JPH11141065A - 陸屋根の防水施工方法 - Google Patents
陸屋根の防水施工方法Info
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- JPH11141065A JPH11141065A JP32247497A JP32247497A JPH11141065A JP H11141065 A JPH11141065 A JP H11141065A JP 32247497 A JP32247497 A JP 32247497A JP 32247497 A JP32247497 A JP 32247497A JP H11141065 A JPH11141065 A JP H11141065A
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- Japan
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- rubber sheet
- flat roof
- reinforcing rubber
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴムシートの熱膨張を防いで施工作業
を容易にし、かつ仕上がり外観を良好にする。 【解決手段】 陸屋根10上に多数枚のゴムシートを
敷くに際し、隣接する2枚のゴムシートの縁部を重ね、
下側のゴムシートの縁部を釘13の打込みで陸屋根に固
定し、この釘を覆うように上側ゴムシートの縁部を下側
のゴムシートに接着剤14で接着する方法において、ゴ
ムシートとして高モジュラスの不織布で補強された補強
ゴムシート11を使用し、釘13を打ち込む際、下面に
複数個の爪が突設されている金属ワッシャー12を下側
補強ゴムシート上に重ね、この金属ワッシャー12の上
から釘13を打ち込むことにより、金属ワッシャー12
の下面の爪を下側補強ゴムシート11の不織布に引っ掛
ける。
を容易にし、かつ仕上がり外観を良好にする。 【解決手段】 陸屋根10上に多数枚のゴムシートを
敷くに際し、隣接する2枚のゴムシートの縁部を重ね、
下側のゴムシートの縁部を釘13の打込みで陸屋根に固
定し、この釘を覆うように上側ゴムシートの縁部を下側
のゴムシートに接着剤14で接着する方法において、ゴ
ムシートとして高モジュラスの不織布で補強された補強
ゴムシート11を使用し、釘13を打ち込む際、下面に
複数個の爪が突設されている金属ワッシャー12を下側
補強ゴムシート上に重ね、この金属ワッシャー12の上
から釘13を打ち込むことにより、金属ワッシャー12
の下面の爪を下側補強ゴムシート11の不織布に引っ掛
ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、陸屋根上にゴムシー
トを敷いて行う防水施工方法に関するものである。
トを敷いて行う防水施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート建築物の陸屋根の防水施工
方法として、陸屋根上に多数枚のゴムシートを、隣接す
る2枚のゴムシートの縁部が重なるように並べて敷き、
下側のゴムシートを金具、例えば釘、ビス等で陸屋根に
固定し、上側ゴムシートを下側のゴムシートに接着剤で
接着する方法が知られている。しかしながら、従来は、
コンクリート製の陸屋根上にゴムシートを敷き、上から
釘やビスを打ち込むだけであったため、ゴムシートが熱
膨張で皺を発生し、施工時の作業が困難になると共に、
仕上がりの外観が不良になるという問題があった。
方法として、陸屋根上に多数枚のゴムシートを、隣接す
る2枚のゴムシートの縁部が重なるように並べて敷き、
下側のゴムシートを金具、例えば釘、ビス等で陸屋根に
固定し、上側ゴムシートを下側のゴムシートに接着剤で
接着する方法が知られている。しかしながら、従来は、
コンクリート製の陸屋根上にゴムシートを敷き、上から
釘やビスを打ち込むだけであったため、ゴムシートが熱
膨張で皺を発生し、施工時の作業が困難になると共に、
仕上がりの外観が不良になるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ゴムシー
トの熱膨張を防いで施工を容易にし、かつ仕上がり外観
を良好にするものである。
トの熱膨張を防いで施工を容易にし、かつ仕上がり外観
を良好にするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る陸屋根の
防水施工方法は、陸屋根上に多数枚のゴムシートを敷く
に際し、隣接する2枚のゴムシートの縁部が重なるよう
に並べ、下側のゴムシートの縁部をビスや釘の打込みで
陸屋根に固定し、このビスや釘を覆うように上側のゴム
シートの縁部を下側のゴムシートに接着剤で接着する陸
屋根の防水施工方法において、上記のゴムシートとして
合成繊維からなる高モジュラスの不織布で補強された補
強ゴムシートを使用し、上記のビスや釘を打ち込む際、
下面に複数個の爪が突設されている金属ワッシャーを上
記下側の補強ゴムシート上に重ね、この金属ワッシャー
の上からビスや釘を打ち込むことにより、金属ワッシャ
ーの下面の爪を下側補強ゴムシートの不織布に引っ掛け
ることを特徴とする。
防水施工方法は、陸屋根上に多数枚のゴムシートを敷く
に際し、隣接する2枚のゴムシートの縁部が重なるよう
に並べ、下側のゴムシートの縁部をビスや釘の打込みで
陸屋根に固定し、このビスや釘を覆うように上側のゴム
シートの縁部を下側のゴムシートに接着剤で接着する陸
屋根の防水施工方法において、上記のゴムシートとして
合成繊維からなる高モジュラスの不織布で補強された補
強ゴムシートを使用し、上記のビスや釘を打ち込む際、
下面に複数個の爪が突設されている金属ワッシャーを上
記下側の補強ゴムシート上に重ね、この金属ワッシャー
の上からビスや釘を打ち込むことにより、金属ワッシャ
ーの下面の爪を下側補強ゴムシートの不織布に引っ掛け
ることを特徴とする。
【0005】この発明によれば、陸屋根を被覆する多数
枚の補強ゴムシートが互いに接着剤で接合され、この接
着部の下側補強ゴムシートがビスや釘で陸屋根に固定さ
れる。その際、上記の補強ゴムシートが高モジュラスの
不織布で補強されているので、補強ゴムシートのゴム層
の熱膨張が上記不織布によって抑制され、施工時の作業
が容易になる。そして、下側補強ゴムシートの上から陸
屋根にビスや釘を打込む際に、下側補強ゴムシート上に
金属ワッシャーを重ね、この金属ワッシャー下面に突出
する爪を上記の打込みにより補強ゴムシートに食い込ま
せて上記不織布の繊維に引っ掛けるので、補強ゴムシー
トが引裂かれたり、施工後に熱膨張で皺が生じたりする
ことがなく、施工後の外観が良好に保たれ、しかもゴム
シートとしての防水機能が失われない。
枚の補強ゴムシートが互いに接着剤で接合され、この接
着部の下側補強ゴムシートがビスや釘で陸屋根に固定さ
れる。その際、上記の補強ゴムシートが高モジュラスの
不織布で補強されているので、補強ゴムシートのゴム層
の熱膨張が上記不織布によって抑制され、施工時の作業
が容易になる。そして、下側補強ゴムシートの上から陸
屋根にビスや釘を打込む際に、下側補強ゴムシート上に
金属ワッシャーを重ね、この金属ワッシャー下面に突出
する爪を上記の打込みにより補強ゴムシートに食い込ま
せて上記不織布の繊維に引っ掛けるので、補強ゴムシー
トが引裂かれたり、施工後に熱膨張で皺が生じたりする
ことがなく、施工後の外観が良好に保たれ、しかもゴム
シートとしての防水機能が失われない。
【0006】上記補強ゴムシートのゴム層を構成するゴ
ムは、天然ゴムまたはEPDM、BR、SBR、IR等
の合成ゴムのいずれでもよいが、耐候性の点で特にEP
DMが好ましい。このゴム層は、不織布の上面のみに設
けてもよく、また上下両面に設けてもよく、上下両面に
設ける場合は下面のゴム層を発泡層とすることができ
る。不織布の上面のみに設けたものは陸屋根の下地に凹
凸がなく平坦な場合に、また上下両面に設けたものは下
地に凹凸が存在する場合に、また下面のゴム層を発泡層
としたものは下地の凹凸が特に大きい場合にそれぞれ適
している。なお、いずれの場合も、ゴム層または発泡ゴ
ム層を加硫した後に不織布と接着により一体化してもよ
いが、ゴム層を未加硫または未発泡のシート状態で不織
布と重ねた後、加硫または常圧発泡により不織布と一体
化するのが有利である。
ムは、天然ゴムまたはEPDM、BR、SBR、IR等
の合成ゴムのいずれでもよいが、耐候性の点で特にEP
DMが好ましい。このゴム層は、不織布の上面のみに設
けてもよく、また上下両面に設けてもよく、上下両面に
設ける場合は下面のゴム層を発泡層とすることができ
る。不織布の上面のみに設けたものは陸屋根の下地に凹
凸がなく平坦な場合に、また上下両面に設けたものは下
地に凹凸が存在する場合に、また下面のゴム層を発泡層
としたものは下地の凹凸が特に大きい場合にそれぞれ適
している。なお、いずれの場合も、ゴム層または発泡ゴ
ム層を加硫した後に不織布と接着により一体化してもよ
いが、ゴム層を未加硫または未発泡のシート状態で不織
布と重ねた後、加硫または常圧発泡により不織布と一体
化するのが有利である。
【0007】使用する不織布は、ポリエチレンテレフタ
レート繊維からなるスパンボンド不織布であって、20
℃における1%伸長時モジュラスが1000 kgf/cm2
以上のものが好ましく、この1%伸長時モジュラスが1
000 kgf/cm2 未満では施工時におけるゴムシートの
熱膨張を抑えることができず、皺が発生して作業が困難
になると共に施工後の外観が不良になる。また、上記不
織布の目付量は30〜200g/m2 、特に40〜80
g/m2 が好ましく、30g/m2 未満では強度が不足
し、反対に200g/m2 を超えると、補強ゴムシート
の硬さが増し、施工その他の取扱い性が悪くなる。
レート繊維からなるスパンボンド不織布であって、20
℃における1%伸長時モジュラスが1000 kgf/cm2
以上のものが好ましく、この1%伸長時モジュラスが1
000 kgf/cm2 未満では施工時におけるゴムシートの
熱膨張を抑えることができず、皺が発生して作業が困難
になると共に施工後の外観が不良になる。また、上記不
織布の目付量は30〜200g/m2 、特に40〜80
g/m2 が好ましく、30g/m2 未満では強度が不足
し、反対に200g/m2 を超えると、補強ゴムシート
の硬さが増し、施工その他の取扱い性が悪くなる。
【0008】
【発明の実施の形態】図3に不織布11fで補強された
3種の補強ゴムシート11A、11B、11Cが図示さ
れる。左端の補強ゴムシート11Aは、上面ゴム層11
a、不織布11fおよび下面ゴム層11bの三者の積層
体であり、不織布11fに上面ゴム層11aおよび下面
ゴム層11bをそれぞれ未加硫状態で重ねて加硫し、上
面ゴム層11a、不織布11fおよび下面ゴム層11b
の三者を加硫接着で一体化して製造される。ただし、不
織布11fとしては、ポリエチレンテレフタレートから
なるスパンボンド不織布で、20℃における1%伸長時
応力1000 kgf/cm2以上、目付量40〜80g/m
2 のもの(例えば、東洋紡績株式会社製「東洋紡バルコ
ンポHP6040G」)が用いられる。また、上面ゴム
層11aおよび下面ゴム層11bは、好ましくはEPD
Mで成形され、厚みは上面ゴム層11aおよび下面ゴム
層11bとも0.5〜2.0mm程度に設定される。
3種の補強ゴムシート11A、11B、11Cが図示さ
れる。左端の補強ゴムシート11Aは、上面ゴム層11
a、不織布11fおよび下面ゴム層11bの三者の積層
体であり、不織布11fに上面ゴム層11aおよび下面
ゴム層11bをそれぞれ未加硫状態で重ねて加硫し、上
面ゴム層11a、不織布11fおよび下面ゴム層11b
の三者を加硫接着で一体化して製造される。ただし、不
織布11fとしては、ポリエチレンテレフタレートから
なるスパンボンド不織布で、20℃における1%伸長時
応力1000 kgf/cm2以上、目付量40〜80g/m
2 のもの(例えば、東洋紡績株式会社製「東洋紡バルコ
ンポHP6040G」)が用いられる。また、上面ゴム
層11aおよび下面ゴム層11bは、好ましくはEPD
Mで成形され、厚みは上面ゴム層11aおよび下面ゴム
層11bとも0.5〜2.0mm程度に設定される。
【0009】図3の中央に示す補強ゴムシート11B
は、上記同様の不織布11fの上に厚手の上面ゴム層1
1cを積層したものであり、不織布11f上に好ましく
はEPDMからなる未加硫の上面ゴム層(厚み0.5〜
2.0mm)11cを重ねて加硫し、不織布11fおよび
上面ゴム層11cの二者を加硫接着で一体化して製造さ
れる。また、図3の右端に示す補強ゴムシート11C
は、上記同様の不織布11fに薄手の上面ゴム層(厚み
0.5〜2.0mm)11dおよび発泡状態の下面ゴム層
(厚み0.5〜2.0mm)11eをそれぞれ積層したも
のであり、不織布11fの上に好ましくはEPDMから
なる未加硫の上面ゴム層11dを、下に好ましくはEP
DMからなり発泡剤を含有する未発泡の下面ゴム層11
eをそれぞれ重ね、常圧加硫で下面ゴム層11eを発泡
させると同時に上面ゴム層11d、不織布11fおよび
下面ゴム層11eの三者を加硫接着で一体化して製造さ
れる。
は、上記同様の不織布11fの上に厚手の上面ゴム層1
1cを積層したものであり、不織布11f上に好ましく
はEPDMからなる未加硫の上面ゴム層(厚み0.5〜
2.0mm)11cを重ねて加硫し、不織布11fおよび
上面ゴム層11cの二者を加硫接着で一体化して製造さ
れる。また、図3の右端に示す補強ゴムシート11C
は、上記同様の不織布11fに薄手の上面ゴム層(厚み
0.5〜2.0mm)11dおよび発泡状態の下面ゴム層
(厚み0.5〜2.0mm)11eをそれぞれ積層したも
のであり、不織布11fの上に好ましくはEPDMから
なる未加硫の上面ゴム層11dを、下に好ましくはEP
DMからなり発泡剤を含有する未発泡の下面ゴム層11
eをそれぞれ重ね、常圧加硫で下面ゴム層11eを発泡
させると同時に上面ゴム層11d、不織布11fおよび
下面ゴム層11eの三者を加硫接着で一体化して製造さ
れる。
【0010】図1において、10は陸屋根の表面を構成
するコンクリート層、11はコンクリート層10を被覆
する補強ゴムシートであり、この補強ゴムシート11は
図3に示す補強ゴムシート11A、11B、11Cのい
ずれでもよい。この補強ゴムシート11は、その多数枚
がコンクリート層10を被覆するように並べて敷かれ、
その際に2枚の隣接する補強ゴムシート11の縁部が上
下に重ねられる。このとき、重ね幅Bは、100〜15
0mm程度に設定される。ただし、重なり部の下側補強ゴ
ムシート11の中央付近にあらかじめ円形の金属ワッシ
ャー12が下側補強ゴムシート11の縁に沿って250
〜400mmのピッチで一列に配置され、この金属ワッシ
ャー12の上からコンクリート釘13がコンクリート層
10に打ち込まれ、上記下側補強ゴムシート11が陸屋
根に固定される。そして、下側補強ゴムシート11の片
側縁部上に接着剤14が塗布され、その上に上側補強ゴ
ムシート11の縁部が重ねられ、下側補強ゴムシート1
1と接合される。
するコンクリート層、11はコンクリート層10を被覆
する補強ゴムシートであり、この補強ゴムシート11は
図3に示す補強ゴムシート11A、11B、11Cのい
ずれでもよい。この補強ゴムシート11は、その多数枚
がコンクリート層10を被覆するように並べて敷かれ、
その際に2枚の隣接する補強ゴムシート11の縁部が上
下に重ねられる。このとき、重ね幅Bは、100〜15
0mm程度に設定される。ただし、重なり部の下側補強ゴ
ムシート11の中央付近にあらかじめ円形の金属ワッシ
ャー12が下側補強ゴムシート11の縁に沿って250
〜400mmのピッチで一列に配置され、この金属ワッシ
ャー12の上からコンクリート釘13がコンクリート層
10に打ち込まれ、上記下側補強ゴムシート11が陸屋
根に固定される。そして、下側補強ゴムシート11の片
側縁部上に接着剤14が塗布され、その上に上側補強ゴ
ムシート11の縁部が重ねられ、下側補強ゴムシート1
1と接合される。
【0011】上記の円板形金属ワッシャー12は、図2
に拡大して示すように、中央平坦部にコンクリート釘1
3の挿通孔12aを有し、その周囲に比較的高い内側山
部12bおよび比較的低い外側山部12cを同心円状に
成形し、内側山部12bおよび外側山部12cの間の谷
部下面に三角形の爪12dを下向きに4個、等間隔に突
設したものである。なお、爪12dの高さは、上記のコ
ンクリート釘13を打ち込んだ際、爪12dの尖端が補
強ゴムシート11の不織布11f(図3参照)に達する
程度に設定される。
に拡大して示すように、中央平坦部にコンクリート釘1
3の挿通孔12aを有し、その周囲に比較的高い内側山
部12bおよび比較的低い外側山部12cを同心円状に
成形し、内側山部12bおよび外側山部12cの間の谷
部下面に三角形の爪12dを下向きに4個、等間隔に突
設したものである。なお、爪12dの高さは、上記のコ
ンクリート釘13を打ち込んだ際、爪12dの尖端が補
強ゴムシート11の不織布11f(図3参照)に達する
程度に設定される。
【0012】
【実施例】実施例1 不織布としてポリエチレンテレフタレート繊維からなる
スパンボンド不織布(東洋紡績株式会社製「バルコンポ
HP6040G」)を用いた。厚さは0.2mm、目付量
は40g/m2 、温度20℃における1%伸長時モジュ
ラスは8690kgf/cm2 であった。図3に示すよう
に、上記の不織布11f上にEPDMからなる厚さ1.
2mm、幅1200mmの上面ゴム層11aを、下に同じく
EPDMからなる厚さ1.2mm、幅1200mmの下面ゴ
ム層11bをそれぞれ未加硫状態で重ね、温度180
℃、圧力50 kgf/cm2 のプレス機で10分間加硫して
補強ゴムシート11Aを得た。なお、EPDMからなる
加硫ゴムシートの20℃における1%伸長時応力は1 k
gf/cm2 であった。
スパンボンド不織布(東洋紡績株式会社製「バルコンポ
HP6040G」)を用いた。厚さは0.2mm、目付量
は40g/m2 、温度20℃における1%伸長時モジュ
ラスは8690kgf/cm2 であった。図3に示すよう
に、上記の不織布11f上にEPDMからなる厚さ1.
2mm、幅1200mmの上面ゴム層11aを、下に同じく
EPDMからなる厚さ1.2mm、幅1200mmの下面ゴ
ム層11bをそれぞれ未加硫状態で重ね、温度180
℃、圧力50 kgf/cm2 のプレス機で10分間加硫して
補強ゴムシート11Aを得た。なお、EPDMからなる
加硫ゴムシートの20℃における1%伸長時応力は1 k
gf/cm2 であった。
【0013】上記の補強ゴムシート11Aを陸屋根上に
敷き(図1参照)、その際、隣接する2枚の補強ゴムシ
ート11Aの縁部の重なり幅Bを150mmに設定し、下
側補強ゴムシート11Aの端縁から内側へ60mmの位置
に図2の金属ワッシャー(直径:50mm、爪12dの突
出高さ:2mm、爪12dの個数:4個)12を400mm
間隔で1列に並べ、この金属ワッシャー12の上からコ
ンクリート釘13を打込んで下側補強ゴムシート11A
を固定した。次いで、この下側補強ゴムシート11Aの
縁部に接着剤としてネオプレン系溶剤型接着剤(東洋ゴ
ム工業株式会社製「トーヨーアクメボンドAD−10
2」)を150mmの幅に塗布し、その塗布面に上側補強
ゴムシート11Aの縁部を重ね、加圧して上下の補強ゴ
ムシート11Aを接合した。
敷き(図1参照)、その際、隣接する2枚の補強ゴムシ
ート11Aの縁部の重なり幅Bを150mmに設定し、下
側補強ゴムシート11Aの端縁から内側へ60mmの位置
に図2の金属ワッシャー(直径:50mm、爪12dの突
出高さ:2mm、爪12dの個数:4個)12を400mm
間隔で1列に並べ、この金属ワッシャー12の上からコ
ンクリート釘13を打込んで下側補強ゴムシート11A
を固定した。次いで、この下側補強ゴムシート11Aの
縁部に接着剤としてネオプレン系溶剤型接着剤(東洋ゴ
ム工業株式会社製「トーヨーアクメボンドAD−10
2」)を150mmの幅に塗布し、その塗布面に上側補強
ゴムシート11Aの縁部を重ね、加圧して上下の補強ゴ
ムシート11Aを接合した。
【0014】上記の防水施工作業は、気温25℃の陸屋
根上で行われたが、補強ゴムシート11Aの熱膨張はほ
とんど無く、容易に作業することができ、施工後の皺発
生も認められなかった。
根上で行われたが、補強ゴムシート11Aの熱膨張はほ
とんど無く、容易に作業することができ、施工後の皺発
生も認められなかった。
【0015】実施例2 図3の中央に示される補強ゴムシート11B、すなわち
不織布11f上にEPDMからなる厚手の上面ゴム層
(厚み:1.5mm)11cを積層したものを、また金属
ワッシャー12として爪12dの突出高さが3mmのもの
をそれぞれ用い、その他は実施例1と同様にして陸屋根
の防水施工を行った。施工作業は、実施例1と同様に容
易であり、施工後の皺発生もなかった。
不織布11f上にEPDMからなる厚手の上面ゴム層
(厚み:1.5mm)11cを積層したものを、また金属
ワッシャー12として爪12dの突出高さが3mmのもの
をそれぞれ用い、その他は実施例1と同様にして陸屋根
の防水施工を行った。施工作業は、実施例1と同様に容
易であり、施工後の皺発生もなかった。
【0016】実施例3 図3の右に示される補強ゴムシート11C、すなわち不
織布11f上にEPDMからなる薄手の上面ゴム層(厚
み:1.5mm)11dを、下にEPDMからなる発泡し
た下面ゴム層(厚み:1mm、密度:0.5)11eをそ
れぞれ積層してなる補強ゴムシート11Cを用いる以外
は、実施例1と同様にして陸屋根の防水施工を行った。
なお、加硫と発泡は、熱風による常圧加硫を180℃で
18分間行った。施工作業は、実施例1と同様に容易で
あり、かつ施工後の皺発生もなかった。
織布11f上にEPDMからなる薄手の上面ゴム層(厚
み:1.5mm)11dを、下にEPDMからなる発泡し
た下面ゴム層(厚み:1mm、密度:0.5)11eをそ
れぞれ積層してなる補強ゴムシート11Cを用いる以外
は、実施例1と同様にして陸屋根の防水施工を行った。
なお、加硫と発泡は、熱風による常圧加硫を180℃で
18分間行った。施工作業は、実施例1と同様に容易で
あり、かつ施工後の皺発生もなかった。
【0017】
【発明の効果】この発明は、上記のとおり補強ゴムシー
トを用いて陸屋根の防水施工を行うことができ、しかも
補強ゴムシートが熱膨張しないため、施工作業が容易で
あり、また施工後に皺の発生することがなく、外観が良
好に維持される。
トを用いて陸屋根の防水施工を行うことができ、しかも
補強ゴムシートが熱膨張しないため、施工作業が容易で
あり、また施工後に皺の発生することがなく、外観が良
好に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の断面図である。
【図2】図1の要部の拡大断面図である。
【図3】補強ゴムシートの拡大断面図である。
10:陸屋根表面のコンクリート層 11、11A、11B、11C:補強ゴムシート 11a、11b、11c、11d:ゴム層 11e:発泡したゴム層 11f:不織布 12:金属ワッシャー 12d:爪 13:コンクリート釘 14:接着剤
Claims (2)
- 【請求項1】 陸屋根上に多数枚のゴムシートを敷くに
際し、隣接する2枚のゴムシートの縁部が重なるように
並べ、下側のゴムシートの縁部をビスや釘の打込みで陸
屋根に固定し、このビスや釘を覆うように上側のゴムシ
ートの縁部を下側のゴムシートに接着剤で接着する陸屋
根の防水施工方法において、上記のゴムシートとして合
成繊維からなる高モジュラスの不織布で補強された補強
ゴムシートを使用し、上記のビスや釘を打ち込む際、下
面に複数個の爪が突設されている金属ワッシャーを上記
下側の補強ゴムシート上に重ね、この金属ワッシャーの
上からビスや釘を打ち込むことにより、金属ワッシャー
の下面の爪を下側補強ゴムシートの不織布に引っ掛ける
ことを特徴とする陸屋根の防水施工方法。 - 【請求項2】 用いる不織布がエチレンテレフタレート
繊維からなり、20℃における1%伸長時モジュラスが
1000 kgf/cm2 以上、目付量が30〜200g/m
2 のスパンボンド不織布である請求項1に記載の陸屋根
の防水施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32247497A JP3761697B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 陸屋根の防水施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32247497A JP3761697B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 陸屋根の防水施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11141065A true JPH11141065A (ja) | 1999-05-25 |
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1997
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