JPH11134687A - 対物レンズ駆動装置及び光ディスク装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置及び光ディスク装置

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JPH11134687A
JPH11134687A JP30111097A JP30111097A JPH11134687A JP H11134687 A JPH11134687 A JP H11134687A JP 30111097 A JP30111097 A JP 30111097A JP 30111097 A JP30111097 A JP 30111097A JP H11134687 A JPH11134687 A JP H11134687A
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objective lens
skew
driving device
coil
support member
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JP30111097A
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Kiyoshi Manou
清志 真能
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対物レンズの光軸と光ディスクとの適正な角
度からのずれを簡便に補正することができ、繰り返し動
作させても、信頼性が損なわれることがない対物レンズ
駆動装置と、このような対物レンズ駆動装置を利用した
光ディスク装置を提供すること。 【解決手段】 対物レンズ11が配置された可動部に対
する固定部側に配置され、通電により、上記駆動用マグ
ネットと相互に作用して、可動部をフォーカス方向に移
動し且つ上記スキューセンサにより検出されたスキュー
量に対応して可動部をラジアルスキュー方向とタンジェ
ンシャルスキュー方向に傾動させるフォーカスコイル4
2a乃至42dと、固定部側に配置され、通電により、
上記駆動用マグネットと相互に作用して、可動部をトラ
ッキング方向に移動するトラッキングコイル43a,4
3bとを備えている対物レンズ駆動装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
おいて光ディスクの情報面へ光を用いて情報記録再生す
る際に、光を通す対物レンズの駆動装置の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に光ディスク装置は、光学ピックア
ップから出射されるレーザ光がディスク面に対して垂直
に入射した場合に、集束スポットにできるだけ収差が生
じないように光学設計されている。ところが、実際の光
ディスク装置においては、ターンテーブルの回転時の軸
振れ及び光ディスク単体のそり等により、信号の記録再
生時に入射ビームとディスク面との角度ずれ現象(以
後、「スキュー」と言う)が生じる。光ディスクに信号
を高密度に記録すればするほど、このスキューに起因す
るコマ収差が信号の読み書きに与える悪影響が大きいた
め、光ディスクの高密度化を図る際にはこのディスクス
キューを低減させる、又は何らかの手法で光学的に補正
する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これまでの光ディスク
装置、例えばレーザディスクの様なディスク径が大きく
ディスクスキューが多く発生するような光ディスク装置
においては、図14に示すような機構が提案されてき
た。この構造では、ディスクスキュー角θが生じた場合
に、光学ピックアップ1をメカデッキ2上にスライド移
動可能に設置された光学ピックアップのベース3上の回
転軸4を中心に角度θだけ回転させることにより、レー
ザ光をディスク面5に垂直入射させるようにしている。
しかしながら、図14の構造では、大きい光学ピックア
ップ1全体を傾動させなければならないため、消費電力
が大きくなる他、高速で傾動させることが容易でないた
めレーザディスクの回転に同期したスキューのAC成分
(光ディスクの反りが回転ごとに出る時間的変動分)を
補正することは困難であった。
【0004】このような問題に対し、図15及び図16
に示すような対物レンズ駆動装置も提案されている。図
15及び図16において、対物レンズ駆動装置10は、
対物レンズ11と、ボビン(可動部)12と、複数のフ
ォーカスコイル13a,13b,13c及び13dと、
トラッキングコイル14a及び14bと、ベース(固定
部)15と、4本の弾性支持部材16と、タンジェンシ
ャルスキューセンサ17と、ラジアルスキューセンサ1
8と、マグネット19と、を含んでいる。
【0005】上記可動部であるボビン12は、例えばプ
ラスチック等により作られており、図16で見て長方形
状を有している。このボビン12の図16で見て中心に
は対物レンズ11が搭載されている。
【0006】上記4つのフォーカスコイル13a乃至1
3dは、図16のボビン12の上面において、それぞれ
ほぼ四隅に配置されている。これらのフォーカスコイル
13a乃至13dは、通電することにより、ボビン12
及び対物レンズ11をフォーカス方向FCSに直線移動
し、又はボビン12と対物レンズ11をラジアルスキュ
ー方向RSDとタンジェンシャルスキュー方向TSDに
傾動させるための駆動コイルである。
【0007】上記2つのトラッキングコイル14a,1
4bは、ボビン12の短辺側にそれぞれ取付けられてい
る。このトラッキングコイル14a,14bは、通電す
ることにより、ボビン12及び対物レンズ11をトラッ
キング方向TRKに沿って直線移動させるための駆動コ
イルである。
【0008】上記4本の弾性支持部材16は、ボビン1
2とベース15との間に設けられている。そして、4本
の弾性支持部材16は、ボビン12の対物レンズ11の
光軸OPLに関して対称位置に配置されている。
【0009】上記タンジェンシャルスキューセンサ17
とラジアルスキューセンサ18は、図16の平面図にお
いてボビン12の中心軸CLLにほぼ沿って設けられて
いると共に、図16においてややフォーカスコイル13
a,13c側に変位して配置されている。タンジェンシ
ャルスキューセンサ17及びラジアルスキューセンサ1
8は、対物レンズ11と光ディスクのディスク面との相
対角度を検出するセンサである。
【0010】上記マグネット19は、光ディスクのトラ
ック方向に着磁されていると共に、図16に示すよう
に、互いに隣接するマグネットが互いに逆極性に着磁さ
れている。これらのマグネット19は、上述したフォー
カスコイル13a乃至13d及びトラッキングコイル1
4a,14bに対して、トラック方向に磁界を与えるこ
とにより、通電時に、フォーカスコイル13a乃至13
dがディスク面に垂直なフォーカス方向に駆動力を発生
させ、トラッキングコイル14a及び14bがトラッキ
ング方向に駆動力を発生させることになる。
【0011】このような構成の対物レンズ駆動装置10
によれば、各フォーカスコイル13a乃至13dに対し
て同じ大きさの駆動電流を流すことにより、可動部であ
るボビン12及び対物レンズ11は、フォーカス方向に
移動される。また各トラッキングコイル14a及び14
bに対して駆動電流を流すことにより、可動部であるボ
ビン12及び対物レンズ11は、トラッキング方向に移
動される。
【0012】ところで、上記タンジェンシャルスキュー
センサ17及びラジアルスキューセンサ18が対物レン
ズ11と光ディスクのディスク面との相対角度(スキュ
ー角度)θを検出した場合、以下のようにして、各フォ
ーカスコイル13a乃至13dに流す駆動電流を制御す
ることにより、所謂傾動動作によるスキューサーボを行
なって、スキューを補正するようにしている。即ち、タ
ンジェンシャルスキューが発生した場合には、各フォー
カスコイル13a乃至13dのうち、フォーカスコイル
13a及び13bの駆動電流を、フォーカスコイル13
c及び13dの駆動電流に対して、タンジェンシャルス
キュー角に応じて変更することにより、タンジェンシャ
ルスキューサーボが行なわれ、これによって、タンジェ
ンシャルスキューが補正されるようになっている。ま
た、ラジアルスキューが発生した場合には、各フォーカ
スコイル13a乃至13dのうち、フォーカスコイル1
3a及び13cの駆動電流を、フォーカスコイル13b
及び13dの駆動電流に対して、ラジアルスキュー角に
応じて変更することにより、ラジアルスキューサーボが
行なわれ、これによって、ラジアルスキューが補正され
るようになっている。
【0013】これにより、スキューサーボの際の可動部
は、対物レンズ11,ボビン12,各駆動コイル13a
乃至13d,14a及び14bと、各スキューセンサ1
8及び19のみであることから、図14に示した光学ピ
ックアップ全体を揺動させる構造に比較して、スキュー
サーボのために必要な電力が少なくて済み、高速動作が
可能であることから、ディスクスキューに含まれるAC
成分の補正を適切に行うことができる。
【0014】しかしながら、図15及び図16に示した
対物レンズ駆動装置10においては、各駆動コイル即ち
フォーカスコイル13a乃至13d及びトラッキングコ
イル14a及び14bそしてスキューセンサ17,18
への配線が、固定部から可動部に対して引き回されるこ
とになるため、構造が複雑になってしまう。例えば、対
物レンズをタンジェンシャルスキュー方向及びラジアル
スキュー方向に傾動制御するような対物レンズ駆動装置
の場合、可動部をディスク面に垂直な方向に駆動するよ
うに駆動力を発生させるフォーカスコイルが少なくとも
3個、また可動部をディスクの半径方向に駆動するよう
に駆動力を発生させるトラッキングコイルが少なくとも
1個必要であると共に、ディスクスキューを検出するた
めのスキューセンサへの配線が6乃至10本必要であ
る。このため、対物レンズのみを傾動制御する型式の対
物レンズ駆動装置においては、駆動用コイル及びスキュ
ーセンサは何れも可動部に配置されるので、構造が複雑
になり、組立が煩雑になってしまうことから、部品コス
ト及び組立コストが高くなってしまうと共に、可動部へ
の配線が多いことから、繰り返し動作すると、配線部が
損傷する可能性があり、特に配線部における信頼性が損
なわれる可能性があるという問題があった。
【0015】本発明は、以上の点に鑑み、対物レンズの
光軸と光ディスクとの適正な角度からのずれを簡便に補
正することができ、繰り返し動作させても、信頼性が損
なわれることがない対物レンズ駆動装置とこのような対
物レンズ駆動装置を利用した光ディスク装置を提供する
ことを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、光ディスク装置の光ディスクの信号記録面へ光を
用いて情報を記録及び/または再生する際に光を通す対
物レンズと、この対物レンズを支持する可動部と、この
可動部に取り付けられた駆動用マグネットと、前記可動
部に取り付けられ、光ディスクと対物レンズとの相対的
な傾き(スキュー量)を検出するためのスキューセンサ
と、前記可動部を固定部に対して二軸方向に移動可能に
支持する弾性支持部材と、前記固定部側に配置され、通
電により、前記駆動用マグネットと相互に作用して、可
動部をフォーカス方向に移動し且つ前記スキューセンサ
により検出されたスキュー量に対応して可動部をラジア
ルスキュー方向とタンジェンシャルスキュー方向に傾動
させるフォーカスコイルと、前記固定部側に配置され、
通電により、前記駆動用マグネットと相互に作用して、
可動部をトラッキング方向に移動するトラッキングコイ
ルとを備える、対物レンズ駆動装置により、達成され
る。
【0017】上記構成によれば、対物レンズのフォーカ
シング及びトラッキングとスキュー補正のための傾動を
行なうための対物レンズ駆動装置において、各駆動用コ
イル即ちフォーカスコイル及びトラッキングコイルが固
定部側に配設されていて、駆動用マグネットが可動部に
取り付けられているので、これら駆動用コイルに対する
配線は、可動部まで引き回される必要がない。このた
め、可動部に対しては、スキューセンサへの配線のみ必
要であることから、従来の可動部に配設された駆動用コ
イルを有する対物レンズ駆動装置に比較して、可動部へ
の配線工程が簡略化され、部品コスト及び組立コストが
低減されると共に、配線に関する信頼性が向上すること
になる。
【0018】上記フォーカスコイル及びトラッキングコ
イルの芯材及び支持部材が、非磁性材料から構成されて
いる場合には、駆動用マグネットを備えた可動部が、駆
動用コイル以外のものによって磁場の変化を受けないの
で、対物レンズのより正確なフォーカシングサーボ,ト
ラッキングサーボそしてスキューサーボが行われる。
【0019】上記フォーカスコイル及びトラッキングコ
イルが、磁力線の方向に関して互いに重ならないように
配設されている場合には、すべての駆動用コイルが、よ
り磁場の強いマグネットの近傍に配設されることにな
る。
【0020】対物レンズに対して同じ側にて互いに隣接
する駆動用マグネットが逆極性である場合には、隣接す
るマグネット間で磁束が閉じると共に、マグネット近傍
の磁束がやや強くなる。従って、例えば磁界変調式の光
磁気ディスク装置に本対物レンズ駆動装置を適用する
際、対物レンズにより集光されるレーザースポットとマ
グネットの間の距離が短くなったしても、漏洩磁界の影
響ができるだけ排除されることになる。また、対物レン
ズに対して対称位置に配設された駆動用マグネットが、
互いに逆極性になるように、配設されている場合には、
対物レンズの近傍を貫通する磁束が光ディスクに対して
平行な成分が支配的になるため、垂直磁場を利用して書
込を行なう磁界変調式の光磁気ディスクにおける漏洩磁
束の影響が低減されることになる。
【0021】上記フォーカスコイル及びトラッキングコ
イルが、固定部に配設されたコイル用配線を備えたプリ
ント基板に対して、直接またはコイル固定及び位置決め
部材を介して、取り付けられる場合には、各駆動用コイ
ルへの配線が簡略化され、組立が容易に且つ短時間で行
われることになる。
【0022】上記スキューセンサが、可動部に取り付け
られたプリント基板上に実装されていて、当該スキュー
センサへの電源の供給及びスキューセンサからの検出信
号の伝送が、プリント基板に設けられた端子を介して行
なわれる場合には、同様にスキューセンサへの配線が簡
略化され、組立が容易に且つ短時間で行われることにな
る。
【0023】上記スキューセンサへの電源の供給及びス
キューセンサからの検出信号の伝送が、上記弾性支持部
材を介して行なわれる、即ち上記弾性支持部材が、導電
性材料から構成されていて、上記スキューセンサへの電
源の供給及びスキューセンサからの検出信号の伝送が、
導電性の弾性支持部材自体を介して行なわれる場合、あ
るいは上記弾性支持部材が、その表面に配線パターンを
備えており、上記スキューセンサへの電源の供給及びス
キューセンサからの検出信号の伝送が、上記弾性支持部
材上の配線パターンを介して行なわれる場合には、弾性
支持部材をスキューセンサへの配線として利用すること
により、より構造が簡略化され、コストが低減されるこ
とになる。
【0024】可動部側または固定部側にプリント基板が
配設されており、上記弾性支持部材の一端が、このプリ
ント基板に実装された位置決め部材を介してまたは直接
にプリント基板に対してハンダ付けされる場合、あるい
は可動部側または固定部側にプリント基板が配設されて
おり、上記弾性支持部材の配線パターンの一端が、この
プリント基板に所定の端子部に対して直接にハンダ付け
される場合には、より構造が簡略化され、コストが低減
されることになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0026】図1は、本発明の対物レンズ駆動装置を備
えた光ディスク装置の一例を示している。図1の光ディ
スク装置20は、光ディスクDの駆動部30と、対物レ
ンズ駆動装置40と、再生光学系50等を備えている。
駆動部30は、チャッキング部31とモータ32を備え
ており、チャッキング部31には、光ディスクDを例え
ば磁力により着脱可能に取付けることができるようにな
っている。モータ32は、例えば回転制御可能なスピン
ドルモータにより構成されており、チャッキング部31
と光ディスクDを連続回転させることができる。
【0027】対物レンズ駆動装置40は、対物レンズ1
1を光ディスクDのディスク面DPに対して移動するた
めの装置である。この対物レンズ駆動装置40の付近に
は、再生光学系50が配置されている。この再生光学系
50は、光ディスクDの情報信号を再生するだけでな
く、情報信号の記録面であるディスク面DPに対して情
報信号を記録する機能を有する光学系も含むものであ
る。この再生光学系50は、光ディスクDのディスク面
DPに記録されている情報信号を再生する光学系であ
る。再生光学系50は、レーザダイオード51、コリメ
ータレンズ52、グレーティング53、λ/2板(1/
2波長板)54、偏光ビームスプリッタ55、λ/2板
56、集光レンズ57、円筒レンズ及び凹レンズ58、
8分割のフォトディテクタ59、フロントモニター用フ
ォトディテクタ60、λ/4板61等を備えている。
【0028】レーザダイオード51は、例えば650n
mの波長のレーザ光Lを発生するもので、レーザ光Lは
コリメータレンズ52により平行光にされて、グレーテ
ィング53とλ/2板54を通り、偏光ビームスプリッ
タ55に至る。偏光ビームスプリッタ55は、このレー
ザ光Lの一部をフロントモニター用フォトディテクタ6
0に導くと共に、レーザ光Lの残部を対物レンズ11側
に導く。フロントモニター用フォトディテクタ60は、
レーザダイオード51の出力をモニターするための光検
出器である。
【0029】対物レンズ11は、レーザ光Lを光ディス
クDの情報信号の記録面DPに集束させる。この対物レ
ンズ11は、図1のレーザ光LのスポットSPをディス
ク面DPに形成するためのレンズ作用を持ったものなら
なんでもよく、ガラス等の硝材でなる凸状の光学レン
ズ,プラスチックレンズの他、光集束作用をもつホログ
ラム素子等も含むものである。そしてディスク面DPか
らの戻り光は、λ/4板61を通り、偏光ビームスプリ
ッタ55で反射されてλ/2板56を通り集光レンズ5
7で集光され、かつ円筒レンズ及び凹レンズ58により
更に集光されて、8分割のフォトディテクタ59に導か
れるようになっている。8分割のフォトディテクタ59
は、図5にパターン配置例を示している。フォトディテ
クタ59は、ディテクタ59a乃至59hからなる。デ
ィテクタ59a乃至59dは正方形状であり、ディテク
タ59e乃至59hは長方形状である。
【0030】次に、図1の対物レンズ駆動装置40の構
造を、図2と図3を参照して詳しく説明する。図2は、
図1の対物レンズ駆動装置40の構造を更に詳しく示す
側面図であり、図3はその駆動装置40の平面図であ
る。対物レンズ駆動装置40は、対物レンズ11と、可
動部41と、複数のフォーカスコイル42a,42b,
42c,42dと、トラッキングコイル43a,43b
と、ベース(固定部)44と、4本の弾性支持部材45
と、タンジェンシャルスキューセンサ46と、ラジアル
スキューセンサ47と、マグネット48と、を含んでい
る。上記可動部41は、例えばプラスチック等により作
られており、図3で見て長方形状を有している。この可
動部41の図3で見て中心には対物レンズ11が搭載さ
れている。
【0031】上記4つのフォーカスコイル42a乃至4
2dは、図3のベース44上にて、それぞれ可動部41
のほぼ四隅に対向して配置されている。ここで、各フォ
ーカスコイル42a乃至42dは、例えば銅等の非磁性
体から成る芯材44aに巻回されて、ベース44に取り
付けられている。これらのフォーカスコイル42a乃至
42dは、通電することにより、可動部41及び対物レ
ンズ11をフォーカス方向FCSに直線移動し、又は可
動部41と対物レンズ11をラジアルスキュー方向RS
Dとタンジェンシャルスキュー方向TSDに傾動させる
ための駆動用コイルである。
【0032】上記2つのトラッキングコイル43a,4
3bは、それぞれ可動部41の短辺側に対向して、ベー
ス44上に取付けられている。ここで、各トラッキング
コイル43a,43bは、例えば銅等の非磁性体から成
る芯材44bに巻回されて、ベース44に取り付けられ
ている。このトラッキングコイル43a,43bは、通
電することにより、可動部41及び対物レンズ11をト
ラッキング方向TRKに沿って直線移動させるための駆
動用コイルである。
【0033】上記ベース44は、図2に示すように、各
駆動用コイル、即ち上記フォーカスコイル42a乃至4
2d及びトラッキングコイル43a,43bを位置決め
し且つ固定するための穴または固定部材44cを備えて
いる。そして、各コイルは、ベース44上にて、後述す
るマグネットによる磁束の向きに複数のコイルが重なら
ないように配置されることにより、各コイルが対向する
マグネットの近傍に配設されることになり、オープンな
磁気回路であっても、比較的強い磁束中に各コイルが配
設される。さらに、上記ベース44は、例えばガラスエ
ポキシ樹脂製のプリント基板44dから構成されている
と共に、その下面に貼着されたステンレス鋼等の非磁性
材料から成る補強板44eにより補強されている。これ
により、可動部41上のマグネット48は、他の磁性材
料にって影響を受けることなく、常に駆動用コイルに供
給される電流にほぼ比例した駆動力を得ることができ
る。また、図2のベース44の中間部分には、穴HLが
形成されており、この穴HLは、図1に示すように偏光
ビームスプリッタ55からくるレーザ光Lを通したり、
ディスク面DPからの戻り光を偏光ビームスプリッタ5
5側に通すための穴である。
【0034】これに対して、上記マグネット48は、前
述したベース44上に取り付けられた各フォーカスコイ
ル42a乃至42d及びトラッキングコイル43a,4
3bに対向するように、対物レンズ11の位置に関して
対称な位置に、片側に3個づつ計6個のマグネットが、
それぞれ可動部41の側面に取り付けられている。そし
て、各マグネット48は、片側にて3個並んだマグネッ
トのうち、中央マグネットが両側のマグネットに対して
逆極性となるように配設されている。これにより、図1
2に示すように、一方のマグネットからの磁束が隣接す
るマグネットへ向かうことになるので、対物レンズ11
の近傍まで漏洩する磁束が極めて少なくなる。また、各
マグネット48は、対物レンズ11に関して対称位置に
あるマグネットが、対物レンズ11から見て逆極性にな
るように配設されている。これにより、対物レンズ11
を貫通する磁束は、図13に示すように、光ディスクD
のディスク面DPに平行な成分が支配的となるため、特
に垂直磁場を利用して書込みを行なう磁界変調式の光磁
気ディスク装置において、漏洩磁束の影響が著しく低減
されることになる。試作例では、対物レンズ11の位置
における垂直磁界は、従来の最大40Oeに対して、3
Oe以下に低減することができた。
【0035】上記4本の弾性支持部材45は、可動部4
1とベース44との間に設けられており、可動部41を
ベース44に対して弾性的に支持するものである。これ
らの弾性支持部材45は、例えば樹脂製の薄板をほぼ円
筒形状に成形したものである。そして、4本の弾性支持
部材45は、可動部41の対物レンズ11の光軸OPL
に関して対称位置に配置されており、かつ弾性支持部材
45の上部の取付部が対物レンズ11の主点と同じ高さ
H、すなわちベース44の上面に対して同じ高さHに設
定されている。各弾性支持部材45は、図9に示すよう
に、それぞれ2本の配線パターン45a,45bを備え
ており、その端部には、ハンダ付け用のランド45c,
45dが形成されている。
【0036】上記タンジェンシャルスキューセンサ46
及びラジアルスキューセンサ47は、図3の平面図にお
いて可動部41の中心軸CLLにほぼ沿って設けられて
いると共に、図3においてややフォーカスコイル43
a,43b側に変位して配置されている。ラジアルスキ
ューセンサ46とタンジェンシャルスキューセンサ47
は、対物レンズ11と光ディスクDのディスク面DP
(図1参照)との相対角度を検出するセンサである。
【0037】次に、図3のタンジェンシャルスキューセ
ンサ46とラジアルスキューセンサ47の構造について
説明する。図3において光ディスクDは、例えば直径が
120mmのディスク(例えばコンパクトディスクや高
密度記録に対応して2枚のディスクを貼り合わせたディ
スク等)を使用することを前提とすると、例えば光ディ
スクDの半径が40mm付近で、対物レンズ11と2つ
のセンサが同じトラック上に位置するように、スキュー
センサ46,47が可動部41の上に配置されている。
つまりスキューセンサ46,47は、対物レンズ11に
比べて光ディスクDの中心側にオフセットするように可
動部41の上に配置されている。
【0038】図6は、タンジェンシャルスキューセンサ
46のディテクタの配置例を示し、図7は、ラジアルス
キューセンサ47のディテクタの配置例を示している。
図6において、タンジェンシャルスキューセンサ46
は、光発生手段であるLED(発光素子)46aと2つ
のフォトトランジスタ46b,46cを有している。フ
ォトトランジスタ46b,46cは、受光手段である。
これらのLED46aとフォトトランジスタ46b,4
6cは、図8に示すように、レンズ及び光学フィルタF
Tにより覆われている。このタンジェンシャルスキュー
センサ46は、図3に示すように対物レンズ11と光デ
ィスクDのディスク面DPとのタンジェンシャルスキュ
ー方向TSDに関する相対角度を検出するものである。
【0039】図7のラジアルスキューセンサ47は、光
発生手段であるLED47a、受光手段であるフォトト
ランジスタ47b,47cを備えている。これらLED
47a、フォトトランジスタ47b,47cは、図8に
示すように、レンズ及び光学フィルタFTにより覆われ
ている。このラジアルスキューセンサ47は、図3に示
すように対物レンズ11と光ディスクDのディスク面D
Pとのラジアルスキュー方向RSDに関する相対角度を
検出するものである。図8のレンズ及び光学フィルタF
Tは、例えば透明なプラスチックで作られているが、図
6と図7のLED46a,47aが発生する光は通す
が、図1の再生光学系50のレーザダイオード51の発
生するレーザ光Lは遮蔽する。つまり例えばレンズ及び
光学フィルタFTは、波長650nm光の進入を阻止す
るが、波長950nmの光は透過する性質を持ってい
る。
【0040】次に、図5の8分割のフォトディテクタ5
9と、図6のタンジェンシャルスキューセンサ46及び
図7のラジアルスキューセンサ47と図1のフォーカス
コイル42a乃至42d及びトラッキングコイル43
a,43b等から構成される駆動回路70について、図
4を参照して説明する。
【0041】図4の駆動回路70は、上述したように、
8分割のフォトディテクタ59、ラジアルスキューセン
サ47、タンジェンシャルスキューセンサ46と、4つ
のフォーカスコイル42a乃至42d及び2つのトラッ
キングコイル43a,43bの接続関係を示している。
図4において、フォトディテクタ59は、位相補償器7
1とゲイン調整器72を介して、2つのトラッキングコ
イル43a,43bに接続されている。また、フォトデ
ィテクタ59は、位相補償器73とゲイン調整器74を
介して、4つのフォーカスコイル42a乃至42dに接
続されている。ラジアルスキューセンサ47は、位相補
償器75とゲイン調整器76及び反転器77を介して、
2つのフォーカスコイル42b,42dに接続されてい
る。また、ラジアルスキューセンサ47は、位相補償器
75とゲイン調整器76を介して2つのフォーカスコイ
ル42a,42cに接続されている。タンジェンシャル
スキューセンサ46は、位相補償器78、ゲイン調整器
79及び反転器80を介して、フォーカスコイル42
c,42dに接続されている。また、タンジェンシャル
スキューセンサ46は、位相補償器78、ゲイン調整器
79を介して、フォーカスコイル42a,42bに接続
されている。
【0042】ここで、これら二つのスキューセンサ4
6,47は、図10に示すように、可動部41上に備え
られたマウント基板41a上に実装されている。このマ
ウント基板41aは、前述した弾性支持部材45の配線
パターン45a,45bの可動側のランド45c,45
dがハンダ付けされている。他方、ベース44には、図
11に示すように、各駆動用コイルに電流を供給するた
めのドライバー回路基板44fと、スキューセンサ4
6,47の検出信号を処理するためのスキュー検出回路
基板44gが接続されている。また、各駆動用コイル
は、ベース44のプリント基板44d上に形成されたコ
イル用配線を介して、上記ドライバー回路基板44fに
接続される。さらに、上記弾性支持部材45の固定側の
ランド45c,45dは、ベース44のプリント基板4
4d上のスキューセンサ用の配線にハンダ付けされる。
これにより、各スキューセンサ46,47は、弾性支持
部材45の配線パターン45a,45bを介して、スキ
ュー検出回路基板44gに接続されることになる。
【0043】図1の再生光学系50において、フォトデ
ィテクタ59がディスク面DPからの戻り光を受けて、
図4のディテクタ59a,59b,59c,59dから
フォーカスエラー信号FESが位相補償器73で位相補
償され、かつゲイン調整器74でゲインの調整が行われ
た後に、4つのフォーカスコイル42a乃至42dに対
して同位相の駆動電流が送られる。図4のフォトディテ
クタ59のディテクタ59e,59f,59h,59g
からトラッキングエラー信号TRSが位相補償器71に
送られる。このトラッキングエラー信号TRSは位相補
償器71で位相補償され、かつゲイン調整器72でゲイ
ンの調整が行われた後、ゲイン調整器72からは同位相
の駆動電流が2つのトラッキングコイル43a,43b
に送られる。
【0044】図4のラジアルスキューセンサ47から得
られるラジアルスキューエラー信号RSEは、位相補償
器75に送られて位相補償され、かつゲイン調整器76
でゲイン調整が行われる。そしてゲイン調整器76から
は2つのフォーカスコイル42a,42cに対して同位
相の駆動電流が送られるとともに、反転器77からは残
りの2つのフォーカスコイル42b,42dに対して逆
位相の駆動電流が送られる。図4のタンジェンシャルス
キューセンサ46から得られるタンジェンシャルスキュ
ーエラー信号TSEは、位相補償器78で位相補償さ
れ、かつゲイン調整器79でゲイン調整が行われる。そ
の後、ゲイン調整器79からは、2つのフォーカスコイ
ル42a,42bに対して同位相の駆動電流が送られる
とともに、反転器80からは残りの2つのフォーカスコ
イル42c,42dに対して逆位相の駆動電流が送られ
る。
【0045】図2において、可動部41は、その重心と
対物レンズ11の主点そして弾性支持部材45の取付高
さHが概ね一致している。これにより、図4のフォーカ
スコイル42a乃至42dに対してフォーカスサーボ用
の同位相の駆動電流が加わった場合に、可動部41は決
して姿勢を乱すことなくフォーカス方向FCS(図1の
ディスク面DPに近づいたり遠ざかる方向、ディスク面
DPに垂直の方向)にのみ駆動される。つまり4つの弾
性支持部材45と4つのフォーカスコイル42a乃至4
2dが、レンズ11の主点に対して点対称になっている
ので、可動部41は横揺れ(トラッキング方向TRK方
向あるいはトラック方向TD方向への揺れ)を発生せず
に、対物レンズ11はフォーカスサーボ動作を行うこと
ができる。一方、図4のトラッキングコイル43a,4
3bに対して同位相のトラッキングサーボ電流が加わっ
た場合であっても、可動部41は、図3のトラッキング
方向TRK(半径方向)に姿勢を乱すことなく直線移動
することができる。
【0046】次に、可動部41と対物レンズ11に対し
てラジアルスキューサーボをかける場合には、対物レン
ズ11の主点の位置と可動部41の重心と弾性支持部材
45の取付高さHが概ね一致しているので、駆動力の合
力も可動部41の重心の位置を回転中心とするモーメン
ト力のみが発生する。つまり図4のラジアルスキュー信
号RSEに基づいて、4つのフォーカスコイル42a乃
至42dに対してラジアルスキューサーボ電流が加わっ
た時に、可動部41は決して直線移動することなく、図
3のラジアルスキュー方向RSDのみに傾動されること
になる。またタンジェンシャルスキューサーボを可動部
41及び対物レンズ11に対してかける場合にも同様で
あり、対物レンズ11の主点の位置と可動部41の重心
と弾性支持部材45の取付高さHが概ね一致しており、
駆動力の合力も重心位置を回転中心とするモーメント力
のみとなるために、タンジェンシャルスキューサーボ電
流がフォーカスコイル42a乃至42dに加わった場合
に、可動部41は決して直線移動することなく図3のタ
ンジェンシャルスキュー方向TSDのみに傾動される。
【0047】このように対物レンズ11にラジアルスキ
ューサーボをかける場合には、図4のラジアルスキュー
エラー信号RSEに基づいて、フォーカスコイル42
a,42cには同位相のラジアルスキューサーボ電流が
与えられ、残りの2つのフォーカスコイル42b,42
dには逆位相のラジアルスキューサーボ電流が加わるこ
とから、可動部41はラジアルスキュー方向RSDのみ
傾動する。これに対して、対物レンズ11にタンジェン
シャルスキューサーボをかける場合には、図4のタンジ
ェンシャルスキューエラー信号TSEに基づいて、2つ
のフォーカスコイル42a,42bに同位相のタンジェ
ンシャルスキューサーボ電流が加わり、残りの2つのフ
ォーカスコイル42c,42dには逆位相のタンジェン
シャルスキューサーボ電流が加わることから、図3のタ
ンジェンシャルスキュー方向TSDにボビン5が傾動す
る。
【0048】光ディスクDのスキュー発生量に応じて、
対物レンズ11と可動部41は、ラジアルスキュー方向
RSDに傾動したり、タンジェンシャルスキュー方向T
SDに傾動させることができる。従って、対物レンズ1
1のコマ収差をキャンセルすることができる。
【0049】従って、機構の精度や記録媒体である光デ
ィスクの反り等に記入する光学ピックアップの対物レン
ズ2の光軸OPLと、光ディスクDとの適正な角度から
のずれを簡単に補正することができる。そしてフォーカ
ス、トラッキング、ラジアルスキュー、タンジェンシャ
ルスキュー方向の合計4方向の機械的な緩衝を極力減少
させることができ、フォーカスサーボ、トラッキングサ
ーボ、ラジアルスキューサーボ、タンジェンシャルスキ
ューサーボがそれぞれ独立に安定して動作できる。これ
により、図3のディスク面DPと対物レンズ2の光軸O
PLの角度のずれであるスキューが簡便な構造でありな
がら、精度よく検出できる。
【0050】この場合、各駆動用コイル、即ちフォーカ
スコイル42a乃至42d及びトラッキングコイル43
a,43bが、固定部であるベース44上に固定配置さ
れている。従って、可動部41に対する配線が大幅に削
減されることになり、対物レンズ駆動装置20の組立が
容易に行なわれ、組立コストが低減されることになる。
また、可動部41に対する配線は、各スキューセンサ4
6,47に対する配線のみで済むことになるので、配線
に関する信頼性が向上することになる。さらに、可動部
41を支持する弾性支持部材45を利用して、スキュー
センサ46,47に対する配線を行なうことにより、配
線工程が簡略化されることになる。
【0051】上述した実施の形態では、弾性支持部材4
5は、その表面に配線パターン45a,45bを備えて
いるが、これに限らず、弾性支持部材45自体が導電性
材料から形成されるようにしてもよい。この場合、各弾
性支持部材45は、それぞれ一本の配線として利用され
ることになる。
【0052】また、上述した実施の形態では、光ディス
ク装置が光ディスクの情報面に記録されている情報を再
生する例を説明している。しかしそれに限らず光ディス
クに対して情報記録しかつ再生することができる記録再
生型の光ディスク装置に対しても本発明の対物レンズの
駆動装置が適用できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
対物レンズのフォーカシング及びトラッキングとスキュ
ー補正のための傾動を行なうための対物レンズ駆動装置
において、各駆動用コイル即ちフォーカスコイル及びト
ラッキングコイルが固定部側に配設されていて、駆動用
マグネットが可動部に取り付けられているので、これら
駆動用コイルに対する配線は、可動部まで引き回される
必要がない。このため、可動部に対しては、スキューセ
ンサへの配線のみ必要であることから、従来の可動部に
配設された駆動用コイルを有する対物レンズ駆動装置に
比較して、可動部への配線工程が簡略化され、部品コス
ト及び組立コストが低減されると共に、構造的に弱い配
線部が削減されることで、繰り返し使用による損傷を受
けることがなくなり、信頼性が向上することになる。こ
のように、本発明によれば、対物レンズの光軸と光ディ
スクとの適正な角度からのずれを簡便に補正することが
でき、繰り返し動作させても、信頼性が損なわれること
がない対物レンズ駆動装置と、このような対物レンズ駆
動装置を利用した光ディスク装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対物レンズの駆動装置を含む光ディス
ク装置の一例を示す図である。
【図2】図1の光ディスク装置の対物レンズ駆動装置の
一実施形態を示す側面図である。
【図3】図2の対物レンズ駆動装置の平面図である。
【図4】図2と図3のフォーカスコイル及びトラッキン
グコイルの駆動回路例を示す図である。
【図5】図1の再生光学系におけるフォトディテクター
の一例を示す図である。
【図6】図3のタンジェンシャルスキューセンサの一例
を示す図である。
【図7】図3のラジアルスキューセンサの一例を示す図
である。
【図8】図6と図7のスキューセンサの光学フィルタの
一例を示す図である。
【図9】図3の弾性支持部材の一例を示す図である。
【図10】図3の駆動コイル及びスキューセンサの配線
を示す側面図である。
【図11】図3の駆動コイル及びスキューセンサの配線
を示す平面図である。
【図12】図3のマグネットによる磁束を示す平面図で
ある。
【図13】図3のマグネットによる磁束を示す側面図で
ある。
【図14】従来の光ディスク装置におけるディスクのス
キュー角θの一例を示す図。
【図15】従来の対物レンズ駆動装置の一例を示す側面
図である。
【図16】図15の対物レンズ駆動装置の平面図であ
る。
【符号の説明】
D・・・光ディスク、FCS・・・フォーカス方向、F
T・・・レンズ及び光学フィルタ、H・・・弾性支持部
材の可動部に対する取付け高さ、L・・・レーザ光
(光)、OPL・・・対物レンズの光軸、RSD・・・
ラジアルスキュー方向、TRK・・・トラッキング方
向、TSD・・・タンジェンシャルスキュー方向、11
・・・対物レンズ、40・・・対物レンズ駆動装置、4
1・・・可動部、42a乃至42d・・・フォーカスコ
イル、43a,43b・・・トラッキングコイル、44
・・・ベース、45・・・弾性支持部材、46・・・タ
ンジェンシャルスキューセンサ(スキューセンサ)、4
7・・・ラジアルスキューセンサ(スキューセンサ)、
48・・・マグネット。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク装置の光ディスクの信号記録
    面へ光を用いて情報を記録及び/または再生する際に光
    を通す対物レンズと、 この対物レンズを支持する可動部と、 この可動部に取り付けられた駆動用マグネットと、 前記可動部に取り付けられ、光ディスクと対物レンズと
    の相対的な傾き(スキュー量)を検出するためのスキュ
    ーセンサと、 前記可動部を固定部に対して二軸方向に移動可能に支持
    する弾性支持部材と、 前記固定部側に配置され、通電により、前記駆動用マグ
    ネットと相互に作用して、可動部をフォーカス方向に移
    動し且つ前記スキューセンサにより検出されたスキュー
    量に対応して可動部をラジアルスキュー方向とタンジェ
    ンシャルスキュー方向に傾動させるフォーカスコイル
    と、 前記固定部側に配置され、通電により、前記駆動用マグ
    ネットと相互に作用して、可動部をトラッキング方向に
    移動するトラッキングコイルとを備えることを特徴とす
    る対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記フォーカスコイル及びトラッキング
    コイルの芯材及び支持部材が、非磁性材料から構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ駆
    動装置。
  3. 【請求項3】 前記フォーカスコイル及びトラッキング
    コイルが、磁力線の方向に関して互いに重ならないよう
    に配設されていることを特徴とする請求項2に記載の対
    物レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動用マグネットが、対物レンズに
    対して同じ側にて互いに隣接するマグネットが逆極性と
    なり、また対物レンズに対して対称位置に配設されたマ
    グネットが、互いに逆極性になるように、配設されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の対物レンズ駆動装
    置。
  5. 【請求項5】 前記フォーカスコイル及びトラッキング
    コイルが、固定部に配設されたコイル用配線を備えたプ
    リント基板に対して、直接またはコイル固定及び位置決
    め部材を介して、取り付けられることを特徴とする請求
    項1に記載の対物レンズ駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記スキューセンサが、可動部に取り付
    けられたプリント基板上に実装されていて、当該スキュ
    ーセンサへの電源の供給及びスキューセンサからの検出
    信号の伝送が、プリント基板に設けられた端子を介して
    行なわれることを特徴とする請求項1に記載の対物レン
    ズ駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記スキューセンサへの電源の供給及び
    スキューセンサからの検出信号の伝送が、前記弾性支持
    部材を介して行なわれることを特徴とする請求項1に記
    載の対物レンズ駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記弾性支持部材が、導電性材料から構
    成されていて、前記スキューセンサへの電源の供給及び
    スキューセンサからの検出信号の伝送が、導電性の弾性
    支持部材自体を介して行なわれることを特徴とする請求
    項7に記載の対物レンズ駆動装置。
  9. 【請求項9】 可動部側または固定部側にプリント基板
    が配設されており、 前記弾性支持部材の一端が、このプリント基板に実装さ
    れた位置決め部材を介してまたは直接にプリント基板に
    対してハンダ付けされることを特徴とする請求項8に記
    載の対物レンズ駆動装置。
  10. 【請求項10】 前記弾性支持部材が、その表面に配線
    パターンを備えており、 前記スキューセンサへの電源の供給及びスキューセンサ
    からの検出信号の伝送が、前記弾性支持部材上の配線パ
    ターンを介して行なわれることを特徴とする請求項7に
    記載の対物レンズ駆動装置。
  11. 【請求項11】 可動部側または固定部側にプリント基
    板が配設されており、 前記弾性支持部材の配線パターンの一端が、このプリン
    ト基板に所定の端子部に対して直接にハンダ付けされる
    ことを特徴とする請求項10に記載の対物レンズ駆動装
    置。
  12. 【請求項12】 光ディスクを回転駆動する手段と、 この光ディスクの信号記録面へ光を用いて情報を記録及
    び/または再生する際に光を通す対物レンズと、 この対物レンズをフォーカス方向及びトラッキング方向
    に駆動する駆動装置と、 前記光ディスクの信号記録面に照射された光が反射され
    た戻り光を検出する再生光学系とを備えており、 前記駆動装置が、 前記対物レンズを支持する可動部と、 この可動部に取り付けられた駆動用マグネットと、 前記可動部に取り付けられ、光ディスクと対物レンズと
    の相対的な傾き(スキュー量)を検出するためのスキュ
    ーセンサと、 前記可動部を固定部に対して二軸方向に移動可能に支持
    する弾性支持部材と、 前記固定部側に配置され、通電により、前記駆動用マグ
    ネットと相互に作用して、可動部をフォーカス方向に移
    動し且つ前記スキューセンサにより検出されたスキュー
    量に対応して可動部をラジアルスキュー方向とタンジェ
    ンシャルスキュー方向に傾動させるフォーカスコイル
    と、 前記固定部側に配置され、通電により、前記駆動用マグ
    ネットと相互に作用して、可動部をトラッキング方向に
    移動するトラッキングコイルとを備えることを特徴とす
    る光ディスク装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100474772B1 (ko) * 2001-09-05 2005-03-08 엘지전자 주식회사 광 픽업 액츄에이터
JP2008217888A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Sanyo Electric Co Ltd 対物レンズ駆動装置
JP2010003380A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Panasonic Corp 光ピックアップ装置及び光ディスク装置
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