JPH11127760A - 絞り力機構及び動物捕獲装置 - Google Patents
絞り力機構及び動物捕獲装置Info
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- JPH11127760A JPH11127760A JP18136898A JP18136898A JPH11127760A JP H11127760 A JPH11127760 A JP H11127760A JP 18136898 A JP18136898 A JP 18136898A JP 18136898 A JP18136898 A JP 18136898A JP H11127760 A JPH11127760 A JP H11127760A
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- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】掛かった瞬間に急速に絞込み、絞り輪のおじぎ
現象を防止し、獣の足をくくることができる。人間等の
誤捕獲時に罠を簡単に緩めることができ、仕掛準備中の
安全装置を有し、大型獣に限定して捕獲でき、絞り輪内
で確実に感知でき、土質に関係なく設置できるコンパク
トな動物捕獲装置を提供する。 【解決手段】動物捕獲装置は、第1通孔1a,第1,第
2ばね上受1b,cを備え,第2筒部2を摺動可能に収
納できる第1筒部1と、第2通孔2a,第1,第2ばね
固定受2b,cを備え,第1ばね3,第2ばね4を内外
に並列配設する第2筒部2と、一端が絞り輪5aで,他
端が固定用端部5bのロープ5と、絞り輪5aの首に当
る絞り部6と、絞り輪5aの径を初動時のみ保持する絞
り輪保形部7と、センサ部9からの動作を受けて第1,
第2ばね3,4を解除するばね解除部8と、絞り輪5a
内の足を感知するセンサ部9とで構成される。
現象を防止し、獣の足をくくることができる。人間等の
誤捕獲時に罠を簡単に緩めることができ、仕掛準備中の
安全装置を有し、大型獣に限定して捕獲でき、絞り輪内
で確実に感知でき、土質に関係なく設置できるコンパク
トな動物捕獲装置を提供する。 【解決手段】動物捕獲装置は、第1通孔1a,第1,第
2ばね上受1b,cを備え,第2筒部2を摺動可能に収
納できる第1筒部1と、第2通孔2a,第1,第2ばね
固定受2b,cを備え,第1ばね3,第2ばね4を内外
に並列配設する第2筒部2と、一端が絞り輪5aで,他
端が固定用端部5bのロープ5と、絞り輪5aの首に当
る絞り部6と、絞り輪5aの径を初動時のみ保持する絞
り輪保形部7と、センサ部9からの動作を受けて第1,
第2ばね3,4を解除するばね解除部8と、絞り輪5a
内の足を感知するセンサ部9とで構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動物の中で、特に
猪,鹿等の大型の獣類を対象とし、ばねを利用した足く
くり罠方式によって、これらを生け捕ることを可能にす
る動物捕獲装置に関し、また、この捕獲装置に使用さ
れ、ばねの拡開力によって絞り輪を絞る方式の絞り力機
構に関する。
猪,鹿等の大型の獣類を対象とし、ばねを利用した足く
くり罠方式によって、これらを生け捕ることを可能にす
る動物捕獲装置に関し、また、この捕獲装置に使用さ
れ、ばねの拡開力によって絞り輪を絞る方式の絞り力機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】猪などの獣類は、生け捕りしないと商品
価値がなく、その生け捕り法としては足くくり罠が一般
的である。足くくり罠の中でばねを利用した装置が従来
から広く利用されており、その一例が実公昭55−39
750号公報に開示されている。この装置は、長,短パ
イプの中に圧縮されたばねが収納され、一端が固定側で
あり、他端がくくり罠のロープが前記長,短パイプ,ば
ね内に配設され、罠の仕掛部分に置いた触手からの捕獲
信号によって安全装置を解除してばねを作動させ、ばね
の拡開力によって短パイプを移動させて、くくり罠を引
き絞って獣を生け捕る構成である。
価値がなく、その生け捕り法としては足くくり罠が一般
的である。足くくり罠の中でばねを利用した装置が従来
から広く利用されており、その一例が実公昭55−39
750号公報に開示されている。この装置は、長,短パ
イプの中に圧縮されたばねが収納され、一端が固定側で
あり、他端がくくり罠のロープが前記長,短パイプ,ば
ね内に配設され、罠の仕掛部分に置いた触手からの捕獲
信号によって安全装置を解除してばねを作動させ、ばね
の拡開力によって短パイプを移動させて、くくり罠を引
き絞って獣を生け捕る構成である。
【0003】また、他の例として実公昭55−6308
号公報に開示されている。この例では、圧縮したばねが
くくり罠の下に配設され、捕獲伝達によってばねが拡開
してばね上に位置するくくり罠を絞る構成である。人間
の足が誤ってくくられないように、ばねのコイル直径が
猪等の獣の足程度の小さい直径となっている。また、他
の例が特開平7−107891号及び登録実用新案公報
第3038510号の各公報に開示されている。これら
は、上記実公昭55−39750号に対して、ばねの拡
開によって、くくり罠を絞って生け捕る基本構成は同じ
であるが、安全装置の解除動作をより確実に行い、ばね
が長い場合でも設置作業をより簡単に行える点に特徴を
有している。さらに、特公平7−95908号公報に開
示される動物等の捕獲具は、2本のばねを直列に配置し
て動物の足の絞りすぎを防止している。
号公報に開示されている。この例では、圧縮したばねが
くくり罠の下に配設され、捕獲伝達によってばねが拡開
してばね上に位置するくくり罠を絞る構成である。人間
の足が誤ってくくられないように、ばねのコイル直径が
猪等の獣の足程度の小さい直径となっている。また、他
の例が特開平7−107891号及び登録実用新案公報
第3038510号の各公報に開示されている。これら
は、上記実公昭55−39750号に対して、ばねの拡
開によって、くくり罠を絞って生け捕る基本構成は同じ
であるが、安全装置の解除動作をより確実に行い、ばね
が長い場合でも設置作業をより簡単に行える点に特徴を
有している。さらに、特公平7−95908号公報に開
示される動物等の捕獲具は、2本のばねを直列に配置し
て動物の足の絞りすぎを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の各公報に示され
る装置では、絞り輪を地表においてばねの拡開力によっ
て引き絞る構成であるが、この絞り始めの瞬間に慣性力
が絞り輪に作用して、絞り輪の首部分のロープが曲がっ
てしまい、絞り輪の「おじぎ現象」が起こってしまう。
この絞り輪の「おじぎ現象」は、絞り輪が斜め状態にな
って上方に進みながら絞られるので、獣足を捕らえよう
としても、空はじきする確率が高くなって、獣を捕獲で
きない頻度が多くなるという問題がある。
る装置では、絞り輪を地表においてばねの拡開力によっ
て引き絞る構成であるが、この絞り始めの瞬間に慣性力
が絞り輪に作用して、絞り輪の首部分のロープが曲がっ
てしまい、絞り輪の「おじぎ現象」が起こってしまう。
この絞り輪の「おじぎ現象」は、絞り輪が斜め状態にな
って上方に進みながら絞られるので、獣足を捕らえよう
としても、空はじきする確率が高くなって、獣を捕獲で
きない頻度が多くなるという問題がある。
【0005】他方、絞り輪を絞り始める初動時間は可能
な限り短い方が良いので、ばね力を強くする傾向にあ
る。しかし、単に強いばね力を使用すると初動の加速度
(慣性力)も大きくなり、「おじぎ現象」がより顕著に
なってしまう問題もある。また、ロープ使用材料面から
見ると、綿ロープ,合成繊維ロープ等は腰がなくて「お
じぎ現象」に対して不利であり、ワイヤロープでは腰が
あって比較的有利であるが重いために、初動時の慣性力
によって「おじぎ現象」を解消できない。上記特公平7
−95908号公報には、センサの一種であるけきりが
中折れして、ロープをはね上げて結果として「おじぎ現
象」の防止を図るが、内側へロープを送りこむだけで上
方へ確実に送り出すことができず、これも「おじぎ現
象」を解消できない。
な限り短い方が良いので、ばね力を強くする傾向にあ
る。しかし、単に強いばね力を使用すると初動の加速度
(慣性力)も大きくなり、「おじぎ現象」がより顕著に
なってしまう問題もある。また、ロープ使用材料面から
見ると、綿ロープ,合成繊維ロープ等は腰がなくて「お
じぎ現象」に対して不利であり、ワイヤロープでは腰が
あって比較的有利であるが重いために、初動時の慣性力
によって「おじぎ現象」を解消できない。上記特公平7
−95908号公報には、センサの一種であるけきりが
中折れして、ロープをはね上げて結果として「おじぎ現
象」の防止を図るが、内側へロープを送りこむだけで上
方へ確実に送り出すことができず、これも「おじぎ現
象」を解消できない。
【0006】また、単に強いばねでは、動物の足を絞り
過ぎてしまう問題があり、特公平7−95908号公報
では、ばね定数の強弱のばね2本を直列に配置して順に
作用する構成によって対策している。しかし、強いばね
から弱いばねへの確実な切り替え手段もなく、単に直列
に配置するのみで、結果的にばね定数を小さくして絞め
すぎを防止しているにすぎない。すなわち、ばね定数k
1とk2を直列配置するときの合成ばね定数Kは、1/K
=(1/k1)+(1/k2)の関係式から得られ、結果
として小さい数値となるためである。
過ぎてしまう問題があり、特公平7−95908号公報
では、ばね定数の強弱のばね2本を直列に配置して順に
作用する構成によって対策している。しかし、強いばね
から弱いばねへの確実な切り替え手段もなく、単に直列
に配置するのみで、結果的にばね定数を小さくして絞め
すぎを防止しているにすぎない。すなわち、ばね定数k
1とk2を直列配置するときの合成ばね定数Kは、1/K
=(1/k1)+(1/k2)の関係式から得られ、結果
として小さい数値となるためである。
【0007】また、地表に絞り輪を仕掛ける場合、その
上を覆った雪又は土が凍結した際に、これらを打ち破る
必要性からも、強いばね力がここでも要求されている。
他方、強いばね力を得るためには、ばねを長くする必要
があり、装置が長くなって大型化してしまい、地中に縦
置き状態で設置する場合、特に設置作業が困難になって
しまうという問題がある。例えば、2本ばねを直列配置
した例が特公平7−95908号公報に示されている。
また特開平7−107891号公報では、横に曲げるこ
とで地中深くに設置する欠点は解消しているが、装置大
型化の問題は解決していない。また、捕獲された動物が
暴れるとき、この曲部に力が集中的に作用し、塩化ビニ
ル材では簡単に折れてしまう。金属パイプでは折れない
が変形する場合があり、内部のばねを再セットすること
ができず、使い捨てタイプとなってしまい不経済な装置
となる。
上を覆った雪又は土が凍結した際に、これらを打ち破る
必要性からも、強いばね力がここでも要求されている。
他方、強いばね力を得るためには、ばねを長くする必要
があり、装置が長くなって大型化してしまい、地中に縦
置き状態で設置する場合、特に設置作業が困難になって
しまうという問題がある。例えば、2本ばねを直列配置
した例が特公平7−95908号公報に示されている。
また特開平7−107891号公報では、横に曲げるこ
とで地中深くに設置する欠点は解消しているが、装置大
型化の問題は解決していない。また、捕獲された動物が
暴れるとき、この曲部に力が集中的に作用し、塩化ビニ
ル材では簡単に折れてしまう。金属パイプでは折れない
が変形する場合があり、内部のばねを再セットすること
ができず、使い捨てタイプとなってしまい不経済な装置
となる。
【0008】また、保護獣又は人間が掛かった場合、絞
り直後に直ちに罠から外さなければいけない。しかし、
従来のロープでは絞り輪を絞ってしまうと、ばねがいっ
ぱいに伸びてロープに余裕がなくなり、絞り直後直ちに
ロープを緩めることができないという第2の問題があ
る。また、仕掛準備中にばねを誤って解除する恐れが高
くても、従来は安全装置が提案されていない。上記特公
平7−95908号公報にはストッパーピンが配設され
ているが、横方向から外す構成であり、けきり(セン
サ)に誤接触する危険が高く、ストッパーピンを抜く際
の振動等によってけきりが誤応答する危険もあるという
問題がある。また、特開平7−107891号公報に示
された装置では、加工精度等を必要とするため、前記も
含めて簡便かつ確実な安全装置とはいえない第3の問題
があるまた、従来の触手手段ではうさぎ、きつね等の小
型獣を区別できないので、小型獣でも罠に掛かってしま
い、猪等の大型獣のみに限定して罠に掛けることができ
ないという第4の問題がある。
り直後に直ちに罠から外さなければいけない。しかし、
従来のロープでは絞り輪を絞ってしまうと、ばねがいっ
ぱいに伸びてロープに余裕がなくなり、絞り直後直ちに
ロープを緩めることができないという第2の問題があ
る。また、仕掛準備中にばねを誤って解除する恐れが高
くても、従来は安全装置が提案されていない。上記特公
平7−95908号公報にはストッパーピンが配設され
ているが、横方向から外す構成であり、けきり(セン
サ)に誤接触する危険が高く、ストッパーピンを抜く際
の振動等によってけきりが誤応答する危険もあるという
問題がある。また、特開平7−107891号公報に示
された装置では、加工精度等を必要とするため、前記も
含めて簡便かつ確実な安全装置とはいえない第3の問題
があるまた、従来の触手手段ではうさぎ、きつね等の小
型獣を区別できないので、小型獣でも罠に掛かってしま
い、猪等の大型獣のみに限定して罠に掛けることができ
ないという第4の問題がある。
【0009】また、特開平7−107891号公報に示
される従来の踏板方式の触手では、支点を利用する踏板
であるために、踏板表面上の踏み込み位置によってセン
サ(触手)からの動作に差が生じて、感知が不確実とい
う第5の問題がある。更にまた、上述の従来の装置では
落とし穴は素堀であり、土質によっては大型獣がそばを
通っただけで、穴が崩れて空はじきすることも多く、特
に崩れ易い土質の場所に仕掛ける場合、設置自体が困難
という第6の問題もある。
される従来の踏板方式の触手では、支点を利用する踏板
であるために、踏板表面上の踏み込み位置によってセン
サ(触手)からの動作に差が生じて、感知が不確実とい
う第5の問題がある。更にまた、上述の従来の装置では
落とし穴は素堀であり、土質によっては大型獣がそばを
通っただけで、穴が崩れて空はじきすることも多く、特
に崩れ易い土質の場所に仕掛ける場合、設置自体が困難
という第6の問題もある。
【0010】本発明は上述の各問題にかんがみなされた
もので、その目的とするところの第1は、仕掛に掛かっ
た瞬間において強力なばねの拡開力によって急速な絞り
込み速度が得られる絞り力機構を提供し、第2の目的
は、その絞り力機構を使用する際に絞り輪のおじぎ現象
を防止して確実に獣の足をくくると同時に、獣の足を絞
りすぎることがない、コンパクトな動物捕獲装置を提供
することであり、第3の目的は保護獣及び人間が誤捕獲
されても直ちに罠を緩めることができ、第4の目的は仕
掛準備中の簡便かつ確実な安全装置を有し、第5の目的
は猪等の大型獣のみに限定して捕獲でき、第6の目的は
絞り輪の内の如何なる踏み込み位置でも確実に感知で
き、第7の目的は土質に関係なく設置できる動物捕獲装
置を提供することである。
もので、その目的とするところの第1は、仕掛に掛かっ
た瞬間において強力なばねの拡開力によって急速な絞り
込み速度が得られる絞り力機構を提供し、第2の目的
は、その絞り力機構を使用する際に絞り輪のおじぎ現象
を防止して確実に獣の足をくくると同時に、獣の足を絞
りすぎることがない、コンパクトな動物捕獲装置を提供
することであり、第3の目的は保護獣及び人間が誤捕獲
されても直ちに罠を緩めることができ、第4の目的は仕
掛準備中の簡便かつ確実な安全装置を有し、第5の目的
は猪等の大型獣のみに限定して捕獲でき、第6の目的は
絞り輪の内の如何なる踏み込み位置でも確実に感知で
き、第7の目的は土質に関係なく設置できる動物捕獲装
置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、請求項1の絞り力機構は、上端に上底を有
し、下端を開放状態とする有底円筒形の第1筒部が、下
端に下底を有し、上端を開放状態とする有底円筒形の第
2筒部の外周面において摺動可能に係合し、圧縮コイル
ばねの一端が第1筒部の上底によって、他端が第2筒部
の下底によって受ける構成であって、圧縮コイルばねの
拡開力によって第1筒部を飛び出させてロープの絞り輪
を絞り込む絞り力機構において、前記第1筒部は、上底
の中心にロープを通す第1通孔を備え、上底の内側が第
1ばね上受であり、下端が第2ばね上受であり、前記第
2筒部は、下底の中心にロープを通す第2通孔を備え、
下底の内側が第1ばね下受であり、下端部外側が第2ば
ね下受であり、前記圧縮コイルばねが、つぎの第1ばね
及び第2ばねであり、第1ばねは、上端が前記第1筒部
の第1ばね上受によって受けられ、下端が前記第2筒部
の第1ばね下受によって受けられ、コイル外径が前記第
2筒部の内径より小さくて前記第2筒部の内部に収納さ
れ、第2ばねは、上端が前記第1筒部の第2ばね上受に
よって受けられ、下端が前記第2筒部の第2ばね下受に
よって受けられ、コイル内径が前記第2筒部の外径より
大きく、前記第2筒部の外側であって、第1ばねに対し
て同軸心外側に配列される。この構成であれば、第1,
第2ばねが急速に拡開して第1筒部を飛びださせ、絞り
部によって絞り輪を一気に絞る。この絞りの初期加速度
は、2本のばね定数が加えられて作用するので従来に比
べて格段に早い。
するために、請求項1の絞り力機構は、上端に上底を有
し、下端を開放状態とする有底円筒形の第1筒部が、下
端に下底を有し、上端を開放状態とする有底円筒形の第
2筒部の外周面において摺動可能に係合し、圧縮コイル
ばねの一端が第1筒部の上底によって、他端が第2筒部
の下底によって受ける構成であって、圧縮コイルばねの
拡開力によって第1筒部を飛び出させてロープの絞り輪
を絞り込む絞り力機構において、前記第1筒部は、上底
の中心にロープを通す第1通孔を備え、上底の内側が第
1ばね上受であり、下端が第2ばね上受であり、前記第
2筒部は、下底の中心にロープを通す第2通孔を備え、
下底の内側が第1ばね下受であり、下端部外側が第2ば
ね下受であり、前記圧縮コイルばねが、つぎの第1ばね
及び第2ばねであり、第1ばねは、上端が前記第1筒部
の第1ばね上受によって受けられ、下端が前記第2筒部
の第1ばね下受によって受けられ、コイル外径が前記第
2筒部の内径より小さくて前記第2筒部の内部に収納さ
れ、第2ばねは、上端が前記第1筒部の第2ばね上受に
よって受けられ、下端が前記第2筒部の第2ばね下受に
よって受けられ、コイル内径が前記第2筒部の外径より
大きく、前記第2筒部の外側であって、第1ばねに対し
て同軸心外側に配列される。この構成であれば、第1,
第2ばねが急速に拡開して第1筒部を飛びださせ、絞り
部によって絞り輪を一気に絞る。この絞りの初期加速度
は、2本のばね定数が加えられて作用するので従来に比
べて格段に早い。
【0012】上記の第2の目的を達成するために、請求
項1の絞り力機構を使用している請求項2に係る動物捕
獲装置は、(1)上端に上底を有し、下端を開放状態と
する有底円筒形であり、上底の中心にロープを通す第1
通孔を備え、上底の内側が第1ばね上受であり、第2筒
部を摺動可能に収納できる内径を有し、下端が第2ばね
上受である第1筒部と、下端に下底を有し、上端を開放
状態とする有底円筒形であり、下底の中心にロープを通
す第2通孔を備え、下底の内側が第1ばね下受であり、
下端部外側が第2ばね下受であり、第1筒部内にて摺動
できる外径を有する第2筒部と、上端が前記第1筒部の
第1ばね上受によって受けられ、下端が前記第2筒部の
第1ばね下受によって受けられ、コイル外径が前記第2
筒部の内径より小さくて前記第2筒部の内部に収納され
る圧縮コイルばねの第1ばねと、上端が前記第1筒部の
第2ばね上受によって受けられ、下端が前記第2筒部の
第2ばね下受によって受けられ、コイル内径が前記第2
筒部の外径より大きく、前記第2筒部の外側であって、
前記第1ばねに対して同軸心外側に配列される圧縮コイ
ルばねの第2ばねと、(2)一端が絞り輪とされ、前記
第1通孔から入って、前記第1,第2筒部及び第1,第
2ばねの共通軸心位置を通って、前記第2通孔から出る
他端が固定用端部とされるロープと、前記ロープの絞り
輪の首部分に該当し、前記絞り輪内に動物が入って前記
ロープを引っ張る場合、前記絞り輪が絞られる方向にの
み移動し、前記絞り輪に対して前記ロープを手送る場合
のみに前記絞り輪を緩めることを可能とする絞り部と、
端部が前記第1筒部に固定され、前記絞り部の絞り輪の
仕掛時の大きさ及び姿勢を、初動時のみ保持できるよう
に前記絞り輪に対応して形成される絞り輪保形部と、圧
縮されて付勢力を有する前記第1,第2ばねの圧縮状態
を保持する引張ワイヤが、前記第1筒部及び第2筒部か
らそれぞれ延設され、罠仕掛状態では両引張ワイヤを連
結し、後記センサ部からの解除動作を受ける場合のみに
引張ワイヤの連結を解除して前記第1,第2ばねを拡開
させるばね解除部と、前記ロープの絞り輪の下方に位置
し、動物の足が前記絞り輪内に入ったとき、これを感知
してばね解除部へ解除動作を伝えるセンサ部とで、構成
される。
項1の絞り力機構を使用している請求項2に係る動物捕
獲装置は、(1)上端に上底を有し、下端を開放状態と
する有底円筒形であり、上底の中心にロープを通す第1
通孔を備え、上底の内側が第1ばね上受であり、第2筒
部を摺動可能に収納できる内径を有し、下端が第2ばね
上受である第1筒部と、下端に下底を有し、上端を開放
状態とする有底円筒形であり、下底の中心にロープを通
す第2通孔を備え、下底の内側が第1ばね下受であり、
下端部外側が第2ばね下受であり、第1筒部内にて摺動
できる外径を有する第2筒部と、上端が前記第1筒部の
第1ばね上受によって受けられ、下端が前記第2筒部の
第1ばね下受によって受けられ、コイル外径が前記第2
筒部の内径より小さくて前記第2筒部の内部に収納され
る圧縮コイルばねの第1ばねと、上端が前記第1筒部の
第2ばね上受によって受けられ、下端が前記第2筒部の
第2ばね下受によって受けられ、コイル内径が前記第2
筒部の外径より大きく、前記第2筒部の外側であって、
前記第1ばねに対して同軸心外側に配列される圧縮コイ
ルばねの第2ばねと、(2)一端が絞り輪とされ、前記
第1通孔から入って、前記第1,第2筒部及び第1,第
2ばねの共通軸心位置を通って、前記第2通孔から出る
他端が固定用端部とされるロープと、前記ロープの絞り
輪の首部分に該当し、前記絞り輪内に動物が入って前記
ロープを引っ張る場合、前記絞り輪が絞られる方向にの
み移動し、前記絞り輪に対して前記ロープを手送る場合
のみに前記絞り輪を緩めることを可能とする絞り部と、
端部が前記第1筒部に固定され、前記絞り部の絞り輪の
仕掛時の大きさ及び姿勢を、初動時のみ保持できるよう
に前記絞り輪に対応して形成される絞り輪保形部と、圧
縮されて付勢力を有する前記第1,第2ばねの圧縮状態
を保持する引張ワイヤが、前記第1筒部及び第2筒部か
らそれぞれ延設され、罠仕掛状態では両引張ワイヤを連
結し、後記センサ部からの解除動作を受ける場合のみに
引張ワイヤの連結を解除して前記第1,第2ばねを拡開
させるばね解除部と、前記ロープの絞り輪の下方に位置
し、動物の足が前記絞り輪内に入ったとき、これを感知
してばね解除部へ解除動作を伝えるセンサ部とで、構成
される。
【0013】この構成であれば、動物の足が絞り輪内に
踏み込むと、センサ部が感知してばね解除部を解除し、
第1,第2ばねが急速に拡開して第1筒部を飛びださ
せ、絞り部によって絞り輪を一気に絞る。この絞りの初
期加速度は、2本のばね定数が加えられて作用するので
従来に比べて格段に早く、空はじきすることがない。し
かも第1筒部の飛び出し力も強くて絞り輪上の土等が凍
結していても簡単に打ち破って飛び出すことができる。
また、第1,第2筒部の係合及び第1,第2ばねの並列
配置によって、装置がコンパクトとなる。また、第1筒
部の飛び出し方向は、第2筒部に案内されて正確に鉛直
上向きであり、飛び出しの初動時において、絞り輪保形
部によって、絞り輪が地表面に対して平行状態を保ち、
絞られ始めると絞り輪保形部から外れるが平行状態は崩
れない。このため「おじぎ現象」を起こすこともなく、
足の先でなく足のもも近くを絞り輪が捕らえて、確実に
動物の足をくくって捕獲できる。この最終段階の動物の
足をくくる際、ばねの自由長が第2ばねの方を第1ばね
に比べて短く設定し、第2ばねを先にフリー状態とする
と、ばね定数の弱い第1ばねの拡開力のみが作用するの
で、動物の足を絞りすぎることがない。絞り輪保形部は
腰のないロープ材料の使用も可能にする。
踏み込むと、センサ部が感知してばね解除部を解除し、
第1,第2ばねが急速に拡開して第1筒部を飛びださ
せ、絞り部によって絞り輪を一気に絞る。この絞りの初
期加速度は、2本のばね定数が加えられて作用するので
従来に比べて格段に早く、空はじきすることがない。し
かも第1筒部の飛び出し力も強くて絞り輪上の土等が凍
結していても簡単に打ち破って飛び出すことができる。
また、第1,第2筒部の係合及び第1,第2ばねの並列
配置によって、装置がコンパクトとなる。また、第1筒
部の飛び出し方向は、第2筒部に案内されて正確に鉛直
上向きであり、飛び出しの初動時において、絞り輪保形
部によって、絞り輪が地表面に対して平行状態を保ち、
絞られ始めると絞り輪保形部から外れるが平行状態は崩
れない。このため「おじぎ現象」を起こすこともなく、
足の先でなく足のもも近くを絞り輪が捕らえて、確実に
動物の足をくくって捕獲できる。この最終段階の動物の
足をくくる際、ばねの自由長が第2ばねの方を第1ばね
に比べて短く設定し、第2ばねを先にフリー状態とする
と、ばね定数の弱い第1ばねの拡開力のみが作用するの
で、動物の足を絞りすぎることがない。絞り輪保形部は
腰のないロープ材料の使用も可能にする。
【0014】また、上記に加えて第3,第4の目的を達
成するために、請求項3に係る動物捕獲装置は、前記請
求項2に対して、上記ロープがワイヤロープであり、前
記ワイヤロープの固定用端部側が遊びロープとして遊び
長さ分延長され、上記第2通孔から前記遊びロープが引
き出され、前記遊びロープを上記第2筒部の下部におい
て仮止めする仮止体を配設して、上記第2筒部の下部に
おいて第1安全部が構成され、上記第1筒部の上底に上
方から差し込み自在に配設されるピンと、前記ピンに一
端を連結して他端を上記第2筒部に連結固定される連結
部材とで、構成される第2安全部が、上記ばね解除部と
は独立した位置に配設され、捕獲装置の仕掛準備中に上
記ばね解除部が誤作動する場合のみ、前記ピン及び連結
部材によって上記第1,第2ばねの付勢力に抗して上記
第1,第2筒部の係合状態を保持可能とし、捕獲装置の
罠仕掛準備完了後に前記ピンを上方へ抜いて第2安全部
を解除可能とし、上記絞り部が、金属製又は強化プラス
チック製の長板をV字状又はコ字状に折り曲げて形成さ
れ、左右端,中央部分に左端孔,右端孔及び中央長孔を
設け、左端孔,中央長孔,右端孔順に上記第1通孔から
延び出た前記ワイヤロープが通され、前記ワイヤロープ
が上記絞り輪を形成し、前記絞り部が上記絞り輪の首部
分に該当する。この構成であれば前述に加えて、第1安
全部は、絞られた絞り輪をさらに引っ張ると、仮止体が
外れ、伸びきった第1通孔から第2通孔までの第1,第
2筒部がロープ上を移動可能となる。そして、絞り輪の
首部分に、遊びロープの遊び長さだけ余裕ができる。人
間又は保護獣が掛かった場合であれば、この遊び長さの
ロープを絞り部にて手送りすることで、絞り輪(罠)を
簡単に緩めることができる。第2安全部は捕獲装置の仕
掛準備中において、ばね解除部が誤作動した場合のみ、
第1,第2ばねの付勢力に抗するので安全に仕掛作業が
できる。
成するために、請求項3に係る動物捕獲装置は、前記請
求項2に対して、上記ロープがワイヤロープであり、前
記ワイヤロープの固定用端部側が遊びロープとして遊び
長さ分延長され、上記第2通孔から前記遊びロープが引
き出され、前記遊びロープを上記第2筒部の下部におい
て仮止めする仮止体を配設して、上記第2筒部の下部に
おいて第1安全部が構成され、上記第1筒部の上底に上
方から差し込み自在に配設されるピンと、前記ピンに一
端を連結して他端を上記第2筒部に連結固定される連結
部材とで、構成される第2安全部が、上記ばね解除部と
は独立した位置に配設され、捕獲装置の仕掛準備中に上
記ばね解除部が誤作動する場合のみ、前記ピン及び連結
部材によって上記第1,第2ばねの付勢力に抗して上記
第1,第2筒部の係合状態を保持可能とし、捕獲装置の
罠仕掛準備完了後に前記ピンを上方へ抜いて第2安全部
を解除可能とし、上記絞り部が、金属製又は強化プラス
チック製の長板をV字状又はコ字状に折り曲げて形成さ
れ、左右端,中央部分に左端孔,右端孔及び中央長孔を
設け、左端孔,中央長孔,右端孔順に上記第1通孔から
延び出た前記ワイヤロープが通され、前記ワイヤロープ
が上記絞り輪を形成し、前記絞り部が上記絞り輪の首部
分に該当する。この構成であれば前述に加えて、第1安
全部は、絞られた絞り輪をさらに引っ張ると、仮止体が
外れ、伸びきった第1通孔から第2通孔までの第1,第
2筒部がロープ上を移動可能となる。そして、絞り輪の
首部分に、遊びロープの遊び長さだけ余裕ができる。人
間又は保護獣が掛かった場合であれば、この遊び長さの
ロープを絞り部にて手送りすることで、絞り輪(罠)を
簡単に緩めることができる。第2安全部は捕獲装置の仕
掛準備中において、ばね解除部が誤作動した場合のみ、
第1,第2ばねの付勢力に抗するので安全に仕掛作業が
できる。
【0015】また、上記に加えて第3,第4の目的を達
成するために、請求項4に係る動物捕獲装置は、前記請
求項3に対して、上記第2安全部が、上記第1筒部の上
底に上方から差し込み自在に配設されるスナップピン
と、前記スナップピンに一端を連結し、他端を上記第2
筒部からの上記ばね解除部の引張ワイヤに連結固定され
る連結部材とで、構成される。この構成であれば、前述
に対して、第2安全部は、連結部材が短く設定できてよ
りコンパクトに装備され、スナップピンの弾性力によっ
てしっかりと第1筒部に差し込み固定される。
成するために、請求項4に係る動物捕獲装置は、前記請
求項3に対して、上記第2安全部が、上記第1筒部の上
底に上方から差し込み自在に配設されるスナップピン
と、前記スナップピンに一端を連結し、他端を上記第2
筒部からの上記ばね解除部の引張ワイヤに連結固定され
る連結部材とで、構成される。この構成であれば、前述
に対して、第2安全部は、連結部材が短く設定できてよ
りコンパクトに装備され、スナップピンの弾性力によっ
てしっかりと第1筒部に差し込み固定される。
【0016】また、上記に加えて第5乃至第7の目的を
達成するために、請求項5に係る動物捕獲装置は、
(1)上端に上底を有し、下端を開放状態とする有底円
筒形であり、上底の中心にロープを通す第1通孔を備
え、上底の内側が第1ばね上受であり、第2筒部を摺動
可能に収納できる内径を有し、下端が第2ばね上受であ
る第1筒部と、下端に下底を有し、上端を開放状態とす
る有底円筒形であり、下底の中心にロープを通す第2通
孔を備え、下底の内側が第1ばね下受であり、下端部外
側が第2ばね下受であり、第1筒部内にて摺動できる外
径を有する第2筒部と、上端が前記第1筒部の第1ばね
上受によって受けられ、下端が前記第2筒部の第1ばね
下受によって受けられ、コイル外径が前記第2筒部の内
径より小さくて前記第2筒部の内部に収納される圧縮コ
イルばねの第1ばねと、上端が前記第1筒部の第2ばね
上受によって受けられ、下端が前記第2筒部の第2ばね
下受によって受けられ、コイル内径が前記第2筒部の外
径より大きく、前記第2筒部の外側であって、前記第1
ばねに対して同軸心外側に配列される圧縮コイルばねの
第2ばねと、(2)一端が絞り輪とされ、前記第1通孔
から入って、前記第1,第2筒部及び第1,第2ばねの
共通軸心位置を通って、前記第2通孔から出る他端が固
定用端部とされるロープと、前記ロープの絞り輪の首部
分に該当し、前記絞り輪内に動物が入って前記ロープを
引っ張る場合、前記絞り輪が絞られる方向にのみ移動
し、前記絞り輪に対して前記ロープを手送る場合のみに
前記絞り輪を緩めることを可能とする絞り部と、端部が
前記第1筒部に固定され、前記絞り部の絞り輪の仕掛時
の大きさ及び姿勢を、初動時のみ保持できるように前記
絞り輪に対応して形成される絞り輪保形部と、圧縮され
て付勢力を有する前記第1,第2ばねの圧縮状態を保持
する引張ワイヤが、前記第1筒部及び第2筒部からそれ
ぞれ延設され、罠仕掛状態では両引張ワイヤを連結し、
後記センサ部からの解除動作を受ける場合のみに引張ワ
イヤの連結を解除して前記第1,第2ばねを拡開させる
ばね解除部と、前記ロープの絞り輪の下方に位置し、動
物の足が前記絞り輪内に入ったとき、これを感知してば
ね解除部へ解除動作を伝えるセンサ部と、(3)前記ロ
ープの固定用端部側が遊び長さ分延長され、前記第2通
孔から引き出される遊びロープと、前記遊びロープを前
記第2筒部の下部において仮止めする仮止体とを、備え
る第1安全部と、前記第1筒部の上底に上方から差し込
み自在に配設されるスナップピンと、前記スナップピン
に一端を連結し、他端を前記第2筒部からの前記ばね解
除部の引張ワイヤに連結固定される連結部材とを、備え
る第2安全部と、(4)円筒形であり、蓋部を支持する
蓋支えが上部に配設され、複数の補助センサ棒を前記セ
ンサ棒の上へ接触状態で挿入可能とする挿入孔が蓋支え
の下に配設され、土中に設置される落穴筒部と、前記落
穴筒部の内径に対応する形状に形成され、捕獲動物の体
重に応じて破損する厚さに選択される脆性を有する蓋部
と、円筒形であり、前記落穴筒部に隣接して設置され、
少なくとも前記ロープの絞り輪、絞り部及び絞り輪保形
部を外側に配置し、それら以外を収納する本体収納部と
で、構成される。この構成であれば前述に加えて、落穴
筒部が土中に設置されると、周囲の土質のいかんに関係
なく、落穴の側壁の崩れを防止する。猪の体重に合わせ
て蓋部の厚さを設定すると、猪より軽いうさぎ,きつね
等では破損しないので、猪等の大型獣に限定して捕獲で
きる。また、蓋部のいかなる踏み込み位置でも動物の足
が触れれば、その位置で破損し、センサ部が確実に感知
してばね解除部を作動させる。本体収納部によって第1
筒部等を短時間,かつ簡単に地中に設置できる。
達成するために、請求項5に係る動物捕獲装置は、
(1)上端に上底を有し、下端を開放状態とする有底円
筒形であり、上底の中心にロープを通す第1通孔を備
え、上底の内側が第1ばね上受であり、第2筒部を摺動
可能に収納できる内径を有し、下端が第2ばね上受であ
る第1筒部と、下端に下底を有し、上端を開放状態とす
る有底円筒形であり、下底の中心にロープを通す第2通
孔を備え、下底の内側が第1ばね下受であり、下端部外
側が第2ばね下受であり、第1筒部内にて摺動できる外
径を有する第2筒部と、上端が前記第1筒部の第1ばね
上受によって受けられ、下端が前記第2筒部の第1ばね
下受によって受けられ、コイル外径が前記第2筒部の内
径より小さくて前記第2筒部の内部に収納される圧縮コ
イルばねの第1ばねと、上端が前記第1筒部の第2ばね
上受によって受けられ、下端が前記第2筒部の第2ばね
下受によって受けられ、コイル内径が前記第2筒部の外
径より大きく、前記第2筒部の外側であって、前記第1
ばねに対して同軸心外側に配列される圧縮コイルばねの
第2ばねと、(2)一端が絞り輪とされ、前記第1通孔
から入って、前記第1,第2筒部及び第1,第2ばねの
共通軸心位置を通って、前記第2通孔から出る他端が固
定用端部とされるロープと、前記ロープの絞り輪の首部
分に該当し、前記絞り輪内に動物が入って前記ロープを
引っ張る場合、前記絞り輪が絞られる方向にのみ移動
し、前記絞り輪に対して前記ロープを手送る場合のみに
前記絞り輪を緩めることを可能とする絞り部と、端部が
前記第1筒部に固定され、前記絞り部の絞り輪の仕掛時
の大きさ及び姿勢を、初動時のみ保持できるように前記
絞り輪に対応して形成される絞り輪保形部と、圧縮され
て付勢力を有する前記第1,第2ばねの圧縮状態を保持
する引張ワイヤが、前記第1筒部及び第2筒部からそれ
ぞれ延設され、罠仕掛状態では両引張ワイヤを連結し、
後記センサ部からの解除動作を受ける場合のみに引張ワ
イヤの連結を解除して前記第1,第2ばねを拡開させる
ばね解除部と、前記ロープの絞り輪の下方に位置し、動
物の足が前記絞り輪内に入ったとき、これを感知してば
ね解除部へ解除動作を伝えるセンサ部と、(3)前記ロ
ープの固定用端部側が遊び長さ分延長され、前記第2通
孔から引き出される遊びロープと、前記遊びロープを前
記第2筒部の下部において仮止めする仮止体とを、備え
る第1安全部と、前記第1筒部の上底に上方から差し込
み自在に配設されるスナップピンと、前記スナップピン
に一端を連結し、他端を前記第2筒部からの前記ばね解
除部の引張ワイヤに連結固定される連結部材とを、備え
る第2安全部と、(4)円筒形であり、蓋部を支持する
蓋支えが上部に配設され、複数の補助センサ棒を前記セ
ンサ棒の上へ接触状態で挿入可能とする挿入孔が蓋支え
の下に配設され、土中に設置される落穴筒部と、前記落
穴筒部の内径に対応する形状に形成され、捕獲動物の体
重に応じて破損する厚さに選択される脆性を有する蓋部
と、円筒形であり、前記落穴筒部に隣接して設置され、
少なくとも前記ロープの絞り輪、絞り部及び絞り輪保形
部を外側に配置し、それら以外を収納する本体収納部と
で、構成される。この構成であれば前述に加えて、落穴
筒部が土中に設置されると、周囲の土質のいかんに関係
なく、落穴の側壁の崩れを防止する。猪の体重に合わせ
て蓋部の厚さを設定すると、猪より軽いうさぎ,きつね
等では破損しないので、猪等の大型獣に限定して捕獲で
きる。また、蓋部のいかなる踏み込み位置でも動物の足
が触れれば、その位置で破損し、センサ部が確実に感知
してばね解除部を作動させる。本体収納部によって第1
筒部等を短時間,かつ簡単に地中に設置できる。
【0017】また、上記に加えて第5乃至第7の目的を
達成するために、請求項6に係る動物捕獲装置は、前記
請求項5に対して、上記落穴筒部が、上記蓋支えの下方
において、複数の補助センサ棒を挿入可能に対称配置さ
れる二つの長方形の挿入部と、上記センサ棒の延長線の
当たる側面位置に設けられる延長孔と、前記延長孔に差
し込まれ、上記センサ棒を上方から覆え、前記補助セン
サ棒が上から接触できる逆さ樋状の延長センサとを備
え、上記蓋部がガラス材である。この構成であれば、前
述に対して、挿入部へ補助センサ棒が容易に差し込むこ
とができる。延長センサがセンサ棒を延長することにな
り、落とし穴面全体に補助センサ棒を平均的に配置でき
る。ガラス材の蓋部は嗅覚の鋭敏な猪に対して無臭の特
質から有効となる。
達成するために、請求項6に係る動物捕獲装置は、前記
請求項5に対して、上記落穴筒部が、上記蓋支えの下方
において、複数の補助センサ棒を挿入可能に対称配置さ
れる二つの長方形の挿入部と、上記センサ棒の延長線の
当たる側面位置に設けられる延長孔と、前記延長孔に差
し込まれ、上記センサ棒を上方から覆え、前記補助セン
サ棒が上から接触できる逆さ樋状の延長センサとを備
え、上記蓋部がガラス材である。この構成であれば、前
述に対して、挿入部へ補助センサ棒が容易に差し込むこ
とができる。延長センサがセンサ棒を延長することにな
り、落とし穴面全体に補助センサ棒を平均的に配置でき
る。ガラス材の蓋部は嗅覚の鋭敏な猪に対して無臭の特
質から有効となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に請求項1に対応する絞り力
機構を使用する請求項2の実施形態の一つとして、動物
捕獲装置の第1実施形態について、図面を参照して説明
する。図1は、動物捕獲装置の設置状態の縦置きの断面
図である。本装置は、第1,第2筒部1,2、第1,第
2ばね3,4、ロープ5、絞り部6、絞り輪保形部7、
ばね解除部8、センサ部9によって構成される。第1筒
部1は、上端に上底を有し、下端を開放状態とする有底
円筒形であり、上底の中心にロープ5を通す第1通孔1
aを備え、上底の内側が第1ばね3の上端を受ける第1
ばね上受1bであり、第2筒部2を摺動可能に収納でき
る内径及び深さDを有し、下端部分が第2ばね4の上端
を受ける第2ばね上受1cである。この深さDがあまり
浅いと、ばね力による第1筒部1の飛び出しが安定しな
いので、深い方が良い。好適な深さは第2筒部2の三分
の二から半分程度までが良好で、第1筒部1は第2筒部
2の外周面に案内されて正確に上方へ安定して飛び出せ
る。この安定的に飛び出させる手段は、従来手段である
特公平7−95908号公報に示された中芯等を用いる
構成に比べて、構造簡単で構成部品数も少なくて極めて
効果的な構成である。また、第2ばね上受1cが、第2
ばね4の端部を受け易く、第2ばね4の線径をアップさ
せるためにつば状とされることも有効である。なお、使
用材料は、塩化ビニール等の合成樹脂材であるが、強度
及び軽量性の条件が満たされれば金属製でもよい。
機構を使用する請求項2の実施形態の一つとして、動物
捕獲装置の第1実施形態について、図面を参照して説明
する。図1は、動物捕獲装置の設置状態の縦置きの断面
図である。本装置は、第1,第2筒部1,2、第1,第
2ばね3,4、ロープ5、絞り部6、絞り輪保形部7、
ばね解除部8、センサ部9によって構成される。第1筒
部1は、上端に上底を有し、下端を開放状態とする有底
円筒形であり、上底の中心にロープ5を通す第1通孔1
aを備え、上底の内側が第1ばね3の上端を受ける第1
ばね上受1bであり、第2筒部2を摺動可能に収納でき
る内径及び深さDを有し、下端部分が第2ばね4の上端
を受ける第2ばね上受1cである。この深さDがあまり
浅いと、ばね力による第1筒部1の飛び出しが安定しな
いので、深い方が良い。好適な深さは第2筒部2の三分
の二から半分程度までが良好で、第1筒部1は第2筒部
2の外周面に案内されて正確に上方へ安定して飛び出せ
る。この安定的に飛び出させる手段は、従来手段である
特公平7−95908号公報に示された中芯等を用いる
構成に比べて、構造簡単で構成部品数も少なくて極めて
効果的な構成である。また、第2ばね上受1cが、第2
ばね4の端部を受け易く、第2ばね4の線径をアップさ
せるためにつば状とされることも有効である。なお、使
用材料は、塩化ビニール等の合成樹脂材であるが、強度
及び軽量性の条件が満たされれば金属製でもよい。
【0019】第2筒部2は、下端に下底を有し、上端を
開放状態とする有底円筒形であり、下底の中心にロープ
5を通す第2通孔2aを備え、下底の内側が第1ばね3
の下端を受ける第1ばね下受2bであり、下端部外側が
第2ばね4の下端を受ける形状に形成されて第2ばね下
受2cとなっている。この第2ばね下受2cも、上記第
2ばね上受1cと同様につば状に形成することも有効で
ある。第2筒部2の外径は第1筒部1の内部を摺動でき
る大きさとなって第1筒部1内に差し込まれる。この第
2筒部2と第1筒部1との係合は装置の長さをコンパク
トとする。また、第2筒部2の上端面は、第1,第2ば
ね3,4が圧縮されるとき、第1筒部1の第1ばね上受
1bのストッパ2dとして作用する。さらに、第2筒部
2の内径は第1ばね3を収納できる大きさである。使用
材料は、第1筒部1と同じであり説明を省略する。
開放状態とする有底円筒形であり、下底の中心にロープ
5を通す第2通孔2aを備え、下底の内側が第1ばね3
の下端を受ける第1ばね下受2bであり、下端部外側が
第2ばね4の下端を受ける形状に形成されて第2ばね下
受2cとなっている。この第2ばね下受2cも、上記第
2ばね上受1cと同様につば状に形成することも有効で
ある。第2筒部2の外径は第1筒部1の内部を摺動でき
る大きさとなって第1筒部1内に差し込まれる。この第
2筒部2と第1筒部1との係合は装置の長さをコンパク
トとする。また、第2筒部2の上端面は、第1,第2ば
ね3,4が圧縮されるとき、第1筒部1の第1ばね上受
1bのストッパ2dとして作用する。さらに、第2筒部
2の内径は第1ばね3を収納できる大きさである。使用
材料は、第1筒部1と同じであり説明を省略する。
【0020】第1ばね3は、上端が第1筒部1の第1ば
ね上受1bによって、下端が第2筒部2の第1ばね下受
2bによって受られる圧縮コイルばねである。第1ばね
3のセット時長さは、第2筒部2の内部長さとなるの
で、その自由長がばね解除時の拡開力を決める長さであ
り適宜選択される。第1ばね3と第1ばね上受1b,第
1ばね下受2bとの係合関係はフリー又は固定状態のい
ずれかが適宜選択され、図示省略するが、保護ワッシ
ャ,厚さ調整シム等も適宜配設される。第2ばね4と第
2ばね上受1c,下受2cとの関係でも同様である。本
発明の特徴部分である第2ばね4は、上端が第1筒部1
の第2ばね上受1cによって受けられ、下端が第2筒部
2の第2ばね下受2bによって受けられ、コイル内径が
第2筒部2の外径より大きく、第1ばね3に対して同軸
心外側に配列される圧縮コイルばねである。第1,第2
ばね3,4は並列に接続されるので、両者のばね定数は
単純にプラスされて、従来に比べて格段に強い合成ばね
力を得ることができる。この点、特公平7−95908
号公報に示された従来の配置は直列であり、ばね定数が
大きく異なる。また、第1,第2ばね3,4の並列配置
は装置の長さをコンパクトとし、上述の第1,第2筒部
1,2の係合と相乗効果を発揮できる。
ね上受1bによって、下端が第2筒部2の第1ばね下受
2bによって受られる圧縮コイルばねである。第1ばね
3のセット時長さは、第2筒部2の内部長さとなるの
で、その自由長がばね解除時の拡開力を決める長さであ
り適宜選択される。第1ばね3と第1ばね上受1b,第
1ばね下受2bとの係合関係はフリー又は固定状態のい
ずれかが適宜選択され、図示省略するが、保護ワッシ
ャ,厚さ調整シム等も適宜配設される。第2ばね4と第
2ばね上受1c,下受2cとの関係でも同様である。本
発明の特徴部分である第2ばね4は、上端が第1筒部1
の第2ばね上受1cによって受けられ、下端が第2筒部
2の第2ばね下受2bによって受けられ、コイル内径が
第2筒部2の外径より大きく、第1ばね3に対して同軸
心外側に配列される圧縮コイルばねである。第1,第2
ばね3,4は並列に接続されるので、両者のばね定数は
単純にプラスされて、従来に比べて格段に強い合成ばね
力を得ることができる。この点、特公平7−95908
号公報に示された従来の配置は直列であり、ばね定数が
大きく異なる。また、第1,第2ばね3,4の並列配置
は装置の長さをコンパクトとし、上述の第1,第2筒部
1,2の係合と相乗効果を発揮できる。
【0021】しかも、第2ばね4の線径はコイル径が大
きいために大きく取れるので、ばね定数も強くし、かつ
ばねセット長さも短くすることも可能である。また、第
2ばね4の収納される長さは、第1ばね3の収納長より
も短いため、有効巻数も少なくすることも可能となって
ばね定数を強くすることもできる。このため、第1ばね
3との並列配置による効果と相まって、第1,第2筒部
1,2の圧縮時の全長を可及的に短くして装置全体をコ
ンパクにできる。そして、第2ばね4の自由長が第1ば
ね3のそれより短くなるように選択すると、絞り輪5a
の初動時においては、第1,第2ばね3,4の合成ばね
による強いばね力が作用する。しかし、最終段階の動物
の足を絞り終わる段階では、ばね定数の強い第2ばね4
は伸びきってフリー状態で作用せず、ばね定数の弱い第
1ばね3のみが作用するので、足を絞りすぎることを確
実に防止し、獲物を必要以上に傷つけることもない。
きいために大きく取れるので、ばね定数も強くし、かつ
ばねセット長さも短くすることも可能である。また、第
2ばね4の収納される長さは、第1ばね3の収納長より
も短いため、有効巻数も少なくすることも可能となって
ばね定数を強くすることもできる。このため、第1ばね
3との並列配置による効果と相まって、第1,第2筒部
1,2の圧縮時の全長を可及的に短くして装置全体をコ
ンパクにできる。そして、第2ばね4の自由長が第1ば
ね3のそれより短くなるように選択すると、絞り輪5a
の初動時においては、第1,第2ばね3,4の合成ばね
による強いばね力が作用する。しかし、最終段階の動物
の足を絞り終わる段階では、ばね定数の強い第2ばね4
は伸びきってフリー状態で作用せず、ばね定数の弱い第
1ばね3のみが作用するので、足を絞りすぎることを確
実に防止し、獲物を必要以上に傷つけることもない。
【0022】ロープ5はワイヤロープ(JIS G 3
525相当)であり、一端が獣の足を入れる絞り輪5a
とされ、第1通孔1aから入って、第1,第2筒部1,
2及び第1,第2ばね3,4の共通軸心位置を通って、
第2通孔2aから出ている他端が固定用端部5bであ
る。固定用端部5bは、スリーブ5cによって環状のア
イ5d(JIS B 0148 巻上機用語)が形成さ
れて固定側フック等(図示省略)と容易に連結できるよ
うになっている。なお、ロープ5をワイヤロープに限定
する必要はなく、綿ロープ(JIS L 2702)、
ナイロンロープ(JIS L 2704)等の各種繊維
ロープも猪以外の小型獣を捕らえる場合等に使用でき
る。
525相当)であり、一端が獣の足を入れる絞り輪5a
とされ、第1通孔1aから入って、第1,第2筒部1,
2及び第1,第2ばね3,4の共通軸心位置を通って、
第2通孔2aから出ている他端が固定用端部5bであ
る。固定用端部5bは、スリーブ5cによって環状のア
イ5d(JIS B 0148 巻上機用語)が形成さ
れて固定側フック等(図示省略)と容易に連結できるよ
うになっている。なお、ロープ5をワイヤロープに限定
する必要はなく、綿ロープ(JIS L 2702)、
ナイロンロープ(JIS L 2704)等の各種繊維
ロープも猪以外の小型獣を捕らえる場合等に使用でき
る。
【0023】絞り部6は、金属製又は強化プラスチック
製の長板がV字状又はコ字状に折り曲げて形成され、左
右端及び中央部分に左,右端孔6a,6b及び中央長孔
6cを設ける。左端孔6a,中央長孔6c,右端孔6b
順に第1通孔1aから延び出たロープ5が通され、ロー
プ5が絞り輪5aを形成すると同時に、絞り部6が絞り
輪5aの首部分に該当する。この絞り部6は、中央長孔
6cが無抵抗となる絞り輪5aの絞れる方向の移動を可
能とし、逆に抵抗となる絞り輪5aの緩められる方向へ
の移動を不可能とする。しかし、絞り輪5aを緩めるよ
うに、絞り輪5aに対してロープ5を手送りする場合で
は、中央長孔6cは無抵抗となり絞り輪5aを緩めるこ
とができる。
製の長板がV字状又はコ字状に折り曲げて形成され、左
右端及び中央部分に左,右端孔6a,6b及び中央長孔
6cを設ける。左端孔6a,中央長孔6c,右端孔6b
順に第1通孔1aから延び出たロープ5が通され、ロー
プ5が絞り輪5aを形成すると同時に、絞り部6が絞り
輪5aの首部分に該当する。この絞り部6は、中央長孔
6cが無抵抗となる絞り輪5aの絞れる方向の移動を可
能とし、逆に抵抗となる絞り輪5aの緩められる方向へ
の移動を不可能とする。しかし、絞り輪5aを緩めるよ
うに、絞り輪5aに対してロープ5を手送りする場合で
は、中央長孔6cは無抵抗となり絞り輪5aを緩めるこ
とができる。
【0024】なお、この絞り部6は前述のV字状又はコ
字状の長板に限定されることない。すなわち、絞り輪5
a内に入って引っ張る場合、絞り輪5aが絞られる方向
に移動できても絞り輪5aが緩められる方向に移動でき
ず、絞り輪5aに対してロープ5を手送る場合のみに絞
り輪5aを緩めることができれば構成等が異なっても採
用することができる。例えば、図示を省略するが、ロー
プ5の端部を結んで通孔を形成し、其の通孔にロープを
通して絞り輪及び絞り部を形成するという最も簡単な構
造も利用できる。
字状の長板に限定されることない。すなわち、絞り輪5
a内に入って引っ張る場合、絞り輪5aが絞られる方向
に移動できても絞り輪5aが緩められる方向に移動でき
ず、絞り輪5aに対してロープ5を手送る場合のみに絞
り輪5aを緩めることができれば構成等が異なっても採
用することができる。例えば、図示を省略するが、ロー
プ5の端部を結んで通孔を形成し、其の通孔にロープを
通して絞り輪及び絞り部を形成するという最も簡単な構
造も利用できる。
【0025】本発明の特徴部分である絞り輪保形部7
は、端部が第1筒部1に固定され、絞り部5の絞り輪5
aの仕掛時の大きさ及び姿勢を、初動時のみ保持できる
ように絞り輪5に対応して形成されるものである。より
具体的な構成の一例は、図1に示すように、鋼製ワイヤ
であって、一端を第1筒部1の上底に固定され、絞り輪
5aの仕掛時の大きさを保持できるように、絞り輪5a
の約4分の1から約2分の1程度の範囲内の長さであっ
て地表面に対して平行に延ばされ、他端を横向きU字状
に折り曲げて係止端7aとして形成される。この約4分
の1から約2分の1程度の範囲内の長さは、軽量性を確
保して絞り輪5aを保形する機能として充分であり、か
つ絞り動作の障害とならない長さである。仕掛準備時に
おいて、絞り輪5aが係止端7aに係止されると、第
1,第2ばね3,4の解除直後において初動の加速度が
大きくても、地表面に仕掛られる絞り輪5aの仕掛時大
きさ及び姿勢を保持して「おじぎ現象」を防止できる。
そして、絞り輪5aが絞り始まると係止端7aから簡単
に外れ、動物の足を確実にくくることが出来る。また、
この絞り輪保形部7があれば、ロープ使用材料が腰のな
い綿ロープ,ビニルロープ等の繊維ロープでも充分に
「おじぎ現象」を防止できる。
は、端部が第1筒部1に固定され、絞り部5の絞り輪5
aの仕掛時の大きさ及び姿勢を、初動時のみ保持できる
ように絞り輪5に対応して形成されるものである。より
具体的な構成の一例は、図1に示すように、鋼製ワイヤ
であって、一端を第1筒部1の上底に固定され、絞り輪
5aの仕掛時の大きさを保持できるように、絞り輪5a
の約4分の1から約2分の1程度の範囲内の長さであっ
て地表面に対して平行に延ばされ、他端を横向きU字状
に折り曲げて係止端7aとして形成される。この約4分
の1から約2分の1程度の範囲内の長さは、軽量性を確
保して絞り輪5aを保形する機能として充分であり、か
つ絞り動作の障害とならない長さである。仕掛準備時に
おいて、絞り輪5aが係止端7aに係止されると、第
1,第2ばね3,4の解除直後において初動の加速度が
大きくても、地表面に仕掛られる絞り輪5aの仕掛時大
きさ及び姿勢を保持して「おじぎ現象」を防止できる。
そして、絞り輪5aが絞り始まると係止端7aから簡単
に外れ、動物の足を確実にくくることが出来る。また、
この絞り輪保形部7があれば、ロープ使用材料が腰のな
い綿ロープ,ビニルロープ等の繊維ロープでも充分に
「おじぎ現象」を防止できる。
【0026】なお、端部を第1筒部1に固定する構成と
して、上記は一端のみとして他端を係止端7aとしてい
るが、この構成に限定する必要はない。他の構成として
は、図示を省略するが、両端を第1筒部1に固定し、中
間部分が絞り輪5aに対応して環状に形成され同時に係
止片を備える構成である。この係止片は、少なくとも第
1筒部1から最も離れた位置に一つ備えられる。この場
合の作用の特徴は初動時に姿勢をより安定化し、環状で
あるため繊維ロープに対して特に効果的となる点であ
る。また、使用材料として、鋼製(スチール)に限定す
る必要はなく、他の金属製、強化プラスック等の強度的
に保証される材料を使用できる。また、ワイヤに限定す
る必要もなく、棒材,パイプ材,板材等の各種材料を枠
状に成形することでもよい。
して、上記は一端のみとして他端を係止端7aとしてい
るが、この構成に限定する必要はない。他の構成として
は、図示を省略するが、両端を第1筒部1に固定し、中
間部分が絞り輪5aに対応して環状に形成され同時に係
止片を備える構成である。この係止片は、少なくとも第
1筒部1から最も離れた位置に一つ備えられる。この場
合の作用の特徴は初動時に姿勢をより安定化し、環状で
あるため繊維ロープに対して特に効果的となる点であ
る。また、使用材料として、鋼製(スチール)に限定す
る必要はなく、他の金属製、強化プラスック等の強度的
に保証される材料を使用できる。また、ワイヤに限定す
る必要もなく、棒材,パイプ材,板材等の各種材料を枠
状に成形することでもよい。
【0027】ばね解除部8は、第1,第2筒部1,2か
らそれぞれ延設される引張ワイヤ81とその連結部分8
0からなる。引張ワイヤ81は圧縮されて付勢力を有す
る第1,第2ばね3,4の圧縮状態を保持し、連結部分
80は罠仕掛状態では両引張ワイヤ81を連結し、セン
サ部9からの解除動作を受ける場合のみに引張ワイヤ8
1の連結を解除して第1,第2ばね3,4を急速に拡開
させる。その詳細な構成を図2(イ)の連結部分模式図
を参照して説明する。第1,第2筒部1,2から延びた
引張ワイヤ81の先端は環状のアイ82となっている。
そして、ヘ字状又はL字状の止めピン83の短辺を介し
て両アイ82がつながっている。
らそれぞれ延設される引張ワイヤ81とその連結部分8
0からなる。引張ワイヤ81は圧縮されて付勢力を有す
る第1,第2ばね3,4の圧縮状態を保持し、連結部分
80は罠仕掛状態では両引張ワイヤ81を連結し、セン
サ部9からの解除動作を受ける場合のみに引張ワイヤ8
1の連結を解除して第1,第2ばね3,4を急速に拡開
させる。その詳細な構成を図2(イ)の連結部分模式図
を参照して説明する。第1,第2筒部1,2から延びた
引張ワイヤ81の先端は環状のアイ82となっている。
そして、ヘ字状又はL字状の止めピン83の短辺を介し
て両アイ82がつながっている。
【0028】なお、通常はアイ82が止めピン83から
滑り外れないように、第1筒部1からのアイ82を内側
に位置させる。止めピン83の長辺と引張ワイヤ81
は、止めリング84によって止められ、第1筒部1に一
端を止め置いたセンサ棒91が、止めリング84に係合
されている。センサ棒91の係合関係は、捕獲時を示す
点線位置にセンサ棒91が移動すると、止めリング84
が止めピン83の長辺から外れ、止めピン83の短辺に
よるアイ82の連結を外すこととなる。なお、連結部分
80の構成は前述した構成に限定されることなく、第
1,第2ばね3,4とセンサ部9との解除関係を満足す
る構成であれば、他の一般的な構成でも新規な構成でも
利用できる。
滑り外れないように、第1筒部1からのアイ82を内側
に位置させる。止めピン83の長辺と引張ワイヤ81
は、止めリング84によって止められ、第1筒部1に一
端を止め置いたセンサ棒91が、止めリング84に係合
されている。センサ棒91の係合関係は、捕獲時を示す
点線位置にセンサ棒91が移動すると、止めリング84
が止めピン83の長辺から外れ、止めピン83の短辺に
よるアイ82の連結を外すこととなる。なお、連結部分
80の構成は前述した構成に限定されることなく、第
1,第2ばね3,4とセンサ部9との解除関係を満足す
る構成であれば、他の一般的な構成でも新規な構成でも
利用できる。
【0029】センサ部9は、ロープ5の絞り輪5aの下
方に位置し、動物の足が絞り輪5a内に入ったとき、こ
れを感知してばね解除部8へ解除動作を伝える。本実施
形態の具体的構成は、着脱自在のセンサ棒91が、図1
及び図2(イ)に示すように、ばね解除部8の止めリン
グ84に係合し、一端を第1筒部1に止め置きされ、こ
の止め置き点を支点にして、動物の重みにて下方に回転
するように構成されている。なお、この構成が最も簡単
であるが、上記ばね解除部8が各種の構成を採用する場
合に対応させて異なる構成をとることもできる。
方に位置し、動物の足が絞り輪5a内に入ったとき、こ
れを感知してばね解除部8へ解除動作を伝える。本実施
形態の具体的構成は、着脱自在のセンサ棒91が、図1
及び図2(イ)に示すように、ばね解除部8の止めリン
グ84に係合し、一端を第1筒部1に止め置きされ、こ
の止め置き点を支点にして、動物の重みにて下方に回転
するように構成されている。なお、この構成が最も簡単
であるが、上記ばね解除部8が各種の構成を採用する場
合に対応させて異なる構成をとることもできる。
【0030】上記第1実施形態の動作について説明す
る。先ず仕掛準備は、第1,第2筒部1,2を圧縮して
ばね解除部8をセットし、絞り輪5aを上側にして落穴
上に位置するように、第1筒部1等を縦置きに地中に埋
める。装置の長さがコンパクトであるため、この設置が
容易となる。センサ棒91は絞り輪5aの下方に配設さ
れて仕掛準備が完了する。 動物の足が絞り輪5a内に
踏み込むと、センサ棒91を下げてばね解除部8を解除
し、第1,第2ばね3,4が急速に拡開して第1筒部1
を飛びださせ、絞り部6によって絞り輪5aを一気に絞
る。この絞りの初期加速度は、2本のばね定数が加えら
れて作用するので従来に比べて格段に早く、空はじきす
ることがない。しかも第1筒部1の飛び出し力も強く、
絞り輪5a上の土等が凍結していても簡単に打ち破って
飛び出すことができる。
る。先ず仕掛準備は、第1,第2筒部1,2を圧縮して
ばね解除部8をセットし、絞り輪5aを上側にして落穴
上に位置するように、第1筒部1等を縦置きに地中に埋
める。装置の長さがコンパクトであるため、この設置が
容易となる。センサ棒91は絞り輪5aの下方に配設さ
れて仕掛準備が完了する。 動物の足が絞り輪5a内に
踏み込むと、センサ棒91を下げてばね解除部8を解除
し、第1,第2ばね3,4が急速に拡開して第1筒部1
を飛びださせ、絞り部6によって絞り輪5aを一気に絞
る。この絞りの初期加速度は、2本のばね定数が加えら
れて作用するので従来に比べて格段に早く、空はじきす
ることがない。しかも第1筒部1の飛び出し力も強く、
絞り輪5a上の土等が凍結していても簡単に打ち破って
飛び出すことができる。
【0031】また、第1筒部1の飛び出し方向は、第2
筒部2に案内されて正確に鉛直上向きであり、絞り輪保
形部7によって、絞り輪5aが地表面に対して平行状態
を飛び出し初期に保ち、絞られ始めると係止端7aから
外れるが平行状態は崩れない。このため「おじぎ現象」
を起こすこともなく、足の先でなく足のもも近くを絞り
輪5aが捕らえて、確実に動物の足をくくる、この際第
2ばね4はのび切っており、ばね定数の弱い第1ばね3
の拡開力のみによって、最終段階にはくくられるので、
動物の足を絞りすぎることなく捕獲が完了する。
筒部2に案内されて正確に鉛直上向きであり、絞り輪保
形部7によって、絞り輪5aが地表面に対して平行状態
を飛び出し初期に保ち、絞られ始めると係止端7aから
外れるが平行状態は崩れない。このため「おじぎ現象」
を起こすこともなく、足の先でなく足のもも近くを絞り
輪5aが捕らえて、確実に動物の足をくくる、この際第
2ばね4はのび切っており、ばね定数の弱い第1ばね3
の拡開力のみによって、最終段階にはくくられるので、
動物の足を絞りすぎることなく捕獲が完了する。
【0032】なお、請求項1に対応する上記第1,第2
筒部1,2及び第1,第2ばね3,4にて構成される絞
り力機構は、上記第1実施形態に使用限定されることは
ない。すなわち、上端に上底を有し、下端を開放状態と
する有底円筒形の第1筒部が、下端に下底を有し、上端
を開放状態とする有底円筒形の第2筒部の外周面におい
て摺動可能に係合し、圧縮コイルばねの一端が第1筒部
の上底によって、他端が第2筒部の下底によって受ける
構成であって、圧縮コイルばねの拡開力によって第1筒
部を飛び出させてロープの絞り輪を絞り込む方式の各種
捕獲装置に使用することができる。
筒部1,2及び第1,第2ばね3,4にて構成される絞
り力機構は、上記第1実施形態に使用限定されることは
ない。すなわち、上端に上底を有し、下端を開放状態と
する有底円筒形の第1筒部が、下端に下底を有し、上端
を開放状態とする有底円筒形の第2筒部の外周面におい
て摺動可能に係合し、圧縮コイルばねの一端が第1筒部
の上底によって、他端が第2筒部の下底によって受ける
構成であって、圧縮コイルばねの拡開力によって第1筒
部を飛び出させてロープの絞り輪を絞り込む方式の各種
捕獲装置に使用することができる。
【0033】請求項3に対応する第2実施形態について
説明する。第2実施形態は前記第1実施形態に対して以
下の構成要素を付加した構成である。すなわち、図3に
示すように、第1安全部10及び第2安全部11を付加
した構成である。第1安全部10は、遊びロープ12と
セーフリング13とで構成される。遊びロープ12は、
ロープがワイヤロープ5とされ、ワイヤロープ5の固定
用端部5b側が遊び長さL分延長される部分であり、第
2通孔2aから引き出されている。セーフリング13
は、遊びロープ12を第2筒部2の下部において仮止め
する仮止体である。このセーフリング13は、合成樹脂
製の帯状布を環状に形成され、充分な強度及び適度な弾
性によって遊びロープ12を第2筒部2に対して着脱自
在に仮止めできる。消耗品のひとつとして考えて、仕掛
を替える毎に新品を使用すれば充分である。この充分な
強度及び適度な弾性を満たす材料の一例として、汎用性
を考慮すると塩化ビニル等のビニル系プラスチックがあ
る。
説明する。第2実施形態は前記第1実施形態に対して以
下の構成要素を付加した構成である。すなわち、図3に
示すように、第1安全部10及び第2安全部11を付加
した構成である。第1安全部10は、遊びロープ12と
セーフリング13とで構成される。遊びロープ12は、
ロープがワイヤロープ5とされ、ワイヤロープ5の固定
用端部5b側が遊び長さL分延長される部分であり、第
2通孔2aから引き出されている。セーフリング13
は、遊びロープ12を第2筒部2の下部において仮止め
する仮止体である。このセーフリング13は、合成樹脂
製の帯状布を環状に形成され、充分な強度及び適度な弾
性によって遊びロープ12を第2筒部2に対して着脱自
在に仮止めできる。消耗品のひとつとして考えて、仕掛
を替える毎に新品を使用すれば充分である。この充分な
強度及び適度な弾性を満たす材料の一例として、汎用性
を考慮すると塩化ビニル等のビニル系プラスチックがあ
る。
【0034】第1安全部10の作動について説明する
と、センサ部9が感知してばね解除部8を解除し、第1
ばね3等の拡開力によって第1筒部1が飛び出し、絞り
部6が絞り輪5aを絞る。この時点までは、セーフリン
グ13によって第2通孔2aより前のワイヤロープ5だ
けに力が作用する。しかし、その後更に、捕らえられた
動物が絞られた絞り輪5aを引っ張ると、セーフリング
13が外れ、伸びきった第1通孔1aから第2通孔2a
までの第1,第2筒部1,2がワイヤロープ5上を移動
可能となる。そして、絞り輪5aの首部分に、遊びロー
プ12の遊び長さLだけ余裕ができる。人間又は保護獣
が掛かった場合であれば、この遊び長さLのロープを絞
り部6にて手送りすることで、絞り輪(罠)5aを簡単
に緩めることができる。
と、センサ部9が感知してばね解除部8を解除し、第1
ばね3等の拡開力によって第1筒部1が飛び出し、絞り
部6が絞り輪5aを絞る。この時点までは、セーフリン
グ13によって第2通孔2aより前のワイヤロープ5だ
けに力が作用する。しかし、その後更に、捕らえられた
動物が絞られた絞り輪5aを引っ張ると、セーフリング
13が外れ、伸びきった第1通孔1aから第2通孔2a
までの第1,第2筒部1,2がワイヤロープ5上を移動
可能となる。そして、絞り輪5aの首部分に、遊びロー
プ12の遊び長さLだけ余裕ができる。人間又は保護獣
が掛かった場合であれば、この遊び長さLのロープを絞
り部6にて手送りすることで、絞り輪(罠)5aを簡単
に緩めることができる。
【0035】なお、この第1安全部10を備える場合、
同時に備えられる絞り部6は、絞り輪5aの絞り方向の
移動を可能とし、逆に抵抗となる絞り輪5aの緩め方向
へ移動を不可能とし、ワイヤロープ5の手送りによって
絞り輪5aを緩める機能が確保されることが必要であ
る。
同時に備えられる絞り部6は、絞り輪5aの絞り方向の
移動を可能とし、逆に抵抗となる絞り輪5aの緩め方向
へ移動を不可能とし、ワイヤロープ5の手送りによって
絞り輪5aを緩める機能が確保されることが必要であ
る。
【0036】第2安全部11は、ばね解除部8とは独立
した系統であって、セーフワイヤ14が第2筒部2から
延ばされ、第1筒部1の上底にてピン15によって止め
られる構成である。ピン15は着脱自在であり、仕掛準
備完了時には鉛直上方に引くと簡単に抜くことができ
る。また逆に、ばね解除部8の誤作動によってセーフワ
イヤ14に荷重が掛かった場合に斜め下方に引っ張られ
ても絶対に抜けないように第1筒部1に差し込まれてい
る。通常時はセーフワイヤ14がピン15に対して無負
荷状態となるように、図2(ロ)に示すように、隙間H
をとって配設される。
した系統であって、セーフワイヤ14が第2筒部2から
延ばされ、第1筒部1の上底にてピン15によって止め
られる構成である。ピン15は着脱自在であり、仕掛準
備完了時には鉛直上方に引くと簡単に抜くことができ
る。また逆に、ばね解除部8の誤作動によってセーフワ
イヤ14に荷重が掛かった場合に斜め下方に引っ張られ
ても絶対に抜けないように第1筒部1に差し込まれてい
る。通常時はセーフワイヤ14がピン15に対して無負
荷状態となるように、図2(ロ)に示すように、隙間H
をとって配設される。
【0037】第2安全部11の作動について説明する
と、捕獲装置の仕掛準備中において、ばね解除部8が誤
作動し、第1ばね3等が前記隙間H分だけ拡開すると、
セーフワイヤ14とピン15が係合して、第1,第2ば
ね3,4の付勢力に抗して第1,第2筒部1,2の係合
状態を保持し第1筒部1の飛び出しを防止する。他方誤
作動なき場合、捕獲装置の罠仕掛準備完了後に、ピン1
5を上方へ抜くことでセンサ棒91に誤接触することな
く簡単に第2安全部11を解除できる。この解除の際も
隙間Hの余裕があるので、ピン15の引き抜き作業の振
動等によってセンサ9が誤応答することもない。このよ
うに、センサ9に誤接触することなく、仕掛準備中の簡
便かつ確実な安全装置を提供できる。
と、捕獲装置の仕掛準備中において、ばね解除部8が誤
作動し、第1ばね3等が前記隙間H分だけ拡開すると、
セーフワイヤ14とピン15が係合して、第1,第2ば
ね3,4の付勢力に抗して第1,第2筒部1,2の係合
状態を保持し第1筒部1の飛び出しを防止する。他方誤
作動なき場合、捕獲装置の罠仕掛準備完了後に、ピン1
5を上方へ抜くことでセンサ棒91に誤接触することな
く簡単に第2安全部11を解除できる。この解除の際も
隙間Hの余裕があるので、ピン15の引き抜き作業の振
動等によってセンサ9が誤応答することもない。このよ
うに、センサ9に誤接触することなく、仕掛準備中の簡
便かつ確実な安全装置を提供できる。
【0038】請求項4に対応する第3実施形態について
説明する。第3実施形態は前記第2実施形態に対して、
第2安全部21が、図6に示すように、スナップピン2
2と連結部材である鎖23とで構成される。スナップピ
ン22は、第1筒部1の上底に上方から差し込み自在に
配設される。このスナップピン22は、松葉ピンとも称
され、線材を松葉状に形成してそのばね性を利用するも
のである。一般的なスナップピンは、軸に取り付けた物
体が移動しないようにするため、軸の直径方向に小穴を
明けて、ここにピンの一辺の直線部をはめ込んで、他辺
を軸の外側に沿わせることによって、軸に取り付けた物
体が軸から抜けないようにさせるものである。本発明で
は、スナップピン22の直線部22aを軸線方向に差し
込み、鎖23を通して支持固定している。鎖23は、ス
ナップピン22に一端を連結し、他端を第2筒部2から
のばね解除部80の引張ワイヤ81に連結固定される。
なお、連結部材はこの鎖23に限定されず、取扱いの自
由度が高く、引張強度の保証できる部材であれば、ワイ
ヤ,合成樹脂材、各種強化ファイバー等を採用できる。
スナップピン22のばね性によって、鎖23の支持固定
が確実にできる。また、鎖23の長さは、第2筒部2ま
で延ばす必要なく必要最小限ですみ、装置がコンパクト
となる。
説明する。第3実施形態は前記第2実施形態に対して、
第2安全部21が、図6に示すように、スナップピン2
2と連結部材である鎖23とで構成される。スナップピ
ン22は、第1筒部1の上底に上方から差し込み自在に
配設される。このスナップピン22は、松葉ピンとも称
され、線材を松葉状に形成してそのばね性を利用するも
のである。一般的なスナップピンは、軸に取り付けた物
体が移動しないようにするため、軸の直径方向に小穴を
明けて、ここにピンの一辺の直線部をはめ込んで、他辺
を軸の外側に沿わせることによって、軸に取り付けた物
体が軸から抜けないようにさせるものである。本発明で
は、スナップピン22の直線部22aを軸線方向に差し
込み、鎖23を通して支持固定している。鎖23は、ス
ナップピン22に一端を連結し、他端を第2筒部2から
のばね解除部80の引張ワイヤ81に連結固定される。
なお、連結部材はこの鎖23に限定されず、取扱いの自
由度が高く、引張強度の保証できる部材であれば、ワイ
ヤ,合成樹脂材、各種強化ファイバー等を採用できる。
スナップピン22のばね性によって、鎖23の支持固定
が確実にできる。また、鎖23の長さは、第2筒部2ま
で延ばす必要なく必要最小限ですみ、装置がコンパクト
となる。
【0039】この第2安全装置21の動作としては、捕
獲装置の仕掛準備中にばね解除部80が誤作動する場
合、スナップピン22、鎖23及び引張ワイヤ81の連
結ラインによって第1,第2ばね3,4の付勢力に抗し
て第1,第2筒部1,2の係合状態を保持できる。他
方、捕獲装置を問題なく準備できた場合、仕掛準備完了
後、スナップピン22を上方へ抜いて、鎖23をフリー
状態とすれば第2安全部21を簡単に解除できる。
獲装置の仕掛準備中にばね解除部80が誤作動する場
合、スナップピン22、鎖23及び引張ワイヤ81の連
結ラインによって第1,第2ばね3,4の付勢力に抗し
て第1,第2筒部1,2の係合状態を保持できる。他
方、捕獲装置を問題なく準備できた場合、仕掛準備完了
後、スナップピン22を上方へ抜いて、鎖23をフリー
状態とすれば第2安全部21を簡単に解除できる。
【0040】請求項5に対応する第4実施形態について
説明する。第4実施形態は前記第3実施形態に対して以
下の構成要素を付加した構成である。すなわち、図4に
示すように、落穴筒部16、蓋部17、本体収納部18
を付加した構成である。落穴筒部16は、絞り輪5aの
仕掛時の大きさとほぼ同じ直径を有する円筒形であり、
蓋部17を支持する蓋支え19が上部に配設され、複数
の補助センサ棒92を挿入可能とする挿入孔20が蓋支
え19の下に配設される。従って、落穴筒部16が土中
に設置されると、周囲の土質のいかんに関係なく、落穴
の側壁の崩れを防止して空はじき等を防止できる。
説明する。第4実施形態は前記第3実施形態に対して以
下の構成要素を付加した構成である。すなわち、図4に
示すように、落穴筒部16、蓋部17、本体収納部18
を付加した構成である。落穴筒部16は、絞り輪5aの
仕掛時の大きさとほぼ同じ直径を有する円筒形であり、
蓋部17を支持する蓋支え19が上部に配設され、複数
の補助センサ棒92を挿入可能とする挿入孔20が蓋支
え19の下に配設される。従って、落穴筒部16が土中
に設置されると、周囲の土質のいかんに関係なく、落穴
の側壁の崩れを防止して空はじき等を防止できる。
【0041】蓋部17は、ガラス,セラミック又は焼き
物等の脆性材料によって、落穴筒部16の内径に対応す
る形状に形成され、捕獲動物の体重に応じて破損する厚
さに選択される。従って、脆性のために破損状況も一気
に破断できる。また猪の体重に合わせて蓋部17の厚さ
を設定すると、猪より軽いうさぎ,きつね等では破損し
ないので、猪等の大型獣に限定して捕獲できる。また、
蓋部17のいかなる踏み込み位置でも動物の足が触れれ
ば、その位置のガラスは破損し、蓋部17全体が数個に
分割され、全体の破損へ必ず導かれる。また、図5に示
すように、落穴筒部16においてセンサ棒91が直径方
向に半径長よりやや長くなるように配設される。他方、
補助センサ棒92は、センサ棒91に対して直角方向2
本,延長方向1本の順に各挿入孔20に挿入される。そ
して、これらの上に斜め井桁状の4本の補助センサ92
が載せられ動物の落下をセンサ棒91に伝達可能とす
る。
物等の脆性材料によって、落穴筒部16の内径に対応す
る形状に形成され、捕獲動物の体重に応じて破損する厚
さに選択される。従って、脆性のために破損状況も一気
に破断できる。また猪の体重に合わせて蓋部17の厚さ
を設定すると、猪より軽いうさぎ,きつね等では破損し
ないので、猪等の大型獣に限定して捕獲できる。また、
蓋部17のいかなる踏み込み位置でも動物の足が触れれ
ば、その位置のガラスは破損し、蓋部17全体が数個に
分割され、全体の破損へ必ず導かれる。また、図5に示
すように、落穴筒部16においてセンサ棒91が直径方
向に半径長よりやや長くなるように配設される。他方、
補助センサ棒92は、センサ棒91に対して直角方向2
本,延長方向1本の順に各挿入孔20に挿入される。そ
して、これらの上に斜め井桁状の4本の補助センサ92
が載せられ動物の落下をセンサ棒91に伝達可能とす
る。
【0042】このため、蓋部17のいかなる踏み込み位
置に動物の足が踏み込んでも、センサ部9が確実に感知
してばね解除部8を確実に作動させる。なお、補助セン
サ棒92の配置の数量,形状等は、図5に示す構成に限
定されることなく、蓋部17の破損をセンサ棒91に対
して確実に伝達できる他の構成が採用される。
置に動物の足が踏み込んでも、センサ部9が確実に感知
してばね解除部8を確実に作動させる。なお、補助セン
サ棒92の配置の数量,形状等は、図5に示す構成に限
定されることなく、蓋部17の破損をセンサ棒91に対
して確実に伝達できる他の構成が採用される。
【0043】本体収納部18は円筒形であり、落穴筒部
16に隣接して設置され、ロープ5の絞り輪5a,絞り
部6及び絞り輪保形部7以外を収納する。本体収納部1
8のみ前もって設置しておけば、第1筒部1等を短時
間,かつ簡単に地中に設置できる。本体収納部18の設
置作業は円筒形の設置だけであり、極めて簡単短時間に
実施できる。しかも、本体収納部18内には不要な突起
等がないので、センサ部9を不用意に感知させることも
ない。なお、固定用端部5bについては、前記第2実施
形態の第1安全部10を備える場合、図4に示すよう
に、遊びロープ12部分が収納されても、固定のために
外側に位置する。
16に隣接して設置され、ロープ5の絞り輪5a,絞り
部6及び絞り輪保形部7以外を収納する。本体収納部1
8のみ前もって設置しておけば、第1筒部1等を短時
間,かつ簡単に地中に設置できる。本体収納部18の設
置作業は円筒形の設置だけであり、極めて簡単短時間に
実施できる。しかも、本体収納部18内には不要な突起
等がないので、センサ部9を不用意に感知させることも
ない。なお、固定用端部5bについては、前記第2実施
形態の第1安全部10を備える場合、図4に示すよう
に、遊びロープ12部分が収納されても、固定のために
外側に位置する。
【0044】請求項6に対応する第5実施形態について
説明する。第5実施形態は、前記第4実施形態に対して
落穴筒部24が、図7に示すように、挿入部25と延長
孔26及び延長センサ27を備え、蓋部17をガラス材
とした構成である。挿入部25は、蓋支え19の下方に
おいて、複数の補助センサ棒92を挿入可能に対称配置
される二つの長方形に切り取られたものである。延長孔
26は、センサ棒91の延長線の当たる側面位置に設け
られる。延長センサ27は、逆さ樋状であり延長孔26
に差し込まれ、センサ棒91を上方から覆い、補助セン
サ棒92が上から接触できる。蓋部17の材料はガラス
材に限定されず、セラミック、焼き物等の無機質的で無
臭の材料を使用できる。この構成の落穴筒部24であれ
ば、挿入部25が広く確保できるので、補助センサ棒9
2の設置が容易となる。また、誤作動防止の安全のため
にセンサ棒91を必要最小限短くしても、延長センサ棒
27が落とし穴面を充分にカバーできる。また、蓋部1
7の使用材料が無機質なガラス材であるために、嗅覚の
鋭敏な猪に対しても無臭の特質から有効となる。
説明する。第5実施形態は、前記第4実施形態に対して
落穴筒部24が、図7に示すように、挿入部25と延長
孔26及び延長センサ27を備え、蓋部17をガラス材
とした構成である。挿入部25は、蓋支え19の下方に
おいて、複数の補助センサ棒92を挿入可能に対称配置
される二つの長方形に切り取られたものである。延長孔
26は、センサ棒91の延長線の当たる側面位置に設け
られる。延長センサ27は、逆さ樋状であり延長孔26
に差し込まれ、センサ棒91を上方から覆い、補助セン
サ棒92が上から接触できる。蓋部17の材料はガラス
材に限定されず、セラミック、焼き物等の無機質的で無
臭の材料を使用できる。この構成の落穴筒部24であれ
ば、挿入部25が広く確保できるので、補助センサ棒9
2の設置が容易となる。また、誤作動防止の安全のため
にセンサ棒91を必要最小限短くしても、延長センサ棒
27が落とし穴面を充分にカバーできる。また、蓋部1
7の使用材料が無機質なガラス材であるために、嗅覚の
鋭敏な猪に対しても無臭の特質から有効となる。
【0045】
【発明の効果】以上のように請求項1の絞り力機構であ
れば、仕掛に掛かった瞬間において強力なばねの拡開力
によって急速な絞り込み速度が得られる。さらに、請求
項2の動物捕獲装置であれば、その際に絞り輪のおじぎ
現象を防止し、絞りすぎることなく、確実に獣の足をく
くることができ、しかも装置をコンパクトにできる。
れば、仕掛に掛かった瞬間において強力なばねの拡開力
によって急速な絞り込み速度が得られる。さらに、請求
項2の動物捕獲装置であれば、その際に絞り輪のおじぎ
現象を防止し、絞りすぎることなく、確実に獣の足をく
くることができ、しかも装置をコンパクトにできる。
【0046】また、請求項3,4の動物捕獲装置であれ
ば、前述に加えて、保護獣及び人間が誤捕獲されても直
ちに罠を緩めることができ、仕掛準備中の簡便かつ確実
な安全装置を有して、ばね解除部が誤作動しても第1筒
部が飛び出すこともない。また、請求項5の動物捕獲装
置であれば、前述に加えて、猪等の大型獣のみに限定し
て捕獲でき、絞り輪の内の如何なる踏み込み位置でも確
実に感知し、設置場所の土質のいかんに関係なく、しか
も短時間で簡単に設置できる。さらに、請求項6の動物
捕獲装置であれば、簡単に補助センサを設置でき、安全
のためにセンサ棒を短くしても延長センサ棒が落とし穴
面を充分にカバーできる。
ば、前述に加えて、保護獣及び人間が誤捕獲されても直
ちに罠を緩めることができ、仕掛準備中の簡便かつ確実
な安全装置を有して、ばね解除部が誤作動しても第1筒
部が飛び出すこともない。また、請求項5の動物捕獲装
置であれば、前述に加えて、猪等の大型獣のみに限定し
て捕獲でき、絞り輪の内の如何なる踏み込み位置でも確
実に感知し、設置場所の土質のいかんに関係なく、しか
も短時間で簡単に設置できる。さらに、請求項6の動物
捕獲装置であれば、簡単に補助センサを設置でき、安全
のためにセンサ棒を短くしても延長センサ棒が落とし穴
面を充分にカバーできる。
【図1】第1実施形態の動物捕獲装置の断面図である。
【図2】イは第1実施形態のばね解除部の要部の模式図
であり、ロは第2実施形態の第2安全部の要部を示す模
式図である。
であり、ロは第2実施形態の第2安全部の要部を示す模
式図である。
【図3】第2実施形態の第1,第2安全部を含めた側面
図である。
図である。
【図4】第4実施形態の本体収納部,落穴筒部,蓋部及
び補助センサ棒を含めた構成概略図である。
び補助センサ棒を含めた構成概略図である。
【図5】第4実施形態の落穴筒部のセンサ棒及び補助セ
ンサ棒の伝達関係を示す平面図である。
ンサ棒の伝達関係を示す平面図である。
【図6】第3実施形態の第2安全部の模式図である。
【図7】第5実施形態の落穴筒部の構成概略図である。
1,2 第1,第2筒部 3,4 第1,第2ばね
5 ロープ 6 絞り部 7 絞り輪保形部 8 ばね解除部
9 センサ部 10 第1安全部 11,21 第2安全部 12
遊びロープ 13 セーフリング 14 セーフワイヤ 15
ピン 16,24 落穴筒部 17 蓋部 18 本体収
納部 26 延長孔 27 延長センサ
5 ロープ 6 絞り部 7 絞り輪保形部 8 ばね解除部
9 センサ部 10 第1安全部 11,21 第2安全部 12
遊びロープ 13 セーフリング 14 セーフワイヤ 15
ピン 16,24 落穴筒部 17 蓋部 18 本体収
納部 26 延長孔 27 延長センサ
Claims (6)
- 【請求項1】上端に上底を有し、下端を開放状態とする
有底円筒形の第1筒部が、下端に下底を有し、上端を開
放状態とする有底円筒形の第2筒部の外周面において摺
動可能に係合し、圧縮コイルばねの一端が第1筒部の上
底によって、他端が第2筒部の下底によって受ける構成
であって、圧縮コイルばねの拡開力によって第1筒部を
飛び出させてロープの絞り輪を絞り込む絞り力機構にお
いて、 前記第1筒部は、上底の中心にロープを通す第1通孔を
備え、上底の内側が第1ばね上受であり、下端が第2ば
ね上受であり、 前記第2筒部は、下底の中心にロープを通す第2通孔を
備え、下底の内側が第1ばね下受であり、下端部外側が
第2ばね下受であり、 前記圧縮コイルばねが、つぎの第1ばね及び第2ばねで
あり、 第1ばねは、上端が前記第1筒部の第1ばね上受によっ
て受けられ、下端が前記第2筒部の第1ばね下受によっ
て受けられ、コイル外径が前記第2筒部の内径より小さ
くて前記第2筒部の内部に収納され、 第2ばねは、上端が前記第1筒部の第2ばね上受によっ
て受けられ、下端が前記第2筒部の第2ばね下受によっ
て受けられ、コイル内径が前記第2筒部の外径より大き
く、前記第2筒部の外側であって、第1ばねに対して同
軸心外側に配列されること、を特徴とする絞り力機構。 - 【請求項2】(1)上端に上底を有し、下端を開放状態
とする有底円筒形であり、上底の中心にロープを通す第
1通孔を備え、上底の内側が第1ばね上受であり、第2
筒部を摺動可能に収納できる内径を有し、下端が第2ば
ね上受である第1筒部と、 下端に下底を有し、上端を開放状態とする有底円筒形で
あり、下底の中心にロープを通す第2通孔を備え、下底
の内側が第1ばね下受であり、下端部外側が第2ばね下
受であり、第1筒部内にて摺動できる外径を有する第2
筒部と、 上端が前記第1筒部の第1ばね上受によって受けられ、
下端が前記第2筒部の第1ばね下受によって受けられ、
コイル外径が前記第2筒部の内径より小さくて前記第2
筒部の内部に収納される圧縮コイルばねの第1ばねと、 上端が前記第1筒部の第2ばね上受によって受けられ、
下端が前記第2筒部の第2ばね下受によって受けられ、
コイル内径が前記第2筒部の外径より大きく、前記第2
筒部の外側であって、前記第1ばねに対して同軸心外側
に配列される圧縮コイルばねの第2ばねと、(2)一端
が絞り輪とされ、前記第1通孔から入って、前記第1,
第2筒部及び第1,第2ばねの共通軸心位置を通って、
前記第2通孔から出る他端が固定用端部とされるロープ
と、 前記ロープの絞り輪の首部分に該当し、前記絞り輪内に
動物が入って前記ロープを引っ張る場合、前記絞り輪が
絞られる方向にのみ移動し、前記絞り輪に対して前記ロ
ープを手送る場合のみに前記絞り輪を緩めることを可能
とする絞り部と、 端部が前記第1筒部に固定され、前記絞り部の絞り輪の
仕掛時の大きさ及び姿勢を、初動時のみ保持できるよう
に前記絞り輪に対応して形成される絞り輪保形部と、 圧縮されて付勢力を有する前記第1,第2ばねの圧縮状
態を保持する引張ワイヤが、前記第1筒部及び第2筒部
からそれぞれ延設され、罠仕掛状態では両引張ワイヤを
連結し、後記センサ部からの解除動作を受ける場合のみ
に引張ワイヤの連結を解除して前記第1,第2ばねを拡
開させるばね解除部と、 前記ロープの絞り輪の下方に位置し、動物の足が前記絞
り輪内に入ったとき、これを感知してばね解除部へ解除
動作を伝えるセンサ部とで、構成されることを特徴とす
る動物捕獲装置。 - 【請求項3】上記ロープがワイヤロープであり、 前記ワイヤロープの固定用端部側が遊びロープとして遊
び長さ分延長され、上記第2通孔から前記遊びロープが
引き出され、前記遊びロープを上記第2筒部の下部にお
いて仮止めする仮止体を配設して、上記第2筒部の下部
において第1安全部が構成され、 上記第1筒部の上底に上方から差し込み自在に配設され
るピンと、前記ピンに一端を連結して他端を上記第2筒
部に連結固定される連結部材とで、構成される第2安全
部が、上記ばね解除部とは独立した位置に配設され、 捕獲装置の仕掛準備中に上記ばね解除部が誤作動する場
合のみ、前記ピン及び連結部材によって上記第1,第2
ばねの付勢力に抗して上記第1,第2筒部の係合状態を
保持可能とし、捕獲装置の罠仕掛準備完了後に前記ピン
を上方へ抜いて第2安全部を解除可能とし、 上記絞り部が、金属製又は強化プラスチック製の長板を
V字状又はコ字状に折り曲げて形成され、左右端,中央
部分に左端孔,右端孔及び中央長孔を設け、左端孔,中
央長孔,右端孔順に上記第1通孔から延び出た前記ワイ
ヤロープが通され、前記ワイヤロープが上記絞り輪を形
成し、前記絞り部が上記絞り輪の首部分に該当するこ
と、を特徴とする請求項2に記載される動物捕獲装置。 - 【請求項4】上記第2安全部が、上記第1筒部の上底に
上方から差し込み自在に配設されるスナップピンと、前
記スナップピンに一端を連結し、他端を上記第2筒部か
らの上記ばね解除部の引張ワイヤに連結固定される連結
部材とで、構成されることを特徴とする請求項3に記載
される動物捕獲装置。 - 【請求項5】(1)上端に上底を有し、下端を開放状態
とする有底円筒形であり、上底の中心にロープを通す第
1通孔を備え、上底の内側が第1ばね上受であり、第2
筒部を摺動可能に収納できる内径を有し、下端が第2ば
ね上受である第1筒部と、 下端に下底を有し、上端を開放状態とする有底円筒形で
あり、下底の中心にロープを通す第2通孔を備え、下底
の内側が第1ばね下受であり、下端部外側が第2ばね下
受であり、第1筒部内にて摺動できる外径を有する第2
筒部と、 上端が前記第1筒部の第1ばね上受によって受けられ、
下端が前記第2筒部の第1ばね下受によって受けられ、
コイル外径が前記第2筒部の内径より小さくて前記第2
筒部の内部に収納される圧縮コイルばねの第1ばねと、 上端が前記第1筒部の第2ばね上受によって受けられ、
下端が前記第2筒部の第2ばね下受によって受けられ、
コイル内径が前記第2筒部の外径より大きく、前記第2
筒部の外側であって、前記第1ばねに対して同軸心外側
に配列される圧縮コイルばねの第2ばねと、(2)一端
が絞り輪とされ、前記第1通孔から入って、前記第1,
第2筒部及び第1,第2ばねの共通軸心位置を通って、
前記第2通孔から出る他端が固定用端部とされるロープ
と、 前記ロープの絞り輪の首部分に該当し、前記絞り輪内に
動物が入って前記ロープを引っ張る場合、前記絞り輪が
絞られる方向にのみ移動し、前記絞り輪に対して前記ロ
ープを手送る場合のみに前記絞り輪を緩めることを可能
とする絞り部と、 端部が前記第1筒部に固定され、前記絞り部の絞り輪の
仕掛時の大きさ及び姿勢を、初動時のみ保持できるよう
に前記絞り輪に対応して形成される絞り輪保形部と、 圧縮されて付勢力を有する前記第1,第2ばねの圧縮状
態を保持する引張ワイヤが、前記第1筒部及び第2筒部
からそれぞれ延設され、罠仕掛状態では両引張ワイヤを
連結し、後記センサ部からの解除動作を受ける場合のみ
に引張ワイヤの連結を解除して前記第1,第2ばねを拡
開させるばね解除部と、 前記ロープの絞り輪の下方に位置し、動物の足が前記絞
り輪内に入ったとき、これを感知してばね解除部へ解除
動作を伝えるセンサ部と、(3)前記ロープの固定用端
部側が遊び長さ分延長され、前記第2通孔から引き出さ
れる遊びロープと、前記遊びロープを前記第2筒部の下
部において仮止めする仮止体とを、備える第1安全部
と、 前記第1筒部の上底に上方から差し込み自在に配設され
るスナップピンと、前記スナップピンに一端を連結し、
他端を前記第2筒部からの前記ばね解除部の引張ワイヤ
に連結固定される連結部材とを、備える第2安全部と、
(4)円筒形であり、蓋部を支持する蓋支えが上部に配
設され、複数の補助センサ棒を前記センサ棒の上へ接触
状態で挿入可能とする挿入孔が蓋支えの下に配設され、
土中に設置される落穴筒部と、 前記落穴筒部の内径に対応する形状に形成され、捕獲動
物の体重に応じて破損する厚さに選択される脆性を有す
る蓋部と、 円筒形であり、前記落穴筒部に隣接して設置され、少な
くとも前記ロープの絞り輪、絞り部及び絞り輪保形部を
外側に配置し、それら以外を収納する本体収納部とで、
構成されることを特徴とする動物捕獲装置。 - 【請求項6】上記落穴筒部が、上記蓋支えの下方におい
て、複数の補助センサ棒を挿入可能に対称配置される二
つの長方形の挿入部と、上記センサ棒の延長線の当たる
側面位置に設けられる延長孔と、前記延長孔に差し込ま
れ、上記センサ棒を上方から覆え、前記補助センサ棒が
上から接触できる逆さ樋状の延長センサとを備え、 上記蓋部がガラス材であること、を特徴とする請求項5
に記載される動物捕獲装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18136898A JP3321751B2 (ja) | 1997-08-25 | 1998-06-15 | 絞り力機構及び動物捕獲装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-243341 | 1997-08-25 | ||
| JP24334197 | 1997-08-25 | ||
| JP18136898A JP3321751B2 (ja) | 1997-08-25 | 1998-06-15 | 絞り力機構及び動物捕獲装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11127760A true JPH11127760A (ja) | 1999-05-18 |
| JP3321751B2 JP3321751B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=26500586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18136898A Expired - Fee Related JP3321751B2 (ja) | 1997-08-25 | 1998-06-15 | 絞り力機構及び動物捕獲装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3321751B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011030507A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Kotaki:Kk | 小動物捕獲装置 |
| JP2014233221A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 三原村森林組合 | 害獣捕獲装置 |
| CN106954618A (zh) * | 2017-04-23 | 2017-07-18 | 曹进军 | 安全捕兽器 |
-
1998
- 1998-06-15 JP JP18136898A patent/JP3321751B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011030507A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Kotaki:Kk | 小動物捕獲装置 |
| JP2014233221A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 三原村森林組合 | 害獣捕獲装置 |
| CN106954618A (zh) * | 2017-04-23 | 2017-07-18 | 曹进军 | 安全捕兽器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3321751B2 (ja) | 2002-09-09 |
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Legal Events
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