JPH11124541A - 粉体塗料用樹脂組成物 - Google Patents
粉体塗料用樹脂組成物Info
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- JPH11124541A JPH11124541A JP9289654A JP28965497A JPH11124541A JP H11124541 A JPH11124541 A JP H11124541A JP 9289654 A JP9289654 A JP 9289654A JP 28965497 A JP28965497 A JP 28965497A JP H11124541 A JPH11124541 A JP H11124541A
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- various
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 とりわけ、機械的諸物性と、耐候性との両立
化の図られた塗膜を形成することの出来る、極めて実用
性の高い粉体塗料用樹脂組成物を提供するということに
ある。 【解決手段】 ポリエステル/ブロック・ポリイソシア
ネート化合物硬化系で、紫外線吸収能を有する形の、特
定のビニル系樹脂、就中、アクリル系樹脂の層分離能を
利用して、斯かる両立化を図り、それによって、見事
に、目的を達成させることが出来た。
化の図られた塗膜を形成することの出来る、極めて実用
性の高い粉体塗料用樹脂組成物を提供するということに
ある。 【解決手段】 ポリエステル/ブロック・ポリイソシア
ネート化合物硬化系で、紫外線吸収能を有する形の、特
定のビニル系樹脂、就中、アクリル系樹脂の層分離能を
利用して、斯かる両立化を図り、それによって、見事
に、目的を達成させることが出来た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規にして有用な
る粉体塗料用樹脂組成物に関する。さらに詳細には、本
発明は、水酸基含有ポリエステル樹脂と、此の水酸基と
反応性を有する硬化剤と、表面調整能を有するアクリル
系共重合体からなる表面調整剤とを、必須の成分として
含有することから成る、主として、建材、金属製品なら
びに自動車などの塗装に用いられる粉体塗料用樹脂組成
物に関する。
る粉体塗料用樹脂組成物に関する。さらに詳細には、本
発明は、水酸基含有ポリエステル樹脂と、此の水酸基と
反応性を有する硬化剤と、表面調整能を有するアクリル
系共重合体からなる表面調整剤とを、必須の成分として
含有することから成る、主として、建材、金属製品なら
びに自動車などの塗装に用いられる粉体塗料用樹脂組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】ところで、ポリエステル系粉体塗料は、
従来型の溶剤型樹脂に比して、とりわけ、低公害である
こと、加えて、可撓性に優れるし、しかも、比較的安価
であることなどの利点が認められるという処から、主と
して、家電製品または建材あるいは自動車部品などの諸
部材の保護用としても、装飾用塗料としても、急速に、
需要が拡大している。
従来型の溶剤型樹脂に比して、とりわけ、低公害である
こと、加えて、可撓性に優れるし、しかも、比較的安価
であることなどの利点が認められるという処から、主と
して、家電製品または建材あるいは自動車部品などの諸
部材の保護用としても、装飾用塗料としても、急速に、
需要が拡大している。
【0003】ところが、こうした可撓性に優れるポリエ
ステル樹脂は、極めて短時間で、白化ないしはチョーキ
ングを起こして、光沢が著しく低下するなど、とりわ
け、耐候性に劣るという問題があった。
ステル樹脂は、極めて短時間で、白化ないしはチョーキ
ングを起こして、光沢が著しく低下するなど、とりわ
け、耐候性に劣るという問題があった。
【0004】こうした問題を解決するものとして、ポリ
エステル樹脂の組成面から、斯かる耐候性の向上化の検
討が図られているものに、特開平9−71728号公報
に開示されているような技術がある。
エステル樹脂の組成面から、斯かる耐候性の向上化の検
討が図られているものに、特開平9−71728号公報
に開示されているような技術がある。
【0005】しかしながら、これらは、耐候性こそ飛躍
的に向上するものの、極端に可撓性が低下するという処
から、特定の用途にしか応用できない。すなわち、この
種のポリエステル樹脂は、塗料を製造する工程で以て、
樹脂と硬化剤および各種添加剤とを配合して、溶融混練
せしめるので、硬化剤と反応しない温度で以て、混練で
きるものでなければならず、樹脂の混練温度は150℃
が上限とされている。また、熱硬化後の塗膜に可撓性を
付与するというためには、芳香族成分と、脂肪族成分と
を、適度に、含有せしめることが望ましいということに
なる。
的に向上するものの、極端に可撓性が低下するという処
から、特定の用途にしか応用できない。すなわち、この
種のポリエステル樹脂は、塗料を製造する工程で以て、
樹脂と硬化剤および各種添加剤とを配合して、溶融混練
せしめるので、硬化剤と反応しない温度で以て、混練で
きるものでなければならず、樹脂の混練温度は150℃
が上限とされている。また、熱硬化後の塗膜に可撓性を
付与するというためには、芳香族成分と、脂肪族成分と
を、適度に、含有せしめることが望ましいということに
なる。
【0006】これらの理由から、熱硬化性粉体塗料用の
ポリエステル樹脂としては、一般に、エチレングリコー
ルと、テレフタル酸とに、さらに、第三成分を共重合さ
せて、軟化点温度を低下せしめた形のものが広く使用さ
れている。そして、斯かる第三成分としては、種々のも
のが使用可能であるが、耐候性を必要とする場合には、
ネオペンチルグリコールや、イソフタル酸などが、主に
用いられる。
ポリエステル樹脂としては、一般に、エチレングリコー
ルと、テレフタル酸とに、さらに、第三成分を共重合さ
せて、軟化点温度を低下せしめた形のものが広く使用さ
れている。そして、斯かる第三成分としては、種々のも
のが使用可能であるが、耐候性を必要とする場合には、
ネオペンチルグリコールや、イソフタル酸などが、主に
用いられる。
【0007】しかしながら、ポリエチレンテレフタレー
トに、ネオペンチルグルコールを共重合すると 或る程
度は、耐候性も向上するけれども、高度なる耐候性が要
求されるような用途には、未だに不十分であるというの
が実情である。
トに、ネオペンチルグルコールを共重合すると 或る程
度は、耐候性も向上するけれども、高度なる耐候性が要
求されるような用途には、未だに不十分であるというの
が実情である。
【0008】また、ポリエチレンテレフタレートにおけ
るテレフタル酸を、イソフタル酸で以て置換することに
よって、此の耐候性は、まさしく、改良される処とな
る。しかしながら、可撓性は著しく低下するという処と
なって、結局は、少なくとも、可撓性と耐候性とを、同
時に兼ね備えた形の、熱硬化性粉体塗料用のポリエステ
ル樹脂は、未だに、得られてはいないというのが実情で
ある。
るテレフタル酸を、イソフタル酸で以て置換することに
よって、此の耐候性は、まさしく、改良される処とな
る。しかしながら、可撓性は著しく低下するという処と
なって、結局は、少なくとも、可撓性と耐候性とを、同
時に兼ね備えた形の、熱硬化性粉体塗料用のポリエステ
ル樹脂は、未だに、得られてはいないというのが実情で
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、本発明者ら
は、上述したような従来型技術における種々の欠点ない
しは欠陥の存在に鑑み、今までは、ポリエステル樹脂を
軸とする熱硬化性粉体塗料において、就中、ポリエステ
ル−ブロック・イソシアネート硬化系粉体塗料において
困難とされて来た、機械的諸物性と、耐候性との両立化
を図るべく、鋭意、研究を開始した。
は、上述したような従来型技術における種々の欠点ない
しは欠陥の存在に鑑み、今までは、ポリエステル樹脂を
軸とする熱硬化性粉体塗料において、就中、ポリエステ
ル−ブロック・イソシアネート硬化系粉体塗料において
困難とされて来た、機械的諸物性と、耐候性との両立化
を図るべく、鋭意、研究を開始した。
【0010】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、一にかかって、こうした、機械的諸物性と、耐候
性との両立化が為された形の、極めて実用性の高い熱硬
化性の粉体塗料用樹脂組成物を提供するにある。
題は、一にかかって、こうした、機械的諸物性と、耐候
性との両立化が為された形の、極めて実用性の高い熱硬
化性の粉体塗料用樹脂組成物を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上述したような発明が解決しようとする課題に照準を合
わせて、鋭意、検討を重ねた結果、紫外線吸収能を有す
るという形の、特定の表面調整剤を、水酸基含有ポリエ
ステル樹脂と、此の水酸基と反応性を有する硬化剤とか
ら成る硬化系に用いることによって得られる粉体塗料用
樹脂組成物が、実は、可撓性を損ねることなく、耐候性
を飛躍的に向上化させ得ることを見出すに及んで、ここ
に、本発明を完成させるに到った。
上述したような発明が解決しようとする課題に照準を合
わせて、鋭意、検討を重ねた結果、紫外線吸収能を有す
るという形の、特定の表面調整剤を、水酸基含有ポリエ
ステル樹脂と、此の水酸基と反応性を有する硬化剤とか
ら成る硬化系に用いることによって得られる粉体塗料用
樹脂組成物が、実は、可撓性を損ねることなく、耐候性
を飛躍的に向上化させ得ることを見出すに及んで、ここ
に、本発明を完成させるに到った。
【0012】すなわち、本発明は、基本的には、必須の
成分として、水酸基を有するポリエステル樹脂(a)
と、此の水酸基と反応性を有する硬化剤(b)と、さら
に、表面調整能を有するアクリル系共重合体からなる表
面調整剤(c)とを含有することから成る、粉体塗料用
樹脂組成物を提供しようとするにあるし、
成分として、水酸基を有するポリエステル樹脂(a)
と、此の水酸基と反応性を有する硬化剤(b)と、さら
に、表面調整能を有するアクリル系共重合体からなる表
面調整剤(c)とを含有することから成る、粉体塗料用
樹脂組成物を提供しようとするにあるし、
【0013】加えて、上記した表面調整剤(c)が、ポ
リエステル樹脂(a)と、硬化剤(b)との合計量10
0重量部に対して、1〜15重量部なる範囲内で含有す
ることから成る、粉体塗料用樹脂組成物を提供しようと
するにある。
リエステル樹脂(a)と、硬化剤(b)との合計量10
0重量部に対して、1〜15重量部なる範囲内で含有す
ることから成る、粉体塗料用樹脂組成物を提供しようと
するにある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を、詳細に説明す
ることにする。
ることにする。
【0015】すなわち、まず、本発明に係る粉体塗料用
樹脂組成物を構成する成分のうちで最も重要なものであ
る、前記した、紫外線吸収能を有するアクリル系共重合
からなる表面調整剤(c)について述べることにする
と、表面調整能を有するアクリル系共重合体それ自体な
どであり、好ましくは、末端あるいは側鎖に、紫外線吸
収基を有する特殊なる構造を賦与せしめた形のものなど
である。
樹脂組成物を構成する成分のうちで最も重要なものであ
る、前記した、紫外線吸収能を有するアクリル系共重合
からなる表面調整剤(c)について述べることにする
と、表面調整能を有するアクリル系共重合体それ自体な
どであり、好ましくは、末端あるいは側鎖に、紫外線吸
収基を有する特殊なる構造を賦与せしめた形のものなど
である。
【0016】紫外線吸収能を有する構造として特に代表
的なもののみを例示するにとどめれば、ベンゾトリアゾ
ール骨格を有する形の構造であるとか、あるいはベンゾ
フェノン骨格を有する形の構造などである。アクリル系
共重合体の末端あるいは側鎖に、こうした諸々の骨格を
有する形の構造を導入せしめるための方法としては、ベ
ンゾトリアゾール骨格を有する重合性単量体を重合せし
める方法であるとか、、あるいはベンゾフェノン骨格を
有する重合性単量体と、該単量体と共重合可能なる其の
他の重合性単量体とを共重合する方法などが、一般的な
ものである。
的なもののみを例示するにとどめれば、ベンゾトリアゾ
ール骨格を有する形の構造であるとか、あるいはベンゾ
フェノン骨格を有する形の構造などである。アクリル系
共重合体の末端あるいは側鎖に、こうした諸々の骨格を
有する形の構造を導入せしめるための方法としては、ベ
ンゾトリアゾール骨格を有する重合性単量体を重合せし
める方法であるとか、、あるいはベンゾフェノン骨格を
有する重合性単量体と、該単量体と共重合可能なる其の
他の重合性単量体とを共重合する方法などが、一般的な
ものである。
【0017】そうした導入方法として特に代表的なるも
ののみを記述することにとどめれるならば、2−(2’
−ヒドロキシ−5’−メタクリロキシエチルフェニル)
−2H−ベンゾトリアゾール[大塚化学(株)製の「R
UVA−93」]などを重合せしめるという方法であ
り、斯かる「RUVA−93」などと、其の他の共重合
可能なる単量体とを共重合せしめるという方法である
が、斯かる諸方法に依れば、容易に導入せしめることが
出来る。
ののみを記述することにとどめれるならば、2−(2’
−ヒドロキシ−5’−メタクリロキシエチルフェニル)
−2H−ベンゾトリアゾール[大塚化学(株)製の「R
UVA−93」]などを重合せしめるという方法であ
り、斯かる「RUVA−93」などと、其の他の共重合
可能なる単量体とを共重合せしめるという方法である
が、斯かる諸方法に依れば、容易に導入せしめることが
出来る。
【0018】ここで言う共重合可能なる単量体として特
に代表的なもののみを例示するにとどめれば、アクリル
酸またはメタクリル酸のアルキルエステルなどであり、
斯かる(メタ)アクリル酸のアルキルエステルとして特
に代表的なもののみを例示するにとどめれば、(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メ
タ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソ(−i
so)ブチル、(メタ)アクリル酸ターシャリー(t
−、ter−ないしはtert−)ブチル、(メタ)ア
クリル酸2−エチルヘキシルまたは(メタ)アクリル酸
シクロヘキシルなどであるし、さらには、たとえば、ス
チレン、ビニルトルエンまたはα−メチルスチレンなど
も亦、使用することが出来る。
に代表的なもののみを例示するにとどめれば、アクリル
酸またはメタクリル酸のアルキルエステルなどであり、
斯かる(メタ)アクリル酸のアルキルエステルとして特
に代表的なもののみを例示するにとどめれば、(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メ
タ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソ(−i
so)ブチル、(メタ)アクリル酸ターシャリー(t
−、ter−ないしはtert−)ブチル、(メタ)ア
クリル酸2−エチルヘキシルまたは(メタ)アクリル酸
シクロヘキシルなどであるし、さらには、たとえば、ス
チレン、ビニルトルエンまたはα−メチルスチレンなど
も亦、使用することが出来る。
【0019】また、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチ
ル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピルまたは(メ
タ)アクリル酸ヒドロキシブチルの如き、各種のヒドロ
キシル基含有単量体;メタクリル酸もしくはアクリル酸
またはマレイン酸のハーフエステル(半)エステルの如
き、各種のカルボキシル基含有単量体なども使用する出
来るし、さらには、末端に重合性基を有するマクロモノ
マー(ただし、数平均分子量が6,000までのもので
あるとする。)も亦、表面改質効果が大きく、適度に使
用することが出来る。
ル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピルまたは(メ
タ)アクリル酸ヒドロキシブチルの如き、各種のヒドロ
キシル基含有単量体;メタクリル酸もしくはアクリル酸
またはマレイン酸のハーフエステル(半)エステルの如
き、各種のカルボキシル基含有単量体なども使用する出
来るし、さらには、末端に重合性基を有するマクロモノ
マー(ただし、数平均分子量が6,000までのもので
あるとする。)も亦、表面改質効果が大きく、適度に使
用することが出来る。
【0020】上述した方法とは異なれる、表面調整剤の
製造方法としては、特定の官能基を有するアクリル系共
重合体と、該官能基と反応性を有する官能基を有する紫
外線吸収剤とを反応せしめるというような方法が例示さ
れる。
製造方法としては、特定の官能基を有するアクリル系共
重合体と、該官能基と反応性を有する官能基を有する紫
外線吸収剤とを反応せしめるというような方法が例示さ
れる。
【0021】そうした製造方法として特に代表的なもの
のみを例示するにとどめれば、イソシアネートエチルメ
タクリレートと、上掲したような共重合可能なる単量体
との共重合体に、「Sumisorb400」[住友化
学工業(株)製の商品名]などのような、いわゆる、ヒ
ドロキシル基を有するベンゾフェノン系紫外線吸収剤を
反応せしめるという方法などである。
のみを例示するにとどめれば、イソシアネートエチルメ
タクリレートと、上掲したような共重合可能なる単量体
との共重合体に、「Sumisorb400」[住友化
学工業(株)製の商品名]などのような、いわゆる、ヒ
ドロキシル基を有するベンゾフェノン系紫外線吸収剤を
反応せしめるという方法などである。
【0022】本発明において用いる当該表面調整剤
(c)の溶解性パラメーターと、ポリエステル樹脂の溶
解性パラメーターの差としては、1以上であることが望
ましい。すなわち、表面調整能とは、1以上の溶解性パ
ラメーターの差を有することを意味している。
(c)の溶解性パラメーターと、ポリエステル樹脂の溶
解性パラメーターの差としては、1以上であることが望
ましい。すなわち、表面調整能とは、1以上の溶解性パ
ラメーターの差を有することを意味している。
【0023】本発明で採用している溶解性パラメーター
値の測定は、Suh、Clarke、J.Poly
m.、Sci.、A−1、5、1671−1681(1
967)に記述されている通りの濁点測定による方法に
従って行なうことが出来る。その際の測定温度は20℃
であるし、溶媒としては、テトラハイドロフラン(TH
F)を用いて行なうというものである。
値の測定は、Suh、Clarke、J.Poly
m.、Sci.、A−1、5、1671−1681(1
967)に記述されている通りの濁点測定による方法に
従って行なうことが出来る。その際の測定温度は20℃
であるし、溶媒としては、テトラハイドロフラン(TH
F)を用いて行なうというものである。
【0024】上述した溶解性パラメーターの差が1未満
であるというような場合には、どうしても、表面調整能
が低くなり易いし、ひいては、耐候性を充分に向上化せ
しめることが出来なくなる。また、当該表面調整剤
(c)の数平均分子量としては、2,500〜25,0
00の範囲内が適切であり、好ましくは、3,000〜
15,000の範囲内が適切である。此の分子量が低す
ぎると、どうしても、とりわけ、耐ブロッキング性が低
下し易くなるし、表面調整効果が充分に発揮され難くな
るし、一方、此の分子量が高すぎると、どうしても、塗
膜の特に平滑性などが損なわれるということにもなるの
で、いずれの場合も好ましくない。
であるというような場合には、どうしても、表面調整能
が低くなり易いし、ひいては、耐候性を充分に向上化せ
しめることが出来なくなる。また、当該表面調整剤
(c)の数平均分子量としては、2,500〜25,0
00の範囲内が適切であり、好ましくは、3,000〜
15,000の範囲内が適切である。此の分子量が低す
ぎると、どうしても、とりわけ、耐ブロッキング性が低
下し易くなるし、表面調整効果が充分に発揮され難くな
るし、一方、此の分子量が高すぎると、どうしても、塗
膜の特に平滑性などが損なわれるということにもなるの
で、いずれの場合も好ましくない。
【0025】当該表面調整剤(c)は、水酸基を有する
ポリエステル樹脂(a)と、此の水酸基と反応性を有す
る硬化剤(b)の合計量100重量部に対して、1〜1
5重量部なる範囲内が、より好ましくは、2.5〜10
重量部なる範囲内が適切である。1重量部未満の場合に
は、どうしても、表面調整効果が低くなり易く、一方、
15重量部を超えて余りにも多くなるような場合には、
どうしても、塗膜の特に光沢などが低下するようにもな
って来るので、いずれの場合も好ましくない。
ポリエステル樹脂(a)と、此の水酸基と反応性を有す
る硬化剤(b)の合計量100重量部に対して、1〜1
5重量部なる範囲内が、より好ましくは、2.5〜10
重量部なる範囲内が適切である。1重量部未満の場合に
は、どうしても、表面調整効果が低くなり易く、一方、
15重量部を超えて余りにも多くなるような場合には、
どうしても、塗膜の特に光沢などが低下するようにもな
って来るので、いずれの場合も好ましくない。
【0026】次いで、本発明に係る粉体塗料用樹脂組成
物を構成している、前記した水酸基含有ポリエステル樹
脂(a)とは、芳香族ジカルボン酸成分と、脂肪族グリ
コール成分とを、主な構成成分として有する形の化合物
を指称するものである。ここで言う芳香族ジカルボン酸
として特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、
テレフタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸、フタル酸
またはナフタレンジカルボン酸などで代表されるような
種々の芳香族ジカルボン酸;あるいはコハク酸、アジピ
ン酸、スベリン酸、セバチン酸または1,10−デカン
ジカルボン酸などで代表されるような種々の脂肪族ジカ
ルボン酸などである。
物を構成している、前記した水酸基含有ポリエステル樹
脂(a)とは、芳香族ジカルボン酸成分と、脂肪族グリ
コール成分とを、主な構成成分として有する形の化合物
を指称するものである。ここで言う芳香族ジカルボン酸
として特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、
テレフタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸、フタル酸
またはナフタレンジカルボン酸などで代表されるような
種々の芳香族ジカルボン酸;あるいはコハク酸、アジピ
ン酸、スベリン酸、セバチン酸または1,10−デカン
ジカルボン酸などで代表されるような種々の脂肪族ジカ
ルボン酸などである。
【0027】さらには、テトラヒドロ無水フタル酸、
1,4シクロヘキサンジカルボン酸または1,2−ヘキ
サヒドロ無水フタル酸などで代表されるような種々の脂
環族ジカルボン酸類などを併用することが出来るし、ま
た、斯かるジカルボン酸成分と共に、得られるポリエス
テル樹脂をゲル化させないような範囲内で、トリメリッ
ト酸またはピメリット酸などで代表されるような種々の
三価以上のカルボン酸成分をも併用することが出来る。
1,4シクロヘキサンジカルボン酸または1,2−ヘキ
サヒドロ無水フタル酸などで代表されるような種々の脂
環族ジカルボン酸類などを併用することが出来るし、ま
た、斯かるジカルボン酸成分と共に、得られるポリエス
テル樹脂をゲル化させないような範囲内で、トリメリッ
ト酸またはピメリット酸などで代表されるような種々の
三価以上のカルボン酸成分をも併用することが出来る。
【0028】一方、当該ポリエステル樹脂(a)を調製
するに当たって、主に使用される、上記したグリコール
成分として特に代表的なもののみを例示するにとどめれ
ば、ネオペンチルグルコール、エチレングリコール、
1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオー
ル、1,3−ブタンジオール、ジエチレングリコール、
プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,
6−ヘキサンジオールまたは1,4−シクロヘキサンジ
メタノールなどで代表されるような種々の脂肪族グリコ
ールなどである。
するに当たって、主に使用される、上記したグリコール
成分として特に代表的なもののみを例示するにとどめれ
ば、ネオペンチルグルコール、エチレングリコール、
1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオー
ル、1,3−ブタンジオール、ジエチレングリコール、
プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,
6−ヘキサンジオールまたは1,4−シクロヘキサンジ
メタノールなどで代表されるような種々の脂肪族グリコ
ールなどである。
【0029】また、ビスフェノールAのエチレンオキサ
イド付加物、ビスフェノールSのエチレンオキサイド付
加物などで代表されるような種々の芳香族基を有するジ
オールも、少量であれば、併用することが出来る。
イド付加物、ビスフェノールSのエチレンオキサイド付
加物などで代表されるような種々の芳香族基を有するジ
オールも、少量であれば、併用することが出来る。
【0030】さらに、上掲したようなグリコール成分と
共に、得られるポリエステル樹脂をゲル化させない範囲
内で、グリセリン、トリメチロールプロパンまたはペン
タエリスリトールなどで代表されるような種々の三価以
上のアルコール成分を併用することが出来る。
共に、得られるポリエステル樹脂をゲル化させない範囲
内で、グリセリン、トリメチロールプロパンまたはペン
タエリスリトールなどで代表されるような種々の三価以
上のアルコール成分を併用することが出来る。
【0031】また、必要に応じて、4−ヒドロキシ安息
香酸や、ω−カプロラクトンなどで代表されるような種
々のオキシカルボン酸成分をも、少量という限定の下
に、併用してもよいことは、勿論である。
香酸や、ω−カプロラクトンなどで代表されるような種
々のオキシカルボン酸成分をも、少量という限定の下
に、併用してもよいことは、勿論である。
【0032】以上に掲げて来たような当該ポリエステル
樹脂の組成の中でも、粉体塗料それ自体の、とりわけ、
硬化性、良好なる機械的諸物性ならびに貯蔵安定性など
を同時に満足化せしめるためには、酸成分としては、そ
の主成分として、テレフタル酸を用いるのが、一般的で
ある。
樹脂の組成の中でも、粉体塗料それ自体の、とりわけ、
硬化性、良好なる機械的諸物性ならびに貯蔵安定性など
を同時に満足化せしめるためには、酸成分としては、そ
の主成分として、テレフタル酸を用いるのが、一般的で
ある。
【0033】本発明において用いるべきポリエステル樹
脂は、その末端が、主に、水酸基であるというポリエス
テル樹脂であり、その水酸基が10〜100mgKOH
/gなる範囲内のもの、好ましくは、20〜60mgK
OH/gなる範囲内のものが望ましい。
脂は、その末端が、主に、水酸基であるというポリエス
テル樹脂であり、その水酸基が10〜100mgKOH
/gなる範囲内のもの、好ましくは、20〜60mgK
OH/gなる範囲内のものが望ましい。
【0034】此の水酸基価が10mgKOH/g未満の
場合には、どうしても、架橋密度の低下を惹起し易くな
り、ひいては、それによって、充分なる硬化性が得られ
ず、結局は、熱硬化塗膜として、充分なる諸性能を持っ
たものが得られ難くなり易いし、一方、100mgKO
H/gを超えて余りにも高くなるというような場合に
は、どうしても、塗膜の機械的強度が低下するという傾
向にあるので、いずれの場合も好ましいもとは言えな
い。
場合には、どうしても、架橋密度の低下を惹起し易くな
り、ひいては、それによって、充分なる硬化性が得られ
ず、結局は、熱硬化塗膜として、充分なる諸性能を持っ
たものが得られ難くなり易いし、一方、100mgKO
H/gを超えて余りにも高くなるというような場合に
は、どうしても、塗膜の機械的強度が低下するという傾
向にあるので、いずれの場合も好ましいもとは言えな
い。
【0035】次いで、当該ポリエステル樹脂(a)の分
子量について言及することにすれば、数平均分子量とし
ては、3,000〜10,000なる範囲内が適切であ
って、3,000未満の場合には、どうしても、架橋密
度の低下を招く処となり、塗膜諸性能上、望ましくない
し、一方、10,000を超えて余りにも高くなるとい
うような場合には、どうしても、塗料それ自体の粉砕性
が著しく低下するようになって来るので、いずれの場合
も好ましいもとは言えない。好ましくは、4,000〜
7,000なる範囲内が適切である。
子量について言及することにすれば、数平均分子量とし
ては、3,000〜10,000なる範囲内が適切であ
って、3,000未満の場合には、どうしても、架橋密
度の低下を招く処となり、塗膜諸性能上、望ましくない
し、一方、10,000を超えて余りにも高くなるとい
うような場合には、どうしても、塗料それ自体の粉砕性
が著しく低下するようになって来るので、いずれの場合
も好ましいもとは言えない。好ましくは、4,000〜
7,000なる範囲内が適切である。
【0036】当該樹脂(a)のガラス転移温度について
も言及することにすれば、50〜80℃なる範囲内が適
切であって、50℃未満であれば、どうしても、塗料の
ブロッキング性などの低下であるとか、粉砕性などの低
下を招来することになるし、一方、80℃を超えて余り
にも高くなるというような場合には、どうしても、塗膜
の平滑性が低下するようになるという傾向にあるので、
いずれの場合も好ましいもとは言えない。好ましくは、
55℃〜70℃なる範囲内が適切である。
も言及することにすれば、50〜80℃なる範囲内が適
切であって、50℃未満であれば、どうしても、塗料の
ブロッキング性などの低下であるとか、粉砕性などの低
下を招来することになるし、一方、80℃を超えて余り
にも高くなるというような場合には、どうしても、塗膜
の平滑性が低下するようになるという傾向にあるので、
いずれの場合も好ましいもとは言えない。好ましくは、
55℃〜70℃なる範囲内が適切である。
【0037】一方、当該ポリエステル樹脂(a)中の水
酸基と反応し得る硬化剤(b)、つまり、此の水酸基と
反応し得る官能基を有する硬化剤(b)とは、分子中
に、此の水酸基と反応するような官能基を有するという
化合物を指称するものであり、斯かる硬化剤として特に
代表的な化合物のみを例示するにとどめれば、アミノプ
ラスト類、ポリイソシアネート化合物類ブロック・ポリ
イソシアネート化合物類、あるいは多価酸無水物化合物
類などである。
酸基と反応し得る硬化剤(b)、つまり、此の水酸基と
反応し得る官能基を有する硬化剤(b)とは、分子中
に、此の水酸基と反応するような官能基を有するという
化合物を指称するものであり、斯かる硬化剤として特に
代表的な化合物のみを例示するにとどめれば、アミノプ
ラスト類、ポリイソシアネート化合物類ブロック・ポリ
イソシアネート化合物類、あるいは多価酸無水物化合物
類などである。
【0038】まず、上記したアミノプラスト類として特
に代表的なもののみを挙げるにとどめれば、メラミン、
尿素、アセトグアナミン、ベンゾグアナミン、ステログ
アナミンまたはスピログアナミンの如き、種々のアミノ
基含有化合物と、
に代表的なもののみを挙げるにとどめれば、メラミン、
尿素、アセトグアナミン、ベンゾグアナミン、ステログ
アナミンまたはスピログアナミンの如き、種々のアミノ
基含有化合物と、
【0039】ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒドまたはグリオキザールの如き、種
々のアルデヒド系化合物成分とを、公知慣用の種々の方
法により反応せしめるということによって得られる形の
縮合物、
ド、アセトアルデヒドまたはグリオキザールの如き、種
々のアルデヒド系化合物成分とを、公知慣用の種々の方
法により反応せしめるということによって得られる形の
縮合物、
【0040】あるいは此等の各縮合物を、アルコール類
で以てエーテル化せしめるということによって得られる
形の化合物などである。通常、塗料用として使用されて
いるようなものであれば、いずれの化合物も使用できる
ことは、勿論である。
で以てエーテル化せしめるということによって得られる
形の化合物などである。通常、塗料用として使用されて
いるようなものであれば、いずれの化合物も使用できる
ことは、勿論である。
【0041】それらのうちでも特に代表的なもののみを
例示するにとどめれば、C1 〜C4なるアルコール類で
以て、部分的にあるいは完全にエーテル化せしめた形の
化合物の使用が望ましく、斯かるアミノプラストとして
特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、ヘキサ
メチルエーテル化メチロールメラミン、ヘキサブチルエ
ーテル化メチロールメラミン、メチルブチル混合エーテ
ル化メチロールメラミン、メチルエーテル化メチロール
メラミン、ブチルエーテル化メチロールメラミンまたは
イソブチルエーテル化メチロールメラミンあるいは其れ
等の縮合物などである。
例示するにとどめれば、C1 〜C4なるアルコール類で
以て、部分的にあるいは完全にエーテル化せしめた形の
化合物の使用が望ましく、斯かるアミノプラストとして
特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、ヘキサ
メチルエーテル化メチロールメラミン、ヘキサブチルエ
ーテル化メチロールメラミン、メチルブチル混合エーテ
ル化メチロールメラミン、メチルエーテル化メチロール
メラミン、ブチルエーテル化メチロールメラミンまたは
イソブチルエーテル化メチロールメラミンあるいは其れ
等の縮合物などである。
【0042】次いで、上記したポリイソシアネート化合
物類として特に代表的なもののみを例示するにとどめれ
ば、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキ
サメチレンジイソシネートもしくはイソホロンジイソシ
アネートの如き、各種の脂肪族ジイソシアネート類;
物類として特に代表的なもののみを例示するにとどめれ
ば、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキ
サメチレンジイソシネートもしくはイソホロンジイソシ
アネートの如き、各種の脂肪族ジイソシアネート類;
【0043】キシリレンジイソシアネートもしくはイソ
ホロンジイソシアネートの如き、各種の環状脂肪族(脂
環式)ジイソシアネート類:またはトリレンジイソシア
ネートもしくは4,4’−ジフェニルメタンジイソシア
ネートの如き、各種の芳香族ジイソシアネート類などで
代表されるような種々の有機ジイソシアネート化合物な
どをはじめ、
ホロンジイソシアネートの如き、各種の環状脂肪族(脂
環式)ジイソシアネート類:またはトリレンジイソシア
ネートもしくは4,4’−ジフェニルメタンジイソシア
ネートの如き、各種の芳香族ジイソシアネート類などで
代表されるような種々の有機ジイソシアネート化合物な
どをはじめ、
【0044】さらには、これらの各有機ジイソシアネー
ト化合物と、多価アルコール、低分子量ポリエステル樹
脂(ポリエステルポリオール)または水などとの付加物
などであるし、あるいは上掲したような各有機ジイソシ
アネート化合物同志の重合体(イソシアネート型ポリイ
ソシアネート化合物をも含む。)や、イソシアネート・
ビュレット体などである。
ト化合物と、多価アルコール、低分子量ポリエステル樹
脂(ポリエステルポリオール)または水などとの付加物
などであるし、あるいは上掲したような各有機ジイソシ
アネート化合物同志の重合体(イソシアネート型ポリイ
ソシアネート化合物をも含む。)や、イソシアネート・
ビュレット体などである。
【0045】さらに、前記したブロック・ポリイソシア
ネート化合物類として特に代表的なもののみを例示する
にとどめれば、上掲したような各種のポリイソシアネー
ト化合物を、ε−カプロラクタム、メチルエチルケトオ
キシムまたは一価アルコールなどのような、公知慣用の
種々のブロック剤で以て、常法により、ブロック化せし
めて得られるような形の化合物などであり、
ネート化合物類として特に代表的なもののみを例示する
にとどめれば、上掲したような各種のポリイソシアネー
ト化合物を、ε−カプロラクタム、メチルエチルケトオ
キシムまたは一価アルコールなどのような、公知慣用の
種々のブロック剤で以て、常法により、ブロック化せし
めて得られるような形の化合物などであり、
【0046】こうした形の化合物として特に代表的なる
市販品のみを例示するにとどめることにするならば、
「VESTANAT B−1358/100」、「VE
STAGON B1065もしくはB1530」(いず
れも、ドイツ国ヒュルス社製の、ブロック・ポリイソシ
アネート化合物類の商品名)や、「クレランUIもしく
はPLS2151」(住友バイエルウレタン(株)製
の、ブロック・ポリイソシアネート化合物類の商品名)
などである。
市販品のみを例示するにとどめることにするならば、
「VESTANAT B−1358/100」、「VE
STAGON B1065もしくはB1530」(いず
れも、ドイツ国ヒュルス社製の、ブロック・ポリイソシ
アネート化合物類の商品名)や、「クレランUIもしく
はPLS2151」(住友バイエルウレタン(株)製
の、ブロック・ポリイソシアネート化合物類の商品名)
などである。
【0047】また、ポリイソシアネート化合物として、
分子内に、ウレトジオン結合を有するという、いわゆる
セルフ・ブロック・タイプのブロック・ポリイソシアネ
ート化合物として特に代表的なる市販品のみを例示する
にとどめることにするならば、「VESTAGON B
1540」(前出のドイツ国ヒュルス社製の、ウレトジ
オン結合を有する化合物の商品名)などである。
分子内に、ウレトジオン結合を有するという、いわゆる
セルフ・ブロック・タイプのブロック・ポリイソシアネ
ート化合物として特に代表的なる市販品のみを例示する
にとどめることにするならば、「VESTAGON B
1540」(前出のドイツ国ヒュルス社製の、ウレトジ
オン結合を有する化合物の商品名)などである。
【0048】さらに亦、前記した多価酸無水物化合物類
として特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、
無水マレイン酸や無水イタコン酸などに代表されるよう
な、種々の、いわゆる酸無水基含有不飽和単量体類と、
該酸無水基含有不飽和単量体類と共重合可能なる、公知
慣用の種々のビニル系単量体類との共重合体類などであ
る。
として特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、
無水マレイン酸や無水イタコン酸などに代表されるよう
な、種々の、いわゆる酸無水基含有不飽和単量体類と、
該酸無水基含有不飽和単量体類と共重合可能なる、公知
慣用の種々のビニル系単量体類との共重合体類などであ
る。
【0049】斯かる共重合体類のほかにも、当該多価酸
無水物化合物類としては、無水ピロメリット酸、無水ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸、エチレングリコールビ
ス(アンヒドロトリメリテート)またはグリセロール
(アンヒドロトリメリテート)の如き、比較的、低分子
量の各種の化合物なども亦、使用することが出来るの
は、勿論である。
無水物化合物類としては、無水ピロメリット酸、無水ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸、エチレングリコールビ
ス(アンヒドロトリメリテート)またはグリセロール
(アンヒドロトリメリテート)の如き、比較的、低分子
量の各種の化合物なども亦、使用することが出来るの
は、勿論である。
【0050】上述して来たような、それぞれ、紫外線吸
収能を有するアクリル系共重合体からなる表面調整剤
(c)と、水酸基含有ポリエステル樹脂(a)および此
の硬化剤(b)とを必須の皮膜形成成分として含有する
ことから成る、本発明に係わる粉体塗料用樹脂組成物を
用いて、目的とする粉体塗料を調製するには、公知慣用
の種々の方法を、そのまま、利用し適用することが出来
る。
収能を有するアクリル系共重合体からなる表面調整剤
(c)と、水酸基含有ポリエステル樹脂(a)および此
の硬化剤(b)とを必須の皮膜形成成分として含有する
ことから成る、本発明に係わる粉体塗料用樹脂組成物を
用いて、目的とする粉体塗料を調製するには、公知慣用
の種々の方法を、そのまま、利用し適用することが出来
る。
【0051】すなわち、一般的には、該ポリエステル樹
脂(a)、該硬化剤(b)および該表面調整剤を混合
し、さらに必要に応じて、顔料や、硬化促進剤などのよ
うな、公知慣用の種々の添加剤成分をも混合し、溶融混
練せしめたのちに、さらに、微粉砕せしめるという、い
わゆる機械微粉砕方式によるのが、特に簡便であるので
推奨され得よう。
脂(a)、該硬化剤(b)および該表面調整剤を混合
し、さらに必要に応じて、顔料や、硬化促進剤などのよ
うな、公知慣用の種々の添加剤成分をも混合し、溶融混
練せしめたのちに、さらに、微粉砕せしめるという、い
わゆる機械微粉砕方式によるのが、特に簡便であるので
推奨され得よう。
【0052】かくして得られる、本発明に係わる粉体塗
料用樹脂組成物は、そして、該粉体塗料用樹脂組成物か
ら得られる粉体塗料は、公知慣用の種々の方法によっ
て、被塗物基材上に、静電粉体塗装され、しかるのち、
焼付されるということにより、目的とする硬化塗膜が、
被塗物基材上に、形成されるということになる。
料用樹脂組成物は、そして、該粉体塗料用樹脂組成物か
ら得られる粉体塗料は、公知慣用の種々の方法によっ
て、被塗物基材上に、静電粉体塗装され、しかるのち、
焼付されるということにより、目的とする硬化塗膜が、
被塗物基材上に、形成されるということになる。
【0053】ここにおいて、上記した被塗物基材として
特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、アルミ
ニウム、ステンレス、スチール、クロム・メッキ、トタ
ン板、またはブリキ板の如き、各種の金属素材または金
属製品類;あるいは瓦類:ガラス類;または各種の無機
質建材類などであり、
特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、アルミ
ニウム、ステンレス、スチール、クロム・メッキ、トタ
ン板、またはブリキ板の如き、各種の金属素材または金
属製品類;あるいは瓦類:ガラス類;または各種の無機
質建材類などであり、
【0054】具体的には、自動車車体または自動車
(用)部品類;あるいは二輪車または二輪車(用)部品
類などをはじめ、さらには、門扉またはフェンス類の如
き、各種の建材類;アルミサッシ類の如き、各種の建築
内外装用資材類;あるいはアルミホイルなどのような種
々の鉄ないしは非鉄金属類の諸素材ないしは諸製品類な
どである。
(用)部品類;あるいは二輪車または二輪車(用)部品
類などをはじめ、さらには、門扉またはフェンス類の如
き、各種の建材類;アルミサッシ類の如き、各種の建築
内外装用資材類;あるいはアルミホイルなどのような種
々の鉄ないしは非鉄金属類の諸素材ないしは諸製品類な
どである。
【0055】
【実施例】次に、本発明を、参考例、実施例および比較
例によって具体的に説明することにするが、本発明は、
決して、これらの例示例のみに限定されるものではな
い。なお、以下において、部および%は、特に断りの無
い限り、すべて、重量基準であるものとする。
例によって具体的に説明することにするが、本発明は、
決して、これらの例示例のみに限定されるものではな
い。なお、以下において、部および%は、特に断りの無
い限り、すべて、重量基準であるものとする。
【0056】参考例1〔本発明に用いられる水酸基含有
ポリエステル樹脂(a)の調製例〕 攪拌機、温度計、精留塔および窒素ガス導入口を備えた
反応容器に、ネオペンチルグリコールの431部および
トリメチロールプロパンの35部を仕込んで、窒素雰囲
気下に、攪拌を続けながら、150℃にまで昇温し、テ
レフタル酸の682部およびジブチル錫オキサイドの
0.5部を加えて、240℃にまで昇温した。
ポリエステル樹脂(a)の調製例〕 攪拌機、温度計、精留塔および窒素ガス導入口を備えた
反応容器に、ネオペンチルグリコールの431部および
トリメチロールプロパンの35部を仕込んで、窒素雰囲
気下に、攪拌を続けながら、150℃にまで昇温し、テ
レフタル酸の682部およびジブチル錫オキサイドの
0.5部を加えて、240℃にまで昇温した。
【0057】以後は、同温度で、脱水縮合反応を続行せ
しめるということによって、水酸基価が30(mgKO
H/g)で、かつ、酸価が4.5なる、目的とするポリ
エステル樹脂を得た。以下、ポリエステル樹脂(a−
1)と略記する。
しめるということによって、水酸基価が30(mgKO
H/g)で、かつ、酸価が4.5なる、目的とするポリ
エステル樹脂を得た。以下、ポリエステル樹脂(a−
1)と略記する。
【0058】参考例2(同上) 参考例1と同様の反応容器に、テレフタル酸の520.
5部、イソフタル酸の130.1部、ネオペンチルグリ
コールの243.1部、エチレングリコールの96.5
部およびグリセリンの9.8部と、ジ−n−ブチル錫オ
キサイドの1.0部とからなる混合物を用い、そして、
これらの各原料成分を仕込むというように変更した以外
は、参考例1と同様にして、酸価が3で、水酸基価が2
0で、かつ、数平均分子量が5,000なる、目的とす
るポリエステル樹脂(a)を得た。以下、これを(a−
2)と略記する。
5部、イソフタル酸の130.1部、ネオペンチルグリ
コールの243.1部、エチレングリコールの96.5
部およびグリセリンの9.8部と、ジ−n−ブチル錫オ
キサイドの1.0部とからなる混合物を用い、そして、
これらの各原料成分を仕込むというように変更した以外
は、参考例1と同様にして、酸価が3で、水酸基価が2
0で、かつ、数平均分子量が5,000なる、目的とす
るポリエステル樹脂(a)を得た。以下、これを(a−
2)と略記する。
【0059】参考例3〜7(同上) 第1表に示さような諸原料成分を用いるように変更した
以外は、参考例1と同様にして、各種の、目的とする水
酸基含有ポリエステル樹脂(a)ならびに各種の、対照
用のポリエステル樹脂を得た。以下、それぞれの各樹脂
の呼称は、同表に示す通りである。
以外は、参考例1と同様にして、各種の、目的とする水
酸基含有ポリエステル樹脂(a)ならびに各種の、対照
用のポリエステル樹脂を得た。以下、それぞれの各樹脂
の呼称は、同表に示す通りである。
【0060】なお、これらの参考例3〜7のシリーズの
うち、まず、参考例3〜5が、本発明において用いるべ
き水酸基水酸基含有ポリエステル樹脂(a)の調製例で
あるし、他方、参考例6および7が、対照用のポリエス
テル樹脂の調製例である。
うち、まず、参考例3〜5が、本発明において用いるべ
き水酸基水酸基含有ポリエステル樹脂(a)の調製例で
あるし、他方、参考例6および7が、対照用のポリエス
テル樹脂の調製例である。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】
【表3】
【0064】
【表4】
【0065】
【表5】
【0066】
【表6】
【0067】参考例8〔表面調整剤(c)の調製例〕 攪拌機、温度計、環流コンデンサーおよび窒素導入管を
備えた4つ口フラスコに、キシレンの600部を仕込ん
で、135℃にまで昇温した。
備えた4つ口フラスコに、キシレンの600部を仕込ん
で、135℃にまで昇温した。
【0068】その後は、ここへ、それぞれ、第2表に示
すような単量体混合物と、重合開始剤としてのアゾビス
イソブチロニトリルの15部の、67部のキシレンによ
る溶解物とを、5時間かけて滴下し、さらに、100℃
に、5時間のあいだ保持して重合反応を行なった。
すような単量体混合物と、重合開始剤としてのアゾビス
イソブチロニトリルの15部の、67部のキシレンによ
る溶解物とを、5時間かけて滴下し、さらに、100℃
に、5時間のあいだ保持して重合反応を行なった。
【0069】かくして得られた共重合体溶液中の溶剤を
除去せしめることによって、目的とする、アクリル系共
重合体たる表面調整剤(c)を得た。以下、これを(c
−1)と略記する。
除去せしめることによって、目的とする、アクリル系共
重合体たる表面調整剤(c)を得た。以下、これを(c
−1)と略記する。
【0070】参考例9(同上) 参考例8と同様の反応容器に、第2表に示すような単量
体混合物を用いるというように変更した以外は、同様に
して、共重合体溶液を得、次いで、溶剤を除去せしめる
ということによって、アクリル系共重合体たる各種の表
面調整剤(c)を得た。以下、それぞれの各表面調整剤
の呼称は、同表に示す通りである。
体混合物を用いるというように変更した以外は、同様に
して、共重合体溶液を得、次いで、溶剤を除去せしめる
ということによって、アクリル系共重合体たる各種の表
面調整剤(c)を得た。以下、それぞれの各表面調整剤
の呼称は、同表に示す通りである。
【0071】
【表7】
【0072】《第2表の脚注》 ※1) 下記の構造式により表わされるような、大塚化
学(株)製の、ラジカル重合可能なる紫外線吸収剤の商
品名 ※2) 下記の構造式により表わされるような、旭電化
工業(株)製の、ラジカル重合可能なるヒンダード・ア
ミン光安定化剤の商品名
学(株)製の、ラジカル重合可能なる紫外線吸収剤の商
品名 ※2) 下記の構造式により表わされるような、旭電化
工業(株)製の、ラジカル重合可能なるヒンダード・ア
ミン光安定化剤の商品名
【0073】《化学式1》 ※1)
【0074】
【化1】
【0075】《化学式2》 ※2)
【0076】
【化2】
【0077】参考例10および11(同上) 参考例8と同様の反応容器に、第2表に示すような単量
体混合物を用いるというように変更した以外は、同様に
して、共重合体溶液を得、次いで、溶剤を除去せしめる
ということによって、アクリル系共重合体たる各種の表
面調整剤(c)を得た。以下、それぞれの各表面調整剤
の呼称は、同表に示す通りである。
体混合物を用いるというように変更した以外は、同様に
して、共重合体溶液を得、次いで、溶剤を除去せしめる
ということによって、アクリル系共重合体たる各種の表
面調整剤(c)を得た。以下、それぞれの各表面調整剤
の呼称は、同表に示す通りである。
【0078】
【表8】
【0079】実施例1〜8
【0080】これらの諸例は、いずれも、本発明に係る
粉体塗料用樹脂組成物の調製例を、つまり、粉体塗料の
調製例を示すものである。
粉体塗料用樹脂組成物の調製例を、つまり、粉体塗料の
調製例を示すものである。
【0081】参考例1〜5で得られた、各種の水酸基含
有ポリエステル樹脂(a)と、参考例8〜11で得られ
た、各種の表面調製剤(c)と、「IPDI−addu
ctB−1530」(前出のドイツ国ヒュルス社製の、
ブロック・イソシアネート化合物の商品名であり、此の
IPDIは、イソホロンジイソシアネートの略記であ
る。)を、第3表に示すような配合割合で以て配合し、
有ポリエステル樹脂(a)と、参考例8〜11で得られ
た、各種の表面調製剤(c)と、「IPDI−addu
ctB−1530」(前出のドイツ国ヒュルス社製の、
ブロック・イソシアネート化合物の商品名であり、此の
IPDIは、イソホロンジイソシアネートの略記であ
る。)を、第3表に示すような配合割合で以て配合し、
【0082】さらに、顔料としてのルチル型酸化チタン
と、ジ−n−ブチルチンジラウレートとを、同表に示す
ような配合割合で以て配合し、ブレンドせしめてから、
ヘンシェル・ミキサーによって粉砕混合せしめるという
ことによって、目的とする各種の粉体塗料用樹脂組成物
を得た。
と、ジ−n−ブチルチンジラウレートとを、同表に示す
ような配合割合で以て配合し、ブレンドせしめてから、
ヘンシェル・ミキサーによって粉砕混合せしめるという
ことによって、目的とする各種の粉体塗料用樹脂組成物
を得た。
【0083】次いで、スイス国ブス社製の一軸溶融混練
機を使用して、それぞれの粉体塗料用樹脂組成物を、1
00〜110℃なる温度で以て溶融混練せしめてから、
冷却せしめて、微粉砕機[ホソカワ・ミクロン(株)製
の、バンタム・ミルを使用した。]により粉砕を行なっ
て、150メッシュの篩を通過せしめるということによ
って、目的とする各種の粉体塗料を得た。
機を使用して、それぞれの粉体塗料用樹脂組成物を、1
00〜110℃なる温度で以て溶融混練せしめてから、
冷却せしめて、微粉砕機[ホソカワ・ミクロン(株)製
の、バンタム・ミルを使用した。]により粉砕を行なっ
て、150メッシュの篩を通過せしめるということによ
って、目的とする各種の粉体塗料を得た。
【0084】しかるのち、これらの各粉体塗料を、静電
塗装機を用いて、厚さが0.8mなる燐酸亜鉛処理鋼板
上に、膜厚が60ミクロン(μm)となるように塗装せ
しめてから、180℃の温度で、20分間のあいだ焼き
付けを行なって、各種の、燐酸亜鉛処理鋼板上に、それ
ぞれの硬化塗膜が形成された形の、いわゆるテスト・パ
ネルを得た。
塗装機を用いて、厚さが0.8mなる燐酸亜鉛処理鋼板
上に、膜厚が60ミクロン(μm)となるように塗装せ
しめてから、180℃の温度で、20分間のあいだ焼き
付けを行なって、各種の、燐酸亜鉛処理鋼板上に、それ
ぞれの硬化塗膜が形成された形の、いわゆるテスト・パ
ネルを得た。
【0085】以上のようにして得られた硬化塗膜につい
て、諸性能の評価判定を行なった。それらの結果は、ま
とめて、第4表に示す。
て、諸性能の評価判定を行なった。それらの結果は、ま
とめて、第4表に示す。
【0086】
【表9】
【0087】
【表10】
【0088】《第4表の脚注》なお、評価判定の要領
は、次の通りである。
は、次の通りである。
【0089】平滑性………………目視により評価判定し
た。
た。
【0090】60度光沢…………60度鏡面反射率
(%)による数値的評価判定試験。
(%)による数値的評価判定試験。
【0091】耐衝撃性……………デユポン衝撃試験器に
よる評価判定試験(1/2インチ・ノッチ付き)。50
0gの荷重を落下させたときに、塗膜に割れなどの欠陥
を生じない段階での高さ(cm)で以て表示した。この
値が大きいほど、耐衝撃性が良好であることを意味して
いる。
よる評価判定試験(1/2インチ・ノッチ付き)。50
0gの荷重を落下させたときに、塗膜に割れなどの欠陥
を生じない段階での高さ(cm)で以て表示した。この
値が大きいほど、耐衝撃性が良好であることを意味して
いる。
【0092】エリクセン値………エリクセン試験機によ
る評価判定試験。この値が大きいほど、塗膜の可撓性が
良好であることを意味している。
る評価判定試験。この値が大きいほど、塗膜の可撓性が
良好であることを意味している。
【0093】耐候性………………サンシャイン・ウエザ
ーオメータを用いて、それぞれ、1,000時間後と、
1,500時間後との、各塗膜の光沢保持率(%)を算
出して表示した。なお、表中における「SWOM」は、
此のサンシャイン・ウエザーオメータの略記である。
ーオメータを用いて、それぞれ、1,000時間後と、
1,500時間後との、各塗膜の光沢保持率(%)を算
出して表示した。なお、表中における「SWOM」は、
此のサンシャイン・ウエザーオメータの略記である。
【0094】屋外曝露……………宮崎市郊外で、テスト
・パネルの水平面に対して45度の角度で日光が当たる
ようにして、それぞれ、1年と、2年との、両期間に及
ぶ曝露を行なったのちの光沢保持率(%)を算出して表
示した。
・パネルの水平面に対して45度の角度で日光が当たる
ようにして、それぞれ、1年と、2年との、両期間に及
ぶ曝露を行なったのちの光沢保持率(%)を算出して表
示した。
【0095】
【表11】
【0096】
【表12】
【0097】
【表13】
【0098】
【表14】
【0099】比較例1〜3 参考例6および7で得られた、対照用の水酸基含有ポリ
エステル樹脂を用い、なおかつ、表面調製剤(c)の代
わりに、「モダフローP−III」(アメリカ国モンサ
ント社製の、流動調整剤の商品名)を用いるというよう
に変更した以外は、実施例1〜5と同様にして、各種
の、対照用の粉体塗料を得た。以後も、同様にして、各
種の、対照用のテスト・パネルを得た。(第3表を参照
のこと。)
エステル樹脂を用い、なおかつ、表面調製剤(c)の代
わりに、「モダフローP−III」(アメリカ国モンサ
ント社製の、流動調整剤の商品名)を用いるというよう
に変更した以外は、実施例1〜5と同様にして、各種
の、対照用の粉体塗料を得た。以後も、同様にして、各
種の、対照用のテスト・パネルを得た。(第3表を参照
のこと。)
【0100】以上のようにして得られた硬化塗膜につい
て、諸性能の評価判定を行なった。それらの結果は、ま
とめて、第4表に示す。
て、諸性能の評価判定を行なった。それらの結果は、ま
とめて、第4表に示す。
【0101】
【表15】
【0102】
【表16】
【0103】
【発明の効果】以上に詳述して来た処からも、すでに、
明らかとなったように、本発明に係わる粉体塗料用樹脂
組成物を用いて得られる塗膜は、とりわけ、塗膜諸物性
と、耐候性との両立化が、確実に図られているというこ
とが、無理なく、理解され得よう。
明らかとなったように、本発明に係わる粉体塗料用樹脂
組成物を用いて得られる塗膜は、とりわけ、塗膜諸物性
と、耐候性との両立化が、確実に図られているというこ
とが、無理なく、理解され得よう。
【0104】したがって、本発明に係わる粉体塗料用樹
脂組成物は、極めて実用性の高いものであるということ
も亦、無理なく、知り得よう。
脂組成物は、極めて実用性の高いものであるということ
も亦、無理なく、知り得よう。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 175/06 C09D 175/06 // C08G 18/80 C08G 18/80
Claims (6)
- 【請求項1】 水酸基を有するポリエステル樹脂(a)
と、水酸基と反応性を有する硬化剤(b)と、表面調整
能を有するアクリル系共重合体からなる表面調整剤
(c)とを、必須の成分として含有することを特徴とす
る、粉体塗料用樹脂組成物。 - 【請求項2】 水酸基を有するポリエステル樹脂(a)
と、水酸基と反応性を有する硬化剤(b)と、表面調整
能を有するアクリル系共重合体からなる表面調整剤
(c)とを、必須の成分として含有し、しかも、上記し
た表面調整剤(c)が、上記したポリエステル樹脂
(a)と、上記した硬化剤(b)との合計量100部に
対して、1〜15重量部なる範囲内で含有することを特
徴とする、粉体塗料用樹脂組成物。 - 【請求項3】 前記した、水酸基を有するポリエステル
樹脂(a)が、13〜100mgKOH/gなる範囲内
の水酸基価を有するものである、請求項1または2に記
載の組成物。 - 【請求項4】 前記した、水酸基と反応性を有する硬化
剤(b)が、アミノプラスト類、ブロック・イソシアネ
ート化合物類および多価酸無水物化合物類よりなる群か
ら選ばれる、少なくとも1種の化合物である、請求項1
または2に記載の組成物。 - 【請求項5】 前記した表面調整剤(c)が、紫外線吸
収能を有するアクリル系共重合体であるか、あるいは紫
外線吸収能と光安定化能とを併せ有するアクリル系共重
合体である、請求項1または2に記載の組成物。 - 【請求項6】 前記した表面調整剤(c)が水酸基を有
するアクリル系共重合体である、請求項1または2に記
載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9289654A JPH11124541A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 粉体塗料用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9289654A JPH11124541A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 粉体塗料用樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11124541A true JPH11124541A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17746040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9289654A Pending JPH11124541A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 粉体塗料用樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11124541A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105250A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Asahi Glass Co Ltd | 含フッ素粉体塗料組成物 |
| JP2005290128A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Kyoeisha Chem Co Ltd | 熱硬化被膜形成組成物用の表面調整剤 |
| JP2011012119A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Dainippon Toryo Co Ltd | 層分離タイプの粉体塗料組成物 |
| JP2012041383A (ja) * | 2010-08-12 | 2012-03-01 | Dainippon Toryo Co Ltd | 層分離タイプの艶消し粉体塗料組成物 |
| JP2013049833A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-03-14 | Rohm & Haas Co | ウレタンシステムのための流動用添加剤 |
| JP2013076019A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Dainippon Toryo Co Ltd | 粉体塗料組成物 |
| WO2014002964A1 (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-03 | 旭硝子株式会社 | 粉体塗料組成物、硬化膜の製造方法、および塗装物品 |
-
1997
- 1997-10-22 JP JP9289654A patent/JPH11124541A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105250A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Asahi Glass Co Ltd | 含フッ素粉体塗料組成物 |
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| JP2013049833A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-03-14 | Rohm & Haas Co | ウレタンシステムのための流動用添加剤 |
| TWI473858B (zh) * | 2011-07-15 | 2015-02-21 | Rohm & Haas | 用於胺甲酸乙酯系統之流動助劑 |
| JP2013076019A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Dainippon Toryo Co Ltd | 粉体塗料組成物 |
| WO2014002964A1 (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-03 | 旭硝子株式会社 | 粉体塗料組成物、硬化膜の製造方法、および塗装物品 |
| JPWO2014002964A1 (ja) * | 2012-06-29 | 2016-06-02 | 旭硝子株式会社 | 粉体塗料組成物、硬化膜の製造方法、および塗装物品 |
| US9714360B2 (en) | 2012-06-29 | 2017-07-25 | Asahi Glass Company, Limited | Powder coating composition, process for producing cured film and coated article |
| JP2018087342A (ja) * | 2012-06-29 | 2018-06-07 | 旭硝子株式会社 | 粉体塗料組成物、硬化膜の製造方法、および塗装物品 |
| US11286399B2 (en) | 2012-06-29 | 2022-03-29 | AGC Inc. | Powder coating composition, process for producing cured film and coated article |
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