JPH11141461A - 内接型ギヤポンプ用ローターの製造方法 - Google Patents
内接型ギヤポンプ用ローターの製造方法Info
- Publication number
- JPH11141461A JPH11141461A JP30192597A JP30192597A JPH11141461A JP H11141461 A JPH11141461 A JP H11141461A JP 30192597 A JP30192597 A JP 30192597A JP 30192597 A JP30192597 A JP 30192597A JP H11141461 A JPH11141461 A JP H11141461A
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- JP
- Japan
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- work
- rotor
- internal gear
- gear pump
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高硅素アルミニウム含有材料からなるハウジ
ング内に摺動自在に収納される鉄系焼結材料からなる内
接型ギヤポンプ用ローターの製造方法において、耐久性
能および摺動部位の耐摩耗性を向上させる。 【解決手段】 ローター11,13となるワークは、粉末成
形工程、焼結工程、矯正工程および切削工程を順次経て
製造される。つぎに、ワークに精度を高めるための研削
加工を施した後、ワークに水蒸気処理を施してこのワー
クの表面に酸化被膜17を形成する。このように被膜処理
工程を最後にすることにより、酸化被膜17の効果を確実
に得ることができ、耐久性能および摺動部位の耐摩耗性
を確実に向上できる。
ング内に摺動自在に収納される鉄系焼結材料からなる内
接型ギヤポンプ用ローターの製造方法において、耐久性
能および摺動部位の耐摩耗性を向上させる。 【解決手段】 ローター11,13となるワークは、粉末成
形工程、焼結工程、矯正工程および切削工程を順次経て
製造される。つぎに、ワークに精度を高めるための研削
加工を施した後、ワークに水蒸気処理を施してこのワー
クの表面に酸化被膜17を形成する。このように被膜処理
工程を最後にすることにより、酸化被膜17の効果を確実
に得ることができ、耐久性能および摺動部位の耐摩耗性
を確実に向上できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉末冶金による内
接型ギヤポンプ用ローターの製造方法に関する。
接型ギヤポンプ用ローターの製造方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】図2および図3はオイ
ルポンプとして使用される内接型ギヤポンプの一例を示
している。1はハウジングで、このハウジング1は、ハ
ウジング本体2とこのハウジング本体2にボルト3によ
り固定されたカバー4とからなっており、前記ハウジン
グ本体2とカバー4との間の内部にローター収納空間部
5を形成するものである。前記ハウジング1には、ロー
ター収納空間部5を貫通するようにして軸受孔6が形成
されているとともに、この軸受孔6を挟んでかつロータ
ー収納空間部5に臨ませて、一対のポート7,8が形成
されている。そして、前記ローター収納空間部5内に
は、円環状のアウターローター11がほぼ嵌合状態で回転
自在に収納されている。このアウターローター11の内周
には、複数の歯部12が形成されている。さらに、アウタ
ーローター11の内側には、インナーローター13が回転自
在に支持されている。このインナーローター13は、前記
アウターローター11の歯数より少ない複数の歯部14が外
周に形成されているとともに、軸孔15が中心部に形成さ
れている。この軸孔15に周り止めされた状態で嵌合され
たドライブシャフト16が前記ハウジング1の軸受孔6に
回転自在に支持されている。また、両ローター11,13
は、回転軸が互いに偏位しているとともに、両ローター
11,13の歯部12,14が互いに噛み合っている。
ルポンプとして使用される内接型ギヤポンプの一例を示
している。1はハウジングで、このハウジング1は、ハ
ウジング本体2とこのハウジング本体2にボルト3によ
り固定されたカバー4とからなっており、前記ハウジン
グ本体2とカバー4との間の内部にローター収納空間部
5を形成するものである。前記ハウジング1には、ロー
ター収納空間部5を貫通するようにして軸受孔6が形成
されているとともに、この軸受孔6を挟んでかつロータ
ー収納空間部5に臨ませて、一対のポート7,8が形成
されている。そして、前記ローター収納空間部5内に
は、円環状のアウターローター11がほぼ嵌合状態で回転
自在に収納されている。このアウターローター11の内周
には、複数の歯部12が形成されている。さらに、アウタ
ーローター11の内側には、インナーローター13が回転自
在に支持されている。このインナーローター13は、前記
アウターローター11の歯数より少ない複数の歯部14が外
周に形成されているとともに、軸孔15が中心部に形成さ
れている。この軸孔15に周り止めされた状態で嵌合され
たドライブシャフト16が前記ハウジング1の軸受孔6に
回転自在に支持されている。また、両ローター11,13
は、回転軸が互いに偏位しているとともに、両ローター
11,13の歯部12,14が互いに噛み合っている。
【0003】前記オイルポンプの作動時には、ドライブ
シャフト16とともにインナーローター13が回転し、この
インナーローター13の歯部14に歯部12が噛み合っている
アウターローター11も回転する。これらローター11,13
の回転により、両ローター11,13間でオイルが圧縮さ
れ、一方のポート7(又は8)から他方のポート8(又
は7)へオイルが送られる。
シャフト16とともにインナーローター13が回転し、この
インナーローター13の歯部14に歯部12が噛み合っている
アウターローター11も回転する。これらローター11,13
の回転により、両ローター11,13間でオイルが圧縮さ
れ、一方のポート7(又は8)から他方のポート8(又
は7)へオイルが送られる。
【0004】前記ローター11,13の材料としては鉄系が
一般的である。また、前記ハウジング本体2は、従来鉄
系の材料からなる鋳造品が一般的であったが、近年、コ
スト低減のためにアルミダイキャスト品も用いられるよ
うになっている。アルミニウム系の材料からなるハウジ
ング本体2の場合、鉄系の材料からなるローター11,13
に熱膨張係数を近付けるために、ハウジング本体2の材
料に硅素を高い比率で含有させている。硅素の比率は、
12重量%以上であり、例えば20重量%程度である。
一般的である。また、前記ハウジング本体2は、従来鉄
系の材料からなる鋳造品が一般的であったが、近年、コ
スト低減のためにアルミダイキャスト品も用いられるよ
うになっている。アルミニウム系の材料からなるハウジ
ング本体2の場合、鉄系の材料からなるローター11,13
に熱膨張係数を近付けるために、ハウジング本体2の材
料に硅素を高い比率で含有させている。硅素の比率は、
12重量%以上であり、例えば20重量%程度である。
【0005】前記ローター11,13の製造方法として粉末
冶金を利用したものがあるが、高硅素含有材料からなる
ハウジング本体2に組み込まれるローター11,13の場
合、特別な配慮が必要である。ここで、高硅素含有材料
からなるハウジング本体2に組み込まれるローター11,
13の従来の製造方法の一例について説明する。まず原料
粉末を粉末成形プレスにより圧縮して圧粉体を成形す
る。つぎに、この圧粉体を焼結炉により加熱して焼結す
る。つぎに、所定の寸法あるいは形状を得るために、焼
結体からなるワークを矯正プレスにより加圧して矯正
(サイジング)を行い、さらにワークに切削加工を施
す。つぎに、図4(a)に示すように、ハウジング本体
2が高硅素含有材料からなるのに対してローター11,13
の耐久性能および摺動部位の耐摩耗性の向上のために、
ワークに水蒸気処理を施してこのワークの表面に四三酸
化鉄の酸化被膜17を形成し、ワークの表面の硬度を高め
る。硬度を高めるための処理としては熱処理も考えられ
るが、熱処理では精度が悪くなるため水蒸気処理が用い
られている。さらに、ワークすなわちローター11,13に
おけるハウジング1との摺動部位に精度を高めるための
研削加工を施す。この摺動部位は、アウターローター11
においては両端面および外周面であり、インナーロータ
ー13においては両端面である。なお、図4(a)におい
て、鎖線Aは研削により削り取られる部分を示してい
る。また、18はワーク中の気孔である。
冶金を利用したものがあるが、高硅素含有材料からなる
ハウジング本体2に組み込まれるローター11,13の場
合、特別な配慮が必要である。ここで、高硅素含有材料
からなるハウジング本体2に組み込まれるローター11,
13の従来の製造方法の一例について説明する。まず原料
粉末を粉末成形プレスにより圧縮して圧粉体を成形す
る。つぎに、この圧粉体を焼結炉により加熱して焼結す
る。つぎに、所定の寸法あるいは形状を得るために、焼
結体からなるワークを矯正プレスにより加圧して矯正
(サイジング)を行い、さらにワークに切削加工を施
す。つぎに、図4(a)に示すように、ハウジング本体
2が高硅素含有材料からなるのに対してローター11,13
の耐久性能および摺動部位の耐摩耗性の向上のために、
ワークに水蒸気処理を施してこのワークの表面に四三酸
化鉄の酸化被膜17を形成し、ワークの表面の硬度を高め
る。硬度を高めるための処理としては熱処理も考えられ
るが、熱処理では精度が悪くなるため水蒸気処理が用い
られている。さらに、ワークすなわちローター11,13に
おけるハウジング1との摺動部位に精度を高めるための
研削加工を施す。この摺動部位は、アウターローター11
においては両端面および外周面であり、インナーロータ
ー13においては両端面である。なお、図4(a)におい
て、鎖線Aは研削により削り取られる部分を示してい
る。また、18はワーク中の気孔である。
【0006】しかし、この従来の製造方法では、水蒸気
処理後に研削加工を施すため、図4(b)に示すよう
に、水蒸気処理により形成された酸化被膜17がその後の
研削加工により削られてしまい、この酸化被膜17の効果
が損なわれる問題があった。
処理後に研削加工を施すため、図4(b)に示すよう
に、水蒸気処理により形成された酸化被膜17がその後の
研削加工により削られてしまい、この酸化被膜17の効果
が損なわれる問題があった。
【0007】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、ワークの表面に成形される被膜の効果を
確実に得ることができる内接型ギヤポンプ用ローターの
製造方法を提供することを目的とする。
とするもので、ワークの表面に成形される被膜の効果を
確実に得ることができる内接型ギヤポンプ用ローターの
製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
目的を達成するために、高硅素含有材料からなるハウジ
ング内に摺動自在に収納される焼結材料からなる内接型
ギヤポンプ用ローターの製造方法において、原料粉末を
圧縮して圧粉体を成形する粉末成形工程と、前記圧粉体
を加熱して焼結する焼結工程と、この焼結工程により得
られた焼結体からなるワークに研削加工を施す研削工程
と、この研削工程後にワークに水蒸気処理を施してこの
ワークの表面に酸化被膜を形成する被膜処理工程とを備
えたものである。
目的を達成するために、高硅素含有材料からなるハウジ
ング内に摺動自在に収納される焼結材料からなる内接型
ギヤポンプ用ローターの製造方法において、原料粉末を
圧縮して圧粉体を成形する粉末成形工程と、前記圧粉体
を加熱して焼結する焼結工程と、この焼結工程により得
られた焼結体からなるワークに研削加工を施す研削工程
と、この研削工程後にワークに水蒸気処理を施してこの
ワークの表面に酸化被膜を形成する被膜処理工程とを備
えたものである。
【0009】請求項2の発明は、前記目的を達成するた
めに、高硅素アルミニウム含有材料からなるハウジング
内に摺動自在に収納される鉄系焼結材料からなる内接型
ギヤポンプ用ローターの製造方法において、原料粉末を
圧縮して圧粉体を成形する粉末成形工程と、前記圧粉体
を加熱して焼結する焼結工程と、この焼結工程により得
られた焼結体からなるワークを加圧して成形する矯正工
程と、この矯正工程後にワークに切削加工を施す切削工
程と、この切削工程後にワークに研削加工を施す研削工
程と、この研削工程後にワークに水蒸気処理を施してこ
のワークの表面に酸化被膜を形成する被膜処理工程とを
備えたものである。
めに、高硅素アルミニウム含有材料からなるハウジング
内に摺動自在に収納される鉄系焼結材料からなる内接型
ギヤポンプ用ローターの製造方法において、原料粉末を
圧縮して圧粉体を成形する粉末成形工程と、前記圧粉体
を加熱して焼結する焼結工程と、この焼結工程により得
られた焼結体からなるワークを加圧して成形する矯正工
程と、この矯正工程後にワークに切削加工を施す切削工
程と、この切削工程後にワークに研削加工を施す研削工
程と、この研削工程後にワークに水蒸気処理を施してこ
のワークの表面に酸化被膜を形成する被膜処理工程とを
備えたものである。
【0010】このように研削加工後に水蒸気処理を施す
ことにより、水蒸気処理後に研削加工を施す場合とは異
なり、形成された酸化被膜が削られてしまうことはな
く、製造されたローター全体が確実に酸化被膜により覆
われた状態になる。
ことにより、水蒸気処理後に研削加工を施す場合とは異
なり、形成された酸化被膜が削られてしまうことはな
く、製造されたローター全体が確実に酸化被膜により覆
われた状態になる。
【0011】
【発明の実施形態】以下、本発明の内接型ギヤポンプ用
ローターの製造方法の一実施例について説明する。本実
施例の製造方法は、アウターローター11にもインナーロ
ーター13にも適用できる。そして、本実施例の製造方法
により製造されるローター11,13が組み込まれる内接型
ギヤポンプは、先に説明した図2および図3に示すよう
なものである。そのハウジング本体2は、アルミニウム
系の材料からなるが、ハウジング本体2内に摺動自在に
収納される鉄系焼結材料からなるローター11,13に熱膨
張係数を近付けるために、硅素を高い比率で含有させて
ある。硅素の比率は、12重量%以上であり、例えば20重
量%程度である。
ローターの製造方法の一実施例について説明する。本実
施例の製造方法は、アウターローター11にもインナーロ
ーター13にも適用できる。そして、本実施例の製造方法
により製造されるローター11,13が組み込まれる内接型
ギヤポンプは、先に説明した図2および図3に示すよう
なものである。そのハウジング本体2は、アルミニウム
系の材料からなるが、ハウジング本体2内に摺動自在に
収納される鉄系焼結材料からなるローター11,13に熱膨
張係数を近付けるために、硅素を高い比率で含有させて
ある。硅素の比率は、12重量%以上であり、例えば20重
量%程度である。
【0012】前記ローター11,13の製造に際しては、ま
ず原料粉末を粉末成形プレスにより圧縮して圧粉体を成
形する(粉末成形工程)。つぎに、この圧粉体を焼結炉
により加熱して焼結する(焼結工程)。つぎに、所定の
寸法あるいは形状を得るために、焼結工程により得られ
た焼結体からなるワークを矯正プレスにより加圧して矯
正(サイジング)を行う(矯正工程)。つぎに、ワーク
に切削加工を施す(切削工程)。つぎに、図1(a)に
示すように、ワークすなわちローター11,13におけるハ
ウジング1との摺動部位に精度を高めるための研削加工
を施す(研削工程)。この摺動部位は、アウターロータ
ー11においては両端面および外周面であり、インナーロ
ーター13においては両端面である。なお、図1(a)に
おいて、鎖線Bは研削により削り取られた部分を示して
いる。また、18はワーク中の気孔である。つぎに、図1
(b)に示すように、ハウジング本体2が高硅素含有材
料からなるのに対してローター11,13の耐久性能および
摺動部位の耐摩耗性の向上のために、ワークに水蒸気処
理(スチーム処理)を施してこのワークの表面に四三酸
化鉄の酸化被膜17を形成し、ワークの表面の硬度を高め
る(被膜処理工程)。ローター11,13の硬度を高めるた
めに焼入れなどの熱処理を用いたとすると、精度が損な
われるおそれがあるが、水蒸気処理であれば、その前の
研削工程で得られた精度が損なわれない。
ず原料粉末を粉末成形プレスにより圧縮して圧粉体を成
形する(粉末成形工程)。つぎに、この圧粉体を焼結炉
により加熱して焼結する(焼結工程)。つぎに、所定の
寸法あるいは形状を得るために、焼結工程により得られ
た焼結体からなるワークを矯正プレスにより加圧して矯
正(サイジング)を行う(矯正工程)。つぎに、ワーク
に切削加工を施す(切削工程)。つぎに、図1(a)に
示すように、ワークすなわちローター11,13におけるハ
ウジング1との摺動部位に精度を高めるための研削加工
を施す(研削工程)。この摺動部位は、アウターロータ
ー11においては両端面および外周面であり、インナーロ
ーター13においては両端面である。なお、図1(a)に
おいて、鎖線Bは研削により削り取られた部分を示して
いる。また、18はワーク中の気孔である。つぎに、図1
(b)に示すように、ハウジング本体2が高硅素含有材
料からなるのに対してローター11,13の耐久性能および
摺動部位の耐摩耗性の向上のために、ワークに水蒸気処
理(スチーム処理)を施してこのワークの表面に四三酸
化鉄の酸化被膜17を形成し、ワークの表面の硬度を高め
る(被膜処理工程)。ローター11,13の硬度を高めるた
めに焼入れなどの熱処理を用いたとすると、精度が損な
われるおそれがあるが、水蒸気処理であれば、その前の
研削工程で得られた精度が損なわれない。
【0013】このように研削加工後に水蒸気処理を施す
ことにより、従来のように水蒸気処理後に研削加工を施
す場合とは異なり、形成された酸化被膜17が削られてし
まうことはない。したがって、製造されたローター11,
13全体が確実に酸化被膜17により覆われた状態になるの
で、この酸化被膜17の効果を確実に得ることができ、ロ
ーター11,13の表面の硬度を高められ、耐久性能および
摺動部位の耐摩耗性を確実に向上できる。
ことにより、従来のように水蒸気処理後に研削加工を施
す場合とは異なり、形成された酸化被膜17が削られてし
まうことはない。したがって、製造されたローター11,
13全体が確実に酸化被膜17により覆われた状態になるの
で、この酸化被膜17の効果を確実に得ることができ、ロ
ーター11,13の表面の硬度を高められ、耐久性能および
摺動部位の耐摩耗性を確実に向上できる。
【0014】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
内接型ギヤポンプにおいて、本発明の製造方法により製
造されるローターは、アウターローターおよびインナー
ローターの両方であってもよいし、いずれか一方のみで
あってもよい。
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
内接型ギヤポンプにおいて、本発明の製造方法により製
造されるローターは、アウターローターおよびインナー
ローターの両方であってもよいし、いずれか一方のみで
あってもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明の内接型ギヤポンプ用ローターの
製造方法によれば、ワークに研削加工を施した後、ワー
クに水蒸気処理を施してこのワークの表面に酸化被膜を
形成するので、製造されたローター全体が確実に酸化被
膜により覆われた状態になり、酸化被膜の効果を確実に
得ることができ、耐久性能および摺動部位の耐摩耗性を
確実に向上できる。
製造方法によれば、ワークに研削加工を施した後、ワー
クに水蒸気処理を施してこのワークの表面に酸化被膜を
形成するので、製造されたローター全体が確実に酸化被
膜により覆われた状態になり、酸化被膜の効果を確実に
得ることができ、耐久性能および摺動部位の耐摩耗性を
確実に向上できる。
【図1】本発明の内接型ギヤポンプ用ローターの製造方
法の一実施例を示す断面図であり、(a)は研削工程
後、(b)は被膜処理工程後を示している。
法の一実施例を示す断面図であり、(a)は研削工程
後、(b)は被膜処理工程後を示している。
【図2】内接型ギヤポンプの正面図である。
【図3】内接型ギヤポンプの断面図である。
【図4】従来の内接型ギヤポンプ用ローターの製造方法
の一例を示す断面図であり、(a)は被膜処理工程後、
(b)は研削工程後を示している。
の一例を示す断面図であり、(a)は被膜処理工程後、
(b)は研削工程後を示している。
1 ハウジング 11 アウターローター(ワーク) 13 インナーローター(ワーク) 17 酸化被膜
Claims (2)
- 【請求項1】 高硅素含有材料からなるハウジング内に
摺動自在に収納される焼結材料からなる内接型ギヤポン
プ用ローターの製造方法において、原料粉末を圧縮して
圧粉体を成形する粉末成形工程と、前記圧粉体を加熱し
て焼結する焼結工程と、この焼結工程により得られた焼
結体からなるワークに研削加工を施す研削工程と、この
研削工程後にワークに水蒸気処理を施してこのワークの
表面に酸化被膜を形成する被膜処理工程とを備えたこと
を特徴とする内接型ギヤポンプ用ローターの製造方法。 - 【請求項2】 高硅素アルミニウム含有材料からなるハ
ウジング内に摺動自在に収納される鉄系焼結材料からな
る内接型ギヤポンプ用ローターの製造方法において、原
料粉末を圧縮して圧粉体を成形する粉末成形工程と、前
記圧粉体を加熱して焼結する焼結工程と、この焼結工程
により得られた焼結体からなるワークを加圧して成形す
る矯正工程と、この矯正工程後にワークに切削加工を施
す切削工程と、この切削工程後にワークに研削加工を施
す研削工程と、この研削工程後にワークに水蒸気処理を
施してこのワークの表面に酸化被膜を形成する被膜処理
工程とを備えたことを特徴とする内接型ギヤポンプ用ロ
ーターの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30192597A JPH11141461A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 内接型ギヤポンプ用ローターの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30192597A JPH11141461A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 内接型ギヤポンプ用ローターの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11141461A true JPH11141461A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=17902769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30192597A Pending JPH11141461A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 内接型ギヤポンプ用ローターの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11141461A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2447029A (en) * | 2007-03-02 | 2008-09-03 | Nissan Motor Mfg | Sintered steel component with layer of Fe3O4 |
| WO2011007498A1 (ja) * | 2009-07-15 | 2011-01-20 | 日立アプライアンス株式会社 | 往復圧縮機 |
| CN103231052A (zh) * | 2013-03-30 | 2013-08-07 | 安徽省恒宇粉末冶金有限公司 | 一种粉末冶金太阳齿轮及其制备方法 |
| CN103231050A (zh) * | 2013-03-30 | 2013-08-07 | 安徽省恒宇粉末冶金有限公司 | 一种粉末冶金平齿轮及其制备方法 |
| EP2514974A4 (en) * | 2009-12-15 | 2014-01-01 | Honda Motor Co Ltd | GEAR PUMP |
| WO2017043035A1 (ja) * | 2015-09-07 | 2017-03-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷媒圧縮機およびそれを用いた冷凍装置 |
| WO2019107313A1 (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-06 | 日立化成株式会社 | 鉄系粉末混合物及び鉄系焼結部材の製造方法 |
-
1997
- 1997-11-04 JP JP30192597A patent/JPH11141461A/ja active Pending
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