JPH0932042A - 油圧制御方法およびその回路 - Google Patents

油圧制御方法およびその回路

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JPH0932042A
JPH0932042A JP7182962A JP18296295A JPH0932042A JP H0932042 A JPH0932042 A JP H0932042A JP 7182962 A JP7182962 A JP 7182962A JP 18296295 A JP18296295 A JP 18296295A JP H0932042 A JPH0932042 A JP H0932042A
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Kazunori Yoshino
和憲 吉野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械などのロードセンシング制御回路に
おいて、種々の作業パターンにおける、いかなる負荷圧
の条件の下でも、複数のアクチュエータに対する望まし
い流量配分を実現できるようにする。 【解決手段】 操作弁10,11と方向切換弁6,7との間
に設けられた圧力検出器21〜24により方向切換弁6,7
に対するパイロット圧を検出する。各方向切換弁6,7
の供給側と負荷側との差圧を差圧センサ25,26により検
出する。圧力補償弁13,14に対するパイロット圧供給油
路に設けられた電磁比例弁27,28により圧力補償弁13,
14に対するパイロット圧を制御する。圧力検出器21〜24
および差圧センサ25,26からの検出信号を受信したコン
トローラ20は、作業の種別を判断し、その種別毎に記憶
されている各方向切換弁6,7の目標差圧と検出差圧と
の偏差を求め、この偏差を修正する制御信号を前記電磁
比例弁27,28に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械などの作
業機械における負荷圧・分流補償型の油圧制御方法およ
びその回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の油圧ショベルにおけるロー
ドセンシング制御回路の一例を示す。この図3におい
て、可変容量形の油圧ポンプ1から引出された吐出ライ
ンにポンプ吐出圧設定用のメインリリーフ弁3が設けら
れ、この吐出ラインから分岐された各ラインに複数のア
クチュエータ4,5に対応する複数の方向切換弁6,7
が並列に配置されている。
【0003】この方向切換弁6,7は、単に方向切換を
行うだけでなく、スプールのストロークに比例して流量
を制御する機能を備えた比例式流量方向切換弁である。
【0004】また、方向切換弁6,7の上流側であっ
て、方向切換弁6,7の供給ポート6p,7pと油圧ポンプ
1との間にそれぞれ圧力補償弁(PC補償弁)8,9が
配置されている。
【0005】圧力補償弁8,9の一端側のパイロットポ
ート8p,9pに方向切換弁6,7の供給ポート6p,7pの圧
を加え、圧力補償弁8,9の他端側のパイロットポート
8c,9cに方向切換弁6,7の出力ポート6c,7cの圧(負
荷圧)を加えることにより、方向切換弁6,7の供給側
絞り6t,7tの前後差圧ΔPV が圧力補償弁8,9の閉じ
方向に作用する。
【0006】この差圧ΔPV に基づく力が圧力補償弁
8,9のバネ15,16と釣合い、方向切換弁の前後差圧Δ
V が所定値に保たれる。
【0007】方向切換弁6,7の出力ポート6c,7cの負
荷圧よりシャトル弁12を通じて最高負荷圧PLmaxを取出
し、これを油圧ポンプ1のレギュレータ2に導く。油圧
ポンプ1は、最高負荷圧PLmaxに付加圧(通常10〜2
0kg/cm2 程度)を加えた吐出圧になるようにロードセ
ンシング制御されながら、馬力制御・圧力−流量特性に
したがって作動する。
【0008】かくして、アクチュエータ4,5の作業時
の負荷圧力の如何にかかわらず、圧力補償弁8,9の流
量調整作用により、油圧ポンプ1の吐出圧と各負荷圧と
の間で方向切換弁6,7の前後差圧ΔPV を或る所定値
に保ち、各操作弁10,11の操作量に応じた油量をアクチ
ュエータ4,5に送るようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この従来の制御回路で
は、方向切換弁6,7の前後差圧ΔPV が一定に保たれ
るので、作業パターンによって各アクチュエータ4,5
毎に負荷圧条件が異なると、油圧ポンプから吐出された
作動油の各アクチュエータ4,5に対する流量配分の比
率が適切でなくなるという問題がある。
【0010】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、ロードセンシング制御回路において、種々の作業
パターンにおける、いかなる負荷圧の条件の下でも、複
数のアクチュエータに対する望ましい流量配分を実現で
きる負荷圧・分流補償型の油圧制御方法およびその回路
を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、油圧ポンプから並列に配置された複数のアクチュ
エータに流量を配分するため、各アクチュエータ毎に配
列された、方向切換弁およびこの方向切換弁の供給側絞
りの前後差圧を調整する圧力補償弁により、ロードセン
シング制御を行う油圧制御方法において、各方向切換弁
の供給側絞りの前後差圧を検出し、この差圧に基づき、
各アクチュエータが単動または連動して行う作業パター
ン毎に、作業に適合する各アクチュエータへの流量配分
になる各方向切換弁間の差圧比率を得るよう、圧力補償
弁を制御する油圧制御方法である。
【0012】請求項2に記載された発明は、油圧ポンプ
から並列に配置された複数のアクチュエータに流量を配
分するため、各アクチュエータ毎に配列された、方向切
換弁およびこの方向切換弁の供給側絞りの前後差圧を調
整する圧力補償弁により、ロードセンシング制御を行う
油圧制御回路において、各方向切換弁の供給側絞りの前
後差圧を検出する差圧センサと、この差圧センサにより
検出した差圧信号に基づき圧力補償弁を制御するコント
ローラとを具備した構成である。コントローラは、各ア
クチュエータが単動または連動して行う作業パターン毎
に圧力補償弁を制御することにより、作業に適合する各
アクチュエータへの流量配分が得られるように各方向切
換弁間の差圧比率を制御する。
【0013】すなわち、建設機械などのロードセンシン
グ制御回路において、アクチュエータ操作用の各方向切
換弁の供給側絞りの前後差圧を差圧センサによって検出
し、各作業パターン毎に定めた、連動する各方向切換弁
間の前後差圧の配分比率に基づいて、コントローラより
各方向切換弁の圧力補償弁を制御する電磁比例弁に信号
を送り、各方向切換弁の前後差圧を制御することによ
り、各作業パターンにおける、いかなる負荷圧の条件の
下でも、アクチュエータへの望ましい流量配分を実現す
る。
【0014】請求項3に記載された発明は、油圧ポンプ
と複数のアクチュエータとの間に設けられ操作弁により
切換えられる方向切換弁と、この方向切換弁の上流側に
設けられた圧力補償弁により各アクチュエータに操作量
に応じた作動油を供給する建設機械用の油圧制御回路に
おいて、操作弁と方向切換弁との間に設けられ方向切換
弁に対するパイロット圧を検出して検出信号を出力する
圧力検出器と、各方向切換弁の供給側と負荷側との差圧
を検出して検出信号を出力する差圧センサと、前記圧力
補償弁に対するパイロットポンプからのパイロット圧供
給油路に設けられ圧力補償弁に対するパイロット圧を制
御する電磁比例弁と、前記圧力検出器からの検出信号を
受信して作業の種別を判断し、その種別毎に記憶されて
いる各方向切換弁の目標差圧と前記差圧センサにより検
出された差圧との偏差を求め、この偏差を修正する制御
信号を前記電磁比例弁に送信するコントローラとを具備
した構成である。
【0015】そして、操作弁と方向切換弁との間に設け
られた圧力検出器により方向切換弁に対するパイロット
圧を検出する。各方向切換弁の供給側と負荷側との前後
差圧を差圧センサにより検出する。コントローラは、圧
力検出器からの検出信号により作業パターンの種別を判
断し、記憶部にて作業パターンの種別毎に記憶されてい
る各方向切換弁の目標差圧と、差圧センサにて検出した
方向切換弁の前後差圧との偏差を求め、この偏差をなく
すための制御信号を電磁比例弁に出力する。電磁比例弁
は、圧力補償弁に対するパイロット圧を制御すること
で、各アクチュエータに対応する各方向切換弁の前後差
圧をそれぞれ目標差圧に変更する。
【0016】請求項4に記載された発明は、請求項3記
載の建設機械用の油圧制御回路において、複数の方向切
換弁と油圧ポンプのレギュレータとの間に、複数の方向
切換弁の負荷圧のなかから最高負荷圧を取出すためのシ
ャトル弁を設けたものであり、最高負荷圧を油圧ポンプ
のレギュレータにフィードバックすることにより油圧ポ
ンプの吐出量を制限する。すなわち、ロードセンシング
(負荷圧感応)制御を行う。前記シャトル弁は、方向切
換弁の総数より一つ少ない個数をトーナメント形に接続
する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
および図2を参照しながら詳細に説明する。なお、図3
に示された従来例と同様の部分には同一符号を付して、
その説明を省略する場合もある。
【0018】油圧ポンプ1と複数のアクチュエータ4,
5との間に、操作弁10,11により切換えられる方向切換
弁6,7を各アクチュエータ4,5毎に設ける。これら
の方向切換弁6,7により、可変容量型の油圧ポンプ1
から並列に配置された複数のアクチュエータ4,5に流
量を配分する。
【0019】油圧ポンプ1と方向切換弁6,7との間、
すなわち方向切換弁6,7の上流側に方向切換弁6,7
の供給側絞り6t,7tの前後差圧ΔPL を調整するための
圧力補償弁13,14を設け、この圧力補償弁13,14により
各アクチュエータ4,5に操作量に応じた作動油を供給
する。
【0020】複数の方向切換弁6,7の負荷圧検出ライ
ン6L,7Lと、油圧ポンプ1のレギュレータ2との間に、
複数の方向切換弁6,7の負荷圧のなかから最高負荷圧
を取出すためのシャトル弁12を設ける。
【0021】このシャトル弁12を介して、最高負荷圧を
油圧ポンプ1のレギュレータ2にフィードバックするこ
とにより油圧ポンプ1の吐出量を制限する、すなわち最
高負荷圧が大きいほどポンプ吐出量を少なく制御するロ
ードセンシング制御回路を設ける。このシャトル弁12
は、方向切換弁の総数より一つ少ない個数をトーナメン
ト形式で接続する。
【0022】操作弁10,11と方向切換弁6,7との間
に、方向切換弁6,7に対するパイロット圧を検出して
検出信号を出力する圧力検出器21,22,23,24を設け
る。
【0023】各方向切換弁6,7の供給側と負荷側との
差圧、すなわち、各方向切換弁6,7の供給側絞り6t,
7tの前後差圧ΔPL を検出して検出信号を出力する差圧
センサ25,26を、各方向切換弁6,7にそれぞれ取付け
る。
【0024】圧力補償弁13,14に対しパイロットポンプ
19よりパイロット油を供給するパイロット油路に、圧力
補償弁13,14に対するパイロット圧を制御する電磁比例
弁27,28を設ける。
【0025】前記圧力検出器21,22,23,24および差圧
センサ25,26からの検出信号を受信して作業の種別を判
断し、その種別毎に記憶されている各方向切換弁6,7
の目標差圧ΔPT と検出された差圧ΔPL との偏差を求
め、この偏差を修正する制御信号を前記電磁比例弁27,
28に送信するコントローラ20を設ける。
【0026】このコントローラ20は、差圧センサ25,26
により検出した差圧信号に基づき、各アクチュエータ
4,5が単動または連動して行う作業パターン毎に、作
業に適合する望ましい各アクチュエータ4,5への流量
配分になる各方向切換弁6,7間の差圧比率を得るよ
う、電磁比例弁27,28を介して圧力補償弁13,14を制御
する。
【0027】次に、この図1に示された回路の作用を説
明する。
【0028】単動または連動するアクチュエータ4,5
の各方向切換弁6,7の供給側絞り6t,7tの前後差圧Δ
L を差圧センサ25,26により検出し、この検出値をコ
ントローラ20に送る。
【0029】操作弁10,11の方向切換弁6,7にかかる
パイロット油圧を圧力検出器21,22,23,24により検出
し、電気信号に変換した検出信号データをコントローラ
20の記憶部に送り、上記検出信号データよりコントロー
ラ20によって、機械(油圧ショベルなど)のワークモー
ド、作業パターンの種別を判断する。
【0030】コントローラ20の記憶部には、予め機械の
作業パターン毎に作業の効率、アクチュエータ4,5の
連動性の上から有利な、油圧ポンプ1より吐出された油
量の各アクチュエータ4,5への配分比率を定め、これ
にしたがって各方向切換弁6,7での差圧比率を定め、
これらに基づいた各方向切換弁6,7の目標差圧ΔPT
がデータとして格納されている。
【0031】コントローラ20の演算部では、各方向切換
弁6,7の前後差圧ΔPL の検出値と目標差圧ΔPT
から差圧偏差ΔPD を演算し、コントローラ20の出力部
より、各方向切換弁6,7における差圧偏差ΔPD がゼ
ロになるようなフィードバック制御信号を各方向切換弁
6,7に対応する電磁比例弁27,28に出力し、この信号
に基づいてパイロット油圧を圧力補償弁13,14の一端に
加え、反対側に設けられたバネ17,18との釣合い位置に
より、圧力補償弁13,14の開度を制御する。
【0032】かくして、各アクチュエータ4,5の方向
切換弁6,7での前後差圧ΔPL がその時の作業パター
ンのもとで、作業能率および複合操作の上から望ましい
目標差圧ΔPT に保たれるように制御され、各アクチュ
エータ4,5の負荷圧の如何にかかわらず、各方向切換
弁6,7への流入油量が圧力補償弁13,14により調整さ
れ、各方向切換弁6,7の操作量に応じた油量、すなわ
ちアクチュエータ速度が得られる。
【0033】次に、この作用を図2に示されたブロック
図に沿って説明する。
【0034】各方向切換弁6,7の供給側絞り6t,7tの
前後差圧ΔPL を差圧センサ25,26により検出し、これ
らの検出値をコントローラ20に送る。
【0035】同時に、操作弁10,11の方向切換弁6,7
にかかるパイロット油圧を圧力検出器21,22,23,24に
よって検出し、電気信号に変換した検出信号をコントロ
ーラ20に送る。
【0036】コントローラ20では、圧力検出器21,22,
23,24から得られた信号に基づき、機械(油圧ショベル
など)のワークモード、作業パターンの種別を判断す
る。
【0037】コントローラ20の記憶部には、予め機械の
作業パターン毎に、単動または連動するアクチュエータ
4,5に対して油圧ポンプ吐出流量の望ましい配分比率
を定め、この流量配分比率を実現するための各方向切換
弁6,7での所定の目標差圧ΔPT のデータが格納され
ている。
【0038】コントローラ20の演算部では、同時に作動
する複数のアクチュエータ4,5の各方向切換弁6,7
の前後差圧ΔPL の検出値と、前記目標差圧ΔPT との
間の差圧偏差ΔPD を演算する。
【0039】コントローラ20の出力部より、この差圧偏
差ΔPD をゼロにするフィードバック制御信号を各方向
切換弁6,7に対応する電磁比例弁27,28に送り、この
電磁比例弁27,28でパイロット油圧に変換して圧力補償
弁13,14の一端に加える。
【0040】これにより、各方向切換弁6,7での現実
の前後差圧ΔPL が所定の目標差圧ΔPT に近付くよう
にフィードバック制御され、各方向切換弁6,7への流
入油量が圧力補償弁13,14により調整される。
【0041】上述のことより、以下の効果が得られる。
【0042】(1)コントローラ20によって各方向切換
弁6,7の前後差圧の目標値(目標差圧ΔPT )を自由
に変更でき、機械の作業能率、複合動作の上で、各方向
切換弁6,7への望ましい流量配分が容易に得られる。
【0043】(2)差圧センサ25,26によって方向切換
弁6,7の前後差圧ΔPL を検出し、圧力補償弁13,14
の制御に用いるので、圧力補償弁13,14の制御機構を簡
単に構成できる。
【0044】最後に、図1に示されていない実施形態の
変形例を説明する。
【0045】方向切換弁6と圧力補償弁13は、また方向
切換弁7と圧力補償弁14は、それぞれ別体に構成しても
良いが、一つのボディ内で一体に構成しても良い。
【0046】さらに、方向切換弁6,7および圧力補償
弁13,14は、油圧パイロット操作形を図1に示して説明
したが、電気入力信号により比例ソレノイドを作動させ
て開度調整操作力を発生させるものや、オン・オフ作動
形ソレノイド弁をパルス幅変調駆動させて比例推力を発
生させて弁の操作ストロークを調整するものでも良い。
【0047】このような電気入力信号式の場合は、操作
弁10,11が電気的な操作器となり、また方向切換弁6,
7への電気入力信号を圧力検出器21,22,23,24を利用
せずに直接検出してコントローラ20へ送ることができ、
さらに、図1に示されたパイロットポンプ19や電磁比例
弁27,28が不要となる。
【0048】請求項1および2に記載された発明は、こ
のような点を考慮したものであり、請求項3に記載され
た圧力検出器、電磁比例弁などを必ずしも含まない。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、各方向切
換弁の供給側絞りの前後差圧を検出し、この差圧に基づ
き、複数のアクチュエータが行う作業パターン毎に、作
業に適合する望ましい各アクチュエータへの流量配分に
なる各方向切換弁間の差圧比率を得るよう、圧力補償弁
を制御することによって、種々の作業パターンにおけ
る、いかなる負荷圧の条件下でも、各アクチュエータへ
の望ましい流量配分を実現できる負荷圧・分流補償型の
油圧制御方法を提供できる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、コントロー
ラによって各方向切換弁の前後差圧の目標値を自由に変
更して、機械の作業能率、複合動作の上で、各方向切換
弁への望ましい流量配分を容易に得ることができる負荷
圧・分流補償型の油圧制御回路を提供できる。また、差
圧センサによって方向切換弁の前後差圧を検出し、圧力
補償弁の制御に用いるので、圧力補償弁の制御機構を簡
単に構成できる。
【0051】請求項3記載の発明によれば、操作弁と方
向切換弁との間に設けられた圧力検出器により機械の作
業パターンに関するデータを検出し、コントローラにて
各作業パターン毎に予め定められたポンプ吐出流量の理
想的な配分比率を実現する目標差圧と、差圧センサによ
って得られた各方向切換弁の前後差圧との偏差を演算
し、コントローラより出力された制御信号により電磁比
例弁を介して各圧力補償弁を制御することにより、対応
する各方向切換弁の前後差圧を各種の作業パターンに応
じて自動的に目標差圧へと設定変更することで、各アク
チュエータへの望ましい流量配分を実現することができ
る。
【0052】請求項4記載の発明によれば、複数の方向
切換弁と油圧ポンプのレギュレータとの間に、複数の方
向切換弁の負荷圧のなかから最高負荷圧を取出すための
シャトル弁を設け、最高負荷圧を油圧ポンプのレギュレ
ータにフィードバックすることにより油圧ポンプの吐出
量を制限するから、個々のアクチュエータへの望ましい
流量配分を実現しつつ、最高負荷圧のアクチュエータを
基準にして油圧ポンプのロードセンシング制御を確保で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧制御回路の一例を示す回路図
である。
【図2】本発明に係る油圧制御方法の一例を示すブロッ
ク図である。
【図3】従来の油圧制御回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ 2 レギュレータ 4,5 アクチュエータ 6,7 方向切換弁 10,11 操作弁 12 シャトル弁 13,14 圧力補償弁 20 コントローラ 21〜24 圧力検出器 25,26 差圧センサ 27,28 電磁比例弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプから並列に配置された複数の
    アクチュエータに流量を配分するため、各アクチュエー
    タ毎に配列された、方向切換弁およびこの方向切換弁の
    供給側絞りの前後差圧を調整する圧力補償弁により、ロ
    ードセンシング制御を行う油圧制御方法において、 各方向切換弁の供給側絞りの前後差圧を検出し、 この差圧に基づき、各アクチュエータが単動または連動
    して行う作業パターン毎に、作業に適合する各アクチュ
    エータへの流量配分になる各方向切換弁間の差圧比率を
    得るよう、圧力補償弁を制御することを特徴とする油圧
    制御方法。
  2. 【請求項2】 油圧ポンプから並列に配置された複数の
    アクチュエータに流量を配分するため、各アクチュエー
    タ毎に配列された、方向切換弁およびこの方向切換弁の
    供給側絞りの前後差圧を調整する圧力補償弁により、ロ
    ードセンシング制御を行う油圧制御回路において、 各方向切換弁の供給側絞りの前後差圧を検出する差圧セ
    ンサと、 この差圧センサにより検出した差圧信号に基づき、各ア
    クチュエータが単動または連動して行う作業パターン毎
    に、作業に適合する各アクチュエータへの流量配分にな
    る各方向切換弁間の差圧比率を得るよう、圧力補償弁を
    制御するコントローラとを具備したことを特徴とする油
    圧制御回路。
  3. 【請求項3】 油圧ポンプと複数のアクチュエータとの
    間に設けられ操作弁により切換えられる方向切換弁と、
    この方向切換弁の上流側に設けられた圧力補償弁により
    各アクチュエータに操作量に応じた作動油を供給する建
    設機械用の油圧制御回路において、 操作弁と方向切換弁との間に設けられ方向切換弁に対す
    るパイロット圧を検出して検出信号を出力する圧力検出
    器と、 各方向切換弁の供給側と負荷側との差圧を検出して検出
    信号を出力する差圧センサと、 圧力補償弁に対するパイロット圧供給油路に設けられ圧
    力補償弁に対するパイロット圧を制御する電磁比例弁
    と、 前記圧力検出器からの検出信号を受信して作業の種別を
    判断し、その種別毎に記憶されている各方向切換弁の目
    標差圧と前記差圧センサにより検出された差圧との偏差
    を求め、この偏差を修正する制御信号を前記電磁比例弁
    に送信するコントローラとを具備したことを特徴とする
    建設機械用の油圧制御回路。
  4. 【請求項4】 複数の方向切換弁と油圧ポンプのレギュ
    レータとの間に、複数の方向切換弁の負荷圧のなかから
    最高負荷圧を取出すためのシャトル弁を設け、最高負荷
    圧を油圧ポンプのレギュレータにフィードバックするこ
    とにより油圧ポンプの吐出量を制限することを特徴とす
    る請求項3記載の建設機械用の油圧制御回路。
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