JPH11124049A - 車両用操舵装置のタイロッド構造 - Google Patents

車両用操舵装置のタイロッド構造

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JPH11124049A
JPH11124049A JP29280297A JP29280297A JPH11124049A JP H11124049 A JPH11124049 A JP H11124049A JP 29280297 A JP29280297 A JP 29280297A JP 29280297 A JP29280297 A JP 29280297A JP H11124049 A JPH11124049 A JP H11124049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
tie rod
rod structure
axial direction
steering system
Prior art date
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Pending
Application number
JP29280297A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Akiyama
和洋 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH11124049A publication Critical patent/JPH11124049A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイロッドに作用する軸方向荷重が圧縮荷重
であっても引張荷重であっても、タイロッドのヒューズ
部が同様に作動するようにすること。 【解決手段】 中間部にヒューズ部(軸方向の過荷重を
吸収・低減する部分)を有するタイロッド10におい
て、前記ヒューズ部を、外挿シャフト11と、この外挿
シャフト11内に軸方向へ移動可能に嵌合された内挿シ
ャフト12と、この内挿シャフト12と外挿シャフト1
1を連結する連結手段14によって構成し、外挿シャフ
ト11または内挿シャフト12に設定値以上の軸方向荷
重が作用したとき連結手段14による連結が解除されて
外挿シャフト11に対して内挿シャフト12が軸方向に
相対移動するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用操舵装置の
タイロッド構造、特にタイロッドが中間部にヒューズ部
(軸方向の過荷重を吸収・低減する部分)を有するタイ
ロッド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のタイロッド構造は、例えば実開
平7−37862号公報に示されていて、このタイロッ
ド構造においては、タイロッドの一部を一般軸部より細
径とすることによりヒューズ部が形成されていて、タイ
ロッドに軸方向の過大圧縮荷重(設定値以上の圧縮荷
重)が加わるときヒューズ部にて屈曲変形が生じるよう
になっており、この屈曲変形により車輪側からギヤボッ
クス側への過大圧縮荷重の伝達が吸収・低減されるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報のタイロ
ッド構造においては、ヒューズ部が圧縮荷重に対しては
的確に機能するものの引張荷重に対しては的確に機能し
ないため、車輪側からギヤボックス側に過大な引張荷重
が伝達された場合には、ギヤボックスが損傷するおそれ
がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、中間部にヒューズ部
を有するタイロッドにおいて、前記ヒューズ部を、外挿
シャフトと、この外挿シャフト内に軸方向へ移動可能に
嵌合された内挿シャフトと、この内挿シャフトと前記外
挿シャフトを連結する連結手段によって構成し、前記外
挿シャフトまたは前記内挿シャフトに設定値以上の軸方
向荷重が作用したとき前記連結手段による連結が解除さ
れて前記外挿シャフトに対して前記内挿シャフトが軸方
向に相対移動するように構成したことに特徴がある。こ
の場合において、前記外挿シャフトと前記内挿シャフト
の嵌合部位にゴム層を介装すること、及び前記外挿シャ
フトを中空パイプにて構成することが望ましい。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明による車両用操舵装置のタ
イロッド構造においては、車輪側に加わる外力によって
タイロッドに設定値以上の軸方向荷重が作用すると、外
挿シャフトまたは内挿シャフトに設定値以上の軸方向荷
重が作用し、連結手段による連結が解除されて外挿シャ
フトに対して内挿シャフトが軸方向に相対移動する。と
ころで、かかる作動は、タイロッドに作用する軸方向荷
重が圧縮荷重であっても引張荷重であっても同様に得ら
れるため、車輪側からギヤボックス側には過大な圧縮荷
重あるいは引張荷重が伝わらず、車輪側に加わる如何な
る外力によってもギヤボックスが損傷を受けることがな
い。
【0006】また、本発明の実施に際して、外挿シャフ
トと内挿シャフトの嵌合部位にゴム層を介装した場合に
は、このゴム層によってフラッタ、キックバック等を効
果的に低減することができる。また、外挿シャフトを中
空パイプにて構成した場合には、タイロッドの軽量化を
図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1に示した本発明によるタイ
ロッド10は、中空パイプで形成した外挿シャフト11
と、この外挿シャフト11の図示左端に筒状のゴム層1
3を介して軸方向へ移動可能に嵌合されてカシメ連結手
段14によって外挿シャフト11に連結された中実の内
挿シャフト12と、外挿シャフト11の図示右端にねじ
結合されてロックナット15によって固定されたタイロ
ッドエンドボールジョイント16によって構成されてい
て、内挿シャフト12の図示左端にてラックバー(図示
省略)に連結されるとともに、タイロッドエンドボール
ジョイント16にてナックルアーム(図示省略)に連結
されるようになっており、軸方向の過荷重を吸収・低減
する部分であるヒューズ部Aは外挿シャフト11,内挿
シャフト12,ゴム層13及びカシメ連結手段14によ
って構成されている。
【0008】外挿シャフト11は、所定長Lの大径部1
1aを有していて、この大径部11aの両端にはテーパ
部11b,11cが形成されている。内挿シャフト12
は、図示左端にボール部12aを有するとともに、図示
右端にストッパ部12bを有していて、ボール部12a
はラックバー(図示省略)の端部に取付けられるソケッ
ト(図示省略)とによりラックエンドボールジョイント
を構成するものであり、またストッパ部12bは軸方向
に設定量Sストロークすることにより外挿シャフト11
の各テーパ部11b,11cに当接して外挿シャフト1
1に対する軸方向の相対移動が規制されるようになって
いる。また、内挿シャフト12の中間部にはカシメ連結
手段14による連結強度を高めるための環状溝12cが
形成されている。
【0009】ゴム層13は、外挿シャフト11と内挿シ
ャフト12の嵌合部位に所定量圧縮された状態にて介装
されていて、その外周にて外挿シャフト11の内周に密
着するとともに、その内周にて内挿シャフト12の外周
に密着している。カシメ連結手段14は、内挿シャフト
12の環状溝12cに対応した外挿シャフト11の全周
または一部を環状溝12cに向けてカシメ込むことによ
り構成されていて、外挿シャフト11または内挿シャフ
ト12に設定値以上の軸方向荷重が作用したとき外挿シ
ャフト11と内挿シャフト12の連結を解除して外挿シ
ャフト11と内挿シャフト12の軸方向での相対移動を
許容するようになっている。なお、外挿シャフト11と
内挿シャフト12が軸方向の相対移動を開始する軸方向
荷重(設定値)は、外挿シャフト11を内挿シャフト1
2にカシメ込む深さや周方向長さの変更によって容易に
適宜変更可能である。
【0010】上記のように構成した本実施形態のタイロ
ッド10においては、車輪側(ナックルアーム側)に加
わる外力によってタイロッド10に設定値以上の軸方向
荷重が作用すると、外挿シャフト11に設定値以上の軸
方向荷重が作用し、カシメ連結手段14による連結が解
除されて外挿シャフト11に対して内挿シャフト12が
軸方向に相対移動する。なお、外挿シャフト11と内挿
シャフト12の相対移動は内挿シャフト12のストッパ
部12bが外挿シャフト11のテーパ部11b,11c
に当接することにより規制される。
【0011】ところで、上記した作動(外挿シャフト1
1と内挿シャフト12の相対移動)は、タイロッド10
に作用する軸方向荷重が圧縮荷重であっても引張荷重で
あっても同様に得られるため、車輪側(ナックルアーム
側)からギヤボックス側(ラックバー側)には過大な圧
縮荷重あるいは引張荷重が伝わらず、車輪側に加わる如
何なる外力によってもギヤボックス(図示省略のラック
とピニオンの噛合部)が損傷を受けることがない。な
お、外挿シャフト11と内挿シャフト12が相対移動し
た後の状態でも、外挿シャフト11に保持されているゴ
ム層13と内挿シャフト12の外周間に生じる摩擦摺動
抵抗によって操舵力は伝達可能である。
【0012】また、本実施形態のタイロッド10におい
ては、外挿シャフト11と内挿シャフト12の嵌合部位
にゴム層13が介装されているため、このゴム層13に
よってフラッタ、キックバック等を効果的に低減するこ
とができる。また、外挿シャフト11が中空パイプにて
構成されているため、タイロッド10の軽量化を図るこ
とができる。
【0013】上記実施形態においては、タイロッド10
のヒューズ部Aを外挿シャフト11,内挿シャフト1
2,ゴム層13及びカシメ連結手段14によって構成し
て本発明を実施したが、タイロッドのヒューズ部を外挿
シャフト,内挿シャフト及びカシメ連結手段(外挿シャ
フトと内挿シャフトを直接にカシメによって連結する手
段)によって構成して本発明を実施することも可能であ
る。
【0014】また、上記実施形態においては、外挿シャ
フト11の図示右端にてナックルアームに連結するとと
もに、内挿シャフト12の図示左端にてラックバーに連
結するように構成して本発明を実施したが、タイロッド
10の両端部の構成を左右逆に構成し、かつ外挿シャフ
ト11の図示右端にてラックバーに連結するとともに、
内挿シャフト12の図示左端にてナックルアームに連結
するように構成して本発明を実施することも可能であ
る。
【0015】また、上記実施形態においては、外挿シャ
フト11または内挿シャフト12に設定値以上の軸方向
荷重が作用したときに両シャフト11,12の連結が解
除される連結手段としてカシメ連結手段14を採用した
が、他の連結手段を採用して本発明を実施することも可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す一部破断正面図で
ある。
【符号の説明】
10…タイロッド、11…外挿シャフト、11a…大径
部、11b,11c…テーパ部、12…内挿シャフト、
12a…ボール部、12b…ストッパ部、12c…環状
溝、13…ゴム層、14…カシメ連結手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間部にヒューズ部を有するタイロッド
    において、前記ヒューズ部を、外挿シャフトと、この外
    挿シャフト内に軸方向へ移動可能に嵌合された内挿シャ
    フトと、この内挿シャフトと前記外挿シャフトを連結す
    る連結手段によって構成し、前記外挿シャフトまたは前
    記内挿シャフトに設定値以上の軸方向荷重が作用したと
    き前記連結手段による連結が解除されて前記外挿シャフ
    トに対して前記内挿シャフトが軸方向に相対移動するよ
    うに構成したことを特徴とする車両用操舵装置のタイロ
    ッド構造。
  2. 【請求項2】 前記外挿シャフトと前記内挿シャフトの
    嵌合部位にゴム層を介装したことを特徴とする請求項1
    記載の車両用操舵装置のタイロッド構造。
  3. 【請求項3】 前記外挿シャフトを中空パイプにて構成
    したことを特徴とする請求項1または2記載の車両用操
    舵装置のタイロッド構造。
JP29280297A 1997-10-24 1997-10-24 車両用操舵装置のタイロッド構造 Pending JPH11124049A (ja)

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JP29280297A JPH11124049A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 車両用操舵装置のタイロッド構造

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JP (1) JPH11124049A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137660A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Jtekt Corp ロッド接続構造
JP2011157047A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 Jtekt Corp ステアリング装置のタイロッド構造
JP2011157048A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 Jtekt Corp ステアリング装置のタイロッド構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137660A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Jtekt Corp ロッド接続構造
JP2011157047A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 Jtekt Corp ステアリング装置のタイロッド構造
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