JPH11135103A - 蓄電池用液口栓 - Google Patents
蓄電池用液口栓Info
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- JPH11135103A JPH11135103A JP9296979A JP29697997A JPH11135103A JP H11135103 A JPH11135103 A JP H11135103A JP 9296979 A JP9296979 A JP 9296979A JP 29697997 A JP29697997 A JP 29697997A JP H11135103 A JPH11135103 A JP H11135103A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐溢液性を向上させた蓄電池用液口栓を得
る。 【解決手段】 上部に排気孔8を設け下部を開口させた
筒状の液口栓本体15内に、昇降筒体16を所要の範囲
で上下に摺動自在に組み込む。昇降筒体16の内部のガ
ス上昇通路1には、防沫手段7を組み込む。
る。 【解決手段】 上部に排気孔8を設け下部を開口させた
筒状の液口栓本体15内に、昇降筒体16を所要の範囲
で上下に摺動自在に組み込む。昇降筒体16の内部のガ
ス上昇通路1には、防沫手段7を組み込む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉛蓄電池の如き蓄
電池で用いる蓄電池用液口栓に関するものである。
電池で用いる蓄電池用液口栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蓄電池液口栓は、図4に示すよう
に、内部にガス上昇通路1を有する筒部2,該筒部2の
下端を閉塞する底部3,該筒部2の上部を閉塞する頂部
4を備えた筒状体5と、この筒状体5の筒部2内の上部
に組み込まれたセラミック製の防爆フィルター6と、こ
の筒状体5内の下部に組み込まれた防沫手段7とを主体
として構成されている。
に、内部にガス上昇通路1を有する筒部2,該筒部2の
下端を閉塞する底部3,該筒部2の上部を閉塞する頂部
4を備えた筒状体5と、この筒状体5の筒部2内の上部
に組み込まれたセラミック製の防爆フィルター6と、こ
の筒状体5内の下部に組み込まれた防沫手段7とを主体
として構成されている。
【0003】筒状体5の頂部4には排気孔8が設けら
れ、防爆フィルター6の下側の筒部2には底部3に隣接
して第1の通気孔9が設けられ、この第1の通気孔9に
対して上側に所要の距離隔Lを隔てて第2の通気孔10
が設けられている。
れ、防爆フィルター6の下側の筒部2には底部3に隣接
して第1の通気孔9が設けられ、この第1の通気孔9に
対して上側に所要の距離隔Lを隔てて第2の通気孔10
が設けられている。
【0004】防沫手段7は、筒部2の内壁から複数の傾
斜防沫板11が内側に向かって斜め下向きに張り出すよ
うにして上下に位置を違えて設けられており、電解液飛
沫が筒部2内のガス上昇通路1を上昇する際に傾斜した
防沫板11に接触して付着した電解液を第1の通気孔9
を経て落下させることによりセル内へ環流させ、ガス上
昇通路1を上昇するガス状の電解液飛沫は第2の通気孔
10からセル内へ環流させるようになっている。
斜防沫板11が内側に向かって斜め下向きに張り出すよ
うにして上下に位置を違えて設けられており、電解液飛
沫が筒部2内のガス上昇通路1を上昇する際に傾斜した
防沫板11に接触して付着した電解液を第1の通気孔9
を経て落下させることによりセル内へ環流させ、ガス上
昇通路1を上昇するガス状の電解液飛沫は第2の通気孔
10からセル内へ環流させるようになっている。
【0005】防沫手段7の存在位置より上側で筒部2の
外周には、この液口栓を電槽蓋にネジ結合で取り付ける
ための雄ネジ部12が設けられている。この雄ネジ部1
2の上側で筒部2の外周には凹部13が設けられ、この
凹部13にはパッキン14が嵌合支持されている。
外周には、この液口栓を電槽蓋にネジ結合で取り付ける
ための雄ネジ部12が設けられている。この雄ネジ部1
2の上側で筒部2の外周には凹部13が設けられ、この
凹部13にはパッキン14が嵌合支持されている。
【0006】このような構造の蓄電池用液口栓の役割
は、例えば蓄電池を自動車に搭載した場合の振動時に、
あるいは充電時に、電解液飛沫が外部に出ないようにす
ること、及び過充電時のガス発生による液面上昇で電解
液が溢れ出すこと(溢液)を防止することである。
は、例えば蓄電池を自動車に搭載した場合の振動時に、
あるいは充電時に、電解液飛沫が外部に出ないようにす
ること、及び過充電時のガス発生による液面上昇で電解
液が溢れ出すこと(溢液)を防止することである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来の蓄電池用液口栓では、筒状体5がその上部と
下部が一体の構造であったため、振動や充電による液面
の上昇によって、筒状体5の下部が電解液中に入ってし
まい、電解液を電槽内に還流させるための第1,第2の
通気孔9,10と液面との距離が短くなり、また電槽内
の水素ガスを外部に排出させる排気孔8と液面との距離
が短くなり、溢液には不利な状態となる問題点があっ
た。
如き従来の蓄電池用液口栓では、筒状体5がその上部と
下部が一体の構造であったため、振動や充電による液面
の上昇によって、筒状体5の下部が電解液中に入ってし
まい、電解液を電槽内に還流させるための第1,第2の
通気孔9,10と液面との距離が短くなり、また電槽内
の水素ガスを外部に排出させる排気孔8と液面との距離
が短くなり、溢液には不利な状態となる問題点があっ
た。
【0008】本発明の目的は、耐溢液性を向上させた蓄
電池用液口栓を提供することである。
電池用液口栓を提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、下部が自動的に昇降
して耐溢液性を向上させる蓄電池用液口栓を提供するこ
とである。
して耐溢液性を向上させる蓄電池用液口栓を提供するこ
とである。
【0010】本発明の他の目的は、下部が自動的に昇降
しても第2の通気孔に悪影響を及ぼさない蓄電池用液口
栓を提供することである。
しても第2の通気孔に悪影響を及ぼさない蓄電池用液口
栓を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る蓄電池用液
口栓は、上部に排気孔が設けられ下部が開口された筒状
の液口栓本体内に昇降筒体が所要の範囲で上下に摺動自
在に組み込まれ、昇降筒体内のガス上昇通路に防沫手段
が組み込まれていることを特徴としている。
口栓は、上部に排気孔が設けられ下部が開口された筒状
の液口栓本体内に昇降筒体が所要の範囲で上下に摺動自
在に組み込まれ、昇降筒体内のガス上昇通路に防沫手段
が組み込まれていることを特徴としている。
【0012】このような蓄電池用液口栓では、液口栓本
体と昇降筒体とに別けて作られ、昇降筒体が所要の範囲
で上下に摺動自在に液口栓本体内に組み込まれているの
で、昇降筒体を電解液の液面の上下に伴って上下させる
ようにすることができる。
体と昇降筒体とに別けて作られ、昇降筒体が所要の範囲
で上下に摺動自在に液口栓本体内に組み込まれているの
で、昇降筒体を電解液の液面の上下に伴って上下させる
ようにすることができる。
【0013】このように昇降筒体を電解液の液面の上下
に伴って上下させると、常に電解液面が昇降筒体の下に
あるようにすることができ、耐溢液性を向上させること
ができる。また、液面の上下振動時にも、それに伴って
昇降筒体も上下動して液面の上に存在するようにするこ
とができるので、振動耐溢液性も向上させることができ
る。
に伴って上下させると、常に電解液面が昇降筒体の下に
あるようにすることができ、耐溢液性を向上させること
ができる。また、液面の上下振動時にも、それに伴って
昇降筒体も上下動して液面の上に存在するようにするこ
とができるので、振動耐溢液性も向上させることができ
る。
【0014】このような本発明の蓄電池用液口栓にあっ
ては、防沫手段を含めた昇降筒体は、比重1以下の耐電
解液性の樹脂により形成されていることが好ましい。こ
のようにすると、電解液の液面の上昇で該電解液の液面
が昇降筒体の底部に達すると、該昇降筒体は電解液の液
面上に浮かんで電解液の液面の変動に伴って自動的に昇
降するようになる。
ては、防沫手段を含めた昇降筒体は、比重1以下の耐電
解液性の樹脂により形成されていることが好ましい。こ
のようにすると、電解液の液面の上昇で該電解液の液面
が昇降筒体の底部に達すると、該昇降筒体は電解液の液
面上に浮かんで電解液の液面の変動に伴って自動的に昇
降するようになる。
【0015】また、液口栓本体と昇降筒体には、昇降筒
体の下降下限位置で該昇降筒体を液口栓本体に係止する
抜け止め手段が設けられていることが好ましい。このよ
うにすると、昇降筒体が液口栓本体から脱落するのを防
止することができる。
体の下降下限位置で該昇降筒体を液口栓本体に係止する
抜け止め手段が設けられていることが好ましい。このよ
うにすると、昇降筒体が液口栓本体から脱落するのを防
止することができる。
【0016】さらに、昇降筒体は筒部とこの筒部の下部
を閉塞する底部とを備えた有底筒状をなしていて、筒部
には底部に隣接して設けられた第1の通気孔と該第1の
通気孔に対して上側に所要の距離隔てて設けられた第2
の通気孔とが設けられ、液口栓本体の筒部には昇降筒体
の第2の通気孔の昇降範囲に対応してスリットが設けら
れていることが好ましい。このようにすると、上側の第
2の通気孔が昇降筒体の上昇に伴って上昇しても、該第
2の通気孔が液口栓本体の筒部で塞がれるのを該液口栓
本体の筒部に設けられているスリットで防止することが
でき、第2の通気孔を正常に機能させることができる。
を閉塞する底部とを備えた有底筒状をなしていて、筒部
には底部に隣接して設けられた第1の通気孔と該第1の
通気孔に対して上側に所要の距離隔てて設けられた第2
の通気孔とが設けられ、液口栓本体の筒部には昇降筒体
の第2の通気孔の昇降範囲に対応してスリットが設けら
れていることが好ましい。このようにすると、上側の第
2の通気孔が昇降筒体の上昇に伴って上昇しても、該第
2の通気孔が液口栓本体の筒部で塞がれるのを該液口栓
本体の筒部に設けられているスリットで防止することが
でき、第2の通気孔を正常に機能させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明に係る蓄
電池用液口栓における実施の一例を示したものである。
電池用液口栓における実施の一例を示したものである。
【0018】この蓄電池用液口栓は、上部に排気孔8が
設けられ下部が開口された筒状の液口栓本体15内に昇
降筒体16が所要の範囲で上下に摺動自在に組み込ま
れ、昇降筒体16内のガス上昇通路1に防沫手段7が組
み込まれた構造になっている。
設けられ下部が開口された筒状の液口栓本体15内に昇
降筒体16が所要の範囲で上下に摺動自在に組み込ま
れ、昇降筒体16内のガス上昇通路1に防沫手段7が組
み込まれた構造になっている。
【0019】液口栓本体15は、下部が開口した筒部1
5aと、該筒部15aの上端を閉塞している頂部15b
とを備えている。筒部15aの外周には、この液口栓を
電槽蓋にネジ結合で取り付けるための雄ネジ部12が設
けられている。この雄ネジ部12の上側で筒部15aの
外周には凹部13が設けられ、この凹部13にはパッキ
ン14が嵌合支持されている。頂部15bには排気孔8
が設けられている。
5aと、該筒部15aの上端を閉塞している頂部15b
とを備えている。筒部15aの外周には、この液口栓を
電槽蓋にネジ結合で取り付けるための雄ネジ部12が設
けられている。この雄ネジ部12の上側で筒部15aの
外周には凹部13が設けられ、この凹部13にはパッキ
ン14が嵌合支持されている。頂部15bには排気孔8
が設けられている。
【0020】このような液口栓本体15の筒部15a内
の上部には、セラミック製の防爆フィルター6組み込ま
れている。
の上部には、セラミック製の防爆フィルター6組み込ま
れている。
【0021】昇降筒体16は、筒部16aとこの筒部1
6aの下部を閉塞する底部16bとを備えた有底筒状を
なしていている。筒部16aには、底部16bに隣接し
て設けられた第1の通気孔9と該第1の通気孔9に対し
て上側に所要の距離Lを隔てて設けられた第2の通気孔
10とが設けられている。第1の通気孔9に対して第2
の通気孔10は反対側に設けられている。このような昇
降筒体16は、その筒部16aが液口栓本体15の筒部
15a内に昇降自在に嵌め込まれている。
6aの下部を閉塞する底部16bとを備えた有底筒状を
なしていている。筒部16aには、底部16bに隣接し
て設けられた第1の通気孔9と該第1の通気孔9に対し
て上側に所要の距離Lを隔てて設けられた第2の通気孔
10とが設けられている。第1の通気孔9に対して第2
の通気孔10は反対側に設けられている。このような昇
降筒体16は、その筒部16aが液口栓本体15の筒部
15a内に昇降自在に嵌め込まれている。
【0022】防沫手段7は、昇降筒体16の筒部16a
内に組み込まれている。この防沫手段7は、前述した従
来例と同様に、筒部16aの内壁から複数の傾斜防沫板
11が内側に向かって斜め下向きに張り出すようにして
上下に位置を違えて設けられており、電解液飛沫が筒部
16a内のガス上昇通路1を上昇する際に傾斜した防沫
板11に接触して付着した電解液を第1の通気孔9を経
て落下させることによりセル内へ環流させ、ガス上昇通
路1を上昇するガス状の電解液飛沫は第2の通気孔10
からセル内へ環流させるようになっている。
内に組み込まれている。この防沫手段7は、前述した従
来例と同様に、筒部16aの内壁から複数の傾斜防沫板
11が内側に向かって斜め下向きに張り出すようにして
上下に位置を違えて設けられており、電解液飛沫が筒部
16a内のガス上昇通路1を上昇する際に傾斜した防沫
板11に接触して付着した電解液を第1の通気孔9を経
て落下させることによりセル内へ環流させ、ガス上昇通
路1を上昇するガス状の電解液飛沫は第2の通気孔10
からセル内へ環流させるようになっている。
【0023】液口栓本体15と昇降筒体16には、昇降
筒体16の下降下限位置で該昇降筒体16を液口栓本体
15に係止する抜け止め手段17が設けられている。こ
の抜け止め手段17は、液口栓本体15の筒部15aの
下端に内向きに突設された第1のストッパー17aと、
昇降筒体16の筒部16aの上部外周に突設されて下降
状態で第1のストッパー17aに係止される第2のスト
ッパー17bとで構成されている。
筒体16の下降下限位置で該昇降筒体16を液口栓本体
15に係止する抜け止め手段17が設けられている。こ
の抜け止め手段17は、液口栓本体15の筒部15aの
下端に内向きに突設された第1のストッパー17aと、
昇降筒体16の筒部16aの上部外周に突設されて下降
状態で第1のストッパー17aに係止される第2のスト
ッパー17bとで構成されている。
【0024】液口栓本体15の筒部15aには、昇降筒
体16の第2の通気孔10の昇降範囲に対応してスリッ
ト18が縦長に設けられている。
体16の第2の通気孔10の昇降範囲に対応してスリッ
ト18が縦長に設けられている。
【0025】このような蓄電池用液口栓にあっては、防
沫手段7を含めた昇降筒体16が、比重1以下の耐電解
液性の合成樹脂、例えばポリプロピレンやポリエチレン
等により形成されている。液口栓本体15も、ポリプロ
ピレンやポリエチレン等の合成樹脂で形成されている。
沫手段7を含めた昇降筒体16が、比重1以下の耐電解
液性の合成樹脂、例えばポリプロピレンやポリエチレン
等により形成されている。液口栓本体15も、ポリプロ
ピレンやポリエチレン等の合成樹脂で形成されている。
【0026】このような蓄電池用液口栓にあっては、電
解液の液面が上昇して昇降筒体16の底部16bが電解
液の液面に乗ると、昇降筒体16が電解液の液面上に浮
かぶ。このため昇降筒体16は、電解液の液面の上下に
伴って上下することになる。従って、常に電解液面が昇
降筒体16の下にあり、耐溢液性を向上させることがで
きる。また、電解液面の上下振動時にも、それに伴って
昇降筒体16も上下動して液面の上に存在するので、振
動耐溢液性も向上させることができる。
解液の液面が上昇して昇降筒体16の底部16bが電解
液の液面に乗ると、昇降筒体16が電解液の液面上に浮
かぶ。このため昇降筒体16は、電解液の液面の上下に
伴って上下することになる。従って、常に電解液面が昇
降筒体16の下にあり、耐溢液性を向上させることがで
きる。また、電解液面の上下振動時にも、それに伴って
昇降筒体16も上下動して液面の上に存在するので、振
動耐溢液性も向上させることができる。
【0027】この場合、防沫手段7を含めた昇降筒体1
6が、比重1以下の耐電解液性の樹脂により形成されて
いるので、電解液面の上昇で該電解液面が昇降筒体16
の底部16bに達すると、該昇降筒体16は電解液面上
に浮かんで電解液面の変動に伴って自動的に昇降するよ
うになる。
6が、比重1以下の耐電解液性の樹脂により形成されて
いるので、電解液面の上昇で該電解液面が昇降筒体16
の底部16bに達すると、該昇降筒体16は電解液面上
に浮かんで電解液面の変動に伴って自動的に昇降するよ
うになる。
【0028】また、液口栓本体15と昇降筒体16に
は、昇降筒体16の下降下限位置で該昇降筒体16を液
口栓本体15に係止する抜け止め手段17が設けられて
いるので、昇降筒体16が液口栓本体15から脱落する
のを防止することができる。
は、昇降筒体16の下降下限位置で該昇降筒体16を液
口栓本体15に係止する抜け止め手段17が設けられて
いるので、昇降筒体16が液口栓本体15から脱落する
のを防止することができる。
【0029】さらに、昇降筒体16は筒部16aとこの
筒部16aの下部を閉塞する底部16bとを備えた有底
筒状をなしていて、筒部16aには底部16bに隣接し
て設けられた第1の通気孔9と該第1の通気孔9に対し
て上側に所要の距離Lを隔てて設けられた第2の通気孔
10とが設けられ、液口栓本体15の筒部15aには昇
降筒体16の第2の通気孔10の昇降範囲に対応してス
リット18が設けられているので、上側の第2の通気孔
10が昇降筒体16の上昇に伴って上昇しても、該第2
の通気孔10が液口栓本体15の筒部15aで塞がれる
のを該スリット18で防止することができ、第2の通気
孔10を正常に機能させることができる。
筒部16aの下部を閉塞する底部16bとを備えた有底
筒状をなしていて、筒部16aには底部16bに隣接し
て設けられた第1の通気孔9と該第1の通気孔9に対し
て上側に所要の距離Lを隔てて設けられた第2の通気孔
10とが設けられ、液口栓本体15の筒部15aには昇
降筒体16の第2の通気孔10の昇降範囲に対応してス
リット18が設けられているので、上側の第2の通気孔
10が昇降筒体16の上昇に伴って上昇しても、該第2
の通気孔10が液口栓本体15の筒部15aで塞がれる
のを該スリット18で防止することができ、第2の通気
孔10を正常に機能させることができる。
【0030】本発明の蓄電池用液口栓の耐溢液性の効果
を明らかにするために、図1に示す構造の本発明を適用
した液口栓と、同寸法で図4に示す構造の従来の液口栓
とを作成し、これら液口栓を46B24R形蓄電池の電
槽蓋に取付け、図1に示す本発明の構造の液口栓を取付
けた鉛蓄電池を本発明品と称し、図4に示す構造の従来
の液口栓を取付けた鉛蓄電池を従来品と称して、過充電
溢液試験及び振動溢液試験を行った(15Vの定電圧充
電をしながら振動を行った)。その結果を表1及び図3
に示す。この表1で、U.Lとは電槽内の電解液のアッ
パーレベルを示す。
を明らかにするために、図1に示す構造の本発明を適用
した液口栓と、同寸法で図4に示す構造の従来の液口栓
とを作成し、これら液口栓を46B24R形蓄電池の電
槽蓋に取付け、図1に示す本発明の構造の液口栓を取付
けた鉛蓄電池を本発明品と称し、図4に示す構造の従来
の液口栓を取付けた鉛蓄電池を従来品と称して、過充電
溢液試験及び振動溢液試験を行った(15Vの定電圧充
電をしながら振動を行った)。その結果を表1及び図3
に示す。この表1で、U.Lとは電槽内の電解液のアッ
パーレベルを示す。
【0031】
【表1】 表1では従来品は、U.L10mmの10Aで溢液限界
となっているが、本発明品はU.L15mmの10Aで
溢液した。以上より、本発明品は、明らかに溢液性が向
上したことがわかった。また、図3では、従来品よりも
明らかに本発明品の方が振動に対する溢液性を抑制して
いることがわかった。
となっているが、本発明品はU.L15mmの10Aで
溢液した。以上より、本発明品は、明らかに溢液性が向
上したことがわかった。また、図3では、従来品よりも
明らかに本発明品の方が振動に対する溢液性を抑制して
いることがわかった。
【0032】上記例では、防沫手段7を含めた昇降筒体
16を比重1以下の耐電解液性の合成樹脂で形成して昇
降筒体16が電解液面上に浮かぶようにしたが、防沫手
段7を含めた昇降筒体16を比重を問題にしないで作成
し、その代わりに昇降筒体16の下部にフロートを付け
て昇降筒体16が電解液面上に浮かぶようにすることも
できる。
16を比重1以下の耐電解液性の合成樹脂で形成して昇
降筒体16が電解液面上に浮かぶようにしたが、防沫手
段7を含めた昇降筒体16を比重を問題にしないで作成
し、その代わりに昇降筒体16の下部にフロートを付け
て昇降筒体16が電解液面上に浮かぶようにすることも
できる。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る蓄電池用液口栓は、液口栓
本体と昇降筒体とに別けて作り、昇降筒体を所要の範囲
で上下に摺動自在に液口栓本体内に組み込んでいるの
で、昇降筒体を電解液の液面の上下に伴って上下させる
ことができる。このため、常に電解液面が昇降筒体の下
にあるようにすることができ、耐溢液性を向上させるこ
とができる。また、液面の上下振動時にも、それに伴っ
て昇降筒体も上下動して液面の上に存在するようにでき
るので、振動耐溢液性も向上させることができる。
本体と昇降筒体とに別けて作り、昇降筒体を所要の範囲
で上下に摺動自在に液口栓本体内に組み込んでいるの
で、昇降筒体を電解液の液面の上下に伴って上下させる
ことができる。このため、常に電解液面が昇降筒体の下
にあるようにすることができ、耐溢液性を向上させるこ
とができる。また、液面の上下振動時にも、それに伴っ
て昇降筒体も上下動して液面の上に存在するようにでき
るので、振動耐溢液性も向上させることができる。
【図1】本発明に係る蓄電池用液口栓における実施の形
態の一例の縦断面図である。
態の一例の縦断面図である。
【図2】図1に示す蓄電池用液口栓の外観を示す斜視図
である。
である。
【図3】本発明に係る蓄電池用液口栓を取付けた鉛蓄電
池と従来の蓄電池用液口栓を取付けた鉛蓄電池との振動
溢液性試験結果を示す線図である。
池と従来の蓄電池用液口栓を取付けた鉛蓄電池との振動
溢液性試験結果を示す線図である。
【図4】従来の蓄電池用液口栓の縦断面図である。
1 ガス上昇通路 2 筒部 3 底部 4 頂部 5 筒状体 6 防爆フィルター 7 防沫手段 8 排気孔 9 第1の通気孔 10 第2の通気孔 11 傾斜防沫板 12 雄ネジ部 13 凹部 14 パッキン 15 液口栓本体 15a 筒部 15b 頂部 16 昇降筒体 16a 筒部 16b 底部 17 抜け止め手段 17a 第1のストッパー 17b 第2のストッパー 18 スリット
Claims (4)
- 【請求項1】 上部に排気孔が設けられ下部が開口され
た筒状の液口栓本体内に昇降筒体が所要の範囲で上下に
摺動自在に組み込まれ、前記昇降筒体内のガス上昇通路
に防沫手段が組み込まれていることを特徴とする蓄電池
用液口栓。 - 【請求項2】 前記防沫手段を含めた前記昇降筒体が、
比重1以下の耐電解液性の樹脂により形成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の蓄電池用液口栓。 - 【請求項3】 前記液口栓本体と前記昇降筒体には、前
記昇降筒体の下降下限位置で該昇降筒体を前記液口栓本
体に係止する抜け止め手段が設けられていることを特徴
とする請求項1または2に記載の蓄電池用液口栓。 - 【請求項4】 前記昇降筒体は筒部とこの筒部の下部を
閉塞する底部とを備えた有底筒状をなしていて、前記筒
部には底部に隣接して設けられた第1の通気孔と該第1
の通気孔に対して上側に所要の距離隔てて設けられた第
2の通気孔とが設けられ、前記液口栓本体の筒部には前
記昇降筒体の前記第2の通気孔の昇降範囲に対応してス
リットが設けられていることを特徴とする請求項1,2
または3に記載の蓄電池用液口栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9296979A JPH11135103A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 蓄電池用液口栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9296979A JPH11135103A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 蓄電池用液口栓 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11135103A true JPH11135103A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17840687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9296979A Withdrawn JPH11135103A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 蓄電池用液口栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11135103A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020004635A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 古河電池株式会社 | 鉛蓄電池 |
| JP2021072213A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | 株式会社Gsユアサ | 鉛蓄電池用液口栓および鉛蓄電池 |
-
1997
- 1997-10-29 JP JP9296979A patent/JPH11135103A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020004635A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 古河電池株式会社 | 鉛蓄電池 |
| JP2021072213A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | 株式会社Gsユアサ | 鉛蓄電池用液口栓および鉛蓄電池 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |