JPH11126192A - Id認証システム - Google Patents

Id認証システム

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JPH11126192A
JPH11126192A JP9289975A JP28997597A JPH11126192A JP H11126192 A JPH11126192 A JP H11126192A JP 9289975 A JP9289975 A JP 9289975A JP 28997597 A JP28997597 A JP 28997597A JP H11126192 A JPH11126192 A JP H11126192A
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JP
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encrypted
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JP9289975A
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English (en)
Inventor
Mitsuyasu Tamaru
光康 田丸
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータがIDを取得するとき、暗号化
チケットをユーザ側手段から入力されたパスワードで復
号化するため、ユーザ側手段から入力されるパスワード
に依存しなければならない点で安全性が低かった。 【解決手段】 施錠/解錠操作を行う場合、鍵20側が
錠30側から送信される乱数で暗証化IDを作成して返
送すると、同錠30側はこの暗証化IDを同乱数で復号
化し、該当するID番号であることを確認したときにだ
け施錠/解錠操作を行うため、錠開閉システムの安全性
を高めることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ID認証システ
ムに関し、特に、登録されたIDを照合するID認証シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のID認証システムとして、特開平
5−35678号公報に開示されたID認証システムが
知られている。このID認証システム1は、図7に示す
ように、ユーザ名とパスワードを入力するユーザ側手段
2と、同ユーザ名とコンピュータ名を送信すると共に同
IDに基づいて作成された暗号化チケットを同パスワー
ドで復号化して対応するIDを取得するコンピュータ3
と、コンピュータ3から受信した同ユーザ名とコンピュ
ータ名に対応するIDをパスワードで暗号化して得られ
た暗号化チケットを同コンピュータ3に送信するユーザ
ー情報管理用コンピュータ4とから構成される。
【0003】かかる構成により、利用者がユーザ名とパ
スワードを入力すると、コンピュータ3は同ユーザ名と
自身のコンピュータ名とをユーザー情報管理用コンピュ
ータ4に送信する。同ユーザー情報管理用コンピュータ
4は、これらのユーザ名と自身のコンピュータ名に対応
するIDをパスワードで暗号化し、得られた暗号化チケ
ットをコンピュータ3に送信する。すると、コンピュー
タ3は、この暗号化チケットを利用者側から入力された
パスワードで復号化して対応するIDを取得する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のID認
証システムにおいては、次のような課題があった。
【0005】コンピュータ3がIDを取得するとき、暗
号化チケットをユーザ側手段から入力されたパスワード
で復号化するため、ユーザ側手段から入力されるパスワ
ードに依存しなければならない点で安全性が低かった。
この発明は、上記課題にかんがみてなされたもので安全
性の高いID認証システムの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、信号伝送媒体を介して通信
可能な認証装置と被認証装置とからなるID認証システ
ムであって、上記認証装置は、乱数を発生して送信する
と共に同乱数を用いて暗号化された暗号化IDを受信し
たときに同乱数を用いて同暗号化IDを復号化してID
を取得する認証手段を備え、上記被認証装置は、上記認
証手段から受信した乱数を用いてIDを暗号化して得ら
れた暗号化IDを同認証手段に送信する被認証手段を備
える構成としてある。
【0007】すなわち、認証手段にて乱数を発生して送
信すると、被認証手段はこの乱数を受信すると共に同乱
数を用いてIDを暗号化し、得られた暗号化IDを同認
証手段に送信する。すると、認証手段は、この暗号化I
Dを受信すると共に上記乱数を用いて同暗号化IDを復
号化し、IDを取得する。上記ID認証システムは、信
号伝送媒体を介して通信可能な認証装置と被認証装置か
ら構成されていれば良く、キーレスエントリーシステム
や情報管理システム等が含まれる。また、この信号伝送
媒体は、認証装置と被認証装置との間の通信が可能なも
のであれば良く、赤外線や電波等が含まれる。
【0008】上記認証手段は、乱数を発生して送信する
と共に同乱数を用いて暗号化された暗号化IDを受信し
たときに同乱数を用いて同暗号化IDを復号化してID
を取得することが可能な構成であれば良く、キーレスエ
ントリーシステムの扉等に取り付けられた錠で構成され
るものや情報管理システムの認証用カードリーダで構成
されるもの等が含まれる。上記被認証手段は、上記認証
手段から受信した乱数を用いてIDを暗号化して得られ
た暗号化IDを同認証手段に送信することができれば良
く、キーレスエントリーシステムの扉等を開閉するため
の鍵で構成されるものや情報管理システムにアクセスす
るための認証用カードで構成されるもの等が含まれる。
【0009】同被認証手段は、上述したように上記認証
手段にIDを取得させることができれば良く、製造時に
設定されたIDを備えているものや新規にIDを登録可
能なもの等が含まれる。後者の場合に係る構成の一例と
して、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のID
認証システムにおいて、上記認証手段は新規登録用コー
ドに基づいて新規登録IDを発生すると共に上記乱数を
用いて同新規登録IDを暗号化して得られた暗号化新規
登録IDを送信し、上記被認証手段は同暗号化新規登録
IDを受信したときに復号化して得られた新規登録ID
を登録する構成としてある。
【0010】すなわち、認証手段が新規登録用コードに
基づいて新規登録IDを発生すると共に、上記乱数を用
いて同新規登録IDを暗号化して得られた暗号化新規登
録IDを送信すると、被認証手段は同暗号化新規登録I
Dを受信すると共に復号化して得られた新規登録IDを
登録する。この新規登録用コードは、認証手段にて新規
登録IDを発生させることの可能なものであれば良く、
被認証手段から送信されるものや認証手段に直接入力さ
れるもの等が含まれる。
【0011】この場合における被認証手段の構成の一例
として、請求項3に係る発明は、上記請求項2に記載の
ID認証システムにおいて、上記被認証手段は、初期登
録IDを登録している場合に上記認証手段から暗証化新
規登録IDを送信されると、同暗証化新規登録IDを復
号化して得られた新規登録IDにより同初期登録IDを
書き換える構成としてある。すなわち、被認証手段に初
期登録IDが登録されている場合、認証手段から暗証化
新規登録IDを送信されると、同暗証化新規登録IDを
復号化して得られた新規登録IDにより同初期登録ID
を書き換えて登録する。
【0012】この初期登録IDは、新規登録IDがいま
だ登録されていないことを示すものであれば良く、ID
認証システムを製造あるいは出荷するときに設定された
ものや別の認証手段に対して用いられていたIDが消去
されたもの等が含まれる。前者の場合における認証手段
の構成の一例として、請求項4に係る発明は、請求項3
に記載のID認証システムにおいて、上記被認証手段
は、上記認証手段から最初に受信した暗証化新規登録I
Dを復号化し、得られた新規登録IDにより上記初期登
録IDを書き換える構成としてある。
【0013】すなわち、被認証手段に初期登録IDが登
録されている場合、認証手段から最初に受信した暗証化
新規登録IDを復号化し、得られた新規登録IDにより
上記初期登録IDを書き換えて登録する。ところで、上
記認証手段にて発生する新規登録IDは、暗号化して被
認証手段に送信可能なものであれば良く、同認証手段に
て発生する乱数に基づくものや利用者が任意に設定した
もの等が含まれる。この後者の場合における認証手段の
構成の一例として、請求項5〜請求項7に係る発明は、
請求項2〜請求項4に記載のID認証システムにおい
て、上記認証手段は、新規登録IDを入力すると共に、
上記乱数を用いて同新規登録IDを暗号化して得られた
暗号化新規登録IDを送信する構成としてある。
【0014】すなわち、利用者が新規登録IDを入力す
ると、同新規登録IDを上記乱数を用いて暗号化し、得
られた暗号化新規登録IDを被認証手段に送信する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいてこの発明
の実施形態を説明する。図1はこの発明の一実施形態に
係るID認証システムのとしての鍵開閉システムをブロ
ック図により示している。鍵開閉システム10は、鍵2
0と錠30から構成され、錠30に対応するIDを鍵2
0に登録し、鍵20を用いて錠30の開閉を行ってい
る。
【0016】鍵20は、施錠/解錠操作を入力するスイ
ッチ部21と、ID番号を記憶するメモリ部22と、赤
外線の送受信を行う赤外線送受信部23と、ID番号の
暗号化/復号化や赤外線の送受信制御等を行う信号処理
回路部24とを備えている。なお、この鍵20には、各
回路に電力供給を行う電池25が備えられており、スイ
ッチ部21の操作状態の変化に応じて電力を供給してい
る。一方、錠30は、赤外線の送受信を行う赤外線送受
信部31と、乱数を発生する乱数発生部32と、ID番
号を記憶するメモリ部33と、施錠/開錠を行う駆動部
34と、ID番号の暗号化/復号化や赤外線の送受信制
御等を行う信号処理回路部35とを備えている。なお、
この錠30には、各回路に電力供給を行う電池36と、
同電池36からの各回路への電力供給期間を制御するタ
イマ部37が備えられており、所定周期で各回路に電力
を供給して起動させている。
【0017】かかる構成により、利用者が鍵20側で施
錠/解錠操作を行うと、錠30側はこの施錠/解錠操作
に基づいて乱数を発生させると共に同乱数に基づく赤外
線を送信する。鍵20側がこの赤外線を受信すると共に
復調して乱数を取得すると、この乱数を用いてID番号
を暗号化して得られた暗号化IDを対応する赤外線に変
調して送信する。この暗号化IDに基づく赤外線を受信
した錠30側は、この赤外線を変調すると共に復号化し
てID番号を取得する。そして、この取得されたID番
号が該当するID番号であることを確認して施錠/解錠
を行う。
【0018】スイッチ部21は、施錠/解錠を操作可能
な押下ボタン21aを備え、利用者は施錠/解錠を行う
ときにこの押下ボタン21aを押下操作する。したがっ
て、錠側が施錠状態であるときに同押下ボタン21aを
押し下げると解錠操作となり、解錠状態であるときに同
押下ボタン21aを押し下げると施錠操作を行うことと
なる。この場合、一つの押下ボタンで施錠/解錠操作を
行っているが、必ずしもこのような構成に限定されるも
のではなく、複数の押下ボタンを備えていても良いし、
スライドスイッチ等の別形態のスイッチで構成しても良
い。
【0019】メモリ部22は、EEPROMで構成さ
れ、ID番号を記憶する。同メモリ部22は、少なくと
もID番号を書き込むと共に必要に応じて読み出すこと
の可能な不揮発性の記憶素子であれば良く、他のPRO
Mや電池でバックアップされたFlushメモリ等で構
成することも可能である。赤外線送受信部23は、暗号
化ID等の変調を行うと共に受信した赤外線の復調を行
う復変調回路と、赤外線の送受信を行う送受信回路とを
備え、錠30側との間で赤外線の送受信を行っている。
【0020】信号処理回路部24は、マイコンで構成さ
れ、鍵20側の各種信号処理の制御を行っている。ここ
で、通常の施錠/解錠操作を行う場合における信号処理
回路部24の動作について図2と図3を参照しながら説
明する。また、図4は、施錠/解錠操作を行うときの鍵
20側と錠30側の動作をタイムチャートにより示して
いる。信号処理回路部24は、押下ボタン21aの押下
を検出すると(図2のステップS1,図3のステップS
10)、図4の(a)に示すように、応答要求信号とサ
ブIDを変調して対応する赤外線を送信する(図2のS
2,図3のS11)。この応答要求信号に対する応答と
して、図4の(b)及び(c)に示すように、錠30側
から乱数に基づく赤外線を受信すると(図3のS12〜
S15)、この赤外線を復調して乱数を取得すると共に
(図2のS3)、図示しないモード切替スイッチが「通
常」に切り替わっていることを確認する(図2のS
4)。そして、登録されているID番号をメモリ部22
から読み出すと共に上記乱数で暗号化し、得られた暗号
化IDを変調して対応する赤外線を送信する(図2のS
5,図3のS16及びS17)。
【0021】また、上記ID番号は、鍵20と錠30の
製造段階や出荷段階で設定されることなく、利用者が使
用する際に初めて設定される。このため、鍵20と錠3
0の製造段階等における生産管理が不要となり、製造効
率の向上が可能となる。ここで、利用者がID番号を登
録する場合における信号処理回路部24の動作について
図2と図5を参照しながら説明する。なお、登録前のI
D番号は、鍵を製造する過程で「00000000」に
設定されており、利用者がモード切替スイッチを「ID
登録」に切り替えたときにID登録を許可する。したが
って、この鍵は、一度でもID登録がなされると、ID
番号が「00000000」でなくなるためにIDの登
録変更が禁止されることとなる。
【0022】信号処理回路部24は、押下ボタン21a
の押下を検出し(図2のステップS1,図5のステップ
S30)、応答要求信号とサブIDを変調して対応する
赤外線を送信する(図2のS2,図5のS31)。この
応答要求信号に対する応答として、錠側から乱数「10
110101」に基づく赤外線を受信すると、この赤外
線を復調して乱数「10110101」を取得すると共
に(図2のS3,図5のS32〜S34)、モード切替
スイッチが「ID登録」に切り替わっていることを確認
する(図2のS4)。そして、登録前のID番号「00
000000」とID番号を新規登録する旨のコマンド
「00010001」とを上記乱数「1011010
1」でEXOR演算(スクランブル)し(図5のS3
5)、得られた暗号化新規登録データ「0100101
001011011」に基づく赤外線を送信する(図2
のS6,図5のS36))。そして、この暗号化新規登
録データ「0100101001011011」に対す
る応答として錠30側から暗号化新規登録ID「111
00000」に基づく赤外線を受信すると(図2のS
7,図5のS37〜S41)、この赤外線を復調すると
共に得られた暗号化新規登録ID「11100000」
を復号化し、新規登録ID「10101010」をメモ
リ部22に書き込んで登録する(図2のS8,図5のS
42)。
【0023】一方、赤外線送受信部31は、乱数等の変
調を行うと共に受信した赤外線の復調を行う復変調回路
と、赤外線の送受信を行う送受信回路とを備え、鍵20
側の赤外線送受信部23との間で赤外線の送受信を行っ
ている。乱数発生部32は、乱数発生回路を備え、鍵2
0側から上記応答要求信号が送信された場合等に信号処
理回路部35から乱数発生を要求されると、乱数を発生
して同信号処理回路部35へ出力する。
【0024】メモリ部33は、上記メモリ部22と同様
に、EEPROMで構成され、ID番号を記憶する。同
メモリ部33も同様に、少なくともID番号を書き込む
と共に必要に応じて読み出すことの可能な不揮発性の記
憶素子であれば良く、他のPROMや電池でバックアッ
プされたFlushメモリ等で構成することも可能であ
る。駆動部34は、扉と扉枠に配置され、扉の施錠/解
錠を行っている。
【0025】信号処理回路部35は、マイコンで構成さ
れ、錠30側の各種信号処理の制御を行っている。ここ
で、通常の施錠/解錠操作を行う場合における信号処理
回路部35の動作について図3と図6を参照しながら説
明する。信号処理回路部35は、鍵20側から応答要求
信号とサブIDに基づく赤外線を受信すると(図3のス
テップS12,図6のステップS50)、乱数発生部3
2に乱数を発生させると共に同乱数を変調して対応する
赤外線を鍵20側に送信する(図3のS13及びS1
4,図6のS51)。そして、鍵20側から暗号化ID
に基づく赤外線を受信すると、この赤外線を復調すると
共に復号化してID番号を取得する(図3のS18及び
S19,図6のS52)。このID番号をメモリ部33
に登録されたID番号と照合して該当するID番号であ
ることを確認し(図3のS20,図6のS53及びS5
4)、駆動部34に施錠/解錠を行わせる(図3のS2
1,図6のS55)。
【0026】また、上述したように鍵20側にID番号
を登録する場合における信号処理回路部35の動作につ
いて図5と図6を参照しながら説明する。信号処理回路
部35は、鍵20側から応答要求信号とサブIDに基づ
く赤外線を受信すると(図5のステップS32,図6の
ステップS50)、乱数発生部32に乱数「10110
101」を発生させると共に同乱数「1011010
1」に基づく赤外線を鍵20側に送信する(図5のS3
3,図6のS51)。そして、暗号化新規登録データ
「0100101001011011」に基づく赤外線
を受信すると、この赤外線を復調すると共に復号化(デ
スクランブル)し、新規登録データ「00000000
00010001」を取得する(図5のS37,図6の
S52及びS56)。この新規登録データ「00000
00000010001」が登録前ID番号「0000
0000」とID番号を新規登録する旨のコマンド「0
0010001」で構成されることを確認する(図5の
S38,図6のS57)。そして、乱数発生部32に新
規登録ID「10101010」を発生させると共にE
XOR演算して得られた暗号化新規登録ID「1110
0000」を変調して対応する赤外線を送信する(図5
のS39及びS40,図6のS58)。このとき、この
新規登録ID「10101010」をメモリ部33に書
き込んで登録しておく(図5のS43,図6のS5
9)。
【0027】この実施形態では、新規登録IDを乱数発
生部32にて発生させた乱数の基づいて登録している
が、必ずしもこのように作成された新規登録IDに限定
されるものではない。例えば、錠30にテンキー等の入
力部を備え、利用者が任意のIDを入力可能な構成とす
ることも可能である。錠30側のメモリ部33の容量が
許す範囲で異なる複数のIDを登録可能としても良い
し、これらのIDの追加や削除を自在にできる構成とす
ることも可能である。
【0028】上記説明では、簡単化のために便宜上8ビ
ットのデータを用いているが、少なくとも上記IDを登
録するために必要な情報を送受信できれば良く、データ
長は必要に応じて適宜変更可能なものである。上記暗号
化には、論理式EXORによる演算を適用しているが、
少なくともセキュリティレベルに応じて適当な暗証化が
可能なものであれば、演算方式等は適宜変更可能であ
る。また、通常、メモリ部22がマイコンに外付けされ
たEEPROMで構成されていると、同EEPROMの
交換等により不正が生じ得る。そこで、この実施形態に
係る錠開閉システム10では、この不正対策として、出
荷段階でメモリ部22の所定アドレスにおけるデータを
初期データから更新しておき、モード切替スイッチを
「登録モード」に設定して新規登録IDを登録する際
に、錠30側がこの所定アドレスのデータを検出して同
メモリ部22が正規に出荷されたものか不正なものかを
識別し、不正な場合にはID番号の登録を行わないよう
にしている。
【0029】したがって、乱数発生部32に乱数を発生
させて変調した赤外線を鍵20側に送信すると共に、鍵
20側から受信した赤外線を復調して得られた暗号化I
Dについて同乱数を用いて復号化し、ID番号を取得す
る錠30は、この意味で、認証手段を構成している。一
方、錠30側から受信した赤外光を復調して取得した乱
数を用いてメモリ部22から読み出したID番号を暗号
化し、得られた暗号化IDを変調して同錠30側に送信
する鍵20は、この意味で、被認証手段を構成してい
る。
【0030】次に、この実施形態に係る錠開閉システム
の動作を説明する。IDを新規登録する場合、利用者が
モード切替スイッチを「ID登録」に切り替えて押下ボ
タン21aを押し下げると、信号処理回路部24はこの
押下を検出し(図2のステップS1)、応答要求信号と
サブIDを変調して対応する赤外線を錠30側に送信す
る(同図ステップS2)。信号処理回路部35は、鍵2
0側から送信されたこの赤外線を受信すると(図6のス
テップS50)、乱数発生部32に乱数「101101
01」を発生させると共に同乱数「10110101」
に基づく赤外線を鍵20側に送信する(同図ステップS
51)。
【0031】すると、信号処理回路部24は、この赤外
線を受信すると共に復調して乱数「10110101」
を取得し(図2のステップS3)、モード切替スイッチ
が「ID登録」に切り替わっていることを確認する(同
図ステップS4)。そして、登録前のID番号「000
00000」とID番号を新規登録する旨のコマンド
「00010001」とをこの乱数「1011010
1」でEXOR演算して得られた暗号化新規登録データ
「0100101001011011」に基づく赤外線
を錠30側に送信する(同図ステップS6)。
【0032】信号処理回路部35は、この赤外線を受信
し、復調すると共に復号化して新規登録データ「000
0000000010001」を取得する。そして、こ
の新規登録データ「000000000001000
1」が登録前のID番号「00000000」とID番
号を新規登録する旨のコマンド「00010001」で
構成されることを確認する(図6のステップS57)。
ここで、同信号処理回路部35は、乱数発生部32に新
規登録ID「10101010」を発生させてメモリ部
33に書き込んで登録すると共に(同図ステップS5
9)、EXOR演算して得られた暗号化新規登録ID
「11100000」を変調して対応する赤外線を送信
する(同図ステップS58)。
【0033】信号処理回路部24は、この赤外線を受信
すると(図2のステップS7)、同赤外線を復調すると
共に得られた暗号化新規登録ID「11100000」
を複合化し、新規登録ID「10101010」をメモ
リ部22に書き込んで登録する(同図ステップS8)。
このように登録されたID番号に基づいて通常の施錠/
解錠操作を行う場合、利用者がモード切替スイッチを
「通常」側に切り替えて押下ボタン21aの押し下げる
と、信号処理回路部24は、この押下を検出し(同図ス
テップS1)、応答要求信号とサブIDを変調して対応
する赤外線を錠30側に送信する(同図ステップS
2)。
【0034】信号処理回路部35は、鍵20側から送信
されたこの赤外線を受信すると(ステップS50)、乱
数発生部32に乱数を発生させると共に同乱数を変調し
て対応する赤外線を鍵20側に送信する(図6のステッ
プS51)。すると、同信号処理回路部24は、この赤
外線を受信すると共に復調して乱数を取得し(図2のス
テップS3)、モード切替スイッチが「通常」に切り替
わっていることを確認する(同図ステップS4)。そし
て、登録されているID番号をメモリ部22から読み出
すと共にこの乱数で暗号化し、得られた暗号化IDを変
調して対応する赤外線を送信する(同図ステップS
5)。
【0035】信号処理回路部35は、この赤外線を受信
すると、復調すると共に復号化してID番号を取得する
(図6のステップS52)。このID番号をメモリ部3
3に登録されたID番号と照合して該当するID番号で
あるか否かを判断し(同図ステップS53及びS5
4)、該当するID番号であることが確認できた場合、
駆動部34に扉の施錠/解錠をさせる(同図ステップS
55)。また、該当するID番号でない場合には、上記
押下ボタン21aの押下操作に応じることなく施錠/解
錠操作を終了する。
【0036】このとき、モード切替スイッチが「ID登
録」側に切り替えられていると、上述したようにIDを
新規登録するために暗証化新規登録データに基づく赤外
線を送信するが、錠30側ではこのID番号が登録前の
「00000000」でないことを確認して施錠/解錠
操作を終了する(同図ステップS57)。このように、
施錠/解錠操作を行う場合、鍵20側が錠30側から送
信される乱数で暗証化IDを作成して返送すると、同錠
30側はこの暗証化IDを同乱数で復号化し、該当する
ID番号であることを確認したときにだけ施錠/解錠操
作を行うため、錠開閉システムの安全性を高めることが
可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、安全性
の高いID認証システムを提供することができる。ま
た、請求項2に係る発明によれば、利用者がIDを新規
登録できるため、ID認証システムの製造段階あるいは
出荷段階における生産管理が不要となる。さらに、請求
項3に係る発明によれば、新規登録IDがいまだ登録さ
れていない初期登録IDに新規登録IDを書き換えて登
録するため、誤って別のIDを登録することを防止でき
る。
【0038】さらに、請求項4に係る発明によれば、各
被認証手段においてID登録が一度しかできないため、
IDの不正な書き換え等を防止することができる。さら
に、請求項5に係る発明によれば、所望のIDを被認証
手段に登録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施形態に係る錠開閉システムの構成を示
すブロック図である。
【図2】鍵側の信号処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】施錠/解錠操作を行うときの動作を示す動作フ
ローチャートである。
【図4】施錠/解錠操作を行うときの動作を示すタイム
チャートである。
【図5】IDを新規登録するときの動作を示す動作フロ
ーチャートである。
【図6】錠側の信号処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】従来例に係る錠開閉システムの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10…鍵開閉システム、 20…鍵、 21…スイッチ
部、 22…メモリ部、 23…赤外線送受信部、 2
4…信号処理回路部、 30…錠、 31…赤外線送受
信部、 32…乱数発生部、 33…メモリ部、 34
…駆動部、 35…信号処理回路部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号伝送媒体を介して通信可能な認証装
    置と被認証装置とからなるID認証システムであって、 上記認証装置は、乱数を発生して送信すると共に同乱数
    を用いて暗号化された暗号化IDを受信したときに同乱
    数を用いて同暗号化IDを復号化してIDを取得する認
    証手段を備え、 上記被認証装置は、上記認証手段から受信した乱数を用
    いてIDを暗号化して得られた暗号化IDを同認証手段
    に送信する被認証手段を備える、 ことを特徴とするID認証システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のID認証システムにお
    いて、 上記認証手段は、新規登録用コードに基づいて新規登録
    IDを発生すると共に上記乱数を用いて同新規登録ID
    を暗号化して得られた暗号化新規登録IDを送信し、 上記被認証手段は、同暗号化新規登録IDを受信したと
    きに復号化して得られた新規登録IDを登録する、 ことを特徴とするID認証システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のID認証システムにお
    いて、 上記被認証手段は、初期登録IDを登録している場合に
    上記認証手段から暗証化新規登録IDを送信されると、
    同暗証化新規登録IDを復号化して得られた新規登録I
    Dにより同初期登録IDを書き換える、 ことを特徴とするID認証システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のID認証システムにお
    いて、 上記被認証手段は、上記認証手段から最初に受信した暗
    証化新規登録IDを復号化し、得られた新規登録IDに
    より上記初期登録IDを書き換える、 ことを特徴とするID認証システム。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のID認証システムにお
    いて、 上記認証手段は、新規登録IDを入力すると共に、上記
    乱数を用いて同新規登録IDを暗号化して得られた暗号
    化新規登録IDを送信する、 ことを特徴とするID認証システム。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のID認証システムにお
    いて、 上記認証手段は、新規登録IDを入力すると共に、上記
    乱数を用いて同新規登録IDを暗号化して得られた暗号
    化新規登録IDを送信する、 ことを特徴とするID認証システム。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のID認証システムにお
    いて、 上記認証手段は、新規登録IDを入力すると共に、上記
    乱数を用いて同新規登録IDを暗号化して得られた暗号
    化新規登録IDを送信する、 ことを特徴とするID認証システム。
JP9289975A 1997-10-22 1997-10-22 Id認証システム Pending JPH11126192A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007066385A1 (ja) * 2005-12-06 2007-06-14 Brains Kabushiki Kaisha 個人認証システム、個人認証方法、及び個人認証を実行するプログラム
JP2019049186A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 國立成功大學National Cheng Kung University スマートロック及びスマートロックの制御方法

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