JPH11143264A - 加熱装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

加熱装置およびこれを備えた画像形成装置

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JPH11143264A
JPH11143264A JP32525497A JP32525497A JPH11143264A JP H11143264 A JPH11143264 A JP H11143264A JP 32525497 A JP32525497 A JP 32525497A JP 32525497 A JP32525497 A JP 32525497A JP H11143264 A JPH11143264 A JP H11143264A
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toner
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Osamu Watanabe
督 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム定着方式の定着装置では、加圧部材
にトナーオフセットを生じ、このトナーが転写材に転写
されて該転写材表面に汚れを発生するという課題があっ
た。 【解決手段】 発熱部材20に対向して配置される加圧
部材28と、前記発熱部材を内包するように該発熱部材
と前記加圧部材との間に挟持された定着フィルム25
と、前記加圧部材に当接して配置された帯電部材50
と、前記帯電部材に電圧を印加する電圧印加手段52と
を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は転写材上に形成され
たトナー画像を該転写材に加熱定着する加熱装置および
この加熱装置を備えた複写機、レーザービームプリンタ
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の画像形成装置は、帯電手
段で一様に帯電した像担持体表面に、原稿画像あるいは
コンピュータから入力した画像信号に対応した画像露光
を照射して静電潜像を形成し、この静電潜像を現像手段
でトナー像に現像し、このトナー像を転写手段で転写材
に転写し、この転写材上のトナー像を該転写材上に定着
手段で定着して出力する電子写真方式の複写機やレーザ
ービームプリンタ等がある。
【0003】上記定着装置としては、発熱部材に耐熱性
の定着フィルムを摺接させ、この定着フィルムを介して
上記発熱部材に加圧部材を圧接させることにより、定着
フィルムの移動と共に定着フィルムと該加圧部材とで挟
持搬送する転写材に、定着フイルムを介して発熱部材か
ら熱エネルギーを与えて加熱定着するフイルム定着方式
の加熱装置が用いられている。
【0004】図5は、上記フィルム定着方式の加熱装置
の一例を示す断面図であり、図5において、20は支持
体としてのステー21に支持された発熱部材たるヒー
タ、25は耐熱性の高い材料を離型性のよい材料で被覆
したエンドレスベルト状の定着フィルムであり、この定
着フイルム25はヒータ20と略平行に配設された駆動
ローラー26及び従動ローラー27との間に懸回張設さ
れて摺接するように配設されている。
【0005】また、上記ヒータ20の下面には、定着フ
ィルム25を挟むように加圧部材としての加圧ローラ2
8が、付勢手段(図示せず)によって例えば総圧力5k
g重程度の当接圧で対向圧接されており、この加圧ロー
ラ28は、シリコンゴム等の離型性の良いゴム弾性層を
有してヒータ20との間に定着ニップNを形成してい
る。
【0006】次に動作について説明する。
【0007】まず、駆動ローラ26が回転駆動手段とし
ての駆動モータMにより矢印の方向に回転駆動される
と、テンションローラを兼ねる従動ローラ27により所
定のテンションを与えられた定着フィルム25は、矢印
aの方向に所定の周速度で回転し、この定着フィルム2
5の回転走行に伴い加圧ローラ28も矢印の反時計方向
に従動回転する。
【0008】トナー像Tを転写された後の転写材Pは、
転写材供給手段(図示せず)により定着フィルム25と
加圧ローラ28との間に順次送り込まれ、定着ニップN
に突入すると、定着フィルム25及び加圧ローラ28の
回転に伴って挟持搬送されると共に、ヒータ20が発す
る熱エネルギを付与され、転写材P上のトナー像Tが該
転写材Pに定着される。
【0009】この種のフィルム定着方式の加熱定着装置
では、発熱部材としてのヒータ20、及び該ヒータ20
の熱エネルギーを転写材Pに伝導する部材としての定着
フィルム25を低熱容量化できるため、省電力化、ウエ
イトタイムの短縮化(クイックスタート性)が可能にな
る利点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の加熱装置には以下に説明するような課題が生ず
る場合があった。
【0011】トナー像Tを有する転写材Pが定着ニップ
Nを通過する際に、微量のトナーが転写材Pから定着フ
ィルム25に転移する、いわゆるオフセット現象が発生
する。この転移トナーの一部は、定着フィルム25が一
周した後に再び転写材Pの後端に転移するか、定着フィ
ルム25に残留して、次に定着ニップNを通過する次の
転写材Pに転写される。これら転写材Pに転写されたト
ナーはきわめて微量であるため、実用上まったく問題と
ならない。
【0012】ところが上記の転移トナーの一部は、加圧
ローラ28に転移する。加圧ローラ28上に一旦トナー
が付着すると、その部分は表面エネルギーが著しく低下
し、さらにトナーが付着し易くなる。その結果、加圧ロ
ーラ28上に島状あるいは面状にトナーの薄層が形成さ
れる。このトナーの薄層の加圧ローラ28への付着力
は、加圧ローラ28の表面温度が低い(とくにトナーの
ガラス転移温度より低い)場合に弱くなる。
【0013】この種のフィルム定着装置の場合、装置が
待機状態にある場合、ヒータ20への通電は行なわな
い。従って、加圧ローラ28も通常室温程度、少なくと
もガラス転移温度以下に保たれている。その状態で定着
動作を開始すると、定着ニップNにおいて定着フィルム
25の表面は急速に昇温する。
【0014】このため、転写材Pが定着ニップNに到達
する前に、加圧ローラ28の表面に弱い力で付着したト
ナー層の表面が軟化し、定着フィルム25と密着する
と、トナー層の一部のトナーは加圧ローラ28から剥離
し、定着フィルム25に転移する。転移したトナーは、
その後すぐに定着ニップNに到着し通過してゆく転写材
Pに順次熱転写される。その結果、転写材Pの表面には
斑点状の汚れが発生する。
【0015】そこで、従来は、上記加圧ローラ28のト
ナー汚れに起因する転写材Pの斑点状汚れを防止するた
めに、図9に示すように、加圧ローラ28にクリーニン
グ部材(以下、スクレーパと称す)50を当接させ、加
圧ローラ28上の汚れであるオフセットトナーや紙粉を
除去する手段を本出願人は提案している。
【0016】しかしながら、スクレーパ50が加圧ロー
ラ28と当接しているために、以下のような課題が生じ
た。 1)通紙による摩擦帯電に加え、クリーニング部材50
との摺擦による摩擦帯電により、加圧ローラ28表面は
チャージアップする。 2)加圧ローラ28表面の帯電極性がトナーと逆極性で
ある場合はもちろん、同極性の場合にもトナー内の反転
電荷を持つ成分による静電的なトナーオフセットが発生
し、加圧ローラ28表面の汚れが増す。 3)これらにより、スクレーパ50だけではトナーの捕
集が困難になり、スクレーパ50からのトナーのすり抜
けによる転写材の裏汚れや、スクレーパ50上にトナー
が過剰に溜まり、固着することによる加圧ローラの停止
及び転写材の搬送不良が発生する。
【0017】このような場合、従来の熱ローラ定着方式
であれば、加圧ローラと接する定着ローラ側にトナーと
逆極性の電圧を印加し、加圧ローラ表面の電位を下げ
て、トナーオフセットを防止することができるが、フイ
ルム定着方式では、フイルムに電圧を印加することは困
難である。
【0018】また、加圧ローラ芯金に電圧を印加する場
合、加圧ローラの弾性層にカーボン等のフィラーを添加
して、低抵抗もしくは中抵抗にする必要があるが、フイ
ラーを均一に分散させることが困難である。
【0019】また均一に分散させたとしても、弾性層の
硬度が相対的に増し、定着ニップNを広くとることが困
難になる。この場合、フイルム定着方式では従来の熱ロ
ーラ方式よりも加圧力が低いために、ニップが小さくな
ることで定着性を損なうことになる。
【0020】本発明は、上記従来のフィルム定着方式に
おける静電オフセットにより生じる加圧ローラのトナー
による汚れを原因とする転写材の斑点状汚れを防止し、
常に良好な定着画像が得られる加熱定着装置および該加
熱定着装置を備えた画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を有
することを特徴とする加熱装置およびこれを備えた画像
形成装置である。
【0022】(1)前記発熱部材に対向して配置される
加圧部材と、前記発熱部材を内包するように該発熱部材
と前記加圧部材との間に挟持された定着フィルムと、前
記加圧部材に当接して配置された帯電部材と、前記帯電
部材に電圧を印加する電圧印加手段とを備えた加熱装置
である。
【0023】(2)発熱部材に対向して配置される加圧
部材と、前記発熱部材を内包するように該発熱部材と前
記加圧部材との間に挟持された定着フィルムと、前記加
圧部材に当接して配置されたクリーニング部材と、前記
クリーニング部材に電圧を印加する電圧印加手段とを備
えた加熱装置である。
【0024】(3)前記クリーニング部材は少なくとも
金属または104 Ω・cm以上1016Ω・cm以下の体
横抵抗を有する樹脂からなり、スクレーパまたはブレー
ドであることを特徴とする加熱装置である。
【0025】(4)原稿画像あるいは入力した画像信号
に対応したトナー画像を像担持体に形成し、この像担持
体上のトナー画像を記録材上に転写する画像形成手段
と、この画像形成手段により前記記録材上に形成された
トナー画像を該転写材に加熱定着させる請求項1から請
求項3のうちのいずれか1項記載の加熱装置とを備えた
画像形成装置である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を添
付図面に基づいて詳細に説明する。
【0027】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1による画像形成装置を示す概略構成図であり、図1
において、10は像担持体としてのドラム型の電子写真
感光体(以下、感光ドラムと称す)であり、この感光ド
ラム10は、たとえばOPC感光ドラムなどがある。
【0028】この感光ドラム10の上方には、帯電手段
としての一次帯電装置11が配設されている。この一次
帯電装置11は、画像形成時に、感光ドラム10の表面
を一様に帯電するもので、帯電された感光ドラム10の
表面には、原稿画像などの画像信号に対応した画像露光
光12がミラー15〜17を介して照射されることによ
り静電潜像が形成される。そして、現像装置13は、感
光ドラム10上の静電潜像を現像してトナー像を形成す
る。
【0029】本実施の形態1で使用されるトナーは、体
積平均粒径約7μmの1成分ネガトナーであり、結着樹
脂は主にポリエステルである。このトナーのガラス転移
温度(Tg)は約60℃で、軟化温度あるいは定着可能
温度(Tm)は約130℃である。
【0030】転写手段である転写帯電装置14は、感光
ドラム10上のトナー画像を転写材としての転写紙18
へ転写するもので、感光ドラム上のトナー画像が転写さ
れた後の転写紙18は、転写材搬送装置32により定着
装置19へと搬送され、この加熱定着装置19において
トナー画像が定着され、出力画像として形成して排出さ
れる。なお、上記の感光ドラム10、一次帯電装置1
1、現像装置13及び転写帯電装置14により画像形成
手段18を構成している。
【0031】上記定着装置19は、図2に示すようにフ
ィルム定着方式の定着装置であり、耐熱性の高い材料で
形成されたエンドレスベルト状の定着フィルム25は、
支持体21に支持された発熱部材であるヒータ20に摺
接するように、ヒータ20と略平行に配設された駆動ロ
ーラ26と従動ローラ27との間に懸回張設されてい
る。
【0032】また、上記ヒータ20の下面には、定着フ
ィルム25を介在させて加圧部材としての加圧ローラ2
8が、付勢手段(図示せず)によって例えば総圧力5k
g重程度の当接圧で対向圧接されている。この加圧ロー
ラ28は、シリコンゴム等の離型性の良いゴム弾性層、
ないしはさらにその表面に、シリコンゴムよりもさらに
離型性のよいPFA,PTFE,FEP等のフッ素樹脂
層を有しており、ヒータ20に圧接することで定着ニッ
プNを形成している。加圧ローラ28の外径は20mm
ないしは30mmである。
【0033】そして、駆動ローラ26が回転駆動手段と
しての駆動モータMにより時計方向に回転駆動すると、
テンションローラを兼ねる従動ローラ27により所定の
テンションを与えられた定着フィルム25は、時計回り
方向に所定の周速度で回転し、この定着フィルム25の
周回走行に伴い加圧ローラ28も反時計回り方向に従動
回転し、これにより転写材Pは、定着フィルム25と加
圧ローラ28との間に挟持されながら搬送されることに
なる。駆動モータMは、後述する加圧ローラクリーニン
グモード選択スイッチ31により選択した検知信号によ
り所定のタイミングで回転することが可能となってい
る。
【0034】このように周回される定着フィルム25
は、繰り返してトナー像の加熱定着に供されることにな
るから、耐熱性、離型性、耐磨耗性に優れたフィルム
で、かつ一般的には総厚100μm以下、好ましくは4
0μm以下の薄肉のものを使用する。例えば、ポリイミ
ド、ポリエーテルイミド、PES等の耐熱樹脂の単層、
あるいはこれらの耐熱樹脂の表面を、PFA,PTF
E,FEP等のフッ素樹脂層復合層で被覆したフィルム
を使用すると良い。周長は30ないし60mmである。
【0035】また、ヒータ20は、厚み1.0mm、帽
10.0mm、長さ350mmの良熱伝導体、例えばア
ルミナ、窒化アルミニウム等の基板上に電気抵抗材料を
幅2.5mm、長さ300mmに塗工したものであり、
この電気抵抗材料に通電することで熱エネルギーを発生
させるようにしている。
【0036】さらに、上記ヒータ20の基板の背面に
は、温度検知手段としての温度センサー29が装着され
ており、この温度センサー29には、画像形成動作の実
行中にヒータ20の基板が所定の設定温度(温調温度)
になるように、この温度センサーにより検知した温度に
応じて、ヒータ20へ供給する電力を制御する通電制御
手段である通電制御部30が接続されている。また、こ
の通電制御部30は、ヒータ20へ供給する電力を制御
している。
【0037】加圧ローラ28の下部には、帯電部材とし
てのスクレーパ51が、加圧ローラ28の回転方向に対
し順方向に設置されている。図2に示すスクレーパ51
は厚さ20〜500μmのステンレスで形成されている
が、鉄、アルミニウム等で形成することも可能である。
また、スクレーパ51には電圧印加手段としての電源5
2が接統されており、直流電圧Vが印加されている。
【0038】表1は図2に示す定着装置19を適用した
画像形成装置を、以下の条件で100K枚連続通紙試験
したときの、直流電圧Vと斑点状汚れ、スクレーパ51
上に蓄積された溶融固着トナーによる加圧ローラ28停
止の発生の程度の関係を示したものである。
【0039】
【表1】 上記結果から、本実施の形態1のようなネガトナーの場
合、転写材上のトナーの大部分がプラスの転写バイアス
により、正極性に反転しており、表層材質が負極性に帯
電しやすいPFA,PTFE等で形成されている加圧ロ
ーラ28の表面に付着しやすいため、400V以上の正
極性の電圧を印加することにより、加圧ローラ表面のマ
イナス電位を下げているためと考えられる。
【0040】また、加圧ローラ28の表層が同じでポジ
トナーを使用した場合にも、転写材上トナーの中に反転
していない成分が含まれており、これが加圧ローラ28
の汚れの原因になるため、この場合も適当な大きさの正
極性の電圧を印加すると同様に斑点状汚れを防止するこ
とができる。
【0041】本出願人らの実験では、加圧ローラ28の
表層材料が通紙時にどの極性に帯電するかによって決ま
り、一般には帯電極性と反対極性の電圧を印加すること
で斑点状汚れを防止する効果が得られる。
【0042】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、加圧ローラ28に当接させた金属スクレーパ51に
電圧を印加することにより、斑点状の汚れを防止するこ
とができる。
【0043】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるフィルム定着方式の定着装置を示す断面図で
あり、前記図2に示す実施の形態1と同一部分には同一
符号を付して重複説明を省略する。図3に示すスクレー
パ100は厚さ20〜500μmの耐熱性のポリイミド
樹脂を基材101としている。この基材101として
は、ポリイミド樹脂以外にも、フェノール樹脂やポリエ
ーテルイミド、PES,PPSといった耐熱樹脂や液晶
ポリマー、あるいはこれらの樹脂にガラスやカーボン繊
維などを混合し、強度を上げたものを用いることができ
る。
【0044】また、スクレーパ100の表面には、表面
抵抗107Ω/口以下、厚み3〜8μmのプライマー層
102が設けてある。このプライマー層102は絶縁性
・離型性にすぐれた体積抵抗10 11Ω・cm以上、
厚さ5〜20μmのPFA,PTFE等のフッ素樹脂や
シリコン樹脂からなる離型層103が接着されている。
【0045】本実施の形態2では、体積抵抗10 14
Ωcm、厚み100μmのポリイミド基材101の表面
に、表面抵抗5×104Ω/口、厚み6μmのプライマ
ー102、さらにその上にPFA,PTFEの比が75
/25からなるフッ素樹脂を厚み10μmでスプレー塗
布したものを使用した。このフッ素樹脂層の体積抵抗は
10 12Ω・cmである。
【0046】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、スクレーパ100を中抵抗化させることで、スクレ
ーパの環境安定性が増し、湿度や温度などを検知し、制
御をかけないでも安定した性能が得られる。
【0047】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3によるフィルム定着方式の定着装置として用いられ
る加熱装置を示す断面図であり、前記図2に示す実施の
形態1と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略
する。本実施の形態3では、図4に示すように、スクレ
ーパ51に電圧印加手段としての直流電源53と交流電
源54を接続し、重畳電圧を印加できるようにしたもの
で、直流成分としてVdc=十200V、交流成分とし
てVpp=1.4kV,Vf(周波数)=2kHzが印
加されている。
【0048】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、交流電圧をかけることにより、クリーニング能力が
向上し、100K通紙後も斑点状の汚れは発生しなかっ
た。この結果、長期耐久試験における安定性がさらに向
上した。
【0049】実施の形態4.本実施の形態4は湿度セン
サー(図示せず)から湿度の情報を得て、この情報に基
づいてスクレーパ51に印加する電圧を制御する。つま
り、トナーオフセットの生じ易い低湿環境では電圧を上
げて汚れを防止するようにする。このように、適切な電
圧に制御するため、スクレーパの抵抗値変動も少なく、
長期にわたって安定した性能を得られる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、発熱部材に対向して配置される加圧部材に当接して
帯電部材を設け、この帯電部材に電圧を印加するように
構成したので、加圧部材の汚れの原因となるチャージア
ップを防止することができる効果がある。
【0051】また、この発明によれば、発熱部材に対向
して配置される加圧部材に当接してクリーニング部材を
設け、このクリーニング部材に電圧を印加するように構
成したので、トナーの静電オフセットによる加圧部材の
汚れを防止することができる効果がある。
【0052】また、この発明によれば、クリーニング部
材を金属または104 Ω・cm以上1016Ω・cm以下
の体積抵抗を有する樹脂からなるスクレーパもしくはブ
レードで形成するように構成したので、より効果的に上
記効果を得られる。
【0053】また、この発明によれば、発熱部材に対向
して配置される加圧部材に当接して帯電部材を設け、こ
の帯電部材に電圧を印加する加熱装置あるいは発熱部材
に対向して配置される加圧部材に当接してクリーニング
部材を設け、このクリーニング部材に電圧を印加する加
熱装置を、画像形成装置の定着装置として用いるように
構成したので、静電オフセットにより生じる加圧部材の
トナーによる汚れを原因とする転写材の斑点状汚れを防
止し、良好な定着画像が得られる画像形成装置を提供す
ることができる。また、電圧の制御により、環境安定性
が高く、耐久性の高い画像形成装置を提供することがで
きる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による画像形成装置を
示す概略構成図である。
【図2】 この画像形成装置に適用した本発明の加熱装
置を用いたフィルム定着方式の定着装置を示す断面図で
ある。
【図3】 この発明の形態2による加熱装置を用いたフ
ィルム定着方式の定着装置を示す断面図である。
【図4】 この発明の形態3による加熱装置を用いたフ
ィルム定着方式の定着装置を示す断面図である。
【図5】 従来の加熱装置を適用したフイルム定着方式
の定着装置を示す断面図である。
【図6】 従来の他のフイルム定着方式の加熱定着装置
を示す断面図である。
【符号の説明】
10:像担持体(感光ドラム) 11:一次帯電装置(画像形成手段) 12:画像露光(画像形成手段) 13:現像装置(画像形成手段) 14:転写帯電装置(画像形成手段) 18:転写材 19:定着装置 20:ヒータ(発熱部材) 25:定着フィルム 28:加圧ローラ(加圧部材) 50、100:スクレーパ(帯電部材) 52:電源(電圧印加手段) 53:直流電源(電圧印加手段) 54:交流電源(電圧印加手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱部材に対向して配置される加圧部材
    と、前記発熱部材を内包するように該発熱部材と前記加
    圧部材との間に挟持された定着フィルムと、前記加圧部
    材に当接して配置された帯電部材と、前記帯電部材に電
    圧を印加する電圧印加手段とを備えたことを特徴とする
    加熱装置。
  2. 【請求項2】 発熱部材に対向して配置される加圧部材
    と、前記発熱部材を内包するように該発熱部材と前記加
    圧部材との間に挟持された定着フィルムと、前記加圧部
    材に当接して配置されたクリーニング部材と、前記クリ
    ーニング部材に電圧を印加する電圧印加手段とを備えた
    ことを特徴とする加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記クリーニング部材は少なくとも金属
    または104 Ω・cm以上1016Ω・cm以下の体積抵
    抗を有する樹脂からなり、スクレーパまたはブレードで
    あることを特徴とする請求項2記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 原稿画像あるいは入力した画像信号に対
    応したトナー画像を像担持体に形成し、この像担持体上
    のトナー画像を記録材上に転写する画像形成手段と、こ
    の画像形成手段により前記記録材上に形成されたトナー
    画像を該転写材に加熱定着させる請求項1から請求項3
    のうちのいずれか1項記載の加熱装置とを備えたことを
    特徴とする画像形成装置。
JP32525497A 1997-11-11 1997-11-11 加熱装置およびこれを備えた画像形成装置 Pending JPH11143264A (ja)

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JP32525497A Pending JPH11143264A (ja) 1997-11-11 1997-11-11 加熱装置およびこれを備えた画像形成装置

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