JPH11143540A - 搬送車の制御装置 - Google Patents

搬送車の制御装置

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Publication number
JPH11143540A
JPH11143540A JP9320357A JP32035797A JPH11143540A JP H11143540 A JPH11143540 A JP H11143540A JP 9320357 A JP9320357 A JP 9320357A JP 32035797 A JP32035797 A JP 32035797A JP H11143540 A JPH11143540 A JP H11143540A
Authority
JP
Japan
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vehicle
uphill road
control device
uphill
road
Prior art date
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Pending
Application number
JP9320357A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Niihara
良美 新原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH11143540A publication Critical patent/JPH11143540A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】車輪に対して連結可能で上り回転(登り回転)
は許容し、下り回転(降り回転)は抑止する一方向クラ
ッチを備え、少なくとも登坂路での発進時に電磁クラッ
チにより車輪と一方向クラッチとを連結することで、複
雑な制御や過大な電力消費量を必要とすることなく、登
坂路での発進時に車両の後退(後下がり)を確実に防止
することができる搬送車の制御装置の提供を目的とす
る。 【解決手段】誘導ライン2に沿って走行する搬送車3で
あって、登坂路を検出する登坂路検出手段16と、車輪
10,11に対して連結可能で上り回転は許容し、下り
回転は抑止する一方向クラッチ18と、少なくとも登坂
路での発進時に上記車輪10,11と上記一方向クラッ
チ18とを連結する電磁クラッチ19とを備えたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば床部に設
けられた磁気テープや光反射用の白線テープなどの誘導
ラインに沿って走行するオートガイドビークル(いわゆ
るAGV)のような搬送車の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の搬送車の制御装置として
は、例えば特開平2−83713号公報に記載の装置が
ある。すなわち、搬送車が走行すると走行路上に光反射
テープまたは磁気テープを貼付して誘導ラインを構成す
る一方、車両側にはこの誘導ラインを検出するガイドセ
ンサを設けると共に、左右の駆動輪を駆動する駆動モー
タを備え、この駆動モータを制御することで、搬送車を
上述の誘導ラインに沿って走行すべく構成したものであ
る。
【0003】この従来の搬送車の制御装置にあっては上
述の駆動モータ制御により搬送車を誘導ラインに沿って
円滑に走行、停止させることができる利点がある反面、
この搬送車、特にAGVは本来平地面走行用に設定され
ていて、登坂路等の坂道走行用の設定が成されていない
ので、この搬送車における登坂路での発進および停止制
御が比較的困難な問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、車輪に対して連結可能で上り回転(登り回
転)は許容し、下り回転(降り回転)は抑止する一方向
クラッチを備え、少なくとも登坂路での発進時に電磁ク
ラッチにより車輪と一方向クラッチとを連結すること
で、複雑な制御や過大な電力消費量を必要とすることな
く、登坂路での発進時に車両の後退(後下がり)を確実
に防止することができる搬送車の制御装置の提供を目的
とする。
【0005】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、登坂路での停止時に
上述の電磁クラッチにより車輪と一方向クラッチとを連
結することで、登坂路での停止時において車両の後退を
確実に防止することができる搬送車の制御装置の提供を
目的とする。
【0006】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1または2記載の発明の目的と併せて、登坂路前
(手前)に設置されたマークプレート等のマーク手段に
より登坂路を検出することで、マーク手段により登坂路
に差し掛かる旨の情報を予め車両側に提供することがで
きて、例えば通信による登坂路判定やメモリ等への記憶
の必要性がなく、制御構成の簡略化を図ることができる
搬送車の制御装置の提供を目的とする。
【0007】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項3記載の発明の目的と併せて、上述のマーク手段に
より登坂路の勾配度を検出することで、登坂路情報のみ
ならず勾配度情報の入手ができ、この勾配度をその後の
制御に有効利用することができる搬送車の制御装置の提
供を目的とする。
【0008】この発明の請求項5記載の発明は、上記請
求項4記載の発明の目的と併せて、上述の勾配度に基づ
いて登坂路発進時における駆動モータの出力増加率を設
定することで、登坂路の勾配に対応した円滑かつ確実な
発進を確保することができる搬送車の制御装置の提供を
目的とする。
【0009】この発明の請求項6記載の発明は、上記請
求項1,2,3,4または5記載の発明の目的と併せ
て、登坂路後に設置されたマーク手段により登坂路終了
を検出し、登坂路終了時に上述の電磁クラッチによる車
輪と一方向クラッチとの連結を解除することで、電力消
費量の低減を図りつつ、平地走行時での前後進の対応性
向上を図ることができる搬送車の制御装置の提供を目的
とする。
【0010】この発明の請求項7記載の発明は、上記請
求項1,2,3,4,5または6記載の発明の目的と併
せて、上述の一方向クラッチおよび電磁クラッチを従動
輪に設けることで、構造の簡素化を達成することができ
る搬送車の制御装置の提供を目的とする。
【0011】この発明の請求項8記載の発明は、登坂路
からの発進時に搬送車の前進力と後退力が中立あるいは
前進力が上回るように駆動モータの駆動トルクを徐々に
上昇させる一方、電磁ブレーキの制動力を徐々に減少さ
せることで、登坂路からの発進を円滑に実行することが
できる搬送車の制御装置の提供を目的とする。
【0012】この発明の請求項9記載の発明は、上記請
求項8記載の発明の目的と併せて、登坂路の勾配度が大
きくなるほど、少なくとも駆動トルクの上昇率または制
動力減少率を増大することで、勾配度が大きくても所定
の発進時間内に登板発進することができる搬送車制御装
置の提供を目的とする。
【0013】この発明の請求項10記載の発明は、上記
請求項8記載の発明の目的と併せて、搬送車の車載重量
が重くなる程、少なくとも駆動トルクの上昇率または制
動力減少率を増大することで、車載重量が重くても所定
の発進時間内に確実に発進することができる搬送車の制
御装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、誘導ラインに沿って走行する搬送車であっ
て、登坂路を検出する登坂路検出手段と、車輪に対して
連結可能で上り回転は許容し、下り回転は抑止する一方
向クラッチと、少なくとも登坂路での発進時に上記車輪
と上記一方向クラッチとを連結する電磁クラッチとを備
えた搬送車の制御装置であることを特徴とする。
【0015】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、登坂路での停止時に
上記電磁クラッチにより車輪と一方向クラッチとを連結
する搬送車の制御装置であることを特徴とする。
【0016】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1または2記載の発明の構成と併せて、上記登坂路
検出手段は登坂路前に設置されたマーク手段により登坂
路を検出する搬送車の制御装置であることを特徴とす
る。
【0017】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項3記載の発明の構成と併せて、上記登坂路検出手段
は上記マーク手段により登坂路の勾配度を検出する搬送
車の制御装置であることを特徴とする。
【0018】この発明の請求項5記載の発明は、上記請
求項4記載の発明の構成と併せて、上記登坂路検出手段
で検出した勾配度に基づいて、登坂路発進時における車
輪駆動用の駆動モータの出力増加率を設定する出力増加
率設定手段を備えた搬送車の制御装置であることを特徴
とする。
【0019】この発明の請求項6記載の発明は、上記請
求項1,2,3,4または5記載の発明の構成と併せ
て、上記登坂路検出手段は登坂路後に設置されたマーク
手段により登坂路終了を検出し、登坂路終了時に上記電
磁クラッチによる車輪と一方向クラッチとの連結を解除
する搬送車の制御装置であることを特徴とする。
【0020】この発明の請求項7記載の発明は、上記請
求項1,2,3,4,5または6記載の発明の構成と併
せて、上記搬送車は駆動輪と従動輪とを有し、上記従動
輪に一方向クラッチおよび電磁クラッチが設けられた搬
送車の制御装置であることを特徴とする。
【0021】この発明の請求項8記載の発明は、誘導ラ
インに沿って走行する搬送車であって、車輪駆動用の駆
動モータと、上記駆動モータのトルクが所定の駆動トル
クとなるように該駆動モータを制御する駆動モータ制御
手段と、搬送車の停止時に所定の制動力となるように電
磁ブレーキを制御する電磁ブレーキ制御手段と、登坂路
からの発進時に搬送車の前進力と後退力が中立あるいは
前進力が上回るように上記駆動モータの駆動トルクを徐
々に上昇させる一方、電磁ブレーキの制動力を徐々に減
少させる発進制御手段とを備えた搬送車の制御装置であ
ることを特徴とする。
【0022】この発明の請求項9記載の発明は、上記請
求項8記載の発明の構成と併せて、登坂路の勾配度を検
出する勾配度検出手段を設け、上記勾配度検出手段で検
出された勾配度が大きくなる程、上記発進制御手段は少
なくとも上記駆動トルクの上昇率または制動力減少率を
増大する搬送車の制御装置であることを特徴とする。
【0023】この発明の請求項10記載の発明は、上記
請求項8記載の発明の構成と併せて、上記搬送車の車載
重量を検出する車載重量検出手段を設け、上記車載重量
検出手段で検出された車載重量が重くなる程、上記発進
制御手段は少なくとも上記駆動トルクの上昇率または制
動力減少率を増大する搬送車の制御装置であることを特
徴とする。
【0024】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、上述の搬送車は誘導ラインに沿って走行し、
上述の登坂路検出手段は登坂路を検出するが、上述の電
磁クラッチは少なくとも登坂路での発進時に車輪と一方
向クラッチとを連結して、この一方向クラッチにより車
輪の下り回転を抑止する。このため、複雑な制御や過大
な電力消費量を必要をすることなく、登坂路での発進時
に車両の後退(後下がり)を確実に防止することができ
る効果がある。
【0025】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、登坂路での停
止時に上述の電磁クラッチにより車輪と一方向クラッチ
とをこの一方向クラッチにより車輪の下り回転を抑止す
るので、登坂路での停止時において車両の後退を確実に
防止することができる効果がある。
【0026】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項1または2記載の発明の効果と併せて、上述
の登坂路検出手段は登坂路前に設置されたマーク手段に
より登坂路を検出する。このように、上述のマーク手段
により登坂路に差し掛かる旨の情報を予め車両側に提供
することができるので、例えば通信による登坂路判定や
メモリ等への記憶の必要性が一切なく、制御構成の簡略
化を図ることができる効果がある。
【0027】この発明の請求項4記載の発明によれば、
上記請求項3記載の発明の効果と併せて、上述の登坂路
検出手段は上記マーク手段により登坂路の勾配度を検出
する。このようにマーク手段から登坂路情報のみならず
勾配度情報の入手もできるので、この勾配度をその後の
制御(例えば発進制御など)に有効利用することができ
る効果がある。
【0028】この発明の請求項5記載の発明によれば、
上記請求項4記載の発明の効果と併せて、上述の出力増
加率設定手段は、登坂路検出手段で検出された勾配度に
基いて、登坂路発進時における車輪駆動用の駆動モータ
の出力増加率を設定する。この結果、登坂路の勾配に対
応した円滑かつ確実な発進を行なうことができる効果が
ある。
【0029】この発明の請求項6記載の発明によれば、
上記請求項1,2,3,4または5記載の発明の効果と
併せて、上述の登坂路検出手段は登坂路後に設置された
マーク手段により登坂路の終了を検出し、この登坂路終
了時に電磁クラッチが車輪と一方向クラッチとの連結を
解除する。この結果、電力消費量の低減を図りつつ、登
坂路につづく平地走行時での前後進の対応性向上を図る
ことができる効果がある。
【0030】この発明の請求項7記載の発明によれば、
上記請求項1,2,3,4,5または6記載の発明の効
果と併せて、上述の一方向クラッチおよび電磁クラッチ
を従動輪側に設けたので、構造の簡素化を達成すること
ができる効果がある。因に、上述の一方向クラッチおよ
び電磁クラッチを操舵の必要を有する駆動輪側に設ける
と、その構造が複雑化するが、上記構成により構造の簡
略化を図ることができる。
【0031】この発明の請求項8記載の発明によれば、
上述の搬送車は誘導ラインに沿って走行し、上述の駆動
モータ制御手段は車輪駆動用の駆動モータのトルクが所
定の駆動トルクとなるように該駆動モータを制御し、上
述の電磁ブレーキ制御手段は搬送車の停止時に所定の制
動力(ブレーキ力)となるように電磁ブレーキを制御す
るが、上述の発進制御手段は登坂路からの発進時に搬送
車の前進力と後退力が中立あるいは前進力が上回るよう
に上述の駆動モータの駆動トルクを徐々に上昇させる一
方、電磁ブレーキの制動力を徐々に減少させる。このた
め、登坂路からの発進を後下がりすることなく、円滑に
実行することができる効果がある。
【0032】この発明の請求項9記載の発明によれば、
上記請求項8記載の発明の効果と併せて、上述の勾配度
検出手段は登坂路の勾配度を検出し、上述の発進制御手
段は勾配度検出手段で検出された勾配度が大きくなる
程、少なくとも駆動トルクの上昇率または制動力減少率
を増大制御する。この結果、勾配度が大きくても所定の
発進時間内に登坂路発進を行なうことができる効果があ
る。
【0033】この発明の請求項10記載の発明によれ
ば、上記請求項8記載の発明の効果と併せて、上述の車
載重量検出手段は搬送車の車載重量を検出し、上述の発
進制御手段は車載重量検出手段で検出された車載重量が
重くなる程、少なくとも駆動トルクの上昇率または制動
力減少率を増大制御する。この結果、車載重量が重くて
も所定の発進時間内に確実に発進することができる効果
がある。
【0034】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は搬送車の制御装置を示し、図1、図2に
おいて床部1には移動経路(走行コース)に沿ってガイ
ド手段(誘導ライン)の一例としてのガイドテープ2が
敷設されており、搬送車としてのAGV(オート・ガイ
ド・ビークルの略)3側には、操舵センタ4を中心とし
て水平回動可能な基台5を設け、この基台5上に設置さ
れた左右の駆動モータ6,7により左右独立して駆動さ
れる左右の駆動輪8,9を備えている。
【0035】また上述のAGV3には左右の従動輪1
0,11を設けると共に、上述のガイドテープ2と直交
状に交差する方向に配設されたガイドセンサ12を備え
ている。さらに上述のAGV3には床部1の所定箇所つ
まり図3に示す登坂路13の手前側と登坂路13の登り
きった位置とにそれぞれ配設されたマーク手段としての
番地板14,15(いわゆるマークプレート)を検出す
る番地センサ16を(登坂路検出手段)取付けている。
なお、AGVの右折ポイント手前、左折ポイント手前、
待機位置等の他の部位に設けられた番地板の図示は省略
している。
【0036】ここで、上述のガイドセンサ12はガイド
テープ2と交差する方向に配列された複数たとえば16
個のポイントセンサ(図示せず)を有し、これらの各ポ
イントセンサにてガイドテープ2に対するAGV3の左
右位置ずれ(横ずれ)を検出すべく構成している。また
上述のガイドテープ2を磁気テープ(磁気記録媒体)に
設定する一方、上述の各ポイントセンサを磁気センサの
一例としての磁気ホール素子に設定して、床部1や路面
の汚れの影響を受けにくく、常に良好な磁気検出精度を
確保すべく構成している。
【0037】さらに、この実施例にあっては2輪駆動タ
イプのAGV3においてガイドテープ2に対する左右方
向のずれを検出して、左右の各駆動輪8,9の回転数の
差、換言すれば左右の各駆動モータ6,7の回転速度の
差によりAGV3を操舵(方向修正、軌跡制御)すべく
構成している。
【0038】上述の左右の従動輪10,11はAGV3
の下部に支持部材17,17を介して取付けられるがこ
の支持部材17と左右の従動輪10,11との間には逆
転防止用の一方向クラッチ18と一方向クラッチ作動用
の電磁クラッチ19とがそれぞれ介設される。上述の一
方向クラッチ18は、従動輪10,11に対して連結可
能で、登坂路13での上り回転(登り回転)は許容し、
登坂路13での下り回転(降り回転)は抑止するワンウ
エイクラッチである。
【0039】また上述の電磁クラッチ19は、登坂路1
3でのAGV3の停止時及び発進時に上述の従動輪1
0,11と一方向クラッチ18とを連結する電磁断続手
段である。さらに上述の登坂路13前に設置された番地
板14にはAGV3の前進により登坂路13に差しかか
る旨の情報と、登坂路13の勾配度情報とが予め書込ま
れ、上述の登坂路13後に設置された番地板15には登
坂路終了を示す情報が予め書込まれている。
【0040】ここで、上述の登坂路情報、登坂路勾配度
情報、登坂路終了情報としてバーコード情報を用いる場
合には、番地センサ16にバーコードリーダが用いら
れ、これら各情報として磁気情報を用いる場合には、番
地センサ16としては磁気センサ1が用いられる。な
お、図1において20は障害物の有無を検出する障害物
センサで、この障害物センサとしては赤外線センサ等を
用いることができる。
【0041】図4はAGV3の制御回路ブロック図を示
し、CPU30は停止スイッチおよび起動スイッチを含
む操作部21からの信号と、ガイドテープ2を検出する
ガイドセンサ12からの信号と、番地板14,15を検
出する番地センサ16からの信号と、障害物の有無を検
出する障害物センサ20からの信号とに基づいて、RO
M22に格納されたプログラムに従って、操作表示部2
3、左モータ駆動部24、右モータ駆動部25、電磁ク
ラッチ駆動部26を駆動制御し、またRAM27は必要
なデータやマップを記憶する。さらにCPU30内の演
算部28は駆動モータ6,7の指令出力量Bや発進時の
駆動モータ6,7の出力量D(図5に示すフローチャー
ト参照)を演算する。
【0042】ここで、上述の左モータ駆動部24は左駆
動モータ6を正逆回転制御し、右モータ駆動部25は右
駆動モータ7を正逆回転制御し、さらに電磁クラッチ駆
動部26は電磁クラッチ19をON(励磁)、OFF
(非励磁)制御し、この電磁クラッチ19のON時に一
方向クラッチ18が作用し、電磁クラッチ19のOFF
時に一方向クラッチ18が解除されるように構成してい
る。
【0043】しかも、上述のCPU30は、登坂路検出
手段(番地センサ16参照)で検出した登坂路13の勾
配度に基づいて、登坂路発進時における駆動モータ6,
7の出力増加率Xを設定する出力増加率設定手段(図5
に示すフローチャートの第12ステップS12参照)を
兼ねる。
【0044】このように構成した搬送車の制御装置の作
用を、図5、図6に示す一連のフローチャートを参照し
て、以下に詳述する。第1ステップS1で、CPU30
は操作部21からの信号に基づいてAGV走行速度の指
令値A(但し、A=0〜100%)を設定し、次の第2
ステップS2で、CPU30は操作部21からの信号に
基づいて駆動モータ6,7の指令出力量B(但し、B=
0〜255unif)を設定する。
【0045】次に第3ステップS3で、CPU30は操
作部21からの信号に基づいて発進時の駆動モータ6,
7の出力増加率X[%/ΔT]を設定し、次の第4ステ
ップS4でCPU30は操作部21からの信号に基づい
て坂発進時の出力可変時間幅ΔT[sec] を設定する。次
に第5ステップS5で、CPU30は電磁クラッチ19
をOFFにし、次の第6ステップS6で、発進モードC
の設定を実行する。この発進モードCは平地発進時には
C=0となり、坂発進時にはC=1となる。このC=0
またはC=1はフラグとしてRAM27の所定エリアに
記憶される。
【0046】次に第7ステップS7で、CPU30はA
GV起動指令が有るか否かを判定し、起動指令時(YE
S判定時)には次の第8ステップS8に移行する。この
第8ステップS8で、CPU30は番地センサ16出力
に基づいて番地板14,15検出か否かを判定し、NO
判定時には第27ステップS27にスキップする一方、
YES判定時には次の第9ステップS9に移行する。
【0047】この第9ステップS9で、CPU30は番
地センサ16を介して番地板データ(番地板情報)の読
取りを実行し、次の第10ステップS10で、CPU3
0は発進モードCの読出しを実行する。次に第11ステ
ップS11(発進モード判定手段)で、CPU30は読
出した発進モードCが坂発進モード(C=1)か否かを
判定し、NO判定時(C=0の時)には別の第20ステ
ップS20に移行する一方、YES判定時(C=1の
時)には次の第12ステップS12に移行する。
【0048】この第12ステップS12で、CPU30
は坂発進モード(C=1)に応じて番地板14から予め
読取った勾配度に対応した出力増加率Xまたは出力可変
時間幅ΔTへの補正を実行する。次に第13ステップS
13で、CPU30は勾配度に応じたAGV走行速度の
指令値Aを読出す。次に第14ステップS14で、CP
U30は駆動モータ6,7の指令出力量(B=255×
A)を演算する。
【0049】次に第15ステップS15で、CPU30
は坂発進時の駆動モータ6,7の出力量Dを次の[数
1]に基づいて演算する。 [数1] D=n×255X 但し、nはループ回数で、各ステップS15〜S18の
繰返し回数のこと Xは発進時の駆動モータの出力増加率。
【0050】次に第16ステップS16で、CPU30
は駆動モータ6,7の出力量Dを出力する。この出力量
Dに応じてAGV3の坂発進が開始される。次に第17
ステップS17で、CPU30は出力可変時間幅ΔTに
相当する出力可変時間が経過したか否かを判定し、YE
S判定時には次の第18ステップS18に移行する。
【0051】この第18ステップS18で、CPU30
は駆動モータ出力量Dと指令出力量Bとを比較し、駆動
モータ出力量Dが指令出力量Bに達するまでは上述の各
ステップS15〜S18での処理を繰返して、駆動モー
タ出力量Dをループ回数nに対応して順次増大する一
方、D=Bになった時(YES判定時)には次の第19
ステップS19に移行する。
【0052】この第19ステップS19で、CPU30
は電磁クラッチ19に非励磁出力(OFF出力)を実行
した後に第27ステップS27に移行する。一方、前述
の第11ステップS11でNO判定された平地発進モー
ド時(C=0の時)には、第20ステップS20で、C
PU30はAGV走行速度の指令値Aの読出しを実行す
る。次に第21ステップS21で、CPU30は駆動モ
ータ6,7の指令出力量(B=255A)を演算する。
【0053】次に第22ステップS22で、CPU30
は平地発進時の駆動モータ6,7の出力量Dを次の[数
2]に基づいて演算する。 [数2] D=n×255X 但し、nはループ回数で、各ステップS20〜S26の
繰返し回数のこと Xは発進時の駆動モータの出力増加率。
【0054】次に第23ステップS23で、CPU30
は駆動モータ6,7の出力量Dを出力する。次に第24
ステップS24で、CPU30は出力量Dに応じてAG
V3の平地走行を開始する。次に第25ステップS25
で、CPU30は出力可変時間幅ΔTに相当する出力可
変時間が経過したか否かを判定し、YES判定時には次
の第26ステップS26に移行する。
【0055】この第26ステップS26で、CPU30
は駆動モータ出力量Dと指令出力量Bとを比較し、駆動
モータ出力量Dが指令出力量Bに達するまでは上述の各
ステップS20〜S26での処理を繰返して、駆動モー
タ出力量Dをループ回数nに対応して順次増大する一
方、D=Bになった時(YES判定時)には次の第27
ステップS27に移行する。
【0056】この第27ステップS27で、CPU30
はAGV走行を実行し、次の第28ステップS28で、
CPU30はAGV停止指令があるか否かを判定し、N
O判定時には第27ステップS27にリターンしてAG
V走行を継続する一方、YES判定時には図6に示す一
連のフローチャートの第29ステップS29に移行す
る。
【0057】この第29ステップS29で、CPU30
はAGV停止を実行し、次の第30ステップS30で、
CPU30は坂道停止か否かを判定し、NO判定時(平
地停止時)には第33ステップS33に移行する一方、
YES判定時(坂道停止時)には第31ステップS31
に移行する。
【0058】上述の第31ステップS31で、CPU3
0は坂道停止に対応して電磁クラッチ19をONとし、
一方向クラッチ18と従動輪10,11とを連結する。
次に第32ステップS32で、CPU30は坂発進モー
ド(C=1)を設定した後に、第7ステップS7にリタ
ーンする。一方、上述の第33ステップS33で、CP
U30は平地停止に対応して電磁クラッチ19をOFF
とし、次の第34ステップS34で、CPU30は坂発
進モード(C=1)を解除して、C=0と成して一連の
処理を終了する。
【0059】ここで、上述の第30ステップS30によ
りYES判定された坂道停止時には電磁クラッチ19が
ON(第31ステップS31参照)となり、フローチャ
ートの繰返しにより各ステップS32,S7〜S18を
経て第19ステップS19に至るまでの間は、電磁クラ
ッチ19のONが継続されるので、登坂路13での発進
時には電磁クラッチ19により従動輪10,11と一方
向クラッチ18とが連結されて、従動輪10,11の下
り回転が抑止(禁止)された状態下にある。
【0060】また、登坂路発進時における駆動モータ
6,7の出力増加率Xは前述の第12ステップS12に
おいて予め検出された勾配度に基づいて補正処理(勾配
が急な程、出力増加率Xが大となる補正処理)されるの
で、登坂路13からの発進時にはAGV3の後退(後下
がり)を確実に防止しつつ、登坂路13の勾配に対応し
た円滑かつ確実な発進を行なうことができる。
【0061】このように図1乃至図6に示す実施例によ
れば、上述の搬送車(AGV3参照)は誘導ライン(ガ
イドテープ2参照)に沿って走行し、上述の登坂路検出
手段(番地センサ16参照)は登坂路13を検出する
が、上述の電磁クラッチ19は少なくとも登坂路13で
の発進時に車輪(従動輪10,11参照)と一方向クラ
ッチ18とを連結して、この一方向クラッチ18により
車輪(従動輪10,11参照)の下り回転を抑止する。
このため、複雑な制御や過大な電力消費量を必要をする
ことなく、登坂路13での発進時に車両(AGV3参
照)の後退(後下がり)を確実に防止することができる
効果がある。
【0062】また、登坂路13での停止時に上述の電磁
クラッチ19により車輪(従動輪10,11参照)と一
方向クラッチ18とをこの一方向クラッチ18により車
輪(従動輪10,11参照)の下り回転を抑止するの
で、登坂路13での停止時において車両(AGV3参
照)の後退を確実に防止することができる効果がある。
【0063】さらに、上述の登坂路13検出手段(番地
センサ16参照)は登坂路前に設置されたマーク手段
(番地板14参照)により登坂路13を検出する。この
ように、上述のマーク手段(番地板14参照)により登
坂路13に差し掛かる旨の情報を予め車両(AGV3参
照)側に提供することができるので、例えば通信による
登坂路13判定やメモリ等への記憶の必要性が一切な
く、制御構成の簡略化を図ることができる効果がある。
【0064】加えて、上述の登坂路13検出手段(番地
センサ16参照)は上記マーク手段(番地板14参照)
により登坂路13の勾配度を検出する。このようにマー
ク手段(番地板14参照)から登坂路情報のみならず勾
配度情報の入手もできるので、この勾配度をその後の制
御(例えば発進制御など)に有効利用することができる
効果がある。
【0065】また、上述の出力増加率設定手段(図5に
示すフローチャートの第12ステップS12参照)は、
登坂路13検出手段(番地センサ16参照)で検出され
た勾配度に基いて、登坂路発進時における車輪駆動用の
駆動モータ6,7の出力増加率Xを設定する。この結
果、登坂路13の勾配に対応した円滑かつ確実な発進を
行なうことができる効果がある。
【0066】さらに、上述の登坂路13検出手段(番地
センサ16参照)は登坂路13後に設置されたマーク手
段(番地板15参照)により登坂路13の終了を検出
し、この登坂路終了時に電磁クラッチ19が車輪(従動
輪10,11参照)と一方向クラッチ18との連結を解
除する。この結果、電力消費量の低減を図りつつ、登坂
路13につづく平地走行時での前後進の対応性向上を図
ることができる効果がある。
【0067】さらにまた、上述の一方向クラッチ18お
よび電磁クラッチ19を従動輪10,11側に設けたの
で、構造の簡素化を達成することができる効果がある。
因に、上述の一方向クラッチ18および電磁クラッチ1
9を操舵の必要を有する駆動輪8,9側に設けると、そ
の構造が複雑化するが、上記構成により構造の簡略化を
図ることができる。
【0068】図7乃至図9は搬送車の制御装置の他の実
施例を示し、説明の便宜上、先の実施例と同一の部分に
は同一符号を付して、その詳しい説明を省略している
が、この図7乃至図9に示す実施例にあっては従動輪1
0,11を制動する電磁ブレーキ31,31が設けられ
ている。なお、従動輪10,11にブレーキ力を付勢す
る構成に代えて、駆動輪8,9側の駆動モータ6,7の
モータ軸に対してブレーキ力を付勢すべく構成してもよ
い。
【0069】また図9に示すAGV3の制御回路ブロッ
ク図において、CPU40は停止スイッチおよび起動ス
イッチを含む操作部21からの信号と、ガイドテープ2
を検出するガイドセンサ12からの信号と、番地板1
4,15を検出する番地センサ16からの信号と、障害
物の有無を検出する障害物センサ20からの信号と、A
GV3の車載重量を検出する車載重量検出手段としての
車載重量検出センサ32からの信号に基づいて、ROM
22に格納されたプログラムにしたがって、操作表示部
23、左モータ駆動部24、右モータ駆動部25、電磁
ブレーキ駆動部33を駆動制御し、またRAM27は必
要なデータやマップを記憶する。さらにCPU30内の
演算部28は駆動モータ6,7の指令出力量Bや発進時
の駆動モータ6,7の出力量D(図10に示すフローチ
ャート参照)を演算する。
【0070】ここで、上述の左モータ駆動部24は左駆
動モータ6を正逆回転制御し、右モータ駆動部25は右
駆動モータ7を正逆回転制御するが、これらの各モータ
駆動部24,25は駆動モータ6,7のトルクが所定の
駆動トルクとなるように該駆動モータ6,7を制御する
駆動モータ制御手段である。
【0071】また上述の電磁ブレーキ駆動部33は電磁
ブレーキ31を制動制御するが、この電磁ブレーキ駆動
部33はAGV3の停止時に所定の制動力(ブレーキ
力)となるように電磁ブレーキ31を制御する電磁ブレ
ーキ制御手段である。しかも、上述のCPU40は、登
坂路13からの発進時にAGV3の前進力と後退力が中
立あるいは前進力が上回るように上述の駆動モータ6,
7の駆動トルクを徐々に上昇させる一方、電磁ブレーキ
31の制動力を徐々に減少させる発進制御手段(CPU
40それ自体参照)を兼ねる。
【0072】このように構成した搬送車の制御装置の作
用を、図10、図11に示す一連のフローチャートを参
照して、以下に詳述する。第1ステップU1で、CPU
40は操作部21からの信号に基づいてAGV走行速度
の指令値A(但し、A=0〜100%)を設定し、次の
第2ステップU2で、CPU40は操作部21からの信
号に基づいて駆動モータ6,7の指令出力量B(但し、
B=0〜255unif)を設定する。
【0073】次に第3ステップU3で、CPU40は操
作部21からの信号に基づいて発進モードCを設定す
る。この発進モードCは平地発進時にC=0となり、坂
発進時にC=1となるように設定される。次に第4ステ
ップU4で、CPU40は操作部21からの信号に基づ
いて坂発進時の駆動モータ6,7の出力増加率α[%/
ΔT](駆動モータの駆動トルクの上昇率に相当)を設
定し、次の第5ステップU5で、CPU40は操作部2
1からの信号に基づいて坂発進時の電磁ブレーキ31の
出力増加率β[%/ΔT](電磁ブレーキの制動力減少
率に相当)を設定し、さらに次の第6ステップU6で、
CPU40は操作部21からの信号に基づいて坂発進時
の出力可変時間幅ΔT[sec] を設定する。次に第7ステ
ップU7で、CPU40は操作部21からの信号に基づ
いて平地発進時の駆動モータ6,7の出力増加率Yを設
定する。
【0074】次に第8ステップU8で、CPU40はA
GV起動指令が有るか否かを判定し、起動指令時(YE
S判定時)には次の第9ステップU9に移行する。この
第9ステップU9で、CPU40は番地センサ16出力
に基づいて番地板14,15検出か否かを判定し、NO
判定時には第30ステップU30(図11参照)にスキ
ップする一方、YES判定時には次の第10ステップU
10に移行する。
【0075】この第10ステップU10で、CPU40
は番地センサ16を介して番地板データ(番地板情報)
の読取りを実行し、次の第11ステップU11で、CP
U40は発進モードCの読出しを実行する。次に第12
ステップU12(発進モード判定手段)で、CPU40
は読出した発進モードCが坂発進モード(C=1)か否
かを判定し、NO判定時(C=0の時)には別の第23
ステップU23に移行する一方、YES判定時(C=1
の時)には次の第13ステップU13に移行する。
【0076】この第13ステップU13で、CPU40
は坂発進モード(C=1)に応じて番地板14から予め
読取った勾配度に対応した坂発進時の駆動モータの出力
増加率αまたは出力可変時間幅ΔTへの補正を実行す
る。上述の坂発進時の駆動モータの出力増加率αは勾配
度が大きくなる程、大に補正されるが、この勾配度を用
いる補正に代えて、前述の車載重量検出センサ32で車
載重量を検出し、この車載重量が重くなる程、坂発進時
の駆動モータの出力増加率αを大きくなるように補正し
てもよい。
【0077】次に第14ステップU14で、CPU40
は勾配度に応じたAGV走行速度の指令値Aを読出す。
次に第15ステップU15でCPU40は駆動モータ
6,7の指令出力量(B=255×A)を演算する。
【0078】次に第16ステップU16で、CPU40
は坂発進時の駆動モータ6,7の出力量Dを次の[数
3]に基づいて演算する。 [数3] D=n×255×α 但し、nはループ回数で、各ステップU16〜U22の
繰返し回数のこと αは坂発進時の駆動モータの出力増加率 次に第17ステップU17で、CPU40は駆動モータ
6,7の出力量Dを出力する。
【0079】次に第18ステップU18で、CPU40
は坂発進時の電磁ブレーキ31の出力量Eを次の[数
4]に基づいて演算する。 [数4] E=255−(n×255×β) 但し、nはループ回数で、各ステップU16〜U22の
繰返し回数のこと βは坂発進時の電磁ブレーキの出力増加率。
【0080】次に第19ステップU19で、CPU40
は電磁ブレーキ31の出力量Eを出力する。次に第20
ステップU20で、CPU40は駆動モータ6,7の回
転と、電磁ブレーキ31の制動とによるAGV3の協調
走行を実行する。
【0081】次に第21ステップU21で、CPU40
は出力可変時間幅ΔTに相当する出力可変時間が経過し
たか否かを判定し、YES判定時には次の第22ステッ
プU22に移行する。この第22ステップU22で、C
PU40は駆動モータ出力量Dと指令出力量Bとを比較
し、駆動モータ出力量Dが指令出力量Bに達するまでは
上述の各ステップU16〜U22での処理を繰返して、
駆動モータ出力量Dをループ回数nに対応して徐々に上
昇し、また電磁ブレーキ31への出力量Eをループ回数
nに対応して徐々に減少させる一方、D=Bになった時
(YES判定時)には図11に示す一連のフローチャー
トの第30ステップU30に移行する。
【0082】一方、前述の第12ステップU12でNO
判定された平地発進モード時(C=0の時)には、第2
3ステップU23で、CPU40はAGV走行速度の指
令値Aの読出しを実行する。次に第24ステップS24
で、CPU40は駆動モータ6,7の指令出力量(B=
255A)を演算する。
【0083】次に第25ステップU25で、CPU40
は平地発進時の駆動モータ6,7の出力量Dを次の[数
5]に基づいて演算する。 [数5] D=n×255Y 但し、nはループ回数で、各ステップU23〜U29の
繰返し回数のこと Yは平地発進時の駆動モータの出力増加率。
【0084】次に第26ステップU26で、CPU40
は駆動モータ6,7の出力量Dを出力する。次に第27
ステップU27で、CPU40は出力量Dに応じてAG
V3の平地走行を開始する。次に第28ステップU28
で、CPU40は出力可変時間幅ΔTに相当する出力可
変時間が経過したか否かを判定し、YES判定時には次
の第29ステップU29に移行する。
【0085】この第29ステップU29で、CPU40
は駆動モータ出力量Dと指令出力量Bとを比較し、駆動
モータ出力量Dが指令出力量Bに達するまでは上述の各
ステップU23〜U29での処理を繰返して、駆動モー
タ出力量Dをループ回数nに対応して順次上昇する一
方、D=Bになった時(YES判定時)には次の第30
ステップU30(図11参照)に移行する。
【0086】この第30ステップU30で、CPU40
はAGV走行を実行し、次の第31ステップU31で、
CPU40はAGV停止指令があるか否かを判定し、N
O判定時には第30ステップU30にリターンしてAG
V走行を継続する一方、YES判定時には次の第32ス
テップU32に移行する。
【0087】この第32ステップU32で、CPU40
はAGV停止を実行し、次の第33ステップU33で、
CPU40は坂道停止か否かを判定し、NO判定時(平
地停止時)には第35ステップU35に移行する一方、
YES判定時(坂道停止時)には第34ステップU34
に移行する。
【0088】上述の第34ステップU34で、CPU4
0は坂道停止に対応して坂発進モード(C=1)を設定
した後に、第8ステップU8にリターンする。一方、上
述の第35ステップU35で、CPU40は平地停止に
対応して坂発進モード(C=1)を解除して、C=0と
成して一連の処理を終了する。
【0089】このように図7乃至図11に示す実施例に
よれば、上述の搬送車(AGV3参照)は誘導ライン
(ガイドテープ2参照)に沿って走行し、上述の駆動モ
ータ制御手段(モータ駆動部24,25参照)は車輪駆
動用の駆動モータ6,7のトルク(駆動モータ出力量D
参照)が所定の駆動トルク(指令出力量B参照)となる
ように該駆動モータ6,7を制御し、上述の電磁ブレー
キ制御手段(電磁ブレーキ駆動部33参照)は搬送車
(AGV3参照)の停止時に所定の制動力(ブレーキ
力)となるように電磁ブレーキ31を制御するが、上述
の発進制御手段(CPU40、特に各ステップU16〜
U22からなるルーチン参照)は登坂路13からの発進
時に搬送車(AGV3参照)の前進力と後退力が中立あ
るいは前進力が上回るように上述の駆動モータ6,7の
駆動トルク(駆動モータ出力量D参照)をループ回数n
に応じて徐々に上昇させる一方、電磁ブレーキ31の制
動力(電磁ブレーキの出力量E参照)をループ回数nに
応じて徐々に減少させる。このため、登坂路13からの
発進を後下がりすることなく、円滑に実行することがで
きる効果がある。
【0090】また、上述の勾配度検出手段(番地センサ
16参照)は登坂路13の勾配度を検出し、上述の発進
制御手段(CPU40、特に第13ステップU13参
照)は勾配度検出手段(番地センサ16参照)で検出さ
れた勾配度が大きくなる程、少なくとも駆動トルクの上
昇率(坂発進時の駆動モータの出力増加率α参照)また
は制動力減少率(坂発進時の電磁ブレーキの出力増加率
β参照)を増大制御する。この結果、勾配度が大きくて
も所定の発進時間内に登坂路発進を行なうことができる
効果がある。
【0091】さらに、上述の車載重量検出手段(車載量
検出センサ32参照)は搬送車(AGV3参照)の車載
重量を検出し、上述の発進制御手段(CPU40参照)
は車載重量検出手段(車載量検出センサ32参照)で検
出された車載重量が重くなる程、少なくとも駆動トルク
の上昇率(坂発進時の駆動モータの出力増加率α参照)
または制動力減少率(坂発進時の電磁ブレーキの出力増
加率β参照)を増大制御するように構成した場合には、
車載重量が重くても所定の発進時間内に確実に発進する
ことができる効果がある。
【0092】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の搬送車は、実施例のAGV3に対
応し、以下同様に、誘導ラインは、ガイドテープ2に対
応し、登坂路検出手段は、番地センサ16に対応し、マ
ーク手段は番地板14,15に対応し、駆動モータの出
力増加率は、第1実施例の出力増加率Xに対応し、出力
増加率設定手段は、CPU30制御による第12ステッ
プS12に対応し、駆動モータ制御手段は、モータ駆動
部24,25に対応し、電磁ブレーキ制御手段は、電磁
ブレーキ駆動部30に対応し、発進制御手段は、CPU
40に対応し、駆動モータの駆動トルクは、駆動モータ
出力量Dに相当し、電磁ブレーキの制動力は、電磁ブレ
ーキの出力量Eに相当し、勾配度検出手段は、番地セン
サ16に対応し、駆動トルクの上昇率は、坂発進時の駆
動モータの出力増加率αに相当し、制動力減少率は、坂
発進時の電磁ブレーキの出力増加率βの逆数に相当し、
車載重量検出手段は、車載重量検出センサ32に対応す
るも、この発明は、上述の実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0093】例えば上記実施例においては誘導ラインと
してガイドテープ2を例示し、磁気テープ(ガイドテー
プ)と磁気センサの組合せにより誘導走行するAGV3
を開示したが、これは白線テープなどの光反射要素と光
電センサとの組合せであってもよく、或は誘導電流の通
電により磁場を発生する線体と、円筒形のボビンにコイ
ルが巻回された探りコイルとの組合せであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の搬送車の制御装置を示す側面図。
【図2】 誘導ラインに対する車両の関係を示す平面視
図。
【図3】 登坂路と番地板との関係を示す概略斜視図。
【図4】 搬送車の制御装置の制御回路ブロック図。
【図5】 一方向クラッチの連結・非連結を示すフロー
チャート。
【図6】 図5につづくフローチャート。
【図7】 本発明の搬送車の制御装置の他の実施例を示
す側面図。
【図8】 誘導ラインに対する車両の関係を示す平面視
図。
【図9】 搬送車の制御装置の制御回路ブロック図。
【図10】 搬送車制御を示すフローチャート。
【図11】 図10につづくフローチャート。
【符号の説明】
2…ガイドテープ(誘導ライン) 3…AGV(搬送車) 6,7…駆動モータ 8,9…駆動輪(車輪) 10,11…従動輪(車輪) 13…登坂路 14,15…番地板(マーク手段) 16…番地センサ(登坂路検出手段、勾配度検出手段) 18…一方向クラッチ 19…電磁クラッチ 24,25…モータ駆動部(駆動モータ制御手段) 31…電磁ブレーキ 32…車載重量検出センサ(車載重量検出手段) 33…電磁ブレーキ駆動部(電磁ブレーキ制御手段) 40…CPU(発進制御手段) S12…出力増加率設定手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘導ラインに沿って走行する搬送車であっ
    て、登坂路を検出する登坂路検出手段と、車輪に対して
    連結可能で上り回転は許容し、下り回転は抑止する一方
    向クラッチと、少なくとも登坂路での発進時に上記車輪
    と上記一方向クラッチとを連結する電磁クラッチとを備
    えた搬送車の制御装置。
  2. 【請求項2】登坂路での停止時に上記電磁クラッチによ
    り車輪と一方向クラッチとを連結する請求項1記載の搬
    送車の制御装置。
  3. 【請求項3】上記登坂路検出手段は登坂路前に設置され
    たマーク手段により登坂路を検出する請求項1または2
    記載の搬送車の制御装置。
  4. 【請求項4】上記登坂路検出手段は上記マーク手段によ
    り登坂路の勾配度を検出する請求項3記載の搬送車の制
    御装置。
  5. 【請求項5】上記登坂路検出手段で検出した勾配度に基
    づいて、登坂路発進時における車輪駆動用の駆動モータ
    の出力増加率を設定する出力増加率設定手段を備えた請
    求項4記載の搬送車の制御装置。
  6. 【請求項6】上記登坂路検出手段は登坂路後に設置され
    たマーク手段により登坂路終了を検出し、登坂路終了時
    に上記電磁クラッチによる車輪と一方向クラッチとの連
    結を解除する請求項1,2,3,4または5記載の搬送
    車の制御装置。
  7. 【請求項7】上記搬送車は駆動輪と従動輪とを有し、上
    記従動輪に一方向クラッチおよび電磁クラッチが設けら
    れた請求項1,2,3,4,5または6記載の搬送車の
    制御装置。
  8. 【請求項8】誘導ラインに沿って走行する搬送車であっ
    て、車輪駆動用の駆動モータと、上記駆動モータのトル
    クが所定の駆動トルクとなるように該駆動モータを制御
    する駆動モータ制御手段と、搬送車の停止時に所定の制
    動力となるように電磁ブレーキを制御する電磁ブレーキ
    制御手段と、登坂路からの発進時に搬送車の前進力と後
    退力が中立あるいは前進力が上回るように上記駆動モー
    タの駆動トルクを徐々に上昇させる一方、電磁ブレーキ
    の制動力を徐々に減少させる発進制御手段とを備えた搬
    送車の制御装置。
  9. 【請求項9】登坂路の勾配度を検出する勾配度検出手段
    を設け、上記勾配度検出手段で検出された勾配度が大き
    くなる程、上記発進制御手段は少なくとも上記駆動トル
    クの上昇率または制動力減少率を増大する請求項8記載
    の搬送車の制御装置。
  10. 【請求項10】上記搬送車の車載重量を検出する車載重
    量検出手段を設け、上記車載重量検出手段で検出された
    車載重量が重くなる程、上記発進制御手段は少なくとも
    上記駆動トルクの上昇率または制動力減少率を増大する
    請求項8記載の搬送車の制御装置。
JP9320357A 1997-11-05 1997-11-05 搬送車の制御装置 Pending JPH11143540A (ja)

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