JPH11141062A - 折板支持具 - Google Patents

折板支持具

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JPH11141062A
JPH11141062A JP32539997A JP32539997A JPH11141062A JP H11141062 A JPH11141062 A JP H11141062A JP 32539997 A JP32539997 A JP 32539997A JP 32539997 A JP32539997 A JP 32539997A JP H11141062 A JPH11141062 A JP H11141062A
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JP
Japan
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locking
folded plate
fixed frame
locking member
plate support
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JP32539997A
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Juichi Yasumoto
重一 安本
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Maruichi Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】固定フレームの上部に係止部材としての吊子を
取付けて構成する折板支持具において、吊子の固定フレ
ームに対する取付ける作業にボルトナットを不要にし
て、取付け作業を円滑にすること。 【解決手段】固定フレーム2の取付け面11に、軸部1
2aの先端に鍔部12bを有した係止軸部12を突設
し、吊子3には、係止軸部12の鍔部12bを挿通可能
な穴部16cを形成するとともに、この穴部16cと同
様に上記係止軸部12の鍔部12bを挿通可能な大径部
19aと、この大径部19bに係止軸部12を挿通した
状態から面方向に移動することで上記係止軸部12の軸
部12aと係合する小径部19bとからなる係合穴19
を有した固定板材4を備えた折板支持具1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば梁材等の
下地材上に折板を固定して屋根を形成する際に使用する
ような折板支持具に関し、より詳しくは、下地材に固定
する固定フレームと、この固定フレームに取付け、折板
を係止する係止部材とからなる折板支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような折板支持具には、例えば実
開平6−62052号公報に開示されたようなものがあ
る。この折板支持具は、係止部材がいわゆる角馳型の吊
子で構成され、タイトフレームの上面に取付けられるよ
うに構成している。角馳型の吊子を用いた折板支持具
は、吊子の特性により、まず先にタイトフレームを下地
材の上の所定位置に固定したのち、端の方から折板を載
置し、その折板の立ち上がった上端の係止縁に、吊子が
係止するようにして吊子をタイトフレームに取付ける。
続いて、別の折板の反対側の係止縁を吊子の上から係止
するように載置して、各折板の重合した係止縁を馳締す
る。
【0003】このように吊子は、折板を固定する時にタ
イトフレームに対して取付ける必要がある。しかしこの
吊子の取付けには、ボルトナットが用いられている。下
から挿通保持したボルトに対して吊子を所定位置に載置
した後、ワッシャと通してからナットを螺合して締め付
けるのである。しかしワッシャもナットも、共に、指で
つままなければ持てないものであるとともに、掌に乗せ
ても指の間から容易に落ちる大きさであるので、吊子の
取付け作業時に不測に落としてしまうことが多々あっ
た。このことは、作業に際して手袋を着用していること
からしても頻繁に発生しており、特に気象条件の良くな
いときには甚だしかった。一つのセットとなっている折
板支持具の部品を失うということは、作業を大きく滞ら
せることになる。その上、作業は高所で行われているの
で、ナット等が落下するということは作業現場の安全性
を脅かすことにもなるのである。
【0004】
【解決すべき課題及びそのための手段】そこでこの発明
は、吊子等の係止部材の取付けに、螺合操作のような煩
雑な作業を必要とするボルトナットを不要にして、また
ナットのような小さな部材を不要にして、係止部材の取
付け作業の円滑さと確実さを従来になく飛躍的に向上す
ることを主たる課題とする。
【0005】そのための手段は、下地材上に固定する固
定フレームに、折板を固定する吊子等の係止部材を取付
けて構成する折板支持具であって、前記固定フレームの
係止部材取付け面に、軸部の先端に鍔部を有した係止軸
部を突設し、前記係止部材には、上記係止軸部の鍔部を
挿通可能な大径部と、該大径部に係止軸部を挿通した状
態から面方向に移動することで上記係止軸部の軸部と係
合する小径部とからなる係合穴を形成した折板支持具で
あることを特徴とする。
【0006】また、下地材上に固定する固定フレーム
に、折板を固定する吊子等の係止部材を取付けて構成す
る折板支持具であって、前記固定フレームの係止部材取
付け面に、軸部の先端に鍔部を有した係止軸部を突設
し、前記係止部材には、上記係止軸部の鍔部を挿通可能
な穴部を形成するとともに、該穴部と同様に上記係止軸
部の鍔部を挿通可能な大径部と、該大径部に係止軸部を
挿通した状態から面方向に移動することで上記係止軸部
の軸部と係合する小径部とからなる係合穴を有した固定
板材を備えた折板支持具であることを特徴とする。
【0007】前記係止部材を吊子で構成する場合には、
前記固定フレームの係止部材取付け面を、固定フレーム
の上面に正面視略L字状に形成するとともに、前記係止
部材の下部には、上記係止部材取付け面に当接する略L
字状の当接部を形成し、上記係止部材取付け面をなす水
平面あるいは立て面のうちの少なくとも一方の面から前
記係止軸部を突設するとよい。なお、部品点数の低減と
作業性の向上を図るには、前記係止部材と固定板材とを
一体化するとよい。
【0008】また、強度の向上を図ったり、屋根の勾配
に合わせて係止部材を傾動可能にしたりするには、前記
係止部材取付け面と、該係止部材取付け面に対応する前
記係止部材またはおよび固定板材の部位を、前後方向に
湾曲して形成するとよい。
【0009】さらに、係止部材や固定板材の取付け状態
の安定性を確保するには、前記係止部材またはおよび固
定板材の一側縁を下方に折曲して、固定フレームに係止
する係止縁を形成するとともに、他側縁には、下方へ折
曲することで固定フレームに係止する戻り止め片を形成
するとよい。
【0010】
【作用及び効果】すなわち、請求項1の構成によれば、
固定フレームに対して係止部材を取付けるには、固定フ
レームの係止部材取付け面の係止軸部に、係止部材の係
合穴を挿嵌して、係止部材を固定フレームに対して取付
け、その後、係止部材を面方向に移動、すなわち前後
動、左右動、回転動させて、係合穴の小径部を係止軸部
の軸部に係合する。これにより、係合穴の小径部の周縁
部は、係止軸部の鍔部により押さえられ、取付け状態が
保持される。
【0011】請求項2の構成によれば、係止部材の穴部
を固定フレームの係止軸部に挿嵌して所定位置に位置さ
せてから、固定板材の係合穴を固定フレームの係止軸部
に挿嵌して、その後、固定板材を面方向に移動、すなわ
ち前後動、左右動、回転動させて、係合穴の小径部を係
止軸部の軸部に係合する。これにより、係合穴の小径部
の周縁部は、係止軸部の鍔部により押さえられ、係止部
材および固定板材の固定フレームに対する取付け状態が
保持される。
【0012】請求項3のように係止部材が吊子の場合に
は、まず係止部材の穴部を固定フレームの係止軸部に挿
嵌して、係止部材を固定フレームの係止部材取付け面に
所定の状態に載置する。そしてその後、固定板材の係合
穴を固定フレームの係止軸部に挿嵌してから、固定板材
を面方向に移動、すなわち前後動、左右動、回転動させ
て、係合穴の小径部を係止軸部の軸部に係合する。これ
により、係合穴の小径部の周縁部は、係止軸部の鍔部に
より押さえられ、係止部材および固定板材の固定フレー
ムに対する取付け状態が保持される。
【0013】請求項4のように係止部材と固定板材を一
体化した場合には、請求項1で係止部材に対する操作の
みで取付けが行なえるのと同様、一体化した双方いずれ
か一方を操作するだけで取付けが行なえ、作業性はよ
く、部品点数は少なくてすむ。
【0014】請求項5のように係止部材取付け面と、こ
れに対応する他部材の部位を前後方向に湾曲した場合に
は、係止部材を前後方向に傾動できる。屋根の勾配に合
わせて適宜傾動させることで、例えば下地材に勾配がつ
けられていない場合でも折板の固定作業を簡易迅速に行
なわせることが可能である。また、強度を高めることが
できる。
【0015】請求項6のように係止部材またはおよび固
定板材の一側縁に係止縁を形成するとともに、他側縁に
戻り止め片を形成した場合には、係止部材またはおよび
固定板材を固定フレームの係止軸部に係合して取付け状
態を確保した後、戻り止め片を例えばハンマ等で上から
下へ叩けばよい。これにより戻り止め片は下へ折れ曲
り、固定フレームに係止して、その状態が保持される。
万が一震動が作用しても落ちることはない。
【0016】すなわち、この発明によれば、係止部材は
ボルトナットなしで取付けられる。つまり、従来のよう
に煩雑な作業は不要で、作業中にナットやワッシャを不
測に落としてしまうこともない。このため係止部材に角
馳型の吊子を用いた場合でも、折板固定の作業が円滑に
行なえ、作業性が飛躍的に向上する。しかも、従来のよ
うにナットやワッシャを高所から落としてしまうことも
ないので、安全な作業を期待できる。
【0017】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1は角馳型の折板支持具1の分解斜視図であ
り、固定フレーム2と、係止部材としての吊子3と、固
定板材4との3つの部材からなっている。なお、折板支
持具1は、図2に示したように下地材5上に折板6,6
を固定するためのものであるが、角馳型の折板支持具1
を用いる場合では、先に、固定フレーム2を下地材5に
固定した後固定フレーム2の一方側(左側)に折板6を
載置する。そしてこの状態で吊子3を固定フレーム2に
取付け、この吊子3の上から別の折板6を係止して馳締
する。つまり、吊子3の固定フレーム2に対する取付け
は、折板6,6の固定と同期して行なうので、より作業
性の良いのが好ましいのである。このため、上述の3つ
の部材はそれぞれ次のように構成している。
【0018】前述の固定フレーム2は、帯状の金属板を
折曲して形成したもので、両端には水平な固定片7,7
を形成し、これら固定片7,7の内側から斜め上方に向
かって山形に立ち上がる立上がり片8,9を形成し、一
方(左側)の立上がり片8を他方(右側)の立ち上がり
片9よりも高く設定し、両立ち上がり片8,9の上端か
らは内側に向けて水平に延設して、受け面10と水平面
11aを形成するとともに、これらの内側縁を立て面1
1bで連結している。立て面11bは、成形しやすいよ
うに若干傾斜している。正面視略L字状をなす上述の水
平面11aと立て面11bが、係止部材取付け面11
(以下、取付け面という)である。なお、受け面10と
水平面11aは、前後方向に沿って上へ凸に滑らかに湾
曲している。
【0019】そして、上述の水平面11aから係止軸部
12を上へ向けて突設している。この係止軸部12は、
吊子3と固定板材4の厚みを合わせたのに略対応する長
さの軸部12aの先端に、それより大径の鍔部12bを
形成したもので、固定フレーム2に対しては図3に示し
たように固定フレーム2の下面でかしめて一体化してい
る。図中13は、補強用の凹状のリブである。
【0020】なお、係止軸部12は平面的に薄い形状に
形成するもよいが、横断面が円形である方が強度が高い
点から好ましい。また、固定フレーム2に対する一体化
は、図4に示したように、係止軸部12の下端部に雄ね
じ12cを形成して、ナット12dと座金12eを用い
て行なうもよい。現場においてナット12dを螺合する
作業は不要であるので何ら問題はない。
【0021】前述の吊子3は、その下部に、上述の取付
け面11に当接する略L字状の当接部14を形成してい
る。すなわち、上端縁に馳部15aを有する垂直片15
の下端を水平方向に折曲して上述の取付け面11に、上
から面接触する対応部位16を形成し、この対応部位1
6は水平面11aと同様に、前後方向に沿って上へ凸に
湾曲している。この対向部位16の幅は、固定フレーム
2よりも若干幅広に設定して、その前後両側縁16aを
上へ折曲し、先端(右側)縁16bは上方へ折曲してい
る。これらの折曲により、吊子3の形状保持力を強化し
て、耐引っ張り強度を向上することができる。
【0022】そして、対応部位16の略中央であって、
前述の係止軸部12に対応する位置には、係止軸部12
の鍔部12bを挿嵌可能な穴部16cを形成している。
この穴部16cを係止軸部12に挿嵌した状態で吊子3
を固定フレーム2に載置すると、吊子3は前後方向に若
干傾動可能である。通常、屋根の勾配は、2.5/10
以下であるので、下地材5に勾配が付いていない場合で
も少しの傾動で対応できる。なお、上記穴部16cは、
バーリングにより形成し、図5に示したように穴部16
cの縁を折り返せば、穴部16cの強度の向上を図るこ
とができる。また、この実施例では、前述のように係止
部材を角馳型の吊子3で構成したが、丸馳型の吊子や、
その他の形の固定金具で構成するもよい。
【0023】前述の固定板材4は、吊子3の対応部位1
6を介して固定フレーム2の水平面11aに上から被さ
るように形成されており、これも前後方向に沿って上へ
凸に湾曲している。そして後側縁には、下方へ折れ曲が
る係止縁17を形成し、前側縁には、ハンマーで叩くな
どして下方へ折曲することで固定フレーム2に係止する
細幅の戻り止め片18を形成している。そしてまた、係
止軸部12の鍔部12bを挿通可能な大径部19aと、
該大径部19aに係止軸部12を挿通した状態から面方
向に移動することで係止軸部12の軸部12aと係合す
る小径部19bとからなる係合穴19を形成している。
上記小径部19bは固定板材4の中央位置に形成し、大
径部19aはそれより前側に形成している。すなわち、
図6に示した仮想線の位置から固定板材4を前側に移動
することで、固定板材4の係合穴19の小径部19bが
係止軸部12の軸部12aに係合して、係止軸部12の
鍔部12bにより固定板材4と吊子3が抜止めされる。
抜止めされた固定板材4は、その下面全体で吊子の対応
部位16を押圧するので、強固に取付け状態を維持でき
る。
【0024】このように構成した折板支持具1を用いて
折板6,6を固定する際に必要な、吊子3の固定フレー
ム2に対する取付けは、固定フレーム2の取付け面11
の係止軸部12に、吊子3の穴部16cを挿嵌して所定
位置に位置させてから、固定板材4の係合穴19を固定
フレーム2の係止軸部12に挿嵌して、その後、固定板
材4を面方向前側に移動させる。これにより、係合穴1
9の小径部19bの周縁部は、係止軸部12の鍔部12
bにより押さえられ、吊子3と固定板材4の固定フレー
ム2に対する取付け状態が保持される。
【0025】そして最後に、固定板材4の前側縁に形成
した戻り止め片18を例えばハンマ等で叩いて下へ折り
曲げる。戻り止め片18は吊子3を介して固定フレーム
2に係止して、その状態が保持される。万が一震動が作
用しても落ちることはない。なお、固定板材4は前側に
移動するようにしているので、言い換えれば、係合穴1
9の小径部19bは後側、すなわち屋根の勾配方向上側
に位置するので、戻り止め片18を形成せずともよい。
図7は、この折板支持具1を用いて折板6,6を固定し
た状態を示している。
【0026】以上のように、吊子3はボルトナットなし
で取付けられる。つまり、従来のように煩雑な作業は不
要で、作業中にナットやワッシャを不測に落としてしま
うこともない。このため上述のように係止部材に角馳型
の吊子を用いた場合でも、折板6,6固定の作業が円滑
に行なえ、作業性が飛躍的に向上する。しかも、従来の
ようにナットやワッシャを高所から落としてしまうこと
もないので、安全な作業を期待できる。
【0027】(他の実施例1)図8〜図10は、固定板
材4の移動方向を前ではなく、左に設定した折板支持具
1の例を示している。すなわち、吊子3の先端(右側)
縁は、上方へ折曲せずに、固定フレーム2の立ち上がり
片9に沿うよう斜め下方に折曲して、所定長さの当接片
20を形成している。この当接片20の存在により吊子
3の強度が向上するとともに、その先端の外方への折曲
部21によっても強度の向上を図ることができる。
【0028】そして、固定板材4には、前述のような係
止縁17や戻り止め片18は形成せずに、上述の当接片
20に上から当接する押え片20を形成している。また
係合穴19は、小径部19bの左側に大径部19aが位
置するように形成している。
【0029】この折板支持具1では、固定フレーム2に
吊子3を載置した後、固定板材4を図9に仮想線で示し
た状態から左へ移動することによって、取付けが完了す
る。なお、上記小径部19bはやや小さめに形成して、
固定板材4を叩き込むことによって係止軸部12の軸部
12aと強く係合するようにすると、取付け状態を強固
に維持できる。
【0030】(他の実施例2)図11、図12は、吊子
3を固定フレーム2に取付けたときに、右側に段差がで
きないようにした折板支持具1の例を示している。すな
わち、上述の他の実施例1では、吊子3を取付けると右
側の上部が外方に突出する(図9、図10参照)ので、
この突出分だけ、固定フレーム2の対応部分2aが凹む
ように形成している。
【0031】(他の実施例3)図13、図14は、上述
の他の実施例2、3のように、固定板材4を左に移動し
て取付けを行なうタイプの折板支持具1において、吊子
3と固定板材4とを一体化した例を示している。一体化
は溶接や接着等により行なうもよいが、図示したように
固定板材4側からのバーリングにより行なうとよい。ま
た、吊子3の当接片20の先端の折曲部21は、図示し
たように斜め上方へ折曲して、固定板材4の押え片22
の下端に積極的に係止するとよい。このように吊子3と
固定板材4とが一体化している場合には、折板支持具1
は2つの部材で構成できることになるので、取扱いが容
易である。
【0032】(他の実施例4)図15〜図17は、固定
フレーム2の受け面10と水平面11aを上へ凸に湾曲
せずに平らに形成した折板支持具1の例を示している。
すなわち、固定フレーム2の水平面11aと対応する部
位(吊子3の対応部位16や固定板材4)も平らに形成
している。
【0033】(他の実施例5)図18〜図21は、固定
板材4の面方向の移動を回転で行なうようにした折板支
持具1の例を示している。すなわち、固定フレーム2の
取付け面11の水平面11aと、吊子3の対応部位16
と、固定板材4は平らに形成し、固定板材4の回転方向
において回り止め可能な対角線上の2位置(後側右位置
と前側左位置)には回り止め片23,24を、下方への
折曲で形成している。そして係合穴19は、中央位置に
小径部19bを設定し、その左斜め後方位置に大径部1
9aを形成して構成している。また、上述の小径部19
bから大径部19aを隔てた端部25は、固定板材4を
回転したとき吊子の垂直片15(立て面11b)に当接
して逆回転防止となるように湾曲形成している。なお、
図19、図20では、便宜上、吊子3なしで図示してい
る。
【0034】すなわち、図19に示したように、固定板
材4は、大径部19aを固定フレーム2の係止軸部12
に挿嵌した後、仮想線の矢印で示したように左側に移動
してから、図20に示したように、後側の回り止め片2
4を前側に叩いて回転させる。すると、固定板材4は、
湾曲させた端部25の作用により、その小径部19bを
係止軸部12の軸部12aに係合して、その状態が保持
される。図21は、吊子3に当接片20と折曲部21
を、固定板材4に押え片22を形成した場合の斜視図で
ある。
【0035】(他の実施例6)図22〜図26は、係止
軸部12を、取付け面11の立て面11bから突設した
折板支持具1の例を示している。
【0036】固定フレーム2の取付け面11の水平面1
1bと、これに対応する部位(吊子3の対応部位16と
固定板材4)を平らに形成するとともに、取付け面11
の立て面11bを垂直に立ち上げて、この立て面11b
から係止軸部12を突設している。そして、吊子3の下
部の当接部14の対応位置、すなわち垂直片15の下部
に穴部16cを形成し、固定板材4は取付け面11に対
応するようにL字状に形成して、上記立て面11bに対
応する立設片26に係合穴19を形成している。係合穴
19の小径部19bは立設片26の中央に設定し、その
前側に大径部19aを形成している。
【0037】このように構成した折板支持具1では、吊
子3を固定フレーム2の取付け面11に対して所定位置
に載置した後、図23に仮想線で示したように固定板材
4の大径部19aを係止軸部12に挿嵌して保持した
後、固定板材4を前側に移動すればよい。図24は、こ
の折板支持具1を用いて折板6,6を固定した例を示し
ている。なお、先の実施例のように、固定板材4に、係
止縁17と戻り止め片18を形成するとよい。
【0038】図25は、固定板材4を吊子3に一体化し
た例を示している。つまり、固定板材4に係合穴19を
形成するとき、所定位置に固定板材4側からバーリング
で行なって、図26に断面図で示したように先端側を折
り返して吊子3を一体化している。
【0039】(他の実施例7)図27〜図30は、係止
軸部12を、取付け面11をなす水平面11aと立て面
11bとの2面から突設した折板支持具1の例を示して
いる。
【0040】すなわち、固定フレーム2の取付け面11
を平らに形成して、上述の水平面11aと立て面11b
とから係止軸部12,12を突設する。そして吊子3の
対応位置には、係止軸部12の鍔部12bを挿通可能な
穴部16c,16cを形成する。この時、対応部位16
に形成する穴部16cは左右方向に長く、また、垂直片
15の下部に形成する穴部16cは、縦に少し長い楕円
形状に形成するとよい。固定板材4には、上述の各穴部
16c,16cと同様の大径部19aと、この大径部1
9aの後側に位置する小径部19cとからなる係合穴1
9を形成している。また、後側縁には係止縁17を、前
側縁には戻り止め片18を形成している。固定フレーム
2に対する吊子3の固定は、吊子3を所定位置に載置し
た後、固定板材4を上から当て、前側へ移動すればよ
い。図28は、この折板支持具1を用いて折板6,6を
固定した例を示している。
【0041】また、この折板支持具1の場合も、固定板
材4を吊子3に一体化するもよい。この時、吊子3の当
接部14の前後両側縁には、図29に示したように立ち
上がり縁27,27を形成して補強を行なうとよい。固
定フレーム2の取付け面11の水平面11aを先の実施
例のように前後方向に沿って上へ凸に湾曲して、補強を
行ない、吊子3の傾動を可能にする場合には、一体化は
できないので、図30に示したように別々に形成する。
【0042】なお、以上の各実施例とは異なり、係止部
材が厚手のものである場合には、固定部材なしで、係止
部材に係合穴を形成して2部材で構成し、部品点数を低
減するとよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 折板支持具の分解斜視図。
【図2】 折板の固定過程を示す斜視図。
【図3】 固定フレームの断面図。
【図4】 固定フレームの断面図。
【図5】 吊子の断面図。
【図6】 作用状態を示す一部断面側面図。
【図7】 使用状態の正面図。
【図8】 他の例に係る折板支持具の分解斜視図。
【図9】 図8の折板支持具の断面図。
【図10】 図8の折板支持具の使用状態の正面図。
【図11】 他の例に係る折板支持具の分解斜視図。
【図12】 図11の折板支持具の断面図。
【図13】 吊子と固定板材を一体化した例を示す斜視
図。
【図14】 図13の断面図。
【図15】 他の例に係る折板支持具の分解斜視図。
【図16】 他の例に係る折板支持具の分解斜視図。
【図17】 他の例に係る折板支持具の分解斜視図。
【図18】 他の例に係る折板支持具の分解斜視図。
【図19】 作用状態の説明図。
【図20】 作用状態の説明図。
【図21】 他の例に係る折板支持具の分解斜視図。
【図22】 他の例に係る折板支持具の分解斜視図。
【図23】 図22の折板支持具の一部断面側面図。
【図24】 図22の折板支持具の使用状態の正面図。
【図25】 他の例に係る折板支持具の分解斜視図。
【図26】 図25の吊子の断面図。
【図27】 他の例に係る折板支持具の分解斜視図。
【図28】 図27の折板支持具の使用状態の正面図。
【図29】 他の例に係る折板支持具の分解斜視図。
【図30】 他の例に係る折板支持具の分解斜視図。
【符号の説明】
1…折板支持具 2…固定フレーム 3…吊子(係止部材) 4…固定板材 5…下地材 6…折板 11…係止部材取付け面 11a…水平面 11b…立て面 12…係止軸部 12a…軸部 12b…鍔部 14…当接部 16c…穴部 17…係止縁 18…戻り止め片 19…係合穴 19a…大径部 19b…小径部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下地材上に固定する固定フレームに、折板
    を固定する吊子等の係止部材を取付けて構成する折板支
    持具であって、前記固定フレームの係止部材取付け面
    に、軸部の先端に鍔部を有した係止軸部を突設し、前記
    係止部材には、上記係止軸部の鍔部を挿通可能な大径部
    と、該大径部に係止軸部を挿通した状態から面方向に移
    動することで上記係止軸部の軸部と係合する小径部とか
    らなる係合穴を形成した折板支持具。
  2. 【請求項2】下地材上に固定する固定フレームに、折板
    を固定する吊子等の係止部材を取付けて構成する折板支
    持具であって、前記固定フレームの係止部材取付け面
    に、軸部の先端に鍔部を有した係止軸部を突設し、前記
    係止部材には、上記係止軸部の鍔部を挿通可能な穴部を
    形成するとともに、該穴部と同様に上記係止軸部の鍔部
    を挿通可能な大径部と、該大径部に係止軸部を挿通した
    状態から面方向に移動することで上記係止軸部の軸部と
    係合する小径部とからなる係合穴を有した固定板材を備
    えた折板支持具。
  3. 【請求項3】前記固定フレームの係止部材取付け面を、
    固定フレームの上面に正面視略L字状に形成するととも
    に、前記係止部材を吊子で構成して、該係止部材の下部
    には、上記係止部材取付け面に当接する略L字状の当接
    部を形成し、上記係止部材取付け面をなす水平面あるい
    は立て面のうちの少なくとも一方の面から前記係止軸部
    を突設した請求項2記載の折板支持具。
  4. 【請求項4】前記係止部材と固定板材とを一体化した請
    求項2または請求項3記載の折板支持具。
  5. 【請求項5】前記係止部材取付け面と、該係止部材取付
    け面に対応する前記係止部材またはおよび固定板材の部
    位を、前後方向に湾曲して形成した請求項1から請求項
    4のうちのいずれか一項に記載の折板支持具。
  6. 【請求項6】前記係止部材またはおよび固定板材の一側
    縁を下方に折曲して、固定フレームに係止する係止縁を
    形成するとともに、他側縁には、下方へ折曲することで
    固定フレームに係止する戻り止め片を形成した請求項1
    から請求項5のうちのいずれか一項に記載の折板支持
    具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008214889A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Takamata Seisakusho:Kk タイトフレーム
JP2010133121A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Takamata Seisakusho:Kk 吊子
JP2011106235A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Sanko Metal Ind Co Ltd 折板屋根設置構造

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