JPH11141696A - スプール型方向切換弁システム - Google Patents

スプール型方向切換弁システム

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Publication number
JPH11141696A
JPH11141696A JP30751697A JP30751697A JPH11141696A JP H11141696 A JPH11141696 A JP H11141696A JP 30751697 A JP30751697 A JP 30751697A JP 30751697 A JP30751697 A JP 30751697A JP H11141696 A JPH11141696 A JP H11141696A
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JP
Japan
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spool
pressure
sensor
force
valve system
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Pending
Application number
JP30751697A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Ohira
修司 大平
Masami Ochiai
正巳 落合
Shiyouhei Riyuu
小平 劉
Morio Oshina
守雄 大科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP30751697A priority Critical patent/JPH11141696A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スプール型方向切換弁システムにおいて、流体
力や摩擦力などパイロット圧力以外の力がスプールに作
用していても、操作信号の指令値通りにスプールを動作
させ正確にアクチュエータを制御できるようにする。 【解決手段】スプール2の両端部にそれぞれバネ10
a,10bを介して当接するよう圧力センサ20a,2
0bを配置し、コントローラ40でその信号からスプー
ル2に作用するパイロット圧力による油圧力Faと、ス
プール2に実際に作用している実際の駆動力Fmを計算
し、その油圧力と実際の駆動力との比に操作信号50の
指令値Voaを掛けて油圧力に対するフィードバック補正
値Vrを計算し、この補正値を操作信号の指令値から減
算して操作信号の指令値を補正する。この補正した指令
値V30a,V30bは電磁弁30a,30bに出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油空圧システムに用
いるスプール型方向切換弁に係わり、特に電磁弁により
パイロット圧力を変化させスプールを変位させることに
より、入力した流体の出力ポートを切り換えかつ流体の
流量を制御する電磁弁駆動方式のスプール型方向切換弁
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁弁駆動方式のスプール型方向
切換弁システムの一例を図12に示す。
【0003】図12において、スプール型方向切換弁2
00のハウジング201にはメインの油圧ポンプに接続
されるポンプポートP、タンクに接続されるタンクポー
トT1,T2、アクチュエータに接続されるアクチュエ
ータポートC1,C2が設けられ、これらポートの連通
・遮断の切り換えがスプール202によって行われる。
このスプール202はスプール両端部に設けられた圧力
室A,Bに電磁弁230a,230bよりパイロット圧
力を導くことで動作させる。圧力室A,Bはハウジング
201に取り付けられたフランジ261,262内に形
成されている。
【0004】また、スプール202の位置決めを行うた
めのバネ207及びバネ座205,206がボルト20
8によってスプール202の一端に固定され、かつこれ
ら部品はフランジ262内に収納されている。
【0005】スプール202は電磁弁230a,230
bより圧力室A,Bに導かれるパイロット圧力に応じて
左右に移動し、スプール位置決め用バネ207と釣り合
ったところで位置が決まり、停止する。このときポンプ
ポートPはアクチュエータポートC1或いはC2のいず
れかにつながり、ポンプポートPからアクチュエータポ
ートC1或いはC2にスプール202の位置に応じた流
量が供給される。
【0006】電磁弁230a,230bはホース231
a,231bを介してフランジ261,262にそれぞ
れ接続され、また電磁弁230a,230bはホース2
32を介してパイロット用ポンプ233に、ホース23
4を介してタンク235にそれぞれ接続されている。電
磁弁230a,230bはコントローラ260からの電
流値によって動作する。例えばスプール202を左側に
動かしたいときは指令電流251aだけを出力すること
で電磁弁230aが開き、圧力室Aの圧力が上昇しスプ
ール202が動く。
【0007】コントローラ260の詳細を図13に示
す。
【0008】図13において、指令手段からの操作レバ
ーの角度信号(操作信号)250をコントローラ260
の演算部260aに読み込み、指令値の計算と指令値の
出力方向の判定を行う。アンプ246a,246bはそ
の処理結果に基づき指令電流251a,251bの一方
を出力する。この信号によって前述したようにスプール
2を動かすことができる。
【0009】この場合、スプール2には流体力(フロー
フォース)が働き、目標通りの流量が得られない。これ
を解決する方法として、実開平5−22964号公報に
は、スプールに作用する制御バネのバネ定数と、スプー
ルの移動で形成される絞りの前後差圧の単位量当たりに
おける流体力の開度に対する変化率との比が最適の値
(3.5Mpa以上)になるよう、制御バネのバネ定数
を選定することが提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図12に示した従来の
スプール型方向切換弁においては、スプール202は上
記のように圧力室A又はBに導かれるパイロット圧力に
よって動かされる。このとき、スプールには流体力や摩
擦力が外乱として作用し、スプール開度に誤差を生じ
る。
【0011】即ち、スプール202は、本来、圧力室A
又はBに作用する圧力とスプール端部の受圧面積との積
によって作用する力で移動し、スプール位置決め用バネ
207の変形により生じるバネ力と釣り合うところで静
止するため、その特性は直線的になる。このためポンプ
ポートPとアクチュエータポートC1或いはC2との間
の開口面積(絞り面積)も圧力により一義的に決まり、
その結果アクチュエータへの流量を電磁弁への指令値で
制御することが可能となる。
【0012】ところが、例えばスプール202が左側に
移動したとすると、ポンプポートPからアクチュエータ
ポートC1へ流体が流れ込み、その流速によってポート
C1付近のスプール202に作用する圧力が低下する。
そのためスプール202は押し戻される方向に力(流体
力)を受け、実際の移動量は操作信号250の指令値よ
りも小さくなる。この流体力は流速によって大きく変化
し、流速はアクチュエータの負荷によって変化するた
め、指令値が一定であっても指令値とスプールの移動量
が一義的に決まることはあり得ない。
【0013】電磁弁を使った方向切換弁はアクチュエー
タを制御するのに適しているが、上述した理由からアク
チュエータを指令値通り正確に制御できないという欠点
がある。
【0014】アクチュエータを指令値通りに制御するた
めには、各アクチュエータの動きをセンシングするか、
方向切換弁のスプールのストロークをセンシングすれば
よい。しかし、アクチュエータの動きのセンシングは方
向切換弁のシステムを越えた方法であり、例えば油圧シ
ョベル、工作機械、ロボット等、適用製品毎にシステム
を作り直さなければならない。また、スプールのストロ
ークのセンシングは、ストロークセンサを高圧の流体の
中に入れる使用環境の問題や、ストロークセンサをスプ
ールエンドに取り付けた場合の受圧面積の変化などの問
題がある。
【0015】更に、実開平5−22964号公報では、
スプールに作用する制御バネのバネ定数を最適化するこ
とで、流体力の影響を最小限に押さえようとしている。
しかし、定常流体、非定常流体で変化する流体力を一義
的に計算から推定する方法は、実際には多くの誤差を含
むことになり、また複雑な開口面積等を持つスプール
や、条件の変化に対応することはできない。
【0016】本発明の目的は、上記課題に鑑み、流体力
や摩擦力などパイロット圧力以外の力がスプールに作用
していても、操作信号の指令値通りにスプールを動作さ
せ正確にアクチュエータを制御することができるスプー
ル型方向切換弁システムを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、操作信号の指令値に基づいて電磁
弁を駆動し、スプールの両端部に作用するパイロット圧
力を電磁弁により変化させ、スプールを変位させること
により、入力した流体の出力ポートを切り換えかつ流体
の流量を制御するスプール型方向切換弁システムにおい
て、前記パイロット圧力が前記スプールを押す油圧力を
計測する第1計測手段と、前記スプールに作用している
実際の駆動力を計測する第2計測手段と、前記第1計測
手段で計測された油圧力と第2計測手段で計測された実
際の駆動力とに基づいて油圧力と実際の駆動力との差が
大きくなるに従い油圧力が大きくなるように前記操作信
号の指令値を補正し、この補正した指令値を電磁弁に出
力する制御手段とを備えるものとする。
【0018】このように油圧力と実際の駆動力を計測し
て求め、油圧力と実際の駆動力との差が大きくなるに従
い油圧力が大きくなるように操作信号の指令値を補正す
ることにより、流体力や摩擦力など従来流量の制御に大
きな誤差要因になっていたパイロット圧力以外の力がス
プールに働いていても、その力が大きくなるとその力に
相当する分、油圧力が増大するよう補正されるので、操
作信号の指令値通りにスプールを動作させ、正確にアク
チュエータを制御することができる。
【0019】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記第1計測手段は、前記スプールの両端部に作用する
パイロット圧力のうち高圧側のパイロット圧力を検出す
る第1センサと、この第1センサで検出した圧力を前記
油圧力に変換する第1演算手段とを有し、前記第2計測
手段は、前記スプールの少なくとも一方の端部に弾性体
を介して当接するよう配置され、前記実際の駆動力を検
出する第2センサを有する。
【0020】このように第1センサでパイロット圧力を
検出することにより、第1計測手段はその圧力に予め記
憶しておいたスプール受圧面積を掛けることで油圧力を
計測でき、第2センサで実際の駆動力を検出することに
より、第2計測手段は実際の駆動力を計測できる。
【0021】(3)また、上記(2)において、例え
ば、前記第1センサ及び第2センサは、前記スプールの
両端部にそれぞれ弾性体を介して当接するよう配置され
た2つの圧力センサを共通のセンサとして有し、前記2
つの圧力センサのうち前記指令手段からの指令信号に対
応する側の圧力センサを第1センサとして使用し、他方
の圧力センサを第2センサとして使用する。
【0022】このように2つの圧力センサを交互に第1
センサと第2センサとして使用することにより、圧力セ
ンサを第1センサとして使用する場合は、上記(2)で
述べたように油圧力を計測でき、圧力センサを第2セン
サとして使用する場合は、その検出値を力に変換するこ
とにより実際の駆動力を計測できる。
【0023】(4)更に、上記(2)において、前記第
1センサは前記スプールの両端部に作用するパイロット
圧力の差圧を検出する差圧センサであってもよい。
【0024】このように第1センサとして差圧センサを
用いることにより、1つのセンサでスプール両端部のい
ずれのパイロット圧力も検出できる。
【0025】(5)また、上記(2)において、前記第
2センサは圧力センサであり、前記第2計測手段は、前
記圧力センサで検出した値を力に変換して前記実際の駆
動力を求めてもよい。
【0026】これにより第2センサが圧力センサであっ
ても、第2計測手段は実際の駆動力を計測できる。
【0027】(6)また、上記(2)において、前記第
2センサはロードセルであってもよい。
【0028】これにより第2計測手段はロードセルの検
出力ダイレクトに実際の駆動力を計測できる。
【0029】(7)また、上記(1)において、例え
ば、前記制御手段は、前記油圧力と実際の駆動力との比
に前記操作信号の指令値を掛けて油圧力に対するフィー
ドバック補正値を計算し、このフィードバック補正値を
前記操作信号の指令値から減算して操作信号の指令値を
補正する。
【0030】これにより制御手段は、油圧力と実際の駆
動力との差が大きくなるに従い油圧力が大きくなるよう
に操作信号の指令値を補正できる。
【0031】(8)上記(1)において、前記制御手段
は、前記油圧力と実際の駆動力との偏差からパイロット
圧力以外の力相当の補正値を計算し、この補正値を前記
操作信号の指令値に加算して操作信号の指令値を補正し
てもよい。
【0032】これによっても制御手段は、油圧力と実際
の駆動力との差が大きくなるに従い油圧力が大きくなる
ように操作信号の指令値を補正できる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
【0034】図1は本発明の第1の実施形態によるスプ
ール型方向切換弁システムの全体を示すシステム構成図
である。
【0035】図1において、100は本発明に係わるス
プール型方向切換弁であり、このスプール型方向切換弁
100のハウジング1には、メインの油圧ポンプ101
に接続されるポンプポートP、タンク35に接続される
タンクポートT1,T2、アクチュエータ102に接続
されるアクチュエータポートC1,C2が設けられ、ス
プール2によってこれらポートの連通・遮断の切り換え
が行われる。スプール2はスプール両端部に設けられた
圧力室A,Bにパイロット圧力を導くことで動作させ
る。圧力室A,Bはハウジング1に取り付けられたフラ
ンジ3,4内に形成されている。
【0036】また、スプール2の位置決めを行うための
バネ7及びバネ座5,6がボルト8によってスプール2
の一端に固定され、かつこれら部品はフランジ4内に収
納されている。
【0037】スプール2の圧力室A,Bには電磁弁30
a,30bよりパイロット圧が導かれ、スプール2はこ
の圧力室A,Bに導かれたパイロット圧力に応じて左右
に移動し、スプール位置決め用バネ7と釣り合ったとこ
ろで位置が決まり、停止する。このときポンプポートP
はアクチュエータポートC1或いはC2のいずれかにつ
ながり、ポンプポートPからアクチュエータポートC1
或いはC2にスプール2の位置に応じた流量が流入し、
アクチュエータ102が駆動される。
【0038】電磁弁30a,30bはホース31a,3
1bを介してフランジ3,4にそれぞれ接続されると共
に、ホース32を介してパイロット用ポンプ33に、ホ
ース34を介してタンク35にそれぞれ接続されてい
る。また、電磁弁30a,30bはコントローラ60か
らの電流値によって動作する。例えばスプール2を左側
に動かしたいときは指令電流51aだけを出力すること
で電磁弁30aが開き、圧力室Aの圧力が上昇しスプー
ル2が動く。
【0039】以上は従来のスプール型方向切換弁と共通
の構成である。本発明では、このようなスプール型方向
切換弁に対して以下に述べるような制御システムを付加
している。
【0040】まず、スプール2の右端にはスプール2と
共に移動するように力検出用バネ10aが固設されてお
り、バネ10aの自由端側(反対側)には球状の突起を
有するセンサ接触部10cが固設されている。また、ス
プール2の左端側には、スプール位置決め用のバネ7を
保持するボルト8の頭部8aに同様のバネ10bが固設
され、このバネ10bの自由端側(反対側)にも球状の
突起を有するセンサ接触部10dが固設されている。力
検出用バネ10a,10bのそれぞれのセンサ接触部1
0c,10dは圧力センサ20a,20bに接してお
り、圧力センサ20a,20bはそれぞれフランジ3,
4に取り付けられている。説明の簡単化のため、本実施
形態では、スプール2が図示の中立位置にある状態で圧
力センサ20a,20bと力検出用バネ10a,10b
のセンサ接触部10c,10dとのクリアランスは0m
mとする。
【0041】圧力センサ20a,20bの構造を図2に
示す。図2では圧力センサ20a,20bを符号20で
代表して示している。
【0042】図2において、圧力センサ20はハウジン
グ200,201を有し、このハウジング200,20
1間に圧力を検出するダイアフラム構造体21を固定し
ている。このダイアフラム構造体21のダイアフラム面
圧には複数の歪ゲージ21aが設けられ、力センサ20
はこのダイアフラム構造体21のダイアフラム面が圧力
で歪むのを歪ゲージ21aで検出している。ハウジング
200内にはアンプ22、歪ゲージ用電源23が配置さ
れ、これらはケーブル24に接続されている。
【0043】ハウジング201の先端には油路202が
形成され、圧力Pはこの油路202から誘導され、上記
のように歪ゲージ21aで検出され、その信号はアンプ
22により増幅され信号52a,52bとなり、ケーブ
ル24を介してコントローラ40に入力される。
【0044】また、この圧力センサ20は、ダイアフラ
ム構造体21のダイアフラム面に力を作用させても同様
に信号52a,52bを出力する。本実施形態では、こ
の信号52a,52bを用いてスプール2に作用してい
る実際の駆動力(以下、単に駆動力という)を計測す
る。
【0045】圧力センサ20の信号52a,52bから
スプール2の駆動力を計測する原理を図3を用いて説明
する。
【0046】図3において、スプール2の駆動力Fmと
スプール2がフランジ4を押す力Fpとスプール2が圧
力センサ20を押す力Fsの間には以下の関係がある。
【0047】Fm=Fs+Fp 駆動力Fmによってスプール2がxだけ変位したとする
と、 Fm=(kd十kp)x となる。ここで、kdはバネ10b(又は10a)のバネ
定数、kpはスプール位置決め用バネ7のバネ定数であ
る。Fs=kdxであるから、変位xは、 x=Fs/kd で求められる。即ち、Fpは以下の式になる。
【0048】Fp=Fs/kd×kp 圧力センサ20で検出できる力はFsであり、バネ定数
kd,kpは既知であるから、以上の式よりスプール2の
駆動力Fmは次式となる。
【0049】 Fm=Fs+Fs/kd×kp =(1+kp/kd)×Fs 圧力センサ20は「圧力」を感知するセンサであるた
め、このセンサ20の信号52b(又は52a)の値を
V20bとすると、圧力センサ20には、 Ps=Co×V20b Co:比例定数 の圧力に相当する力が働いている。この圧力センサ20
の受圧面積をAdとすると、圧力センサ20に働く力
は、 Fs=Ps×Ad =Co×V20b×Ad となる。
【0050】以上よりスプール2の駆動力Fmは、 Fm=(1+kp/kd)×Fs =(1+kp/kd)×(Co×V20b×Ad) と求められる。
【0051】コントローラ40は上記の圧力センサ20
a,20bの信号52a,52bと指令手段からの操作
レバーの角度信号(操作信号)50を入力し、所定の演
算処理を行い、電磁弁30a,30bに指令電流51
a,51bを出力する。
【0052】コントローラ40の詳細を図4に示す。
【0053】図4において、指令手段からの操作レバー
の角度信号(操作信号)50、圧力センサ20a,20
bからの信号52a,52bはA/Dボード47に入力
される。このA/Dボード47には、共通バス41を介
してROM42,RAM43,CPU44がつながれ、
A/Dボード47から入力された信号を基にROM42
内にあるプログラムを基にCPU44で演算処理を行
う。ここで計算された指令値はD/Aボード45からア
ンプ46a,46bに送られ、電磁弁30a,30bへ
指令電流51a,51bとして送られる。
【0054】CPU44での演算処理の内容を図5のフ
ローチャートに基づき説明する。
【0055】手順S1で処理ルーチンをスタートし、手順
S2で操作レバーの角度信号50の値θoを読み取り、手
順S3でθoに応じ、電磁弁30a,30bの比例ソレノ
イドに対する指令電流51a,51bを得るための指令
電圧値Voa,Vobを下記の式で演算する。
【0056】Voa=f(θo) Vob=g(θo) ここで、操作レバーの角度θoと比例ソレノイドへの指
令電圧値Voa,Vobの関係は線形、非線形のどちらでも
構わない。
【0057】操作例として、圧力室Aに圧力を立て、圧
力室Bを大気圧にするように操作レバーを動かすと、V
oa=f(θo)によって指令電圧値Voaが上がり、Vob
=g(θo)によって指令電圧値Vobは下がるように計
算される。
【0058】次に手順S4で圧力センサ20a,20bの
信号52a,52bの値V20a,V20bを読み込む。
【0059】上記の操作例では、圧力室Aに配置された
圧力センサ20aには、圧力室Aの圧力が作用し、この
圧力でスプール2は図6に示すように右側に移動するた
め、スプール2の右端に固設された力検出用バネ10a
は圧力センサ20aに接していない。このため、圧力室
Aの圧力が信号52aの値V20aとしてコントローラ4
0に読み込まれる。圧力室B内では圧力が大気圧にな
り、圧力センサ20bにはスプール2の左端に配置され
たバネ10bが接しているため、この力が信号52bの
値V20bとして読み込まれる。
【0060】次の手順S5では、指令電圧値Voaと指令電
圧値Vobを比較する。指令電圧値が、 Voa>Vob であれば、圧力センサ20aの信号52aの値V20aは
圧力、圧力センサ20bの信号52bの値V20bは力と
判定でき、そうでなければ圧力センサ20aの信号52
aの値V20aは力、圧力センサ20bの信号52bの値
V20bは圧力と判定できる。
【0061】上記操作例では、ここの判定がYesとな
り、手順S6aでパイロット圧力がスプール2を押す油圧
力Faを計算する。まず、左側の圧力室Bの圧力は大気
圧であるから、スプール2を動かそうとする油圧力Fa
は圧力室A内に発生する圧力で生じる。今、圧力室A内
の圧力をPaとすると、この圧力Paと圧力センサ20a
の検出値V20aには、 Pa=Co×V20a Co:比例定数 の関係があり、スプール2の受圧面積をAsとしてスプ
ール2を押す油圧力Faは、 Fa=As×Co×V20a と計算される。なお、ここでは圧力センサ20の検出値
V20bと圧力Psの関係をリニア(比例定数Co)とした
が、そうでなくてもよい。
【0062】次に、手順S7aでスプール2に作用する実
際の駆動力Fmを計算する。スプール2には流体力や摩
擦力などパイロット圧力以外の力が作用するため、実際
には上記のFaの油圧力で押されただけ変位しない。ス
プール2の駆動力Fmは油圧力Faから流体力や摩擦力な
どパイロット圧力以外の力を引いたものであり、この駆
動力Fmは圧力室Bに設置された圧力センサ20bで検
出される。この駆動力Fmは、上述したように、 Fm=(1+kp/kd)×Fs =(1+kp/kd)×(Co×V20b×Ad) Ad:圧力センサ20a又は20bの受圧面積 kp:スプール位置決め用バネ7のバネ常数 kd:力検出用バネ10a又は10bのバネ常数 で求められる。
【0063】以上によりスプール2に作用するパイロッ
ト圧力による油圧力Faと実際の駆動力Fmが求められ
る。
【0064】次いで手順S8aで、実際の駆動力Fmをフ
ィードバック電圧Vrに変換する。先に求めた油圧力Fa
は電磁弁への出力電圧値がVoaの時の力であるから、F
mに相当する電圧Vrは、 Vr=VoaFm/Fa となる。
【0065】VoaがVobより大きい場合は、Voa側が制
御対象であり、手順S10aでフィードバック電圧Vrを補
正値として用い、Voaに対するフィードバック補正演算
を行う。即ち、 V30a=h(Voa−Vr) V30b=Vob と電磁弁30a,30bへの補正指令値V30a,V30bを
計算し、Voa側の出力値を補正する。ここで、関数hは
比例、積分、微分要素を持っていても良いし、そうでな
くても構わない。
【0066】これらの指令値V30a,V30bを手順S11で
電磁弁30a,30bに信号51a,51bとして出力
し、手順S2に戻る。このループでは、スプールヘ作用す
る油圧力Faと駆動力Fmが一致するように電磁弁30a
より出力されるパイロット圧力(圧力室Aの圧力)Pa
が調整される。
【0067】また、手順S5でNoと判定された場合、即
ち、 Voa≦Vob の場合は手順S6b,S7bの処理を実行する。この場合、
スプール2に作用するパイロット圧力Pbによる力の計
算では圧力センサ20bの信号52bを用い、スプール
2に作用する実際の駆動力の計算では圧力センサ20a
の信号52aを使うことになる。また、補正値は手順S8
bで、 Vr=VobFm/Fa で計算される。更に、電磁弁30a,30bへの補正指
令値V30a,V30bの計算でも手順S10bを実行し、Vob
に対してフィードバック補正演算を行うことになる。
【0068】以上において、圧力センサ20a,20b
及びコントローラ40の図5に示す手順S4,S6a,S6b
の機能は、パイロット圧力がスプール2を押す油圧力F
aを計測する第1計測手段を構成し、力検出用バネ10
a,10b,圧力センサ20a,20b及びコントロー
ラ40の図5に示す手順S4,S7a,S7bの機能は、スプ
ール2に作用している実際の駆動力Fmを計測する第2
計測手段を構成し、コントローラ40の図5に示す手順
S2,S3,S5,S8a,S8b,S10a,S10b,S11の機能
は、上記第1計測手段で計測された油圧力Faと第2計
測手段で計測された実際の駆動力Fmとに基づいて油圧
力と実際の駆動力との差が大きくなるに従い油圧力が大
きくなるように操作信号50の指令値Voa,Vobを補正
し、この補正した指令値V30a,V30bを電磁弁30a,
30bに出力する制御手段を構成する。
【0069】以上のように構成した制御システムによる
スプール2の変位特性を図7に示し、スプール2が変位
したことによる流量特性を図8に示す。これらの特性図
は、図1に示す電磁弁30a,30b、ホース、方向切
換弁100について流体力を含んだモデル化を行い、シ
ミュレーションを行った結果である。流体力は文献の理
論値を用いている。
【0070】また、図中(a)は流体力がある場合で本
発明の図5に示す制御を行った場合を示し、図7のスプ
ール変位線図ではスプール2が約6.5mmまでストロ
ークしていることが分かる。また、図8の流量特性図で
は約190リットル/minの流量が得られている。
(b)は流体力がある場合で制御を行わない場合であ
り、流体力によって5.2mmまでスプール2は押し戻
され、流量は105リットル/minと45%も少なく
なっている。(c)は流体力が全くない場合のスプール
変位、流量特性であり、本発明の制御を行えば流体力を
殆どキャンセルできることが分かる。
【0071】従って、本実施形態によれば、従来のスプ
ール型方向切換弁のパイロット圧力室A,Bに圧力セン
サ20a,20bと力検出用バネ10a,10b及びセ
ンサ接触部10c,10dを付加するだけの簡単な構成
で、流体力や摩擦力など従来流量の制御に大きな誤差要
因になっていたパイロット圧力以外の力がスプール2に
作用していても、操作信号の指令値通りにスプール2を
動作させ正確にアクチュエータ102を制御することが
できる。
【0072】図1に示した第1の実施形態の変形例を図
9に示す。図9は第1の実施形態の図5に示すフローチ
ャートに対応するもので、手順S7a,S7bまでは図5と
同じであり、その後のフィードバックの補正演算方法が
異なる。よって、手順S1〜S7bまでの説明は割愛し、手
順S8Aからの説明を行う。
【0073】手順S8Aでは流体力や摩擦力などパイロッ
ト圧力以外の力(以下、流体力で代表する)Ffの計算
を行う。流体力Ffは、 Ff=Fa−Fm となり、このFfを用いて制御することができる。即
ち、Voa又はVobの指令電圧値によってスプール2に生
じた圧力(力)は流体力の分だけ小さくなるのであるか
ら、この流体力分の電圧を指令値Voa又はVobに更に加
えればよい。
【0074】手順S8Bでは、 Vf=Ff×Cp により、検出した流体力に相当する電磁弁30a又は3
0bへの補正指令電圧Vfを計算する。ここでCpは、力
を電圧に変換するための補正係数である。
【0075】手順S9では、2つの電磁弁30a,30b
に対する指令値VoaとVobの大きさの判定を行って
フィードバック補正を行う電磁弁を特定し、手順S10A
a,S10Abで補正指令電圧Vfを補正値として用い、電
磁弁30a又は30bへの補正指令値V30a,V30bを計
算する。この場合、例えば、手順S10Aaでは、 V30a=h(Voa+Vf) V30b=Vob と計算する。
【0076】これらの指令値V30a,V30bを手順S11で
電磁弁30a,30bに信号51a,51bとして出力
し、手順S2に戻る。
【0077】以上において、圧力センサ20a,20b
及びコントローラ40の図9に示す手順S4,S6a,S6b
の機能は、パイロット圧力がスプール2を押す油圧力F
aを計測する第1計測手段を構成し、力検出用バネ10
a,10b,圧力センサ20a,20b及びコントロー
ラ40の図9に示す手順S4,S7a,S7bの機能は、スプ
ール2に作用している実際の駆動力Fmを計測する第2
計測手段を構成するのは、第1の実施形態と同じであ
る。そして、コントローラ40の図9に示す手順S2,S
3,S5,S8A,S8B,S9,S10Aa,S10Ab,S11の機能
は、上記第1計測手段で計測された油圧力Faと第2計
測手段で計測された実際の駆動力Fmとに基づいて油圧
力Faと実際の駆動力Fmとの差が大きくなるに従い油圧
力が大きくなるように操作信号50の指令値Voa,Vob
を補正し、この補正した指令値V30a,V30bを電磁弁3
0a,30bに出力する制御手段を構成する。
【0078】本実施形態によっても、第1の実施形態と
同様の効果が得られる。
【0079】なお、上記実施形態では、弾性体である力
検出用バネ10a,10bをスプール2側に固定した
が、これらの弾性体はスプール2の移動量に応じた力を
発生させるためのものであり、力検出用バネ10a,1
0bを圧力センサ20a,20b側に固定しても良い
し、或いはスプール2と圧力センサ20a,20bに両
端を固定しても構わない。
【0080】本発明の第2の実施形態を図10及び図1
1により説明する。図中、図1、図5に示す部材、処理
内容と同等のものには同じ符号を付している。この実施
形態は信号処理を一層簡単にしたものである。
【0081】図10において、100Aは本発明に係わ
るスプール型方向切換弁であり、このスプール型方向切
換弁100Aのハウジング1にはフランジ9,4が取り
付けられ、フランジ9内に2つの圧力室A,Cが形成さ
れ、フランジ4内には圧力室Bが形成されている。
【0082】圧力室Bにおいて、スプール位置決め用の
ボルト8の端部8aに力検出バネ11が固設され、更に
その延長上に1軸のロードセル22が固設されている。
力検出バネ11の自然長はスプール2の中立時の位置決
め用ボルト8とロードセル22の長さに合わせても良い
し、オフセットを持たせスプール2が右方向エンドまで
移動したときにバネ力が生じるように、自然長>最大ス
トロークにしても良い。本実施形態では力検出バネ11
はスプール2が右方向エンドまで移動したときでも、力
検出用バネ11が圧縮されており、ロードセル22に力
を及ぼすものとする。
【0083】フランジ9内の圧力室Cにはスプール左側
の圧力室Bの圧力が導入され、更にフランジ9には差圧
センサ21が取り付けられ、この差圧センサ21によっ
て圧力室Aと圧力室Cの差圧を検出する。この差圧が正
のときはスプール2が右側から左側に移動するときであ
り、負の時はその逆である。
【0084】コントローラ40Aでの演算処理の内容を
図11のフローチャートに基づき説明する。
【0085】まず、手順S1で処理ルーチンをスタートさ
せる。このときスプール2の両端にかかる圧力は大気圧
であり、スプール2は中立位置にある。このときの力検
出用バネ11のバネ力を検出するため、手順S2Aでロー
ドセル22の信号54の値Fm0を読み取る。
【0086】次いで手順S2,S3で図5のフローチャート
と同様、操作レバーの角度信号50の値θoを読み取
り、電磁弁30a,30bの比例ソレノイドに対する指
令電圧値Voa,Vobを演算する。
【0087】次に手順S4Aで差圧センサ21の信号53
の値V21を読み取る。最初のループでは圧力室A,Cに
圧力は作用していないが、2回目のループからはどちら
かの圧力室に圧力が生じている。これ以降は、圧力室
A,Cに圧力が作用しスプール2が動き出した後の状態
について説明する。
【0088】手順S6Aでは、差圧センサ21の信号値V
21からスプール2に作用するパイロット圧力による油圧
力Faを、図5の手順S6a,S6bと同様、 Fa=As×Pa =As×Co×V21 と計算する。ここで、この例では、圧力室Aに圧力が発
生し、圧力室Cが大気圧になるように電磁弁30aが動
作したとき、差圧センサ21の信号値V21が正になるよ
うに差圧センサ21を設置しているものとする。
【0089】次に手順S7Aで、このときのロードセル2
2の信号54の値Fm1を読み取る。ロードセル22に働
く力Fm1はバネ11によって伝えられるが、スプール2
が中立位置にあるときでもバネ11は圧縮を受けている
ため、ロードセル22には力Fm0が働いている。スプー
ル2が動くことによって生じる力Fsはスプール2が中
立位置にあるとこの力Fm0とスプール移動後の力Fm1の
差であり、 Fs=Fm1−Fm0 で求められる。このFsによってスプール2の実際の駆
動力Fmは、図5の手順S7a,S7bと同様、手順S7Bの
ように、 Fm=(1+kp/kd)×(Fm1−Fm0) と計算できる。
【0090】手順S9では、2つの電磁弁30a,30b
に対する指令値VoaとVobの大きさの判定を行って
制御対象となる電磁弁を特定する。
【0091】手順S8a,S8b以降は先に示した図5と同
じ内容であるので、説明は割愛する。
【0092】以上において、差圧センサ21及びコント
ローラ40Aの図11に示す手順S4A,S6Aの機能は、
パイロット圧力がスプール2を押す油圧力Faを計測す
る第1計測手段を構成し、力検出用バネ11、ロードセ
ル22及びコントローラ40Aの図11に示す手順S2
A,S7A,S7Bの機能は、スプール2に作用している実
際の駆動力Fmを計測する第2計測手段を構成し、コン
トローラ40Aの図11に示す手順S2,S3,S8a,S8
b,S9,S10a,S10b,S11の機能は、上記第1計測手
段で計測された油圧力Faと第2計測手段で計測された
実際の駆動力Fmとに基づいて油圧力Faと実際の駆動力
Fmとの差が大きくなるに従い油圧力が大きくなるよう
に操作信号50の指令値Voa,Vobを補正し、この補正
した指令値V30a,V30bを電磁弁30a,30bに出力
する制御手段を構成する。
【0093】以上のように構成した本実施形態において
も、従来のスプール型方向切換弁のパイロット圧力室
A,Bに圧力室Cと差圧センサ21、ロードセル22及
びバネ11を付加するだけの簡単な構成で、流体力や摩
擦力など従来流量の制御に大きな誤差要因になっていた
パイロット圧力以外の力がスプール2に作用していて
も、操作信号の指令値通りにスプール2を動作させ正確
にアクチュエータ102を制御することができる。
【0094】なお、図10の実施形態ではスプール2に
働く力とスプール2が駆動する力を読み取り、これを基
にスプール2の位置を制御したが、この原理を満足する
のであれば、力検出用バネ11はスプール位置決め用バ
ネ7で代用し、ボルト8をダイレクトにロードセンサ2
2に当てても構わない。また、スプール2の力検出のた
めの弾性体(バネ11)とセンサを持ち、左右の圧力室
A,Bの差圧を計ることが可能なセンサを持ち、これら
の信号を基に電磁弁30a,30bを制御できるのであ
れば、どのような組み合わせを用いても構わない。
【0095】また、ロードセルを用いるのであれば、差
圧センサの代わりに図1の実施形態のように圧力センサ
を配置し、この圧力センサをパイロット圧の検出専用に
用いても良い。この場合、圧力センサの取付位置は電磁
弁直後の箇所でもかまわない。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、従来のスプール型方向
切換弁のパイロット圧力室に圧力センサやロードセル及
び弾性体などを付加するだけの簡単な構成で、流体力や
摩擦力など従来流量の制御に大きな誤差要因になってい
たパイロット圧力以外の力がスプールに作用していて
も、操作信号の指令値通りにスプールを動作させ正確に
アクチュエータを制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるスプール型方向
切換弁システムの全体構成を示す図である。
【図2】圧力センサの詳細構造を示す図である。
【図3】圧力センサで力を計測する原理を説明する図で
ある。
【図4】コントローラの処理機能の概略を示す図であ
る。
【図5】コントローラの処理内容を示すフローチャート
である。
【図6】方向切換弁の動作状態を示す図である。
【図7】本発明の方向切換弁システムによるスプールの
変位特性を示す図である。
【図8】本発明の方向切換弁システムのスプールが変位
したことによる流量特性を示す図である。
【図9】図5に示した第1の実施形態の処理内容の変形
例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施形態によるスプール型方
向切換弁システムの全体構成を示す図である。
【図11】コントローラの処理内容を示すフローチャー
トである。
【図12】従来のスプール型方向切換弁システムの全体
構成を示す図である。
【図13】従来のスプール型方向切換弁システムにおけ
るコントローラの処理機能の概略を示す図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 スプール 3,4 フランジ 7 スプール位置決め用バネ 8 ボルト 9 フランジ 10a,10b 力検出用バネ 10c,10c センサ接触部 11 力検出用バネ 20a,20b 圧力センサ 30a,30b 電磁弁 31a,31b,32,34 ホース 33 パイロット用ポンプ 35 タンク 40,40A コントローラ 50 操作信号 51a,51b 指令電流 52a,52b 信号 54 信号 100,100A 方向切換弁 101 油圧ポンプ 102 アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大科 守雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作信号の指令値に基づいて電磁弁を駆動
    し、スプールの両端部に作用するパイロット圧力を電磁
    弁により変化させ、スプールを変位させることにより、
    入力した流体の出力ポートを切り換えかつ流体の流量を
    制御するスプール型方向切換弁システムにおいて、 前記パイロット圧力が前記スプールを押す油圧力を計測
    する第1計測手段と、 前記スプールに作用している実際の駆動力を計測する第
    2計測手段と、 前記第1計測手段で計測された油圧力と第2計測手段で
    計測された実際の駆動力とに基づいて油圧力と実際の駆
    動力との差が大きくなるに従い油圧力が大きくなるよう
    に前記操作信号の指令値を補正し、この補正した指令値
    を電磁弁に出力する制御手段とを備えることを特徴とす
    るスプール型方向切換弁システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のスプール型方向切換弁シス
    テムにおいて、前記第1計測手段は、前記スプールの両
    端部に作用するパイロット圧力のうち高圧側のパイロッ
    ト圧力を検出する第1センサと、この第1センサで検出
    した圧力を前記油圧力に変換する第1演算手段とを有
    し、前記第2計測手段は、前記スプールの少なくとも一
    方の端部に弾性体を介して当接するよう配置され、前記
    実際の駆動力を検出する第2センサを有することを特徴
    とするスプール型方向切換弁システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載のスプール型方向切換弁シス
    テムにおいて、前記第1センサ及び第2センサは、前記
    スプールの両端部にそれぞれ弾性体を介して当接するよ
    う配置された2つの圧力センサを共通のセンサとして有
    し、前記2つの圧力センサのうち前記指令手段からの指
    令信号に対応する側の圧力センサを第1センサとして使
    用し、他方の圧力センサを第2センサとして使用するこ
    とを特徴とするスプール型方向切換弁システム。
  4. 【請求項4】請求項2記載のスプール型方向切換弁シス
    テムにおいて、前記第1センサは前記スプールの両端部
    に作用するパイロット圧力の差圧を検出する差圧センサ
    であることを特徴とするスプール型方向切換弁システ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項2記載のスプール型方向切換弁シス
    テムにおいて、前記第2センサは圧力センサであり、前
    記第2計測手段は、前記圧力センサで検出した値を力に
    変換して前記実際の駆動力を求めることを特徴とするス
    プール型方向切換弁システム。
  6. 【請求項6】請求項2記載のスプール型方向切換弁シス
    テムにおいて、前記第2センサはロードセルであること
    を特徴とするスプール型方向切換弁システム。
  7. 【請求項7】請求項1記載のスプール型方向切換弁シス
    テムにおいて、前記制御手段は、前記油圧力と実際の駆
    動力との比に前記操作信号の指令値を掛けて油圧力に対
    するフィードバック補正値を計算し、このフィードバッ
    ク補正値を前記操作信号の指令値から減算して操作信号
    の指令値を補正することを特徴とするスプール型方向切
    換弁システム。
  8. 【請求項8】請求項1記載のスプール型方向切換弁シス
    テムにおいて、前記制御手段は、前記油圧力と実際の駆
    動力との偏差からパイロット圧力以外の力相当の補正値
    を計算し、この補正値を前記操作信号の指令値に加算し
    て操作信号の指令値を補正することを特徴とするスプー
    ル型方向切換弁システム。
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