JPH11142187A - ロータリエンコーダ - Google Patents
ロータリエンコーダInfo
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- JPH11142187A JPH11142187A JP31097197A JP31097197A JPH11142187A JP H11142187 A JPH11142187 A JP H11142187A JP 31097197 A JP31097197 A JP 31097197A JP 31097197 A JP31097197 A JP 31097197A JP H11142187 A JPH11142187 A JP H11142187A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のロータリエンコーダでは、明暗格子の
ピッチを小さくすると、光の回折現象などの影響により
正弦波光量分布のコントラストが低下し、高分解能化が
困難であった。 【解決手段】 本発明は、外周部に明暗格子4を有する
回転スリット板3と、半導体レーザ8と、ビームスプリ
ッタ6と、前記回転スリット板に対向する面を円錐形状
とし、コリメータレンズからの平行光線をベッセルビー
ムに変換し、前記回転スリット板上の明暗格子に入射す
るとともに、当該明暗格子からの反射光を輪帯状の平行
光線に変換する円錐レンズ5と、前記円錐レンズを通過
後、前記ビームスプリッタにより分岐された反射光を集
光する集光レンズ10と、前記集光された反射光の強度
を電気信号に変換する受光素子11を備える。
ピッチを小さくすると、光の回折現象などの影響により
正弦波光量分布のコントラストが低下し、高分解能化が
困難であった。 【解決手段】 本発明は、外周部に明暗格子4を有する
回転スリット板3と、半導体レーザ8と、ビームスプリ
ッタ6と、前記回転スリット板に対向する面を円錐形状
とし、コリメータレンズからの平行光線をベッセルビー
ムに変換し、前記回転スリット板上の明暗格子に入射す
るとともに、当該明暗格子からの反射光を輪帯状の平行
光線に変換する円錐レンズ5と、前記円錐レンズを通過
後、前記ビームスプリッタにより分岐された反射光を集
光する集光レンズ10と、前記集光された反射光の強度
を電気信号に変換する受光素子11を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーボモータ等に
用いられるロータリエンコーダに関する。
用いられるロータリエンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロータリエンコーダの構成を図1
5に示す。すなわち、ボールベアリング51に支持され
た回転軸52に回転スリット板53が取り付けられてい
る。回転スリット板53には、外周部にパルスカウント
用の明暗格子57と、回転スリット板が1回転する時に
一度だけ光を透過させる作用を有する原点確認用スリッ
ト60が設けられている。明暗格子57と原点確認用ス
リット60に対向する位置には、当該明暗格子57、原
点確認用スリット60をそれぞれ照明するための明暗格
子用LED55と原点確認用LED58が設けられてい
る。回転スリット板53を間に挟んで、明暗格子用LE
D55、原点確認用LED58に対向する位置には、固
定スリット板54、明暗格子用受光素子56、原点確認
用受光素子59が設けられている。なお、固定スリット
板54には、明暗格子用固定スリット61、原点確認用
固定スリット62が設けられている。
5に示す。すなわち、ボールベアリング51に支持され
た回転軸52に回転スリット板53が取り付けられてい
る。回転スリット板53には、外周部にパルスカウント
用の明暗格子57と、回転スリット板が1回転する時に
一度だけ光を透過させる作用を有する原点確認用スリッ
ト60が設けられている。明暗格子57と原点確認用ス
リット60に対向する位置には、当該明暗格子57、原
点確認用スリット60をそれぞれ照明するための明暗格
子用LED55と原点確認用LED58が設けられてい
る。回転スリット板53を間に挟んで、明暗格子用LE
D55、原点確認用LED58に対向する位置には、固
定スリット板54、明暗格子用受光素子56、原点確認
用受光素子59が設けられている。なお、固定スリット
板54には、明暗格子用固定スリット61、原点確認用
固定スリット62が設けられている。
【0003】つぎに、図16に基づいて、従来のロータ
リエンコーダのパルス発生の原理を説明する。明暗格子
用LED55(図15参照)により、回転スリット板5
3を照明した光線は、回転スリット板53の明暗格子5
7を透過し、固定スリット板54上で、図16(a)に
示す正弦波状の光量分布となる。ここで、Pは、回転ス
リット板53の明暗格子57の格子ピッチに相当する。
回転スリット板53が回転すると、固定スリット板54
上の正弦波光量分布が回転スリット板53と同方向に移
動するため、明暗格子用受光素子56の出力電圧は、図
16(b)に示す様な正弦波になる。ここで、Tは、回
転スリット板が前記1ピッチ(P)移動するのに要した
時間である。図示していない回路により、上記出力電圧
に閾値処理を施し、図16(c)の方形波を得る。さら
に、図示していない回路により、上記方形波の立ち下が
り、及び立ち下がりにパルスを発生させることにより、
図16(d)に示すパルスを得る。従来のロータリエン
コーダは、上記パルスを計数することにより、回転軸5
2の回転角度を算出していた。
リエンコーダのパルス発生の原理を説明する。明暗格子
用LED55(図15参照)により、回転スリット板5
3を照明した光線は、回転スリット板53の明暗格子5
7を透過し、固定スリット板54上で、図16(a)に
示す正弦波状の光量分布となる。ここで、Pは、回転ス
リット板53の明暗格子57の格子ピッチに相当する。
回転スリット板53が回転すると、固定スリット板54
上の正弦波光量分布が回転スリット板53と同方向に移
動するため、明暗格子用受光素子56の出力電圧は、図
16(b)に示す様な正弦波になる。ここで、Tは、回
転スリット板が前記1ピッチ(P)移動するのに要した
時間である。図示していない回路により、上記出力電圧
に閾値処理を施し、図16(c)の方形波を得る。さら
に、図示していない回路により、上記方形波の立ち下が
り、及び立ち下がりにパルスを発生させることにより、
図16(d)に示すパルスを得る。従来のロータリエン
コーダは、上記パルスを計数することにより、回転軸5
2の回転角度を算出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、小型で高分解
能のロータリエンコーダを得る場合、回転スリット板の
明暗格子のピッチを小さくする必要がある。しかしなが
ら、明暗格子のピッチを小さくすると、光の回折現象や
斜めに入射する光線、明暗格子表面からの多重反射光、
回転スリット板の偏芯によって生じるモワレ縞などの影
響により、正弦波光量分布のコントラストが低下し、精
度が低下するなど、ロータリエンコーダの高分解能化が
困難であった。
能のロータリエンコーダを得る場合、回転スリット板の
明暗格子のピッチを小さくする必要がある。しかしなが
ら、明暗格子のピッチを小さくすると、光の回折現象や
斜めに入射する光線、明暗格子表面からの多重反射光、
回転スリット板の偏芯によって生じるモワレ縞などの影
響により、正弦波光量分布のコントラストが低下し、精
度が低下するなど、ロータリエンコーダの高分解能化が
困難であった。
【0005】そこで本発明は、高分解能かつ高精度なロ
ータリエンコーダを提供しようとするものである。
ータリエンコーダを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、回転軸に取り付けられ、外
周部に明暗格子を有する回転スリット板と、光源として
の半導体レーザと、当該半導体レーザからの光を平行光
線にするコリメータレンズと、前記平行光線を前記回転
スリット板側に導く光路と回転スリット板からの反射光
を受光素子側に導く光路を分岐するためのビームスプリ
ッタと、前記回転スリット板に対向する面を円錐形状と
し、前記コリメータレンズからの平行光線をベッセルビ
ームに変換し、前記回転スリット板上の明暗格子に入射
するとともに、当該明暗格子からの反射光を輪帯状の平
行光線に変換する円錐レンズと、前記円錐レンズを通過
後、前記ビームスプリッタにより分岐された反射光を集
光する集光レンズと、前記集光された反射光の強度を電
気信号に変換する受光素子を備えることを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、回転軸に取り付けられ、外
周部に明暗格子を有する回転スリット板と、光源として
の半導体レーザと、当該半導体レーザからの光を平行光
線にするコリメータレンズと、前記平行光線を前記回転
スリット板側に導く光路と回転スリット板からの反射光
を受光素子側に導く光路を分岐するためのビームスプリ
ッタと、前記回転スリット板に対向する面を円錐形状と
し、前記コリメータレンズからの平行光線をベッセルビ
ームに変換し、前記回転スリット板上の明暗格子に入射
するとともに、当該明暗格子からの反射光を輪帯状の平
行光線に変換する円錐レンズと、前記円錐レンズを通過
後、前記ビームスプリッタにより分岐された反射光を集
光する集光レンズと、前記集光された反射光の強度を電
気信号に変換する受光素子を備えることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、回転軸に取り付け
られ、外周部に明暗格子を有する回転スリット板と、光
源としての半導体レーザと、当該半導体レーザからの光
を平行光線にするコリメータレンズと、前記平行光線を
前記回転スリット板側に導く光路と回転スリット板から
の反射光を受光素子側に導く光路を分岐するためのビー
ムスプリッタと、前記回転スリット板に対向する面を円
錐形状とし、前記コリメータレンズからの平行光線をベ
ッセルビームに変換し、前記回転スリット板上の明暗格
子に入射するとともに、当該明暗格子からの反射光を輪
帯状の平行光線に変換する円錐レンズと、前記円錐レン
ズを通過後、前記ビームスプリッタにより分岐された反
射光を円状の受光面で受け、電気信号に変換する受光素
子を備えることを特徴とする。
られ、外周部に明暗格子を有する回転スリット板と、光
源としての半導体レーザと、当該半導体レーザからの光
を平行光線にするコリメータレンズと、前記平行光線を
前記回転スリット板側に導く光路と回転スリット板から
の反射光を受光素子側に導く光路を分岐するためのビー
ムスプリッタと、前記回転スリット板に対向する面を円
錐形状とし、前記コリメータレンズからの平行光線をベ
ッセルビームに変換し、前記回転スリット板上の明暗格
子に入射するとともに、当該明暗格子からの反射光を輪
帯状の平行光線に変換する円錐レンズと、前記円錐レン
ズを通過後、前記ビームスプリッタにより分岐された反
射光を円状の受光面で受け、電気信号に変換する受光素
子を備えることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、回転軸に取り付け
られ、外周部に明暗格子を有する回転スリット板と、光
源としての半導体レーザと、当該半導体レーザからの光
を平行光線にするコリメータレンズと、前記平行光線を
前記回転スリット板側に導く光路と回転スリット板から
の反射光を受光素子側に導く光路を分岐するためのビー
ムスプリッタと、前記回転スリット板に対向する面を円
錐形状とし、前記コリメータレンズからの平行光線をベ
ッセルビームに変換し、前記回転スリット板上の明暗格
子に入射するとともに、当該明暗格子からの反射光を輪
帯状の平行光線に変換する円錐レンズと、前記円錐レン
ズを通過後、前記ビームスプリッタにより分岐された反
射光を同心円状の受光素子アレイで受け、電気信号に変
換する受光素子を備え、前記円錐レンズによって変換さ
れた輪帯状の平行光線が、前記受光素子に入射する位置
の変化によって、前記円錐レンズと前記回転スリット板
との距離の変化を算出することを特徴とする。
られ、外周部に明暗格子を有する回転スリット板と、光
源としての半導体レーザと、当該半導体レーザからの光
を平行光線にするコリメータレンズと、前記平行光線を
前記回転スリット板側に導く光路と回転スリット板から
の反射光を受光素子側に導く光路を分岐するためのビー
ムスプリッタと、前記回転スリット板に対向する面を円
錐形状とし、前記コリメータレンズからの平行光線をベ
ッセルビームに変換し、前記回転スリット板上の明暗格
子に入射するとともに、当該明暗格子からの反射光を輪
帯状の平行光線に変換する円錐レンズと、前記円錐レン
ズを通過後、前記ビームスプリッタにより分岐された反
射光を同心円状の受光素子アレイで受け、電気信号に変
換する受光素子を備え、前記円錐レンズによって変換さ
れた輪帯状の平行光線が、前記受光素子に入射する位置
の変化によって、前記円錐レンズと前記回転スリット板
との距離の変化を算出することを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1、2、ま
たは3記載のロータリエンコーダにおいて、前記明暗格
子からの反射光が前記受光素子に入射するタイミング
と、当該反射光が遮光するタイミングにパルスを発生
し、当該パルスを計数することにより前記回転スリット
板の回転角度を算出することを特徴とする。
たは3記載のロータリエンコーダにおいて、前記明暗格
子からの反射光が前記受光素子に入射するタイミング
と、当該反射光が遮光するタイミングにパルスを発生
し、当該パルスを計数することにより前記回転スリット
板の回転角度を算出することを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、回転軸に取り付け
られ、外周部に等間隔の明暗格子を有する回転スリット
板と、前記明暗格子を照明する光源と、当該光源の出射
面に対向し前記回転スリット板を挟んで配置され、前記
明暗格子を透過した光線の全部若しくは一部を受光素子
アレイに導く固定スリット板と、当該固定スリット板を
透過した光線の強度を電気信号に変換する受光素子アレ
イを備える。そして、前記受光素子アレイの受光部の数
をn,前記明暗格子の格子ピッチをA、前記固定スリッ
ト板のスリットピッチをB、前記受光素子アレイの受光
部のアレイピッチをCとしたとき、以下の関係式を満た
し、前記固定スリット板のスリットの中心と前記受光素
子アレイの受光部の中心を一致させ、近接させて配置す
ることを特徴とする。 B=C=A×(n−2)/(n−1)
られ、外周部に等間隔の明暗格子を有する回転スリット
板と、前記明暗格子を照明する光源と、当該光源の出射
面に対向し前記回転スリット板を挟んで配置され、前記
明暗格子を透過した光線の全部若しくは一部を受光素子
アレイに導く固定スリット板と、当該固定スリット板を
透過した光線の強度を電気信号に変換する受光素子アレ
イを備える。そして、前記受光素子アレイの受光部の数
をn,前記明暗格子の格子ピッチをA、前記固定スリッ
ト板のスリットピッチをB、前記受光素子アレイの受光
部のアレイピッチをCとしたとき、以下の関係式を満た
し、前記固定スリット板のスリットの中心と前記受光素
子アレイの受光部の中心を一致させ、近接させて配置す
ることを特徴とする。 B=C=A×(n−2)/(n−1)
【0011】請求項6記載の発明は、回転軸に取り付け
られ、外周部に等間隔の明暗格子を有する回転スリット
板と、前記明暗格子を照明する光源と、当該光源の出射
面に対向し前記回転スリット板を挟んで配置され、前記
明暗格子を透過した光線の全部若しくは一部を受光素子
アレイに導く固定スリット板と、当該固定スリット板を
透過した光線の強度を電気信号に変換する受光素子アレ
イを備える。そして、前記受光素子アレイの受光部の数
をn,前記明暗格子の格子ピッチをA、前記固定スリッ
ト板のスリットピッチをD、前記受光素子アレイの受光
部のアレイピッチをEとしたとき、以下の関係式を満た
し、前記固定スリット板のスリットの中心と前記受光素
子アレイの受光部の中心を一致させ、近接させて配置す
ることを特徴とする。 D=E=A×(n−1)/n+A×k (ただし、k=
1以上の整数)
られ、外周部に等間隔の明暗格子を有する回転スリット
板と、前記明暗格子を照明する光源と、当該光源の出射
面に対向し前記回転スリット板を挟んで配置され、前記
明暗格子を透過した光線の全部若しくは一部を受光素子
アレイに導く固定スリット板と、当該固定スリット板を
透過した光線の強度を電気信号に変換する受光素子アレ
イを備える。そして、前記受光素子アレイの受光部の数
をn,前記明暗格子の格子ピッチをA、前記固定スリッ
ト板のスリットピッチをD、前記受光素子アレイの受光
部のアレイピッチをEとしたとき、以下の関係式を満た
し、前記固定スリット板のスリットの中心と前記受光素
子アレイの受光部の中心を一致させ、近接させて配置す
ることを特徴とする。 D=E=A×(n−1)/n+A×k (ただし、k=
1以上の整数)
【0012】請求項7記載の発明は、回転軸に取り付け
られ、外周部に等間隔の明暗格子を有する回転スリット
板と、前記明暗格子を照明する光源と、当該光源の出射
面に対向し前記回転スリット板を挟んで配置され、前記
明暗格子を透過した光線の全部若しくは一部を受光素子
アレイに導く固定スリット板と、当該固定スリット板を
透過した光線の強度を電気信号に変換する受光素子アレ
イを備える。そして、前記受光素子アレイの受光部の数
をn,前記明暗格子の格子ピッチをA、前記固定スリッ
ト板のスリットピッチをD、前記受光素子アレイの受光
部のアレイピッチをEとしたとき、以下の関係式を満た
し、前記固定スリット板のスリットの中心と前記受光素
子アレイの受光部の中心を一致させ、近接させて配置す
ることを特徴とする。 D=E=A×(n−2)/(n−1)+A×k (ただ
し、k=1以上の整数)
られ、外周部に等間隔の明暗格子を有する回転スリット
板と、前記明暗格子を照明する光源と、当該光源の出射
面に対向し前記回転スリット板を挟んで配置され、前記
明暗格子を透過した光線の全部若しくは一部を受光素子
アレイに導く固定スリット板と、当該固定スリット板を
透過した光線の強度を電気信号に変換する受光素子アレ
イを備える。そして、前記受光素子アレイの受光部の数
をn,前記明暗格子の格子ピッチをA、前記固定スリッ
ト板のスリットピッチをD、前記受光素子アレイの受光
部のアレイピッチをEとしたとき、以下の関係式を満た
し、前記固定スリット板のスリットの中心と前記受光素
子アレイの受光部の中心を一致させ、近接させて配置す
ることを特徴とする。 D=E=A×(n−2)/(n−1)+A×k (ただ
し、k=1以上の整数)
【0013】請求項8記載の発明は、請求項5または7
記載のロータリエンコーダにおいて、前記受光素子アレ
イの両端に位置する2つの受光部がともに出力したとき
に、パルスを発生させ、当該パルスを基準として前記回
転スリット板の回転角度を算出することを特徴とする。
記載のロータリエンコーダにおいて、前記受光素子アレ
イの両端に位置する2つの受光部がともに出力したとき
に、パルスを発生させ、当該パルスを基準として前記回
転スリット板の回転角度を算出することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は、第1の実施形態(請求項1に係
る発明に相当する)の構成図である。すなわち、第1の
実施形態は、ボールベアリング2に支持された回転軸1
に取り付けられた回転スリット板3の外周部に、等間隔
の明暗格子4を設ける。この明暗格子4は、ガラス等の
透明な材質に、光を反射させるもの(例えばAL蒸着
膜)を周期的になるように蒸着、若しくは塗布したもの
である。図中明暗格子上のA点から垂直方向に、頂点を
回転スリット板3に対向させた円錐レンズ5、ビームス
プリッタ6、コリメータレンズ7、半導体レーザ8を配
置する。また、ビームスプリッタ6から回転スリット板
3と平行方向に、集光レンズ10、受光素子11を配置
する。
態を説明する。図1は、第1の実施形態(請求項1に係
る発明に相当する)の構成図である。すなわち、第1の
実施形態は、ボールベアリング2に支持された回転軸1
に取り付けられた回転スリット板3の外周部に、等間隔
の明暗格子4を設ける。この明暗格子4は、ガラス等の
透明な材質に、光を反射させるもの(例えばAL蒸着
膜)を周期的になるように蒸着、若しくは塗布したもの
である。図中明暗格子上のA点から垂直方向に、頂点を
回転スリット板3に対向させた円錐レンズ5、ビームス
プリッタ6、コリメータレンズ7、半導体レーザ8を配
置する。また、ビームスプリッタ6から回転スリット板
3と平行方向に、集光レンズ10、受光素子11を配置
する。
【0015】円錐レンズ5は、半導体レーザ8からの光
が入射する面は平面であり、回転スリット板3に対向す
る面は円錐形状である。ビームスプリッタ6は、半導体
レーザ8からの光を回転スリット板3側に導く投光側の
光路と、回転スリット板3からの反射光を受光素子11
側に導く受光側の光路とを分岐するためのものである。
が入射する面は平面であり、回転スリット板3に対向す
る面は円錐形状である。ビームスプリッタ6は、半導体
レーザ8からの光を回転スリット板3側に導く投光側の
光路と、回転スリット板3からの反射光を受光素子11
側に導く受光側の光路とを分岐するためのものである。
【0016】次に、図2に基づいて第1の実施形態の作
用を説明する。半導体レーザ8から照射されたレーザー
光は、コリメータレンズ7により平行光線となり、ビー
ムスプリッタ6を透過して円錐レンズ5に入射する(図
2では当該光線を省略している)。円錐レンズ5に入射
した平行光線は、円錐レンズの作用により、円錐形状の
頂点方向に屈折し、円錐形状の頂点から回転スリット板
3の方向に向かい長さ数mmの範囲にわたって、光の空
間強度分布の半値幅が数μm程度のベッセルビームを発
生する(図中、太い実線で表示)。このベッセルビーム
は、波動光学的に考えるとわかりやすい。すなわち、円
錐レンズ5に入射した平行光線は、円錐形状の頂点を境
として平面波に分離される。当該平面波が重なり合って
いる領域では、光波の干渉作用により、光軸を中心とし
た同心円状の干渉縞が形成される。ところが、半導体レ
ーザ8の発振波長にある程度の幅があるため、前記干渉
縞は光軸上のみ強度が強い、いわゆるベッセル関数近似
の干渉縞となる。これをベッセルビームと定義する。
用を説明する。半導体レーザ8から照射されたレーザー
光は、コリメータレンズ7により平行光線となり、ビー
ムスプリッタ6を透過して円錐レンズ5に入射する(図
2では当該光線を省略している)。円錐レンズ5に入射
した平行光線は、円錐レンズの作用により、円錐形状の
頂点方向に屈折し、円錐形状の頂点から回転スリット板
3の方向に向かい長さ数mmの範囲にわたって、光の空
間強度分布の半値幅が数μm程度のベッセルビームを発
生する(図中、太い実線で表示)。このベッセルビーム
は、波動光学的に考えるとわかりやすい。すなわち、円
錐レンズ5に入射した平行光線は、円錐形状の頂点を境
として平面波に分離される。当該平面波が重なり合って
いる領域では、光波の干渉作用により、光軸を中心とし
た同心円状の干渉縞が形成される。ところが、半導体レ
ーザ8の発振波長にある程度の幅があるため、前記干渉
縞は光軸上のみ強度が強い、いわゆるベッセル関数近似
の干渉縞となる。これをベッセルビームと定義する。
【0017】ベッセルビームは、回転スリット板3の明
暗格子4のA点を照明する。図2(a)に示したよう
に、明暗格子4の反射面に入射したベッセルビームは、
明暗格子4上の反射面のA点を頂点とする中空円錐状に
反射し、前記円錐レンズ5に入射する。円錐レンズを透
過した反射光は、A−B断面図に示すように、輪帯状の
平行光線に変換される。当該輪帯状の反射光は、ビーム
スプリッタ6により、90度折り曲げられ、集光レンズ
10に入射する。受光素子11は、集光レンズ10の焦
点距離fの位置(すなわち焦平面上)に配置され、集光
レンズ10により集光された反射光を検出し、電気信号
に変換する。
暗格子4のA点を照明する。図2(a)に示したよう
に、明暗格子4の反射面に入射したベッセルビームは、
明暗格子4上の反射面のA点を頂点とする中空円錐状に
反射し、前記円錐レンズ5に入射する。円錐レンズを透
過した反射光は、A−B断面図に示すように、輪帯状の
平行光線に変換される。当該輪帯状の反射光は、ビーム
スプリッタ6により、90度折り曲げられ、集光レンズ
10に入射する。受光素子11は、集光レンズ10の焦
点距離fの位置(すなわち焦平面上)に配置され、集光
レンズ10により集光された反射光を検出し、電気信号
に変換する。
【0018】つぎに、回転軸1に外部(例えばモータ)
から回転力が与えられ、回転スリット板3が明暗格子4
のピッチの1/2だけ回転した場合を図2(b)に示
す。この場合、ベッセルビームは明暗格子4の透過面に
入射するため、明暗格子4からの反射光はなくなり、受
光素子11に反射光が入射することはない。
から回転力が与えられ、回転スリット板3が明暗格子4
のピッチの1/2だけ回転した場合を図2(b)に示
す。この場合、ベッセルビームは明暗格子4の透過面に
入射するため、明暗格子4からの反射光はなくなり、受
光素子11に反射光が入射することはない。
【0019】上述したように、ベッセルビームが明暗格
子4の反射部に入射したときには受光素子11に反射光
が入射し、明暗格子4の透過部に入射したときには受光
素子11に反射光が入射することはない。したがって、
受光素子11に反射光が入射したタイミングと遮光した
タイミングにパルスを発生させる回路とを設けることに
より、回転スリット板3の回転を検出することが可能と
なる。
子4の反射部に入射したときには受光素子11に反射光
が入射し、明暗格子4の透過部に入射したときには受光
素子11に反射光が入射することはない。したがって、
受光素子11に反射光が入射したタイミングと遮光した
タイミングにパルスを発生させる回路とを設けることに
より、回転スリット板3の回転を検出することが可能と
なる。
【0020】第1の実施形態によれば、円錐レンズ5に
より形成されるベッセルビームの半値幅を数μmと小さ
くできるため、ピッチの細かい明暗格子を使うことによ
り、ロータリーエンコーダの分解能を高めることができ
る。また、従来のロータリエンコーダでは、回転軸の偏
芯などにより回転スリット板が軸方向に±0.05mm
程度移動するため、回転スリット板と明暗格子用LED
との間隔を0.1mm以上離す必要があるが、この間隔
を大きくすると、コントラストの高い正弦波を得ること
ができず、精度が低下し、高分解能化が困難であった。
これに対し、第1の実施形態では、円錐レンズ5により
形成されるベッセルビームの焦点深度は数mmと深いた
め、円錐レンズ5と回転スリット板3との距離を離して
も高コントラストの正弦波信号を得ることができ、高分
解能かつ高精度化を図ることができる。
より形成されるベッセルビームの半値幅を数μmと小さ
くできるため、ピッチの細かい明暗格子を使うことによ
り、ロータリーエンコーダの分解能を高めることができ
る。また、従来のロータリエンコーダでは、回転軸の偏
芯などにより回転スリット板が軸方向に±0.05mm
程度移動するため、回転スリット板と明暗格子用LED
との間隔を0.1mm以上離す必要があるが、この間隔
を大きくすると、コントラストの高い正弦波を得ること
ができず、精度が低下し、高分解能化が困難であった。
これに対し、第1の実施形態では、円錐レンズ5により
形成されるベッセルビームの焦点深度は数mmと深いた
め、円錐レンズ5と回転スリット板3との距離を離して
も高コントラストの正弦波信号を得ることができ、高分
解能かつ高精度化を図ることができる。
【0021】図3は、第2の実施形態(請求項2に係る
発明に相当する)の構成図である。第1の実施形態との
相違点について説明する。第2の実施形態は、第1の実
施形態の構成要素である集光レンズ10を除き、受光素
子として円状の受光面を有する受光素子12を備える。
他の構成要件については、第1の実施形態と同様であ
る。
発明に相当する)の構成図である。第1の実施形態との
相違点について説明する。第2の実施形態は、第1の実
施形態の構成要素である集光レンズ10を除き、受光素
子として円状の受光面を有する受光素子12を備える。
他の構成要件については、第1の実施形態と同様であ
る。
【0022】図4は、第2の実施形態の作用を示した図
である。図4(a)は、円錐レンズ5により形成された
ベッセルビームが明暗格子4の反射部に入射した場合を
示し、図4(b)は、ベッセルビームが明暗格子4の透
過部に入射した場合を示している。第1の実施形態との
相違点を中心に説明する。明暗格子4の反射部からの反
射光は、円錐レンズ5により輪帯状の平行光線に変換さ
れる(A−B断面図参照)。第2の実施形態では、第1
の実施形態と異なり、前記輪帯状の平行光線に変換され
る反射光はそのまま受光素子12に入射する。このた
め、受光素子12は、前記輪帯状反射光を包摂する円状
の受光面(あるいは、輪帯状の受光面)を有する。他の
作用については、第1の実施形態と同様である。
である。図4(a)は、円錐レンズ5により形成された
ベッセルビームが明暗格子4の反射部に入射した場合を
示し、図4(b)は、ベッセルビームが明暗格子4の透
過部に入射した場合を示している。第1の実施形態との
相違点を中心に説明する。明暗格子4の反射部からの反
射光は、円錐レンズ5により輪帯状の平行光線に変換さ
れる(A−B断面図参照)。第2の実施形態では、第1
の実施形態と異なり、前記輪帯状の平行光線に変換され
る反射光はそのまま受光素子12に入射する。このた
め、受光素子12は、前記輪帯状反射光を包摂する円状
の受光面(あるいは、輪帯状の受光面)を有する。他の
作用については、第1の実施形態と同様である。
【0023】第2の実施形態の効果についても、上述し
た第1の実施形態の効果と同様である。さらに、第2の
実施形態では、集光レンズ10を省くことにより、光学
部品点数の軽減による製造コストの低減を図ることがで
きる。
た第1の実施形態の効果と同様である。さらに、第2の
実施形態では、集光レンズ10を省くことにより、光学
部品点数の軽減による製造コストの低減を図ることがで
きる。
【0024】図5は、第3の実施形態(請求項3に係る
発明に相当する)の構成図である。第2の実施形態との
相違点について説明する。第3の実施形態は、第2の実
施形態の構成要件である受光素子12の代わりに、受光
面が同心円状のアレイから構成される受光素子13を配
置することを特徴とする。他の構成要件については、第
2の実施形態と同様である。
発明に相当する)の構成図である。第2の実施形態との
相違点について説明する。第3の実施形態は、第2の実
施形態の構成要件である受光素子12の代わりに、受光
面が同心円状のアレイから構成される受光素子13を配
置することを特徴とする。他の構成要件については、第
2の実施形態と同様である。
【0025】図6は、第3の実施形態の作用を示した図
である。図6(a)は、円錐レンズ5により形成された
ベッセルビームが明暗格子4の反射面に入射した場合を
示し、図6(b)は、ベッセルビームが明暗格子4の透
過面に入射した場合を示している。第3の実施形態のロ
ータリエンコーダとしての作用は、第2の実施形態と同
様である。
である。図6(a)は、円錐レンズ5により形成された
ベッセルビームが明暗格子4の反射面に入射した場合を
示し、図6(b)は、ベッセルビームが明暗格子4の透
過面に入射した場合を示している。第3の実施形態のロ
ータリエンコーダとしての作用は、第2の実施形態と同
様である。
【0026】つぎに、第3の実施形態による新たな機能
である、回転スリット板3のスラスト方向の変位検出機
能について説明する。図7(a)は、回転スリット板3
を基準の位置に配置した場合を示す。図7(b)は、回
転スリット板3が基準の位置からスラスト方向(すなわ
ち、回転スリット板3の法線方向)にdx移動した場合
を示す。なお、図中、半導体レーザ8、コリメータレン
ズ7、ビームスプリッタ6を省略した。
である、回転スリット板3のスラスト方向の変位検出機
能について説明する。図7(a)は、回転スリット板3
を基準の位置に配置した場合を示す。図7(b)は、回
転スリット板3が基準の位置からスラスト方向(すなわ
ち、回転スリット板3の法線方向)にdx移動した場合
を示す。なお、図中、半導体レーザ8、コリメータレン
ズ7、ビームスプリッタ6を省略した。
【0027】回転スリット板3を基準の位置に配置した
場合、回転スリット板3の明暗格子4の反射部からの反
射光は、明暗格子4の反射部を頂点とする半画角θの中
空円錐状に拡がり、数式1で表される半径R1の輪帯状
の光量分布で、円錐レンズ5に入射する。
場合、回転スリット板3の明暗格子4の反射部からの反
射光は、明暗格子4の反射部を頂点とする半画角θの中
空円錐状に拡がり、数式1で表される半径R1の輪帯状
の光量分布で、円錐レンズ5に入射する。
【0028】
【数1】R1=θ×L1
【0029】上記数式1において、L1は明暗格子4の
反射面から反射光が円錐レンズ5に入射するまでの光軸
上の距離である。円錐レンズ5を透過した反射光は、半
径R1の輪帯状の平行光線になり、受光素子13の直径
αのアレイに入射する。
反射面から反射光が円錐レンズ5に入射するまでの光軸
上の距離である。円錐レンズ5を透過した反射光は、半
径R1の輪帯状の平行光線になり、受光素子13の直径
αのアレイに入射する。
【0030】つぎに、図7(b)に示すように、回転ス
リット板3がスラスト方向にdx移動すると、回転スリ
ット板3の明暗格子4の反射部からの反射光は、明暗格
子4の反射面を頂点とする半画角θの中空円錐状に拡が
り、数式2で表される半径R2の輪帯状の光量分布で、
円錐レンズに入射する。
リット板3がスラスト方向にdx移動すると、回転スリ
ット板3の明暗格子4の反射部からの反射光は、明暗格
子4の反射面を頂点とする半画角θの中空円錐状に拡が
り、数式2で表される半径R2の輪帯状の光量分布で、
円錐レンズに入射する。
【0031】
【数2】R2=θ×L2
【0032】なお、L2は数式3の関係を満たす。
【0033】
【数3】L2=L1+dx
【0034】円錐レンズ5を透過した反射光は、半径R
2の輪帯状の平行光線になり、受光素子13の直径βの
アレイに入射する。
2の輪帯状の平行光線になり、受光素子13の直径βの
アレイに入射する。
【0035】したがって、受光素子13に入射する反射
光(輪帯状の平行光線)の位置の変化を各アレイにより
検出する回路を設けることにより、回転スリット板3の
スラスト方向の変位の測定が可能になる。すなわち、リ
ニアエンコーダの機能を有する。
光(輪帯状の平行光線)の位置の変化を各アレイにより
検出する回路を設けることにより、回転スリット板3の
スラスト方向の変位の測定が可能になる。すなわち、リ
ニアエンコーダの機能を有する。
【0036】第3の実施形態によれば、第2の実施形態
による効果に加えて、以下の効果を奏する。角度変位と
直線変位を同時に測定する必要がある場合、従来はロー
タリエンコーダとリニアエンコーダを別々に設ける必要
があり、リニアエンコーダを配置するためのスペースの
確保が困難であったり、コストが増大するなどの不都合
があった。これに対して、第3の実施形態によれば、ロ
ータリエンコーダとリニアエンコーダの機能を合わせて
持つことができ、装置の小型化や、コストの低減を図る
ことができる。
による効果に加えて、以下の効果を奏する。角度変位と
直線変位を同時に測定する必要がある場合、従来はロー
タリエンコーダとリニアエンコーダを別々に設ける必要
があり、リニアエンコーダを配置するためのスペースの
確保が困難であったり、コストが増大するなどの不都合
があった。これに対して、第3の実施形態によれば、ロ
ータリエンコーダとリニアエンコーダの機能を合わせて
持つことができ、装置の小型化や、コストの低減を図る
ことができる。
【0037】図8(a)は、第4の実施形態の構成図で
ある。ボールベアリング2に支持された回転軸1に取り
付けられた回転スリット板33の外周部に、等間隔の明
暗格子37を設ける。明暗格子37を照明できる位置に
配置されたLED36と、当該LED36に対向し、か
つ回転スリット板33を間に挟んだ位置に、固定スリッ
ト板34、受光素子アレイ35を配置する。すなわち、
第4の実施形態は、上述した第1〜第3の実施形態とは
異なり、光を回転スリット板34に透過させて検出する
いわゆる透過型の構成である。
ある。ボールベアリング2に支持された回転軸1に取り
付けられた回転スリット板33の外周部に、等間隔の明
暗格子37を設ける。明暗格子37を照明できる位置に
配置されたLED36と、当該LED36に対向し、か
つ回転スリット板33を間に挟んだ位置に、固定スリッ
ト板34、受光素子アレイ35を配置する。すなわち、
第4の実施形態は、上述した第1〜第3の実施形態とは
異なり、光を回転スリット板34に透過させて検出する
いわゆる透過型の構成である。
【0038】図8(b)は、図8(a)のうち、LED
36、明暗格子37、固定スリット板34、受光素子ア
レイ35の関係を示した詳細図である。図8(b)にお
いて、回転スリット板33の明暗格子37の格子ピッチ
をA、固定スリット板34のスリットピッチをB、受光
素子アレイ35の受光部のピッチをCとする。第4の実
施形態は、上記ピッチA、ピッチB、ピッチCとの間に
数式4に示す関係を有することを特徴とする。
36、明暗格子37、固定スリット板34、受光素子ア
レイ35の関係を示した詳細図である。図8(b)にお
いて、回転スリット板33の明暗格子37の格子ピッチ
をA、固定スリット板34のスリットピッチをB、受光
素子アレイ35の受光部のピッチをCとする。第4の実
施形態は、上記ピッチA、ピッチB、ピッチCとの間に
数式4に示す関係を有することを特徴とする。
【0039】
【数4】B=C=A×(n−1)/n
【0040】上記数式4において、nは受光素子アレイ
35の受光部の数である。図8(b)ではn=5である
が、以下の説明ではn=4として説明する。数式4にn
=4を代入すると、数式5となる。
35の受光部の数である。図8(b)ではn=5である
が、以下の説明ではn=4として説明する。数式4にn
=4を代入すると、数式5となる。
【0041】
【数5】B=C=A×3/4
【0042】また、固定スリット板34と受光素子アレ
イ35は、平行に近接させて配置し、固定スリット板3
4を透過した光線の一部又は全部が受光素子アレイ35
に入射できるように、固定スリット板34のスリット開
口部の中心と、受光素子アレイ35の受光部の中心が一
致するように配置する。固定スリット板34は、漏れ光
などが回り込んで受光素子アレイ35に入射するのを防
ぐ遮光板としての役割を果たし、固定スリット板34に
より高コントラストの正弦波信号を得ることができる。
イ35は、平行に近接させて配置し、固定スリット板3
4を透過した光線の一部又は全部が受光素子アレイ35
に入射できるように、固定スリット板34のスリット開
口部の中心と、受光素子アレイ35の受光部の中心が一
致するように配置する。固定スリット板34は、漏れ光
などが回り込んで受光素子アレイ35に入射するのを防
ぐ遮光板としての役割を果たし、固定スリット板34に
より高コントラストの正弦波信号を得ることができる。
【0043】つぎに、図9に基づいて、第4の実施形態
の作用を説明する。LED36により回転スリット板3
3の明暗格子37を照明すると、回転スリット板33を
透過した光線は、図9(a)に示すような正弦波状の光
量分布になる。このとき(時間T0の時)、受光素子ア
レイ35の受光部としての各センサにおいて、センサA
の出力がセンサB、センサC、センサDよりも大きく最
大になり、ONになっている。つぎに、回転軸1に外部
(例えばモータ)から回転力が加えられ、回転スリット
板33が格子ピッチのA/4だけ回転すると、固定スリ
ット板上の光量分布はA/4移動する(図9(b)参
照)。このとき、受光素子アレイ上では、センサBの光
量が最大になり、センサBがONになっている。さら
に、回転スリット板33がA/4だけ移動すると、移動
する間にセンサBからセンサCがONになる(図9
(c)参照)。同様に、回転スリット板33がA/4だ
け移動すると、移動する間にセンサCからセンサDがO
Nになる(図9(d))。
の作用を説明する。LED36により回転スリット板3
3の明暗格子37を照明すると、回転スリット板33を
透過した光線は、図9(a)に示すような正弦波状の光
量分布になる。このとき(時間T0の時)、受光素子ア
レイ35の受光部としての各センサにおいて、センサA
の出力がセンサB、センサC、センサDよりも大きく最
大になり、ONになっている。つぎに、回転軸1に外部
(例えばモータ)から回転力が加えられ、回転スリット
板33が格子ピッチのA/4だけ回転すると、固定スリ
ット板上の光量分布はA/4移動する(図9(b)参
照)。このとき、受光素子アレイ上では、センサBの光
量が最大になり、センサBがONになっている。さら
に、回転スリット板33がA/4だけ移動すると、移動
する間にセンサBからセンサCがONになる(図9
(c)参照)。同様に、回転スリット板33がA/4だ
け移動すると、移動する間にセンサCからセンサDがO
Nになる(図9(d))。
【0044】図10は、上述したセンサのON/OFF
状態を示すタイミングチャートである。図10より、例
えば、センサAのON状態から、センサBのON状態に
移るタイミングに、パルスを発生させることにより、回
転スリット板33の回転を検出することが可能になる。
状態を示すタイミングチャートである。図10より、例
えば、センサAのON状態から、センサBのON状態に
移るタイミングに、パルスを発生させることにより、回
転スリット板33の回転を検出することが可能になる。
【0045】つぎに、第5の実施形態(請求項5に係る
発明に相当する)について説明する。第5の実施形態
は、第4の実施形態にセンサEを追加し、それに応じて
固定スリットの数を1つ追加する。センサEの位置は、
センサDの隣でピッチCの位置である(図11参照)。
第5の実施形態の他の構成要素は、第4の実施形態と同
様である。なお、センサの数nと各ピッチA,B、Cと
の関係を一般式で表すと数式6となる。
発明に相当する)について説明する。第5の実施形態
は、第4の実施形態にセンサEを追加し、それに応じて
固定スリットの数を1つ追加する。センサEの位置は、
センサDの隣でピッチCの位置である(図11参照)。
第5の実施形態の他の構成要素は、第4の実施形態と同
様である。なお、センサの数nと各ピッチA,B、Cと
の関係を一般式で表すと数式6となる。
【0046】
【数6】B=C=A×(n−2)/(n−1)
【0047】図11に基づいて、第5の実施形態の作用
を説明する。LEDにより回転スリット板の明暗格子を
照明すると、回転スリット板を透過した光線は、正弦波
状の光量分布になる(図11参照)。時間T0におい
て、センサA,及びセンサEの出力は、センサB、セン
サC、センサDよりも大きくなる(図11(a))。こ
の状態から回転軸に外部から回転力が加えられると、回
転スリット板がスリットピッチのA/4だけ回転し、固
定スリット板上の光量分布はA/4移動する(図11
(b))。このとき、固定スリット板を透過した光線
は、受光素子アレイ上でセンサBの光量が最大になり、
センサBがONになっている。第4の実施形態と同様
に、固定スリット板がA/4回転するごとに、出力が最
大になるセンサは、センサC、センサDと順次移動す
る。
を説明する。LEDにより回転スリット板の明暗格子を
照明すると、回転スリット板を透過した光線は、正弦波
状の光量分布になる(図11参照)。時間T0におい
て、センサA,及びセンサEの出力は、センサB、セン
サC、センサDよりも大きくなる(図11(a))。こ
の状態から回転軸に外部から回転力が加えられると、回
転スリット板がスリットピッチのA/4だけ回転し、固
定スリット板上の光量分布はA/4移動する(図11
(b))。このとき、固定スリット板を透過した光線
は、受光素子アレイ上でセンサBの光量が最大になり、
センサBがONになっている。第4の実施形態と同様
に、固定スリット板がA/4回転するごとに、出力が最
大になるセンサは、センサC、センサDと順次移動す
る。
【0048】図12(a)は、上述した各センサのON
/OFF状態を表すタイミングチャートである。図12
(b)は、ON状態のセンサ出力を重ね合わせ、時系列
に示した図である。図12(b)から、重ね合わせたセ
ンサ出力が最大になるのは、センサA,及びセンサEが
ON状態にあるときで、このとき、センサB、センサ
C、センサDがON状態にあるときの2倍の出力を得る
ことができる。第5の実施形態では、センサA,及びセ
ンサEがON状態になるタイミング(スリットの1周期
に対応する)で、計数カウンタ(図示せず)をリセット
することが可能となる。
/OFF状態を表すタイミングチャートである。図12
(b)は、ON状態のセンサ出力を重ね合わせ、時系列
に示した図である。図12(b)から、重ね合わせたセ
ンサ出力が最大になるのは、センサA,及びセンサEが
ON状態にあるときで、このとき、センサB、センサ
C、センサDがON状態にあるときの2倍の出力を得る
ことができる。第5の実施形態では、センサA,及びセ
ンサEがON状態になるタイミング(スリットの1周期
に対応する)で、計数カウンタ(図示せず)をリセット
することが可能となる。
【0049】第5の実施形態によれば、スリットの1周
期ごとに通常の2倍のセンサ出力を得ることができるた
め、当該2倍のセンサ出力を基準として回転角度を計数
することにより累積誤差を減少し、測定精度を向上する
ことができる。ひいては、従来技術で必要とされた原点
確認用の光学素子(原点確認用LEDや原点確認用受光
素子)を省略し、安価なロータリエンコーダを提供する
ことができる。
期ごとに通常の2倍のセンサ出力を得ることができるた
め、当該2倍のセンサ出力を基準として回転角度を計数
することにより累積誤差を減少し、測定精度を向上する
ことができる。ひいては、従来技術で必要とされた原点
確認用の光学素子(原点確認用LEDや原点確認用受光
素子)を省略し、安価なロータリエンコーダを提供する
ことができる。
【0050】図13(a)は、第6の実施形態(請求項
6に係る発明に相当する)の構成図であり、図13
(b)は第6の実施形態の主要部の詳細図である。第6
の実施形態の構成は、第4の実施形態の構成とほぼ同様
である。以下、第4の実施形態との相違点について説明
する。回転スリット板33の明暗格子37の格子ピッチ
をA、固定スリット板44のスリットピッチをD、受光
素子アレイ45の受光部のピッチをEとしたとき、それ
ぞれA,D,Eは、数式7の関係を満たす。
6に係る発明に相当する)の構成図であり、図13
(b)は第6の実施形態の主要部の詳細図である。第6
の実施形態の構成は、第4の実施形態の構成とほぼ同様
である。以下、第4の実施形態との相違点について説明
する。回転スリット板33の明暗格子37の格子ピッチ
をA、固定スリット板44のスリットピッチをD、受光
素子アレイ45の受光部のピッチをEとしたとき、それ
ぞれA,D,Eは、数式7の関係を満たす。
【0051】
【数7】D=E=(A×(n−1)/n)+α α=A×k
【0052】上記数式7において、nは受光素子アレイ
45の受光部の数で、kは1以上の整数である。なお、
k=0とすれば、第4の実施形態に一致することはもと
よりである。
45の受光部の数で、kは1以上の整数である。なお、
k=0とすれば、第4の実施形態に一致することはもと
よりである。
【0053】以下、n=4、k=1として説明する。数
式7に、n=4、k=1を代入すると、数式8になる。
式7に、n=4、k=1を代入すると、数式8になる。
【0054】
【数8】D=E=7A/4
【0055】また、固定スリット板44と受光素子アレ
イ45は、平行に近接させて配置し、固定スリット板4
4を透過した光線の一部又は全部が受光素子アレイ45
に入射できるように、固定スリット板44のスリット開
口部の中心と、受光素子アレイ45の受光部の中心が一
致するように配置する。固定スリット板44は、漏れ光
などが回り込んで受光素子アレイ45に入射するのを防
ぐ遮光板としての役割を果たし、固定スリット板44に
より高コントラストの正弦波信号を得ることができる。
イ45は、平行に近接させて配置し、固定スリット板4
4を透過した光線の一部又は全部が受光素子アレイ45
に入射できるように、固定スリット板44のスリット開
口部の中心と、受光素子アレイ45の受光部の中心が一
致するように配置する。固定スリット板44は、漏れ光
などが回り込んで受光素子アレイ45に入射するのを防
ぐ遮光板としての役割を果たし、固定スリット板44に
より高コントラストの正弦波信号を得ることができる。
【0056】図14に基づいて、第6の実施形態の作用
を説明する。図14(a)は、回転スリット板33の明
暗格子37を拡大した図である。図中、符号38はLE
D36からの光を透過する部分であり、符号39は遮光
部である。上記透過部38を透過した光線は、固定スリ
ット板44上で、正弦波状の光量分布になる(図14
(b))。さらに、固定スリット板44を透過した光線
の一部は、受光素子アレイ45の受光部としての各セン
サに入射する(図14(c))。図14(c)におい
て、センサ40に入射する光量は最大になり、センサ4
2に入射する光量は最小になる。つぎに、回転軸1に外
部から回転力が加えられ、回転スリット板33が明暗格
子37のスリットピッチのA/4だけ回転すると、固定
スリット板44上の光量分布は図14(b)の状態から
A/4だけ左方向に移動する(図示せず)。このとき、
センサ41の光量が最大になり、センサ41がONにな
る。さらに、回転スリット板33がA/4だけ回転する
と、センサ42の光量が最大になり、センサ42がON
になる。同様に、回転スリット板33がA/4だけ回転
すると、センサ43の光量が最大になり、センサ43が
ONになる。
を説明する。図14(a)は、回転スリット板33の明
暗格子37を拡大した図である。図中、符号38はLE
D36からの光を透過する部分であり、符号39は遮光
部である。上記透過部38を透過した光線は、固定スリ
ット板44上で、正弦波状の光量分布になる(図14
(b))。さらに、固定スリット板44を透過した光線
の一部は、受光素子アレイ45の受光部としての各セン
サに入射する(図14(c))。図14(c)におい
て、センサ40に入射する光量は最大になり、センサ4
2に入射する光量は最小になる。つぎに、回転軸1に外
部から回転力が加えられ、回転スリット板33が明暗格
子37のスリットピッチのA/4だけ回転すると、固定
スリット板44上の光量分布は図14(b)の状態から
A/4だけ左方向に移動する(図示せず)。このとき、
センサ41の光量が最大になり、センサ41がONにな
る。さらに、回転スリット板33がA/4だけ回転する
と、センサ42の光量が最大になり、センサ42がON
になる。同様に、回転スリット板33がA/4だけ回転
すると、センサ43の光量が最大になり、センサ43が
ONになる。
【0057】例えば、センサ40からセンサ41にON
状態が移るときに、パルスを発生させることにより、回
転スリット板33の回転を検出できる。
状態が移るときに、パルスを発生させることにより、回
転スリット板33の回転を検出できる。
【0058】第6の実施形態によれば、固定スリット板
44のスリットピッチD、及び受光素子アレイ45の受
光部のピッチEを、明暗格子37の格子ピッチAに比べ
広くとることができる。特に、高分解能化を図るため、
明暗格子37の格子ピッチAを細かくしたときに、受光
素子アレイの受光部のピッチEを同様に細かくする必要
がなく、設計上及び製造上の自由度を得ることができ
る。
44のスリットピッチD、及び受光素子アレイ45の受
光部のピッチEを、明暗格子37の格子ピッチAに比べ
広くとることができる。特に、高分解能化を図るため、
明暗格子37の格子ピッチAを細かくしたときに、受光
素子アレイの受光部のピッチEを同様に細かくする必要
がなく、設計上及び製造上の自由度を得ることができ
る。
【0059】また、第6の実施形態に、さらにセンサの
数を1つ増やして、ピッチEの位置に配置することによ
り、第5の実施形態と同様の効果を得ることもできる。
数を1つ増やして、ピッチEの位置に配置することによ
り、第5の実施形態と同様の効果を得ることもできる。
【0060】以上、ロータリエンコーダの実施形態につ
いて説明したが、当業者がこれをリニアエンコーダに適
用することは、均等の範囲であると考える。すなわち、
請求項1、2、4、5、6、7、8記載の発明におい
て、回転スリット板を、直線的な明暗格子を有するスリ
ット板に置き換えることにより、高分解能なリニアエン
コーダを極めて容易に実現することができ、かつ同様の
作用効果を奏することができる。
いて説明したが、当業者がこれをリニアエンコーダに適
用することは、均等の範囲であると考える。すなわち、
請求項1、2、4、5、6、7、8記載の発明におい
て、回転スリット板を、直線的な明暗格子を有するスリ
ット板に置き換えることにより、高分解能なリニアエン
コーダを極めて容易に実現することができ、かつ同様の
作用効果を奏することができる。
【0061】
【発明の効果】以上のように請求項1、2、3、4、
5、6、7、8記載の発明によれば、高分解能かつ高精
度なロータリエンコーダを提供することができる。
5、6、7、8記載の発明によれば、高分解能かつ高精
度なロータリエンコーダを提供することができる。
【0062】請求項1、2、3、4記載の発明によれ
ば、円錐レンズと回転スリット板との距離を任意に設定
でき、簡便である。
ば、円錐レンズと回転スリット板との距離を任意に設定
でき、簡便である。
【0063】特に、請求項3記載の発明によれば、ロー
タリエンコーダとリニアエンコーダの機能を合わせて持
つことができ、装置の小型化や、コストの低減を図るこ
とができる。
タリエンコーダとリニアエンコーダの機能を合わせて持
つことができ、装置の小型化や、コストの低減を図るこ
とができる。
【0064】請求項5、7、または8記載の発明によれ
ば、スリットの1周期ごとに通常の2倍のセンサ出力を
得ることができるため、当該2倍のセンサ出力を基準と
して回転角度を計数することにより累積誤差を減少し、
測定精度を向上することができる。ひいては、従来技術
で必要とされた原点確認用の光学素子を省略でき、安価
なロータリエンコーダを提供することができる。
ば、スリットの1周期ごとに通常の2倍のセンサ出力を
得ることができるため、当該2倍のセンサ出力を基準と
して回転角度を計数することにより累積誤差を減少し、
測定精度を向上することができる。ひいては、従来技術
で必要とされた原点確認用の光学素子を省略でき、安価
なロータリエンコーダを提供することができる。
【0065】請求項6記載の発明によれば、固定スリッ
ト板のスリットピッチ、及び受光素子アレイの受光部の
ピッチを、明暗格子の格子ピッチに比べ広くとることが
できるため、設計上及び製造上の自由度を得ることがで
き、高分解能化を容易に達成することができる。
ト板のスリットピッチ、及び受光素子アレイの受光部の
ピッチを、明暗格子の格子ピッチに比べ広くとることが
できるため、設計上及び製造上の自由度を得ることがで
き、高分解能化を容易に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の構成図である。
【図2】第1の実施形態の作用を示した図である。
【図3】第2の実施形態の構成図である。
【図4】第2の実施形態の作用を示した図である。
【図5】第3の実施形態の構成図である。
【図6】第3の実施形態の作用を示した図である。
【図7】第3の実施形態による回転スリット板のスラス
ト方向の変位検出機能の説明図である。
ト方向の変位検出機能の説明図である。
【図8】第4の実施形態の構成図である。
【図9】第4の実施形態の作用を示した図である。
【図10】センサのON/OFF状態を示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図11】第5の実施形態の作用を示した図である。
【図12】センサのON/OFF状態を表すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図13】第6の実施形態の構成図である。
【図14】第6の実施形態の作用を示した図である。
【図15】従来のロータリエンコーダの構成図である。
【図16】従来のロータリエンコーダの作用を示した図
である。
である。
1 回転軸 2 ボールベアリング 3 回転スリット板 4 明暗格子 5 円錐レンズ 6 ビームスプリッタ 7 コリメータレンズ 8 半導体レーザ 10 集光レンズ 11、12、13 受光素子 33 回転スリット板 34 固定スリット板 35 受光素子アレイ 36 LED 37 明暗格子 38 透過部 39 遮光部 40、41、42、43 センサ 44 固定スリット板 45 受光素子アレイ
Claims (8)
- 【請求項1】 回転軸に取り付けられ、外周部に明暗格
子を有する回転スリット板と、 光源としての半導体レーザと、 当該半導体レーザからの光を平行光線にするコリメータ
レンズと、 前記平行光線を前記回転スリット板側に導く光路と回転
スリット板からの反射光を受光素子側に導く光路を分岐
するためのビームスプリッタと、 前記回転スリット板に対向する面を円錐形状とし、前記
コリメータレンズからの平行光線をベッセルビームに変
換し、前記回転スリット板上の明暗格子に入射するとと
もに、当該明暗格子からの反射光を輪帯状の平行光線に
変換する円錐レンズと、 前記円錐レンズを通過後、前記ビームスプリッタにより
分岐された反射光を集光する集光レンズと、 前記集光された反射光の強度を電気信号に変換する受光
素子を備えることを特徴とするロータリエンコーダ。 - 【請求項2】 回転軸に取り付けられ、外周部に明暗格
子を有する回転スリット板と、 光源としての半導体レーザと、 当該半導体レーザからの光を平行光線にするコリメータ
レンズと、 前記平行光線を前記回転スリット板側に導く光路と回転
スリット板からの反射光を受光素子側に導く光路を分岐
するためのビームスプリッタと、 前記回転スリット板に対向する面を円錐形状とし、前記
コリメータレンズからの平行光線をベッセルビームに変
換し、前記回転スリット板上の明暗格子に入射するとと
もに、当該明暗格子からの反射光を輪帯状の平行光線に
変換する円錐レンズと、 前記円錐レンズを通過後、前記ビームスプリッタにより
分岐された反射光を円状の受光面で受け、電気信号に変
換する受光素子を備えることを特徴とするロータリエン
コーダ。 - 【請求項3】 回転軸に取り付けられ、外周部に明暗格
子を有する回転スリット板と、光源としての半導体レー
ザと、当該半導体レーザからの光を平行光線にするコリ
メータレンズと、前記平行光線を前記回転スリット板側
に導く光路と回転スリット板からの反射光を受光素子側
に導く光路を分岐するためのビームスプリッタと、前記
回転スリット板に対向する面を円錐形状とし、前記コリ
メータレンズからの平行光線をベッセルビームに変換
し、前記回転スリット板上の明暗格子に入射するととも
に、当該明暗格子からの反射光を輪帯状の平行光線に変
換する円錐レンズと、前記円錐レンズを通過後、前記ビ
ームスプリッタにより分岐された反射光を同心円状の受
光素子アレイで受け、電気信号に変換する受光素子を備
え、 前記円錐レンズによって変換された輪帯状の平行光線
が、前記受光素子に入射する位置の変化によって、前記
円錐レンズと前記回転スリット板との距離の変化を算出
することを特徴とするロータリエンコーダ。 - 【請求項4】 請求項1、2、または3記載のロータリ
エンコーダにおいて、 前記明暗格子からの反射光が前記受光素子に入射するタ
イミングと、当該反射光が遮光するタイミングにパルス
を発生し、当該パルスを計数することにより前記回転ス
リット板の回転角度を算出することを特徴とするロータ
リエンコーダ。 - 【請求項5】 回転軸に取り付けられ、外周部に等間隔
の明暗格子を有する回転スリット板と、前記明暗格子を
照明する光源と、当該光源の出射面に対向し前記回転ス
リット板を挟んで配置され、前記明暗格子を透過した光
線の全部若しくは一部を受光素子アレイに導く固定スリ
ット板と、当該固定スリット板を透過した光線の強度を
電気信号に変換する受光素子アレイを備えるロータリエ
ンコーダにおいて、 前記受光素子アレイの受光部の数をn,前記明暗格子の
格子ピッチをA、前記固定スリット板のスリットピッチ
をB、前記受光素子アレイの受光部のアレイピッチをC
としたとき、 以下の関係式を満たし、前記固定スリット板のスリット
の中心と前記受光素子アレイの受光部の中心を一致さ
せ、近接させて配置することを特徴とするロータリエン
コーダ。 B=C=A×(n−2)/(n−1) - 【請求項6】 回転軸に取り付けられ、外周部に等間隔
の明暗格子を有する回転スリット板と、前記明暗格子を
照明する光源と、当該光源の出射面に対向し前記回転ス
リット板を挟んで配置され、前記明暗格子を透過した光
線の全部若しくは一部を受光素子アレイに導く固定スリ
ット板と、当該固定スリット板を透過した光線の強度を
電気信号に変換する受光素子アレイを備えるロータリエ
ンコーダにおいて、 前記受光素子アレイの受光部の数をn,前記明暗格子の
格子ピッチをA、前記固定スリット板のスリットピッチ
をD、前記受光素子アレイの受光部のアレイピッチをE
としたとき、 以下の関係式を満たし、前記固定スリット板のスリット
の中心と前記受光素子アレイの受光部の中心を一致さ
せ、近接させて配置することを特徴とするロータリエン
コーダ。 D=E=A×(n−1)/n+A×k (ただし、k=
1以上の整数) - 【請求項7】 回転軸に取り付けられ、外周部に等間隔
の明暗格子を有する回転スリット板と、前記明暗格子を
照明する光源と、当該光源の出射面に対向し前記回転ス
リット板を挟んで配置され、前記明暗格子を透過した光
線の全部若しくは一部を受光素子アレイに導く固定スリ
ット板と、当該固定スリット板を透過した光線の強度を
電気信号に変換する受光素子アレイを備えるロータリエ
ンコーダにおいて、 前記受光素子アレイの受光部の数をn,前記明暗格子の
格子ピッチをA、前記固定スリット板のスリットピッチ
をD、前記受光素子アレイの受光部のアレイピッチをE
としたとき、 以下の関係式を満たし、前記固定スリット板のスリット
の中心と前記受光素子アレイの受光部の中心を一致さ
せ、近接させて配置することを特徴とするロータリエン
コーダ。 D=E=A×(n−2)/(n−1)+A×k (ただ
し、k=1以上の整数) - 【請求項8】 請求項5または7記載のロータリエンコ
ーダにおいて、 前記受光素子アレイの両端に位置する2つの受光部がと
もに出力したときに、パルスを発生させ、当該パルスを
基準として前記回転スリット板の回転角度を算出するこ
とを特徴とするロータリエンコーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31097197A JPH11142187A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | ロータリエンコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31097197A JPH11142187A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | ロータリエンコーダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11142187A true JPH11142187A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=18011609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31097197A Withdrawn JPH11142187A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | ロータリエンコーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11142187A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109238316A (zh) * | 2018-09-26 | 2019-01-18 | 上海市雷智电机有限公司 | 一种透反一体式光栅组件 |
| CN112496532A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-03-16 | 深圳市韵腾激光科技有限公司 | 激光加工系统 |
| CN114052547A (zh) * | 2020-07-30 | 2022-02-18 | 广州凡而芳香日用品有限公司 | 清洁物供应装置 |
| JP2022043239A (ja) * | 2017-06-02 | 2022-03-15 | キヤノン株式会社 | 駆動装置、電子機器、撮像装置及び移動体 |
| CN118706036A (zh) * | 2024-06-19 | 2024-09-27 | 深圳大学 | 一种基于等倾干涉的旋转角度测量方法及系统 |
-
1997
- 1997-11-13 JP JP31097197A patent/JPH11142187A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022043239A (ja) * | 2017-06-02 | 2022-03-15 | キヤノン株式会社 | 駆動装置、電子機器、撮像装置及び移動体 |
| CN109238316A (zh) * | 2018-09-26 | 2019-01-18 | 上海市雷智电机有限公司 | 一种透反一体式光栅组件 |
| CN114052547A (zh) * | 2020-07-30 | 2022-02-18 | 广州凡而芳香日用品有限公司 | 清洁物供应装置 |
| CN114052547B (zh) * | 2020-07-30 | 2023-03-24 | 广州凡而芳香日用品有限公司 | 清洁物供应装置 |
| CN112496532A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-03-16 | 深圳市韵腾激光科技有限公司 | 激光加工系统 |
| CN118706036A (zh) * | 2024-06-19 | 2024-09-27 | 深圳大学 | 一种基于等倾干涉的旋转角度测量方法及系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |