JPH11123879A - ロール状熱転写受像シート - Google Patents
ロール状熱転写受像シートInfo
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- JPH11123879A JPH11123879A JP9306334A JP30633497A JPH11123879A JP H11123879 A JPH11123879 A JP H11123879A JP 9306334 A JP9306334 A JP 9306334A JP 30633497 A JP30633497 A JP 30633497A JP H11123879 A JPH11123879 A JP H11123879A
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Abstract
ターで印画する際に、特にハガキ用マーク等があった
り、シールタイプの受像シートでハーフカットが形成さ
れている場合に、所望の位置、方向に正確に画像が形成
されるロール状熱転写受像シートを提供することを目的
とする。 【解決手段】 熱転写受像シートに印画終了後切断除去
される余白部3に検知マーク2を設けたことにより、該
検知マーク2をプリンターで読み取って、各種の色を重
ねて、熱転写画像の色ずれや、印画される画像と郵便番
号等の印刷部5やハーフカットとの位置ずれを防止する
ことができる。また、検知マーク2を読み取って、画像
形成されたロール状熱転写受像シート1の所望サイズに
切断することもでき、ロール状熱転写受像シート1の切
断位置が印画される画像または、ハガキ用マーク5、ハ
ーフカットの位置と合わないことを防止することができ
る。
Description
ね合わせ、色材を熱転写することにより画像を形成する
ロール状熱転写受像シートに関し、更に詳しくは、ロー
ル状受像シートを搭載するプリンターで印画する際に、
所望の位置、方向に正確に画像が形成されるロール状熱
転写受像シートに関するものである。
に文字や画像を形成することが行われている。熱転写方
式としては、感熱昇華型転写方式と感熱溶融型転写方式
が広く用いられている。このうち、感熱昇華型転写方式
は、昇華性染料を色材とし、それを画像情報に応じて発
熱制御されたサーマルヘッド等の加熱デバイスを用い
て、熱転写シート上の昇華性染料層中の染料と熱転写受
像シート等の被転写体に移行させて画像を形成させる方
式である。この感熱昇華型転写方式は、極めて短時間の
加熱によってドット単位で染料の移行量を制御できる。
このように形成された画像は、使用する色材が染料であ
ることから非常に鮮明であり、且つ透明性に優れている
ため、得られる画像は中間調の再現性や階調性に優れ、
極めて高精細な画像を得ることができる。このため、フ
ルカラー銀塩写真に匹敵する高品質の画像を得ることが
できる。
よびソフトの発達により、この熱転写方式は、コンピュ
ーターグラフィックス、衛星通信による静止画像そして
CDROMその他に代表されるデジタル画像およびビデ
オ等のアナログ画像のフルカラーハードコピーシステム
として、その市場を拡大している。この熱転写方式によ
る熱転写受像シートの具体的な用途は、多岐にわたって
いる。代表的なものとしては、印刷の校正刷り、画像の
出力、CAD/CAMなどの設計およびデザインなどの
出力、CTスキャンや内視鏡カメラなどの各種医療用分
析機器、測定機器の出力用途そしてインスタント写真の
代替として、また身分証明書やIDカード、クレジット
カード、その他カード類への顔写真などの出力、さらに
遊園地、ゲームセンター、博物館、水族館などのアミュ
ーズメント施設における合成写真、記念写真、絵ハガキ
や、他にメッセージカード、カレンダー、システム手帳
等の用途をあげることができる。
い、任意の対象物に貼り付けられるもので、例えば、画
像が形成される受容層と基材が、粘着剤層を介して、離
型シートと剥離可能な構成の熱転写受像シートが使用さ
れている。いわゆる、ラベルやシールタイプと言われて
いるものである。この熱転写受像シートは、受容層に所
望の画像を形成後、該受容層を有する基材を剥離して任
意の対象物に貼着する用途のものである。
華転写用熱転写受像シートは、基材の一方の面に色材受
容層を形成し、他方の面に裏面滑性層を形成したものが
用いられ、これらの受像シートを一定サイズにカット
し、50枚程度を1セットとしてカセットに入れ、プリ
ンターに装着して使用されていた。このような場合、2
枚差し等の給紙不良や排出不良等の搬送系による不具合
が発生しやすいと言う問題があった。最近では、これら
の問題の解決並びに印画可能枚数の大容量化の目的でロ
ール形態の受像シートを搭載するプリンターが開発され
ている。これらのプリンターはロール形態で受像シート
を供給し、印画後所望のサイズに切断して使用する。こ
のようなロール状受像シートを使用すれば、搬送不良の
問題点は改善され、プリンターのサイズに規定されるも
のの、比較的印画可能枚数の大容量化が実現しやすいと
いう利点がある。
写型方式は画質の向上や低コスト化に伴い、絵はがき、
シール、メッセージカード、カレンダー、システム手帳
等の用途への利用が考えられている。このような用途に
ロール状受像シート搭載のプリンターを使用することを
考えた時、印画された画像と、印画されない側に形成さ
れた郵便番号等を記載するための四角の枠(ハガキ用マ
ーク)等のデザインマークやシールのハーフカットの位
置とが著しくずれてしまったり、印画された画像と予め
形成されていたデザインマークと方向が逆になってしま
うという問題がある。さらに、画像形成されたロール状
受像シートが所望のサイズに切断された時に、切断位置
が印画された画像または、ハガキ用マーク、ハーフカッ
トの位置と合わないという問題がある。
なロール状熱転写受像シートを搭載するプリンターで印
画する際に、特に印画されない側にハガキ用マーク等が
あったり、シールタイプの受像シートでハーフカットが
形成されている場合に、印画される画像と、郵便番号等
を記載するための四角の枠やハーフカットが著しくずれ
てしまったり、ロール状熱転写受像シートの切断位置が
印画される画像または、ハガキ用マーク、ハーフカット
の位置と合わないことを防止することができる、すなわ
ち、所望の位置、方向に正確に画像が形成されるロール
状熱転写受像シートを提供することにある。
に、本発明は、プリンターにロール状態で供給される熱
転写受像シートにおいて、該受像シートに印画終了後切
断除去される余白部に検知マークを設けたことを特徴と
する。また、前記の熱転写受像シートにおいて、ハガキ
用マークやハーフカットの加工が予め形成されているこ
とが好ましい。また、前記の検知マークが、印画される
面と反対側に設けられたことが好ましい。また、前記の
検知マークが印画される面側に設けられたことが好まし
い。さらに、前記の検知マークが貫通孔であることが好
ましい。
ターにロール状態で供給されるもので、該受像シートに
印画終了後切断除去される余白部に検知マークを設けた
ことにより、該検知マークをプリンターで読み取って、
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック等の色を重ね
て、熱転写画像の色ずれや、印画される画像と郵便番号
等の印刷部やハーフカットとの位置ずれを防止すること
ができる。尚、該検知マークは郵便番号等の予め印刷さ
れた部分やハーフカットの位置と合わせて形成されてい
る。また、プリンターで検知された後、切断除去される
余白部に検知マークが設けられているので、切断除去さ
れた画像形成物に検知マークが残らず、外観を損ねるこ
ともない。また、検知マークを読み取って、画像形成さ
れたロール状熱転写受像シートの所望サイズに切断する
こともでき、ロール状熱転写受像シートの切断位置が印
画される画像または、ハガキ用マーク、ハーフカットの
位置と合わないことを防止することができる。
げて、本発明を更に詳しく説明する。本発明のロール状
熱転写受像シートを用いれば、印画した画像が裏面側の
ハガキ等のマークとずれることなく所望の位置、方向に
形成される。図1に、本発明の実施形態の一つであるロ
ール状熱転写受像シート1の構成図を示す。すなわち、
基材6として、支持体7の上に微細空隙層8を接着剤層
10を介して形成し、その基材6の微細空隙層8側に中
間層12を介して、受容層11を設けた。さらに、上記
の基材6の他方の面にカール防止層9を設け、そしてカ
ール防止層9の上に筆記層13を形成し、さらに筆記層
13の上に、検知マーク2と郵便番号枠等のハガキ用マ
ーク5を形成したものである。そして、印画後切断する
部分4の間の余白部3に検知マーク2が設けられてい
る。
タイプのロール状熱転写受像シート1の構成を示す。受
容層11、基材6、粘着剤層14がこの順に積層された
シール部17と、離型シート15から構成され、該離型
シート15の離型面と粘着剤層14が剥離可能に貼合さ
れたものであり、印画後切断する部分4の間の余白部3
に貫通孔の検知マーク2が設けられている。また、図
3、図4に検知マーク例を示す。図3では、ロール状熱
転写受像シート1において、郵便番号枠等のハガキ用マ
ーク5を形成し、そのハガキ用マーク5が形成された面
と同一面に、検知マークが設けられ、かつ、印画終了後
切断除去される余白部3に検知マークが存在する。尚、
余白部3は印画後切断する部分4の間に挟まれている。
図4は、ロール状熱転写受像シート1において、郵便番
号枠等のハガキ用マーク5を形成し、そのハガキ用マー
ク5が形成された面と反対面に、検知マークが設けら
れ、かつ、印画終了後切断除去される余白部3に検知マ
ークが存在する。
像シート1において、ハーフカット16の形状が四角形
で多数個配列されたもので、印画終了後切断除去される
余白部3に、貫通孔の検知マーク2が設けられている。
図6は、シールタイプのロール状熱転写受像シート1に
おいて、ハーフカット16の形状が四角形と楕円形の組
合せであり、印画終了後切断除去される余白部3で、ハ
ーフカット16が形成された面と反対面に、検知マーク
2が設けられている。図3〜6に示すように、ロール状
熱転写受像シート1の印画終了後切断除去される余白部
3が、受像シートの流れ方向に対して垂直に一定幅で形
成しているが、印画終了後切断除去される余白部は受像
シートの流れ方向に対して平行に形成することも可能で
ある。
は、上述の如く基本的に受容層、基材、検知マークから
形成される。それぞれについて以下に詳細に説明する。 (受容層)本発明の熱転写受像シートの受容層11は、
色材を染着し易い樹脂を主成分とするワニスに、必要に
応じて離型剤等の各種添加剤を加えて構成する。染着し
易い樹脂は、代表的なものとしては、ポリプロピレン等
のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン等のハロゲン化樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル
酸エステル等のビニル系樹脂、及びその共重合体、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリア
ミド系樹脂、エチレンやプロピレン等のオレフィンと他
のビニル系モノマーとの共重合体、ポリウレタン、ポリ
カーボネート、アクリル樹脂、アイオノマー、セルロー
ス誘導体等の単体、又は混合物を用いることができ、こ
れらの中でもポリエステル系樹脂、及びビニル系樹脂が
好ましい。
との熱融着を防止するために、各種の離型剤を配合する
こともできる。離型剤としては、リン酸エステル系可塑
剤、フッ素系化合物、シリコーンオイルを用いることが
できるが、この中でもシリコーンオイルが好ましい。シ
リコーンオイルとしては、ジメチルシリコーンをはじ
め、各種の変性シリコーンを用いることができる。具体
的には、アミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコー
ン、アルコール変性シリコーン、ビニル変性シリコー
ン、ウレタン変性シリコーン等を用い、これらをブレン
ドしたり各種の反応を用いて重合させて用いることもで
きる。離型剤は1種若しくは2種以上のものが使用され
る。また、離型剤の添加量は受容層形成用樹脂100重
量部に対し、0.5〜30重量部が好ましい。この添加
量の範囲を満たさない場合は、昇華型熱転写シートと熱
転写受像シートの受容層との融着若しくは印画感度の低
下等の問題が生じる場合がある。このような離型剤を受
容層に添加することによって、転写後の受容層の表面に
離型剤がブリードアウトして離型層が形成される。ま
た、これらの離型剤は受容層に添加せず、受容層上に別
途塗工してもよい。
色度を向上させて転写画像の鮮明度を更に高める目的
で、白色顔料や蛍光増白剤等を添加することができる。
受容層の塗工は、ロールコート法、バーコート法、グラ
ビアコート法、グラビアリバースコート法、そしてエク
ストリュージョンコート法等の一般的な方法で行なわれ
る。その塗工量は0.5〜15g/m2 程度が好まし
い。また、このような受容層は連続被覆であるのが好ま
しいが、樹脂エマルジョン若しくは水溶性樹脂や樹脂分
散液を使用して、不連続の被覆として形成してもよい。
更に、熱転写プリンターの搬送安定化を図るために受容
層の上に帯電防止剤を塗工してもよい。
は両面の最表面に帯電防止層を設けてもよい。帯電防止
層は、帯電防止剤である、脂肪酸エステル、硫酸エステ
ル、リン酸エステル、アミド類、4級アンモニウム塩、
ベタイン類、アミノ酸類、アクリル系樹脂、エチレンオ
キサイド付加物等を溶剤に溶解又は分散させたものを塗
工して、形成することができる。形成手段は、上記の受
容層の場合と同様のものがあげられる。帯電防止層の塗
工量は、乾燥時0.001〜0.1g/m2 が好まし
い。
て中間層12を設けることができる。中間層としては、
その目的により如何なる材料を用いてもよい。例えば、
樹脂に各種の白色顔料を加えたものを用いることによ
り、高い白色度を得ることができる。更に、蛍光増白剤
や帯電防止剤等を必要に応じて添加することができる。
また、後述する基材と上述の受容層との間の接着性を向
上させる目的で、必要に応じて中間層を設けても良い。
また、該接着性を向上させるために、基材の受容層と形
成する側の面に予めコロナ放電処理、オゾン処理などの
中間層を設けるための前処理を施しても良い。
樹脂、或いは官能基を有する熱可塑性樹脂を、各種の硬
化剤その他の手法を用いて硬化させた層を用いることが
できる。具体的には、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン、ポリエステル、塩素化ポリプロピレン、
変性ポリオレフィン、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポ
リカーボネート、アイオノマー、単官能及び/又は多官
能水酸基含有のプレポリマーをイソシアネート等で硬化
させた樹脂等を使用することができる。これらの樹脂に
は、必要に応じて白色性や隠蔽性等の機能を付与するた
めに、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウムその
他公知の無機顔料や有機フィラー、蛍光増白剤等の添加
剤を加えることができる。その塗布厚みは0.5〜30
μm程度が好ましい。
としては、各種の紙、合成紙、プラスチックシート等を
用い、上述した受容層を直接またはプライマー層を介し
て形成しても良いが、より高い印字感度を有すると共
に、濃度ムラや白抜けのない高画質を得るためには、微
細空隙を有する層8の存在が不可欠である。微細空隙を
有する層としては、内部に微細空隙を有するプラスチッ
クシートや合成紙を用いることができる。また、各種支
持体7の上に、各種の塗工方式で微細空隙を有する層を
形成できる。微細空隙を有するプラスチックシート又は
合成紙としては、ポリオレフィン、特にポリプロピレン
を主体として、それに無機顔科及び/又はポリプロピレ
ンと非相溶なポリマーをブレンドし、これらをボイド作
製開始剤として用い、これらの混合物を延伸、成膜した
プラスチックシート又は合成紙が好ましい。これらがポ
リエステル等を主体としたものの場合には、その粘弾性
的あるいは熱的性質から、クッション性、及び断熱性
が、ポリプロピレンを主体としたものに比較して劣るた
め、印画感度に劣り、かつ濃度むらなども生じやすい。
ート及び合成紙の20℃に於ける弾性率は5×108 P
a〜1×1010Paが好ましい。また、これらのプラス
チックシートや合成紙は、通常、2軸延伸により成膜さ
れたものである。故に、これらは加熱により収縮する。
これらを110℃下で60秒放置した場合の収縮率は、
0.5%〜2.5%である。上述のプラスチックシート
や合成紙は、それ自体が、微細空隙を含む層の単層であ
っても良いし、複数の層構成であっても良い。複数の層
構成の場合には、その構成する全ての層に微細空隙を含
有しても良いし、微細空隙が存在しない層が存在しても
良い。そして、このプラスチックシートや合成紙には、
必要に応じて隠蔽剤として、白色顔料を混入させても良
い。また、白色性を増すために、蛍光増白剤等の添加剤
を設けても良い。微細空隙を有する層は、30〜80μ
mの厚みが好ましい。
にコーティング法によって微細空隙を有する層を形成す
ることも可能である。使用するプラスチック樹脂として
は、ポリエステル、ウレタン樹脂、ポリカーボネート、
アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル等の公
知の樹脂を単独或は、複数をブレンドして使用すること
ができる。支持体7は、従来公知のものでよく、上質
紙、コート紙、アート紙、キャストコート紙、グラシン
紙等各種の紙、合成紙、不織布そしてポリエチレンテレ
フタレート、アクリル、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のプラスチックシート等を用いることができる。
ビニルアルコール、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、変性ポリオレフィン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリカーボネート等の樹脂や合成紙
を、支持体の受容層を設ける面と反対面にカール防止層
9を設けることができる。基材は各種の紙、合成紙、プ
ラスチックシート等を用いたものでも良いが、上記のよ
うに支持体に微細空隙層やカール防止層を設けることが
好ましい。その際に、微細空隙層やカール防止層がプラ
スチックシートや合成紙の場合は、接着剤層10により
支持体と貼り合わせることができる。
ラミネーション、ノンソルベント(ホットメルト)ラミ
ネーション、ECラミネーション方法等の公知の積層方
法が使用できるが、好ましい方法はドライラミネーショ
ン及びノンソルベントラミネーション方法である。ノン
ソルベントラミネーション方法に好適な接着剤として
は、例えば、武田薬品工業株式会社製のタケネートA−
720Lが挙げられ、ドライラミネーションに好適な接
着剤としては、例えば、武田薬品工業株式会社製のタケ
ラックA969/タケネートA−5(3/1)等が挙げ
られる。これらの接着剤の使用量としては、固形分で約
1〜8g/m2 、好ましくは2〜6g/m2 の範囲であ
る。
ペン、万年筆、鉛筆等による筆記性を付与した層、また
は印刷インキ、インクジェットインキ、熱溶融転写イン
キ、トナー等の印刷、印字適性をもたせた層である。ま
た、熱転写受像シートをハガキとして使用する場合等
に、筆記層に切手の接着性をもたせることができる。筆
記層は、バインダー樹脂と無機フィラーを主成分に構成
する。バインダー樹脂として、例えば、アクリル酸エス
テル、飽和ポリエステル、酢酸ビニル、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体、酢酸セルロース、ポリビニルブチラ
ール、ポリビニルアセタールや、ポリビニルアルコール
が使用できる。無機フィラーとしては、シリカ、クレ
ー、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛等が挙げら
れる。筆記層13は図1に示したように、受像シートの
全面に設けても良いし、部分的に形成しても良い。筆記
層の形成手段は従来公知の印刷塗工手段でよく、筆記層
の厚さは、乾燥時で0.5〜20g/m2 程度である。
は、検知器によって検知可能であればよく、限定される
ものではない。形状において、例えば、図3、4のよう
に四角形でも、その他、丸形や直線、バーコード等の形
状があげられる。また、検知マークは、図6のようにロ
ール状熱転写受像シートの幅全体にわたって、形成して
もよい。検知マークの色は、検知器で検知可能であれば
よく、例えば、光透過型検知器であれば、隠蔽性の高い
銀色、黒色などがあげられる。また、光反射型検知器で
あれば、反射性の高い金属光沢の色調などがあげられ
る。検知マークの形成方法は、図2、5のようにロール
状熱転写受像シートの表面から裏面に穴を貫通させるこ
とによって形成してもよいし、グラビア印刷やオフセッ
ト印刷で形成してもよい。また、蒸着フィルムを転写箔
でホットスタンプで設けたり、裏面に粘着剤付きの蒸着
フィルムを貼り付けることもでき、特に限定されるもの
ではない。
料を熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂に分散して所望の色に
着色したインキにより形成することが出来る。具体的に
は、カーボンブラック、炭酸カルシウム、酸化チタン、
クレー、シリカ等の着色顔料をポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、ポリエステル、塩素化ポリプロ
ピレン、変性ポリオレフィン、ウレタン樹脂、アクリル
樹脂、ポリカーボネート、アイオノマーなどの熱可塑性
樹脂或いは、単官能及び/又は多官能水酸基含有のプレ
ポリマーに分散しイソシアネート等で硬化させた樹脂等
を使用することができる。
図3、4に示すような郵便番号枠や、切手の貼付枠であ
り、熱転写プリンターで受像シートに画像形成を行う前
に、予め印刷等で形成してある。また、本発明では熱転
写受像シートをハガキとして使用する場合は、上記のハ
ガキ用マークを形成するが、他の用途で受像シートを使
用する場合は、プリンターで画像形成前に、受像シート
に予め印刷等で形成してある文字、記号等がマーク5と
して意味することになる。いずれにしろ、本発明の熱転
写受像シートは、プリンターで印画される画像と、プリ
ンターで画像形成前の受像シートに予め印刷等で形成し
てある文字、記号等のマークの位置が合わないことを防
止することができる。
2に示すようなラベルやシールタイプと言われている、
画像が形成される受容層11と基材6が、粘着剤層14
を介して、離型シート15と剥離可能な構成でも使用す
ることができる。尚、受容層11、基材6、粘着剤層1
4がこの順に積層された部分がシール部17であり、任
意の物品にシール部17を貼付することができる。
知のプラスチックフィルムまたは、ポリラミ紙の表面に
シリコーン等の公知の離型剤で離型処理を施した材料で
あり、例えば、東レ株式会社製のルミラーT−60(厚
み50μm)や、ダイヤホイル株式会社製のW−400
(厚み38μm)として入手し、使用することができ
る。これらの離型シートは20μm〜100μmの厚み
のものが好ましく、離型シートが薄すぎると得られる熱
転写受像シートのいわゆるコシがなくなり、熱転写プリ
ンターで搬送できなかったり、熱転写受像シートにシワ
が発生したりする。一方、離型シートが厚すぎると、得
られる熱転写受像シートが厚くなりすぎ、熱転写プリン
ターで搬送駆動させる力が大きくなりすぎて、プリンタ
ーに故障が生じたり、正常に搬送できなかったりする。
公知の溶剤系及び水系のいずれの粘着剤を用いて形成す
ることができる。粘着剤として、例えば、酢酸ビニル樹
脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル−アクリル共重合体、酢
酸ビニル−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、ポリウレタン樹脂や、天然ゴム、クロロプレ
ンゴム、ニトリルゴムなどが挙げられる。粘着剤層の塗
工量は、約8〜30g/m2 (固形分)が一般的であ
り、従来公知の方法、すなわち、グラビアコート、グラ
ビアリバースコート、ロールコート等の方法で、離型シ
ート上に塗布し、乾燥して粘着剤層を形成する。また、
粘着剤層6の粘着力は、離型シートと粘着剤層との剥離
強度で、JISZ0237準拠の180°による剥離方
法において、100〜1,700gの範囲、好ましくは
700〜1,400gの範囲にすることが望ましい。以
上の如き粘着剤の種類や、塗工量は、前記離型シート上
に粘着剤層を形成する際に、その剥離強度が前記範囲に
なるように、選択して使用することが好ましい。
像シートでは、図2に示すように、離型シート15を除
く部分のシール部17にハーフカットを画像形成前に予
め形成することができる。ハーフカットの形状は、図5
に示すように四角形のコマを多数個配列したり、図6に
示すように四角形と楕円形のように、異なる形状を組み
合わせたものでも任意に選択することができる。ハーフ
カットの形成方法は、カッター刃を取り付けた上型と台
座の間に、熱転写受像シートを挿入して、上型を上下動
させる方法や、シリンダータイプのロータリーカッター
方法や、レーザー加工手段により熱処理を施す等の方法
があり、ハーフカットできる方法であれば特に制限はな
い。
さらに具体的に説明する。尚、文中部または%とあるの
は重量基準である。 (実施例1)微細空隙層の39μm厚ミクロボイドフィ
ルムに下記組成の、中間層、受容層を順次塗布、乾燥し
た後、受容層を形成した面とは反対側の面に下記配合の
接着剤を塗布、乾燥した。但し、各層の塗工量は乾燥時
で、中間層2g/m2 、受容層4g/m2 、接着剤層4
g/m2 である。次に、片側にカール防止層としてHD
PE/PP(全厚33μm)を積層したコート紙(18
6.1g/m2 )のHDPE/PPが積層されていない
側の面と、上記の接着剤層とを貼着してロール状熱転写
受像シートを作製した。このロール状熱転写受像シート
のカール防止層の上に、下記組成の筆記層を形成し、さ
らに、得られた筆記層表面に、図3に示すような一定の
パターンでハガキ用マーク5を指定色により、通常のグ
ラビア印刷法により形成し、この受像シートの裏面の印
画終了後切断除去される余白部に、下記組成の検知マー
ク塗工液を塗布、乾燥して検知マークを形成し、実施例
1の受像シートを作製した。
熱転写受像シートの検知マークを貫通孔にした以外は、
実施例1と同様にして実施例2の受像シートを作製し
た。 (実施例3)基材である内部にミクロボイドを有するポ
リエチレンテレフタレートフィルム(W−900、ダイ
ヤホイル(株)製、厚み50μm)の一方の面に、実施
例1で使用した受容層塗工液を乾燥時、4.0g/m2
の割合で、塗工及び乾燥して受容層を形成し、次に上記
の基材の受容層を形成していない面に、下記組成の粘着
剤塗工液を乾燥時15g/m2 の割合で、塗工及び乾燥
して粘着剤層を形成した。
伸ポリプロピレンフィルム(商品名パイレンP215
6、東洋紡績株式会社製、厚み30μm)の一方の表面
に、前記の積層体の粘着剤層面を対向させてラミネート
した。さらに、図5に示すような配置で、カッター刃を
取り付けた上型と台座とのプレス方式により、シール部
にハーフカットを、また印画終了後切断除去される余白
部に貫通孔の検知マークを形成し、実施例3のロール状
熱転写受像シートを作製した。
熱転写受像シートの検知マークを無くした以外は、実施
例1と同様にして比較例1の受像シートを作製した。 (比較例2)実施例3で作製したロール状熱転写受像シ
ートの検知マークを無くした以外は、実施例3と同様に
して比較例2の受像シートを作製した。
像シートにおいて、以下の条件にて熱転写による画像を
形成した。イエロー、マゼンタ及びシアンの3色の染料
層を面順次に有する熱転写シート(三菱電機株式会社製
CP−700用)と上記の各ロール状熱転写受像シート
とを用いて、熱転写プリンター(三菱電機株式会社製C
P−700)にて、画像を形成し、定位置の余白部を切
断除去した。尚、実施例1、実施例2及び比較例1につ
いては、ハガキサイズに収納する一定の風景画像を形成
して、図3の4に示す切断位置でカットした。また、実
施例3と比較例2については、図5の配置のように、ハ
ーフカットで囲まれた領域よりも少し大き目に、12個
の顔写真の画像を単位として形成し、図5の4に示す切
断位置でカットした。
される画像と、郵便番号等のハガキ用マークやハーフカ
ットとの位置関係、さらにロール状受像シートの切断位
置と、印画される画像またはハガキ用マークやハーフカ
ットラインとの位置関係を、ずれがないかを調べた。 評価の判断基準は以下の通りである。 ○:画像がハガキ用マーク、ハーフカットの位置に対し
て、正確な位置で形成され、かつ受像シートの切断位置
が画像及びハガキ用マーク、ハーフカットに対して、正
確な位置で形成されている。 ×:画像がハガキ用マーク、ハーフカットの位置に対し
て、ずれて形成され、また受像シートの切断位置が、画
像及びハガキ用マーク、ハーフカットの位置に対してず
れている。
像シートは、受像シートに印画終了後切断除去される余
白部に検知マークを設けたことにより、該検知マークを
プリンターで読み取って、イエロー、マゼンタ、シアン
等の色を重ねて、熱転写画像の色ずれや、印画される画
像と郵便番号等の印刷部やハーフカットとの位置ずれを
防止することができる。また、検知マークを読み取っ
て、画像形成されたロール状受像シートの所望サイズに
切断することができ、ロール状受像シートの切断位置が
印画される画像または、ハガキ用マークやハーフカット
の位置と合わないことを防止することができる。
施形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
施形態を示す平面図である。
施形態を示す平面図である。
イプの一つの実施形態を示す平面図である。
イプの一つの実施形態を示す平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 プリンターにロール状態で供給される熱
転写受像シートにおいて、該受像シートに印画終了後切
断除去される余白部に検知マークを設けたことを特徴と
するロール状熱転写受像シート。 - 【請求項2】 ハガキ用マークやハーフカットの加工が
予め形成されていることを特徴とする上記の請求項1に
記載するロール状熱転写受像シート。 - 【請求項3】 前記の検知マークが印画される面と反対
側に設けられたことを特徴とする上記の請求項1に記載
するロール状熱転写受像シート。 - 【請求項4】 前記の検知マークが印画される面側に設
けられたことを特徴とする上記の請求項1に記載するロ
ール状熱転写受像シート。 - 【請求項5】 前記の検知マークが貫通孔であることを
特徴とする上記の請求項1に記載するロール状熱転写受
像シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9306334A JPH11123879A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | ロール状熱転写受像シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9306334A JPH11123879A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | ロール状熱転写受像シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11123879A true JPH11123879A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17955864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9306334A Pending JPH11123879A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | ロール状熱転写受像シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11123879A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113442598A (zh) * | 2020-03-27 | 2021-09-28 | 湖南鼎一致远科技发展有限公司 | 一种热转印打印机 |
-
1997
- 1997-10-22 JP JP9306334A patent/JPH11123879A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113442598A (zh) * | 2020-03-27 | 2021-09-28 | 湖南鼎一致远科技发展有限公司 | 一种热转印打印机 |
| CN113442598B (zh) * | 2020-03-27 | 2023-01-24 | 湖南鼎一致远科技发展有限公司 | 一种热转印打印机 |
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