JPH11137064A - コンバインにおける残留物除去システム - Google Patents

コンバインにおける残留物除去システム

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JPH11137064A
JPH11137064A JP9322282A JP32228297A JPH11137064A JP H11137064 A JPH11137064 A JP H11137064A JP 9322282 A JP9322282 A JP 9322282A JP 32228297 A JP32228297 A JP 32228297A JP H11137064 A JPH11137064 A JP H11137064A
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JP
Japan
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cleaning nozzle
compressed air
combine
threshing
straw
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Application number
JP9322282A
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English (en)
Inventor
Kenichi Adachi
憲一 足立
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な機械的構成を要することなく「圧縮空
気の吹付作用」を利用して残留物を効率良く除去するこ
とができるコンバインにおける残留物除去システムを提
供する。 【解決手段】 コンバイン33を構成する前処理部36
および脱穀部40を含む機体35上に、複数の清掃ノズ
ル28a、28b、28c、42、43をそれぞれ所要
の取着位置に配設し、当該各部36、40内およびその
周辺部位に付着、堆積する残留物を清掃ノズル28a、
28b、28c、42、43から噴射される圧縮空気の
圧風力で除去するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインを構成
する前処理部、脱穀部等の各部に付着、滞留する残留物
の除去システムに係り、特に複雑な機械的構成を要する
ことなく「圧縮空気の吹付作用」を利用して残留物を効
率良く除去することができるコンバインにおける残留物
除去システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にコンバインでは、脱穀部や籾タン
クを搭載した機体の前方位置に昇降自在な前処理部を設
け、機体の走行時に前処理部により立毛穀稈の刈取、搬
送を行い、これから継送された刈取穀稈の脱穀、選別処
理を脱穀部で行った後に、籾タンクに滞留した籾を回収
し、かつ排藁の細断および排出を一連の作業として行う
ように構成されている。
【0003】そして上述のようなコンバインによる刈
取、脱穀作業では、立毛穀稈の刈取時や刈取穀稈の脱穀
時等にその作業内容に起因してホユリ、藁屑などの夾雑
物の発生を余儀なくされ、長時間に亘るコンバインの作
業を行う場合は、上記夾雑物が機体各部の要所に残留物
として堆積してしまい、刈取脱穀から籾排出に至る連繋
作業に機構上の動作不良、夾雑物の籾への混入あるいは
籾回収率の低下などの不具合を来すため、従来は一定の
作業時間毎に機体各部に堆積した残留物の除去作業を行
っていた。
【0004】しかしながら、上記のような残留物の除去
作業は煩わしい機体各部の分解、組立てを伴って作業者
の負担を増大させ、更にコンバインの実稼動時間以外の
点検、保守の時間を割かなければならず、コンバインの
総体的な作業効率が低下するため、需要者からはメンテ
ナンスフリーで効率良く使用することができるコンバイ
ンが要望されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
実状に鑑み、従来からの要望に応えるべく創案されたも
のであって、その目的とするところは、複雑な機械的な
構成を要することなく、所望する残留物の除去をコンパ
クトな清掃ノズルの配設を行うのみで簡単に行うことが
でき、しかも清掃ノズルの配設に際しては、煩わしい作
業を要せずして任意の設置場所に至る配管の引き回しだ
けで柔軟に対応することができるコンバインにおける残
留物除去システムを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】課題を解決するため、本
発明が採用した第1の技術的手段は、刈取搬送機構を備
えた昇降自在な前処理部から、刈取穀稈を脱穀選別処理
する脱穀部を経て、脱穀済の籾を回収するように構成し
たコンバインにおいて、上記前処理部および脱穀部を含
む機体上に複数の清掃ノズルをそれぞれ所要の取着位置
に配設し、当該各部内およびその周辺部位に付着、堆積
する残留物を清掃ノズルから噴射される圧縮空気の圧風
力で除去するようにしたことを特徴とし、
【0007】第2の技術的手段として、上記機体上に配
設したエンジンのラジエータグリル面に、これに面着す
る回動式のワイパー体を軸支し、その近傍に設けた清掃
ノズルから噴射される圧縮空気の圧風作動で当該ワイパ
ー体を回動駆動するようにしたことを特徴とし、
【0008】第3の技術的手段として、上記脱穀部を形
成する扱室内に、受網の裏面側に位置して清掃ノズルを
配設し、該清掃ノズルから噴射される圧縮空気の圧風力
で受網に付着する残留物を除去すると共に、上記清掃ノ
ズルの噴射駆動を、前処理部の上昇作動と籾の回収動作
の何れか一方または双方に連繋して行うようにしたこと
を特徴とし、
【0009】更に第4の技術的手段として、上記脱穀部
の扱室内に軸支した扱胴の終端側から排藁搬送チェンの
始端側に至る中間域に清掃ノズルを配設し、当該中間域
を経て排藁搬送チェンに排藁が継送される間に、上記清
掃ノズルから噴射される圧縮空気の圧風力で、排藁中に
混入する籾を上方に向けて除去するようにしたことを特
徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の構成を、図面に示した第
1実施例について詳細に説明する。図1および図2にお
いて、1はグレンタンク型のコンバインであって、該コ
ンバイン1は、クローラ走行装置2を備えた機体3の前
部に、穀稈梳起し体4、分草体5等からなる前処理部6
が昇降自在に装着されており、その後方には、運転操作
部7を前部および側部に設けた運転座席8が配設されて
いると共に、上記運転座席8後部の一側にはグレンタン
ク9が配設され、かつ該グレンタンク9の他側には脱穀
部10が配けられている。
【0011】11aは縦搬送パイプ、11bは横送りラ
セン、12は排出オーガであって、上記脱穀部10で脱
穀選別処理された籾を揚穀筒10aを介してグレンタン
ク9に貯留した後に、横送りラセン11b、縦搬送パイ
プ11bを経て排出オーガ12の排出口12aから機外
に籾を放出するように構成されていると共に、上記運転
座席8の下方位置には、機体3上に搭載された後述する
エンジン13のラジエータグリル面14が機体進行方向
の右外側に位置して装着され、上記エンジン13の冷却
用空気を当該ラジエータグリル面14から吸入するよう
になっている。
【0012】図3はコンバイン1の伝動駆動系を示すも
のであって、上記エンジン13からの回転駆動力は、作
業機クラッチ15をON作動して刈取、脱穀作業を行う
際に、脱穀部10を形成する唐箕16、穀稈搬送チェン
17、扱胴18、排藁搬送チェン19、揺動選別体20
と、風選作用を行うターボファン21、塵排物の排出を
行う吸引排塵ファン22および排藁の細断を行うカッタ
23等に伝達されて各部をそれぞれ駆動すると共に、脱
穀処理してグレンタンク9に堆積した籾を排出オーガ1
2から機外に放出する際には、オーガクラッチ24のO
N作動に連繋して横送りラセン11bおよび縦搬送パイ
プ11aを駆動するようになっており、更に前処理部6
を形成する図示しない刈刃装置、刈取搬送機構等への駆
動力の伝達を、伝動ギヤ機構25および図1に示す伝動
ギヤケース26を介して行なう構成となっている。
【0013】また上記コンバイン1の伝動駆動系には、
グレンタンク9と脱穀部10との間に形成される空間部
に配置したコンプレッサ27が連動連結されており、エ
ンジン13を始動する図示しないメインスイッチをON
した際に直ちにコンプレッサ27を稼動状態に切換え
て、当該コンプレッサ27から機体各部の後述する各清
掃ノズル28a、28b、28cに至る間に延設した図
示しない配管を通じて圧縮空気の噴射作動を各清掃ノズ
ル毎に行い、当該各部の要所に堆積した残留物を取り除
く残留物除去システムが構成されている。
【0014】以下に、各清掃ノズル28a、28b、2
8cの配置構成および駆動制御について詳述する。図4
および図5において、29は前記ラジエータグリル面1
4の内面側に軸支されてこれに面着する回動自在なワイ
パー体であって、該ワイパー体29は、その基端部を当
該ラジエータグリル面14の取付けフレーム14a側に
遊嵌状に軸支し、かつ断面L字状に曲成したホルダー部
29a内に、先端がラジエータグリル面14の内面に面
接触するブラシ部29bを中途部から先端に亘って植立
して構成されていると共に、上記ホルダー部29aの底
面29cに下方から臨む位置には清掃ノズル28aが上
向きに配設されており、当該清掃ノズル28aから間欠
噴射される圧縮空気の圧風力でワイパー体29を上下に
回動させることにより、ラジエータグリル面14の内面
に対してブラシ部29bを擦過させ、該ラジエータグリ
ル面14に付着、堆積した藁屑、塵廃等の残留物を除去
し、かつ除去した残留物を上記圧縮空気の圧風力でラジ
エータグリル面14の外側方に放出する構成となってい
る。
【0015】そして上記清掃ノズル28aの噴射作動は
図6に示す駆動制御で行われる。すなわち、メインスイ
ッチをON状態に切換えてエンジン13を始動した後に
作業機クラッチ15をONしてコンバイン1を刈取、脱
穀の実作業状態に切換えると、この時点で清掃ノズル2
8aの噴射作動が一旦行われ、また上記刈取、脱穀作業
が進行してグレンタンク9内の籾を排出オーガ12を介
して機外に放出する場合、すなわちオーガクラッチ24
をONに切換えた際も清掃ノズル28aの噴射作動が行
われると共に、上記各クラッチ15、24のON作動と
は別に、コンバイン1による刈取、脱穀作業が一定時間
を経過した時点で、更に清掃ノズル28aの噴射作動が
行われ、図6に示す各条件毎に噴射作動する清掃ノズル
28aを介してワイパー体29を上下回動することによ
り、ラジエータグリル面14の内面に付着、堆積した残
留物の除去が行われることになる。
【0016】また前記清掃ノズル28bは、図7に示す
ように脱穀部10内で扱胴18の下半部に沿って張設し
た受網30の下方位置で所定の要所に上向き状に複数配
設されており、当該清掃ノズル28bの噴射駆動を、図
8に示す駆動制御に沿って前処理部6の上昇作動、すな
わちコンバイン1の機体回向時等において前処理部6を
刈高さ設定値を越えるまで一旦上昇させて刈取作動を停
止する場合と、オーガクラッチ24をONに切換えてグ
レンタンク9内の籾を機外に放出する場合にそれぞれ行
うことにより、受網30の目詰まりの原因となる藁屑等
の付着残留物を除去するようになっている。
【0017】更に清掃ノズル28cは、図9および図1
0に示すように、上記扱胴18の終端側に位置する穀稈
搬送チェン17から排藁搬送チェン19の始端側に至る
中間で、その排藁継送域に位置する脱穀部10の一側壁
10bに配設されており、図11に示す駆動制御に沿っ
て刈取脱穀作業の進行中にメインスイッチONおよび作
業機クラッチ15がONで、かつ図示しない扱深さ制御
作動がON状態にある時に、上記清掃ノズル28cから
噴射される圧縮空気の圧風力で、排藁搬送チェン19に
継送される排藁31中に混入した籾、いわゆるササリ粒
32を上方に向けて除去し、当該ササリ粒32の回収率
を向上させるようになっている。
【0018】本発明は叙上の如く構成されているから、
各清掃ノズル28a、28b、28cの駆動制御は、コ
ンバイン1の実作業走行中に各別の制御条件に沿ってそ
れぞれ行われ、ラジエータグリル面14に付着してその
空気吸入効率を低下させる藁屑や塵廃等の除去、受網3
0の漏下作用を低下させる藁屑等の付着残留物の除去お
よび排藁搬送チェン19に至る排藁継送域でのササリ粒
32の回収を、作業者の手を煩わせることなく自動的に
行うことができ、またコンバイン1の実作業走行中にそ
れぞれの制御条件下で連続または適宜の繰返しで行なわ
れるので、長時間に亘って刈取脱穀作業を連続して行う
場合にも作業効率の低下、残留物による各機構、装置の
作動上の不具合を未然に防止することができる。
【0019】次に図12〜図16に示す第2実施例につ
いて説明する。図12および図13において、33はホ
ッパータンク型のコンバインであって、該コンバイン3
3はクローラ走行装置34を備えた機体35の前部に、
穀稈梳起し体、分草体等からなる前処理部36が昇降自
在に装着されており、その後方には運転座席37が配設
されていると共に、上記運転座席37の後部にはホッパ
ータンク38が搭載され、刈取搬送機構39を介して前
処理部36から搬送された刈取穀稈を脱穀部40で脱穀
し、かつ回収した籾がホッパータンク38内で所定の堆
積量となった時点で、その下方の図示しない収納袋に籾
を流下し、更に上記ホッパータンク38の後方に配置し
たカッタ41により脱穀済の排藁を細断して機外に放出
するように構成されている。
【0020】ここで、本実施例において残留物除去シス
テムを構築する清掃ノズルの配置構成は、前記第1実施
例の図4で示すラジエータグリル面での配置A、図7で
示す受網での配置B、図9および図10で示す排藁継送
域に位置する脱穀部での配置Cに加えて、前処理部36
における刈掻込み装置39での配置Dおよびカッタ41
の切り藁放出位置での配置Eを含むものとして構成され
ており、以下では当該配置Dおよび配置Eにそれぞれ設
けた清掃ノズル42、43の構成について詳細に説明す
る。
【0021】図14および図15において、44は機体
3の前部に位置する前処理部36に駆動力を伝達する中
空パイプ状の伝動ギヤケースであって、該伝動ギヤケー
ス44はその基端部44aを基点として昇降自在に軸支
されており、かつその前方に傾斜する先端部44bに
は、パイプギヤケース45が前処理部36の下方位置で
機体幅方向に延設されていると共に、上記パイプギヤケ
ース45に併設した支持パイプ46の左右両端および略
中央位置には、中空パイプからなるデバイダフレーム4
7、47…が前方にそれぞれ一体に突出されており、そ
の先端側に穀稈梳起し体、分草体等を装着する構成とな
っている。
【0022】48a、48bはスターホイル、搬送ベル
ト等からなる掻込み部であって、該掻込み部48a、4
8bは平面視で支持パイプ46の上方位置にそれぞれ配
置され、左右のデバイダフレーム47、47に立設した
ブラケット49、49に各機構48a、48bの前部側
を支持し、かつその前方で相互に内向きに曲成されたア
ーム50a、50bに当該掻込み部48a、48bの先
端側を支持してこれを前傾状態に保持すると共に、上記
支持パイプ46の下面位置には、左右のデバイダフレー
ム47、47間に亘って刈刃装置51が沿設されてお
り、当該刈刃装置51と掻込み部48a、48bとの協
働で立毛穀稈の刈取および脱穀部40への穀稈搬送を行
うように刈取搬送機構が構成されている。
【0023】また上記支持パイプ46上の左右位置と、
掻込み部48a、48bにおける搬掻込み合流位置52
のデバイダフレーム47上には、それぞれ噴射方向の異
なる清掃ノズル42、42…が複数配設されており、上
記前処理部36による刈取搬送の実作業中において、各
清掃ノズル42、42…から噴射される圧縮空気の圧風
力で、左右のデバイダフレーム47、47に設けたブラ
ケット49、49と支持パイプ46との間や刈刃装置5
1上に堆積する藁屑、泥土等の残留物、あるいは掻込み
合流位置52の下方の支持パイプ46上およびその周辺
部位に落下堆積する残留物Xなどを除去するようになっ
ている。
【0024】一方、前記カッタ41は、図16に示すよ
うに、排藁搬送チェン53の搬送終端に至る下方域に配
設されており、該カッタ41により細断された切り藁5
4、54…を、下向き開放状に形成した放出ダクト55
を介して機外の圃場面56上に逐次落下させる構成とな
っている。
【0025】そして上記放出ダクト55の前後内壁55
a、55bには、噴射方向を下方に向けた複数の清掃ノ
ズル43、43…が対向状に配設されており、その圧縮
空気の圧風力により放出ダクト55中の切り藁54、5
4…の集密度を適宜に分散させて、圃場面56上で盛り
上がることない均一な切り藁54、54…の堆積状態と
すると共に、上記清掃ノズル43、43…から噴射され
る圧縮空気の積極的な下方への圧風作用により、カッタ
41の細断作動で発生した微粒な浮遊塵を含む雰囲気を
放出ダクト55を介して機外に誘引除去するようになっ
ている。
【0026】したがって、前記第1実施例で示した配置
A、配置Bおよび配置Cでの清掃ノズルの配置構成に加
えて、前処理部36における配置Dとカッタ41におけ
る配置Eを含む総体的な残留物の除去システムとして構
成することにより、作業者の手を煩わせることなく、コ
ンバイン33の各機構、装置の要所に付着、堆積する残
留物を効率良く自動的に除去することができる。
【0027】なお、上記第2実施例の説明では、各清掃
ノズル42、43の駆動制御について特に触れなかった
が、前記したグレンタンク型のコンバインに係る第1実
施例で図6、図8および図11に示した各駆動制御の条
件を、本実施例のホッパータンク型のコンバインに適宜
に変更を加えて適用することにより容易に対応すること
ができるものであるから、例えば、第1実施例での排出
オーガによる籾の機外放出の駆動条件は、本第2実施例
において、ホッパータンク38内に所定量堆積した籾
を、その下方に装備した収納袋に流下させる際のホッパ
ータンク38の開放作動を駆動制御の条件として置き換
えられる、等については詳述するまでもない。
【0028】
【発明の効果】これを要するに本発明は、刈取搬送機構
を備えた昇降自在な前処理部から、刈取穀稈を脱穀選別
処理する脱穀部を経て、脱穀済の籾を回収するように構
成したコンバインにおいて、上記前処理部および脱穀部
を含む機体上に複数の清掃ノズルをそれぞれ所要の取着
位置に配設し、当該各部内およびその周辺部位に付着、
堆積する残留物を清掃ノズルから噴射される圧縮空気の
圧風力で除去するようにしたから、 複雑な機械的な構成を要することなく、所望する残留
物の除去をコンパクトな清掃ノズルの配設を行うのみで
簡単に行うことができ、しかも清掃ノズルの配設に際し
ては、煩わしい作業を要せずして任意の設置場所に至る
配管の引き回しだけで柔軟に対応することができるの
で、刈取搬送、脱穀選別等の各種の機構、構造が複雑に
組み合わされたコンバインにおいて、限られた空間を有
効に利用しつつ、応用範囲が広くかつ効率の良い残留物
の除去システムを安価に構築することができる。また上
記機体上に配設したエンジンのラジエータグリル面に、
これに面着する回動式のワイパー体を軸支し、その近傍
に設けた清掃ノズルから噴射される圧縮空気の圧風作動
で当該ワイパー体を回動駆動するようにしたから、 ラジエータグリル面の取外しを要することなく、清掃
ノズルの圧風力でワイパー体を回動させて、当該ラジエ
ータグリル面に付着した残留物を簡単に除去することが
できると共に、除去された残留物は清掃ノズルの圧風力
により機外に吹き飛ばされるので、残留物の再付着を一
掃することができ、もって作業者の手を直接煩わせるこ
とのないメンテナンスフリーを容易に達成することがで
きる。更に上記脱穀部を形成する扱室内に、受網の裏面
側に位置して清掃ノズルを配設し、該清掃ノズルから噴
射される圧縮空気の圧風力で受網に付着する残留物を除
去すると共に、上記清掃ノズルの噴射駆動を、前処理部
の上昇作動と籾の回収動作の何れか一方または双方に連
繋して行うようにしたから、 扱室の分解、組立てを要することなく、該扱室内の受
網に付着した残留物を効率良く除去することができ、受
網による籾の漏下作用の能率低下を誘発することがな
い。加えて上記脱穀部の扱室内に軸支した扱胴の終端側
から排藁搬送チェンの始端側に至る中間域に清掃ノズル
を配設し、当該中間域を経て排藁搬送チェンに排藁が継
送される間に、上記清掃ノズルから噴射される圧縮空気
の圧風力で、排藁中に混入する籾を上方に向けて除去す
るようにしたから、 排藁に混入する籾を効率良く回収することができ、サ
サリ粒の発生を最小限に抑制することができる。等とい
う極めて有用な新規的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】グレンタンク型のコンバインの全体側面図であ
る。
【図2】(a)は前処理部を除くコンバインの要部平面
図である。(b)は同上正面図である。
【図3】コンバインの伝動駆動を示す系統図である。
【図4】(a)は運転座席下方のラジエータグリル面と
清掃ノズルの位置関係を示す要部内側面図である。
(b)は同上背面図である。
【図5】ワイパー体の全体側面図である。
【図6】ラジエータグリル面に対する清掃ノズルの駆動
制御を示すフローチャート図である。
【図7】(a)は扱室内の扱胴および受網の配置を示す
要部斜視図である。(b)は受網と清掃ノズルの位置関
係を示す要部断面図である。
【図8】受網に対する清掃ノズルの駆動制御を示すフロ
ーチャート図である。
【図9】扱胴、排藁搬送チェンおよび清掃ノズルの配置
を示す要部平面図である。
【図10】清掃ノズルの取付け状態を示す要部拡大断面
図である。
【図11】排藁に混入したササリ粒に対する清掃ノズル
の駆動制御を示すフローチャート図である。
【図12】ホッパータンク型のコンバインの全体斜視図
である。
【図13】コンバインの全体平面図である。
【図14】前処理部の構成を示す要部側面図である。
【図15】前処理部における清掃ノズルの取付け状態を
示す要部平面図である。
【図16】放出ダクト内に設けた清掃ノズルの位置関係
を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 コンバイン 3 機体 6 前処理部 10 脱穀部 13 エンジン 14 ラジエータグリル面 18 扱胴 19 排藁搬送チェン 28a 清掃ノズル 28b 清掃ノズル 28c 清掃ノズル 29 ワイパー体 30 受網 32 ササリ粒(籾) 33 コンバイン 35 機体 36 前処理部 39 刈取搬送機構 40 脱穀部 42 清掃ノズル 43 清掃ノズル 53 排藁搬送チェン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取搬送機構を備えた昇降自在な前処理
    部から、刈取穀稈を脱穀選別処理する脱穀部を経て、脱
    穀済の籾を回収するように構成したコンバインにおい
    て、上記前処理部および脱穀部を含む機体上に複数の清
    掃ノズルをそれぞれ所要の取着位置に配設し、当該各部
    内およびその周辺部位に付着、堆積する残留物を清掃ノ
    ズルから噴射される圧縮空気の圧風力で除去するように
    したことを特徴とするコンバインにおける残留物除去シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 上記機体上に配設したエンジンのラジエ
    ータグリル面に、これに面着する回動式のワイパー体を
    軸支し、その近傍に設けた清掃ノズルから噴射される圧
    縮空気の圧風作動で当該ワイパー体を回動駆動するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のコンバインにお
    ける残留物除去システム。
  3. 【請求項3】 上記脱穀部を形成する扱室内に、受網の
    裏面側に位置して清掃ノズルを配設し、該清掃ノズルか
    ら噴射される圧縮空気の圧風力で受網に付着する残留物
    を除去すると共に、上記清掃ノズルの噴射駆動を、前処
    理部の上昇作動と籾の回収動作の何れか一方または双方
    に連繋して行うようにしたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のコンバインにおける残留物除去システ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記脱穀部の扱室内に軸支した扱胴の終
    端側から排藁搬送チェンの始端側に至る中間域に清掃ノ
    ズルを配設し、当該中間域を経て排藁搬送チェンに排藁
    が継送される間に、上記清掃ノズルから噴射される圧縮
    空気の圧風力で、排藁中に混入する籾を上方に向けて除
    去するようにしたことを特徴とする請求項1ないし3に
    記載のコンバインにおける残留物除去システム。
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