JPH11141997A - 熱交換器の腐食防止装置 - Google Patents

熱交換器の腐食防止装置

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JPH11141997A
JPH11141997A JP9323761A JP32376197A JPH11141997A JP H11141997 A JPH11141997 A JP H11141997A JP 9323761 A JP9323761 A JP 9323761A JP 32376197 A JP32376197 A JP 32376197A JP H11141997 A JPH11141997 A JP H11141997A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 潜熱型熱交換器の水管およびフィンの腐食を
防止する装置を提供する。 【解決手段】 各フィン4bに、水管4aに沿って一列
状に並ぶ貫通孔24をそれぞれ形成する。各貫通孔24
には、ガラス繊維を編んで形成した筒体21を挿入固定
する。この筒体21には、陽極棒22を挿通する。陽極
棒22には、直流電源23の正極を接続する。直流電源
23の負極は水管4aに接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃焼ガス中に含
まれる水蒸気の潜熱によって主に加熱されるタイプの熱
交換器(以下、このタイプの熱交換器を潜熱型熱交換器
という。)に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、潜熱型熱交換器は、例えば他の
熱交換器において熱が回収された低温の燃焼ガスからさ
らに熱を回収して熱効率を向上させるために用いられる
ものであり、その表面温度は、水の気化温度より低くな
っている。したがって、潜熱型熱交換器の使用中には、
燃焼ガスに含まれる水蒸気が熱交換器を構成する水管お
よびフィンの表面上で凝結し、結露水となって付着す
る。なお、潜熱型熱交換器を加熱する燃焼ガスは、低温
であるものの熱交換器より高温である。したがって、燃
焼ガスは、潜熱によって熱交換器を加熱するのみなら
ず、燃焼ガスが相変化(水蒸気が水になるような相変
化)することなく内部に有する熱(以下、顕熱とい
う。)によっても熱交換器を加熱する。
【0003】水管およびフィンに結露水が付着すると、
燃焼ガス中の窒素酸化物(NOx)および硫黄酸化物
(SOx)が結露水に溶解して、それぞれ硝酸、硫酸等
の酸を生成する。これらの酸によって水管およびフィン
が腐食される。そこで、従来の潜熱型熱交換器において
は、水管およびフィンの表面にフッ素樹脂やエポキシ樹
脂等の有機樹脂またはシリコン系樹脂等の無機樹脂をコ
ーティングし、これによって水管およびフィンの腐食を
防止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、樹脂を
コーティングしてなる防食用の被覆層には、ピンホール
(直径の小さい孔)が形成されることが不可避であり、
このピンホールに臨む水管およびフィンの外面が腐食さ
れ、腐食部分が徐々に広がる。このため、被覆層を形成
しても、水管およびフィンの腐食を確実に防止すること
は困難であるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、金属からなる水管と、こ
の水管の外周に設けられた金属からなる多数のフィンと
を有し、燃焼ガスに含まれる水蒸気が上記水管およびフ
ィンの表面に接触して結露する際の潜熱によって加熱さ
れる熱交換器の上記水管および上記フィンの腐食を防止
する装置であって、上記水管および上記フィンの表面に
発生する結露水を介してそれらに電気的に接続されるよ
うに、上記水管または上記フィンに非接触状態で近接し
て配置された陽極と、この陽極に正の電極が接続され、
上記水管または上記フィンに負の電極が接続された直流
電源とを備えたことを特徴としている。
【0006】この場合、上記水管または上記フィンと上
記陽極との間に、通水性を有する絶縁体を配置するのが
望ましい。また、上記多数のフィンに上記水管に沿って
一列に並ぶ貫通孔を形成するとともに、上記陽極を棒状
に形成し、この棒状をなす陽極を各フィンの上記貫通孔
内に挿通状態で配置するのが望ましく、特に上記絶縁体
を筒体とし、この筒体を貫通孔内に挿通状態で配置する
とともに、筒体内に上記陽極を挿通するのが望ましい。
上記筒体については、ガラス繊維を編んで形成するのが
望ましい。上記水管および上記フィンの表面には防食用
の被覆層を形成してもよい。
【0007】腐食防止装置は、上記結露水の量が所定量
以下であるか否かを検出する結露水量検出手段と、この
結露水検出手段が上記結露水の量が所定量以下であると
判断したときに、上記直流電源から上記陽極および上記
水管または上記フィンへの通電を停止する通電停止手段
とをさらに備えているのが望ましい。この場合、上記直
流電源を定電圧回路とし、上記結露水量検出手段を、上
記定電圧回路に流れる電流が所定の大きさ以下であるか
否かによって上記熱交換器の非被覆部に結露水が付着し
ているか否かを検出するものとしてもよく、あるいは上
記直流電源を定電流回路とし、上記結露水検出手段が、
上記定電流回路の電圧が所定の大きさ以上であるか否か
によって上記熱交換器の非被覆部に結露水が付着してい
るか否かを検出するものとしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る腐食防止装
置をガス給湯装置の潜熱型熱交換器に適用した実施の形
態について図1〜図5を参照して説明する。なお、この
発明がガス給湯装置以外の他の燃焼装置に用いられる潜
熱型熱交換器にも適用可能であることは勿論である。
【0009】図1〜図4はこの発明に係るガス給湯装置
の一実施の形態を示すものであり、図2はガス給湯装置
全体の概略構成を示している。この図2に示すように、
ガス給湯装置は、ハウジング1を備えており、その内部
には、ガスバーナ2、主熱交換器3および副熱交換器
(熱交換器)4がそれぞれ収容されている。
【0010】ガスバーナ2は、ハウジング1のほぼ中央
部に配置されており、ガス管4が接続されている。この
ガス管4には、元ガス電磁弁5および電磁比例弁6がそ
れぞれ設置されている。元ガス電磁弁5は、ガス管4を
開閉してガスバーナ2へのガスの供給およびその停止を
行う。一方、電磁比例弁6は、ガスバーナ2へのガスの
供給量を調節する。また、ガスバーナ2は、二つの燃焼
面を有しており、電磁弁7を開くと両方の燃焼面で燃焼
し、電磁弁7を閉じると予め定められた一方の燃焼面だ
けで燃焼する。なお、符号8はガスバーナ2に燃焼空気
を供給するための送風ファンである。
【0011】主熱交換器3は、互いに平行に配置された
複数の水管3a(図2には1本のみ図示)と、この水管
3aに設けられた多数のフィン3bとを有している。水
管3aおよびフィン3bは、金属製であり、通常は銅製
である。各水管3aは、U字状をなすベント管(図示せ
ず)によって互いに接続され、全体として1つの管を構
成している。水管3aの入水口3cは後述する副熱交換
器4の出水口4eに接続され、出湯口3dは出湯管9に
接続されている。このように構成された主熱交換器3
は、ガスバーナ2に近接してその真上に配置されてお
り、ガスバーナ2で発生した高温の燃焼ガスによって加
熱される。この場合、水管3aおよびフィン3bの表面
温度は、100°C以上に加熱される。したがって、そ
れらの表面には、結露が発生することがない。つまり、
主熱交換器3は、燃焼ガスにより気体から液体に相変化
することなく加熱される顕熱型熱交換器である。
【0012】副熱交換器4は、潜熱型熱交換器である
が、図1、図3および図4に示すように、構造自体は顕
在型熱交換器である主熱交換器3と同様である。すなわ
ち、副熱交換器4は、互いに平行に配置された複数の水
管4aと、この水管4aの外周面に互いに離れた状態で
嵌合され、ろう付け等によって固定された多数のフィン
とを有している。勿論、水管4aおよびフィン4bは金
属製であり、通常は銅で形成される。各水管4aの端部
どうしは、U字状をなすベント管4c(1つのみ図示)
によって接続されている。したがって、各水管4aは全
体として連続した一つのの管を構成しており、図2に示
すように、入水口4dには給水管10が接続され、出水
口4eは主熱交換器3の入水口3cに接続されている。
【0013】副熱交換器4は、図1に示すように、ハウ
ジング1の上部の排気通路1a中に設置されている。し
たがって、副熱交換器4は、主熱交換器3によって熱が
奪われた比較的低温の燃焼ガスによって加熱される。こ
の場合、副交換器4の水管4aおよびフィン4bの表面
温度は、100°C未満である。したがって、それらの
表面には、燃焼ガスに含まれる水蒸気が結露して付着す
る。この結露水に燃焼ガス中の窒素酸化物および硫黄酸
化物が溶解して生成される硝酸および硫酸等の酸によっ
て水管4aおよびフィン4bが腐食されるのを極力防止
するために、水管4aおよびフィン4bの表面には、図
4に示すように、防食用の被覆層11が形成されてい
る。この被覆層11は、フッ素樹脂やエポキシ樹脂等の
有機樹脂またはシリコン系樹脂等の無機樹脂をコーティ
ングすることによって形成されている。
【0014】なお、副熱交換器4の下側には、副熱交換
器4から落下する結露水を受けるための結露水受け12
が配置されており、結露水受け12によって受け止めら
れた結露水は、ドレン管13を介して中和装置14へ至
る。そして、この中和装置で中和された後、給湯装置の
外部に排出される。
【0015】上記構成において、出湯管9に接続された
出湯栓(図示せず)を開くと、ガスバーナ2が点火さ
れ、給水管10を介して供給される水が、まず副熱交換
器4で加熱され、その後主熱交換器3で加熱される。加
熱された湯は、出湯管9を介して出湯栓に供給され、そ
こから出湯される。この場合、出湯温度は、制御ユニッ
ト19によって調節される。すなわち、制御ユニット1
9は、給水温センサ15によって検出された給水温度、
水量センサ16によって検出された給水量(出湯量と同
一)、出湯温センサ17によって検出された出湯温度、
およびリモートコントローラ18によって設定された設
定温度に基づいて、電磁比例弁6、電磁弁7および送風
ファン8をフィードフォワード制御およびフィードバッ
ク制御し、出湯温度を設定温度に調節する。
【0016】ここで、ガスバーナ2の燃焼中には、副熱
交換器4の水管4aおよびフィン4bに結露水が付着す
る。そして、結露水に燃焼ガス中の窒素酸化物および硫
黄酸化物が溶け込んで硝酸および硫酸等が酸が形成され
る。このため、被覆層11にピンホール11a(図4参
照)が存在すると、水管4aおよびフィン4bがピンホ
ール11aに面する箇所から腐食されるおそれがある。
そこで、この副熱交換器4には、腐食防止装置20が設
けられている。
【0017】腐食防止装置20は、図1、図3および図
4に示すように、筒体(絶縁体)21、陽極棒(陽極)
22および直流電源23を備えている。これらは、次の
ようにして熱交換器4に設けられている。
【0018】すなわち、各フィン4bには、4つの水管
4aの間に位置する箇所に貫通孔24が形成されてい
る。各フィン4bに形成された貫通孔24は、水管4a
と平行に一列状に配置されたものが一組になっており、
そのような組が複数組形成されている。各組の貫通孔2
4には、筒体21がそれぞれ挿通固定されている。各筒
体21の内部には、陽極棒22がそれぞれ挿通されてい
る。各陽極棒22には、直流電源23の正の電極が接続
されている。直流電源23の負の電極は、いずれかの水
管4aに接続されている。なお、各水管4aは、各フィ
ン4bと接触することにより、各フィン4bに電気的に
接続されるとともに、各フィン4bを介して他の水管4
aにも電気的に接続されている。したがって、直流電源
23の負の電極は、他の水管4aまたはいれかのフィン
4bに接続してもよい。
【0019】上記筒体21は、陽極棒22が水管4aま
たはフィン4bに接触して電気的に短絡状態で接続され
るのを防止するためのものである。そこで、筒体21は
電気的な絶縁材で構成されている。しかも、筒体21
は、フィン4bに付着した結露水が筒体21内に入り込
むのを許容し、内部に入り込んだ結露水を介して陽極棒
22とフィン4bと電気的に接続するためのものであ
る。したがって、筒体21は、通水性を有するものであ
ることが必要である。このような絶縁性と通水性とを備
えたものとしては、例えば多孔質のセラミックからなる
筒体があるが、ここでは、ガラス繊維を編んだ形成した
筒体が用いられている。ガラス繊維は、電気的な絶縁性
に富むのみならず、硝酸、硫酸等の酸に対する防食性に
富み、しかもそれを編んだ場合には、編み目から結露水
が内部に入り込むことができるからである。
【0020】上記陽極棒22は、硝酸、硫酸等の酸に不
溶性である材料によって形成される。例えば、炭素、白
金、ステンレス鋼等によって形成される。また、陽極棒
22は、この実施の形態では、筒体21の内径より小径
に形成され、その両端部以外は筒体21に対して離れて
いるが、陽極棒22を筒体21の内径とほぼ同径にし、
陽極棒22の外周面を筒体21の内周面に接触させるよ
うにしてもよい。そのようにした場合には、結露水の量
が少ないときにも、陽極棒22とフィン4bとを結露水
を介して確実に接続することができる。
【0021】上記直流電源23としては、電池を用いて
もよいが、定電圧回路または定電流回路を用いるのが望
ましい。その理由は後述する。
【0022】上記構成の腐食防止装置20を備えたガス
給湯装置において、ガスバーナ2が燃焼して副熱交換器
4の水管4aおよびフィン4bに結露水が付着すると、
結露水が入り込んだピンホール11a内に水管4aまた
はフィン4bを正極とする局部電池が形成され、この局
部電池によって水管4aまたはフィン4bの表面が腐食
される。しかるに、この腐食防止装置20では、水管4
aおよびフィン4bに直流電源23の負の電極を接続し
ているので、局部電池の起電力が0になる。したがっ
て、水管4aおよびフィン4bの腐食が防止される。な
お、直流電源4aの電圧は、実験等により、局部電圧の
起電力を0にすることができるような電圧に予め設定さ
れる。
【0023】上記直流電源23としては、定電圧回路ま
たは定電流回路を用いるのが望ましい。直流電源23と
して定電圧回路を用いた場合には、ガスバーナ2の燃焼
が停止した後、結露水が乾燥して無くなると、定電圧回
路23を流れる電流が徐々に減少し、最終的には0にな
る。そこで、定電圧回路23に流れる電流値を検出し
て、その検出値を制御ユニット19に出力する一方、制
御ユニット19に所定の閾値を設定しておけば、電流値
と閾値とを比較することにより、結露水が残っているか
否かを判定することができる。しかも、制御ユニット1
9によって定電圧回路に対する通電を制御させるように
すれば、定電圧回路を流れる電流値が0ないしは極めて
小さくなったときに、定電圧回路に対する通電を停止す
ることができ、それによって省エネルギをなし得る。
【0024】一方、直流電源23として定電流回路を用
いた場合には、結露水が乾燥して無くなるのに伴って直
流電源23の回路の電圧が高くなる。その電圧を検出し
て所定の大きさ以上になったら、結露水が無くなったも
のとすれば、電圧値を制御ユニット19に出力すること
により、結露水が残っているか否かを検出することがで
きる。また、定電流回路の電圧が所定の大きさ以上にな
ったときに、制御ユニット19により定電流回路に対す
る通電を停止させることにより、省エネルギをなし得
る。
【0025】図5は、この発明に係る腐食防止装置の他
の実施の形態を示すものであり、この実施の形態の腐食
防止装置20′においては、貫通孔24が水管4aに接
するようにしてその真下に配置形成されている。したが
って、筒体21も水管4aの真下に接し、陽極棒22も
水管4aの真下に配置されている。その他の構成は、上
記実施の形態と同様である。
【0026】水管4aの真下の部分は、副熱交換器4に
付着した結露水がポストファン等によって乾燥していく
過程で最後まで残る部分である。したがって、筒体21
および陽極棒22を水管4aの真下に配置すると、他の
箇所に配置した場合に比して、最も遅くまで陽極棒22
と熱交換器4との間に電流を流すことができ、それによ
ってピンホール11aにおける腐食を最後まで防止する
ことができる。
【0027】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上
記の実施の形態においては、筒体21および陽極棒22
を複数設けているが、一つだけ設けてもよい。ただし、
陽極棒22と水管4aまたはフィン4bの各部との間の
電位差を極力一定にするために複数設けるのが望まし
い。特に、この実施の形態のように、水管4aおよびフ
ィン4bを被覆層11で被覆した場合には、同様の理由
により複数設けるのが望ましい。
【0028】また、貫通孔24に筒体21を挿通し、筒
体21内に陽極棒22を挿通しているが、陽極棒22を
副熱交換器4の外部に近接して配置してもよい。例え
ば、陽極棒22をフィン4bの下側にそれと近接して配
置してもよい。その場合には、筒体21に代えて、フィ
ン4bの下端面と陽極棒22との間に平板状をなす絶縁
体を配置してもよい。ただし、貫通孔24内に筒体21
を挿通し、筒体21内に陽極棒22を挿通すれば、陽極
棒22を副熱交換器4の外部に配置する場合に比して、
腐食防止装置20が占める空間を小さくすることができ
る。また、陽極棒22がフィン4bに確実に接触しない
ならば、絶縁体を設けなくともよい。
【0029】さらに、水管4aおよびフィン4bの腐食
を腐食防止装置20によって十分に防止することができ
るならば、被覆層11については形成しなくともよい。
また、ガスバーナ2に代えて石油バーナを用いてもよ
い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜8に係
る発明によれば、潜熱型熱交換器の水管およびフィンの
腐食を防止することができるという効果が得られる。請
求項2に係る発明によれば、水管およびフィンの腐食を
より一層確実に防止することができる。請求項3に係る
発明によれば、腐食防止装置が占める空間を極力小さく
することができるという効果が得られる。請求項4に係
る発明によれば、陽極が水管およびフィンに接触してそ
れらに短絡的に接続されるのを防止することができると
いう効果が得られる。請求項5に係る発明によれば、腐
食防止装置の耐久性を向上させることができるという効
果が得られる。請求項6に係る発明によれば、水管およ
びフィンの腐食をより一層確実に防止することができる
という効果が得られる。請求項7に係る発明によれば、
省エネルギを達成することができるという効果が得られ
る。請求項8,9に係る発明によれば、結露水が乾燥し
て無くなったことを検出することができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る熱交換器の一実施の形態を示す
斜視図である。
【図2】図1に示す熱交換器が用いられたガス給湯装置
全体の概略構成を示す図である。
【図3】図1のX−X線に沿う一部省略拡大断面図であ
る。
【図4】図3のY−Y線に沿う一部省略拡大断面図であ
る。
【図5】この発明に係る腐食防止装置の他の実施の形態
を示す図3と同様の断面図である。
【符号の説明】
4 副熱交換器(熱交換器) 4′ 副熱交換器(熱交換器) 4a 水管 4b フィン 11 被覆層 19 制御ユニット 20 腐食防止装置 21 筒体(絶縁体) 22 陽極棒(陽極) 23 直流電源 24 貫通孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属からなる水管と、この水管の外周に
    設けられた金属からなる多数のフィンとを有し、燃焼ガ
    スに含まれる水蒸気が上記水管およびフィンの表面に接
    触して結露する際の潜熱によって主に加熱される熱交換
    器の上記水管および上記フィンの腐食を防止する装置で
    あって、上記水管および上記フィンの表面に発生する結
    露水を介してそれらに電気的に接続されるように、上記
    水管または上記フィンに非接触状態で近接して配置され
    た陽極と、この陽極に正の電極が接続され、上記水管ま
    たは上記フィンに負の電極が接続された直流電源とを備
    えたことを特徴とする熱交換器の腐食防止装置。
  2. 【請求項2】 上記水管または上記フィンと上記陽極と
    の間に、通水性を有する絶縁体を配置したことを特徴と
    する請求項1に記載の熱交換器の腐食防止装置。
  3. 【請求項3】 上記多数のフィンに上記水管に沿って一
    列に並ぶ貫通孔を形成するとともに、上記陽極を棒状に
    形成し、この棒状をなす陽極を各フィンの上記貫通孔内
    に挿通状態で配置したことを特徴とする請求項1または
    2に記載の熱交換器の腐食防止装置。
  4. 【請求項4】 上記絶縁体を筒体とし、この筒体を上記
    貫通孔内に挿通状態に配置するとともに、筒体の内部に
    上記陽極を挿通したことを特徴とする請求項3に記載の
    熱交換器の腐食防止装置。
  5. 【請求項5】 上記筒体を、ガラス繊維を編んで形成し
    たことを特徴とする請求項4に記載の熱交換器の腐食防
    止装置。
  6. 【請求項6】 上記水管および上記フィンの表面に防食
    用の被覆層を形成したことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれかに記載の熱交換器の腐食防止装置。
  7. 【請求項7】 上記結露水の量が所定量以下であるか否
    かを検出する結露水量検出手段と、この結露水検出手段
    が上記結露水の量が所定量以下であると判断したとき
    に、上記直流電源から上記陽極および上記水管または上
    記フィンへの通電を停止する通電停止手段とをさらに備
    えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
    熱交換器の腐食防止装置。
  8. 【請求項8】 上記直流電源が定電圧回路であり、上記
    結露水量検出手段が、上記定電圧回路に流れる電流が所
    定の大きさ以下であるか否かによって上記熱交換器の非
    被覆部に結露水が付着しているか否かを検出することを
    特徴とする請求項7に記載の熱交換器の腐食防止装置。
  9. 【請求項9】 上記直流電源が定電流回路であり、上記
    結露水検出手段が、上記定電流回路の電圧が所定の大き
    さ以上であるか否かによって上記熱交換器の非被覆部に
    結露水が付着しているか否かを検出することを特徴とす
    る請求項7に記載の熱交換器の腐食防止装置。
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