JPH11125146A - 回転絞り弁式気化器の加速装置 - Google Patents
回転絞り弁式気化器の加速装置Info
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- JPH11125146A JPH11125146A JP30805297A JP30805297A JPH11125146A JP H11125146 A JPH11125146 A JP H11125146A JP 30805297 A JP30805297 A JP 30805297A JP 30805297 A JP30805297 A JP 30805297A JP H11125146 A JPH11125146 A JP H11125146A
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Landscapes
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加速ポンプを絞り弁と平行に配置して絞り弁
の中心軸線方向移動により加速ポンプを駆動するものに
おいて、充分な量の加速用燃料を供給させる。 【解決手段】 ピストン杆24のポンプ室25を縦断す
る部分を小径杆部24aとしてポンプ室25の最大容積
を大きくし、或いは加速アーム28を絞り弁4の端面の
傾斜面32に係合させてピストン23のストロークを増
幅し、これらによってポンプ室25からの加速用燃料を
増加させるようにした。
の中心軸線方向移動により加速ポンプを駆動するものに
おいて、充分な量の加速用燃料を供給させる。 【解決手段】 ピストン杆24のポンプ室25を縦断す
る部分を小径杆部24aとしてポンプ室25の最大容積
を大きくし、或いは加速アーム28を絞り弁4の端面の
傾斜面32に係合させてピストン23のストロークを増
幅し、これらによってポンプ室25からの加速用燃料を
増加させるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に汎用2サイクル
エンジンに燃料を供給するための回転絞り弁式気化器に
おける加速装置に関するものである。
エンジンに燃料を供給するための回転絞り弁式気化器に
おける加速装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジン回転速度を上昇させるために絞
り弁開度を大きくしたとき、増加する吸入空気量に対応
して余分の燃料、即ち加速用燃料を吸気通路に供給する
ことは周知の技術である。
り弁開度を大きくしたとき、増加する吸入空気量に対応
して余分の燃料、即ち加速用燃料を吸気通路に供給する
ことは周知の技術である。
【0003】燃料供給方式の一つである気化器において
は、絞り弁に連動するピストン式またはダイヤフラム式
の加速ポンプを有する加速装置を具えさせ、これによっ
て加速用燃料を供給するのが普通であり、絞り弁軸の回
転をリンク機構によって加速ポンプのピストンまたはダ
イヤフラムに伝達している。
は、絞り弁に連動するピストン式またはダイヤフラム式
の加速ポンプを有する加速装置を具えさせ、これによっ
て加速用燃料を供給するのが普通であり、絞り弁軸の回
転をリンク機構によって加速ポンプのピストンまたはダ
イヤフラムに伝達している。
【0004】一方、林業用、農業用などの携帯作業機
械、小形車両その他の動力源に用いられている汎用2サ
イクルエンジンに燃料を供給する気化器の一つとして、
特開昭58−101253号公報などに記載されている
回転絞り弁式気化器がある。このものは、気化器本体の
吸気通路に直交させて絞り通孔および計量針を有する円
柱形の絞り弁を配置し、この絞り弁をアクセル操作に応
じて回転させながらその中心軸線方向へ移動させること
により、絞り通孔の吸気通路との重なり度合いを変えて
空気流量を制御するとともに、計量針の燃料ノズルへの
挿入深さを変えて燃料流量を制御するものである。
械、小形車両その他の動力源に用いられている汎用2サ
イクルエンジンに燃料を供給する気化器の一つとして、
特開昭58−101253号公報などに記載されている
回転絞り弁式気化器がある。このものは、気化器本体の
吸気通路に直交させて絞り通孔および計量針を有する円
柱形の絞り弁を配置し、この絞り弁をアクセル操作に応
じて回転させながらその中心軸線方向へ移動させること
により、絞り通孔の吸気通路との重なり度合いを変えて
空気流量を制御するとともに、計量針の燃料ノズルへの
挿入深さを変えて燃料流量を制御するものである。
【0005】即ち、アクセル操作を絞り弁に伝える絞り
弁軸は回転しながら中心軸線方向へ動くので、リンク機
構を用いて加速ポンプを適正に作動させるのが困難であ
る。
弁軸は回転しながら中心軸線方向へ動くので、リンク機
構を用いて加速ポンプを適正に作動させるのが困難であ
る。
【0006】そこで、回転絞り弁式気化器の加速装置と
して、ピストン式の加速ポンプを絞り弁に対して直角に
配置し、絞り弁の外側周面に形成したカムによってピス
トンを動作させ加速用燃料を供給するようにしたものが
実開平6−67842号公報に記載されている。
して、ピストン式の加速ポンプを絞り弁に対して直角に
配置し、絞り弁の外側周面に形成したカムによってピス
トンを動作させ加速用燃料を供給するようにしたものが
実開平6−67842号公報に記載されている。
【0007】前記公報に記載されている加速装置による
と、加速ポンプのシリンダ室に嵌装されているピストン
から延びるピストン杆が絞り弁を嵌装している弁孔に突
出して絞り弁外側周面のカムにばね力で接しており、加
速時にピストン杆が押し戻されることによってシリンダ
室内のポンプ室の燃料を吸気通路へ送出し、減速時にピ
ストン杆が押し出されることによって定燃料室の燃料を
ポンプ室に吸引し次の加速に備える。
と、加速ポンプのシリンダ室に嵌装されているピストン
から延びるピストン杆が絞り弁を嵌装している弁孔に突
出して絞り弁外側周面のカムにばね力で接しており、加
速時にピストン杆が押し戻されることによってシリンダ
室内のポンプ室の燃料を吸気通路へ送出し、減速時にピ
ストン杆が押し出されることによって定燃料室の燃料を
ポンプ室に吸引し次の加速に備える。
【0008】従って、前記回転絞り弁式気化器の加速装
置は、円柱形の絞り弁の外側周面にカムを形成する加工
作業が必要であり、しかもこのカムは絞り弁の回転に伴
う空気流量の増加と加速ポンプからの加速用燃料流量の
増加とを対応させる形状とする必要があるので、加工が
きわめて面倒である。
置は、円柱形の絞り弁の外側周面にカムを形成する加工
作業が必要であり、しかもこのカムは絞り弁の回転に伴
う空気流量の増加と加速ポンプからの加速用燃料流量の
増加とを対応させる形状とする必要があるので、加工が
きわめて面倒である。
【0009】そこで、本発明の発明者はピストン式の加
速ポンプを絞り弁と平行に気化器本体内に配置してシリ
ンダ室に嵌装したピストンから延びるピストン杆に突設
した加速アームを絞り弁の絞り弁軸側端面に係合させ、
絞り弁の中心軸線方向への移動に追従してピストンを往
復動させるようにしたものを特願平9−27237号で
提案した。
速ポンプを絞り弁と平行に気化器本体内に配置してシリ
ンダ室に嵌装したピストンから延びるピストン杆に突設
した加速アームを絞り弁の絞り弁軸側端面に係合させ、
絞り弁の中心軸線方向への移動に追従してピストンを往
復動させるようにしたものを特願平9−27237号で
提案した。
【0010】この構成によると、絞り弁の中心軸線方向
への移動距離および移動速度に対するピストンのストロ
ークおよび速度が同一であり、空気流量と加速用燃料流
量とを適切に対応させることができるばかりか、絞り弁
の端面を加速ポンプの駆動に利用しているので構造が簡
単であるとともに面倒な加工が不要であり、加速ポンプ
を絞り弁に対して直角に配置したものに比べて製造面で
著しく有利である。
への移動距離および移動速度に対するピストンのストロ
ークおよび速度が同一であり、空気流量と加速用燃料流
量とを適切に対応させることができるばかりか、絞り弁
の端面を加速ポンプの駆動に利用しているので構造が簡
単であるとともに面倒な加工が不要であり、加速ポンプ
を絞り弁に対して直角に配置したものに比べて製造面で
著しく有利である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、加速ポンプ
を絞り弁と平行に配置した前記のものは、絞り弁端面と
係合したピストン杆が必然的にポンプ室を縦断して延び
ている構成であるためにポンプ室の最大容積が小さいこ
と、およびピストンの最大ストロークは絞り弁の中心軸
線方向への最大移動距離と等しいこと、によって加速用
燃料の最大供給量が少量に限定されてしまい、満足でき
る加速性能を与えることが困難になるという問題を生じ
る。
を絞り弁と平行に配置した前記のものは、絞り弁端面と
係合したピストン杆が必然的にポンプ室を縦断して延び
ている構成であるためにポンプ室の最大容積が小さいこ
と、およびピストンの最大ストロークは絞り弁の中心軸
線方向への最大移動距離と等しいこと、によって加速用
燃料の最大供給量が少量に限定されてしまい、満足でき
る加速性能を与えることが困難になるという問題を生じ
る。
【0012】そこで、本発明は先に提案したアクセル操
作に応じて回転しながら中心軸線方向へ移動して空気流
量と燃料流量とを制御する円柱形の絞り弁と平行に気化
器本体内に配置された加速ポンプを具え、この加速ポン
プはシリンダ室に嵌装したピストンから延びるピストン
杆に突設した加速アームを絞り弁の絞り弁軸側端面に係
合させ、絞り弁の中心軸線方向への移動に追従してピス
トンを往復動させることにより加速用燃料をシリンダ室
内のポンプ室に吸引し或いはこれより送出する構成とし
た回転絞り弁式気化器の加速装置がもっている、加速用
燃料の最大供給量が少量であるために満足できる加速性
能を得ることが困難である、という問題を解決し、充分
な量の加速用燃料を供給することができる加速装置とす
ることを目的とするものである。
作に応じて回転しながら中心軸線方向へ移動して空気流
量と燃料流量とを制御する円柱形の絞り弁と平行に気化
器本体内に配置された加速ポンプを具え、この加速ポン
プはシリンダ室に嵌装したピストンから延びるピストン
杆に突設した加速アームを絞り弁の絞り弁軸側端面に係
合させ、絞り弁の中心軸線方向への移動に追従してピス
トンを往復動させることにより加速用燃料をシリンダ室
内のポンプ室に吸引し或いはこれより送出する構成とし
た回転絞り弁式気化器の加速装置がもっている、加速用
燃料の最大供給量が少量であるために満足できる加速性
能を得ることが困難である、という問題を解決し、充分
な量の加速用燃料を供給することができる加速装置とす
ることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は第一にピストン
杆のポンプ室縦断部分を細径化してポンプ室の最大容積
を拡大すること、第二に絞り弁の中心軸線方向への移動
に追従するピストンのストロークを増幅すること、第三
に前記第一手段と第二手段とを併用すること、によって
加速用燃料を増加させ前記目的を達成することとした。
杆のポンプ室縦断部分を細径化してポンプ室の最大容積
を拡大すること、第二に絞り弁の中心軸線方向への移動
に追従するピストンのストロークを増幅すること、第三
に前記第一手段と第二手段とを併用すること、によって
加速用燃料を増加させ前記目的を達成することとした。
【0014】即ち、第一手段はピストン杆のポンプ室縦
断部分を小径杆部とするとともに気化器本体の挿通部分
を大径杆部として加速アームを大径杆部に突設させたも
のである。このことにより、ポンプ室の最大容積が大き
くなって同一ストロークに対する加速用燃料が増加し、
且つ絞り弁の動きをピストンに安定よく伝達することが
できる。
断部分を小径杆部とするとともに気化器本体の挿通部分
を大径杆部として加速アームを大径杆部に突設させたも
のである。このことにより、ポンプ室の最大容積が大き
くなって同一ストロークに対する加速用燃料が増加し、
且つ絞り弁の動きをピストンに安定よく伝達することが
できる。
【0015】次に、第二手段は絞り弁の絞り弁軸側端面
の加速アームが係合する部分を絞り弁の開弁回転方向の
後方へ向かって高くする傾斜面とした。このことによ
り、絞り弁の中心軸線方向移動距離に傾斜面の高さ変化
分が加わってピストンのストロークが増幅され加速用燃
料を増加する。
の加速アームが係合する部分を絞り弁の開弁回転方向の
後方へ向かって高くする傾斜面とした。このことによ
り、絞り弁の中心軸線方向移動距離に傾斜面の高さ変化
分が加わってピストンのストロークが増幅され加速用燃
料を増加する。
【0016】更に、第三手段は前記の第一手段と第二手
段とを併用したものであり、このことにより加速用燃料
を更に増加させることができる。
段とを併用したものであり、このことにより加速用燃料
を更に増加させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明すると、気化器本体1は前後に貫通した吸気通
路2およびこれと直交し一端が閉止された弁孔3を有し
ており、円柱形の絞り弁4が弁孔3に回転可能且つ中心
軸線方向へ移動可能に嵌込まれている。
態を説明すると、気化器本体1は前後に貫通した吸気通
路2およびこれと直交し一端が閉止された弁孔3を有し
ており、円柱形の絞り弁4が弁孔3に回転可能且つ中心
軸線方向へ移動可能に嵌込まれている。
【0018】絞り弁4はその中心軸線に直交して吸気通
路2とほぼ同一径の絞り通孔5を有しており、また中心
軸線上に位置させてノズル挿通孔6,計量針7,絞り弁
軸8を有している。ノズル挿通孔6は弁孔3の閉止端側
に位置する端部に設けられ、絞り弁軸8は弁孔3の開放
端側に位置する端部において絞り弁4に固結され弁孔3
のカバー体11を貫通して気化器本体1の外部へ突出し
て延びている。計量針7は絞り弁軸8のねじ孔8aにね
じ込んだ調節ねじ9に押ばね10のばね作用で押付けら
れており、調節ねじ9のねじ込み位置により絞り通孔5
への突出長さを調節可能として絞り弁4に保持されてい
る。
路2とほぼ同一径の絞り通孔5を有しており、また中心
軸線上に位置させてノズル挿通孔6,計量針7,絞り弁
軸8を有している。ノズル挿通孔6は弁孔3の閉止端側
に位置する端部に設けられ、絞り弁軸8は弁孔3の開放
端側に位置する端部において絞り弁4に固結され弁孔3
のカバー体11を貫通して気化器本体1の外部へ突出し
て延びている。計量針7は絞り弁軸8のねじ孔8aにね
じ込んだ調節ねじ9に押ばね10のばね作用で押付けら
れており、調節ねじ9のねじ込み位置により絞り通孔5
への突出長さを調節可能として絞り弁4に保持されてい
る。
【0019】絞り弁軸8の軸端には運転者のアクセル操
作によって旋回する絞り弁レバー12が固着されている
とともに、絞り弁4とカバー体11との間には圧縮コイ
ルばねからなる閉弁ばね13が絞り弁軸8を囲んで装入
されている。また、絞り弁4の絞り弁軸側端部にフラン
ジ4aが設けられており、その吸気通路2へ向いた下面
にカム14が形成されていて、気化器本体1に突設した
ピン15にカム14が接している。
作によって旋回する絞り弁レバー12が固着されている
とともに、絞り弁4とカバー体11との間には圧縮コイ
ルばねからなる閉弁ばね13が絞り弁軸8を囲んで装入
されている。また、絞り弁4の絞り弁軸側端部にフラン
ジ4aが設けられており、その吸気通路2へ向いた下面
にカム14が形成されていて、気化器本体1に突設した
ピン15にカム14が接している。
【0020】アクセル操作によって絞り弁レバー12を
旋回させると、絞り弁4が一体に回転して絞り通孔5と
吸気通路2との重なり度合いが変わることによってエン
ジンの吸入空気流量が制御される。これと同時に、ピン
15に接したカム14に従って絞り弁4が中心軸線方向
へ移動し、計量針7の燃料ノズル16への挿入深さが変
わることによって燃料噴口16aから吸出される燃料流
量が制御される。
旋回させると、絞り弁4が一体に回転して絞り通孔5と
吸気通路2との重なり度合いが変わることによってエン
ジンの吸入空気流量が制御される。これと同時に、ピン
15に接したカム14に従って絞り弁4が中心軸線方向
へ移動し、計量針7の燃料ノズル16への挿入深さが変
わることによって燃料噴口16aから吸出される燃料流
量が制御される。
【0021】気化器本体1のカバー体11と反対側の端
面には、広く知られている膜式気化器と同じ定燃料室1
7が図示しないダイヤフラムにより大気から区画されて
設けられており、この定燃料室17の燃料はノズル挿通
孔6に挿通されている燃料ノズル16に燃料通路18を
通って送られ、更に燃料噴口16aから絞り通孔5の内
部に吸出される。また、エンジンのクランクケースに発
生する脈圧によってダイヤフラムを動作させ、図示しな
い燃料タンクの燃料を定燃料室17に供給する、という
よく知られた燃料ポンプが気化器本体1の外側面適所に
設置されている。
面には、広く知られている膜式気化器と同じ定燃料室1
7が図示しないダイヤフラムにより大気から区画されて
設けられており、この定燃料室17の燃料はノズル挿通
孔6に挿通されている燃料ノズル16に燃料通路18を
通って送られ、更に燃料噴口16aから絞り通孔5の内
部に吸出される。また、エンジンのクランクケースに発
生する脈圧によってダイヤフラムを動作させ、図示しな
い燃料タンクの燃料を定燃料室17に供給する、という
よく知られた燃料ポンプが気化器本体1の外側面適所に
設置されている。
【0022】以上の絞り弁4,定燃料室17,燃料ポン
プを具えた構成は、従来から知られている回転絞り弁式
気化器と同じである。
プを具えた構成は、従来から知られている回転絞り弁式
気化器と同じである。
【0023】次に、絞り弁4と平行な方向へ延びるシリ
ンダ室22が一端を定燃料室17に開放して気化器本体
1に設けられ、ピストン23が嵌装されている。このピ
ストン23に一端を固結したピストン杆24は小径杆部
24aと大径杆部24bとからなり、小径杆部24aが
ピストン23に圧入により固結されている。
ンダ室22が一端を定燃料室17に開放して気化器本体
1に設けられ、ピストン23が嵌装されている。このピ
ストン23に一端を固結したピストン杆24は小径杆部
24aと大径杆部24bとからなり、小径杆部24aが
ピストン23に圧入により固結されている。
【0024】小径杆部24aはシリンダ室22のピスト
ン23を挟んで定燃料室17と反対側であるポンプ室2
5を縦断し、更にシリンダ室22と同一中心軸線上に形
成した通孔26,案内孔27を通って気化器本体1とカ
バー体11とに囲まれた空間19に突出している。大径
杆部24bは中空であって案内孔27に中心軸線方向可
動に嵌込まれているとともに、小径杆部24aを緩く挿
通させており、空間19に突出した端部に加速アーム2
8を直角方向へ突出させて固結している。
ン23を挟んで定燃料室17と反対側であるポンプ室2
5を縦断し、更にシリンダ室22と同一中心軸線上に形
成した通孔26,案内孔27を通って気化器本体1とカ
バー体11とに囲まれた空間19に突出している。大径
杆部24bは中空であって案内孔27に中心軸線方向可
動に嵌込まれているとともに、小径杆部24aを緩く挿
通させており、空間19に突出した端部に加速アーム2
8を直角方向へ突出させて固結している。
【0025】小径杆部24aは通孔26に装着したOリ
ング29によって中心軸線上に保持されており、空間1
9に突出した端部にスナップリングからなるストッパ3
0が取付けられている。一方、ポンプ室25には圧縮コ
イルばねからなる戻しばね31が装入されており、その
ばね力によってストッパ30が大径杆部24bの端面に
常に重ねられている状態とされ、小径杆部24aと大径
杆部24bとは一体に動作する。
ング29によって中心軸線上に保持されており、空間1
9に突出した端部にスナップリングからなるストッパ3
0が取付けられている。一方、ポンプ室25には圧縮コ
イルばねからなる戻しばね31が装入されており、その
ばね力によってストッパ30が大径杆部24bの端面に
常に重ねられている状態とされ、小径杆部24aと大径
杆部24bとは一体に動作する。
【0026】絞り弁4のフランジ4aのカバー体11へ
向いた上面、即ち絞り弁軸側端面には、絞り弁中心軸線
を中心とする円弧に沿って傾斜面32が形成されてい
る。この傾斜面32は絞り弁4の開弁回転方向の後方へ
向かって次第に高くなっており、加速アーム28が接し
ている。加速アーム28は絞り弁4が閉弁位置のとき傾
斜面32の最も低い個所に接しており、開弁方向へ回転
するに従って接触個所が傾斜面32の高い方へ移行す
る。
向いた上面、即ち絞り弁軸側端面には、絞り弁中心軸線
を中心とする円弧に沿って傾斜面32が形成されてい
る。この傾斜面32は絞り弁4の開弁回転方向の後方へ
向かって次第に高くなっており、加速アーム28が接し
ている。加速アーム28は絞り弁4が閉弁位置のとき傾
斜面32の最も低い個所に接しており、開弁方向へ回転
するに従って接触個所が傾斜面32の高い方へ移行す
る。
【0027】更に、燃料通路18から分岐させた加速燃
料通路33がポンプ室25に接続されており、燃料通路
18の前記分岐個所よりも定燃料室17側に第一逆止弁
34,燃料ノズル16側に第二逆止弁35が設けられて
いる。第一逆止弁34は定燃料室17へ向かって閉じ、
第二逆止弁35は燃料ノズル16へ向かって開き、加速
用燃料のポンプ室25への吸引とこれよりの送出とを適
正に行なわせるとともに、殊に第二逆止弁35は減速時
に空気が燃料ノズル16から定燃料室17やポンプ室2
5に流入するのを防止する。
料通路33がポンプ室25に接続されており、燃料通路
18の前記分岐個所よりも定燃料室17側に第一逆止弁
34,燃料ノズル16側に第二逆止弁35が設けられて
いる。第一逆止弁34は定燃料室17へ向かって閉じ、
第二逆止弁35は燃料ノズル16へ向かって開き、加速
用燃料のポンプ室25への吸引とこれよりの送出とを適
正に行なわせるとともに、殊に第二逆止弁35は減速時
に空気が燃料ノズル16から定燃料室17やポンプ室2
5に流入するのを防止する。
【0028】尚、ピストン23,ピストン杆24ととも
に加速ポンプ21を構成しているシリンダ室22のピス
トン23を挟んでポンプ室25と反対側の背室36は定
燃料室17に開放したままであってもよい。しかし、加
速時に背室36が容積を増大することによって定燃料室
17の圧力が瞬間的に低下し、燃料通路18に燃料が送
出されないことがあるので、図示実施の形態では開放端
をプラグ37で閉塞し、背室36を通気孔38によって
大気へ連通させた。このことにより、定燃料室17およ
び背室36の圧力が安定化して通常燃料および加速用燃
料を円滑に供給することができる。
に加速ポンプ21を構成しているシリンダ室22のピス
トン23を挟んでポンプ室25と反対側の背室36は定
燃料室17に開放したままであってもよい。しかし、加
速時に背室36が容積を増大することによって定燃料室
17の圧力が瞬間的に低下し、燃料通路18に燃料が送
出されないことがあるので、図示実施の形態では開放端
をプラグ37で閉塞し、背室36を通気孔38によって
大気へ連通させた。このことにより、定燃料室17およ
び背室36の圧力が安定化して通常燃料および加速用燃
料を円滑に供給することができる。
【0029】アクセル操作によって絞り弁4が回転しな
がら中心軸方向へ移動し空気流量と燃料流量とを増加す
るとき、即ち加速時においては、絞り弁4に接触係合し
ている加速アーム28がピストン杆24を引張ってピス
トン23をポンプ室25の容積減少方向へ動作させる。
がら中心軸方向へ移動し空気流量と燃料流量とを増加す
るとき、即ち加速時においては、絞り弁4に接触係合し
ている加速アーム28がピストン杆24を引張ってピス
トン23をポンプ室25の容積減少方向へ動作させる。
【0030】このとき、ピストン杆24の小径杆部24
aがポンプ室25を縦断していて最大容積が通常のピス
トン杆のものよりも大きいため、ポンプ室25から送出
される加速用燃料は増加する。また、加速アーム28は
大径杆部24bに固結され、ピストン23に固結した小
径杆部24aはOリング29に保持されて大径杆部24
bの端部に係合しているので、絞り弁4の動きはピスト
ン23に安定よく伝達され、殊に小径杆部24aは曲げ
られることなく直線動する。
aがポンプ室25を縦断していて最大容積が通常のピス
トン杆のものよりも大きいため、ポンプ室25から送出
される加速用燃料は増加する。また、加速アーム28は
大径杆部24bに固結され、ピストン23に固結した小
径杆部24aはOリング29に保持されて大径杆部24
bの端部に係合しているので、絞り弁4の動きはピスト
ン23に安定よく伝達され、殊に小径杆部24aは曲げ
られることなく直線動する。
【0031】ピストン23のストロークは従来のもので
は絞り弁4の中心軸線方向移動距離に等しいが、本発明
では加速アーム28を傾斜面32に接触係合させたの
で、傾斜面32の高さ変化分だけストロークが増幅さ
れ、ポンプ室25から送出される加速用燃料は増加する
こととなる。
は絞り弁4の中心軸線方向移動距離に等しいが、本発明
では加速アーム28を傾斜面32に接触係合させたの
で、傾斜面32の高さ変化分だけストロークが増幅さ
れ、ポンプ室25から送出される加速用燃料は増加する
こととなる。
【0032】前記のピストン杆24のポンプ室25を縦
断する部分を小径杆部24aとすること、および絞り弁
4の加速アーム28が係合する部分を傾斜面32とする
こと、のいずれかによって加速用燃料を増加して本発明
の目的を達成させることができるが、図示実施の形態の
ようにこれらを併用すると加速用燃料を更に増加させる
ことができる。
断する部分を小径杆部24aとすること、および絞り弁
4の加速アーム28が係合する部分を傾斜面32とする
こと、のいずれかによって加速用燃料を増加して本発明
の目的を達成させることができるが、図示実施の形態の
ようにこれらを併用すると加速用燃料を更に増加させる
ことができる。
【0033】尚、ピストン杆24は主に気化器本体1に
挿通される部分を中実の大径杆部24bとし、主にポン
プ室25を縦断する部分のみを大径杆部24bから突出
させた小径杆部24aとすることもある。
挿通される部分を中実の大径杆部24bとし、主にポン
プ室25を縦断する部分のみを大径杆部24bから突出
させた小径杆部24aとすることもある。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によると簡単な構
成で加速用燃料を増加させ、満足できる加速性能を得る
ことができるものである。
成で加速用燃料を増加させ、満足できる加速性能を得る
ことができるものである。
【図1】本発明の実施の形態を示す縦断面図。
【図2】図1の矢視A方向に見た部分図。
1 気化器本体, 4 絞り弁, 21 加速ポンプ,
22 シリンダ室,23 ピストン, 24 ピスト
ン杆, 24a 小径杆部, 24b 大径杆部, 2
5 ポンプ室, 28 加速アーム, 32 傾斜面,
22 シリンダ室,23 ピストン, 24 ピスト
ン杆, 24a 小径杆部, 24b 大径杆部, 2
5 ポンプ室, 28 加速アーム, 32 傾斜面,
Claims (3)
- 【請求項1】 アクセル操作に応じて回転しながら中心
軸線方向へ移動して空気流量と燃料流量とを制御する円
柱形の絞り弁と平行に気化器本体内に配置された加速ポ
ンプを具え、前記加速ポンプはシリンダ室に嵌装したピ
ストンから延びるピストン杆に突設した加速アームを前
記絞り弁の絞り弁軸側端面に係合させ、前記絞り弁の中
心軸線方向への移動に追従して前記ピストンを往復動さ
せることにより加速用燃料を前記シリンダ室内のポンプ
室に吸引し或いはこれより送出する構成とした回転絞り
弁式気化器の加速装置において;前記ピストン杆の前記
ポンプ室の縦断部分を小径杆部とするとともに前記気化
器本体の挿通部分を大径杆部とし、前記加速アームを前
記大径杆部に突設した;ことを特徴とする加速装置。 - 【請求項2】 アクセル操作に応じて回転しながら中心
軸線方向へ移動して空気流量と燃料流量とを制御する円
柱形の絞り弁と平行に気化器本体内に配置された加速ポ
ンプを具え、前記加速ポンプはシリンダ室に嵌装したピ
ストンから延びるピストン杆に突設した加速アームを前
記絞り弁の絞り弁軸側端面に係合させ、前記絞り弁の中
心軸線方向への移動に追従して前記ピストンを往復動さ
せることにより加速用燃料を前記シリンダ室内のポンプ
室に吸引し或いはこれより送出する構成とした回転絞り
弁式気化器の加速装置において;前記絞り弁の絞り弁軸
側端面の前記加速アームが係合する部分を前記絞り弁の
開弁回転方向の後方へ向かって高くなる傾斜面とした;
ことを特徴とする加速装置。 - 【請求項3】 アクセル操作に応じて回転しながら中心
軸線方向へ移動して空気流量と燃料流量とを制御する円
柱形の絞り弁と平行に気化器本体内に配置された加速ポ
ンプを具え、前記加速ポンプはシリンダ室に嵌装したピ
ストンから延びるピストン杆に突設した加速アームを前
記絞り弁の絞り弁軸側端面に係合させ、前記絞り弁の中
心軸線方向への移動に追従して前記ピストンを往復動さ
せることにより加速用燃料を前記シリンダ室内のポンプ
室に吸引し或いはこれより送出する構成とした回転絞り
弁式気化器の加速装置において;前記ピストン杆の前記
ポンプ室の縦断部分を小径杆部とするとともに前記気化
器本体の挿通部分を大径杆部として前記加速アームを前
記大径杆部に突設し、且つ前記絞り弁の絞り弁軸側端面
の前記加速アームが係合する部分を前記絞り弁の開弁回
転方向の後方へ向かって高くなる傾斜面とした;ことを
特徴とする加速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30805297A JPH11125146A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 回転絞り弁式気化器の加速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30805297A JPH11125146A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 回転絞り弁式気化器の加速装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11125146A true JPH11125146A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17976313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30805297A Withdrawn JPH11125146A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 回転絞り弁式気化器の加速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11125146A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1087125A3 (en) * | 1999-09-24 | 2001-12-05 | Walbro Japan, Inc. | Carburetor with rotary throttle valve and improved fuel conduit system |
-
1997
- 1997-10-22 JP JP30805297A patent/JPH11125146A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1087125A3 (en) * | 1999-09-24 | 2001-12-05 | Walbro Japan, Inc. | Carburetor with rotary throttle valve and improved fuel conduit system |
| US6382599B1 (en) | 1999-09-24 | 2002-05-07 | Walbro Japan, Inc. | Carburetor with accelerator |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |