JPH11140170A - 改質ポリエステルの製造方法 - Google Patents
改質ポリエステルの製造方法Info
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- JPH11140170A JPH11140170A JP30429797A JP30429797A JPH11140170A JP H11140170 A JPH11140170 A JP H11140170A JP 30429797 A JP30429797 A JP 30429797A JP 30429797 A JP30429797 A JP 30429797A JP H11140170 A JPH11140170 A JP H11140170A
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Abstract
有用な改質剤含有ポリエステルを連続重合のベースポリ
マーラインで添加するに際し、高度な均一性及び分散性
を付与し、かつ直膜又は直紡等に耐えうるよう経時的な
分散むらを解消する。 【解決手段】 連続重合により得られたベースポリエス
テル(A)のベースポリマーライン3に、改質剤含有ポ
リエステル(B)を添加するに際し、該ベースポリマー
ライン3に配した静的混合ライン5の排出側からポリマ
ーの一部を抜き出して還流ライン14を介して、静的混
合ライン15のポリマー供給側へ還流させることを特徴
とするポリエステルの製造方法である。
Description
の連続製造方法に関し、さらに詳しくは繊維用、フィル
ム用及びその他の成型用途に有用な改質剤が添加及び/
又は共重合された改質ポリエステルを高度な均一性及び
分散性を付与しつつ連続して製造する方法に関する。
フタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン−2,6−ナフタレートは、優れた物理的、化学的特
性を有するため、繊維、フイルム、その他成形品として
広く使用されている。しかし、その優れた特性にもかか
わらず、上記成形品を得る成形工程における成形加工性
の問題、あるいは成形品自体での取り扱いにおける滑り
性不良による作業性の悪化、製品価値の低下といった好
ましくないトラブルが発生することも知られている。こ
れらの問題を解決するため、ポリエステルに微粒子を含
有させて成形品の表面に適度の凹凸をつけ、これによっ
て成形品の表面の滑り性を向上させる方法が数多く提案
され、その一部は実用化されている。例えば、酸化珪
素、二酸化チタン、炭酸カルシウム、タルク、カオリナ
イトなどの不活性無機粒子をポリエステルに添加する方
法(例えば特開昭55−133431号公報)、あるい
は、シリコン粒子、ポリスチレン粒子などの耐熱性ポリ
マー粒子をポリエステルに添加する方法(例えば特開平
3−115354号公報)がある。
るゆえにポリエステル本来の優れた性能を失わない範囲
でポリエステル単独では得られない新規な性質、例えば
難燃性、静電性、易染性、鮮明染色性、耐熱性等の性質
を付与した改質ポリエステルの要求も高い。これらの要
求に答える技術として先に記述した粒子の他、各々の目
的に応じた種々の機能性物質をポリエステルにブレンド
及び/又は共重合により導入する方法があり、最終製品
の多様化を図る上で従来、多くの成果をあげてきてい
る。
のバッチ方式に代わって連続重合方式に移りつつある。
製品の品質変動が小さく、しかも特定の銘柄を長期間に
わたって大量に生産する場合には、コスト的に大幅に有
利である。なぜならバッチ方式においては製品吐出時の
経時的な固有粘度の低下、カラーの悪化といったバッチ
内の品質変動及び原料の仕込み変動や反応条件変動によ
るバッチ間の品質変動が存在するので製品のブレンディ
ングが必要となるのに対して、連続重合方式では各工程
における運転条件を時刻にかかわらず一定に制御するた
め品質変動自体も少ない上、外乱が生じた場合にはその
ような外乱を打ち消すような処置をとることによって重
合工程内で、製品における変動を最小限に抑制すること
が比較的容易なためである。また上記の理由からバッチ
方式はバッチあたりの能力アップが難しいが、それに対
して連続重合法は、近年の設備技術の進展にあいまって
より大型化の一途にあり、その優位性はますます高まっ
ている。
小回りが効かないという欠点がある。特に前述の種々の
改質剤を含有する改質ポリエステルを製造する場合には
改質剤の種類の変更をするために巨大な連続重合装置全
体を洗浄しなければならず、ポリマー屑、洗浄用のグリ
コール他化学薬品や機会損失も含め非常にロスが大き
い。大型化及び多品種化が高度に進むゆえにこの連続重
合法の欠点はきわめて深刻なものとなってきている。
トを損なうことなく、しかも最終ニーズの多様化に対応
しうる種々のポリエステルをいかにして製造しうるか、
そして各種添加剤をが最近のポリエステル製造技術の最
大の課題の一つである。
に、フィルムの製膜あるいは繊維の紡糸においても直接
製膜(直膜)、直接紡糸(直紡)方式が実用化されるよ
うになってきた。連続重合直膜又は直紡方式では、重合
の完了したポリマーを一旦、チップ化しサイロに貯蔵し
たり、乾燥工程を経て製膜又は紡糸工程への輸送すると
いった、バッチ方式で必然の工程を省略することによっ
てさらに高度なコストメリットを追究できる。しかしな
がら、多銘柄化を図って直膜ライン又は直紡ラインの直
前で種々の添加剤を投入した場合、その濃度や品質にば
らつきが生じるとそれらの外乱が直接製品に現れてしま
う大きな欠点を抱えていた。すなわちバッチ方式におい
ては層別あるいはチップのブレンディングによって経時
的なむらを均質化しているのに対して連続重合直接製膜
/直接紡糸では重合が終了したポリマーがポリマーライ
ンを通じて直接成型工程へ送られる。連続重合方式にお
いて経時むらを解消することは極めて重要な課題であっ
て、連続重合方式では実質的に経時むらを解消できない
のが実情であった。
の重合缶から構成される連続重合装置において重合段階
の異なる複数の溶融ポリマーを前記重合缶から適宜取り
出してブレンドしたり又は複合することにより、あるい
は前記ポリマーを単独に使用することにより重合度の異
なるポリエステルを得たり、あるいはこれらのポリエス
テルを適当に組み合わせることにより潜在捲縮性複合繊
維を効率良く、しかもバラエティーに富んだ組み合わせ
で製造する技術が提案されている(例えば特公昭46−
37767号)。しかしながら前記した方法は複合繊維
を構成するポリマー複数の重合缶から枝取りする際のポ
リマーの重合度や混合比を調節することにより種々の重
合度の組み合わせを有する複合繊維を作ることができる
メリットはあるが、所詮同一の連続重合段階の異なる複
数のポリマーの組み合わせにかかわるものである以上、
多様化にも限界がある。
リマー払出しラインに混合装置を設けてポリエステルに
種々の添加剤を添加混合する方法が知られている。しか
し一般に、高粘度の溶融ポリエステルに直接添加混合し
ているのみであり、添加剤の分散性が悪く、繊維やフィ
ルム用としては不十分であった。
種々の添加剤をいかに均一に分散、混合させるかについ
て例えば、連続重合方式により得られたベースポエステ
ルの払い出しラインにおいて改質剤含有ポリエステルを
添加し、その混合に静的混合装置を用いる方法が提案さ
れている(特公平4−14128号公報)。しかし静的
混合装置のみによる混合は、ポリマー流を流束の垂直方
向に分割しているのみであって経時むらを解消するには
全く至らないのが実情であった。
来方法の欠点を改良し、連続重合方式で製造されたポリ
エステルを多様化するべく、高度な分散性を有しかつ直
膜又は直紡に耐えうるよう経時むらを生ずることなく種
々の改質剤をいかに均一に分散混合させるか鋭意検討し
た結果、本発明に到達した。
おいてポリエステル中の改質剤の分散性に優れ、したが
って繊維、フイルム、及び樹脂成形品とする際の成形加
工性又は新規機能に優れ、そして連続重合から直膜又は
直紡しても経時的変動が解消された改質ポリエステルの
連続製造方法を提供することである。さらに、添加され
た改質剤の分散を制御するための分散度評価装置を提供
することである。
ば、 (請求項1) 連続重合により得られたベースポリエス
テル(A)のベースポリマーラインに設けられた静的混
合ラインのポリマー供給側に、改質剤含有ポリエステル
(B)を添加し、該改質剤含有ポリエステル(B)を払
出しラインへ払い出す改質ポリエステルの製造方法にお
いて、静的混合ラインのポリマー排出側より該静的混合
ラインで改質剤を混合したベースポリエステルの一部を
抜き出して静的混合ラインのポリマー供給側へ還流する
ことを特徴とする改質ポリエステルの製造方法、 (請求項2) 静的混合ラインを前記のベースポリマー
ラインに直列及び/又は並列に設けた請求項1記載の改
質ポリエステルの製造方法、 (請求項3) 前記の静的混合ラインの排出側で改質剤
の分散度を測定し、得られた分散度の測定値により、添
加する改質剤含有ポリエステルの割合を制御する請求項
1又は請求項2記載の改質ポリエステルの製造方法、及
び (請求項4) 改質剤の分散度をポリマーの流れ方向に
対する垂直の面内において複数の箇所でポリマーの電気
抵抗率、粘度、及び/又は比重を測定し、これらの測定
値から改質剤の分散度を定量する請求項3記載の改質ポ
リエステルの製造方法が提供される。
する。本発明において、「ベースポリエステル(A)」
(以下、単に「ベースポリエステル」と称することもあ
る)とは、「重合反応を終了し、ポリマーの払出しライ
ンに送られた、溶融状態にあるポリエステル」のことを
言う。なお、この「ベースポリエステル」は、好ましく
は、繰り返し単位の70モル%以上がエチレンテレフタ
レート、ブチレンテレフタレート、エチレンナフタレー
トなるポリエステル群から選ばれたポリエステルであ
る。
例示した化合物から、下記のように常法によって得るこ
とができる。例えば、多価カルボン酸と多価ヒドロキシ
化合物をエステル化槽へ連続的に仕込み、エステル化反
応させた後、高温、弱減圧下の初期重合槽を経て高温、
減圧下の後期重合槽へ連続的に送流し、重縮合させるこ
とによって得られる。あるいは、多価カルボン酸のエス
テル形成性誘導体と多価ヒドロキシ化合物とをエステル
化反応槽へ連続的に仕込み、エステル交換反応させた
後、高温、弱減圧下の初期重合槽を経て高温、減圧下の
後期重合槽へ連続的に送流し重縮合させることで製造す
ることができる。
は、予め何らかの改質剤、例えば、艶消剤である酸化チ
タン、易滑剤としてのコロイダルシリカ、湿式シリカ、
乾式シリカなどの酸化珪素、炭酸カルシウム、カオリナ
イト、タルク、アルミナ、ゼオライト、及びグラファイ
ト等の粒子が添加されていてもかまわない。しかしなが
ら、ベースポリエステルに対する改質剤の含有量として
は0.0001〜0.5重量%の範囲であることが必要
である。もし、0.5重量%を越えると、ベースポリエ
ステルを製造する連続重合工程において、スケール等の
異物や添加剤の凝集を生成しやすく、これがベースポリ
マーに混入して品質を低下させる。また、コストメリッ
トが出にくくなる点でも望ましくない。
エステル(B)」とは、前述のベースポリエステル
(A)自身又はベースポリエステル(A)とは異なる重
合装置で重合されたポリエステルに、前記のような酸化
チタン、酸化珪素をはじめ公知の改質剤を添加したポリ
エステルあるいは改質効果を有する第3成分を共重合し
たポリエステル等を総称したものである。ここで、該改
質剤としては、前記の酸化チタン、酸化珪素、炭酸カル
シウム、カオリナイト、タルク、アルミナ、ゼオライ
ト、グラファイト等の無機粒子を例示でき、有機粒子と
しては、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、メ
チルメタクリレート共重合体、メチルメタクリレート共
重合架橋体、ポリテトラフルオロエチレン、ポリビニリ
デンフルオライド、ポリアクリロニトリル、ベンゾグア
ナミン樹脂、架橋シリコーン樹脂等の粒子を例示するこ
とができる。
247119号公報、特開平4−7336号公報などで
提案されている様に、粒子の表面を粒子内部の組成とは
異なる化合物で被覆していても、シランカップリング剤
及び/又はチタンカップリング剤などで処理されていて
もよい。なお、これらの粒子は、酸化珪素、酸化チタ
ン、アルミナ、ポリスチレン、架橋シリコーン樹脂の粒
子、あるいはこれらの粒子の表面を他の化合物で被覆さ
れていることが好ましい。
してリン化合物等、静電剤として脂肪酸エステル金属塩
等、易染剤としてポリエチレングリコール等、鮮明染色
剤として5−ナトリウムスルホイソフタル酸又はそのエ
ステル、耐熱剤として正燐酸、亜燐酸等を挙げることが
できる。
(B)作製時の改質剤混合比率は、最終的に得られる改
質ポリエステルにおける含有率に応じて適宜選択するこ
とができるが、改質剤の添加によって溶融粘度が上がる
場合には高濃度の方が剪断力がかかり有利であるが、一
方ベースポリエステル(B)への改質剤含有ポリエステ
ル(B)の添加量が少なくなるので分配により多くのエ
ネルギーを要するため改質剤含有ポリエステル(B)中
の改質剤濃度には最適値が存在する。これは改質剤の濃
度が高いほど溶融粘度が下がる場合においても同様であ
る。以上のことから改質剤含有ポリエステル(B)の改
質剤含有率は10〜70重量%の範囲であることが必要
であり、その範囲において改質剤にあわせて濃度を適宜
最適に設計すればよい。
はすでに説明したが、とりわけ重合装置から払い出され
るベースポリエステル(A)をベースポリマーラインか
ら一部取り出し、混練装置を用いて改質剤を添加混合し
たものを用いることが特に好ましい。このようにするこ
とにより改質ポリエステルを連続的に作り、かつ該改質
ポリエステルをベースポリマーラインに再び戻すことに
よりベースポリマーラインを輸送されるベースポリエス
テル(A)と連続的かつ効率的に混合することができる
からである。
ら取り出したベースポリマーに改質剤を添加したり、又
は別の重合工程で重合されたチップに改質剤を添加した
りして改質剤含有ポリエステル(B)を製造する場合、
従来公知の混練装置を利用することができる。このよう
な混練装置としては、一軸混練押出し機、二軸混練押出
し機、多軸混練押出し機、一軸混練機、二軸混練機等を
例示することができる。とりわけベント付きの混練押出
機は製造中の固有粘度の低下を防止することができるの
で好適に使用される。
(B)作製時の改質剤混合比率は最終的に得られる改質
ポリエステルにおける改質剤の含有率にあわせて適宜選
択することができるが、改質剤の添加によってポリマー
の溶融粘度が上がる場合には高濃度の方が剪断力がかか
り有利であるが、一方ベースポリエステル(A)への改
質剤含有ポリエステル(B)の添加量は少なくなるので
分配により多くのエルギーを要する。そのため改質剤含
有ポリエステル(B)中の改質剤濃度には最適値が存在
するのである。また、改質剤の濃度が高いほど溶融粘度
が下がる場合も同様である。以上のことから改質剤含有
ポリエステル(B)の改質剤含有率は10〜70重量%
の範囲であることが必要であり、その範囲において改質
剤の種類に応じて濃度を適宜最適に設計すればよい。
(B)とベースポリエステル(B)との混合は前記ポリ
エステルの静的混合ラインにおいて行う。何故ならば、
ベースポリエステル(A)を一旦チップ化し、乾燥の
後、再度エクストルーダーで溶融混合することは製造効
率が悪いからである。
と改質剤含有ポリエステル(B)を混合するには、公知
の静的混合装置を用いることができる。この静的混合装
置を設けた静的混合ラインにおいては、ポリエステルは
既に溶融状態にあり、特に大きな剪断力を必要としなく
ても比較的スムーズに混合が可能であって、このような
静的混合装置としては、いわゆるケニックス型スタティ
ックミキサー、スルーザー型スタティックミキサー、東
レ(株)社製ハイミキサー等市販のものを好適に用いる
ことができる。なお、これらのスタティックミキサーと
しては、ポリマー流を十分に混合するために、そのエレ
メント数を10以上とすることが望ましい。
インを経ただけのポリマーでは、経時方向の混練むらを
解消することができないのは前述の通りである。したが
って、本発明においては、静的混合ラインのポリマー排
出側から出てくる改質剤を含くむポリマーを静的混合ラ
インの供給側へ還流する方法を採る。なお、静的混合ラ
インとしては単独で設ける場合の他、直列に設けても並
列に複数個設けてもよく、あるいは直列と並列のの静的
混合ラインを組み合わせてもよい。また、該静的混合ラ
インに設けられる前述したような静的混合装置は、それ
ぞれにエレメントのサイズ及び/又はエレメント数が異
なっても一向にかまわないし、違った型の静的混合装置
を組み合わせて使用してもよい。
リマー流のみでは経時的な混合むらを解消することがで
きないので、本発明においては、静的混合ラインのポリ
マー排出側より改質剤を混合されたベースポリエステル
の一部を抜き出して静的混合ラインのポリマー供給側へ
還流する方法を採る。つまり、静的混合ラインのポリマ
ー排出側から一部取出したポリマーをポリマー供給側へ
還流する還流ラインを設け、該還流ラインを介してポリ
マーの一部を再循環させる。
割合が小さすぎるとベースポリマー内の改質剤の分散む
らを解消する効果が劣り、一方、この割合が大きすぎる
と輸送ライン中におけるポリマーの平均滞留時間が長く
なり、熱劣化の影響が顕在化しやすいので好ましくな
い。従って、好ましい還流ラインと静的混合ラインのポ
リマーの比としては、前者に対する後者のポリマー通過
量の重量比率に換算して1/10〜1/2の範囲が好ま
しい。
について述べれば、該静的混合ラインは直列に設けても
並列に設けてもよく、あるいはそれらを組み合わせて設
けてもよい。また、該静的混合ラインに設けられる、前
述した静的混合装置は、それぞれにエレメントのサイズ
及び/又はエレメント数が異なっても一向にかまわない
し、違った型の静的混合装置を組み合わせて使用しても
よい。
ポリエステル(B)の添加量は、第一には前記の静的混
合ラインを通過するベースポリエステル(A)の流量に
比例するように配分されるが、それだけでは分散の経時
むらが必ずしも解消されない場合があるので、添加量の
比を適宜調節する必要がある。
ている場合、改質剤の分散度が劣るときは、静的混合ラ
インの上流側での改質剤の添加量を増加させるように制
御する。このようにすることによって上流側から添加さ
れた改質剤を含有するベースポリエステルは、より長い
混合履歴を経ることになるばかりでなく、静的混合ライ
ンのポリマー排出側では改質剤を多量に含有したベース
ポリマーの粘度が高くなっているので、ここで添加され
た改質剤含有ポリエステル(B)と混合される際により
大きな剪断を加えることができるので混合効果がより大
きくなる。このような制御によってベースラインの変動
又は改質ポリエステルの品質変動がおこっても、ポリマ
ー配管中で分散を一定に保つことができる。
滞留時間の異なるように配置されている場合には、改質
剤の分散度の低下が検出されれば,滞留時間の長い静的
混合ラインへのポリマー還流量を増加させることが好ま
しい。また、静的混合ラインが並列、かつ互いに滞留時
間が実質的に同じとなるように配置されている場合に
は、各々の静的混合ラインへのポリマー還流量を何れの
静的混合ラインにおいてもほぼ同様に増減させること
で、単一の静的混合ラインを設ける場合と同様の経時変
化解消効果を得ることができる。
供給ポンプを介してその回転数を制御する方式、流量調
節弁を用いて調節する方式、その他、公知の制御方式を
採用することができる。
剤の分散度を経時的な変化を起こすことなく、一定に保
つことができる。しかしながら、前述の制御方式を採用
するためには、添加された改質剤の、静的混合ラインの
排出側でのベースポリマー中に含まれる改質剤の分散度
を評価する必要がある。すなわち、ベースポリマー中に
添加された改質剤の分散度を評価し、その結果を反映さ
せることが好ましい。つまり、前記の複数の静的混合ラ
インの排出側でポリマー中の改質剤の分散度を測定し、
得られた分散度の測定値により、添加する改質剤含有ポ
リエステル(B)の割合を制御することが好ましい。
該評価方法は、ポリマーの流れ方向に対して垂直に切断
した同一面内における複数の箇所でポリマーの粘度、比
重及び/又は電気伝導度を測定し、これらの測定値から
改質剤の分散度を定量するものである。つまり、まず均
一に改質剤が混練されたポリエステルからなる基準サン
プルを作製し、実測する箇所と同一の条件(温度、圧
力、流速等)下で該ポリエステルの粘度及び/又は比重
を測定して、基準となる測定値を得る。この基準となる
測定値と複数の箇所で測定されたポリエステルの粘度、
比重、及び/又は電気伝導度を測定し、基準測定値と実
測値との差又は比を演算することにより、これらの差が
ゼロとなるか、これらの比が1に近づくように、改質剤
の添加量を制御する。このように本発明においては、ポ
リマー流の同一平面ないにおける2ヶ所以上の点で測定
し、差又は比を演算しているので払出しラインのベース
ポリマーの粘度の変動の影響を受けないのである。この
とき、分散度測定装置12は、測定値を連続して検出で
きるものであっても、一定の時間間隔でサンプル値を検
出する方式であってもよいことは言うまでもない。さら
に、このような測定値を配管内で直接測定することが困
難な場合には、測定用のサイドストリームを設けてもよ
い。
公知の測定装置を用いることができ、例えば公知の粘度
計としては、いわゆる回転式粘度計、差圧式粘度計等を
挙げることができる。また、公知の比重計としては振動
式比重計等が挙げられる。さらに、電気伝導度の測定に
は、例えば既知抵抗を対照とした電圧降下法が挙げられ
る。これらの装置は目的の特性が実用上問題なく測定で
きる方式であればよい。
ながら、更に詳細に説明する。図1〜3において、1は
最終重合槽、2は最終重合槽への原料の入口、3はベー
スポリマーライン、4は真空系、5,5a,及び5bは
静的混合ライン、6は押出混練機、7はポリマー投入
口、8は改質剤投入口、9はベースポリエステル(A)
の抜出しライン、10は改質剤含有ポリエステル(B)
の添加ライン、11は定量供給ポンプ、12は改質剤の
分散度測定装置、13はチップカッター、14は還流ラ
イン、15,15a,及び15bは定量供給ポンプ、1
6は分散度を一定に制御するための制御装置を含む制御
系、そして、17は改質ポリエステルの払出しラインを
それぞれ示す。
の製造工程において、ベースポリエステル(A)は、重
合槽1からベースポリマーライン3へ払い出され、ベー
スポリエステル(A)自身(図1〜3の場合)又はベー
スポリエステル(A)とは異なる重合装置で重合された
ポリエステル(図1の場合)及び添加剤をそれぞれ投入
口7及び8から投入し、両者を押出混練機6によって混
練することで添加剤含有ポリエステル(B)を調製す
る。そして、調整した該添加剤含有ポリエステル(B)
は添加ライン10に設けられた定量供給ポンプ11によ
ってベースポリマーライン3へ投入される。このように
して、ベースポリエステル(A)と添加された添加剤含
有ポリエステル(B)とは静的混合ライン5(又は、5
a及び5b)へ送られ、ここで静的に混合される。
は、5a及び5b)の排出側より添加剤を含有するベー
スポリエステルの一部を取出して還流ライン14から定
量供給ポンプ15(又は、15a及び15b)によって
該静的混合ライン5(又は、5a及び5b)の供給側へ
還流させることを一大特徴とする。このようにして、最
終的に払出しライン17に払出された改質ポリエステル
は13に示されたチップカッター13へ送られ造粒化
(チップ化)されるか、あるいは直接製膜又は直接紡糸
工程へ送られる。
5b)で改質剤を混合されたベースポリエステルの分散
度は分散度測定装置12で粘度、比重及び/又は電気伝
導度等の測定値と予め測定された基準測定値との間で所
定の演算がされて、制御系16によって定量供給ポンプ
15(又は、15a及び15b)を制御することによっ
てフィードバック制御される。なお、本発明の他の2つ
の実施態様例である図2と図3の製造工程について簡単
に説明すると、図2は、2列の静的混合ライン(5a及
び5b)を直列に配し、該静的混合ライン(5a及び5
b)の排出側より混合されたポリマーの一部を還流ライ
ン14を介して自己循環させる例であり、図3は2列の
静的混合ライン(5a及び5b)を並列に配した場合の
例である。
る。なお例中の「部」は、重量部である。また、本発明
における種々の物性値及び特性は、以下の如くして測定
されたものであって、その定義に関しても以下の通りで
ある。
Analyserを用いて測定する。そして、この測定器によっ
て得られる遠心沈降曲線をもとに算出した各粒径の粒子
とその存在量とのcumulative曲線から、50mass perce
ntに相当する粒径を読み取り、この値を上記平均粒径と
する(Book「粒度測定技術」日刊工業新聞社発行、19
75年、頁242〜247参照)。
ル60部の混合溶媒中35℃にて測定する。
0℃で溶融プレスし、急冷したのち、位相差顕微鏡を用
いて観察し、画像解析装置ルーゼックス500で顕微鏡
像内の最大長が5.0μm以上の粒子数をカウントし、
次の様な判定をする。 特級:5.0μmをこえる粒子が全く見当らない。 1級:5.0μmをこえる粒子数が5個/mm2未満で
ある。 2級:5.0μmをこえる粒子数が5〜10個/mm2
である。 3級:5.0μmをこえる粒子数が10個/mm2を超
える。 なお、特級及び1級のみが実用に供せられる。
力上昇速度 小型1軸スクリュータイプ押出機の溶融ポリマー出側に
ポリマー定量供給装置を取り付け、更にその出側に内径
64mmφの2400メッシュ金網フイルターを2枚重
ねて装着し、溶融ポリマーの温度を290℃一定にコン
トロールして、毎分33.3gの速度でポリマーを10
時間連続して濾過する。この時のフイルター入側の圧力
上昇値の平均値をもって、濾過圧力上昇速度とする。な
お、この時、濾過するポリマー中の粒子添加量は0.3
重量%に統一する。 特級:濾過圧力上昇速度が、毎時5kg/cm2以下で
ある。 1級:濾過圧力上昇速度が、毎時5〜10kg/cm2
である。 2級:濾過圧力上昇速度が、毎時10〜20kg/cm
2である。 3級:濾過圧力上昇速度が、毎時20kg/cm2以上
である。 なお、特級及び1級のみが実用に供せられる。
うに、必要ならポリエステル(A)で希釈した後、小型
1軸スクリュータイプ押出機で押出したポリエステルを
エポキシ樹脂に包埋してミクロトームで切断して、切断
面を走査型電子顕微鏡で観察する(倍率 5000〜1
0000倍)。30組の互いに隣接する2つの粒子につ
いて、その粒子間の直線距離を測定し、平均値、標準偏
差、変動係数を求めて、次の様な判定をする。 特級:変動係数が0.05未満である。 1級:変動係数が0.05〜0.1である。 2級:変動係数が0.1〜0.2である。 3級:変動係数が0.2以上である。 なお、特級及び1級のみが実用に供せられる。
されたポリマーをサンプリングし、添加物の含有量及び
(6)に示したポリエステル粒子の分散性を測定した。
されたポリマーをチップサンプリングし、添加物の含有
量を測定し、50回の測定値のの平均値、標準偏差及び
変動係数を求めて次のような判定をする。 特級:変動係数が0.05未満である。 1級:変動係数が0.05〜0.1である。 2級:変動係数が0.1〜0.2である。 3級:変動係数が0.2以上である。 なお、特級及び1級のみが実用に供せられる。
リコールを原料としてエステル化反応及び所定の重縮合
反応を経た固有粘度0.65の改質剤を含まないポリエ
チレンテレフタレートをベースポリエステル(A)とし
て、図1に示したベースポリマーライン3に900kg
/hで供給した。このとき、ベースポリマーの温度は2
85℃に保った。そして、ベースチップ及び酸化チタン
をそれぞれ投入口7及び8より2軸混練押出機6へ供給
して285℃、400rpmの条件で混練し、酸化チタ
ンを25%含有するポリエチレンテレフタレートMB
(固有粘度0.54)を調製して改質剤含有ポリエステ
ル(B)とし、これをベースポリマーライン3へ100
kg/hで添加した。ついで、改質剤が添加されたベー
スポリエステルをノリタケカンパニー製のケニックス型
スタティックミキサー(20エレメント)を有する静的
混合ライン5を通して分配混合した。このとき、該ポリ
マー中の改質剤の分散度を粘度、密度が補正された電気
抵抗率(エレクトロメーターによる電圧降下法で検出し
た測定値(Ωcm))を測定し、ポリマー流方向に対し
て垂直な同一断面における2箇所(ポリマーが流れるラ
イン配管の壁面部と中心部)の測定値を検出し、予めオ
ンラインで分散度を実測する場合と同一の条件下で評価
した基準測定値と比較し、その偏差がゼロに近づくよう
に、改質ポリエステルの還流量を定量供給ポンプ15に
制御系16を介してフィードバック制御した。そして、
500kg/hを直接紡糸工程へ供し、残りをチップ化
工程に供した。チップ化したチップ中の粗大粒子、分散
性、混練度の掲示変化及び紡糸時の濾過圧力上昇速度を
表1に示した。
リコールを原料として、エステル化反応を及び所定の重
縮合反応を経た固有粘度0.65の改質剤を含まないポ
リエチレンテレフタレートをベースポリエステル(A)
として、図2に示したベースポリマーライン3に975
kg/hで供給した。なお、このときのベースポリマー
の温度は285℃に保った。さらに、ベースポリマーラ
イン3よりベースポリマーの一部を75kg/h抜き出
し、抜出しライン9から該ベースポリマーをベント付き
2軸混練機6へ投入口7へ供給すると共に、改質剤も同
時に投入口8から供給した。なお、その際、改質剤とし
て二酸化チタンを25kg/hで2軸混練機6へ供給し
改質剤含有ポリエステル(B)を作製した。このとき、
改質剤とベースポリマーライン3から一部取出したベー
スポリマーとの混練に際して、2軸混練機6のバレル温
度を285℃、スクリュー回転を400rpmとした。
含有ポリエステル(B)は、それぞれのエレメント数が
20のノリタケカンパニー製のケニックス型スタティッ
クミキサーよりなる直列に配した2列の静的混合ライン
5a及び5bの供給側へそれぞれ添加した。このように
して静的混合ライン5a及び5bを通過させたポリマー
の一部を還流ライン14から定量供給ポンプ15a及び
15bを介して、2列の静的混合ラインのそれぞれの供
給側へ還流させた。このとき、最初のポリマー還流量に
関して定量供給ポンプ15aと15bとによる静的混合
ライン5aと5bとへ還流するポリマー還流量比率は、
払出しライン17を流れるベースポリマー量に対して
1:8とした。
定装置によって、払出しライン17を流れるポリマー中
の改質剤の分散度を、エレクトロメーターを用いた電圧
降下法で電気抵抗率(Ωcm)を測定し、粘度、密度が
補正して得た電気抵抗率により評価し、ポリマー流れに
対して垂直方向に断面した同一平面内における2箇所の
測定値を図1と同じ方法で評価し、定量供給ポンプ16
a及び16bによるポリマーの還流量をフィードバック
制御した。そして、払出しライン17からポリマーを5
00kg/hで直接紡糸工程へ供し、残りをチップ化し
た。このとき得られたチップ中の粗大粒子、分散性、混
練度の掲示変化及び紡糸時の濾過圧力上昇速度を表1に
示した。
ベースポリエステル(A)の払出し量を900kg/
h、2軸混練押出機6へ、二酸化チタンを25%含有す
るポリエステルを12kg/h供給して改質剤含有ポリ
エステル(B)を調製する以外の条件は実施例1と同様
に実施した。
とによる制御系16によるフィードバック制御をかけな
かった以外の条件は実施例1と同様に実施した。なお、
定量供給ポンプ15a及び15bによるポリマー還流量
比は、前者に対する後者の比において1:1とした。
とによる制御系16によるフィードバック制御をかけな
かった以外の条件は実施例1と同様に実施した。なお、
定量供給ポンプ15a及び15bによるポリマー還流量
比は、前者に対する後者の比において1:1とした。
符号は、図1〜3に準じる。)に示すように改質剤含有
ポリエステル(B)を静的混合ライン5のポリマー供給
側へ添加し、ノリタケカンパニー製のケニックス型スタ
ティックミキサー(エレメント数40)を通過させ、か
つ静的混合ライン5のポリマー排出側から改質剤が混合
されたポリマーを静的混合ライン5のポリマー供給側へ
還流させない点以外の条件は実施例1と同様に行った。
符号は、図1〜3に準じる。)に示すように改質剤含有
ポリエステル(B)を静的混合ラインのポリマー供給側
へ添加し、ノリタケカンパニー製のケニックス型スタテ
ィックミキサー(エレメント数40)を通過させ、かつ
静的混合ライン5のポリマー排出側から改質剤が混合さ
れたポリマーを静的混合ライン5のポリマー供給側へ還
流させない点以外の条件は実施例3と同様に行った。
酸及びエチレングリコールを原料としてエステル化反応
を終了させた後、重縮合反応の末期に制電剤として分子
量20000のポリエチレングリコール(PEG)を酸
成分に対して5%、ドデシルベンゼンスルホン酸(DB
S)を酸成分に対して0.5%を添加し、その後、重縮
合を継続し固有粘度0.60の組成物を得た。
チレングリコールを原料としてエステル化反応を終了し
た後、所定の重縮合反応を経た固有粘度0.65の改質
剤を含まないポリエチレンテレフタレートをベースポリ
エステル(A)として、図1に示したベースポリマーラ
イン3に900kg/hで供給した。ただし、ベースポ
リエステル(A)の温度は285℃に保った。
8から添加することなく、投入口7から前記の組成物を
100kg/hで改質剤含有ポリエステル(B)として
供給し、ベースポリマーライン3へ添加した。このと
き、直列に配された2個のノリタケカンパニー製のケニ
ックス型スタティックミキサー(それぞれ20エレメン
ト)を該静的混合ライン5aと5bとにそれぞれに配し
た以外の条件は実施例1と同様に実施した。
化したチップ中のポリエレングリコールをオスミン酸染
色し透過型電子顕微鏡で観察し、粗大粒子及び分散を前
記の、ポリエステル中の粒子の粗大粒子及び分散と同様
に評価した。また、混練度の掲示変化及び紡糸時の濾過
圧力上昇速度を表1に示した。
ポリエステル(B)を静的混合ライン5aと5bのそれ
ぞれの供給側から添加し、その際該静的混合ライン5a
と5bのそれぞれに設けられたノリタケカンパニー製の
ケニックス型スタティックミキサー(エレメント数40
段)を通し、かつ静的混合ライン5のポリマー排出側か
ら改質剤が混合されたベースポリエステルを静的混合ラ
イン5のポリマー供給側へ還流させない点以外の条件は
実施例6と同じとした。
化したチップ中のポリエチレングリコールをオスミン酸
染色し透過型電子顕微鏡で観察し、粗大粒子及び分散を
前記の、ポリエステル中の粗大粒子及び分散と同様に評
価した。また濾過圧力上昇速度を表1に示した。
酸及びエチレングリコールを原料としてエステル化反応
を終了した後、重縮合反応の初期にボイド形成剤として
トリメチルホスフェートと酢酸カルシウムの複合粒子を
リン原子換算で5%添加し、重縮合を継続して固有粘度
0.60の組成物を得た。
チレングリコールを原料としてエステル化反応を終了し
た後、所定の重縮合反応を経た固有粘度0.65の改質
剤を含まないポリエチレンテレフタレートをベースポリ
エステル(A)として、図3に示したベースポリマーラ
インに900kg/hで供給した。なお、このときのベ
ースポリエステル(A)の温度は285℃に保った。そ
して、前記の組成物100kg/hを改質剤含有ポリエ
ステル(B)として、それぞれ静的混合ライン5aと5
bのポリマー供給側へ添加し、該静的混合ライン5aと
5bとにそれぞれ配されたノリタケカンパニー製のケニ
ックス型スタティックミキサー(各20エレメント)を
通して分配混合した。このようにして得た改質ポリエス
テルの中、500kg/hを直接紡糸工程へ供し、残り
を直接紡糸に供した。そして、前記と同様にして得たチ
ップを20%の水酸化ナトリウム水溶液で1時間リフラ
ックス処理し、繊維表面に形成したボイドを前記のポリ
エステル中の粒子の分散と同様に評価した。また濾過圧
力上昇速度を表1に示した。
同じ条件で調製した改質剤含有ポリエステル(B)をそ
れぞれ静的混合ライン5aと5bとのポリマー供給側か
ら添加し、該静的混合ライン5aと5bとにそれぞれ配
されたノリタケカンパニー製のケニックス型スタチック
ミキサー(エレメント数40段)をそれぞれ通し、かつ
静的混合ライン5のポリマー排出側から改質剤が混合さ
れたポリマーを静的混合ライン5のポリマー供給側へ還
流させない点以外の条件は実施例7と同様に行った。こ
のようにして得られたポリマーから作製したチップを2
0%の水酸化ナトリウム水溶液で1時間リフラックス処
理し、繊維表面に形成したボイドを前記のポリエステル
中の粒子の分散と同様に評価した。また濾過圧力上昇速
度を表1に示した。
ースポリエステル(A)のベースポリマーラインに改質
剤含有ポリエステル(B)を添加することによって、静
的混合ラインを通して改質剤含有ポリエステルを連続的
に製造する方法が提供される。そして、このようにして
得られたポリエステル樹脂は繊維、フィルム及び樹脂成
型品に成型加工する場合の成型加工性に優れ、また繊
維、フィルム、及び樹脂成型品としたときの製品品品質
にも優れるという極めて顕著な効果を有する。さらに
は、良好な連続重合のベースポリマーラインで分散むら
を生じさせずに容易に改質剤含有ポリエステルを製造す
ることができ、その多品種生産を飛躍的に推進すること
が可能となる。
ある。
程図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 連続重合により得られたベースポリエス
テル(A)のベースポリマーラインに設けられた静的混
合ラインのポリマー供給側に、改質剤含有ポリエステル
(B)を添加し、該改質剤含有ポリエステル(B)を払
出しラインへ払い出す改質ポリエステルの製造方法にお
いて、 静的混合ラインのポリマー排出側より該静的混合ライン
で改質剤を混合したベースポリエステルの一部を抜き出
して静的混合ラインのポリマー供給側へ還流することを
特徴とする改質ポリエステルの製造方法。 - 【請求項2】 静的混合ラインを前記のベースポリマー
ラインに直列及び/又は並列に設けた請求項1記載の改
質ポリエステルの製造方法。 - 【請求項3】 前記の静的混合ラインの排出側で改質剤
の分散度を測定し、得られた分散度の測定値により、添
加する改質剤含有ポリエステルの割合を制御する請求項
1又は請求項2記載の改質ポリエステルの製造方法。 - 【請求項4】 改質剤の分散度をポリマーの流れ方向に
対する垂直の面内において複数の箇所でポリマーの電気
抵抗率、粘度、及び/又は比重を測定し、これらの測定
値から改質剤の分散度を定量する請求項3記載の改質ポ
リエステルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30429797A JP3775906B2 (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 改質ポリエステルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30429797A JP3775906B2 (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 改質ポリエステルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11140170A true JPH11140170A (ja) | 1999-05-25 |
| JP3775906B2 JP3775906B2 (ja) | 2006-05-17 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30429797A Expired - Fee Related JP3775906B2 (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 改質ポリエステルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3775906B2 (ja) |
-
1997
- 1997-11-06 JP JP30429797A patent/JP3775906B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP3775906B2 (ja) | 2006-05-17 |
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