JPH11131902A - ウインドレギュレータ - Google Patents

ウインドレギュレータ

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JPH11131902A
JPH11131902A JP30217097A JP30217097A JPH11131902A JP H11131902 A JPH11131902 A JP H11131902A JP 30217097 A JP30217097 A JP 30217097A JP 30217097 A JP30217097 A JP 30217097A JP H11131902 A JPH11131902 A JP H11131902A
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guide rail
sliding
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window glass
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Kazuhiro Yamate
一博 山手
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Delta Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウインドガラスとともに摺動部材が傾いて
も、ウインドガラスを常にスムーズに昇降できるように
する。 【解決手段】 摺動部材17に、ガイドレール16の底
面16aを摺動する可撓性の第1摺動子20と、ガイド
レール16の一方の側面16cを摺動する可撓性の第2
摺動子17dとが設けられると共に、各摺動子20,1
7dを各面16d,16cの方向に付勢する付勢部材1
8a,18bが設けられる一方、第1摺動子20のガイ
ドレール16の底面16a(16b)への摺動面及び摺
動部材17のガイドレール16の上面16dへの摺動面
17fとが、対称位置を頂点c,dとする摺動方向の円
弧状に形成されると共に、第2摺動子17dのガイドレ
ール16の一方の側面16cへの摺動面及び摺動部材1
7のガイドレール16の他方の側面16cへの摺動面1
7eとが、対称位置を頂点a,bとする摺動方向の円弧
状に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウインドガラスを
常にスムーズに昇降できるようにしたウインドレギュレ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、例えば自動車
用ウインドレギュレータとしては、ドア1に設けられた
前方チャンネル2と後方チャンネル3とでウインドガラ
ス4の前端部と後端部とを摺動自在に保持すると共に、
各チャンネル2,3の間に設けられたガイドレール5で
ガイドされる摺動部材(キャリアプレート)6にウイン
ドガラス4の下端部を固定して、モータ(又は手操作ハ
ンドル)7のワイヤー8で摺動部材6を上下動させるこ
とにより、ウインドガラス4を昇降させるようにしたも
のがある(実開昭63−71383号公報参照)。
【0003】上記のようなウインドレギュレータにおい
て、ウインドガラスの前後方向及び厚み方向のがたつき
を有効に防止するために、本出願人は、図6に示すよう
に、ドアに取り付けられたガイドレール5と、このガイ
ドレール5で摺動自在にガイドされる摺動部材6と、こ
の摺動部材6に取り付けられてウインドガラス4を保持
するキャリアプレート9とを備え、上記摺動部材6に、
ガイドレール5の底面5aを摺動する可撓性の第1摺動
子10と、ガイドレール5の一方の側面5cを摺動する
可撓性の第2摺動子11とが設けられると共に、各摺動
子10,11を各面5a,5cの方向に付勢する付勢部
材12,13が設けられているウインドレギュレータを
提案した(特願平8−241155号参照)。
【0004】このウインドレギュレータでは、ガイドレ
ール5の底面5aに、摺動部材6の第1摺動子10を付
勢部材12で付勢して摺動させることにより、摺動部材
6がガイドレール5の上面5bに押し付けられるので、
ウインドガラス4が厚み方向にがたつかなくなる。ま
た、ガイドレール5の一方の側面5cに、摺動部材6の
第2摺動子11を付勢部材13で付勢して摺動させるこ
とにより、摺動部材6がガイドレール5の他方の側面5
dに押し付けられるので、ウインドガラス4が前後方向
にがたつかなくなるという効果を奏することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウイン
ドガラス4が昇降する時に、前方チャンネル2と後方チ
ャンネル3に摺動抵抗差があると、ウインドガラス4が
傾いてガイドレール5の摺動部材6の摺動抵抗が急激に
増加し、最悪の場合、摺動部材6が摺動できなくなるお
それがある。
【0006】この原因としては、図6(b)に示すよう
に、第2摺動子11は円弧状であるので、ガイドレール
5の一方の側面5cに円弧状の頂点aで接するが、摺動
部材6の側面6aはガイドレール5の他方の側面5d
に、頂点aからオフセットしたフラットな面部b′で接
するために、これらの接点a,b′を結ぶ直線がθ度で
傾いているために、ウインドガラス4とともに摺動部材
6が傾くことにより、摺動部材6の側面6aがガイドレ
ール5の他方の側面5dに楔状に食い込むためである。
【0007】同様に、図6(c)に示すように、第1摺
動子10はガイドレール5の底面5aにフラットな頂点
cで接すると共に、摺動部材6の上面6bはガイドレー
ル5の上面5bに、頂点cからオフセットしたフラット
な面部d′で接するために、これらの接点c,d′を結
ぶ直線がθ度で傾いているために、ウインドガラス4と
ともに摺動部材6が傾くことにより、摺動部材6の上面
6bがガイドレール5の内上面5bに楔状に食い込むた
めである。
【0008】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、ウインドガラスとともに摺動部材が傾いて
も、ガイドレールの各面に楔状に食い込まないように工
夫することにより、ウインドガラスを常にスムーズに昇
降できるようにしたウインドレギュレータを提供するこ
とを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ドアに取り付けられたガイドレールと、
このガイドレールで摺動自在にガイドされる摺動部材
と、この摺動部材に取り付けられてウインドガラスを保
持するキャリアプレートとを備え、上記摺動部材に、ガ
イドレールの底面を摺動する可撓性の第1摺動子と、ガ
イドレールの一方の側面を摺動する可撓性の第2摺動子
とが設けられると共に、各摺動子を各面の方向に付勢す
る付勢部材が設けられる一方、上記第1摺動子のガイド
レールの底面への摺動面及び摺動部材のガイドレールの
上面への摺動面とが、対称位置を頂点とする摺動方向の
円弧状に形成されると共に、上記第2摺動子のガイドレ
ールの一方の側面への摺動面及び摺動部材のガイドレー
ルの他方の側面への摺動面とが、対称位置を頂点とする
摺動方向の円弧状に形成されていることを特徴とするウ
インドレギュレータを提供するものである。
【0010】本発明によれば、ガイドレールの各面を摺
動する摺動部材の各摺動面及び第1、第2摺動子の各摺
動面を、それぞれ対称位置を頂点とする摺動方向の円弧
状に形成することにより、ウインドガラスとともに摺動
部材がどの向きに傾いても、摺動部材の各摺動面及び第
1、第2摺動子の各摺動面がガイドレールの各面に常に
オフセットしないで接するようになっているから、ガイ
ドレールの各面に楔状に食い込むおそれがなくなる。
【0011】請求項2のように、上記ガイドレールの底
面及び上面は、上記ウインドガラスの曲率に倣った円弧
状に形成されているときは、上記第1摺動子の摺動面及
び摺動部材の摺動面は、ガイドレールの底面と上面より
も小さい曲率で円弧状に形成するのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、図5以下の従来技術
と同一構成・作用の箇所は、同一番号を付して詳細な説
明は省略する。
【0013】図1に示すように、ドア1に設けられたガ
イドレール16は、底面16aと、この底面16aの中
央で窪まされた凹底面16bと、上記底面16aの両側
部から立ち上がった側面16c,16cと、この側面1
6c,16cの各端部から内向きに折曲された上面16
d,16dとで形成されている。このガイドレール16
の底面16a及び上面16dは、図3(b)に示すよう
に、ウインドガラス4の曲率に倣った円弧状に形成され
ている。
【0014】上記ガイドレール16で摺動自在にガイド
される合成樹脂製の摺動部材17は、ウインドガラス3
を保持するキャリアプレート19の立上がり部19a、
19a(図2及び図4参照)をモールドして取り付ける
上下一対の取り付け部17a,17aの間のベース部1
7cに、上記ガイドレール16の一方の側面16cを摺
動する可撓性の第2摺動子17dと、ガイドレール16
の他方の側面16cを摺動する摺動面17eと、ガイド
レール16の上面16dを摺動する摺動面17fとが形
成されている。
【0015】上記第2摺動子17dと摺動面17eと
は、図3(a)に示すように、対称位置を頂点(接点)
a,bとする摺動方向の円弧状にそれぞれ形成されると
共に、図3(b)に示すように、摺動面17fも頂点
(接点)dを有する摺動方向の円弧状に形成されてい
る。
【0016】上記摺動部材17のベース部17cに形成
された第2摺動子17dに沿った凹部17gには金属製
の弓状第2スプリング板18bが挿入されて、この第2
スプリング板18bにより、第2摺動子17dがガイド
レール16の一方の側面16cにばね力で接触して摺動
するようになる。
【0017】また、ガイドレール16の底面16a側の
摺動部材17のベース部17cには、合成樹脂製性の第
1摺動子20が配置され、この第1摺動子20には、上
記ベース部17cのフック穴17h,17hに底面16
a方向から差し込んで係止されるフック部20a,20
aが形成されると共に、このフック部20a,20aの
両側には、ガイドレール16の凹底面16bを摺動する
第1摺動子部20b,20bがそれぞれ形成されてい
る。この各第1摺動子部20b,20bも図3(b)に
示したように、頂点(接点)cを有する摺動方向の円弧
状に形成されていて、この各第1摺動子20bの頂点c
と上記摺動面17fの頂点dとは対称位置に設定されて
いる。
【0018】上記摺動部材17のベース部17cと第1
摺動子20との間には金属製の弓状第1スプリング板1
8aが介装されて、この第1スプリング板18aによ
り、第1摺動子部20b,20bがガイドレール16の
凹底面16bにばね力で接触して摺動するようになる。
【0019】上記摺動部材17の第2摺動子17d及び
摺動面17eは、ガイドレール16の両側面16c,1
6cが真っ直ぐであることから、フラットに接触しない
ような円弧状であれば良いが、第1摺動子20の第1摺
動子部20b,20b及び摺動面17fは、ガイドレー
ル16の底面16a及び上面16dがウインドガラス4
の曲率に倣った円弧状に形成されていることから、底面
16a及び上面16dよりも小さい曲率で円弧状に形成
する。
【0020】上記構成であれば、ガイドレール16の凹
底面16bに摺動部材17の第1摺動子20の第1摺動
子部20b,20bが第1スプリング板18aのばね力
で接触し、その反力で摺動部材17の摺動面17fがガ
イドレール16の上面16d,16dに押し付けられる
ので、摺動部材17とともにウインドガラス4が厚み方
向にがたつかなくなる。
【0021】また、ガイドレール16の一方の側面16
cに摺動部材17の第2摺動子17dが第2スプリング
板18bのばね力で接触し、その反力で摺動部材17の
摺動面17eがガイドレール16の他方の側面16cの
押し付けられるので、摺動部材17とともにウインドガ
ラス4が前後方向にがたつかなくなる。
【0022】一方、ガイドレール16の凹底面16b、
両側面16c,16c及び上面16d,16dを摺動す
る摺動部材17の各摺動面17e,17f及び第2摺動
子17dと第1摺動子部20bは、それぞれ対称位置を
頂点(接点)a〜dとする円弧状に形成しているから、
ウインドガラス4とともに摺動部材17がどの向きに傾
いても、摺動部材17の円弧状の各摺動面17e,17
f及び第2摺動子17dと第1摺動子部20bがガイド
レール16の各面16b,16c,16c,16d,1
6dに、オフセットしないで接触するようになる。
【0023】したがって、従来のように、摺動部材17
の各摺動面17e,17fがガイドレール16の各面1
6c,16dに楔状に食い込むおそれがなくなるので、
ウインドガラス4の昇降がスムーズになる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のウインドレギュレータは、摺動部材の各摺動面及び
第1、第2摺動子の各摺動面を、それぞれ対称位置を頂
点とする円弧状に形成したものであるから、ウインドガ
ラスとともに摺動部材がどの向きに傾いても、摺動部材
の各摺動面がガイドレールの各面に常にオフセットしな
いで接するようになって、ガイドレールの各面に楔状に
食い込むおそれがなくなるから、ウインドガラスが常に
スムーズに昇降できるようになる。また、摺動部材の傾
きを防止するための別部材が不要であって、摺動部材及
び摺動子を僅かに改造するだけで良いのでコスト安であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のウインドレギュレータの摺動部材の
分解斜視図である。
【図2】 図1のA−A線に相当する断面図である。
【図3】 摺動部材であり、(a)は平面図、(b)は
側面図、(c)は図1のB−B線に相当する断面図であ
る。
【図4】 キャリアプレートの要部斜視図である。
【図5】 従来のウインドレギュレータの正面図であ
る。
【図6】 先行技術のウインドレギュレータの摺動部材
であり、(a)は分解斜視図、(b)は平面図、(c)
は側面図である。
【符号の説明】
1 ドア 4 ウインドガラス 16 ガイドレール 16a 底面 16b 凹底面 16c 側面 16d 上面 17 摺動部材 17d 第2摺動子 17e,17f 摺動面 18a,18b スプリング板 19 キャリアプレート 20 第1摺動子 20b 第1摺動子部 a〜d 頂点(接点)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアに取り付けられたガイドレールと、
    このガイドレールで摺動自在にガイドされる摺動部材
    と、この摺動部材に取り付けられてウインドガラスを保
    持するキャリアプレートとを備え、 上記摺動部材に、ガイドレールの底面を摺動する可撓性
    の第1摺動子と、ガイドレールの一方の側面を摺動する
    可撓性の第2摺動子とが設けられると共に、各摺動子を
    各面の方向に付勢する付勢部材が設けられる一方、上記
    第1摺動子のガイドレールの底面への摺動面及び摺動部
    材のガイドレールの上面への摺動面とが、対称位置を頂
    点とする摺動方向の円弧状に形成されると共に、上記第
    2摺動子のガイドレールの一方の側面への摺動面及び摺
    動部材のガイドレールの他方の側面への摺動面とが、対
    称位置を頂点とする摺動方向の円弧状に形成されている
    ことを特徴とするウインドレギュレータ。
  2. 【請求項2】 上記ガイドレールの底面及び上面は、上
    記ウインドガラスの曲率に倣った円弧状に形成されると
    共に、上記第1摺動子の摺動面及び摺動部材の摺動面
    は、ガイドレールの底面と上面よりも小さい曲率で円弧
    状に形成されている請求項1記載のウインドレギュレー
    タ。
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