JPH11138912A - 検体・容器番号の自動印字装置 - Google Patents

検体・容器番号の自動印字装置

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JPH11138912A
JPH11138912A JP32967397A JP32967397A JPH11138912A JP H11138912 A JPH11138912 A JP H11138912A JP 32967397 A JP32967397 A JP 32967397A JP 32967397 A JP32967397 A JP 32967397A JP H11138912 A JPH11138912 A JP H11138912A
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Koichi Wakatake
孝一 若竹
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Nittec KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数列の検体に同時に受付番号を自動高速印
字することができると共に、受付番号と同じ印字装置で
検体番号を自動印字することができ、しかも、検体トレ
イと分取試験管用ワイヤーラックの供給口と取出口とを
共通にして、装置を小型化することができる受付・検査
番号の自動印字装置を提供する。 【解決手段】 検査のための受付番号及び検体番号を数
字・英字・記号等で検体容器の外周面に印字する受付・
検査番号の自動印字装置を、検体容器の保持体を供給す
る保持体供給部と、該保持体供給部の保持体を印字ライ
ンの入口まで移送する保持体移送手段と、上記保持体を
印字ラインに送り込み又は戻す手段と、上記受付・検査
番号を印字する手段と、上記保持体を印字ラインの出口
まで移送する印字ライン移送手段と、上記保持体を印字
ライン出口から保持体取出し部まで移送する取出し手段
と、この取り出された保持体を溜めておく保持体取出部
と、を有して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数列の検体容
器に受付番号または検査番号を同時に印字することで、
印字速度を迅速化して検査前処理作業を短縮化すること
ができると共に、検体容器の供給部と取出部とを一緒に
し、かつ、移送路を直列に配置することで、装置を最小
化することができる検体・検査番号の自動印字装置に関
する。
【0002】
【従来技術とその課題】周知のように、患者検体(血
液、尿、便等)を検査する場合、一般的に患者毎の検体
に付ける受付番号(同一患者全ての検体に同一の受付番
号を付される。)と、検査部門毎に付ける検査番号と、
を検体に併記して行なわれている。
【0003】即ち、先ず、検査の受付において、同一患
者の検査依頼用紙と検体に、同じ受付番号が付され、1
0人一組の受付ラック(一般的に10人×6列又は10
人×10列のワイヤーラックを使用する。)に架設され
る。その後、受付ラック上の検体は、検査部門毎に10
0検体ラック(一般的に、10×5又は10×10のワ
イヤーラック又はプラスチックラックを使用する。)に
分別され、検査部門毎の検査番号が平気され、この検査
番号で管理検査されている。因に、受付番号も検査番号
も、1日区切りの通し番号が使用されており、これらの
番号の付記作業は、全て人手で行なわれているのが現状
である。
【0004】一方、一日に数千人から数万人の検体を検
査処理している医師会及び民間の検査センター等では、
前記受付番号と検査番号の付記作業に膨大な時間と人手
とを要しており、かつ、付記間違いが常時発生する、と
いう問題を有していた。
【0005】また、血液を遠心分離した上澄み液で検査
する生化学検査部門には、依頼検査の70〜80%が集
中し、かつ、検査項目も多岐に渡っていることもあり、
特に、検査を迅速に行なう必要がある。即ち、生化学検
査部門では、使用する分析装置が多いことから、血液検
体の上澄み液(遠心分離した血清又は血漿)を一速く各
分析装置に小分け分取することが重要である。
【0006】そこで、検査センターによっては、検査部
門で検査番号を付記した検体から、先ず、遠心分離前の
分離上澄み液を、同じ検体番号が人手で付記された別の
分取試験管に全量分取して、これを市販の移動分注装置
に掛けて各分析装置用に小分けしているのが現状であ
る。また、現在、検体を受付ラックに架設したままで受
付番号だけを自動で印字する装置が、一部の検査センタ
ーで導入されてはいるが、その印字速度は極めて遅く、
かつ、複雑で大掛りなもので価格も非常に高価である、
という問題を有していた。
【0007】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、検体を架設す
る受付ラックを、同一患者の検体が最大6本架設可能な
単体ラックとし、このラックを10個保持する構造の受
付検体トレイを使用して、複数列の検体に同時に受付番
号を自動高速印字することができると共に、血液の分離
上澄み液を分取する分取試験管を50本保持するワイヤ
ーラックを使用して、受付番号と同じ印字装置で検体番
号を自動印字することができ、しかも、検体トレイと分
取試験管用ワイヤーラックの供給口と取出口とを共通に
して、装置を小型化することができる受付・検査番号の
自動印字装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、検査のための受付番号及び検
体番号を数字・英字・記号等で検体容器の外周面に印字
する受付・検査番号の自動印字装置を、検体容器の保持
体を供給する保持体供給部と、該保持体供給部の保持体
を印字ラインの入口まで移送する保持体移送手段と、上
記保持体を印字ラインに送り込み又は戻す手段と、上記
受付・検査番号を印字する手段と、上記保持体を印字ラ
インの出口まで移送する印字ライン移送手段と、上記保
持体を印字ライン出口から保持体取出し部まで移送する
取出し手段と、この取り出された保持体を溜めておく保
持体取出部と、を有して構成したことを特徴とするもの
である。
【0009】また、この発明にあっては、検査前処理作
業を迅速化するため、上記検体容器を複数本立設可能な
保持体に架設したまま、検体容器の2列に同時に印字す
るように構成したことを特徴とするものである。
【0010】
【形態例】以下、添付図面に示す一形態例に基づき、こ
の発明を詳細に説明する。
【0011】この形態例に係る検体・容器番号の自動印
字装置1は、容器保持体である検体ラック12を複数本
(本形態例では最大6本)保持する検体トレイ2及び血
液の分離上澄み液を分取する分取試験管を50本保持す
るワイヤーラック3に保持された各容器を印字位置aま
で移送し、該印字位置aで検体に対する整理番号や容器
番号を印字した後、印字済の検体ラック12が保持され
てなる検体トレイ2をラック取出口cまで搬送するよう
に構成されており、具体的には、図1に示すように、供
給部移送手段である検体トレイ・ワイヤーラック送り装
置5A,5Bと、ラック押上装置6と、ラック引下装置
7と、ラック送り込み又は戻し装置(図示せず)と、検
体トレイ搬送装置(図示せず)と、検体ラック取込み装
置(図示せず)および印字ラインLを挟んで対設された
印字装置8,9と、から構成されている。
【0012】尚、この形態例では、図示はしないが、上
記自動印字装置1には、スタート・ストップスイッチや
初期化スイッチ及び数字キーや運転モード選択キーが配
置された操作パネルと、液晶パネルで形成され運転表示
以外にデフォルト/エラー等の情報をリアルタイムで、
或は、バッチ的に表示するディスプレイと、印字情報や
デフォルト/エラー等の情報をリアルタイムで、或は、
バッチ的にプリントアウトするサーマルプリンター等か
ら構成されてなるプリンターと、FDD機構と、マイク
ロプロセッサ(MPU)等で形成された制御部と、通常
は装置内部に格納され必要に応じて取り出されて装置を
単独で動作させる手動操作パネルと、から構成されてな
る電気系手段が機械系と連係された状態で接続させてい
る。
【0013】検体トレイ・ワイヤーラック送り装置5
A,5Bは、トレイ投入口11の検体トレイ2及びワイ
ヤーラック3を、印字ライン口bへ送ると、印字後の検
体トレイ2及びワイヤーラック3を、上記取出口cへと
順次送るように、例えば、間欠駆動制御されるベルトコ
ンベアで構成されている。尚、上記形態例では、検体ト
レイ・ワイヤーラック送り装置5A,5Bを共通の機構
で構成した場合を例にとり説明したが、この発明にあっ
てはこれに限定されるものではなく、別々の独立機構で
構成してもよい。
【0014】また、上記検体トレイ2に保持される検体
ラック12は、図2と図3に示すように、断面略凹状に
形成された検体容器保持孔13が、例えば、6個直列に
開設されており、これら各検体容器保持孔13内には、
直径寸法が異なる検体容器14でも立設保持することが
できるアダプター15が夫々内装されている。尚、この
形態例では、上記検体容器14に整理番号を直接印字す
る場合と、形状が特殊な検体容器の場合に用いられる検
体を立てる補助試験管に印字する間接印字の2種類を選
択することができ、また、直接印字の場合に用いられる
検体容器も、高さや直径寸法が異なる各種のゴム栓付き
試験管やスピッツ管が用いられる。
【0015】このように構成されてなる検体ラック12
が保持される検体トレイ2は、図4と図5に示すよう
に、検体ラック12が10個架設できるサイズに形成さ
れており、その右側部には、検査依頼用紙10枚を挟持
することができるバインド部16が形成されている。
【0016】また、この検体トレイ2の底部には、印字
ライン入口bで各検体ラック12を上に押し上げる略山
字状の押し上げ歯体17が出没する穴が開設されてい
る。
【0017】ラック押上装置6は、検体トレイ移送装置
5Aの印字ライン口bの場所に設置されており、印字ラ
イン入口bで、上記略山字状の押し上げ歯体17が上昇
して検体ラック12を2個上に押し上げ、また、検体ラ
ック12が、押し出しロッド等で構成されたラック送り
込み装置(図示せず)によって印字ラインLに送り込ま
れた後には、上記押し上げ歯体17が元の下の位置に戻
るように構成されている。尚、後述するデカント容器2
0へ印字する場合には、該ラック押上装置6は常に上昇
した位置にあるように駆動制御される。
【0018】尚、本形態例では、ラック押上装置6を、
検体トレイ2の検体ラック12が出てゆく側に壁がある
場合を想定して構成しているが、検体ラック12が出て
ゆく側に壁がない場合や、この壁を倒せる場合には、本
ラック押上機構は不要であり、装置を簡略化することが
できる。勿論、ラック押上装置6に代えて、検体トレイ
2を降下させる機構を採用してもよい。
【0019】ラック引下装置7は、特に図示はしない
が、上記略山字状の押し上げ歯体17と同じ構成からな
る歯体で形成され、上記検体トレイ移送装置5Aのラッ
ク取込場所に設置されている。
【0020】尚、本形態例では、ラック引下装置7を、
検体トレイ2の検体ラック12が入る側に壁がある場合
を想定して構成しているが、検体ラック12が入る側に
壁がなく、或は、壁を倒せる場合には、本ラック押上機
構は不要であり、装置を簡略化することができる。勿
論、ラック引下装置7に代えて、検体トレイ2を降下さ
せる機構を採用してもよい。
【0021】そして、上記歯体は、印字ライン出口dで
印字済の検体ラック12を2個、印字ラインLから検体
トレイ2に取り込むときには上にあり、検体ラック12
がラック取込装置(図示せず)で印字ラインLから取り
込まれた後には、元の下の位置に戻るように構成されて
いる。尚、この形態例では、後述するデカント容器20
に印字する場合には、ラック引下装置7の上記歯体は常
に下の位置にあるように駆動制御される。
【0022】ラック送込み装置は、特に図示はしない
が、検体ラック12及びワイヤーラック3を印字ライン
Lに送り込む装置であり、具体的には、上記略山字状の
押し上げ歯体17で押し上げられた2個の検体ラック1
2またはワイヤーラック3を、例えば、印字ラインLへ
と押し込む進退自在なアクチュエータロッド等の公知の
機構で構成することができる。
【0023】検体トレイ搬送装置は、特に図示はしない
が、印字済の検体ラック12をラック取出口cまで搬送
するように、例えば、ベルトコンベアで構成されてい
る。
【0024】検体ラック取込み装置は、特に図示はしな
いが、検体ラック12を印字ラインLから検体トレイ2
に2個づつ取り込むもので、例えば、クランプロボット
やアクチュエータロッド等の機構で構成されている。
【0025】印字装置8,9は、前記印字ラインLの入
口付近に対設されており、この印字位置aを通過する検
体容器12或はデカンタ容器20の表面に文字や数字を
印字するもので、例えば、公知の油性のインクジェット
プリンターを使用するのが好適であり、文字/数字を上
下2段に分けて印字するように構成されているが、この
インクジェットプリンター自体の構成は公知であるの
で、その詳細な説明をここでは省略する。
【0026】また、ワイヤーラック3は、図8乃至図1
0に示すように、デカンタ容器20を一列25本づつ2
列に保持するもので、該ワイヤーラック3は、ワイヤー
ラック送り装置5Bにより印字ライン口bへと送られた
後、ラック往復装置(ラック送込み装置を往復作動させ
る)がワイヤーラック3を印字ラインLに移送して、往
路で左右から別々に印字装置8,9で容器番号を印字
し、この後、上記ラック往復装置が復動して、上記ワイ
ヤーラック3を再び印字ライン口bまで戻した後、上記
ラック送り装置が再びワイヤーラック3を取出口cへと
移送される。尚、このワイヤーラック3に架設されるデ
カント容器または検体容器の本数は、この形態例では1
列25本とし、印字される番号も1番から始まるように
構成した場合には、次のワイヤーラック3の印字開始番
号は、26番からとなる。勿論、架設される容器の本数
は、本形態例に限定されるものではない。
【0027】次に、以上のように構成されてなる本形態
例に係る自動印字装置1の作用について説明する。
【0028】先ず、検体容器14に整理番号を印字する
場合には、同一患者の検体を検体トレイ2内の1本の検
体ラック12毎に10人分セットし、この検体トレイ2
を検体トレイ投入口11から投入する。
【0029】次に、操作パネルのキーを使って、その検
体トレイ2の最初の検体の整理番号を指定してスタート
キーを押す。
【0030】スタートキーが押されると、検体トレイ2
は検体トレイ移送装置5Aにより印字ラインLの印字ラ
イン口bに送られ、その印字ライン口bでラック押上装
置6とラック送込装置とで2個の検体ラック12(2人
分)を、例えば、ベルトコンベア等で構成された印字ラ
インLに同時に移送し、左右から別々の印字装置8,9
で、5桁の整理番号を図11に示す通り上下2段に分け
て印字する。勿論、本形態例にあっては、印字段数を、
上下2段横打ちとした場合を例にとり説明したが、この
発明にあっては、印字段数は1段でも2段でもよく、ま
た、1字づつ或は複数字づつの立打ち印字であってもよ
い。
【0031】印字番号は、最初の検体ラック12の検体
に対して、操作パネルのキーから指示され、次の検体整
理番号は機械的に連番となる。
【0032】そして、印字装置8,9で2個の検体ラッ
ク12内の検体容器14に印字が終了すると、検体ラッ
ク12は印字ラインLの奥に送られ、同時に新たな2個
の検体ラック12が印字位置aに送られ、連番で同様の
印字を行う。この印字作業は、印字前に検体容器14の
有無を検知し、検体ラック12に検体容器14が立設さ
れている場合にのみ行われる。
【0033】ここで、検体容器14に印字される整理番
号とは、受付けされた同一患者の検体の入った複数の検
体容器14に、例えば、5桁の整理番号を自動印字する
モードである。
【0034】整理番号の印字情報は、操作パネルのキー
から指示され、次の2種類4通りのモード、即ち、検体
容器14が6本以下の場合の連続印字モードか単騎印字
モード、或は、検体容器14が6本を越えるときには、
6本超連続印字モード、または、6本超単騎印字モード
を選択して使用する。
【0035】検体が6本以下の印字モードは、同一人の
検体が6本以下の場合の印字モードで、1個の検体ラッ
ク12の検体に同一の整理番号を印字するモードであ
る。
【0036】この内、6本以下連続印字モードとは、最
初の整理番号を操作パネルのキーから指定すると、検体
トレイ2が続く限り連番で印字するモードである。
【0037】また、6本以下単騎印字モードとは、検体
トレイ2毎に最初の整理番号を操作パネルのキーで指定
すると、その1個の検体トレイ2分の印字をするモード
である。
【0038】次に、検体が6本を超えた場合の印字モー
ドは、同一人の検体が6本を超える場合の印字モード
で、2本の検体ラック12の検体容器14に同一の整理
番号を印字するモードである。
【0039】この内、6本超連続印字モードとは、最初
の整理番号を操作パネルのキーから指定すると、検体ト
レイ2が続く限り連番で印字するモードである。
【0040】また、6本超単騎印字モードとは、前記検
体トレイ2毎に最初の整理番号を操作パネルのキーで指
定すると、その1個の検体トレイ2分の印字をするモー
ドである。
【0041】次に、デカント容器20に対する容器番号
の印字は、容器番号印字モードで使用する。
【0042】ここで、容器番号とは、一次及び二次デカ
ント容器に5桁の容器番号を印字するモードである。容
器番号の印字情報は、操作パネルのキーから指示され、
次の連続印字モード或は単騎印字モードの2つのモード
を選択して使用する。また、印字に際しては、ガラス試
験管をデカント容器20としてワイヤーラック3に架設
して行う。
【0043】連続印字モードでは、最初の整理番号をキ
ーから指定すると、ワイヤーラック3が続く限り連番で
印字するモードである。
【0044】一方、単騎印字モードでは、ワイヤーラッ
ク3毎に最初の整理番号をキーで指定すると、その1個
だけのワイヤーラック3のデカント試容器20に印字を
するモードである。
【0045】上記モードを指定した後、上記デカント容
器20をセットしたワイヤーラック3を、ワイヤーラッ
ク投入口fから投入すると、ワイヤーラック送り装置5
Bがワイヤーラック3を印字ライン口bへ送り、次に、
ラック往復装置6がワイヤーラック3を印字ラインLに
移送して、往路で左右から別々に印字装置8,9で容器
番号を印字する。
【0046】次に、ラック往復装置6がワイヤーラック
3を印字ライン口bまで戻し、ワイヤーラック送り装置
5Bがワイヤーラック3を取出口cに送る。
【0047】印字番号情報は、操作パネルのキーから指
定される。即ち、最初の容器番号を本操作パネルのキー
で指定して、デカント容器20を架設したワイヤーラッ
ク3をワイヤーラック投入口fにセットすると、指定さ
れた番号が左前列先頭のデカント容器20の検体番号と
して、「1」〜「25」の連番で所定の場所に印字す
る。
【0048】同時に、右前列の先頭のデカント容器20
には、左先頭のデカント容器20の容器整理番号に「4
9」を加算した番号「50」から逆順に「26」まで印
字する。即ち、左前列の先頭のデカント容器20の容器
番号が1番の場合、その後は50番となり、最後の25
本目の後は26番となる。
【0049】最初のワイヤーラック3の印字が終了し、
二本目のワイヤーラック3になると、ワイヤーラック3
の左前列の先頭のデカント容器20には、一本目の最後
の検体番号の次の番号を印字する。このとき、右前列の
先頭のデカント容器20には、先頭のデカント容器20
の容器番号に「49」を加算した番号で同時に印字す
る。
【0050】一度、最初の容器番号を指定してスタート
すると、ワイヤーラック3が連続して流れる場合には、
前記印字動作を連続して続ける。即ち、途中で容器番号
を変更指定しない限り、連番で印字を続ける。
【0051】即ち、本形態例では、印字ラインLがワイ
ヤーラック3を印字装置8,9を通過するまで送り、こ
の通過中に印字するように構成し、印字終了後に、同じ
印字ラインLが逆作動してワイヤーラック3をワイヤー
ラック送り装置5Bへと戻した後、該ワイヤーラック3
はワイヤーラック送り装置5Bによってワイヤーラック
取出口(検体ラック取出口cと一緒)へと送られてワイ
ヤーラック送り装置5B上に溜められる。尚、この印字
後のワイヤーラック3のワイヤーラック取出口への移送
は、ワイヤーラック送り装置5Bとは異なる別の移送機
構で行なってもよい。また、印字後、検体ラック12及
びワイヤーラック3を検体トレイ・ワイヤーラック送り
装置5A,5Bへと戻すことなく、印字装置8,9の先
に保持体溜め部を設けてもよい。
【0052】次に、手取検体番号を手取り検体容器(特
に図示はしないが、検体容器14と同様のものが用いら
れる)に印字する場合について説明する。
【0053】ここで、手取検体番号とは、手取り検体容
器に2桁の項目番号(例えば、50種類)と5桁の検体
番号を印字するモードである。また、印字に際しては、
手取り検体容器を、ワイヤーラック3に架設して行う。
【0054】手取り検体容器の番号情報は、フロッピー
ディスクで本装置に入力される。従って、本印字作業
は、番号情報の入ったフロッピーディスクを受け取って
から行われる。選択できるモードとしては、連続印字モ
ード或は単騎印字モードから選択する。
【0055】連続検査番号印字モードでは、最初の検査
番号をキーから指定すると、ワイヤーラック3が続く限
り連番で印字するモードである。
【0056】単騎検査番号印字モードでは、ワイヤーラ
ック3毎に最初の検査番号をキーから指定すると、その
1個だけのワイヤーラック3の手取り検体容器に印字を
するモードである。
【0057】以上説明したように、この形態例に係る自
動印字装置1にあっては、検体容器ラック12は検体ト
レイ送り装置5Aで移送し、また、デカント容器20が
立設保持されたワイヤーラック3は、検体トレイ送り装
置5Aとワイヤーラック送り装置5Bとを同期させて駆
動制御すること移送するように構成したので、実質的に
ワイヤーラック送り装置5Bの送り幅を、ワイヤーラッ
ク3の長さより、検体トレイ送り装置5Aの送り幅分だ
け短く形成することができると共に、ワイヤーラック3
に保持されたデカント容器20への印字を、印字ライン
Lへの往復作動制御で行うことができるので、その分、
装置を小型化し、設置面積を小さくすることができると
共に、保守・点検が容易であり、また、検体ラック12
とワイヤーラック3の送り選択を操作パネルで選択する
だけで良いため、操作性が非常によい、という優れた効
果が得られる。
【0058】尚、上記形態例では、印字ラインLに送ら
れる検体ラックは、1列のものを2個づつ送るように構
成した場合を例にとり説明したが、この発明にあっては
これに限定されるものではなく、一本の検体ラックに検
体容器を2列保持し、該ラックを一本づつ送るように構
成してもよく、また、検体ラックに保持する検体容器の
数も6本に限定されるものではない。
【0059】また、上記形態例では、デカンタ容器を保
持するラックをワイヤーラックで構成した場合を例にと
り説明したが、この発明にあってはこれに限定されるも
のではなく、板金製または成型品であってもよく、さら
には、デカンタ容器の保持列も2列に限定されるもので
はなく、1列のものを用いてもよい。この場合、1列の
ワイヤーラック2本の合計幅寸法は、2列の検体容器ラ
ックの幅と同一となるように構成される。
【0060】さらに、上記形態例では、各検体ラックの
印字ラインからの検体トレイ・ワイヤーラック送り装置
への移送をラック引下機構等で自動的に行なうように構
成した場合を例にとり説明したが、この発明にあっては
これに限定されるものではなく、上記ラックの移し替え
を手作業で、或は、ピックアップロボット等で行なって
もよい。
【0061】
【発明の効果】この発明に係る検体・容器番号の自動印
字装置は、以上説明したように構成されているので、検
体を架設する受付ラックを、同一患者の検体が最大6本
架設可能な単体ラックとし、このラックを10個保持す
る構造の受付検体トレイを使用して、複数列の検体に同
時に受付番号を自動高速印字することができると共に、
血液の分離上澄み液を分取する分取試験管を50本保持
するワイヤーラックを使用して、受付番号と同じ印字装
置で検体番号を自動印字することができ、しかも、検体
トレイと分取試験管用ワイヤーラックの供給口と取出口
とを共通にして、装置を小型化することができる等、幾
多の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例に係る検体・容器番
号の自動印字装置の概略的な構成を示す平面説明図であ
る。
【図2】同自動印字装置に用いられる検体ラックの平面
図である。
【図3】同検体ラックの一部を断面して示す正面図であ
る。
【図4】同検体・容器番号の自動印字装置に用いられる
検体ラック用の検体トレイの正面図である。
【図5】同検体トレイの側面図である。
【図6】同検体トレイに保持された検体ラックの検体容
器が押し上げられた状態を示す正面説明図である。
【図7】同検体容器が押し上げられた状態の側面説明図
である。
【図8】同自動印字装置に用いられるワイヤーラックの
平面図である。
【図9】同ワイヤーラックの正面図である。
【図10】同ワイヤーラックの側面図である。
【図11】同自動印字装置で印字される各種サイズの検
体容器に対する印字場所を示す説明図である。
【符号の説明】
1 自動印字装置 2 検体トレイ 3 ワイヤーラック 5A,5B 検体トレイ・ワイヤーラック送り装置 6 ラック押上装置 7 ラック引下装置 8,9 印字装置 a 印字位置 b 印字ライン口 c ラック取出口 L 印字ライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査のための受付番号及び検体番号を数
    字・英字・記号等で検体容器の外周面に印字する受付・
    検査番号の自動印字装置を、検体容器の保持体を供給す
    る保持体供給部と、該保持体供給部の保持体を印字ライ
    ンの入口まで移送する保持体移送手段と、上記保持体を
    印字ラインに送り込み或は戻す手段と、上記受付・検査
    番号を印字する手段と、上記保持体を印字ラインの出口
    まで移送する印字ライン移送手段と、上記保持体を印字
    ライン出口から保持体取出し部まで移送する取出し手段
    と、この取り出された保持体を溜めておく保持体取出部
    と、を有して構成されてなる検体・容器番号の自動印字
    装置。
  2. 【請求項2】 前記検体容器を複数本立設可能な保持体
    に架設したまま、検体容器の2列に同時に印字すること
    を特徴とする請求項1に記載の検体・容器番号の自動印
    字装置。
JP32967397A 1997-11-14 1997-11-14 検体・容器番号の自動印字装置 Pending JPH11138912A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121837A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Hitachi High-Technologies Corp 検体分注装置
JP2010271204A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Hitachi High-Technologies Corp 検体搬送システム
EP2425982A1 (de) * 2010-09-01 2012-03-07 Slee Medical GmbH Labor-Kennzeichnungs-Druckvorrichtung für Gewebekassetten, Objektträger und andere Labor- bzw. Probenbehälter
CN113879828A (zh) * 2020-07-01 2022-01-04 前海瑞智捷自动化科技(深圳)有限公司 承载架托盘缓冲装置

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