JPH11125276A - 遠心クラッチのシュー構造 - Google Patents
遠心クラッチのシュー構造Info
- Publication number
- JPH11125276A JPH11125276A JP29126397A JP29126397A JPH11125276A JP H11125276 A JPH11125276 A JP H11125276A JP 29126397 A JP29126397 A JP 29126397A JP 29126397 A JP29126397 A JP 29126397A JP H11125276 A JPH11125276 A JP H11125276A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoe
- housing
- shoes
- centrifugal clutch
- weights
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】耐久性の向上を図った遠心クラッチのシュー構
造を提供するにある。 【解決手段】遠心力で広がる複数個のウェイト6A〜6
Eを備えたシューコンポーネントと、このシューコンポ
ーネントを内装するドラム状のハウジングとを備えた遠
心クラッチにおいて、各ウェイト6A〜6Eのハウジン
グ内周面に対向する面にはシュー12A〜12Eが設け
られ、各シュー12A〜12Eのハウジング内周面との
接触面に軸方向に平行なオイル切用溝13を周方向に複
数本形成すると共に、これらのオイル切用溝13をその
谷部と山部とが隣り合うシュー12A,12B毎に軸方
向にオフセット14させて配設したものである。
造を提供するにある。 【解決手段】遠心力で広がる複数個のウェイト6A〜6
Eを備えたシューコンポーネントと、このシューコンポ
ーネントを内装するドラム状のハウジングとを備えた遠
心クラッチにおいて、各ウェイト6A〜6Eのハウジン
グ内周面に対向する面にはシュー12A〜12Eが設け
られ、各シュー12A〜12Eのハウジング内周面との
接触面に軸方向に平行なオイル切用溝13を周方向に複
数本形成すると共に、これらのオイル切用溝13をその
谷部と山部とが隣り合うシュー12A,12B毎に軸方
向にオフセット14させて配設したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心クラッチのシ
ュー構造に関する。
ュー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車や自動二輪車などの車両には発進
時や変速時などにエンジンの回転駆動力をトランスミッ
ション以下の駆動系に断続するクラッチを備えている。
クラッチにはその断続操作を手動で行うものと自動的に
行うものとがあり、自動的に断続操作を行うものとして
遠心クラッチがある。
時や変速時などにエンジンの回転駆動力をトランスミッ
ション以下の駆動系に断続するクラッチを備えている。
クラッチにはその断続操作を手動で行うものと自動的に
行うものとがあり、自動的に断続操作を行うものとして
遠心クラッチがある。
【0003】遠心クラッチは、例えばエンジン出力軸の
周囲に回転一体かつ周方向に進退自在に設けられた複数
のウェイトと、駆動軸に設けられたドラム状のハウジン
グを有し、エンジンの回転数が上昇して遠心力によりウ
ェイトが広がってハウジングの内周面に接触することに
よりエンジンの駆動力が駆動系に伝達される。
周囲に回転一体かつ周方向に進退自在に設けられた複数
のウェイトと、駆動軸に設けられたドラム状のハウジン
グを有し、エンジンの回転数が上昇して遠心力によりウ
ェイトが広がってハウジングの内周面に接触することに
よりエンジンの駆動力が駆動系に伝達される。
【0004】また、ウェイトのハウジングとの接触面に
は摩擦材であるシューが設けられており、オイルでクラ
ッチを潤滑・冷却する湿式クラッチの場合このシューの
ハウジング内周面との接触面にオイル切用溝が複数本周
方向に形成されている。
は摩擦材であるシューが設けられており、オイルでクラ
ッチを潤滑・冷却する湿式クラッチの場合このシューの
ハウジング内周面との接触面にオイル切用溝が複数本周
方向に形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シュー
に形成されるオイル切用溝はどのウェイトに設けられた
シューにも同じように形成されているため、ハウジング
内面のシューとの接触面に周状の摩耗痕が形成され、ハ
ウジングの寿命を縮めてしまうと共に、シューとの非接
触部にオイルのスラッジが溜まって均一の冷却・潤滑が
行えないといった問題が生じ、クラッチの耐久性を低下
させてしまう。
に形成されるオイル切用溝はどのウェイトに設けられた
シューにも同じように形成されているため、ハウジング
内面のシューとの接触面に周状の摩耗痕が形成され、ハ
ウジングの寿命を縮めてしまうと共に、シューとの非接
触部にオイルのスラッジが溜まって均一の冷却・潤滑が
行えないといった問題が生じ、クラッチの耐久性を低下
させてしまう。
【0006】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、耐久性の向上を図った遠心クラッチのシュー構
造を提供することを目的とする。
もので、耐久性の向上を図った遠心クラッチのシュー構
造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遠心クラッ
チのシュー構造は、上述した課題を解決するために、請
求項1に記載したように、遠心力で広がる複数個のウェ
イトを備えたシューコンポーネントと、このシューコン
ポーネントを内装するドラム状のハウジングとを備えた
遠心クラッチにおいて、上記各ウェイトの上記ハウジン
グ内周面に対向する面にはシューが設けられ、各シュー
の上記ハウジング内周面との接触面に軸方向に平行なオ
イル切用溝を周方向に複数本形成すると共に、これらの
オイル切用溝をその谷部と山部とが隣り合うシュー毎に
軸方向にオフセット14させて配設したものである。
チのシュー構造は、上述した課題を解決するために、請
求項1に記載したように、遠心力で広がる複数個のウェ
イトを備えたシューコンポーネントと、このシューコン
ポーネントを内装するドラム状のハウジングとを備えた
遠心クラッチにおいて、上記各ウェイトの上記ハウジン
グ内周面に対向する面にはシューが設けられ、各シュー
の上記ハウジング内周面との接触面に軸方向に平行なオ
イル切用溝を周方向に複数本形成すると共に、これらの
オイル切用溝をその谷部と山部とが隣り合うシュー毎に
軸方向にオフセット14させて配設したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0009】図1は、本発明を適用した遠心クラッチの
一例を示す正面図であり、図2は図1のII−II線に
沿う断面図である。図1および図2に示すように、この
遠心クラッチ1はシューコンポーネント2とハウジング
コンポーネント3とから構成される。
一例を示す正面図であり、図2は図1のII−II線に
沿う断面図である。図1および図2に示すように、この
遠心クラッチ1はシューコンポーネント2とハウジング
コンポーネント3とから構成される。
【0010】シューコンポーネント2は、図示しないエ
ンジン出力系に接続されるドリブンハブ4と、このドリ
ブンハブ4の外周面に回転一体に設けられるシュープレ
ート5とを備え、このシュープレート5に複数個の、本
実施形態においては五個のウェイト6A〜6Eがピン7
を介してシュープレート5の径方向に回動自在に設けら
れる。また、各ウェイト6A〜6Eとシュープレート5
との間にはリターンスプリング8が掛止され、各ウェイ
ト6A〜6Eの回動を規制する。
ンジン出力系に接続されるドリブンハブ4と、このドリ
ブンハブ4の外周面に回転一体に設けられるシュープレ
ート5とを備え、このシュープレート5に複数個の、本
実施形態においては五個のウェイト6A〜6Eがピン7
を介してシュープレート5の径方向に回動自在に設けら
れる。また、各ウェイト6A〜6Eとシュープレート5
との間にはリターンスプリング8が掛止され、各ウェイ
ト6A〜6Eの回動を規制する。
【0011】ハウジングコンポーネント3は、図示しな
い駆動系に接続されるドライブギヤ9を備えたドライブ
ハブ10と、このドライブハブ10の外周面に回転一体
に設けられるドラム状のハウジング11とを備え、この
ハウジング11内に上記シューコンポーネント2が内装
される。
い駆動系に接続されるドライブギヤ9を備えたドライブ
ハブ10と、このドライブハブ10の外周面に回転一体
に設けられるドラム状のハウジング11とを備え、この
ハウジング11内に上記シューコンポーネント2が内装
される。
【0012】各ウェイト6A〜6Eのハウジング11内
周面に対向する面には摩擦材であるシュー12A〜12
Eが設けられる。また、本実施形態に示す遠心クラッチ
1はオイルでクラッチを潤滑・冷却する湿式クラッチで
あるため、各シュー12A〜12Eのハウジング11内
周面との接触面には軸方向に平行なオイル切用溝13が
周方向に複数本形成される。
周面に対向する面には摩擦材であるシュー12A〜12
Eが設けられる。また、本実施形態に示す遠心クラッチ
1はオイルでクラッチを潤滑・冷却する湿式クラッチで
あるため、各シュー12A〜12Eのハウジング11内
周面との接触面には軸方向に平行なオイル切用溝13が
周方向に複数本形成される。
【0013】図3は、図1のIIIA−IIIA線およ
びIIIB−IIIB線に沿う断面図である。図3に示
すように、各シュー12A〜12Eに形成されるオイル
切用溝13は、その溝13の谷部と山部とが隣り合うシ
ュー12A〜12E、本実施形態においては例えばシュ
ー12Aとシュー12B毎に、軸方向にオフセット14
して配設される。
びIIIB−IIIB線に沿う断面図である。図3に示
すように、各シュー12A〜12Eに形成されるオイル
切用溝13は、その溝13の谷部と山部とが隣り合うシ
ュー12A〜12E、本実施形態においては例えばシュ
ー12Aとシュー12B毎に、軸方向にオフセット14
して配設される。
【0014】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【0015】図示しないエンジンが回転すると図示しな
いエンジン出力系を介してシューコンポーネント2が回
転する。エンジンの回転数が上昇するに従って各ウェイ
ト6A〜6Eに遠心力が働き、各ウェイト6A〜6Eは
ピン7を軸に径方向に広がる。各ウェイト6A〜6Eは
径方向に広がるに連れてシュー12A〜12Eがハウジ
ング11の内周面に接触し始める。そして、エンジンの
回転数が所定の値に達するとシュー12A〜12Eは摩
擦によりハウジング11の内周面に接触し、エンジンの
駆動力を図示しない駆動系に伝達する。
いエンジン出力系を介してシューコンポーネント2が回
転する。エンジンの回転数が上昇するに従って各ウェイ
ト6A〜6Eに遠心力が働き、各ウェイト6A〜6Eは
ピン7を軸に径方向に広がる。各ウェイト6A〜6Eは
径方向に広がるに連れてシュー12A〜12Eがハウジ
ング11の内周面に接触し始める。そして、エンジンの
回転数が所定の値に達するとシュー12A〜12Eは摩
擦によりハウジング11の内周面に接触し、エンジンの
駆動力を図示しない駆動系に伝達する。
【0016】また、エンジンの回転数が所定値より下が
ると各ウェイト6A〜6Eにかかる遠心力が無くなり、
各ウェイト6A〜6Eはリターンスプリング8によって
引き戻されてシュー12A〜12Eとハウジング11と
の接続が断たれる。
ると各ウェイト6A〜6Eにかかる遠心力が無くなり、
各ウェイト6A〜6Eはリターンスプリング8によって
引き戻されてシュー12A〜12Eとハウジング11と
の接続が断たれる。
【0017】ハウジング11内周面は回転するシューコ
ンポーネント2のシュー12A〜12Eの接触により摩
耗するが、従来のものと違って隣り合うシュー12A,
12Bのオイル切用溝13の谷部と山部とが軸方向にオ
フセット14して配置されるため、ハウジング11内周
面は周状の摩耗痕が形成されることなく均等に摩耗す
る。
ンポーネント2のシュー12A〜12Eの接触により摩
耗するが、従来のものと違って隣り合うシュー12A,
12Bのオイル切用溝13の谷部と山部とが軸方向にオ
フセット14して配置されるため、ハウジング11内周
面は周状の摩耗痕が形成されることなく均等に摩耗す
る。
【0018】その結果、ハウジング11の寿命が長引く
と共に、シュー12A〜12Eとの間にオイルのスラッ
ジが溜まらないので、遠心クラッチ1の冷却・潤滑が均
一に行われ、遠心クラッチ1の耐久性が向上する。
と共に、シュー12A〜12Eとの間にオイルのスラッ
ジが溜まらないので、遠心クラッチ1の冷却・潤滑が均
一に行われ、遠心クラッチ1の耐久性が向上する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る遠心
クラッチのシュー構造によれば、遠心力で広がる複数個
のウェイトを備えたシューコンポーネントと、このシュ
ーコンポーネントを内装するドラム状のハウジングとを
備えた遠心クラッチにおいて、上記各ウェイトの上記ハ
ウジング内周面に対向する面にはシューが設けられ、各
シューの上記ハウジング内周面との接触面に軸方向に平
行なオイル切用溝13を周方向に複数本形成すると共
に、これらのオイル切用溝13をその谷部と山部とが隣
り合うシュー毎に軸方向にオフセットさせて配設したた
め、ハウジング内周面は均等に摩耗し、クラッチの耐久
性が向上する。
クラッチのシュー構造によれば、遠心力で広がる複数個
のウェイトを備えたシューコンポーネントと、このシュ
ーコンポーネントを内装するドラム状のハウジングとを
備えた遠心クラッチにおいて、上記各ウェイトの上記ハ
ウジング内周面に対向する面にはシューが設けられ、各
シューの上記ハウジング内周面との接触面に軸方向に平
行なオイル切用溝13を周方向に複数本形成すると共
に、これらのオイル切用溝13をその谷部と山部とが隣
り合うシュー毎に軸方向にオフセットさせて配設したた
め、ハウジング内周面は均等に摩耗し、クラッチの耐久
性が向上する。
【図1】本発明に係る遠心クラッチのシュー構造の一実
施例を示す遠心クラッチの正面図。
施例を示す遠心クラッチの正面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】図1のIIIA−IIIA線およびIIIB−
IIIB線に沿う断面図。
IIIB線に沿う断面図。
1 遠心クラッチ 2 シューコンポーネント 3 ハウジングコンポーネント 6A〜6E ウェイト 11 ハウジング 12A〜12E シュー 13 オイル切用溝 14 オイル切用溝のオフセット
Claims (1)
- 【請求項1】 遠心力で広がる複数個のウェイトを備え
たシューコンポーネントと、このシューコンポーネント
を内装するドラム状のハウジングとを備えた遠心クラッ
チにおいて、上記各ウェイト6A〜6Eの上記ハウジン
グ11内周面に対向する面にはシュー12A〜12Eが
設けられ、各シュー12A〜12Eの上記ハウジング1
1内周面との接触面に軸方向に平行なオイル切用溝13
を周方向に複数本形成すると共に、これらのオイル切用
溝13をその谷部と山部とが隣り合うシュー12A,1
2B毎に軸方向にオフセット14させて配設したことを
特徴とする遠心クラッチのシュー構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29126397A JPH11125276A (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 遠心クラッチのシュー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29126397A JPH11125276A (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 遠心クラッチのシュー構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11125276A true JPH11125276A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17766612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29126397A Pending JPH11125276A (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 遠心クラッチのシュー構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11125276A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1798395A1 (en) * | 2005-12-14 | 2007-06-20 | Kwang Yang Motor Co., Ltd. | Vehicle transmission |
-
1997
- 1997-10-23 JP JP29126397A patent/JPH11125276A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1798395A1 (en) * | 2005-12-14 | 2007-06-20 | Kwang Yang Motor Co., Ltd. | Vehicle transmission |
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