JPH11123632A - 工具測定機およびnc工作機械 - Google Patents
工具測定機およびnc工作機械Info
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- JPH11123632A JPH11123632A JP29244997A JP29244997A JPH11123632A JP H11123632 A JPH11123632 A JP H11123632A JP 29244997 A JP29244997 A JP 29244997A JP 29244997 A JP29244997 A JP 29244997A JP H11123632 A JPH11123632 A JP H11123632A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
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- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
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- Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 NC工作機械の機械特性誤差を考慮に入れた
工具補正量を求める。 【解決手段】 NC工作機械に用いられる工具の工具補
正量を測定する工具測定機にあって、NC工作機械に用
いられる工具の工具補正量を測定し、この工具補正量を
保持する工具補正量測定手段1と、工具補正量を測定さ
れる工具が用いられるNC工作機械の機械特性誤差を取
り込む機械特性誤差取り込み手段2と、前記工具補正量
測定手段に保持されている前記工具補正量と前記機械特
性誤差取り込み手段に取り込まれている前記機械特性誤
差とから新たな工具補正量を演算する工具補正量演算手
段3と、新たな工具補正量を外部記録媒体または前記N
C工作機械に出力する工具補正量出力手段4とを備え
る。
工具補正量を求める。 【解決手段】 NC工作機械に用いられる工具の工具補
正量を測定する工具測定機にあって、NC工作機械に用
いられる工具の工具補正量を測定し、この工具補正量を
保持する工具補正量測定手段1と、工具補正量を測定さ
れる工具が用いられるNC工作機械の機械特性誤差を取
り込む機械特性誤差取り込み手段2と、前記工具補正量
測定手段に保持されている前記工具補正量と前記機械特
性誤差取り込み手段に取り込まれている前記機械特性誤
差とから新たな工具補正量を演算する工具補正量演算手
段3と、新たな工具補正量を外部記録媒体または前記N
C工作機械に出力する工具補正量出力手段4とを備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NC工作機械の機
械特性誤差を考慮に入れた工具補正量を求めることがで
きる工具測定機およびNC工作機械の機械特性誤差を考
慮に入れ工具の位置制御を行って工作するNC工作機械
に関する。
械特性誤差を考慮に入れた工具補正量を求めることがで
きる工具測定機およびNC工作機械の機械特性誤差を考
慮に入れ工具の位置制御を行って工作するNC工作機械
に関する。
【0002】
【従来の技術】数値制御工作機械(以下、NC工作機械
という)における工具の位置制御においては、用いる工
具の工具補正量を予め求め、その値を考慮して制御して
いる。工具補正量は、工具をNC工作機械に取り付けた
ときに、その刃先位置が基準工具(マスター工具)の基
準位置からずれる量である。このズレは、工具の製造誤
差、磨耗、工具のホルダーへの取り付け誤差によって発
生する。
という)における工具の位置制御においては、用いる工
具の工具補正量を予め求め、その値を考慮して制御して
いる。工具補正量は、工具をNC工作機械に取り付けた
ときに、その刃先位置が基準工具(マスター工具)の基
準位置からずれる量である。このズレは、工具の製造誤
差、磨耗、工具のホルダーへの取り付け誤差によって発
生する。
【0003】まず、工具補正量の定義と補正の必要性を
図10および図11を用いてNC旋盤を例にとって説明
する。図10は工具補正量の定義図である。31はマス
ター工具で、この工具31により加工を行った場合、被
切削物に対して所望の寸法を得ることができる仮想の工
具である。32は切削工具で、NC旋盤に取り付けて実
際に被切削物の切削を行う工具である。図では、マスタ
ー工具31と切削工具32のズレの例を示している。こ
こで、NC旋盤に取り付けた際に生ずるマスター工具3
1と切削工具32とのX軸方向のズレ量ΔXをX軸補正
量35と定義し、Z軸方向のズレ量ΔZをZ軸補正量3
6と定義する。
図10および図11を用いてNC旋盤を例にとって説明
する。図10は工具補正量の定義図である。31はマス
ター工具で、この工具31により加工を行った場合、被
切削物に対して所望の寸法を得ることができる仮想の工
具である。32は切削工具で、NC旋盤に取り付けて実
際に被切削物の切削を行う工具である。図では、マスタ
ー工具31と切削工具32のズレの例を示している。こ
こで、NC旋盤に取り付けた際に生ずるマスター工具3
1と切削工具32とのX軸方向のズレ量ΔXをX軸補正
量35と定義し、Z軸方向のズレ量ΔZをZ軸補正量3
6と定義する。
【0004】図11はマスター工具および切削工具32
による被切削物の加工図である。33はマスター工具3
1にて加工された所望形状の被切削物で、2点鎖線でそ
の正面図を示している。34は工具補正を行うことなく
切削工具32にて加工された被切削物で、実線でその正
面図を示している。
による被切削物の加工図である。33はマスター工具3
1にて加工された所望形状の被切削物で、2点鎖線でそ
の正面図を示している。34は工具補正を行うことなく
切削工具32にて加工された被切削物で、実線でその正
面図を示している。
【0005】NC旋盤の各工具取付面は、マスター工具
31により加工した場合に、2点鎖線で示した所望形状
の被切削物が得られるように調整されている。
31により加工した場合に、2点鎖線で示した所望形状
の被切削物が得られるように調整されている。
【0006】NC旋盤に、X軸補正量35およびZ軸補
正量36を設定することなく、切削工具32にて加工を
行った場合、被切削物は、X軸方向にズレ量ΔX分およ
びZ軸方向にズレ量ΔZ分がズレた状態で切削され、所
望形状の被切削物とは寸法が異なる被切削物34とな
る。通常、被切削物は複数の工具により切削されるた
め、工具補正を行わないで加工を行った場合、各工具の
X軸補正量35およびZ軸補正量36が累積誤差となっ
て、さらに寸法の異なった被切削物の形状となる。
正量36を設定することなく、切削工具32にて加工を
行った場合、被切削物は、X軸方向にズレ量ΔX分およ
びZ軸方向にズレ量ΔZ分がズレた状態で切削され、所
望形状の被切削物とは寸法が異なる被切削物34とな
る。通常、被切削物は複数の工具により切削されるた
め、工具補正を行わないで加工を行った場合、各工具の
X軸補正量35およびZ軸補正量36が累積誤差となっ
て、さらに寸法の異なった被切削物の形状となる。
【0007】従って、所望形状の被切削物を得るために
は、使用する全工具のX軸補正量35およびZ軸補正量
36を測定し、NC旋盤の各工具の位置調整に反映する
必要がある。
は、使用する全工具のX軸補正量35およびZ軸補正量
36を測定し、NC旋盤の各工具の位置調整に反映する
必要がある。
【0008】次に、従来の工具補正量測定方法を図12
および図13を用いて説明する。図12は従来の工具測
定機の正面図である。38は切削工具32を保持するテ
ーブルで、X軸ハンドル42の回動操作により、X軸方
向に移動可能となっており、その移動量は表示器37に
表示される。また、テーブル38は、Z軸ハンドル41
の回動操作により、Z軸方向に移動可能となっており、
その移動量は表示器37に表示される。テーブル38に
は、切削工具32を取り付けた工具ホルダー39が取り
付けられる機構となっている。投影機40は、テーブル
38に取り付けたマスター工具および切削工具32の刃
先を投影像として拡大表示することができる。
および図13を用いて説明する。図12は従来の工具測
定機の正面図である。38は切削工具32を保持するテ
ーブルで、X軸ハンドル42の回動操作により、X軸方
向に移動可能となっており、その移動量は表示器37に
表示される。また、テーブル38は、Z軸ハンドル41
の回動操作により、Z軸方向に移動可能となっており、
その移動量は表示器37に表示される。テーブル38に
は、切削工具32を取り付けた工具ホルダー39が取り
付けられる機構となっている。投影機40は、テーブル
38に取り付けたマスター工具および切削工具32の刃
先を投影像として拡大表示することができる。
【0009】図13は工具補正量測定の概略図である。
51はマスター工具31(このマスター工具は工具ホル
ダー部分が一体となって構成されている)の刃先が拡大
表示された投影像である。52は切削工具32の刃先が
拡大表示された投影像である。投影像51と投影像52
のX軸方向のズレ量ΔXがX軸補正量35に、Z軸方向
のズレ量ΔZがZ軸補正量36に相当する。
51はマスター工具31(このマスター工具は工具ホル
ダー部分が一体となって構成されている)の刃先が拡大
表示された投影像である。52は切削工具32の刃先が
拡大表示された投影像である。投影像51と投影像52
のX軸方向のズレ量ΔXがX軸補正量35に、Z軸方向
のズレ量ΔZがZ軸補正量36に相当する。
【0010】まず、テーブル38にマスター工具31を
取り付け、X軸ハンドル42およびZ軸ハンドル41の
回動操作によりマスター工具31をX方向およびZ方向
に移動し、マスター工具31の刃先が拡大表示された投
影像51を投影機40の中心点に合わせて、表示器37
に表示されるX軸およびZ軸の移動量の表示をゼロにリ
セットする。
取り付け、X軸ハンドル42およびZ軸ハンドル41の
回動操作によりマスター工具31をX方向およびZ方向
に移動し、マスター工具31の刃先が拡大表示された投
影像51を投影機40の中心点に合わせて、表示器37
に表示されるX軸およびZ軸の移動量の表示をゼロにリ
セットする。
【0011】次に、前のリセットした位置のテーブル3
8からマスター工具31を取り外し、このリセットした
位置で工具ホルダー39に取り付けられた切削工具32
をテーブル38に取り付け、X軸ハンドル42およびZ
軸ハンドル41を回動操作して切削工具32をX軸およ
びZ軸方向に移動し、切削工具32の刃先が拡大表示さ
れた投影像52を投影機40の中心点に合わせる。この
とき、表示器37に表示された値が、マスター工具31
に対する切削工具32のX軸補正量35およびZ軸補正
量36となる。この値をメモに書き写し、NC旋盤に入
力する。
8からマスター工具31を取り外し、このリセットした
位置で工具ホルダー39に取り付けられた切削工具32
をテーブル38に取り付け、X軸ハンドル42およびZ
軸ハンドル41を回動操作して切削工具32をX軸およ
びZ軸方向に移動し、切削工具32の刃先が拡大表示さ
れた投影像52を投影機40の中心点に合わせる。この
とき、表示器37に表示された値が、マスター工具31
に対する切削工具32のX軸補正量35およびZ軸補正
量36となる。この値をメモに書き写し、NC旋盤に入
力する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、NC旋盤の機械特性誤差を考慮に入れていないた
め、寸法精度の極めて高い被切削物を加工する場合に
は、工具補正量を求めてその値による工具の位置制御を
行っても、加工した被切削物は所望の寸法精度にはなら
ず、よって工具の位置制御を工具補正量のみで行うこと
が意味をなさないという問題があった。この機械特性誤
差には工具取付面X軸誤差および工具取付面Z誤差があ
り、以下に説明する。
では、NC旋盤の機械特性誤差を考慮に入れていないた
め、寸法精度の極めて高い被切削物を加工する場合に
は、工具補正量を求めてその値による工具の位置制御を
行っても、加工した被切削物は所望の寸法精度にはなら
ず、よって工具の位置制御を工具補正量のみで行うこと
が意味をなさないという問題があった。この機械特性誤
差には工具取付面X軸誤差および工具取付面Z誤差があ
り、以下に説明する。
【0013】まず、図14を用いて工具取付面X軸誤差
を説明する。図14はNC旋盤の主軸と工具および刃物
台の位置関係を示した説明図である。同図において43
は工具を取り付ける刃物台、34は被切削物、44はN
C旋盤の主軸である。刃物台43は外周に6面の工具取
付面a〜fを有し、各工具取付面a〜fにはマスター工
具または切削工具を取り付けた工具ホルダー39を取り
付けることができる。図14では工具取付面fに切削工
具32を工具ホルダー39を介して取り付けた状態を示
している。
を説明する。図14はNC旋盤の主軸と工具および刃物
台の位置関係を示した説明図である。同図において43
は工具を取り付ける刃物台、34は被切削物、44はN
C旋盤の主軸である。刃物台43は外周に6面の工具取
付面a〜fを有し、各工具取付面a〜fにはマスター工
具または切削工具を取り付けた工具ホルダー39を取り
付けることができる。図14では工具取付面fに切削工
具32を工具ホルダー39を介して取り付けた状態を示
している。
【0014】各工具取付面a〜fから刃物台回転中心4
6までの距離a′〜f′は、精度の高いNC旋盤であっ
ても、数μmの誤差がある。この誤差を工具取付面X誤
差という。
6までの距離a′〜f′は、精度の高いNC旋盤であっ
ても、数μmの誤差がある。この誤差を工具取付面X誤
差という。
【0015】次に、図15を用いて工具取付面Z軸誤差
を説明する。図15はNC旋盤原点と刃物台の位置関係
を示した説明図である。同図において、47はNC旋盤
原点、46は刃物台回転中心、43は刃物台、45は工
具ホルダー取り付け基準穴である。刃物台43は外周に
6面の工具取付面a〜fを有し、各工具取付面a〜fに
は、切削工具を取り付けた工具ホルダーを工具ホルダー
取り付け基準穴45を基準として取り付けることができ
る。各工具取り付け基準穴45からNC旋盤原点47ま
での距離a”〜f”は、精度の高いNC旋盤であって
も、数μmの誤差がある。この誤差を工具取付面Z軸誤
差という。
を説明する。図15はNC旋盤原点と刃物台の位置関係
を示した説明図である。同図において、47はNC旋盤
原点、46は刃物台回転中心、43は刃物台、45は工
具ホルダー取り付け基準穴である。刃物台43は外周に
6面の工具取付面a〜fを有し、各工具取付面a〜fに
は、切削工具を取り付けた工具ホルダーを工具ホルダー
取り付け基準穴45を基準として取り付けることができ
る。各工具取り付け基準穴45からNC旋盤原点47ま
での距離a”〜f”は、精度の高いNC旋盤であって
も、数μmの誤差がある。この誤差を工具取付面Z軸誤
差という。
【0016】従来は、この工具取付面X軸誤差および工
具取付面Z軸誤差を考慮せずに工具測定機で得た工具補
正量のみで切削工具の位置制御を行っていたため、工具
補正量を高精度で計測しても、所望の寸法精度の製品を
得ることができず、一度加工を行いその製品の寸法を計
測し、目標値とのズレ量を補正する作業を数度繰り返す
必要があり、NC旋盤の試削り回数および段取り時間の
改善ができず、よって工具補正量を求めてその値による
工具の位置制御を行うことが意味をなさない状況にあっ
た。
具取付面Z軸誤差を考慮せずに工具測定機で得た工具補
正量のみで切削工具の位置制御を行っていたため、工具
補正量を高精度で計測しても、所望の寸法精度の製品を
得ることができず、一度加工を行いその製品の寸法を計
測し、目標値とのズレ量を補正する作業を数度繰り返す
必要があり、NC旋盤の試削り回数および段取り時間の
改善ができず、よって工具補正量を求めてその値による
工具の位置制御を行うことが意味をなさない状況にあっ
た。
【0017】以上、NC旋盤を例にとって従来技術を説
明したが、前記問題点はNC旋盤に限らず他のNC工作
機械にも共通している問題点であった。
明したが、前記問題点はNC旋盤に限らず他のNC工作
機械にも共通している問題点であった。
【0018】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、第1の目的は、NC工作機械の機械特性誤差を考
慮に入れた工具補正量を求めることができる工具測定機
を提供することであり、第2の目的は、NC工作機械の
機械特性誤差を考慮に入れて工具の位置制御を行うこと
ができるNC工作機械を提供することである。
ので、第1の目的は、NC工作機械の機械特性誤差を考
慮に入れた工具補正量を求めることができる工具測定機
を提供することであり、第2の目的は、NC工作機械の
機械特性誤差を考慮に入れて工具の位置制御を行うこと
ができるNC工作機械を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の工具測定機は、NC工作機械に
用いられる工具の工具補正量を測定する工具測定機にお
いて、NC工作機械に用いられる工具の工具補正量を測
定し、この工具補正量を保持する工具補正量測定手段
と、工具補正量を測定される工具が用いられるNC工作
機械の機械特性誤差を取り込む機械特性誤差取り込み手
段と、前記工具補正量測定手段に保持されている前記工
具補正量と前記機械特性誤差取り込み手段に取り込まれ
ている前記機械特性誤差とから新たな工具補正量を演算
する工具補正量演算手段と、新たな工具補正量を外部記
録媒体または前記NC工作機械に出力する工具補正量出
力手段と、を備えたことを特徴としている。
に、本発明の請求項1の工具測定機は、NC工作機械に
用いられる工具の工具補正量を測定する工具測定機にお
いて、NC工作機械に用いられる工具の工具補正量を測
定し、この工具補正量を保持する工具補正量測定手段
と、工具補正量を測定される工具が用いられるNC工作
機械の機械特性誤差を取り込む機械特性誤差取り込み手
段と、前記工具補正量測定手段に保持されている前記工
具補正量と前記機械特性誤差取り込み手段に取り込まれ
ている前記機械特性誤差とから新たな工具補正量を演算
する工具補正量演算手段と、新たな工具補正量を外部記
録媒体または前記NC工作機械に出力する工具補正量出
力手段と、を備えたことを特徴としている。
【0020】また、本発明の請求項2の工具測定機は、
請求項1の工具測定機において、前記機械特性誤差がN
C工作機械の工具取付面X軸誤差および工具取付面Z軸
誤差であることを特徴としている。
請求項1の工具測定機において、前記機械特性誤差がN
C工作機械の工具取付面X軸誤差および工具取付面Z軸
誤差であることを特徴としている。
【0021】さらに、本発明の請求項3のNC工作機械
は、工具測定機で測定された工具補正量をもとに工具の
位置を補正して工作するNC工作機械において、工具測
定機で測定された工具補正量を記録保持する工具補正量
記録手段と、前記NC工作機械の機械特性誤差を記録保
持する機械特性誤差記録手段と、前記記録保持された工
具補正量と前記記録保持された記録特性誤差とから新た
な工具補正量を演算し新たな工具補正量を前記NC工作
機械の工具の位置を補正する手段に出力する補正量演算
手段と、を備えたことを特徴としている。
は、工具測定機で測定された工具補正量をもとに工具の
位置を補正して工作するNC工作機械において、工具測
定機で測定された工具補正量を記録保持する工具補正量
記録手段と、前記NC工作機械の機械特性誤差を記録保
持する機械特性誤差記録手段と、前記記録保持された工
具補正量と前記記録保持された記録特性誤差とから新た
な工具補正量を演算し新たな工具補正量を前記NC工作
機械の工具の位置を補正する手段に出力する補正量演算
手段と、を備えたことを特徴としている。
【0022】そして、本発明の請求項4のNC工作機械
は、請求項3のNC工作機械において、前記機械特性誤
差が工具取付面X軸誤差および工具取付面Z軸誤差であ
ることを特徴としている。
は、請求項3のNC工作機械において、前記機械特性誤
差が工具取付面X軸誤差および工具取付面Z軸誤差であ
ることを特徴としている。
【0023】図1は、本発明の請求項1の工具測定機を
説明する上での概念図である。工具補正量測定手段1
は、工具ホルダーに取り付けられた工具の測定位置とマ
スター工具の対応する位置とのズレ量を工具補正量とし
て測定し、表示し、保持しておく手段である。この手段
は、工具補正量を測定し、表示し、保持する機能があれ
ば良く、例えば従来の工具測定機では少なくとも工具補
正量を測定し、表示する機能があるので従来の工具測定
機に、工具補正量を保持する機能としては、表示の電気
回路の一部にメモリを含む工具補正量の記憶回路を追加
することによって実現できる。
説明する上での概念図である。工具補正量測定手段1
は、工具ホルダーに取り付けられた工具の測定位置とマ
スター工具の対応する位置とのズレ量を工具補正量とし
て測定し、表示し、保持しておく手段である。この手段
は、工具補正量を測定し、表示し、保持する機能があれ
ば良く、例えば従来の工具測定機では少なくとも工具補
正量を測定し、表示する機能があるので従来の工具測定
機に、工具補正量を保持する機能としては、表示の電気
回路の一部にメモリを含む工具補正量の記憶回路を追加
することによって実現できる。
【0024】機械特性誤差取り込み手段2は、例えば機
械特性誤差をNC工作機械からのオンラインによる取り
込み、またはフレキシブルディスクあるいはキーボード
からの入力などによる取り込みで実現できる。取り込ま
れた機械特性誤差は後の処理に供することができる形態
でメモリなどに保存されることは当然である。この手段
は、工具補正量測定手段1に用いる従来の工具測定機の
制御装置に機械特性誤差の記憶回路を追加してもよい
し、パーソナルコンピュータによっても実現することが
できる。
械特性誤差をNC工作機械からのオンラインによる取り
込み、またはフレキシブルディスクあるいはキーボード
からの入力などによる取り込みで実現できる。取り込ま
れた機械特性誤差は後の処理に供することができる形態
でメモリなどに保存されることは当然である。この手段
は、工具補正量測定手段1に用いる従来の工具測定機の
制御装置に機械特性誤差の記憶回路を追加してもよい
し、パーソナルコンピュータによっても実現することが
できる。
【0025】工具補正量演算手段3は、工具補正量測定
手段1で保持されている工具補正量と、機械特性誤差取
り込み手段2で保持されている機械特性誤差とを読み取
り、X軸の新たな工具補正量=X軸工具補正量+機械特
性誤差(X軸成分の誤差)Z軸の新たな工具補正量=Z
軸工具補正量+機械特性誤差(Z軸成分の誤差)のよう
に、NC工作機械に登録する新たな工具補正量を演算
し、その値を保持する。この手段は、工具補正量測定手
段1に用いる従来の工具測定機の制御装置に上記機能を
追加してもよいし、パーソナルコンピュータによっても
実現することができる。
手段1で保持されている工具補正量と、機械特性誤差取
り込み手段2で保持されている機械特性誤差とを読み取
り、X軸の新たな工具補正量=X軸工具補正量+機械特
性誤差(X軸成分の誤差)Z軸の新たな工具補正量=Z
軸工具補正量+機械特性誤差(Z軸成分の誤差)のよう
に、NC工作機械に登録する新たな工具補正量を演算
し、その値を保持する。この手段は、工具補正量測定手
段1に用いる従来の工具測定機の制御装置に上記機能を
追加してもよいし、パーソナルコンピュータによっても
実現することができる。
【0026】工具補正量出力手段4は、工具補正量演算
手段3で保持されている新たな工具補正量と、対応する
NC工作機械の番号、刃物台番号および工具取付面番号
等をNC工作機械に入力する形態で出力する手段であ
る。その形態は、オンラインでのNC工作機械への入力
またはフレキシブルディスク等の外部記憶媒体を介して
の入力、NC工作機械に設けられたキーを介しての人手
入力がある。本手段は、それぞれの状況に応じて、オン
ラインでのNC工作機械への出力またはフレキシブルデ
ィスク等の外部記憶媒体への出力、NC工作機械に設け
られたキーを介しての人手入力に対応する印刷装置への
出力ができればよい。この手段は、工具補正量測定手段
に用いる従来の工具測定機の制御装置に上記機能を追加
してもよいし、パーソナルコンピュータによっても実現
することができる。
手段3で保持されている新たな工具補正量と、対応する
NC工作機械の番号、刃物台番号および工具取付面番号
等をNC工作機械に入力する形態で出力する手段であ
る。その形態は、オンラインでのNC工作機械への入力
またはフレキシブルディスク等の外部記憶媒体を介して
の入力、NC工作機械に設けられたキーを介しての人手
入力がある。本手段は、それぞれの状況に応じて、オン
ラインでのNC工作機械への出力またはフレキシブルデ
ィスク等の外部記憶媒体への出力、NC工作機械に設け
られたキーを介しての人手入力に対応する印刷装置への
出力ができればよい。この手段は、工具補正量測定手段
に用いる従来の工具測定機の制御装置に上記機能を追加
してもよいし、パーソナルコンピュータによっても実現
することができる。
【0027】以上述べた構成を有する工具測定機によれ
ば、新たな工具補正量がNC工作機械の機械特性誤差を
補正できる値になっているので、新たな工具補正量をN
C工作機械に対して従来の工具補正量として用いれば、
従来のNC工作機械に手を加えることなく、工具の位置
制御を精度よく行うことができる。
ば、新たな工具補正量がNC工作機械の機械特性誤差を
補正できる値になっているので、新たな工具補正量をN
C工作機械に対して従来の工具補正量として用いれば、
従来のNC工作機械に手を加えることなく、工具の位置
制御を精度よく行うことができる。
【0028】図2は、本発明の請求項3のNC工作機械
を説明する上での概念図である。工具補正量記録手段5
は入力された工具補正量を以降の手段で使える形態で記
録することができれば良く、例えば従来のNC工作機械
における補正量の記録手段でもよい。もちろん工具補正
量を専用に記録する手段であってもよい。専用の記録す
る手段は、NC工作機械の制御装置にメモリを含む工具
補正量の記録回路を追加することによって実現できる
し、パーソナルコンピュータによっても実現できる。
を説明する上での概念図である。工具補正量記録手段5
は入力された工具補正量を以降の手段で使える形態で記
録することができれば良く、例えば従来のNC工作機械
における補正量の記録手段でもよい。もちろん工具補正
量を専用に記録する手段であってもよい。専用の記録す
る手段は、NC工作機械の制御装置にメモリを含む工具
補正量の記録回路を追加することによって実現できる
し、パーソナルコンピュータによっても実現できる。
【0029】機械特性誤差記録手段6は、工具の位置制
御において補正すべきNC工作機械の機械特性誤差を予
め測定しておき、それらの値を以降の手段で使える形態
で記録しておく手段である。この手段は、例えばNC工
作機械の制御装置にメモリを含む機械特性誤差の記憶回
路を追加することによって実現できるし、パーソナルコ
ンピュータによっても実現することもできる。
御において補正すべきNC工作機械の機械特性誤差を予
め測定しておき、それらの値を以降の手段で使える形態
で記録しておく手段である。この手段は、例えばNC工
作機械の制御装置にメモリを含む機械特性誤差の記憶回
路を追加することによって実現できるし、パーソナルコ
ンピュータによっても実現することもできる。
【0030】工具補正量演算手段7は、まず工具補正量
記録手段5の工具補正量と機械特性誤差記録手段6の機
械特性誤差とを読み取り、 X軸の新たな工具補正量=X軸工具補正量+機械特性誤
差(X軸成分の誤差) Z軸の新たな工具補正量=Z軸工具補正量+機械特性誤
差(Z軸成分の誤差) のように、新たな工具補正量8を演算し、その値を保持
する。この手段では、例えば新たな工具補正量をNC工
作機械の工具の位置を補正する手段に予め出力してもよ
いし、補正する手段からの要請があったときに出力して
もよい。この手段は、NC工作機械の制御装置に上記機
能を追加することによって実現できるし、パーソナルコ
ンピュータによっても実現することもできる。
記録手段5の工具補正量と機械特性誤差記録手段6の機
械特性誤差とを読み取り、 X軸の新たな工具補正量=X軸工具補正量+機械特性誤
差(X軸成分の誤差) Z軸の新たな工具補正量=Z軸工具補正量+機械特性誤
差(Z軸成分の誤差) のように、新たな工具補正量8を演算し、その値を保持
する。この手段では、例えば新たな工具補正量をNC工
作機械の工具の位置を補正する手段に予め出力してもよ
いし、補正する手段からの要請があったときに出力して
もよい。この手段は、NC工作機械の制御装置に上記機
能を追加することによって実現できるし、パーソナルコ
ンピュータによっても実現することもできる。
【0031】以上述べた構成を有するNC工作機械によ
れば従来の工具補正量をさらに機械特性誤差で補正した
新たな工具補正量で工具の位置制御ができるので、従来
の工具測定機に手を加えることなく、より正確な工具の
位置制御を行うことができる。
れば従来の工具補正量をさらに機械特性誤差で補正した
新たな工具補正量で工具の位置制御ができるので、従来
の工具測定機に手を加えることなく、より正確な工具の
位置制御を行うことができる。
【0032】上記請求項1,3の発明におけるNC工作
機械の機械特性誤差としては、従来の技術の項で説明し
た工具取付面X軸誤差と工具取付面Z軸誤差の他、熱変
位誤差・ピッチ誤差・バッククラッシュ誤差・ロストモ
ーション等がある。実際の工具の位置制御においてこれ
らを全て考慮することは現実的でなく、効果のある誤差
を工具補正量演算手段3と工具補正量演算手段7で取り
扱い、機械特性誤差取り込み手段2と機械特性誤差記録
手段6ではその誤差を取り込み若しくは記録保存するこ
とが望ましい。中でも、特に影響が大きくその影響の仕
方が明確となっている請求項2,4の工具取付面X軸誤
差および工具取付面Z軸誤差を工具補正量演算手段3と
工具補正量演算手段7で取り扱い、機械特性誤差取り込
み手段2と機械特性誤差記録手段6ではその誤差を取り
込み若しくは記録保存することにより少ない資源で効率
的で且つ従来より高精度の工具位置制御が行える。
機械の機械特性誤差としては、従来の技術の項で説明し
た工具取付面X軸誤差と工具取付面Z軸誤差の他、熱変
位誤差・ピッチ誤差・バッククラッシュ誤差・ロストモ
ーション等がある。実際の工具の位置制御においてこれ
らを全て考慮することは現実的でなく、効果のある誤差
を工具補正量演算手段3と工具補正量演算手段7で取り
扱い、機械特性誤差取り込み手段2と機械特性誤差記録
手段6ではその誤差を取り込み若しくは記録保存するこ
とが望ましい。中でも、特に影響が大きくその影響の仕
方が明確となっている請求項2,4の工具取付面X軸誤
差および工具取付面Z軸誤差を工具補正量演算手段3と
工具補正量演算手段7で取り扱い、機械特性誤差取り込
み手段2と機械特性誤差記録手段6ではその誤差を取り
込み若しくは記録保存することにより少ない資源で効率
的で且つ従来より高精度の工具位置制御が行える。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る工具測定機お
よびNC工作機械の実施の形態を図面に基づき説明す
る。 [実施の形態1]本発明の実施の形態1の工具測定機を
図3〜図7に基づいて説明する。図3は工具測定機の構
成を示す概略図、図4はNC旋盤の工具取付面Z軸誤差
図、図5はNC旋盤の工具取付面X軸誤差図、図6は工
具取付面誤差入力画面図、図7は工具補正量のフレキシ
ブルディスクへの出力様式例である。
よびNC工作機械の実施の形態を図面に基づき説明す
る。 [実施の形態1]本発明の実施の形態1の工具測定機を
図3〜図7に基づいて説明する。図3は工具測定機の構
成を示す概略図、図4はNC旋盤の工具取付面Z軸誤差
図、図5はNC旋盤の工具取付面X軸誤差図、図6は工
具取付面誤差入力画面図、図7は工具補正量のフレキシ
ブルディスクへの出力様式例である。
【0034】図3において、工具測定機は工具補正量測
定手段1とパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと
いう)10から構成されている。工具補正量測定手段1
は工具測定部11と表示器12とから構成されている。
工具測定部11はテーブル13と顕微鏡14とから構成
されている。テーブル13は、工具ホルダー15を介し
てマスター工具または測定対象の工具が取り付けられる
機構となっており、図では測定対象の工具16が取り付
けられた状態を示している。テーブル13はX軸ハンド
ル17およびZ軸ハンドル18のそれぞれの回動操作に
よりX軸およびZ軸方向にそれぞれ移動することができ
る。テーブル13のX軸およびZ軸には、テーブル13
の移動量をそれぞれ計測する図示されていないスケール
が接続されている。顕微鏡14は、テーブル13に取り
付けた工具の上方位置に配置され、工具の刃先が観察可
能となっている。
定手段1とパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと
いう)10から構成されている。工具補正量測定手段1
は工具測定部11と表示器12とから構成されている。
工具測定部11はテーブル13と顕微鏡14とから構成
されている。テーブル13は、工具ホルダー15を介し
てマスター工具または測定対象の工具が取り付けられる
機構となっており、図では測定対象の工具16が取り付
けられた状態を示している。テーブル13はX軸ハンド
ル17およびZ軸ハンドル18のそれぞれの回動操作に
よりX軸およびZ軸方向にそれぞれ移動することができ
る。テーブル13のX軸およびZ軸には、テーブル13
の移動量をそれぞれ計測する図示されていないスケール
が接続されている。顕微鏡14は、テーブル13に取り
付けた工具の上方位置に配置され、工具の刃先が観察可
能となっている。
【0035】表示器12は、上記スケールと接続されて
おり、テーブル13の移動量の表示とその移動量の保存
をすることができる。この表示器12には、テーブル1
3のX軸およびZ軸方向の移動量をそれぞれ表示するX
軸方向表示部12aとZ軸方向表示部12bが設けられ
るとともに、両表示部12a,12bの表示をゼロにす
るリセットボタン19が設けられている。
おり、テーブル13の移動量の表示とその移動量の保存
をすることができる。この表示器12には、テーブル1
3のX軸およびZ軸方向の移動量をそれぞれ表示するX
軸方向表示部12aとZ軸方向表示部12bが設けられ
るとともに、両表示部12a,12bの表示をゼロにす
るリセットボタン19が設けられている。
【0036】パソコン10は、機械特性誤差取り込み手
段2、工具補正量演算手段3、工具補正量出力手段4を
有している。機械特性誤差取り込み手段2はパソコン1
0のキーボードとメモリーにより構成され、予め測定さ
れている機械特性誤差をキーボードからの入力による方
法で取り込みメモリーに保持する。工具補正量演算手段
3は、パソコン10の演算装置により構成され、表示器
12に接続されたケーブル20により、表示器12すな
わち工具補正量測定手段1に保持されている工具補正量
を読み取ることができる。また、工具補正量演算手段3
は、機械特性誤差取り込み手段2で保持されている機械
特性誤差を読み取り、読み取った工具補正量と機械特性
誤差から、NC工作機に登録する新たな工具補正量を演
算しその値を保持することができる。
段2、工具補正量演算手段3、工具補正量出力手段4を
有している。機械特性誤差取り込み手段2はパソコン1
0のキーボードとメモリーにより構成され、予め測定さ
れている機械特性誤差をキーボードからの入力による方
法で取り込みメモリーに保持する。工具補正量演算手段
3は、パソコン10の演算装置により構成され、表示器
12に接続されたケーブル20により、表示器12すな
わち工具補正量測定手段1に保持されている工具補正量
を読み取ることができる。また、工具補正量演算手段3
は、機械特性誤差取り込み手段2で保持されている機械
特性誤差を読み取り、読み取った工具補正量と機械特性
誤差から、NC工作機に登録する新たな工具補正量を演
算しその値を保持することができる。
【0037】工具補正量出力手段4は、パソコン10の
フレキシブル・ディスク・ドライブにより構成され、工
具補正量演算手段3で保持されている新たな工具補正量
と対応するNC旋盤の番号、刃物台番号および工具取付
面番号をフレキシブルディスクに出力することによって
NC旋盤に情報を伝達することができる。
フレキシブル・ディスク・ドライブにより構成され、工
具補正量演算手段3で保持されている新たな工具補正量
と対応するNC旋盤の番号、刃物台番号および工具取付
面番号をフレキシブルディスクに出力することによって
NC旋盤に情報を伝達することができる。
【0038】以下に、本実施の形態の作用を説明する。
まず、工具取付面Z軸誤差と工具取付面X軸誤差の測定
方法を図4および図5を参照して説明する。図4におい
て、21はNC旋盤の機械原点、22はNC旋盤の工具
を取り付ける刃物台で、刃物台22はその外周に6面の
工具取付面A〜Fを有している。24は刃物台22の回
転中心である。工具取付面Aには工具を取り付ける工具
ホルダー取付基準穴23が設けられている。工具取付面
B〜Fにも工具ホルダー取付基準穴23と同様の工具ホ
ルダー取付基準穴が設けられているが不図示である。図
5において、AX1は機械原点21から工具取付面Aま
での距離である。同様に、機械原点21から工具取付面
B〜Fまでのそれぞれの距離をBX1〜FX1とする。
また、Xは距離AX1〜FX1を測定する際の基準距離
であり、機械原点21に対し刃物台22を移動調整して
基準位置にしたときの刃物台22の回転中心24との距
離である。
まず、工具取付面Z軸誤差と工具取付面X軸誤差の測定
方法を図4および図5を参照して説明する。図4におい
て、21はNC旋盤の機械原点、22はNC旋盤の工具
を取り付ける刃物台で、刃物台22はその外周に6面の
工具取付面A〜Fを有している。24は刃物台22の回
転中心である。工具取付面Aには工具を取り付ける工具
ホルダー取付基準穴23が設けられている。工具取付面
B〜Fにも工具ホルダー取付基準穴23と同様の工具ホ
ルダー取付基準穴が設けられているが不図示である。図
5において、AX1は機械原点21から工具取付面Aま
での距離である。同様に、機械原点21から工具取付面
B〜Fまでのそれぞれの距離をBX1〜FX1とする。
また、Xは距離AX1〜FX1を測定する際の基準距離
であり、機械原点21に対し刃物台22を移動調整して
基準位置にしたときの刃物台22の回転中心24との距
離である。
【0039】図4において、AZ1は機械原点21から
の工具取付面Aの工具ホルダー取付基準穴23の中心点
までの距離である。同様に、機械原点21からの工具取
付面B〜Fの工具ホルダー取付基準穴の中心点までのそ
れぞれの距離をBZ1〜FZ1とする。Zは距離AZ1
〜FZ1を測定する際の基準距離であり、機械原点21
に対し刃物台22を移動調整して基準位置にしたときの
刃物台22の端面との距離である。
の工具取付面Aの工具ホルダー取付基準穴23の中心点
までの距離である。同様に、機械原点21からの工具取
付面B〜Fの工具ホルダー取付基準穴の中心点までのそ
れぞれの距離をBZ1〜FZ1とする。Zは距離AZ1
〜FZ1を測定する際の基準距離であり、機械原点21
に対し刃物台22を移動調整して基準位置にしたときの
刃物台22の端面との距離である。
【0040】図4において、複数の同型NC旋盤の内の
1台(本実施の形態では機械番号1とする)の刃物台2
2の工具取付面Aを基準とし、刃物台22の他の工具取
付面B〜Fおよび他のNC旋盤の刃物台の工具取付面と
工具取付面Aとの差を測定する。この測定に際し、機械
番号1のNC旋盤の機械原点21に対し刃物台22を基
準距離Zに移動させ、機械原点21から工具ホルダー取
付基準穴23の中心点までの距離AZ1を測定する。つ
ぎに、刃物台22の各工具取付面B〜Fを割り出し、機
械原点21から各工具ホルダー取付基準穴までのそれぞ
れの距離BZ1〜FZ1を測定する。さらに他のNC旋
盤について、それぞれのNC旋盤の機械原点に対し各N
C旋盤の刃物台を基準距離Zに移動させ、機械原点から
刃物台の各工具取付面の中心までの距離AZn〜FZn
(ここでnは機械番号)をそれぞれ測定する。BZ1〜
FZ1およびAZn〜FZnと基準にしたAZ1との差
が工具取付面Z軸誤差である。
1台(本実施の形態では機械番号1とする)の刃物台2
2の工具取付面Aを基準とし、刃物台22の他の工具取
付面B〜Fおよび他のNC旋盤の刃物台の工具取付面と
工具取付面Aとの差を測定する。この測定に際し、機械
番号1のNC旋盤の機械原点21に対し刃物台22を基
準距離Zに移動させ、機械原点21から工具ホルダー取
付基準穴23の中心点までの距離AZ1を測定する。つ
ぎに、刃物台22の各工具取付面B〜Fを割り出し、機
械原点21から各工具ホルダー取付基準穴までのそれぞ
れの距離BZ1〜FZ1を測定する。さらに他のNC旋
盤について、それぞれのNC旋盤の機械原点に対し各N
C旋盤の刃物台を基準距離Zに移動させ、機械原点から
刃物台の各工具取付面の中心までの距離AZn〜FZn
(ここでnは機械番号)をそれぞれ測定する。BZ1〜
FZ1およびAZn〜FZnと基準にしたAZ1との差
が工具取付面Z軸誤差である。
【0041】図5において、工具取付面Z軸誤差と同様
に機械番号1のNC旋盤の刃物台22の工具取付面Aを
基準とし、刃物台22の他の工具取付面B〜Fおよび他
のNC旋盤の刃物台の工具取付面と工具取付面Aとの差
を測定する。機械原点21に対し刃物台22を基準距離
Xに移動させ、原点21から工具取付面Aまでの距離A
X1を測定する。つぎに、刃物台22の各工具取付面B
〜Fを割り出し、機械原点21から工具取付面B〜Fま
でのそれぞれの距離BX1〜FX1を測定する。さらに
他のNC旋盤に対しても、刃物台を基準距離Xに移動
し、機械原点から刃物台の各取付面までの距離AXn〜
FXn(ここでnは機械番号)を測定する。BX1〜F
X1およびAXn〜FXnを基準としたAX1との差が
工具取付面X軸誤差である。
に機械番号1のNC旋盤の刃物台22の工具取付面Aを
基準とし、刃物台22の他の工具取付面B〜Fおよび他
のNC旋盤の刃物台の工具取付面と工具取付面Aとの差
を測定する。機械原点21に対し刃物台22を基準距離
Xに移動させ、原点21から工具取付面Aまでの距離A
X1を測定する。つぎに、刃物台22の各工具取付面B
〜Fを割り出し、機械原点21から工具取付面B〜Fま
でのそれぞれの距離BX1〜FX1を測定する。さらに
他のNC旋盤に対しても、刃物台を基準距離Xに移動
し、機械原点から刃物台の各取付面までの距離AXn〜
FXn(ここでnは機械番号)を測定する。BX1〜F
X1およびAXn〜FXnを基準としたAX1との差が
工具取付面X軸誤差である。
【0042】なお、AZ1およびAX1にも機械誤差が
含まれるが、機械番号1のNC旋盤の機械原点21をA
Z1およびAX1にも機械誤差がゼロになるように調整
することで対応している。
含まれるが、機械番号1のNC旋盤の機械原点21をA
Z1およびAX1にも機械誤差がゼロになるように調整
することで対応している。
【0043】以上のように測定された工具取付面X軸誤
差および工具取付面Z軸誤差は図6の様式でパソコン1
0のキーボードからの入力により、機械特性誤差取り込
み手段2で取り込まれ保持される。図6は、3台のNC
旋盤1,2および3の機械特性誤差である各工具取付面
の工具取付面X軸誤差および工具取付面Z軸誤差の例を
示すもので、これらの情報がパソコン10のキーボード
からの入力により、機械特性誤差取り込み手段2で取り
込まれ保持される。工具取付面X軸誤差は、3台のNC
旋盤とも、AX1〜FC1とAX1との差で示されてい
る。また、工具取付面Z軸誤差は、3台のNC旋盤と
も、AZ1〜FZ1と基準となるAZ1との差で示され
ている。
差および工具取付面Z軸誤差は図6の様式でパソコン1
0のキーボードからの入力により、機械特性誤差取り込
み手段2で取り込まれ保持される。図6は、3台のNC
旋盤1,2および3の機械特性誤差である各工具取付面
の工具取付面X軸誤差および工具取付面Z軸誤差の例を
示すもので、これらの情報がパソコン10のキーボード
からの入力により、機械特性誤差取り込み手段2で取り
込まれ保持される。工具取付面X軸誤差は、3台のNC
旋盤とも、AX1〜FC1とAX1との差で示されてい
る。また、工具取付面Z軸誤差は、3台のNC旋盤と
も、AZ1〜FZ1と基準となるAZ1との差で示され
ている。
【0044】次に、工具補正量の測定を図3を参照して
説明する。マスター工具(基準工具)を工具測定部11
のテーブル13に取り付け、顕微鏡14の視野中心に基
準工具の刃先が一致するように、X軸ハンドル17およ
びZ軸ハンドル18を回動操作してテーブル13を移動
させる。基準工具の刃先が顕微鏡14の視野中心に一致
したときに表示器12のX軸方向表示部12aおよびZ
軸方向表示部12bの表示をリセットボタン19により
ゼロにリセットする。次に、基準工具を外し測定対象の
工具16をテーブル13に取り付け、X軸ハンドル17
およびZ軸ハンドル18を回動操作し、顕微鏡14の視
野中心に測定対象の工具16の刃先が一致するようにテ
ーブル13を移動させる。この時、表示器12のX軸方
向表示部12aおよびZ軸方向表示部12bには、測定
対象の工具16の移動量が表示されるので、基準工具と
測定対象の工具16の刃先のズレ量が表示されることと
なり、顕微鏡14の視野中心に測定対象の工具16の刃
先が一致した時のズレ量が工具補正量となる。このX方
向のズレ量をX軸工具補正量、Z方向のズレ量をZ軸工
具補正量とする。顕微鏡14の視野中心に測定対象の工
具16の刃先が一致した時に、図示しないホールドボタ
ンを押すことによって、工具補正量が表示器12に保持
される。
説明する。マスター工具(基準工具)を工具測定部11
のテーブル13に取り付け、顕微鏡14の視野中心に基
準工具の刃先が一致するように、X軸ハンドル17およ
びZ軸ハンドル18を回動操作してテーブル13を移動
させる。基準工具の刃先が顕微鏡14の視野中心に一致
したときに表示器12のX軸方向表示部12aおよびZ
軸方向表示部12bの表示をリセットボタン19により
ゼロにリセットする。次に、基準工具を外し測定対象の
工具16をテーブル13に取り付け、X軸ハンドル17
およびZ軸ハンドル18を回動操作し、顕微鏡14の視
野中心に測定対象の工具16の刃先が一致するようにテ
ーブル13を移動させる。この時、表示器12のX軸方
向表示部12aおよびZ軸方向表示部12bには、測定
対象の工具16の移動量が表示されるので、基準工具と
測定対象の工具16の刃先のズレ量が表示されることと
なり、顕微鏡14の視野中心に測定対象の工具16の刃
先が一致した時のズレ量が工具補正量となる。このX方
向のズレ量をX軸工具補正量、Z方向のズレ量をZ軸工
具補正量とする。顕微鏡14の視野中心に測定対象の工
具16の刃先が一致した時に、図示しないホールドボタ
ンを押すことによって、工具補正量が表示器12に保持
される。
【0045】次に、新たな工具補正量の演算について説
明する。工具補正量の測定に先立って、上記工具取付面
X軸誤差および工具取付面Z軸誤差を図6の様式でキー
ボードからの入力により、機械特性誤差取り込み手段2
に取り込み保持する。
明する。工具補正量の測定に先立って、上記工具取付面
X軸誤差および工具取付面Z軸誤差を図6の様式でキー
ボードからの入力により、機械特性誤差取り込み手段2
に取り込み保持する。
【0046】工具補正量の測定を行った後、パソコン1
0のキーボードから工具補正量演算手段3に対し、測定
対象の工具16がどのNC旋盤のどの工具取付面に取り
付けられるかを指示する。工具補正量演算手段3はその
指示を受けたあと、表示器12に保持された工具補正量
を読み取るとともに、機械特性誤差取り込み手段2に保
持されている機械特性誤差の中から測定対象の工具16
が取り付けられるNC旋盤の工具取付面の工具取付面X
軸誤差および工具取付面Z軸誤差を読み取る。工具補正
量演算手段3は、読み取った工具補正量と工具取付面X
軸誤差および工具取付面Z軸誤差から、新たな工具補正
量を次式から算出する。 X軸の新たな工具補正量=X軸工具補正量+工具取付面
X軸誤差 Z軸の新たな工具補正量=Z軸工具補正量+工具取付面
Z軸誤差
0のキーボードから工具補正量演算手段3に対し、測定
対象の工具16がどのNC旋盤のどの工具取付面に取り
付けられるかを指示する。工具補正量演算手段3はその
指示を受けたあと、表示器12に保持された工具補正量
を読み取るとともに、機械特性誤差取り込み手段2に保
持されている機械特性誤差の中から測定対象の工具16
が取り付けられるNC旋盤の工具取付面の工具取付面X
軸誤差および工具取付面Z軸誤差を読み取る。工具補正
量演算手段3は、読み取った工具補正量と工具取付面X
軸誤差および工具取付面Z軸誤差から、新たな工具補正
量を次式から算出する。 X軸の新たな工具補正量=X軸工具補正量+工具取付面
X軸誤差 Z軸の新たな工具補正量=Z軸工具補正量+工具取付面
Z軸誤差
【0047】以上により得られた工具補正量は工具補正
量出力手段4により図7の様式でフレキシブルディスク
へ出力される。このフレキシブルディスクにより対応す
るNC旋盤に新たな工具補正量が入力され、工具16の
位置制御が行われる。図7は、工具補正量のフレキシブ
ルディスクへの出力様式例であり、様式は対応するNC
旋盤によって規定されている。図7では、Oはプログラ
ム番号、Gはインクリメンタルの指令、G10L11は
工具に与えられている補正量を書き換えるという指令、
Pは工具の番号、X,Zはその補正量、MO2はプログ
ラムの終わりをそれぞれ意味している。このフレキシブ
ルディスクにより対応するNC旋盤に新たな工具補正量
が入力され、工具の位置制御が行われる。
量出力手段4により図7の様式でフレキシブルディスク
へ出力される。このフレキシブルディスクにより対応す
るNC旋盤に新たな工具補正量が入力され、工具16の
位置制御が行われる。図7は、工具補正量のフレキシブ
ルディスクへの出力様式例であり、様式は対応するNC
旋盤によって規定されている。図7では、Oはプログラ
ム番号、Gはインクリメンタルの指令、G10L11は
工具に与えられている補正量を書き換えるという指令、
Pは工具の番号、X,Zはその補正量、MO2はプログ
ラムの終わりをそれぞれ意味している。このフレキシブ
ルディスクにより対応するNC旋盤に新たな工具補正量
が入力され、工具の位置制御が行われる。
【0048】本実施の形態の工具測定機によれば、工具
補正量と機械特性誤差を考慮に入れた新たな工具補正量
を従来の工具補正量として用いることによって、従来の
NC旋盤に手を加えることなく、工具の位置制御を行う
ことができる。
補正量と機械特性誤差を考慮に入れた新たな工具補正量
を従来の工具補正量として用いることによって、従来の
NC旋盤に手を加えることなく、工具の位置制御を行う
ことができる。
【0049】[実施の形態2]本実施の形態を図2、図
8および図9に基づいて説明する。図2はNC工作機械
の構成を示す概略図、図8は工具補正量の入力画面図、
図9は機械特性誤差の入力画面図である。
8および図9に基づいて説明する。図2はNC工作機械
の構成を示す概略図、図8は工具補正量の入力画面図、
図9は機械特性誤差の入力画面図である。
【0050】図2において、工具補正量記憶手段5は、
NC工作機械のレジスタにより構成され、キーボードも
しくはフレキシブルディスクからの入力された工具補正
量を記録・保存することができる。機械特性誤差記録手
段6は、NC工作機械のレジスタにより構成され、キー
ボードもしくはフレキシブルディスクから入力された機
械特性誤差を記録・保存することができる。工具補正量
演算手段7は、NC工作機械の演算装置により構成さ
れ、工具補正量記憶手段5に記録・保存されている工具
補正量と、前記機械特性誤差記録手段6に記録・保存さ
れている機械特性誤差とから、新たな工具補正量の演算
を行うことができる。
NC工作機械のレジスタにより構成され、キーボードも
しくはフレキシブルディスクからの入力された工具補正
量を記録・保存することができる。機械特性誤差記録手
段6は、NC工作機械のレジスタにより構成され、キー
ボードもしくはフレキシブルディスクから入力された機
械特性誤差を記録・保存することができる。工具補正量
演算手段7は、NC工作機械の演算装置により構成さ
れ、工具補正量記憶手段5に記録・保存されている工具
補正量と、前記機械特性誤差記録手段6に記録・保存さ
れている機械特性誤差とから、新たな工具補正量の演算
を行うことができる。
【0051】機械特性誤差(工具取付面X軸誤差および
工具取付面Z軸誤差)の測定方法は、実施の形態1と同
一である。
工具取付面Z軸誤差)の測定方法は、実施の形態1と同
一である。
【0052】計測した機械特性誤差を、図9に示す画面
のように、各工具取付面毎に工具取付面X軸誤差・工具
取付面Z軸誤差をキーボードもしくはフレキシブルディ
スクにより機械特性誤差記録手段6に入力を行う。
のように、各工具取付面毎に工具取付面X軸誤差・工具
取付面Z軸誤差をキーボードもしくはフレキシブルディ
スクにより機械特性誤差記録手段6に入力を行う。
【0053】また、図8に示す画面のように、各工具補
正量を各工具毎にX軸補正量・Z軸補正量・ノーズR補
正量・仮想刃先点の位置(T)をキーボードもしくはフ
レキシブルディスクにより工具補正量記録手段5に入力
を行う。
正量を各工具毎にX軸補正量・Z軸補正量・ノーズR補
正量・仮想刃先点の位置(T)をキーボードもしくはフ
レキシブルディスクにより工具補正量記録手段5に入力
を行う。
【0054】NC旋盤による加工時、工具補正量演算手
段7は、工具番号が呼び出されて工具補正がかけられる
タイミングで、図8に示したように入力され記録されて
いる該当工具番号の補正量(X軸、Z軸)を工具補正量
記録手段5から読み出す。また、割り出されている工具
取付面の機械特性誤差を、図9に示すように入力され記
録されている機械特性誤差記録手段6から読み出す。工
具補正量演算手段7は、読み出した前記工具補正量と前
記機械特性誤差補正量から新たな工具補正量8を算出す
る。計算方法は、実施の形態1と同一である。新たな工
具補正量8を工具補正量として、該当工具に補正をか
け、工具の位置制御9を行う。
段7は、工具番号が呼び出されて工具補正がかけられる
タイミングで、図8に示したように入力され記録されて
いる該当工具番号の補正量(X軸、Z軸)を工具補正量
記録手段5から読み出す。また、割り出されている工具
取付面の機械特性誤差を、図9に示すように入力され記
録されている機械特性誤差記録手段6から読み出す。工
具補正量演算手段7は、読み出した前記工具補正量と前
記機械特性誤差補正量から新たな工具補正量8を算出す
る。計算方法は、実施の形態1と同一である。新たな工
具補正量8を工具補正量として、該当工具に補正をか
け、工具の位置制御9を行う。
【0055】本実施の形態のNC工作機械によれば、従
来の工具測定機に手を加えることなく、従来の工具補正
量から機械特性誤差を考慮した新たな工具補正量が得ら
れるので、従来より正確な工具の位置制御を行うことが
できる。
来の工具測定機に手を加えることなく、従来の工具補正
量から機械特性誤差を考慮した新たな工具補正量が得ら
れるので、従来より正確な工具の位置制御を行うことが
できる。
【0056】なお、上記した具体的実施の形態から次の
ような構成の技術的思想が導き出される。 (付記) (1)NC工作機械に用いられる工具の工具補正量を測
定する工具測定機において、NC工作機械に用いられる
複数の工具の工具補正量をそれぞれ測定し、この複数の
工具補正量を保持する工具補正量測定手段と、前記複数
の工具を取り付ける位置ごとのNC工作機械の機械特性
誤差を取り込む機械特性誤差取り込み手段と、前記工具
補正量測定手段に保持されている前記複数の工具補正量
と前記機械特性誤差取り込み手段に取り込まれている前
記複数の機械特性誤差とから複数の工具ごとに新たな工
具補正量を演算する工具補正量演算手段と、新たな工具
補正量を外部記録媒体または前記NC工作機械に出力す
る工具補正量出力手段と、を備えたことを特徴とする工
具測定機。
ような構成の技術的思想が導き出される。 (付記) (1)NC工作機械に用いられる工具の工具補正量を測
定する工具測定機において、NC工作機械に用いられる
複数の工具の工具補正量をそれぞれ測定し、この複数の
工具補正量を保持する工具補正量測定手段と、前記複数
の工具を取り付ける位置ごとのNC工作機械の機械特性
誤差を取り込む機械特性誤差取り込み手段と、前記工具
補正量測定手段に保持されている前記複数の工具補正量
と前記機械特性誤差取り込み手段に取り込まれている前
記複数の機械特性誤差とから複数の工具ごとに新たな工
具補正量を演算する工具補正量演算手段と、新たな工具
補正量を外部記録媒体または前記NC工作機械に出力す
る工具補正量出力手段と、を備えたことを特徴とする工
具測定機。
【0057】(2)工具測定機で測定された工具補正量
をもとに複数の工具の位置を補正して工作するNC工作
機械において、工具測定機で測定された複数の工具補正
量を記録保持する工具補正量記録手段と、前記複数の取
り付け位置における前記NC工作機械の機械特性誤差を
それぞれ記録保持する機械特性誤差記録手段と、前記記
録保持された複数の工具補正量と前記記録保持された複
数の記録特性誤差とから複数の工具ごとに新たな工具補
正量を演算し新たな工具補正量を前記NC工作機械の複
数の工具の位置を補正する手段に出力する工具補正量演
算手段と、を備えたことを特徴とするNC工作機械。
をもとに複数の工具の位置を補正して工作するNC工作
機械において、工具測定機で測定された複数の工具補正
量を記録保持する工具補正量記録手段と、前記複数の取
り付け位置における前記NC工作機械の機械特性誤差を
それぞれ記録保持する機械特性誤差記録手段と、前記記
録保持された複数の工具補正量と前記記録保持された複
数の記録特性誤差とから複数の工具ごとに新たな工具補
正量を演算し新たな工具補正量を前記NC工作機械の複
数の工具の位置を補正する手段に出力する工具補正量演
算手段と、を備えたことを特徴とするNC工作機械。
【0058】付記(1)の工具測定機によれば、工具補
正量およびNC工作機械の機械特性誤差を考慮した新た
な工具補正量により正確な工具の位置制御を行うことが
できる。また、被切削物を複数の工具を用いて加工する
際に、工具ごとに正確な位置制御を行うことができるの
で累積誤差が生ぜず、寸法精度の極めて高い製品を所望
形状に加工する位置制御を行うことができる。
正量およびNC工作機械の機械特性誤差を考慮した新た
な工具補正量により正確な工具の位置制御を行うことが
できる。また、被切削物を複数の工具を用いて加工する
際に、工具ごとに正確な位置制御を行うことができるの
で累積誤差が生ぜず、寸法精度の極めて高い製品を所望
形状に加工する位置制御を行うことができる。
【0059】また、付記(2)のNC工作機械によれ
ば、工具補正量およびNC工作機械の機械特性誤差を考
慮した新たな工具補正量により正確な工具の位置制御を
行いつつ、被切削物の加工を行うことができる。また、
被切削物を複数の工具を用いて加工する際に、工具ごと
に正確な位置制御を行いつつ加工を行うことができる
の、複数の工具による累積誤差が生ぜず、寸法精度の極
めて高い製品を所望形状に加工することができる。
ば、工具補正量およびNC工作機械の機械特性誤差を考
慮した新たな工具補正量により正確な工具の位置制御を
行いつつ、被切削物の加工を行うことができる。また、
被切削物を複数の工具を用いて加工する際に、工具ごと
に正確な位置制御を行いつつ加工を行うことができる
の、複数の工具による累積誤差が生ぜず、寸法精度の極
めて高い製品を所望形状に加工することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明の請求項1および請求項2の工具
測定機によれば、工具補正量に加えてNC工作機械の機
械特性誤差を考慮した新たな工具補正量を従来の工具補
正量として用いることによって、従来のNC工作機械に
手を加えることなく、正確な工具の位置制御を行うこと
ができる。従って、従来のように工具補正のみを行い、
その工具で一度加工を行って得た製品を計測し、その計
測値と目標値とのズレ量を補正する作業を数度繰り返す
というNC工作機械の試削り回数および段取り時間を改
善でき、求めた工具補正量による工具の位置制御が意味
をなさない、という問題点を解決した工具測定を行うこ
とができる。
測定機によれば、工具補正量に加えてNC工作機械の機
械特性誤差を考慮した新たな工具補正量を従来の工具補
正量として用いることによって、従来のNC工作機械に
手を加えることなく、正確な工具の位置制御を行うこと
ができる。従って、従来のように工具補正のみを行い、
その工具で一度加工を行って得た製品を計測し、その計
測値と目標値とのズレ量を補正する作業を数度繰り返す
というNC工作機械の試削り回数および段取り時間を改
善でき、求めた工具補正量による工具の位置制御が意味
をなさない、という問題点を解決した工具測定を行うこ
とができる。
【0061】また、本発明の請求項3および請求項4の
NC工作機械によれば、従来の工具測定機に手を加える
ことなく、従来の工具補正量からNC工作機械の機械特
性誤差を考慮した新たな工具補正量が得られるので、正
確な工具の位置制御を行いつつ加工を行うことができ
る。従って、従来のように工具補正のみを行い、その工
具で一度加工を行って得た製品を計測し、その計測値と
目標値とのズレ量を補正する作業を数度繰り返すという
NC工作機械の試削り回数および段取り時間を改善で
き、求めた工具補正量による工具の位置制御を行うこと
が意味をなさない、という問題点が解決して加工を行う
ことができる。
NC工作機械によれば、従来の工具測定機に手を加える
ことなく、従来の工具補正量からNC工作機械の機械特
性誤差を考慮した新たな工具補正量が得られるので、正
確な工具の位置制御を行いつつ加工を行うことができ
る。従って、従来のように工具補正のみを行い、その工
具で一度加工を行って得た製品を計測し、その計測値と
目標値とのズレ量を補正する作業を数度繰り返すという
NC工作機械の試削り回数および段取り時間を改善で
き、求めた工具補正量による工具の位置制御を行うこと
が意味をなさない、という問題点が解決して加工を行う
ことができる。
【図1】本発明の工具測定機を示す概念図である。
【図2】本発明のNC工作機械を示す概念図である。
【図3】本発明の実施の形態1の工具測定機を示す概略
図である。
図である。
【図4】本発明の実施の形態1のNC旋盤工具取付面Z
軸誤差を示す説明図である。
軸誤差を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態1のNC旋盤工具取付面X
軸誤差を示す説明図である。
軸誤差を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態1の工具取付面誤差入力画
面を示す説明図である。
面を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態1の工具補正量のフレキシ
ブルディスクへの出力様式例を示す説明図である。
ブルディスクへの出力様式例を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態2の工具補正量入力画面を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態2の機械特性誤差入力画面
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図10】工具補正量の定義図である。
【図11】マスター工具および切削工具での加工図であ
る。
る。
【図12】従来の工具測定機を示す正面図である。
【図13】工具補正量測定概略図である。
【図14】工具取付面X軸誤差概略図である。
【図15】工具取付面Z軸誤差概略図である。
1 工具補正量測定手段 2 機械特性誤差取り込み手段 3 工具補正量演算手段 4 工具補正量出力手段 5 工具補正量記録手段 6 機械特性誤差記録手段 7 工具補正量演算手段 8 新たな工具補正量 9 工具位置制御 10 パソコン 11 工具測定部 12 表示器 13 テーブル 14 顕微鏡 15 工具ホルダー 16 工具 17 X軸ハンドル 18 Z軸ハンドル 21 NC旋盤の機械原点 22 刃物台 23 工具ホルダー取付基準穴 24 刃物台回転中心 35 X軸補正量(ΔX) 36 Z軸補正量(ΔZ) A〜F 刃物台の工具取付面 X 距離AX1〜FX1を測定する際の基準距離 Z 距離AZ1〜FZ1を測定する際の基準距離 AX1〜FX1 機械原点から工具取付面A〜Fまでの
距離 AZ1〜FZ1 機械原点から工具取付面A〜Fの工具
ホルダー取付基準穴の中心点までの距離 a〜f 工具取付面 a’〜f’ 工具取付面から刃物台回転中心までの距離 a”〜f” NC旋盤原点から工具ホルダー取付基準
距離 AZ1〜FZ1 機械原点から工具取付面A〜Fの工具
ホルダー取付基準穴の中心点までの距離 a〜f 工具取付面 a’〜f’ 工具取付面から刃物台回転中心までの距離 a”〜f” NC旋盤原点から工具ホルダー取付基準
Claims (4)
- 【請求項1】 NC工作機械に用いられる工具の工具補
正量を測定する工具測定機において、 NC工作機械に用いられる工具の工具補正量を測定し、
この工具補正量を保持する工具補正量測定手段と、 工具補正量を測定される工具が用いられるNC工作機械
の機械特性誤差を取り込む機械特性誤差取り込み手段
と、 前記工具補正量測定手段に保持されている前記工具補正
量と前記機械特性誤差取り込み手段に取り込まれている
前記機械特性誤差とから新たな工具補正量を演算する工
具補正量演算手段と、 新たな工具補正量を外部記録媒体または前記NC工作機
械に出力する工具補正量出力手段と、 を備えたことを特徴とする工具測定機。 - 【請求項2】前記機械特性誤差がNC工作機械の工具取
付面X軸誤差および工具取付面Z軸誤差であることを特
徴とする請求項1記載の工具測定機。 - 【請求項3】 工具測定機で測定された工具補正量をも
とに工具の位置を補正して工作するNC工作機械におい
て、 工具測定機で測定された工具補正量を記録保持する工具
補正量記録手段と、 前記NC工作機械の機械特性誤差を記録保持する機械特
性誤差記録手段と、 記録保持された工具補正量と記録保持された記録特性誤
差とから新たな工具補正量を演算し新たな工具補正量を
前記NC工作機械の工具の位置を補正する手段に出力す
る工具補正量演算手段と、 を備えたことを特徴とするNC工作機械。 - 【請求項4】 前記機械特性誤差が工具取付面X軸誤差
および工具取付面Z軸誤差であることを特徴とする請求
項3記載のNC工作機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29244997A JPH11123632A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 工具測定機およびnc工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29244997A JPH11123632A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 工具測定機およびnc工作機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11123632A true JPH11123632A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17781952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29244997A Pending JPH11123632A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 工具測定機およびnc工作機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11123632A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7340126B1 (ja) * | 2023-01-27 | 2023-09-06 | ヤマザキマザック株式会社 | 旋盤、旋盤加工システム、及び、旋盤の刃先位置推定方法 |
| CN118875822A (zh) * | 2024-07-22 | 2024-11-01 | 捷森电能科技(广东)有限公司 | 一种锯床多角度转动方法及系统 |
-
1997
- 1997-10-24 JP JP29244997A patent/JPH11123632A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7340126B1 (ja) * | 2023-01-27 | 2023-09-06 | ヤマザキマザック株式会社 | 旋盤、旋盤加工システム、及び、旋盤の刃先位置推定方法 |
| WO2024157463A1 (ja) * | 2023-01-27 | 2024-08-02 | ヤマザキマザック株式会社 | 旋盤、旋盤加工システム、及び、旋盤の刃先位置推定方法 |
| CN120112380A (zh) * | 2023-01-27 | 2025-06-06 | 山崎马扎克公司 | 车床、车床加工系统和车床的刀尖位置推定方法 |
| CN120112380B (zh) * | 2023-01-27 | 2025-12-19 | 山崎马扎克公司 | 车床、车床加工系统和车床的刀尖位置推定方法 |
| CN118875822A (zh) * | 2024-07-22 | 2024-11-01 | 捷森电能科技(广东)有限公司 | 一种锯床多角度转动方法及系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060410 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060613 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20061107 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |