JPH1112458A - ポリプロピレングリコールの水性ポリウレタン分散液、該分散液からなる複合フィルムの製造方法 - Google Patents

ポリプロピレングリコールの水性ポリウレタン分散液、該分散液からなる複合フィルムの製造方法

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JPH1112458A
JPH1112458A JP10163512A JP16351298A JPH1112458A JP H1112458 A JPH1112458 A JP H1112458A JP 10163512 A JP10163512 A JP 10163512A JP 16351298 A JP16351298 A JP 16351298A JP H1112458 A JPH1112458 A JP H1112458A
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Karl Dr Haeberle
ヘーベルレ カール
Karl-Heinz Dr Schumacher
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Hans-Joachim Fricke
フリッケ ハンス−ヨアヒム
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 尿素含量の少ないポリウレタン分散液を提供
する。 【解決手段】 ポリウレタン含有水性分散液は、成分
a)4〜30個の炭素原子を有するジイソシアネート、
成分b)分子量1000〜8000を有するポリプロピ
レングリコール、成分c)成分(b)と異なるジオー
ル、成分d)モノマー(a)〜(c)と異なり、少なく
とも1個のイソシアネート基または少なくとも1個のイ
ソシアネート反応性基を有し、更に少なくとも1個の親
水基または可能な親水基を有するモノマー、成分e)モ
ノマー(a)〜(d)と異なる多価化合物、および成分
f)モノマー(a)〜(e)と異なる一価の化合物から
なり、固体物質1kg当たり110ミリモル以下の尿素
基含量を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、以下の成分: 成分a)4〜30個の炭素原子を有するジイソシアネー
ト、 成分b)分子量1000〜8000を有するポリプロピ
レングリコール、ただし分子量が1000〜2000で
ある場合は、算術平均ヒドロキシル官能価は1.99〜
2.00であり、分子量が2000〜3000である場
合は、算術平均ヒドロキシル官能価は1.97〜2.0
0であり、分子量が3000〜4000である場合は、
算術平均ヒドロキシル官能価は1.90〜2.00であ
り、分子量が4000〜8000である場合は、算術平
均ヒドロキシル官能価は1.80〜2.00である、 成分c)場合によっては、500〜5000g/モルの
分子量を有するジオールc1)および/または60〜5
00g/モルの分子量を有するジオールc2)からな
る、ポリプロピレングリコール(b)と異なるジオー
ル、 成分d)少なくとも1個のイソシアネート基または少な
くとも1個のイソシアネート反応性基を有し、更に少な
くとも1個の親水基または潜在性親水基を有し、これに
よりポリウレタンが水分散性にされている、モノマー
(a)〜(c)と異なるモノマー、 成分e)場合によっては、アルコール性ヒドロキシル基
またはイソシアネート基である反応性基を有する、モノ
マー(a)〜(d)と異なるほかの多価化合物、および 成分f)場合によっては、アルコール性ヒドロキシル基
またはイソシアネート基である1つの反応性基を有す
る、モノマー(a)〜(e)と異なる一価の化合物から
なり、固体物質1kg当たり110ミリモル以下の尿素
基含量を有するポリウレタン(PUR)含有水性分散液
に関する。
【0002】
【従来の技術】低い尿素含量を有し、ポリプロピレング
リコールを使用して製造される水性ポリウレタン分散液
は、例えば欧州特許第615988号明細書に記載され
ている。これらの化合物はフィルムの接合、すなわち複
合フィルムの製造に使用することが好ましい。記載され
た成分は二価のポリエーテルアルコールである。この明
細書の説明によれば、特にプロピレンオキシドを含有す
る表の形で前記明細書に記載された相当するモノマーを
重合することにより、アミンまたはアルコールのような
出発化合物にこれらの化合物を塩基性触媒作用させて添
加することによりポリエーテルアルコールが得られる。
【0003】しかしながらポリマー技術の当業者は、こ
れらの条件下でプロピレンオキシドの重合が厳密な二官
能性化合物を生じるものでなく、分子量に依存して2個
のアルコール性ヒドロキシル基を有するポリマーおよび
1つだけのアルコール性ヒドロキシル基を有する化合物
を含有するポリマー混合物を生じるという効果について
一般的に認識している。その理由は、一般的なアルカリ
触媒がPO(プロピレンオキシド)をアリルアルコール
に転位させ、これが引き続き一官能性出発物質として機
能するということである。この一般的な認識は、例えば
プラスチックハンドブック(the monogra
ph Kunststoffhandbuch),第7
巻 ポリウレタン(Polyurethane),第3
版、61頁から得られる。
【0004】これについての詳細な報告は、『新しい世
代のウレタン化学のためのポリエーテルポリオール(A
New Generation of Polyet
her Polyols for the Ureth
ane Industry) 』 S.D.Senek
er および N.Barksby著,present
ed at UTECH 1996 The Hagu
e,Netherlands,1996年、3月(UT
ECH1996 Conf.Book.Pap.(19
96),Paper46,Editors:Reed,
David,Lee,Carole,Publishe
r:Crain Commumications,Lo
ndon,英国)の刊行物に記載されている。この刊行
物によれば、一般的な方法により製造された、分子量1
000(ヒドロキシル価112)を有するポリプロピレ
ングリコールは平均ヒドロキシル官能価約1.97を有
するが、分子量2000(ヒドロキシル価56)を有す
るポリプロピレングリコールは平均ヒドロキシル官能価
約1.93を有する。
【0005】当業者はこの説明により、欧州特許出願公
開第615988号明細書で提案された方法によるポリ
ウレタン分散液の製造に厳密な二官能性ポリプロピレン
グリコールを使用することを真剣に考えることはないで
あろうが、前記文献に記載された方法により製造され
た、明らかに低い平均官能価を有する市販の製品を使用
することはありうる。欧州特許出願公開第615988
号明細書に関する基本的な出願明細書を出願した時点で
は、工業的な規模でポリウレタン分散液を製造するため
に必要な量の厳密に二官能性のポリプロピレングリコー
ルを製造することはまだ不可能であった。
【0006】欧州特許出願公開第741152号明細書
にはポリプロピレングリコールから製造されたポリウレ
タン分散液が記載されている。ここで使用されるポリプ
ロピレングリコールは0.020meq/g以下の不飽
和基含量を有する。このポリプロピレングリコールは
2.0からわずかに逸脱したヒドロキシル官能価を有す
ることが指摘される。有利なポリウレタンの製造方法に
おいては、末端のNCO基を有するプレポリマーを最初
に製造し、続いてこれを水中に分散させ、グリコールま
たは有利にはアミンを使用して、鎖長を長くする。この
方法は2つの記載された場合のいずれにおいても必然的
にかなり高い尿素含量を有するポリウレタンを生じ、そ
れというのもジオールによる誘発された鎖の成長の場合
は、これはイソシアネート基と水とのけん化反応の結果
であり、以下の反応式に示される尿素の形成を生じる。
【0007】2RNCO+H2O → R−NH−CO
−NHR+CO2 ウレタン形成を生じる反応に匹敵する速度で競合反応が
行われる。
【0008】技術水準の分散液は、特に極性物質を互い
に接合する場合に、フィルム接着剤として良好な一連の
特性を示す。しかしながら、ポリオレフィンのような非
極性物質の場合は、貼り合わせ強度がなお不十分であ
る。従ってフィルムの製造者はポリオレフィンフィルム
と1個以上のほかのフィルムとの強力な接合を生じるこ
とができる水性接着剤分散液に対する特別の要求を有す
る、それというのも少なくとも一部分がポリオレフィン
からなる複合フィルムは特に注目される商業的価値を有
するからである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、少なくとも一部分がポリオレフィンからなる複合フ
ィルムの製造に使用することができ、特に高い貼り合わ
せ強度を有する水性接着剤分散液を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題は、冒頭に記載
されたポリウレタン分散液、その製造方法および前記ポ
リウレタン分散液を使用して製造される複合フィルムに
より解決される。
【0011】適当なモノマー(a)はポリウレタン化学
で一般に使用されるジイソシアネートである。
【0012】具体的な例は、特にジイソシアネートX
(NCO)2であり、式中のXは4〜12個の炭素原子
を有する脂肪族炭化水素基、6〜15個の炭素原子を有
する脂環式または芳香族の炭化水素基または7〜15個
の炭素原子を有する芳香族脂肪族の炭化水素基を表す。
このジイソシアネートの例は、テトラメチレンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ドデカメ
チレンジイソシアネート、1,4−ジイソシアナトシク
ロヘキサン、1−イソシアナト−3,5,5−トリメチ
ル−5−イソシアナトメチルシクロヘキサン(IPD
I)、2,2−ビス−(4−イソシアナトシクロヘキシ
ル)プロパン、トリメチルヘキサンジイソシアネート、
1,4−ジイソシアナトベンゼン、2,4−ジイソシア
ナトトルエン、2,6−ジイソシアナトトルエン、4,
4′−ジイソシアナトジフェニルメタン、2,4′−ジ
イソシアナトジフェニルメタン、p−キシリレンジイソ
シアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート
(TMXDI)、ビス−(4−イソシアナトシクロヘキ
シル)メタンの異性体、例えばトランス/トランス、シ
ス/シスおよびシス/トランス異性体、およびこれらの
化合物の混合物である。
【0013】これらのイソシアネートの重要な混合物は
特にジイソシアナトトルエンおよびジイソシアナトジフ
ェニルメタンのそれぞれの構造異性体の混合物であり、
2,4−ジイソシアナトトルエン80モル%および2,
6−ジイソシアナトトルエン20%の混合物が特に適し
ている。2,4−ジイソシアナトトルエンおよび/また
は2,6−ジイソシアナトトルエンのような芳香族イソ
シアネートと、ヘキサメチレンジイソシアネートまたは
IPDIのような脂肪族または脂環式イソシアネートの
混合物が特に有利であり、脂肪族イソシアネートと芳香
族イソシアネートの有利な比率は4:1〜1:4であ
る。
【0014】化合物(a)は更に遊離イソシアネート
基、ほかのキャップしたイソシアネート基、たとえばウ
レトジオン基またはカルボジイミド基を有するイソシア
ネートであってもよい。
【0015】ポリプロピレングリコール(b)は有利に
は算術平均ヒドロキシル官能価1.97〜2.00を有
する。このポリプロピレングリコールは周知である。そ
の製造は、亜鉛ヘキサシアノコバルト酸塩錯体を使用し
て特に簡単なやり方で行われ、たとえばドイツ特許出願
公開第0654302号明細書、および米国特許第51
58922号明細書に記載されている。
【0016】良好なフィルム形成および柔軟性に関し
て、成分(b)と異なる適当なジオール(c)は、主に
分子量約500〜5000g/モル、有利には約100
0〜3000g/モルを有する高分子量のジオール(c
1)である。
【0017】ジオール(c1)は、特に、Ullman
ns Encyklopaedieder techn
ischen Chemie,4th edition
Vol.19,62−65に記載されているようなポリ
エステルポリオールである。二価アルコールを二価カル
ボン酸と反応させることにより得られるポリエステルポ
リオールの使用が好ましい。遊離ポリカルボン酸の代わ
りに、低級アルコールの相当するポリカルボン酸無水物
または相当するポリカルボキシレートまたはその混合物
をポリエステルポリオールを製造するために使用するこ
とができる。ポリカルボン酸は脂肪族、脂環式、芳香族
脂肪族、芳香族または複素環であってもよく、たとえば
ハロゲン原子により場合により置換されていてもよく、
および/または不飽和であってもよい。以下のものを例
として記載することができる:スベリン酸、アゼライン
酸、フタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸、テトラヒ
ドロフタル酸無水物、ヘキサヒドロフタル酸無水物、テ
トラクロロフタル酸無水物、エンドメチレンテトラヒド
ロフタル酸無水物、無水グルタル酸、マレイン酸、無水
マレイン酸、フマル酸および二量体脂肪酸。一般式:H
COOC−(CH2y−COOH(式中のyは1〜20
の数であり、有利には2〜20の偶数である)のジカル
ボン酸が有利であり、例としてはコハク酸、アジピン
酸、ドデカン酸およびセバシン酸である。
【0018】適当な多価アルコールの例は、エチレング
リコール、プロパン−1,2−ジオール、プロパン−
1,3−ジオール、ブタン−1,3−ジオール、ブテン
−1,4−ジオール、ブチン−1,4−ジオール、ペン
タン−1,5−ジオール、ネオペンチルグリコール、ビ
ス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、たとえば1,
4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、2−メ
チルプロパン−1,3−ジオール、メチルペンタンジオ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、およびポリブチレングリ
コールである。一般式:HO−(CH2x−OH(式中
のxは1〜20の数であり、有利には2〜20の偶数で
ある)のアルコールが有利である。その例は、エチレン
グリコール、ブタン−1,4−ジオール、エキサン−
1,6−ジオール、オクタン−1,8−ジオールおよび
ドデカン−1,12−ジオールである。
【0019】ポリエステルポリオール成分として記載さ
れた、過剰の低分子量アルコールとホスゲンの反応によ
り得られるポリカーボネートジオールも適している。
【0020】ほかの適当なジオールはラクトンベースの
ポリエステルジオールであり、これはラクトンのホモポ
リマーまたはコポリマーであり、有利には適当な二官能
性出発分子上のラクトンの末端ヒドロキシル基含有付加
生成物である。有利なラクトンは一般式:HO−(CH
2z−COOH(式中のzは1〜20の数である)の化
合物から誘導されるラクトンである。例としてはε−カ
プロラクトン、β−プロピオラクトン、γ−ブチロラク
トンおよび/またはメチルε−カプロラクトンまたはこ
れらの混合物である。適当な出発成分は、たとえばポリ
エステルポリオールの成分としてすでに記載された低分
子量の二価アルコールである。相当するε−カプロラク
トンのポリマーが特に有利である。低級ポリエステルジ
オールまたはポリエーテルジオールは、必要により、ラ
クトンポリマーを製造するための開始剤として使用して
もよい。ラクトンポリマーの代わりに、相当する化学的
に当量の、ラクトンに相当するヒドロキシカルボン酸の
重縮合物を使用してもよい。
【0021】ほかの適当なモノマー(c1)はポリエー
テルジオールである。これは、特にエチレンオキシド、
プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラヒドロ
フラン、スチレンオキシドまたはエピクロロヒドリン
を、それ自体で、たとえばBF 3の存在で重合するか、
またはこれらの化合物を、場合により、混合物の形でま
たは連続的に、アルコールまたはアミンのような反応性
水素原子を含有する出発成分、たとえば水、エチレング
リコール、プロパン−1,2−ジオール、プロパン−
1,3−ジオール、1,2−ビス(4−ヒドロキシジフ
ェニル)プロパンまたはアニリンに添加することにより
得られる。分子量500〜4500を有するポリテトラ
ヒドロフランが特に有利である。しかしながらポリプロ
ピレングリコールの使用は有利でない。
【0022】使用することができるモノマー(c1)は
成分(b)として適当なポリプロピレングリコールと異
なるポリプロピレングリコールである。このポリプロピ
レングリコール(c1)は1000g/モル未満の分子
量を有するか、または分子量が1000〜5000g/
モルである場合は、このポリプロピレングリコールは
1.95未満の算術平均ヒドロキシル官能価を有する。
【0023】モノマー(c1)として、ポリヒドロキシ
オレフィン、有利には2個の末端のヒドロキシル基を有
するポリヒドロキシオレフィン、たとえばα,ω−ジヒ
ドロキシポリブタジエン、α,ω−ジヒドロキシポリメ
タクリレートまたはα,ω−ジヒドロキシポリアクリレ
ートも適している。これらの化合物は、たとえば欧州特
許出願公開第0622378号明細書に記載されてい
る。ほかの適当なポリオールはポリアセタール、ポリシ
ロキサンおよびアルキド樹脂である。
【0024】ポリオールは0.1:1〜1:9の比で混
合物として使用することもできる。
【0025】使用されるジオール(c)がジオール(c
1)だけでなく、分子量約62〜500g/モル、有利
には62〜200g/モルを有するジオール(c2)で
ある場合は、ポリウレタンの硬度および弾性率を高める
ことができる。使用されるモノマー(c2)は主にポリ
エステルポリオールを製造するために記載された短鎖ア
ルカンジオールの成分であり、この場合に2〜12個の
炭素原子、有利には偶数の炭素原子を有する非分枝のジ
オール、および特にペンタン−1,5−ジオールが有利
である。
【0026】ジオール(c2)の量と、ポリプロピレン
グリコール(b)およびジオール(c1)の量の合計と
のモル比は、有利には0.1:1〜5:1であり、より
有利には0.1:1〜2:1であるが、特に有利にはジ
オール(c2)が含まれない。
【0027】ポリプロピレングリコール(b)に対する
ジオール(c1)のモル含量は一般に50モル%未満で
あるが、有利には20モル%未満であり、特に有利には
0モル%である。
【0028】ポリウレタンを水に分散可能にするため
に、ポリウレタンは成分(a)、(b)、(c)および
(e)だけでなく、更に成分(a)、(b)、(c)お
よび(e)と異なるモノマー(d)からなり、モノマー
(d)は少なくとも1つのイソシアネート基または少な
くとも1つのイソシアネート反応性基を有し、更に少な
くとも1つの親水基または親水基に変換可能の基を有す
る。以下に、親水基または潜在性親水基の語を(潜在
性)親水基と称する。(潜在性)親水基は、ポリマー主
鎖の合成に使用されるモノマーの官能基より緩慢にイソ
シアネートと反応する。
【0029】成分(a)、(b)、(c)、(d)、
(e)および(f)の全部の量に対する(潜在性)親水
基を含有する成分の濃度は、一般にすべてのモノマー
(a)〜(f)の重量に対する(潜在性)親水基の分子
の大きさが30〜1000ミリモル/kg、有利には5
0〜500ミリモル/kg、より有利には80〜300
ミリモル/kgであるような量である。
【0030】(潜在性)親水基は非イオン性であっても
よく、または有利には(潜在性の)イオン性親水基であ
ってもよい。
【0031】特に適した非イオン性親水基は、有利には
繰り返しのエチレンオキシド単位5〜100個、より有
利には10〜80個からなるポリエチレングリコールエ
ーテルである。ポリエチレンオキシド単位の濃度は、す
べてのモノマー(a)〜(f)の重量に対して一般に0
〜10重量%、有利には0〜6重量%である。
【0032】非イオン性の親水基を有する有利なモノマ
ーは、ポリエチレンオキシドジオール、ポリエチレンオ
キシドモノオール、末端エーテル化したポリエチレング
リコール基を有する、ポリエチレングリコールとジイソ
シアネートとの反応生成物である。このジイソシアネー
トおよびその製造方法は米国特許第3905929号明
細書および米国特許第3920598号明細書に記載さ
れている。
【0033】イオン性の親水基は第一にアルカリ金属塩
またはアンモニウム塩の形のスルホネート基、カルボキ
シレート基およびホスフェート基のようなアニオン基で
あり、更にアンモニウム基のようなカチオン基であり、
有利にはプロトン化した第三級アミノ基または第四級ア
ンモニウム基である。
【0034】潜在性のイオン性親水基は第一に簡単な中
和、加水分解または四級化反応により前記のイオン性の
親水基に変換することができる基であり、すなわちたと
えばカルボン酸基、無水物基または第三級アミノ基であ
る。
【0035】(潜在性の)イオン性モノマー(d)は、
たとえばUllmanns Encyklopaedi
e der technischen Chemie,
4th,Vol.19,311−313に詳細に記載さ
れ、たとえばドイツ特許第1495745号明細書に記
載されている。
【0036】特に重要な(潜在性の)カチオン性モノマ
ー(d)は第一に第三級アミノ基を有するモノマーであ
り、たとえばトリス(ヒドロキシアルキル)アミン、
N,N′−ビス(ヒドロキシアルキル)アルキルアミ
ン、N−ヒドロキシアルキルジアルキルアミン、トリス
(アミノアルキル)アミン、N,N′−ビス(アミノア
ルキル)アルキルアミン、N−アミノアルキルジアルキ
ルアミンであり、この場合にこれらの第三級アミン中の
アルキル基およびアルカンジイル基は独立して1〜6個
の炭素原子を有する。アミン窒素に結合した水素原子を
有する2つのアミン、たとえばメチルアミン、アニリ
ン、またはN,N′−ジメチルヒドラジンのアルコキシ
ル化により一般的な方法で製造することができる、第三
窒素原子を有し、有利には2つの末端のヒドロキシル基
を有するポリエーテルも適している。これらのポリエー
テルは一般に500〜6000g/モルの分子量を有す
る。
【0037】これらの第三級アミンを、酸、有利には強
い無機酸、たとえば燐酸、硫酸、ハロゲン水素酸または
強い有機酸を加えて、または適当な四級化剤、たとえば
1〜C6−アルキルハロゲン化物、たとえば臭化物また
は塩化物と反応することにより、アンモニウム塩に変換
する。
【0038】(潜在性)アニオン基を有する適当なモノ
マーは一般に少なくとも1つのアルコール性ヒドロキシ
ル基または少なくとも1つの第一級または第二級アミノ
基を有する脂肪族、脂環式、芳香族脂肪族、または芳香
族のカルボン酸およびスルホン酸である。第一に、米国
特許第3412054号明細書に記載されるような、4
〜10個の炭素原子を有するジヒドロキシアルキルカル
ボン酸が有利である。一般式:
【0039】
【化1】
【0040】(式中のR1およびR2はC1〜C4−アルカ
ンジイル基を表し、R3はC1〜C4−アルキル基を表
す)で表される化合物、特にジメチロールプロピオン酸
(DMPA)が有利である。
【0041】相当するジヒドロキシスルホン酸およびジ
ヒドロキシホスホン酸、たとえば2,3−ジヒドロキシ
プロパンホスホン酸も適している。
【0042】500〜10000g/モルの分子量を有
し、少なくとも2個のカルボキシレート基を有するジヒ
ドロキシル化合物も適しており、これはドイツ特許出願
公開第3911827号明細書に記載されている。これ
は、ジヒドロキシル化合物を、テトラカルボン酸二無水
物、たとえばピロメリト酸二無水物またはシクロペンタ
ンテトラカルボン酸二無水物と、モル比2:1〜1.0
5:1で、重付加反応により反応することにより製造す
ることができる。特に適当なジヒドロキシル化合物は連
鎖延長剤として記載されたモノマー(c2)およびジオ
ール(c1)である。
【0043】イソシアネート反応性のアミノ基を有する
適当なモノマー(d)はアミノカルボン酸、たとえばリ
シン、β−アラニン、ドイツ特許出願公開第20344
79号明細書に記載された、脂肪族のジ第一級ジアミン
と、α,β−不飽和カルボン酸の付加物、たとえばN−
(2−アミノエチル)−2−アミノエタンカルボン酸お
よび相当するN−アミノアルキルアミノアルキルカルボ
ン酸であり、この場合にアルカンジイル基は2〜6個の
炭素原子を有する。
【0044】潜在性のイオン性基を有するモノマーを使
用する場合は、これを、イソシアネート重付加反応の
前、間、有利には後に、イオンの形に変換することがで
き、それというのもイオン性モノマーはしばしば反応混
合物にごくわずかしか溶解しないからである。アルカリ
金属イオンまたはアンモニウムイオンが対イオンである
塩の形で存在するカルボキシレート基が特に有利であ
る。
【0045】イソシアネート基に反応性のアミノ基を有
するモノマー(d)は生じる尿素含量が110ミリモル
/kgをこえない量でのみ使用する。
【0046】モノマー(a)〜(d)と異なるモノマー
(e)は架橋または鎖の成長を生じるために一般に含有
される。これは一般に多価の非フェノール性アルコール
である。
【0047】特別の程度の分枝または特別の架橋密度を
生じるために用いられる多価アルコールは、たとえばト
リメチロールプロパン、グリセリンまたは糖類である。
【0048】二価以上のイソシアネートからなるモノマ
ー(e)は同じ目的に使用することができる。市販の化
合物は、たとえばイソシアヌレートまたはヘキサメチレ
ンジイソシアネートのビウレトである。
【0049】場合により含有されてもよいモノマー
(f)はモノイソシアネートまたはモノアルコールであ
る。その濃度は一般にモノマーの全部のモル量に対して
10モル%以下である。これらの一官能性化合物は一般
にほかの官能基、たとえばオレフィン基またはカルボニ
ル基を有し、ポリウレタンに官能基を導入するために用
いられ、これはポリウレタンを分散または架橋するか、
またはポリウレタンのほかのポリマー類似反応を生じる
ことを可能にする。この目的のために適当なモノマーの
例は、イソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソ
シアネート(TMI)およびアクリル酸またはメタクリ
ル酸のエステル、たとえばヒドロキシエチルアクリレー
トまたはヒドロキシエチルメタクリレートである。
【0050】ポリウレタン化学の分野では、互いに反応
するモノマーの濃度および分子当たりの反応性官能基の
数の算術平均値を調節することによりポリウレタンの分
子量をどのように調節するかは一般に知られている。
【0051】成分(a)〜(f)およびこれらのそれぞ
れのモル量は、標準的に、A)がイソシアネート基のモ
ル濃度であり、B)がヒドロキシル基のモル濃度および
付加反応でイソシアネートと反応することができる官能
基のモル濃度の合計である、A:Bの比が0.5:1〜
1.08:1、有利には0.8:1〜1.08:1であ
り、より有利には0.8:1〜1:1であるように選択
される。特に有利にはA:Bの比はできるだけ1:1に
近くする。
【0052】ポリウレタン中の尿素基含量は110ミリ
モル/kg以下であり、有利には60ミリモル/kg未
満である。
【0053】ポリウレタンまたはそのプレポリマーが水
と反応することにより高い尿素基含量を有するポリウレ
タンを形成しないようにするために、水に分散する前に
固体物質1kg当たり220ミリモルより高いNCO含
量を有するポリウレタンまたはそのプレポリマーの使用
を避けることが必要である。
【0054】同じ理由から、ポリウレタンの製造に第一
級または第二級アミノ基を有するモノマーを使用しない
ことが有利である。若干の理由からこれが可能でない場
合は、使用されるモノマーの量を制限して、尿素含量が
記載した限界値をこえないように配慮しなければならな
い。
【0055】使用されるモノマー(a)〜(f)は平均
して、一般に1.5〜2.5、有利には1.9〜2.1
およびより有利には2.0のイソシアネート基または付
加反応でイソシアネートと反応することができる官能基
を有する。
【0056】成分(a)〜(f)の重付加は、一般に標
準圧または自己圧下で20〜180℃、有利には50〜
150℃の反応温度で行う。
【0057】必要な反応時間は数分から数時間にわたっ
てもよい。ポリウレタン化学の分野では、温度、モノマ
ーの濃度およびモノマーの反応性のような多くのパラメ
ータにより反応時間をいかに調節するかは知られてい
る。
【0058】ジイソシアネートの反応を促進するため
に、常用の触媒、たとえばジブチルスズジラウレート
(DBTL)、スズ(II)オクトエートまたはジアザ
ビシクロ(2,2,2)オクタンを使用することができ
る。
【0059】適当な重合装置は、特に低い粘度および良
好な熱の除去のために溶剤を補充使用する場合は、撹拌
ボイラーからなる。
【0060】物質の形で反応を実施する場合は、高い粘
度および一般に含まれるきわめて短い反応時間のため
に、押出し機、特に自己洗浄式多軸スクリュー押出し機
が特に適している。
【0061】有利な溶剤は完全に水に混合でき、標準圧
下で40〜100℃の沸点を有し、モノマーときわめて
緩慢に反応するかまたは反応しない。
【0062】分散液は一般にアセトン法により製造す
る。この場合に、水に混和する溶剤中で、標準圧下、1
00℃未満で沸騰させて成分(a)〜(d)からイオン
性ポリウレタンを製造する。水が凝集相である分散液が
形成されるまで、水を添加する。
【0063】ポリウレタンを製造するために溶剤を使用
した場合は、一般に大部分の溶剤を分散液から、たとえ
ば減圧下の蒸留により除去する。分散液は有利には10
重量%未満の溶剤含量を有し、より有利には溶剤を含有
しない。
【0064】分散液は一般に固体含量10〜65重量
%、有利には15〜55重量%および粘度10〜500
mPas(20℃の温度および剪断速度250s−1
測定した)を有する。
【0065】製造した分散液に均一に分散することがお
そらく困難である疎水性助剤、たとえばアルデヒドおよ
びフェノールまたはフェノール誘導体のフェノール縮合
樹脂、またはエポキシ樹脂およびドイツ特許出願公開第
3903538号明細書、4309079号明細書およ
び4024567号明細書に記載された、たとえばポリ
ウレタン分散液に付着推進剤として用いられるほかのポ
リマーを、前記明細書に記載された方法により、分散す
る前にポリウレタンまたはプレポリマーに添加すること
ができる。
【0066】ポリウレタン分散液は市販の助剤および添
加剤、たとえば発泡剤、消泡剤、乳化剤、増粘剤、およ
びチキソトロープ剤、および着色剤、たとえば染料また
は顔料を含有することができる。
【0067】本発明の分散液は広い範囲の物体を塗布お
よび接合するために適している。これは特に異なる材料
の2つ以上のフィルムを接合することにより複合フィル
ムを製造するために適している。
【0068】主に使用されるフィルム材料はポリエチレ
ン、ポリプロピレン、特に二軸配向ポリプロピレン、ポ
リアミド、ポリエステル、PVC、セルロースアセテー
ト、セロハン、およびスズおよびアルミニウムのような
材料である。
【0069】ポリマーフィルム、有利にはポリオレフィ
ンフィルムは場合によりコロナ前処理されていてもよ
い。
【0070】複合フィルムの製造は有利には周知の方法
により実施する。この場合に、ポリウレタン分散液を、
接合すべき少なくとも1つのおよび一般に1つだけのフ
ィルムに塗布する。塗布したフィルムを一般に短時間乾
燥し、引き続き一緒にまたは塗布していない基体上で、
有利には30〜80℃の温度で圧縮する。
【0071】得られた接合および有利には得られた複合
材料は、そうでなければ一般に架橋剤を使用する二成分
系を用いてのみ達成可能である、室温での高い貼り合わ
せ強度を示す。
【0072】貼り合わせ強度はほぼ60℃より高い温度
で低下する。たとえば沸騰水中で、約100℃より高い
温度では複合材料は一般に容易に離層することがある。
これは複合材料中の異なるフィルムの分離回収の実施を
可能にする。
【0073】所望の場合は、たとえば遊離イソシアネー
ト基を有する架橋剤を添加することにより高温での貼り
合わせ強度の増加を達成することもできる。
【0074】
【実施例】
例 A.ポリウレタン分散液の製造 例1 トルイレンジイソシアネート80/20 76.6g
(0.440モル)、OH価54.7および不飽和含量
0.005meq/g(算定された官能価1.99を有
するAcclaim(R)2200,Arco社)を有
するポリプロピレングリコール410.2g(0.20
0モル)、DMPA32.2g(0.240モル)およ
びDBTL0.1gからなる混合物を95℃で5時間に
わたって反応させた。引き続き混合物を30℃に冷却
し、PURのNCO含量はPURに対して0.10重量
%であった。NCO基とNCO反応性基の比は1:1で
あった。尿素基 =N−CO−N=の濃度は0.07重
量%(1kg当たり尿素12ミリモル)であった。
【0075】引き続き混合物をアセトン450gおよび
トリエチルアミン16.2g(0.16モル)で希釈
し、水800gを撹拌して入れた。アセトンを引き続き
蒸留することによりほぼ40重量%の濃度のポリウレタ
ン水性分散液が得られた。
【0076】比較例1(欧州特許出願公開第61599
8号、例1による) トルイレンジイソシアネート80/20 76.6g
(0.440モル)、OH価56.0および不飽和含量
0.035meq/g(Wiesのヨウ素価法により決
定した、算定された官能価1.93を有するLupra
nol(R)1000、BASF社)を有するポリプロ
ピレングリコール400g(0.200モル)、DMP
A32.2g(0.240モル)およびDBTL0.1
gからなる混合物を95℃で5時間にわたって反応させ
た。引き続き混合物を35℃に冷却し、PURのNCO
含量はPURに対して0.14重量%であった。NCO
基とNCO反応性基の比は1:1であった。尿素基=N
−CO−N=の濃度は0.09重量%(1kg当たり尿
素16ミリモル)であった。
【0077】引き続き混合物をアセトン450gおよび
トリエチルアミン16.2g(0.16モル)で希釈
し、水800gを撹拌して入れた。アセトンを引き続き
蒸留することによりほぼ40重量%の濃度のポリウレタ
ン水性分散液が得られた。
【0078】比較例2(欧州特許第741152号によ
る) トルイレンジイソシアネート80/20 42.1g
(0.242モル)、OH価54.7および不飽和含量
0.005meq/g(Acclaim(R)220
0,Arco社)を有するポリプロピレングリコール2
05.1g(0.100モル)、DMPA16.1g
(0.120モル)およびDBTL0.1gからなる混
合物を95℃で5時間にわたって反応させた。引き続き
混合物を35℃に冷却し、PURのNCO含量はPUR
に対して0.70重量%であった。NCO基とNCO反
応性基の比は1:1であった。
【0079】引き続き混合物をアセトン225gおよび
トリエチルアミン8.1g(0.08モル)で希釈し、
水360gを撹拌して入れ、引き続きエチレンジアミン
1.3g(0.022モル)を撹拌して入れた。アセト
ンを引き続き蒸留することによりほぼ40重量%の濃度
のポリウレタン水性分散液が得られた。
【0080】尿素含量は1kg当たり尿素161ミリモ
ルであった。
【0081】B.複合フィルムの製造および試験 種々のポリマーフィルムおよびアルミニウムホイルから
複合材料を製造し、貼り合わせ強度の尺度として剥離強
さを測定した。
【0082】より詳しくは、0.2mmロールコーター
を使用して、ポリウレタン分散液を4g/m2の濃度
で、フィルム表面(ポリオレフィンの場合はコロナ前処
理した)に塗布した。塗布したフィルムを熱風送風機で
ほぼ2分間乾燥し、ほかのフィルムまたはホイルに70
℃および6.5バールで5m/分の速度でロールプレス
機で圧延した。
【0083】室温で7日保存した後に、引張り試験機を
使用して複合フィルムの剥離強さをN/cmで測定し
た。試験結果を表1に示す。 表1 剥離強さ、N/cm PP/PE PP/金属被覆PET 例 3.1 2.2 比較例1 1.9 1.5 比較例2 1.1 1.3 略号 PP:ポリプロピレンフィルム PE:ポリエチレンフィルム PET:ポリエチレンテレフタレートフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ヨアヒム フリッケ ドイツ連邦共和国 ディルムシュタイン アム ヘルゴットザッカー 2アー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の成分: 成分a)4〜30個の炭素原子を有するジイソシアネー
    ト、 成分b)分子量1000〜8000を有するポリプロピ
    レングリコール、ただし分子量が1000〜2000で
    ある場合は、算術平均ヒドロキシル官能価は1.99〜
    2.00であり、分子量が2000〜3000である場
    合は、算術平均ヒドロキシル官能価は1.97〜2.0
    0であり、分子量が3000〜4000である場合は、
    算術平均ヒドロキシル官能価は1.90〜2.00であ
    り、分子量が4000〜8000である場合は、算術平
    均ヒドロキシル官能価は1.80〜2.00である、 成分c)場合によっては、500〜5000g/モルの
    分子量を有するジオールc1)および/または60〜5
    00g/モルの分子量を有するジオールc2)からな
    る、ポリプロピレングリコール(b)と異なるジオー
    ル、 成分d)少なくとも1個のイソシアネート基または少な
    くとも1個のイソシアネート反応性基を有し、更に少な
    くとも1個の親水基または潜在性親水基を有し、これに
    よりポリウレタンが水分散性にされている、モノマー
    (a)〜(c)と異なるモノマー、 成分e)場合によっては、アルコール性ヒドロキシル基
    またはイソシアネート基である反応性基を有する、モノ
    マー(a)〜(d)と異なるほかの多価化合物、および 成分f)場合によっては、アルコール性ヒドロキシル基
    またはイソシアネート基である1つの反応性基を有す
    る、モノマー(a)〜(e)と異なる一価の化合物から
    なり、固体物質1kg当たり110ミリモル以下の尿素
    基含量を有するポリウレタン含有水性分散液。
  2. 【請求項2】 ジオール(c1)のモル量がポリプロピ
    レングリコール(b)のモル量に対して0〜50モル%
    である請求項1記載の水性分散液。
  3. 【請求項3】 ポリウレタンが成分(d)としてジメチ
    ロールプロピオン酸を含有する請求項1または2記載の
    水性分散液。
  4. 【請求項4】 ポリウレタンが、成分(a)として、ト
    ルイレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
    ト、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
    トまたはヘキサメチレンジイソシアネートを含有する請
    求項1から3までのいずれか1項記載の水性分散液。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1項記載
    の分散液をプラスチックフィルムまたは金属被膜に塗布
    し、これを1個以上のプラスチックフィルムまたは金属
    被膜に接合し、複合フィルムを形成することを特徴とす
    る、複合フィルムの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から4までのいずれか1項記載
    の分散液をプラスチックフィルムまたは金属被膜に塗布
    し、これをその1つがポリオレフィンフィルムである1
    個以上のプラスチックフィルムに、または金属被膜に接
    合し、複合フィルムを形成することを特徴とする、複合
    フィルムの製造方法。
JP10163512A 1997-06-14 1998-06-11 ポリプロピレングリコールの水性ポリウレタン分散液、該分散液からなる複合フィルムの製造方法 Withdrawn JPH1112458A (ja)

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