JPH11121693A - 容量素子およびその製造方法 - Google Patents

容量素子およびその製造方法

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JPH11121693A
JPH11121693A JP9278688A JP27868897A JPH11121693A JP H11121693 A JPH11121693 A JP H11121693A JP 9278688 A JP9278688 A JP 9278688A JP 27868897 A JP27868897 A JP 27868897A JP H11121693 A JPH11121693 A JP H11121693A
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JP
Japan
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insulating film
upper electrode
contact hole
film
electrode
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Application number
JP9278688A
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English (en)
Inventor
Takumi Mikawa
巧 三河
Yuuji Soshiro
勇治 十代
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】集積回路等に内蔵されている容量素子におい
て、配線層を構成するチタンが柱状結晶の白金膜を通過
して容量絶縁膜と反応し、容量素子の性能を劣化させる
という課題。 【解決手段】強誘電体薄膜よりなる容量絶縁膜23の上
面に形成される上電極を第1の上電極24と、その上面
に形成された第1の絶縁膜25の第1のコンタクトホー
ル27を介して第1の上電極24と電気的に接続された
第2の上電極26とより構成することにより、配線層3
0を構成するチタンが直接白金等よりなる第1の上電極
24と接触することがないため、容量絶縁膜23中にチ
タンが拡散することを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、半導体集
積回路に内蔵される高誘電率を有する誘電体または強誘
電体を容量絶縁膜とする容量素子に利用可能な、容量素
子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータ等の高速
化、低消費電力化が進む中で民生用電子機器が一段と高
度化し、そこに使用される半導体装置の半導体素子の微
細化が急速に進められてきている。それに伴って電子機
器から発生する電磁波雑音である不要輻射が大きな問題
になり、この不要輻射低減対策として高誘電率を有する
誘電体(以下単に高誘電体という)を容量絶縁膜とする
大容量の容量素子を半導体集積回路装置等に内蔵する技
術が注目をあびている。またダイナミックRAMの高集
積化に伴い、容量絶縁膜として従来用いられてきた珪素
酸化物または珪素窒化物に代わって高誘電体を用いる技
術が広く研究されている。さらに低動作電圧かつ高速書
込み・高速読出しが可能な不揮発性RAMの実用化を実
現するために、自発分極特性を有する強誘電体膜に関す
る研究開発が盛んに行われている。
【0003】これらの半導体装置を実現するための最重
要課題は、容量素子の特性を劣化させることなく集積化
を実現するための構造およびその製造方法を開発するこ
とにある。
【0004】以下、従来の容量素子およびその製造方法
について、図面を参照しながら説明する。
【0005】図4は従来の容量素子の要部断面図であ
る。図4において、1は絶縁性基板、2は白金膜からな
る下電極、3は強誘電体膜からなる容量絶縁膜、4は白
金膜からなる上電極、5はシリコン酸化膜、シリコン窒
化膜等からなる絶縁膜で、その絶縁膜5には上電極4お
よび下電極2の上面の一部にそれぞれ達するコンタクト
ホール6aおよび6bが形成されている。7は窒化チタ
ン等の導電物質からなる配線層である。
【0006】図5(a)〜(e)は従来の容量素子の製
造方法を説明する工程断面図であり、図5(a)に示す
ように、絶縁性基板1の上に第1の白金膜12、強誘電
体膜13および第2の白金膜14が順次形成される。次
に図5(b)に示すように、第2の白金膜14が選択的
にエッチングされて上電極4が形成される。つぎに図5
(c)に見られるように強誘電体膜13および第1の白
金膜12が選択的にエッチングされて容量絶縁膜3およ
び下電極2が形成される。さらに下電極2との接続を図
るためのコンタクトホールが形成される領域の強誘電体
膜13が選択的にエッチングされる。
【0007】次に図5(d)に示すように、絶縁膜5が
形成され、さらに絶縁膜5に下電極2および上電極4の
上面に達するコンタクトホール6aおよび6bがそれぞ
れ形成され、次に図5(e)に示すように、チタン膜お
よび窒化チタン膜からなる配線層7が形成される。
【0008】このように形成された容量素子において
は、配線層と上電極との密着性を向上させることおよび
配線層形成後の熱処理時に配線層を構成する材料と容量
絶縁膜との反応を防止することが要求され、一般に容量
絶縁膜としては金属酸化物強誘電体が用いられるため、
下電極、上電極としては熱処理時に金属酸化物との反応
がなく高温に耐える材料として通常白金膜が用いられ
る。
【0009】また配線層に用いるアルミニウム層と、電
極に用いる白金膜層との密着性を向上させるため、配線
層として上記アルミニウム層の上記電極に面する側に、
更にチタン層が形成されるのが一般的である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成を有する容量素子では、白金膜は通常スパッタ
で形成されるため、柱状の結晶構造を有している。ま
た、容量素子の性能を向上させるためにその製造工程に
おいて配線層形成後の熱処理等が必要不可欠となってい
る。したがって、上記熱処理する際に、配線層のチタン
が柱状結晶の白金膜の結晶粒界を通って容量絶縁膜中に
拡散し、その容量絶縁膜を構成する強誘電体材料と反応
して容量素子としての性能を低下させると言う課題を有
していた。
【0011】本発明は、従来の容量素子のこの様な課題
を解決するものであり、上電極と配線層との密着性を向
上させるとともに、配線層を構成するチタンの容量絶縁
膜への拡散を防止又は抑制することができる容量素子お
よびその製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、基板と、その基板の上に形成された下電極
と、その下電極の表面に形成された容量絶縁膜と、その
容量絶縁膜の表面に前記下電極と接触することなく形成
された第1の上電極と、その第1の上電極の上面に形成
された第1の絶縁膜と、その第1の絶縁膜の上面に形成
され、かつ前記第1の絶縁膜の一部に設けられた第1の
コンタクトホールを介して前記第1の上電極と電気的に
接続されている第2の上電極と、前記第2の上電極の表
面を被覆する第2の絶縁膜に設けられた第2のコンタク
トホールを介して前記第2の上電極と電気的に接続する
ように形成された配線層とを備えた容量素子である。
【0013】これにより、例えば、強誘電体薄膜よりな
る容量絶縁膜の上面に形成される上電極を第1の上電極
と、その上面に形成された第1の絶縁膜のコンタクトホ
ールを介して第1の上電極と電気的に接続された第2の
上電極とより構成し、配線層を構成するチタンが直接白
金等よりなる第1の上電極と接触しないように構成する
ことが出来るので、容量絶縁膜中にチタンが拡散するこ
とを防止又は抑制することが出来るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。
【0015】先ず最初に、図面を用いた説明に先立ち、
本発明の構成及び作用・効果の概要を述べる。
【0016】即ち、本発明の請求項1に記載の容量素子
は、例えば、基板と、その基板の一表面上に形成された
下電極と、その下電極の表面に形成された高誘電率を有
する強誘電体薄膜よりなる容量絶縁膜と、その容量絶縁
膜の表面に下電極と接触することなく形成された第1の
上電極と、その第1の上電極の上面に形成された第1の
絶縁膜と、その第1の絶縁膜の上面に形成され、かつ第
1の絶縁膜の一部に設けられた第1のコンタクトホール
を介して第1の上電極と電気的に接続されている第2の
上電極と、下電極、容量絶縁膜および第1、第2の上電
極および第1の絶縁膜を被覆し、かつ第2の上電極上の
一部に第2のコンタクトホールおよび下電極上に第3の
コンタクトホールをそれぞれ設けた第2の絶縁膜と、第
2のコンタクトホールまたは第3のコンタクトホールを
介して第2の上電極または下電極とそれぞれ電気的に接
続するように形成された配線層とを備える構成としたも
のである。
【0017】これにより、配線層を構成する材料の拡散
を第1の絶縁膜で阻止するという作用を有する。
【0018】又、本発明の請求項2に記載の容量素子
は、例えば、請求項1に記載の第1の上電極または第2
の上電極または下電極をそれぞれ白金、イリジウム、パ
ラジウム、ルテニウムまたはこれらの合金のうちいずれ
か、またはこれらの2種以上の複合膜より構成したもの
である。
【0019】こにより、熱処理時の高温において金属酸
化物よりなる強誘電体との反応を抑制する作用を有す
る。
【0020】又、本発明の請求項3に記載の容量素子
は、例えば、請求項1に記載の容量絶縁膜をストロンチ
ウム、ビスマスおよびタンタルのそれぞれ酸化物よりな
る結晶酸化物または鉛、ジルコニウムおよびチタンのそ
れぞれ酸化物よりなる結晶酸化物のうちいずれか、また
はこれら結晶酸化物の複合物とするものであり、大容量
の容量素子を得ることができる。
【0021】又、本発明の請求項4に記載の容量素子
は、例えば、請求項1に記載の第1の絶縁膜をBPS
G、PSG、NSGまたはチタン酸化物のうちいずれ
か、またはBPSG、PSG、NSGおよびチタン酸化
物のうち少なくとも2種よりなる複合層とするものであ
り、配線層からのチタンの拡散を効果的に防止すること
ができ、さらに第1の上電極と第2の上電極との間のス
トレスを緩和するという作用を有する。
【0022】又、本発明の請求項5に記載の容量素子
は、例えば、請求項1に記載の第1の絶縁膜の膜厚を2
0nmから50nmの厚さとするものであり、その膜厚
が20nm未満であると配線を構成するチタンが熱処理
時に第1の絶縁膜を通過して拡散し、容量絶縁膜に悪影
響を及ぼす恐れが生じ、50nmを超えると第1の上電
極と第2の上電極とを電気的に接続させるための第2の
コンタクトホールの段差が大きくなり、接続信頼性が低
下する恐れが生じる。
【0023】又、本発明の請求項6に記載の容量素子
は、例えば、請求項1に記載の第2の絶縁膜をBPS
G、PSGまたはNSGのうちいずれか、またはBPS
G、PSGおよびNSGのうち少なくとも2種よりなる
複合層とするものであり、配線層からのチタンの拡散を
効果的に防止することができ、さらに配線層と第2の上
電極との間のストレスを緩和するという作用を有する。
【0024】又、本発明の請求項7に記載の容量素子
は、例えば、請求項1に記載の配線層の最下層をTiよ
りなる金属層で構成するものであり、配線層の構成主材
であるアルミニウムと上電極の構成材料である白金との
密着性を向上させることができる。
【0025】又、本発明の請求項8に記載の容量素子の
製造方法は、例えば、基板に下電極、容量絶縁膜、第1
の上電極を形成する工程と、第1の上電極の上部に第1
の絶縁膜を形成したのちその第1の絶縁膜に第1のコン
タクトホールを形成する工程と、第1の絶縁膜上に第2
の上電極を形成して第1のコンタクトホールを介して第
1の上電極に電気的に接続する工程と、下電極、容量絶
縁膜、第1の上電極、第1の絶縁膜および第2の上電極
の上部全体を覆うように第2の絶縁膜を形成したのち、
その第2の絶縁膜の第2の上電極の第1のコンタクトホ
ールの上面を除く位置に第2のコンタクトホールを形成
するとともに下電極に達する第3のコンタクトホールを
それぞれ形成する工程と、第2のコンタクトホールおよ
び第3のコンタクトホールの内面を含んでそれぞれ配線
層を形成する工程とを有する容量素子の製造方法であ
り、信頼性に優れた容量素子を実現することができる。
【0026】以下、本発明の一実施の形態における容量
素子とその製造方法について図面を参照しながら、更に
具体的に説明する。
【0027】図1は、本発明の一実施の形態における容
量素子の構造を示す断面図であり、同図を用いて、本実
施の形態の構成を説明する。
【0028】即ち、図1において、21は絶縁性の基
板、22は白金膜からなる下電極、23は強誘電体膜か
らなる容量絶縁膜、24は白金膜からなる第1の上電
極、25はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜等からなる
第1の絶縁膜、26は白金膜からなる第2の上電極であ
り、その第2の上電極26は第1の絶縁膜25に設けら
れている第1のコンタクトホール27を介して第1の上
電極24と電気的に接続している。28はシリコン酸化
膜、シリコン窒化膜等からなる第2の絶縁膜であり、そ
の上面の一部には第2の上電極26に達する第2のコン
タクトホール29aおよび下電極22に達する第3のコ
ンタクトホール29bがそれぞれ形成されている。30
は窒化チタン、アルミニウム等の導電物質からなる配線
層である。尚、配線層30は、本発明の第1及び第2配
線層に対応するものである。又、上記容量絶縁膜23
は、ストロンチウム、ビスマスおよびタンタルのそれぞ
れ酸化物よりなる結晶酸化物、若しくは鉛、ジルコニウ
ムおよびチタンのそれぞれ酸化物よりなる結晶酸化物の
うちいずれかを含む膜、または前記結晶酸化物の複合物
を含む膜である。
【0029】つぎに、上記構成の容量素子の製造方法に
ついて、図2、図3を参照しながら説明する。
【0030】ここで、図2(a)〜(d)および図3
(a)〜(d)は本発明の容量素子の製造方法を説明す
る工程断面図である。
【0031】図2(a)に示すように、基板21の上に
50nmから400nmの膜厚を有する第1の白金膜3
2をスパッタ法を用いて堆積する。つぎにその上にSr
BixTaxOy等からなる強誘電体膜33を回転塗布
法またはCVD法又はスパッタ法を用いて堆積したの
ち、その強誘電体膜33上に第2の白金膜34を50n
mから300nmの厚さでスパッタ法により形成する。
【0032】つぎに、図2(b)に示すように、第2の
白金膜34上に第1の絶縁膜25をCVD法により、2
0nm〜50nmの範囲の膜厚になる様に堆積したの
ち、第1の上電極24が形成される位置の第2の白金膜
34の表面に達する第1のコンタクトホール27をエッ
チングにより形成する。
【0033】つぎに、図2(c)に示すように、第1の
絶縁膜25および第1のコンタクトホール27の上面全
体に第3の白金膜36をスパッタ法により堆積して第1
のコンタクトホール27を介して第2の白金膜34と第
3の白金膜36とを電気的に接続する。
【0034】つぎに、図2(d)に示すように、第2の
白金膜34、第1の絶縁膜25および第3の白金膜36
をパターンニングしてエッチングすることにより、第1
の絶縁膜25に設けられた第1のコンタクトホール27
を介して電気的に接続された第1の上電極24と第2の
上電極26を形成する。
【0035】つぎに、図3(a)に示すように、強誘電
体膜33および第1の白金膜32をエッチングすること
により、絶縁容量膜23および下電極22を形成し、さ
らに強誘電体膜33の一部に下電極22へ達する第3の
コンタクトホール用の開口部33aを形成する。
【0036】つぎに、図3(b)に示すように、基板2
1とその上面に形成された容量素子部の全体を覆うよう
に第2の絶縁膜28を形成したのち、第2の上電極26
の表面に達するコンタクトホール29aおよび下電極2
2の表面に達するコンタクトホール29bをそれぞれ形
成する(図3(c))。このときコンタクトホール29
aは、第1の上電極24と第2の上電極26とを電気的
に接続するコンタクトホール27と、第1の上電極24
の上面の法線上において重ならない位置に設けることが
重要である。双方のコンタクトホールが上記法線上にお
いて重なっていると、従来の容量素子と同様の理由によ
り、配線層のチタンが、上記法線方向に平行に並んだ柱
状結晶の白金膜の結晶粒界を通って、容量絶縁膜中に拡
散してしまうからである。更に、コンタクトホール29
aは、コンタクトホール27の位置からより離れた位置
の第2の上電極26上に設けることが望ましい。
【0037】つぎに、図3(d)に示すように、チタン
膜、窒化チタン膜およびアルミニウム合金膜の3層から
なる配線層30を設けることにより容量素子が形成され
る。
【0038】このように上記実施の形態によれば、容量
素子を構成する上電極を第1の上電極と第2の上電極と
より構成し、その間に絶縁層を介在させているために配
線層を構成するチタンの拡散を第2の上電極までに止め
ることができ、第1の上電極中をチタンが通過すること
がないので、容量絶縁膜中へのチタンの拡散を防止する
ことが可能となる。
【0039】尚、本発明において第3の白金膜36、第
1の絶縁膜25および第2の白金膜34のパターニング
の際のエッチングは、上記実施の形態において記載した
ように同時に実施することも、また各層毎に個別に行う
ことも可能である。
【0040】又、下電極形成のための第1の白金膜32
と強誘電体膜33のエッチングおよび下電極22へのコ
ンタクトホール形成のための強誘電体膜33の部分エッ
チングについても同時に行うことも、または個別に行う
こともいずれも可能である。
【0041】又、本発明の第1の上電極、第2の上電
極、及び下電極は、上記実施の形態では、白金膜により
構成されていたが、これに限らず例えば、イリジウム、
パラジウム、ルテニウム、若しくはこれらの合金のうち
いずれかの材料を含む膜により、またはこれらの2種以
上の複合膜により構成されていても良い。
【0042】又、本発明の第2のコンタクトホールが、
上記実施の形態では、第1のコンタクトホールの上方以
外の位置に設けられているが、これに限らず例えば、第
2のコンタクトホールが、第1のコンタクトホールの上
方の位置に設けられていても良い。この様な構成の場合
でも、第1の上電極と第2の上電極は、それぞれ独立に
形成されるために、配線層のチタンの拡散通路となる電
極材料の結晶粒界が、第1の上電極と第2の上電極で垂
直方向に連続的につながる可能性は低いという理由によ
り、上述した配線層のチタンの容量絶縁膜中への拡散を
抑制することが出来る。
【0043】又、本発明の第1の絶縁膜は、上記実施の
形態では、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜などからな
るものであったが、これに限らずたとえば、第1の絶縁
膜が、BPSG(ボロフォスフォシリケートガラス)、
PSG(フォスフォシリケートガラス)、NSG(ノン
ドープドシリケートガラス)、若しくはチタン酸化物の
うちいずれかの材料を含む膜により、または前記BPS
G、PSG、NSGおよびチタン酸化物のうちの少なく
とも2種の複合層により構成されていても良い。
【0044】又、本発明の第2の絶縁膜は、上記実施の
形態では、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜などからな
るものであったが、これに限らずたとえば、BPSG
(ボロフォスフォシリケートガラス)、PSG(フォス
フォシリケートガラス)、若しくはNSG(ノンドープ
ドシリケートガラス)のうちいずれかの材料を含む膜に
より、または前記BPSG、PSGおよびNSGのうち
の少なくとも2種の複合層により構成されていても良
い。
【0045】上記実施の形態より明らかなように本発明
は、強誘電体薄膜よりなる容量絶縁膜の上面に形成され
る上電極を、第1の絶縁膜のコンタクトホールを介して
その上下面に形成された第1の上電極と第2の上電極と
より構成し、配線層を構成するチタンの拡散を第2の上
電極までに止めることにより、第1の上電極中をチタン
が通過することを防止又は抑制するようにしたものであ
り、配線層を構成するチタンの容量絶縁膜への拡散によ
る容量素子の電気的特性の劣化を防止又は抑制すること
ができる
【0046】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、配線層を構成するチタンの容量絶縁膜への拡散
による容量素子の電気的特性の劣化を防止又は抑制する
ことができると言う長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における容量素子の構造
を示す断面図
【図2】(a)〜(d):同容量素子の製造方法を示す
前半工程図
【図3】(a)〜(d):同容量素子の製造方法を示す
後半工程図
【図4】従来の容量素子の構造を示す断面図
【図5】(a)〜(e):従来の容量素子の製造方法を
示す工程図
【符号の説明】
21 基板 22 下電極 23 容量絶縁膜 24 第1の上電極 25 第1の絶縁膜 26 第2の上電極 27 第1のコンタクトホール 28 第2の絶縁膜 29a 第2のコンタクトホール 29b 第3のコンタクトホール 30 配線層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/8247 29/788 29/792

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 その基板上に形成された下電極と、 その下電極の表面に形成された高誘電率を有する強誘電
    体薄膜よりなる容量絶縁膜と、 その容量絶縁膜の表面に前記下電極と接触することなく
    形成された第1の上電極と、 その第1の上電極の上面に形成された第1の絶縁膜と、 その第1の絶縁膜の上面に形成され、かつ前記第1の絶
    縁膜の一部に設けられた第1のコンタクトホールを介し
    て前記第1の上電極と電気的に接続されている第2の上
    電極と、 前記下電極、前記容量絶縁膜、前記第1、第2の上電
    極、および前記第1の絶縁膜を被覆し、かつ前記第2の
    上電極上の、前記第1のコンタクトホールの上方以外の
    位置に第2のコンタクトホールを有し、又下電極上に第
    3のコンタクトホールを有する第2の絶縁膜と、 前記第2のコンタクトホールを介して前記第2の上電極
    と電気的に接続するように形成された第1配線層と、 前記第3のコンタクトホールを介して前記下電極と電気
    的に接続するように形成された第2配線層と、を備えた
    ことを特徴とする容量素子。
  2. 【請求項2】 前記第1の上電極、前記第2の上電極、
    または前記下電極が、白金、イリジウム、パラジウム、
    ルテニウム、若しくはこれらの合金のうちいずれかの材
    料を含む膜により、またはこれらの2種以上の複合膜に
    より構成されていることを特徴とする請求項1記載の容
    量素子。
  3. 【請求項3】 前記容量絶縁膜が、ストロンチウム、ビ
    スマスおよびタンタルのそれぞれ酸化物よりなる結晶酸
    化物、若しくは鉛、ジルコニウムおよびチタンのそれぞ
    れ酸化物よりなる結晶酸化物のうちいずれかを含む膜、
    または前記結晶酸化物の複合物を含む膜であることを特
    徴とする請求項1記載の容量素子。
  4. 【請求項4】 前記第1の絶縁膜が、BPSG(ボロフ
    ォスフォシリケートガラス)、PSG(フォスフォシリ
    ケートガラス)、NSG(ノンドープドシリケートガラ
    ス)、若しくはチタン酸化物のうちいずれかの材料を含
    む膜により、または前記BPSG、PSG、NSGおよ
    びチタン酸化物のうちの少なくとも2種の複合層により
    構成されていることを特徴とする請求項1記載の容量素
    子。
  5. 【請求項5】 前記第1の絶縁膜が、20nm〜50n
    mの範囲の膜厚を有するものであることを特徴とする請
    求項1記載の容量素子。
  6. 【請求項6】 前記第2の絶縁膜が、BPSG(ボロフ
    ォスフォシリケートガラス)、PSG(フォスフォシリ
    ケートガラス)、若しくはNSG(ノンドープドシリケ
    ートガラス)のうちいずれかの材料を含む膜により、ま
    たは前記BPSG、PSGおよびNSGのうちの少なく
    とも2種の複合層により構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の容量素子。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2配線層の最下層が、T
    iよりなる金属層で構成された請求項1記載の容量素
    子。
  8. 【請求項8】 基板に下電極、容量絶縁膜、第1の上電
    極を形成する工程と、前記第1の上電極の上部に第1の
    絶縁膜を形成した後、その第1の絶縁膜に第1のコンタ
    クトホールを形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上に第2の上電極を形成して、前記第
    1のコンタクトホールを介して前記第1の上電極に電気
    的に接続する工程と、 前記下電極、容量絶縁膜、第1の上電極、第1の絶縁膜
    および前記第2の上電極の上部全体を覆うように第2の
    絶縁膜を形成したのち、その第2の絶縁膜の前記第2の
    上電極の前記第1のコンタクトホールの上面を除く位置
    に第2のコンタクトホールと前記下電極に達する第3の
    コンタクトホールとをそれぞれ形成する工程と、 前記第2のコンタクトホールおよび前記第3のコンタク
    トホールの内面を含んでそれぞれ配線層を形成する工程
    と、を有することを特徴とする容量素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 基板と、 その基板の上に形成された下電極と、 その下電極の表面に形成された容量絶縁膜と、 その容量絶縁膜の表面に前記下電極と接触することなく
    形成された第1の上電極と、 その第1の上電極の上面に形成された第1の絶縁膜と、 その第1の絶縁膜の上面に形成され、かつ前記第1の絶
    縁膜の一部に設けられた第1のコンタクトホールを介し
    て前記第1の上電極と電気的に接続されている第2の上
    電極と、 前記第2の上電極の表面を被覆する第2の絶縁膜に設け
    られた第2のコンタクトホールを介して前記第2の上電
    極と電気的に接続するように形成された配線層と、を備
    えたことを特徴とする容量素子。
  10. 【請求項10】 前記第2のコンタクトホールが、前記
    第1のコンタクトホールの上方以外の位置に設けられて
    いることを特徴とする請求項9記載の容量素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100333641B1 (ko) * 1999-06-30 2002-04-24 박종섭 하부전극 손상을 방지할 수 있는 강유전체 메모리 소자의 캐패시터 형성 방법

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US6570202B2 (en) 1998-04-17 2003-05-27 Symetrix Corporation Ferroelectric integrated circuit having low sensitivity to hydrogen exposure and method for fabricating same
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