JPH11141509A - 溝付き板材のための締結金具 - Google Patents

溝付き板材のための締結金具

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JPH11141509A
JPH11141509A JP30876097A JP30876097A JPH11141509A JP H11141509 A JPH11141509 A JP H11141509A JP 30876097 A JP30876097 A JP 30876097A JP 30876097 A JP30876097 A JP 30876097A JP H11141509 A JPH11141509 A JP H11141509A
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JP
Japan
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groove
holding plate
turning
plate piece
plate
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JP30876097A
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Mitsuru Sato
満 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 締結金具を溝付き板材の内通し溝内にセット
する作業を簡易化する。 【解決手段】 締結金具Aの押え板片10には、この押
え板片10の中心点aを中心とする180°の回転対称
位置に配設されて隅角部の頂点付近を切除した形状を有
する1対の転向用端縁15を、この転向用端縁15上の
任意の点fと中心点aとを結ぶ線分bの長さd5が溝付
き板材Bの内通し溝4の溝幅d3の1/2以下の長さと
なるように形成し、内通し溝4内で押え板片10の向き
を変える転向動作を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は締結金具用の溝を
有する溝付き板材をこの溝付き板材を受け止める受け棧
に締結するときに適用される締結金具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の溝付き板材、例えば実公昭和5
1−50053号公報に開示されているように滑り台の
滑降面を形成する溝付き板材は、図1,図3〜図6に示
すように帯板状の表板1と、この表板1の両側縁にそれ
ぞれ直交状態で連接されて内通し溝4を隔てて並設され
た1対の側壁2と、この両側壁2の先端縁にそれぞれ直
交状態で連接されて内方へ突出され、外通し溝5を隔て
て並設された1対の裏板3とによって形成されている。
この溝付き板材Bを受け棧Dに締結する従来の締結金具
20は、図5,図6に示すように溝付き板材Bの内通し
溝4内に嵌め込まれて両裏板3上に跨って設置される長
方形板状の押え板21と、この押え板21の中心部に結
合されて外通し溝5に挿通されるボルト22と、このボ
ルト22に螺嵌されたナット23と、座金24等によっ
て構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の締結金
具20では、図6に示すように、押え板21の長さ(押
え板21の長辺側端縁の長さ)e1が溝付き板材Bの内
通し溝4の溝幅d3より若干短く、押え板21の対角線
30の長さe2が内通し溝4の溝幅d3より長くなって
おり、押え板21の中心点(両対角線30の支点)31
と、押え板21のコ−ナ部の頂点32とを結ぶ線分33
の長さ(対角線30の長さe2の1/2)は押え板21
の中心点aから側壁2の内壁面2aに下した垂線34の
長さ(内通し溝の溝幅d3の1/2)より長くなってい
るので、押え板20が縦向き姿勢となって溝付き板材B
の外通し溝5を通り抜けて内通し溝4内に進入した状態
で、押え板21をその中心点31を中心として回転させ
て押え板21の向きを90°転向させる場合に、押え板
21の1対の隅角部の頂点32が両側壁2の内壁面2a
に突き当って押え板21の転向動作が両側壁2によって
阻止される。
【0004】従って、押え板21を横向き姿勢にして内
通し溝4内の所定位置に嵌め込むためには、押え板21
を横向きにして溝付き板材Bの一端部から内通し溝4内
に差込み、内通し溝4内を横向き姿勢のまま所定位置ま
でスライドさせる必要があり、押え板21を溝付き板材
B内の所定位置にセットする作業が煩雑となる問題点が
あった。本発明は、溝付き板材を締結金具によって受け
棧に締結するに際し、締結金具の押え板片を溝付き板材
内の所望位置にセットするセット作業を簡易化すること
を課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、帯板
状の表板と、この表板の両側縁にそれぞれ連接されて垂
下された1対の側壁と、この両側壁の先端縁にそれぞれ
連接されて内方へ突出された1対の裏板と、前記両側壁
間に形成された内通し溝と、前記両裏板間に形成された
外通し溝とを有する溝付き板材のうちの前記内通し溝内
に横向き姿勢で嵌め込まれて前記両裏板上に跨って設置
される押え板片と、この押え板片の中心部に結合された
締付けねじと、この締付けねじに螺嵌されたナットとを
備えた締結金具であって、前記押え板片の形状を、この
押え板片が縦向き姿勢となって前記外通し溝を通り抜け
て前記内通し溝内に進入した状態で、前記押え板片の向
きを約90°転向させて前記押え板片を縦向き姿勢から
横向き姿勢に変える転向動作が可能となるように形成し
たことを特徴とする。
【0006】請求項1の発明では、締結金具の押え板片
を溝付き板材内の所定位置にセットするに際し、押え板
片を縦向き姿勢にして任意の位置で溝付き板材の外通し
溝を通じて内通し溝内に差込み、この状態で押え板片の
向きを約90°転向させると、押え板片が縦向き姿勢か
ら横向き姿勢に変って両裏板上に掛け渡された状態とな
り、押え板片が適正な姿勢で内通し溝内の所望位置に設
置される。
【0007】請求項2の発明は請求項1の締結金具にお
いて、前記押え板片には、この押え板片の中心点を中心
とする180°の回転対称位置に配設されて隅角部の頂
点付近を切除した形状を有する1対の転向用端縁を、こ
の転向用端縁上の任意の点と前記中心点とを結ぶ線分の
長さが前記内通し溝の溝幅の1/2以下の長さとなるよ
うに形成したことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明では、押え板片の中心点を
中心とする180°の回転対称位置に配設されて隅角部
の頂点付近を切除した形状を有する1対の転向用端縁を
押え板片に形成し、この転向用端縁上の任意の点と前記
中心点とを結ぶ線分の長さを内通し溝の溝幅の1/2以
下の長さに設定することによって、内通し溝で押え板片
の向きを転向させる転向動作が可能となり、押え板片の
形状が単純となって押え板片の製作が容易となる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の1形態を図
1〜図4にしたがって説明する。滑り台の滑降板を形成
する溝付き板材Bは、複数個の溝付き板材Bが密接して
幅方向へ並行状に並べられた状態で、各溝付き板材Bと
直交して各溝付き板材Bの下側に設置される受け棧Dに
複数の締結金具Aによって締結される。
【0010】溝付き板材Bには、複数個の波形が横方向
に並んだ断面形状を有する滑降面1aが表面に形成され
た帯板状の表板1と、この表板1の両側縁にそれぞれ直
交状態で連接されて垂下された1対の側壁2と、この両
側壁2の先端縁にそれぞれ直交状態で連接されて内方へ
突出された1対の裏板3とがそれぞれ全長にわたって形
成されている。
【0011】溝付き板材Bの両側壁2間には、表板1の
裏面に沿って延びる内通し溝4が形成され、両側壁2は
この内通し溝4を隔てて並行状に設置されている。
【0012】溝付き板材Bの両裏板3間には、内通し溝
4の溝幅より縮少された溝幅を有する外通し溝5が形成
され、両裏板3はこの外通し溝5を隔てて並行状に設置
されている。
【0013】上記した溝付き板材Bを受け棧Dに締結す
る締結金具Aは、両裏板3を受け棧Dに押止する平板状
の押え板片10と、この押え板片10の中心部に結合さ
れて外通し溝5および受け棧Dの通し孔D1に挿通され
る締付けねじ11と、この締付けねじ11に螺嵌された
ナット12と、締付けねじ11に嵌装されてナット12
と受け棧Dとの間に挟み込まれる座金13とを備えてい
る。
【0014】締結金具Aの押え板片10は、その長さ
(長辺側端縁10aの長さ)d1が溝付き板材Bの内通
し溝4の溝幅d3より若干短く、その横幅(短辺側端縁
10bの長さ)d2が外通し溝5の溝幅d4より若干短
くなったほぼ長方形板状に形成されている。
【0015】押え板片10は、その長さ方向と内通し溝
4の溝幅方向とが一致した横向き姿勢で内通し溝4内に
嵌め込まれて両裏板3上に跨って設置される。
【0016】押え板片10が横向き姿勢となって内通し
溝4内に嵌め込まれ、両裏板3上に跨って設置された状
態でナット12を螺進して締付けボルト11およびナッ
ト12によって押え板片10を締付けると、押え板片1
0と受け棧Dとの間に挟み込まれた両裏板3の一部が押
え板片10によって押圧されて受け棧Dに固止され、溝
付き板材Bの一部が受け棧Dに締結される。
【0017】押え板片10には、この押え板片10がそ
の長さ方向と内通し溝4の溝長方向とが一致した縦向き
姿勢で外通し溝5を通り抜けて内通し溝4内に進入した
状態で、押え板片10をその中心点aを回動中心として
一方側へ約90°回動させ、押え板片10の向きを約9
0°転向させて押え板片10を縦向き姿勢から横向き姿
勢に変える転向動作を可能にする1対の転向用端縁15
がそれぞれ円弧状で隅角部の頂点付近を切除した形状に
形成されている。
【0018】両転向用端縁15は、押え板片10の中心
点aを中心とする180°の回転対称位置に配設される
とともに、転向用端縁15は、押え板片10の中心点a
と転向用端縁15上の任意の点fとを結ぶ線分bの長さ
d5が、押え板片10の中心点aから側壁2の内壁面2
aに下した垂線cの長さd6,即ち、内通し溝4の溝幅
d3の1/2以下の長さとなるように形成されている。
【0019】押え板片10を溝付き板材Bの所望位置に
横向き姿勢でセットするに際し、締付けねじ11を手の
指で挟み持ち、押え板片10を縦向き姿勢にして外通し
溝5を通じて内通し溝4内に差込み、この状態で締付け
ねじ11を時計回りに回転させて押え板片10をその中
心点aを中心として時計回りに約90°回動させると、
押え板片10の向きが内通し溝4内で約90°転向し、
押え板片10を縦向き姿勢から横向き姿勢に変えて両裏
板3上に掛け渡した状態で押え板片10を内通し溝4内
の所望位置に横向き姿勢で嵌め込むことができる。
【0020】また、この状態で押え板片10を内通し溝
4内から取出すときには、締付けねじ11を指で挟み持
って反時計回りに回転させて押え板片10を反時計回り
に回動させ、押え板片10の向きを約90°転向させて
押え板片10を横向き姿勢から縦向き姿勢に変えると、
押え板片10を内通し溝4内から外通し溝5を通じてそ
の外部へ脱出させることができる。
【0021】上記した構成を有する締結金具Aでは、締
結金具Aの押え板片10を溝付き板材B内の所望位置に
セットするに際し、押え板片10を縦向き姿勢にして任
意の位置で溝付き板材Bの外通し溝5を通じて内通し溝
4内に差込み、この状態で押え板片10の向きを約90
°転向させると、押え板片10が転向用端縁15によっ
て縦向き姿勢から横向き姿勢に変わって両裏板3上に掛
け渡された状態となり、押え板片10が適正な姿勢で内
通し溝4内の所望位置に設置される。
【0022】上記した締結金具Aによれば、締結金具A
の押え板片10を任意の位置から内通溝4内に嵌め込ん
で押え板片10の向きを転向させるだけで、押え板片1
0を内通し溝4内の所望位置に適正な姿勢で設置するこ
とができ、押え板片10を溝付き板材Bの一端部から内
通し溝4内に嵌め込んで所望位置までスライドさせる煩
雑な作業が不要となるので、押え板片10を溝付き板材
B内の任意の位置にセットする作業を簡易化および能率
化することができる。
【0023】また、溝付き板材Bの内通し溝4内で向き
を変える転向動作が可能となる押え板片10の形状を1
対の転向用端縁15が形成された単純な形状にすること
ができ、押え板片10を複雑な加工を不要にして安価に
製作することができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、締結金具の押
え板片を任意の位置から内通し溝内に嵌め込んで押え板
片の向きを転向させるだけで、押え板片を内通し溝内の
所望位置に適正な姿勢で設置することができ、押え板片
を溝付き板材の一端部から内通し溝内に嵌め込んで所望
位置までスライドさせる煩雑な作業が不要となるので、
押え板片を溝付き板材内の任意の位置にセットする作業
を簡易化および能率化することができる。
【0025】請求項2の発明によれば、溝付き板材の内
通し溝内で向きを変える転向動作が可能となる押え板片
の形状を1対の転向用端縁が形成された単純な形状にす
ることができ、押え板片を複雑な加工を不要にして安価
に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態を示すもので、締結金具
によって締結される溝付き板材の斜視図である。
【図2】同じく、締結金具の分解斜視図である。
【図3】締結金具によって溝付き板材を締結した状態を
示す縦断面図である。
【図4】図3のX1−X1線矢視図である。
【図5】従来の締結金具によって溝付き板材を締結した
状態を示す縦断面図である。
【図6】図5のX2−X2線矢視図である。
【符号の説明】
1 表板 2 側壁 3 裏板 4 内通し溝 5 外通し溝 10 押え板片 11 締付けねじ 12 ナット 15 転向用端縁 A 締結金具 B 溝付き板材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板状の表板と、この表板の両側縁にそ
    れぞれ連接されて垂下された1対の側壁と、この両側壁
    の先端縁にそれぞれ連接されて内方へ突出された1対の
    裏板と、前記両側壁間に形成された内通し溝と、前記両
    裏板間に形成された外通し溝とを有する溝付き板材のう
    ちの前記内通し溝内に横向き姿勢で嵌め込まれて前記両
    裏板上に跨って設置される押え板片と、この押え板片の
    中心部に結合された締付けねじと、この締付けねじに螺
    嵌されたナットとを備えた締結金具であって、前記押え
    板片の形状を、この押え板片が縦向き姿勢となって前記
    外通し溝を通り抜けて前記内通し溝内に進入した状態
    で、前記押え板片の向きを約90°転向させて前記押え
    板片を縦向き姿勢から横向き姿勢に変える転向動作が可
    能となるように形成したことを特徴とする溝付き板材の
    ための締結金具。
  2. 【請求項2】 前記押え板片には、この押え板片の中心
    点を中心とする180°の回転対称位置に配設されて隅
    角部の頂点付近を切除した形状を有する1対の転向用端
    縁を、この転向用端縁上の任意の点と前記中心点とを結
    ぶ線分の長さが前記内通し溝の溝幅の1/2以下の長さ
    となるように形成したことを特徴とする請求項1記載の
    溝付き板材のための締結金具。
JP30876097A 1997-11-11 1997-11-11 溝付き板材のための締結金具 Pending JPH11141509A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275892A (ja) * 2008-05-17 2009-11-26 Mirai Ind Co Ltd 配設体の支持具
JP2015183844A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 大和ハウス工業株式会社 固定クリップ

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