JPH11130739A - イソバニルアミンの製造法 - Google Patents

イソバニルアミンの製造法

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JPH11130739A
JPH11130739A JP9294337A JP29433797A JPH11130739A JP H11130739 A JPH11130739 A JP H11130739A JP 9294337 A JP9294337 A JP 9294337A JP 29433797 A JP29433797 A JP 29433797A JP H11130739 A JPH11130739 A JP H11130739A
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JP
Japan
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mol
isovanillin
isovanylamine
component
ammonia
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Pending
Application number
JP9294337A
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English (en)
Inventor
Sadanobu Yoshikawa
定延 吉川
Susumu Nishizawa
進 西澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumika Fine Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Sumika Fine Chemicals Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】水銀を一切使用せずに、効率よく、高純度を有
するイソバニルアミンを製造しうる方法を提供するこ
と。 【解決手段】水酸化アルカリの存在下で、イソバニリン
とアンモニアとを反応させることを特徴とするイソバニ
ルアミンの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イソバニルアミン
の製造法に関する。さらに詳しくは、医薬、農薬の原料
として有用なイソバニルアミンの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】イソバニルアミンは、医薬、農薬の原料
として有用な化合物であるが、従来、イソバニリンとヒ
ドロキシアミンとを反応させてオキシム体とした後、ナ
トリウムアマルガムで還元させることによって製造され
ている( Zhonghua YaoxueZazhi 1992, 44(1), p.51-6
0) 。
【0003】しかしながら、かかる方法には、還元させ
る際に、水銀を含んでいるナトリウムアマルガムを必要
とするため、環境面から水銀を使用しないでイソバニル
アミンを製造する方法の開発が待ち望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術に鑑みてなされたものであり、水銀を一切使用せず
に、効率よく、高純度を有するイソバニルアミンを製造
しうる方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(1) 水酸化アルカリの存在下で、イソバニリンとア
ンモニアとを反応させることを特徴とするイソバニルア
ミンの製造法、および(2) イソバニリンとアンモニ
アとを還元触媒の存在下で反応させる前記(1)記載の
イソバニルアミンの製造法に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の製造法によれば、水酸化
アルカリの存在下で、イソバニリンとアンモニアとを反
応させることにより、イソバニルアミンを製造すること
ができる。
【0007】イソバニリンとアンモニアとの反応は、通
常、溶媒中で行なうことができる。前記溶媒としては、
例えば、水、メタノールなどがあげられるが、これらの
中では、火災などに対する安全性の点から、水が好まし
い。
【0008】前記溶媒として、例えば、水を用いる場
合、アンモニア水またはアンモニアをあらかじめ水に溶
解させて得られたアンモニア水溶液を用い、イソバニリ
ンとアンモニアとの反応を行なうことができる。この場
合、前記アンモニア水溶液におけるアンモニアの濃度
は、特に限定がないが、通常、5〜20%程度であれば
よい。
【0009】また、前記アンモニアの使用量は、イソバ
ニリン1モルあたり、反応を促進させ、副生物の生成を
抑制する観点から、3モル以上、なかんづく4.5モル
以上であることが好ましく、またあまりにも多量に使用
した場合、このように多量に使用することによる利点が
なく、かえって不経済となるので、6モル以下、なかん
づく5.5モル以下であることが好ましい。
【0010】本発明においては、イソバニリンとアンモ
ニアとを反応させる際に、水酸化アルカリを存在させる
点に、1つの大きな特徴があり、このように水酸化アル
カリを存在させた場合には、イソバニルアミンを速やか
に、しかも高収率で得ることができる。
【0011】前記水酸化アルカリとしては、例えば、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどがあげられる。こ
れらの中では、水酸化ナトリウムは、経済性の点より、
本発明において好適に使用しうるものである。
【0012】前記水酸化アルカリの使用量は、イソバニ
リン1モルあたり、該イソバニンおよび反応生成物を十
分に溶解させるために、0.5モル以上とすることが好
ましく、また過剰に使用すると副生物が生成するため、
1.2モル以下とすることが好ましい。
【0013】前記水酸化アルカリを、あらかじめアンモ
ニア溶液に添加し、溶解させたのち、これにイソバニリ
ンを添加することにより、アンモニアとイソバニリンと
を反応させることができる。
【0014】なお、反応の際には、還元触媒を用いるこ
とが好ましい。かかる還元触媒としては、例えば、ラネ
ーニッケル、ラネーコバルト、パラジウム炭素、白金炭
素などがあげられる。これらの還元触媒のなかでは、ラ
ネーニッケルは、安価であるので、本発明において好適
に使用しうるものである。該還元触媒の使用量は、湿重
量で、イソバニリン100重量部に対して、反応速度を
充分に高める観点から、10重量部以上であることが好
ましく、また触媒の濾過性の点から、40重量部以下で
あることが好ましい。なお、該還元触媒は、イソバニリ
ンをアンモニア溶液に添加する前に、あらかじめ、アン
モニア溶液に添加すればよい。
【0015】アンモニアとイソバニリンとを反応させる
際の反応温度は、反応速度を高める観点から、30℃以
上であることが好ましく、また45℃を越えると副生物
が増加するため、45℃以下であることが好ましい。特
に好ましい反応温度は、35〜40℃である。
【0016】なお、アンモニアとイソバニリンとの反応
は、還元反応であるため、水素で接触還元させることが
できる。この場合、反応雰囲気は、水素ガスで置換し、
水素ガス圧を常圧から10kg/cm2 (ゲージ圧、以
下同様)、なかんづく3〜5kg/cm2 程度とすれば
よい。アンモニアとイソバニリンとの反応は、例えば、
水素の吸収が終了したことで確認することができる。
【0017】反応終了後、触媒などを分離するため、反
応液を濾過することが好ましい。なお、ラネーニッケル
を使用した場合には、濾液にニッケルが溶出するため、
ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウムを反応液に添加
することが好ましい。このように、ジメチルジチオカル
バミン酸ナトリウムを反応液に添加した場合には、白色
のイソバニルアミンを得ることができる。
【0018】ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウムの
使用量は、溶出したニッケルイオンの量にもよるが、反
応液にニッケルイオンが1000ppm程度存在する場
合には、通常、イソバニリン100重量部に対して、
0.1〜2重量部程度であることが好ましい。その際、
水素化ホウ素ナトリウムを添加すれば、得られるイソバ
ニルアミンの結晶の着色を防止することができる。水素
化ホウ素ナトリウムの添加量は、イソバニリン100重
量部に対して1〜2重量部程度であればよい。
【0019】次に、ジメチルジチオカルバミン酸ナトリ
ウムの添加によって生成した沈澱物を濾過する。なお、
濾過する際には、セライトなどの濾過助剤を添加しても
よい。
【0020】濾液に塩酸を添加し、pHを9〜10.5
程度、好ましくは9.8±0.3に調整することによ
り、イソバニルアミンを白色結晶として晶析させること
ができる。
【0021】かくして、イソバニルアミンを短時間で、
しかも高収率で得ることができ、得られたイソバニルア
ミンは、医薬、農薬などの原料として好適に使用するこ
とができる。
【0022】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定される
ものではない。
【0023】実施例1 水500gに、水酸化ナトリウム40.5g(1モ
ル)、25%アンモニア水溶液340gおよびイソバニ
リン152g(1モル)を添加し、溶解させた。
【0024】次に、この溶液に、ラネーニッケル46g
を添加し、5kg/cm2 の水素ガス圧で還元したとこ
ろ、3時間で水素吸収が終了した。
【0025】次に、得られた反応液に、水440gを添
加し、濾過、洗浄したのち、水素化ホウ素ナトリウム2
g、40%ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム水溶
液3mlおよびセライト30gを添加し、濾過した。濾
液に濃塩酸を滴下し、pHを9.8に調整し、析出した
結晶を濾過、洗浄、乾燥することにより、白色のイソバ
ニルアミン134.7gを得た(純度99.8%、収率
88%)。得られたイソバニルアミンの融点は159〜
163℃であった。IR(KBr cm-1):325
6、1592、1494、1420、1286、122
【0026】実施例2 水164gに、水酸化ナトリウム13.2g(0.33
モル)、イソバニリン50g(0.33モル)および2
5%アンモニア水溶液100gを添加し、溶解させた。
【0027】次に、この溶液に、ラネーニッケル15.
4gを添加し、3kg/cm2 の水素ガス圧で還元した
ところ、5時間で水素吸収が終了した。
【0028】次に、得られた反応液に、水156mlを
添加し、濾過、洗浄したのち、水素化ホウ素ナトリウム
0.8g、40%ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウ
ム水溶液1mlおよびセライト10gを添加し、濾過し
た。濾液に濃塩酸を滴下し、pHを9.87に調整し、
析出した結晶を濾過、洗浄、乾燥することにより、白色
のイソバニルアミン44.3gを得た(純度99.9
%、収率87.6%)。得られたイソバニルアミンの融
点は、159〜163℃であった。
【0029】比較例1 水500mlに、イソバニリン152g(1モル)およ
び25%アンモニア水溶液340gを添加し、攪拌し
た。次に、この溶液に、ラネーニッケル46gを添加
し、5kg/cm2 の水素ガス圧で還元した。9時間経
過後、水素吸収が遅くなったので、反応を終了した。
【0030】次に、イソバニルアミンが析出した反応液
に、水酸化ナトリウム40.5g(1モル)を水440
gに溶解させた溶液を添加して溶解させ、触媒を濾過
し、洗浄した。
【0031】得られた濾液に、濃塩酸を滴下し、pHを
9.8に調整し、析出した結晶を濾過、洗浄、乾燥する
と、暗緑灰色のイソバニルアミン114.9gが得られ
た(純度97.7%、収率75%)。得られたイソバニ
ルアミンの融点は、158〜159℃であった。
【0032】以上の結果から、実施例1〜2の方法によ
れば、水銀を一切使用せずに、効率よく、高純度を有す
るイソバニルアミンを得ることができることがわかる。
【0033】また、実施例1〜2の方法によれば、比較
例1と対比して、アンモニア水溶液に水酸化ナトリウム
が添加されていることにより、高純度で、収率よく、イ
ソバニルアミンを得ることができることがわかる。
【0034】
【発明の効果】本発明の製造法によれば、水銀を一切使
用せずに、効率よく、しかも高純度を有するイソバニル
アミンを製造することができるという、優れた効果が奏
される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水酸化アルカリの存在下で、イソバニリ
    ンとアンモニアとを反応させることを特徴とするイソバ
    ニルアミンの製造法。
  2. 【請求項2】 イソバニリンとアンモニアとを還元触媒
    の存在下で反応させる請求項1記載のイソバニルアミン
    の製造法。
JP9294337A 1997-10-27 1997-10-27 イソバニルアミンの製造法 Pending JPH11130739A (ja)

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JP9294337A JPH11130739A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 イソバニルアミンの製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017179592A (ja) * 2016-03-23 2017-10-05 日立金属株式会社 Ni基超耐熱合金の製造方法

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