に延びる孔の前記長手方向と直交する方向
の断面形状は、円、楕円、四角、長方形、台形、これら
に類似する形状とすることができる。頭部に形成された
前記孔は、頭部の弾性を増すとともに、複数本の額縁部
材をケース本体の表板の周縁部に接合する場合におい
て、各額縁部材の頭部同士を止め合わせ〔2本の額縁部
材を90°の角度で交差し重ね合わせた部分を、45°
の角度で切断し、切断端面同士しを接合(以下、同
じ)〕する場合に、各額縁部材を例えば90°の角度で
交差(クロス)し重ね合わせた状態で前記90°の1/
2位置(45°の角度)に切断しやすいこと、および前
記角度で切断した端面をもつ額縁部材の一方を、他のケ
ース本体の表板の周縁部に接合する場合に前記端面をそ
のままコーナ部に利用でき、材料を節減できる利点をも
つ。
【0017】額縁部材は、軟質ポリ塩化ビニル、ポリア
ミド(ナイロン)、シリコンなどの軟質性樹脂を用いる
ことができる。第2発明の表示用ボードは、表板および
裏板と、断面がT字形状の接合額縁部と、断面がL字形
状の開口額縁部とよりなる。表板および裏板は、前記第
1発明の表示用ボードと同じものを用いることができ
る。
【0018】断面がT字形状の接合額縁部は、表板と裏
板の三辺の周縁部に挟持接合されるテープ状の裾部と裾
部の一端側に一体的に形成され表板の側および裏板の側
に突出し表板および裏板の側端面の少なくとも一部を覆
う頭部とからなる。断面がL字形状の開口額縁部は、接
合額縁部を中心軸面で2等分した断面がL字形状で表板
と裏板との残りの一辺の周縁部の対向面に接合されてい
る。
【0019】
【実施例】
(実施例1)第1発明の表示用ボードを実施例1として
図 に基づいて説明する。実施例1の表示用ボード1A
は、ケース本体2Aと、額縁部材3Aとよりなる。
【0020】ケース本体2Aは、例えば、市販のカード
ケースを利用できる。このケース本体2Aは、互いに対
向する表板20aおよび裏板21aと、表板20aと裏
板21aとの間に介置された枠状スペーサ22aとより
形成されたものである。表板20aと裏板21aとは、
硬質性樹脂(硬質ポリ塩化ビニルあるいはアクリル樹
脂)製で所定の面積および厚さの方形のものであり、枠
状スペーサ22aを介して互いに三辺a、b、cが接合
され、かつ周囲を三辺a、b、cで囲まれた収容部24
aを形成し、残る一辺dが非接合で弾性変形により開口
する開口部23aを形成する。
【0021】収容部24aの空間巾w1は、枠状スペー
サ22aの厚さt1と同じものである。なお、ケース本
体2Aは、収容部24aを形成するための変形例として
枠状スペーサ22aを用いる代わりに、表板20aある
いは裏板21aのいずれか三辺a、b、cの対向する内
側に枠状スペーサ22aの厚さt1分に相当する肉厚部
を設けて接合することもできる。
【0022】この収容部24aには、前記表板20aと
裏板21aとのー辺が非接合で弾性変形により開口する
開口部23aが形成されることにより、この開口部23
aからは表示すべき表示物5(例えば、表示内容が記載
された紙、板、フィルム状など)を出し入れ可能に収容
できる。額縁部材3Aは、予め目的とする色彩に着色さ
れた軟質性樹脂(軟質ポリ塩化ビニル)製を用い製造さ
れた長尺状のものであり、テープ状の裾部30aと、頭
部31aとからなる。
【0023】裾部30aは、所定の巾w1および厚みt
1を備え、ケース本体2aの表板20aの表出面200
の四辺a、b、c、dに接合され、かつ四辺a、b、
c、dを所定の巾wで帯状に覆うことにより、表板20
aを装飾しその意匠効果を高めることができ、また表板
20a、裏板21a、枠状スペーサ22aを保護するた
め、仮に表示用ボード1Aが落下して他の部材に当たっ
たとしても、クッションとなり衝撃を緩和しそれらが損
傷せず、また素材が軟質であることによって、人体に当
たったとしても、害を与えにくい。
【0024】裾部30aの巾w1および厚みt1は、目
的に応じて種々設定できる。裾部30aの貼着面302
には、予め両面テープ303を貼着した。なお、額縁部
材3Aの裾部30aを四辺a、b、c、dに貼着する場
合、通常、最も貼着しにくいとされるコーナ部S、S
1、S2、S3領域における貼着作業は、図9に代表し
て示すコーナ部Sのように、互いに直交する2本の額縁
部材3Aを重ね合わせて貼着した後、市販のカッターな
どの刃を用いて斜め(45°)の切れ目3Sを入れて切
断するとともに、余分な長さ分を除去し、切れ目3Sを
押圧するのみの、簡単な操作で素早く終了し、かつ他の
3つのコーナ部S1、S2、S3のように綺麗に貼着で
きる。
【0025】この後、さらに各切れ目3Sに、瞬間接着
剤(シアノアクリレート系)を毛管現象により浸透さ
せ、強固に接着させることによって、次の利点が得られ
る。すなわち、前記のようにして貼着された使用時の額
縁部材3Aには、テンションを付与された押し出し成形
時に残留した内部応力の影響や、使用時の熱の影響など
で縮み作用を発生しようとしても、前記瞬間接着剤の強
力な接着作用によって前記縮み作用を抑え、所定の位置
での貼着状態を長期間、保持できる。
【0026】また、コーナ部S1の点線4Sで示すよう
に、面取り加工を施し、約1〜2mmを切断除去するこ
とによって、ピン角状態をなくすことにより、さらに安
全性を向上できる。この場合、額縁部材3Aは、所定の
色彩を備えた有色の軟質樹脂であり、前記切断面も、同
じ色彩を呈すため、見る者に対し、違和感を与えない
(なお、従来のアルミニュウム製のフレームを面取りし
た場合には、面取り面がアルミニュウム、本来の金属色
を呈し、他の領域の色彩とことなり、見る者に対し、違
和感を与える)。
【0027】前記のように構成された実施例1の表示用
ボード1Aは、ケース本体2Aの透明な表板20aにお
ける表出面200の四辺a、b、c、dに、額縁部材3
Aの裾部30aが接合されているため、額縁部材3Aの
裾部30aと頭部31aとで枠状に装飾される。従っ
て、表示用ボード1Aは、予め、ケース本体2Aの開口
部23aから収容部24aに収容された表示物5を外部
から透明な表板20aを介して視認される表示機能に加
えて、表出面200の四辺a、b、c、dが額縁部材3
Aによって、意匠効果を高めることができ、かつ見栄え
を向上し得るため、表示物5に対しより関心をもたせる
ことができることや、硬質製のケース本体2A(表板2
0a、裏板21a、枠状スペーサ22a)の前記四辺
a、b、c、dを軟質製の額縁部材3Aで保護できる。
【0028】ケース本体2Aは、表板20aと裏板21
aとで形成される開口23aから、表板20aと裏板2
1aとの間に、例えば、予め、表示内容を印刷あるいは
記載された紙、板、フィルムや、各種ポスター、写真、
絵画などの表示物5を、出し入れ可能に収容でき、表示
物の表示内容を透明な表板20aを透過して外部から視
認できる状態に保持する。
【0029】前記のように構成された実施例1の表示用
ボード1Aによると、以下に示す効果を得ることができ
る。 (1)ケース本体2Aの収容部24aに収容された表示
物5を、外部から透明な表板20aを介して視認でき、
表示物5の周囲は、ケース本体2Aに枠状に貼着された
額縁部材3Aの裾部30aと頭部31aにより装飾さ
れ、見栄えを向上させ、かつ表示機能を向上させ得る。
【0030】この場合、ケース本体2Aの透明な表板2
0aは、四辺a、b、c、dが額縁部材3Aの裾部30
aにより所定の巾w1の枠状に装飾され、かつ側端面が
額縁部材3Aの頭部31aで立体状に装飾されるため、
見栄えを向上することができる。 (2)額縁部材3Aは、貼着するのみ極めて簡単な操作
で装着できる。また、複数本の額縁部材3Aをケース本
体2Aの表板の周縁部に接合する場合において、各額縁
部材3Aの頭部31a同士を止め合わせする場合や、各
額縁部材3Aを例えば90°の角度で交差(クロス)し
重ね合わせた状態で前記90°の1/2位置(45°の
角度)に切断しやすいこと、および前記角度で切断した
端面(図9の切れ目3S参照)をもつ額縁部材の一方
を、他のケース本体の表板の周縁部に接合する場合に前
記端面をそのままコーナ部(S、S1、S2、S3)に
利用でき、材料を節減できる利点をもつ。 (3)ケース本体2Aは、硬質樹脂製のものであって
も、その周囲に軟質樹脂製の額縁部材3Aを備える構成
であるため、保護(補強)され、仮に、落下したとして
もそれ自体が破損したり、他の部材あるいは人体などに
当たり傷付ける可能性を低減できる。 (4)表示用ボード1Aは、安価なケース本体2Aおよ
び軟質樹脂製の額縁部材3Aとよりなる構成のものであ
るため、前記従来の図略の表示用ボード(表面に透明の
樹脂板を配置した樹脂製発泡体からなる表示板と、その
四辺に、他の部材が触れ破損しやすいことを防止目的と
して装着され、透明の樹脂板を押さえるアルミニュウム
製の断面略コの字状のフレームとよりなる)構成と較
べ、樹脂製発泡体からなる表示板およびアルミニュウム
製のフレームを用いず、製品コストを低減することがで
きる。
【0031】なお、額縁部材3Aの頭部31aは、その
変形例1〜4として図5〜図8に示すように、変形する
ことができる。すなわち、変形例1として図5に示す頭
部31aは、半円状の下端に約1mm〜2mm突出する
返し部分301を形成している。返し部分301は、ケ
ース本体2aの裏表板21aの開口先端210を係止お
よび係止解除でき、かつ開口先端210を係止すること
により、開き止めとして機能し、強制的に係止解除する
ことにより、表示物5を開口部23aから収容部24a
に出し入れ可能に収容できる。
【0032】変形例2として図6に示す頭部31aは、
断面略コの字状の溝302を形成している。溝302
は、頭部31aの弾性を増すとともに、材料を節減でき
る利点をもつ。変形例3として図7に示す頭部31a
は、断面略四角形の中空部303を形成している。中空
部303は、頭部31aの弾性を増すとともに、材料を
節減できる利点をもつ。
【0033】変形例4として図8に示す頭部31aは、
裏表板21aの開口先端213あるいは表出面210に
接合された半割り状に分割頭部304を形成している。
分割頭部304は、頭部31aの間に形成された分割溝
305を開くことにより、表示物5を開口部23aから
収容部24aに出し入れ可能に収容できる。さらに変形
例5では、ケース本体2Aの表板20aの三辺a、b、
c側に貼着される裾部30aの他に、前記三辺a、b、
cに対向する位置で裏板21aに貼着される裾部30a
1および頂部に断面略四角形状の溝eをもつ頭部31a
1を形成した額縁部材3A1(図10参照)と、ケース
本体2Aの前記ー辺d側に貼着される裾部30aの他
に、前記ー辺d側に対向する位置で裏板21aに貼着さ
れる裾部30a2および頂部に断面略四角形状の溝eを
もち分割される頭部31a2を形成した額縁部材3A2
(図11参照)と、を用いた構成としたものである。
【0034】この場合には、額縁部材3A1を前記ケー
ス本体2Aの三辺a、b、c側に貼着し、額縁部材3A
2を前記ケース本体2Aのー辺d側に貼着する場合、そ
れぞれ額縁部材3A1の頭部31a1と額縁部材3A2
の頭部31a2との断面形状がほぼ同じものであるた
め、違和感がなく、意匠効果を向上し得る。この他、変
形例5の構成の場合、前記変形例4と同じように額縁部
材3A2の頭部31a2を溝eを中心として開くことに
より、表示物5を開口部23aから収容部24aに出し
入れ可能に収容できる。
【0035】(実施例2)第2発明の表示用ボードを実
施例2として図12〜図15に基づいて説明する。実施
例2の表示用ボード1Bは、表板20bおよび裏板21
bと、断面がT字形状の接合額縁部3Bと、断面がL字
形状の開口額縁部4Bとよりなる。
【0036】表板20bおよび裏板21bは、前記実施
例1の表示用ボード1Aと同じものを用いることができ
る。表板20b、裏板21bは、硬質性樹脂として硬質
ポリ塩化ビニルあるいはアクリル樹脂を用いて製造され
たものである。断面がT字形状の接合額縁部3Bは、表
板20bと裏板21bの一辺dを除く三辺a、b、cの
周縁部に挟持接合されるテープ状の裾部30bと裾部3
0bの一端側に一体的に形成され表板20bの側および
裏板21bの側に突出し前記三辺a、b、cの表板20
bの端面および裏板21bの端面を覆う頭部31bとか
らなる。
【0037】接合額縁部3Bの裾部30bは、表板20
bと裏板21bの間に介置され収容部24bを形成する
機能を有し、かつ前記実施例1の表示用ボード1Aにお
ける収容部24aを形成するために表板20aと裏板2
1aとの間に介置される枠状スペーサ22aの代わりと
して役立つ。さらに、裾部30bは、透明な表板20b
を透過して外部より視認できるため、その表面311を
着色したり、模様、凹凸、立体形状などに変形を加える
ことによって意匠効果を高めることができる。
【0038】このため、裾部30bは、その厚さt4を
種々設定することにより、目的とする収容部24bの中
空巾w3を得ることができ、また表板20bと裏板21
bとに接合される巾w4も種々設定できる。なお、接合
額縁部3Bは、裾部30bと頭部31bとを硬質ポリ塩
化ビニルを用いて一体的に形成したり、あるいは裾部3
0bと頭部31bとの硬度を変えて、例えば、硬質ポリ
塩化ビニルを用いて裾部30bを形成し、軟質ポリ塩化
ビニルを用いて頭部31bを形成することができる。
【0039】開口額縁部4Bは、硬質ポリ塩化ビニルあ
るいはアクリル樹脂を用いて形成されたもので、接合額
縁部3Bを中心軸P1面で2等分した断面L字形状のも
ので、表板20bに取り付けられる第1分割部分40b
と、裏板20bに取り付けられる第2分割部分43bと
よりなる。第1分割部分40bは、表板20bで裏板2
1bに対向する一辺dの面220に貼着されたテープ状
の表板側裾部40bと、表板側裾部40bと一体的に形
成され裏板21bに対向する垂直面420をもつ断面半
円形状の表板側頭部42bとよりなる。
【0040】第2分割部分43bは、裏板21bで表板
20bに対向する一辺dの面210に貼着されたテープ
状の表板側裾部44bと、表板側裾部44bと一体的に
形成され表板20bに対向する垂直面450をもつた断
面半円形状の表板側頭部45bとよりなる。本実施例2
の表示用ボード1Bによると、開口額縁部4Bの第1分
割部分40bと第2分割部分43bとを開閉することに
より、開口部23bから収容部24bに表示物5(図3
参照)を出し入れできる機能が得られる他、前記実施例
1の表示用ボード1Aの場合と同様、予め、ケース本体
2Bの収容部24bに収容された表示物5を外部から透
明な表板20bを介して視認される表示機能に加えて、
表板20bの表出面200の三辺a、b、cが接合額縁
部3Bによって装飾され、開口部23b側の一辺dが開
口額縁部4Bによって装飾され、意匠効果を高めること
ができ、かつ見栄えを向上し得るため、表示物5に対し
より関心をもたせることができる。さらに、仮に、落下
したとしてもケース本体2Bが破損したり、他の部材あ
るいは人体などに当たり傷付ける可能性を低減できる。
【0041】なお、前記第1分割部分40bの表板側頭
部42bおよび第2分割部分44bの表板側頭部45b
は、その変形例として図12、図13に示すように、変
形することができる。すなわち、変形例として図14、
図15に示す表板側頭部42bの垂直面420には、係
合凹部421が形成され、表板側頭部45bの垂直面4
50には、前記係合凹部421に着脱可能に係合される
係合凸部451が形成される。
【0042】この変形例の場合には、前記効果に加え
て、ケース本体2Bの開口部23bを開閉でき、かつ開
口部23bを開くことにより、表示物5を収容部24b
に出し入れ可能に収容できる。また開口部23bを閉じ
ることにより、表示物5を収容部24bに収容した状態
を確実に保持および保護できる。なお、前記各数値は、
限定されるものではなく、目的に応じて種々、設定する
ことができる。
【0043】
【発明の効果】
(1)第1発明の表示用ボードは、ケース本体の透明な
表板における表出面の周縁部に、高価なアルミニュウム
製フレームを用いることなく、額縁部材の裾部を接合す
ることによって裾部および裾部と一体に形成された頭部
とで枠状に装飾でき、さらにケース本体の周囲を枠状に
保護し破損防止作用を得ること、および前記アルミニュ
ウム製フレームを用いる場合に較べ安全性を向上でき
る。
【0044】従って、表示用ボードは、予め、ケース本
体の開口部から収容部に収容された表示物を外部から透
明な表板を介して視認される表示機能に加えて、表出面
の周縁部が額縁部材によって、意匠効果を高めることが
でき、見栄えを向上し得るため、表示物に対しより関心
をもたせることができ、かつ額縁部材をケース本体の破
損防止用保護部材として機能させ得ることができる。
【0045】ケース本体は、表板と裏板とで形成される
開口から、表板と裏板との間に、例えば、予め、表示内
容を印刷あるいは記載された紙、板、フィルムや、各種
ポスター、写真、絵画などの表示物を、出し入れ可能に
収容でき、表示物の表示内容を透明な表板を透過して外
部から視認できる状態に保持する。この場合、ケース本
体の表板は、表出面の周縁部が額縁部材の裾部が所定の
巾の枠状に装飾され、側端面の少なくとも一部が額縁部
材の頭部で立体状に装飾されるため、見栄えを向上する
ことができる。
【0046】また、第1発明の表示用ボードは、ケース
本体の透明な表板における表出面の周縁部に、裾部と頭
部とからなる額縁部材を外部に露出した状態に接合する
ものであるため、取り付け操作として貼着し、所定の長
さに切断するのみの素早い操作で装着でき、取り付けコ
ストを抑え、かつ高価なアルミニュウム製フレームに較
べ安価な額縁部材を用いる構成であるため、コスト面で
有利となる。
【0047】さらに、前記額縁部材は、前記ケース本体
より軟質の樹脂で形成すること、および額縁部材の頭部
に、長手方向に延びる孔を形成することによって、弾性
が増し、前記破損防止作用および安全性を高めることが
できる。また、前記長手方向に延びる孔を形成した頭部
は、孔形成領域相当の材料を節減でき、材料コストを低
減できる。 (2)第2発明の表示用ボードは、断面がT字形状の接
合額縁部の裾部を、透明な方形の表板と裏板との三辺の
周縁部に挟持接合し、さらに断面がL字形状の開口額縁
部の裾部を、表板と裏板との残りの一辺の周縁部の対向
面にそれぞれ接合し、たものであるため、接合額縁部の
頭部と、開口額縁部の頭部とを除き、接合額縁部の裾部
および開口額縁部の裾部が表板と裏板の表出面に露出し
ない。
【0048】しかしながら、透明な表板を介してその内
部の接合額縁部の裾部と、開口額縁部の裾部との装飾表
示を、外部(両面)より視認できる。なお、前記各裾部
による装飾表示の他、外部に露出した状態にある接合額
縁部の頭部と、開口額縁部の頭部も同時に外部(両面)
より視認できる。この第2発明の表示用ボードによる
と、透明な表板を介して外部より視認できるものの外部
に露出していない接合額縁部の裾部および開口額縁部の
裾部は、他方の部材に接触することがないため、第1発
明の表示用ボードの場合よりも、傷が付いたり、汚れた
りすることが殆どなく、長期間に渡ってその装飾表示効
果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の表示用ボードにおける全体を示す斜
視図。
【図2】図1における表示用ボードを分解した状態を示
す斜視図。
【図3】図1における表示用ボードを構成するケース本
体を分解した状態を示す斜視図。
【図4】図1における表示用ボードの要部を断面して示
す斜視図。
【図5】実施例1の表示用ボードにおける額縁部材の変
形例1を断面して示す斜視図。
【図6】実施例1の表示用ボードにおける額縁部材の変
形例2を断面して示す斜視図。
【図7】実施例1の表示用ボードにおける額縁部材の変
形例3を断面して示す斜視図。
【図8】実施例1の表示用ボードにおける額縁部材の変
形例4を断面して示す斜視図。
【図9】実施例1の表示用ボードにおけるケース本体に
額縁部材の取り付け(貼着)作業操作を示す正面図。
【図10】実施例1の表示用ボードにおける額縁部材の
変形例5を断面して示す断面図。
【図11】実施例1の表示用ボードにおける額縁部材の
変形例5を断面して示す断面図。
【図12】実施例2の表示用ボードにおける全体を示す
斜視図。
【図13】図12における表示用ボードの要部を断面し
て示す斜視図。
【図14】実施例2の表示用ボードにおける開口額縁部
の変形例を示し、かつ頭部が閉じた状態を断面して示す
斜視図。
【図15】図14における変形例の開口額縁部の頭部が
開いた状態を断面して示す斜視図。
【符号の説明】
1A、1B…表示用ボード 2A、2B…ケース本体 20a、20b…表板
21a、21b…裏板 22a…枠状スペーサ 23a、23b…開口部 24
a、24b…収容部 3A…額縁部材 30a、30b、40b…テープ状の裾部 31a、4
1b…頭部 3B…接合額縁部 4B…開口額縁部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも表板が透明な方形のー対の該表
    板と裏板とで構成され、ー辺が非接合で残り三辺の周縁
    部が接合された弾性変形により該ー辺が開口するケース
    本体と、 該ケース本体の該表板の周縁部に接合されたテープ状の
    裾部と該裾部の一端側に一体的に形成され該ケース本体
    の側端面の少なくとも一部を覆う頭部とからなる額縁部
    材とを具備することを特徴とする表示用ボード。
  2. 【請求項2】前記額縁部材は、前記ケース本体より軟質
    の樹脂で形成されている請求項1の表示用ボード。
  3. 【請求項3】前記頭部には、長手方向に延びる孔が形成
    されている請求項1の表示用ボード。
  4. 【請求項4】透明な方形の表板と、 該表板と同形状の裏板と、 該表板と該裏板の三辺の周縁部に挟持接合されるテープ
    状の裾部と該裾部の一端側に一体的に形成され該表板の
    側および該裏板の側に突出し該表板および該裏板の側端
    面の少なくとも一部を覆う頭部とからなる断面がT字形
    状の接合額縁部と、 該接合額縁部を中心軸面で2等分した断面がL字形状で
    該表板と該裏板との残りの一辺の周縁部の対向面に接合
    された開口額縁部とを具備することを特徴とする表示用
    ボード。
JP27848997A 1997-10-13 1997-10-13 表示用ボード Pending JPH11119661A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010143018A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Masayuki Kuno パネル

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